JP5268024B2 - 玉突き事故防止装置、及び車体制御方法 - Google Patents
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Description
また、上記特許文献2に示す衝突衝撃低減装置は、後方超音波センサを用いて後方からの衝突判断を行い、後突の可能性がある場合に速度制御を行って後続車との相対速度を低減することにより衝撃を低減するための装置であり、玉突き事故防止に関するものではない。
図1は、本実施の形態1に係る玉突き事故防止装置を備えた車両100の玉突き事故発生状況時の説明図である。
そして、本発明に係る玉突き事故防止装置を備える車両100は、前方ミリ波レーダで前方領域100a、及び後方ミリ波レーダで後方領域100bの障害物検知をしている。
以下各処理部の説明を行う。
また、衝突判断ECU204は、前方ミリ波レーダ202(又は超音波センサ)を用いて前方の衝突物の距離・相対速度を検出し、車速センサ207からの速度信号に基づき玉突き防止のためブレーキをかけるかどうかを判断する。
この際、衝突判断ECU204は、検出したブレーキ油圧が玉突き事故の発生防止のために十分であるβMPa未満の場合には(ステップS308でYES)、ブレーキ油圧をさらにβMPa以上となるように自動的に加圧するようブレーキECU205に制御信号を送信する(ステップS309)。ここでβは、例えば10MPa等、玉突き事故発生時に車体の前進を停止させるのに十分な規定値となる。
なお、後突の可能性がない場合(ステップS302でNO)、車速がαkm/h以上である場合(ステップS304でNO)や前方障害物がない場合(ステップS306でNO)には、再度ステップS301以下の処理を繰り返すこととなる。
従って、本実施の形態1に係る玉突き事故防止装置201は、前方障害物との衝突をできる限り低減して玉突き事故の被害を軽減できる。
以下、本発明に係る玉突き事故防止装置の第二の実施の形態に関して図面を参照しながら説明を行う。
次に、後方車両と後突の可能性があると判断する場合(ステップS502でYES)、衝突判断ECU204は、車速センサ207からの車速信号の入力を受けたブレーキECU205から車速情報を取得する(ステップS503)。
100a 前方領域
100b 後方領域
101 前方車両
102 後続車
201,400 玉突き事故防止装置
202 前方ミリ波レーダ
203 後方ミリ波レーダ
204 衝突判断ECU
205 ブレーキECU
206 ブレーキアクチュエータ
207 車速センサ
401 ナビ/ETC情報取得部
402 エンジンECU
Claims (4)
- 車両の玉突き事故を防止する玉突き事故防止装置であって、
自車前方の障害物を検出する前方障害物検出手段と、
自車後方から接近する車両を検出する後方障害物検出手段と、
ナビ情報又はETC情報の少なくとも一方から自車の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
自車のエンジン制御を行うエンジン制御手段と、
自車のブレーキ油圧を制御するブレーキ制御手段と、
前記後方障害物検出手段における検出情報を用いて後突の可能性を判断すると共に、後突の可能性があると判断する場合には、さらに前記前方障害物検出手段における検出情報を用いて前方障害物の有無を判断し、前方障害物がある場合に前記ブレーキ制御手段にブレーキ制御信号を送信する衝突判断手段とを備え、
前記衝突判断手段は、前記後方障害物検出手段における検出情報を用いて後突の可能性があると判断する場合には、前記前方障害物検出手段における検出情報を用いて前方障害物までの距離を算出し、前記位置情報取得手段における位置情報を用いて、自車が高速道路上の走行中か否かを検出し、高速道路走行中である場合には、前記前方障害物検出手段で検出された前方障害物までの距離以下となる前方スペースに自車を前進させるため前記エンジン制御手段に前進指令信号を送信し、
前記エンジン制御手段は、前記前進指令信号を受信した場合には、エンジンを制御して、前記前方障害物検出手段において検出された前方障害物までの距離以下となる前方スペースに自車を前進させ、
前記ブレーキ制御手段は、前記前方スペースに自車が前進した場合には、前記ブレーキ制御信号に基づいて前記ブレーキ油圧を検出して、当該ブレーキ油圧が玉突き事故の発生防止のために十分である所定の閾値以下の場合に、ブレーキ油圧が当該閾値以上になるよう加圧制御を行う
ことを特徴とする玉突き事故防止装置。 - 前記玉突き事故防止装置は、さらに、
自車の速度を検出する速度検出手段を備え、
前記衝突判断手段は、前記後方障害物検出手段における検出情報を用いて後突の可能性があると判断する場合には、さらに前記速度検出手段からの速度情報を取得し、当該速度が渋滞状態に対応する閾値以下の場合に、前記前方障害物検出手段における検出情報を用いて前方の障害物の有無を判断し、前方障害物がある場合に前記ブレーキ制御手段にブレーキ制御信号を送信し、
前記ブレーキ制御手段は、前記ブレーキ制御信号を受信した場合には、前記ブレーキ油圧を検出して、当該ブレーキ油圧が前記所定の閾値以下の場合に、ブレーキ油圧が当該閾値以上になるよう加圧制御を行う
ことを特徴とする請求項1記載の玉突き事故防止装置。 - 前記衝突判断手段は、前記高速道路走行中と判断される場合において、さらにシフトポジションがドライブレンジであるか否かを判断し、ドライブレンジである場合に、前記エンジン制御手段に前進指令信号を送信する
ことを特徴とする請求項1記載の玉突き事故防止装置。 - 車両の玉突き事故を防止する車体制御方法であって、
自車前方の障害物を検出する前方障害物検出ステップと、
自車後方から接近する車両を検出する後方障害物検出ステップと、
ナビ情報又はETC情報の少なくとも一方から自車の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
前記後方障害物検出ステップにおける検出情報を用いて後突の可能性があるか否か判断し、後突の可能性があると判断する場合には、前記前方障害物検出ステップにおける検出情報を用いて前方障害物までの距離を算出し、前記位置情報取得ステップにおける位置情報を用いて、自車が高速道路上の走行中か否かを検出し、高速道路走行中である場合には、前記前方障害物検出ステップで検出された前方障害物までの距離以下となる前方スペースに自車を前進させるためエンジン制御手段に前進指令信号を送信する衝突判断ステップと、
前記エンジン制御手段が前記前進指令信号を受信した場合に、エンジンを制御して、前記前方障害物検出ステップにおいて検出された前方障害物までの距離以下となる前方スペースに自車を前進させるエンジン制御ステップと、
前記前方スペースに自車が前進した場合に、ブレーキ油圧を検出して、当該ブレーキ油圧が玉突き事故の発生防止のために十分である所定の閾値以下の場合に、ブレーキ油圧が当該閾値以上になるよう加圧制御を行うブレーキ制御ステップとを含む、
車体制御方法。
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