JP5266590B2 - 計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム - Google Patents

計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5266590B2
JP5266590B2 JP2009217437A JP2009217437A JP5266590B2 JP 5266590 B2 JP5266590 B2 JP 5266590B2 JP 2009217437 A JP2009217437 A JP 2009217437A JP 2009217437 A JP2009217437 A JP 2009217437A JP 5266590 B2 JP5266590 B2 JP 5266590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pci
pci device
management server
switch
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009217437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011065551A (ja
Inventor
真吾 片野
峻彦 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009217437A priority Critical patent/JP5266590B2/ja
Priority to PCT/JP2010/054157 priority patent/WO2011033799A1/ja
Priority to US13/384,947 priority patent/US9292461B2/en
Publication of JP2011065551A publication Critical patent/JP2011065551A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5266590B2 publication Critical patent/JP5266590B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4022Coupling between buses using switching circuits, e.g. switching matrix, connection or expansion network
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2213/00Indexing scheme relating to interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F2213/0026PCI express

Description

本発明は、複数の計算機と複数のPCIデバイスをPCIスイッチで接続した計算機システムに関し、特にPCIスイッチの管理に関する。
従来、PCIデバイスは計算機内のスロットに搭載されているため、PCIデバイスの搭載数は制限されており、複数の計算機のPCIデバイスを集中して管理する必要はなかった。しかし、近年ではI/OスイッチとしてPCI Express Switch(以降、PCIeSW)が実用化された事により、PCIeSWを採用した計算機システムでは、複数のサーバ(ブレード)をPCIeSWに接続し、このPCIeSWに多数のPCIデバイスを接続することで、各サーバが必要とするPCIデバイスを柔軟に割り当てることができる。そして、このようなPCIeSWと複数のサーバ(ブレード)を搭載した計算機システムのPCI(またはPCI Express)デバイスの搭載数は従来に比して数10倍に増加する場合もある。なお、PCIデバイスは、PCIまたはPCI Expressの規格に準拠したI/Oデバイスである。
計算機システムにおいては、各サーバが必要とするPCIデバイスを的確に割り当てるためには、PCIeSWに搭載された多数のPCIデバイスを管理し、PCIデバイスの情報や、サーバへの割り当て状態等を把握していなければならない。
I/Oスイッチを備えた計算機システムで、PCIデバイスの情報を取得する手法としては、新たにI/OデバイスがPCIeSWに接続された場合やI/Oデバイスの障害が原因で交換された場合などに管理サーバがI/Oスイッチの管理インターフェースを介してI/Oデバイスの情報を取得する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2008−310489公報
上記従来技術において、管理サーバがPCIeSWの管理インターフェースから取得できるPCIデバイスの情報は、PCIバスプロトコルで規定された基本情報のみであり、管理者が管理を行うための情報としては不十分なため、管理者はより詳細な情報を手動で取得して管理しなければならない。その結果、設定作業時間が増大し、さらに設定ミスを発生するリスクが大幅に増加する、という問題があった。
すなわち、PCIバスプロトコルで規定されたPCIデバイスの基本情報には、ベンダIDやデバイスID、クラスコードなどが含まれており、PCIデバイスの種別などを判別することができる。一方、計算機システムの管理者は、複数のサーバで各種のOSを稼動させ、複数のPCIデバイスのうちから各OSに割り当てる必要がある。この割り当ての際に、OSの種類やバージョン(カーネルバージョンやサービスパック・バージョン)の違いによっては、割り当てようとするPCIデバイスのドライバがOS標準のドライバに含まれていない場合がある。この場合、管理者は、対象としているサーバのOSに対応したPCIデバイスのドライバを探したり、他のPCIデバイスのうち当該OSでサポートしているPCIデバイスを探す必要があった。あるいは、複数の仮想サーバをVMM(Virtual Machine Manager)やハイパバイザといった仮想化技術で提供する場合、PCIデバイスのファームウェアのリビジョンが古いものでは仮想化技術を適用できない場合がある。
管理者は、稼動させるOSの種類やバージョンの違いと、PCIデバイスの種類やバージョン、ファームウェアのリビジョンの違いに応じて、OSが確実に利用可能なPCIデバイスを割り当てる必要があるが、上記従来技術によるPCIデバイスの基本情報のみでは、対象としているOSの標準のドライバで動作するか否かを容易に判定することはできないという問題があった。また、仮想化技術を利用する場合では、PCIデバイスの基本情報のみでは、PCIデバイスのファームウェアのリビジョンなどが仮想化技術に対応しているか否かを管理者が容易に把握することができない、という問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、PCIeSWを管理するにあたり、PCIデバイスの詳細な情報(種別、性能等、管理を行うために必要な機能レベルの情報)を自動的に取得して、サーバに割り当てるPCIデバイスを管理者が容易に探索可能な計算機システムを提供することを目的とする。
本発明は、プロセッサとメモリとPCIインターフェースとを有する複数の計算機と、前記複数の計算機を前記PCIインターフェース経由で接続する1以上のPCIスイッチと、前記PCIスイッチに接続する複数のPCIデバイスと、前記PCIスイッチに接続された前記PCIデバイスを管理するPCIデバイステーブルと、グループ識別子に対応して前記PCIデバイスの詳細な情報を格納するPCIデバイスグループテーブルと、を有して、前記PCIデバイスと前記計算機の割り当てを制御する管理サーバと、を備えて前記計算機とPCIデバイスとの割り当てを管理する計算機システムの管理方法において、前記PCIスイッチが、前記PCIデバイスの追加または変更、あるいは当該PCIスイッチの追加を前記管理サーバへ通知するステップと、前記管理サーバが、前記通知を受信して前記PCIスイッチに対して前記PCIデバイスの基本情報の取得を要求するステップと、前記PCIスイッチが前記基本情報の取得要求を受信して、前記PCIデバイスの基本情報を取得し、前記管理サーバに前記基本情報を通知するステップと、前記管理サーバが、前記基本情報を受信して前記PCIデバイスの割り当て状態を占有または共有の何れか一方に決定し、前記決定した割り当て状態で前記PCIデバイスを管理サーバに割り当てるように前記PCIスイッチに要求するステップと、前記PCIスイッチが前記管理サーバからの割り当て要求を受信し、前記管理サーバが決定した割り当て状態で、前記PCIデバイスと管理サーバを接続するステップと、前記管理サーバが、前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得するステップと、前記管理サーバが、前記取得したPCIデバイスの詳細な情報を前記PCIデバイステーブルに格納するステップと、前記管理サーバは、前記PCIデバイスの詳細な情報を取得した後に、当該PCIデバイスと管理サーバの接続を解除する要求を前記PCIスイッチに指令するステップと、前記PCIスイッチは、前記管理サーバから受信した接続解除の指令に基づいて前記PCIデバイスと管理サーバの接続を解除するステップと、前記PCIデバイスの情報が前記PCIデバイステーブルに追加された場合に、前記管理サーバが、前記PCIデバイステーブルの各項目とともにグループ識別子を前記PCIデバイスグループテーブルに格納するグルーピングステップと、前記管理サーバが、前記PCIデバイスグループテーブルの各項目を検索条件として表示装置に表示し、PCIデバイスを割り当てる計算機と、前記計算機に割り当てるPCIデバイスの検索条件とを受け付けるステップと、前記検索条件に適合するPCIデバイスを、前記PCIデバイステーブルから抽出し、当該PCIデバイスを前記計算機に割り当てるステップと、を含む。
したがって、本発明は、PCIeスイッチを管理するに際に、PCIデバイスの新規追加や変更が生じる度に、PCIデバイスの詳細な情報(種別、性能等、管理を行うために必要な機能レベルの情報)を自動的に取得することが可能となって、サーバに割り当てるPCIデバイスを管理者が容易に探索可能な計算機システムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、計算機システムのブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、サーバ#0の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIeスイッチ#0の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIデバイステーブル217の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIスイッチテーブル216の一例を示し、PCIeスイッチ#0のテーブルに関する説明図である。 本発明の第1の実施形態を示し、サーバ管理テーブル215の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIデバイスグループテーブル218の一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIデバイス管理部200のPCIデバイス情報取得機能213の処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIデバイス120を一時的に管理サーバ101へ割り当てた状態を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIデバイス情報取得機能213の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、上記図11のステップ1101で行われるグルーピング機能214の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、PCIデバイス割り当て機能212の処理の概要を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態を示し、管理サーバ101のPCIデバイス割り当て機能212の処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、管理サーバ101のPCIデバイス割り当て機能212の処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、グループ割り当て画面1501の画面イメージである。 本発明の第2の実施形態を示し、管理サーバのソフトウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態を示し、管理サーバで行われるPCIデバイス情報取得機能の処理の一例を示すシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態を示し、管理サーバ101のPCIデバイス割り当て機能212の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態を示し、グループ抽出画面の画面イメージである。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1の実施形態による計算機システムのブロック図である。図1において計算機システムは、計算機である1以上のサーバ(ブレード)102−1、102−2と、I/OデバイスとしてのPCIデバイス120〜128とサーバ102−1、102−2の接続状態を変更可能な1以上のPCIeスイッチ(またはPCIスイッチ)103−1、103−2と、I/Oデバイスとして、1以上のPCIデバイス120〜128と、計算機システムのサーバ102−1、102−2及びPCIeスイッチ103−1、103−2の管理を行う管理サーバ101を主体に構成されている。
なお、図1においては、物理計算機としてのサーバ102−1、102−2が2つ、PCIeスイッチ103−1、103−2が2つの構成を示し、2つのサーバ102−1、102−2は、サーバ#0、サーバ#1として識別し、2つのPCIスイッチ1011、1012は、PCIeスイッチ#0、PCIeスイッチ#1として識別する。
管理サーバ101とサーバ#0、#1及びPCIeスイッチ#0、#1はネットワークインターフェース(NIC)を介してLANスイッチ104に接続される。管理サーバ101は、LANスイッチ104を介してサーバ#0、#1へPCIeスイッチ#0、#1に接続されたPCIデバイス120〜128を割り当てる。
また、サーバ#0、#1と管理サーバ101は、PCIeスイッチインターフェース304、204を備えており、PCIeスイッチインターフェースのポートをPCIeスイッチ#0、#1のポートにピアツーピアで接続して、PCIデバイス120〜128を利用する。
サーバ#0、#1は、各サーバの初期化や電源の投入、遮断などの稼動に関する制御を行うBMC(Baseboard Management Controller)120を備える。BMC120はLANスイッチ104を介して管理サーバ101に接続され、管理サーバ101はサーバ#0、#1の障害の検知や、電源の投入または遮断を行うことができる。
ここで、PCIeスイッチ#0、#1は、マルチルートI/O仮想化技術(Multi Root I/O Virtualization:MR−IOV)またはシングルルートI/O仮想化技術(Single Root I/O Virtualization :SR−IOV)に対応する。上記MR−I/OVまたはSR−IOVはPCI−Sigで標準化されたものを適用すればよい。また、サーバ#0、#1、管理サーバ101のPCIeスイッチインターフェース304、204、PCIeスイッチ#0、#1及びPCIデバイス120〜128は、上記PCI−SIGが策定したPCIexpressの規格に準拠したものである。
管理サーバ101は、後述するように、サーバ#0、#1とPCIeスイッチ#0、#1の接続状態と、PCIeスイッチ#0、#1とPCIデバイス120〜127の接続状態を管理するPCIデバイス管理部を備え、各サーバ#0、#1にPCIデバイス120〜127を割り当てる。管理サーバ101はLANスイッチ104を介してPCIeスイッチ#0、#1の管理テーブルを設定することで、サーバ#0、#1とPCIデバイス120〜127の接続状態を更新する。そして、管理サーバ101は、LANスイッチ104を介してPCIデバイス120〜127及びPCIeスイッチ#0、#1の状態をサーバ#0、#1に通知することができる。LANスイッチ104は、計算機システムの管理ネットワークとして機能する。なお、サーバ#0、#1が外部の計算機と通信を行うためのLANスイッチを別途設けても良い。
以下に、計算機システムの各部の詳細について説明する。
<サーバ>
図3は、サーバ#0(102−1)の構成を示すブロック図である。サーバ#0、#1は、同一の構成の計算機であるので、サーバ#0(102−1)についてのみ説明する。
サーバ#0は、1以上のCPU(プロセッサ)302と、メモリ301と、記憶媒体としてのローカルディスク303と、PCIeスイッチ#0、#1と接続するためのPCIeスイッチインターフェース304と、LANスイッチ104に接続するためのネットワークインターフェース305と、サーバ#0の稼動状態の監視と、電源の制御を行うBMC120と、を主体にして構成される。なお、図3の例では、PCIeスイッチインターフェース304は、2つのポート#0、#1(304−1、304−2)を備え、ポート#0をPCIeスイッチ#0のポート#0に接続し、ポート#1をPCIeスイッチ#1のポート#0に接続した例を示す。
メモリ301にはOS310がロードされてCPU302により実行される。
<PCIeスイッチ>
図4は、PCIeスイッチ#0(103−1)の構成を示すブロック図である。PCIeスイッチ#0、#1は、同一の構成のI/Oスイッチであるので、PCIeスイッチ#0(103−1)についてのみ説明する。
PCIeスイッチ#0は、ポート#0〜#7(30−1〜30−8)をピアツーピアで接続するクロスバスイッチ2006と、クロスバスイッチ2006を制御する制御プロセッサ2002と、メモリ2001と、LANスイッチ104に接続するネットワークインターフェース2003と、を主体に構成される。
本実施形態では、ポート#0〜7のうち、ポート#0〜3がサーバ#0、#1、管理サーバ101等の計算機に接続される上流ポートを構成し、ポート#4〜#7がPCIデバイスに接続される下流ポートを構成する。なお、下流ポート#4〜#7は、複数のPCIデバイスを収容可能なI/Oドロワ(図示省略)内のスロットに接続されても良い。
メモリ2001には、クロスバスイッチ2006を制御するソフトウェアとしてのクロスバスイッチ制御部2004がロードされ、制御プロセッサ2002により実行される。また、メモリ2001にはクロスバスイッチ制御部2004が利用するポート管理テーブル2005が格納される。ポート管理テーブル2005は、図示はしないが、上流ポートとしてのポート#0〜#3と、下流ポートとしてのポート#4〜#7の接続状態と、共有または占有の状態を管理する。
クロスバスイッチ制御部2004は、ネットワークインターフェース2003を介して管理サーバ101からの指令を受け付けて、上流ポートとしてのポート#0〜#3と、下流ポートとしてのポート#4〜#7の接続関係を決定し、ポート管理テーブル2005を更新する。クロスバスイッチ制御部2004は、管理サーバ101からの要求に応じてポート管理テーブル2005の内容を送信する。
また、クロスバスイッチ制御部2004は、ポート#0〜#7の接続状態が変化すると、管理サーバ101に変化が発生したことを通知する。接続状態の変化は、例えば、下流ポートに新たなPCIデバイスが接続されたり、既存のPCIデバイスが撤去された場合や、上流ポートに新たなサーバが接続されたり、既存のサーバが撤去された場合を示す。これらの状態が変化したときに、クロスバスイッチ制御部2004は、管理サーバ101に状態の変化の内容(例えば、ポートの識別子とサーバまたはPCIデバイスの識別子)を通知する。なお、クロスバスイッチ制御部2004は、PCIeスイッチ#0の下流ポートに新たなPCIeスイッチが接続されたり、既存のPCIeスイッチが撤去された場合も、PCIデバイスの変更と同様にして、管理サーバ101に接続状態の変化の内容を通知する。このように、PCIeスイッチ#0はポート#0〜#7の接続状態を監視して、接続状態に変化が生じたときには管理サーバ101に変化の内容を通知する。
<管理サーバ>
図2は、管理サーバ101の構成を示すブロック図である。管理サーバ101は、1以上のCPU(プロセッサ)202と、メモリ201と、記憶媒体としてのローカルディスク203と、PCIeスイッチ#0、#1と接続するためのPCIeスイッチインターフェース204と、LANスイッチ104に接続するためのネットワークインターフェース205と、マウスやキーボードで構成されて入力や操作を受け付ける入力装置230と、ディスプレイ等で構成されてユーザインタフェースを提供する表示装置220と、を主体にして構成される。なお、図1の例では、PCIeスイッチインターフェース204は、2つのポート#0、#1(204−1、204−2)を備え、ポート#0をPCIeスイッチ#0のポート#2に接続し、ポート#1をPCIeスイッチ#1のポート#2に接続した例を示す。
メモリ201には、OS210がロードされてCPU202により実行される。OS210上ではPCIデバイス管理部200が実行される。PCIデバイス管理部200はローカルディスク203に格納されたプログラムで構成され、CPU202がローカルディスク203からメモリ201にPCIデバイス管理部200をロードし、CPU202により実行される。
OS210は、PCIデバイス管理部200の実行を管理し、後述するように、PCIデバイスの詳細な情報を取得する際には、予め用意したデバイスドライバ211を読み込んで、デバイスドライバ211を介してPCIデバイスの詳細な情報を取得する。なお、デバイスドライバ211は、OS210に標準で搭載されるもの以外についてはローカルディスク203に格納しておき、適宜読み出すことができる。
PCIデバイス管理部200は、PCIeスイッチ#0、#1の設定の変更と、サーバ#0、#1へのPCIデバイス120〜127の割り当てを管理する。このため、PCIデバイス管理部200は、後述する各テーブルの情報に基づいてPCIデバイス120〜127とサーバ#0、#1の割り当て状態を管理するPCIデバイス割り当て機能212と、PCIデバイス120〜127の詳細な情報を取得してPCIデバイステーブル217とPCIデバイスグループテーブル218を更新するPCIデバイス情報取得機能213と、PCIデバイスグループテーブル218の情報から管理サーバ101を利用する管理者にPCIデバイス120〜127を種別毎等に提供するグルーピング機能214を備える。
上記PCIデバイス管理部200の各機能部については後述する。
次に、PCIデバイス管理部200が利用する各テーブルの詳細について以下に説明する。各テーブルはメモリ201に格納され、PCIデバイス管理部200の各機能部によって設定され、更新される。
図7は、サーバ管理テーブル215の一例を示す説明図である。サーバ管理テーブル215は、PCIデバイス割り当て機能212がサーバ#0、#1(以下、サーバ#0、#1の総称を単にサーバとする)とPCIeスイッチ#0、#1(以下、PCIeスイッチ#0、#1の総称を単にPCIeスイッチとする)から取得した情報と、管理サーバ101を利用する管理者が設定した情報に基づいて設定される。また、管理サーバ101の管理者がサーバ管理テーブル215を設定するようにしても良い。
サーバ管理テーブル215は、サーバの識別子を格納するサーバID611と、サーバのPCIeスイッチインターフェース304のポート304−1または304−2の識別子を格納するPCIeポート番号612と、サーバのポートに接続されたPCIeスイッチ#0、#1の識別子を格納する接続PCIスイッチID613と、サーバのポートが接続されているPCIeスイッチのポートの識別子を格納する接続PCIスイッチポート番号614と、PCIeスイッチの下流ポートに接続されたPCIデバイス120〜127(以下、PCIデバイス120〜127の総称を単にPCIデバイスとする)に割り当てられるグループの識別子(グループID)を格納する適用グループID615からひとつのエントリが構成される。なお、各識別子は、図1において「#」を付した符号を識別子とし、例えば、サーバ102−1は、サーバ#0であるので、識別子は「0」とする。
適用グループID615は、後述するように、管理者がサーバに割り当てたいPCIデバイスのグループIDを指定したものである。PCIデバイスのグループIDは、PCIデバイスの種類や性能、ベンダ、適合するドライバなどの違いに応じて後述するように指定されたものである。
サーバID611やPCIeポート番号612、接続PCIスイッチID613、接続PCIスイッチポート番号614は、サーバの起動時やリセットをかけた際に、PCIeスイッチインターフェース304が取得したPCIバスツリーの情報を、管理サーバ101のPCIデバイス割り当て機能212が読み込むことでサーバ管理テーブル215を更新することができる。
図6は、PCIスイッチテーブル216の一例を示し、PCIeスイッチ#0のテーブルに関する説明図である。PCIスイッチテーブル216は、PCIデバイス割り当て機能212がサーバにPCIデバイスを割り当てるとき等に更新される。また、管理サーバ101の管理者がPCIスイッチテーブル216を設定するようにしても良い。なお、図示はしないが、PCIeスイッチ#1についても同様のテーブルが構成される。
PCIスイッチテーブル216は、PCIeスイッチの識別子を格納するPCIeスイッチID511と、PCIeスイッチの下流ポートの識別子を格納するポート番号512と、当該ポート番号512に接続されたPCIデバイスの識別子を格納する搭載PCIデバイスID513と、当該下流ポートに接続されたPCIデバイスが共有または占有の何れであるかを示す割り当て状態514と、当該下流ポートに接続されたPCIデバイスを共有することができるか否かを示す共有可否516と、当該PCIデバイスの接続先の装置の情報を格納するトポロジ情報515と、からひとつのエントリが構成される。
PCIeスイッチID511と、ポート番号512と、搭載PCIデバイスIDは、PCIデバイス割り当て機能212がPCIeスイッチから取得する。割り当て状態514と共有可否516及びトポロジ情報515は、管理サーバ101を利用する管理者が設定することができる。割り当て状態514が「共有」の場合には、PCIデバイスが複数のサーバで共有されていることを示し、「占有」または「−」の場合はPCIデバイスがひとつのサーバに割り当てられていることを示す。共有可能516が「可」の場合には、搭載PCIデバイスIDでのPCIデバイスが複数のサーバで共有することが可能であることを示す。なお、共有が不能な場合には、ブランクまたは「否」が設定される。トポロジ情報515は、PCIデバイスにはどのような装置が接続されているかを管理者などによって設定することができる。例えば、PCIデバイスの種類がNICの場合、ネットワークのセグメントの情報等であり、HBA(Host Bus Adaptor)の場合では接続されているストレージ装置の識別子などが格納され、管理者が当該PCIデバイスを他のサーバに割り当てる際に参考となる情報が格納される。
図5は、PCIデバイステーブル217の一例を示す説明図である。PCIデバイステーブル217は、PCIデバイス情報取得機能213が後述する処理により各PCIデバイスから取得した情報を設定したものである。また、管理サーバ101の管理者が設定してもよい。
PCIデバイステーブル217は、PCIデバイスの識別子を格納するPCIデバイスID411と、PCIデバイスの種別を格納するカード種別412と、PCIデバイスのベンダ名を格納するベンダ413と、PCIデバイスの転送速度や対応規格などの性能情報を格納する性能414と、PCIデバイスが備えるポートの数を格納するポート数415と、PCIデバイスを動作させることが可能なデバイスドライバ211の情報を格納する適合ドライバ416と、PCIデバイスのファームウェアのバージョンを格納するファームウェアリビジョン417と、からひとつのエントリが構成される。
PCIデバイス情報取得機能213は、後述する処理により、PCIデバイスID411、カード種別412、ベンダ413、性能414、ポート数415、ファームウェアリビジョン417を取得してPCIデバイステーブル217を更新する。適合ドライバ416については、管理サーバ101を利用する管理者が設定することができる。適合ドライバ416の情報としては、OSに標準で添付されているデバイスドライバ211で当該PCIデバイスを認識可能なOSの種類やバージョン、カーネルバージョン、サービスパック・バージョン等を設定するのが望ましい。あるいは、デバイスドライバ211のバージョン情報をOSの種類毎に設定してもよい。
図8は、PCIデバイスグループテーブル218の一例を示す説明図である。PCIデバイスグループテーブル218は、後述するように、グルーピング機能214により作成されるものである。
PCIデバイスグループテーブル218は、グループIDを格納するグループID711と、PCIデバイスの種別を示すカード種別712と、PCIデバイスのベンダ名を格納するベンダ713と、PCIデバイスの性能情報を格納する性能714と、PCIデバイスに実装されたポート数715と、PCIデバイスを動作させるのに必要なデバイスドライバ211を備えたOSの種類やバージョンを格納する適合ドライバ716、PCIデバイスのファームウェアのバージョンを格納するファームウェアリビジョン717と、PCIデバイスに接続された装置の情報を格納するトポロジ情報718と、からひとつのエントリが構成される。
例えば、グループID=0の例では、PCIデバイスの種類がネットワークインターフェース(NIC)のものを検索することになり、グループID=Nの場合では、PCIデバイスの種類がネットワークインターフェースで、かつ、デバイスドライバ211がWin2k3sp2に標準で添付されているドライバを利用可能なものを検索する。
<PCIデバイス管理部の処理>
次に、PCIデバイス管理部200の各機能で行われる処理の一例について、以下に説明する。
<PCIデバイス情報取得機能>
図9は、PCIデバイス管理部200のPCIデバイス情報取得機能213の処理の一例を示すシーケンス図である。まず、ステップ811では、PCIeスイッチがPCIデバイスの追加または変更を検知して、LANスイッチ104を介して管理サーバ101に通知する。変更の検知は、クロスバスイッチ制御部2004が、クロスバスイッチ2006の下流ポート#4〜#7に接続されたPCIデバイスが、ポート管理テーブル2005と一致しないときに追加または変更を検知して、接続位置として下流ポートを特定する。そしてクロスバスイッチ制御部2004は管理サーバ101にPCIデバイスの変更が発生したことを通知する。また、クロスバスイッチ制御部2004は、ポート管理テーブル2005を更新する。この更新は、変更のあった下流ポートに接続されたPCIデバイスを更新する。
管理サーバ101は、ステップ801でPCIeスイッチからPCIデバイスの変更または追加の通知を受信し、PCIデバイスに変更が生じたことを検知する。なお、PCIeスイッチは、当該PCIeスイッチが新規に計算機システムへ追加されたときにもステップ811と同様の通知を発行する。
ステップ802では、管理サーバ101は、変更のあったPCIデバイスの基本情報と接続位置をPCIeスイッチに対して要求する。基本情報としては、PCIデバイスID(デバイス番号)、カード種別、ベンダ名などである。接続位置は、下流ポートの識別子である。
ステップ812では、PCIeスイッチのクロスバスイッチ制御部2004が、管理サーバ101の要求を受信して、クロスバスイッチ2006を介して変更が生じたPCIデバイスにアクセスし、基本情報を取得する。基本情報の取得はPCIバスプロトコルに基づいて取得する。そして、PCIeスイッチは、取得した基本情報を管理サーバ101に送信する。
ステップ803では、基本情報を受信した管理サーバ101が、PCIeスイッチに対して追加または変更が生じた下流ポートのPCIデバイスを、管理サーバ101に割り当てるように要求する。なお、管理サーバ101は、PCIデバイスID等からPCIスイッチテーブル216を参照して、変更が生じたPCIデバイスが新規(追加)または変更の何れであるかを判定し、新規または追加のPCIデバイスの場合には、当該PCIデバイスを占有で割り当てるように要求し、PCIデバイスの変更の場合には共有で割り当てるように要求しても良い。
ステップ813では、PCIeスイッチが管理サーバ101からの割り当て要求を受信し、割り当て対象のPCIデバイスを管理サーバ101に割り当てる。すなわち、PCIeスイッチは、ポート管理テーブル2005を更新してクロスバスイッチ2006の設定を変更し、下流ポートと上流ポートの接続関係を変更する。例えば、図1に示したPCIeスイッチ#0のポート#4に接続されたPCIデバイス120に変更があった場合、PCIeスイッチ#0は、ポート#4をポート#2(30−3)に接続し、図10で示すように管理サーバ101のポート#0とPCIデバイス120を通信する。図10は、PCIデバイス120を一時的に管理サーバ101へ割り当てた状態を示すブロック図である。このとき、PCIデバイス120が既に他のサーバに割り当てられている場合には、PCIeスイッチ#0は、ポート管理テーブル2005を更新してPCIデバイス120の割り当て状態を共有に変更する。そして、PCIeスイッチ#0は、ポート管理テーブル2005を更新する。なお、PCIデバイス120が共有で割り当てることができない場合には、管理サーバ101にエラーを通知することができる。
PCIデバイス120を管理サーバ101に割り当てたPCIスイッチは、割り当ての完了と、割り当ての内容を管理サーバ101に通知する。
次に、ステップ804では、管理サーバ101は割り当ての完了通知と、割り当て内容を受信し、PCIデバイスと接続されたので、ステップ803で受信した基本情報に基づいてデバイスドライバ211をロードする。このとき、管理サーバ101は、OS210に該当するデバイスドライバ211がない場合には、管理者にデバイスドライバ211を要求する。
そして、管理サーバ101は、割り当てられたPCIデバイスのデバイスドライバ211を介してPCIデバイスの詳細な情報を取得する。詳細な情報は、PCIデバイステーブル217に格納するための情報であり、例えば、性能情報(転送速度や対応する規格)、ポート数、ファームウェアリビジョンなどを取得する。なお、PCIデバイスに適合するデバイスドライバ211については、OS210が保持している複数のデバイスドライバの一覧を表示装置220に出力して管理者に選択させるようにしてもよい。また、当該PCIデバイスの接続先の情報を取得できる場合には、管理サーバ101は接続先の情報を読み込んでトポロジ情報としてメモリ201に記憶する。
次に、ステップ805では、上記ステップ804で取得したPCIデバイスの詳細な情報と、上記ステップ802で取得した基本情報からPCIデバイステーブル217を更新する。管理サーバ101は、基本情報からPCIデバイスID411、カード種別412、ベンダ413を設定し、詳細な情報から性能414、ポート数415、適合ドライバ416、ファームウェアリビジョン417を設定する。なお、追加や変更の生じたPCIデバイスと同一のPCIデバイスの情報がPCIデバイステーブル217に存在する場合には、新たなエントリーを生成せず、また、更新も行わない。
次に、ステップ806では、追加または変更が生じたPCIデバイスの詳細な情報の取得が完了したので、管理サーバ101はPCIeスイッチに対して、現在管理サーバ101が接続しているPCIデバイスの割り当てを解除する要求を送信する。
ステップ814では、PCIeスイッチは管理サーバ101の割り当て解除要求を受信し、管理サーバ101とPCIデバイスの接続を解除する。このため、PCIeスイッチはクロスバスイッチ2006を制御して管理サーバ101に接続された上流ポートと、接続対象のPCIデバイスが接続された下流ポートの通信経路を切断する。そして、管理サーバ101と接続していたPCIデバイスが共有の場合には、元の状態(例えば、占有)に戻す。そして、PCIeスイッチはポート管理テーブル2005を更新して、管理サーバ101と接続する以前の状態に戻して割り当ての変更(接続解除)を完了する。PCIeスイッチは、管理サーバ101とPCIデバイスの接続の解除が完了すると、完了の通知を管理サーバ101に送信する。こうして、PCIeスイッチは、PCIデバイスの接続状態を、管理サーバ101に接続する以前の状態に復帰する。
ステップ807では、管理サーバ101がPCIeスイッチから接続解除の完了通知を受信し、PCIデバイスグループテーブル218を必要に応じて更新し、処理を終了する。PCIデバイスグループテーブル218の更新は、上記ステップ805でPCIデバイステーブル217に新たなエントリを追加した場合は、新たなPCIデバイスがPCIeスイッチに接続されたので、この新たなPCIデバイスの基本情報と詳細情報を、後述するようにPCIデバイスグループテーブル218に加える。
以上の処理により、PCIeスイッチにPCIデバイスが加えられたり変更(PCIデバイス取り外しや、PCIeスイッチの追加または削除)が生じると、PCIeスイッチからの通知により管理サーバ101のPCIデバイス情報取得機能213が起動して、管理サーバ101と変更が生じたPCIデバイスを一時的に接続する。
管理サーバ101のOS210は、接続されたPCIデバイスのデバイスドライバ211を読み込んで、このデバイスドライバ211によってPCIデバイスの詳細な情報を取得することができ、取得した詳細な情報をPCIデバイステーブル217に設定する。PCIデバイステーブル217を更新すると、管理サーバ101とPCIデバイスの接続を解除して元の状態へ戻すことにより、変更の生じたPCIデバイスをサーバが利用することができる。
図11は、図9のステップ801〜807で行われるPCIデバイス情報取得機能213の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ1001では、PCIデバイス情報取得機能213がPCIeスイッチから変更があったことを示す通知を受信し、PCIデバイスまたはPCIeスイッチの追加、削除などの変更が生じたことを検知する。
ステップ1002では、上記ステップ802、812で示したように、管理サーバ101は通知を受けたPCIデバイスの基本情報と接続位置をPCIeスイッチに要求し、PCIeスイッチから基本情報(PCIデバイスID)と接続位置を取得する。
ステップ1003では、PCIデバイス情報取得機能213がPCIeスイッチから取得したPCIデバイスについてPCIデバイステーブル217等に登録または更新する必要があるか否かを判定する。この判定は、ステップ1002で取得したPCIデバイスについて詳細な情報を取得していなければステップ1004に進み、既に詳細な情報を取得していればステップ1011のPCIデバイスグループテーブル218の作成へ進む。なお、ステップ1001で検知した変更がPCIデバイスの削除(取り外し)である場合には、ステップ1006〜1008、100Aの処理を行わず、PCIデバイステーブル217とPCIスイッチテーブル216の更新のみを行えばよい。
ステップ1004では、PCIデバイス情報取得機能213がPCIデバイステーブル217とPCIスイッチテーブル216を参照し、ステップ1005に進んで、ステップ1002で取得したPCIデバイスID及び接続位置のPCIデバイスが、新たに加えられたPCIデバイスであるか否かを判定する。すなわち、PCIデバイス情報取得機能213は、PCIデバイステーブル217に上記取得したPCIデバイスIDが存在しなければ、新たに加えられたPCIデバイスと判定して、ステップ1006に進んで、当該PCIデバイスを管理サーバ101が占有するようPCIeスイッチに割り当てを要求する。
一方、上記取得したPCIデバイスIDがPCIスイッチテーブル216に存在し、接続位置(下流ポートの識別子)の変更の場合で、共有可否516が「可」であれば、ステップ1007へ進んで、当該PCIデバイスを管理サーバ101と他のサーバで共有するようPCIeスイッチに割り当てを要求する。なお、共有可否516が「可」でない場合には、表示装置220へエラーを通知するようにしても良い。
この要求により、上記図8のステップ813で述べたようにPCIeスイッチは、変更の生じたPCIデバイスの割り当て状態を変更し、管理サーバ101に占有または共有で割り当てる。
次に、ステップ100Bでは、上記図8のステップ804の処理を行い、管理サーバ101に接続されたPCIデバイスをOS210が認識し、OS210がデバイスドライバ211を検索する。PCIデバイス情報取得機能213は、OS210がPCIデバイスのデバイスドライバ211を読み込んだか否かを判定する。
OS210がPCIデバイスのデバイスドライバ211を読み込めなかった場合には、ステップ100Cへ進んでPCIデバイス情報取得機能213が、表示装置220へデバイスドライバを要求する通知を送信し、管理者が手動でデバイスドライバ211をインストールするように通知する。デバイスドライバ211がインストールされた後に、ステップ1008へ進む。
ステップ1008では、PCIデバイス情報取得機能213が、デバイスドライバ211を介して、PCIデバイスの詳細な情報を上記ステップ804で述べたように取得する。
ステップ1009では、PCIデバイス情報取得機能213が、ステップ1008で取得したPCIデバイスの詳細な情報をPCIデバイステーブル217に格納する。
ステップ100Aでは、PCIデバイス情報取得機能213が、詳細な情報の取得が完了したPCIデバイスの管理サーバ101との接続を遮断するため、PCIeスイッチに当該PCIデバイスの管理サーバ101への割り当てを解除する要求を送信する。
そして、ステップ1002の処理に戻って、追加または更新するPCIデバイスがなくなるまで上記ステップ1002〜100Aを繰り返す。
ステップ1002の処理で、変更が生じた全てのPCIデバイスについて詳細な情報の取得が完了すると、グルーピング機能214によるステップ1101の処理へ進む。
以上の処理によって、PCIeスイッチにPCIデバイスが追加または変更された場合には、この変更のあったPCIデバイスを一時的に管理サーバ101に割り当てる。そして、OS210が当該PCIデバイスのデバイスドライバ211を読み込んで、デバイスドライバ211を介してPCIデバイス情報取得機能213がPCIデバイスの詳細な情報を取得することができる。
<グルーピング機能機能>
図12は、上記図11のステップ1101で行われるグルーピング機能214の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップ1101では、グルーピング機能214がPCIデバイステーブル217を参照し、ステップ1102では、新たにエントリが追加されているか否かを判定する。新たにエントリが追加されている場合には、PCIデバイスの情報が追加されているのでステップ1103の処理へ進み、そうでなければステップ1104で終了する。
ステップ1103では、グルーピング機能214が新たなPCIデバイスの情報からPCIデバイスをサーバに割り当てるときの条件として、所定の項目を抽出して、PCIデバイスグループテーブル218に追加する。所定の項目としては、カード種別+ベンダ名の検索条件や、カード種別+性能の検索条件、あるいは、カード種別+適合ドライバなどをそれぞれPCIデバイステーブル217から取得し、PCIデバイスグループテーブル218にグループIDを付与して追加する。
<PCIデバイス割り当て機能>
図13は、PCIデバイス割り当て機能212の処理の概要を示すシーケンス図である。管理者などがサーバにPCIデバイスを割り当てる際に、管理サーバ101でPCIデバイス割り当て機能212の起動を指令することで開始される。
PCIデバイス割り当て機能212は、起動するとステップ1221で図16に示すような、グループ割り当て画面を表示装置220に出力し、管理者などが操作する入力装置230からの入力を受け付ける。
ステップ1211では、管理者などが入力装置230を操作して、表示装置220のグループ割り当て画面1501上で、PCIデバイスを割り当てるサーバの選択と、割り当てるPCIデバイスのグループ(検索条件)を指定する。
図16は、グループ割り当て画面1501の画面イメージである。グループ割り当て画面1501は、サーバ選択部1502とポート選択部103と、検索条件指定部1510と、PCIデバイスグループテーブル表示部1520から構成される。管理者などが入力装置230を操作して、サーバ選択部1502でPCIデバイスを割り当てるサーバを指定し、ポート選択部1503でPCIデバイスを割り当てるポートを指定する。検索条件指定部1510は、複数の検索条件にチェックボックス1511と項目選択部1512を備え、管理者などが入力装置230を操作して適宜選択することができる。PCIデバイスグループテーブル表示部1520は、チェックボックス1521を備え、図8に示したPCIデバイスグループテーブル218のエントリを検索条件として選択することができる。
図13のステップ1211で、管理者などがサーバ選択部1502でサーバを選択し、ポート選択部1503でポートを選択し、チェックボックス1521を指定すると、ステップ1222でPCIデバイス割り当て機能212は、入力を受け付けて選択されたサーバに対してチェックボックス1521で指定されたPCIデバイスのグループの適用を開始する。
ステップ1223では、PCIデバイス割り当て機能212が、選択されたチェックボックス1521のエントリに対応するPCIデバイスグループテーブル218からグループID711と検索条件を取得する。
ステップ1224では、PCIデバイス割り当て機能212が、サーバ管理テーブル215を参照し、サーバ選択部1502で指定されたサーバと、ポート選択部1503で指定されたポートからPCIデバイスを検索するPCIeスイッチの識別子を接続PCIスイッチID613から取得する。
ステップ1225では、上記ステップ1224で取得した接続PCIスイッチID613のPCIeスイッチのPCIデバイスから、上記ステップ1223で取得した検索条件に適合するPCIデバイスを、PCIデバイステーブル217及びPCIスイッチテーブル216から抽出する。
ステップ1226では、PCIデバイス割り当て機能212が上記ステップ1225で抽出したPCIデバイスを、指定されたサーバに割り当てるように、ステップ1224で取得した接続PCIスイッチID613のPCIeスイッチに割り当て要求を送信する。
ステップ1231では、PCIeスイッチが管理サーバ101からの割り当て要求を受信して、要求で指定された下流ポートのPCIデバイスを、上流ポートのサーバに接続するようクロスバスイッチ2006の接続を変更し、ポート管理テーブル2005を更新する。そして、PCIeスイッチは、割り当てが完了したことを管理サーバ101に通知する。
ステップ1227では、管理サーバ101のPCIデバイス割り当て機能212がPCIeスイッチからの割り当て完了通知を受信し、割り当てを行ったPCIデバイスのID、ポートの識別子、割り当て状態をPCIスイッチテーブル216に設定し、サーバ管理テーブル215に上記グループ割り当て画面1501で指定したチェックボックス1521に対応するPCIデバイスグループテーブル218のグループID711を設定する。そして、PCIデバイス割り当て機能212は、割り当てが完了したことを表示装置220に出力する。
以上の処理により、PCIデバイスの詳細な情報として、デバイスドライバ211に関する情報やファームウェアリビジョンを含めることで、PCIeスイッチでPCIデバイスをサーバ#0、#1に割り当てる際に、各サーバのOSの種類やバージョンに対応する多数のPCIデバイスの中から最適なPCIデバイスを容易に提供することができる。
これにより、PCIeスイッチに多数のPCIデバイスを接続している環境において、管理者は所望のPCIデバイスを、PCIデバイスグループテーブル218のグループID711を選択するだけでサーバに割り当てることが可能となる。
図14、図15は、管理サーバ101のPCIデバイス割り当て機能212の処理の詳細を示すフローチャートである。
図14のステップ1301では、PCIデバイス割り当て機能212がPCIデバイスグループテーブル218を参照し、ステップ1302で図16に示したグループ割り当て画面1501を表示装置220に出力する。そして、管理者などの入力装置230の操作を受け付けて指定されたサーバ、ポート、検索条件を取得する。
次に、ステップ1303では、図16のグループ割り当て画面1501の「OK」ボタンまたは「キャンセル」ボタンがクリックされるのを待ち、「OK」ボタンがクリックされればステップ1304に進む。「キャンセル」ボタンがクリックされればそのまま終了する。
ステップ1304では、PCIデバイスの割り当て処理を実行し、ステップ1305では割り当てに利用したグループID711をサーバ管理テーブル215に設定して一連の処理を完了する。
図15は、上記図14のステップ1304で行われるPCIデバイス割り当て処理の詳細を示すフローチャートである。
ステップ1411では、PCIデバイス割り当て機能212が、上記ステップ1302で指定されたチェックボックス1521のエントリに対応するPCIデバイスグループテーブル218からグループID711と検索条件を取得する。
ステップ1412では、PCIデバイス割り当て機能212が、サーバ管理テーブル215を参照し、サーバ選択部1502で指定されたサーバと、ポート選択部1503で指定されたポートからPCIデバイスを検索するPCIeスイッチの識別子を接続PCIスイッチID613から検索する。
ステップ1413では、上記ステップ1412で取得した接続PCIスイッチID613のPCIeスイッチのPCIデバイスから、上記ステップ1411で取得した検索条件に適合するPCIデバイスを、PCIデバイステーブル217及びPCIスイッチテーブル216から検索する。
ステップ1414では、検索条件に一致したPCIデバイスのうち、未割り当てのPCIデバイスがあるか否かを判定する。未割り当てのPCIデバイスが存在する場合には、ステップ1415に進む。未割り当てのPCIデバイスが存在しない場合には、ステップ1416に進む。
ステップ1416では、ステップ1413の検索結果のPCIデバイスのうち、既に他のサーバに割り当て済みであるPCIデバイスについてPCIスイッチテーブル216を参照して、共有可否516が「可」のPCIデバイスの有無を判定する。共有可否516が「可」のPCIデバイスが存在する場合には、ステップ1417へ進んで、共有が可能なPCIデバイスで割り当て可能なPCIデバイスがあるか否かを判定する。割り当て可能なPCIデバイスが存在する場合には、ステップ1418へ進んで、当該PCIデバイスを共有で割り当てるよう設定する。一方、共有可能なPCIデバイスがない場合、または、割り当て可能なPCIデバイスがない場合には、ステップ1419に進んで、割り当て可能なPCIデバイスがないことを表示装置220に通知して処理を終了する。
ステップ1415では、PCIデバイス割り当て機能212が、ステップ1414またはステップ1415で抽出したPCIデバイスを、指定されたサーバに割り当てるように、接続PCIスイッチID613のPCIeスイッチに割り当て要求を送信する。
その後、ステップ141BでPCIeスイッチから割り当て完了の通知を受信してから、PCIスイッチテーブル216を更新する。
以上のように、本実施形態では、PCIeスイッチに新たなPCIデバイスが新たに追加された場合などでは、管理サーバ101とPCIデバイスを一時的に接続するようPCIeスイッチに指令して、管理サーバ101に新たなPCIデバイスを割り当てる。そして、管理サーバ101のOS210が接続されたPCIデバイスのデバイスドライバ211を読み込んで、PCIデバイス情報取得機能がPCIデバイスの詳細な情報を取得して、PCIデバイステーブル217とPCIデバイスグループテーブル218を更新しておく。そして、管理サーバ101と新たなPCIデバイスの接続を切断し、元の状態に戻しておく。
サーバにPCIデバイスを割り当てる際には、PCIデバイス割り当て機能212がグループ割り当て画面1501を提供し、予めPCIデバイスグループテーブル218に設定した検索条件を管理者に選択させることで、極めて容易にサーバが必要とするPCIデバイスを割り当てることができるのである。
<第2実施形態>
図17は、本発明の第2の実施形態を示し、管理サーバ101のソフトウェア構成を示すブロック図である。本実施形態では、前記第1実施形態の管理サーバ101で仮想化技術を用いて複数種のゲストOSを実行し、各種のゲストOSでPCIデバイスの詳細情報をそれぞれ取得するものである。その他の構成については、前記第1実施形態と同様である。
本実施形態では、計算機システムではサーバ#0、#1毎に異なる種類のOSを実行でき、同一のPCIデバイスであっても各OS毎に使用するデバイスドライバは異なる。このため、管理サーバ101では、計算機システムで実行予定のOSの種類を、ゲストOS2200、2300として実行しておき、各ゲストOS2200、2300上でPCIデバイス情報取得機能を実行し、各OSの種類毎にデバイスドライバの情報など詳細情報を取得する。そして、各ゲストOS2200、2300は、それぞれ取得したPCIデバイスの詳細情報を、ホストOS2100で実行するPCIデバイス管理部200のPCIデバイステーブル217に格納する。これにより、計算機システムで利用可能なOSの種類に応じたPCIデバイスの詳細情報を取得しておくことで、PCIデバイスの割り当てを効率よく行うことができる。
図17において、管理サーバ101では、図2に示したメモリ201上に仮想化ホストOS2100をロードしてCPU202が実行する。仮想化ホストOS2100上では、仮想化ゲストOS2200と、仮想化ゲストOS2300が実行される。仮想化ホストOS2100と、仮想化ゲストOS2200、仮想化ゲストOS2300は異なる種類のOSである。なお、仮想化技術としては、VMM(Virtual Machine Manager)やハイパーバイザを適宜使用することができる。
仮想化ホストOS2100では、前記第1実施形態と同様にPCIデバイス管理部200を実行し、PCIデバイスを一時的に管理サーバ101へ割り当てたときに、デバイスドライバ2110によりPCIデバイスの詳細情報を前記第1実施形態と同様に取得する。
仮想化ゲストOS2200、2300では、PCIデバイス情報取得機能2213、2313を実行し、PCIデバイスを一時的に管理サーバ101へ割り当てたときに、それぞれのOSの種類に応じたデバイスドライバ2210、2310によってPCIデバイスの詳細情報を前記第1実施形態と同様に取得する。そして、仮想化ゲストOS2200、2300上のPCIデバイス情報取得機能2213、2313は、取得したPCIデバイスの詳細情報をホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213に通知する。仮想化ホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213は、ゲストOS2200、2300から受け付けたPCIデバイスの詳細情報をPCIデバイステーブル217に格納する。
図18は、管理サーバ101で行われるPCIデバイス情報取得機能の処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ステップ1631では、PCIeスイッチが前記第1実施形態と同様にしてPCIデバイスの追加または変更を検知して、LANスイッチ104を介して管理サーバ101に通知する。
管理サーバ101は、ステップ1621でPCIeスイッチからPCIデバイスの変更または追加の通知を受信し、PCIデバイスに変更が生じたことを検知する。
ステップ1622では、管理サーバ101は、変更のあったPCIデバイスの基本情報と接続位置をPCIeスイッチに対して要求する。基本情報としては、PCIデバイスID(デバイス番号)、カード種別、ベンダ名などである。接続位置は、下流ポートの識別子である。
ステップ1632では、PCIeスイッチのクロスバスイッチ制御部2004が、管理サーバ101の要求を受信して、クロスバスイッチ2006を介して変更が生じたPCIデバイスにアクセスし、基本情報を取得する。基本情報の取得はPCIバスプロトコルに基づいて取得する。そして、PCIeスイッチは、取得した基本情報を管理サーバ101に送信する。
ステップ1623では、基本情報を受信した管理サーバ101が、PCIeスイッチに対して追加または変更が生じた下流ポートのPCIデバイスを、管理サーバ101に割り当てるように要求する。
ステップ1633では、PCIeスイッチが管理サーバ101からの割り当て要求を受信し、割り当て対象のPCIデバイスを管理サーバ101に割り当てる。PCIデバイス120を管理サーバ101に割り当てたPCIeスイッチは、割り当ての完了と、割り当ての内容を管理サーバ101に通知する。
次に、ステップ1624では、管理サーバ101はPCIデバイスの割り当ての完了通知と、ステップ1623で受信した基本情報に基づいて仮想化ホストOS2100のデバイスドライバ211をロードする。このとき、管理サーバ101は、OS2100に該当するデバイスドライバ2110がない場合には、前記第1実施形態と同様にして管理者にデバイスドライバ211を要求する。
次に、ステップ1625では、ホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213が、ゲストOS2200、2300上のPCIデバイス情報取得機能2213、2313に対して、管理サーバ101に割り当てられたPCIデバイスの詳細情報の取得を指令する。
ステップ1611では、ホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213から指令を受けたゲストOS2200、2300は、それぞれのデバイスドライバ2210、2310をロードして、PCIデバイス情報取得機能2213、2313が、それぞれPCIデバイスの詳細情報を取得する。
ゲストOS2200、2300上のPCIデバイス情報取得機能2213、2313は、PCIデバイスの詳細情報を取得した後に、ホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213に取得した詳細情報を通知する。
ステップ1626では、ホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213が、ゲストOS2200、2300のPCIデバイス情報取得機能2213、2313からそれぞれPCIデバイスの詳細情報を受信する。
ステップ1627では、ホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213が、自OS2100のデバイスドライバ2110を介して取得したPCIデバイスの詳細情報と、ゲストOS2200、2300のPCIデバイス情報取得機能2213、2313からそれぞれ取得した詳細情報をPCIデバイステーブル217に格納する。
次に、ステップ1628では、追加または変更が生じたPCIデバイスの詳細な情報の取得が完了したので、管理サーバ101はPCIeスイッチに対して、現在管理サーバ101が接続しているPCIデバイスの割り当てを解除する要求を送信する。
ステップ1634では、PCIeスイッチは管理サーバ101の割り当て解除要求を受信し、管理サーバ101とPCIデバイスの接続を前記第1実施形態と同様にして解除する。PCIeスイッチは、管理サーバ101とPCIデバイスの接続の解除が完了すると、完了の通知を管理サーバ101に送信する。
ステップ1629では、管理サーバ101がPCIeスイッチから接続解除の完了通知を受信し、PCIデバイスグループテーブル218を前記第1実施形態と同様に更新して、一連の処理を終了する。
以上の処理により、PCIeスイッチにPCIデバイスが加えられたり変更(PCIデバイス取り外しや、PCIeスイッチの追加または削除)が生じると、PCIeスイッチからの通知により管理サーバ101のPCIデバイス情報取得機能213が起動して、管理サーバ101と変更が生じたPCIデバイスを一時的に接続する。
管理サーバ101では、ホストOS2100上のPCIデバイス情報取得機能213と、ゲストOS2200、2300のPCIデバイス情報取得機能2213、2313がそれぞれPCIデバイスの詳細情報を取得することで、OSの種類に応じた詳細情報を取得することができる。
<第3実施形態>
図19は、本願発明の第3の実施形態を示し、管理サーバ101のPCIデバイス割り当て機能212の処理の一例を示すフローチャートである。
本第3実施形態では、既存のサーバが利用中のPCIデバイスの構成を取得し、これと同じ条件でPCIデバイスのグループを作成するようにしたもので、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
図19において、ステップ1801では、図20に示すユーザインターフェース(グループ抽出画面1901)を表示装置220に出力し、管理サーバ101を操作する管理者などから、PCIデバイスの抽出元のサーバ1910と、抽出したPCIデバイスの条件を適用する適用先サーバ1911を受け付ける。そして、PCIデバイス割り当て機能212は、サーバ管理テーブル215を参照して、抽出元サーバ1910に接続されたPCIデバイスの情報(適用グループID等)を取得する。
ステップ1802では、PCIデバイス割り当て機能212がPCIデバイスグループテーブル218を参照し、ステップ1801で取得したPCIデバイスの適用グループIDに対応する検索条件を取得する。
ステップ1803では、ステップ1801で受け付けた抽出元サーバ1910と抽出先サーバ1911を表示する。そして、抽出元サーバ1910と同一の適用グループID711で抽出先サーバ1911に割り当て可能なPCIデバイスをPCIスイッチテーブル216から抽出する。このとき、抽出元サーバ1910のポート数が抽出先サーバ1911のポート数を超えない範囲で、PCIデバイスを抽出する。
ステップ1804では、ステップ1803の検索結果を図20の適用グループ1920に表示する。図20は、グループ抽出画面の画面イメージを示す。
次に、ステップ1805では、図20のグループ抽出画面1901の「OK」ボタンまたは「キャンセル」ボタンがクリックされるのを待ち、「OK」ボタンがクリックされればステップ1806に進む。「キャンセル」ボタンがクリックされればそのまま終了する。
ステップ1806では、図20のPCIデバイスのグループのうち選択されたPCIデバイスの割り当て条件(適用グループID711)でサーバ管理テーブル215の適用先サーバ1911のエントリを更新する。
ステップ1807では、図20のPCIデバイスのグループで選択されたグループを適用先サーバ1911に割り当てる処理を実行する。この処理は、前記第1実施形態との図15と同様である。
上記処理によって、既存のサーバで動作しているPCIデバイスと同一のグループ(PCIデバイスの構成)を、他のサーバにも適用することができる。
なお、上記各実施形態では、管理サーバ101でPCIスイッチ管理部200を実行した例を示したが、複数のサーバ#0、#1のうちのいずれかひとつでPCIスイッチ管理部200を実行してもよい。
以上のように、本発明はPCIeスイッチを備えた計算機システムに適用することができ、特にPCIデバイスの管理システム、管理方法、管理プログラムに適用することができる。
101 管理サーバ
102−1〜102−2 サーバ
103−1〜103−2 PCIeスイッチ
104 LANスイッチ
200 PCIデバイス管理部
210 OS
211 デバイスドライバ
212 PCIデバイス割り当て機能
213 PCIデバイス情報取得機能
214 グルーピング機能
215 サーバ管理テーブル
216 PCIスイッチテーブル
217 PCIデバイステーブル
218 PCIデバイスグループテーブル

Claims (15)

  1. プロセッサとメモリとPCIインターフェースとを有する複数の計算機と、
    前記複数の計算機を前記PCIインターフェース経由で接続する1以上のPCIスイッチと、
    前記PCIスイッチに接続する複数のPCIデバイスと、
    前記PCIスイッチに接続された前記PCIデバイスを管理するPCIデバイステーブルと、
    グループ識別子に対応して前記PCIデバイスの詳細な情報を格納するPCIデバイスグループテーブルと、
    を有して、
    前記PCIデバイスと前記計算機の割り当てを制御する管理サーバと、を備えて前記計算機とPCIデバイスとの割り当てを管理する計算機システムの管理方法において、
    前記PCIスイッチが、前記PCIデバイスの追加または変更、あるいは当該PCIスイッチの追加を前記管理サーバへ通知するステップと、
    前記管理サーバが、前記通知を受信して前記PCIスイッチに対して前記PCIデバイスの基本情報の取得を要求するステップと、
    前記PCIスイッチが前記基本情報の取得要求を受信して、前記PCIデバイスの基本情報を取得し、前記管理サーバに前記基本情報を通知するステップと、
    前記管理サーバが、前記基本情報を受信して前記PCIデバイスの割り当て状態を占有または共有の何れか一方に決定し、前記決定した割り当て状態で前記PCIデバイスを管理サーバに割り当てるように前記PCIスイッチに要求するステップと、
    前記PCIスイッチが前記管理サーバからの割り当て要求を受信し、前記管理サーバが決定した割り当て状態で、前記PCIデバイスと管理サーバを接続するステップと、
    前記管理サーバが、前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得するステップと、
    前記管理サーバが、前記取得したPCIデバイスの詳細な情報を前記PCIデバイステーブルに格納するステップと、
    前記管理サーバは、前記PCIデバイスの詳細な情報を取得した後に、当該PCIデバイスと管理サーバの接続を解除する要求を前記PCIスイッチに指令するステップと、
    前記PCIスイッチは、前記管理サーバから受信した接続解除の指令に基づいて前記PCIデバイスと管理サーバの接続を解除するステップと、
    前記PCIデバイスの情報が前記PCIデバイステーブルに追加された場合に、前記管理サーバが、前記PCIデバイステーブルの各項目とともにグループ識別子を前記PCIデバイスグループテーブルに格納するグルーピングステップと、
    前記管理サーバが、前記PCIデバイスグループテーブルの各項目を検索条件として表示装置に表示し、PCIデバイスを割り当てる計算機と、前記計算機に割り当てるPCIデバイスの検索条件とを受け付けるステップと、
    前記検索条件に適合するPCIデバイスを、前記PCIデバイステーブルから抽出し、当該PCIデバイスを前記計算機に割り当てるステップと、
    を含むことを特徴とする計算機システムの管理方法。
  2. 請求項1に記載の計算機システムの管理方法であって、
    前記PCIスイッチが、前記管理サーバから受信した接続解除の指令に基づいて前記PCIデバイスと管理サーバの接続を解除するステップは、
    前記PCIデバイスの占有または共有の状態を、前記管理サーバに接続する以前の状態に復帰させることを特徴とする計算機システムの管理方法。
  3. 請求項1に記載の計算機システムの管理方法であって、
    前記管理サーバは、仮想計算機を有し、
    前記管理サーバが、前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得するステップは、
    前記仮想計算機がドライバを読み込んで、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得することを特徴とする計算機システムの管理方法。
  4. 請求項3に記載の計算機システムの管理方法であって、
    前記管理サーバは、複数の仮想計算機を有し、前記仮想計算機毎に異なる種類のOSを実行し、
    前記管理サーバが、前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得するステップは、
    前記仮想計算機毎にそれぞれドライバを読み込んで、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報をそれぞれ取得することを特徴とする計算機システムの管理方法。
  5. 請求項1に記載の計算機システムの管理方法であって、
    前記管理サーバは、前記PCIスイッチと前記計算機の接続状態と、前記計算機に割り当てたPCIデバイスを管理する管理テーブルを有し、
    前記管理サーバが、前記PCIデバイスの構成を抽出する抽出元の計算機を受け付けるステップと、
    前記管理サーバが、前記抽出したPCIデバイスの構成を適用する適用先の計算機を受け付けるステップと、
    前記管理サーバが、管理テーブルと前記PCIデバイステーブルから前記抽出元の計算機に割り当てたPCIデバイスと同一の構成のPCIデバイスを抽出し、前記適用先の計算機に割り当てるよう前記PCIスイッチに指令するステップと、
    をさらに有することを特徴とする計算機システムの管理方法。
  6. プロセッサとメモリとPCIインターフェースとを有する複数の計算機と、
    前記複数の計算機を前記PCIインターフェースで接続する1以上のPCIスイッチと、
    前記PCIスイッチに接続する複数のPCIデバイスと、
    前記PCIスイッチに接続された前記PCIデバイスを管理するPCIデバイステーブルと、
    グループ識別子に対応して前記PCIデバイスの詳細な情報を格納するPCIデバイスグループテーブルと、
    を有して、
    前記PCIデバイスと前記計算機の割り当てを制御する管理サーバと、を備えた計算機システムにおいて、
    前記PCIスイッチは、
    前記PCIデバイスの追加または変更、あるいは当該PCIスイッチの追加を前記管理サーバへ通知し、前記管理サーバからの要求に基づいて前記PCIデバイスの基本情報を取得して前記管理サーバへ通知し、前記管理サーバからの割り当て要求に基づいて前記PCIデバイスを前記管理サーバまたは前記計算機に接続する制御部を有し、
    前記管理サーバは、
    前記PCIスイッチから前記PCIデバイスの追加または変更、あるいは当該PCIスイッチの追加を示す通知を受信したときに、前記PCIデバイスの詳細な情報を取得するPCIデバイス情報取得部と、前記計算機にPCIデバイスを割り当てるPCIデバイス割り当て部と、を有し、
    前記PCIデバイス情報取得部は、
    前記PCIスイッチから前記通知を受信したときに前記PCIデバイスの基本情報を前記PCIスイッチから取得し、当該基本情報に基づいて前記PCIデバイスの割り当て状態を占有または共有の何れか一方に決定し、前記決定した割り当て状態で前記PCIデバイスを管理サーバに割り当てるように前記PCIスイッチに要求し、前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得し、前記取得したPCIデバイスの詳細な情報を前記PCIデバイステーブルに格納し、前記PCIデバイスの詳細な情報を取得した後に、当該PCIデバイスと管理サーバの接続を解除する要求を前記PCIスイッチに指令し、
    前記PCIスイッチは、前記管理サーバから受信した接続解除の指令に基づいて前記PCIデバイスと管理サーバの接続を解除し、
    前記PCIデバイス割り当て部は、
    前記PCIデバイスグループテーブルの各項目を検索条件として表示装置に表示し、PCIデバイスを割り当てる計算機と、前記計算機に割り当てるPCIデバイスの検索条件とを受け付けて、前記検索条件に適合するPCIデバイスを、前記PCIデバイステーブルから抽出し、当該PCIデバイスを前記計算機に割り当てることを特徴とする計算機システム。
  7. 請求項6に記載の計算機システムであって、
    前記PCIスイッチは、前記管理サーバから受信した接続解除の指令に基づいて前記PCIデバイスと管理サーバの接続を解除する際に、前記PCIデバイスの占有または共有の状態を、前記管理サーバに接続する以前の状態に復帰させることを特徴とする計算機システム。
  8. 請求項6に記載の計算機システムであって、
    前記管理サーバは、前記PCIデバイス情報取得部を含む仮想計算機を有し、
    前記仮想計算機がドライバを読み込んで、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得することを特徴とする計算機システム。
  9. 請求項8に記載の計算機システムであって、
    前記管理サーバは、前記PCIデバイス情報取得部を含む複数の仮想計算機を有し、前記仮想計算機毎に異なる種類のOSを実行し、前記仮想計算機毎にドライバを読み込んで、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報をそれぞれ取得することを特徴とする計算機システム。
  10. 請求項9に記載の計算機システムであって、
    前記管理サーバは、前記PCIスイッチと前記計算機の接続状態と、前記計算機に割り当てたPCIデバイスを管理する管理テーブルを有し
    前記PCIデバイス割り当て部は、
    前記PCIデバイスの構成を抽出する抽出元の計算機を受け付け、前記抽出したPCIデバイスの構成を適用する適用先の計算機を受け付け、前記管理テーブルと前記PCIデバイステーブルから前記抽出元の計算機に割り当てたPCIデバイスと同一の構成のPCIデバイスを抽出し、前記適用先の計算機に割り当てるよう前記PCIスイッチに指令することを特徴とする計算機システム。
  11. プロセッサとメモリとPCIインターフェースとを有する複数の計算機と、前記複数の計算機を前記PCIインターフェース経由で接続する1以上のPCIスイッチと、前記PCIスイッチに接続する複数のPCIデバイスと、前記PCIスイッチに接続された前記PCIデバイスを管理するPCIデバイステーブルと、グループ識別子に対応して前記PCIデバイスの詳細な情報を格納するPCIデバイスグループテーブルと、を有して、前記PCIデバイスと前記計算機の割り当てを制御する管理サーバで実行されるプログラムであって、
    前記PCIスイッチから記PCIデバイスの追加または変更、あるいは当該PCIスイッチの追加を示す通知を受信したときに、前記PCIスイッチに対して前記PCIデバイステーブルの基本情報の取得を要求する手順と、
    前記PCIスイッチから前記PCIデバイスの基本情報を取得し、当該基本情報から前記PCIデバイスの割り当て状態を占有または共有の何れか一方に決定し、前記決定した割り当て状態で前記PCIデバイスを管理サーバに割り当てるように前記PCIスイッチに要求する手順と、
    前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得する手順と、
    前記取得したPCIデバイスの詳細な情報を前記PCIデバイステーブルに格納する手順と、
    前記PCIデバイスの詳細な情報を取得した後に、当該PCIデバイスと管理サーバの接続を解除する要求を前記PCIスイッチに指令し、前記PCIスイッチに管理サーバと前記PCIデバイスの接続を解除させる手順と、
    前記PCIデバイスの情報が前記PCIデバイステーブルに追加された場合に、前記PCIデバイステーブルの各項目とともにグループ識別子を前記PCIデバイスグループテーブルに格納する手順と、
    前記PCIデバイスグループテーブルの各項目を検索条件として表示装置に表示し、PCIデバイスを割り当てる計算機と、前記計算機に割り当てるPCIデバイスの検索条件とを受け付ける手順と、
    前記検索条件に適合するPCIデバイスを、前記PCIデバイステーブルから抽出し、当該PCIデバイスを前記計算機に割り当てる手順と、
    を前記管理サーバに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記PCIデバイスの詳細な情報を取得した後に、当該PCIデバイスと管理サーバの接続を解除する要求を前記PCIスイッチに指令し、前記PCIスイッチに管理サーバと前記PCIデバイスの接続を解除させる手順は、
    前記PCIデバイスの占有または共有の状態を、前記管理サーバに接続する以前の状態に復帰させることを特徴とするプログラム。
  13. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記管理サーバは、仮想計算機を有し、
    前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得する手順は、
    前記仮想計算機でドライバを読み込んで、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得することを特徴とするプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記管理サーバは、複数の仮想計算機を有し、前記仮想計算機毎に異なる種類のOSを実行し、
    前記PCIスイッチを介して接続したPCIデバイスのドライバを読み込み、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報を取得する手順は、
    前記仮想計算機でそれぞれドライバを読み込んで、当該ドライバを介して前記PCIデバイスの詳細な情報をそれぞれ取得することを特徴とするプログラム。
  15. 請求項11に記載のプログラムであって、
    前記管理サーバは、前記PCIスイッチと前記計算機の接続状態と、前記計算機に割り当てたPCIデバイスを管理する管理テーブルを有し、
    前記PCIデバイスの構成を抽出する抽出元の計算機を受け付ける手順と、
    前記抽出したPCIデバイスの構成を適用する適用先の計算機を受け付ける手順と、
    前記管理テーブルと前記PCIデバイステーブルから前記抽出元の計算機に割り当てたPCIデバイスと同一の構成のPCIデバイスを抽出し、前記適用先の計算機に割り当てるよう前記PCIスイッチに指令する手順と、
    をさらに含むことを特徴とするプログラム。
JP2009217437A 2009-09-18 2009-09-18 計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム Expired - Fee Related JP5266590B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009217437A JP5266590B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム
PCT/JP2010/054157 WO2011033799A1 (ja) 2009-09-18 2010-03-05 計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム
US13/384,947 US9292461B2 (en) 2009-09-18 2010-03-05 Management method of computer system, computer system, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009217437A JP5266590B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011065551A JP2011065551A (ja) 2011-03-31
JP5266590B2 true JP5266590B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=43758413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009217437A Expired - Fee Related JP5266590B2 (ja) 2009-09-18 2009-09-18 計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9292461B2 (ja)
JP (1) JP5266590B2 (ja)
WO (1) WO2011033799A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5385459B2 (ja) 2010-06-14 2014-01-08 株式会社日立製作所 管理システム及び計算機システムの管理方法
US8635430B2 (en) 2010-06-23 2014-01-21 International Business Machines Corporation Translation of input/output addresses to memory addresses
US9195623B2 (en) 2010-06-23 2015-11-24 International Business Machines Corporation Multiple address spaces per adapter with address translation
US9342352B2 (en) 2010-06-23 2016-05-17 International Business Machines Corporation Guest access to address spaces of adapter
US9213661B2 (en) 2010-06-23 2015-12-15 International Business Machines Corporation Enable/disable adapters of a computing environment
US8615645B2 (en) 2010-06-23 2013-12-24 International Business Machines Corporation Controlling the selectively setting of operational parameters for an adapter
JP5406988B2 (ja) * 2010-06-28 2014-02-05 株式会社日立製作所 管理システム及び計算機システムの管理方法
WO2012157038A1 (ja) * 2011-05-13 2012-11-22 株式会社日立製作所 接続経路管理方法、i/o仮想化装置及び接続経路管理プログラム
WO2013108409A1 (ja) * 2012-01-20 2013-07-25 株式会社日立製作所 計算機システム、それに使用されるPCIeスイッチ及びその制御方法
US9231892B2 (en) * 2012-07-09 2016-01-05 Vmware, Inc. Distributed virtual switch configuration and state management
JP6070718B2 (ja) * 2012-11-19 2017-02-01 富士通株式会社 情報処理装置、プログラムおよびログ出力方法
JP6036222B2 (ja) 2012-11-28 2016-11-30 セイコーエプソン株式会社 デバイス制御装置、ホスト装置およびホスト装置の制御方法
WO2014118767A1 (en) * 2013-02-03 2014-08-07 Sensogo Ltd. Classifying types of locomotion
GB2515053A (en) * 2013-06-12 2014-12-17 Acano Uk Ltd Collaboration Server
JP6269673B2 (ja) * 2013-07-23 2018-01-31 日本電気株式会社 情報処理装置、i/oシステム、及び、i/o制御方法
JP6244786B2 (ja) 2013-09-30 2017-12-13 富士通株式会社 情報処理装置、ストレージ制御装置、及びプログラム
WO2015068239A1 (ja) * 2013-11-07 2015-05-14 株式会社日立製作所 計算機システムおよびデータ制御方法
JP6354187B2 (ja) * 2014-02-07 2018-07-11 日本電気株式会社 資源管理装置、コンピュータ装置、情報処理システム、システム管理装置、資源管理方法、および、コンピュータ・プログラム
US9003090B1 (en) 2014-03-25 2015-04-07 DSSD, Inc. PCI express fabric routing for a fully-connected mesh topology
US9652421B2 (en) 2014-04-25 2017-05-16 Hitachi, Ltd. Computer system and coupling configuration control method
US9858100B2 (en) 2014-08-22 2018-01-02 Nicira, Inc. Method and system of provisioning logical networks on a host machine
CN104579772B (zh) * 2014-12-30 2018-12-14 华为技术有限公司 计算机设备与计算机设备的配置管理方法
CN104601684A (zh) * 2014-12-31 2015-05-06 曙光云计算技术有限公司 云服务器系统
JP6070732B2 (ja) * 2015-01-27 2017-02-01 日本電気株式会社 入出力制御装置、入出力制御システム、入出力制御方法、および、プログラム
CN105721357B (zh) * 2016-01-13 2019-09-03 华为技术有限公司 交换设备、外围部件互连高速系统及其初始化方法
WO2018051386A1 (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 株式会社日立製作所 ストレージシステム及びストレージシステムのシステム構築方法
JP6763543B2 (ja) * 2016-12-16 2020-09-30 日本電気株式会社 管理装置、管理システム、管理装置の制御方法及びプログラム
KR102034660B1 (ko) * 2017-07-31 2019-10-21 서울대학교산학협력단 이종 시스템의 가속기 제어 방법 및 이를 수행하기 위한 이종 시스템
US10735541B2 (en) 2018-11-30 2020-08-04 Vmware, Inc. Distributed inline proxy

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3460439B2 (ja) * 1996-04-04 2003-10-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及び画像形成システム
JP2000339268A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Nec Eng Ltd Scsiホストアダプタ
JP2002158732A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Toshiba Corp 通信装置の切り換え制御システム及び切り換え制御方法
US7058738B2 (en) 2004-04-28 2006-06-06 Microsoft Corporation Configurable PCI express switch which allows multiple CPUs to be connected to multiple I/O devices
JP2007094470A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Hitachi Ltd 情報処理装置のホットプラグ処理方法
US7836238B2 (en) * 2006-12-19 2010-11-16 International Business Machines Corporation Hot-plug/remove of a new component in a running PCIe fabric
JP4839484B2 (ja) 2007-04-06 2011-12-21 日本電気株式会社 バス接続デバイス、バス接続方法およびバス接続用プログラム
JP5080140B2 (ja) 2007-06-13 2012-11-21 株式会社日立製作所 I/oデバイス切り替え方法
JP5116497B2 (ja) * 2008-01-31 2013-01-09 株式会社日立製作所 情報処理システム、i/oスイッチ及びi/oパスの交替処理方法
JP2009187490A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Toshiba Corp プラグアンドプレイ機能対応自動機器およびプラグアンドプレイデバイス自動取外し方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20120179804A1 (en) 2012-07-12
WO2011033799A1 (ja) 2011-03-24
US9292461B2 (en) 2016-03-22
JP2011065551A (ja) 2011-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5266590B2 (ja) 計算機システムの管理方法、計算機システム及びプログラム
US8706850B2 (en) Computer system and configuration management method therefor
JP5305848B2 (ja) データ処理システム内で入出力(i/o)仮想化を管理するための方法およびデータ処理システムならびにコンピュータ・プログラム
US8359415B2 (en) Multi-root I/O virtualization using separate management facilities of multiple logical partitions
US20180189109A1 (en) Management system and management method for computer system
CN102722414B (zh) 用于多根i/o 虚拟化共享系统的i/o 资源管理方法
JP2010152704A (ja) 計算機システムの運用管理システム及び管理方法
US20130290541A1 (en) Resource management system and resource managing method
US9542249B2 (en) System redundancy verification method and computer system
JP5770284B2 (ja) I/oスイッチの制御方法、仮想計算機の制御方法及び計算機システム
JP2010003061A (ja) 計算機システム及びそのi/o構成変更方法
US20140108776A1 (en) Information processing apparatus, virtual machine management method, and virtual machine management program
JP2009075718A (ja) 仮想i/oパスの管理方法、情報処理システム及びプログラム
US20060167886A1 (en) System and method for transmitting data from a storage medium to a user-defined cluster of local and remote server blades
CN112698871A (zh) 在多cpu设备中使用option-rom的网络适配器配置
US8990443B2 (en) Computer system and management server
CN101779196A (zh) Pci设备的i/o空间请求抑制方法
JP6051233B2 (ja) 計算機システム、管理計算機及び管理方法
JP2011221634A (ja) 計算機システム、論理区画管理方法及び論理分割処理プログラム
JP5266347B2 (ja) 引継方法、計算機システム及び管理サーバ
JP6516875B2 (ja) 統合プラットフォーム、サーバ、及び、フェイルオーバ方法
JP5750169B2 (ja) 計算機システム、プログラム連携方法、及びプログラム
US20180067780A1 (en) Server storage system management system and management method
US20160248882A1 (en) Management system and method
US9778948B2 (en) Information processing apparatus, computer readable storage medium, and collecting method

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5266590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees