JP5750169B2 - 計算機システム、プログラム連携方法、及びプログラム - Google Patents

計算機システム、プログラム連携方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、計算機とストレージ装置とを管理する計算機システムに関し、特に、計算機を管理するプログラムとストレージ装置を管理するプログラムとの間で情報を連携する計算機システムに関する。
物理サーバ(計算機)、及び、物理サーバに記憶領域(LU(Logical Unit))を提供するストレージ装置と管理する管理計算機がある。
管理計算機上では、物理サーバを管理するサーバ管理ソフトと、ストレージ装置を管理するストレージ管理ソフトとが動作している。サーバ管理ソフトは、物理サーバに関する情報を保持しており、ストレージ管理ソフトは、ストレージ装置に関する情報を保持している。
物理サーバに新たに記憶領域を割り当てる処理は、ストレージ管理ソフトによって実行されるが、ストレージ管理ソフトは物理サーバに関する情報を保持していない。
なお、ストレージ管理ソフトに記憶領域の割当処理を実行させる場合に、管理者は、物理サーバのストレージ装置に接続された入出力インタフェースのアドレス(WWN又はMACアドレス)をストレージ管理ソフトに入力する必要がある。
このため、管理者は、物理サーバに関する情報(物理サーバのストレージ装置に接続された入出力インタフェースのアドレス)を把握する必要がある。
管理者にストレージ管理ソフトとサーバ管理ソフトとを操作できる権限があれば、サーバ管理ソフトを操作して物理サーバに関する情報を把握するが、管理者はサーバ管理ソフトの使用方法を熟知しなければならず、高度なスキルが要求される。
また、ストレージ管理ソフトの管理者とサーバ管理ソフトの管理者とが異なる場合、ストレージ管理ソフトの管理者は、サーバ管理ソフトの管理者と物理サーバに関する情報をメモによって連携しなければならず、誤設定の原因となる。
このように、サーバ管理ソフトとストレージ管理ソフトとで情報が連携できないため、管理効率が低下していた。
データセンタなどにおいては、ストレージ装置の数も物理サーバの数も増大するため、管理効率がさらに低下する。
ストレージ装置のポートと物理サーバのI/O(Input/Output)アダプタとの接続関係に基づいて、ストレージ装置のLUと物理サーバ上で稼働する仮想計算機とのパスを設定する管理計算機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−257274号公報
特許文献1に開示された管理計算機は、サーバ管理ソフトとストレージ管理ソフトとが動作することが前提でない。このため、サーバ管理ソフトとストレージ管理ソフトとの間で情報を連携させることについては開示されていない。よって、特許文献1に開示された管理計算機であっても、物理サーバにストレージ装置の記憶領域を割り当てる場合に管理効率が低下してしまう。
本発明の一つの目的は、物理サーバにストレージ装置の記憶領域を割り当てる場合に管理効率を向上させる計算機システムを提供することである。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、外部機器に接続可能な入出力インタフェースを有する計算機と、前記入出力インタフェースを介して接続された計算機に割当可能な記憶領域を有するストレージ装置と、前記計算機を管理する計算機管理部と、ストレージ装置を管理するストレージ管理部と、を有し、前記計算機と前記ストレージ装置との接続関係を管理するための接続管理情報を記憶する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、前記計算機管理部は、前記計算機システムに新たな計算機を追加する場合において、前記新たな計算機の識別子と、前記新たな計算機の入出力インタフェースの識別子と、を含む構成情報を取得する構成情報取得部と、前記構成情報取得部によって取得された構成情報及び前記接続管理情報に基づいて、前記新たな計算機に備わる入出力インタフェースのうち、前記ストレージ装置に接続されている入出力インタフェースを割当候補として出力し、前記出力された割当候補の中からユーザによる選択を受け付ける割当制御部と、前記新たな計算機の識別子と前記割当制御部が選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子とを前記ストレージ管理部に通知して、前記ストレージ管理部を呼び出すストレージ管理連携部と、を備え、前記ストレージ管理部は、前記ストレージ管理連携部によって呼び出された場合、前記通知された前記新たな計算機の識別子と前記入出力インタフェースの識別子とを記憶し、前記通知された入出力インタフェースの識別子によって特定される入出力インタフェースから当該入出力インタフェースに接続されたストレージ装置に備わる前記記憶領域へのアクセスを可能とすることによって、当該記憶領域を前記新たな計算機に割り当てることを特徴とする。
本発明の一態様よれば、物理サーバにストレージ装置の記憶領域を割り当てる場合に管理効率を向上させる計算機システムを提供できる。
本発明の第1実施形態の計算機システムの構成の説明図である。 本発明の第1実施形態のストレージ装置の説明図である。 本発明の第1実施形態の管理サーバのサーバ管理部及びストレージ管理部の説明図である。 本発明の第1実施形態のサーバ管理部とストレージ管理部との連携の説明図である。 本発明の第1実施形態の管理サーバのハードウェア構成図である。 本発明の第1実施形態の物理サーバのハードウェア構成図である。 本発明の第1実施形態のサーバ管理テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態のストレージ管理テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態の接続管理テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態のブートデバイス管理テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態のサーバ構成情報取得エージェント管理テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態のニックネーム管理テーブルの説明図である。 本発明の第1実施形態のサーバ管理処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態のサーバ情報取得処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態のサーバ構成情報取得エージェントによる処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態のディスク割当制御処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態のディスクプロトコル選択処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態のサーバ管理画面の説明図である。 本発明の第1実施形態のストレージ管理連携処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態のストレージ管理処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態のストレージ管理画面の説明図である。 本発明の第2実施形態のサーバ構成情報取得エージェントによる処理のフローチャートである。 本発明の第3実施形態の計算機システムの構成の説明図である。 本発明の第3実施形態のサーバ管理処理のフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略されている。
(第1実施形態)
以下において、本発明の第1実施形態を図1〜図21を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の計算機システムの構成の説明図である。
本実施形態の計算機システムは、管理サーバ100と、物理サーバ(計算機)140A及び140Bと、ストレージ装置150と、を備える。以下、物理サーバ140A及び140Bを総称して物理サーバ140という。
管理サーバ100は物理サーバ140及びストレージ装置150とネットワーク170を介して接続される。物理サーバ140とストレージ装置150とは、図示しないネットワーク(例えば、ファイバチャネル等)で接続される。
管理サーバ100は、物理サーバ140及びストレージ装置150を管理する計算機であり、物理サーバ140を管理するサーバ管理部(計算機管理部)110及びストレージ装置150を管理するストレージ管理部130を備える。
物理サーバ140は、自身に割り当てられているストレージ装置150の記憶領域である論理ボリューム(LU)154(図2参照)にアクセス可能であり、当該記憶領域にデータを読み書きする。また、物理サーバ140は、ネットワークインタフェース141(図3及び図4参照)を介してネットワーク170に接続される。
ストレージ装置150は、上述したように、物理サーバ140からのデータを記憶領域に書き込む。また、ストレージ装置150は、管理インタフェース(I/F)151を介してネットワーク170に接続される。
ここで、管理サーバ100の詳細について説明する。
上述したように、管理サーバ100は、サーバ管理部110及びストレージ管理部130を備える。
サーバ管理部110は、サーバ管理処理部111、サーバ情報取得部112、ディスク割当制御部113、ストレージ管理連携部114、サーバ構成情報取得エージェント115、ディスクプロトコル選択部116、サーバ管理テーブル121、ストレージ管理テーブル122、接続管理テーブル123、ブートデバイス管理テーブル124、及び、サーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125を備える。
サーバ管理処理部111は、管理者の要求に基づいて各種処理を実行する。本実施形態では、サーバ管理処理部111が実行する各種処理のうち、新たな物理サーバ140(以下、新規サーバという)を計算機システムに追加する場合の処理について詳細に説明する。サーバ管理処理部111による処理は、図13で詳細を説明する。
サーバ情報取得部112は、新規サーバの構成情報を当該新規サーバからネットワーク170を介して取得する。サーバ情報取得部112による処理は、図14で詳細を説明する。
ディスク割当制御部113は、物理サーバ140に備わるI/O(Input/Output)デバイスのうち、物理サーバ140をブートさせることができる機器が接続されたI/Oデバイスを出力し、物理サーバ140をブートさせるためのブートI/Oデバイスの指定を管理者から受け付ける。ディスク割当制御部113による処理は、図16で詳細を説明する。
サーバ構成情報取得エージェント115は、OSがインストールされていない新規サーバに送信され、新規サーバ上でOSのように機能し、当該新規サーバの構成情報を取得して、取得した構成情報を管理サーバ100に送信する。サーバ構成情報取得エージェント115による処理は、図15で詳細を説明する。
ディスクプロトコル選択部116は、物理サーバ140をブートさせることができるI/Oデバイスと、当該I/Oデバイスに接続された記憶装置との間の通信に用いられるプロトコルの種別を自動的に特定する。ディスクプロトコル選択部116による処理は、図17で詳細を説明する。
サーバ管理テーブル121は、サーバ管理部110が管理する物理サーバ140の構成情報を管理するためのテーブルである。サーバ管理テーブル121は、図7で詳細を説明する。
ストレージ管理テーブル122は、サーバ管理部110が管理する物理サーバに接続されるストレージ装置150に関する情報を管理するためのテーブルである。ストレージ管理テーブル122は、図8で詳細を説明する。
接続管理テーブル123は、物理サーバ140とストレージ装置150との接続関係を管理するためのテーブルである。接続管理テーブル123は、図9で詳細を説明する。
ブートデバイス管理テーブル124は、物理サーバ140に備わるI/Oデバイスが当該物理サーバ140をブートさせることができるか否かの情報を管理するためのテーブルである。ブートデバイス管理テーブル124は、図10で詳細を説明する。
サーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125は、各サーバ構成情報取得エージェントと、サーバ構成情報取得エージェントに対応するOSの種別と、サーバ構成情報取得エージェントの格納場所と、を管理するためのテーブルである。サーバ構成情報取得エージェント管理テーブルは、図11で詳細を説明する。
ストレージ管理部130は、サーバ管理部110から物理サーバ140に関する情報を記憶するニックネーム管理テーブル131を備える。ニックネーム管理テーブル131は、図12で詳細を説明する。
図2は、本発明の第1実施形態のストレージ装置150の説明図である。
ストレージ装置150は、管理I/F151、ストレージ制御装置152、及びディスク装置153を備える。
管理I/F151は、図1で説明したように、ネットワーク170に接続される。ストレージ装置150は、管理サーバ100等からの各種データを管理I/F151を介して受信し、管理サーバ100等へ各種データを管理I/F151を介して送信する。
ストレージ制御装置152は、ストレージ装置150の制御を司る。ディスク装置153には、n個の論理ボリューム(LU0〜LUn)154A〜154n(以下、総称して論理ボリューム154という)が生成される。論理ボリューム154は物理サーバ140に割り当てられると、物理サーバ140は、割り当てられた論理ボリューム154に対して、各種データの読み書きが可能となる。
なお、論理ボリューム154はディスク装置153上に少なくとも一つ生成されていればよい。
図3は、本発明の第1実施形態の管理サーバ100のサーバ管理部110及びストレージ管理部130の説明図である。
サーバ管理部110は、物理サーバ140を管理し、ストレージ管理部130は、ストレージ装置150を管理する。
サーバ管理部110は、ネットワーク170を介して、物理サーバ140に備わるネットワークI/F(インタフェース)141に接続される。サーバ管理部110は、物理サーバ140に各種データをネットワーク170を介して送信し、物理サーバ140から各種データをネットワーク170を介して受信する。
ストレージ管理部130は、ネットワーク170を介して、ストレージ装置150に備わる管理I/F151に接続される。ストレージ管理部130は、ストレージ装置150に各種データをネットワーク170を介して送信し、ストレージ装置150から各種データをネットワーク170を介して受信する。
このように、サーバ管理部110とストレージ管理部130とは同一の計算機の筐体内で実行されるものであるが、サーバ管理部110の管理対象とストレージ管理部130の管理対象とは異なるものである。
なお、サーバ管理部110を実行する計算機とストレージ管理部130を実行する計算機とが異なるものであってもよい。
図4は、本発明の第1実施形態のサーバ管理部110とストレージ管理部130との連携の説明図である。
図4では、物理サーバ140が新たに追加される場合のサーバ管理部110とストレージ管理部130との連携について説明する。
ここで、物理サーバ140が新たに追加される場合との概念は、OSが未だインストールされていない物理サーバ140がネットワーク170に追加される場合、及び、ネットワーク170に接続されていた物理サーバ140を他の用途で使用するために、OSを入れ替える場合を含む。
新たに追加される物理サーバ140は、外部機器と接続可能な入出力インタフェースであるHBA(Host Bus Adaptor)142を介してストレージ装置150に接続される。
サーバ管理部110は、新たに物理サーバ140が追加される場合、当該新たに追加される物理サーバ140から構成情報を取得する。サーバ管理部110が取得する構成情報は、新たに追加される物理サーバ140の識別子、及び、新たに追加される物理サーバ140に備わる入出力インタフェースの識別子を含む。
そして、サーバ管理部110は、取得した構成情報に基づいて、ストレージ装置150に備わるディスク装置153に接続された入出力インタフェースを記憶領域の割当候補として出力する。そして、サーバ管理部110は、管理者から記憶領域を割り当てる入出力インタフェースの選択を受け付けると、新たな物理サーバ140の識別子、及び、選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子を含むディスク生成要求をストレージ管理部130に渡す。
ストレージ管理部130は、ディスク生成要求を受け付けると、当該ディスク生成要求に含まれる新たに追加される物理サーバ140の識別子、及び選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子をニックネーム管理テーブル131に記憶する。これによって、サーバ管理部110とストレージ管理部130とは、新たなサーバに関する情報を連携することできる。
次に、ストレージ管理部130は、選択を受け付けた入出力インタフェースから、当該入出力インタフェースに接続されたディスク装置153に生成された少なくとも一つの論理ボリューム154へのアクセスが可能となるように設定し、当該論理ボリューム154を新たに追加される物理サーバ140に割り当てる。これによって、新たに追加される物理サーバ140にディスクが生成されたことになる。
以上によって、ストレージ管理部130は、論理ボリューム154の割り当てに必要な新たな物理サーバ140の識別子、及び、選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子を取得でき、サーバ管理部110とストレージ管理部130とを連携させることができる。このため、物理サーバ140に論理ボリューム154を割り当てる場合の管理効率を向上させることができる。
図5は、本発明の第1実施形態の管理サーバ100のハードウェア構成図である。
管理サーバ100は、プロセッサ161、メモリ162、ネットワークインタフェース163、及びディスクインタフェース164を備える。
プロセッサ161は、メモリ162に格納された各種プログラムを実行する。メモリ162には、サーバ管理部110に対応するプログラム及びストレージ管理部130に対応するプログラムが格納される。
サーバ管理部110に対応するプログラムは、サーバ管理処理部111に対応するサブプログラム、サーバ情報取得部112に対応するサブプログラム、ディスク割当制御部113に対応するサブプログラム、ストレージ管理連携部114に対応するサブプログラム、サーバ構成情報取得エージェント115、ディスクプロトコル選択部116に対応するサブプログラムを含む。
また、サーバ管理部110に対応するプログラムは、サーバ管理テーブル121、ストレージ管理テーブル122、接続管理テーブル123、ブートデバイス管理テーブル124、及びサーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125を含む。
ネットワークインタフェース163は、サーバ管理部110がネットワーク170を介して物理サーバ140にアクセスするためのインタフェースである。ディスクインタフェース164は、ストレージ管理部130がネットワーク170を介してストレージ装置150にアクセスするためのインタフェースである。
なお、図5では、サーバ管理部110が利用するネットワークインタフェース163とストレージ管理部130が利用するディスクインタフェース164とを分離したが、サーバ管理部110及びストレージ管理部130は、ネットワーク170に接続された一つのインタフェースを利用してもよい。
また、上述した各部の機能を実現するプログラムは一つのメモリに格納されている必要はなく、複数の計算機のメモリに分散して格納され、複数の計算機によって管理サーバ100の機能が実現されてもよい。
また、各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、不揮発性半導体メモリ、ハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)等の記憶デバイス、または、ICカード、SDカード、DVD等の計算機読み取り可能な非一時的データ記憶媒体に格納することができる。
図6は、本発明の第1実施形態の物理サーバ140のハードウェア構成図である。
物理サーバ140は、プロセッサ143、メモリ144、ネットワークインタフェース141、及びディスクインタフェース145を備える。
プロセッサ143は、メモリ144に格納された各種プログラムを実行する。メモリ144には、アプリケーションプログラム146及びオペレーティングシステム(OS)147が格納される。オペレーティングシステム147は、物理サーバ140の基本的な制御を司るプログラムである。
ネットワークインタフェース141には、ネットワーク170が接続される。ディスクインタフェース145には、ストレージ装置150のディスク装置153が接続される。これらを物理サーバ140の入出力インタフェース(I/Oデバイス)という。
図7は、本発明の第1実施形態のサーバ管理テーブル121の説明図である。
サーバ管理テーブル121は、サーバ管理部110が物理サーバ140の各種情報を管理するためのテーブルである。
サーバ管理テーブル121は、物理サーバ識別子701、CPU702、メモリ703、I/Oデバイス識別子704、OS種別705、及び接続ディスク706を含む。
物理サーバ識別子701には、物理サーバ140の一意な識別子が登録される。CPU702には、物理サーバ140に備わるプロセッサ143の性能情報が登録される。具体的には、CPU702には、物理サーバ140に備わるプロセッサ143のコア当たりのクロック数とコア数とが登録される。
メモリ703には、物理サーバ140に備わるメモリ144の性能情報が登録される。具体的には、メモリ703には、物理サーバ140に備わるメモリ144の容量(GB)が登録される。
I/Oデバイス識別子704には、物理サーバ140に備わるI/Oデバイスの識別子が登録される。I/Oデバイス識別子704に登録される識別子は、I/Oデバイスの種類によって異なる種類の識別子が登録される。具体的には、I/Oデバイスの種類がNIC(Network Interface Card)である場合、I/Oデバイス識別子704には、当該NICのMACアドレスが登録される。また、I/Oデバイスの種類がHBAである場合、I/Oデバイス識別子704には、当該HBAのWWN(World Wide Name)が登録される。また、I/Oデバイスの種類がCNA(Converged Network Adapter)である場合、I/Oデバイス識別子704には、当該CNAのMACアドレスが登録される。さらに、I/Oデバイス識別子704には、物理サーバ140に備わる内蔵ディスクが登録される場合がある。
OS種別705には、物理サーバ140にインストールされている又はインストールされる予定のOSの種別が登録される。
接続ディスク706には、物理サーバ140のI/Oデバイスに接続されたストレージ装置150のディスク装置153の識別子が登録される。
図8は、本発明の第1実施形態のストレージ管理テーブル122の説明図である。
ストレージ管理テーブル122は、サーバ管理部110がストレージ装置150の各種情報を管理するためのテーブルである。ストレージ管理テーブル122に登録される各種情報は管理者によって予め設定される。
ストレージ管理テーブル122は、ストレージ装置識別子801、プロトコル802、管理I/Fアドレス803、引数804、及び管理アドレス805を含む。
ストレージ装置識別子801には、ストレージ装置150の識別子が登録される。プロトコル802には、ストレージ装置150と当該ストレージ装置150に接続された物理サーバ140との間の通信で利用されるプロトコルの名称が登録される。管理I/Fアドレス803には、ストレージ装置150に備わる管理I/F151のアドレスが登録される。
引数804には、サーバ管理部110がストレージ装置150にディスク生成要求を渡す場合に必要な情報が登録される。具体的には、引数804には、論理ボリューム154を割り当てるI/Oデバイスの識別子(例えば、WWN及びMACアドレス等)、ユーザ名とパスワードとを含む認証情報、並びに、ディスク生成コマンドが登録される。
管理アドレス805には、ストレージ装置150を管理するストレージ管理部130が利用するディスクインタフェース164のアドレスが登録される。
図9は、本発明の第1実施形態の接続管理テーブル123の説明図である。
接続管理テーブル123は、サーバ管理部110が物理サーバ140とストレージ装置150との接続関係を管理するためのテーブルである。なお、接続管理テーブル123には、新たな物理サーバ140が追加された場合に、当該物理サーバ140と当該物理サーバ140に接続されたストレージ装置150との接続関係が管理者によって登録されるものとする。
接続管理テーブル123は、物理サーバ識別子901、I/Oデバイス識別子902、及び接続装置903を含む。
物理サーバ識別子901には、物理サーバ140の識別子が登録される。I/Oデバイス識別子902には、物理サーバ140に備わるI/Oデバイスのうち、ストレージ装置150又は内蔵ディスクに接続されるI/Oデバイスの識別子が登録される。接続装置903には、物理サーバ140に備わるI/Oデバイスに接続されるストレージ装置150又は内蔵ディスクの識別子が登録される。
図10は、本発明の第1実施形態のブートデバイス管理テーブル124の説明図である。
ブートデバイス管理テーブル124は、物理サーバ140をブートさせることができるI/Oデバイスをサーバ管理部110が管理するためのテーブルである。
ブートデバイス管理テーブル124は、物理サーバ識別子1001、I/Oデバイス識別子1002、ブート可否1003、及びブートデバイス1004を含む。
物理サーバ識別子1001には、物理サーバ140の識別子が登録される。I/Oデバイス識別子1002には、物理サーバ140に備わるI/Oデバイスの識別子が登録される。ブート可否1003には、物理サーバ140に備わるI/Oデバイスが当該物理サーバ140をブートさせることができるか否かを示す情報が登録される。ブートデバイス1004には、物理サーバ140をブートさせるI/Oデバイスの識別子が登録される。
図11は、本発明の第1実施形態のサーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125の説明図である。
サーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125は、サーバ構成情報取得エージェント115に対応するOSと、サーバ構成情報取得エージェント115の格納場所とをサーバ管理部110が管理するためのテーブルである。
サーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125は、エージェント識別子1101、OS種別1102、及び格納場所1103を含む。
エージェント識別子1101には、サーバ構成情報取得エージェント115の識別子が登録される。OS種別1102には、サーバ構成情報取得エージェント115に対応するOSの種別が登録される。格納場所1103には、サーバ構成情報取得エージェント115の格納場所が登録される。なお、サーバ構成情報取得エージェント115がOSの種別に対応するとは、サーバ構成情報取得エージェント115が物理サーバ140で実行された場合に、当該サーバ構成情報取得エージェント115は、自身に対応するOSの機能を物理サーバ140上で実現する。
図12は、本発明の第1実施形態のニックネーム管理テーブル131の説明図である。
ニックネーム管理テーブル131は、論理ボリューム154を割り当てた物理サーバ140のI/Oデバイスと当該論理ボリューム154のディスク装置153との関係をストレージ管理部130が管理するためのテーブルである。
ニックネーム管理テーブル131は、ニックネーム1201、サーバ識別子1202、I/Oデバイス識別子1203、プロトコル1204、ストレージ装置識別子1205、及びディスク番号1206を含む。
ニックネーム1201には、論理ボリューム154を割り当てる物理サーバ140の識別子と、当該物理サーバ140に備わるI/Oデバイスのうち当該論理ボリューム154を割り当てるI/Oデバイスの識別子と、に基づいて、サーバ管理部110によって生成されたニックネームが登録される。ニックネームの生成処理については、図20で詳細を説明する。
サーバ識別子1202には、論理ボリューム154を割り当てる物理サーバ140の識別子が登録される。I/Oデバイス識別子1203には、論理ボリューム154を割り当てるI/Oデバイスの識別子が登録される。
プロトコル1204には、I/Oデバイスと当該I/Oデバイスに接続された記憶装置との間の通信に用いられるプロトコルの種別が登録される。ストレージ装置識別子1205には、物理サーバ140に論理ボリューム154を提供するストレージ装置150の識別子が登録される。ディスク番号1206には、ストレージ装置150に備わるディスク装置153のうち物理サーバ140に論理ボリューム154を提供する論理ボリューム154が生成されたディスク装置153の識別子が登録される。
図13は、本発明の第1実施形態のサーバ管理処理のフローチャートである。
サーバ管理処理は、プロセッサ161がサーバ管理処理部111に対応するプログラムを実行することによって実行される。
まず、プロセッサ161は、管理者からの要求を受け付ける(1301)。管理者からの要求は、種々の要求を含み、新たな物理サーバ140を追加する要求も含む。
次に、プロセッサ161は、ステップ1301の処理で受け付けた要求が新たな物理サーバ140を追加する要求であるか否かを判定する(1302)。
ステップ1301の処理で受け付けた要求が新たな物理サーバ140を追加する要求でないとステップ1302の処理で判定された場合、プロセッサ161は、受け付けた要求に対応する処理を実行し(1303)、サーバ管理処理を終了する。
一方、ステップ1301の処理で受け付けた要求が新たな物理サーバ140を追加する要求であるとステップ1302の処理で判定された場合、サーバ情報取得部112に対応するプログラムを呼び出し、新たに追加される物理サーバ140の構成情報を取得するサーバ構成情報取得処理を実行する(1304)。なお、サーバ構成情報取得処理は、図14で詳細を説明する。
ここで、新たな物理サーバ140を追加する要求には、新たな物理サーバ140の識別子及び新たな物理サーバ140に導入予定のOSの種別が含まれる。ステップ1304の処理では、プロセッサ161は、サーバ管理テーブル121に新たなエントリを追加する。そして、プロセッサ161は、当該エントリの物理サーバ識別子701に、新たな物理サーバ140を追加要求に含まれる新たな物理サーバ140の識別子を登録し、当該エントリのOS種別705に、新たな物理サーバ140を追加要求に含まれる新たな物理サーバ140に導入予定のOSの種別を登録する。
次に、プロセッサ161は、ディスク割当制御部113に対応するプログラムを呼び出し、新たに追加される物理サーバ140のブート方法を決定するディスク割当制御処理を実行する(1305)。なお、ディスク割当制御処理は、図16で詳細を説明する。
次に、プロセッサ161は、ストレージ管理連携部114に対応するプログラムを呼び出し、新たに追加される物理サーバ140に論理ボリューム154を割り当てるディスク生成要求をストレージ管理部130に渡すストレージ管理連携処理を実行し(1306)、サーバ管理処理を終了する。なお、ストレージ管理連携処理は、図19で詳細を説明する。
図14は、本発明の第1実施形態のサーバ情報取得処理のフローチャートである。
サーバ情報取得処理は、プロセッサ161がサーバ情報取得部112に対応するプログラムを実行することによって実行される。
まず、プロセッサ161は、サーバ管理テーブル121のOS種別705を参照し、新たな物理サーバ140に導入予定のOSの種別を取得する(1401)。
次に、プロセッサ161は、サーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125を参照し、新たな物理サーバ140に導入予定のOSの種別に対応するサーバ構成情報取得エージェント115の格納場所を取得する(1402)。
具体的には、プロセッサ161は、サーバ構成情報取得エージェント管理テーブル125のエントリのうち、OS種別1102に登録されたOSの種別がステップ1401の処理で取得したOSの種別と一致するエントリを選択する。そして、プロセッサ161は、選択したエントリの格納場所1103に登録されたサーバ構成情報取得エージェント115の格納場所を取得する。
次に、プロセッサ161は、新たな物理サーバ140に電源が投入されていることを確認し(1403)、ステップ1402の処理で取得した格納場所からサーバ構成情報取得エージェント115を取得し、取得したサーバ構成情報取得エージェント115をネットワーク170を介して新たな物理サーバ140に送信する(1404)。なお、サーバ構成情報取得エージェント115は、新たな物理サーバ140上で当該物理サーバ140に導入予定のOSと同じ環境を生成し、当該物理サーバ140の構成情報を取得する。
次に、プロセッサ161は、ステップ1404の処理で新たな物理サーバ140に送信したサーバ構成情報取得エージェント115から、当該新たな物理サーバ140に備わるプロセッサ143の性能情報、メモリ144の性能情報、I/Oデバイスの識別子、及び当該新たな物理サーバ140に接続されたストレージ装置150の識別子を含む構成情報を取得し、取得した構成情報でサーバ管理テーブル121を更新する(1405)。
具体的には、プロセッサ161は、サーバ管理テーブル121に登録されたエントリのうち、物理サーバ識別子701が新たな物理サーバ140の識別子と一致するエントリを選択する。そして、プロセッサ161は、選択したエントリのCPU702に、取得したプロセッサ143の性能情報を登録し、選択したエントリのメモリ703に、取得したメモリ144の性能情報を登録し、選択したエントリのI/Oデバイス識別子704に、取得したI/Oデバイスの識別子を登録し、選択したエントリの接続ディスク706に、取得した新たな物理サーバ140に接続されたストレージ装置150のディスク装置153の識別子を登録する。
次に、プロセッサ161は、ステップ1404の処理で新たな物理サーバ140に送信したサーバ構成情報取得エージェント115から、当該新たな物理サーバ140に備わるI/Oデバイスのうち、当該新たな物理サーバ140をブート可能なI/Oデバイスの識別子を含むブートデバイス情報を取得する(1406)。なお、ブートデバイス情報には、新たな物理サーバ140をブートさせるI/Oデバイス(ブートデバイス)が設定されている場合には、当該ブートデバイスの識別子が含まれる。
そして、プロセッサ161は、サーバ管理テーブル121のI/Oデバイス識別子704に登録されたI/Oデバイスの識別子の中から、ステップ1406の処理で取得したブートデバイス情報に含まれるブート可能なI/Oデバイスの識別子と一致するI/Oデバイスの識別子を検索する(1407)。
そして、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124を更新する(1408)。具体的には、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124に新たなエントリを追加し、追加したエントリのI/Oデバイス識別子1002に、サーバ管理テーブル121の新たな物理サーバ140の識別子と一致するエントリのI/Oデバイス識別子704に登録されたI/Oデバイスの識別子を登録する。そして、プロセッサ161は、ステップ1407の処理で、ブートデバイス情報に含まれるブート可能なI/Oデバイスの識別子と一致するI/Oデバイスの識別子に対応するブート可否1003には可を登録し、ステップ1407の処理で、ブートデバイス情報に含まれるブート可能なI/Oデバイスの識別子と一致しないI/Oデバイスの識別子に対応するブート可否1003には不可を登録する。さらに、プロセッサ161は、ステップ1406の処理で取得したブートデバイス情報にブートデバイスの識別子が含まれる場合、ブートデバイス1004に当該ブートデバイスの識別子を登録する。
次に、プロセッサ161は、新たな物理サーバ140の電源をオフにする指令を当該新たな物理サーバ140に送信し(1409)、サーバ情報取得処理を終了する。
図15は、本発明の第1実施形態のサーバ構成情報取得エージェント115による処理のフローチャートである。
サーバ構成情報取得エージェント115を受信した物理サーバ140のプロセッサ143は、受信したサーバ構成情報取得エージェント115を実行することによって、図15に示す処理は実行される。
まず、プロセッサ143は、プロセッサ143の性能情報を取得し(1501)、メモリ144の性能情報を取得し(1502)、I/Oデバイスの識別子を取得する(1503)。
次に、プロセッサ143は、BIOS又はUEFIにアクセスし、物理サーバ140をブート可能なI/Oデバイスの識別子を取得する(1504)。
そして、プロセッサ143は、ステップ1501〜1504の処理で取得した情報を管理サーバ100のサーバ管理部110に送信し(1505)、処理を終了する。
図16は、本発明の第1実施形態のディスク割当制御処理のフローチャートである。
ディスク割当制御処理は、プロセッサ161がディスク割当制御部113に対応するプログラムを実行することによって実行される。
まず、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124を参照し、新たな物理サーバ140に備わるI/Oデバイスのうち当該物理サーバ140をブート可能なI/Oデバイスの識別子を取得する(1601)。
具体的には、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124のエントリのうち、物理サーバ識別子1001に登録された物理サーバ140の識別子が新たな物理サーバ140の識別子と一致するエントリを選択する。そして、プロセッサ161は、選択したエントリのI/Oデバイス識別子1002に登録されたI/Oデバイスの識別子のうち、ブート可否1003が可であるI/Oデバイスの識別子を取得する。
次に、プロセッサ161は、接続管理テーブル123を参照し、ブート可能なI/Oデバイスに接続されたストレージ装置150又は内蔵ディスクの識別子を取得する(1602)。
具体的には、プロセッサ161は、接続管理テーブル123に登録されたエントリのうち、物理サーバ識別子901が新たな物理サーバ140の識別子と一致するエントリを選択する。そして、プロセッサ161は、選択したエントリのうち、I/Oデバイス識別子902がステップ1601の処理で取得したI/Oデバイスの識別子と一致するエントリの接続装置903に登録されたストレージ装置150の識別子又は内蔵ディスクの識別子を取得する。
次に、プロセッサ161は、ディスクプロトコル選択部116を呼び出し、ブート可能なI/Oデバイスと当該I/Oデバイスに接続される装置との間の通信に利用するプロトコル(ディスクプロトコル)を取得するディスクプロトコル選択処理を実行する(1603)。ディスクプロトコル選択処理は、図17で詳細を説明する。
次に、プロセッサ161は、ステップ1602及び1603の処理を、ステップ1601の処理で取得したすべてのブート可能なI/Oデバイスの識別子に対して、ステップ1601〜1603の処理を実行したか否かを判定する(1604)。
ステップ1604の処理で、ステップ1601の処理で取得したすべてのブート可能なI/Oデバイスの識別子に対して、ステップ1602及び1603の処理を実行していないと判定された場合、プロセッサ161は、ステップ1602の処理に戻り、ステップ1602及び1603の処理が未だ実行されていないブート可能なI/Oデバイスの識別子に対してステップ1602及び1603の処理を実行する。
一方、ステップの処理で、ステップ1601の処理で取得したすべてのブート可能なI/Oデバイスの識別子に対して、ステップ1602及び1603の処理を実行したと判定された場合、プロセッサ161は、ブート可能なディスクプロトコルを提示するためのサーバ管理画面1800を図示しないディスプレイに表示する(1605)。サーバ管理画面1800については、図18で詳細を説明する。図示しないディスプレイは、管理サーバ100にネットワーク170を介して接続されたクライアント計算機に備わるものであってもよいし、管理サーバ100に備わるものであってもよい。
次に、プロセッサ161は、サーバ管理画面1800を介して、管理者から論理ボリューム154を割り当てるI/Oデバイスの種別の指定、及び、割り当てる論理ボリューム154の容量の指定を含む割当指令を受け付け(1606)、ディスク割当制御処理を終了する。例えば、サーバ管理画面1800が図示しないクライアント計算機のディスプレイに表示される場合、図示しないクライアント計算機はサーバ管理画面1800を介して割当指令を受け付けると、管理サーバ100に当該割当指令を送信し、管理サーバ100は割当指令を受信することによって、当該割当指令を受け付ける。
図17は、本発明の第1実施形態のディスクプロトコル選択処理のフローチャートである。
ディスクプロトコル選択処理は、プロセッサ161によってディスクプロトコル選択部116に対応するプログラムが実行されることによって実行される。
まず、プロセッサ161は、図16に示すステップ1602の処理で取得されたストレージ装置150又は内蔵ディスクの識別子を参照し、新たな物理サーバ140に備わるブート可能なI/Oデバイスに接続される装置はあるか否かを判定する(1701)。
ステップ1701の処理で、新たな物理サーバ140に備わるブート可能なI/Oデバイスに接続される装置はないと判定された場合、ディスクプロトコルもないので、ディスクプロトコル選択処理を終了する。
一方、ステップ1701の処理で、新たな物理サーバ140に備わるブート可能なI/Oデバイスに接続される装置はあると判定された場合、プロセッサ161は、図16に示すステップ1602の処理で取得されたストレージ装置150又は内蔵ディスクの識別子を参照し、ブート可能なI/Oデバイスに接続される装置が内蔵ディスクであるか否かを判定する(1702)。
ステップ1702の処理で、ブート可能なI/Oデバイスに接続される装置が内蔵ディスクであると判定された場合、プロセッサ161は、ディスクプロトコルを内蔵ディスクに設定し(1703)、ディスプロトコル選択処理を終了する。
ステップ1702の処理で、ブート可能なI/Oデバイスに接続される装置が内蔵ディスクでないと判定された場合、プロセッサ161は、ブート可能なI/OデバイスがNICであるか否かを判定する(1704)。
ステップ1704の処理で、ブート可能なI/OデバイスがNICであると判定された場合、プロセッサ161はディスクプロトコルをiSCSIに設定し(1705)、ディスクプロトコル設定処理を終了する。
一方、ステップ1704の処理で、ブート可能なI/OデバイスがNICでないと判定された場合、プロセッサ161は、ブート可能なI/OデバイスがCNAであるか否かを判定する(1705)。
ステップ1705の処理で、ブート可能なI/OデバイスがCNAであると判定された場合、プロセッサ161は、ディスクプロトコルをFCoE(Fibre Channel over Ethernet)に設定し(1706)、ディスクプロトコル選択処理を終了する。
一方、ステップ1705の処理で、ブート可能なI/OデバイスがCNAでないと判定された場合、プロセッサ161は、ブート可能なI/OデバイスがHBAであるか否かを判定する(1708)。
ステップ1708の処理で、ブート可能なI/OデバイスがHBAであると判定された場合、プロセッサ161は、ディスクプロトコルをFC(Fibre Channel)に設定し(1709)、ディスクプロトコル選択処理を終了する。
ステップ1708の処理で、ブート可能なI/OデバイスがHBAでないと判定された場合、プロセッサ161はディスクプロトコル選択処理を終了する。
以上によって、ブート可能なI/Oデバイスに対応するディスクプロトコルが設定される。
図18は、本発明の第1実施形態のサーバ管理画面1800の説明図である。
サーバ管理画面180は、物理サーバ140ごとに各ディスクプロトコルのブート可否情報を提示する提示フィールド1810と、ディスク割当ボタン1820と、を含む。
提示フィールド1810は、サーバ識別子1811、内蔵ディスク1812、ファイバチャネル1813、iSCSI1814、FCoE1815、及び容量入力1816を含む。
サーバ識別子1811には、各物理サーバ140の識別子が表示される。サーバ識別子1811、内蔵ディスク1812、ファイバチャネル1813、iSCSI1814、及びFCoE1815には、各物理サーバ140が各ディスクプロトコルを用いてブート可能か否かの情報が表示され、ブート可能なディスクプロコトルのチェックボックスは管理者の操作によって選択可能である。
容量入力1816は、管理者が物理サーバ140に割り当てる論理ボリューム154の容量を入力するためのフィールドである。
ディスク割当ボタン1820が操作されると、選択された物理サーバ140の選択されたディスクプロトコルに対応するI/Oデバイスに当該物理サーバ140をブートさせるための論理ボリューム154を割り当てる割当指令がサーバ管理部110に受け付けられる。
割当指令には、選択された物理サーバ140の識別子と、選択されたディスクプロトコルと、入力された論理ボリューム154の容量と、が含まれる。
なお、ディスク割当ボタン1820が操作されると、ユーザ名及びパスワードを含む認証情報を入力するための画面が表示され、当該画面を介して認証情報が管理者から入力される。割当指令には管理者によって入力された認証情報も含まれる。
図19は、本発明の第1実施形態のストレージ管理連携処理のフローチャートである。
ストレージ管理連携処理は、プロセッサ161がストレージ管理連携部114に対応するプログラムを実行することによって、実行される。
まず、プロセッサ161は、割当指令に含まれる管理者によって選択されたディスクプロトコルがiSCSIであるか否かを判定する(1901)。
ステップ1901の処理で、割当指令に含まれる管理者によって選択されたディスクプロトコルがiSCSIであると判定された場合、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124を参照し、選択されたディスクプロトコルであるiSCSIに対応するI/Oデバイスの識別子(MACアドレス)を取得し(1902)、ステップ1909の処理に進む。ステップ1902の処理で取得されたI/Oデバイスの識別子は、論理ボリューム154が割り当てられる物理サーバ140のI/Oデバイスの識別子(割当先I/Oデバイス識別子)となる。
具体的には、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124のエントリのうち、物理サーバ識別子1001が割当指令に含まれる管理者によって選択された物理サーバ140の識別子と一致するエントリを選択する。そして、プロセッサ161は、選択したエントリのI/Oデバイス識別子1002に登録されたI/Oデバイスの識別子のうち、ブート可否1003を参照してブート可能なI/Oデバイスの識別子であって、かつMACアドレスであるI/Oデバイスの識別子を取得する。
一方、ステップ1901の処理で、割当指令に含まれる管理者によって選択されたディスクプロトコルがiSCSIでないと判定された場合、プロセッサ161は、管理者によって選択されたディスクプロトコルがFCoEであるか否かを判定する(1903)。
ステップ1903の処理で、管理者によって選択されたディスクプロトコルがFCoEであると判定された場合、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124を参照し、選択されたディスクプロトコルであるFCoEに対応するI/Oデバイスの識別子(MACアドレス)を取得し(1904)、ステップ1909の処理に進む。ステップ1904の処理で取得されたI/Oデバイスの識別子は、割当先I/Oデバイス識別子となる。
具体的な取得方法は、ステップ1902の処理と同じなので説明を省略する。
ステップ1903の処理で、管理者によって選択されたディスクプロトコルがFCoEでないと判定された場合、プロセッサ161は、管理者によって選択されたディスクプロトコルがFCであるか否かを判定する(1905)。
ステップ1905の処理で、管理者によって選択されたディスクプロトコルがFCであると判定された場合、プロセッサ161は、ブートデバイス管理テーブル124を参照し、選択されたディスクプロトコルであるFCに対応するI/Oデバイスの識別子(WWN)を取得し(1906)、ステップ1909の処理に進む。ステップ1906の処理で取得されたI/Oデバイスの識別子は、割当先I/Oデバイス識別子となる。
具体的な取得方法でステップ1902の処理と異なるのは、プロセッサ161が、I/Oデバイス識別子1002に登録されたI/Oデバイスの識別子のうち、ブート可否1003を参照してブート可能なI/Oデバイスの識別子であって、かつWWNであるI/Oデバイスの識別子を取得する点である。
一方、ステップ1905の処理で、管理者によって選択されたディスクプロトコルがFCでないと判定された場合、プロセッサ161は、管理者によって選択されたディスクプロトコルが内蔵ディスクであるか否かを判定する(1907)。
ステップ1907の処理で、管理者によって選択されたディスクプロトコルが内蔵ディスクでないと判定された場合、プロセッサ161は、管理者によって選択された物理サーバ140にインストールするOSを記憶している記憶領域(ディスク)がないことを管理者に通知し(1908)、ストレージ管理連携処理を終了する。
一方、ステップ1907の処理で、管理者によって選択されたディスクプロトコルが内蔵ディスクであると判定された場合、ストレージ装置150の論理ボリューム154を物理サーバ140に割り当てる必要がないので、ストレージ管理連携処理を終了する。
ステップ1902、1904、又は1906の処理の実行後に実行されるステップ1909〜1910の処理について説明する。これらの処理は、OSをインストールするための論理ボリューム154が管理者によって選択された物理サーバ140に割り当てられるために、サーバ管理部110が保持する情報をストレージ管理部130に通知する処理である。
まず、プロセッサ161は、ストレージ管理テーブル122を参照して、管理者によって選択されたディスクプロトコルに対応する管理I/Fアドレスを取得する(1909)。この管理I/Fアドレスは、ストレージ管理部130によって送信される論理ボリューム154の割当指令の宛先となる。
具体的には、プロセッサ161は、ストレージ管理テーブル122のエントリのうち、プロトコル802に登録されたプロトコルが管理者よって選択されたディスクプロトコルが一致し、かつストレージ装置識別子が一致するエントリを選択し、当該エントリの管理I/Fアドレス803に登録されたアドレスを取得する。
次に、プロセッサ161は、管理者によって選択された物理サーバ140の識別子と、ステップ1902、1904、又は1906の処理で取得された割当先I/Oデバイス識別子と、を組み合わせてニックネームを生成する(1910)。ニックネームの生成方法の一例としては、物理サーバ140の識別子と割当先I/Oデバイス識別子とを単純に連結する方法がある。ニックネームは、論理ボリューム154を割り当てる物理サーバ140を特定可能であって、管理者にとって認識しやすい名称である。
次に、プロセッサ161は、割当先I/Oデバイスに論理ボリューム154を割り当てるディスク生成要求をストレージ管理部130に渡すことによって、ストレージ管理部130を呼び出し(1911)、ストレージ管理連携処理を終了する。
ディスク生成要求には、ステップ1910の処理で生成されたニックネーム、管理者によって選択された物理サーバ140の識別子、割当先I/Oデバイス識別子、管理者によって入力された認証情報、管理者によって指定された割当容量、ステップ1909の処理で取得された管理I/Fのアドレス、ステータス情報、及びディスク生成コマンドが含まれる。ステータス情報は、ストレージ管理部130が制御するストレージ装置のステータスを指定する情報である。ディスク生成要求に含まれるステータス情報は、サーバ管理部110がディスク生成要求を渡したストレージ管理部130以外のソフトウェア等からの処理を処理対象となるストレージ装置150が実行しないように当該ストレージ装置150をロックするステータスが指定される。
図20は、本発明の第1実施形態のストレージ管理処理のフローチャートである。
ストレージ管理処理は、プロセッサ161がストレージ管理部130に対応するプログラムを実行することによって実行される。
まず、プロセッサ161は、ストレージ管理部130が受け付けたディスク生成要求に含まれる認証情報を取得する(2001)。
そして、プロセッサ161は、ステップ2001の処理で取得された認証情報が正規の認証情報であるか否かを判定する(2002)。正規の認証情報は、正規のユーザ名及び正規のパスワードであり、これらの関係はストレージ管理部130によって保持されている。
ステップ2001の処理で取得された認証情報が正規の認証情報でないと、ステップ2002の処理で判定された場合、認証が失敗したので、プロセッサ161は以降の処理を実行せずに、ストレージ管理処理を終了する。
一方、ステップ2001の処理で取得された認証情報が正規の認証情報であると、ステップ2002の処理で判定された場合、認証が成功したので、プロセッサ161は、ストレージ管理部130が受け付けたディスク生成要求からステータス情報を取得する(2003)。
次に、プロセッサ161は、ステップ2003の処理で取得したステータス情報がストレージ装置150のロックを指定しているか否かを判定する(2004)。
ステップ2003の処理で取得したステータス情報がストレージ装置150のロックを指定していないと、ステップ2004の処理で判定された場合、ストレージ管理部130が受け付けたディスク生成要求は正規のディスク生成要求でないので、プロセッサ161は、以降の処理を実行せず、ストレージ管理処理を終了する。
一方、ステップ2003の処理で取得したステータス情報がストレージ装置150のロックを指定していると、ステップ2004の処理で判定された場合、ストレージ管理部130が受け付けたディスク生成要求は正規のディスク生成要求であるので、プロセッサ161は、受け付けたディスク生成要求に基づいてニックネーム管理テーブル131を更新する(2005)。
ステップ2005の処理を具体的に説明する。
まず、プロセッサ161は、ニックネーム管理テーブル131に新たなエントリを追加する。そして、プロセッサ161は、新たなエントリのニックネーム1201にディスク生成要求に含まれるニックネームを登録し、サーバ識別子1202にディスク生成要求に含まれる物理サーバ140の識別子を登録し、I/Oデバイス識別子1203にディスク生成要求に含まれる割当先I/Oデバイス識別を登録する。
ここで、ストレージ管理部130は、ストレージ装置150を管理するために、サーバ管理部110が保持するストレージ管理テーブル122と同じテーブルを保持している。このテーブルは、図8に示すストレージ管理テーブル122と同じ構成であり、ストレージ管理テーブルということにする。
プロセッサ161は、ストレージ管理テーブルの管理I/Fアドレス803に登録された管理I/Fのアドレスのうち、当該ディスク生成要求に含まれる管理I/Fのアドレスと一致するエントリを選択する。そして、プロセッサ161は、選択したエントリのストレージ装置識別子801に登録されたストレージ装置150の識別子、及びプロトコル802に登録されたプロトコルを取得する。
そして、プロセッサ161は、ニックネーム管理テーブル131の新たなエントリのプロトコル1204に取得したプロトコルを登録し、ニックネーム管理テーブル131の新たなエントリのストレージ装置識別子1205に取得したストレージ装置150の識別子を登録する。
また、プロセッサ161は、ニックネーム管理テーブル131の新たなエントリのディスク番号1206に割り当てる論理ボリュームの識別子を登録する。
以上によって、ステップ2005の処理でニックネーム管理テーブル131が更新され、サーバ管理部110にしか入力されない論理ボリューム154を割り当てる物理サーバ140の識別子、及び割当先のI/Oデバイスの識別子をストレージ管理部130が管理することができる。これによって、サーバ管理部110の管理者とストレージ管理部130の管理者とが、メモレベルでこれらの情報を連携する必要がなくなる。
次に、プロセッサ161は、ステップ2003の処理で取得したステータス情報に基づいて、ストレージ管理部130のディスクインタフェース164のアドレスを処理対象となるストレージ装置150に通知し、当該ディスクインタフェースのアドレス以外のコマンドを受け付けないように処理対象となるストレージ装置150を設定することによって、当該ストレージ装置150をロックする(2006)。
次に、プロセッサ161は、ディスク生成要求に含まれる物理サーバ140の割当先I/Oデバイスから処理対象となるストレージ装置150の論理ボリューム154へのアクセスを可能とすることによって、当該論理ボリューム154を当該物理サーバ140に割り当てる(2007)。
次に、プロセッサ161は、ステップ2006の処理で設定したストレージ装置150のロックを解除し(2008)、ストレージ管理処理を終了する。
ステップ2007の処理で、論理ボリューム154を物理サーバ140に割り当てる処理中、ストレージ装置150に他のコマンドの処理を禁止するのは、他の管理者から当該ストレージ装置150から操作され、誤った設定がなされないようにするためである。
図21は、本発明の第1実施形態のストレージ管理画面2100の説明図である。
ストレージ管理部130はストレージ管理画面2100の表示要求を受け付けると、ストレージ管理画面2100をクライアントPC等のディスプレイ等に表示する。
ストレージ管理画面2100は、ニックネーム管理テーブル131の内容を表示するものである。このため、管理者は、ニックネーム管理テーブル131を確認できるので、どの物理サーバ140のどのI/Oデバイスに、どのストレージ装置150のどの論理ボリューム154が割り当てられているのかを確認できる。これによって、サーバ管理部110が管理する物理サーバ140に関する情報と、ストレージ管理部130が管理するストレージ装置150に関する情報とが連携され、サーバ管理部110の管理者と、ストレージ管理部130の管理者とで、メモレベルの連携が不要となる。
なお、第1実施形態では、物理サーバ140をブートさせるプログラムが記憶された記憶領域を新たな物理サーバ140に割り当てる処理について説明したが、これに限定されない。例えば、物理サーバ140がデータを読み書きする通常の記憶領域を物理サーバ140に割り当ててもよい。この場合、図16に示すディスク割当制御処理で、新たな物理サーバ140のブート可能なI/Oデバイスを検索する必要がなく、新たな物理サーバ140のストレージ装置150に接続されたI/Oデバイスを検索すればよい。
(第2実施形態)
以下において、本発明の第2実施形態を図22を参照して説明する。
本実施形態は、サーバ構成情報取得エージェントが、指定された許容アドレスからの要求のみに対応して、取得した物理サーバ140の構成情報を送信するディスカバリモードを備える点で第1実施形態と異なる。
第1実施形態のサーバ構成情報取得エージェント115は、サーバ構成情報取得エージェント115を送信したサーバ管理部110以外のアドレスからの要求に応じて、取得した物理サーバ140の構成情報を送信してしまう可能性がある。この場合、物理サーバ140の構成情報が他の計算機に送信されてしまうため、セキュリティ上の問題がある。
そこで、本実施形態では、サーバ構成情報取得エージェント115を、サーバ構成情報取得エージェントが、指定されたアドレスからの要求のみに対応して、取得した物理サーバ140の構成情報を送信するようにした。
本実施形態では、一例として、ストレージ管理部130が利用するディスクインタフェース164のアドレスを許容アドレスとして説明する。なお、許容アドレスは、ディスクインタフェースのアドレスに限られない。
この場合、図13に示すステップ1304の処理で、プロセッサ161は、ストレージ管理テーブル122の管理アドレス805に登録されたストレージ管理部130が利用するディスクインタフェース164のアドレスを取得し、取得したアドレスを許容アドレスに含みサーバ構成情報取得部112を呼び出す。
そして、プロセッサ161は、図14に示すステップ1404の処理で、サーバ管理部110が利用するネットワークインタフェース141のアドレスも許容アドレスに含み、許容アドレス及びサーバ構成情報取得エージェント115を物理サーバ140に送信する。
物理サーバ140は、許容アドレス及びサーバ構成情報取得エージェント115を受信すると、図22に示すサーバ構成情報取得エージェント115による処理を実行する。
図22は、本発明の実施形態のサーバ構成情報取得エージェント115による処理のフローチャートである。なお、図22に示す処理のうち図15に示す処理と同じ処理は同じ符号を付与し、説明を省略する。
まず、サーバ構成情報取得エージェント115を受信した物理サーバ140のプロセッサ143は、許容アドレスを受信することによって、許容アドレスを取得する(2201)。
次に、プロセッサ143は、サーバ構成情報取得要求を受け付け(2202)、受け付けたサーバ構成情報取得要求にディスカバリモードの終了指示が含まれるか否かを判定する(2203)。サーバ構成情報取得エージェント115のディスカバリモードは、サーバ管理部110の管理者の入力によって終了することができ、ディスカバリモードの終了指示がサーバ管理部110に入力された場合、サーバ管理部110は、ディスカバリモードの終了指示をサーバ構成情報取得要求として物理サーバ140に送信する。
ステップ2202の処理で、サーバ構成情報取得要求にディスカバリモードの終了指示が含まれると判定された場合、プロセッサ143は、サーバ構成情報取得エージェント115のサーバ構成情報取得エージェントによる処理を終了する。
一方、ステップ2202の処理で、サーバ構成情報取得要求にディスカバリモードの終了指示が含まれないと判定された場合、プロセッサ143は、受け付けた要求の送信元のアドレスを取得する(2204)。
次に、プロセッサ143は、ステップ2204の処理で取得した送信元のアドレスが許容アドレスであるか否かを判定する(2205)。
ステップ2204の処理で取得した送信元のアドレスが許容アドレスであると、ステップ2205の処理で判定された場合、プロセッサ143は、ステップ1501〜1505の処理を実行し、物理サーバ140の構成情報を要求の送信元に送信し、サーバ構成情報取得エージェント115による処理を終了する。
一方、ステップ2204の処理で取得した送信元のアドレスが許容アドレスであると、ステップ2205の処理で判定された場合、構成情報の送信が禁止されるアドレスからの要求であるので、プロセッサ143は、ステップ1501〜1505の処理を実行せずに、ステップ2202の処理に戻る。
以上によって、サーバ構成情報取得エージェント115は、許容アドレスで指定されたアドレスからの要求にのみ対応して、物理サーバ140の構成情報を取得し、当該要求の送信元に構成情報を送信するので、セキュリティが向上する。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態を図23及び図24を参照して説明する。
本実施形態は、第2実施形態のストレージ管理部130の利用するディスクインタフェース145のアドレスを含む許容アドレスが指定されるサーバ構成情報取得エージェント115が有用となる環境について説明する。
図23は、本発明の第3実施形態の計算機システムの構成の説明図である。図23に示す計算機システムの構成のうち図1に示す計算機システムの構成と同じ構成は、同じ符号を付与し、説明を省略する。
サーバ管理部110に対応するプログラムの製造者とストレージ管理部130に対応するプログラムの製造者とが異なる場合、第1実施形態のように、サーバ管理部110が物理サーバ140に関する情報をストレージ管理部130に通知することによって、サーバ管理部110とストレージ管理部130とを連携させることができない場合がある。
このため、図23に示すサーバ管理部110は、ディスク割当制御部113、ストレージ管理連携部114、及びディスクプロトコル選択部116を備えない。また、図23に示すストレージ管理部130は、ニックネーム管理テーブル131を備えない。
このように、サーバ管理部110とストレージ管理部130との間でデータの受け渡しができない環境で、ストレージ管理部130は、新たな物理サーバ140が追加された場合、当該物理サーバ140にOSが導入されるまでは、新たな物理サーバ140が追加されたこと自体検出できず、新たな物理サーバ140にOSが導入される前に、新たな物理サーバ140に論理ボリューム154を割り当てることができなかった。
本実施形態では、新たな物理サーバ140にOSが導入される前に、第2実施形態で説明したディスカバリモードを備えるサーバ構成情報取得エージェント115を利用することによって、ストレージ管理部130が新たな物理サーバ140が追加されたことを検出できるようにする。
具体的には、サーバ管理処理部111は、ストレージ管理部130が利用するディスクインタフェース164のアドレスを引数として、サーバ情報取得部112を呼び出す。そして、サーバ情報取得部112は、当該ディスクインタフェース164のアドレスを許容アドレスに含めて、サーバ構成情報取得エージェント115を物理サーバ140に送信する。また、サーバ管理処理部111によるサーバ管理処理は、サーバ管理部110とストレージ管理部130との間でデータの受け渡しができないため、第1実施形態のサーバ管理処理部111によるサーバ管理処理と異なる処理を実行するので、図24を用いて説明する。
図24は、本発明の第3実施形態のサーバ管理処理のフローチャートである。なお、図24に示す処理のうち図13に示す第1実施形態のサーバ管理処理の処理と同じ処理は、図13と同じ符号を付与し、説明を省略する。
ステップ1302の処理で、管理者からの要求が新たな物理サーバ140を追加する要求であるとステップ1302の処理で判定された場合、プロセッサ161は、ストレージ管理テーブル122を参照して新たな物理サーバ140に接続されたストレージ装置150の管理アドレスを取得する(2401)。
具体的には、プロセッサ161は、接続管理テーブル123のうち、物理サーバ識別子901が新たな物理サーバ140の識別子と一致するエントリの接続装置903に登録されたストレージ装置150の識別子を取得する。そして、プロセッサ161は、ストレージ管理テーブル122のエントリのうちストレージ装置識別子801に登録されたストレージ装置150の識別子が取得したストレージ装置150の識別子と一致するエントリを選択する。そして、プロセッサ161は、選択したエントリの管理アドレス805に登録されたアドレスを取得する。
次に、プロセッサ161は、ステップ2402の処理で取得した管理アドレスを引数にして、サーバ情報取得部112に対応するプログラムを呼び出す(2402)。プロセッサ161がサーバ情報取得部112に対応するプログラムを実行すると、図14に示すサーバ情報取得処理が実行される。本実施形態の図14に示すサーバ情報取得処理では、ステップ1404の処理で、プロセッサ161がサーバ構成情報取得エージェント115を新たな物理サーバ140に送信する場合、プロセッサ161は、引数の管理アドレスを含む許容アドレス及びサーバ構成情報取得エージェント115を新たな物理サーバ140に送信する。
新たな物理サーバ140がサーバ構成情報取得エージェント115を受信した場合、当該物理サーバ140のプロセッサ143は、図22に示す第2実施形態のサーバ構成情報取得エージェント115による処理と同じ処理を実行する。
ここで、ストレージ管理部130は、自身に接続される物理サーバ140に、構成情報の取得要求を周期的に送信しているものとする。このため、図22に示すように、サーバ構成情報取得エージェント115を受信した物理サーバ140は、当該ストレージ管理部130からの要求に対して、構成情報を取得し、取得した構成情報をストレージ管理部130に送信する。したがって、ストレージ管理部130は、物理サーバ140にOSをインストールする前に、当該物理サーバ140の構成情報を取得することができるようになる。
図24に戻り、プロセッサ161は、管理者からディスカバリモードの終了指示を受け付けた場合、ディスカバリモードの終了指示を、サーバ構成情報取得エージェント115を送信した物理サーバ140に送信し(2403)、サーバ管理処理を終了する。なお、図22で説明したように、物理サーバ140がディスカバリモード終了指示を受信すると、プロセッサ143は、サーバ構成情報取得エージェント115による処理を終了する。
以上によって、ストレージ管理部130は物理サーバ140にOSをインストールする前に、当該物理サーバ140の構成情報を取得することができるようになるため、ストレージ管理部130が新たな物理サーバ140が追加されたことを検出できるようになり、OSがインストールされていない物理サーバ140に対して、ブートデバイスを割り当てることができる。
以上、本発明を添付の図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこのような具体的構成に限定されるものではなく、添付した請求の範囲の趣旨内における様々な変更及び同等の構成を含むものである。
本発明は、物理サーバの管理ソフトとストレージ装置の管理ソフトとが別である管理計算機を備える計算機システムに適用することができる。

Claims (16)

  1. 外部機器に接続可能な入出力インタフェースを有する計算機と、
    前記入出力インタフェースを介して接続された計算機に割当可能な記憶領域を有するストレージ装置と、
    前記計算機を管理する計算機管理部と、ストレージ装置を管理するストレージ管理部と、を有し、前記計算機と前記ストレージ装置との接続関係を管理するための接続管理情報を記憶する管理計算機と、を備える計算機システムにおいて、
    前記計算機管理部は、
    前記計算機システムに新たな計算機を追加する場合において、前記新たな計算機の識別子と、前記新たな計算機の入出力インタフェースの識別子と、を含む構成情報を取得する構成情報取得部と、
    前記構成情報取得部によって取得された構成情報及び前記接続管理情報に基づいて、前記新たな計算機に備わる入出力インタフェースのうち、前記ストレージ装置に接続されている入出力インタフェースを割当候補として出力し、前記出力された割当候補の中からユーザによる選択を受け付ける割当制御部と、
    前記新たな計算機の識別子と前記割当制御部が選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子とを前記ストレージ管理部に通知して、前記ストレージ管理部を呼び出すストレージ管理連携部と、を備え、
    前記ストレージ管理部は、
    前記ストレージ管理連携部によって呼び出された場合、前記通知された前記新たな計算機の識別子と前記入出力インタフェースの識別子とを記憶し、
    前記通知された入出力インタフェースの識別子によって特定される入出力インタフェースから当該入出力インタフェースに接続されたストレージ装置に備わる前記記憶領域へのアクセスを可能とすることによって、当該記憶領域を前記新たな計算機に割り当てることを特徴とする計算機システム。
  2. 請求項1に記載の計算機システムであって、
    前記計算機は、自身をブート可能なプログラムが格納される記憶領域に接続される入出力インタフェースの識別子を予め記憶しており、
    前記構成情報取得部が前記新たな計算機から取得する構成情報は、前記自身をブート可能なプログラムが格納される記憶領域に接続される入出力インタフェースの識別子を含み、
    前記割当制御部は、前記ストレージ装置に接続され、かつ、前記ブート可能な入出力インタフェースを前記割当候補として出力することを特徴とする計算機システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の計算機システムであって、
    前記ストレージ管理連携部は、
    前記構成情報取得部によって取得された前記新たな計算機の識別子と前記割当制御部が選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子とに基づいて、前記新たな計算機を特定可能な名称を生成する名称生成部を備え、
    前記ストレージ管理連携部は、前記新たな計算機の識別子と前記割当制御部が選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子と前記名称生成部によって生成された名称とを前記ストレージ管理部に通知し、
    前記ストレージ管理部は、前記新たな計算機の識別子と前記入出力インタフェースの識別子と前記名称とを記憶することを特徴とする計算機システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の計算機システムであって、
    前記管理計算機は、前記計算機に導入されるOSの種類に対応する構成情報取得エージェントを記憶しており、
    前記構成情報取得部は、
    前記新たな計算機に導入されるOSの種類を特定し、
    前記特定したOSの種類に対応する構成情報取得エージェントを前記新たな計算機に送信し、
    前記新たな計算機は、
    前記構成情報取得エージェントを受信した場合、前記受信した構成情報取得エージェントを実行して前記構成情報を取得し、前記取得した構成情報を前記管理計算機に送信し、
    前記構成情報取得部は、前記新たな計算機から送信された前記構成情報を受信することによって、前記構成情報を取得することを特徴とする計算機システム。
  5. 請求項4に記載の計算機システムであって、
    前記構成情報取得部は、前記構成情報の取得を許容するアドレスである許容アドレス及び前記構成情報取得エージェントを前記新たな計算機に送信し、
    前記新たな計算機は、前記受信した構成情報取得エージェントを実行後、前記構成情報の取得要求を受信し、前記受信した取得要求の送信元のアドレスが前記許容アドレスと一致する場合、前記構成情報を取得し、前記取得要求の送信元に前記構成情報を送信することを特徴とする計算機システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の計算機システムであって、
    前記ストレージ管理部は、前記新たな計算機に前記記憶領域へのアクセスを可能とする処理を実行している間、他の要求に応じた処理の実行を禁止することを特徴とする計算機システム。
  7. 外部機器に接続可能な入出力インタフェースを有する計算機と、
    前記入出力インタフェースを介して接続された計算機に割当可能な記憶領域を有するストレージ装置と、
    前記計算機を管理する計算機管理プログラムと、ストレージ装置を管理するストレージ管理プログラムと、を実行し、前記計算機と前記ストレージ装置との接続関係を管理するための接続管理情報を記憶する管理計算機と、を備える計算機システムにおける、前記計算機管理プログラムと前記ストレージ管理プログラムとを連携させるプログラム連携方法において、
    前記方法は、
    前記計算機システムに新たな計算機を追加する場合において、前記計算機管理プログラムが、前記新たな計算機の識別子と、前記新たな計算機の入出力インタフェースの識別子と、を含む構成情報を取得する構成情報取得ステップと、
    前記計算機管理プログラムが、前記構成情報取得ステップで取得された構成情報及び前記接続管理情報に基づいて、前記新たな計算機に備わる入出力インタフェースのうち、前記ストレージ装置に接続されている入出力インタフェースを割当候補として出力し、前記出力された割当候補の中からユーザによる選択を受け付ける割当制御ステップと、
    前記計算機管理プログラムが、前記新たなホスト計算機の識別子と前記割当制御ステップで選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子とを前記ストレージ管理プログラムに通知して、前記ストレージ管理プログラムを呼び出すストレージ管理連携ステップと、
    前記ストレージ管理連携ステップで呼び出された前記ストレージ管理プログラムが、前記通知された前記新たな計算機の識別子と前記入出力インタフェースの識別子とを記憶し、前記通知された入出力インタフェースの識別子によって特定される入出力インタフェースから当該入出力インタフェースに接続されたストレージ装置に備わる前記記憶領域へのアクセスを可能とすることによって、当該記憶領域を前記新たな計算機に割り当てるステップと、含むことを特徴とするプログラム連携方法。
  8. 請求項7に記載のプログラム連携方法であって、
    前記計算機は、自身をブート可能なプログラムが格納される記憶領域に接続される入出力インタフェースの識別子を予め記憶しており、
    前記構成情報取得ステップで前記新たな計算機から取得する構成情報は、前記自身をブート可能なプログラムが格納される記憶領域に接続されるブート可能な入出力インタフェースの識別子を含み、
    前記割当制御ステップでは、前記計算機管理プログラムが、前記ストレージ装置に接続され、かつ、前記ブート可能な入出力インタフェースを前記割当候補として出力することを特徴とするプログラム連携方法。
  9. 請求項7又は請求項8に記載のプログラム連携方法であって、
    前記ストレージ管理連携ステップは、前記計算機管理プログラムが、前記構成情報取得ステップで取得された前記新たな計算機の識別子と前記割当制御ステップで選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子とに基づいて、前記新たな計算機を特定可能な名称を生成する名称生成ステップを含み、
    前記ストレージ管理連携ステップでは、前記計算機管理プログラムが、前記新たな計算機の識別子と前記割当制御ステップで選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子と前記名称生成ステップによって生成された名称とを前記ストレージ管理プログラムに通知し、
    前記ストレージ管理連携ステップでは、前記ストレージ管理プログラムが、前記新たな計算機の識別子と前記入出力インタフェースの識別子と前記名称とを格納することを特徴とするプログラム連携方法。
  10. 請求項7から請求項9のいずれか一つに記載のプログラム連携方法であって、
    前記管理計算機は、前記計算機に導入されるOSの種類に対応する構成情報取得エージェントを記憶しており、
    前記構成情報取得ステップでは、
    前記計算機管理プログラムが、前記新たな計算機に導入されるOSの種類を特定するステップと、
    前記計算機管理プログラムが、前記特定したOSの種類に対応する構成情報取得エージェントを前記新たな計算機に送信するステップと、
    前記新たな計算機が、前記構成情報取得エージェントを受信した場合、前記受信した構成情報取得エージェントを実行して前記構成情報を取得し、前記取得した構成情報を前記管理計算機に送信するステップと、を含むことを特徴とするプログラム連携方法。
  11. 請求項10に記載のプログラム連携方法であって、
    前記構成情報取得ステップは、前記計算機管理プログラムが、前記構成情報の取得を許容するアドレスである許容アドレス及び前記構成情報取得エージェントを前記新たな計算機に送信するステップと、
    前記新たな計算機が、前記受信した構成情報取得エージェントを実行後、前記構成情報の取得要求を受信し、前記受信した取得要求の送信元のアドレスが前記許容アドレスと一致する場合、前記構成情報を取得し、前記取得要求の送信元に前記構成情報を送信するステップと、を含むことを特徴とするプログラム連携方法。
  12. 請求項7から請求項11のいずれか一つに記載のプログラム連携方法であって、
    前記ストレージ管理連携ステップでは、前記ストレージ管理プログラムが、前記新たな計算機に前記記憶領域へのアクセスを可能とする処理を実行している間、他の要求に応じた処理の実行を禁止することを特徴とするプログラム連携方法。
  13. 外部機器に接続可能な入出力インタフェースを有する計算機と、前記入出力インタフェースを介して接続された計算機に割当可能な記憶領域を有するストレージ装置と、を管理し、プロセッサを有する管理計算機において、前記計算機を管理する処理を前記プロセッサに実行させるプログラムにおいて、
    前記管理計算機は、前記計算機と前記ストレージ装置との接続関係を管理するための接続管理情報を記憶し、
    前記処理は、
    たな計算機を追加する場合において、前記新たな計算機の識別子と、前記新たな計算機の入出力インタフェースの識別子と、を含む構成情報を取得する構成情報取得ステップと、
    前記構成情報取得ステップで取得された構成情報及び前記接続管理情報に基づいて、前記新たな計算機に備わる入出力インタフェースのうち、前記ストレージ装置に接続されている入出力インタフェースを割当候補として出力し、前記出力された割当候補の中からユーザによる選択を受け付ける割当制御ステップと、
    前記新たな計算機の識別子と前記割当制御ステップで選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子とを、前記ストレージ装置を管理するためのプログラムに通知するストレージ管理連携ステップと、を含むことを特徴とするプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムであって、
    前記計算機は、自身をブート可能なプログラムが格納される記憶領域に接続される入出力インタフェースの識別子を予め記憶しており、
    前記構成情報取得ステップで前記新たな計算機から取得する構成情報は、前記自身をブート可能なプログラムが格納される記憶領域に接続されるブート可能な入出力インタフェースの識別子を含み、
    前記割当制御ステップでは、前記ストレージ装置に接続され、かつ、前記ブート可能な入出力インタフェースを前記割当候補として出力することを特徴とするプログラム。
  15. 請求項13又は請求項14に記載のプログラムであって、
    前記ストレージ管理連携ステップは、
    前記構成情報取得ステップで取得された前記新たな計算機の識別子と前記割当制御ステップで選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子とに基づいて、前記新たな計算機を特定可能な名称を生成する名称生成ステップを含み、
    前記新たな計算機の識別子と、前記割当制御ステップで選択を受け付けた入出力インタフェースの識別子と、前記名称生成ステップで生成された名称とを、前記ストレージ装置を管理するためのプログラムに通知することを特徴とするプログラム連携方法。
  16. 請求項13から請求項15のいずれか一つに記載のプログラムであって、
    前記管理計算機は、前記計算機に導入されるOSの種類に対応する構成情報取得エージェントを記憶しており、
    前記構成情報取得ステップでは、
    前記新たな計算機に導入されるOSの種類を特定するステップと、
    前記特定したOSの種類に対応する構成情報取得エージェントを前記新たな計算機に実行させ、前記構成情報を取得するために、当該構成情報取得エージェントを前記新たな計算機に送信するステップと、を含むことを特徴とするプログラム。
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