JP5272709B2 - アドレス割当方法、コンピュータ、物理マシン、プログラム、及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の物理マシンで共有するアドレス群中のアドレスを各物理マシンが作成する仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)に割り当てるための技術に関する。
近年、特にインターネットを介したサーバを用いてサービスを提供するシステムは大規模化する傾向にある。大規模なシステムでは、多くのコンピュータ(サーバ)を導入しなければならない。このため、コンピュータの導入コスト、及び運用コストが非常に大きくなる。このことから最近では、導入コスト、及び運用コストをより抑えることが可能な仮想マシン(VM:Virtual Machine)技術が注目されている。
仮想マシン技術は、ハードウェアを仮想化し、仮想化したハードウェア上で、オペレーティングシステム(OS)を動作させる技術である。仮想的なハードウェアを複数用意した場合には、同時に複数のOSを実行させることができる。仮想化したハードウェア上で実行される各OSは、それぞれ1台のコンピュータを論理的に実現させる。論理的に実現されるコンピュータは「仮想マシン」と呼ばれる。
この仮想マシン技術を用いることにより、物理的に存在する1台のコンピュータ(物理マシン)上に1台以上の仮想マシンを作成することができる。各仮想マシンは、それぞれサーバとして用いることができる。このため、導入するコンピュータ(物理マシン)の数はより少なくできる。その結果、導入コスト、及び運用コストもより抑えられることとなる。
仮想マシンはそれぞれ、1台のコンピュータとして動作する。それにより、仮想マシン間、或いは外部のネットワークとの接続では、仮想マシンを一意に特定できるようにする必要がある。このため、仮想マシン上に仮想的なネットワーク・インターフェース・カード(NIC)である仮想NICが構築され、アドレスが割り当てられる。そのアドレスは普通、MAC(Media Access Control)アドレスである。このMACアドレスは、各Ethernetカード(Ethernetは登録商標)には固有のID番号として割り当てられている。OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルのデータリンク層(第2層)でパケットの行き先を示すデータである。
図12は、従来の物理マシン(コンピュータ)のシステム構成を示す図である。図12に示すシステム構成は、仮想マシンを作成した状態の物理マシン1200の環境を表したものである。図12を参照して、従来の物理マシンのシステム構成、及び仮想NICへのMACアドレスの割り当て方について説明する。
図12では、ネットワーク30で接続された2台の物理マシン1200を示している。各物理マシン1200には、物理的に存在するNIC(仮想NICと区別するために以降「物理NIC」と呼ぶ)1201が取り付けられている。図12において、1210はハイパーバイザ(仮想マシンモニター)、1220は他の仮想マシンを管理するための仮想マシン、1230はアプリケーション・プログラム(以降「アプリケーション」と略記)が動作する仮想マシンである。仮想マシン1220では他の管理マシンを管理するための機能が搭載されたOS(管理OS)が動作し、仮想マシン1230ではゲストOSが動作する。
上記ハイパーバイザ1210は、仮想マシンの作成を行い、不図示のハードウェアの動的、透過的な割り当てを行う。それにより、1台の物理マシン上で複数の仮想マシン1220、1230が同時に動作することを可能にさせる。
各仮想マシン1230上には仮想NIC1231が構築され、管理用の仮想マシン(以降「管理仮想マシン」と呼ぶ)1220には物理NIC1201と同じMACアドレスが割り当てられた仮想NIC1232が構築されている。なお、物理NIC1201は、MACアドレスが変更され、またプロミスキャスモードに設定されてすべてのパケットを受信する。その管理仮想マシン1220には、物理ハードウェアにアクセスするための各種ドライバの他に、他の仮想マシン1230の運用を管理するためのプログラムである運用管理システム1221が存在する。仮想NIC1231へのMACアドレスの割り当ては、運用管理システム1221によって直接的、或いは間接的に行われる。
物理マシン1200上には、仮想マシン1230間、或いは物理NIC1201を介したネットワーク30との接続のために、仮想ネットワーク1202が作成される。この仮想ネットワーク1202は、作成した仮想スイッチを用いて構築された仮想的なネットワークである。
仮想NIC1231に割り当て可能なMACアドレスは予め用意される。物理マシン1200が複数、存在する場合、用意されたMACアドレス群は複数の物理マシン1200で共有される。それにより、各仮想NIC1231には、用意されたMACアドレス群のなかから選択したMACアドレスが割り当てられる。
従来、このMACアドレスの仮想NIC1231への割り当てとしては、物理マシン1200毎に、運用管理システム1221にMACアドレス群のなかからMACアドレスをランダムに選択させて行わせるという方法(直接的方法)がある。しかし、この方法では、他の物理マシン1200で同じMACアドレスを仮想NIC1231に割り当ててしまう可能性がある。
MACアドレスの割り当てでは他に、コンソール20を介してユーザ(運用者)が重複しないように管理しながら行う方法(間接的方法)がある。しかし、この方法では、ユーザのミスによってMACアドレスを重複して割り当ててしまう可能性がある。また、ユーザは煩雑な作業を行わなければならない。
このようなことから従来、複数の物理マシン1200でMACアドレス群を共有させる場合、複数の仮想NIC1231に同じMACアドレスを割り当てる重複が生じる可能性があった。その重複が生じると、適切な通信が行えなくなる。このため、重複を確実に回避したMACアドレスの適切な割り当てを行えるようにすることが望まれていた。
MACアドレスの重複は、例えば共有するMACアドレス群を一元的に管理するコンピュータ(サーバ)を用意することで回避させることができる。しかし、そのようなコンピュータを用意した場合、そのコンピュータが停止すればMACアドレスの割り当てを行うことができないだけでなく、そのコンピュータの導入によるコストが発生する。それにより、仮想マシン技術の利点を低下させることになる。このことからMACアドレスの重複を避けた適切な割り当ては、別のコンピュータを導入することなく、言い換えれば一元的にMACアドレス群を管理することなく、行えるようにすることが重要と考えられる。
特開2007−158870号公報 特開2007−193779号公報 特開2007−316724号公報
本発明は、複数の物理マシンで共有するアドレス(MACアドレス)群を一元的に管理することなく、仮想NICへのアドレスの重複を避けた割り当てを各物理マシンで確実に行うための技術を提供することを目的とする。
本発明を適用した1システムでは、複数の物理マシン(コンピュータ)で共有するアドレス群中のアドレスを各物理マシンが作成する仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)に割り当てる場合に、仮想マシンを作成する物理マシンは、アドレス群のなかで仮想NICに割り当てるアドレスの使用範囲を設定して他の物理マシンにネットワークを介して設定した使用範囲を通知し、その使用範囲が通知された物理マシンは、その使用範囲を記憶し、使用範囲を記憶した物理マシンは、記憶した使用範囲を除くアドレス群のなかから、作成する仮想マシン上の仮想NICに割り当てるアドレスの使用範囲を設定して他の物理マシンにネットワークを介して通知する。
このようにして動作中の各物理マシンは、自物理マシン用に確保したアドレスを他の物理マシンに通知する。その通知によって、アドレス群を共有する複数の物理マシンは、より正確には、複数の物理マシンのなかで動作中の全ての物理マシンは、各物理マシンが確保したアドレスの情報を共有することになる。そのアドレス群のなかで使用可能なアドレスは何れの物理マシンでも正確に特定できるようになる。この結果、特定のコンピュータによりアドレス群を一元的に管理することなく、同一のアドレスを異なる仮想NICに割り当てる重複は確実に回避される。複数の物理マシンのなかで停止している物理マシンの存在は影響しない。
本発明を適用した場合には、複数の物理マシンで共有するアドレス(MACアドレス)群を一元的に管理することなく、仮想ネットワーク・インターフェース・カードへのアドレスの重複を避けた割り当てを各物理マシンで確実に行うことができる。
以下、開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態によるコンピュータ(物理マシン)のシステム構成を示す図である。図1に示すシステム構成は、図12と同じく、物理マシン100の動作時の環境を表したものである。その物理マシン100は、例えばインターネット等のネットワークを介して接続された端末装置のユーザを対象にサービスを提供するサーバとして用いられるものである。
ネットワーク30で接続された2台の物理マシン100には、図1に示すように、ネットワーク30を介した通信を行うための物理NIC(ネットワーク・インターフェース・カード)101が搭載され、物理NIC101を含むハードウェア上で直接動作するハイパーバイザ110が実行されている。物理マシン100上で作成された仮想マシン(VM:Virtual Machine)120、及び130は、このハイパーバイザ110上で動作する。ハイパーバイザ110は、仮想マシン120及び130の作成を行い、ハードウェアを動的、透過的に割り当てることにより、各仮想マシン120及び130を動作させる。
仮想マシン130では、ゲストOSが動作し、仮想マシン120では、ゲストOSが動作する仮想マシン130を管理するための管理OS(ホストOS)が動作する。本実施形態では、その管理OSに、仮想マシン130の運用を管理するためのプログラムである運用管理システム121、及び仮想NICへのMACアドレスの割り当てを管理するための
プログラムであるMACアドレス配布サーバプロセス122を搭載させている。それにより本実施形態によるコンピュータは、仮想マシン120上で運用管理システム121及びMACアドレス配布サーバプロセス(以降「サーバプロセス」と略記)122を動作させることにより実現される。運用管理システム121及びサーバプロセス122が動作する仮想マシン120は、ゲストOSが動作する仮想マシン130と区別するために以降「管理仮想マシン」と呼ぶことにする。
図1に示すシステム構成では、ハイパーバイザ110は管理仮想マシン120を無条件で作成する。仮想マシン130は、管理仮想マシン120の作成後、設定、或いはコンソール20を介したユーザ(運用者)の指示に従って作成する。
各仮想マシン130には、通信用に仮想的なNICである仮想NIC131が作成されている。各仮想マシン130、及び物理NIC101は、仮想ネットワーク102と接続されている。それにより、仮想マシン130間、或いはネットワーク30との接続が可能となっている。その仮想ネットワーク102は、作成した仮想スイッチを用いて構築された仮想的なネットワークである。
図2は、サーバプロセス122が管理する情報を説明する図である。図2に示すようにサーバプロセス122は、MACアドレス割当共有テーブル(以降「共有テーブル」と略記)201、及びMACアドレス割当テーブル(以降「割当テーブル」と略記)202を管理する。
作成した仮想NIC131にはMACアドレスが割り当てられる。割り当て可能なMACアドレスの範囲(MACアドレス群)は、図1に示す2台の物理マシン100を含む複数の物理マシンで共有とさせている。共有テーブル201は、仮想NIC131へのMACアドレスの割り当てを重複することなく、複数の物理マシン100でMACアドレス群を共有するためのテーブルである。
管理仮想マシン120にも仮想NIC132が作成される。その仮想NIC132には、物理NIC101と同じMACアドレスが割り当てられる。このため、仮想NIC132は、仮想NIC131とは異なり、MACアドレス群中のMACアドレスを割り当てる対象から除外される。
図3は、共有テーブル201のデータ構成を示す図である。この共有テーブル201には、物理マシン100単位で、その物理マシン100が使用するMACアドレスの使用範囲を示すデータが格納される。物理マシン100を一意に表すデータとして物理マシン名が採用され、MACアドレスの使用範囲は、その使用範囲の先頭に位置する開始MACアドレスと、その使用範囲の最後に位置する終了MACアドレスとで表すようになっている。これらのデータから構成される情報は以降「使用範囲情報」と呼ぶことにする。
図3中に表記の「host1」及び「host2」は共に、何れかの物理マシン100に付された物理マシン名を表している。その物理マシン名として表記の「#ALL」は、全ての物理マシンを表している。このことから物理マシン名として「#ALL」を持つ使用範囲情報は、開始MACアドレスと終了MACアドレスにより、複数の物理マシン100で共有するMACアドレス群を示している。それにより他の使用範囲情報は、そのMACアドレス群のなかで物理マシン100が使用するMACアドレスの使用範囲を物理マシン100毎に示すものとなっている。
このようなことから共有テーブル201は、複数の物理マシン100で共有するMACアドレス群、及び各物理マシン100が使用しているMACアドレスの使用範囲を示すものとなっている。この共有テーブル201は、各物理マシン100で共有するようにして
いる。各物理マシン100は、共有テーブル201への更新として、自物理マシン100の使用範囲情報の登録、或いは削除のみを行い、更新後の共有テーブル201を他の物理マシン100に配布する。その配布により、MACアドレス群を共有する全ての物理マシン100で共有テーブル201の同一性を保持させる。このため、各物理マシン100では、共有テーブル201を参照し、MACアドレス群のなかで使用されていないMACアドレスを仮想NIC131に割り当てることにより、同じMACアドレスが複数の仮想NIC131に割り当てられる重複を確実に回避することができる。
一方、割当テーブル202は、物理マシン100が自物理マシン100で使用しているMACアドレスを管理するためのテーブルである。
図3に示す共有テーブル201において、物理マシン名が「host1」の物理マシン100では、MACアドレスの使用範囲は02:17:42:2F:00:00〜02:17:42:2F:00:0Fの計16個となっている。「host2」の物理マシン100でも同様に、MACアドレスの使用範囲は02:17:42:2F:00:10〜02:17:42:2F:00:1Fの計16個となっている。このように本実施形態では、所定数(ここでは16)単位でMACアドレスの使用範囲を設定するようにしている。割当テーブル202は、所定数単位でMACアドレスの割り当てを管理するために用いている。それにより、所定数を越えるMACアドレスを使用する物理マシン100では、複数の割り当てテーブル202が作成される。
図4は、その割当テーブル202のデータ構成を示す図である。図4に示すように、割り当てテーブル202にはMACアドレスとその使用状況(を示すフラグ)の組み合わせが登録される。それにより、MACアドレス毎にそのMACアドレスが使用されているか否か確認できるようになっている。使用状況(を示すフラグの値)は、使用中は1、未使用は0としている。
サーバプロセス122は、上記共有テーブル201、及び割当テーブル202を管理し、仮想NIC131にMACアドレスを割り当てる場合、運用管理システム121からの要求により、割り当てるべきMACアドレスを決定して運用管理システム121に通知する。その通知に従って運用管理システム121が仮想NIC131にMACアドレスを割り当てる。それにより、他の物理マシン100で使用されていないMACアドレスが仮想NIC131に割り当てられることとなる。
図5は、ケース別に各物理マシン100の動作を説明するための図である。次に図5を参照して、2台の物理マシン100の動作についてケース別に具体的に説明する。ケースとしては、共有すべきMACアドレス群の初期導入時、他の物理マシン100(2台目以降の物理マシン100)の起動(追加)時、他の物理マシン100の起動中にMACアドレスの割り当てを行う時、他の物理マシン100の起動中に割り当て済のMACアドレスを開放、つまり仮想NIC131へのMACアドレスの割り当てを解除する時、及び物理マシン100を削除(停止)させる時、を想定する。ここでは説明上、便宜的に、MACアドレス群が設定される物理マシン、MACアドレスの割り当て、或いはその割り当ての解除を行う物理マシン、及び削除される物理マシンには符号として100Aを用いる。その物理マシン100Aの後に起動される物理マシンの符号としては100Bを用いる。
始めに、MACアドレス群の初期導入時の動作について説明する。この初期導入は通常、複数の物理マシン100のなかで最初に起動させる物理マシン100(100A)を対象にして行われる。その起動時、ハイパーバイザ110は管理仮想マシン120を作成する。
その物理マシン100Aは、例えばコンソール20から共有するMACアドレス群を入
力する。入力されたMACアドレス群は、ハイパーバイザ110、運用管理システム121を介してサーバプロセス122に渡される。それによりサーバプロセス122は、共有テーブル201に、物理マシン名として「#ALL」を持つ使用範囲情報を登録する。その後、自物理マシン100Aが使用するMACアドレスの範囲を決定し、割当テーブル202の作成、その決定に応じた共有テーブル201の更新を行う。そのようにして、仮想NIC131にMACアドレスを割り当てるための準備を行う。共有テーブル201の更新は、物理マシン名として自物理マシン100Aの名称を持つ使用範囲情報を共有テーブル201に登録することで行われる。
共有するMACアドレス群は、例えばネットワーク管理者が決定したものである。そのMACアドレス群は、起動時にハイパーバイザ110に参照させるファイル中に設定しても良い。
次に、他の物理マシン100B(2台目以降の物理マシン100)の起動時の動作について説明する。
起動した物理マシン100Bは、物理NIC101からネットワーク30に参加する旨を通知する。その通知を受信した物理マシン100Aは、応答を物理マシン100Bに返す。また、所有する共有テーブル201を送信する。物理マシン100Bは、その応答により共有するMACアドレス群の入力が不要と認識し、共有テーブル201を受信するのを待って、その共有テーブル201を保存する。その保存後は、自物理マシン100Bが使用するMACアドレスの範囲を決定し、割当テーブル202の作成、その決定に応じた共有テーブル201の更新を行う。更新した共有テーブル201は、物理マシン100Aを含む他の物理マシン100に送信(配布)する。共有テーブル201を受信した物理マシン100Aは、その共有テーブル201をそれまでの共有テーブル201に代えて保存する。そのようにして、共有テーブル201の同一性が保持される。起動した物理マシン100Bには、図5に示すように、共有テーブル201、及び少なくとも一つの割当テーブル202が保存される。
このようにして、起動直後の物理マシン100Bには、最新の共有テーブル201が保存される。このため物理マシン100Bは、重複を回避したMACアドレスの割り当てを確実に行うことができる。
他の物理マシン100の起動中にMACアドレスの割り当てを行う時には、各物理マシン100A及び100Bは以下のように動作する。MACアドレスの割り当ては、仮想NIC131の作成等により行われる。その仮想NIC131の作成は、それを有する仮想マシン130の作成、或いはコンソール20を介したユーザの指示等により行われる。
物理マシン100Aは、既存の割当テーブル202を参照し、未使用のMACアドレスの抽出を行う。それによりMACアドレスを抽出できた場合、抽出したMACアドレスを仮想NIC131に割り当て、そのMACアドレスの使用状況を使用中に変更する。一方、未使用のMACアドレスを抽出できなかった場合には、共有テーブル201を参照して、新たに自物理マシン100Aが使用するMACアドレスの使用範囲を決定する。その決定に応じて、新たに割当テーブル202を作成し、新たに使用範囲情報を登録することにより共有テーブル201を更新する。更新した共有テーブル201は物理マシン100Bに配布する。その後、新たに作成した割当テーブル202に登録されているMACアドレスのなかから抽出したMACアドレスを仮想NIC131に割り当て、そのMACアドレスの使用状況を使用中に変更する。図5において、既存の割当テーブル202は実線で示し、新たに作成された割当テーブルは202Nを付した点線で示している。
このようにして本実施形態では、必要とするMACアドレスの数の増加には随時、割当
テーブル202を作成する形で対応するようにしている。それにより、不必要なMACアドレスを多く物理マシン100に割り当てることによるMACアドレス資源の浪費、及び共有テーブル201の更新頻度を共に抑えるようにしている。
他の物理マシン100の起動中に割り当て済のMACアドレスを開放、つまりMACアドレスの割り当てを解除する時には、各物理マシン100A及び100Bは以下のように動作する。MACアドレスの開放は、仮想NIC131の削除等により行われる。その仮想NIC131の削除は、それを有する仮想マシン130の削除(停止)、或いはコンソール20を介したユーザの指示等により行われる。
物理マシン100Aは、割当テーブル202を参照し、開放するMACアドレスの使用状況を未使用に変更する。その変更を行った割当テーブル202で全てのMACアドレスが未使用となった場合、その割当テーブル202を削除し、その割当テーブル202で管理する範囲のMACアドレスは不要として、その範囲のMACアドレスを示す使用範囲情報を削除することにより共有テーブル201を更新する。更新した共有テーブル201は他の物理マシン100に配布する。図5において、削除する割当テーブルは例えば202Nを付した点線で示すものである。
このようにして本実施形態では、必要とするMACアドレスの数の減少には随時、割当テーブル202を削除する形で対応するようにしている。それにより、或る物理マシン100で不要となったMACアドレスは別の物理マシン100で使用するのを可能とさせるようにして、MACアドレス資源の使用効率の低下を抑えている。
最後に、物理マシン100を削除(停止)させる時の各物理マシン100A及び100Bの動作について説明する。
停止させる物理マシン100Aでは、MACアドレスは不要となる。このことから物理マシン100Aは、共有テーブル201中の自物理マシン100Aが登録した全ての使用範囲情報を削除する更新を行い、更新後の共有テーブル201を物理マシン100Bに送信する。それにより物理マシン100Bは、受信した共有テーブル201をそれまでの共有テーブル201に代えて保存する。新たに保存した共有テーブル201は、物理マシン100Aの名称を物理マシン名として持つ使用範囲情報が存在しないものである。
このようにして、物理マシン100が所定数単位で使用するMACアドレスに変更が生じた場合、その変更が反映された共有テーブル201が他の物理マシン100に配布され、新たなMACアドレスの割り当てに用いられる。このため、動作中の物理マシン100では、重複を回避したMACアドレスの割り当てを常に確実に行うことができる。
以降は、図6〜図10に示す各フローチャートを参照して、各ケースでサーバプロセス122が実行する処理について詳細に説明する。図6〜図10では、共有テーブル201は「共有テーブル」、割当テーブル202は「テーブル」と表記し、それらを区別している。
図6は、初期導入処理のフローチャートである。この初期導入処理は、MACアドレス群を共有する他の物理マシン100が起動していないことを条件に、そのMACアドレス群を導入するために実行される処理である。始めに図6を参照して、この初期導入処理について詳細に説明する。
ネットワーク30と接続された物理マシン100は、起動時に、ネットワーク30に参加する旨を通知する。その通知を受信した物理マシン100は、応答を返す。このことから、その応答の有無により、他の物理マシン100が起動しているか否か特定することが
できる。その特定は管理OSによって行われる。
先ず、ステップS1では、例えばコンソール20を介してユーザが入力したMACアドレス群を運用管理システム121から取得する。次のステップS2では、取得したMACアドレス群から使用範囲情報を作成し、作成した使用範囲情報を共有テーブル201に登録する。登録後は、ステップS3に移行して、MACアドレス群のなかで自物理マシン100が使用するMACアドレスの範囲を決定する。ステップS4には、その決定後に移行する。
ステップS4では、決定した範囲のMACアドレスを登録した割当テーブル202を作成する。続くステップS5では、決定した範囲を示す使用範囲情報を作成し、作成した使用範囲情報を登録することにより共有テーブル201に反映させる。その後、この初期導入処理を終了する。
図7は、共有テーブル取得処理のフローチャートである。この取得処理は、起動時にMACアドレス群を共有する他の物理マシン100が既に動作中であることを条件に、他の物理マシン100から送信される共有テーブル201を用いて初期設定を行うために実行される処理である。次に図7を参照して、この取得処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS11では、他の物理マシン100から受信した共有テーブル201を運用管理システム121から取得して保存する。続くステップS12では、共有テーブル201を参照して、未使用となっているMACアドレスのなかから自物理マシン100が使用するMACアドレスの範囲を決定(選択)する。その決定後はステップS13に移行して、決定した範囲のMACアドレスを登録した割当テーブル202を作成する。その後はステップS14に移行する。
ステップS14では、決定した範囲を示す使用範囲情報を作成し、作成した使用範囲情報を登録することにより共有テーブル201に反映させる。次のステップS15では、運用管理システム121に要求して、更新した共有テーブル201を他の物理マシン100に配布させる。その後、この共有テーブル取得処理を終了する。共有テーブル201の配布の要求は、運用管理システム121→管理OS→ハイパーバイザ110の順序で伝えられる。このため、最終的にはハイパーバイザ110によって共有テーブル201が物理NIC101から送信される。
図8は、MACアドレス割当処理のフローチャートである。この割当処理は、仮想NIC131を有する仮想マシン130の作成、或いは既存の仮想マシン130上での仮想NIC131の作成によって生じる運用監視システム121からの要求、つまり割り当てるべきMACアドレスの問い合わせにより実行される。次に図8を参照して、この割当処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS21では、運用管理システム121からの要求を受ける。続くステップS22では、割当テーブル202を参照し、未使用のMACアドレスが存在しているか否か判定する。使用状況の値が未使用を示す0となっているMACアドレスが割当テーブル202に存在する場合、判定はYESとなってステップS23に移行する。未使用のMACアドレスが存在しない場合には、判定はNOとなってステップS26に移行する。
ステップS23では、未使用のMACアドレスのなかから割り当てるMACアドレスを決定する。次のステップS24では、決定したMACアドレスの使用状況の値を1に変更することにより、割当テーブル202を更新する。その更新後、決定したMACアドレスをステップS25で運用管理システム121に通知してから、このMACアドレス割当処
理を終了する。
一方、ステップS26では、共有テーブル201を参照し、未使用となっているMACアドレスのなかから自物理マシン100用に所定数のMACアドレスを割り当てる。次のステップS27では、割り当てた所定数のMACアドレスを示す使用範囲情報を共有テーブル201に登録する。その次に移行するステップS28では、割り当てた所定数のMACアドレスを登録した割当テーブル202を作成する。ステップS23には、その作成後に移行する。作成直後の割当テーブル202では、使用状況の値は全て0である。
使用範囲情報の登録により共有テーブル201を更新した場合、更新した共有テーブル201は、ステップS27、或いはステップS25で運用管理システム121に配布が要求される。その要求により、他の物理マシン100に更新後の共有テーブル201が配布され、保存されることとなる。
図9は、MACアドレス開放処理のフローチャートである。この開放処理は、仮想NIC131を有する仮想マシン130の削除、或いは既存の仮想マシン130上での仮想NIC131の削除によって生じる運用監視システム121からのMACアドレスの割り当ての解除要求により実行される。次に図9を参照して、この開放処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS31では、運用管理システム121から割り当てを解除すべきMACアドレスの通知を受ける。続くステップS32では、割当テーブル202上のそのMACアドレスの使用状況の値を0に変更し、未使用とする。次に移行するステップS33では、使用状況の値を0に変更した割当テーブル202で全てのMACアドレスが未使用か否か判定する。その割り当てテーブル202の全ての使用状況の値が0であった場合、判定はYESとなってステップS34に移行する。値が1となっている使用状況が存在する場合には、判定はNOとなり、ここでMACアドレス開放処理を終了する。
ステップS34では、全ての使用状況の値が0となっている割当テーブル202を削除する。次のステップS35では、削除した割当テーブル202に対応する使用範囲情報を削除することにより共有テーブル201を更新する。その次のステップS36では、運用管理システム121に、更新後の共有テーブル201の配布を要求する。その要求を行った後、このMACアドレス開放処理を終了する。その要求により、他の物理マシン100に更新後の共有テーブル201が配布され、保存されることとなる。
図10は、物理マシン削除処理のフローチャートである。この削除処理は、例えばコンソール20を介してユーザから物理マシン100の停止(例えば終了)が指示された場合に、自物理マシン100用に確保したMACアドレス資源を開放するために運用管理システム121の制御によって実行される処理である。最後に図10を参照して、この削除処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS41では、コンソール20等を用いてユーザが削除を指示するコマンドを入力したことの通知を運用管理システム121から受ける。次のステップS42では、共有テーブル201上の自物理マシン100の使用範囲情報を全て削除する。その次に移行するステップS43では、運用管理システム121に、削除による更新後の共有テーブル201の配布を要求する。その要求を行った後、この物理マシン削除処理を終了する。その要求により、他の物理マシン100に更新後の共有テーブル201が配布され、保存される。
図11は、ハードウェア構成の実施形態の一例を示す図である。ここで図11を参照し
て、本実施形態を適用可能な情報処理装置としてのコンピュータの構成について具体的に説明する。
図11に示すコンピュータは、演算処理装置としてのCPU61、記憶装置としてのメモリ62、入力装置63、外部記憶装置64、媒体駆動装置65、及び通信装置としてのネットワーク接続装置66を有し、これらがバス67によって互いに接続された構成となっている。同図に示す構成は一例であり、これに限定されるものではない。
CPU61は、当該コンピュータ全体の制御を行う。
メモリ62は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置64(あるいは可搬型の記録媒体M)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等の半導体メモリである。CPU61は、プログラムをメモリ62に読み出して実行することにより、全体の制御を行う。
入力装置63は、例えばコンソール20との接続用のインターフェースである。コンソール20との間でデータを送受信し、受信したデータはCPU61に送る。それにより、コンソール20を介した指示に従ってコンピュータは動作する。
ネットワーク接続装置66は、ネットワーク30との通信を行うためのものである。図1に示すシステム構成では、物理NIC101に相当する。外部記憶装置64は、例えばハードディスク装置である。主に各種データやプログラムの保存に用いられる。
媒体駆動装置65は、光ディスクや光磁気ディスク等の可搬型の記録媒体Mにアクセスするものである。
図11に示す構成要素61〜66は、ハイパーバイザ110によって仮想化されるハードウェアに相当する。ハイパーバイザ110、運用管理システム121及びサーバプロセス122を含む管理OS、各仮想マシン130上で動作するゲストOSは例えば外部記憶装置64に格納されている。共有テーブル201及び割当テーブル202は、例えば外部記憶装置64に保存され、必要に応じて随時、メモリ62に読み出される。図1に示すシステム構成は、CPU61がハイパーバイザ110をメモリ62に読み出して起動し、そのバイザ110の制御で各仮想マシン120、130用のプログラムをメモリ62に読み出して実行することで実現される。図6〜図10に示す各種処理は、CPU61がハイパーバイザ110、並びに管理仮想マシン120用の運用管理システム121及びサーバプロセス122を含む管理OSを実行することで実現される。ハイパーバイザ110及び管理OSを含む各種プログラムは、記録媒体Mに記録して配布しても良く、或いはネットワーク接続装置66により取得できるようにしても良い。
なお、本実施形態では、共有するMACアドレス群は共有テーブル201に登録するようにしているが、別の保存場所に保存するようにしても良い。また、資源管理を容易とするために、MACアドレスは所定数単位で各物理マシン100に確保させるようにしているが、そのような数の制約を設けなくとも良い。或いは、数の選択肢を複数、用意し、その選択肢のなかから選択させるようにしても良い。
以上の変形例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の物理マシンで共有するアドレス群中のアドレスを各物理マシンが作成する仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるための方法であって、
前記仮想マシンを作成する物理マシンが、前記アドレス群のなかで前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定して他の物理マシ
ンにネットワークを介して通知する第1の通知ステップと、
前記第1の通知ステップにより前記使用範囲が通知された物理マシンが、該使用範囲を記憶する記憶ステップと、
前記使用範囲を記憶した物理マシンが、該記憶した使用範囲を除く前記アドレス群のなかから、作成する前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定して他の物理マシンに前記ネットワークを介して通知する第2の通知ステップと、
を含むことを特徴とするアドレス割当方法。
(付記2)
前記使用範囲は、所定数のアドレスを単位として設定する、
ことを特徴とする付記1記載のアドレス割当方法。
(付記3)
前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードを削除する物理マシンが、該削除によって不要となる前記使用範囲を他の物理マシンに前記ネットワークを介して通知する第3の通知ステップと、
前記第3の通知ステップにより前記使用範囲が通知された物理マシンが、該使用範囲を前記記憶した使用範囲のなかから削除する削除ステップと、
を更に含むことを特徴とする付記1、または2記載のアドレス割当方法。
(付記4)
仮想マシンを作成する物理マシンとして用いられるコンピュータにおいて、
複数の物理マシンで共有するアドレス群を示すアドレス群情報を記憶する記憶手段と、
前記アドレス群を共有する他の物理マシンからネットワークを介して送信される、該他の物理マシンが作成する前記仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに該アドレス群のなかで割り当てるアドレスの使用範囲を示す使用範囲情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した前記使用範囲情報を前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された前記アドレス群情報、及び前記使用範囲情報がそれぞれ示す前記アドレス群、及び前記使用範囲を基に、作成する前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定する使用範囲設定手段と、
前記使用範囲設定手段が設定した使用範囲を示す使用範囲情報を他の物理マシンに前記ネットワークを介して送信する送信手段と、
を具備することを特徴とするコンピュータ。
(付記5)
前記使用範囲設定手段が設定した使用範囲のなかで、前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードの削除によって不要となる使用範囲を特定する使用範囲特定手段、を更に具備し、
前記送信手段は、前記使用範囲特定手段が特定した前記不要となる使用範囲を示す使用範囲情報を他の物理マシンに前記ネットワークを介して送信し、
前記記憶制御手段は、前記不要となる使用範囲を示す使用範囲情報を前記他の物理マシンから前記受信手段が受信した場合に、該使用範囲情報を前記記憶手段から削除する、
ことを特徴とする付記4記載のコンピュータ。
(付記6)
仮想マシンを作成する物理マシンとして用いられるコンピュータに、
アドレス群を共有する他の物理マシンからネットワークを介して送信される、該他の物理マシンが作成する前記仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに該アドレス群のなかで割り当てるアドレスの使用範囲を示す使用範囲情報を受信する受信機能と、
前記受信機能により受信した前記使用範囲情報を記憶手段に記憶する記憶制御機能と、
前記共有するアドレス群、及び前記記憶手段に記憶された前記使用範囲情報が示す前記
使用範囲を基に、作成する前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定する使用範囲設定機能と、
前記使用範囲設定機能により設定した使用範囲を示す使用範囲情報を他の物理マシンに前記ネットワークを介して送信する送信機能と、
を実現させるためのプログラム。
本実施形態によるコンピュータ(物理マシン)のシステム構成を示す図である。 MACアドレス配布サーバプロセス122が管理する情報を説明する図である。 MACアドレス割当共有テーブル201のデータ構成を示す図である。 MACアドレス割当テーブル202のデータ構成を示す図である。 ケース別に各物理マシン100の動作を説明するための図である。 初期導入処理のフローチャートである。 共有テーブル取得処理のフローチャートである。 MACアドレス割当処理のフローチャートである。 MACアドレス開放処理のフローチャートである。 物理マシン削除処理のフローチャートである。 ハードウェア構成の実施形態の一例を示す図である。 従来のコンピュータ(物理マシン)のシステム構成を示す図である。
符号の説明
100 物理マシン(コンピュータ)
101 物理NIC
102 仮想ネットワーク
110 ハイパーバイザ
120、130 仮想マシン
121 運用管理システム
122 MACアドレス配布サーバプロセス
131 仮想NIC
201 MACアドレス割当共有テーブル
202 MACアドレス割当テーブル

Claims (13)

  1. 複数の物理マシンで共有するアドレス群中のアドレスを各物理マシンが作成する仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるための方法であって、
    前記仮想マシンを作成する物理マシンが、前記アドレス群のなかで前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定して他の物理マシンにネットワークを介して設定した前記使用範囲を通知する第1の通知ステップと、
    前記第1の通知ステップにより前記使用範囲が通知された物理マシンが、通知された前記使用範囲を記憶する記憶ステップと、
    前記使用範囲を記憶した物理マシンが、記憶した前記使用範囲を除く前記アドレス群のなかから、作成する前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定して他の物理マシンに前記ネットワークを介して通知する第2の通知ステップと、
    を含むことを特徴とするアドレス割当方法。
  2. 前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードを削除する物理マシンが、該削除によって不要となる前記使用範囲を他の物理マシンに前記ネットワークを介して通知する第3の通知ステップと、
    前記第3の通知ステップにより前記使用範囲が通知された物理マシンが、該使用範囲を前記記憶した使用範囲のなかから削除する削除ステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項1記載のアドレス割当方法。
  3. 仮想マシンを作成する物理マシンとして用いられるコンピュータにおいて、
    複数の物理マシンで共有するアドレス群を示すアドレス群情報を記憶する記憶手段と、
    前記アドレス群を共有する他の物理マシンからネットワークを介して送信される、該他の物理マシンが作成する前記仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに該アドレス群のなかで割り当てるアドレスの使用範囲を示す使用範囲情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記使用範囲情報を前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記アドレス群情報、及び前記使用範囲情報がそれぞれ示す前記アドレス群、及び前記使用範囲を基に、作成する前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定する使用範囲設定手段と、
    前記使用範囲設定手段が設定した使用範囲を示す使用範囲情報を他の物理マシンに前記ネットワークを介して送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とするコンピュータ。
  4. 前記使用範囲設定手段が設定した使用範囲のなかで、前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードの削除によって不要となる使用範囲を特定する使用範囲特定手段、を更に具備し、
    前記送信手段は、前記使用範囲特定手段が特定した前記不要となる使用範囲を示す使用範囲情報を他の物理マシンに前記ネットワークを介して送信し、
    前記記憶制御手段は、前記不要となる使用範囲を示す使用範囲情報を前記他の物理マシンから前記受信手段が受信した場合に、該使用範囲情報を前記記憶手段から削除する、
    ことを特徴とする請求項3記載のコンピュータ。
  5. 仮想マシンを作成する物理マシンとして用いられるコンピュータに、
    アドレス群を共有する他の物理マシンからネットワークを介して送信される、該他の物理マシンが作成する前記仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに
    該アドレス群のなかで割り当てるアドレスの使用範囲を示す使用範囲情報を受信する受信機能と、
    前記受信機能により受信した前記使用範囲情報を記憶手段に記憶する記憶制御機能と、
    前記共有するアドレス群、及び前記記憶手段に記憶された前記使用範囲情報が示す前記使用範囲を基に、作成する前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるアドレスの使用範囲を設定する使用範囲設定機能と、
    前記使用範囲設定機能により設定した使用範囲を示す使用範囲情報を他の物理マシンに前記ネットワークを介して送信する送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  6. アドレスを物理マシンで動作する仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるための方法であって、
    前記仮想マシンを動作させる物理マシンが、複数の物理マシンで共有するアドレス群のなかで前記物理マシンで動作する仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを決定して、決定した前記割り当て用アドレスを他の物理マシンに送信し、
    前記他の物理マシンが、送信された前記割り当て用アドレスを除く前記アドレス群のなかから、前記他の物理マシンで動作する仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いるアドレスを決定する、
    ことを特徴とするアドレス割当方法。
  7. 前記アドレス群および前記割り当て用アドレスは、MACアドレスであることを特徴とする請求項6記載のアドレス割当方法。
  8. アドレスを仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てる物理マシンであって、
    複数の物理マシンで共有するアドレス群を示す情報を記憶する記憶手段と、
    前記アドレス群を共有する他の物理マシンから送信される、前記他の物理マシンが前記アドレス群のなかで前記他の物理マシンで動作する仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを受信する受信手段と、
    前記記憶手段に記憶した前記アドレス群を示す情報と、受信した前記割り当て用アドレスとに基づいて、受信した前記割り当て用アドレスを除く前記アドレス群のなかから、前記物理マシンで動作する前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを決定する決定手段と、
    決定した前記割り当て用アドレスを前記他の物理マシンに送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とする物理マシン。
  9. 前記アドレス群および前記割り当て用アドレスは、MACアドレスであることを特徴とする請求項8記載の物理マシン。
  10. アドレスを仮想マシン上の仮想ネットワーク・インターフェース・カードに割り当てるプログラムであって、
    物理マシンに、
    アドレス群を共有する複数の物理マシンのうちの他の物理マシンから送信される、前記他の物理マシンが前記アドレス群のなかで前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを受信し、
    受信した前記割り当て用アドレスを除く前記アドレス群のなかから、前記物理マシンが前記仮想マシン上の前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを決定し、
    決定した前記割り当て用アドレスを前記他の物理マシンに送信する、
    ことを実行することを特徴とするプログラム。
  11. 前記アドレス群および前記割り当て用アドレスは、MACアドレスであることを特徴とする請求項10記載のプログラム。
  12. 仮想マシンを動作させる第1の物理マシンと、仮想マシンを動作させる第2の物理マシンと、を備えたシステムであって、
    前記第1の物理マシンが、
    前記第1の物理マシンと前記第2の物理マシンとで共有されるアドレス群のなかで、前記第1の物理マシンで動作する前記仮想マシンに対応する仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを決定し、
    決定した前記第1の物理マシンで動作する前記仮想マシンに対応する仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを前記第2の物理マシンに送信し、
    前記第2の物理マシンが、
    送信された前記割り当て用アドレスを除く前記アドレス群のなかから、前記第2の物理マシンで動作する前記仮想マシンに対応する前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを決定し、
    決定した前記第2の物理マシンで動作する前記仮想マシンに対応する前記仮想ネットワーク・インターフェース・カードへの割り当てに用いる割り当て用アドレスを前記第1の物理マシンに送信する、
    ことを特徴とするシステム。
  13. 前記アドレス群および前記割り当て用アドレスは、MACアドレスであることを特徴とする請求項12記載のシステム。
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