JP4671353B2 - ストレージ装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ストレージ装置及びその制御方法並びにプログラムに関し、例えば記憶領域を論理ユニット(LU:Logical Unit)単位でホストに提供するストレージ装置に適用して好適なものである。
ストレージ装置と、その上位装置としてのホストとを接続する技術としてSAN(Storage Area Network)が多く利用されている。この技術を利用すれば、1台のストレージ装置を複数のホストで共用することができるため、サイト内のストレージ装置を統合することができ、ストレージ装置の管理を簡単化することができる。
また従来のストレージ装置においては、当該ストレージ装置を構成するハードディスクやフラッシュメモリ等の物理的な記憶媒体を論理的に分割した記憶領域として管理するため、ストレージ装置内に複数の論理ユニットを作成することができる。
さらに従来、SAN上のホストを一意に識別するWWN(World Wide Name)と論理ユニット番号(LUN:Logical Unit Number)との対応をストレージ装置において管理し、特定の論理ユニットを特定のホストのみから使用可能に設定する方法も提案されている(特許文献1参照)。このようなストレージ装置の構成情報は、ストレージ装置の管理者が操作する管理端末から設定することができる。
特開2001−265655号公報
ところで、かかる従来のストレージ装置においては、既存の技術を適用することによって、そのストレージ装置が提供する記憶領域を任意の論理ユニットに分割し、これら論理ユニットをそれぞれ1又は複数のホストに割り当て、割り当てた論理ユニット以外の論理ユニットに対するホストからのアクセスを制限することができる。
しかしながら、このようなホストへの論理ユニットの割り当てや、論理ユニットに対するホストからのアクセスの制御を行うためには、ストレージ装置の導入時やホストの追加時に、ストレージ装置の管理者が管理端末を操作して論理ユニットの作成及び論理ユニットとホストの対応付けを行う作業を行わなければならないが、その作業が非常に煩雑であるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、ストレージ装置の導入時やホストの追加時におけるストレージ装置の設定作業を容易化させ得るストレージ装置及びその制御方法並びにプログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、ホストからのデータの入出力要求に応じて、当該ホストに割り当てられた論理ユニットにデータを入出力するストレージ装置において、前記論理ユニットが割り当てられていない新規の前記ホストでなる新規ホストから送信される論理ユニット構成問合せコマンドに基づいて、当該新規ホストが接続されたことを検出するホスト検出部と、前記ホスト検出部により前記新規ホストが検出された場合に、当該新規ホストに対して新規の前記論理ユニットでなる新規論理ユニットを割り当てる論理ユニット割当て部とを備え、前記論理ユニット割り当て部は、前記新規論理ユニットを識別する論理ユニット識別番号と前記新規論理ユニットの構成情報とを対応付けて論理ユニット構成テーブルに格納し、前記新規論理ユニットの論理ユニット識別番号と、前記新規ホストを識別する識別子と、前記新規ホストから送信されるコマンドで指定する前記論理ユニットの識別番号とを対応付けてマッピングテーブルに格納する、ことを特徴とするストレージ装置が提供される。
この結果このストレージ装置では、ストレージ装置の導入時やホストの追加時に、ストレージ装置の管理者が管理端末を操作することなく、論理ユニットの作成及び論理ユニットとホストの対応付けを行うことができる。
かかる課題を解決するため本発明においては、ホストからのデータの入出力要求に応じて、当該ホストに割り当てられた論理ユニットにデータを入出力するストレージ装置の制御方法において、前記論理ユニットが割り当てられていない新規の前記ホストでなる新規ホストから送信される論理ユニット構成問合せコマンドに基づいて、当該新規ホストが接続されたことを検出する第1のステップと、前記新規ホストが検出された場合に、当該新規ホストに対して新規の前記論理ユニットでなる新規論理ユニットを割り当てる第2のステップと、前記新規論理ユニットを識別する論理ユニット識別番号と前記新規論理ユニットの構成情報とを対応付けて論理ユニット構成テーブルに格納する第3のステップと、前記新規論理ユニットの論理ユニット識別番号と、前記新規ホストを識別する識別子と、前記新規ホストから送信されるコマンドで指定する前記論理ユニットの識別番号とを対応付けてマッピングテーブルに格納する第4のステップと、を備えることを特徴とするストレージ装置の制御方法が提供される。
この結果このストレージ装置の制御方法によれば、ストレージ装置の導入時やホストの追加時に、ストレージ装置の管理者が管理端末を操作することなく、論理ユニットの作成及び論理ユニットとホストの対応付けを行うことができる。
本発明によれば、ストレージ装置の導入時やホストの追加時に、ストレージ装置の管理者が管理端末を操作することなく、論理ユニットの作成及び論理ユニットとホストの対応付けを行うことができるため、ストレージ装置の導入時やホストの追加時におけるストレージ装置の設定作業を容易化させ得るストレージ装置及びその制御方法並びにプログラムを実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1において、1は全体として本実施の形態による記憶システムを示す。本実施の形態の記憶システムは、例えば、ファイバーチャネル(FC:FibreChannel)技術により構築されるSAN190を介してストレージ装置100及び第1〜第3のホスト192,194,196が相互に通信自在に接続されることにより構成されている。
ストレージ装置100は、ストレージコントローラ110及びディスクアレイ装置160から構成される。ストレージコントローラ110は、SAN190とディスクアレイ装置160とを接続するインタフェースであり、ディスクアレイ装置160を制御し、第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)からの要求に応答してデータの入出力を行う機能を備える。ストレージコントローラ110は、CPU(Central Processing Unit)112、第1及び第2のホストインタフェース部114,116、ドライブインタフェース部118、管理端末インタフェース部119並びにメモリ120が内部バス111を介して相互に通信自在に接続されることにより構成される。本実施の形態ではストレージ装置100に対して1つのストレージコントローラ110が設けられているが、このストレージコントローラ110を2つ以上設けるようにしてもよい。
CPU112は、ストレージコントローラ110を制御するマイクロプロセッサである。本実施の形態においては、CPU112が複数設けられており、これらCPU112が並列に動作して制御を分担することにより、各種処理を高速かつ効率良く行い得るようになされている。なお、このCPU112を1つだけ設けるようにしてもよい。
第1及び第2のホストインタフェース部114, 116は、いずれもSAN190と内部バスのインタフェースとして機能する。本実施の形態ではストレージコントローラ110に対して2つのホストインタフェース部114, 116が設けられているが、ホストインタフェース部114, 116を1つ又は3つ以上設けるようにしてもよい。
ドライブインタフェース部118は、内部バス111とディスクアレイ装置160のインタフェースとして機能する。本実施の形態ではストレージコントローラ110に対して1つのドライブインタフェース部118が設けられているが、ドライブインタフェース118を2つ以上設けるようにしてもよい。
管理端末インタフェース部119は、内部バス111と管理端末198のインタフェースとして機能する。本実施の形態の場合、管理端末198とストレージ装置100が直接接続しているが、1台以上のストレージ装置と1台以上の管理端末とが接続された管理用のLAN(Local Area Network)を用いる形態であってもよい。
メモリ120には、各CPU112がそれぞれ実行するプログラムや装置の状態を表す情報などが格納される。例えばメモリ120には、CPU112が実行するプログラムとしてストレージ制御プログラム130が格納され、装置の状態を表す情報として構成情報140が格納される。またメモリ120には、ディスクアレイ装置160に入出力されるデータを一時的に保存するためのキャッシュ領域150が設けられる。
ストレージ制御プログラム130は、入出力処理プログラム132、新規ホスト検知プログラム134及び構成管理プログラム136から構成される。
このうち入出力処理プログラム132は、ストレージコントローラ110の基本機能を実行するためのプログラムであり、第1又は第2のホストインタフェース部114,116が受信した第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)からのコマンドを解釈し、これが入出力に関するコマンドである場合には、このコマンドに応答するため、ディスクアレイ装置160に含まれる記憶媒体とキャッシュ領域150の間のデータ転送や、キャッシュ領域150と第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)との間のデータ転送を実施する。
そのとき、第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)からは、入出力の対象となるアドレスが、LUNと論理ブロックアドレス(以下、LBA(Logical Block Address)と呼ぶ)の組で指定されるのに対して、ディスクアレイ装置160に対する入出力は記憶媒体の識別子と各記憶媒体内のLBAで指定しなければならないので、入出力処理プログラム132は、構成情報140に含まれるLU構成テーブル142に基づいてアドレスを変換する処理を行う。
新規ホスト検知プログラム134は、SAN190に接続され、ストレージ装置100を新規に利用する第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)からのアクセスを検知し、当該第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)からストレージ装置100を利用できるようにするための登録処理を実行する新規ホスト登録機能をもつ。新規ホスト登録機能の詳細は、図7のフローチャートで説明する。
構成管理プログラム136は、構成情報140を管理する機能をもつ。構成管理プログラム136は、新規ホスト検知プログラム134又は管理端末198からの要求に応じて、構成情報140の変更を実行する。また、構成管理プログラム136は、入出力処理プログラム132、新規ホスト検知プログラム134及び管理端末198に構成情報140を提供する。
構成情報140は、第1及び第2のホスト192,194(並びに第3のホスト196)に提供する論理ユニットや、論理ユニットと記憶媒体とのマッピング等、ストレージ装置100の状態を表す情報を含む。構成情報140は、LU構成テーブル142、ホスト−LUマッピングテーブル144、セキュリティ管理テーブル146で構成される。
LU構成テーブル142は、ストレージ装置100がもつ論理ユニットのリスト及び各論理ユニットの容量等の属性情報を含む。詳細は、図3を用いて後で説明する。
ホスト−LUマッピングテーブル144は、SAN190に接続された第1及び第2のホスト192,194(並びに第3のホスト196)に対して、利用できる論理ユニットのリストを含む。詳細は、図4を用いて後で説明する。
セキュリティ管理テーブル146は、第1及び第2のホスト192,194(並びに第3のホスト196)について、新規ホスト検知プログラム134による新規ホストとしての登録処理を許可又は不許可するための判断に必要な情報を含む。詳細は、図4を用いて後で説明する。キャッシュ領域150は、入出力処理の性能向上のために使用する。
ディスクアレイ装置160は、システムディスク170と、ディスクプール176を含む。システムディスク170と、ディスクプール176は、いずれも1台以上のハードディスク又はフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成され、複数台の記憶媒体で構成される場合、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)技術により冗長化されることがある。
システムディスク170は、ストレージ装置100の稼動に必要なプログラムやデータを格納する。例えばシステムディスク170には、保管用ストレージ制御プログラム172及び保管用構成情報174が格納されており、ストレージ装置100の起動時にこれらがメモリ120に読み込まれる。なお保管用構成情報174は、構成情報140が更新されたとき又はストレージ装置100が停止されるときに、そのときメモリ120に保持されている構成情報140の内容に更新される。
ディスクプール176は、論理ユニットが使用する実記憶領域を提供し、第1及び第2のホスト192,194(並びに第3のホスト196)から送信されるデータを格納する。各論理ユニットは、それぞれディスクプール176中の一部の記憶領域から構成される。
第1及び第2のホスト192,194は、ストレージ装置100を利用するホスト計算機であり、それぞれ論理ユニットが既に割り当てられている。それに対して、第3のホスト196は、本実施の形態ではSAN190に新規に追加されたホスト計算機であり、ストレージ装置100を使用するために論理ユニットの新規割り当てを必要としている。第1〜第3のホスト192,194,196は、SAN190を介さずに、直接ストレージ装置100に接続されても良い。
管理端末198は、論理ユニットの作成やセキュリティの設定等、構成情報140の変更に関わるストレージ管理者の作業に必要な、GUI(Graphical User Interface)やCLI(Common Line Interface)等のユーザインタフェースを提供する。
図2は、ディスクプール176と、論理ユニットとの関係を模式的に示したものである。論理ユニットとは、あらかじめ容量が定められた記憶領域であり、第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)からのアクセス時にはLBAによって論理ユニットの容量内のアドレスを指定する。本実施の形態では、論理ユニットのデータを格納する実記憶領域として、ディスクプール176の一部を割り当てる。
例えば、ある論理ユニットに対する書込み要求が発行され、第1又は第2のホスト192,194(若しくは第3のホスト196)からのデータがその論理ユニットに格納されるときに、データの書込み先として書込み要求において指定されたLBA範囲内に実記憶領域が未割当のLBAが含まれている場合には、当該データを格納するのに十分な実記憶領域が割り当てられる。本実施の形態では、論理ユニット内でアクセス可能なLBAの範囲を決める見かけ上の容量を仮想容量と呼び、論理ユニット内で実記憶領域が割当済である容量を実容量と呼ぶ。
図2では、LUNが「0」の論理ユニット178と、LUNが「1」の論理ユニット179とを示している。LUNが「0」の論理ユニット178は、仮想容量より小さい一部の範囲に実容量が使用エリアとして割り当てられており、ディスクプール176内のエリア1761及びエリア1763が割り当てられている。LUNが「1」の論理ユニット179は、仮想容量より小さい一部の範囲に実容量が使用エリアとして割り当てられており、ディスクプール176内のエリア1762が割り当てられている。
図3は、LU構成テーブル142の内容を示す説明図である。図3(A)に示すように、LU構成テーブル142は、「LUN」フィールド1421、「仮想容量」フィールド1422、「実容量」フィールド1423、「CPU番号」フィールド1424及び「ディスクプールとのマッピング」フィールド1425から構成される。
このうち「LUN」フィールド1421には、ストレージ装置100内で一意である、各論理ユニットの識別子が格納される。また「仮想容量」フィールド1422には、各論理ユニット内でアクセス可能なLBAの範囲を決める見かけ上の容量が格納され、「実容量」フィールド1423には、各論理ユニットの仮想容量1422のうち、ディスクプール176に既に割り当てられている実記憶領域の容量が格納される。
さらに「CPU番号」フィールド1424には、CPU112が複数個あり、かつ、入出力処理プログラム132が、論理ユニット毎にI/Oの実行を担当するCPU112を振り分ける方式を使用する場合に、その論理ユニットのI/Oを担当するCPU112を一意に識別するための当該CPU112の識別子が格納される。
一方、「ディスクプールとのマッピング」フィールド1425には、論理ユニット内で実記憶領域が割り当て済であるLBA範囲について、論理ユニット内のLBA(LU_LBAn)と、ディスクプール176内のLBA(プールLBAn)との対応関係を表す情報が格納される。この対応関係は、複数組となることもある。図3(B)は、図3(A)の「ディスクプール176とのマッピング」フィールド1425に記録されている各論理ユニットとディスクプール176とのLBAのマッピングの様子を図示したものである。
図4は、ホスト−LUマッピングテーブル144の内容を示す説明図である。この図4からも明らかなように、ホスト−LUマッピングテーブル144は、「WWN」フィールド1441、「ホストI/F番号」フィールド1442、「ホストLUN」フィールド1443及び「LUN 」フィールド1444から構成される。
このうち「WWN」フィールド1441には、ストレージ装置100に接続されたホストを一意に識別するための識別子(以下、WWNであるものとする)が格納される。また「ホストI/F番号」フィールド1442には、同一エントリに記載されたホスト−LUNマッピングを適用するホストI/Fを特定する識別子が格納される。「ホストI/F番号」フィールド1442に格納されたホストI/Fをもつホスト以外のホストからのアクセスに対しては、同一エントリに記載されたホスト−LUNマッピングは適用されない。
さらに「ホストLUN」フィールド1443には、ホストからのコマンドで指定するLUNが格納され、「LUN」フィールド1444には、ストレージ装置100内で論理ユニットを識別するための識別子が格納される。「LUN」フィールド1444に格納される識別子は、LU構成テーブル142の「LUN」フィールド1421に格納されたLUNに対応する。
例えば、第1のホスト192は、WWNが「AAA」である。ホスト−LUマッピングテーブル144はWWN1441が「AAA」であるエントリをもつため、前記エントリの内容に基づき、第1のホスト192は、第1のホストインタフェース部114からのアクセス時に、ホストLUNが「0」として、LUNが「0」の論理ユニットにアクセスすることができる。
図5は、セキュリティ管理テーブル146の内容を示す説明図である。セキュリティ管理テーブル146は、ストレージ装置100に接続される各ホストについて、新規ホスト登録機能の適用の許可又は不許可を判定するためのテーブルである。このセキュリティ管理テーブル146は、「優先順位」フィールド1460、「WWN」フィールド1461及び「新規ホスト登録可否」フィールド1462から構成される。
このうち「優先順位」フィールド1460には、そのエントリの優先順位が格納される。また「WWN」フィールド1461には、ホスト−LUマッピングテーブル144の「WWN」フィールド1441と同様に、ストレージ装置100に接続されたホストを一意に識別するための識別子として、WWNが格納される。「WWN」フィールド1461には、各ホストのWWN以外に、複数のホストを指定する予約語を設定することもできる。図5に示す「*(アスタリスク)」は、全ホストを対象としたエントリであることを表している。
また「新規ホスト登録可否」フィールド1462には、新規ホスト登録の許可又は不許可を示す情報が格納される。本実施の形態では、「新規ホスト登録可否」フィールド1462に登録された各エントリのうち、セキュリティ管理テーブル146において優先順位の高いエントリの内容が優先される。
例えば、図4の例では、WWNが「AAA」の第1のホスト192については、セキュリティ管理テーブル146上において、「WWN」フィールド1461に“*”が格納されたエントリ(図4において1行目のエントリ)が登録されているため、新規ホスト登録が許可されている。一方、WWNが「BBB」の第2のホスト194については、「WWN」フィールド1461に「*」が格納されたエントリにより新規ホスト登録が許可されているものの、それより優先順位の高い「WWN」フィールド1461に「BBB」が格納されたエントリ(図4において2行目のエントリ)により新規ホスト登録が不許可とされているため、新規ホスト登録が許可されないこととなる。
図6は、第1のホスト192で動作するソフトウェア構成を示す説明図である。第2及び第3のホスト194,196も、同様の内部構成をもつ。第1のホスト192で動作するソフトウェアとしては、アプリケーション1921及びOS(Operating System)1922がある。
OS1922は、初期化プログラム1923、ストレージ管理プログラム1924、パーティション管理プログラム1925、ストレージ接続ドライバ1926等のソフトウェアコンポーネントから構成される。
このうち初期化プログラム1923は、OS1922の起動時のハードウェア設定等を行う。初期化プログラム1923が行う処理には、第1のホスト192が使用可能なストレージ装置の探索が含まれる。かかる探索を行う際には、初期化プログラム1923は、ストレージ接続ドライバ1926のサブルーチンを呼び出す。
ストレージ管理プログラム1924は、ホスト管理者からの操作によって、第1のホスト192が使用可能なストレージ装置の再探索を実行する。かかる探索を行う際には、ストレージ管理プログラム1924は、ストレージ接続ドライバ1926のサブルーチンを呼び出す。
ストレージ接続ドライバ1926は、初期化プログラム1923又はストレージ管理プログラム1924からの要求に応じて、第1のホスト192が使用可能なストレージ装置の探索を実行する。SAN190上に存在するストレージ装置を探索し、発見したストレージ装置に対しては、第1のホスト192が使用可能な論理ユニット構成を問い合わせるコマンド(以下、これを論理ユニット構成問合せコマンドと呼ぶ)を送信し、第1のホスト192が使用可能な論理ユニットを探索する。
パーティション管理プログラム1925は、ストレージ接続ドライバ1926が認識した論理ユニットに対して、アプリケーション1921から使用可能な状態にするため、ファイルシステム等のデータ構造でフォーマットを実行する。
次に、ストレージ装置100における新規ホスト登録機能の実現形態について説明する。新規ホスト登録機能は、ストレージ装置100が自装置内に論理ユニットをもたないホスト(例えば図1の第3のホスト196)からの接続を検知し、このホストに割り当てる論理ユニットの作成と、当該論理ユニット及び当該ホスト間のマッピングとを実行する機能である。かかるホストの接続を検知する契機として、ホストがネットワーク(SAN190)やストレージ装置100への接続時に発行する論理ユニット構成問合せコマンドの受信を利用する。
論理ユニット構成問い合わせコマンドは、ホストのストレージ接続ドライバ1926が実行する使用可能なストレージ装置の探索の途中で送信されるもので、SANのプロトコル種別やホストのOSの実装によって異なる。
例えば、ファイバーチャネル(FibreChannel)やSAS(Serial Attached SCSI)の場合、ホストのOSの実装によって、ストレージ装置から論理ユニットのリストを取得する「REPORT_LUNS」コマンドを使用する方法や、指定した論理ユニットの有無を問い合わせる「INQUIRY」コマンドを有効なLUNの範囲に対して順次発行する手段が考えられる。「REPORT_LUNS」コマンドを使用する方法の場合は、当該論理ユニット構成問合せコマンドの受信、「INQUIRY」コマンドを使用する方法の場合は、最初の論理ユニット構成問合せコマンドの受信が、ホストの接続を検知する契機となる。
図7は、新規ホスト登録機能に関して、論理ユニット構成問合せコマンドに対するストレージ装置100の応答処理の内容を示すフローチャートである。ストレージ装置100のCPU112は、メモリ120に格納された新規ホスト検知プログラム134に基づき、この図7に示す応答処理手順に従って、ホストからの論理ユニット構成問合せコマンドに対する応答処理を実行する。
すなわちCPU112は、ホストからの論理ユニット構成問い合わせコマンドを受信した旨の通知を入出力処理プログラム132から受けると(S702)、論理ユニット構成問合せコマンドの送信元ホスト(以下、送信元ホスト)のWWNを取得し、ホスト−LUマッピングテーブル144から前記WWNを含むエントリの検索を行う(S704)。
続いてCPU112は、ステップS704の結果から、該当エントリの有無を判定し(S706)、該当するエントリが1個以上存在する場合には(S706:NO)、送信元ホストは新規ホストでないと判断してステップS716に進む。
これに対してCPU112は、かかるエントリの検索において、該当するエントリが1個も存在しない場合には(S706:YES)、送信元ホストは新規ホストであると判断して、セキュリティ管理テーブル146から上記WWN又は「*」を含むエントリの検索を行う(S708)。
そしてCPU112は、かかる検索の結果から、送信元ホストの新規ホスト登録が許可又は不許可のいずれであるか判定し(S710)、当該登録が許可されていない場合には(S710:NO)、S716に進み、当該登録が許可されている場合には(S710:YES)、その送信元ホストと対応付けた新規の論理ユニット(以下、これを単に新規論理ユニットと呼ぶ)を作成し、これをLU構成テーブル142に登録する(S712)。このように、送信元ホストが新規であり、かつ新規ホスト登録が許可されたホストであるという条件で、かかる新規論理ユニットの作成及びLU構成テーブル142への登録が行なわれる。
この場合、CPU112は、かかる新規論理ユニットのLUNとして、他の論理ユニットと重複しないものを選択し、その選択したLUNをLU構成テーブル142の「LUN」フィールド1421に格納する。また、CPU112は、この新規論理ユニットの仮想容量として、仮想容量の既定値をLU構成テーブル142の「仮想容量」フィールド1422に格納する。なお、この既定値は、例えばSAN190のプロトコルが定める最大のものであってもよい。また、仮想容量の既定値を、管理端末198から設定できるようにしてもよい。
さらにCPU112は、この時点では実記憶領域を割り当てずに、この新規の論理ユニットの実容量として「0」をLU構成テーブル142の「実容量」フィールド1423に格納する。ただし、既定量の実記憶領域をこの時点で割り当てるようにしてもよい。この場合には、このような実記憶領域の割当て状況をLU構成テーブル142における「ディスクプールとのマッピング」フィールド125に反映するようにする。
さらにCPU112は、その新規論理ユニットに対するデータの入出力処理等を担当するCPU112を決定し、その識別番号をLU構成テーブル142の「CPU番号」フィールド1424に格納する。なお、このようなCPU112の決定は、CPU112が複数あるときには全CPU112がなるべく均等にI/Oを処理できるように決定する。例えば、担当する論理ユニットの合計容量や論理ユニット数が最も少ないCPU112を割り当てるようにする。
次いでCPU112は、ステップS712においてLU論理構成テーブル142に登録した新規論理ユニットと、送信元ホストとのマッピングをホスト−LUマッピングテーブル144に登録する。この新規のエントリの「WWN」フィールド1441には、送信元ホストのWWNを格納する(S714)。また「ホストI/F番号 」フィールド1442には、論理ユニット構成問い合わせコマンドを受信したホストI/F部114,116のホストI/F番号を格納する。さらに「ホストLUN」フィールド1443には、既定値を格納する。この既定値は、例えば「0」とする。さらに「LUN」フィールド1444には、ステップS712で作成した論理ユニットのLUNを格納する。
続いてCPU112は、論理ユニット構成問合せコマンドへの応答として、送信元ホストのWWNに対応するホストLUNの一覧を、ホスト−LUマッピングテーブル144から求めて送信元ホストに送信する(S716)。この際、ステップS712、ステップS714で新規論理ユニットをLU構成テーブル142に追加登録した場合には、この新規論理ユニットもホストLUNの一覧に含める。ただし、論理ユニット構成問合せコマンドが「INQUIRY」コマンドを使用する方法である場合には、各LUNの有無を送信する。以上により、論理ユニット構成問合せコマンドに対する応答を完了する。
次に、新規ホスト登録処理の具体例として、第3のホスト196が新規ホストとしてSAN190に追加接続された場合の一連の流れを説明する。
第3のホスト196がSAN190に接続され、当該第3のホスト196のOS1922が起動されると、このOS1922は、ストレージ装置100に対して論理ユニット構成問合せコマンドを送信する。
かかる論理ユニット問合せコマンドを受信したストレージ装置100のCPU112は、ホスト−LUマッピングテーブル144及びセキュリティ管理テーブル146に基づいて、この第3のホスト196に対する新規論理ユニットの割り当ての可否を判断する(S704〜S710)。
この場合、ホスト−LUマッピングテーブル144には、「WWN」フィールド1441に第3のホスト196のWWNである「CCC」が格納されたエントリが存在しないため、CPU112は、第3のホスト196が新規のホストであると判定する(S706)。また、CPU112は、セキュリティ管理テーブル146における「WWN」フィールド1461に「*」が格納されたエントリに基づいて、第3のホスト196は新規ホスト登録が許可されているホストであると判定する(S710)。そしてCPU112は、これらの判断結果から、第3のホスト196に対して新規論理ユニットの割り当てが必要であると判断することとなる。
かくしてCPU112は、図8に示すように、第3のホスト196と対応付けた新規論理ユニットについてのエントリをLU構成テーブル142に新規登録する(S712)。この図8の例では、かかる新規論理ユニットのLUNとして「2」が付与され、当該新規論理ユニットの仮想容量として「2000GB」が設定されている。またこの例では、かかる新規論理ユニットが未使用であるため、当該新規論理ユニットの実容量として「0GB」が設定され、負荷の均等化のため、この新規論理ユニットに対して、他の論理ユニットが割り当てられていないCPU番号が「3」のCPU112が割り当てられている。
またCPU112は、この後図9に示すように、かかる新規論理ユニットと第3のホスト196とのマッピングに関するエントリをホスト−LUマッピングテーブル144に追加登録する(S714)。この図9の例では、第3のホスト196に対して第1のホストI/F部114が対応付けられている。また新規論理ユニットについては、ホストLUNとして「0」が付与され、ストレージ装置100内におけるこの新規論理ユニットのLUNとして「2」が付与されている。
以上、説明したように本実施の形態の記憶システム1によれば、ストレージ装置100にホストが新規に接続されたときに論理ユニットを割り当て、直ちにホストから記憶領域を利用可能とする機能を実現することができる。
このときストレージ装置100の管理者は、第3のホストに割り当てる論理ユニットの容量の決定や、ストレージ装置100に対する論理ユニットの作成等の指示を与える操作を行なう必要がなく、ホストの管理者が、ストレージ装置100にホストを接続し、ホストを起動するか、又はOS1922(図6)にストレージ装置100の再探索を指示する操作を行うだけで、ストレージ装置100が利用可能となるため、ストレージ装置の導入時やホストの追加時におけるストレージ装置の設定作業を容易化させることができる。
また、本実施の形態のようにストレージ装置100が複数のCPU112を備える場合には、負荷が均等化するように各CPU112への論理ユニットの割り当てが行われるため、特定のCPU112がボトルネックとなり性能が低下する可能性を減少させることができる。さらに、特定のホストに対して、ストレージ装置100の論理ユニットの割り当てを禁止することができ、セキュリティを確保することが可能となる。
(2)第2の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図10は、第2実施の形態の記憶システム200を示す。この記憶システム200は、SAN190にネームサーバ300が接続され、当該ネームサーバ300において、ノード管理テーブル310を用いて、第1及び第2のホスト250,252(並びに第3のホスト254)と、ストレージ装置210のノード名及びアドレスとの対応関係を管理している点が第1の実施の形態の記憶システム1と大きく相違する(第1の相違点)。
通常、ネームサーバが必要とされるのは、汎用性が高く、かつ比較的大規模なネットワークに適用されるIPネットワークのような技術においてであり、例えばSAN190として、ネットワーク層に例えばIPを適用し、ホスト−ストレージ間のプロトコルとして、例えばiSCSI(Internee Small Computer System Interface)を適用するケースである。
ここで、ノードとは、コマンド発行元であるイニシエータとコマンド発行先であるターゲットの上位概念であり、ノード名とは、ノードの識別子である。第1及び第2のホスト250,252(並びに第3のホスト254)やストレージ装置210が論理的に複数のノードを保持してもよい。ネームサーバ300は、ネットワーク上の第1及び第2のホスト250,252(並びに第3のホスト254)やストレージ装置210がノード管理テーブル310を参照するための機能や、ノード管理テーブル310の変更を行う機能を提供する。
第2の実施の形態による記憶システム200の第1実施の形態の記憶システム1との第2の相違点は、第1の相違点に関連して、構成情報240の構成が異なる点が挙げられる。本実施の形態による記憶システム200の場合、構成情報240は、LU構成テーブル142、ターゲット構成テーブル242及びセキュリティ管理テーブル244から構成される。
このうちターゲット構成テーブル242は、ストレージ装置210がもつターゲットと、各ターゲットがもつ論理ユニットとの構成を含む。またセキュリティ管理テーブル244は、第1の実施の形態によるセキュリティ管理テーブル146(図5)と同様に、第1及び第2のホスト250,252(並びに第3のホスト254)に対する新規ホスト登録機能の許可又は不許可を記録する目的で作成されるものであり、第1及び第2のホスト250,252(並びに第3のホスト254)の識別子がWWNではなくノード名であること以外は第1の実施の形態によるセキュリティ管理テーブル146と同様の構成を有する。
図11は、ノード管理テーブル310の構成を示している。この図11からも明らかなように、ノード管理テーブル310は、「ノード名」フィールド311、「ノード種別」フィールド312、「ノード追加通知要否」フィールド313、「ドメイン」フィールド314及び「アドレス」フィールド315から構成される。
このうち「ノード名」フィールド311には、ネームサーバ300に登録されたノード名が格納される。また「ノード種別」フィールド312には、ノードがイニシエータ、ターゲットのいずれであるかの情報が格納される。さらに「ノード追加通知要否」フィールド313には、「ノード名」フィールド311に格納されたノード名が示すノードに対して、同一のドメインに新たなノードが追加されたことを知らせる通知(以下、これをノード追加通知と呼ぶ)を送信するか否かの情報が格納される。この場合、かかるノードにノード追加通知を送信するのは同一のドメインに新たなノードが追加されたときだけであって、他のドメインに新たなノードが追加されたときには、かかるノードにノード追加通知は送信されない。
一方、「ドメイン」フィールド314には、ノードの集合の定義が格納される。同じ集合(ドメイン)に所属するノードについては、「ドメイン」フィールド314に同一のドメインが格納される。ドメインが同一であるノード同士は、ネームサーバ300への問い合わせによりノードを検索することができる。「アドレス」フィールド315には、ノードのネットワーク上での識別子が格納される。例えば、IPネットワークであれば、IPアドレスがこれに該当する。
図12は、ターゲット構成テーブル242の構成を示している。この図12からも明らかなように、ターゲット構成テーブル242は、「ターゲット名」フィールド2421、「ホストI/F番号」フィールド2422、「ホストノード名」フィールド2423、「ホストLUN」フィールド2424及び「LUN」フィールド2425から構成される。
このうち「ターゲット名」フィールド2421には、ストレージ装置210がもつターゲットのノード名が格納され、「ホストI/F番号」フィールド2422には、「ターゲット名」フィールド2421に格納されたターゲット名が示すターゲットにアクセスすることができるホストI/F部114,116の識別子が格納される。
また「ホストノード名」フィールド2423には、「ターゲット名」フィールド2421に格納されたターゲット名が示すターゲットを使用するイニシエータ(第1又は第2のホスト250,252(若しくは第3のホスト254))のノード名が格納され、「ホストLUN」フィールド2424には、対応する論理ユニットに対して第1又は第2のホスト250,252(若しくは第3のホスト254)が認識するLUNが格納される。さらに「LUN」フィールド2425には、ストレージ装置210内でその論理ユニットを識別するための識別子が格納される。この識別子は、LU構成テーブル142の「LUN」フィールド1421に格納されたLUNに対応する。
次に、新規ホスト登録機能の実現形態について説明する。本実施の形態では、ネームサーバ300に新たなノードが追加されたときにネームサーバ300からストレージ装置210に与えられる通知(以下、これをノード追加通知と呼ぶ)を契機として、ストレージ装置210が新規ホストの検出を実行する。
あるホストからストレージ装置210を利用するためには、前記ホストのノード名及び新規ドメインをネームサーバ300に登録する。ネームサーバ300は、ノード管理テーブル310に基づいて、新たなノードの追加を、デフォルトターゲット(DefaultTarget)として設定されたストレージ装置210にノード追加通知を送信することにより知らせる。なお、図11においてノード管理テーブル310の「ドメイン」フィールド314に格納されている「*」は、そのノードが任意のドメインに所属していることを示す。
図13は、ネームサーバ300からの通知を受けたストレージ装置210において行われる新規ホスト登録処理の内容を表すフローチャートである。ストレージ装置210のCPU112は、メモリ120に格納されたストレージ制御プログラム230のうちの新規ホスト検知プログラム232に基づき、この図13に示す新規ホスト登録処理手順に従って、SAN190に接続された新規ホストの登録処理を実行する。
すなわちCPU112は、ネームサーバ300からノード追加通知を受信した旨の通知を入出力処理プログラム132から受けると(S1302)、追加されたノードがイニシエータであるか否かを判断し(S1303)、当該ノードがイニシエータでなかったときには(S1303:NO)、この新規ホストの登録処理を終了する。
これに対して、CPU112は、追加されたノードがイニシエータであったときには(S1303:YES)、追加されたノードのノード名を含むエントリの検索をターゲット構成テーブル145上で行い(S1304)、その後該当エントリの有無を判定する(S1306)。
そしてCPU112は、該当するエントリを検出できたときには(S1306:NO)、この新規ホスト登録処理を終了し、該当するエントリを1つも検出できなったときには(S1306:YES)、前記ノード名又は「*」を含むエントリの検索をセキュリティ管理テーブル244上で行なう(S1308)。
この後CPU112は、この検索の結果に基づいて、前記ノードの新規ホスト登録が許可又は不許可のいずれであるか判定し(S1310)、許可されていないときには(S1310:NO)、この新規ホストの登録処理を終了する。
これに対してCPU112は、かかるノードの新規ホスト登録が許可されているときには(S1310:YES)、第1実施の形態の図7のステップS712と同様に、新規論理ユニットを作成し、これに応じたエントリを図7のフローチャートのステップS712と同様の処理により、LU構成テーブル142に登録する(S1312)。
そしてCPU112は、この後新規ターゲットをターゲット構成テーブル242に登録する(S1314)。具体的に、CPU112は、かかるターゲットのターゲット名として、他のエントリと重複しないものを選択し、その選択したターゲット名をターゲット構成テーブル242の「ターゲット名」フィールド2421に格納する。また、CPU112は、かかるターゲットに対してネームサーバ300から送信された上述のホスト追加通知を受け付けた第1又は第2のホストI/F部114,116を対応付け、その識別子をターゲット構成テーブル242の「ホストI/F番号」フィールド2422に格納する。
さらにCPU112は、前記ホストのノード名をターゲット構成テーブル242の「ホストノード名」フィールド2423に格納すると共に、既定値をターゲット構成テーブル242の「ホストLUN」フィールド2424に格納する。さらにCPU112は、ステップS1312で作成した論理ユニットのLUNをターゲット構成テーブル242の「LUN」フィールド2425に格納する。
この後CPU112は、ネームサーバ300に対して、この新規ターゲットである新規ノードの追加を要求する。そのときCPU112は、新規ターゲットのノード名、ホストI/Fのアドレス、ドメイン(前記ホストと同一)及びノード追加通知要否(不要)をネームサーバ300に送信する。以上により、CPU112は、ノード追加通知受信処理を完了する。
次に、新規ホスト登録処理の一例として、第3のホスト254が新規ホストとしてSAN190に追加接続された場合の一連の流れを説明する。
第3のホスト254がSAN190に接続され、ノード名“Initiator3”、ドメイン名“DD3”でネームサーバ300に登録されると、ストレージ装置210のCPU112は、この第3のホスト254への新規論理ユニットの割り当ての実行要否を判断する(S1304〜S1310)。
このときターゲット構成テーブル242には、「ホストノード名」フィールド2423に第3のホスト254のホスト名“Initiator3”が格納されたエントリが存在しないため、CPU112は、第3のホスト254が新規ホストであると判定する(S1306)。また、CPU112は、セキュリティ管理テーブル244における「WWN」フィールド1461に「*」が格納されたエントリに基づいて、第3のホスト254は新規ホスト登録が許可されているホストであると判定する(S1310)。そしてCPU112は、これらの判断結果から、第3のホスト254に対して新規論理ユニットの割当が必要であると判断する。
かくしてCPU112は、図8に示すように、第3のホスト254と対応付けた新規論理ユニットについてのエントリをLU構成テーブル142に新規登録する(S1312)。
またCPU112は、この後図14に示すように、かかる新規論理ユニットと第3のホスト254とのマッピングに関するエントリをターゲット構成テーブル242に追加登録する(S1314)。この図14の例では、第3のホスト254(ノード名は「Initiator3」)が「Target3」のターゲット名で登録されると共に、この第3のホスト254に対して第1のホストI/F部114が対応付けられている。また新規論理ユニッ
トについては、ホストLUNとして「0」が付与され、ストレージ装置210内におけるこの新規論理ユニットのLUNとして「2」が付与されている。
なお、第3のホスト254でなる新規ノードのエントリが追加登録されたノード管理テーブル310を、図15に示す。かかる新規ノードのエントリが追加登録される前のノード管理テーブル310(図11参照)と比べると、ドメインが共に「DD3」であるイニシエータ「Initiarot3」及びターゲット「Target3」のエントリが追加登録されていることが分かる。
ネームサーバ300は、かかるイニシエータ「Initiarot3」及びターゲット「Target3」のエントリを追加登録すると、ドメイン「DD3」にターゲット「Target3」が追加されたことを、第3のホスト254に通知する。かくしてこの通知を受けた第3のホスト254は、ターゲット「Target3」に含まれる論理ユニットを利用可能な状態になる。
以上、説明したように本実施の形態の記憶システム200によれば、ネームサーバ300で管理されるSAN環境においても、第1の実施の形態と同様に、ストレージ装置210に、ホストが新規に接続されたときに論理ユニットを割り当て、直ちにその新規ホストからその論理ユニットを利用可能とする機能を実現することができる。
このとき、ストレージ装置210の管理者は、新規ホストに割り当てる論理ユニットの容量の決定や、ストレージ装置210に対する論理ユニット作成等の指示を与える操作を行なう必要がなく、ホストの管理者が、ストレージ装置210にホストを接続し、ネームサーバ300への登録を行うだけで、ストレージ装置210が利用可能となるため、ストレージ装置の導入時やホストの追加時におけるストレージ装置の設定作業を容易化させることができる。
また、本実施の形態のようにストレージ装置210がCPU112を複数持つ場合には、負荷が均等化するように各CPU112への論理ユニットの割り当てが行われるため、特定のCPU112がボトルネックとなり性能が低下する可能性を減少させることができる。さらに、特定のホストに対して、ストレージ装置210の論理ユニットの割り当てを禁止することができ、セキュリティを確保することが可能となる。
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、本発明を図1又は図10のように構成されたストレージ装置100,210に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図16のように構成されたストレージ装置400や、この他の構成を有するストレージ装置にも広く適用することができる。
なお図16に示すストレージ装置600は、ストレージコントローラ410が、ホストとの間のインタフェースとして機能する複数のチャネルアダプタ411と、ディスクアレイ装置160との間のインタフェースとして機能する複数のディスクアダプタ412と、第1又は第2の実施の形態における構成情報140,240などの各種システム情報が格納される共有メモリ413と、ディスクアレイ装置160に入出力するデータを一時的に記憶するキャッシュメモリ141とが例えばクロスバースイッチ等でなる接続部415を介して相互に接続された構成を有する。そしてこのストレージ装置400では、各チャネルアダプタ411に、それぞれCPU(図示せず)と、第1又は第2の実施の形態のストレージ制御プログラム130,230が格納されたメモリ(図示せず)とが設けられており、各チャネルアダプタ411がそれぞれ第1又は第2の実施の形態における図7又は図13について上述した新規ホスト登録機能を実行し得るようになされている。
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、論理ユニットが割り当てられていない新規ホストが接続されたことを検出するホスト検出部と、ホスト検出部により新規ホストが検出されたとき又は当該新規ホストからデータの書込み要求があったときに、当該新規ユニットに対して新規論理ユニットを割り当てる論理ユニット割当て部とを、ストレージ装置100,210全体の動作制御を司るCPU112と、新規ホスト検知プログラム134,232とにより構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばかかるCPU112とは別の専用のCPUを設け、このCPUによりかかるホスト検出部や論理ユニット割当て部を構成するようにしてもよい。
本発明は、各種ストレージ装置に広く適用することができる。
第1の実施の形態による記憶システムの構成を示すブロック図である。 ディスクプール及び論理ユニットの関係を示す概念図である。 LU構成テーブルの説明に供する概念図である。 ホスト−LUマッピングテーブルの説明に供する概念図である。 セキュリティ管理テーブルの説明に供する概念図である。 第1〜第3のホストのソフトウェア構成の説明に供するブロック図である。 応答処理手順を示すフローチャートである。 新規論理ユニットについてのエントリが追加登録された後のLU構成テーブルの説明に供する概念図である。 新規論理ユニットについてのエントリが追加登録された後のホスト−LUマッピングテーブルの説明に供する概念図である。 第2の実施の形態による記憶システムの構成を示すブロック図である。 ノード管理テーブルの説明に供する概念図である。 ターゲット構成テーブルの説明に供する概念図である。 新規ホスト登録処理手順を示すフローチャートである。 新規論理ユニット及び新規ターゲットについてのエントリが追加登録されたターゲット構成テーブルの説明に供する概念図である。 新規ノードについてのエントリが追加登録されたノード管理テーブルの説明に供する概念図である。 他の実施の形態によるストレージ装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,200……記憶システム、100,210,400……ストレージ装置、110,220,410……ストレージコントローラ、112……CPU、120……メモリ、130,230……ストレージ制御プログラム、134,232……新規ホスト検知プログラム、136……構成管理プログラム、140,240……構成情報、142……LU構成テーブル、144……ホスト−LUマッピングテーブル、146, 244……セキュリティ管理テーブル、160……ディスクアレイ装置、192,194,196,250,252,254……ホスト、242……ターゲット構成テーブル、300……ネームサーバ、310……ノード管理テーブル。

Claims (16)

  1. ホストからのデータの入出力要求に応じて、当該ホストに割り当てられた論理ユニットにデータを入出力するストレージ装置において、
    前記論理ユニットが割り当てられていない新規の前記ホストでなる新規ホストから送信される論理ユニット構成問合せコマンドに基づいて、当該新規ホストが接続されたことを検出するホスト検出部と、
    前記ホスト検出部により前記新規ホストが検出された場合に、当該新規ホストに対して新規の前記論理ユニットでなる新規論理ユニットを割り当てる論理ユニット割当て部とを
    備え、
    前記論理ユニット割り当て部は、
    前記新規論理ユニットを識別する論理ユニット識別番号と前記新規論理ユニットの構成情報とを対応付けて論理ユニット構成テーブルに格納し、
    前記新規論理ユニットの論理ユニット識別番号と、前記新規ホストを識別する識別子と、前記新規ホストから送信されるコマンドで指定する前記論理ユニットの識別番号とを対応付けてマッピングテーブルに格納する、
    ことを特徴とするストレージ装置。
  2. 前記新規論理ユニットは、
    前記新規ホストから前記データの書込み要求があったときに実容量を割り当てる仮想論理ユニットである
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  3. 前記ホスト検出部は、
    自ストレージ装置が接続されたネットワーク上の前記ホスト及びストレージ装置を管理するネームサーバから送信される、前記ネットワークに前記ホストが接続されたことを知らせる通知に基づいて、前記新規ホストが接続されたことを検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  4. 前記論理ユニット割当て部は、
    前記新規ホストに割り当てた前記新規論理ユニットについて、当該新規ホストからの前記データの入出力要求しか受け付けないように、前記新規論理ユニット及び前記新規ホストの対応関係を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  5. 前記論理ユニット割当て部は、
    前記ホスト検出部により前記新規ホストが検出されたとき又は当該新規ホストから前記データの書込み要求があったときに、当該新規ユニットに対して予め定められた既定容量の前記新規論理ユニットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  6. それぞれ前記論理ユニットに対する前記データの入出力を制御する複数のプロセッサを備え、
    前記論理ユニット割当て部は、
    各前記プロセッサの負荷が均等になるように、前記複数のプロセッサの中から、前記新規ホストに割り当てられた前記新規論理ユニットに対する前記データの入出力を制御する前記プロセッサを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  7. 前記論理ユニット割当て部は、
    前記ホスト検出部により検出された前記新規ホストの登録の許可又は不許可を規定したセキュリティ管理情報を保持し、当該セキュリティ管理情報に基づいて、前記ホスト検出部により検出された前記新規ホストの登録の許可又は不許可を判断し、当該登録が許可されているときに、当該新規ホストに対して前記新規論理ユニットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージ装置。
  8. 前記セキュリティ管理情報は、
    すべての前記新規ホストを指定して前記登録の許可又は不許可を設定するためのコードを含む
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ装置。
  9. ホストからのデータの入出力要求に応じて、当該ホストに割り当てられた論理ユニットにデータを入出力するストレージ装置の制御方法において、
    前記論理ユニットが割り当てられていない新規の前記ホストでなる新規ホストから送信される論理ユニット構成問合せコマンドに基づいて、当該新規ホストが接続されたことを検出する第1のステップと、
    前記新規ホストが検出された場合に、当該新規ホストに対して新規の前記論理ユニットでなる新規論理ユニットを割り当てる第2のステップと、
    前記新規論理ユニットを識別する論理ユニット識別番号と前記新規論理ユニットの構成情報とを対応付けて論理ユニット構成テーブルに格納する第3のステップと、
    前記新規論理ユニットの論理ユニット識別番号と、前記新規ホストを識別する識別子と、前記新規ホストから送信されるコマンドで指定する前記論理ユニットの識別番号とを対応付けてマッピングテーブルに格納する第4のステップと、
    を備えることを特徴とするストレージ装置の制御方法。
  10. 前記新規論理ユニットは、
    前記新規ホストから前記データの書込み要求があったときに実容量を割り当てる仮想論理ユニットである
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ装置の制御方法。
  11. 前記第1のステップでは、
    自ストレージ装置が接続されたネットワーク上の前記ホスト及びストレージ装置を管理するネームサーバから送信される、前記ネットワークに前記ホストが接続されたことを知らせる通知に基づいて、前記新規ホストが接続されたことを検出する
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ装置の制御方法。
  12. 前記第2のステップでは、
    前記新規ホストに割り当てた前記新規論理ユニットについて、当該新規ホストからの前記データの入出力要求しか受け付けないように、前記新規論理ユニット及び前記新規ホストの対応関係を設定する
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ装置の制御方法。
  13. 前記第2のステップでは、
    前記新規ホストが検出されたとき又は当該新規ホストから前記データの書込み要求があったときに、当該新規ユニットに対して予め定められた既定容量の前記新規論理ユニットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ装置の制御方法。
  14. 前記ストレージ装置は、
    それぞれ前記論理ユニットに対する前記データの入出力を制御する複数のプロセッサを
    備え、
    前記第2のステップでは、
    各前記プロセッサの負荷が均等になるように、前記複数のプロセッサの中から、前記新規ホストに割り当てられた前記新規論理ユニットに対する前記データの入出力を制御する前記プロセッサを決定する
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ装置の制御方法。
  15. 前記ストレージ装置は、
    前記新規ホストの登録の許可又は不許可を規定したセキュリティ管理情報を保持し、
    前記第2のステップでは、
    当該セキュリティ管理情報に基づいて、前記新規ホストの登録の許可又は不許可を判断し、当該登録が許可されているときに、当該新規ホストに対して前記新規論理ユニットを割り当てる
    ことを特徴とする請求項に記載のストレージ装置の制御方法。
  16. 前記セキュリティ管理情報は、
    すべての前記新規ホストを指定して前記登録の許可又は不許可を設定するためのコードを含む
    ことを特徴とする請求項15に記載のストレージ装置の制御方法。
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