JP4653697B2 - 電力管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、論理装置を構成する処理モジュールが消費する電力量を制限する情報プラットフォーム装置に関する。
近年、企業におけるITシステムへの投資効率向上のため、情報プラットフォーム装置のコンソリデーションのニーズが高まってきている。コンソリデーションにより、今まで個別の筐体で構成されていたサーバ装置、ルータ装置、ストレージ装置といった処理装置が1つの筐体に統合される。
具体的には、サーバ装置の場合、複数のサーバ装置を1筐体に搭載し、省スペース性や電源やネットワークなどのケーブリングの複雑さを低減するブレードサーバが用いられる。ブレードサーバは、ブレードと呼ばれる薄いケース内に、CPU、メモリ、HDDなどの部品が搭載され、このブレードをエンクロージャと呼ばれる筐体内に複数搭載することにより、サーバ装置の高密度化を実現している。
また、ストレージ装置やルータ装置においても、性能やスケーラビリティを確保するため処理装置の構成要素をモジュール化して、必要な性能分だけ筐体に接続するという構成をとることが一般的である。このように、現状の情報プラットフォーム装置は処理装置に処理装置の構成要素がモジュール化されている。
これらの処理装置を一つに統合するシステム形態として複数の処理装置を単一のスイッチで結合する統合プラットフォームが有望である。統合プラットフォームでは、情報プラットフォーム装置内に構成した一つ以上の論理的な装置(論理装置)に各種アプリケーションを搭載し、業務を実行する。
統合プラットフォームをブレードサーバで構成する場合、各処理モジュールをブレードで構成し、この一つ又は複数の処理モジュールを組み合わせて論理装置を構成する。ブレードサーバは、一つ又は多重化された電源を備えており、各ブレードに電源を供給する。一般に、この電源モジュールは、ブレードサーバ内に備えられる全てのブレードを稼動させるのに必要な最大の電力量を供給できるように設計されている。業務を実行する場合は、装置内の構成に合わせ、許容できる最大の電力量を供給する。
例えば、ブレードサーバシステムにおける電力供給方法が開示されている。電力が供給されているか、又は作動中のサーバのシャシー内にブレード及び/又はインターコネクト・デバイスを挿入する手順は、ホットプラグと呼ばれる。ホットプラグしたブレード及び/又はインターコネクト・デバイスに電力を供給する前に、既に設置されているブレード及び/又はインターコネクト・デバイスのファブリック・タイプが、新しくホットプラグしたブレード及び/又はインターコネクト・デバイスのファブリック・タイプと関連付けられる。関連付けの結果に従って、ホットプラグしたブレード及び/又はインターコネクト・デバイスに電力が供給されたり供給されなかったりする方法が知られている(特許文献1参照)。
また、OSやアプリケーションに依存せずに、ブレードサーバ全体で電力を管理する電力管理システムが開示されている。複数のブレードと、ブレードに電力を供給する1つ以上の電源ボックスと、BMC(Baseboard Management Controller)に接続された単一のシステムマネージメントコントローラと、を1つの筐体内に備えたブレードサーバであって、単一のシステムマネージメントコントローラは、ブレードの実装数と、各ブレードの消費電力と、電源ボックスによる供給電力とを検知するとともに、ブレードサーバ全体の消費電力が供給電力を超える場合に、各ブレードの消費電力低減の優先度に応じてブレードでの消費電力を制御する(特許文献2参照)。
また、ブレード型アーキテクチャ内のブレードの動作電圧を管理する方法が開示されている。第1のブレードを第1の電圧レベルで動作させる。その場合、第1のブレードは、第1の電力配分を必要とするアプリケーションをホストし、また第1の電力配分に基づいて、ブレード型アーキテクチャ・システムの熱・電力量(budget、バジェット)の一部を消費する。第2のブレードを第2の電圧レベルで動作させる場合、第2のブレードは、第2の電力配分を必要とするアプリケーションをホストし、また、第2のブレードは、第2の電力配分に基づいて、ブレード型アーキテクチャ・システムの熱・電力量の一部を消費する。この電力・熱全体量は、第1の電圧レベルと第2の電圧レベルの少なくとも1つを調整することにより、維持される(特許文献3参照)。
特開2004−178598号公報 特開2005−202506号公報 特開2004−078935号公報
前述の論理装置は、その論理装置及び論理装置上のアプリケーションによって、利用方法が異なる。例えば、Webアプリケーションを稼働させる場合は、それほど高速な動作は要求されないため、CPU使用率は低い。一方、データベースサーバでは高速演算処理が要求されるため、CPUの負荷が高くなり、消費電力が大きくなる。従来の技術では、情報プラットフォーム装置全体としての消費電力を計算して、必要な最大電力量を決定する。そのため、論理装置毎に消費電力量を制御することはできない。
また、ブレードサーバの場合は、ブレードの位置と電力モジュールとの関係が固定化されているため、論理装置が複数存在し、その装置構成が動的に代わるようなシステムの場合でも、論理装置毎の電力系統を動的に変更することはできない。例えば、4つのブレード0、1、2、3を備えるブレードサーバにおいて、電力モジュール0がブレード0及び1に電力を供給し、電力モジュール1がブレード2及び3に電力を供給する情報プラットフォーム装置を考える。この情報プラットフォーム装置で、論理装置1がブレード0及びブレード2で構成され、論理装置2がブレード1及び3で構成されている場合は、いずれの論理装置1及び2も、電力系統が混在したモジュールによって構成される。この場合は、電力モジュール0又は1のいずれか一方に障害が発生したときには、いずれの論理装置0及び1の両方に障害が発生してしまう。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、論理装置を構成する処理モジュールが消費する電力量を制限することによって省電力化ができ、さらに、論理装置の単位で電源系統を設定することによって耐故障性を向上する情報プラットフォーム装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、一つ以上の処理モジュールと、管理モジュールと、前記処理モジュール及び前記管理モジュールを通信可能に接続するスイッチと、前記処理モジュール、前記管理モジュール及び前記スイッチに電力を供給する電源モジュールと、を備え、前記処理モジュールによって構成された一つ以上の論理装置を稼働させる情報プラットフォーム装置において電力を管理する方法であって、前記管理モジュールは、前記論理装置と前記論理装置を構成する一つ以上の処理モジュールとの対応を示す装置構成情報を保持する第1のステップと、前記論理装置の種別を特定可能な情報と前記論理装置の稼働条件と前記論理装置を稼働させるための電力量である第1の電力量との対応を示す電力量管理情報を保持する第2のステップと、前記論理装置の構成要求を受け取ったときに、前記装置構成情報を参照して、前記構成要求に係る新規論理装置を構成する前記処理モジュールを選択する第3のステップと、前記構成要求に含まれる新規論理装置の種別と稼動条件と前記電力量管理情報とに基づいて、前記新規論理装置を稼働させるための前記第1の電力量を算出する第4のステップと、前記算出した第1の電力量と、前記新規論理装置を構成する各処理モジュールの最大消費電力量の合計と、を比較し、前記比較の結果として前記算出した第1の電力量が前記新規論理装置を構成する各処理モジュールの最大消費電力量の合計未満である場合に、前記処理モジュールに供給される電力量である第2の電力量の合計が前記算出した第1の電力量以下となるように前記第2の電力量を決定する第5のステップと、を含むことを特徴とする。
本発明は、論理装置単位での電力量及び論理装置を構成する処理モジュール単位での電力量を制御することによって、各処理モジュールに常に最大消費電力での電力を供給することなく、情報プラットフォーム装置を省電力化することができる。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の電力管理システムを実現する情報プラットフォーム装置の構成ブロック図である。
情報プラットフォーム装置109は、複数の処理モジュール(汎用処理モジュール及び専用処理モジュール)、スイッチハブ104、管理モジュール105、電源モジュール106(106A及び106B)及び管理コンソール108を含む。処理モジュールは、汎用処理モジュール101A及び101B、専用処理モジュール102A及び102Bを含む。
汎用処理モジュール101、専用処理モジュール102及び管理モジュール105は、スイッチハブ104に接続されている。各モジュールとスイッチハブ104との間は共通の物理インタフェースによって接続されている。実際には、各モジュールにはスイッチハブ104との接続インタフェースであるアダプタが搭載されており、各モジュールはアダプタを介してスイッチハブ104と接続される。
この接続には、共通の物理インタフェースを使用しているが、その上位のプロトコルはいかなるプロトコルを使用してよい。例えば、独自の物理インタフェースを持つ独自のプロトコルであってもよいし、PCIのような標準の物理インタフェースを持つ独自プロトコルであってもよい。または、PCI ExpressやAdvanced Switching Interconnectのような標準の物理インタフェースを持つ標準のプロトコルであってもよい。
本発明の実施の形態では、各モジュールとスイッチハブとはPCI Expressを用いた物理インタフェースで接続される。なお、本発明の実施の形態では、一つのスイッチハブ104に各モジュールが接続されているが、複数のスイッチハブによって接続されていてもよい。
汎用処理モジュール101(101A及び101B)は、スイッチハブ104を介して、専用処理モジュール102、管理モジュール105間で管理情報やユーザデータを送受信する。また、汎用処理モジュール101はスイッチハブ104を介して汎用処理モジュール101間で情報を送受信する。汎用処理モジュール101は、サーバ装置の演算処理、ルータ装置のネットワークプロセッサ処理や、ストレージ装置のRAID制御処理などの高機能化処理を実行する。なお、本発明の実施の形態では、汎用処理モジュール101を二台図示しているが、二台以上の汎用処理モジュール101を備えてもよい。
専用処理モジュール102(102A及び102B)は、スイッチハブ104を介して、汎用処理モジュール101及び管理モジュール105との間で情報を送受信する。専用処理モジュール102は、外部ネットワークと接続するためのルータ装置等のラインカードに相当する処理や、ストレージ装置のハードディスクドライブ等の専用デバイスにアクセスする処理を実行する。なお、本発明の実施の形態では、専用処理モジュール102を二台図示しているが、二台以上の専用処理モジュール102を備えてもよい。
スイッチハブ104は、汎用処理モジュール101、専用処理モジュール102及び管理モジュール105間を接続する。なお、スイッチハブ104は、クロスバスイッチによって構成される。なお、スイッチハブ104の内部構成は、バス、クロスバネットワーク、又は、多段ネットワーク等、専用処理モジュール102及び管理モジュール105間で情報を送受信できるのであればどのような構造でもよい。また、本発明の実施の形態では、スイッチハブ104を一台しか図示していないが、複数台のスイッチハブ104を備えてもよい。
スイッチハブ104は、ルート解析部140とスイッチング部141とを含む、ルート解析部140は、各処理モジュールから転送されたパケットのヘッダ部分を解析してスイッチハブ104のどのポートにパケットを転送すべきかを決定する。スイッチング部141は、ルート解析部140が解析した結果に従って、解析結果のあて先ポートにパケットをスイッチングする。
管理モジュール105は、情報プラットフォーム装置109の全体構成を管理する。なお、本発明の実施の形態では、管理モジュール105を一台のみ図示しているが、信頼性を向上するために複数台備えてもよい。複数台の管理モジュール105を備える場合は、管理モジュール105間の整合性をとるために管理モジュール105間で情報の送受信をする仕組みが必要となる。
電源モジュール106(106A及び106B)は、情報プラットフォーム装置109の各部に電力を供給する。電源モジュール106は多重化されており、情報プラットフォーム装置109内に複数備えられている。各処理モジュール(汎用処理モジュール101及び専用処理モジュール102)は、電源モジュール106A又は106Bのいずれから電力の供給を受けるかを予め決定されている。より具体的には、各処理モジュールが挿入されているスロット毎に、そのスロットに電源を供給する電源モジュール106が決定されている。
なお、本発明の実施の形態では、電源モジュール106を二台図示しているが、二台以上の電源モジュール106を備えてもよい。
管理コンソール108は、CPUやメモリ等を持つ計算機である。管理コンソール108は、管理者からの装置構成要求を管理モジュール105に転送する。装置構成要求は、情報プラットフォーム装置109の装置を新規に構成するための装置新規構成要求、情報プラットフォームの構成を変更するための装置拡張要求、構成縮退要求、構成削除要求及び装置機能変更要求、装置の構成を調査する装置構成調査要求等を含む。この装置構成要求の詳細は後述する。
汎用処理モジュール101(101A及び101B)は、汎用リソース110(110A及び110B)、OS111(111A及び111B)、モジュール電力管理部112(112A及び112B)を含む。汎用リソース110は、CPUやメモリ等を備える。OS111は汎用処理モジュール101上で稼動するソフトウェアである。
モジュール電力管理部112は、汎用処理モジュール101によって消費される電力を管理する。モジュール電力管理部112は、電力量調整部160(160A及び160B)と管理要求処理部161(161A及び161B)とを含む。電力量調整部160は、汎用処理モジュール101に対する最大の許容電力量を設定する。管理要求処理部161は、管理モジュール105と通信して、汎用処理モジュール101に供給される最大許容電力量を設定する。
専用処理モジュール102は、専用リソース120(120A及び120B)、専用OS121(121A及び121B)及びモジュール電力管理部122(122A及び122B)によって構成される。
専用リソース120は、ディスクドライブやルータのラインカードなどのI/Oデバイスである。専用OS121は、I/O処理を専用に実行するプログラムである。モジュール電力管理部122は、前述の汎用処理モジュール101のモジュール電力管理部112と同様である。
管理モジュール105は、情報プラットフォーム装置109に含まれる各部を管理する。管理モジュール105は、装置構成管理テーブル130、電力量管理テーブル131、電力条件管理テーブル132、装置構成管理部133、装置電力管理部134、ストレージ135、モジュール管理テーブル136からなる。
装置構成管理テーブル130は、情報プラットフォーム装置109内に構成する論理装置の構成モジュールを管理するテーブルである。具体的には、論理装置を構成する汎用処理モジュール101又は専用処理モジュール102の組み合わせを管理する。論理装置の種類には、サーバ装置、ルータ装置、ストレージ装置等が含まれる。
例えば、サーバ装置は、ディスクドライブへのアクセス処理を実行する専用処理モジュール102と複数の汎用処理モジュール101とで構成される。ルータ装置は、ラインカード等の外部へのI/O処理を実行する専用処理モジュール102とルーティングのための処理を実行する汎用処理モジュール101とで構成される。また、ストレージ装置は、ディスクドライブへのアクセス処理を実行するストレージコントローラを実現する専用処理モジュール102とRAID制御処理等の処理を実行する汎用処理モジュール101とで構成される。
なお、管理モジュール105は、このようなサーバ装置、ルータ装置、ストレージ装置の他にも様々な装置を管理できる。汎用処理モジュール101と専用処理モジュール102とを組み合わせて構成可能な装置であれば、どのような装置を管理してもよい。なお、装置構成管理テーブル130の詳細は図2で説明する。
電力量管理テーブル131は、装置電力管理部134によって管理される情報であり、情報プラットフォーム装置109内に構成する複数の論理装置のタイプ毎の稼動条件と論理装置に対する許容電力量を管理するテーブルである。なお、電力量管理テーブル131の詳細は図3で説明する。
電力条件管理テーブル132は、装置電力管理部134によって管理され、処理モジュール毎の許容電力量と動作条件との対応を保持するテーブルである。電力条件管理テーブル132の詳細は図4で説明する。
モジュール管理テーブル136は、各処理モジュールの識別子とその処理モジュールが属する論理装置の対応を管理する。モジュール管理テーブル136の詳細は、図9で説明する。
装置構成管理部133は、管理コンソール108から送信された装置構成の管理要求を受け付け、受け付けた管理要求に基づいて、汎用処理モジュール101と専用処理モジュール102との組み合わせによって論理装置を構成する。装置構成管理部133は、全ての論理装置の構成を管理する。装置構成管理部133は、装置構成管理テーブル130及びモジュール管理テーブル136を参照して、処理を実行する。
装置電力管理部134は、テーブル初期化部170、許容電力量算出部171、電力条件設定部172を含む。装置電力管理部134は、論理装置毎の電力量を管理し、その電力量を満たすように、論理装置を構成する処理モジュールに電力条件を設定する。
装置電力管理部134は、テーブル初期化部170を参照して、電力量管理テーブル131及び電力条件管理テーブル132の各エントリに情報を登録したり、削除したりする。テーブル初期化部170の詳細は図5で説明する。
許容電力量算出部171は、論理装置に許容される電力量を算出する。許容電力量算出部171の詳細は図6で説明する。
電力条件設定部172は、許容電力量算出部171によって算出された電力条件を、論理装置を構成する各処理モジュールに設定する。
ストレージ135は、例えば一つ以上のハードディスク装置によって構成される不揮発性の記憶装置である。ストレージ135は、管理モジュール105に格納されている各種テーブルの初期値を保存したり、各種テーブルを定期的に記憶する。
ストレージ135は、装置構成管理部133及び装置電力管理部134によって管理される各種テーブルを保持する。これらのテーブルは、モジュール管理テーブル136、装置構成管理テーブル130、電力管理テーブル131及び電力条件管理テーブル132を含む。
ない、これら各種テーブルは、管理モジュールに含まれるメモリ上の領域に格納されており、管理モジュール105の処理によって、そのテーブルの内容が更新される。また、管理モジュール105は、これら各種テーブルを周期的にストレージ135に格納する。これによって、管理モジュール105の電源が停止した場合にも、各種テーブルが失われることなく保持される。
電源モジュール106(106A及び106B)は、管理要求処理部150と供給電力調整部151とを含む。管理要求処理部150は、管理モジュール105によって設定された電力に関する情報を受け取り、供給電力調整部151に、供給電力を調整するように指示する。供給電力調整部151は、指示に従って供給する許容電力量を決定し、決定された電力を情報プラットフォーム装置109の各部に供給する。
図2は、管理モジュール105に格納されている装置構成管理テーブル130の一例の説明図である。
装置構成管理テーブル130は、情報プラットフォーム装置109内に構成される論理装置の構成を管理するテーブルである。装置構成管理テーブル130は、管理モジュール105の装置構成管理部133によって管理される。より具体的には、汎用処理モジュール101又は専用処理モジュール102によって構成される論理装置の情報を格納する。
装置構成管理テーブル130は、論理装置番号フィールド201、装置タイプフィールド202及びモジュール識別子フィールド203を含むエントリによって構成される。
装置番号フィールド201は、処理モジュールによって構成された論理装置の識別子を格納する。この識別子は、情報プラットフォーム装置において一意な値である。装置タイプフィールド202は、論理装置のタイプ(種別)を示す識別子を格納する。
具体的には、図2では、「サーバ1」及び「サーバ2」という2種類のサーバ装置を示している。例えば、サーバ1はWebサーバ用途であり、サーバ2はDBサーバ用途である。本実施の形態では、二つの装置タイプのみ示すが、ルータやストレージ装置等のサーバの用途を装置タイプとして設定してもよい。また、サーバ装置であっても二種類以上の装置タイプを設定してもよい。
モジュール識別子フィールド203は、論理装置を構成する処理モジュールの識別子を格納する。例えば、本発明の実施の形態では、論理装置1がモジュール1及びモジュール3で構成され、論理装置2はモジュール2とモジュール4で構成されている。
図3は、管理モジュール105に格納されている電力量管理テーブル131の一例の説明図である。
電力量管理テーブル131は、装置電力管理部134によって管理され、装置タイプ毎の許容電力量を格納する。電力量管理テーブル131は、論理装置を構成するのに先立って作成される。
電力量管理テーブル131は、装置タイプフィールド301、稼働条件フィールド302及び許容電力量フィールド303を含むエントリによって構成される。
装置タイプフィールド301は、論理装置のタイプを格納する。装置タイプは、図2の装置タイプフィールド202と同一であるため、詳細説明を省略する。
稼働条件フィールド302は、論理装置が稼働するときに、その論理装置の装置タイプの大まかな稼動条件を格納する。稼動条件は、管理者が管理コンソールを介して設定する論理装置の稼動条件であり、論理装置に許容される電力レベルあるいは性能レベルである。
例えば、電力レベルを管理する場合は、その論理装置に必要な電力量が比較的大きいときは「HIGH」を、必要とする電力量が比較的小さいときは「LOW」を格納する。また、性能レベルを管理する場合は、論理装置に必要な性能が高い場合には「HIGH」を、必要な性能が低い場合には「LOW」を設定する。この稼働条件は、管理者がシステムを管理する上でわかりやすい情報であれば、どのような条件でもよい。
許容電力量フィールド303は、稼動条件に対して、論理装置に許容される具体的な電力量の値を格納する。例えば、本発明の実施の形態では、稼動条件「HIGH」に対して許容電力量を「A」に設定している。また、稼動条件「LOW」に対して許容電力量を「B」と設定している。
図4は、管理モジュール105に格納されている電力条件管理テーブル132の一例の説明図である。
電力条件管理テーブル132は、許容電力量/モジュールフィールド401、プロセッサ動作周波数フィールド402、メモリ動作周波数フィールド403及び動作電圧フィールド404を含むエントリによって構成される。
電力条件管理テーブル132は、論理装置の構成に先立って予め設定する。電力条件管理テーブル132は、処理モジュールの種類に応じて設定される。例えば、汎用処理モジュール101、専用処理モジュール102それぞれに電力条件管理テーブル132を設定する。なお、処理モジュールの種類を明示する情報を含んでいれば、単一の電力条件管理テーブル132でもよい。
許容電力量/モジュールフィールド401は、その処理モジュールに許容される電力量(許容電力量)を示す。プロセッサ動作周波数フィールド402、メモリ動作周波数フィールド403及び動作電圧フィールド404は、許容電力量を実現するための動作条件を保持する。すなわち、プロセッサ動作周波数フィールド402は、許容電力量を実現するための処理モジュールのプロセッサの動作周波数を格納する。メモリ動作周波数フィールド403は、処理モジュールのメモリの動作周波数を格納する。動作電圧フィールド404は処理モジュールの動作電圧を格納する。
具体的には、図4の例では、許容電力量X1を実現する場合の動作条件は、プロセッサの動作周波数がP1であり、メモリの動作周波数がM1であり、動作電圧がV1であることが示されている。また、Xmaxはその処理モジュールの最大の許容電力量を示す。許容電力量が最大のときの動作条件は、プロセッサの動作周波数がPmaxであり、メモリの動作周波数がMmaxであり、動作電圧がVmaxであることが示されている。
なお、本発明の実施の形態では、処理モジュールあたりの許容電力量を、プロセッサ動作周波数、メモリ動作周波数、動作電圧の三つの動作条件で決定するが、これ以外の動作条件を含んでもよい。また、図4では、許容電力量にX1、X2、Xmaxの三つを設定しているが、三つ以上設定してもよい。
図5は、管理モジュール105の装置電力管理部134に含まれるテーブル初期化部170のより詳細なブロック図である。
テーブル初期化部170は、電力量管理テーブルエントリ登録部501、電力量管理テーブルエントリ削除部502、電力条件管理テーブルエントリ登録部503及び電力条件管理テーブルエントリ削除部504を含む。
電力量管理テーブルエントリ登録部501は、電力量管理テーブル131に新たにエントリを登録し、電力量管理テーブル131のエントリの内容を更新する。電力量管理テーブルエントリ削除部502は電力量管理テーブル131に既に登録されているエントリを削除する。電力条件管理テーブルエントリ登録部503は、電力条件管理テーブル132に新たにエントリを登録し、電力条件管理テーブル132のエントリを更新する。電力条件管理テーブルエントリ削除部504は、電力条件管理テーブル132に既に登録されているエントリを削除する。
図6は、管理モジュール105の装置電力管理部134に含まれる許容電力量算出部171のより詳細なブロック図である。許容電力量算出部171は、装置許容電力特定部601、モジュール情報取得部602、供給電力量最適化部603、装置許容電力量検証部604及び構成モジュール許容電力量算出部605を含む。
装置許容電力特定部601は、管理者が新規に論理装置を構成するときに、その装置構成要求のパラメータとして指定した装置タイプと稼動条件から、新規に構成する論理装置の許容電力量を特定する。モジュール情報取得部602は、情報プラットフォーム装置109に含まれる各処理モジュール又は電源モジュールから情報を取得する。
供給電力量最適化部603は、管理者が、装置構成要求の中で供給電力を最適化するためのモードを設定した場合、または、供給電力最適化要求を発行した場合、または、予めシステムで供給電力を最適化するように設定された場合に、供給電力量と情報プラットフォーム装置に構成される論理装置の合計許容電力量がバランスするように最適化する。これによって、供給電力量が許容電力量よりも大きい場合に、供給電力が削減できる。
装置許容電力量検証部604は、装置許容電力量特定部601が特定した論理装置の許容電力量と、モジュール情報取得部602が取得した論理装置を構成する各モジュールの最大電力量と、を比較する。
構成モジュール許容電力量算出部605は、新規論理装置の許容電力量が各構成モジュールの最大電力量の合計よりも小さい場合に、電力条件管理テーブル132を用いて各処理モジュールの許容電力量を算出する。
図7は、管理モジュール105に含まれる装置構成管理部133のより詳細なブロック図である。
装置構成管理部133は、装置構成要求受付部701、構成要求解析部702、モジュール選択部703及び構成管理テーブル設定部704を含む。
装置構成要求受付部701は、管理者が管理コンソール108経由で入力した装置構成要求を受け付ける。構成要求解析部702は、受け付けた装置構成要求の内容を解析する。モジュール選択部703は、モジュール管理テーブル136を参照して、入力された装置構成要求の論理装置を構成するモジュールを選択する。なお、モジュール管理テーブル136の詳細は図9で説明する。構成管理テーブル設定部704は、装置構成管理テーブル130及びモジュール管理テーブル136にエントリを新たに追加したり設定を更新する。
図8は、管理コンソール108から入力される装置構成要求の一例の説明図である。
装置構成要求は、管理者等によって管理コンソール108に入力される。管理モジュール105の装置構成管理部133が、入力された装置構成要求を受け取る。
装置構成要求は、要求の引数として、コマンド種別フィールド1001、装置タイプフィールド1002、稼働条件フィールド1003及び構成モジュール種別・数フィールド1004を含む。なお、本発明の実施の形態では、三種類の引数を示したが、それ以上の引数を指定してもよい。例えば、先に述べた供給電力を最適化するモードを引数として指定してもよい。
コマンド種別フィールド1001は、装置構成要求のコマンド種別を格納する。なお、本発明の実施の形態では、新規装置構成要求と装置稼動条件変更要求との二つのコマンド種類のみ示したが、それ以外の管理要求をサポートしてもよい。
装置タイプフィールド1002は、装置タイプを格納する。例えば、装置タイプが「サーバ2」である場合はWebサーバを示し、装置タイプが「サーバ1」である場合はDBサーバを示す。
稼働条件フィールド1003は、論理装置の稼働条件を格納する。ここでは、性能レベルを稼動条件として用いる。サーバ2は、演算処理をそれほど必要としないため、性能レベルを「LOW」と設定する。また、サーバ1は、演算処理を必要とするため、性能レベルを「HIGH」と設定する。なお、前述のように、稼働条件を二以上のレベルで管理してもよい。
構成モジュール種別・数フィールド1004は、論理装置を構成する処理モジュールの種別と論理装置を構成する処理モジュールの数とを格納する。
図8の例を具体的に説明する。
上段のエントリは、新規装置構成要求、すなわち、新たな論理装置の構成要求を示す。そして、この論理装置の装置タイプは「サーバ2」であり、稼働条件は「LOW」である。また、この論理装置は、二つの汎用処理モジュール101によって構成されることが示されている。
同様に、下段のエントリは、装置稼働条件変更要求、すなわち、既に設定された論理装置の稼働条件の変更要求を示す。そして、この論理装置の装置タイプは「サーバ1」であり、稼働条件は「HIGH」である。また、この論理装置は、二つの汎用処理モジュール101によって構成されることが示されている。
図9は、モジュール管理テーブル136の説明図である。
モジュール管理テーブル136は、装置構成管理部133によって管理され、論理装置と論理装置を構成する各モジュールの対応を管理する。なお、モジュール管理テーブル136は、モジュールの種類に対応して設定してもよいし、一つのテーブルによって管理してもよい。各モジュールと論理装置の対応を管理できるのであれば、どのような方法でもよい。
モジュール管理テーブル136は、モジュール識別子フィールド1601及び装置識別子フィールド1602を含む。モジュール識別子フィールド1601は、処理モジュールの識別子を格納する。装置識別子フィールド1602は、論理装置の識別子を格納する。なお、図9の例では、モジュール1及び2が論理装置1に割り当てられていることを示す。また、モジュール識別子3のモジュールはどの論理装置にも割り当てられていないことを示す。
装置構成管理部133及び装置電力管理部134は、このモジュール管理テーブル136を参照することによって、どの論理装置はどの処理モジュールによって構成されているか、または、どの処理モジュールはどの論理装置を構成しているか、を知ることができる。
次に、以上のように構成された情報プラットフォーム装置109の動作を説明する。
図10は、管理モジュール105の処理のフローチャートである。
図10のフローチャートは、管理モジュール105が、管理コンソール108を経由して管理者からの装置構成要求を受けた場合の処理フローを示す。
なお、情報プラットフォーム装置109は、まだ一つも論理装置が構成されてなく、各処理モジュールは、電源モジュール106からの電源の供給が開始されていない状態である。このとき、スイッチハブ104、管理モジュール105及び管理コンソール108には、要求を処理するのに必要な最少の電力が供給されている。さらに、各処理モジュールは、管理モジュール105との通信、及び、設定情報の記憶等のために必要な電力が、電力経路又はスイッチハブ104を介したネットワークから供給されている。これは、PCI等の標準規格と同等の方法で実現できるため、説明を省略する。
管理コンソール108に管理者等から装置構成要求が指示されたときに、本処理を開始する(S1101)。
まず、管理モジュール105において、装置構成管理部133が管理コンソール108に入力された装置構成要求を受け取ると、その内容を解析する装置構成要求解析処理を実行する(S1102)。より具体的には、装置構成要求受付部701が装置構成要求を受け取ると、受け取った装置構成要求を装置構成要求解析部702に送る。装置構成要求解析部702は、受け取った装置構成要求に含まれる内容を解析する。装置構成要求解析部702は、装置構成要求に含まれる論理装置の情報、稼働条件及び処理モジュールの情報を抽出し、抽出された情報をモジュール選択部703に送る。
次に、モジュール選択部703は、装置構成要求解析部702から受け取った情報に基づいて、論理装置を構成するための処理モジュールを選択する構成モジュール選択処理を実行する(S1103)。より具体的には、モジュール選択部703は、モジュール管理テーブル136を参照して論理装置が未割当の処理モジュールの情報を取得する。そして、装置構成要求受付部701から受け取った処理モジュールの情報と取得した処理モジュールの情報とから、論理装置を構成する処理モジュールを選択する。そして、選択された情報を、装置電力管理部134に送る。
次に、装置電力管理部134は、受け取った情報を元に、各処理モジュールの許容電力量及び情報プラットフォーム装置全体の許容電力量を算出する許容電力算出処理を実行する(S1104)。この処理は図11及び図12で詳述する。
次に、管理モジュール105は、算出された情報を各種テーブルに設定するテーブル設定処理を実行する(S1105)。この処理が完了すると、設定された情報に基づいて情報プラットフォーム装置109の各処理モジュールへの電力供給を開始する。これによって情報プラットフォーム装置109が、設定された論理装置の処理を開始する。
以上の処理が完了すると、本フローチャートの処理を終了する。
図11は、管理モジュール105の装置電力管理部134の許容電力量算出部171の処理のフローチャートである。
許容電力量算出部171は、装置構成管理部133から各処理モジュールの情報、論理装置の装置タイプ及び稼働条件等の情報を受け取ると、本処理を開始する。
まず、許容電力量算出部171は、装置構成要求に含まれる装置タイプ及び稼働条件に関する情報に基づいて、電力量管理テーブル131を参照して、新たに生成する論理装置の許容電力量を特定する(S802)。
次に、許容電力量算出部171は、電源モジュール106に問い合わせて、電源モジュール106の供給電力量を取得する(S803)。なお、電源モジュール106の供給電力量は、供給可能な最大電力量に等しい。
次に、許容電力量算出部171は、装置構成管理テーブル131を用いて既に設定されている既存の論理装置を調査し、電力管理テーブル131を参照して既論理装置の許容電力量を調査する。そして、既論理装置の許容電力量の合計に、新たに設定する論理装置の許容電力量を加算した値を算出する。そして、算出された値が、電源モジュール106から取得した供給電力量よりも小さいか否かを判定する(S804)。
算出された値が取得された供給電力量以上である場合は、要求された論理装置の稼動条件では電源モジュール106の供給電力量を超えてしまう。そのため、新たに論理装置を構成することができない。そこで、算出された値が取得された電源モジュールの供給電力量以上である場合は、許容電力量算出部171は、管理コンソール108に対してエラーを通知し、論理装置の稼動条件の再設定を指示する(S811)。
一方、算出された値が取得した供給電力量よりも小さい場合は、許容電力量算出部171は、供給電力最適化モードが設定されているか否かを判定する(S805)。
供給電力最適化モードは管理者又はシステムによって構成要求処理に先立って設定されている。供給電力最適化モードが指定された場合は、許容電力量算出部171は、電源モジュールの供給電力量最適化処理を実行する(S812)。
より具体的には、許容電力量算出部171は、算出した値が取得した供給電力量よりも小さい場合に、全ての論理装置の許容電力量の合計が、電源モジュール106が供給する許容電力量とほぼ等しくなるように、電源モジュールの供給電力量を調整する。これによって、各処理モジュールに必要な電力を供給しつつ、情報プラットフォーム装置全体として供給する電力量が必要最低限に抑えることができるので、情報プラットフォーム装置の省電力化が可能となる。
供給電力最適化モードが指定されていない場合及び電源モジュールの供給電力量最適化処理を実施した後、許容電力量算出部171は、装置構成管理部133から受け取った各処理モジュールの情報を元に、これら各処理モジュールの最大電力量を取得する。具体的には、許容電力量算出部171は、各処理モジュールに最大電力量を問い合わせて、各処理モジュールの最大電力量を取得する。なお、処理モジュールの最大電力量は、処理モジュールの最大消費電力に等しい。これによって、新たに構成した論理装置を構成する処理モジュールそれぞれの最大電力量を取得する(S806)。
なお、このとき、処理モジュールは、最大電力量だけでなく、自処理モジュールの種別(例えばスイッチやメモリモジュール、汎用/専用の区別)や電力条件パラメータ等を含む属性情報を、許容電力量算出部171の問い合わせに応答してもよい。
そして、許容電力量算出部171は、取得したそれぞれの処理モジュールの最大電力量を合計した値を算出し、S802で算出した新規論理装置の許容電力量よりも小さいか否かを判定する(S807)。
算出した値が論理装置の許容電力量よりも小さい場合、全ての処理モジュールを最大電力量で稼働することが可能なので、許容電力量算出部171は、各処理モジュールを最大の電力量で起動することを決定する(S813)。
一方、算出した値が論理装置の許容電力量以上である場合は、許容電力量算出部171は、論理装置の許容電力量と、論理装置を構成する処理モジュールの情報とから各処理モジュールの許容電力量を算出する(S808)。このとき、電力量管理テーブル131と電力条件管理テーブル132を参照する。その後、本フローチャートの処理を終了し、図12に示す電力条件設定処理のフローチャートに移行する。
図12は、管理モジュール105の装置電力管理部134の装置電力設定部172の電力条件設定処理のフローチャートである。
まず、電力条件設定部172は、新たに設定する論理装置を構成する処理モジュールのうち一つを選択する(S902)。
次に、電力条件設定部172は、選択された処理モジュールの種類と、前述の図11の許容電力量算出結果とから、電力制御パラメータを算出する(S903)。
次に、電力条件設定部172は、特定した電力制御パラメータを、ステップS902において選択された処理モジュールに送信する(S904)。
次に、電力条件設定部172は、電力制御パラメータを設定していない処理モジュールがあるか否かを判定する(S905)。未設定の処理モジュールがあれ ば、S902に戻り、処理を繰り返す。未設定の処理モジュールがない場合は、新たに設定した論理装置を構成する全ての処理モジュールの処理が完了したの で、処理を終了し、図10のフローチャートに戻る。
以上のように、本発明の第1の実施の形態の電力管理システムでは、情報プラットフォーム装置109に設定する論理装置の装置タイプ及び稼働条件によって、論理装置を構成する各処理モジュールが消費する電力量を制限することができる。これによって、情報プラットフォーム装置109を省電力化することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態の電力管理システムについて説明する。
第2の実施の形態は、前述の第1の実施例に加え、さらに、処理モジュール毎に電源モジュール106の系統を設定することによって、論理装置の耐故障性を向上させる。なお、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図13は、第2の実施の形態の情報プラットフォーム装置109の構成ブロック図である。
第2の実施の形態の情報プラットフォーム装置109の構成は、第1の実施の形態とほぼ同様であるが、次の点が異なる。
各処理モジュールは、負荷計測部1210を含む。また、モジュール電力管理部は系統選択部1260を備える。具体的には、汎用処理モジュール101(101A及び101B)は、負荷計測部1210(1210A及び1210B)を含む。また、モジュール電力管理部112(112A及び112B)は、系統選択部1260(1260A及び1260B)を含む。同様に、専用処理モジュール102(102A及び102B)は、負荷計測部1212(1212A及び1212B)を含む。また、モジュール電力管理部122(122A及び122B)は、系統選択部1262(1262A及び1262B)を含む。
管理モジュール105は、モニタ情報収集部1220を含む。また、装置電力管理部134は系統設定部1270を含む。
負荷計測部1210は、汎用処理モジュール101の負荷データを計測し、管理モジュール105に計測された負荷データを送信する。より具体的は、負荷計測部1210は、汎用処理モジュール101によって構成された論理装置の稼働による各汎用処理モジュール101のCPUの負荷やメモリの使用量等からなる負荷データを計測し、所定の時刻、所定の間隔、又は、負荷データの送信要求に基づいて、計測された負荷データを送信する。
また、電源モジュール106は、二つのモジュール(106A及び106B)が備えられている。電源モジュール106A及び106Bは、それぞれ、各処理モジュール及び管理モジュール105に電力を供給するための独立した経路を備える。この経路は処理モジュール側で選択可能に構成されている。すなわち、一つの処理モジュールは、二つの電源モジュール106A又は106Bのいずれか一方から、電力の供給を受けることができる。
なお、以降は、電源モジュール106のいずれかから電力の供給を受けるかを「系統」と呼ぶ。すなわち、電源の系統が1に設定されている処理モジュールは、電源モジュール106Aからの電力の供給を受ける。同様に、電源の系統が2に設定されている処理モジュールは、電源モジュール106Bからの電力の供給を受ける。
モニタ情報収集部1220は、各処理モジュールから負荷データを収集する。
系統設定部1270は、各処理モジュールの系統を設定する。
図14は、第2の実施の形態の装置構成管理テーブル1230の一例の説明図である。
装置構成管理テーブル1230は、前述の第1の実施の形態の装置構成管理テーブルと類似しているが、電力系統フィールド1303を含む。電力系統フィールド1303は、論理装置毎の電力系統の識別子を格納する。
装置構成管理部133は、管理コンソール108から受け取った装置構成要求に基づいて、装置構成管理テーブル1230のエントリを追加又は更新する。
図15は、第2の実施の形態の電源モジュール106の系統設定の説明図である。
前述のように、本実施の形態では、論理装置及び論理装置を構成する処理モジュールの電源を系統によって分類する。図15はこの系統を説明する図である。
この図15は、電源モジュール106A又は106Bのいずれが、汎用処理モジュール101A、101B、専用処理モジュール102A及び102Bに電力を供給することを示すマーカ(1401、1402、1403、1404)を含む。例えば、汎用処理モジュール101Aは、マーカ1401が電源モジュール106A側に設定されているので、汎用処理モジュール101Aは電源モジュール106Aからの電力の供給を受けるように設定される。同様に、専用処理モジュール102Bは、マーカ1404が電源モジュール106B側に設定されているので、専用処理モジュール102Bは電源モジュール106Bからの電力の供給を受けるように設定される。
この系統の設定は、管理コンソール108の表示画面に表示され、管理者がGUIを用いて系統を設定するように構成してもよい。
次に、以上のように構成された第2の実施の形態の情報プラットフォーム装置109の動作を説明する。
前述のように、各処理モジュールは負荷計測部1210又は1212を備える。この負荷計測部1210及び1212は、常に処理モジュールの負荷を計測しており、計測結果を管理モジュール105のモニタ情報収集部1220に送信する。
モニタ情報収集部1220は、各処理モジュールから送信された負荷を受け取る。そして、負荷を送信した処理モジュールの情報からモジュール管理テーブル136を参照して、論理装置毎の負荷を算出する。モニタ情報収集部1220は、この論理装置毎の負荷情報を、管理コンソール108に表示させる。管理者はこの表示をみて、論理装置毎の負荷情報を知ることができる。またさらに、管理者が、負荷が必要以上に高い論理装置を発見した場合は、その論理装置に関して、負荷を最適化する要求をすることもできる。
具体的には、管理コンソール108から、管理者による負荷の最適化の要求が送信されたとき、管理モジュール105は、要求に係る論理装置を構成する処理モジュールの性能を上げるように、設定を変更する。すなわち、管理モジュール105は、論理装置を構成する処理モジュールを特定する。そして、特定された処理モジュールに現在設定されている電力制御パラメータと、電力条件管理テーブル132とを参照する。そして、処理モジュール毎に、より高いプロセッサ動作周波数、メモリ動作周波数及び動作電圧にて処理モジュールの電力制御パラメータを再設定し、再設定された電力制御パラメータを処理モジュールに送信する。
このようにすることによって、論理装置の負荷が高いときに、その論理装置の性能を変更することによって、負荷を低減するように設定することができる。
図16は、第2の実施の形態の管理モジュール105の処理のフローチャートである。
図16のフローチャートは、前述の図9と同様に、管理モジュール105が、管理者等による管理コンソール108への装置構成要求を受けたときの処理を示す。
管理コンソール108に管理者等から装置構成要求が指示されたときに、本処理を開始する(S1501)。
まず、管理モジュール105において、装置構成管理部133が管理コンソール108に入力された装置構成要求を受け取ると、その内容を解析する装置構成要求解析処理を実行する(S1502)。より具体的には、装置構成要求受付部701が装置構成要求を受け取ると、受け取った装置構成要求を装置構成要求解析部702に送る。装置構成要求解析部702は、受け取った装置構成要求に含まれる内容を解析する。装置構成要求解析部702は、装置構成要求に含まれる論理装置の情報、稼働条件、電力系統及び処理モジュールの情報を抽出し、抽出された情報をモジュール選択部703に送る。
次に、モジュール選択部703は、装置構成要求解析部702から受け取った情報に基づいて、論理装置を構成するための処理モジュールを選択する構成モジュール選択処理を実行する(S1503)。より具体的には、モジュール選択部703は、モジュール管理テーブル136を参照して論理装置が未割当の処理モジュールの情報を取得する。そして、装置構成要求受付部701から受け取った処理モジュールの情報と取得した処理モジュールの情報とから、論理装置を構成する処理モジュールを選択する。そして、選択された情報を、装置電力管理部134に送る。
次に、装置電力管理部134は、設定された論理装置の電源系統を設定する電源系統設定処理を実行する(S1504)。より具体的には、装置構成要求に含まれている電力系統を取得して、新たに設定する論理装置の電力系統に設定する。
次に、装置電力管理部134は、受け取った情報を元に、各処理モジュールの許容電力量及び情報プラットフォーム装置全体の許容電力量を算出する許容電力算出処理を実行する(S1505)。この処理は前述の図11及び図12と同様である。
次に、管理モジュール105は、算出された情報を各種テーブルに設定するテーブル設定処理を実行する(S1506)。この処理が完了すると、設定された情報に基づいて情報プラットフォーム装置109の各処理モジュールに電力を供給する。これによって情報プラットフォーム装置109が、設定された論理装置の処理を開始する。以上の処理が完了すると、本フローチャートの処理を終了する。
以上のように、本発明の第2の実施の形態の電力管理システムでは、第1の実施の形態の効果に加え、情報プラットフォーム装置109に設定する論理装置の電源系統を設定することによって、論理装置単位で、電力を供給する電源モジュール106を選択することが可能となる。このようにすることによって、例えば、電源モジュール106の障害発生時にも、障害が発生した電源モジュール106とは異なる電源系統を使用する論理装置は処理を続行することができ、電源モジュール106の障害によって全ての論理装置が停止することがなくなる。従って、情報プラットフォーム装置109の電源モジュール106に対する耐故障性が向上する。特に、電源モジュール106の多重度を大きくすれば、電源系統の多重度が大きくなるので、耐故障性をさらに向上させることが可能となる。
本発明の第1の形態の情報プラットフォーム装置のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の装置構成管理テーブルの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の電力量管理テーブルの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の電力条件管理テーブルの説明図である。 本発明の第1の実施の形態のテーブル初期化部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の許容電力量算出部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の装置構成管理部のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の装置構成要求の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のモジュール管理テーブルの説明図である。 本発明の第1の実施の形態の装置構成要求の処理フローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の許容電力量算出処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の電力条件設定処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の情報プラットフォーム装置のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態の装置構成管理テーブルの構成図である。 本発明の第2の実施の形態の電力系統と各処理モジュールの接続関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の装置構成要求の処理フローチャートである。
符号の説明
101 汎用処理モジュール
102 専用処理モジュール
104 スイッチハブ
105 管理モジュール
106 電源モジュール
108 管理コンソール
109 情報プラットフォーム装置
130 装置構成管理テーブル
131 電力量管理テーブル
132 電力条件管理テーブル
133 装置構成管理部
134 装置電力管理部
136 モジュール管理テーブル

Claims (23)

  1. 一つ以上の処理モジュールと、管理モジュールと、前記処理モジュール及び前記管理モジュールを通信可能に接続するスイッチと、前記処理モジュール、前記管理モジュール及び前記スイッチに電力を供給する電源モジュールと、を備え、前記処理モジュールによって構成された一つ以上の論理装置を稼働させる情報プラットフォーム装置において電力を管理する方法であって、
    前記管理モジュールは、
    前記論理装置と前記論理装置を構成する一つ以上の処理モジュールとの対応を示す装置構成情報を保持する第1のステップと、
    前記論理装置の種別を特定可能な情報と前記論理装置の稼働条件と前記論理装置を稼働させるための電力量である第1の電力量との対応を示す電力量管理情報を保持する第2のステップと、
    前記論理装置の構成要求を受け取ったときに、前記装置構成情報を参照して、前記構成要求に係る新規論理装置を構成する前記処理モジュールを選択する第3のステップと、
    前記構成要求に含まれる新規論理装置の種別と稼動条件と前記電力量管理情報とに基づいて、前記新規論理装置を稼働させるための前記第1の電力量を算出する第4のステップと、
    前記算出した第1の電力量と、前記新規論理装置を構成する各処理モジュールの最大消費電力量の合計と、を比較し、前記比較の結果として前記算出した第1の電力量が前記新規論理装置を構成する各処理モジュールの最大消費電力量の合計未満である場合に、前記処理モジュールに供給される電力量である第2の電力量の合計が前記算出した第1の電力量以下となるように前記第2の電力量を決定する第5のステップと、を含むことを特徴とする電力管理方法。
  2. 前記管理モジュールは、
    前記処理モジュールを前記第2の電力量によって動作させるための動作条件を含む電力制御パラメータと前記第2の電力量との対応を示す電力条件管理情報を保持するステップと、
    前記電力条件管理情報を参照して、前記第2の電力量に基づいて前記処理モジュールを動作させるための電力制御パラメータを特定するステップと、
    前記処理モジュールに対して、前記特定した電力制御パラメータを設定するステップと、
    前記電源モジュールに前記処理モジュールへの電力の供給を開始させ、前記設定された電力制御パラメータに従って前記処理モジュールを起動させるステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  3. 前記動作条件は、前記処理モジュールの動作周波数及び動作電圧の少なくとも一つを含み、
    前記電力条件管理情報は、前記第2の電力量と前記動作条件との対応を含むエントリを二つ以上保持することを特徴とする請求項2に記載の電力管理方法。
  4. 前記管理モジュールは、前記第5のステップにおいて、前記比較の結果として前記算出した第1の電力量が前記新規論理装置を構成する各処理モジュールの最大消費電力量の合計以上である場合に、前記最大消費電力量を前記第2の電力量として決定すること、を特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  5. 前記管理モジュールは、
    前記電源モジュールが供給可能な最大供給電力量を取得するステップと、
    前記情報プラットフォーム装置に備わる全ての前記論理装置の前記第1の電力量と前記算出した第1の電力量との合計が、前記取得された最大供給電力量を超えていないかを検証するステップと、
    前記情報プラットフォーム装置に構成された全ての前記論理装置の前記第1の電力量と前記算出した第1の電力量との合計が、前記最大供給電力量を超えていない場合は、前記最大供給電力量が、前記電源モジュールによって供給される全ての前記第1の電力量の合計に近づくように、前記最大供給電力量を調整するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  6. 前記稼動条件は、前記新規論理装置を構成する処理モジュールの処理速度を指定可能な情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  7. 前記稼動条件は、前記新規論理装置を稼働させる前記第1の電力量を特定可能な情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  8. 前記第2の電力量は、前記新規論理装置を構成する処理モジュールの最大消費電力量以下になるように設定されることを特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  9. 前記電源モジュールは、異なる経路によって独立に電力を供給可能な二以上の電源系統を備え、
    前記管理モジュールは、
    前記論理装置を構成する処理モジュールと前記論理装置に電力を供給する電源系統の識別子と前記論理装置との対応を示す装置構成管理情報を保持するステップと、
    前記処理モジュールを前記第2の電力量によって動作させるための動作条件を含む電力制御パラメータと前記第2の電力量との対応を示す電力条件管理情報を保持するステップと、
    前記電力条件管理情報を参照して、前記第2の電力量によって前記処理モジュールを動作させるための電力制御パラメータを特定するステップと、
    前記処理モジュールに前記特定された電力制御パラメータを設定するステップと、
    前記新規論理装置に割り当てられた電源系統に属する電源モジュールに前記処理モジュールへの電力の供給を開始させ、前記設定された電力制御パラメータに従って前記処理モジュールを起動させるステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  10. 前記論理装置の構成要求は、前記新規論理装置の種別と稼動条件と電源系統とを含むことを特徴とする請求項9に記載の電力管理方法。
  11. 前記管理モジュールは、
    前記論理装置の構成要求を受け取ったときに、前記構成要求に含まれる新規論理装置の種別と前記構成要求に含まれる新規論理装置の稼動条件とを取得するステップと、
    予め保持された、前記論理装置を構成する前記処理モジュールと前記論理装置との対応関係から、前記構成要求に係る新規論理装置を構成する前記処理モジュールを選択するステップと、
    前記選択された処理モジュールによって前記構成要求に係る新規論理装置を構成するステップと、
    前記構成要求に係る新規論理装置及び前記選択された前記処理モジュールとの対応を前記装置構成情報に保持するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電力管理方法。
  12. 一つ以上の処理モジュールと、管理モジュールと、前記処理モジュール及び管理モジュールを通信可能に接続するスイッチと、前記処理モジュール、前記管理モジュール及び前記スイッチに電力を供給する電源モジュールと、を備え、前記処理モジュールによって構成された一つ以上の論理装置を含む情報プラットフォーム装置において、
    前記管理モジュールは、
    前記論理装置と前記論理装置を構成する前記処理モジュールとの対応を示す装置構成情報を保持し、
    前記論理装置の種別を特定可能な情報と前記論理装置の稼働条件と前記論理装置を稼働させるための電力量である第1の電力量との対応を示す電力量管理情報を保持し、
    前記論理装置の構成要求を受け取ったときに、前記装置構成情報を参照して、前記構成要求に係る新規論理装置を構成する前記処理モジュールを選択し、
    前記構成要求に含まれる新規論理装置の種別と前記構成要求に含まれる前記論理装置の稼動条件と前記電力量管理情報とに基づいて、前記新規論理装置を稼働させるための前記第1の電力量を算出し、
    前記算出した第1の電力量と、前記新規論理装置を構成する処理モジュールの最大消費電力量の合計と、を比較し、前記比較の結果として前記第1の電力量が前記新規論理装置を構成する各処理モジュールの最大消費電力量の合計未満である場合に、前記処理モジュールに供給される電力量である第2の電力量の合計が前記算出した第1の電力量以下となるように前記第2の電力量を決定することを特徴とする情報プラットフォーム装置。
  13. 前記管理モジュールは、
    前記処理モジュールを前記第2の電力量によって動作させるための動作条件を含む電力制御パラメータと前記第2の電力量との対応を示す電力条件管理情報を保持し、
    前記電力条件管理情報を参照して、前記第2の電力量に基づいて前記処理モジュールを動作させるための電力制御パラメータを特定し、
    前記処理モジュールに、前記特定された電力制御パラメータを設定し、
    前記電源モジュールに前記処理モジュールへの電力の供給を開始させ、前記設定された電力制御パラメータに従って前記処理モジュールを起動させることを特徴とする請求項12記載の情報プラットフォーム装置。
  14. 前記動作条件は、前記処理モジュールの動作周波数及び動作電圧の少なくとも一つを含み、
    前記電力条件管理情報は、前記第2の電力量と前記動作条件との対応を含むエントリを二つ以上保持することを特徴とする請求項13に記載の情報プラットフォーム装置。
  15. 前記管理モジュールは、前記比較の結果として前記算出した第1の電力量が前記新規論理装置を構成する各処理モジュールの最大消費電力量の合計以上である場合に、前記最大消費電力量を前記第2の電力量として決定すること、を特徴とする請求項12に記載の情報プラットフォーム装置。
  16. 前記管理モジュールは、
    前記電源モジュールが供給可能な最大供給電力量を取得し、
    前記情報プラットフォーム装置に備わる全ての前記論理装置の前記第1の電力量と前記算出した第1の電力量との合計が、前記取得された最大供給電力量を超えていないかを検証し、
    前記情報プラットフォーム装置に構成された全ての前記論理装置の前記第1の電力量と前記算出した第1の電力量との合計が、前記取得された最大供給電力量を超えない場合は、前記電源モジュールによって供給される全ての前記第1の電力量の合計と前記最大供給電力量が近づくように、前記最大供給電力量を調整することを特徴とする請求項12に記載の情報プラットフォーム装置。
  17. 前記第2の電力量は、前記新規論理装置を構成する処理モジュールの最大消費電力量以下になるように設定されることを特徴とする請求項12に記載の情報プラットフォーム装置。
  18. 前記電源モジュールは、異なる経路によって独立に電力を供給可能な二以上の電源系統を備え、
    前記管理モジュールは、
    前記論理装置を構成する前記処理モジュールと前記論理装置に電力を供給する電源系統の識別子と前記論理装置との対応を示す装置構成管理情報を保持し、
    前記処理モジュールを前記第2の電力量によって動作させるための動作条件を含む電力制御パラメータと前記第2の電力量との対応を示す電力条件管理情報を保持し、
    前記電力条件管理情報を参照して、前記決定された第2の電力量によって前記処理モジュールを動作させるための電力制御パラメータを特定し、
    前記処理モジュールに前記特定された電力制御パラメータを設定し、
    前記論理装置に割り当てられた電源系統に属する電源モジュールに前記処理モジュールへの電力の供給を開始させ、前記設定された電力制御パラメータに従って前記処理モジュールを起動させることを特徴とする請求項12に記載の情報プラットフォーム装置。
  19. 前記論理装置の構成要求は、前記新規論理装置の種別と前記新規論理装置の稼動条件と前記論理装置の電源系統とを含むことを特徴とする請求項18に記載の情報プラットフォーム装置。
  20. 前記管理モジュールは、
    前記論理装置の構成要求を受け取ったときに、前記構成要求に含まれる新規論理装置の種別と前記構成要求に含まれる前記新規論理装置の稼動条件とを取得し、
    予め保持された、前記論理装置を構成する前記処理モジュールと前記論理装置との対応関係から、前記構成要求に係る新規論理装置を構成する前記処理モジュールを選択し、
    前記選択された処理モジュールによって前記構成要求に係る新規論理装置を構成し、
    前記構成要求に係る新規論理装置及び前記選択された処理モジュールとの対応を前記装置構成情報に保持することを特徴とする請求項12に記載の情報プラットフォーム装置。
  21. 前記情報プラットフォーム装置はストレージ装置を備え、前記管理モジュールはメモリを備え、
    前記管理モジュールは、前記装置構成情報、前記電力量管理情報、及び前記電力条件管理情報を前記メモリに格納し、所定の時間毎に、前記メモリに格納された前記装置構成管理情報、前記電力量管理情報、及び前記電力条件管理情報を、前記ストレージに格納することを特徴とする請求項13に記載の情報プラットフォーム装置。
  22. 前記管理モジュールは、前記電力量管理情報及び前記電力条件管理情報のエントリを新たに登録し、前記電力量管理情報及び前記電力条件管理情報のエントリを削除することを特徴とする請求項13記載の情報プラットフォーム装置。
  23. 前記管理モジュールは、
    前記処理モジュール毎の第1の負荷を計測し、
    前記計測結果に基づいて、前記論理装置毎の第2の負荷を算出し、
    前記第2の負荷に対する最適化の要求を受信した場合は、前記論理装置を構成する処理モジュールの動作条件を変更することによって前記第2の電力量を変更し、
    前記変更された第2の電力量を前記処理モジュールに供給することによって、前記処理モジュールによって構成される論理装置の第1の電力量を変更することを特徴とする請求項12記載の情報プラットフォーム装置。
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