JP2008217281A - ストレージ利用排他方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ユーザが複数のブレードPCからストレージに接続する可能性がある環境において、ストレージ装置の排他制御を実現することでデータ破壊を防止する。
【解決手段】
ブレードPCが保持しているストレージ装置との接続情報を、管理サーバが新たに生成しストレージ装置に設定することで、今まで接続できていたブレードPCからのストレージ接続をできないようにする。さらに、新たに生成した接続情報を別のブレードPCに送信することで、そのブレードPCからは接続ができるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シンクライアント、ブレードPC、管理サーバ、ストレージ装置に関するものであり、具体的にはブレードPCからストレージ装置への利用の排他方式に関する。
近年、ノートPCが普及したことで、社外でも業務を行うことができるようになってきた一方で、ノートPCの紛失などによる情報漏洩が社会問題となってきている。このような問題を解決するため、企業情報の持ち出しを制限しつつ、社外でも業務を継続できるシステムとしてユーザ端末(以下、シンクライアントと呼ぶ)と集積度の高い計算機(以下、ブレードPCと呼ぶ)を用いたシンクライアントシステムが導入され始めている。
また、上記情報処理システムではブレードPCに搭載されているストレージは2.5インチ型等のハードディスクであったが、このハードディスクをさらに高信頼なストレージであるストレージ装置に代替して個人のブレードPC向けに提供する情報処理システムも開発されている。この高信頼なストレージ装置は、FC-SANでもNASでもよく、さらには追加のハードウェアが不要で安価なシステムを構築できるiSCSIでもよい。いずれにせよ、RAID構成のストレージをブレードPCに提供することで、高信頼なディスク領域として、またバックアップ領域として利用できるように試みられている。
ところで、この情報処理システムにおいて、あるユーザに対して割り当てられていたブレードPC(以下、主割当ブレードPCと呼ぶ)が故障したときに、ユーザからの要求に応じて、他のブレードPC(以下、代替割当ブレードPCと呼ぶ)を提供する必要がある。
しかし、この代替割当ブレードPCへの切替えに関しては、以下の問題が生じる。
まず、ストレージ装置がFCやiSCSIのディスクである場合、そのストレージ装置はNTFSやFATなどでフォーマットされていることが多く、このようなファイルシステムのもとで、主割当ブレードPCがマウントしたまま代替割当ブレードPCから利用すると、ファイルが消失したり、ファイルシステムが破壊されたりするおそれがある。
あるディスク領域を複数のホストで共有するというシステムには、下記特許文献1のようなクラスタシステムがある。このようなクラスタシステムでは、あるディスク領域に複数のホストがアクセスする場合、SCSIのコマンドであるreserve、release、resetを用いディスクの排他を行い、クラスタを構成する正サーバと副サーバの間でアクセス権を制御して、両方のホストからの二重マウントを回避している。つまり、このようなSCSIコマンドによる排他制御は、そのストレージを利用するホスト自体が実施する必要があるため互いのアクセスの監視を行う必要があるが、上記サーバの正副構成においては、互いのネットワークアドレスが既知であるため、互いに監視し合うことで優先権の制御を行うことができた。
特開2006−11992
一方、上記情報処理システムで代替ブレードPCを割り当てる場合には、例えば、主割当ブレードPCに不具合が発生したときにユーザからの要求に応じて動的に割り当てられるため、主割当ブレードPCは代替割当ブレードPCのアドレスを知ることができず、互いにアクセスを監視することが困難であるという課題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決すべく、主割当ブレードPCと代替割当ブレードPCのストレージ装置の利用の排他を実現する技術を提供する。
上記課題を解決する本発明の情報処理システムは、ネットワークを介して互いに接続されるブレードPCおよびシンクライアント、管理サーバ、ストレージ装置を有する情報処理システムであって、前記シンクライアントは、当該シンクライアントの利用者が用いる可搬型記憶媒体の格納情報を読取り、この格納情報に含まれている、当該シンクライアントの利用割当先となる前記ブレードPCのアドレスを取得し、このアドレスのデータをメモリに格納し、可搬型記憶媒体にアドレスが格納されていない場合には前記管理サーバにアドレス取得要求を行い、さらに利用者の操作に応じて代替のブレードPCの割り当てを要求するアドレス取得部と、前記メモリに記憶された情報処理装置のアドレスに宛てて、当該シンクライアントまたは利用者の認証用情報を少なくとも含む接続確立要求を送信し、この接続確立要求に応じて前記情報処理装置が返してくる応答データに応じた前記情報処理装置と当該シンクライアントとのネットワークを介した接続確立処理を実行する接続確立部と、前記接続確立処理の実行に伴い、当該端末の入力インターフェイスにて入力された操作情報を前記情報処理装置のアドレスに宛てて送信し、当該操作情報に対応した映像情報を前記情報処理装置から受信して、当該端末の出力インターフェイスに表示する遠隔操作部と、を有し、前記ブレードPCは、当該ブレードPCに利用割当がなされているシンクライアントまたは利用者の認証用情報を格納する接続管理テーブルと、前記シンクライアントから送信されてくる接続確立要求を受信し、この接続確立要求が含むシンクライアントまたは利用者の認証用情報を前記接続管理テーブルに照合して、前記接続確立要求の受入れ可否を判定し、その判定結果を前記シンクライアントに応答データとして返信する、認証部と、前記認証結果に応じて前記端末との接続確立処理が実行されるに伴い、前記シンクライアントから操作情報を受信して、当該操作情報が示す操作内容に従って情報処理を行い、その結果を示す映像情報を当該端末に送信する、遠隔操作受付部と、ストレージ装置との接続に必要な認証情報、少なくとも利用者か前記ブレードPCの認証情報とストレージの宛先アドレスを含むものを格納するストレージ接続情報テーブルと、前記管理サーバより送信されるストレージ接続情報を前記ストレージ情報接続テーブルへ格納するストレージ接続情報受信部と、前記ストレージ接続テーブルに格納されている情報を読み出して、そこに記録されているストレージ装置のアドレスに対して接続し、認証情報を送信して接続を確立させ、その後のストレージ装置に対する読み書きを処理するストレージ接続部と、前記管理サーバからの電源制御要求に対して当該ブレードPCの電源状態を変更する電源操作受付部と、を有し、前記管理サーバは、利用者識別情報と主割当ブレードPC識別情報を少なくとも含み、場合により代替割当ブレードPC情報が格納されているブレードPC割当管理テーブルと、利用者識別情報とストレージ情報を少なくとも含むストレージ割当管理テーブルと、前記シンクライアントからブレードPCの割当要求を受信し、ブレード割当管理テーブルを参照して、主割当ブレードPCと代替割当ブレードPCの割り当てを行うブレードPC割当部と、利用者に割り当てたブレードPCの電源を入れ、割り当てを解除したブレードPCの電源を落とすための要求を前記ブレードPCの前記電源操作部に対して送信するブレードPC電源制御部と、利用者からの要求に応じた代替ブレードPCを割り当てる際にストレージ接続情報を新規に生成して前記ストレージ割当管理テーブルに格納するストレージ接続情報生成部と、前記ストレージ割当管理テーブルを参照し、利用者に割り当てられているストレージ装置に対して接続情報を変更するストレージ設定部と、前記ブレードPC割当管理テーブルを参照し、利用者に割り当てているブレードPCに対して、ストレージ割当管理テーブルを参照し、利用者に割り当てているストレージ装置の接続情報を送信するストレージ情報送信部と、を有し、前記ストレージ装置は、利用者に割り当てている記憶部とストレージ接続情報と利用者識別情報を対応付けるストレージ接続情報テーブルと、前記管理サーバからのストレージ接続情報の変更を受け付け、ストレージ接続情報テーブルを書き換えるストレージ設定管理部と、前記ブレードPCからのストレージ接続要求に対してストレージ接続情報テーブルを参照し、接続を判定し、接続を確立し、データの読込みや書込み要求に対して、その情報を記憶部に対して送受信するストレージ接続部と、利用者からの書込み要求により渡されたデータを蓄え、読込み要求に対して参照する記憶部と、を有する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、主割当ブレードPCと代替割当ブレードPCの間のストレージ利用の排他を実現することができる。
以下に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。なお、本実施例では、実体を伴うブレードPCを例として説明するが、バーチャルマシンで動作するPCにも適用可能である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システムたるシンクライアントシステムのネットワーク構成図である。図1に示すシンクライアントシステムは、通信路(6)を介して相互に接続された管理サーバ(1)、1台以上のシンクライアント(2)、1台以上のブレードPC(3)、ストレージ装置(4)を有するシステムであって、前記シンクライアント(2)は可搬型記憶媒体(5)を有するシステムである。
図2は、本実施例に関わる管理サーバ(1)、シンクライアント(2)、ブレードPC(3)、ストレージ装置(4)の各装置の物理的な一構成例を示す。これらの装置は、図2に示すとおり、物理的には一般的な情報処理装置でよい。具体的には、各装置は、例えば、プロセッサ(101)、メモリ(102)、外部記憶機構(103)、通信機構(104)、オペレータ入出力機構(105)がバスなどの内部通信線(106)で接続された形で構成される。
プロセッサ(101)は、メモリ(102)に格納された情報処理プログラム(100)を実行する。
メモリ(102)は、情報処理プログラム(100)以外にも、情報処理プログラム(100)から参照される各種データも保持する。
外部記憶機構(103)は、情報処理プログラム(100)や各種データを不揮発な形で保持する。
情報処理プログラム(100)は、上記プロセッサ(101)により実行され、外部記憶機構に指示し必要なプログラムやデータをメモリ(102)にロードしたり、メモリ(102)上の情報処理プログラム(100)やデータを外部記憶機構(103)に格納したりする。なお、情報処理プログラム(100)は、予め外部記憶機構(103)に格納されていても良い。または必要に応じて、可搬型記憶媒体や通信媒体を介して、外部の装置から導入されても良い。
通信機構(104)は、通信回線(107)に接続し、情報処理プログラム(100)の指示により、他の情報処理装置や通信機器にデータを送信したり、逆に、他の情報処理装置や通信機器から、データを受信して、メモリ(102)に格納する。
装置間の論理的な通信路(6)は、本通信機構(104)を介し、物理的な通信回線(107)を通して実現される。
オペレータ入出力機構(105)は、オペレータとのデータ入出力を行う。
内部通信線(106)は、プロセッサ(101)、メモリ(102)、外部記憶機構(103)、通信機構(104)、オペレータ入出力機構(105)が互いに通信を行うためのものであって、たとえば、バスで構成される。
管理サーバ(1)、シンクライアント(2)、ブレードPC(3)、ストレージ装置(4)は、必ずしも物理的に異なった構成にする必要はなく、それぞれの機能の違いは、各装置上で実行する情報処理プログラム(100)で実現される。
また、本実施例中の構成要素を説明する際に用いる、ストレージ接続情報生成部等の各機能部は、ソフトウェアにより論理的な構成されてもよいし、専用LSI等によりハードウェア的に構成されてもよいし、さらには、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせにより実現されても良い。なお、論理的に構成される場合、各機能部は、メモリ上に格納され、プロセッサに実行されることで、その機能が実現される。
また、管理サーバ(1)、シンクライアント(2)、ブレードPC(3)、ストレージ装置(4)も、それぞれ独立した物理的な装置である必要はなく、1つの装置が管理サーバ(1)、シンクライアント(2)、ブレードPC(3)、ストレージ装置(4)の複数の装置の機能を同時に実現していてもよい。さらに、それぞれの各処理部が1つの装置で構成されている必要は無く、異なる装置により実現されていてもよい。
以下に、管理サーバ(1)、シンクライアント(2)、ブレードPC(3)、ストレージ装置(4)のそれぞれが有する機能部について説明する。
図1における前記管理サーバ(1)は、ブレードPC割当部(11)、ブレードPC電源制御部(12)、ストレージ情報送信部(13)、ブレード割当管理テーブル(14)、ストレージ接続情報生成部(15)、ストレージ設定部(16)、ストレージ割当管理テーブル(17)を備え、シンクライアント(2)からのブレードPC(3)の割当要求に対して、ブレード割当管理テーブル(14)を参照して、ブレードPC(3)を、シンクライアント割り当てたり、ストレージ割当管理テーブル(17)を参照して、ストレージ接続情報をブレードPC(3)に送信したりする。
前記シンクライアント(2)は、アドレス取得部(21)、遠隔操作部(22)、接続確立部(23)を備え、前記可搬型記憶媒体(5)と接続することができる。可搬型記憶媒体(5)にはアドレス格納テーブル(51)と、ユーザ固有のID情報が格納されているユーザID(52)を備え、シンクライアント(2)のアドレス取得部(21)は前記アドレス格納テーブル(51)への情報の読込み、書き込みと前記ユーザID(52)の読込みが可能である。これにより、ブレードPC(3)の宛先情報を可搬型記憶媒体(5)に格納して移動することができ、前記管理サーバ(1)に新しいブレードPC(3)の割当要求をして、その情報を可搬型記憶媒体を用いて移動することもできる。
前記ブレードPC(3)は、遠隔操作受付部(31)、接続管理テーブル(32)、ストレージ接続情報テーブル(33)、電源操作受付部(34)、認証部(35)、ストレージ接続部(36)、ストレージ接続情報受信部(37)を備え、前記シンクライアントからの接続要求を受け付け、当該ブレードPC(3)の動作をシンクライアントから操作することができる。当該シンクライアントシステムにおいては当該ブレードPC(3)は2台以上の複数台で構成することができる。当該ブレードPC(3)が故障して前記シンクライアント(2)からの操作ができなくなった場合には、代替のブレードPC(3)を管理サーバ(1)が割り当てることで、前記シンクライアント(2)は代替割当ブレードPC(3)を遠隔操作することができるようになる。
前記ストレージ装置(4)は、ストレージ設定管理部(41)とストレージ接続部(42)とストレージ管理テーブル(43)と1つ以上の記憶部(44)とを備える。記憶部(44)を2台以上の複数台備えることで、複数のユーザに対して記憶部(44)を提供することができる。記憶部(44)はユーザ毎に割り当てられ、その接続情報はストレージ管理テーブル(43)にて管理されている。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態における、管理サーバ(1)、シンクライアント(2)、ブレードPC(3)、ストレージ装置(4)のそれぞれが有するデータベース構造について説明する。
前記管理サーバ(1)では、データベースとして、ブレード割当管理テーブル(14)とストレージ割当管理テーブル(17)を備える。
図3に示す前記ブレード割当管理テーブル(14)は、ブレードPCID(141)とそのブレードPCのネットワークアドレスであるIPアドレス(142)、割当の形態を表す属性(143)、割り当てた場合、どのユーザに割り当てたかを表すユーザID(144)、そのブレードPCの割当状態を表す状態(145)を備える。当該ブレード割当管理テーブル(14)では、その一行(140)をもって一台のブレードPCを管理している。前記ブレードPCID(141)は、他の行と重複はせず、一意に行を特定できるIDが望ましい。前記ブレードPCのネットワーク上の位置を特定するIPアドレス(142)は、本実施例ではIPアドレスとしたが、ネットワーク上一意に定まるアドレスであればよい。前記属性(143)は、本実施例では主割当、代替割当、などの割当の形態があるものとするが、場合により動的割当などの割当形態があってもよい。
ここで、主割当とは、利用者が主として継続的に利用するための割当形態をいい、代替割当とは、前記主割当のブレードPCが障害などで利用できない場合の、一時的な割当形態をいう。また、動的割当とは、利用者とブレードPCの関係を利用している間だけの一時的な関連にし、ある利用者があるブレードPCの利用を終了した後、そのブレードPCは別の利用者に割当てられる形態の割当方式をいう。前記状態(145)は、本実施例では通常、故障中、修理完了、初期化待ち、などがあるものとするが、これ以外の状態があってもよい。
ここで、状態の通常とは、ブレードPCに障害などがなく、利用者が通常通り利用できている状態、もしくは代替割当のブレードPCが誰にも割当てられていない状態をいう。故障中とは、主割当のブレードPCに障害が発生して、利用者に代替割当のブレードを割当てているときの主割当のブレードPCの状態である。そのブレードPCの修理が完了すれば、修理完了状態となり、利用者にその主割当であるブレードPCを再度利用してもらえる状態であることを意味する。利用者に主割当ブレードPCを返却すると、それまで利用していた代替割当のブレードPCは初期化待ちの状態となり、管理者による初期化が必要な状態を意味する。初期化が完了すると、通常状態となり、再度代替割当が可能な状態となる。
図4に示す前記ストレージ割当管理テーブル(17)は、前記記憶部(44)を一意に特定することができるディスクID(171)、そのディスクをユーザに割り当てていれば、そのユーザIDを格納するユーザID(172)と、接続先情報を備える。この接続先情報としては、ここでは接続プロトコルをiSCSIと想定し、次の情報を接続先情報とする。割り当てたストレージの接続先を表すIPアドレス(173)、ターゲット名(174)、イニシエータ名(175)、管理ポート(176)、CHAP ID(177)、CHAP Secret(178)である。なお、接続プロトコルはiSCSIプロトコルに限らず、Fibre ChannelやNASでの接続でもよい。その場合には、そのプロトコルに応じた接続情報を保持することとなる。NASであれば、NASのIPアドレス、マウントポイントの名前、認証情報を持つことになり、Fibre Channelであれば、WWN(World Wide Name)を持つことになる。
前記ブレードPC(3)は、データベースとして、接続管理テーブル(32)とストレージ接続情報テーブル(33)を備える。
図5に、接続管理テーブル(32)の例を示す。前記接続管理テーブル(32)は、前記シンクライアント(2)の接続確立部(23)から送信される接続要求を、認証部(35)が受け付けたときに、接続管理テーブルを参照して認証を行い、接続確立の判定を行うものである。本実施例においては、ユーザパスワード認証のモデルに基づき、当該接続管理テーブルは、当該ブレードPCにアクセスしてきたユーザを特定するユーザ識別子(321)とパスワード(322)を備えるものとする。これは、証明書情報の交換によるクライアント認証のモデルでもよい。
図6に、ストレージ接続情報テーブル(33)の例を示す。前記ストレージ接続情報テーブル(33)には、当該ブレードPCをストレージ装置(4)に接続して、ユーザに割り当てられた記憶部(44)を利用するための接続情報が格納されている。前記ストレージ割当管理テーブル(17)と同様に、本実施例ではiSCSI接続を想定しているため、iSCSI接続に必要なストレージ接続情報となっているが、前記ストレージ割当管理テーブル(17)と同様にFibre Channel接続でもNAS接続でもよい。本実施例では、ストレージ装置の接続先アドレスを意味するIPアドレス(331)、ターゲット名(332)、イニシエータ名(333)、CHAP ID(334)、CHAP Secret(335)を備える。本情報は、前記管理サーバ(1)の前記ストレージ情報送信部(13)が前記ストレージ割当管理テーブル(17)を参照し、該当するユーザに割り当てられているブレードPC(3)の前記ストレージ接続情報受信部(37)へ送信し、受信した前記ストレージ接続情報受信部(37)が、当該受信した前記ストレージ接続情報を前記ストレージ接続情報テーブル(33)へ書込むことで生成される。前記ストレージ接続情報テーブル(33)の行(330)は、0行であればストレージの割当がないことを意味し、1行以上あれば、割り当てられたストレージがあることを意味し、それぞれ接続することができるものである。
前記ストレージ装置(4)ではデータベースとして、図7に示すストレージ管理テーブル(43)を備える。本実施例では、iSCSI接続が可能なストレージ装置を例にストレージ接続情報テーブルを構成するため、ストレージ装置(4)への接続を待ち受けするアドレス情報であるストレージ装置のIPアドレス(431)、ターゲット名(432)、イニシエータ名(433)、CHAP ID(434)、CHAP Secret(435)、記憶部を指定するLU番号(436)を備える。当該ストレージ管理テーブル(43)の各情報は、前記管理サーバ(1)の前記ストレージ設定部(16)が、前記ストレージ割当管理テーブル(17)を参照して、前記ストレージ装置(4)のストレージ設定管理部(41)へ前記ストレージ接続情報を送信し、前記ストレージ設定管理部(41)が受信した前記ストレージ接続情報をストレージ管理テーブル(43)へ書込むものである。さらに、前記ブレードPC(3)のストレージ接続部(36)が、前記ストレージ装置(4)のストレージ接続部(42)に接続してきたときに、前記ストレージ接続部(36)が送信してくる前記ストレージ接続情報テーブル(33)に格納されているストレージ接続情報と前記ストレージ管理テーブル(43)の情報を比較し、接続の判定を行うものである。
可搬型記憶媒体(5)は、図8に示すアドレス格納テーブル(51)を備える。ここでは、シンクライアント(2)はブレードPC(3)との接続方法としてIPを想定しているため、前記アドレス格納テーブル(51)にはIPアドレスを格納することとする。ただし、接続先のブレードPCがネットワーク上で一意に特定できる識別子であれば他の識別子でもよい。
−−−処理フロー例−−−
以下、本実施形態における情報処理方法の実際手順について、図面に基づき説明する。なお、以下で説明する情報処理方法に対応する各種動作は、前記情報処理システムを構成する管理サーバ(1)、シンクライアント(2)、ブレードPC(3)、ストレージ装置(4)のそれぞれのRAMに読み出されたプログラムをプロセッサが実行することによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図9、図10に、ブレードPC(3)がストレージ装置(4)に接続し、シンクライアント(2)からブレードPC(3)を利用できるようになるまでの処理フロー例を示す。
まず、本システムのユーザが、シンクライアント(2)を利用してブレードPC(3)の利用を試みたことを想定して通常接続処理を開始する(処理1000)。
ユーザはシンクライアント(2)の電源をいれて、シンクライアント(2)から管理サーバ(1)に対して、ブレードPC(3)への接続要求をする(処理1001)。シンクライアント(2)のアドレス取得部(21)は可搬型記憶媒体(5)のアドレス格納テーブル(51)のブレードPCのIPアドレス(511)とユーザID(52)を読込み、管理サーバ(1)のブレードPC割当部(11)に送信する(処理1002)。管理サーバ(1)のブレードPC割当部(11)はブレード割当管理テーブル(14)を参照し、受信したユーザID(52)がユーザID(144)と一致するエントリがあるか検索し、そのエントリ(140)の中にIPアドレス(142)がブレードPCのIPアドレス(511)と一致するエントリがあるかチェックする(処理1003)。
処理1004の分岐でエントリが無ければ、不正なリクエストとしてエラー応答する(処理1005)。そして通常接続処理は終了する(処理1006)。
処理1004の分岐でエントリがあれば、IPアドレス(142)のアドレスのブレードPC(3)に対して、ブレードPC電源制御部(12)から電源を入れる要求を行う(処理1007)。ここで、電源が既に入っていれば、電源を入れる必要はない。また、この例では、管理サーバを経由して電源を入れているが、適宜の認証の手段を用意することでシンクライアント(2)から電源制御を行う方式でもよい。ブレードPC(3)の電源操作受付部(34)は、管理サーバ(1)から電源ON要求を受信し、当該電源ON要求に基づきOSを起動する。システムが起動すると、ブレードPCのストレージ接続部(36)は、ストレージ接続情報テーブル(33)を読込み、IPアドレス(331)で特定されるストレージ装置(4)への接続を行う。その際、ストレージ装置(4)に対して接続情報として、ターゲット名(332)、イニシエータ名(333)、CHAP ID(334)、CHAP Secret(335)を送信する(処理1008)。ここでは、iSCSI接続を想定して、上記の情報を接続情報として送信しているが、NAS装置やFC装置、さまざまなストレージ装置において接続に必要な接続ユーザIDやパスワード、WWNなどの情報と同様に考えてよい。
ストレージ装置(4)は、受信した接続情報の確認を行う。ストレージ装置のストレージ接続部(42)は、ブレードPC(3)から受信した上記接続情報を、ストレージ管理テーブル(43)のIPアドレス(431)、ターゲット名(432)、イニシエータ名(433)、CHAP ID(434)、CHAP Secret(435)と比較し、対応するエントリ(430)の有無を確認する(処理1021)。
処理1022の判定で、エントリが存在しない場合、ストレージ装置(4)は利用できず(処理1023)、不正なリクエストとしてエラーが送信される。
処理1022の判定で、エントリが存在すれば、ストレージ管理テーブル(43)の対応するエントリ(430)のLU番号(436)に対応する記憶部(44)を、アクセス元のユーザに対して提供する(処理1024)。シンクライアント(2)の接続確立部(23)は、あるブレードPCを特定するIPアドレス(511)のブレードPC(3)に対して接続を行う。この後、シンクライアント(2)とブレードPC(3)の認証をすべく、ユーザがユーザID(52)に対応するパスワードを入力する。なお、シンクライアント(2)とブレードPC(3)の接続認証方法は、本実施例ではユーザIDとパスワードを利用したが、生体認証情報を用いる方式でも、証明書を用いるPKI方式でもよい。
ブレードPC(3)の認証部(35)は、シンクライアント(2)からの接続要求に対して、接続管理テーブル(32)を参照してユーザ識別子(321)をとパスワード(322)に対応するエントリ(320)の有無を確認する(処理1027)。
処理1027でエントリが無ければ、接続を確立できずエラー応答とする(処理1028)。そして、接続処理を終了する(処理1029)。
処理1027でエントリがあれば、シンクライアント(2)とブレードPC(3)の接続が確立し、シンクライアントの遠隔操作部(22)とブレードPCの遠隔操作受付部(31)間で操作情報を通信し、セッションを確立することで、遠隔操作が可能になる(処理1030)。ここで操作情報とは、キーボードやマウスなどの入力装置から得られる情報と、処理結果の画面情報とを含む、PCの操作に基本的に必要なターミナル情報である。
以上の処理により、ストレージ装置(4)に接続しているブレードPC(3)の利用がシンクライアント(2)から可能になる(処理1031)。
図11、12に、ブレードPC(3)の代替割当を行うときの処理フローの一例を示す。この代替ブレードPCを割り当てる場合の例として、主割当ブレードPCに障害が発生してmBMCを利用した電源制御がうまくできずに電源を落とすことができない場合や、ウイルスやマルウェアに感染していて制御ができない場合が考えられる。このような場合には、主割当ブレードPCからストレージ装置へのアクセスを遮断して、代替割当ブレードPCからのみ利用できるようにする代替割当を実行する必要がある。その処理フローについて以下に説明する。
まず、ユーザが、シンクライアント端末を操作して主割当のブレードPCの代替機割当のブレードPCを要求する(処理1100)。シンクライアント(2)のアドレス取得部(21)から管理サーバ(1)に対して、代替機割当ブレードPC(3)の割当を要求する(処理1101)。管理サーバ(1)のブレードPC割当部(11)はブレード割当管理テーブル(14)を参照し、送信されたユーザIDに対応するユーザID(144)で属性(143)が主割当となっているユーザIDがあるか確認する(処理1102)。
処理1103の分岐で該当するエントリ(140)が無ければ、割当可能なブレードPCが無いことをシンクライアントに送信する(処理1110)。そして、代替機割当処理は失敗で終了する(処理1111)。
処理1103の分岐でエントリが存在する場合、ブレードPC割当部(11)はブレード割当管理テーブル(14)を参照し、当該ユーザIDで属性(143)が代替割当のものがあることを確認する(処理1104)。
処理1105の分岐で該当するエントリ(140)が存在する場合には、本実施例では失敗とし、割当可能なブレードPCが無いことをシンクライアントに送信する(処理1110)。例えば、図3のユーザID“10000003”であって、この場合、既にユーザID“10000003”には、代替割当されているため、これ以上の割当ては不可能と判断する。なお、本実施例では代替割り当てするブレードPCの台数を1台としたため、上記判断となるが、他の実施例ではこのような制限を課さずに複数台の代替割当を行ってもよい。
処理1105の分岐で該当するエントリ(140)が無ければ、本実施例では次の処理に移行し、ブレードPC割当部(11)はブレード割当管理テーブル(140)の属性(143)が代替割当でユーザID(144)が空欄のエントリ(140)があるか検索する(処理1106)。
処理1107の分岐で該当するエントリ(140)が無ければ、割当可能なブレードPCが無いことを送信し(処理1110)、終了する(処理1111)。
処理1107の分岐で該当するエントリ(140)が存在する場合、ブレードPC割当部(11)は、処理1106で発見したエントリ(140)のユーザID(144)に当該ユーザIDを書込み、当該ユーザIDの主割当の状態(145)を故障中にする(処理1108)。状態(145)を故障中に変更することにより、管理者がメンテナンスを必要とするブレードPCの検索が容易になる。管理サーバのブレードPC割当部(11)は、ブレードPC電源制御部(12)に当該ユーザの主割当のブレードPCのIPアドレス142)を通知し、ブレードPC電源制御部は、ブレードPC(3)の電源操作受付部(34)に電源オフの命令を送信し、ブレードPC(3)の電源は落ちる(処理1109)。管理サーバ(1)のブレードPC割当部(11)は、ストレージ割当管理テーブル(17)から当該ユーザのエントリ(170)があるか検索する(処理1121)。
処理1122の分岐処理で該当するエントリ(170)が無ければ、代替割当のブレードPCだけを割当てることとして、ブレードPC割当部(11)は処理1108で決定した代替割当のブレードPCのアドレスを、シンクライアント(2)のアドレス取得部(22)に送信し(処理1129)、代替機割当処理を終了する(処理1130)。
処理1122の分岐処理で該当するエントリ(170)が存在する場合には、管理サーバのストレージ情報生成部(15)は、当該ユーザのストレージ接続情報を新規に生成し、ストレージ割当管理テーブル(17)に格納する(処理1123)。ここで、ストレージ情報生成部(15)が生成する接続情報は、ストレージ割当管理テーブル(17)の情報の、IPアドレス(173)、ターゲット名(174)、イニシエータ名(175)、CHAP ID(177)、CHAP Secret(178)のいずれでもよく、ストレージ装置(4)の認証機構での認証が不一致となり、接続が失敗しさえすればよい。ここではストレージ装置(4)との接続プロトコルの例としてiSCSIを想定して上記の認証情報を列挙したが、他の接続プロトコルとしてはNASやFCであってもかまわない。
以下、ストレージ接続情報を新規に生成する場合の例として、CHAP Secretを変更することを想定する。管理サーバのストレージ設定部(16)は、処理1123で生成された新たな接続情報を、ストレージ装置(4)のストレージ設定管理部(41)へ送信する(処理1124)。ストレージ装置(4)のストレージ設定管理部(41)は受信した新たな接続情報をストレージ管理テーブル(43)に格納する(処理1125)。管理サーバ(1)のストレージ情報送信部(13)は、処理1123で生成された接続情報を、代替割当ブレードPC(3)のストレージ接続情報受信部(37)に対して送信する。代替割当ブレードPC(3)のストレージ接続情報受信部(37)は、ストレージ接続情報テーブル(33)に新たな接続情報を書込む(処理1127)。管理サーバ(1)は、代替割当ブレードPC(3)に接続情報を送信した後、ストレージ割当管理テーブル(17)のCHAP Secret(178)の項目を削除する(処理1128)。ここで、例として接続のためのパスワードであるCHAP Secret(178)を削除したが、他の項目でもかまわない。これにより、管理サーバの情報が不正に参照されたとしても、ユーザ全体の接続情報が漏洩することがないようになる。ブレードPC割当部(11)は処理1108で決定した代替割当のブレードPCのアドレスをシンクライアント(2)のアドレス取得部(22)に送信する(処理1129)。これにより、代替機割当処理を終了する(処理1130)。
図13を用いて、主割当のブレードPCのメンテナンス時の、当該主割当のブレードPCとストレージ装置間の処理フローを以下に示す。これは、例えば、主割当ブレードPCに障害が発生し、主割当ブレードPCからストレージ装置へのアクセスを遮断して、代替割当ブレードPCからのみ利用できるようにする場合、単に電源を落としておくだけであると、メンテナンスのために起動したときに、ストレージへの接続を試み、二重のアクセスが発生してしまう可能性があるからである。このような場合に、主割当のブレードPCとストレージ装置間で接続が行われずに、安全にメンテナンスを実行できることを表す処理フローを図13に示す。
管理者は、ブレード割当管理テーブル(14)の状態(145)が故障中のブレードPCを見つけたら、それをメンテナンスする必要があるため、その処理を開始する(処理1200)。ブレード割当管理テーブル(14)の属性(145)が故障中の主割当ブレードPC(3)の電源を入れる(処理1201)。電源が入れられたのに伴って、OSが起動する(処理1202)。ブレードPC(3)は、ストレージ接続情報テーブル(33)を参照し、IPアドレス(331)、ターゲット名(332)、イニシエータ名(333)、CHAP ID(334)、CHAP Secret(335)を利用して、ストレージ装置(4)に接続を試みる(処理1203)。しかし、ストレージ装置(4)のストレージ管理テーブル(43)のCHAP Secret(435)は、既に処理1124にて変更されており、当該主割当ブレードPCが有する接続情報は無効となっているため、接続することができない(処理1204)。その間、管理者は、主割当ブレードPCのメンテナンスを行う(処理1205)。管理サーバ(1)のブレード割当管理テーブル(14)の状態(145)を修理完了にする(処理1206)。
図14、図15を利用して、修理が完了した主割当ブレードPCをユーザが再度利用できるようになるまでの処理フローの一例を示す。ユーザは、一定時間経過したら、もしくは管理者から連絡を受けたら、代替機割当返却処理を開始する(処理1300)。
まず、シンクライアント(2)のアドレス取得部(21)から管理サーバ(1)に対して代替割当ブレードPC(3)の返却を要求する(処理1301)。管理サーバ(1)のブレードPC割当部811)はブレード割当管理テーブル(14)を参照し、要求してきたユーザIDに対応する当該ブレード割当管理テーブル中のユーザID(144)で属性(143)が代替割当のものがあるか確認する(処理1302)。該当するエントリ(140)が存在しなければ、代替割当の返却はできないため(処理1308)、この処理は終了する(処理1309)。
処理1303の分岐にて、エントリ(140)が存在する場合には、ブレードPC割当部(11)はブレード割当管理テーブル(14)を参照し、当該ユーザIDで属性(143)が主割当で、状態(145)が修理完了のものが有ることを確認する(処理1304)。存在しなければ、代替割当の返却はできないため(処理1308)、この処理は失敗して終了する(処理1309)。
処理1305の分岐にてエントリ(140)が存在する場合には、ブレードPC割当部(11)は処理1304で発見した主割当ブレードPCの状態(145)を通常にして、代替割当ブレードPCの状態(145)を初期化待ちにする(処理1306)。管理サーバのブレードPC割当部(11)はブレードPC電源制御部(12)に、当該ユーザの代替割当のブレードPCのIPアドレス(142)を通知し、ブレードPC電源制御部は当該代替割当ブレードPC(3)の電源操作受付部(34)に電源オフの命令を送信し、当該代替割当ブレードPC(3)の電源は落ちる(処理1307)。管理サーバ(1)のブレードPC割当部(11)はストレージ割当管理テーブルから当該ユーザのエントリ(170)があるか検索する(処理1321)。
処理1322の分岐にて、該当するエントリ(170)が存在しなければ、ブレードPC割当部(11)は主割当ブレードPCのアドレスをシンクライアント(2)のアドレス取得部(22)に送信する(処理1329)。
処理1322の分岐にて、該当するエントリ(170)が存在するならば、ストレージ情報生成部(15)は当該ユーザのストレージ接続情報を新規に生成し、管理サーバのストレージ割当管理テーブル(17)に格納する(処理1323)。ストレージ設定部(16)は処理1323で生成された接続情報をストレージ装置(4)のストレージ設定管理部(41)へ送信する(処理1324)。ストレージ装置(4)のストレージ設定管理部(41)は受信した接続情報をストレージ管理テーブル(43)に格納する(処理1325)。管理サーバ(1)のストレージ情報送信部(13)は、処理1323で生成された接続情報を主割当ブレードPC(3)のストレージ接続情報管理部(37)に対して送信する(処理1326)。ブレードPC(3)のストレージ接続情報受信部(37)は、ストレージ接続情報テーブル(33)に接続情報を書込む(処理1327)。管理サーバ(1)は、ブレードPC(3)に接続情報を送信したら、ストレージ割当管理テーブル(17)のCHAP Secret(178)の項目を削除する(処理1328)。ブレードPC割当部(11)は、主割当ブレードPCのアドレスをシンクライアント(2)のアドレス取得部(22)に送信する(処理1329)。これで代替機割当返却処理が終了し、その後は従来利用していた主割当のブレードPCを利用できるようになる(処理1330)。
図16、図17に、ディスクのメンテナンスが必要になった場合の処理フローの一例を示す。このディスクのメンテナンスが必要になった場合の例として、ユーザからのクレームや、ウイルススキャン、チェックディスクなど、ユーザに提供したディスクをメンテナンスしなければならない場合があり、この場合には、ユーザと管理者の間で排他を実現する必要がある。
まず、管理サーバ(1)のストレージ情報送信部(13)は、ブレード割当管理テーブル(14)からディスクメンテナンス対象のユーザのエントリ(140)を検索する(処理1401)。ブレード割当管理テーブル(14)のエントリ(140)のIPアドレス(142)のブレードPC(3)のストレージ接続情報受信部(37)に向けて、ストレージ接続情報の削除の要求を送信する(処理1402)。ブレードPC(3)のストレージ接続情報受信部(37)は、ストレージ接続情報テーブル(33)のエントリ(330)を削除する(処理1403)。管理サーバ(1)のブレードPC電源制御部(12)はブレードPC(3)の電源操作受付部(34)に対して再起動要求をする(処理1404)。この処理フローの一例では、管理サーバ(1)からブレードPC(3)の再起動要求を能動的に行っているが、ユーザの利用が終了して、ユーザが自発的に終了するタイミングを待ってもよい。ブレードPC(3)は起動するが、ストレージ接続情報のテーブル(33)にエントリ(330)が無いため、ストレージへの接続は行わない(処理1405)。この間に管理者はディスクのメンテナンスを行う(処理1406)。ストレージ情報生成部(15)は当該ユーザのストレージ格納情報を新規に生成し、ストレージ割当管理テーブル(17)に格納する(処理1421)。ストレージ設定部(16)は、処理1421で生成された接続情報をストレージ装置(4)のストレージ設定管理部(41)へ送信する。ストレージ装置(4)のストレージ設定管理部(41)は受信した接続情報をストレージ管理テーブル(43)に格納する(処理1423)。管理サーバ(1)のストレージ接続情報送信部(13)は、処理1421で生成された接続情報を、ブレード割当管理テーブル(14)の状態(145)が通常のIPアドレス(142)のストレージ接続情報受信部(37)に対して送信する(処理1424)。ブレードPC(3)のストレージ接続情報受信部(37)は、ストレージ接続情報テーブル(33)に接続情報を書込む(処理1425)。管理サーバ(1)はブレードPC(3)に接続情報を送信したら、ストレージ割当管理テーブル(17)のCHAP Secret(178)の項目を削除する(処理1426)。これによりディスクメンテナンスが終了し、ユーザが再び利用できるようになる(処理1427)。
以上説明した実施例によれば、利用者に割り当てたストレージ装置の領域を複数のブレードPCから同時に利用することを防ぐことができるため、ファイルシステムの破壊を防ぐことができるという効果を奏する。
シンクライアントの利用者に対して適宜のブレードPCを介して適宜のストレージ装置を提供し、ストレージ装置を複数のブレードPCから利用して内容を破壊したりデータを損失したりすることの防止を実現できる。
また、運用管理者がメンテナンスのために主割当ブレードPCを起動しても、誤ってストレージを利用することがないという効果を奏する。
さらには、ストレージ装置のユーザに割り当てた記憶部をユーザから利用できないようにしておいて、管理者側でチェックディスクやバックアップ、ウイルススキャンなどのメンテナンスを行うことも可能である。
さらに、ストレージ装置に対する接続パスワードを永続的にサーバで管理する必要が無くなり、セキュアなシステムを構成することができる。
本実施例のシンクライアントシステム 本実施例に係わる情報処理装置の物理構成 本実施例の管理サーバにおけるブレード管理テーブル 本実施例の管理サーバにおけるストレージ割当管理テーブル 本実施例のブレードPCにおける接続管理テーブル 本実施例のブレードPCにおけるストレージ接続情報テーブル 本実施例のストレージ装置におけるストレージ管理テーブル 本実施例の可搬型記憶装置におけるアドレス格納テーブル 本実施例におけるブレードPCの通常接続処理フロー(その1) 本実施例におけるブレードPCの通常接続処理フロー(その2) 本実施例における代替機割当処理のフロー(その1) 本実施例における代替機割当処理のフロー(その2) 本実施例における主割当ブレードPCのメンテナンス処理のフロー 本実施例における代替機割当返却処理のフロー(その1) 本実施例における代替機割当返却処理のフロー(その2) 本実施例におけるディスクメンテナンス処理のフロー(その1) 本実施例におけるディスクメンテナンス処理のフロー(その2)
符号の説明
1…管理サーバ、2…シンクライアント、3…ブレードPC、4…ストレージ装置、5…可搬型記憶媒体、6…通信路、11…ブレードPC割当部、12…ブレードPC電源制御部、13…ストレージ情報送信部、14…ブレード割当管理テーブル、15…ストレージ接続情報生成部、16…ストレージ設定部、17…ストレージ割当管理テーブル、21…アドレス取得部、22…遠隔操作部、23…接続確立部、31…遠隔操作受付部、32…接続管理テーブル、33…ストレージ接続情報テーブル、34…電源操作受付部、35…認証部、36…ストレージ接続部、37…ストレージ接続情報受信部、41…ストレージ設定管理部、42…ストレージ接続部、43…ストレージ管理テーブル、44…記憶部、51…アドレス格納テーブル、52…ユーザID、101…プロセッサ、102…メモリ、103…外部記憶機構、104…通信機構、105…オペレータ入出力機構、106…バス、107…通信回線、108…プログラム、140…ブレード割当管理エントリ、141…ブレードPCID、142…IPアドレス、143…属性、144…ユーザID、145…状態、170…ストレージ割当管理エントリ、171…ディスクID、172…ユーザID、173…IPアドレス、174…ターゲット名、175…イニシエータ名、176…管理ポート、177…CHAP ID、178…CHAP Secret、320…接続管理エントリ、321…ユーザ識別子、322…パスワード、330…ストレージ接続情報エントリ、331…IPアドレス、332…ターゲット名、333…イニシエータ名、334…CHAP ID、335…CHAP Secret、430…ストレージ管理エントリ、431…IPアドレス、432…ターゲット名、433…イニシエータ名、434…CHAP ID、435…CHAP Secret、436…LU番号、510…アドレス格納エントリ、511…ブレードPCのIPアドレス

Claims (8)

  1. ユーザ端末と、複数の計算機ユニットを有する計算機と、ストレージ装置と、管理サーバとを接続するネットワークを有する情報処理システムであって、
    前記管理サーバは、前記計算機ユニットの割り当てを行う計算機割当部と、計算機ユニットの割当状況を管理する計算機割当管理テーブルと、前記計算機ユニットと前記ストレージ装置との接続情報を新規に生成するストレージ接続情報生成部と、前記接続情報を管理するストレージ割当管理テーブルと、前記接続情報を前記計算機に送信するストレージ情報送信部を有し、を有し、
    前記ユーザ端末は、前記複数の計算ユニットのうち、割当て済みの計算ユニットである第1の計算ユニットの代替となる第2の計算ユニットの割当てを示す代替割当要求を前記管理サーバに送信し、
    前記計算機割当部は、前記代替割当要求に基づき、前記計算機割当管理テーブル中の値を変更して、前記ユーザ端末に割り当てられている計算ユニットを、前記第1の計算ユニットから前記第2の計算ユニットへ変更し、
    前記ストレージ情報生成部は、前記第1の計算ユニットと前記ストレージ間を接続する第1のストレージ接続情報とは異なる前記第2の計算ユニットと前記ストレージ間を接続する第2のストレージ接続情報を新規に生成し、前記ストレージ割当管理テーブルに格納し、
    前記ストレージ情報送信部は、前記第2のストレージ接続情報を前記第2の計算ユニットへ送信した後、前記ストレージ割当管理テーブル中の前記第1のストレージ接続情報を削除することを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1記載の情報処理システムであって、
    前記管理サーバは、さらに、前記接続情報を前記ストレージ装置に設定するストレージ設定部を有し、
    前記ストレージ装置は、当該ストレージ装置とストレージ管理テーブルを有し、
    前記ストレージ設定部は、前記第2のストレージ接続情報を前記ストレージ装置に送信し、
    前記ストレージ装置は、前記第2のストレージ接続情報に基づき、前記ストレージ管理テーブルに含まれる情報を変更することを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2記載の情報処理システムであって、
    前記ストレージ割当管理テーブルは、前記ストレージ装置内の記憶部を一意に特定するディスクID、該ディスクIDをユーザに割り当てたユーザID、割り当てたストレージ装置の接続先を表すIPアドレス、ターゲット名、イニシエータ名、管理ポート、CHAP ID、CHAP Secretのいずれかの項目を有し、
    前記ストレージ情報生成部は、前記IPアドレス、ターゲット名、イニシエータ名、CHAP ID、CHAP Secretのうちののいずれかの項目の値を変更することで前記第2のストレージ接続情報を生成することを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項3記載の情報処理システムであって、
    前記計算機割当部は、前記第2の計算ユニットのアドレスを前記ユーザ端末に送信することを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項4記載の情報処理システムであって、
    前記管理サーバは、さらに、前記計算ユニットの電源状態を制御する計算機電源制御部を有し、
    前記計算機割当部は、前記第1の計算ユニットのアドレスを前記計算機電源制御部に通知し、
    前記計算機電源制御部は、前記計算機へ前記第1の計算ユニットの電源オフ命令を送信することを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1の情報処理システムであって、
    前記計算機割当管理テーブルは、計算機識別子と該計算機のアドレスであるIPアドレス、割当の形態を表す属性、どのユーザに割り当てたかを表すユーザ識別子、その計算機の割当状態を表す割当状態の項目を備え、計算ユニット代替を行う場合、前記属性あるいは割当状態の値を変更することを特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項1の情報処理システムであって、
    前記ユーザ端末から管理サーバに対して第2の計算ユニットの返却を要求し、
    前記管理サーバは、前記返却要求に基づき、前記計算機割当管理テーブル中の値を変更して、前記ユーザ端末に割り当てられている計算ユニットを、前記第2の計算ユニットから前記第1の計算ユニットへ変更することを特徴とする情報処理システム。
  8. 請求項7の情報処理システムであって、
    前記ストレージ情報生成部は、前記第2の計算ユニットと前記ストレージ間を接続する第2のストレージ接続情報とは異なる前記第1の計算ユニットと前記ストレージ間を接続する第3のストレージ接続情報を新規に生成し、前記ストレージ割当管理テーブルに格納し、
    前記ストレージ情報送信部は、前記第3のストレージ接続情報を前記第1の計算ユニットへ送信した後、前記ストレージ割当管理テーブル中の前記第2のストレージ接続情報を削除することを特徴とする情報処理システム。
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