JP5266298B2 - 大規模アクセスと高コンバージョンを達成する、放送番組とインターネット通販の融合システム及び方法 - Google Patents

大規模アクセスと高コンバージョンを達成する、放送番組とインターネット通販の融合システム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5266298B2
JP5266298B2 JP2010266328A JP2010266328A JP5266298B2 JP 5266298 B2 JP5266298 B2 JP 5266298B2 JP 2010266328 A JP2010266328 A JP 2010266328A JP 2010266328 A JP2010266328 A JP 2010266328A JP 5266298 B2 JP5266298 B2 JP 5266298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
information
url
advertisement
broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010266328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012119833A (ja
Inventor
靖宜 下岡
克典 田中
Original Assignee
靖宜 下岡
克典 田中
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 靖宜 下岡, 克典 田中 filed Critical 靖宜 下岡
Priority to JP2010266328A priority Critical patent/JP5266298B2/ja
Publication of JP2012119833A publication Critical patent/JP2012119833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5266298B2 publication Critical patent/JP5266298B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、番組とインターネット通販の融合システムに関し、特に、ラジオ番組又はテレビ番組の放送受信機に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する広告告知情報を、ミニブログやガジェットなどのコミュニケーションツールを介して、上記番組の進行に連動させてインターネット経由で視聴者端末に提供するコンピュータシステムに関する。
通常のテレビ・ラジオ通販では、電話・FAX(ファクシミリ装置)で注文を行う方式が主流であるが、インターネットでも注文できるようになった近年においてはEC(e-commerce:電子商取引)販売サイトへ誘導する方式も徐々に増えている。
インターネットで注文する場合は、通信販売システムに登録された商品情報が、広告主とTV(Television)放送局の広告契約に基づいて、広告メディアであるTV放送局内システムのデータベースに「広告情報」や「商品情報」(主に動画等で構成される放送情報)として登録され、広告を放送する番組の「番組情報」と広告放送時間を定めた「番組内のスケジュール」によって、TV放送局から番組放送の中で広告の放送が実施される。
図1は、インターネットを利用した従来のテレビ通販システムの構成例を示すブロック図であり、同図を参照して、通常のシステム構成と、テレビ通販の商品をインターネットで注文する場合の流れを説明する。
図1において、TV放送局内システム5は、TV放送の制御等を行うための放送管理制御システム51と放送用データベース52とを備えており、そのデータベース52(52a〜52d)には、広告を放送する番組の「番組情報」、広告放送時間を定めた「番組内のスケジュール」、「広告情報」及び「商品情報」が保管される。
通信販売システム6Aは、受注管理及び課金管理を行うためのシステム61と通信販売用データベース62とを備え、そのデータベース62(62a〜62d)には、受注情報、ユーザ情報、商品情報、及び課金情報が保管される。
TV放送の視聴者は、テレビ通販の商品をインターネットで注文するための機器として、(1)TV放送局3からの放送を視聴するためのテレビ受信機1と、(2)インターネット4aにアクセス可能な視聴者端末2(パソコン2a若しくは携帯電話2b)と、(3)電話回線網4bに接続される電話機(固定電話機2c若しくは携帯電話2b)又はFAXと、を所有しているものとする。
図1中の符号“R1”は、一般的な通信販売の購入ルートを示し、符号“R2”は、インターネット上のWebサイトで購入する購入ルートを示している。
このようなシステム構成において、視聴者がインターネットで注文する場合の流れを説明する。
注文の主流は、電話機又はFAXによる注文(購入ルートR1での注文)であるが、インターネットで注文する場合は、視聴者は、視聴者端末2を用いて放送局3の番組ホームページにアクセスし、その番組ホームページに掲載された広告・商品情報から購入画面へ移ると、自動的に受注処理や顧客管理及び課金などの一連の注文購入処理が通信販売システム6Aに誘導されて処理される。
このように、従来、テレビ・ラジオ等の放送メディアを利用した通信販売では、視聴者は、紹介された商品を購入したい場合、電話やFAXで商品購入を行うのが一般的である。しかし、そのためには、購入の連絡先等を、その視聴中にメモしておく必要がある。その際にメモする前に番組が先に進んでしまったり、メモ自体を無くしてしまう等といったことで注文できないケースがしばしば起きるが、番組コンテンツが放送に連動していて、携帯などの通信端末で番組コンテンツを表示すればメモの必要がなくなる。
この様なニーズに対して、従来より様々な手法を用いて、この様な問題を解決することを試みている(例えば特許文献1〜9を参照)。
特許文献1では、番組の複数のシーンに連動した複数の位置情報を含むコンテンツを記録しておき、視聴者の訪れた位置情報と一致した場合、その携帯端末にその場所に関するコンテンツを配信し、視聴者が番組視聴時にメモしなくても情報を得ることができる仕組み等を提案している。
特許文献2では、携帯端末上で動作するアプリケーションソフトウェア、いわゆる「携帯アプリ」を使い、携帯端末にサーバ装置から番組と連動するスケジュール情報を番組の開始前に予めダウンロード取得して保存しておき、上記スケジュール情報に従ったコンテンツを携帯端末に表示することで、番組連動を実現する仕組みを提案している。
特許文献3は、携帯アプリによるものであり、そのアプリケーションからの要求にサーバが応答する仕組みで番組に同期したコンテンツの提供を実現している。
特許文献4では、テレビ番組に2次元コードを表示し、携帯端末で読み取ることで、番組と連動して簡単にクイズ番組などに参加できるようにしたものである。
特許文献5は、テレビ受信装置の中でURL(Uniform Resource Locator)情報を抽出して処理するものである。
特許文献6は、放送中のテレビ番組の進行に連動させた番組の関連情報をウェブコンテンツから読み出し、パソコンのディスプレイに自動的に表示するようにしたテレビ番組連動型の情報提供システムである。
特許文献7は、視聴者から自身の識別情報を付した問い合わせを受信し、問合せ受信時刻を元に、放送時刻に対応した商品情報を照会し、視聴者にメール配信することを特徴とするものである。
特許文献8は、消費者が動画映像中に含まれる購入希望の商品を選択したときに表示されている静止画に付与されたユニークな識別データを含む商品選択情報を、通信ネットワークを介して、該ネットワークに接続された受注コンピュータで受信し、該受信した商品選択情報に基づいて消費者の購入希望の商品を判定して、該商品に関する商取引を行うことを特徴とするものであり、また、動画映像を構成する静止画に商品情報の識別データを組み込み、通信ネットワークを介して、受注コンピュータで受信し、受信した商品選択情報に基づいて消費者の購入希望の商品を判定して、商品の商取引を行うことを特徴とするものである。
特許文献9は、地上デジタル放送等の文字データ放送を進化させ、動画や音声情報に加え、URLとHP(ホームページ)タイトル名を放送電波で送信し、再生側で個別のCM(コマーシャル)や番組毎にURLとHPタイトル名を抽出・記憶・視聴履歴データとして一覧表管理・記憶し、QR(登録商標)コードをテレビ画面に表示又はパソコンの無線通信マウスの受信手段を利用し、パソコンや携帯電話でHP表示を可能にするものである。
特許文献10は、番組開始前に予め連動コンテンツをユーザ端末にダウンロードしておき、その連動コンテンツを通販番組の放送に連動して表示する方式である。
特許文献11は、共通の素材から、データ放送用のBML(Broadcast Markup Language)コンテンツ、HTML(Hyper Text Markup Language)コンテンツ等を作成しマルチチャネル対応する方式である。
特開2007−266941号公報 特開2005−333389号公報 特開2005−333280号公報 特開2005−333272号公報 特開2004−193639号公報 特開平10−285460号公報 特開2003−141397号公報 特開2002−109259号公報 登録実用新案第3149325号公報 特開2005−051627号公報 特開2001−155425号公報
上述した各特許文献の発明は、番組で紹介された商品の購入を、視聴中にメモしなくて済む方法や番組連動コンテンツにより自動的に視聴者が要求するコンテンツを表示させることで、テレビ通販等を効率良く行うことを目的とした内容と考えることができるが、端末側にアプリケーションを用意したり、予めデータをダウンロードするなど実用的ではないものがほとんどである。
本発明が解決しようとする課題は、番組で紹介された商品の購入を、視聴中にメモしなくて済む方法や番組連動コンテンツにより自動的に視聴者が要求するコンテンツを表示させることで、テレビ通販等を効率良く行うことを目的とした従来の発明の課題ではなく、本発明においては、如何にしてテレビ・ラジオ通販等の売上を向上させるかと言う事業上の課題を発明が解決しようとする課題としている。
以下に、その課題について具体例を示して説明する。
テレビ・ラジオ通販等の仕組みでは、番組で商品の告知を行うことで集客を誘導するという基本的な考え方が存在するが、昨今ではグルメ番組で紹介する料理屋やお取り寄せ商品の販売も盛んになってきており、多くの企業や店舗がインターネット販売サイトを運営し、番組で紹介してもらうことで売上を上げる考え方が定着しつつある。
テレビ・ラジオ番組の場合、番組の視聴者数を視聴率と言う測りで評価し、CMなどの広告スポンサーは費用対効果を考えて視聴率のある番組に広告費を出すことで自社製品の売上向上を狙っている。
それに対してEC販売の場合は、販売サイトへの訪問者数をアクセス数と言い、アクセス数に対する購入者数の比率を「コンバージョン」と言うが、EC販売を営むEC事業者は、如何にして売上額の母数となるアクセス数を上げて、そのアクセス数の中でどれだけの比率の人が商品を購入してくれるかと言うコンバージョンと常に戦っているが、不特定多数を対象としたマス・マーケティングを基本としたEC販売では、昨今の同様な事業者の乱立により大量のアクセスを誘導することは沢山の広告投資など多額のコストと多くの苦労を伴い費用対効果の成果を上げることは容易ではない。
大きな売上を実現するためには母数となる“アクセスの大量確保”を実現した上で、沢山の人に買って貰うための購入比率を上げて“高いコンバージョン率の実現”と言う2つの要素を達成することが必要となる。
番組視聴者をEC販売サイトへ誘導する方式のテレビ・ラジオ通販では、視聴者を如何にしてEC販売サイトへ誘導するかと言うことが重要なポイントであるが、テレビ・ラジオ通販で“アクセスの大量確保”と“高いコンバージョンの実現”によりEC販売の売上向上を目的とした発想と仕組みは前例がない。
前述のEC販売では、主に不特定多数を対象としたマス・マーケティングなので、意思や目的の異なった不特定多数を見込み客として考えた場合、特定の商品の告知に対してアクセスしてくる訪問者の数は当然のように限られてくると同時に、その商品を買いたいと言う意識・モチベーションを高くしてコンバージョンを上げて購入に結び付けるのは、乱立しているEC事業者の中では、どこで買っても良いという状況下の競争であり、至難の技と言う状態になる。
無料ゲーム等を提供するIT(Information Technology:情報技術)企業では、“無料”を餌に大量の会員を獲得することで、広告ビジネスとして収益を上げているが、無料ゲームを利用する際に様々な場面で、広告が差し込まれてくる状況の中で、そこからある特定の商品販売に結び付けるのは、前述のEC販売の場合より更にアクセスとコンバージョンを高くすることは難しくなる。
これに対して“リアルクローズド・マーケティング”の手法により大きな会場で大規模なファッションイベントを開催し、そこで直接商品販売を行う仕組みでは、数万人の大量集客と会場内の独特の雰囲気の中での高いコンバージョンの演出を叩き出すことで知られている。
また、タレントのブログ内であたかもタレントが紹介するような広告を行うことで、通常のEC販売の数倍〜数十倍の売上成果を達成する手法も最近知られてくるようになってきた。
ここで、マス・マーケティングにおけるコンバージョン低下の要因について説明する。
不特定多数を対象としたマス・マーケティングの手法が中心の従来のEC販売におけるコンバージョン低下の主な要因は以下の通りである。
EC販売において、一般的な通説では購入目的の訪問者に対して、余計に1アクションを要求することで、コンバージョンは一気に2〜3割減少すると言われている。EC販売システムの購入に至る画面遷移は、あたかも会員登録が主目的と思われるように、会員登録を促す仕組みは、単に商品を買いたいだけの訪問者にとっては余計なアクションにすぎないため、そこまでして買わないと思うなど、確実にコンバージョンは低下する。
また、購入目的の訪問者に、購入完了に至るまで様々で細かな個人情報の入力を要求したり、アンケートをお願いしたりすることでも、単に商品を買いたいだけの訪問者にとっては余計なアクションにすぎないため、入力が面倒になるなどで、もう良いと思うなど確実にコンバージョンは低下する。
次に、テレビ番組におけるコンバージョン低下の要因について説明する。
現在も“番組連動の販売”は実在しているが、ほとんどの番組が放映に対してリアルタイムで、且つ少ないアクションにて販売商品の購入が実現できるようにはなっていない。
一般的なテレビ番組中での商品やお店などの紹介は、僅か数秒〜10数秒の短い時間で告知が終了してしまうため、余程用意周到にメモと筆記用具を準備している場合を除き、多くの場合は、忘れてしまい販売・宣伝の効果は薄れてしまうことになる。
このような場合、番組連動サイトが存在したとしても放映番組と同時のリアルタイムで商品やお店の情報が掲載されることは稀であり、多くの場合は、コンテンツ制作作業時間の後に掲載されるため、余程メモなどをして、購入意欲を維持している視聴者以外は、その存在すら忘れてしまうなど、ほとんどの場合、一気に購入意欲はなくなり、結果としてコンバージョンは限りなくゼロに近くなるなど、販売システムとしては潜在的に大きな欠点が存在すると言える。
また、視聴中にメモしなくて済む方法や番組連動コンテンツにより自動的に視聴者が要求するコンテンツを表示させることで、テレビ通販等を効率良く行うことを目的とした多数の発明が考案されたが、特定の手法・ツールに限定するものや大規模なシステム開発を必要とするなど普及しにくく、大量販売の成果を達成できていない現状がある。また、誰もテレビ・ラジオ通販は構造的な問題点を解決するための基本的な仕組みそのものを改革しようとしないため、EC販売のように多種多様なマーケティングを駆使して様々な展開や仕掛けをするレベルを目指すことなく、EC販売に比べて脆弱且つ古い販売方式のままである。
本発明は上述のような問題に鑑みて成されたものであり、本発明の目的は、放送番組の視聴者を番組連動した関連サイトへ大量誘導すると共に、視聴者が番組を見て買いたいと言う意識が高い状態の内に希望の商品を簡単且つ即座に購入することが可能な、放送番組とインターネット通販の融合システム及びその方法を提供することにある。また、本発明の目的は、番組連動した関連サイトへの“アクセスの大量確保”と“高いコンバージョン(アクセス数に対する購入者数の比率の向上)の実現”を低コストで実現することが可能なシステム及びその方法を提供することにある。
本発明は、放送受信機に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する広告告知情報を前記番組の進行に連動させてインターネット経由で視聴者端末に提供する、番組とインターネット通販の融合システムに関するものであり、
融合システムの発明に関しては、本発明の上記目的は、
前記地域毎の地域局を含む放送局の局ID及び番組IDに関連付けて、当該番組の番組情報及び番組内紹介商品の放送スケジュールと前記紹介商品の広告情報及び関連URLとを予め記憶した第1データベースと、前記局ID毎に予め設定されたシステム固有のURLを当該放送局の専用誘導URLとして前記局IDに関連付けて記憶した第2データベースと、前記広告告知情報の配信先となる告知メディアのURLを前記局IDに関連付けて予め記憶した第3データベースと、前記第1データベースを用いて放送中の番組及び放送局を判定すると共に、前記第1データベースから得た前記放送スケジュールに応じた前記紹介商品の広告情報及び関連URLに基づいて前記放送中の番組の進行に連動した広告文書をリアルタイムに生成する広告文書自動生成手段と、前記放送中の放送局に対応する前記専用誘導URLを前記第2データベースから得てその専用誘導URL,当該番組の番組ID,前記紹介商品に関する記事情報を読み出すコードとなる識別リンク名を含む専用誘導URLリンクを自動生成する専用誘導URL自動生成手段と、前記放送中の放送局に対応する告知メディアを前記第3データベースから得て当該告知メディアを前記広告告知情報の配信先として決定すると共に、前記広告文書に前記専用誘導URLリンクを付加した情報を前記広告告知情報として決定し、前記地域毎又は全国ネットの放送スケジュールに基づき前記広告告知情報を当該番組の進行に連動させて前記配信先の当該告知メディアに対して自動的に配信する配信手段と、前記告知メディアによって前記視聴者端末の画面上に表示される前記広告告知情報内の商品情報のクリック操作に応じて、前記専用誘導URLリンクに基づき前記記事情報を含む誘導先のWebページを前記視聴者端末の画面上に表示させる誘導処理手段と、を備えることによって達成される。
さらに、本発明の上記目的は、
前記専用誘導URL自動生成手段は、前記局IDに基づき前記放送中の放送局が地域局と判定した場合は、前記第1データベースから得た当該地域の関連URL及び当該番組の番組情報に基づき当該地域及び当該番組の番組内容に応じた記事情報の識別リンク名を自動設定し、その識別リンク名を含む前記専用誘導URLリンクを自動生成すること、
前記告知メディアは、当該放送局がインターネット上で提供するミニブログ、及び視聴者端末で動作するガジェットを含む複数の告知メディアであり、前記配信手段は、当該放送局の各告知メディアに対して前記広告告知情報を同時に配信すること、
紹介者の通信端末側での登録操作に応じて紹介者自身の専用誘導URLを前記第2データベースに登録すると共に、前記広告告知情報を投稿する紹介者自身の告知メディアの情報を前記第3データベースに登録する手段と、を備え、前記専用誘導URL自動生成手段は、前記第2データベースから得た前記紹介者自身の専用誘導URLを基に紹介者情報を含む前記専用誘導URLリンクを生成し、前記配信手段は、前記放送中の放送局に対応する告知メディアを前記第3データベースから得て当該告知メディアを前記広告告知情報の配信先として決定すること、
前記専用誘導URLリンクを通じて前記紹介商品の販売処理を実行する通信販売システムを備え、且つ、前記通信販売システムのコンピュータは、前記専用誘導URLリンクを通じて前記紹介商品が購入された際に、前記専用誘導URLリンクに含まれる前記紹介者情報を用いて前記購入された紹介商品の紹介者を特定すると共に、その紹介者に対して紹介料を支払うための課金処理を実行する手段を有すること、
前記広告文書自動生成手段は、前記広告文書を生成する際、前記第1データベースから前記放送中の番組に関連した紹介商品の広告情報及び関連URLを検索し、前記広告情報として当該放送局のデジタル放送の番組連動コンテンツが存在する場合は、その番組連動コンテンツの文字情報を基に前記広告文書を自動生成し、前記番組連動コンテンツが存在せず前記関連URLが存在する場合は、その関連URLから得た当該放送局の番組連動ホームページのコンテンツ情報を基に前記広告文書を自動生成すること、
前記広告文書自動生成手段は、前記広告文書を生成する際、前記第1データベースから前記放送中の番組に関連した紹介商品の広告情報及び関連URLを検索し、いずれも存在しない場合は、当該番組の放送スケジュールに合わせて予め番組スタッフによって登録された広告原稿の情報を基に前記広告文書を自動生成すること、
前記第1データベース内の番組情報に当該番組の出演者の情報が含まれる場合、前記配信手段は、前記第3データベースから前記出演者が提供する告知メディアのURLを検索し、当該告知メディアが存在する場合はその告知メディアを前記配信先に含めて前記広告告知情報を配信すること、
前記誘導処理手段は、前記専用誘導URLリンクに含まれる前記番組ID及び前記専用誘導URLに基づいて当該番組の放送地域を自動判別し、その地域特有の紹介商品の情報が掲載されるWebページを前記視聴者端末の画面上に表示させる処理を実行すること、
前記各データベース及び各手段は、前記番組を放送する放送局のコンピュータシステムから独立したコンピュータシステムに設けられていること、
前記視聴者端末は、インターネット対応の携帯端末及びパソコンを含む一般の視聴者端末であること、
によってそれぞれ一層効果的に達成される。
また、方法の発明に関しては、本発明の上記目的は、
放送受信機に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する広告告知情報を前記番組の進行に連動させてインターネット経由で視聴者端末に提供する、番組とインターネット通販の融合システムにおける方法であって、前記地域毎の地域局を含む放送局の局ID及び番組IDに関連付けて、当該番組の番組情報及び番組内紹介商品の放送スケジュールと前記紹介商品の広告情報及び関連URLとを予め記憶した第1データベースと、前記局ID毎に予め設定されたシステム固有のURLを当該放送局の専用誘導URLとして前記局IDに関連付けて記憶した第2データベースと、前記広告告知情報の配信先となる告知メディアのURLを前記局IDに関連付けて予め記憶した第3データベースと、を用い、前記融合システムのコンピュータが、前記第1データベースを用いて放送中の番組及び放送局を判定すると共に、前記第1データベースから得た前記放送スケジュールに応じた前記紹介商品の広告情報及び関連URLに基づいて前記放送中の番組の進行に連動した広告文書をリアルタイムに生成するステップと、前記放送中の放送局に対応する前記専用誘導URLを前記第2データベースから得てその専用誘導URL,当該番組の番組ID,前記紹介商品に関する記事情報を読み出すコードとなる識別リンク名を含む専用誘導URLリンクを自動生成するステップと、前記放送中の放送局に対応する告知メディアを前記第3データベースから得て当該告知メディアを前記広告告知情報の配信先として決定すると共に、前記広告文書に前記専用誘導URLリンクを付加した情報を前記広告告知情報として決定し、前記地域毎又は全国ネットの放送スケジュールに基づき前記広告告知情報を当該番組の進行に連動させて前記配信先の当該告知メディアに対して自動的に配信するステップと、前記告知メディアによって前記視聴者端末の画面上に表示される前記広告告知情報内の商品情報のクリック操作に応じて、前記専用誘導URLリンクに基づき前記記事情報を含む誘導先のWebページを前記視聴者端末の画面上に表示させる誘導処理を実行するステップと、を含むことを特徴とする、番組とインターネット通販の融合システムにおける方法。
本発明によれば、放送受信機に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する広告文書を自動生成し、その広告文書に専用誘導URLリンクを付加したものを広告告知情報として、放送中の放送局に対応して予め設定された告知メディアに対して番組の進行に連動させて自動的に配信することができる。また、上記専用誘導URLリンクを通じて、直接、誘導先のWebページ(例えば番組で紹介された商品の販売サイトのURL)に誘導することができる。
そのため、視聴者は、購入の連絡先等を番組の視聴中にメモすることなく、視聴者が番組を見て買いたいと言う意識が高い状態の内に、希望の商品を簡単且つ即座に購入することが可能となる。また、配信先の告知メディアは、ミニブログやガジェットなどを予め設定しておくことが可能なので、視聴者は、携帯端末等の画面上に表示される番組紹介商品などの情報を視て、商品(リンク)をクリックするだけで、希望の商品を即座に購入することが可能となる。また、一般の告知メディアを利用することができるので、小規模の関連情報のデータベースを用意するだけで実現することができ、従来の発明の様に大規模な開発や大規模なシステムは不要となる。
さらに、上記専用誘導URLリンクには、地域毎の地域局を含む放送中の放送局と番組を特定可能な情報、及び紹介商品に関する記事情報を含めるようにしているので、視聴者は、地域に特化した記事から地域の特産品などを知り、所望の特産品などを購入することが可能となる。
その結果、番組連動した関連サイトへの“アクセスの大量確保”と“高いコンバージョン(アクセス数に対する購入者数の比率の向上)の実現”を低コストで実現することが可能となる。また、例えば、自動投稿する先の各地域局毎の専用誘導URLを登録しておくことで地域判別するために視聴者の携帯電話のGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)などによる位置確認を行ったり、パソコンの場合は、地域を選択してもらうなどの煩わしさから開放されるだけでなく、放送局側も位置確認情報を受信して地域照合するなどの複雑なシステムが不要となるなど、コストをかけない運用が実現することができる。さらに、地域店の紹介情報を上記記事として登録しておくことで、地域店の紹介をできるなど、各種の用途に活用することができる。
なお、本発明によれば、大規模な「アクセスの大量誘導」と「高いコンバージョンの実現」を実現することができると共に、事業的に売上の大規模増加させることができるが、それらを実現することができる根拠となる仕組みのポイントは以下のとおりである。
1.「アクセスの大量誘導」できる理由は、視聴者をリアルタイムに告知メディア
への配信情報から自然に直接誘導でき、視聴者がその情報をクリックするだけ
で直ぐに希望の商品を購入できる仕組み。
2.前項のリアルタイムに流れが途切れず、視聴者が即座に購入行動できることで
番組を見て購入意欲が高い状態のうちに、購入画面に誘導することで、高い
コンバージョンを達成できる仕組み。
3.放送地域・番組毎に告知メディアを別けることにより簡単に視聴者の地域情報
を獲得できること。
4.専用誘導リンクには、クッキーとセッションにより紹介者などの付帯情報を加味
することで、各種マーケティング活用が可能なテレビ・ラジオ通販システムであ
るということ。
5.全国ネットで放送される地域各局から更に複数の告知メディアへの情報配信に
より、大量アクセスを誘導するための大量の被リンクの生成が実現できること
により、大量のアクセスを発生させることができる仕組み。
6.予め登録された紹介者が、前5項の告知に加えて、更に紹介者の独自に用意
した告知メディアへの大量の情報配信により、更なる大量アクセスを発生させる
仕組み。
また、本発明によれば、次のような作用効果を奏することができる。
《本発明の背景と作用効果について》
テレビ・ラジオ番組の場合、番組の視聴者数を視聴率と言う測りで評価するが、この視聴率がそのままアクセス数になるようにすれば大量のアクセスが達成できる。例えば、視聴率10%の番組の場合、単純計算では、日本の人口約1億2千万人の内、約1,200万人が番組を視聴していることになる。もしも、この視聴者数が、通販サイトへのアクセス数に直結したならば、従来のEC販売では想像も付かないほど桁違いな爆発力を持った通販サイトが実現することになるので、業界勢力図は大きく変動することになると考えられる。
また、某テレビ放送局を例に取ると、月間の主要番組約150タイトルの内、2割の30タイトルの視聴率が平均10%と仮定した場合、10%の視聴率で約1,200万人、その視聴者の10%の顧客情報が獲得できたとすれば、1タイトルあたり120万人、30タイトルでは、実に3,600万人会員の組織ができることになる。
前記の例の最も重要な点は、視聴者は番組に興味を持つか又は番組が好きで視聴している人達の集団であり、アクセスとコンバージョンの両方を高く維持できるクローズド・マーケティングの市場を形成する組織集団と考えることができるので、同じ数千万人会員の組織でもEC販売企業や無料サービス提供のIT企業の会員と比べて数倍〜数百倍のポテンシャルを持ち、大規模アクセスと高コンバージョンを叩き出す可能性を秘めていると考えることができる。
例えば、IT企業の見本のような大手SNS(Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)企業の2010年4月データによると、当該企業の会員数(有効ID数)は2000万人を超えたと言われているが、その企業の収益は無料会員向けの広告であり、136億円規模であった。
この事業形態では、広告に対するコンバージョンが低いため、2000万人の会員が存在してこの規模であるが、これが前記のテレビ番組視聴者向けの場合、コンバージョンが10〜100倍とすれば、番組として視聴率10%の番組では、1,200万人のアクセス(前記IT企業の2000万人の60%)で、理論上、推定81.6億円規模とすれば、コンバージョン比にて、約816〜8,160億円規模の市場が成立する可能性があるかもしれないと言う仮説が成立する。
更に、月間の主要番組約150タイトルに対して計算を適用した場合には、恐ろしい程大規模な結果になる。
前述の専用誘導URLには、地域情報や代理店又はアフィリエイタが2次誘導した場合の紹介者情報など誘導時に様々な情報を持たせることで、地域活性化や代理店又はアフィリエイタによる大規模販売促進などマーケティング活用でき、専用誘導URLを使って通販以外に、クイズ番組のクイズ回答ホームページへの誘導に利用したり、メルマガ等の会員募集や、各種キャンペーン告知、アンケート集計、イベント・ライブ管理などにも活用できるなど様々なマーケティングに威力を発揮する仕組みとなるなど、今までのテレビ・ラジオ等の番組を基点とした各種売上の仕組みが根本から覆され、テレビ・ラジオ等のメディアが、インターネットと効率良く融合できることで、閉塞感のある従来のEC販売とテレビ・ラジオ通販ではなく、従来のEC販売とテレビ・ラジオ通販など各種メディアを飲み込んで、従来の通販全般の仕組みを大きく変え、更に通販市場規模を一気に数段持ち上げる効果が期待できる。
インターネットを利用した従来のテレビ通販システムの構成例を示すブロック図である。 本発明に係る放送番組とインターネット通販の融合システムの全体構成の一例をを示すブロック図である。 キー局を含む地域局毎に付与される局IDの説明図である。 本発明に係る番組連動広告自動生成システムの構成例を示すブロック図である。 本発明に係る専用誘導URL自動生成システムの構成例を示すブロック図である。 専用誘導URLリンクの構成の一例を示す説明図である。 本発明に係る融合システムの動作例を説明するためのフローチャートである。 通信販売システムのの構成の一例を示すブロック図である。 クッキーの効かない携帯端末における誘導処理を説明するためのフローチャートである。
本発明は、テレビ・ラジオ番組とインターネット通販の融合システムにより、番組視聴者を番組連動で放送に同時にリアルタイムで直接誘導することで、視聴者がメモを取る必要がなくなるだけでなく、従来の通販では実現し得なかったほど大規模なアクセスの発生と高い購入意欲を持った状態での購入行動による高コンバージョンを達成することができる前例の全くない新しい概念の仕組みを提供するものである。
直接誘導する仕組みとしては、地域情報や代理店又はアフィリエイタが2次誘導した場合の紹介者情報など誘導時に様々な情報を持たせることで、地域活性化や代理店又はアフィリエイタによる大規模販売促進などマーケティング活用ができるだけでなく、通販以外にクイズ番組のクイズ回答ホームページへの誘導に利用したり、メルマガ等の会員募集や、各種キャンペーン告知、アンケート集計、イベント・ライブ管理などにも活用できるなど様々なマーケティングに威力を発揮する仕組みとしている。
また、番組連動の広告の告知メディアとしてブログ・ミニブログなどの一般のコミュニケーションツールを利用することで、従来の通販関連の発明のように大規模なシステム開発を不要とし、比較的小規模な管理システムだけで実現できるようにしている。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら以下の順序で説明する。
1.本発明に係る融合システムの全体構成
2.本発明に係る融合システムの概要
3.番組に連動して告知メディアへ広告配信する流れと方法
4.番組連動広告自動生成システムの構成
5.専用誘導URL自動生成システムの構成
6.本発明に係る融合システムの動作例
7.専用誘導URLリンクを用いた各種マーケティングの方法
8.通信販売システムにおける処理方法
9.クッキーの効かない携帯端末における誘導処理及び紹介報酬の集計処理

《1.本発明に係る融合システムの全体構成》
本発明の主要な特徴は後述するものとし、先ず、本発明に係る融合システムの全体構成を以下に説明する。
図2は、本発明に係る放送番組とインターネット通販の融合システム(以下「融合システム」と呼ぶ)の全体構成の一例を、図1の従来システムの構成に対応させて示すブロック図であり、同一構成箇所は同一符号を付して説明を省略若しくは簡略化して説明する。
なお、本発明で言う「融合システム」は、狭義の意味では、そのシステムの中核となる図2中の番組連動の広告文書の自動生成システム(以下「番組連動広告自動生成システム10」と呼ぶ)及び専用誘導URL自動生成システム20のことを言うが、広義の意味では、図2に示される全体のコンピュータネットワークシステムのことを言う。
上記番組連動広告自動生成システム10と専用誘導URL自動生成システム20は、放送番組とインターネット通販を融合させるためのシステムであり、それぞれインターネット4aを介して、視聴者端末2、TV放送局内システム5、通信販売システム6、及び、コミュニケーションツール7と接続されている。
上記コミュニケーションツール7は、番組連動の広告告知情報が配信(自動投稿)される「告知メディア」としてのツールであり、例えば、ブログ(Webログ)/ミニブログ(通称「ツイッター」と言う)7a,視聴者端末2で動作するアプリケーション(通称「ガジェット」と言う)7b,チャット/掲示板7c,SNS等のコミュニティ7d,メールマガジンなどのことを言う。
なお、図2中のTV放送局内システム5,番組連動広告自動生成システム10,及び専用誘導URL自動生成システム20がそれぞれ具備する、番組情報データベース52a,12a,22bと、番組内のスケジュールデータベース52b,12b,22eと、広告情報データベース52c,12c,22fには、例えば情報供給元からインターネット4a経由で送信された同一情報(番組情報、番組内のスケジュール、広告情報)がそれぞれ自動登録される。また、TV放送局内システム5,専用誘導URL自動生成システム20,及び通信販売システムがそれぞれ具備する商品情報データベース52d,22g,62c、並びに、専用誘導URL自動生成システム20,及び通信販売システムがそれぞれ具備する紹介者IDデータベース22i,62fと紹介報酬情報データベース22j,62gも同様である。
図1の従来システムの構成要素と比較して新たに追加される主な構成要素は、番組連動広告自動生成システム10と専用誘導URL自動生成システム20であり、前述のコミュニケーションツール7は、既存のコミュニケーションツールが利用される。但し、好ましい実施の形態においては、地域局(地方局)との番組連動により当該地域特有の情報サービスを提供するために、TV放送局内システム5において、全国用のコミュニケーションツールの他に、地域のTV放送局毎に情報の投稿先(コミュニケーションツール7)を用意する形態としている。言い換えると、TV放送局が用意する告知メディアとしてのコミュニケーションツール7は、TV放送局が今まで用意していた「ツイッター」等の告知メディアではなく、本システム用に、キー局および地域局ごと(キー局を含む地域局ID+番組ID)ごとに、それぞれ各局が新たに用意した告知メディアである。それにより、告知メディアで異なる“番組”と“地域”の2つの情報による分類分けが実現することができる。
その他、本実施形態においては、番組連動の広告告知情報を基に購入された商品についてその売上管理や紹介者(アフィリエイタなどの紹介者)への報酬支払いなどを行うために、既存の通信販売システム6に、売上台帳データベース62e,紹介者IDデータベース62f,及び紹介報酬情報データベース62g(及びそれらの情報処理手段)を追加した構成としている。
《2.本発明に係る融合システムの概要》
ここで、本発明に係る放送番組とインターネット通販の融合システムについてその概要を説明する。
視聴者は、TV放送局3からの放送信号をテレビ受信機1で受信し番組を視聴している。
TV放送局内システム5では、放送前に予め広告主から出稿された広告情報や、商品情報、及び商品が掲載されている商品ページのURL情報(商品販売サイトのURL)の3つの情報を受け取り、それらの情報を商品情報データベース52c及び広告情報データベース52dに登録しておく。
番組連動広告自動生成システム10及び専用用誘導URL自動生成システム20では、同じく放送前に予め広告主から出稿された広告情報など(上記3つの情報)を基にして、放送中の番組の進行に連動した「広告文書」を自動生成すると共に放送中の放送局に対応する「専用誘導URL」を自動生成し、番組連動にてコミュニケーションツール(以下「告知メディア」と言う)7に対して番組連動の広告告知情報(TV受信機1に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する「広告告知情報」)を専用誘導URLリンク付きで配信する。
なお、上記「広告文書」は地域情報を加味していない広告文書であり、一方、上記「専用誘導URL」は、地域情報を加味した誘導先のWebページへのURLリンクである。例えば、当該番組が地域局で放送される場合は、地域別の広告の関連URLに基づいて専用誘導URLリンクが自動生成され、ユーザがそのリンクをクリックした際に、当該ジャンプ先のWebページが視聴者端末2の画面上に表示される。
視聴者は、視聴者端末2(携帯電話2bやパソコン2a等の通信端末)で、上記告知メディア7に掲載される番組連動の広告告知情報(専用誘導URLリンク付き)から希望の商品情報をクリックすることで、TV放送中に放送内容をメモすることなく、ほぼリアルタイムで直接、商品販売サイト(地域局の場合は、大阪店,名古屋店等の当該地域の商品販売サイト)へ誘導され、購入意欲の高い状態で所望の商品を即座に購入することができる。
告知メディア7は、前述のように、ブログやミニブログ(ツイッター)、携帯・パソコン等のアプリケーション(ガジェット)、チャット・掲示板、メールマガジンなどである。視聴者は、例えば、ガジェット表示領域を携帯電話の待ち受け画面上やパソコンのデスクトップの画面上に設けておけば、TV放送中に即座に所望の商品を購入することができる。
すなわち、本発明に係る融合システムによれば、上記のように購入意欲の高い状態でコンバージョンが高いうちに視聴者が商品を購入することができるので、広告出品者にとっては、ほぼリアルタイムで高いコンバージョン(アクセス数に対する購入者数の比率)で商品販売できることから、大量の販売を達成することができ、販売促進に大きく貢献することが可能となる。
また、本発明による自動化の仕組みでは、告知メディア7に掲載される番組連動の広告告知情報(専用誘導URLリンク付き)を番組スケジュールに合わせて番組連動で自動配信するシステム(TV放送局内システム5から独立したコンピュータシステムである「番組連動広告自動生成システム10及び専用誘導URL自動生成システム20」だけで実現することができるので、従来の発明等のように大規模で多額の投資コストが掛かることなく、低コストで、大規模な成果を期待できることが大きなメリットである。
本発明の特徴的な事項については後述するが、主要なポイントを以下に列挙する。
<本発明の主要なポイント>
1.地域局のサイト経由の場合、地域局への報酬を設定できること。
2.地域情報、紹介者情報を含んだ“専用誘導URLリンク”の仕組み。
この専用誘導URLリンクより、各種マーケティング活用の仕組みが実現できる。
3.視聴率からサイトへの大量アクセスが発生可能な仕組み。
4.番組視聴の際の購入意欲が継続した状態での高い購入効率(コンバージョン)の達成。
<上記ポイントに係る仕組みの概要>
詳しくは後述するが、上記ポイントに係る仕組みの概要を説明する。
(1).予めキー局を含む地域ID及び番組に関連した告知メディアの情報及びURLをデータベース22に登録しておく。
(2).予めデータベース12に紹介コンテンツの情報と関連URLを入力しておき、例えば140文字以内の短い文字列に自動変換して自動投稿する情報処理手段を備える。
(3).関連URLは、専用用誘導URL自動生成システム20において専用誘導URLに自動変換される形態とする。その際、放送局と番組を特定できる情報を専用誘導URLに含める構成とすることで、どのTV局のどの番組から誘導されたか容易に判別できる仕組みとする。
(4).必要に応じて、その専用誘導URLには、地域情報や代理店やアフィリエイタが2次誘導した場合の紹介者情報など様々な情報を持たせる。それにより、地域活性化や代理店やアフィリエイタによる大規模販売促進などのマーケティング活用ができるものとする。
(5).ユーザ端末からの操作に応じて専用誘導URLを登録する処理を実行する登録手段を備え、専用誘導URLは、アフィリエイタなどの紹介者が上記登録手段を用いてシステム登録する。それにより、番組が自動的に投稿するメディアとは別のそれぞれの利用告知メディアに紹介者専用の専用誘導URLにて自動投稿できる仕組みが実現できる。
(6).これらの各種誘導により誘導先の売上が発生した場合、関連URL先の店舗・事業者から予め設定された紹介料を自動計算の上、徴収する仕組み。また、地域局のサイト経由の場合、地域局への報酬を設定できる仕組み。
(7).また、専用誘導URLを使って通販以外に、クイズ番組のクイズ回答ホームページへの誘導に利用したり、メルマガ会員募集や、各種キャンペーン告知、アンケート集計、イベント・ライブ管理などにも活用できる仕組み。
(8).地域により番組放映スケジュールが異なる場合は、専用誘導URLを、その地域のTV放送局専用のものを用意し、地域のTV放送局毎に情報の投稿先を用意する。それにより、視聴者の端末の位置情報を取得して地域判別するなどのシステムが不要になる。
(9).全国放送ネットワークに対応するために、全国放送ネットワークに参加している地域の放送局のマスターデータ(データベース22)を用意し、そのマスターデータに自動投稿する先の各放送局毎の専用誘導URLを登録しておく。それにより、地域判別するために視聴者の携帯電話のGPSなどによる位置確認を行ったり、パソコンの場合は、地域を選択してもらうなどの煩わしさから開放されるだけでなく、放送局側も位置確認情報を受信して地域照合するなどの複雑なシステムが不要となるため、コストをかけない運用が実現することができる。また、視聴者の地域情報を労せず取得できるため、取得した個人情報を元にした地域別マーケティング等が容易に実現できる。さらに、専用誘導URL自体も地域の事情(例えば本店URLではなく地域の支店URLなど)により、変更することで、地域密着のマーケティングも可能になる。
《3.番組に連動して告知メディアへ広告配信する流れと方法》
次に、番組に連動して告知メディアへ広告配信する流れと方法について詳細に説明する。
本発明においては、広告主の関連URL(商品購入HP)を直接使うのではなく、「地域局の各局ID(identification:識別子)+番組ID」毎に特化した専用のURLを用意し、地域情報や代理店又はアフィリエイタが2次誘導した場合の紹介者情報など誘導時に様々な情報を持たせて、地域活性化やアフィリエイタなどの紹介者による大規模販売促進などマーケティング活用できるようにしている。
また、地域により番組放映スケジュールが異なることがあるため、専用誘導URLは、地域局の各局ID+番組IDの構造とし、地域局の番組毎に専用の情報投稿先を用意することで、視聴者の端末の位置情報を取得して地域判別するなどのシステムが不要になる。
このような全国放送ネットワークに対応するために、全国放送ネットワークに参加している地域の放送局のマスターデータベースを用意し、そのマスターデータベースに自動投稿する先の各地域局毎の専用誘導URLを登録しておくことで地域判別するために視聴者の携帯電話のGPSなどによる位置確認を行ったり、パソコンの場合は、地域を選択してもらうなどの煩わしさから開放されるだけでなく、放送局側も位置確認情報を受信して地域照合するなどの複雑なシステムが不要となるなど、コストをかけない運用が実現できる。
この単純な発想により、視聴者の地域情報を労せず取得できるため、取得した個人情報を元にした地域別マーケティング等が容易に実現できる。また、専用誘導URL自体も地域の事情(例えば本店URLではなく地域の支店URLなど)により、変更することで、地域密着のマーケティングも可能になる。
ここで、上述したマスターデータベースについて、図2を参照して説明する。
全国放送ネットワークに参加している地域の放送局のマスターデータベースは、本実施の形態では、専用誘導URL自動生成システム20が備えている図2中のデータベース22a,22c,22d,22h,22kである。
「地域局情報&IDデータベース22a」は、地域局の情報を局IDに関連付けて記憶するデータベースである。
「地方放送スケジュールデータベース22c」は、キー局とは違うスケジュールで放送される、その地域独自の放送スケジュールを局IDに関連付けて記憶するデータベースである。例えば、東京では土曜日11時に放送される番組が、地域では日曜日の深夜1時に放送される場合、その地域独自の放送スケジュールが格納される。
「各局URLデータベース22d」は、システムが予め設定した各局の専用誘導URL(例えば「abc.jp」)を局IDに関連付けて記憶するデータベースである。
「地域局別関連URLデータベース22h」は、当該地域の情報(例えば地方支店や地方店舗の紹介情報、当該地域の特産品の紹介情報など)が掲載される誘導先のWebページのURLを局IDに関連付けて記憶するデータベースである。地域放送では、例えば東京の店舗情報ページではなく、地方支店や地方店舗を紹介しないといけない場合がある。その場合、当該地域に特化したWebページのURLを上記データベース22hに予め登録しておくことで、地域特有の情報を紹介することができる。
「告知メディア情報&URLデータベース22k」は、地域別の告知メディアの名前とURLの情報を局ID(地域局ID)に関連付けて記憶するデータベースである。
ツイッターなどの告知メディア7はキー局のものだけとする形態も考えられるが、地域では、地域の視聴者が地域の地方放送局を視聴するため、東京ではTBSでも、広島では中国放送(RCC)と言うように、地方の視聴者は地方の放送局のチャンネルを見ているため、告知メディア7も地方毎(更には地方毎及び番組毎)に用意する形態が好ましい。本実施の形態では、広告告知情報の配信先となる告知メディア7を地方毎に分けることで、地域別の告知メディア7経由の誘導では、専用誘導URLのドメイン名などが異なることから、容易に誘導したリンクの地域を特定できるため、地域情報によるマーケティングが簡単に実現できることが可能となる。
なお、専用誘導URL自動生成システム20が備えている図2中の「番組内のスケジュールデータベース22e」は、番組内のスケジュールを番組ID及び局IDに関連付けて記憶するデータベースである。その番組内のスケジュールは、地域に関係しない番組固有のタイムスケジュールであり、例えば、番組の放送スタート時点から何分後に、この広告を出すと言う、番組ごとの相対的スケジュールである。
例えば、地域の放送がキー局と同じ時間帯に放送される場合は、番組内のスケジュールデータベース22eだけで管理する形態でよいが、地域では同じ曜日時間で放送されないケースもあるので、その場合に、前述の地域放送スケジュールデータベース22cで地域独自の放送スケジュールを管理する形態としている。
<地域活性化及び地域マーケティングに必要な地域局IDの考え方>
ここで、前述の地域局IDについて説明する。
地域を特定するために、図3に示すように、キー局を含めて全国の系列放送局3(3a,3b)にID番号(例えば局ID=0〜n)を付して、地域局ID(各局ID)と番組ID毎に、広告情報を配信する告知メディア7を前述の告知メディア情報&URLデータベース22kに登録しておく。そして、本実施形態では、放送中の番組IDに対応する番組情報をデータベース22bから得ると共に、地域局ID(又は地域局ID及び番組ID)に対応する告知メディア情報及びURLをデータベース22kから得て、当該告知メディアに対して情報を配信する。それにより、その地域の視聴者は、慣れ親しんだ地域の放送局が提示する告知メディア7にて、見たい番組の情報を得ることができる。
《4.番組連動広告自動生成システムの構成》
次に、本発明に係る番組連動広告自動生成システム10の構成について、図4を参照して説明する。
番組連動広告自動生成システム10は、番組連動の広告文書の自動生成サーバ11とデータベース群12とを備えており、そのデータベース群12は、本例では、広告を放送する番組の「番組情報」を保管するデータベース12aと、広告放送時間を定めた「番組内のスケジュール」を保管するデータベース12bと、「広告情報」を保管するデータベース12cと、「広告の関連URL」を保管するデータベース12dとを含んで構成される。
上記サーバ11は、上記データベース12a,12bを用いて放送中の番組及び放送局を自動判定すると共に、その番組内の放送スケジュールを自動判定し、上記データベース12c,12dから得た、当該放送スケジュール(番組内紹介商品の放送スケジュール)に応じた紹介商品の広告情報及び関連URLに基づいて、放送中の番組の進行に連動した広告文書をリアルタイムに生成する広告文書自動生成手段を備えている。
上記広告文書自動生成手段は、広告文書を生成する際、データベース12c,12dから放送中の番組に関連した紹介商品の広告情報及び関連URLを検索し、広告情報として当該放送局のデジタル放送の番組連動コンテンツD1が存在する場合は、その番組連動コンテンツD1の文字情報を基に広告文書を自動生成し、番組連動コンテンツD1が存在せず上記関連URLが存在する場合は、その関連URLから得た当該放送局の番組連動ホームページのコンテンツ情報D2を基に広告文書を自動生成する機能を備えている。
さらに、広告文書自動生成手段は、番組連動コンテンツD1及び関連URLのいずれも存在しない場合は、当該番組の放送スケジュールに合わせて予め(若しくは番組中に)番組スタッフによって登録された広告原稿の情報(番組の進行に合わせた原稿のデータ)D3を基に広告文書を自動生成する機能を備えている。
《5.専用誘導URL自動生成システムの構成》
次に、本発明に係る専用誘導URL自動生成システム20の構成について、図5を参照して説明する。
専用誘導URL自動生成システム20は、専用誘導URL自動生成サーバ21とデータベース22とを備えている。
データベース22は、本例では、地域局の情報及びIDを保管するデータベース22a、番組情報を保管するデータベース22b、地方放送スケジュールを保管するデータベース22c、各局URLを保管するデータベース22d、番組内のスケジュールを保管するデータベース22e、広告情報を保管するデータベース22f、商品情報を保管するデータベース22g、広告の関連URLを保管するデータベース22h、アフィリエイタなどの当該商品の紹介者を特定するための紹介者IDを保管するデータベース22i、紹介報酬情報を保管するデータベース22j、告知メディア情報及び告知メディアのURLを保管するデータベース22kとを含んで構成される。
専用誘導URL自動生成サーバ21は、放送中の放送局に対応する専用誘導URLをデータベース22dから得て、当該放送局(キー局,地域局等)の識別情報と当該番組の識別情報と誘導先Webページのリンク情報とを含む「専用誘導URLリンク」を自動生成する専用誘導URL自動生成手段を備えている。
上記「専用誘導URLリンク」は、例えば、図6に示すように、(1)各局URL,(2)番組ID,(3)識別リンク名(地域局別関連URLデータベース22hから得た誘導先のWebページのURL)を含んで構成される。例えば、地域局により放送される番組の場合、誘導先のWebページとして当該地域の情報が上記識別リンク名に基づいて視聴者端末2に表示される。
上記(1)の「各局URL」は、地域局を含む当該放送局が利用する専用誘導URL用のドメイン名である。ここで言う「専用誘導URL」とは、システムが告知メディアに投稿する専用誘導URLであり、関連誘導先をDBから引き出して広告主の商品購入又は広告ページへ誘導するための、本システムだけが利用するURL(ドメイン名)である。この専用誘導URLは、当該放送局(キー局と地域局)の局ID毎に各局URLデータベース22dに予め登録されるが、その登録形態としては、放送局(キー局と地域局)が決めたユニークなURLを登録する形態、融合システム(例えば専用誘導URL自動生成サーバ21)が自動的に付与したユニークなURLを登録する形態とがある。
上記(2)の「番組ID」は、番組固有のIDであり、(1)と(2)を合わせて当該番組の専用誘導URLのベースが構成される。
告知メディア7は、上記(1)と(2)の組み合わせ毎に専用の告知メディアを用意し、視聴者はその告知メディア7を見ることで番組連動の情報を得ることができる。
上記(3)の「識別リンク名」は、番組内スケジュール(番組進行のタイムスケジュール)に合わせて、上記(1)と(2)で決まる専用告知メディアに配信・投稿される記事番号の意味を持つ。
また、上記(1)と(2)の組み合わせが、地域で放送される番組を示し、(3)が番組連動した記事情報を読み出すコードとなる。
専用誘導URL自動生成手段は、局IDに基づき放送中の放送局が地域局と判定した場合は、データベース22h,22bから得た当該地域の関連URL及び当該番組の番組情報に基づき当該地域及び当該番組の番組内容に応じた記事情報の「識別リンク名」を自動設定し、その識別リンク名を含む「専用誘導URLリンク」を自動生成する機能を備えている。
上記「専用誘導URLリンク」には、番組の放送局が地域局の場合は、その局IDに対応する地域情報(地域局情報)をデータベース22aから取得し、その地域情報を専用誘導URLリンクに含める形態とするのが好ましい。また、代理店又はアフィリエイタが2次誘導した場合に支払う報酬の支払処理(通信販売システム6における課金処理)を考慮して、データベース22iから得た紹介者ID(最初の紹介者のID)、及びデータベース22jから得た紹介報酬情報を「紹介者情報」として、その紹介者情報を専用誘導URLリンクに含める形態とするのが好ましい。
また、地域により番組放映スケジュールが異なる場合は、専用誘導URLを、その地域のTV放送局専用のものを用意し、地域のTV放送局毎に情報の投稿先を用意することで、視聴者の端末の位置情報を取得して地域判別するなどのシステムが不要になる。
なお、本実施の形態では、「専用誘導URLリンク」をアフィリエイタなどの紹介者がシステム登録することで、番組が自動的に投稿する告知メディア7とは別のそれぞれの利用告知メディアに紹介者専用の専用誘導URLにて自動投稿できるようにしている。
サーバ21の情報処理手段としては、さらに、放送中の放送局に対応する告知メディアをデータベース22kから得て当該告知メディアを「広告告知情報」(TV受信機1に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する広告告知情報)の配信先として決定すると共に、前述の広告文書自動生成手段が生成した「広告文書」に前述の「専用誘導URLリンク」を付加した情報を上記「広告告知情報」として決定し、地域毎又は全国ネットの放送スケジュールに基づき、その「広告告知情報」を当該番組の進行に連動させて上記配信先の当該告知メディア7に対して自動的に配信する配信手段を備えている。
上記告知メディア7は、前述のように、当該放送局がインターネット上で提供するミニブログ、視聴者端末2で動作するガジェットを含む複数の告知メディアであり、配信手段では、当該放送局の各告知メディアに対して広告告知情報を同時に配信するようにしている。
また、上記配信手段は、データベース22b内の番組情報に当該番組の出演者の情報が含まれる場合、データベース22kから上記出演者が提供する告知メディアのURLを検索し、当該告知メディアが存在する場合はその告知メディア7を配信先に含めて広告告知情報を配信する機能を備えている。
また、配信手段は、番組で告知する「広告情報(商品情報を含む)」と、広告で誘導する先の「地域別関連URL」とで、「告知メディア情報」に登録された告知メディアのURLに対して配信する際に、システム企画毎に決まる文字数に収まるように、広告文書+専用誘導URLの長さを最大許容文字数以内に切ることで、“広告文書+専用誘導URLリンク”で構成される記事を自動生成する機能を備えている。例えばミニブログの場合は広告文書の先頭から「最大許容文字数−専用誘導URLリンクのサイズ」分の情報のみとして以降は削除するなど、当該告知メディアの形式に自動変換する処理を実行する。
さらに、上記サーバ21は、告知メディア7によって視聴者端末2の画面上に表示される上記「広告告知情報」内の商品情報のクリック操作に応じて、その専用誘導URLリンクに基づき当該記事情報(前述の識別リンク名から得た記事情報)を含む誘導先のWebページを視聴者端末2の画面上に表示させる誘導処理手段と、を備えている。
上記誘導処理手段は、専用誘導URLリンクに含まれる番組ID及び専用誘導URLに基づいて当該番組の放送地域を自動判別し、その地域特有の紹介商品の情報が掲載されるWebページを視聴者端末7の画面上に表示させる処理を実行する機能を備えている。
《6.本発明に係る融合システムの動作例》
次に、番組連動広告自動生成システム10及び専用誘導URL自動生成システム20(以下「サーバ(11,21)とする)の動作例について、図7のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、既に説明済みの処理については簡略化して説明する。また、告知メディア7への配信の例として、ミニブログ(ツイッター)7aへ番組連動の広告告知情報を投稿記事として自動投稿する場合を例として説明する。但し、他の告知メディア7b〜7dの場合、例えば、文字情報の他に画像情報等を含む情報を広告告知情報とする場合も同様の動作となる。
サーバ(11)は、データベース22aから地域局の情報及びIDなどの地域データD11を得ると共に、データベース22cから地方放送スケジュールD12を得て、地方放送スケジュールD12から現在放送中の番組に関連した広告文書(データベース12c内の広告情報)とその広告の関連URL(データベース12d内のURL情報)を検索する(ステップS1)。
続いて、サーバ(11)は、データベース12a,12bから番組情報及び番組内のスケジュールのデータD21を得ると共に、ステップS1の検索で抽出した広告の関連URLから広告内容及び商品情報関連URL情報のデータD22を得て、後述のステップS3〜S8の処理によって、配信文書(前述の「広告告知情報」)を自動生成する(ステップS2)。
上記配信文書を自動生成する際、サーバ(11)は、先ず、デジタル放送の番組連動コンテンツが存在するか否かを判定し(ステップS3)、存在すると判定した場合は、デジタル放送の番組連動コンテンツ(例えばTVリモコンのDボタンで表示される文字情報)からの文字情報を抽出及び加工(例えば告知メディアがミニブログ7aの場合は、140文字以内の短い文字列に自動変換)して広告文書を自動生成する(ステップS4)。
上記ステップS3において、デジタル放送の番組連動コンテンツが存在しないと判定した場合は、番組連動ホームページが存在するか否かを判定し(ステップS5)、存在すると判定した場合は、番組連動ホームページのコンテンツから番組の進行に合った情報を抽出及び加工して広告文書を自動生成する(ステップS6)。
上記ステップS5において、番組連動ホームページが存在しないと判定した場合は、番組スタッフによって文章が編集されて通信端末から本システムに登録された「広告原稿の情報」を加工して広告文書を自動生成する(ステップS7)。
そして、サーバ21は、上記ステップS4,S5,S7のいずれかの処理によって自動生成された広告文書に専用誘導URLリンクを含めたものを広告告知情報として自動生成し(ステップS8)、地域局ID及び番組IDに対応して予め登録されている1以上の配信先URL(本例ではツイッター7aのURLを含む配信先URL)から決定した配信先の当該告知メディア7に対して、上記広告告知情報を配信する(ステップS9)。
上記ステップS1〜S9の処理は、番組の放送中、地方放送スケジュールの放送時刻に合わせて、番組内のスケジュール(例えば、1つの番組で複数の異なる広告を出す場合は番組の放送スタート時点からA分後、B分後、C分後に当該広告(異なる広告)が放送されるスケジュール)に応じて繰り返される。
上記告知メディア7へ配信される「専用誘導URLリンク付きの番組連動の広告告知情報」は、番組内のスケジュールに連動してリアルタイムに変動する。例えば、「ツイッター画面」では、番組内でスケジュールに連動して時系列に表示される(最新の投稿記事が一番上に表示される)。また、地方放送(例えば名古屋局の放送)であれば、その地域局のツイッターに対する投稿記事として、例えば当該地域の販売サイトへ誘導する専用誘導URLリンク付きの番組連動の広告告知情報が自動投稿される。
なお、前述のステップS1〜S8の処理を番組開始前に実行しておき、地域局(及びキー局)の放送の開始時刻になった時点で、ステップS9において、番組内のスケジュールに応じて当該広告告知情報を配信する処理を実行する形態としても良い。
《7.専用誘導URLリンクを用いた各種マーケティングの方法》
次に、専用誘導URLリンクを用いた各種マーケティングの方法について説明する。
<マーケティングの方法1>.
必要に応じて、その専用誘導URLには、地域情報や、アフィリエイタなどの紹介者が2次誘導した場合の紹介者情報など誘導時に様々な情報を持たせることで、地域活性化や紹介者による大規模販売促進などマーケティング活用できるものとする。
本実施の形態では、図5に例示した専用誘導URL自動生成システム20の構成例のよいうに、アフィリエイタなどの紹介者を特定するための紹介者IDを記憶したデータベース22iと、広告告知情報に含まれる専用誘導URLリンクを通じて商品が購入された際に、その商品の紹介者(放送局、広告代理店等の広告出稿者)に対して支払う紹介報酬を支払うための情報(当該商品の売上代金に対する報酬の割合等)を記憶した紹介報酬情報を記憶したデータベース22jと、を備え、専用誘導URL自動生成サーバ21が、前述の専用誘導URLリンクを生成する際に、データベース22i,22jから得た紹介者情報(紹介者ID,若しくは紹介者IDと紹介報酬情報)をその専用誘導URLリンクに含ませる形態とすることで、上記仕組みを実現している。そして、その専用誘導URLリンクを通じて商品が購入された際に、通信販売システム6側で、専用誘導URLリンクによって紹介者を特定すると共に紹介者情報を得て、紹介料の課金及び支払処理などを実行できるようにしている。
<マーケティングの方法2>.
専用誘導URLは、アフィリエイタなどの紹介者がシステム登録することで、番組が自動的に投稿するメディアとは別のそれぞれの利用告知メディアに代理店やアフィリエイタ専用の専用誘導URLを自動投稿することもできる仕組みとする。
本実施の形態では、例えば、アフィリエイタなどの紹介者の通信端末側での登録操作に応じて、紹介者自身の専用誘導URLをインターネット経由4a経由で専用誘導URL自動生成システム20内のデータベース22に登録する手段と、広告告知情報を投稿する紹介者自身の告知メディアの情報を登録する手段と、を備え、専用誘導URL自動生成サーバ21が、その専用誘導URLを基に紹介者情報(例えば紹介者ID)を含む前述の専用誘導URLリンクを生成する機能と、上記紹介者自身の告知メディアに広告告知情報を配信(自動投稿)する機能と、を備えた構成とすることで、上記仕組みを実現している。
また、アフィリエイタなどの紹介者が、上記専用誘導URLリンクを埋め込んだ商品紹介情報をSNS等のコミュニティ7dを通じて紹介することで2次誘導することも可能である。
<マーケティングの方法3>.
上記方法1,2を含む各種の誘導により誘導先の関連URLで売上が発生した場合、関連URL先の店舗・事業者から予め設定された紹介料を自動計算の上、徴収する仕組みとする。
この仕組みは、本実施の形態では、前述の《5.専用誘導URL自動生成システムの構成》で説明し、また、上記方法1で述べたように、紹介者情報を専用誘導URLリンクに含ませ、その紹介者情報を用いて通信販売システム6側で報酬額(紹介料)の課金処理を自動的に実行する形態とすることで実現している。なお、専用誘導URLリンクに含まれる各局IDで特定される放送局も報酬額の支払対象とすることも可能である。
<マーケティングの方法4>.
本発明においては、専用誘導URLは、インターネット通販に関する処理として地域の判別や番組の判別に利用したり、それらの組み合わせに応じた専用告知メディアに配信・投稿したりする際に使用しているが、専用誘導URLを使って通販以外に、クイズ番組のクイズ回答ホームページへの誘導に利用したり、メルマガ(メールマガジン)等の会員募集や、各種キャンペーン告知、アンケート集計、イベント・ライブ管理、割引クーポン掲載ページへの誘導などにも活用できるのが特徴である。すなわち、上記会員募集等の各種活用に使用するための所定の情報(以下「その他の情報」と呼ぶものとする)を含む専用誘導URL(又は専用誘導URLに含ませる「その他の情報」)を所定のユーザ端末からインターネット経由4a経由で専用誘導URL自動生成システム20内のデータベース22に登録する手段を備えることで、例えば視聴者端末2側の専用誘導URLリンクが埋め込まれたボタンのクリック操作に応じて、当該専用誘導URLのWebページに誘導することができると共に、当該専用誘導URLに含ませた所定の情報を用いて様々な処理を実行することができる。
《8.通信販売システムにおける処理方法》
次に、通信販売システム6における処理方法について説明する。
図8は、通信販売システム6の構成の一例を示すブロック図である。図8において、通信販売システム6は、受注管理及び課金管理を行うためのシステム61と通信販売用データベース62とを備え、そのデータベース62a〜62dには、受注情報、ユーザ情報、商品情報、及び課金情報が保管される。
売上台帳データベース62eは、売上台帳を保管するデータベースであり、商品が購入された際に、その商品の売上情報が紹介者ID等で関連付けられて売上台帳に自動的に記録される。
紹介者IDデータベース62fは、当該商品の紹介者を特定する情報が保管されるデータベースであり、本実施の形態では、アフィリエイタなどの当該商品の紹介者を特定するための紹介者IDがデータベース62fに予め登録されている。
紹介報酬情報データベース62gは、広告告知情報に含まれる専用誘導URLリンクを通じて商品が購入された際に、その商品の紹介者(放送局、広告代理店等の広告出稿者)に対して支払う紹介報酬情報(当該商品の売上代金に対する報酬の割合等)が保管される。なお、専用誘導URLリンクに紹介報酬情報を含める形態とした場合には、通信販売システム6側の紹介報酬情報データベース62gは不要となる。
通信販売システム6は、告知メディア7に掲載された広告告知情報を通じて実際に商品が購入された際には、注管理及び課金管理システム61によって、上記紹介報酬情報に基づいて紹介者に支払う紹介料(報酬額)が決定され、紹介者IDに関連付けられてその紹介料が課金情報データベース62d(若しくはデータベース62g)に自動的に記録される。例えば、専用誘導URLリンクのリンク先(誘導先)が地域局のWebサイトであり、そのサイト経由で当該商品が購入された場合には、地域局に対する紹介料(報酬額)が決定され、その紹介料が課金情報データベース62dに自動的に記録される。また、代理店又はアフィリエイタが2次誘導して商品が購入された場合、例えば、紹介者自身の告知メディアに転載された広告告知情報により誘導して商品が購入されたた場合にも、2次誘導した紹介者及び最初の紹介者に対する紹介料が課金情報データベース62dに自動的に記録される。なお、課金情報に基づく自動決済処理については公知の技術であるため、その説明を省略する。なお、専用誘導URLリンクに含組ませた地域情報は、地域活性化や地域マーメティングを行う際に有効になり、前述の「その他の情報」は、会員募集やキャンペーン、アンケート集計などのマーケティングに利用することができる。
《9.クッキーの効かない携帯端末における誘導処理及び紹介報酬の集計処理》
次に、クッキーの効かない携帯端末(クッキー機能を持たない携帯端末)における誘導処理及び紹介報酬の集計処理について説明する。
アフィリエイト・プログラムとは、ユーザが何らかのトランザクション(商品の購入、アンケートへの記入、会員登録など)をブラウザにより発生させて初めて広告料がアフィリエイトに支払われる成果報酬型の広告配信手法であるが、その手法を用いた販売システムでは、例えば、販売サイトのウェブページ(誘導先のWebページ)のURLを「お気に入り」に記録して通信を終了し、ユーザが後からそのURLを選択して当該ページにアクセスして所望の商品を購入すると言う行動をとった場合、一旦セッションが切断されるため、例えばコンピュータ間のデータ継承機能や復元機能を実現するためのプログラムを相互に設けない限り、誰が紹介者か引き継がれない。そのため、紹介者を判別できない事態が生じ、アフィリエイト販売が成立しなくなる。
この事態を避けるため、例えば、アフィリエイト販売処理に必要な情報(紹介者を特定するための情報等)を端末のクッキーに保存し、セッション切断後に、再度当該ページにアクセスを受け付けた際に、クッキーに保存されている情報を読み出して必要な情報を復元するという手法が一般に用いられている。
一方、クッキーの効かない携帯端末においては、当該ページに誘導する処理を実行せずに、携帯端末からのアクセス先URLを誘導リンクのままとして当該ページを携帯端末に転送して画面上に表示させ、携帯端末において当該ページのURLがブラウザのURLリストに保存された後、そのURLが選択操作されて再度アクセスを受け付けた際に、URL内の引継情報からアフィリエイト販売処理に必要な情報を復元して当該情報を継承する処理を実行する手法が知られている。
ここで、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、クッキーの効かない携帯端末における上記手法も公知の技術のため、簡略化して説明し、ここでは、本発明に係る処理に必要な情報を主として説明する。
図9のフローチャートに示すように、専用誘導URLリンクを通じて商品が購入された際に、視聴者端末2がクッキーの効く端末か否かを判定し(ステップS11)、クッキーの効かない端末であれば、例えば、専用誘導URLリンクのアクセス先ホストである専用誘導URL自動生成システム20側で、日時、広告ID、地域ID、紹介者ID、その他情報を読み出して、それらの情報をセッションにセットし、広告の関連URLの当該ページに誘導する処理を実行せずに、携帯端末からのアクセス先URLを専用誘導URLリンクのままとして、広告の関連URLからコンテンツを読み込み(ステップS12)、広告の関連URLのコンテンツをアクセス元の視聴者端末2に表示する(ステップS13)。一方、ステップS11において、クッキーの効く端末と判定した場合は、専用誘導URL自動生成システム20側で日時、広告ID、地域ID、紹介者ID、その他情報を読み出してセッションとクッキーにセットし、それらの情報を広告の関連URLに対して転送し(ステップS14)、広告の関連URLのコンテンツをアクセス元の視聴者端末2に表示する(ステップS15)。
そして、図8に示した通信販売システム6では、クッキーがあればクッキーから、無ければセッションから、日時、広告ID、地域ID、紹介者ID、その他の情報を読み出し、通信販売システム6の売上台帳データベース62eに記録する。
通信販売システム6における紹介報酬の集計は、例えば毎月締め日を決めて集計し支払う場合を例とすると、「売上台帳」を締め日で紹介報酬の項目について集計し、それを「紹介者ID」毎に分類し、結果を「紹介報酬」のデータベースに保存することで、各紹介者毎の紹介報酬の集計が実現することができる。
その他情報の場合も同様な処理を行うことで実現することができる。
なお、上述した実施の形態では、TV放送を例として説明したが、本発明は、TV放送に限るものではなく、ラジオ放送にも適用することができる。その場合は、図2中の「テレビ受信機1」が「ラジオ受信機1」になり、「TV放送局内システム5」が「ラジオ放送局内システム5」となり、データベース12,22に格納される番組,放送スケジュール等がラジオ番組の情報になるなど、テレビがラジオに代わるだけであり、融合システムの構成、及び各情報処理手段の構成は同様である。また、テレビ番組及びラジオ番組の両方に対応する形態も本発明に含まれる。
テレビ・ラジオ等のメディアが、インターネットと効率良く融合できることで、閉塞感のある従来のEC販売とテレビ・ラジオ通販ではなく、従来のEC販売とテレビ・ラジオ通販など各種メディアを飲み込んで、従来の通販全般の仕組みを大きく変え、更に通販市場規模を一気に数段持ち上げる効果が期待できるため、将来は本発明の販売手法が業界全体の主流になっていくものと考えられる。
1 テレビ受信機
2 視聴者端末
2a PC
2b 携帯端末
3 放送局
3a キー局
3b 地域局
4 通信ネットワーク
4a インターネット
4b 電話回線網
5 TV放送局内システム
51 放送管理制御システム
52 データベース
52a 番組情報データベース
52b 番組内のスケジュールデータベース
52c 広告情報データベース
52d 商品情報データベース
6 通信販売システム
61 受注管理及び課金管理システム
62 データベース
62a 受注情報データベース
62b ユーザ情報データベース
62c 商品情報データベース
62d 課金情報データベース
62e 売上台帳データベース
62f 紹介者IDデータベース
62g 紹介報酬情報データベース
7 コミュニケーションツール(告知メディア)
7a ブログ
7b 視聴者端末のアプリケーション
7c チャット/掲示板
7c コミュニティ型のWebサイト
10 番組連動の広告文書の自動生成システム
11 番組連動の広告文書の自動生成サーバ
12 データベース
12a 番組情報データベース
12b 番組内のスケジュールデータベース
12c 広告情報データベース
12d 広告の関連URLデータベース
20 専用誘導URL自動生成システム
21 専用誘導URL自動生成サーバ
22 データベース
22a 地域局情報&IDデータベース
22b 番組情報データベース
22c 地方放送スケジュールデータベース
22d 各局URLデータベース
22e 番組内のスケジュールデータベース
22f 広告情報データベース
22g 商品情報データベース
22h 広告の関連URLデータベース
22i 紹介者IDデータベース
22j 紹介報酬情報データベース
22k 告知メディア情報&URLデータベース

Claims (12)

  1. 放送受信機に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する広告告知情報を前記番組の進行に連動させてインターネット経由で視聴者端末に提供する、番組とインターネット通販の融合システムであって、
    前記地域毎の地域局を含む放送局の局ID及び番組IDに関連付けて、当該番組の番組情報及び番組内紹介商品の放送スケジュールと前記紹介商品の広告情報及び関連URLとを予め記憶した第1データベースと、
    前記局ID毎に予め設定されたシステム固有のURLを当該放送局の専用誘導URLとして前記局IDに関連付けて記憶した第2データベースと、
    前記広告告知情報の配信先となる告知メディアのURLを前記局IDに関連付けて予め記憶した第3データベースと、
    前記第1データベースを用いて放送中の番組及び放送局を判定すると共に、前記第1データベースから得た前記放送スケジュールに応じた前記紹介商品の広告情報及び関連URLに基づいて前記放送中の番組の進行に連動した広告文書をリアルタイムに生成する広告文書自動生成手段と、
    前記放送中の放送局に対応する前記専用誘導URLを前記第2データベースから得てその専用誘導URL,当該番組の番組ID,前記紹介商品に関する記事情報を読み出すコードとなる識別リンク名を含む専用誘導URLリンクを自動生成する専用誘導URL自動生成手段と、
    前記放送中の放送局に対応する告知メディアを前記第3データベースから得て当該告知メディアを前記広告告知情報の配信先として決定すると共に、前記広告文書に前記専用誘導URLリンクを付加した情報を前記広告告知情報として決定し、前記地域毎又は全国ネットの放送スケジュールに基づき前記広告告知情報を当該番組の進行に連動させて前記配信先の当該告知メディアに対して自動的に配信する配信手段と、
    前記告知メディアによって前記視聴者端末の画面上に表示される前記広告告知情報内の商品情報のクリック操作に応じて、前記専用誘導URLリンクに基づき前記記事情報を含む誘導先のWebページを前記視聴者端末の画面上に表示させる誘導処理手段と、
    を備えたことを特徴とする、番組とインターネット通販の融合システム。
  2. 前記専用誘導URL自動生成手段は、前記局IDに基づき前記放送中の放送局が地域局と判定した場合は、前記第1データベースから得た当該地域の関連URL及び当該番組の番組情報に基づき当該地域及び当該番組の番組内容に応じた記事情報の識別リンク名を自動設定し、その識別リンク名を含む前記専用誘導URLリンクを自動生成することを特徴とする請求項1に記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  3. 前記告知メディアは、当該放送局がインターネット上で提供するミニブログ、及び視聴者端末で動作するガジェットを含む複数の告知メディアであり、前記配信手段は、当該放送局の各告知メディアに対して前記広告告知情報を同時に配信することを特徴とする請求項1又は2に記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  4. 紹介者の通信端末側での登録操作に応じて紹介者自身の専用誘導URLを前記第2データベースに登録すると共に、前記広告告知情報を投稿する紹介者自身の告知メディアの情報を前記第3データベースに登録する手段と、を備え、前記専用誘導URL自動生成手段は、前記第2データベースから得た前記紹介者自身の専用誘導URLを基に紹介者情報を含む前記専用誘導URLリンクを生成し、前記配信手段は、前記放送中の放送局に対応する告知メディアを前記第3データベースから得て当該告知メディアを前記広告告知情報の配信先として決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  5. 前記専用誘導URLリンクを通じて前記紹介商品の販売処理を実行する通信販売システムを備え、且つ、前記通信販売システムのコンピュータは、前記専用誘導URLリンクを通じて前記紹介商品が購入された際に、前記専用誘導URLリンクに含まれる前記紹介者情報を用いて前記購入された紹介商品の紹介者を特定すると共に、その紹介者に対して紹介料を支払うための課金処理を実行する手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  6. 前記広告文書自動生成手段は、前記広告文書を生成する際、前記第1データベースから前記放送中の番組に関連した紹介商品の広告情報及び関連URLを検索し、前記広告情報として当該放送局のデジタル放送の番組連動コンテンツが存在する場合は、その番組連動コンテンツの文字情報を基に前記広告文書を自動生成し、前記番組連動コンテンツが存在せず前記関連URLが存在する場合は、その関連URLから得た当該放送局の番組連動ホームページのコンテンツ情報を基に前記広告文書を自動生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  7. 前記広告文書自動生成手段は、前記広告文書を生成する際、前記第1データベースから前記放送中の番組に関連した紹介商品の広告情報及び関連URLを検索し、いずれも存在しない場合は、当該番組の放送スケジュールに合わせて予め番組スタッフによって登録された広告原稿の情報を基に前記広告文書を自動生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  8. 前記第1データベース内の番組情報に当該番組の出演者の情報が含まれる場合、前記配信手段は、前記第3データベースから前記出演者が提供する告知メディアのURLを検索し、当該告知メディアが存在する場合はその告知メディアを前記配信先に含めて前記広告告知情報を配信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  9. 前記誘導処理手段は、前記専用誘導URLリンクに含まれる前記番組ID及び前記専用誘導URLに基づいて当該番組の放送地域を自動判別し、その地域特有の紹介商品の情報が掲載されるWebページを前記視聴者端末の画面上に表示させる処理を実行することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  10. 前記各データベース及び各手段は、前記番組を放送する放送局のコンピュータシステムから独立したコンピュータシステムに設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  11. 前記視聴者端末は、インターネット対応の携帯端末及びパソコンを含む一般の視聴者端末である請求項1乃至10のいずれかに記載の番組とインターネット通販の融合システム。
  12. 放送受信機に対して地域毎又は全国ネットで放送される番組に関連する広告告知情報を前記番組の進行に連動させてインターネット経由で視聴者端末に提供する、番組とインターネット通販の融合システムにおける方法であって、
    前記地域毎の地域局を含む放送局の局ID及び番組IDに関連付けて、当該番組の番組情報及び番組内紹介商品の放送スケジュールと前記紹介商品の広告情報及び関連URLとを予め記憶した第1データベースと、前記局ID毎に予め設定されたシステム固有のURLを当該放送局の専用誘導URLとして前記局IDに関連付けて記憶した第2データベースと、前記広告告知情報の配信先となる告知メディアのURLを前記局IDに関連付けて予め記憶した第3データベースと、を用い、
    前記融合システムのコンピュータが、
    前記第1データベースを用いて放送中の番組及び放送局を判定すると共に、前記第1データベースから得た前記放送スケジュールに応じた前記紹介商品の広告情報及び関連URLに基づいて前記放送中の番組の進行に連動した広告文書をリアルタイムに生成するステップと、
    前記放送中の放送局に対応する前記専用誘導URLを前記第2データベースから得てその専用誘導URL,当該番組の番組ID,前記紹介商品に関する記事情報を読み出すコードとなる識別リンク名を含む専用誘導URLリンクを自動生成するステップと、
    前記放送中の放送局に対応する告知メディアを前記第3データベースから得て当該告知メディアを前記広告告知情報の配信先として決定すると共に、前記広告文書に前記専用誘導URLリンクを付加した情報を前記広告告知情報として決定し、前記地域毎又は全国ネットの放送スケジュールに基づき前記広告告知情報を当該番組の進行に連動させて前記配信先の当該告知メディアに対して自動的に配信するステップと、
    前記告知メディアによって前記視聴者端末の画面上に表示される前記広告告知情報内の商品情報のクリック操作に応じて、前記専用誘導URLリンクに基づき前記記事情報を含む誘導先のWebページを前記視聴者端末の画面上に表示させる誘導処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とする、番組とインターネット通販の融合システムにおける方法。
JP2010266328A 2010-11-30 2010-11-30 大規模アクセスと高コンバージョンを達成する、放送番組とインターネット通販の融合システム及び方法 Expired - Fee Related JP5266298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010266328A JP5266298B2 (ja) 2010-11-30 2010-11-30 大規模アクセスと高コンバージョンを達成する、放送番組とインターネット通販の融合システム及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010266328A JP5266298B2 (ja) 2010-11-30 2010-11-30 大規模アクセスと高コンバージョンを達成する、放送番組とインターネット通販の融合システム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012119833A JP2012119833A (ja) 2012-06-21
JP5266298B2 true JP5266298B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=46502215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010266328A Expired - Fee Related JP5266298B2 (ja) 2010-11-30 2010-11-30 大規模アクセスと高コンバージョンを達成する、放送番組とインターネット通販の融合システム及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5266298B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014144062A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Relevad Media Group, Inc. Creating clickable advertisements within user-generated content
KR101437146B1 (ko) * 2013-09-23 2014-10-07 (주)토스트씨 개방형 연동형 데이터 방송 제공 시스템
JP6297515B2 (ja) * 2015-03-20 2018-03-20 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7120924B1 (en) * 2000-02-29 2006-10-10 Goldpocket Interactive, Inc. Method and apparatus for receiving a hyperlinked television broadcast
JP2003087827A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Yun-Factory:Kk リアルタイム双方向情報システム、情報配信装置、及び情報配信方法
JP2005020662A (ja) * 2003-06-30 2005-01-20 Lsi Japan Kk データ多重放送利用方法及びデータ多重放送受信装置
JP2005328120A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Lsi Japan Kk 通信による付加データ供給方法及び字幕放送を利用する双方向通信方法
JP5291974B2 (ja) * 2008-04-17 2013-09-18 エル・エス・アイ ジャパン株式会社 Cm連動放送装置及びcm連動放送システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012119833A (ja) 2012-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10368141B2 (en) System and method for engagement and distribution of media content
JP5216588B2 (ja) インターネット接続されたメディア・プレーヤ上での入札に基づく広告プロモーションの配信
JP5340300B2 (ja) 広告に対する反応の追跡
US8972281B2 (en) Media marketing system and method
US8386304B2 (en) Methods for interactive television and mobile device
JP5121729B2 (ja) ネットワーク広告送出装置及び方法
US20120030702A1 (en) Digital television broadcasting apparatus and method for providing information in a digital television and internet convergent environment
TW200841268A (en) Methods and systems for self-service programming of content and advertising in digital out-of-home networks
US20110145070A1 (en) System and method for creating, distributing, and monetizing user-generated content in a retail environment
US20090271273A1 (en) Internet news compensation system
US20090094114A1 (en) Systems and methods for optimized addressable advertising
JP2020510940A (ja) 広告および報酬収集メカニズム統合ビデオコンテンツ配信プラットフォーム
US20120317227A1 (en) Internet news compensation system
KR102040473B1 (ko) 인터넷 방송에 대한 광고 후원 서비스를 제공하는 방법 및 장치
JP2005242711A (ja) 広告配信管理ネットワークシステム
US20150170219A1 (en) Apparatus and method for on-line advertisement and a central subscription management service
JP2014029705A (ja) 柔軟な収入分配および参照報奨金システム
US20120072276A1 (en) Method, System and Apparatus for Multi-Platform Broadcast Marketing
KR20140017913A (ko) 큐알코드를 이용한 맞춤형 큐알광고 및 보상시스템 및 방법
JP2005242753A (ja) 広告配信管理ネットワークシステム
JP5266298B2 (ja) 大規模アクセスと高コンバージョンを達成する、放送番組とインターネット通販の融合システム及び方法
US20200111069A1 (en) Method, apparatus, and system for providing a creative over a network
JP2007213503A (ja) ネットショップを利用したcmターゲティング配信方法およびシステム
KR20150025848A (ko) 온라인상의 안심 광고 서비스 제공 시스템 및 그 방법
US20160155146A1 (en) Communication Management System for Sale and Distribution of Promotional Advertising

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130502

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees