JP5265329B2 - 遠心分離機のロータロック装置、ロータロック機構およびロータ組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、遠心分離機および同様の機器に関し、特に、遠心分離機のロータのためのロック装置に関する。
遠心分離機は、生物学的または化学的な試料を質量(または分子量)の違いに基づいて構成成分に分離するために用いられている。これは、試料を適当な容器に配置し、遠心分離力の作用下に置くことによって達成される。遠心分離機のロータは、装置に収容された試料をそのような力の作用下に置くように適合された遠心分離機の相対的に大きくて重い構成部分である。一般に、ロータは、特定の分離実験のために必要な遠心分離力を達成するために、非常に高速な回転速度まで回転させられる。それゆえ、ロータに回転駆動力を伝える駆動軸にロータが安定して結合されていることが重要である。
種々のロータを利用できることは、生物学的および化学的な分離における遠心分離機器の実用性を高める。所定の分離処理に関して、ロータは、重要な試料およびロータの物理的特性によって選択される。遠心分離機は、種々のロータのすべてを駆動軸に交換可能に取り付けるために適合されなければならない。通常、遠心分離機のロータは、駆動ハブによって駆動システムに結合されている。ハブは、駆動システムの駆動軸に固定され、ロータに取りはずし可能に結合されている。ロータの駆動軸への容易な結合およびロータの駆動軸からの容易な取りはずしのために、数多くの取り組みが展開されてきた。
たとえば、米国特許第4,753,630号には、底面の突出部でロータとロック係合するロータロック機構が開示されている。駆動軸は、ロータに駆動力を与えるロック機構に受け入れられる。このロック機構を構成する材料およびそれ自体の設計では、ロータを損傷する可能性のある回転力がもたらされたとき、この機構は停止する。機構の停止により、その状態においては駆動軸をロータから解き、ロータを損傷から守る。
米国特許第4,890,947号には、取付アダプタを有するロータが記載されている。この取付アダプタは、結合部材が受け入れられる内部チャンバを含む。結合部材を下方へねじ留めすることによってロータ/アダプタは駆動軸に結合され、結合部材は、内部チャンバの下方側へ圧し、アダプタを駆動軸に固定する。逆に、結合部材のねじ留めを弛めることによってロータ/アダプタは駆動軸から取りはずされ、結合部材は、内部チャンバの上方側へ押し、アダプタを駆動軸から上昇させる。
米国特許第5,362,293号には、駆動軸の周囲の回りに適合するクラッチ機構を有するロータが開示されている。このクラッチは、軸の周囲の回りに軸の周囲と摩擦接触して配置された2組の枢軸要素を含む。軸が時計回りの方向に回転させられたとき、この摩擦接触は1組の枢軸要素を軸側へくさび留めする。このくさび留め作動がクラッチと軸との間の摩擦による係合関係を高め、クラッチによってロータを駆動させる。
米国特許第5,658,231号には、外周囲をロータの基部で堅く締めるために周囲の回りに配置された指状部材を有する遠心分離機チャックが記載されている。指状部材は、ロータへ向かってまたはロータから遠ざかって半径方向に枢軸に枢動可能に取り付けられている。各指状部材の質量中心は枢軸点の下方に位置され、遠心分離力の圧力は指状部材をロータ方向へ促し、所定の位置にロータを固定する。
これらの従来技術の取り組みは、製造するのに高価であり、時間の経過による故障の影響を受けやすい機構設計を含んでいる。他の設計では、ロータは、その全長に沿った軸穴が設けられている。駆動軸に固定され、外側に突出するプロングを有するハブは、ロータの軸穴内の対応する凹所と組になり、ロータを駆動軸に対して相対的な固定位置に固定する。固定ステムは、穴を経てロータの上部から挿入され、駆動軸に結合され、所定の位置にロータを固定する。しかし、軸穴の形成は、ロータの構造的な一体性を著しく弱め、ロータ/穴の境界で応力をもたらし、この応力は、ロータの実用的な寿命を制限し、ロータが作動できる最大速度を制限する。
それゆえ、ロータの構造的な一体性への影響を最小にし、遠心分離機のロータを駆動システムへ安定して取り付けられる機構的に簡単なロック装置を提供することが必要である。そのようなロック装置によりロータの寿命およびロータの作動速度への最小の影響がもたらされることが望ましい。
課題を解決するための手段、作用および効果
遠心分離機のロータロック装置は軸線方向の間隙を有する環状部材を含み、該環状部材を駆動ハブとロータとの間に配置し、前記間隙は、環状部材のスナップ嵌合(snap-fit)による係合をロータに受け入れられる駆動ハブに与えるのに十分に幅広である。環状部材は、第1の外側の接触面および第2の外側の接触面と、前記第1および第2の外側の接触面間に配置された外側の非接触面とを含む。接触面は、高速回転中において、遠心分離力によって外方へ撓まされ、非接触面に対して突き出ている。
遠心分離中において、接触面は駆動ハブとロータとの間でロックされた状態となり、ロータを駆動ハブにロックする。ロックピンは、環状部材の滑動を防止するために環状部材を駆動ハブに結合する。
ロック部材の使用は、ロータ本体の全長を貫通する駆動穴を形成することの必要性を除去し、駆動ハブ/ロック部材の組立体を受け入れるのに十分な深い穴を必要とするのみである。これは、その結果、ロータが影響を受ける応力を制限するロータ/穴の境界を最小限にする。本発明によるロック部材の設計により、現行のロータ組立体を、本発明のハブ/ロック部材を合体させた新しい機器に用いることができる。
図1A、1Bを参照するに、本発明によるロータ組立体100は遠心分離用の試料容器(図示しない)を受け入れる複数のチャンバ20を有するロータ10を含む。ロータ10は軸線方向に設けられた駆動穴(ボア)12を含み、駆動穴12によってロータは駆動軸の組立体200に取り付けられる。駆動穴12はロータ10の本体に短い寸法すなわちハブ組立体200を受け入れるのに十分な寸法で形成されている。
図2ないし4に示すように、ハブ組立体200は円筒状部分252と基部部分250とを含む。作動においては、ハブ組立体200はロータ10の駆動穴12に受け入れられている。図3に示すハブ組立体200の分解図には、基部350とネック部分352とを含むハブ副組立体360が示されている。遠心分離のための原動力を与えるために、基部350は、一般に、回転力を駆動モータ(図示しない)からロータ10に伝えるために駆動モータの軸に結合されている。以下に説明するように、駆動ハブ組立体200のロータ10へのロック作動に関与するネック部分352は基部350から伸びている。ネック部分352はその上下にフランジ部材351,353が配置されている。開口354はネック部分352の本体に形成されている。
また、図3の分解図には、環状部材302を含むロック部材の副組立体300が示されている。環状部材302は、ハブ副組立体360の縦方向のスピン軸に対して平行な方向に沿って形成された間隙を有する全体として円筒状の形状を有する。それゆえ、環状部材302は図4の平面図に示すようにC形状の平面輪郭を有する。環状部材302はネック部分352に形成された開口354に照準された開口304を含む。
環状部材302の間隙(開放端の開き)はフランジ部材351,353間のネック部分352(図4では点線にて示す)の中央部の直径Dより小である寸法Gを有する。環状部材の内径はネック部分352の中央部の直径Dよりわずかに大である。環状部材を製造するのに用いられる材料の弾力性はフランジ部材351,353間のネック部分352に環状部材のスナップ嵌合による係合を与える。好ましい実施例において、ステンレス鋼がその非腐食性の特性を有することから用いられている。これは試料の流出が起こる部分で特に重要である。また、ステンレス鋼の代わりに種々のプラスチックコンパウンドを用いることが予期される。
環状部材302は第1、第2のセグメント310,312に分割され、それらは第3のセグメント320によって分離されている。好ましくは、図4に示すように、セグメント310,312は直径方向に対立する関係である。セグメント310,312はセグメント320の外側の面320Aに対してそれぞれ突き出ている外側の面310A,312Aを有する。中心Aから外側の面320Aまでの半径距離R3は、対応する半径距離R1,R2より小である。環状部材302の内側の面302Aは、ネック部分352の回りに環状部材の適切な嵌合を与えるために、その回りに実質的に一定の半径寸法Riを有する。したがって、セグメント310の厚さt1およびセグメント312の厚さt2はそれぞれセグメント320の厚さt3より大である。
図5Aを参照するに、この図は、1Bのロータ組立体の平面図で、静止の非スピン状態における組立体を細部を拡大して示している。この図は、図1Bの駆動穴12を経る線5−5に沿って描かれており、ロータ10の本体部分を示している。ロック副組立体300の接触面310Aおよび312Aが駆動穴の内壁12Aから分離されていることがわかる。図5Aの図は、説明の目的のために拡大しており、内壁12Aからの接触面310Aおよび312Aの分離量Cを示している。典型的には、分離量は約0.0035ないし約0.005インチである。
図5A、5Bを参照するに、前記したように、ロック副組立体300はロックピン340によってネック部分352に結合されている。したがって、駆動軸(およびハブ副組立体360)がスピンを開始したとき、ロック副組立体300もスピンを行う。ロック副組立体は拡張し(図5Bの部分300に示すように)、接触面310Aおよび312Aはロータ10の駆動穴の内壁12Aを押す。ロック副組立体の十分な拡張があるとき、接触面はハブ副組立体のネック部分352とロータの内壁12Aとの間でロックされた状態となり、ロック副組立体は有効にロータをハブ副組立体にロックする。ロックピン340はロック副組立体およびハブ副組立体上のロータのいかなる回動や滑動をも防止する。
ロック副組立体300の拡張は2つの効果に基づく。第1に、ロック副組立体が回転するとき、結果として生じる遠心分離力Crは、図に示すように接触セグメント310および312を外側の方向へ引き、したがって、環状部材の間隙を拡張させ、接触セグメントにロータの内壁12Aとの接触をもたらす。
第2に、環状部材302の不均整なC形状は、結果として質量の不平衡な分布となり、したがって、図に示すようにロック副組立体300を重い側の方へ指向させる傾向を有する不均衡力Cmを生じさせる。前記したように、外側の面310Aおよび312Aは外側の面320Aに対して突き出ている。結果として、ロック副組立体がハブ副組立体360のネック部分352に嵌合されたとき、外側の面320Aとロータ10の内壁12Aとの間に間隙が形成される。
図5Bに示すように、前記間隙は、ロック副組立体の位置を不均衡力Cmの方向へ移動させる。したがって、ロック副組立体300の間隙での内端部は、駆動軸から離れるように滑動する傾向によってネック部分352に当たり、したがって、ロック副組立体の間隙を拡張する。ロック副組立体はこの方向にとどまる傾向があるので、接触セグメントはロータとハブとの間で係合されることとなる。ロータが停止させられたとき、力CmおよびCrはもはや存在せず、ロック副組立体は図5Aに示す静止位置へ弾性により戻る。
それゆえ、ロック副組立体300は、遠心分離中における有効な自己ロック機能を与える。反対に、遠心分離が生じたとき、ロック副組立体の環状部材の弾力は弾性張力を生じさせ、この弾性張力は、副組立体をネック部分352の回りの所定位置に引き戻し、自動的なアンロック機能を与える。これが、ロータを下方にロックしたりロックを解除するラッチ機構の必要性を除去する。そのようなラッチ機構は、ロータの全長を貫通する駆動穴を形成することを必要とし、ロータの構造的な一体性を著しく損傷させ、実用的な寿命および/または使用可能な最大速度を制限する。本発明によるロック機構で必要とするものは、ロック機構が設けられた駆動軸を受け入れるのに十分な駆動穴のみである。これが、ロータが遠心分離中の応力にさらされることを最小限にし、したがって、装置構成部分の実用的な寿命を高める。
ロック副組立体の設計の容易性により、現行のロータを、本発明のロック機構を用いた新しい遠心分離機器に用いることができる。これは、新しい機器へ格上げするときの重要な節約を意味する。
本発明のロック装置を用いたロータ組立体を示す図。 本発明のロック装置を用いたロータ組立体を示す図。 本発明のロック装置を示す図。 本発明のロック装置を示す図。 図2に示す線4−4に沿って描かれたロック装置の平面図。 線5−5(図1B)に沿って描かれた、一部を切り取った図で、静止状態にあるロック装置を示す図。 線5−5(図1B)に沿って描かれた、一部を切り取った図で、遠心分離中のロック装置に作用する種々の力を示す図。
符号の説明
10 ロータ
12 駆動穴
12A 内壁
20 チャンバ
100 ロータ組立体
200 ハブ組立体
250 基部部分
252 円筒状部分
300 ロック副組立体
302 環状部材
302A 内面
304,354 開口
310 第1のセグメント
310A,312A,320A 外側の面
312 第2のセグメント
320 第3のセグメント
340 ロックピン
350 基部
351,353 フランジ部材
352 ネック部分
360 ハブ副組立体

Claims (10)

  1. 遠心分離中に遠心分離機のロータを該遠心分離機の駆動システムの駆動ハブに固定するためのロータロック装置であって、前記ロータは該ロータの底面に形成された駆動穴を有し、前記駆動ハブはネック部分を有し、
    前記ロータロック装置は、中心軸線の回りに配置された第1のセグメントと第2のセグメントと第3のセグメントとを有する可撓性のC形状のカラー部材を含み、
    前記第2のセグメントは前記第1のセグメントと前記第3のセグメントとの間に配置され、
    前記第1のセグメントおよび前記第3のセグメントはそれぞれ前記第2のセグメントの厚さ寸法より大きい厚さ寸法を有し、
    前記カラー部材は、前記ネック部分の回りに取り付けられ、遠心分離中に前記ロータの前記駆動穴に受け入れられ、
    遠心分離中において、遠心分離力によって前記カラー部材が撓みかつ前記ロータと摩擦係合することによって、前記駆動システムからの回転力が前記ロータに伝わり、
    ロックピンを受け入れるために肉厚を貫通して形成された開口を含み、前記ロックピンを前記開口を経て前記ネック部分の対応する開口へ挿入することにより前記カラー部材が前記駆動ハブと共に回転することを可能にする、ロータロック装置。
  2. 遠心分離中に遠心分離機のロータを該遠心分離機の駆動システムの駆動ハブに固定するためのロータロック装置であって、前記ロータは該ロータの底面に形成された駆動穴を有し、前記駆動ハブはネック部分を有し、
    前記ロータロック装置は、中心軸線の回りに配置された第1のセグメントと第2のセグメントと第3のセグメントとを有する可撓性のC形状のカラー部材を含み、
    前記第2のセグメントは前記第1のセグメントと前記第3のセグメントとの間に配置され、
    前記第1のセグメントおよび前記第3のセグメントはそれぞれ前記第2のセグメントの厚さ寸法より大きい厚さ寸法を有し、
    前記カラー部材は、前記ネック部分の回りに取り付けられ、遠心分離中に前記ロータの前記駆動穴に受け入れられ、
    遠心分離中において、遠心分離力によって前記カラー部材が撓みかつ前記ロータと摩擦係合することによって、前記駆動システムからの回転力が前記ロータに伝わり、
    前記セグメントはそれぞれ外側の面を有し、前記第1のセグメントの外側の面および第3のセグメントの外側の面はそれぞれ前記第2のセグメントの外側の面の半径寸法より大きい半径寸法を有する、ロータロック装置。
  3. 前記セグメントの前記外側の面は弓状の輪郭を有する、請求項に記載の装置。
  4. 遠心分離器のロータのためのロータロック機構であって、
    前記ロータは底面に形成された取付穴を有し、
    前記ロータロック機構は、
    前記ロータの前記穴に受け入れられる駆動ハブと、
    前記ロータの軸線方向に沿って形成された間隙を有する可撓性の環状部材であって、薄い非接触のセグメントによって結合された2つの拡大されたセグメントを有する、前記間隙に隣接した可撓性の環状部材とを含み、
    前記間隙は前記環状部材の前記駆動ハブへのスナップ嵌合による係合を可能にするために十分に幅広であり
    遠心分離中に前記非接触のセグメントが撓むにつれて、前記拡大された2つのセグメントが、前記駆動ハブと前記ロータとに係合するようになる、ロータロック機構。
  5. 前記拡大された2つのセグメントの外側の面は前記環状部材の残った部分の外側の面に対して突き出ている、請求項に記載の機構。
  6. 各拡大されたセグメントの外側の面までの半径距離は前記環状部材の残った部分の外側の面までの半径距離より大きい、請求項に記載の機構。
  7. ロックピンを含み、前記駆動ハブは前記ロックピンを受け入れるために形成された開口を含み、前記環状部材は前記ロックピンを受け入れるための対応する開口を含み、前記環状部材は、該環状部材が前記駆動ハブにスナップ嵌合され、前記ロックピンが前記開口のそれぞれに受け入れられたとき前記駆動ハブに対して相対的に実質的に不動とされる、請求項に記載の機構。
  8. 遠心分離機のロータ組立体であって、
    ロータであって該ロータの底面に該ロータの軸線方向に設けられた穴を有するロータと、
    駆動ハブと、
    前記駆動ハブに結合された環状のロータロック部材とを含み、
    前記ロータロック部材はC形状を有し、
    前記ロータロック部材は、前記穴の内壁と接触する相対する2つの接触部分と、前記2つの接触部分の間に配置された非接触部分とを有し、
    遠心分離中に発生する力によって、前記2つの接触部分は前記駆動ハブと前記ロータの前記内壁との間で前記駆動ハブおよび該ロータの該内壁に係止される、遠心分離機のロータ組立体。
  9. 前記ロータロック部材の前記C形状の開放端の開きは、前記ロータロック部材の前記駆動ハブへのスナップ嵌合による結合を与えるように前記駆動ハブの直径より小さい、請求項に記載の組立体。
  10. 前記2つの接触部分は前記環状部材の直径方向に相対する2つの部分に配置されている、請求項に記載の組立体。
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