JP5264159B2 - 浸漬型膜分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば処理槽内の活性汚泥混合液等の被処理液に浸漬して設置される浸漬型膜分離装置に関する。
従来、図21に示すように、この種の浸漬型膜分離装置1としては、処理槽内に浸漬され、活性汚泥と処理水とを分離するものがある。浸漬型膜分離装置1は、上下が開口した箱型のケーシング2と、ケーシング2内に互いに平行に配列された複数の膜カートリッジ3と、膜カートリッジ3の下方に設けられた散気装置4とを有している。
膜カートリッジ3は、濾板12と、濾板12の両面に取り付けられた濾過膜13とを有している。また、散気装置4は散気管から空気を噴出するように構成されている。また、ケーシング2の上部には、膜カートリッジ3の浮上を防止する押さえ板5が取り付けられている。
これによると、濾過運転中、散気装置4から散気を行いながら、膜カートリッジ3の内側を減圧することにより、被処理液中の汚泥等が膜カートリッジ3の濾過膜13で捕捉され、濾過膜13を透過して膜カートリッジ3の内側に流入した透過液が、処理水として、各取水ノズル14から接続管15を通って集水管16に集められる。
この際、散気装置4から噴射される空気の気泡によって、各膜カートリッジ3間に上昇流17が発生し、この上昇流17によって、膜カートリッジ3の膜面付着物が除去される。このとき、上記上昇流17によって膜カートリッジ3には上向きの力が作用するが、押さえ板5によって膜カートリッジ3が浮上するのを防止することができる。
しかしながら、膜カートリッジ3の上端と押さえ板5との間には間隙があるため、上昇流17によって、膜カートリッジ3の上端部が押さえ板5に当接して膜カートリッジ3が微細に振動し、膜カートリッジ3の上端部が押さえ板5に繰り返し接触して磨耗するといった問題がある。
上記のような問題の対策として、図22に示すように、押さえ板6を、板状支持部7と、板状支持部7に接着された弾性材製の櫛状押さえ部8とで構成したものがある。板状支持部7はボルト9,ナット10によりケーシング2の上端面に固定されている。櫛状押さえ部8は複数の凸部8aを有し、各凸部8aが各膜カートリッジ3同士の間隙に圧入されている。
これによると、膜カートリッジ3は押さえ板6によって上方から押え付けられて動かないように固定されているため、膜カートリッジ3の振動を防止することができる。
尚、上記のように押さえ板を設けた浸漬型膜分離装置については、例えば下記特許文献1に記載されている。
特開平10−137556
しかしながら上記の従来形式では、図22に示すように、押さえ板6によって膜カートリッジ3の振動が防止されているため、上昇流17による膜カートリッジ3の膜面の洗浄効果を向上させることは困難であるといった問題がある。
また、振動しようとする力に対抗して膜カートリッジ3を押さえ板6によって無理に押え込んでいるため、上記振動しようとする力が過大になった場合、膜カートリッジ3の濾板12が割れる虞れがある。
上記膜面の洗浄効果を向上させるためには、図21に示すように、押さえ板5と膜カートリッジ3の上端との間に間隙を形成し、上昇流17によって膜カートリッジ3を積極的に振動させることが考えられるが、この場合、上述したように、膜カートリッジ3の上端部が押さえ板5に繰り返し衝突して磨耗するといった問題がある。
本発明は、膜カートリッジの磨耗を低減し、上昇流による膜カートリッジの膜面の洗浄効果を向上させることが可能な浸漬型膜分離装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本第1発明は、上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
ケーシング内に、濾過運転時における各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられており、
浮上抑制部材は膜カートリッジと接触する部分が弾性体であるものである。
これによると、濾過運転中、散気装置から噴射される空気の気泡によって、各膜カートリッジ間に上昇流が発生し、この上昇流によって、膜カートリッジの膜面付着物が除去される。このとき、上記上昇流によって膜カートリッジには上向きの力が作用し、浮上抑制部材の弾性体の部分が弾性変形して、膜カートリッジが上記上向きの力によって浮上する。
この際、膜カートリッジの浮上量は、浮上抑制部材によって、上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限されている。これにより、膜カートリッジは、上記上下方向の間隙の範囲内で浮き上がった状態に保たれながら、積極的に振動する。このため、膜カートリッジの膜面の洗浄効果が向上する。また、膜カートリッジとケーシング側に固定された部材との接触部分が減少し、膜カートリッジの磨耗が低減される。
本第2発明における浸漬型膜分離装置は、上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
ケーシング内に、濾過運転時における各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられており、
浮上抑制部材は膜カートリッジの側辺部において膜カートリッジの浮上量を制限し、
膜カートリッジの側辺部に嵌合部が設けられ、
浮上抑制部材が嵌合部に嵌合しているものである。
本第3発明における浸漬型膜分離装置は、上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
ケーシング内に、濾過運転時における各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられており、
浮上抑制部材は膜カートリッジの側辺部において膜カートリッジの浮上量を制限し、
膜カートリッジの側辺部に係合部が設けられ、
係合部は、濾過運転時において、浮上抑制部材に下方から係合するものである。
本第4発明における浸漬型膜分離装置は、上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
ケーシング内に、濾過運転時における散気装置からの散気に伴う上昇流によって上方へ浮上する各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられているものである。
本第5発明における浸漬型膜分離装置は、各膜カートリッジはケーシング内で膜カートリッジの配列方向へ移動可能に保持されているものである。
本第6発明における浸漬型膜分離装置は、浮上抑制部材は、膜カートリッジの側辺部、下辺部、上辺部のいずれかにおいて、膜カートリッジの浮上量を制限するものである。
本第7発明における浸漬型膜分離装置は、浮上抑制部材は各膜カートリッジ同士の間隔を保持するものである。
本第8発明における浸漬型膜分離装置は、浮上抑制部材は膜カートリッジと接触する部分が弾性体であるものである。
これによると、上昇流によって膜カートリッジに上向きの力が作用した際、浮上抑制部材の弾性体の部分が弾性変形して、膜カートリッジが浮上する。この際、膜カートリッジの浮上量は、浮上抑制部材によって、上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限されている。
本第9発明における浸漬型膜分離装置は、浮上抑制部材はケーシングのフレーム体に取り付けられているものである。
本第10発明における浸漬型膜分離装置は、浮上抑制部材は膜カートリッジの両側方を囲むサイドパネルに取り付けられているものである。
以上のように本発明によると、濾過運転中、散気装置から噴射される空気の気泡によって、各膜カートリッジ間に上昇流が発生し、この上昇流によって膜カートリッジには上向きの力が作用し、膜カートリッジが浮上する。
この際、膜カートリッジの浮上量は、浮上抑制部材によって、上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限されている。このため、膜カートリッジは、上記上下方向の間隙の範囲内で浮き上がった状態に保たれながら、積極的に振動する。これにより、膜カートリッジの膜面の洗浄効果が向上し、また、膜カートリッジとケーシング側に固定された部材との接触部分が減少し、膜カートリッジの磨耗が低減される。
また、上昇流によって膜カートリッジに上向きの力が作用した際、浮上抑制部材の弾性体の部分が弾性変形して、膜カートリッジが浮上する。この際、膜カートリッジの浮上量は、浮上抑制部材によって、上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限されている。
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図9を参照して説明する。
図1に示すように、31は浸漬型膜分離装置であり、この浸漬型膜分離装置31は、処理槽32内に浸漬され、活性汚泥を含んだ原水と処理水とを分離するものである。浸漬型膜分離装置31は、上下が開口した箱型の膜用のケーシング33と、膜用のケーシング33の内部に互いに平行に向い合って配列された複数の平板形状の膜カートリッジ34と、これら膜カートリッジ34の下方に設けられた散気装置36とを有している。
尚、散気装置36は、散気管に形成された複数の噴出孔から空気を噴出することによって、膜カートリッジ34の膜面に沿った上昇流77を発生させる流れ発生装置の一例である。
図2,図3に示すように、膜用のケーシング33は、フレーム体37と、フレーム体37の前後両端部を覆う前後一対の端部カバー38と、フレーム体37の両側部に着脱自在に取付けられた左右一対のサイドパネル39a,39bとを有している。
フレーム体37は、四角枠形状の底部フレーム41と、四角枠形状の上部フレーム42と、これら両フレーム41,42の四隅間に連結された複数本の縦フレーム43a,43bとを有している。
フレーム体37の左右両側部には、膜カートリッジ34を幅方向A(左右方向)から出し入れ可能な側部開口部45a,45bが形成されている。一方のサイドパネル39aは、複数のボルト46によってフレーム体37に取り付けられ、一方の側部開口部45aを閉じている。同様に、他方のサイドパネル39bは、複数のボルト46によってフレーム体37に取り付けられ、他方の側部開口部45bを閉じている。また、ボルト46を外して、一方のサイドパネル39aをフレーム体37から取り外した場合、一方の側部開口部45aが開放され、同様に、他方のサイドパネル39bをフレーム体37から取り外した場合、他方の側部開口部45bが開放される。
図4に示すように、各膜カートリッジ34は、上下方向に長い長方形状に形成された平板形状の濾板49と、濾板49の表裏両面に取付けられた濾過膜50と、複数の側辺板51a,51b(側辺部の一例)とを有している。濾過膜50の周縁部が超音波等によって濾板49に溶着されることにより、濾過膜50が濾板49に取付けられている。側辺板51a,51bは、濾板49の幅方向Aにおける両側部に上下一対設けられ、外側方へ突出している。各側辺板51a,51bには、四角形状の凹部52(嵌合部の一例)が形成されている。
濾板49の幅方向Aに直交する両側辺の上端部には、濾過膜50によって得られる処理水を吸引するための取水ノズル53(取水部の一例)が設けられている。また、濾板49の表裏両側にはそれぞれ、取水ノズル53に連通する透過水流路(図示省略)が形成されている。尚、上記透過水流路は濾過膜50で覆われている。
図1〜図3に示すように、フレーム体37の上部フレーム42の左右外側方には、各膜カートリッジ34の取水ノズル53から吸引された処理水を集める左右一対の集水管55が前後方向に設けられている。集水管55と取水ノズル53とは、可撓性を有する接続管56を介して接続されている。
図3,図7〜図9に示すように、膜用のケーシング33の内部には、膜カートリッジ34を幅方向A(左右方向)に案内するための上部案内部材70と下部案内部材71とが設けられている。上部案内部材70はフレーム体37の上部フレーム42に左右一対設けられ、下部案内部材71は底部フレーム41に左右一対設けられている。
上部および下部案内部材70,71にはそれぞれ案内溝72が前後複数形成されている。膜カートリッジ34の上端部は幅方向A(左右方向)から上部案内部材70の案内溝72に挿脱自在であり、膜カートリッジ34の下端部は幅方向A(左右方向)から下部案内部材71の案内溝72に挿脱自在である。
図7に示すように、上部案内部材70の案内溝72の上奥面70aと下部案内部材71の案内溝72の下奥面71aとの間の高さH1は膜カートリッジ34の高さH2よりも高く設定されており、これにより、膜カートリッジ34は、上下方向の間隙α(すなわちα=H1−H2)を有して、ケーシング33の内部に上下方向Bへ移動可能に保持されている。
図9に示すように、各案内溝72の幅Dは膜カートリッジ34の厚さTよりも大きく設定されており、これにより、膜カートリッジ34は、配列方向の間隙β(すなわちβ=D−T)を有して、ケーシング33の内部に配列方向C(前後方向)へ移動可能に保持されている。
図2,図3に示すように、膜用のケーシング33の内部には、左右一対の浮上抑制部材63a,63bが上下二箇所に設けられている。図5,図6に示すように、これら浮上抑制部材63a,63bは、濾過運転時における膜カートリッジ34の浮上量を上記上下方向の間隙αよりも小さくなる(すなわち0<浮上量<間隙α)ように制限するものである。各浮上抑制部材63a,63bは、横フレーム64と、横フレーム64に設けられた抑制体65とを有している。
図5〜図9に示すように、横フレーム64は縦板部64aと横板部64bとを有するアングル形状の部材である。横フレーム64の両端部は、ボルト66,ナット67によって、フレーム体37の前後の縦フレーム43a,43b間に着脱自在に連結されている。
また、抑制体65は膜カートリッジ34の側辺板51a,51bと接触する部分であり、抑制体65の材質はゴム等の弾性体である。抑制体65の外側面には、溝68が全長にわたり形成され、抑制体65の内側面には、前後複数のV形状のスリット69が形成されている。横フレーム64の横板部64bが抑制体65の溝68に差し込まれ、これにより、抑制体65が横フレーム64に取り付けられている。
図6,図7,図9(a)に示すように、抑制体65のスリット69が膜カートリッジ34の側辺板51a,51bの凹部52に嵌合しており、この状態で、各膜カートリッジ34が浮上抑制部材63a,63bによって支持されるとともに、各膜カートリッジ34間の配列方向Cにおける間隔Sが所定の間隔に維持される。尚、上記凹部52とスリット69とは、幅方向A(左右方向)と上下方向Bと配列方向C(前後方向)とにがたつくことなく、嵌合している。
以下、上記構成における作用を説明する。
(1)濾過運転中は、散気装置36から散気を行いながら、各膜カートリッジ34の内側を減圧することにより、被処理液中の汚泥等が膜カートリッジ34の濾過膜50で捕捉され、濾過膜50を透過して膜カートリッジ34の内側に流入した透過液が、処理水として、各取水ノズル53から接続管56を通って集水管55に集められる。
この際、図6(b)に示すように、散気装置36から噴射される空気の気泡によって、各膜カートリッジ34間に上昇流77が発生し、この上昇流77によって、膜カートリッジ34の膜面付着物が除去される。
また、図3に示すように、取水ノズル53が濾板49の両側辺の上端部に設けられているため、上記上昇流77が接続管56に当らずにスムーズに流れる。したがって、膜カートリッジ34の膜面付着物が十分に除去される。また、上昇流77が接続管56に当らないため、接続管56の振動が低減され、取水ノズル53の周辺に割れが発生するのを防止することができる。
濾過運転中には、上昇流77と浮力とによって膜カートリッジ34に上向きの力が作用し、この上向きの力によって各浮上抑制部材63a,63bの抑制体65(弾性体の部分)が弾性変形して、図7の仮想線で示すように、膜カートリッジ34が下部案内部材71の案内溝72の下奥面71aから上方へ浮上する。
この際、膜カートリッジ34の浮上量は、浮上抑制部材63a,63bによって、上記上下方向Bの間隙αよりも小さくなるように制限されている。例えば、間隙αを6mmとすれば、膜カートリッジ34の浮上量を3mmに制限している。尚、上記間隙αおよび膜カートリッジ34の浮上量は上記のような数値に限定されるものではない。
これにより、膜カートリッジ34は、上記上下方向Bの間隙αの範囲内で浮き上がった状態に保たれながら、積極的に微細に振動する。このため、膜カートリッジ34の膜面の洗浄効果が向上する。また、膜カートリッジ34とケーシング33に固定された上部および下部案内部材70,71との接触部分が減少し、膜カートリッジ34の磨耗が低減される。
尚、上記膜カートリッジ34の微細な振動は、幅方向A(左右方向)と上下方向Bと配列方向C(前後方向)とに発生する。
(2)また、メンテナンス等において膜カートリッジ34を取り外す場合、散気装置36による散気を停止し、濾過運転を停止し、処理槽32内の被処理液を排出する。この場合、膜カートリッジ34には上記上向きの力が作用せず、各浮上抑制部材63a,63bの抑制体65が膜カートリッジ34の自重78を受けて弾性変形し、膜カートリッジ34が自重78によって沈下し、図7の実線で示すように、膜カートリッジ34の下端が下部案内部材71の案内溝72の下奥面71aに当接して支持され、膜カートリッジ34の上端と上部案内部材70の案内溝72の上奥面70aとの間に上下方向Bの間隙αが形成される。
その後、図2,図8に示すように、ボルト46を外して一方のサイドパネル39aをフレーム体37から取外し、一方の側部開口部45aを開放する。
次に、ボルト66を外して左右一方の浮上抑制部材63aをフレーム体37から取外す。これにより、図8,図9(b)に示すように、各膜カートリッジ34の左右一方の側辺板51aが左右一方の浮上抑制部材63aのスリット69から離脱する。その後、図2,図8の仮想線で示すように、膜カートリッジ34を、膜用のケーシング33の内部から一方の側部開口部45aを通して膜カートリッジ34の幅方向Aへ抜き出し、ケーシング33の外側方へ取り出すことができる。この時、膜カートリッジ34の左右他方の側辺板51bの凹部52が左右他方の浮上抑制部材63bのスリット69から離脱し、膜カートリッジ34は上下の案内溝72によって案内されながら幅方向Aへ抜き出される。
これにより、膜カートリッジ34を容易にケーシング33の内部から左右横方向へ抜き出すことができ、図1に示すように、ケーシング33の上方のスペース73の高さを低く抑えることができる。また、向い合う膜カートリッジ34の側部間に汚泥が詰まっても、膜カートリッジ34を容易にケーシング33の内部から抜き出すことができる。
(3)また、膜カートリッジ34を取り付ける場合、図2,図8に示すように、膜カートリッジ34を、ケーシング33の外側方から一方の側部開口部45aを通して膜カートリッジ34の幅方向Aへ挿入する。この時、膜カートリッジ34は上下の案内溝72によって案内されながら幅方向Aへ挿入され、膜カートリッジ34の左右他方の側辺板51bの凹部52が左右他方の浮上抑制部材63bのスリット69に嵌合する。
次に、図5(b)に示すように、ボルト66を取り付けて左右一方の浮上抑制部材63aをフレーム体37の左右一方の縦フレーム43aに取り付ける。これにより、図7,図9(a)に示すように、各膜カートリッジ34の左右一方の側辺板51aの凹部52が左右一方の浮上抑制部材63aのスリット69に嵌合する。
その後、ボルト46を取り付けて一方のサイドパネル39aをフレーム体37に取付け、一方の側部開口部45aを閉じる。これにより、膜カートリッジ34がケーシング33の内部に収納されて保持される。
上記のように、膜用のケーシング33の一方の側部開口部45aが一方のサイドパネル39aによって閉じられており、他方の側部開口部45bが他方のサイドパネル39bによって閉じられているため、濾過運転時には、散気装置36から噴射される空気の気泡が側部開口部45a,45bを通ってケーシング33の外部へ逃げてしまうのを防止することができる。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、一方のサイドパネル39aと一方の浮上抑制部材63aとをフレーム体37から取外して一方の側部開口部45aを開放し、膜カートリッジ34を一方の側部開口部45aからケーシング33に出し入れしているが、図3に示すように、他方のサイドパネル39bと他方の浮上抑制部材63bとをフレーム体37から取外し、膜カートリッジ34を他方の側部開口部45bからケーシング33に出し入れしてもよい。
上記第1の実施の形態では、図3に示すように、膜カートリッジ34に取水ノズル53を左右一対設け、フレーム体37に集水管55を左右一対設けているが、取水ノズル53を左右片方のみ設け、集水管55を左右片方のみ設けてもよい。
上記第1の実施の形態では、各浮上抑制部材63a,63bの抑制体65はスリット69を有しているが、本発明における第2の実施の形態では、図10に示すように、抑制体65はスリット69を有しておらず、抑制体65が膜カートリッジ34の側辺板51a,51bの凹部52に嵌合する。
上記第1および第2の実施の形態では、膜カートリッジ34に、左右一対の側辺板51a,51bを上下二箇所に設けたが、上下二箇所以外の複数箇所又は一箇所のみに設けてもよい。また、ケーシング33の内部に、左右一対の浮上抑制部材63a,63bを上下二箇所に設けたが、上下二箇所以外の複数箇所又は一箇所のみに設けてもよい。
次に、本発明における第3の実施の形態を図11を参照に説明する。
各膜カートリッジ34は複数の係合板80a,80b(係合部の一例)を有している。これら係合板80a,80bは、濾板49の幅方向Aにおける両側辺部に上下一対設けられ、外側方へ突出している。
左右一方の係合板80aは左右一方の浮上抑制部材63aの抑制体65に下方から係合し、同様に、左右他方の係合板80bは左右他方の浮上抑制部材63bの抑制体65に下方から係合する。
これによると、濾過運転中には、上昇流77と浮力とによって膜カートリッジ34に上向きの力が作用し、係合板80a,80bが浮上抑制部材63a,63bの抑制体65(弾性体の部分)を上向きに押圧することにより、各浮上抑制部材63a,63bの抑制体65が弾性変形して、図11の仮想線で示すように、膜カートリッジ34が下部案内部材71の案内溝72の下奥面71aから上方へ浮上する。
この際、膜カートリッジ34の浮上量は、浮上抑制部材63a,63bによって、上記上下方向Bの間隙αよりも小さくなるように制限されている。これにより、膜カートリッジ34は、上記上下方向Bの間隙αの範囲内で浮き上がった状態に保たれながら、積極的に微細に振動する。このため、膜カートリッジ34の膜面の洗浄効果が向上する。また、膜カートリッジ34とケーシング33に固定された上部および下部案内部材70,71との接触部分が減少し、膜カートリッジ34の磨耗が低減される。
また、散気装置36による散気を停止し、濾過運転を停止し、処理槽32内の被処理液を排出した場合、膜カートリッジ34には上記上向きの力が作用せず、膜カートリッジ34が自重78によって沈下し、図11の実線で示すように、膜カートリッジ34の下端が下部案内部材71の案内溝72の下奥面71aに当接して支持され、膜カートリッジ34の上端と上部案内部材70の案内溝72の上奥面70aとの間に上下方向Bの間隙αが形成される。
上記第3の実施の形態では、膜カートリッジ34に、左右一対の係合板80a,80bを上下二箇所に設けたが、上下二箇所以外の複数箇所又は一箇所のみに設けてもよい。また、ケーシング33の内部に、左右一対の浮上抑制部材63a,63bを上下二箇所に設けたが、上下二箇所以外の複数箇所又は一箇所のみに設けてもよい。
上記第1〜第3の実施の形態では、各浮上抑制部材63a,63bをフレーム体37に設けているが、左右一方の浮上抑制部材63aを一方のサイドパネル39aの内側面に設け、左右他方の浮上抑制部材63bを他方のサイドパネル39bの内側面に設けてもよい。
上記第1〜第3の実施の形態では、濾過運転を停止した状態であっても、膜カートリッジ34が浮上抑制部材63a,63bに当接しているが、濾過運転を停止した状態で、膜カートリッジ34が浮上抑制部材63a,63bに当接せずに離間し、濾過運転を実施している状態で、膜カートリッジ34が浮上抑制部材63a,63bに当接するように構成してもよい。
次に、本発明における第4の実施の形態を図12,図13を参照に説明する。
各膜カートリッジ34は複数の下部係合突部82(係合部の一例)を有している。これら下部係合突部82は、濾板49の下辺部の両側部に設けられ、配列方向Cへ突出している。
また、フレーム体37の底部フレーム41には、膜カートリッジ34の下辺部に対して浮上量を制限する左右一対の浮上抑制部材84が設けられている。各浮上抑制部材84はそれぞれ、底板部85と、底板部85から上向きに立設された複数の縦板部86と、縦板部86の上端から配列方向Cへ突出した被係合突部87とを有している。
下部係合突部82は、配列方向Cにおいて対向する縦板部86間に、幅方向Aから挿脱自在である。また、濾板49は、配列方向Cにおいて対向する被係合突部87間に、幅方向Aから挿脱自在である。尚、下部係合突部82は下方から被係合突部87に係合する。また、膜カートリッジ34の上端部は、上記第1の実施の形態と同様に、上部案内部材70の案内溝72に挿入されている。さらに、上記第1の実施の形態と同様に、膜カートリッジ34は、上下方向Bの間隙αを有した状態で、ケーシング33の内部に保持されている。
また、底板部85から被係合突部87までの上下間隔は下部係合突部82の上下の厚さよりも大きく、被係合突部87と下部係合突部82との間には間隙γが形成されている。この間隙γは上記間隙αよりも小さく設定されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
濾過運転中には、図12(b)に示すように、上昇流77と浮力とによって膜カートリッジ34に上向きの力が作用し、図13の仮想線で示すように、膜カートリッジ34が上方へ浮上し、下部係合突部82が下方から浮上抑制部材84の被係合突部87に係合する。
この際、膜カートリッジ34の浮上量は、浮上抑制部材84によって、上記上下方向Bの間隙αよりも小さな間隙γ分に制限されている。これにより、膜カートリッジ34は、上記間隙αの範囲内で浮き上がった状態に保たれながら、積極的に微細に振動する。このため、膜カートリッジ34の膜面の洗浄効果が向上する。また、膜カートリッジ34とケーシング33に固定された上部案内部材70との接触部分が減少し、膜カートリッジ34の磨耗が低減される。
また、散気装置36による散気を停止し、濾過運転を停止し、処理槽32内の被処理液を排出した場合、膜カートリッジ34には上記上向きの力が作用せず、図13の実線に示すように、膜カートリッジ34が自重78によって沈下し、膜カートリッジ34の下端が浮上抑制部材84の底板部85に支持され、膜カートリッジ34の上端と上部案内部材70の案内溝72の上奥面70aとの間に上下方向Bの間隙αが形成される。
次に、本発明における第5の実施の形態を図14,図15を参照に説明する。
浮上抑制部材88は、膜カートリッジ34の上辺部に対して浮上量を制限するものであり、上記第1の実施の形態における上部案内部材70と同様に、複数の案内溝72を備えた櫛歯構造を有しており、上部フレーム42に左右一対設けられている。
また、各膜カートリッジ34の間隔Sは、間隔維持部材89によって、所定の間隔に保たれている。間隔維持部材89は、上記第1の実施の形態における抑制体65と同様に、前後複数のV形状のスリット69を有している。
間隔維持部材89のスリット69が膜カートリッジ34の側辺板51a,51bの凹部52に嵌合しており、これにより、各膜カートリッジ34間の配列方向Cにおける間隔Sが所定の間隔に維持される。
また、濾過運転中には、上昇流77と浮力とによって膜カートリッジ34に上向きの力が作用し、膜カートリッジ34が上方へ浮上し、膜カートリッジ34の上端が浮上抑制部材88の案内溝72の上奥面70aに当接し、膜カートリッジ34の下端と下部案内部材71の案内溝72の下奥面71aとの間に間隙が形成される。
この際、膜カートリッジ34の浮上量は上記上下方向Bの間隙α分に制限されている。これにより、膜カートリッジ34は、浮き上がった状態に保たれながら、積極的に微細に振動する。このため、膜カートリッジ34の膜面の洗浄効果が向上する。
また、散気装置36による散気を停止し、濾過運転を停止し、処理槽32内の被処理液を排出した場合、膜カートリッジ34には上記上向きの力が作用せず、図14に示すように、膜カートリッジ34が自重78によって沈下し、膜カートリッジ34の下端が下部案内部材71の案内溝72の下奥面71aに当接して支持され、膜カートリッジ34の上端と浮上抑制部材88の案内溝72の上奥面70aとの間に上下方向Bの間隙αが形成される。
次に、本発明における第6の実施の形態を図16を参照に説明する。
第6の実施の形態は第1の実施の形態の変形例であって、膜カートリッジ34の左右一対の側辺板51a,51bは、膜カートリッジ34の重心Gよりも低い位置に設けられている。また、左右一対の浮上抑制部材63a,63bも同様に、膜カートリッジ34の重心Gよりも低い位置に設けられている。
これによると、濾過運転中、散気装置36から散気を行っている際に発生する上昇流77によって、膜カートリッジ34が、上下方向Bの間隙αの範囲内で浮き上がった状態に保たれながら、微細に振動する。このとき、膜カートリッジ34の側辺板51a,51bと浮上抑制部材63a,63bとはそれぞれ膜カートリッジ34の重心Gよりも低い位置に設けられているため、膜カートリッジ34の振動が促進される。
上記第6の実施の形態では、膜カートリッジ34の側辺板51a,51bと浮上抑制部材63a,63bとを膜カートリッジ34の重心Gよりも低い位置に設けたが、膜カートリッジ34の重心Gと同じ高さの位置に設けてもよい。
次に、本発明における第7の実施の形態を図17〜図19を参照に説明する。
膜カートリッジ34の濾過膜50が上下二つの区画91,92に区切られている。上部の区画91と下部の区画92とが隣接する境界部分は濾板49に溶着されており、これにより、濾過膜50の上下中央部の境界部分には、濾過膜50の全幅にわたって溶着部93が形成されている。
濾板49には、膜濾過50によって得られる処理水を吸引するための2個の取水ノズル53a,53bが設けられている。このうち上部の取水ノズル53aは、濾板49の左右一側部で且つ上部の区画91の上端部に設けられている。また、下部の取水ノズル53bは、濾板49の左右一側部で且つ下部の区画92の上端部に設けられている。
また、ケーシング33のフレーム体37の一側部には、取水ノズル53a,53bから吸引された処理水を集める上下一対の集水管55a,55bが設けられている。上部の集水管55aと上部の取水ノズル53aとは接続管56を介して接続され、下部の集水管55bと下部の取水ノズル53bとは接続管56を介して接続されている。
また、両方のサイドパネル39a,39bはそれぞれ、上部サイドカバー体97と下部サイドカバー体98とに上下二分割されている。これら上部および下部サイドカバー体97,98はそれぞれ、ボルト46によってフレーム体37に、着脱自在に取り付けられている。
これによると、濾過運転中は、散気装置36から散気を行いながら、各膜カートリッジ34の内側を減圧することにより、被処理液中の汚泥等が膜カートリッジ34の濾過膜50で捕捉され、濾過膜50を透過して膜カートリッジ34の内側に流入した透過液が、処理水として、各取水ノズル53a,53bから接続管56を通って各集水管55a,55bに集められる。
この際、散気装置36から噴射される空気の気泡によって、各膜カートリッジ34間に上昇流77が発生し、この上昇流77によって、膜カートリッジ34の膜面付着物が除去される。
上部の取水ノズル53aは上部の区画91の上端部に設けられ、下部の取水ノズル53bは下部の区画92の上端部に設けられているため、各区画91,92内の領域全体から確実に処理水を集水するとともに、各区画91,92内に空気溜りが発生するのを防止することができる。
また、上記上昇流77が濾過膜に沿って流れる際、濾過膜50は、上昇流77の勢いにより、濾板49に対して厚さ方向に振動する。図19の(a)に示すように、濾過膜50の高さLは区画91,92によって上下半分の高さ(=L/2)に区切られているため、濾過膜50が各区画91,92ごとに厚さ方向へ振動する際の振動の幅W1は、図19の(b)に示すように区画91,92を形成していない濾過膜50が厚さ方向へ振動する際の振動の幅W2に比べて、小さくなる(W1<W2)。これにより、濾過膜50が損傷するのを防止でき、濾過膜50の寿命を延ばすことができる。尚、図19の(a)(b)の仮想線は濾過膜50が振動する様子を誇張して示したものであり、実際には、濾過膜50の振動の幅W1,W2は非常に小さなものである。
上記第7の実施の形態では、濾過膜50の上下中央部を全幅にわたり濾板49に溶着することによって、濾過膜50を二つの区画91,92に区切っているが、濾板49にリブを設けることによって、濾過膜50を二つの区画91,92に区切ってもよい。
上記第7の実施の形態では、図17に示すように、濾過膜50を上下二つの区画91,92に区切っているが、上下三つ以上の区画に区切ってもよい。また、第8の実施の形態として、図20に示すように、濾過膜50を左右二つの区画94,95に区切ってもよいし、或いは、左右三つ以上の区画に区切ってもよい。
本発明の第1の実施の形態における浸漬型膜分離装置の構成を示す概略縦断面図である。 同、浸漬型膜分離装置のケーシングからサイドカバーと浮上抑制部材とを取り外して膜カートリッジを抜き出した状態を示す斜視図である。 同、浸漬型膜分離装置の構成を示す分解斜視図である。 同、浸漬型膜分離装置の膜カートリッジの正面図である。 同、浸漬型膜分離装置の膜カートリッジの浮上を制限する構造を示す図であり、(a)は浮上抑制部材の分解斜視図、(b)は浮上抑制部材によって浮上が制限された膜カートリッジの斜視図である。 同、浸漬型膜分離装置の浮上抑制部材のスリットと膜カートリッジの側辺板の凹部との嵌め合い部分の拡大斜視図である。 同、浸漬型膜分離装置のケーシングの左右一側部と膜カートリッジの左右一側部との縦断面図である。 同、浸漬型膜分離装置のケーシングの左右一側部と膜カートリッジの左右一側部との縦断面図であり、ケーシングからサイドカバーと浮上抑制部材とを取り外した状態を示す。 (a)は図7におけるX−X矢視図であり、(b)は図8におけるX−X矢視図である。 本発明の第2の実施の形態における浸漬型膜分離装置のケーシングの左右一側部と膜カートリッジの左右一側部との縦断面図であり、ケーシングからサイドカバーと浮上抑制部材とを取り外した状態を示す。 本発明の第3の実施の形態における浸漬型膜分離装置のケーシングの左右一側部と膜カートリッジの左右一側部との縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態における浸漬型膜分離装置の膜カートリッジの下部と浮上抑制部材との斜視図である。 図12におけるX−X矢視図である。 本発明の第5の実施の形態における浸漬型膜分離装置のケーシングの左右一側部と膜カートリッジの左右一側部との縦断面図である。 同、浸漬型膜分離装置の間隔維持部材の図であり、(a)は間隔維持部材を膜カートリッジから取り外した状態の斜視図、(b)は間隔維持部材を膜カートリッジに取り付けた状態の斜視図である。 本発明の第6の実施の形態における浸漬型膜分離装置のケーシングの左右一側部と膜カートリッジの左右一側部との縦断面図である。 本発明の第7の実施の形態における浸漬型膜分離装置の膜カートリッジの斜視図である。 同、浸漬型膜分離装置の構成を示す分解斜視図である。 同、浸漬型膜分離装置の膜カートリッジの縦断面図であり、(a)は濾過膜を上下二区画に区切ったものを示し、(b)は濾過膜を区切っていないものを示す。 本発明の第8の実施の形態における浸漬型膜分離装置の膜カートリッジの斜視図である。 従来の浸漬型膜分離装置の一部切欠き斜視図である。 同、浸漬型膜分離装置の押さえ板の図であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるX−X矢視図である。
符号の説明
31 浸漬型膜分離装置
33 ケーシング
34 膜カートリッジ
36 散気装置
37 フレーム体
39a,39b サイドパネル
51a,51b 側辺板(側辺部)
52 凹部(嵌合部)
63a,63b,84,88 浮上抑制部材
65 抑制体(膜カートリッジと接触する部分)
80a,80b 係合板(係合部)
82 下部係合突部(係合部)
B 上下方向
C 配列方向
S 膜カートリッジ間の間隔
α 上下方向の間隙

Claims (10)

  1. 上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
    膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
    各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
    ケーシング内に、濾過運転時における各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられており、
    浮上抑制部材は膜カートリッジと接触する部分が弾性体であることを特徴とする浸漬型膜分離装置。
  2. 上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
    膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
    各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
    ケーシング内に、濾過運転時における各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられており、
    浮上抑制部材は膜カートリッジの側辺部において膜カートリッジの浮上量を制限し、
    膜カートリッジの側辺部に嵌合部が設けられ、
    浮上抑制部材が嵌合部に嵌合していることを特徴とする浸漬型膜分離装置。
  3. 上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
    膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
    各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
    ケーシング内に、濾過運転時における各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられており、
    浮上抑制部材は膜カートリッジの側辺部において膜カートリッジの浮上量を制限し、
    膜カートリッジの側辺部に係合部が設けられ、
    係合部は、濾過運転時において、浮上抑制部材に下方から係合することを特徴とする浸漬型膜分離装置。
  4. 上部が開口したケーシング内に複数の平板状の膜カートリッジが間隔をあけて配列され、
    膜カートリッジの下方に散気装置が設けられている浸漬型膜分離装置であって、
    各膜カートリッジは、上下方向の間隙を有して、ケーシング内で上下方向へ移動可能に保持され、
    ケーシング内に、濾過運転時における散気装置からの散気に伴う上昇流によって上方へ浮上する各膜カートリッジの浮上量を上記上下方向の間隙よりも小さくなるように制限する浮上抑制部材が設けられていることを特徴とする浸漬型膜分離装置。
  5. 各膜カートリッジはケーシング内で膜カートリッジの配列方向へ移動可能に保持されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の浸漬型膜分離装置。
  6. 浮上抑制部材は、膜カートリッジの側辺部、下辺部、上辺部のいずれかにおいて、膜カートリッジの浮上量を制限することを特徴とする請求項1又は請求項4記載の浸漬型膜分離装置。
  7. 浮上抑制部材は各膜カートリッジ同士の間隔を保持することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の浸漬型膜分離装置。
  8. 浮上抑制部材は膜カートリッジと接触する部分が弾性体であることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の浸漬型膜分離装置。
  9. 浮上抑制部材はケーシングのフレーム体に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の浸漬型膜分離装置。
  10. 浮上抑制部材は膜カートリッジの両側方を囲むサイドパネルに取り付けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の浸漬型膜分離装置。
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