JP2010149068A - 浸漬型膜分離装置の洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】膜面の付着物を確実に除去することができる浸漬型膜分離装置の洗浄方法および洗浄装置を提供する。
【解決手段】膜エレメント5内部に作用流体を供給して濾板10の表面を覆って配置した濾過膜11を撓ませ、散気流路を介して対向する膜エレメント5の濾過膜11どうしを当接させて散気流路の遮断状態を形成し、遮断状態下で散気装置7から散気する気体をケーシング4内に所定量溜めて気溜りを形成し、その後に膜エレメント5内部の作用流体の吸引排出あるいは大気開放によって散気流路の開通状態を形成し、開通状態下で気溜りの気体を隣合う膜エレメント5の濾過膜の相互間を通して上方へ放出する。
【選択図】図1

Description

本発明は浸漬型膜分離装置の洗浄方法および洗浄装置に関し、濾過膜の膜面を洗浄する技術に係るものである。
従来、浸漬型膜分離装置には、例えば図5および図6に示すようなものがある。浸漬型膜分離装置1は反応槽2の内部に配置し、被処理液3に浸漬している。浸漬型膜分離装置1は、ケーシング4の上部内に複数の膜エレメント5を配置して膜モジュール6を形成しており、ケーシング4の下部内で膜モジュール6の下方に散気装置7を配置し、散気装置7にブロア7aが接続している。ケーシング4は上端および下端が全面的に開放口8、9をなしている。
膜エレメント5の構成には種々のものがあり、例えば樹脂製の板状あるいはシート状をなす濾板10の表裏の面のそれぞれに濾過膜11を装着したものや、濾板10を袋状の濾過膜11の内部に挿入したもの等があり、濾板10の表面と濾過膜11の間または濾板10の内部が透過液流路12をなす。複数の膜エレメント5は上下方向に、かつその相互間に所定の間隙をあけて平行に配置しており、膜エレメント5の相互間に流路を形成している。透過液流路12はチューブ13を介して集水管14に連通し、集水管14は濾過ポンプ15に接続している。
この構成により、浸漬型膜分離装置1の運転時には、ブロア7aの稼動により散気装置7から空気を散気し、濾過ポンプ15の稼動により膜エレメント5に膜間差圧を与える。散気装置7から噴出する空気はそのエアリフト作用により被処理液3中に固気液混相の上昇流を生起させる。この固気液混相の上昇流は膜エレメント5の相互間の流路を濾過膜の膜面に沿っていわゆるクロスフローで流れ、ケーシング4の開放口8から周囲の槽内領域に流れ出る。被処理液3が膜エレメント5の相互間の流路を流れる間に、膜エレメント5は膜間差圧を駆動圧力として被処理液3を濾過し、固気液混相の上昇流が濾過膜11の膜面に掃流として作用し、膜面を洗浄する。
この膜面の洗浄方法には、例えば特許文献1に記載するものがある。この発明では、水注入ポンプによって円板型膜エレメントに水を注入することにより、円板型膜エレメントの各膜面を膨張させて各円板型膜エレメントの膜面とバッフルとの間の間隙を狭くして円板型膜エレメントと被処理水との相対回転及びばっ気による剪断力を大きくしている。
また、特許文献2は、管状濾過膜モジュールの上方に蓋体を開閉可能に設け、濾過休止工程で蓋体を閉じることによって管状濾過膜モジュールに供給する空気泡を閉じ込め、濾別成分除去工程で蓋体を開けることによって閉じ込めた空気泡を一気に流出させ、空気泡が管状濾過膜モジュールを一気に通過することにより入口に堆積した夾雑物を除去するとともに、管状濾過膜の内面に付着したケーク層も除去するものである。
また、特許文献3は、ポンプによる吸込み時には袋状膜モジュールを透過した膜透過水をポンプ内に引き入れ、ポンプによる吐出し時にはポンプ内の膜透過水のうちで一部の定められた量を処理水として取り出して残りを袋状膜モジュールに戻すものであり、袋状膜モジュールの袋状濾過膜体はその容積がポンプの吸込み・吐出しに同期して変化し、収縮・膨張を繰り返す。
この袋状濾過膜体の収縮・膨張に伴なって、袋状濾過膜体の膜面には付着汚泥層を振り払って除けようと慣性力が作用し、相対向する袋状膜モジュール間を流れる被処理水の流れによる剪断力が作用し、この袋状濾過膜体の収縮・膨張に伴なう慣性力と流れによる剪断力とにより、散気装置から散気する空気の作用によることなく、袋状濾過膜体の膜面に付着する汚泥層を連続的に濾過膜体全体にわたって除去する。
特許第3385814号 特開2003−47830号 特許第4038367号
ところで、図5に示すように、散気装置7から散気する空気が膜モジュール6の全体へ均一に行き渡らない場合がある。これは、散気に伴って生起する上昇流の偏り等を要因として起こり、上昇流の偏りは散気装置7の散気孔の閉塞、膜エレメント間隔の不均等、ケーシング4の形状、浸漬型膜分離装置1の配置形態、反応槽2の形状、構成要件の相互の位置関係、水深等に起因する。
そして、固気液混相の上昇流による掃流の作用が一部の膜エレメント5の膜面において不十分となり、膜面の清浄化を十分に行えないために、濾過膜11が目詰まりして濾過膜上に固形分が堆積する。通常の散気に生じる固気液混相の上昇流によっては閉塞を解除することはできず、メンテナンスを必要とする。また、散気装置7から散気する空気が膜モジュール6の全体へ均一に行き渡ることを保障するためには、散気装置7から散気する空気量を増加させる必要があり、ブロア7aの能力の増加が求められることになり、膜面清浄化のために散気量を一時的に増加させるための必要能力を考慮すると、ブロア7aの能力のさらなる増加が必要となる。
本発明は上記した課題を解決するものであり、膜面の付着物を確実に除去することができる浸漬型膜分離装置の洗浄方法および洗浄装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の浸漬型膜分離装置の洗浄方法は、板状又はシート状の膜支持材にその表面を覆って濾過膜を配置してなる複数の膜エレメントを、隣接する膜エレメントの濾過膜どうしを対向させて相互間に上下方向の散気流路を形成して配置し、複数の膜エレメントの側方周囲を取り囲む壁体を有し、膜エレメントの下方に散気装置を配置した浸漬型膜分離装置において、膜エレメント内部に作用流体を供給して濾過膜を撓ませ、散気流路を介して対向する膜エレメントの濾過膜どうしを当接させて散気流路の遮断状態を形成し、遮断状態下で散気装置から散気する気体を前記壁体に囲まれた内部に所定量溜めて気溜りを形成し、その後に膜エレメント内部の作用流体の吸引排出あるいは大気開放によって散気流路の遮断状態を解除して気溜りの気体を上方へ放出することを特徴とする。
また、本発明の浸漬型膜分離装置の洗浄方法において、膜エレメント内部に供給する作用流体が、濾過膜を透過した透過水、薬液、気体の少なくとも何れかであることを特徴とする。
本発明の浸漬型膜分離装置の洗浄装置は、板状又はシート状の膜支持材にその表面を覆って濾過膜を配置してなる複数の膜エレメントを、隣接する膜エレメントの濾過膜どうしを対向させて相互間に上下方向の散気流路を形成して配置し、複数の膜エレメントの側方周囲を取り囲む壁体を有し、膜エレメントの下方に散気装置を配置した浸漬型膜分離装置において、膜エレメント内部に作用流体を供給することで濾過膜を撓ませ、複数の膜エレメントの相互に対向する濾過膜どうしが当接して散気流路の遮断状態を形成する作用流体供給手段と、膜エレメント内部の作用流体を排出する作用流体排出手段とを備えることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、膜エレメント内部に作用流体を供給することで濾過膜どうしが密着して散気流路を遮断する遮断状態を形成する。この遮断状態下では、たとえ散気装置から噴出する気体が不均一に散気される場合にあっても、各膜エレメントの下方には均一な層厚をなして所定量の気溜りが形成される。
このため、散気流路の遮断状態を解除して膜エレメントの濾過膜の相互間を通して上方へ気体を放出すると、その気体量は、複数の膜エレメントの相互間に形成する各流路において均一となる。さらに、定常時の散気よりも多量の気体が大きな気泡として一度に膜エレメントの濾過膜の相互間を通過することで膜面清浄化が促進される。また、気泡の通過に伴って槽内の被処理液が散気流路内に一度に流入することでも膜面清浄化が促進される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。先に図5および図6において説明した構成要素には同符号を付してその説明を省略する。
図1において、作用流体供給手段は、作用流体21として膜エレメント5の濾過膜11を透過した透過水を貯溜する作用流体貯溜槽22を有する。作用流体21は、透過水に限るものではなく、他の薬液や気体であっても良く、それらの少なくとも何れかである。
作用流体供給手段は、一端が作用流体貯溜槽22に連通して他端が集水管14に連通する作用流体供給管23を有し、作用流体供給管23の途中には作用流体貯溜槽22の側から順次に注入ポンプ24、圧力調整弁25、圧力計26、作用流体用開閉弁27を介装している。作用流体が液体の場合は水頭差による注入でもよい。作用流体が気体の場合は、コンプレッサー等で圧縮した気体を注入してもよい。
集水管14には濾過ポンプ15の上流側に透過水用開閉弁28を介装しており、濾過ポンプ15より下流側の送水管29が分岐して作用流体貯溜槽22に連通している。本実施の形態において流路開通手段は濾過ポンプ15を兼用するが、濾過ポンプ15は別途の吸引ポンプを用いてもよく、水頭差を利用した排出管であってもよい。また、作用流体が気体である場合には、集水管14の途中に大気開放管(図示省略)および大気開放弁(図示省略)を設けることも可能である。
以下、上記した構成における作用を説明する。
濾過運転
図1は浸漬型膜分離装置の濾過運転状態を示している。濾過運転は、作用流体用開閉弁27を閉栓し、注入ポンプ24を停止し、透過水用開閉弁28を開栓し、ブロア7aおよび濾過ポンプ15を稼動させて行う。この濾過運転では透過水の一部を作用流体として作用流体貯溜槽22に貯溜する。濾過運転は、先に図5において説明したものと同様であり、他の作用はここでは説明を省略する。
ところで、先にも述べたように、散気装置7から散気する空気が膜モジュール6の全体へ均一に行き渡らない場合や、濾過膜面に汚泥等の固形分が堆積する場合があり、図1は散気が偏った状態を示している。このように、散気が偏り、固気液混相の上昇流による掃流の作用が一部の膜エレメント5の膜面において不十分となり、膜面の清浄化を十分に行えないと、濾過膜11が目詰まりすることがあり、濾過膜面に堆積した固形分は固気液混相の上昇流によっては除去することはできず、メンテナンスを必要とする。このため本実施の形態では以下の運転を行う。
散気流路遮断
図2に示すように、ブロア7aおよび濾過ポンプ15を停止させ、透過水用開閉弁28を閉栓する。その後に、作用流体用開閉弁27を開栓し、注入ポンプ24を稼動させる。作用流体貯溜槽22に貯溜した透過水を作用流体21として注入ポンプ24で供給し、作用流体供給管23を通して膜エレメント5の内部に注入する。このとき、作用流体21は圧力調整弁25で圧力を調整しながら注入し、注入圧力が圧力調整弁25の設定圧力、例えば20kPaとなった後も注入ポンプ24の運転を継続する。
このように、膜エレメント5の内部に作用流体を供給して加圧することで、濾板10の表面を覆って配置した濾過膜11を外側へ撓ませ、散気流路を介して対向する膜エレメント2の濾過膜11どうしを当接させ、濾過膜どうしが密着して散気流路を遮断する遮断状態を形成する。この遮断状態は散気流路を完全に遮断する必要がなく、散気装置7から散気する気体量に対して散気流路を通過する気体量が少なくなればよく、相対向する膜エレメント2の間において散気流路の一部に開放部が残存してもよい。
気溜り形成
図3に示すように、圧力計26が設定圧力値となった時点で、ブロア7aを稼動させる。遮断状態下で濾過膜11どうしが当接することにより散気装置7から散気する気体が散気流路を通過することを抑制し、ケーシング4の内部で膜エレメント5の下方領域に滞留して所定量の気溜りを形成する。
この遮断状態下では、たとえ散気装置7から噴出する空気が不均一に散気される場合にあっても、各膜エレメント5の下方には均一な層厚をなして所定空気量の気溜りが形成される。
気溜りを形成する領域はケーシング4の内部であって複数の膜エレメント5の濾過膜11どうしが当接する位置よりも下方領域であり、気溜りの空気層が所定の層厚となるまで散気装置7を稼動させる。気溜りの空気量は、膜面清浄化を実現するために必要な量であり、散気装置7が通常において単位時間当たりに散気する空気量以上の多量の空気を一度に放出するのに必要な空気量であり、散気装置7のブロア7aの運転時間をタイマー制御するなどして任意に設定する。
散気流路開通・膜面洗浄
図4に示すように、所定空気量の気溜りを形成した後に、ブロア7aを停止して散気装置7の散気運転を停止する。その後に、透過水用開閉弁28を開栓し、作用流体用開閉弁27を閉栓し、注入ポンプ24を停止し、濾過ポンプ15を稼動させ、膜エレメント5の内部の作用流体21を吸引排出して膜エレメント5の内圧を除圧し、散気流路の遮断状態を解除して開通状態となす。あるいは、先に述べたように、大気開放弁を設ける場合には膜エレメント5の内部を大気開放することによって散気流路の開通状態を形成する。
この散気流路の開通状態下では、膜モジュール6の全域に対応する膜エレメント5の下方領域に所定層厚で滞留していた気溜りの空気が一気に隣合う膜エレメント5の濾過膜11の相互間を通過して上方へ浮上し、放出される。
このため、散気流路をなす濾過膜11の相互間を通して上方へ放出する空気の散気量は、膜モジュール6の複数の膜エレメント5の相互間に形成する各散気流路において均一となる。さらに、定常時の散気よりも多量の空気が大きな気泡として一度に膜エレメント5の濾過膜11の相互間を通過することで膜面清浄化が促進される。
従来においては、散気装置7から散気する空気が膜モジュール6の全体へ均一に行き渡ることを保障するためにブロア7aの能力の増加が求められ、あるいは膜面清浄化のために散気量を一時的に増加させるための能力がブロア7aに必要であった。
しかしながら、本実施の形態では、遮断状態下で散気装置から散気する空気をケーシング4の内部で膜エレメント5の下方領域の全域に所定層厚で滞留させて気溜りを形成し、開通状態下で気溜りの空気を隣合う膜エレメント5の濾過膜11の相互間を通して上方へ放出することで、通常の散気に必要な容量のブロア7aを用いて均一な散気と一時的な散気量の増加を実現できる。
本実施の形態ではケーシング4は膜エレメント5から独立した別体をなすが、ケーシング4は本実施の形態に限るものではなく、種々の形態を採用できる。例えば、複数の膜エレメント5の側辺部を一体的に固定する固定部材を設け、この固定部材で複数の膜エレメントの側方周囲を取り囲む壁体を形成することも可能である。また、膜エレメント5の側端に壁体の一部をなす凸部を設け、複数の膜エレメント5が凸部で相互に当接することにより複数の膜エレメントの側方周囲を取り囲む壁体を形成することも可能である。
本発明の実施の形態における浸漬型膜分離装置を示し、(a)は濾過運転状態を示す模式図、(b)は平面図 同実施の形態における散気流路遮断状態を示し、(a)は濾過運転状態を示す模式図、(b)は平面図 同実施の形態における気溜り形成状態を示す模式図 同実施の形態における散気流路開通・膜面洗浄状態を示す模式図 従来の浸漬型膜分離装置を示す模式図 膜エレメントを示す模式図
符号の説明
1 浸漬型膜分離装置
2 反応槽
3 被処理液
4 ケーシング
5 膜エレメント
6 膜モジュール
7 散気装置
7a ブロア
8 開放口
9 開口
10 濾板
11 濾過膜
12 透過液流路
13 チューブ
14 集水管
15 濾過ポンプ
21 作用流体
22 作用流体貯溜槽
23 作用流体供給管
24 注入ポンプ
25 圧力調整弁
26 圧力計
27 作用流体用開閉弁
28 透過水用開閉弁
29 送水管

Claims (3)

  1. 板状又はシート状の膜支持材にその表面を覆って濾過膜を配置してなる複数の膜エレメントを、隣接する膜エレメントの濾過膜どうしを対向させて相互間に上下方向の散気流路を形成して配置し、複数の膜エレメントの側方周囲を取り囲む壁体を有し、膜エレメントの下方に散気装置を配置した浸漬型膜分離装置において、膜エレメント内部に作用流体を供給して濾過膜を撓ませ、散気流路を介して対向する膜エレメントの濾過膜どうしを当接させて散気流路の遮断状態を形成し、遮断状態下で散気装置から散気する気体を前記壁体に囲まれた内部に所定量溜めて気溜りを形成し、その後に膜エレメント内部の作用流体の吸引排出あるいは大気開放によって散気流路の遮断状態を解除して気溜りの気体を上方へ放出することを特徴とする浸漬型膜分離装置の洗浄方法。
  2. 膜エレメント内部に供給する作用流体が、濾過膜を透過した透過水、薬液、気体の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1に記載の浸漬型膜分離装置の洗浄方法。
  3. 板状又はシート状の膜支持材にその表面を覆って濾過膜を配置してなる複数の膜エレメントを、隣接する膜エレメントの濾過膜どうしを対向させて相互間に上下方向の散気流路を形成して配置し、複数の膜エレメントの側方周囲を取り囲む壁体を有し、膜エレメントの下方に散気装置を配置した浸漬型膜分離装置において、膜エレメント内部に作用流体を供給することで濾過膜を撓ませ、複数の膜エレメントの相互に対向する濾過膜どうしが当接して散気流路の遮断状態を形成する作用流体供給手段と、膜エレメント内部の作用流体を排出する作用流体排出手段とを備えることを特徴とする浸漬型膜分離装置の洗浄装置。
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