JP7275930B2 - 船外機 - Google Patents

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Description

本発明は、船外機に関する。
海、湖、河川などにおけるゴミによる汚染が、深刻な環境破壊問題となっている。特に近年では、マイクロプラスチックに注目が集まっている。このマイクロプラスチックは、例えば5mm以下の大きさのプラスチック粒子である。
従来、船体内部に設置されたポンプを用いて浮遊物をスクリーンバケットに回収する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、機器冷却のための冷却水の取り入れ口にストレーナが配置された船外機(例えば、特許文献2参照)や、冷却水の通水路にフィルタが配置された船外機(例えば、特許文献3参照)などがある。
特開昭59-230887号公報 特開昭61-184198号公報 特開2003-63497号公報
ところで、特に上述のマイクロプラスチックは、水中生物への影響が大きいため積極的な回収対策が望まれている。しかしながら、一般的に、海、湖、河川などにおけるゴミは、小さいものほど回収が難しい。上述のように冷却水の取り入れ口や通水路において異物を回収する船外機では、冷却水は、微細なゴミ(例えば1mm以下程度の大きさ)を回収されずに、動力源を冷却して排出される。冷却水の流路においてマイクロプラスチック等の微細なゴミを回収しようとすると、目詰まりが生じた場合に冷却水の取水性能が悪化したり、或いは走行抵抗となって走行性能が悪化したりする可能性がある。なお、船体において異物を捕捉すると、捕捉された異物の取り出しなどの作業性が悪い。
そこで、異物を回収する異物回収装置を船外機下部の外部に配置することが考えられるが、異物回収装置の配置が走行抵抗の増加になり易い。そのため、特に高速走行時(滑走状態)において所定の動力性能が果たせなくなることで、商品価値の低下に繋がり易い。しかし、海、湖、河川などに関わる人々の環境改善意識或いは環境問題対応意識の高揚が必要な時代において、仮に、一回でのマイクロプラスチックなどの異物の回収量が少なくとも、意識高揚を広める必要がある。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、高速走行時における走行抵抗の増加を抑制しながら異物を回収することができる船外機を提供することを目的とする。
本発明の船外機は、船外機本体と、前記船外機本体に設けられたアンチベンチレーションプレートと、前記アンチベンチレーションプレートよりも上方の前記船外機本体の外部であって、当該船外機本体が取り付けられた船舶の滑走前状態で取水口を水没させる高さとし、前記取水口から排水口までの主流路を内部に有する異物回収装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、高速走行時における走行抵抗の増加を抑制しながら異物を回収することができる。
第1実施形態に係る船外機を示す斜視図である。 第1実施形態に係る船外機を示す左側面図である。 第1実施形態における異物回収装置の内部構造を示す断面図である。 第1実施形態における異物回収装置内の水流及び異物流れを説明するための断面図である。 第1実施形態における異物回収装置(第1の蓋及び第2の蓋が取り外された状態)を示す斜視図である。 第1実施形態における異物回収装置(取水カバーが取り外された状態)の内部構造を示す斜視図、及びフィルタユニットを示す拡大斜視図である。 第1実施形態における異物回収装置内の逆流を説明するための断面図である。 第1実施形態における異物回収装置内の逆流を説明するための斜視図である。 第2実施形態における異物回収装置の内部構造を示す斜視図である。 第2実施形態の変形例における異物回収装置の内部構造を示す斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る船外機について、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1及び図2は、第1実施形態に係る船外機1を示す斜視図及び左側面図である。
図1及び図2に示す船外機1は、図示しない船舶における船体の後部である船尾に取り付けられる船舶推進装置である。船外機1は、船体に対して向きを変えることが可能であるが、図1及び図2、並びに後述する図3~図10においては、船外機1におけるプロペラ40の回転軸(プロペラシャフト)を前後方向として、互いに直交する、前後、上下、及び左右の各方向を矢印で示す。なお、前方が船体側で、後方が船外機1側である。また、右方は、船外機1から船体側に向かって右手側で、左方は左手側である。
図1及び図2に示すように、船外機1は、船外機本体10と、アンチベンチレーションプレート20と、アンチスプラッシュプレート30と、プロペラ40と、異物回収装置50と、を備える。
船外機本体10は、船外機1を船体に着脱可能に取り付けるための取付け装置11や、プロペラ40を駆動するエンジンを密閉状態となるように覆うエンジンカバー12などを有する。また、船外機本体10の下部後方には、プロペラ40が配置されている。船外機本体10には、プロペラ40よりも上方において、外部に突出するようにアンチベンチレーションプレート20が設けられている。また、船外機本体10には、アンチベンチレーションプレート20よりも上方において、外部に突出するようにアンチスプラッシュプレート30が設けられている。また、図示はしないが、船外機本体10には、上記エンジン、このエンジンの動力をプロペラ40に伝達するためのクランクシャフト、このクランクシャフトに直交するように配置されたプロペラシャフトなどが収容されている。
アンチベンチレーションプレート20は、例えば、船外機本体10の左右側部及び後部に亘って船外機本体10から水平(前後方向及び左右方向に平行)に外部に突出する。アンチベンチレーションプレート20は、プロペラ40よりも上方に設けられている。アンチベンチレーションプレート20は、プロペラ40の回転に伴って水面から空気が引き込まれることでプロペラ40が空転するのを抑制する。なお、アンチベンチレーションプレート20は、ベンチレーションプレート、アンチキャビテーションプレート、キャビテーションプレートなどとも呼ばれている。
アンチスプラッシュプレート30は、アンチベンチレーションプレート20の上方において、例えば、船外機本体10の前部及び左右側部に亘って船外機本体10から水平に外部に突出する。アンチスプラッシュプレート30は、水の飛沫を抑制する。なお、アンチスプラッシュプレート30は、スプラッシュプレートとも呼ばれている。
プロペラ40は、上述のように、エンジンの駆動力がクランクシャフトを介してプロペラシャフトに伝達されることによって回転する。
異物回収装置50は、アンチベンチレーションプレート20よりも上方の船外機本体10の外部であって、この船外機本体10が取り付けられた船舶の滑走前状態(非滑走状態)で取水口52aを水没させる高さに配置されている。異物回収装置50は、例えばアンチベンチレーションプレート20の上方の後部において、船外機本体10に対して着脱可能に例えばネジによって固定されている。
ここで、第1実施形態における異物回収装置50の詳細な構成について、図1及び図2を参照しながら、図3~図8を用いて説明する。図3は、異物回収装置50の内部構造を示す断面図である。図4は、異物回収装置50内の水流F1~F3及び異物流れF4を説明するための断面図である。図5は、異物回収装置50(第1の蓋53及び第2の蓋54が取り外された状態)を示す斜視図である。図6は、異物回収装置50(取水カバー52が取り外された状態)の内部構造を示す斜視図、及びフィルタユニット57を示す拡大斜視図である。図7は、異物回収装置50内の逆流F5,F6を説明するための断面図である。図8は、異物回収装置50内の逆流F7,F8を説明するための斜視図である。
図3~図8に示すように、異物回収装置50は、本体ケース51と、取水カバー52と、第1の蓋53と、第2の蓋54と、第1のフィルタ55と、バイパスフィルタ56と、フィルタユニット57と、を有する。なお、取水カバー52、第1の蓋53、第1のフィルタ55、及びバイパスフィルタ56は、例えば、船外機本体10を挟んで左右対称に一対に配置されている。これらの一対の各部については、主に、船外機本体10の左方の各部を例に説明する。
本体ケース51は、船外機本体10を左右方向に挟み込むように前部で左右二股に分岐している(図1、図6参照)。図1、図5、及び図8に示すように、本体ケース51の二股部分の先端のそれぞれには、取水カバー52が例えばネジによって固定されている。取水カバー52は、例えば前後方向に開口する四角筒状(筒状の一例)を呈し、前部が取水口52aとして機能する。この取水口52aは、アンチスプラッシュプレート30よりも下方に位置する。
図1及び図3に示すように、船外機本体10の左方に位置する取水カバー52の取水口52aは、上縁52a-1が右方にかけて左側面よりも前方に延びるように傾斜している。また、下縁52a-2は、上縁52a-1よりも後方に設けられ、右方にかけて前方に延びるように傾斜している。そのため、図4に示す左側面視において、取水口52aの上縁52a-1は、下縁52a-2よりも前方に位置する。
図2に示すように、異物回収装置50(例えば左右の取水カバー52)と船外機本体10との間には、例えばゴムである弾性体Eが配置されている。この弾性体Eは、アンチスプラッシュプレート30と、アンチベンチレーションプレート20と、の間において、例えば、船外機本体10の前部から左右側部に亘って設けられている。なお、アンチベンチレーションプレート20及びアンチスプラッシュプレート30は、船外機本体10の一部とみなすことができるため、異物回収装置50と、アンチベンチレーションプレート20又はアンチスプラッシュプレート30と、の間に弾性体が配置されていてもよい。
図1、図4、及び図6に示すように、本体ケース51の二股部分のそれぞれの上部には、前方に向かって高さが低くなるように傾斜した外部ガイドプレート51hが設けられている。一方、本体ケース51の下部は、例えば、全体に亘って一定の高さである。そのため、本体ケース51の内部の高さは、後部よりも前部で低い。
図3、図4、及び図6に示すように、内部ガイドプレート51dは、本体ケース51の内部において、左右一対の外部ガイドプレート51hの下方に左右一対に設けられている。内部ガイドプレート51dは、外部ガイドプレート51hに平行に、すなわち、前方に向かって高さが低くなるように傾斜して配置されている。
図5に示すように、本体ケース51の後端下部には、後方に突出するように排水口51aが設けられている。図4及び図6に示すように、左右一対の取水カバー52(取水口52a)から取水された水(水流F1)は、第1のフィルタ55を通った後に合流し、フィルタユニット57(第2のフィルタ57a)を通って排水口51aに流れる(水流F2)。このように2つの取水口52aから第1のフィルタ55及び第2のフィルタ57aを通る主流路P1が、第1の流路の一例である。
図6に示すように、第1のフィルタ55は、平面視U字状を呈し、上述の本体ケース51の二股部分に亘って設けられている。フィルタユニット57は、上面に開口した直方体形状を呈する第2のフィルタ57aと、この第2のフィルタ57aの上端に設けられ前後方向に対向する返し57b,57cと、を有する。
第2のフィルタ57aは、第1のフィルタ55よりも目が細かい。例えば、肉眼で確認できる程度のマイクロプラスチックまでを回収対象と想定した場合、肉眼で確認できる大きさの異物は、一般的に0.1~0.2mm程度の大きさが限度とされている。そのため、第2のフィルタ57aの目の細かさは、0.1~0.2mm程度の大きさの異物を捕捉可能であるとよい。また、マイクロプラスチックは、例えば5mm以下の大きさのプラスチック粒子である。そのため、第1のフィルタ55がマイクロプラスチックを捕捉せず、第2のフィルタ57aのみがマイクロプラスチックを捕捉することを想定した場合、第1のフィルタ55は、5mmを超える大きさの異物が通過する目の粗さとなる。また、第2のフィルタ57aは、5mm以下の異物を捕捉する目の細かさとなる。
第2のフィルタ57a(又は第1のフィルタ55)に目詰まりが生じた場合、図4に示すように、取水口52aから取水された水(水流F1)は、第1のフィルタ55の下方を通り、本体ケース51の底面に設けられたバイパスフィルタ56を通って排出される(水流F3)。このように、取水口52aとフィルタユニット57との間において主流路P1から分岐するバイパス流路P2が、第2の流路の一例である。第1のフィルタ55によって捕捉された異物は、バイパスフィルタ56上のスペースに収容される(破線の異物流れF4参照)。そのため、バイパスフィルタ56は、第1のフィルタ55の目の細かさと同一(又はそれ以上)の目の細かさを有するとよい。なお、バイパスフィルタ56上のスペースは、上述の内部ガイドプレート51dの後方で、且つ仕切り壁51gの前方に位置する。この仕切り壁51gは、前後方向に厚さ方向を有する。なお、本体ケース51のうちバイパスフィルタ56が設けられた部分も、排水口51aと同様に排水口として機能する。
図1、図2、及び図4~図8に示すように、本体ケース51の左右側面の後部には、左右一対の逆流逃がし孔51bが設けられている。この逆流逃がし孔51bは、図8に示すように、船外機1の後進時において排水口51aから吸い込まれる逆流F7を逃がす(逆流F8参照)。これにより、第1のフィルタ55及び第2のフィルタ57aによって捕捉された異物の流出を抑制することができる。なお、逆流F7,F8の流路が逆流用流路P3である。
図7に示すように、フィルタユニット57の返し57b,57cは、主流路P1における排水口51aからの逆流F5を抑制する。これにより、第2のフィルタ57aによって捕捉された異物の流出を抑制することができる。また、左右一対のバイパスフィルタ56のそれぞれの上方に設けられた返し51eは、バイパス流路P2におけるバイパスフィルタ56(排水口)からの逆流F6を抑制する。これにより、バイパスフィルタ56上のスペースに収容された異物の流出を抑制することができる。なお、逆流逃がし孔51b及び返し51e,57b,57cは、逆流逃がし部の一例である。
図5及び図6に示すように、本体ケース51の左右側面には、逆流逃がし孔51bよりも前方において、左右一対の第1の異物取出し口51cが設けられている。この第1の異物取出し口51cは、上述のバイパスフィルタ56上のスペースに収容された異物(図4に示す異物流れF4参照)や、バイパスフィルタ56自体を取出すためのものである。図6に示すように、左右一対の第1の異物取出し口51cのそれぞれは、本体ケース51に着脱可能に例えばネジによって固定された第1の蓋53によって覆われている。
図5に示すように、本体ケース51の上部後端には、フィルタユニット57の上方において、第2の異物取出し口51fが設けられている。この第2の異物取出し口51fは、第2のフィルタ57aによって捕捉された異物を、例えばフィルタユニット57ごと取り出すためのものである。また、第2の異物取出し口51fは、第1のフィルタ55を取出すためのものでもある。図6に示すように、第2の異物取出し口51fは、本体ケース51に着脱可能に例えばネジによって固定された第2の蓋54によって覆われている。
以上説明した第1実施形態では、船外機1は、船外機本体10と、アンチベンチレーションプレート20と、異物回収装置50と、を備える。アンチベンチレーションプレート20は、船外機本体10に設けられている。異物回収装置50は、アンチベンチレーションプレート20よりも上方の船外機本体10の外部であって、この船外機本体10が取り付けられた船舶の滑走前状態で取水口を水没させる高さとした。これにより、特に高速走行時(滑走状態)において、アンチベンチレーションプレート20の高さ程度に水面が下降した場合に、異物回収装置50が水面から露出する。そのため、高速走行時において、異物回収装置50の配置に伴う水に対する走行抵抗の増加を抑制することができる。よって、本第1実施形態によれば、高速走行時における走行抵抗の増加を抑制しながら異物を回収することができる。更には、異物回収装置50が船外機本体10の外部に配置されるため、異物回収装置50を既存の船外機本体10に簡単に配置することができる。
また、本第1実施形態では、異物回収装置50は、排水口51aと、この排水口51aから取水口52aへの逆流F5~F8を逃がすことで異物の流出を抑制する逆流逃がし部の一例である返し51e,57b,57c及び逆流逃がし孔51bと、を有する。そのため、第1のフィルタ55、バイパスフィルタ56、及び第2のフィルタ57aによって捕捉された異物が取水口52aから放出されるのを抑制することができる。
また、本第1実施形態では、異物回収装置50は、第1のフィルタ55と、この第1のフィルタ55よりも目が細かい第2のフィルタ57aと、取水口52aから第1のフィルタ55及び第2のフィルタ57aを通る主流路(第1の流路の一例)P1と、取水口52aと第2のフィルタ57aとの間において、主流路P1から分岐するバイパス流路(第2の流路の一例)P2と、を有する。これにより、第2のフィルタ57aに目詰まりが発生した場合に走行抵抗となるのを抑制することができる。
また、本第1実施形態では、異物回収装置50は、第1のフィルタ55によって捕捉された異物を取出すための第1の異物取出し口51cと、第2のフィルタ57aによって捕捉された異物を取出すための第2の異物取出し口51fと、を更に有する。そのため、第1の異物取出し口51cから相対的に大きい異物を、第2の異物取出し口51fから相対的に小さい異物を、それぞれ分別して簡単に取り出すことができる。これにより、異物の再資源化も容易になる。
また、本第1実施形態では、取水口52aの下縁52a-2は、取水口52aの上縁52a-1よりも船外機1の後方に設けられている。これにより、走行中に発生する飛沫を異物回収装置50内に導くことができる。
また、本第1実施形態では、船外機1は、船外機本体10に設けられたアンチスプラッシュプレート30を更に備え、取水口52aは、アンチスプラッシュプレート30よりも下方に位置する。これにより、アンチスプラッシュプレート30によって下方にガイドされた飛沫を異物回収装置50内に導くことができる。また、取水口52aがアンチスプラッシュプレート30よりも上方に配置される態様と比較して、特に低速走行時(非滑走(滑走前)状態)において、取水口52aを水没させやすくすることができる。したがって、異物をより一層回収することができる。
また、本第1実施形態では、船外機1は、異物回収装置50と、船外機本体10と、の間に配置された弾性体Eを更に備える。これにより、異物回収装置50の配置に伴う走行中のガタツキを抑制することができる。また、異物回収装置50が船外機本体10に接触することで、この船外機本体10に傷がつき、ひいては腐食するのを抑制することができる。
<第2実施形態>
図9は、第2実施形態における異物回収装置60の内部構造を示す斜視図である。
なお、本第2実施形態では、異物回収装置60以外の船外機の各部、すなわち、船外機本体10、アンチベンチレーションプレート20、アンチスプラッシュプレート30、及びプロペラ40については、上述の第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
異物回収装置60は、本体ケース61と、蓋62と、フィルタ63と、を備える。異物回収装置60は、例えばアンチベンチレーションプレート20の上方の後部において、船外機本体10に対して例えばネジによって着脱可能に固定されている。なお、異物回収装置60は、例えば、左右対称に2つ配置されている。そのため、左方の異物回収装置60を例に説明する。
本第2実施形態においても、異物回収装置60は、アンチベンチレーションプレート20よりも上方の船外機本体10の外部であって、この船外機本体10が取り付けられた船舶の滑走前状態で取水口61aを水没させる高さに配置されている。また、本第2実施形態でも、取水口61aがアンチスプラッシュプレート30よりも下方に位置する。なお、本第2実施形態では、異物回収装置60の全体がアンチスプラッシュプレート30よりも下方に位置する。
本体ケース61は、例えば前後方向に開口する四角筒状(筒状の一例)を呈し、前部が取水口61aとして機能し、後部が排水口61cとして機能する。船外機本体10の左方の異物回収装置60では、取水口61aは、上縁61a-1が右方にかけて本体ケース61の左側面よりも前方に延びるように傾斜している。また、下縁61a-2は、上縁61a-1よりも後方に設けられ、右方にかけて前方に延びるように傾斜している。
本体ケース61の上部には、例えばネジによって着脱可能に蓋62が固定されている。この蓋62は、フィルタ63を取出すための図示しない取出し口を覆う。本体ケース61の内部には、蓋62の下方にフィルタ63が配置されている。このフィルタ63は、例えば、直方体形状を呈するスポンジフィルタである。フィルタ63についても、上述の第2のフィルタ57aと同様に、例えば、肉眼で確認できる程度のマイクロプラスチックまでを回収対象と想定した場合、肉眼で確認できる0.1~0.2mm程度の大きさの異物を捕捉可能であるとよい。また、マイクロプラスチックは、例えば5mm以下の大きさのプラスチック粒子であるため、フィルタ63は、5mm以下の大きさの異物を捕捉できるとよい。
取水口61aから取水された水(水流F11)は、フィルタ63を通って排水口61cに流れる。本体ケース61の左右側面には、フィルタ63と、排水口61cと、の間に例えば四角形状の逆流逃がし孔61d,61eが設けられている。図9に示す左方の異物回収装置60の左側面に設けられた逆流逃がし孔61dは、右側面に設けられた逆流逃がし孔61eよりも小さい。本体ケース61の内部には、逆流逃がし孔61d,61eのそれぞれの前方に返し61f,61gが設けられている。この返し61f,61gは、船外機1の後進時において排水口61cから吸い込まれる逆流F12,F13を逆流逃がし孔61d,61eに逃がす。返し61f,61g及び逆流逃がし孔61d,61eは、逆流逃がし部の一例である。なお、返し61fは、返し61gよりも後方に位置する。
図10は、第2実施形態の変形例における異物回収装置70の内部構造を示す斜視図である。
異物回収装置70は、図9に示す返し61f,61gに代えて開閉部材74が設けられていることにおいて上述の異物回収装置60と主に相違し、他の事項については異物回収装置60と同様にすることができる。そのため、詳細な説明は省略する。
異物回収装置70は、本体ケース71と、蓋72と、フィルタ73と、開閉部材74と、を備える。なお、異物回収装置70は、例えば、左右対称に2つ配置されている。そのため、左方の異物回収装置70を例に説明する。
異物回収装置70は、アンチベンチレーションプレート20よりも上方の船外機本体10の外部であって、この船外機本体10が取り付けられた船舶の滑走前状態で取水口71aを水没させる高さに配置されている。また、異物回収装置70の全体がアンチスプラッシュプレート30よりも下方に位置する。
本体ケース71は、例えば前後方向に開口する四角筒状(筒状の一例)を呈し、前部が取水口71aとして機能し、後部が排水口71cとして機能する。船外機本体10の左方の異物回収装置70では、取水口71aは、上縁71a-1が右方にかけて本体ケース71の左側面よりも前方に延びるように傾斜している。また、下縁71a-2は、上縁71a-1よりも後方に設けられ、右方にかけて前方に延びるように傾斜している。
本体ケース71の上部には、例えばネジによって着脱可能に蓋72が固定されている。この蓋72は、フィルタ73を取出すための図示しない取出し口を覆う。本体ケース71の内部には、蓋72の下方にフィルタ73が配置されている。このフィルタ73は、例えば、直方体形状9を呈するスポンジフィルタである。
取水口71aから取水された水(水流F21)は、フィルタ73を通って排水口71cに流れる。本体ケース71の左右側面には、フィルタ73と、排水口71cと、の間に例えば三角形状の逆流逃がし孔71d,71eが設けられている。本体ケース71の内部には、逆流逃がし孔71d,71eの前方に開閉部材74が配置されている。この開閉部材74は、例えば、本体ケース71の内部上面に設けられたヒンジを揺動軸として揺動可能に配置されている。開閉部材74は、本体ケース71の内部上面に沿い本体ケース71の内部流路を開く位置(2点鎖線で示す符号74-1参照)と、内部流路を閉じる位置(破線で示す符号74-2参照)と、に揺動する。開閉部材74は、例えば、揺動軸となるヒンジに設けられた付勢部材(例えばねじりバネ)によって、本体ケース71の内部流路を閉じる位置(符号74-2)に向けて付勢されている。これにより、開閉部材74は、船外機の後進時において排水口71cから吸い込まれる逆流F22,F23を逆流逃がし孔71d,71eに逃がす。一方、船外機の前進時においては、水流F21によって付勢部材の付勢力に抗して本体ケース71の内部流路を開く位置(符号74-1)へ移動する。
以上説明した第2実施形態及びその変形例では、異物回収装置60,70が船外機本体10の外部においてアンチベンチレーションプレート20よりも上方に配置されている構成などの上述の第1実施形態の異物回収装置50と同様の構成を有する。そのため、上述の第1実施形態と同様の構成に関しては同様の効果、すなわち、高速走行時における走行抵抗の増加を抑制しながら異物を回収することができるという効果などを得ることができる。
また、本第2実施形態及びその変形例では、異物回収装置60,70の全体がアンチスプラッシュプレート30よりも下方に位置する。そのため、水面がアンチベンチレーションプレート20よりも上方である場合(例えば低速走行時)において、走行抵抗の増加をより一層抑制することができる。更には、異物回収装置60,70が図2に示す異物回収装置50のバイパス流路P2などを有さない簡単な構成である。このため、例えば、養殖場(生け簀)において水質汚染防止に短時間利用される場合に特に有用である。養殖場では、餌のカスや生物の糞などの異物が相対的に多いといえるが、マイクロプラスチックも含まれ得る。
なお、本発明は、上述の第1実施形態及び第2実施形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。添付図面に図示されている構成や制御等については、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、異物回収装置50においては複数のフィルタ(第1のフィルタ55、バイパスフィルタ56、及びフィルタユニット57)が配置され、異物回収装置60,70においては単一のフィルタ63,73が配置されるが、フィルタの数は適宜変更可能である。また、フィルタは、異物回収部の一例であり、この異物回収部としてはストレーナなどの器具であってもよい。
また、異物回収装置50,60,70は、上下方向の高さがアンチベンチレーションプレート20よりも上方であれば、アンチベンチレーションプレート20の真上に位置しなくともよい。また、異物回収装置50,60,70の取水口52a,61a,71aは、上下方向の高さがアンチスプラッシュプレート30よりも下方であれば、アンチスプラッシュプレート30の真下に位置しなくともよい。また、異物回収装置50,60,70は、ジェット推進船外機、水上オートバイなどにも適用可能である。
また、異物回収装置50の取水カバー52は、本体ケース51と一体に設けられてもよい。すなわち、取水口52aは、本体ケース51に設けられてもよい。また、異物回収装置50のバイパス流路P2は、取水口52aと、第1のフィルタ55と、の間において主流路P1から分岐するが、第1のフィルタ55と、第2のフィルタ57aと、の間において主流路P1から分岐するバイパス流路(第2の流路)が設けられていてもよい。
以上説明したように、本発明の船外機は、高速走行時における走行抵抗の増加を抑制しながら異物を回収することができるという効果を有し、様々なタイプの船への取り付けが想定される船外機に有用である。また、海、湖、河川、養殖場などにおいて、マイクロプラスチックなどの異物を回収することによって、水質改善及び環境改善に貢献することができるとともに、人々の環境改善意識或いは環境問題対応意識の高揚を広めることもできる。
1 船外機
10 船外機本体
11 取付け装置
12 エンジンカバー
20 アンチベンチレーションプレート
30 アンチスプラッシュプレート
40 プロペラ
50 異物回収装置
51 本体ケース
51a 排水口
51b 逆流逃がし孔
51c 第1の異物取出し口
51d 内部ガイドプレート
51e 返し
51f 第2の異物取出し口
51g 仕切り壁
51h 外部ガイドプレート
52 取水カバー
52a 取水口
52a-1 上縁
52a-2 下縁
53 第1の蓋
54 第2の蓋
55 第1のフィルタ
56 バイパスフィルタ
57 フィルタユニット
57a 第2のフィルタ
57b,57c 返し
60 異物回収装置
61 本体ケース
61a 取水口
61a-1 上縁
61a-2 下縁
61c 排水口
61d,61e 逆流逃がし孔
61f,61g 返し
62 蓋
63 フィルタ
70 異物回収装置
71 本体ケース
71a 取水口
71a-1 上縁
71a-2 下縁
71c 排水口
71d,71e 逆流逃がし孔
72 蓋
73 フィルタ
74 開閉部材
E 弾性体
F1~F3,F11,F21 水流
F4 異物流れ
F5~F8,F12,F13,F22,F23 逆流
P1 主流路(第1の流路)
P2 バイパス流路(第2の流路)
P3 逆流用流路

Claims (7)

  1. 船外機本体と、
    前記船外機本体に設けられたアンチベンチレーションプレートと、
    前記アンチベンチレーションプレートよりも上方の前記船外機本体の外部であって、当該船外機本体が取り付けられた船舶の滑走前状態で取水口を水没させる高さとし、前記取水口から排水口までの主流路を内部に有する異物回収装置と、
    を備えることを特徴とする船外機。
  2. 前記異物回収装置は、前記排水口から前記取水口への逆流を逃がすことで異物の流出を抑制する逆流逃がし部を更に有することを特徴とする請求項1に記載の船外機。
  3. 前記異物回収装置は、第1のフィルタと、当該第1のフィルタよりも目が細かい第2のフィルタと、前記取水口から前記第1のフィルタ及び前記第2のフィルタを通る前記主流路である第1の流路と、前記取水口と前記第2のフィルタとの間において前記第1の流路から分岐する第2の流路と、を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の船外機。
  4. 前記異物回収装置は、前記第1のフィルタによって捕捉された異物を取出すための第1の異物取出し口と、前記第2のフィルタによって捕捉された異物を取出すための第2の異物取出し口と、を更に有することを特徴とする請求項3に記載の船外機。
  5. 前記取水口の下縁は、前記取水口の上縁よりも前記船外機の後方に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の船外機。
  6. 前記船外機本体に設けられたアンチスプラッシュプレートを更に備え、
    前記取水口は、前記アンチスプラッシュプレートよりも下方に位置することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の船外機。
  7. 前記異物回収装置と、前記船外機本体と、の間に配置された弾性体を更に備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の船外機。
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