JP5264158B2 - コネクタ成形用金型装置、及びコネクタの成形設備 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ成形用金型装置、及び当該成形用金型装置が装備されたコネクタの成形設備に関する。
コネクタの製造には、特許文献1に記載されているような、横方向に(例えば、設置面に対し水平方向に)型締め・型開きするタイプの金型装置が多く使用されている。
この種の従来の横方向に型締め・型開きするタイプの金型装置により(特に、2つの金型を使用して)コネクタをインサート成形する場合、一般に、2つの金型の離脱状態時に一方の金型に端子を挿し込んで保持させておき、その後2つの金型を型締めし、そしてこの型締めにより形成されたキャビティ内に溶融樹脂を注入してコネクタ成形することが行われる。この際、この種の従来の金型装置では、これら金型は型締め・型開き方向(水平方向)には動くものの、それ以外方向には動かないため、端子を横方向から金型に挿し込む他なかった。
特開平9−97666号公報
しかし、一方の金型に端子を横方向から挿し込む場合、挿し込み作業方向、目視方向、重力等の影響から、挿し込み作業のミスが生じやすくなると共に端子間の平行度を保つのが非常に難しく、また挿し込み作業に時間がかかってしまって作業の煩雑化、タスクタイムの長期化に繋がることもあった。さらに、端子の本数が多くなると、端子間距離が縮まるため、精度よく挿し込み作業を行うのが難しくなり、挿し込み作業のミス、端子間の平行度の維持、作業の煩雑化、タスクタイムの長期化をさらに助長してしまう結果となっていた。
また、この挿し込み作業を自動化するためにロボットアームを用いる場合、2つの金型の間の狭いスペースにロボットアームを挿入して、端子の挿し込み作業を行わなくてはならないため、この動作のためのロボットアームの設定を非常に厳密に行う必要があり、また場合によってはロボットアーム自体の設計変更も生じてしまうこともあり、端子の本数が増えるに従いその適用に限界が生じていた。ここで、これを回避するため、2つの金型の横方向の距離を多くとることが考えられるが、型締め・型開きの際、無駄にこれら金型を移動させる必要があり、生産性の向上とは逆行してしまうことになる。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、金型への端子の挿し込み作業のミスを低減することができると共に、挿し込み作業時間の短縮化を図ることができ、且つ端子の本数が増えても精度よく端子の挿し込み作業が行えて生産性の向上を図ることができる、コネクタ成形用金型装置、及び当該成形用金型装置が装備されたコネクタの成形設備を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタ成形用金型装置は、下記(1)〜(3)を構成としている。
(1) コネクタを成形するために、
前記コネクタ用の端子を保持するためのセット孔を有した第1の金型と、
横方向に前記第1の金型と対向配置される第2の金型と、
前記第1の金型と前記第2の金型とを前記横方向に相対移動させて型締めを行うと共に成形後に型開きを行う型締め・型開き機構と、
前記型締め・型開き機構により前記第1の金型と前記第2の金型とが型締めされた際に前記第2の金型と前記横方向に合わさる前記第1の金型の合わせ面が縦方向上方を向くように、前記第1の金型を、前記型締めを行う前に立姿勢にし、そして所定の成形工程後には前記立姿勢の第1の金型を、その合わせ面が前記第2の金型を向く、寝姿勢にする姿勢変換機構と、
を備え、
共通の機構により前記型締め・型開き機構と前記姿勢変換機構とが共に構成された
ことを特徴とするコネクタ成形用金型装置。
(2) 前記横方向に伸長又は退縮するロッドを有し、当該ロッドを直進運動させるシリンダ機構と、
前記第1の金型が前記立姿勢又は前記寝姿勢になるように前記第1の金型を揺動自在に支持する支点が設けられたスライド台と、
当該スライド台を前記横方向にスライド自在に支持するためのベッドと、
前記スライド台が前記ベッド上で前記第2の金型に対して後退位置に移動したとき、前記スライド台を前記ベッドに対しロックするロック機構と、
前記第1の金型が前記立姿勢から前記寝姿勢になったときに、前記ロック機構を解除操作するロック解除機構と、
前記ロッドと前記第1の金型との間を連結するリンク機構と、
を備え、
前記リンク機構は、前記スライド台が前記ロック機構により後退位置でロックされた状態で前記ロッドが伸長又は退縮されたときには、前記ロッドの直線運動を、前記第1の金型の揺動運動として前記第1の金型に伝達し、また、
前記リンク機構は、前記スライド台が前記ロック解除機構によりロックを解除された状態で前記ロッドが伸長又は退縮されたときには、前記ロッドの直線運動を、前記第1の金型を前記スライド台と共に前記第2の金型に対し前進又は後退する直進運動にして前記第1の金型に伝達し、そして
前記シリンダ機構、前記スライド台、前記ベッド、前記ロック機構、前記ロック解除機構、及び前記リンク機構により、前記型締め・型開き機構と前記姿勢変換機構とが共に構成される
ことを特徴とする上記(1)のコネクタ成形用金型装置。
(3) 前記第1の金型と前記第2の金型の他に、前記第1の金型及び前記第2の金型と共に型締めされることで前記コネクタを成形するためのキャビティ空間を形成する第3の金型を、さらに備え、
前記第3の金型が、前記第1の金型及び前記第2の金型へ前記縦方向上方から下降して型締めするように設けられると共に、
前記第3の金型に、溶融樹脂を注入するためのゲートが設けられている
ことを特徴とする上記(1)または(2)のコネクタ成形用金型装置。
上記(1)の構成のコネクタ成形用金型装置によれば、第1の金型に端子を挿し込む際に、姿勢変換装置により第1金型を立姿勢に保持し、この状態で上方から縦方向に端子を挿し込むことができる。したがって、多数本の端子であっても、端子間の平行度を精度よく維持したまま端子を挿し込むことができ、挿し込み作業のミスを減らせると共に、挿し込み作業の時間短縮を図ることができる。また、挿し込み後は、姿勢変換装置により、第1の金型を寝姿勢(横方向)に戻して第2の金型との型締めを行うので、従来と同様な成形を行うことができて、射出装置などの既存の設備をそのまま利用することができる。
上記(2)の構成のコネクタ成形用金型装置によれば、1つのシリンダ機構のロッドの直線運動で、第1の金型の姿勢変換と型締め動作とを合わせて行わせることができるので、その他駆動装置を増やさずに金型装置の構成を簡素化することができる。
上記(3)の構成のコネクタ成形用金型装置によれば、第1の金型と第2の金型との型締め後若しくは同時に、これら金型の上方から下降して型締めを行うための第3の金型を設け、そしてこの第3の金型に溶融樹脂を注入するためのゲートを設けたので、複雑な形状のコネクタハウジングを成形することができると共に、第1の金型と第2の金型にゲートを設ける必要がないので金型装置の構成を簡素化することができる。
また、前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタの成形設備は、下記(4)、(5)を特徴としている。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1つのコネクタ成形用金型装置と、
前記姿勢変換機構により前記第1の金型が前記立姿勢にされているときに、前記第1の金型の前記セット孔に端子を挿し込む端子挿し込み装置と、
前記コネクタをインサート成形するために、前記型締め・型開き機構で前記第1の金型及び前記第2の金型を型締めすることにより形成されるキャビティ空間に溶融樹脂を注入する射出装置と、
を備える
ことを特徴とするコネクタの成形設備。
(5) 前記コネクタ成形用金型装置が、少なくとも2つ、回転テーブル上に当該回転テーブルの周方向に配置され、
前記射出装置が前記回転テーブルの周囲に配置され、
前記端子挿し込み装置が、前記回転テーブルの周囲において前記射出装置の位置とは前記周方向にずれた位置に設けられ、
前記回転テーブルは、前記少なくとも2つの金型装置のうち1つを前記端子挿し込み装置による作業位置に位置決めするのと同時に前記少なくとも2つの金型装置のうち他の1つを前記射出装置による作業位置に位置決めする回転・停止動作を行い、当該回転・停止動作を前記少なくとも2つの金型装置の全てについて繰り返し行う
ことを特徴とする上記(4)のコネクタの成形設備。
上記(4)の構成のコネクタの成形設備によれば、金型装置と端子挿し込み装置と射出装置とが装備されるので、成形工程を自動化できると共に精度の良く成形を行うことができて、生産性の向上を図ることができる。
上記(5)の構成のコネクタの成形設備によれば、少なくとも2つの金型装置が回転テーブルに配置され、この回転テーブルがその少なくとも2つの金型装置のうち1つを端子挿し込み装置による作業位置に位置決めするのと同時にその少なくとも2つの金型装置のうち他の1つを射出装置による作業位置に位置決めする回転・停止動作を金型装置全てについて順々に行うので、端子挿し込み装置と射出装置とが互いに独立して略同時に動作することができる。このため、ある1つの金型装置で端子の挿し込み作業から型締めまでを行っている間に、他の金型装置で射出成形から型開きまでを行うことができ、タスクタイムのロスを低減して生産性の向上を図ることができる。
本発明によれば、金型への端子の挿し込み作業のミスを低減することができると共に、挿し込み作業時間の短縮化を図ることができ、且つ端子の本数が増えても精度よく端子の挿し込み作業が行えて生産性の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)〜(f)は本発明の実施形態による成形方法の工程説明図である。
本発明に係る金型装置は、設置面に対し水平方向に型締め・型開きするタイプの金型装置である。
なお、本実施形態では、上述の「横方向」の好適な一例として「水平方向」を、そして上述の「縦方向」の好適な一例として「垂直方向」を採用しているが、横方向に型締め・型開きするタイプの金型装置であれば、それら方向にある一定の範囲を含めることができる。
当該金型装置は、コネクタ(より詳細には、絶縁性合成樹脂製のコネクタハウジングに導電性金属製の端子がインサート成形された電気コネクタ)を成形するために、端子Tを保持するためのセット孔(後述)を有した第1の金型10と、水平方向に第1の金型10と対向配置される第2の金型20と、第1の金型10と第2の金型20とを水平方向に相対移動させて型締めを行うと共に成形後に型開きを行う型締め・型開き機構(図1中では図示せずに矢印でその動作を示す)と、型締め・型開き機構により第1の金型10と第2の金型20とが型締めされた際に第2の金型20と水平方向に合わさる第1の金型10の合わせ面が垂直方向上方を向くように、第1の金型10を、型締めを行う前に立姿勢にし、そして所定の成形工程後には立姿勢の第1の金型10を、その合わせ面が第2の金型20を向く、寝姿勢にする姿勢変換機構(図1中では図示せず矢印でその動作を示す)と、を備えて構成される。
また、第1の金型10と第2の金型20の他に、第1の金型10及び第2の金型20と共に型締めされることでコネクタを成形するためのキャビティ空間を形成する第3の金型30を備えており、その第3の金型30が、第1の金型10及び第2の金型20へ垂直方向上方から下降して型締めするように設けられている。また、その第3の金型30には、図1(d)に示すように、溶融樹脂を注入するためのゲート31が設けられている。さらに、成形品M(即ち、端子を備えたコネクタ)を受けるための受台40が、第1〜第3の金型10〜30の型締め位置の下方に設けられている。
また、金型装置以外の装置として、コネクタをインサート成型するために、そのキャビティ空間内に充填される溶融樹脂を射出するための射出装置(図示せず)と、第1の金型10のセット孔に端子を挿し込むためロボットアームにより主に構成される端子挿し込み装置100と、が用意される。
本実施形態による成形方法では、まず、図1(a)および(b)に示すように、第1の金型10に端子Tを挿し込んで保持させる端子挿し込み工程を実施する。このとき、型締め時に第2の金型20と水平方向に合わさる第1の金型10の合わせ面が垂直方向上方を向くように、第1の金型10を立姿勢に保持し、このとき端子挿し込み装置100を用いて第1の金型10の上方から垂直方向で第1の金型10のセット孔に端子Tを挿し込む。
なお、図1(a)の矢印A1は、端子挿し込み装置100が端子Tを挿し込む際の動作を示している。
なお、端子挿し込み装置100は、図1(a)中の矢印A2で示す、端子の挿し込み後の戻り動作の際に、同時又は前後にそのタイミングをずらして、矢印A3で示す、受台40上に載置された成形品Mを取り上げるピックアップ動作を合わせて実行する。
次に型締め工程を実施する。このとき、図1(c)に示すように、姿勢変換機構により、立姿勢の第1の金型10を、その合わせ面が第2の金型20を向く寝姿勢にし(矢印B1)、その後、図1(d)に示すように、第1の金型10及び第2の金型20を、その中間に設けられた受台40に向かって水平方向に相対移動させて(矢印B2)互いの合わせ面を合わせる。また、このとき垂直方向上方から第3の金型30を、矢印C1で示すように下降させて、第1の金型10と第2の金型20と共に型締めを行う。
そして、次の成形工程で、このように第1の金型10と第2の金型20と第3の金型30とにより型締めを行うことで形成されたキャビティ空間内に、射出装置を用いて第3の金型30に設けられたゲート31を介して溶融樹脂を注入して、端子Tを一体に有するコネクタをインサート成形する。
成形後に、図1(e)に示すように、第1の金型10及び第2の金型20が合わさった状態のまま第3の金型30を上昇させ(矢印C2)、次に第1の金型10と第2の金型20を水平行に開くように相対移動させて(矢印B3)第1の金型10と第2の金型20とを離脱させる。これにより、端子Tを一体に有するコネクタの成形品Mは受台40の上に載置された状態になる。その後は、図1(f)に示すように、姿勢変換機構により第1の金型10を再び立姿勢に姿勢変換して(矢印B4)、図1(a)に示す端子挿し込み工程に移る。
なお、図1(a)の工程のピックアップ動作に際には、成形品Mを、ロボットアーム(端子挿し込み用と兼用)の把持部(エンドエフェクタ)でピックアップすると共に、このロボットアームの把持部先端に設けられたセンサによりそれぞれの端子の平行度を計測して、合格したものを所定のカゴに入れ、それ以外のものは他の所定の箱に入れる、という選別処理も行う。また、この平行度を計測するためのセンサとしては、例えば、発光部と受光部を備えた光学式のものを例示することができ、この発光部からレーザを発射して、正常位置に端子Tがあるときに反射されて戻ってくる光を受光部で受光することにより、端子Tの平行度を判断して、その成形品Mの合否の判定を行うものである。
以降、図1(a)〜(f)の工程を繰り返すことで、コネクタMを多数生産することができる。
このように、第1の金型10に端子を挿し込む際に、第1の金型10を立姿勢に保持して上方から垂直方向に端子の挿し込みを行うので、多数本の端子Tを一体に有したコネクタを成形する場合にも、端子T間の平行度を精度よく維持しながら、端子Tを第1の金型10に挿し込むことができ、金型への端子の挿し込み作業のミスを低減することができると共に、端子Tの挿し込みの時間短縮を図ることができる。特に第1の金型10の合わせ面を上方に向けることで、第2の金型20が端子Tの挿し込み作業の邪魔にならないので、作業の効率化ができて、生産性の向上を図ることができる。また、挿し込み後は、第1の金型10を寝姿勢(水平方向)に戻して第2の金型20との型締めを行うので、その後は従来と同様な成形工程を行うことができて、射出装置などの既存の設備をそのまま利用することができる。
次に上記の成形方法を実施するための金型装置及びその金型装置が装備された成形設備について、図2〜図6を参照しながら説明する。
図2(a)〜(c)は第1の金型を前進・後退させる型締め・型開き機構の動作を示す模式図である。また、図3は図2で示した部分の実機構成を示す斜視図、図4は図3に示した実機構成の平面図、図5は第3の金型を示す斜視図、図6は成形設備の概略構成を示す平面図である。
なお、本発明の説明のため、図3及び図4では、上述した第2の金型20の部分が省略された状態で図示されている。また、図2及び図5についても、上述した第2の金型20の図示は省略している。
金型装置は、前述したように、第1の金型10と、第2の金型20(図2〜図5には描いていない。)と、型締め・型開き機構(後述)と、姿勢変換機構(後述)と、を備えている。また、図5に示すように、第1の金型10と第2の金型20の他に、第3の金型30が設けられている。なお、第1の金型10と第2の金型20とはベースプレート200の上に装備されている。
この金型装置では、水平方向に伸長又は退縮するロッド71を有し、第1の金型10を水平方向と垂直方向との間で揺動運動させるため、又は第1の金型10を第2の金型20に対して水平方向に相対運動させるために、そのロッド71を直進運動させるシリンダ機構70が型締め・型開き機構及び姿勢変換機構の一部の構成要素として設けられている。
また、図3及び図4に示すように、ベースプレート200の上には水平ベッド50が固定され、この水平ベッド50上にスライド台60が水平ヘッド50によりスライド自在に支持されるように設けられている。また図2に示すように、このスライド台60には、第1の金型10を水平方向と垂直方向との間で揺動自在に支持するための支点61が設けられている。
即ち、第1の金型10は、その端部でスライド台60に備え付けられた支点61に取り付けられており、この支点61を中心として、第1の金型10の合わせ面が垂直方向上方に向いた立姿勢と、この合わせ面が水平方向を向いて第2の金型20を向く寝姿勢と、の間で揺動運動できるように支持されている。
また、スライド台60は、水平ベッド50に備え付けられたガイドレール51、52に案内されて、第2の金型20に対し前進・後退方向にスライドできるように装備されている。また、シリンダ機構70は、ブラケット75を介してベースプレート200の端部に取り付けられており、シリンダ機構70のロッド71を第1の金型10の前進方向に向けている。
第1の金型10は、前部金型10Aと後部金型10Bとにより構成されている。前部金型10Aは第2の金型20側の先端部に成型品の型となる形状部12を有すると共に、この形状部12の奥壁に端子Tが挿し込まれるセット孔13を有している。
なお、第1の金型10を揺動自在に支持する支点61は、スライド台60に一体に取付けられたブラケット62に設けられている。このブラケット62を設けることにより、スライド台60などを分解することなく、このブラケット62を取り外すことで合わせて金型10を取り出すことができて、第1の金型10の保守点検を容易に行うことができる。
また、図2に主要機構部分を模式的に示すように、スライド台60と水平ベッド50との間には、スライド台60が水平ベッド50上にて第2の金型20に対して後退位置(シリンダ機構70側)に移動したときに、スライド台60を水平ベッド50にロックするためのロックピン(ロック機構)55が設けられている。
図2(a)は、ロックピン55がスライド台60の貫通孔内に進入(係合)することで、スライド台60を水平ヘッド50に対しロックしている状態を示す。このロックピン55は、水平ベッド50に設けられた孔内に嵌挿されて設けられており、また圧縮バネ56によりこのロックピン55の下端部から垂直方向上方に向けて押圧されている。このため、スライド台60が水平ベッド50上にて後退位置に移動して図示しないストッパに当たって止まりスライド台60の孔と水平ヘッド50の孔との位置が一致したときに、ロックピン55が水平ヘッド50の上面から上方に突出してスライド台60の貫通孔内に進入した場合に、スライド台60が水平ヘッド50に対しロックされることになる。
また、シリンダ機構70のロッド71と第1の金型10との間には、両端がロッド71の先端と第1の金型とにそれぞれジョイント72、11を介して結合されたリンク(リンク機構)80が設けられている。
このリンク80は、ジョイント72、11とスライド台60の支点61との位置関係により、スライド台60がロックピン55により後退位置でロックされたときには、シリンダ機構70のロッド71の直線運動を、スライド台60の支点61を中心とした第1の金型10の揺動運動として第1の金型10に伝達する機能を有することになる。また、このリンク80は、第1の金型10が寝姿勢でありスライド台60のロックが解除された(ロックピン55がスライド台60に進入しない)ときには、シリンダ機構70のロッド71の直線運動を、第1の金型10をスライド台60と共に第2の金型20に前進又は後退する直線運動として第1の金型10に伝達する機能も有することになる。
また、図2(b)は、ロック解除ピン(ロック解除機構)65が、第1の金型10が立姿勢から寝姿勢になったときに第1の金型10の側面により押し下げられて、ロックピン55によるロックを解除している状態を示す。このロック解除ピン65はスライド台60に設けられた貫通孔内に嵌挿されて設けられると共に、そのロック解除ピン65の長さがこの貫通孔の深さと一致するように形成されている。また、図2(a)に示す状態、即ち第1の金型10が立姿勢であり且つスライド台60の孔と水平ヘッド50の孔との位置が一致したときには、ロック解除ピン65はロックピン55により押し上げられてスライド台60の上面から上方に突出している。このため、図2(b)に示すようにシリンダ機構70のロッド71が伸長して第1の金型10が立姿勢から寝姿勢になり、第1の金型10の側面によりロック解除ピン65が押圧されて押し下げられると、これに連動してロックピン55が水平ベッド50内に押し下げられる。これにより、ロックピン55とロック解除ピン65との係合面の垂直方向の位置が水平ヘッド50の上面高さと一致してロックが解除されて、その結果スライド台60が水平方向にスライド可能になる。
このように、シリンダ機構70、スライド台60、水平ヘッド50、ロック機構として機能するロックピン55及び圧縮バネ56、ロック解除機構として機能するロック解除ピン65、及びリンク80、により、型締め・型開き機構と、型締めを行う前に第1の金型10を立姿勢と寝姿勢との間で姿勢変換する姿勢変換機構と、が共に構成されることになる。
したがって、この金型装置によれば、第1の金型10に端子Tを挿し込む際に、このように構成された姿勢変換機構により金型10を立姿勢に保持し、その状態で上方から垂直に行うことができる。
即ち、図2の(c)の状態からシリンダ機構70のロッド71を退縮させると、図2(a)のようにスライド台60が後退位置に到達して図示しないストッパに当たって止まり、さらにロッド71を退縮させることで、第1の金型10がリンク80により引き戻し力が作用するので、シリンダ機構70側に揺動運動して起立して立姿勢になる。また、このときスライド台60の孔と水平ヘッド50の孔との位置が一致しているので、第1の金型10が立姿勢になることにより、ロック解除ピン65がロックピン55により垂直方向上方に押し上げられることで、ロックピン55がスライド台60の孔内に進入し、スライド台60が水平ヘッド50に対しロックされることになる。
このように第1の金型10が立姿勢になった状態で、端子Tの挿し込み作業を実施する〔図2の(a)、(b)の工程〕。したがって、多数本の端子Tであっても、端子T間の平行度を精度よく維持したまま端子Tを第1の金型10に挿し込むことができ、挿し込み作業のミスを減らせると共に、挿し込み作業の時間短縮を図ることができる。
そして、端子Tの挿し込みが終わったら、シリンダ機構70のロッド71を矢印Bのように伸長させる。このとき、スライド台60が水平ヘッド60に対しロックされているので、第1の金型10にリンク80を介して前方へ向けて押力が働き、第1の金型10が矢印B1で示すように前方へ倒れ、水平方向の位置まで揺動して寝姿勢になる。このため、図2(b)に示すように、第1の金型10が寝姿勢になり、第1の金型10の側面によりロック解除ピン65が押圧されて押し下げられると、これに連動してロックピン55が水平ベッド50内に押し下げられる。これにより、ロックピン55とロック解除ピン65との係合面の垂直方向の位置が水平ヘッド50の上面高さと一致してロックが解除されて、その結果スライド台60が自由にスライドできるようになる。
このため、図2(c)に示すように、シリンダ機構70のロッド71をさらに伸長させることにより、第1の金型10と共にスライド台60を矢印B2のように、第1の金型10と第2の金型20と第3の金型30とを型締めさせる〔図1の(d)の工程〕ため、水平方向に前進させることができる。
このように、端子Tの挿し込み後は、第1の金型10を寝姿勢に戻して第2の金型20や第3の金型30との型締めを行うので、従来と同様な成形を行うことができて、射出装置などの既存の設備をそのまま利用することができる。また、この金型装置では、1つのシリンダ機構70のロッドの直線運動で、第1の金型10の姿勢変換と型締め動作を行わせることができるので、その他駆動装置を増やさずに金型装置の構成の簡素化を図ることができる。
次に、型締めを行った後成形を行い、次に型開きを行う。型開きは、シリンダ機構70のロッド71を退縮させることにより行う。即ち、ロッド71を退縮させると、スライド台60と共に第1の金型10が後退することで、型開きが行われる。そして、スライド台60が後退位置に到達して図示しないストッパに当たって止まり、第1の金型10がリンク80により引き戻し力が作用するので、シリンダ機構70側に揺動運動して起立して立姿勢になる。
以降は前述した繰り返しを行うことで、端子Tの挿し込み作業と端子Tを一体に有したコネクタの成形とが行われることになる。
次に前述の金型装置を装備した成形設備について述べる。図6は実施形態の成形設備の平面図である。
この成形設備では、金型装置(図6では説明のため主要部以外は簡略化して、第1の金型10と第2の金型20と受台40とベースプレート200のみを示す)が回転テーブル210上に周方向で等間隔に少なくとも2つ(図6では金型装置が2個であるが3個以上でも可能)配置され、この回転テーブル210の周囲における1箇所に射出装置400が配置されると共に、この射出装置400の対向する別の1カ所に端子挿し込み装置100が配置される。図6に示される成形設備では、回転テーブル210が、2つ金型装置のうち1つを端子挿し込み装置100による作業位置に位置決めするのと同時に、他の1つの金型装置を射出装置400による作業位置に位置決めする矢印C方向の回転・停止動作(即ち、回転動作および停止動作)を行う。この回転テーブル210の回転・停止動作が繰り返し2回行なわれることで成形品Mが2個形成される。なお、金型装置が回転テーブル210上に周方向で等間隔に3つ以上配置されている場合も同様に、回転テーブル210の回転・停止動作が全ての金型装置について繰り返し行われる。
このように、少なくとも2つの金型装置が回転テーブル210に配置され、この回転テーブルがその少なくとも2つの金型装置のうち1つを端子挿し込み装置100による作業位置に位置決めするのと同時にその少なくとも2つの金型装置のうち他の1つを射出装置400による作業位置に位置決めする回転・停止動作を金型装置全てについて順々に行うので、端子挿し込み装置と射出装置とが互いに独立して略同時に動作することができる。このため、ある1つの金型装置で端子の挿し込みから型締めまでを行っている間に、他の金型装置で射出成形から型開きまでを行うことができ、生産性の向上を図ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、本実施形態では第3の金型30を設けたが、第1の金型10及び第2の金型20のみで端子T付きコネクタが成形できるように構成されていれば、特に第3の金型を設けなくてもよく、この場合にはゲートが第1の金型10及び第2の金型20のいずれか一方に設けられることになる。
本発明の実施形態による成形方法の工程説明図である。 本発明の金型装置の主要機構の構成を示す模式図である。 図2で示した部分の実機構成を示す斜視図である。 図3に示した実機構成の平面図である。 第3の金型を示す斜視図である。 実施形態の成形設備の概略構成を示す平面図である。
符号の説明
T 端子
M 成形品(端子を備えたコネクタ)
10 第1の金型
20 第2の金型
30 第3の金型
31 ゲート
50 水平ベッド
55 ロックピン(ロック機構)
56 圧縮バネ(ロック機構)
61 支点
60 スライド台
65 ロック解除ピン(ロック解除機構)
70 シリンダ機構(型締め・型開き機構)
71 ロッド
80 リンク(リンク機構)
100 端子挿し込み装置
200 ベースプレート
210 回転テーブル
400 射出装置

Claims (5)

  1. コネクタを成形するために、
    前記コネクタ用の端子を保持するためのセット孔を有した第1の金型と、
    横方向に前記第1の金型と対向配置される第2の金型と、
    前記第1の金型と前記第2の金型とを前記横方向に相対移動させて型締めを行うと共に成形後に型開きを行う型締め・型開き機構と、
    前記型締め・型開き機構により前記第1の金型と前記第2の金型とが型締めされた際に前記第2の金型と前記横方向に合わさる前記第1の金型の合わせ面が縦方向上方を向くように、前記第1の金型を、前記型締めを行う前に立姿勢にし、そして所定の成形工程後には前記立姿勢の第1の金型を、その合わせ面が前記第2の金型を向く、寝姿勢にする姿勢変換機構と、
    を備え、
    共通の機構により前記型締め・型開き機構と前記姿勢変換機構とが共に構成された
    ことを特徴とするコネクタ成形用金型装置。
  2. 前記横方向に伸長又は退縮するロッドを有し、当該ロッドを直進運動させるシリンダ機構と、
    前記第1の金型が前記立姿勢又は前記寝姿勢になるように前記第1の金型を揺動自在に支持する支点が設けられたスライド台と、
    当該スライド台を前記横方向にスライド自在に支持するためのベッドと、
    前記スライド台が前記ベッド上で前記第2の金型に対して後退位置に移動したとき、前記スライド台を前記ベッドに対しロックするロック機構と、
    前記第1の金型が前記立姿勢から前記寝姿勢になったときに、前記ロック機構を解除操作するロック解除機構と、
    前記ロッドと前記第1の金型との間を連結するリンク機構と、
    を備え、
    前記リンク機構は、前記スライド台が前記ロック機構により後退位置でロックされた状態で前記ロッドが伸長又は退縮されたときには、前記ロッドの直線運動を、前記第1の金型の揺動運動として前記第1の金型に伝達し、また、
    前記リンク機構は、前記スライド台が前記ロック解除機構によりロックを解除された状態で前記ロッドが伸長又は退縮されたときには、前記ロッドの直線運動を、前記第1の金型を前記スライド台と共に前記第2の金型に対し前進又は後退する直進運動にして前記第1の金型に伝達し、そして
    前記シリンダ機構、前記スライド台、前記ベッド、前記ロック機構、前記ロック解除機構、及び前記リンク機構により、前記型締め・型開き機構と前記姿勢変換機構とが共に構成される
    ことを特徴とする請求項に記載のコネクタ成形用金型装置。
  3. 前記第1の金型と前記第2の金型の他に、前記第1の金型及び前記第2の金型と共に型締めされることで前記コネクタを成形するためのキャビティ空間を形成する第3の金型を、さらに備え、
    前記第3の金型が、前記第1の金型及び前記第2の金型へ前記縦方向上方から下降して型締めするように設けられると共に、
    前記第3の金型に、溶融樹脂を注入するためのゲートが設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ成形用金型装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載のコネクタ成形用金型装置と、
    前記姿勢変換機構により前記第1の金型が前記立姿勢にされているときに、前記第1の金型の前記セット孔に端子を挿し込む端子挿し込み装置と、
    前記コネクタをインサート成形するために、前記型締め・型開き機構で前記第1の金型及び前記第2の金型を型締めすることにより形成されるキャビティ空間に溶融樹脂を注入する射出装置と、
    を備える
    ことを特徴とするコネクタの成形設備。
  5. 前記コネクタ成形用金型装置が、少なくとも2つ、回転テーブル上に当該回転テーブルの周方向に配置され、
    前記射出装置が前記回転テーブルの周囲に配置され、
    前記端子挿し込み装置が、前記回転テーブルの周囲において前記射出装置の位置とは前記周方向にずれた位置に設けられ、
    前記回転テーブルは、前記少なくとも2つの金型装置のうち1つを前記端子挿し込み装置による作業位置に位置決めするのと同時に前記少なくとも2つの金型装置のうち他の1つを前記射出装置による作業位置に位置決めする回転・停止動作を行い、当該回転・停止動作を前記少なくとも2つの金型装置の全てについて繰り返し行う
    ことを特徴とする請求項に記載のコネクタの成形設備。
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