JP5263712B2 - データ送受信装置、データ送受信方法及びデータ送受信プログラム - Google Patents

データ送受信装置、データ送受信方法及びデータ送受信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、データを送受信するデータ送受信方法に関し、特に、受信したデータに含まれる信号を検出して所定のデータを出力するデータ送受信装置、データ送受信方法及びデータ送受信プログラムに関する。
図12は、関連技術によるデータ送受信装置の構成の一例を示す図である。このデータ送受信装置は、入力されたデータに含まれる信号を検出し、検出結果から決定される制御信号に従って、記憶保持されているデータを送信する。図12を参照して、データ送受信装置について説明する。
入力回路1010の受信回路1100は、端子20を介してデータを入力し、信号検出回路1200へデータを出力する。
入力回路1010の信号検出回路1200は、受信回路1100から入力されるデータに対して、信号検出方式により信号の分析を行い、信号の検出結果を出力回路1020へ出力する。
出力回路1020は、入力回路1010から制御信号を入力し、制御信号に対応したデータを端子10を介してデータを出力する。
上述したデータ送受信装置に関連する技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特許公開平8−32675号公報 特許公開平7−30930号公報 特許第3344782号 特許第3464055号 3GPP TS 26.094,"Mandatory speech codec speech processing functions; Adaptive Multi-Rate (AMR)speech codec; Voice Activity Detector (VAD)" 3GPP TS 26.090,"AMR speech codec; Transcoding Functions" IETF RFC3267,"Real-Time Transport Protocol (RTP) Payload Format and File Storage Format forthe Adaptive Multi-Rate (AMR) Adaptive Multi-Rate Wideband (AMR-WB+) AudioCodec" ITU-TRecommendation H.263, "Video Coding for Low Bit Rate Communication"
上述した関連技術によるデータ送受信装置は、信号検出において、信号の誤検出(例えば、音声信号をトーン信号と誤って検出する)や未検出(例えば、検出すべきトーン信号を検出しない)が生じるため、間違ったデータを送信するなどのデータ送受信において不具合が生じるという問題点を有している。
その理由は、信号検出において、信号の誤検出を低減するために信号検出の対象範囲を狭くするような性能調整をすると、信号の未検出が増大することになり、逆に、信号の未検出を低減するために信号検出の対象範囲を広くするような性能調整をすると、信号の誤検出が増大することになり、誤検出と未検出とを同時に低減することが困難であるからである。
(発明の目的)
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、信号検出の性能調整を適応的に実施することにより、信号の誤検出と信号の未検出を低減することを可能にし、データ送受信における不具合を回避できるデータ送受信装置、データ送受信方法及びデータ送受信プログラムを提供することを目的とする。
本発明によるデータ送受信装置は、データを送受信するデータ送受信装置において、第1のデータを入力し、第1のデータに含まれる信号を検出する入力手段と、検出した信号の種類に応じて第2のデータを出力する出力手段と、一定期間同一の信号が連続している場合に、未検出又は誤検出が発生していると判断する評価手段とを備え、信号の検出状態に基づいて検出の性能を可変し、評価手段は、検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、未検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を出力し、検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、誤検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を出力し、入力手段が、調整指示信号に基づいて信号検出の性能を調整する
本発明によるデータ送受信方法は、データを送受信するデータ送受信方法において、第1のデータを入力し、第1のデータに含まれる信号を検出する入力ステップと、検出した信号の種類に応じて第2のデータを出力する出力ステップと、一定期間同一の信号が連続している場合に、未検出又は誤検出が発生していると判断する評価ステップと、信号の検出状態に基づいて検出の性能を可変するステップを有し、評価ステップで、検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、未検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を出力し、検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、誤検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を出力し、入力ステップで、調整指示信号に基づいて信号検出の性能を調整する
本発明によるデータ送受信プログラムは、データを送受信するデータ送受信装置を構成するコンピュータ上で動作するデータ送受信プログラムであって、第1のデータを入力し、第1のデータに含まれる信号を検出する入力処理と、検出した信号の種類に応じて第2のデータを出力する出力処理と、一定期間同一の信号が連続している場合に、未検出又は誤検出が発生していると判断する評価処理と、信号の検出状態に基づいて検出の性能を可変する処理とを、コンピュータに実行させ、評価処理で、検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、未検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を出力し、検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、誤検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を出力し、入力処理で、調整指示信号に基づいて信号検出の性能を調整する
本発明によれば、信号の検出状態に基づいて信号検出の性能を可変としたことにより、信号検出において、信号の誤検出や未検出が生じることに起因する、データ送受信における不具合を回避することが可能となる。
(第1の実施の形態)
次に、本発明の実施の形態によるデータ送受信装置について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるデータ送受信装置の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態によるデータ送受信装置は、入力回路100と、出力回路200とで構成される。
入力回路100は、受信回路110と、信号検出回路120とを含み、出力回路200は、制御回路210と、記憶回路220と、送信回路230とを含む。
入力回路100の受信回路110は、端子20を介してデータを入力し、信号検出回路120に対してデータを出力する。
このとき、入力されるデータとしては、例えば、音声、映像、テキストなどのメディアデータを想定することができる。
入力回路100の信号検出回路120は、受信回路110からのデータと、出力回路200の制御回路210からの調整指示信号を入力する。
信号検出回路120は、制御回路210からの調整指示信号に基づいて、所定の信号検出方式による信号検出の対象範囲を調整する。
また、信号検出回路120は、受信回路110から入力されるデータに対して、所定の信号検出方式により信号の検出を行い、信号の検出結果を制御回路210へ出力する。
ここで、信号検出回路120による信号検出としては、例えば、メディアデータとして入力される音声データから、特定の非音声信号を検出することが考えられる。この場合、特定の非音声信号としては、無音や雑音、トーン信号などの非音声信号があげられる。音声データから非音声信号を検出する信号検出方式としては、例えば、非特許文献1および特許文献2に記載される関連技術を利用することが可能である。
また、信号検出として、映像データから黒画面やグレー画面、特定の映像を検出することも考えられる。この場合は、特許文献3に記載される関連技術を利用することが可能である。さらに、信号検出として、テキストデータから特定のキャラクタや単語を検出することも考えられる。この場合は、特許文献4に記載される関連技術を利用することが可能である。これらのことは、他の実施例でも同様である。
出力回路200の記憶回路220は、送信回路230によって出力する所定のデータを記憶保持する。
ここで、例えば、メディアデータとして音声データを考えた場合、記憶回路220には、送信回路230から出力するための種々の音声ガイダンスに相当する複数のデータがファイルとして記憶保持される。記憶効率の観点から、これらのデータは、適切なメディア符号化方式により符号化されていてもよい。メディア符号化方式としては、例えば、非特許文献2に記載の関連技術を利用することができる。メディアデータとして映像データを考えた場合も同様に、種々の映像ガイダンスに相当する複数のデータがファイルとして記憶保持され、この符号化には非特許文献3に記載の関連技術を利用することができる。
出力回路200の制御回路210は、信号検出回路120から信号の検出結果を入力し、検出結果を用いて制御信号を決定し、検出結果及び制御信号を用いて調整指示信号を決定する。そして、制御回路210は、制御信号を送信回路230へ出力し、調整指示信号を信号検出回路120へ出力する。
出力回路200の送信回路230は、制御回路210から制御信号を入力し、制御信号に対応した所定のデータを記憶回路220から読み出し、端子10を介してデータを出力する。
例えば、検出結果と制御信号と調整指示信号を、図2のテーブルに示すように対応付ける。
図2の例によれば、信号の検出結果が音声信号である場合、制御回路210は、制御信号として「0」を出力する。制御信号が「0」である場合、送信回路230は、所定のデータ(例えば、音声ガイダンスデータ)を出力しない。
信号の検出結果が無音やトーン信号、雑音等の非音声信号である場合、検出した非音声信号の種類(非音声1、2、・・・、N)に対応する制御信号(「1」、「2」、・・・、「N」)が制御回路210から送信回路230に出力される。そして、送信回路230は、制御信号(「1」、「2」、・・・、「N」)に対応する所定のデータを記憶回路220から読み出して出力する。この場合、非音声信号の種類(非音声1、2、・・・、N)に対応した種々のデータ(音声ガイダンスデータ)が記憶回路220に記憶保持されている。
ここで、送信回路230は、制御信号が「1」のときはデータ1、…、制御信号が「N」のときはデータNを出力する。
また、制御回路210は、信号の検出結果に基づいて制御信号を決定して出力すると共に、信号の検出結果と制御信号に応じて調整指示信号を決定して出力する。
例えば、信号の検出結果が音声信号である場合、制御回路210は、制御信号「0」を出力すると共に、調整指示信号「0」を送信回路230へ出力する。信号の検出結果が無音やトーン信号、雑音等の非音声信号である場合、制御回路210は、上記のように非音声信号の種類)に対応する制御信号(「1」、「2」、・・・、「N」)を出力すると共に、調整指示信号「1」を送信回路230へ出力する。なお、検出される信号の種類と制御信号と調整指示信号との対応関係は、図2で例示しているものに限定されることはなく、所望の動作に応じて対応関係を定めることが可能である。
信号検出回路120は、調整指示信号が「0」の場合は、信号検出方式における信号検出の対象範囲を狭く設定するための性能調整を行い、調整指示信号が「1」の場合は、信号検出方式における信号検出の対象範囲を広く設定するための性能調整を行う。ここで、信号検出の対象範囲と調整指示信号との対応関係は、ここで例示しているものに限定されることはなく、検出される信号の種類と制御信号と調整指示信号との対応関係と同様に、所望の動作に応じて対応関係を定めることが可能である。また、検出される信号の種類にしたがって、送信回路230の制御ならびに信号検出回路120の性能調整も可能であり、制御信号ならびに調整指示信号を必ずしも介在させる必要はない。
この信号検出回路120による信号検出の対象範囲の調整については、狭く又は広く設定する調整幅を予め設定する、もしくは動作中に適宜設定してもよい。これにより、信号検出回路120は、調整指示信号を受信する度に、設定されている調整幅に従って信号検出の対象範囲を狭く又は広く調整する。
なお、データがメディア符号化方式により符号化されているメディア符号化データの場合には、メディア符号化データに対して、メディア符号化データの属性を表すヘッダ情報を付加してパケットデータを組み立て、パケットデータを端子10を介して出力するように構成することも可能である。
ここで、メディアデータとして音声データを考えた場合には、音声符号化データに対するパケットデータの組み立て方法について、一例として、非特許文献3に記載される方法を利用することができる。これ以外の符号化方式の場合でも、その符号化方式に応じて規定されているパケットデータの組み立て方法を利用することで適応することができる。また、パケットデータの送受信が、閉じたシステム内でなされる場合には、標準的な方式とは異なる独自のパケットデータの組み立て方法を用いることも可能である。以上のことは、映像データやテキストデータなどの他のメディアデータでも同様である。
(第1の実施の形態の動作)
次いで、上記のように構成される第1の実施の形態によるデータ送信装置の動作について、図3のフローチャートを参照して説明する。
受信回路110は、端子20を介して入力されるデータを受信すると、受信したデータを信号検出回路120に対して出力する(ステップS101)。
信号検出回路120は、受信回路110から入力したデータに対して、所定の信号検出方式により信号の検出を行い(ステップS102)、信号の検出結果を制御回路210へ出力する(ステップS103)。
制御回路210は、信号検出回路120から信号の検出結果を受け取ると、検出結果が音声信号であるかどうかを判定する(ステップS104)。
検出結果が音声信号であれば、制御回路210は、図2のテーブルに基づいて制御信号「0」を送信回路230に対して出力し(ステップS105)、調整指示信号「0」を信号検出回路120に対して出力する(ステップS106)。
この場合、送信回路230は、受け取った制御信号が「0」であるので、記憶回路220からのデータ読み出しと出力は行わない。
信号検出回路120は、受け取った調整指示信号が「0」であるので、信号検出方式における信号検出の対象範囲を狭く設定するための性能調整を行う(ステップS107)。以降に入力したデータの信号については、ここで調整された対象範囲に基づいて検出処理が実行されることになる。
ステップS104で検出結果が非音声信号(非音声1、2、・・・、N)であれば、制御回路210は、図2のテーブルに基づいて検出結果に対応する制御信号を送信回路230に対して出力する(ステップS108)。
この場合、送信回路230は、受け取った制御信号が「0」ではないので、制御信号(「1」、「2」、・・・、「N」)に対応する所定のデータを記憶回路220から読み出し端子10を介して出力する(ステップS109)。
また、制御回路210は、調整指示信号「1」を信号検出回路120に対して出力する(ステップS110)。
信号検出回路120は、受け取った調整指示信号が「1」であるので、信号検出方式における信号検出の対象範囲を広く設定するための性能調整を行う(ステップS111)。以降に入力したデータの信号については、ここで設定された対象範囲によって検出処理が実行されることになる。
上記のように、信号検出回路120による検出結果が音声信号の場合には、調整指示信号が「0」によって信号検出の対象範囲を狭く設定するための性能調整がなされ、検出結果が非音声信号の場合には、調整指示信号が「1」によって信号検出の対象範囲を広く設定するための性能調整がなされる。
(第1の実施の形態による効果)
以下、上述した第1の実施の形態による効果について説明する。
信号検出回路120による検出結果に基づいて信号検出の性能調整を適応的に実施するように構成したことにより、信号検出において信号の誤検出(例えば、音声信号をトーン信号と誤って検出する)と信号の未検出(例えば、検出すべきトーン信号を検出しない)を効果的に低減することが可能となり、信号検出における信号の誤検出や未検出が生じることに起因する、データ送受信における不具合を回避することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。図4において、図1と同一または同等の構成要素には、同一の参照符号が付されている。
第1の実施の形態では、制御回路210が信号の検出結果に基づいて調整指示信号を信号検出回路120に出力する構成であったのに対し、この第2の実施の形態においては、端子30を介して外部から調整指示信号を信号検出回路120へ入力する構成である。
本実施の形態の制御回路210は、信号検出回路120から信号の検出結果を入力し、検出結果を用いて制御信号を決定し、その制御信号を送信回路230へ出力する。第1の実施の形態のように、調整指示信号の決定と、信号検出回路120への調整指示信号の出力は行わない。
ここで、図1と同様に制御回路210から信号検出回路120への調整指示信号を入力する構成を基本として、端子30を介した外部からの調整指示信号を信号検出回路120へ入力するように構成することも可能である。この場合は、第1の実施の形態による動作を基本として調整指示信号の決定および信号検出回路120への調整指示信号の出力を行うとともに、必要に応じて外部からの調整指示信号により信号検出の性能調整を行う。
受信回路110、信号検出回路120、送信回路230、記憶回路220については、第1の実施の形態におけるそれと同様であるので、説明を省略する。
第2の実施の形態では、送信回路230から出力されるデータから信号検出回路120による信号検出が適切になされているかどうかを確認し、そのうえで、必要に応じて信号検出方式における信号検出の対象範囲を狭く設定し、あるいは信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を端子30から信号検出回路へ入力する。
すなわち、検出結果が音声信号であるとの判定が続いているような場合には、端子30から信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を信号検出回路120に入力して、信号検出の対象範囲を狭く調整する。
また、検出結果が非音声信号であるとの判定が続いているような場合には、端子30から信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を信号検出回路120に入力して、信号検出の対象範囲を広く調整する。
(第2の実施の形態による効果)
以下、上述した第2の実施の形態による効果について説明する。
信号検出回路120による検出結果に基づいて、外部から調整指示信号を入力することで信号検出の性能調整を適応的に実施するように構成したことにより、第1の実施の形態と同様に、信号検出において信号の誤検出と信号の未検出を効果的に低減することが可能となり、信号検出における信号の誤検出や未検出が生じることに起因する、データ送受信における不具合を回避することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は、本発明によるデータ送受信装置の第3の実施の形態の構成を示す図である。図5において、図1と同一または同等の構成要素には、同一の参照符号が付されている。
本第3の実施の形態においては、入力回路100に評価回路130を追加し、信号検出回路120から出力される信号検出結果が評価回路130へ出力され、調整指示信号が評価回路130から信号検出回路120へ入力される構成である。
本実施の形態の制御回路210は、信号検出回路120から信号の検出結果を入力し、検出結果を用いて制御信号を決定し、その制御信号を送信回路230へ出力する。第1の実施の形態のように、調整指示信号の決定と、信号検出回路120への調整指示信号の出力は行わない。
ここで、信号検出回路120から出力される信号検出結果を評価回路130へ入力する代わりに、制御回路210から出力される調整指示信号を評価回路130へ入力するように構成することも可能である。調整指示信号と信号検出結果との間には対応関係があることから、どちらの構成であっても同等の動作が可能である。
ここで、信号検出回路120は、出力(検出結果)を制御回路210と評価回路130の双方に出力する。以下、評価回路130について説明し、それ以外に構成については、第1の実施の形態におけるそれと同様であるので説明を省略する。
評価回路130は、信号検出回路120から信号検出結果を入力し、検出結果を評価した評価結果を用いて、調整指示信号を決定し、調整指示信号を信号検出回路120へ出力する。
ここで、評価の方法として、検出結果の安定性を観測し、検出結果の時系列におけるふるまいが不安定な場合には、信号検出の性能が不十分であると評価し、信号検出の対象範囲を調整するための調整指示信号を信号検出回路120に出力する。
すなわち、検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続しているような場合には、評価回路130は、検出結果が不安定(未検出)であると評価し、信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を信号検出回路120に出力し、信号検出の対象範囲を狭くするように調整する。
また、検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続しているような場合には、評価回路130は、検出結果が不安定(誤検出)であると評価し、信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を信号検出回路120に出力し、信号検出の対象範囲を広くするように調整する。
(第3の実施の形態の動作)
次いで、上記のように構成される第3の実施の形態によるデータ送信装置の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。
受信回路110は、端子20を介して入力されるデータを受信すると、受信したデータを信号検出回路120に対して出力する(ステップS201)。
信号検出回路120は、受信回路110から入力したデータに対して、所定の信号検出方式により信号の検出を行い(ステップS202)、信号の検出結果を制御回路210と評価回路130へ出力する(ステップS203)。
制御回路210は、信号検出回路120から信号の検出結果を受け取ると、検出結果が音声信号であるかどうかを判定する(ステップS204)。
検出結果が音声信号であれば、制御回路210は、第1の実施の形態と同じように、制御信号「0」を送信回路230に対して出力する(ステップS205)。
この場合、送信回路230は、受け取った制御信号が「0」であるので、記憶回路220からのデータ読み出しと出力は行わない。
評価回路130は、信号検出回路120から信号の検出結果を受け取ると、検出結果の安定性を観測し、検出結果の時系列におけるふるまいによって、信号検出の性能が不十分であるかどうかを評価する(ステップS206)。この場合、検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続しているような場合、検出結果が不安定(未検出)であると評価し、信号検出の対象範囲を狭く調整するための調整指示信号「0」を信号検出回路120に出力する(ステップ2007)。
信号検出回路120は、受け取った調整指示信号が「0」であるので、信号検出方式における信号検出の対象範囲を狭く設定するための性能調整を行う(ステップS208)。以降に入力したデータの信号については、ここで調整された対象範囲に基づいて検出処理が実行されることになる。
ステップS204で検出結果が非音声信号(非音声1、2、・・・、N)であれば、制御回路210は、図2のテーブルに基づいて検出結果に対応する制御信号を送信回路230に対して出力する(ステップS209)。
この場合、送信回路230は、受け取った制御信号が「0」ではないので、制御信号(「1」、「2」、・・・、「N」)に対応する所定のデータを記憶回路220から読み出し端子10を介して出力する(ステップS210)。
評価回路130は、信号検出回路120から信号の検出結果を受け取ると、ステップS206と同様に、検出結果の安定性を観測し、検出結果の時系列におけるふるまいによって、信号検出の性能が不十分であるかどうかを評価する(ステップS211)。この場合、検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続しているような場合、検出結果が不安定(誤検出)であると評価し、信号検出の対象範囲を広く調整するための調整指示信号「1」を信号検出回路120に出力する(ステップ212)。
また、信号検出回路120は、受け取った調整指示信号が「1」であるので、信号検出方式における信号検出の対象範囲を広く設定するための性能調整を行う(ステップS213)。以降に入力したデータの信号については、ここで設定された対象範囲によって検出処理が実行されることになる。
上記のように、信号検出回路120による検出結果が音声信号の場合には、調整指示信号が「0」によって信号検出の対象範囲を狭く設定するための性能調整がなされ、検出結果が非音声信号の場合には、調整指示信号が「1」によって信号検出の対象範囲を広く設定するための性能調整がなされる。
(第3の実施の形態による効果)
以下、上述した第3の実施の形態による効果について説明する。
信号検出回路120による検出結果に基づいて、信号検出の性能が不十分であるかどうかを評価回路で評価し、信号検出の性能調整を適応的に実施するように構成したことにより、信号検出回路120の信号検出の性能をより高精度に調整可能となり、信号検出における信号の誤検出と信号の未検出をより効果的に低減することができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図7は、本発明によるデータ送受信装置の第4の実施の形態の構成を示す図である。図7において、図1と同一または同等の構成要素には、同一の参照符号が付されている。
本実施の形態においては、入力回路100の信号検出回路120の代わりに、切替回路140と第1の信号検出回路121と第2の信号検出回路122とを備えている。
第1の実施の形態と異なり、制御回路210からの調整指示信号は、信号検出回路ではなく切替回路140へ入力される。
切替回路140は、受信回路110からデータを入力し、制御回路210からの調整指示信号を受け取ると、第1の信号検出回路121と第2の信号検出回路122のうち、調整指示信号に対応する信号検出性能を有する信号検出回路へ受信回路110から入力したデータを出力する。
以下では、第1の実施の形態との構成上の差異部分となる、切替回路140と、第1の信号検出回路121と、第2の信号検出回路122について説明する。
ここで、第1の信号検出回路121は、信号検出方式における信号検出の対象範囲を狭くした性能調整がされており、第2の信号検出回路122は、信号検出方式における信号検出の対象範囲を広くした性能調整がされているものとする。
切替回路140は、受信回路110からデータを入力し、制御回路210から調整指示信号を入力する。切替回路140は、調整指示信号が、信号検出方式における信号検出の対象範囲を狭くする性能調整に対応する場合(調整指示信号が「0」の場合)、第1の信号検出回路121へデータを出力し、信号検出方式における信号検出の対象範囲を広くする性能調整に対応する場合(調整指示信号が「1」の場合)、第2の信号検出回路122へデータを出力する。
第1の信号検出回路121は、切替回路140から入力されるデータに対して、信号検出方式により信号の検出を行い、信号の検出結果を制御回路210へ出力する。
第2の信号検出回路122は、切替回路140から入力されるデータに対して、信号検出方式により信号の検出を行い、信号の検出結果を制御回路210へ出力する。
(第4の実施の形態の動作)
次いで、上記のように構成される第4の実施の形態によるデータ送信装置の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
受信回路110は、端子20を介して入力されるデータを受信すると、受信したデータを切替回路140に対して出力する(ステップS301)。
切替回路140は、制御回路210から前回受け取った調整指示信号に対応する第1の信号検出回路121又は第2の信号検出回路122に対してデータを出力する(ステップS302)。
第1の信号検出回路121又は第2の信号検出回路122は、切替回路140から入力したデータに対して、所定の信号検出方式により信号の検出を行い(ステップS303)、信号の検出結果を制御回路210へ出力する(ステップS304)。
制御回路210は、第1の信号検出回路121又は第2の信号検出回路122から信号の検出結果を受け取ると、検出結果が音声信号であるかどうかを判定する(ステップS305)。
検出結果が音声信号であれば、制御回路210は、図2のテーブルに基づいて制御信号「0」を送信回路230に対して出力し(ステップS306)、調整指示信号「0」を切替回路140に対して出力する(ステップS307)。
この場合、送信回路230は、受け取った制御信号が「0」であるので、記憶回路220からのデータ読み出しと出力は行わない。
切替回路140は、受け取った調整指示信号が「0」であるので、その次に受信したデータについては、ステップS302で、第1の信号検出回路121(信号検出方式における信号検出の対象範囲を狭く設定した信号検出回路)へ出力する。
ステップS305で検出結果が非音声信号(非音声1、2、・・・、N)であれば、制御回路210は、図2のテーブルに基づいて検出結果に対応する制御信号を送信回路230に対して出力する(ステップS308)。
この場合、送信回路230は、受け取った制御信号が「0」ではないので、制御信号(「1」、「2」、・・・、「N」)に対応する所定のデータを記憶回路220から読み出し端子10を介して出力する(ステップS309)。
また、制御回路210は、調整指示信号「1」を切替回路140に対して出力する(ステップS310)。
切替回路140は、受け取った調整指示信号が「1」であるので、その次に受信したデータについては、ステップS302で、第2の信号検出回路122(信号検出方式における信号検出の対象範囲を広く設定した信号検出回路)へ出力する。
上記のように、信号検出回路120による検出結果が音声信号の場合には、調整指示信号が「0」によって信号検出の対象範囲を狭く設定した第1の信号検出回路121へ受信したデータを出力し、検出結果が非音声信号の場合には、調整指示信号が「1」によって信号検出の対象範囲を広く設定した第2の信号検出回路122へ受信したデータを出力する。これにより、信号検出の性能調整を信号検出回路の切替によって適応的に実施する。
(第4の実施の形態による効果)
以下、上述した第4の実施の形態による効果について説明する。
信号検出の性能調整を信号検出回路の切替によって適応的に実施する構成としたことにより、第1の実施の形態と同様に、信号検出において信号の誤検出と信号の未検出を効果的に低減することが可能となる。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図9は、本発明によるデータ送受信装置の第5の実施の形態の構成を示す図である。図9において、図1と同一または同等の構成要素には、同一の参照符号が付されている。
本実施の形態においては、第1の実施の形態による構成に加えて、入力回路100に第2の記憶回路310を付加し、出力回路200の制御回路210からの制御信号を送信回路230と受信回路110へ出力するように構成されている。この構成は、各実施の形態と組み合わせることが可能である。
以下では、第1の実施の形態との構成上の差異部分となる、制御回路210と受信回路110と第2の記憶回路310とについて説明する。
制御回路210は、信号検出回路120から信号の検出結果を入力し、検出結果を用いて制御信号を決定し、検出結果及び制御信号を用いて調整指示信号を決定し、制御信号を送信回路230及び受信回路110へ出力し、調整指示信号を信号検出回路120へ出力する。
受信回路110は、端子20を介してデータを入力し、信号検出回路120へデータを出力すると共に、制御回路210から制御信号を入力し、制御信号に基づいて第2の記憶回路310へデータを出力する。
第2の記憶回路310は、受信回路110から制御信号に基づいて入力したデータを記憶保持する。これにより、第2の記憶回路310には、制御回路210からの制御信号に対応付けて入力したデータを記憶することができる。ここで、第2の記憶回路310を付加する代わりに、記憶回路220を用いて前記入力データを記憶保持するようにしてもよい。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図10は、本発明によるデータ送受信装置の第6の実施の形態の構成を示す図である。図10において、図1と同一または同等の構成要素には、同一の参照符号が付されている。
本実施の形態においては、第1の実施の形態における出力回路200の記憶回路220を設けずに、送信回路230に端子41及び端子42を備え、記憶回路に記憶保持されたデータに代わり、端子41及び端子42を介して任意のデータが送信回路230に入力される構成である。
また、第2の記憶回路310が端子50で置換されており、データを記憶保持する代わりに、端子50を介して受信回路110からのデータを外部に出力する構成である。この構成は、各実施の形態と組み合わせることが可能である。
以下では、第5の実施の形態との構成上の差異部分となる、送信回路230について説明する。この差異部分は、上述した端子50による置換を伴う必要はない。
送信回路230は、端子41及び端子42を介してデータを入力し、制御回路210から制御信号を入力すると共に、端子41及び端子42を介して入力したデータのうち、制御信号に対応したデータを端子10から出力する。
ここで、端子41及び端子42については、外部入力が多数の場合には、この2つに限定されず、入力するデータの種類に応じて3つ以上の端子を備えることも可能である。
(第6の実施の形態による効果)
以下、上述した第6の実施の形態による効果について説明する。
信号検出回路120による検出結果に基づいて信号検出の性能調整を適応的に実施するように構成したことにより、第1の実施の形態と同様に、信号検出において信号の誤検出と信号の未検出を効果的に低減することが可能となる。
(第7の実施の形態)
上述した本発明の各実施の形態によるデータ送受信装置は、ディジタル信号処理プロセッサ等のコンピュータ制御で実現することも可能である。図11は本発明の第7の実施の形態として、上記各実施の形態によるデータ送受信装置をコンピュータで実現する場合の装置構成を模式的に示す図である。
記録媒体601から読み出したプログラムを実行するコンピュータ500において、データについてデータ送信処理を実行する。記録媒体601には、(a)データを受信して入力する受信回路としての処理と、(b)入力したデータに含まれる信号を検出する信号検出回路としての処理と、(c)信号の検出結果に基づいて制御信号と調整指示信号を出力する制御回路としての処理と、(d)制御信号に基づいて記憶回路から所定のデータを読み出して出力する送信回路としての処理と、(e)調整指示信号に応じて信号検出の性能を調整する処理をコンピュータ500に実行させるためのプログラムが記録されている。
記録媒体601から該プログラムを記録媒体読出装置600で読み出し、インタフェース503を介してメモリ502にロードしCPU501で実行する。上記プログラムを格納する記録媒体601としては、マスクROM等、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリを含むほか、CD−ROM、FD、Digital Versatile Disk (DVD)、磁気テープ(MT)、可搬型HDD等の媒体の他、例えばサーバ装置からコンピュータで該プログラムを通信媒体伝送する場合等、プログラムを担持する有線、無線で通信される通信媒体等も含む。
以上好ましい実施の形態と実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも、上記実施の形態及び実施例に限定されるものでなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形して実施することができる。
上述した実施の形態では、入力されるデータが音声データである場合について説明したが、音声データ以外の映像データやテキストデータ等のメディアデータを入力し、そのメディアデータに含まれる信号を検出し、検出した信号に応じて第2のデータを出力する場合においても本発明を適用することが可能である。
本発明の第1の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における検出結果と制御信号と調整指示信号との対応関係を示す図である。 第1の実施の形態によるデータ送信装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態によるデータ送信装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態によるデータ送信装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施の形態によるデータ送受信装置の構成を示すブロック図である。 関連技術によるデータ送受信装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
110:受信回路
120:信号検出回路
121:第1の信号検出回路
122:第2の信号検出回路
130:評価回路
140:切替回路
220:記憶回路
230:送信回路
210:制御回路
310:第2の記憶回路
10,20,30,41,42:端子
500:コンピュータ
501:CPU
503:メモリ
504:記録媒体読出装置インタフェース
600:記録媒体読出装置
601:記録媒体

Claims (15)

  1. データを送受信するデータ送受信装置において、
    第1のデータを入力し、前記第1のデータに含まれる信号を検出する入力手段と、
    検出した前記信号の種類に応じて第2のデータを出力する出力手段と、
    一定期間同一の信号が連続している場合に、未検出又は誤検出が発生していると判断する評価手段とを備え、
    前記評価手段は、
    検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、未検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を出力し、
    検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、誤検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を出力し、
    前記入力手段が、
    前記調整指示信号に基づいて信号検出の性能を調整する
    ことを特徴とするデータ送受信装置。
  2. 前記信号検出の性能を調整するための調整指示信号を外部から前記入力手段に入力し、
    前記入力手段は、入力された前記調整指示信号に基づいて信号検出の性能を調整することを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信装置。
  3. 前記信号の検出状態に基づいて前記入力手段の信号検出の性能を評価し、評価結果に基づいて信号検出の性能を調整することを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信装置。
  4. 前記入力手段は、信号検出の性能が異なる複数の信号検出手段を前記信号の検出状態に基づいて切り替えることを特徴とする請求項1に記載のデータ送受信装置。
  5. 前記入力手段は、前記信号の種類に応じて、受信した前記第1のデータを記憶することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のデータ送受信装置。
  6. 前記入力手段は、前記信号の種類に応じて、受信した前記第1のデータを外部に出力することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のデータ送受信装置。
  7. 前記出力手段は、外部から第2のデータを入力し、前記信号の種類に応じて前記第2のデータを選択して出力すること
    を特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のデータ送受信装置。
  8. データを送受信するデータ送受信方法において、
    第1のデータを入力し、前記第1のデータに含まれる信号を検出する入力ステップと、
    検出した前記信号の種類に応じて第2のデータを出力する出力ステップと、
    一定期間同一の信号が連続している場合に、未検出又は誤検出が発生していると判断する評価ステップとをし、
    前記評価ステップで、
    検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、未検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を出力し、
    検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、誤検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を出力し、
    前記入力ステップで、前記調整指示信号に基づいて前記信号検出の性能を調整する
    ことを特徴とするデータ送受信方法。
  9. 前記信号検出の性能を調整するための調整指示信号を外部から入力するステップと、
    入力した前記調整指示信号に基づいて前記信号検出の性能を調整するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載のデータ送受信方法。
  10. 前記信号の検出状態に基づいて前記入力手段の信号検出の性能を評価するステップと、評価結果に基づいて信号検出の性能を調整するステップを含むことを特徴とする請求項8に記載のデータ送受信方法。
  11. 前記入力ステップが、信号検出の性能が異なる複数の信号検出手段を前記信号の検出状態に基づいて切り替えるステップとを含むことを特徴とする請求項8に記載のデータ送受信方法。
  12. 前記入力ステップが、前記信号の種類に応じて、受信した前記第1のデータを記憶するステップを含むことを特徴とする請求項8から請求項11の何れかに記載のデータ送受信方法。
  13. 前記入力ステップが、前記信号の種類に応じて、受信した前記第1のデータを外部に出力するステップを含むことを特徴とする請求項8から請求項11の何れかに記載のデータ送受信方法。
  14. 前記出力ステップが、外部から第2のデータを入力し、前記信号の種類に応じて前記第2のデータを選択して出力するステップを含むことを特徴とする請求項8から請求項11の何れかに記載のデータ送受信方法。
  15. データを送受信するデータ送受信装置を構成するコンピュータ上で動作するデータ送受信プログラムであって、
    第1のデータを入力し、前記第1のデータに含まれる信号を検出する入力処理と、
    検出した前記信号の種類に応じて第2のデータを出力する出力処理と、
    一定期間同一の信号が連続している場合に、未検出又は誤検出が発生していると判断する評価処理とを、前記コンピュータに実行させ
    前記評価処理で、
    検出結果が音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、未検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を狭く設定するための調整指示信号を出力し、
    検出結果が非音声信号であるとの判定が一定時間以上連続している場合、誤検出が発生していると判断し、信号検出の対象範囲を広く設定するための調整指示信号を出力し、
    前記入力処理で、
    前記調整指示信号に基づいて前記信号検出の性能を調整する
    ことを特徴とするデータ送受信プログラム。
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