JP5262906B2 - ミキシング中継装置及びミキシングシステム - Google Patents
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Description
本発明は、ミキサ本体をコンサート会場等へ移動させることなく、ミキシング処理を行うことができるミキシング中継装置及びミキシングシステムを提供する。
この構成によれば、ミキシング装置を移動させることなく、ミキシング中継装置だけをコンサート会場等に設置するだけでその場の音声をリアルタイムでミキシングすることができる。
この構成によれば、例えばコンサート会場等においてミキシングのパラメータを設定することができるので、会場の音を聞きながらパラメータを設定することができる。
この構成によれば、各チャネルのオーディオストリームデータを、チャネル毎に予め設定されたミキシング装置の指示操作子に自動で割当てることができる。
<実施形態>
(概要)
図1は、本実施形態に係るミキシングシステム1の構成例を示している。本実施形態のミキシングシステム1は、ミキシング中継装置である会場ゲートウェイ2、スタジオゲートウェイ3a及びスタジオミキサ3bを含むミキシング装置3で構成され、会場ゲートウェイ2とスタジオゲートウェイ3aの間はネットワーク4により接続されている。
ミキシングシステム1は、コンサート会場においてギター21、ドラム22、キーボード23等を用いて演奏された音声を会場ゲートウェイ2によりスタジオゲートウェイ3aを介してスタジオミキサ3bへ送信し、スタジオミキサ3bによってミキシングされた音声を再びスタジオゲートウェイ3aを介して会場ゲートウェイ2へ送信してコンサート会場のPAシステム(パワーアンプ25a及びスピーカ25b)により放音するものである。なお、本実施形態では、ネットワーク4のネットワーク遅延は10ms以下を想定しているが、これは、近年普及が目覚しいブロードバンドネットワーク(例えば、光ファイバを用いた光ネットワーク等)におけるネットワーク遅延は10ms程度以下であることに対応させたものである。以下、ミキシングシステム1の構成について説明する。
まず、会場ゲートウェイ2について図2を用いて説明する。図2(a)は、会場ゲートウェイ2の外観を示している。図示のt1〜t4は、オーディオ機器を接続するための入力端子であり、本実施形態では、各入力端子t1〜t4には、図1に示したキーボード23、及びマイク24a〜24cが接続される。なお、本実施形態では4つの入力端子を設ける例について説明するが、2つ以上であれば入力端子の数はこれに限らない。また、図示のEは、イーサネット(登録商標)ケーブル27を接続するコネクタであり、会場ゲートウェイ2は、イーサネットケーブル27を介してネットワーク4と接続する。
図の230は、数字やアルファベットやカナ文字等の文字入力を行うための操作ボタン群であり、240は、操作ボタン群230が操作された文字等を表示するディスプレイである。
制御部200は、CPU (Central Processing Unit)と、ROM(Read only Memory)及びRAM(Random Access Memory)とを含んで構成されており、RAMをワーキングエリアとしてROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより、制御部200と接続された各部を制御する。
また、スタジオゲートウェイ3aには、イーサネットケーブル31を接続するイーサネット用のコネクタ(図示略)が設けられ、イーサネットケーブル31を介してネットワーク4と接続されている。
次に、本実施形態のミキシングシステム1の動作について説明する。図4は、ミキシングシステム1の動作フローを示している。会場ゲートウェイ2は、まず初期設定処理として以下の処理を行う(ステップS10)。ユーザは、まず演奏開始前に各チャネルCH1〜CH4に対応するソース情報を設定するためのチャネル情報設定処理を行う。例えば、図1の例において、入力端子t1にマイク24aが接続され、ギター21の音声をマイク24aが収音する場合、ユーザは、操作部230を操作してチャネル「CH1」を入力し、チャネルCH1のソース情報として「ギター」の文字を入力する。制御部200は、ユーザによって入力されたチャネル「CH1」と「ギター」を対応づけ、他のチャネルCH2〜CH4についても同様に設定して、図5に示すチャネル情報100を記憶部250へ記憶する。
スタジオゲートウェイ3aの通信I/F311は、会場ゲートウェイ2からフレームデータを順次受信し、受信したフレームデータの各符号化オーディオパケットを制御部310へ送出する(ステップS20)。制御部310は、各符号化オーディオパケット内の各チャネル情報に基づいて、チャネルCH1〜CH4に対応する出力端子a1〜a4から各チャネルの符号化オーディオパケットのシーケンス番号、符号化オーディオデータ、及びチャネル情報を出力してスタジオミキサ3bに入力する(ステップS21)。
また、スタジオゲートウェイ3a及びミキサ装置3bは、会場ゲートウェイ2からの演奏終了情報を通信I/F311を介して受信するまではステップS20以下の処理を繰り返し行い(ステップS26:NO)、演奏終了情報を受信した場合に会場ゲートウェイ2との通信接続を終了する(ステップS26:YES)。
以下、本発明の変形例について説明する。
(1)上述した実施形態では、スタジオミキサ3bは会場ゲートウェイ2から送信された音声データに対してのみミキシング処理を行う例について説明したが、会場ゲートウェイ2から送信されたオーディオストリームデータに他のオーディオ信号を合成してミキシングストリームデータを生成するようにしてもよい。この場合には、スタジオミキサ3bにおいて、別の会場やスタジオで演奏されているオーディオ信号を取得し、取得したオーディオ信号を符号化したオーディオデータと会場ゲートウェイ2から送信されたオーディオストリームデータとをユーザ操作に応じてミキシングするように構成する。また、予めスタジオミキサ3bに記憶されている又はネットワーク4を介して受信したMIDI等の楽音データ等と、会場ゲートウェイ2から送信されたオーディオストリームデータとをミキシングするようにしてもよい。この場合には、図7に示すように、例えば会場ゲートウェイ2から送信されたMIDIデータを再生する音源装置324をスタジオミキサ3bに接続し、音源装置324によって再生されたオーディオ信号のオーディオデータとオーディオストリームデータとを信号処理部321によりミキシングするように構成する。
(7)上述した実施形態は、スタジオミキサ3bの信号処理部321において、チャネルCH1〜CH4の各符号化オーディオデータについて1チャネルの音量パラメータを調整する例であったが、コンサート会場にLチャネル用スピーカとRチャネル用スピーカを設ける場合には、LチャネルとRチャネルの2チャネルの音量パラメータを調整してミキシングするようにしてもよい。この場合には、スタジオミキサ3bに各チャネルの符号化オーディオデータについてLチャネルとRチャネルのパン制御を行う操作子を設け、各チャネルについてパン制御されたLチャネルとRチャネルの符号化オーディオデータをミキシングしてミキシングストリームデータを生成するように構成する。また、L・Rの2チャネルだけなく3チャネル以上のパラメータを設定できるように構成してもよい。
Claims (4)
- 複数のチャネルを有し、前記各チャネルについてオーディオ信号を取得する入力手段と、
前記入力手段が取得した前記各チャネルのオーディオ信号を符号化して符号化オーディオデータを生成し、1フレーム内に前記各チャネルの符号化オーディオデータを配列したフレームデータを順次生成してオーディオストリームデータを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記オーディオストリームデータをネットワーク接続されたミキシング装置へ送信する送信手段と、
前記送信手段が送信した前記オーディオストリームデータの応答データとして、前記各チャネルの符合化オーディオデータがリアルタイムにミキシング処理されたミキシングストリームデータを前記ミキシング装置から前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記ミキシングストリームデータを復号化して出力する出力手段と
を備えることを特徴とするミキシング中継装置。 - ネットワーク接続されたミキシング中継装置とミキシング装置を含むミキシングシステムであって、
前記ミキシング中継装置は、
複数のチャネルを有し、前記各チャネルについてオーディオ信号を取得する入力手段と、
前記入力手段が取得した前記各チャネルのオーディオ信号を符号化して符号化オーディオデータを生成し、1フレーム内に前記各チャネルの符号化オーディオデータを配列したフレームデータを順次生成してオーディオストリームデータを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記オーディオストリームデータをネットワーク接続されたミキシング装置へ送信する送信手段と、
前記送信手段が送信した前記オーディオストリームデータの応答データとして、前記各チャネルの符合化オーディオデータがリアルタイムにミキシング処理されたミキシングストリームデータを前記ミキシング装置から前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記ミキシングストリームデータを復号化して出力する出力手段とを備え、
前記ミキシング装置は、
前記複数の各チャネルと対応づけられたミキシング処理の指示を受付ける指示操作子と、
前記ミキシング中継装置から前記各チャネルの前記符号化オーディオデータを含むオーディオストリームデータを受信する受信手段と、
前記指示操作子により受付けられた前記指示に基づいて、当該指示操作子に対応する前記チャネルの前記受信手段により受信された前記オーディオストリームデータの前記符号化オーディオデータについて前記ミキシング処理を行い、ミキシング処理後の各符号化オーディオを合成して前記ミキシングストリームデータを生成するミキシングデータ生成手段と、
前記ミキシングデータ生成手段により生成された前記ミキシングストリームデータを前記ミキシング中継装置へ送信する送信手段と
を備えることを特徴とするミキシングシステム。 - 前記ミキシング中継装置は、
操作者によって操作し得る操作子と、
前記操作子の操作に応じたパラメータを生成するパラメータ生成手段と、
前記パラメータ生成手段が生成したパラメータを前記ミキシング装置へ送信するパラメータ送信手段とを備え、
前記ミキシング装置において、
前記受信手段は、前記ミキシング中継装置から前記パラメータを受信し、
前記ミキシングデータ生成手段は、前記受信手段により受信された前記パラメータに基づいて、前記複数のチャネル毎の前記オーディオストリームデータについてリアルタイムで前記ミキシング処理を行うことを特徴とする請求項2記載のミキシングシステム。 - 前記ミキシング中継装置において、
前記生成手段は、前記符号化オーディオデータに対応するチャネルを識別する識別情報を当該符号化オーディオデータと共に配列したフレームデータを生成し、
前記ミキシング装置において、
前記受信手段は、受信した前記オーディオストリームデータに含まれる前記識別情報に基づいて、前記オーディオストリームデータにおける各チャネルの前記符号化オーディオデータを前記指示操作子に割り当て、
前記ミキシングデータ生成手段は、前記指示操作子により受付けられた前記指示に基づき、当該指示操作子に割当てられた前記符号化オーディオデータに対して前記ミキシング処理を行い、前記ミキシングストリームデータを生成することを特徴とする請求項2記載のミキシングシステム。
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