JP5259836B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、ストレージ機能を有する通信システムに関する。
無線通信システムとして、例えばNANDFLASHメモリのような記憶手段を備えた通信端末間で通信するシステムがある。例えば、携帯電話相互間でのデータ通信あるいは携帯電話とパーソナルコンピュータ間のデータ通信などの通信端末間においては、NANDFLASHメモリに書き込んだデータを、データの送信時に読み出してデータの送信を行う。また、データを受け取った通信端末は、NANDFLASHメモリにデータの書き込みを行う。
NANDFLASHメモリのような記憶手段は、データの書き込み時および読み出し時に誤りが発生する可能性がある。そのため、記憶手段にデータを書き込んだり読み出したりする場合には、データに誤り訂正符号化、復号を施す必要がある。
他方、低い符号化率でより良い効果を出すために高度な誤り訂正復号方法を用いる技術が知られている。また、誤りの状況に応じて誤り訂正符号化方式や復号アルゴリズムを変更する技術がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2008-300020号公報
しかしながら、従来技術では、高い誤り訂正能力を出すために複雑な誤り訂正復号方法を用いているため、誤り訂正復号処理に時間を要し、この結果、メモリからデータを読み出して復号を行う処理時間、いわゆるメモリからの読み出し時のレイテンシが増大する一因となっていた。
本発明は、メモリからの読み出し時のレイテンシを低減することが可能なストレージ機能を有する通信システムを提供することを目的とする。
本発明の一観点による通信システムは、第1の通信端末と第2の通信端末との間で、第1の通信モード、又は第2の通信モードいずれかのモードで通信するシステムであって、前記第1の通信端末は、データに符号化を行って第1の符号化データを生成する第1の符号化部と、前記第1の符号化データを記憶する第1のメモリと、前記第1の通信モードの場合に前記第1の符号化データを復号して第1の復号データを生成する第1の復号部と、前記第1の通信モードでは、前記第1の復号データを送信し、前記第2の通信モードでは、前記第1の符号化データを送信する第1の通信部とを備え、前記第2の通信端末は、前記第1の符号化データ、又は前記第1の復号データを受信する第2の通信部と、前記第1の通信モードの場合に前記第1の復号データを符号化して第2の符号化データを生成する第2の符号化部と、前記第1の通信モードでは、前記第2の符号化データを記憶し、前記第2の通信モードでは、前記第1の符号化データを記憶する第2のメモリとを備えることを特徴とする。
本発明の通信システムによれば、メモリからの読み出し時のレイテンシを低減することが可能な通信システムを提供する。
本発明の実施例1に係る通信システムの概要を示すブロック図。 本発明の実施例1に係る通信システムの詳細を示すブロック図。 本発明の実施例1に係る通信システムの通信端末間の動作を示すシーケンスチャート。 本発明の実施例1に係る通信システムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例2に係る通信端末を示すブロック図。 本発明の実施例2に係る通信システムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例3に係る通信システムを示すブロック図。 本発明の実施例3に係る通信システムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例3に係る送受信可能な通信端末を示すブロック図。 本発明の実施例4に係る通信システムを示すブロック図。 本発明の実施例4に係る通信システムの動作を示すフローチャート。 本発明の実施例4に係る送受信可能な通信端末を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、実施例1に係る通信システムの概要を示す図である。通信システムは通信端末100,200を有している。通信端末100と通信端末200は1対1で通信を行う。通信端末100と通信端末200は第1の通信モード、又は第2の通信モードいずれかのモードでデータを送受信する。
通信端末100は、送信するデータに符号化を行って第1の符号化データを生成する符号化部A106と、第1の符号化データを記憶する第1のメモリ112と、第1の通信モードの場合に第1のメモリ112から読みだした第1の符号化データを復号して第1の復号データを生成する復号部A107と、第1の通信モードでは、第1の復号データを送信し、第2の通信モードでは、第1のメモリ112から読みだした第1の符号化データを送信する通信部103とを備える。なお、図1では、符号化部A106と復号部A107とを含む装置を誤り訂正符号化/復号装置1Aと称する。誤り訂正符号化/復号装置1Aの詳細な構成は後述する。
第1のメモリ112は、例えばNANDFLASHメモリなどデータの書き込み時および読み出し時に誤りが発生する可能性があるメモリである。
通信端末100は、例えば携帯電話やPDA、ノートPCなどであり、液晶ディスプレイなどの周辺装置等を制御するホストシステム104を有している。送信するデータは、ホストシステム104から誤り訂正符号化/復号装置1A又は通信部103に渡される。通信部103は、第1の復号データ又は第1の符号化データに対して変調やアップコンバージョン等の信号処理を施して無線信号を生成し、アンテナ105を介して無線信号を送信する。
また、通信端末100は、通信部103以外にも、例えば携帯電話基地局と通信を行う通信装置を備えていてもよい。この場合、通信装置は、ホストシステム104によって制御される。
通信端末200は、無線信号を受信する通信部203を有している。通信部203は、受信した無線信号に対して復調やダウンコンバージョン等の信号処理を施して第1の符号化データ、又は第1の復号データを生成する。通信端末200は、第1の通信モードの場合に第1の復号データを符号化して第2の符号化データを生成する符号化部A206と、第1の通信モードでは、第2の符号化データを記憶し、第2の通信モードでは、第1の符号化データを記憶する第2のメモリ212と、第1の符号化データ及び第2の符号化データを復号する復号部A207とを備える。なお、図1では、符号化部A206と復号部A207とをあわせて誤り訂正符号化/復号装置2Aと称する。誤り訂正符号化/復号装置2Aの詳細な構成は後述する。
通信端末200は、例えば携帯電話やPDA、ノートPCなどであり、液晶ディスプレイなどの周辺装置等を制御するホストシステム204を有している。通信部203は、アンテナ205を介して通信端末100から受信した無線信号に対してダウンコンバージョンや復調等の信号処理を施して第1の符号化データ又は第1の復号データを生成する。通信部203は、第1の復号データを誤り訂正符号化/復号装置2Aに渡す。通信部203は、第1の符号化データを第2のメモリ212に渡す。尚、第2のメモリ212は、例えば、NANDFLASHメモリなどデータの書き込み時および読み出し時に誤りが発生する可能性があるメモリである。
また、通信端末200は、通信部203以外にも、例えば携帯電話基地局と通信を行う通信装置を備えていてもよい。この場合、通信装置は、ホストシステム204によって制御される。
図2は、実施例1に係る通信端末100,200の詳細な構成を示すブロック図である。
まず、通信端末100の構成を説明する。
通信部103は、内部バス102を介してホストシステム104及びメモリシステム101に接続されている。メモリシステム101は、第1のメモリ112、誤り訂正符号化/復号装置1Aとを備えている。誤り訂正符号化/復号装置1Aは、符号化部A106と、復号部A107と、スイッチ108〜111とを備えている。
第1のメモリ112は、書き込み端子115及び読み出し端子116を備えている。書き込み端子115はスイッチ108及び109を介して内部バス102に接続されるか、あるいはスイッチ109を介して符号化部A106に接続される。読み出し端子116は、スイッチ110及び111を介して内部バス102に接続されるか、あるいはスイッチ111を介して復号部A107に接続される。
次に、通信端末200の構成を説明する。
通信部203は、内部バス202を介してホストシステム204及びメモリシステム201に接続されている。メモリシステム201は、第2のメモリ212と、誤り訂正符号化/復号装置2Aとを備えている。誤り訂正符号化/復号装置2Aは、符号化部A206と、復号部A207と、スイッチ208〜211とを備えている。
第2のメモリ212は、書き込み端子215及び読み出し端子216を備えている。書き込み端子115はスイッチ208及び209を介して内部バス202に接続されるか、あるいはスイッチ209を介して符号化部A206に接続される。読み出し端子216は、スイッチ210及び211を介して内部バス202に接続されるか、あるいはスイッチ211を介して復号部A207に接続される。
通信端末100,200が第1の通信モードで通信を行う場合、通信部103は、第1のメモリ112が符号化部A106及び復号部A107に接続されるようにスイッチ108〜111を制御する。また、通信部203も、第2のメモリ212が符号化部A206及び復号部A207に接続されるようにスイッチ208〜211を制御する。以下、第1の通信モードを通常モードと称する。一方、通信端末100,200が第2の通信モードで通信を行う場合は、通信部103は、第1のメモリ112が内部バス102を介して通信部103に接続されるようにスイッチ110〜111を制御する。また、通信部204は、第2のメモリ212が内部バス202を介して通信部203に接続されるようにスイッチ208,209を制御する。以下、第2の通信モードを高速モードと称する。
次に通信システムの基本的な動作を説明する。ここでは、通信端末100が通信端末200にデータを送信する場合について説明する。
(接続確立処理)
通信端末100及び通信端末200は、データの送受信を行うに先立って、まず接続を確立するための接続確立処理を行う。本実施例では、通信端末100,200は、通常の接続確立処理に加え、通信端末100,200が通常モードでの通信と高速モードでの通信のいずれかに対応しているかを確認する。
図3は、実施例1に係る通信端末100と通信端末200とが行う接続確立処理を示すシーケンスチャートである。ここでは、通信端末100から通信端末200にデータを送信する場合について説明する。
例えばホストシステム104上で動作するアプリケーションからデータ送信の指示があるなど、ホストシステム104が通信端末200宛のデータを生成したことで、通信端末100にデータ送信開始要求が発生したものとする(S10)。データ送信開始要求は、その他、センサ等によって通信端末100が通信相手となる通信端末200の接近を検出した場合にも発生する。
ホストシステム104は、通信端末200宛のデータが発生したことを通信部103に通知すると共に、データを、符号化部106を介して第1のメモリ112に書き込む。通信部は、ホストシステム104から通知を受け取ると、通信開始要求を通信端末200に送信する(S11)。
通信端末200は、通信開始要求を受信する。通信端末200は、通信端末100との通信準備を完了した場合には通信開始応答を送信する(S12)。
通信端末100は、通信開始応答を受信すると、通信端末200が高速モードでの受信に対応できるか否かを問い合わせるため、通信モード確認信号を送信する (S13) 。
高速モードによりデータ通信を行うための条件は2つある。1つ目は、通信端末100と通信端末200が同じ符号化方式を用いて誤り訂正符号化・復号を行うことができることである。具体的には、符号化部A106A及び復号部A107と符号化部A206及び復号部A207とが同じ誤り訂正符号化方式を用いて符号化あるいは復号を行うことができることである。
2つ目は、通信端末100と通信端末200いずれも、第1のメモリ112への読み書き処理を行う際に、誤り訂正符号化・復号を行うモードと誤り訂正符号化・復号を行わないモードとを切り替えることができることである。具体的には、通信端末100が、符号化部A106により符号化を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であり、復号部A107により復号を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であること、かつ通信端末200が、符号化部A206により符号化を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であり、復号部A207により復号を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であることが必要である。
例えば、通信モード確認信号として、通信端末100が利用可能な符号化方式を示す第1の情報と誤り訂正符号化・復号を行うモードと行わないモードを切り替え可能であるか否かを示す第2の情報を通信端末200に対して送信する。尚、第1の情報と第2の情報は、例えば、通信部103が管理するものとする。通信端末200の通信部203は、同様の情報を管理するものとする。通信端末200は、通信モード確認信号を受信すると、通信モード確認信号に含まれる第1の情報と第2の情報を用いて、自装置200の符号化方式が通信端末100の符号化方式と一致するか否か、及び通信端末100と自装置200共に誤り訂正符号化・復号を行うモード(通常モード)と行わないモード(高速モード)とを切り替え可能であるかを確認する。通信端末200は、自装置200の符号化方式が通信端末100の符号化方式と一致し、通常モードと高速モードとを切り替え可能である場合、高速モードで通信可能であると通信端末100に通知する。
尚、通信モード確認信号と通信モード確認応答信号が含む情報は、この例に限られない。例えば、通信モード確認応答信号に、通信端末200が利用可能な符号化方式の情報と誤り訂正符号化・復号を行うモードと行わないモードを切り替え可能か否かの情報とを含めても良い。この場合、通信端末100は、通信モード確認応答信号に含まれる情報と自装置の利用可能な符号化方式及び誤り訂正符号化・復号を行うモードと行わないモードを切り替え可能か否かの情報とを比較して、高速モードで通信可能か否かを判定する。
さらに例えば、高速モードで使用する誤り訂正符号化方式やモード切り替えの対応について、通信方式の一部としてあらかじめ定義しておき、高速モードへの対応をするかどうかを1bitないし数bitの信号で表し、これを通信モード確認信号として、通信開始要求・応答に含めてもよい。また通信開始時に交換されるケーパビリティリストの一部として、高速モードへの対応の可能・不可能を含めてもよい。
通信端末200は、通信モード確認信号を受信すると、メモリシステム201が通常モード/高速モードの切り替えに対応できるか確認する。またメモリシステム201が通常モード/高速モードの切り替えに対応できる場合は、符号化部A206及び復号部A207が行う誤り訂正処理の方式(誤り訂正方式)が通信モード確認信号に含まれる方式と同じであるか否かを決定する。方式が同じである場合に、通信端末200は、高速モードでの通信が可能である旨を含む通信モード確認応答信号を通信端末100に送信する。一方、メモリシステム201が通常モード/高速モードの切り替えに対応できない、あるいは誤り訂正方式が通信モード確認信号に含まれるものと異なる場合、通信端末100は、高速モードでの通信ができない旨を含む、又は通常モードを希望する旨を含む通信モード確認応答信号を通信端末100に送信する(S14)。通信モード確認応答信号を送信した通信端末100は、通信モード確認応答信号に含めた情報に基づき、通信モードを高速モード/通常モードのいずれかに決定する。
通信端末100は、通信モード確認応答信号に応じて通信モードを決定する。通信端末200が高速モードでの通信が可能である場合、通信端末100は高速モードでデータを送信すると決定する。一方、通信端末200が、高速モードでの通信ができない、あるいは通常モードを希望する場合、通信端末100は通常モードでデータを送信すると決定する。(S15)
通信モードを決定すると、通信端末100から通信端末200に対して、決定した通信モードに基づきデータ送信を行う(S17)。通信端末100と通信端末200のそれぞれの通信部103、203は、通信モードを決定すると、高速モードか通常モードかいずれに対応するかを通知する制御信号をメモリシステム101、201へ通知する。この制御信号により通信端末100及び200は、スイッチ108〜111、スイッチ208〜211をそれぞれ切り替えて、通常モード又は高速モードで動作する。
以下、各モードでのデータの通信方法を説明する。図4は、通信端末100及び200の各モードでの動作を示すフローチャートである。
図3のシーケンスにしたがい、通信端末100と通信端末200との間で通信開始処理を行い(S101)、通信モードの確認を行い(S102)、通信モードを決定する(S103)と、データの送信側装置であるかデータの受信側装置であるかにより以下の動作を行う。
(通常モード)
先ず、通信端末100,200が通常モードで通信を行う場合(S103 NO)について説明する。
通信端末100は、送信側装置であるので(S104 YES)、通信端末100のホストシステム104は、送信するデータを符号化部A106に渡す。符号化部A106は、データをホストシステム104から受け取ると、データに誤り訂正符号を施し、第1の符号化データを生成する。符号化部A106は、第1の符号化データを第1のメモリ112に書き込む(S105)。
通信部103は、通信端末200との通信が確立すると、第1のメモリ112からデータを読み出すよう復号部A107に指示する。復号部A107は、第1のメモリ112から第1の符号化データを第1のメモリ112から読み出す。復号部A107は、第1の符号化データに対し誤り訂正復号処理を施し、第1の復号データを生成する。なお、この第1の復号データは、ホストシステム104が出力するデータと同じ情報を有するデータである。通信部103は第1の復号データに変調やアップコンバージョンなどの信号処理を施し、無線信号を生成する。通信部103は、無線信号をアンテナを介して通信端末200に送信する(S106)。
通信端末200は、受信側装置である(S105 NO)。通信端末200の通信部203は、アンテナ205を介して無線信号を受信すると、無線信号に復調やダウンコンバージョンなどの信号処理を施し、第1の復号データを生成する。通信部203は、第1の復号データを符号化部A206に出力する。符号化部A206は、第1の復号データに誤り訂正符号処理を施し第2の符号化データを生成する。符号化部A206は、第2の符号化データを第2のメモリ212に書き込む(S107)。
復号部A207は、例えばホストシステム204の指示に従い第2の符号化データを第2のメモリ212から読み出す。復号部A207は読み出した第2の符号化データに誤り訂正復号処理を施し、データを生成してホストシステム204に出力する(S108)。
(高速モード)
次に、通信端末100,200が高速モードで通信を行う場合(S103 YES)について説明する。
通信端末100は、送信側装置であるので(S109 YES)、通信端末100のホストシステム104は、通信端末200に送信したいデータを符号化部A106に出力する。符号化部A106は、データをホストシステム104から受け取ると、データに誤り訂正符号化を施し、第1の符号化データを生成する。符号化部A106は、第1の符号化データを第1のメモリ112に書き込む(S110)。
通信部103は、通信端末200との通信が確立すると、第1のメモリ112から第1の符号化データを読み出す。通信部103は、第1の符号化データに変調やアップコンバージョンなどの信号処理を施し、無線信号生成する。通信部103は、アンテナ105を介して無線信号を通信端末200に送信する(S111)。
通信端末200は受信側装置である(S109 NO)。通信端末200の通信部203は、アンテナ205を介して無線信号を受信すると、無線信号に復調やダウンコンバージョンなどの信号処理を施し、第1の符号化データを生成する。通信部203は、第1の符号化データを第2のメモリ212に書き込む(S112)。復号部A207は、例えばホストシステム204の指示に従い第1の符号化データに誤り訂正復号処理を施し、データを生成してホストシステム204に出力する (S113)。
通信端末100は、データ送信が完了すると、通信終了通知を通信端末200に送信する。
尚、以上の動作フローでは、通信端末100が送信側の処理を行うとき、通信開始処理(S101)および、通信モード確認・通信モード決定処理(S102、S103)の後に、ホストシステム104からのデータを第1のメモリ112に書き込む処理(S106、S110)を行っている。しかしながら、通信開始処理(S101)および、通信モード確認・通信モード決定処理(S102、S103)の前に、ホストシステム104からのデータを第1のメモリ112に書き込む処理を行っておいてもよい。これにより、通信開始からデータ送信の速度をより向上させることができる。
また、以上の例では、通信開始要求と通信モード確認信号とを別々のメッセージとしたが、通信開始要求に通信モード確認信号を含めても良い。また、同様に、通信開始応答に通信モード確認応答信号を含めても良い。
本実施例の通信システムによれば、通信端末100、200間のデータ通信において、送信側では第1のメモリ112からのデータ読み出し時の誤り訂正復号処理を行わない、受信側では第1のメモリ112へのデータ書き込み時の誤り訂正符号化処理を行わない高速モードで行うことで、送信側の通信端末のデータ読み出し速度を向上させ、受信側のデータ書き込み速度を向上させることができる。これにより、通信端末100,200間のデータ通信の速度を向上することができる。また、高速モードでは、送信側の誤り訂正復号処理を省略し、受信側のデータ書き込み時の誤り訂正符号化処理を省略することで、誤り訂正符号化/復号処理に必要な消費電力を削減することができる。
なお、本実施例では通信部103及び通信部203の誤り訂正符号化と誤り訂正復号については、説明しなかった。しかしながら、送信側の通信端末100の通信部103は、データに誤り訂正符号化を行ったうえでデータを送信しても良い。また、このとき、受信側の通信端末200の通信部203は、受信したデータに対し、誤り訂正復号を行う。このような符号化、復号を行うことで、通信端末100と通信端末200との間の通信路で発生する誤りに対してロバストに対応することができる。
また、本実施例では、通信端末100が送信側の場合、通信端末200が受信側の場合について説明した。しかしながら、通信端末100は、受信側、通信端末200は、送信側でも動作可能である。すなわち、通信端末100は、通信端末200の機能も備え、通信端末200は、通信端末100の機能も備えるものとする。
上述した通信端末100,200が高速モードで通信を行う条件として、符号化部A106,A206及び復号部A107,A207がいずれも同じ誤り訂正符号化/復号方式を用いていることとしたが、通信端末100の符号化部A106と通信端末200の復号部A207が同じ誤り訂正符号化/復号方式を用いていればよい。つまり通信端末100が高速モードで送信した第1の符号化データを通信端末200で正しく復号できればよい。通信端末100,200がそれぞれ通常モードで送信する場合に用いる符号化部、復号部、及び高速モードで送信する場合に用いる符号化部、復号部を用意しておいてもよい。
また、通信端末100,200ともに符号化を行うか否かを切り替えられ、かつ復号を行うか否かを切り替えられる場合に高速モードで通信を行うとしたが、通信端末100が復号を行うか否か、及び通信端末200が符号化を行うか否かを切り替えられる場合に高速モードを行うとしてもよい。
この場合、通信端末100は、前述した通信モード確認信号として、通信端末100の符号化部106Aが利用可能な符号化方式を示す第1の情報と、復号部A107が復号を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であることを示す第2の情報とを通信端末200に対して送信する。通信端末200は、通信モード確認信号を受信すると、通信モード確認信号に含まれる第1の情報と第2の情報を用いて、通信端末100の符号化部106Aの符号化方式と自装置200の復号部A207の符号化方式が一致し、通信端末100の復号部A107が復号を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であり、自装置200の符号化部A206により符号化を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であると判定した場合は、高速モードで通信可能であると判定する。通信端末200は、通信モード確認信号に対する応答として高速モードで通信可能であるか否かを示す信号を送信する。
次に実施例2に係る通信システムを説明する。通信システムは、通信端末100及び通信端末2000を有している。
図5は、実施例2にかかる通信端末2000の構成を示すブロック図である。図6は、実施例2にかかる通信端末2000の動作を示すフローチャートである。
通信端末2000のメモリシステム2001は、通信端末200の構成に加えて、書き戻し制御部2002を備える。そのほかの通信端末2000の構成は通信端末200の構成と同様であるため説明は省略する。
書き戻し制御部2002は、一端がスイッチ108に接続され、他端がスイッチ110に接続されている。書き戻し制御部2002は、書き戻し処理を行う場合に、スイッチ108〜111を制御し、第1のメモリ112と復号部A107を接続し、復号部A107と符号化部A106とを接続し、符号化部A106と第1のメモリ112とを接続させる。また、書き戻し制御部2002は、書き戻し処理として、第1のメモリ112に記憶されたデータを読み出しながら復号し、復号したデータを符号化しながら第1のメモリ112に書き込むように、第1のメモリ112、復号部A107、符号化部A106を制御する。
なお図5では、スイッチ108,110との間に書き戻し制御部2002を設けているが、書き戻し制御部2002の代わりにスイッチを設け、書き戻し制御部2002が該スイッチを制御することで、復号部A107と符号化部A106との接続/開放を切り替えてもよい。
高速モードで第1の符号化データを受信した場合、通信部103は、符号化処理を行わず第1の符号化データを第1のメモリ112に書き込む。書き戻し制御部2002は、高速モードで受信した第1の符号化データが第1のメモリ112に記憶されている場合に、第1の符号化データに対して復号部A107で誤り訂正復号処理を行い第2の復号データを生成するようスイッチ110,111及び復号部A107を制御する。また、書き戻し制御部2002は、第2の復号データに対して誤り訂正符号化処理を行い第2の符号化データを生成するようスイッチ108,109及び符号化部A106を制御する。符号化部A106は生成した第2の符号化データを第1のメモリ112に書き込む。
以下では、通信端末2000の動作を説明する。高速モードでデータを受信し、第1のメモリ112に書き込むまでの処理は図4と同じであるため説明を省略する。
通信端末2000は、通信部103が受信した第1の符号化データを第1のメモリ112に書き込む(S201)。
次に、送信側の通信端末から通信終了通知を受けると、通信部103は、書き戻し制御部2002に通信終了通知を通知する。書き戻し制御部2002は、通信終了通知を受け取ると、第1のメモリ112に書きこまれた第1の符号化データを読み出して、第1の符号化データに対して誤り訂正復号処理を行い、第2の復号データを生成するよう復号部A107を制御する(S202)。
次に、書き戻し制御部2002は、第2の復号データに対して誤り訂正符号化処理を施し第3の符号化データを生成し、第3の符号化データを第1のメモリ112に書き戻すよう符号化部A106を制御する(S203)。
この第1のメモリ112に書き戻されたデータを高速モードで送信する場合(S204 YES)、通信端末2000は、図4のステップS111に戻り送信処理を行う。この第1のメモリ112に書き戻されたデータを、通常モードで送信する場合(S205 YES)、通信端末は、図4のステップS106に戻り送信処理を行う。また、ホストシステム104が、データを使用するために第1のメモリ112からデータを読み出す際は、第3の符号化データに対して復号部A107により誤り訂正復号処理を行いながらデータを読み出す(S206)。
以上のように、実施例2の通信端末2000及び通信システムによれば、実施例1と同様の効果が得られると共に、高速モードの通信によりデータを受信した通信端末が、高速モードの通信によりデータを送信する場合に、第1のメモリ112の読み書きで発生する誤りを伝搬することを防ぐことができる。
図7を用いて実施例3に係る通信システムを説明する。本実施例に係る通信システムは、通信端末300と通信端末400とを備える。本実施例に係る通信システムでは通常モードと高速モードで行う符号化の符号化方式が異なる。
図7は、実施例3にかかる通信端末300の構成を示すブロック図である。
以下では、実施例1の通信端末100と異なる構成を説明する。通信端末100と同じ構成及び機能を有する構成要素については説明を省略する。
通信端末300は、符号化部A306A、符号化部B306B、復号部A307Aと、を備える。符号化部A306Aは、ホストシステム104から受け取ったデータに対して符号化方式Aに従い誤り訂正符号化を行い第1の符号化データを生成し、第1のメモリ112に書き込む。符号化部B306Bは、ホストシステム104から受け取ったデータに対して符号化方式Bに従い誤り訂正符号化を行い第2の符号化データを生成し第1のメモリ112に書き込む。第1のメモリ112は、第1の符号化データ及び第2の符号化データを記憶する。復号部A307Aは、第1の符号化データを第1のメモリ112から読み出し、符号化方式Aに従い第1の符号化データを復号し第1の復号データを生成する。
ここで、符号化方式Bは、符号化方式Aと比べて、誤り訂正能力が高い符号化方式であるとする。例えば、符号化方式Bは、符号化方式Aより符号化率が低い符号化方式であるとする。符号化率の設定方法としては、例えば、第1のメモリ112の読み書き処理を1回行った場合の誤り率rのデータに対して符号化方式Aで誤り訂正復号を行った後の誤り率と、第1のメモリ112の読み書き処理を2回行った場合の誤り率r’に対して符号化方式Bで誤り訂正復号を行った後の誤り率とが同程度となるように、符号化方式Aと符号化方式Bの符号化率を設定する方法がある。
また、誤り訂正能力を高くする方法として、符号化方式Bを、符号化方式Aと比較して、ビット消失に対する訂正能力を高くする方法もある。ここで、ビット消失とは、第1のメモリ112のセルに書き込んだ値にかかわらず、0/1が完全に反転するような誤りである。たとえば、符号化方式Aに畳み込み符号を用いた場合、符号化方式Bには内符号に畳み込み符号、外符号にリードソロモン符号を用いることで、ビット消失訂正能力を高めることができる。
スイッチ308及び309は、書き込み端子115と内部バス102とを符号化部A306Aを介して接続するか、符号化部B306Bを介して接続するか切り替える。スイッチ310及びスイッチ311は、読み出し端子116と内部バス102とを復号部A307Aを介して接続するか、直接読み出し端子116と内部バス102とを接続するかを切り替える。
次に図7を用いて通信端末400の構成を説明する。以下では、実施例1の通信端末200と異なる構成を説明する。通信端末200と同じ構成及び機能を有する構成要素については説明を省略する。
通信端末400は、符号化部A406A、復号部A407A及び復号部B407Bとを備える。符号化部A406Aは、通信部203から受け取った第1の復号データに対して符号化方式Aに従い誤り訂正符号化を行い第3の符号化データを生成する。符号化部A406Aは、第3の符号化データを第2のメモリ212に書き込む。
復号部A407Aは、第2のメモリ212から第3の符号化データを読み出し、第3の符号化データに対して符号化方式Aに従い誤り訂正復号を行い第3の復号データを生成する。復号部A407Aは第3の復号データをホストシステム204に渡す。復号部B407Bは、第2のメモリ212から第2の符号化データを読み出し、第2の符号化データに対して符号化方式Bに従い誤り訂正復号を行い第2の復号データを生成する。復号部B407Bは、第2の復号データをホストシステム204に渡す。
スイッチ408及び409は、書き込み端子215と内部バス202とを符号化部A406Aを介して接続するか、直接書き込み端子215と内部バス202とを接続するかいずれかを切り替える。スイッチ410及びスイッチ411は、読み出し端子216と内部バス202とを復号部A407Aを介して接続するか、復号部B407Bを介して接続するかを切り替える。
以下では、本実施例に係る通信システムの動作を説明する。図8は、通信システムの動作を示すフローチャートである。図4と同じ動作については同じ符号を付し、説明を省略する。
(通常モード)
先ず通信端末300,400が通常モードで通信を行う場合について説明する。
通信端末300は、送信側装置であるので、通信端末300のホストシステム104は、送信するデータを符号化部A306Aに渡す。符号化部A306Aは、ホストシステム104が生成したデータに対して符号化方式Aに従い誤り訂正符号化を行い、第1の符号化データを生成する。符号化部A306Aは、第1の符号化データを第1のメモリ112に書き込む(S301)。このとき、スイッチ308及び309は、符号化部A306A側に接続されている。通信部103は、第1のメモリ112からデータを読み出すように復号部A307Aに指示する。復号部A307Aは、第1のメモリ112から第1の符号化データを読み出し、第1の符号化データに対して符号化方式Aに従って誤り訂正復号処理を施し、第1の復号データを生成し、通信部103に転送する(S302)。このとき、スイッチ310及び311は、復号部A307A側に接続されている。通信部104は、第1の符号化データに信号処理を施し無線信号を生成し、無線信号を通信端末400に送信する。
通信端末400は、受信側装置である。通信端末400の通信部203は、アンテナ205を介して無線信号を受信すると、無線信号に信号処理を施し、第1の復号データを生成する。符号化部A406Aは、第1の復号データに対して符号化方式Aに従い誤り訂正符号化処理を行い、第3の符号化データを生成する。符号化部A406Aは、第3の符号化データを第2のメモリ212に書き込む(S303)。このとき、スイッチ408及び409は、符号化部A406A側に接続されている。復号部A407Aは、ホストシステム204からの指示に従い、第3の符号化データを第2のメモリ212から読み出す。復号部A407Aは、読み出した第3の符号化データに符号化方式Aに従い誤り訂正復号を施して、データを生成してホストシステム204に出力する(S304)。このとき、スイッチ410及び411は、復号部A307A側に接続されている。
(高速モード)
次に、通信端末300,400が高速モードで通信を行う場合について説明する。
通信端末300は、送信側装置であるので、通信端末300のホストシステム104は、送信するデータを符号化部B306 Bに渡す。符号化部B306Bは、ホストシステム104が生成したデータに対して符号化方式Bに従い誤り訂正符号化を行い、第2の符号化データを生成する。符号化部B306Bは、第2の符号化データを第1のメモリ112に書き込む(S305)。このとき、スイッチ308及び309は、符号化部B306B側に接続されている。通信部103は、第1のメモリ112から第2の符号化データを復号せずに読み出す(S306)。通信部103は、第2の符号化データに信号処理を施して無線信号を生成し、該無線信号を通信端末400に送信する。このとき、スイッチ310及び311により、読み出し端子116と内部バス102とが直接接続されている。
通信端末400は、受信側装置である。通信端末400の通信部203は、アンテナ205を介して無線信号を受信すると、無線信号に信号処理を施し、第2の符号化データを生成する。通信部202は、受信した第2の符号化データを第2のメモリ212に書き込む(S307)。このとき、スイッチ408及び409は、書き込み端子215と内部バス202とを直接接続している。復号部B407Bは、ホストシステム204からの指示に従い、第2の符号化データを第2のメモリ212から読み出す。復号部B407Bは、符号化方式Bに従い読み出した第2の符号化データに誤り訂正復号を施して、データを生成しホストシステム204に出力する(S308)。このとき、スイッチ410及び411は、復号部B407B側に接続される。
尚、以上の動作フローでは、通信端末300が送信側の処理を行うとき、通信開始処理(S101)および、通信モード確認・通信モード決定処理(S102、S103)の後に、ホストシステム104からのデータを第1のメモリ112に書き込む処理(S301、S307)を行っている。しかしながら、通信開始処理(S101)および、通信モード確認・通信モード決定処理(S102、S103)の前に、ホストシステム104からのデータを第1のメモリ112に書き込む処理を行っておいてもよい。これにより、通信開始からデータ送信の速度をより向上させることができる。
このとき、通信モードが決定するまで、ホストシステム104からのデータを第1のメモリ112に書き込む際、符号化方式A、符号化方式Bいずれの方式により符号化するかを決定することができない。したがって、この場合、例えば、符号化方式A、B双方の方式を用いて符号化処理を行って第1のメモリ112に書き込んでおき、通信モード確認・通信モード決定処理(S102、S103)の結果に応じて、符号化方式A、Bいずれかにより符号化されたデータを読み出すことを選択することにより対応する。
実施例3の通信端末300を用いた通信システムによれば、実施例1と同様の効果が得られると共に、高速モードにおいて、誤り訂正能力が高い符号化方式を用いて符号化、復号を行うため、データの誤り率を低減することができる。したがって、通信端末300によれば、データの誤り率を少なくし、かつ読み出し時のレイテンシを低減することによるデータの送信速度を向上させることができる。また、消費電力低減を達成することができる。
なお、本実施例では、通信端末300を送信側、通信端末400を受信側装置として説明したが、ひとつの通信端末が送受信ともに行える構成とすることもできる。送受信ともに行える通信端末500の例を図9に示す。
通信端末500は、例えば携帯電話やPDA、ノートPCなどである。通信端末500は、液晶ディスプレイなどの周辺装置等を制御するホストシステム504を有している。ホストシステム504は、通信端末500が送信する送信データを生成する。通信端末500は、ホストシステム500が生成した送信データ又は通信相手から受信した受信データに対し符号化方式Aに従い符号化を行い、第1の符号化データを生成する符号化部A506Aと、送信データに対し符号化方式Bに従い符号化を行い第2の符号化データを生成する符号化部B306Bとを有する。符号化部A503A、B306Bが生成した第1、第2の符号化データは、第1のメモリ112に書き込まれる。
通信端末500は、第1のメモリ112が記憶している第1の符号化データに対して符号化方式Aに従って復号を行い、第1の復号データを生成する復号部A507Aと、第2の符号化データに対して符号化方式Bに従って復号を行い、第2の復号データを生成する復号部B407 Bとを有する。復号部A507Aは、第1の復号データをホストシステム504又は後述する通信部503に渡す。復号部B507Bは、第2の復号データをホストシステム504に渡す。ホストシステム504は、受け取った第1の復号データ又は第2の復号データを例えば図示しない液晶ディスプレイに表示したり、第1の復号データ又は第2の復号データを用いて周辺装置を制御したりする。
また、通信端末500は、第1の復号データ又は第2の符号化データに対して信号処理を施し無線信号を生成し、アンテナ505を介して送信する通信部503を有している。通信部503は、アンテナ505を介して受信した無線信号に対して信号処理を施し受信データを生成する。
通信端末505はスイッチ508〜511を有している。スイッチ508〜511は通信部503の指示に従い、第1のメモリ112と内部バス102との接続を切り替える。具体的には、スイッチ508,509は、第1のメモリ112の書き込み端子115と内部バス102とを接続する場合に、書き込み端子115と内部バス102とを直接接続するのか、符号化部A506Aを介して接続するのか、符号化部B306Bを介して接続するのか切り替える。スイッチ508,509をまとめて第1スイッチ部とも称する。スイッチ510,511は、第1のメモリ112の読み出し端子116と内部バス102とを接続する場合に、読み出し端子116と内部バス102とを直接接続するのか、復号部A507Aを介して接続するのか、復号部B407Bを介して接続するのか切り替える。スイッチ510,511をまとめて第2スイッチ部とも称する。
符号化部A506Aは、通信端末505が送信側装置として動作する場合には、図7の符号化部A306Aとして動作し、通信端末505が受信側装置として動作する場合には、図7の符号化部A406Aとして動作する。また復号部A507Aは、通信端末505が送信側装置として動作する場合には、図7の復号部A307Aとして動作し、通信端末505が受信側装置として動作する場合は図7の復号部A407Aとして動作する。
従って通信端末500が通常モードで送信データを送信する場合、スイッチ508,509は、書き込み端子115と内部バス102とが符号化部A506Aを介して接続するよう動作する。スイッチ510,511は、読み出し端子116と内部バス102とが復号部A507Aを介して接続するよう動作する。通信端末500が高速モードで送信データを送信する場合、スイッチ508,509は、書き込み端子115と内部バス102とが符号化部B306Bを介して接続するよう動作する。スイッチ510,511は、読み出し端子116と内部バス102とが直接接続するよう動作する。
通信端末500が通常モードで受信データを受信する場合、スイッチ508,509は、書き込み端子115と内部バス102とが符号化部A506Aを介して接続するよう動作する。スイッチ510,511は、読み出し端子116と内部バス102とが復号部A507Aを介して接続するよう動作する。通信端末500が高速モードで受信データを受信する場合、スイッチ508,509は、書き込み端子115と内部バス102とが直接接続するよう動作する。スイッチ510,511は、読み出し端子116と内部バス102とが復号部B407Bを介して接続するよう動作する。それ以外の動作は、通信端末500が送信側装置として動作する場合は図7の通信端末300と、受信側装置として動作する場合は図7の通信端末400と同じである。
図10を用いて実施例4に係る通信システムを説明する。本実施例に係る通信システムは、通信端末600と通信端末700とを備える。
図10は、実施例4にかかる通信端末600の構成を示すブロック図である。
以下では、実施例3の通信端末300と異なる構成を説明する。通信端末300と同じ構成及び機能を有する構成要素については説明を省略する。
通信端末600は、図7に示す通信端末300の構成に加え復号部A’607A’を有している。また、通信端末600は、符号化部B306B及びスイッチ308,309に相当するスイッチは有しておらず、スイッチ310,311の代わりにスイッチ610,611を有している。
復号部A´607A´は、符号化方式Aに従い、第1の符号化データに対し第2の復号処理A´を行い第2の復号データを生成する。復号部A307Aと復号部A´607A´は、符号化方式は同じであるが復号処理が異なる。これは、復号部A307Aと復号部A´607A´とが異なるアルゴリズムを適用している場合があるためである。例えば、復号部A307Aと復号部A´607A´とが、畳み込み符号化方式に対応している場合であっても、復号部A307Aが最尤復号アルゴリズムを、復号部A´607A´がビタビ復号アルゴリズムを適用している場合がある。この場合、符号化方式が同じであっても復号部A307Aが行う第1の復号処理Aは、復号部A´607A´が行う第2の復号処理A´と異なる。また、同じアルゴリズムを適用している場合でも繰り返し処理の回数や軟判定/硬判定の違いによって、復号部A307Aが行う第1の復号処理Aが、復号部A´607A´が行う第2の復号処理A´と異なるものとなる。
第2の復号処理A´は、第1の復号処理Aと比べて、処理時間の短く簡略化された復号処理であるとする。
たとえば、第1の復号処理Aと第2の復号処理A´がいずれも畳み込み符号化方式に対応している場合、第1の復号処理Aは、最尤復号アルゴリズムを適用する処理であり、第2の復号処理A´は、ビタビ復号アルゴリズムを適用する処理である。また、別の例としては、第1の復号処理Aは、軟判定値を入力とした復号処理であり、第2の復号処理A´は、硬判定値を入力とした復号処理である。また、更に別の例としては、第1の復号処理Aと第2の復号処理A´がいずれも繰り返し処理が必要な復号処理である場合であって、第2の復号処理A´について、第1の復号処理Aと比べて繰り返し処理を少なくする場合である。ここで、繰り返し処理が必要な復号処理は、例えば、ターボ符号化に対する復号処理や、LDPC符号化に対する復号処理である。
スイッチ610,611は、通信部103の指示に従い、通常モードか高速モードかの違いに応じて読み出し端子116と内部バス102とを復号部A307Aを介して接続するか、復号部A’607A’を介して接続するかを切り替える。
次に、実施例4に係る通信端末700の構成を示すブロック図である。以下では、実施例3に係る通信端末400と異なる構成を説明する。通信端末400と同じ構成及び機能を有する構成要素については説明を省略する。
通信端末700は、図7に示す通信端末400の構成に加え符号化部B706Bを有している。また通信端末700は、スイッチ408,409の代わりにスイッチ708,709を有している。
符号化部B706Bは、アンテナ205を介して通信部203が受信した第2の復号データに対して符号化方式Bに従い誤り訂正符号化を行い第2の符号化データを生成する。
符号化方式Bは、符号化方式Aと比べて、誤り訂正能力が高い符号化方式であるとする。誤り訂正能力を高くする方法として、符号化方式Bを、符号化方式Aと比較して、ビット消失に対する訂正能力を高くする方法が好ましい。
スイッチ708,709は、書き込み端子215と内部バス202とを符号化部A406Aを介して接続するか符号化部B706Bを介して接続するかを通信部203の指示に従い切り替える。
以下、本実施例に係る通信システムの動作を説明する。図11は、本実施例に係る通信システムの動作を示すフローチャートである。図4と同じ動作については同じ符号を付し、説明を省略する。なお通常モードの動作は図8に示す通信システムの動作と同じであるため説明を省略する。
(高速モード)
通信端末600,700が高速モードで通信を行う場合について説明する。
通信端末600は、送信側装置であるので、通信端末600のホストシステム104は、送信するデータを符号化部A306Aに渡す。符号化部A306Aは、ホストシステム104から受け取ったデータに対して符号化方式Aに従い誤り訂正符号化を行い、第1の符号化データを生成する。符号化部A306Aは、第1の符号化データを第1のメモリ112に書き込む(S402)。復号部A’607’は、通信部103の指示に従い第1のメモリ112から第1の符号化データを読み出すと、符号化方式Aに従い誤り訂正復号を施し、第2の復号データを生成する(S403)。通信部103は、第2の復号データに信号処理を施して無線信号を生成し、該無線信号を通信端末700に送信する。このとき、スイッチ610,611により、読み出し端子116と内部バス102とが復号部A’607A’を介して接続されている。
通信端末700は、受信側装置である。通信端末700の通信部203は、アンテナ205を介して無線信号を受信すると、該無線信号に信号処理を施し、第2の復号データを生成する。
符号化部B706Bは、第2の復号データに対して符号化方式Bに従い誤り訂正符号化を行い、第2の符号化データを生成する。符号化部B706Bは、第2の符号化データを第2のメモリ212に書き込む(S404)。このときスイッチ708,709は、書き込み端子215と内部バス202とを符号化部B706Bを介して接続している。
復号部B407Bは、ホストシステム204からの指示に従い、第2の符号化データを第2のメモリ212から読み出す。復号部B407Bは、符号化方式Bに従い読み出した第2の符号化データに誤り訂正復号を施して、データを生成しホストシステム204に出力する(S405)。このとき、スイッチ410及び411は、復号部B407B側に接続される。
尚、以上の動作フローでは、通信端末400が送信側の処理を行うとき、通信開始処理(S101)および、通信モード確認・通信モード決定処理(S401、S103)の後に、ホストシステム104からのデータを第1のメモリ112に書き込む処理(S301、S402)を行っている。しかしながら、通信開始処理(S101)および、通信モード確認・通信モード決定処理(S401、S103)の前に、ホストシステム104からのデータを第1のメモリ112に書き込む処理を行っておいてもよい。これにより、通信開始からデータ送信の速度をより向上させることができる。
実施例4に係る通信システムによれば、高速モードにおいて、データの書き込みの際に誤り訂正符号化を行うことで、データの誤り率を低減するとともに、データを送信する場合に、データの読み出しの際に行う復号処理を処理時間が短い復号処理とすることによりデータの送信速度を向上させることができる。また、データを受信する場合は、誤り訂正能力が高い符号化方式を用いて符号化、復号を行うことで、データの誤り率を低減することができる。これにより、通信端末600が通信を行う場合に、データの誤り率を少なくし、かつデータの送信速度を向上させることができる。また、高速モードにおいて、送信側の通信端末は、データの読み出しを行う際に行う復号処理を、処理時間の短い簡略化された復号処理とすることで、消費電力低減を達成することができる。
なお、本実施例では、通信端末600を送信側、通信端末700を受信側として説明したが、ひとつの通信端末が送受信ともに行える構成とすることもできる。送受信共に行える通信端末800の例を図12に示す。通信端末500と同じ構成要素については同一符号を付し説明を省略する。
通信端末800は、スイッチ808〜811を有している。スイッチ808〜811は、通信部503の指示に従い、第1のメモリ112と内部バス102との接続を切り替える。具体的には、スイッチ808,809は、第1のメモリ112の書き込み端子115と内部バス102とを接続する場合に、書き込み端子115と内部バス102とを符号化部A506Aを介して接続するのか、符号化部B706Bを介して接続するのか切り替える。スイッチ808,809をまとめて第1スイッチ部とも称する。
スイッチ810,811は、第1のメモリ112の読み出し端子116と内部バス102とを接続する場合に、読み出し端子116と内部バス102とを復号部A507Aを介して接続するのか、復号部A’607A’を介して接続するのか、復号部B407Bを介して接続するのか切り替える。スイッチ810,811をまとめて第2スイッチ部とも称する。
通信端末800が通常モードで送信データを送信する場合、スイッチ808,809は、書き込み端子115と内部バス102とが符号化部A506Aを介して接続するよう動作する。スイッチ810,811は、読み出し端子116と内部バス102とが復号部A507Aを介して接続するよう動作する。通信端末800が高速モードで送信データを送信する場合、スイッチ808,809は、書き込み端子115と内部バス102とが符号化部A506Aを介して接続するよう動作する。スイッチ810,811は、読み出し端子116と内部バス102とが復号部A’607A’を介して接続するよう動作する。
通信端末800が通常モードで受信データを受信する場合、スイッチ808,809は、書き込み端子115と内部バス102とが符号化部A506Aを介して接続するよう動作する。スイッチ810,811は、読み出し端子116と内部バス102とが復号部A507Aを介して接続するよう動作する。
通信端末800が高速モードで受信データを受信する場合、スイッチ808,809は、書き込み端子115と内部バス102とが符号化部B706Bを介して接続するよう動作する。スイッチ510,511は、読み出し端子116と内部バス102とが復号部B407Bを介して接続するよう動作する。それ以外の動作は、通信端末800が送信側装置として動作する場合は図10の通信端末600と、受信側装置として動作する場合は図10の通信端末700と同じである。
なお、実施例1〜4では、通常モードにおいて、送信側の通信端末と受信側の通信端末が、同じ符号化方式を用いて符号化、復号を用いる例を説明した。しかしながら、通常モードにおいて、送信側の通信端末と受信側の通信端末が、それぞれ異なる符号化方式を用いて符号化、復号を行っても良い、
また、実施例1から4では、通信端末は、ホストシステムを備える例を説明したが、ホストシステムを備えない構成であっても良い。この場合、ホストシステムを備えない通信端末は、ホストシステムを備える携帯電話等に接続することにより動作させることができる。
なお、本発明は上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施例に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1A、2A、20A,3A,4A、5A、6A、7A、8A・・・誤り訂正符号化/復号装置、100、200、2000、300、400、500、600、700、800・・・通信端末、101、201、2001、301、401、501、601、701、801・・・メモリシステム、102、202・・・内部バス、103、203、503・・・通信部、104、204、504・・・ホストシステム、105、205、505・・・アンテナ、106、206、306A、406A、506A・・・符号化部A、107、207、307A、407A、507A・・・復号部A、108、109、110、111、208、209、210、211、308、309、310、311、408、409、410、411、508、509、510、511、610、611、708、709、808、809、810、811・・・スイッチ、112・・・第1のメモリ、212・・・第2のメモリ、115、215・・・書き込み端子、116、216・・・読み出し端子、2002・・・書き戻し制御部、306B・・・符号化部B、307B、407B、706B・・・復号部B、607A´・・・復号部A´。

Claims (11)

  1. 第1の通信端末と第2の通信端末との間で、第1の通信モード、又は第2の通信モードいずれかのモードで通信する通信システムであって、
    前記第1の通信端末は、
    データに符号化を行って第1の符号化データを生成する第1の符号化部と、
    前記第1の符号化データを記憶する第1のメモリと、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の符号化データを復号して第1の復号データを生成する第1の復号部と、
    前記第1の通信モードでは、前記第1の復号データを送信し、前記第2の通信モードでは、前記第1の符号化データを送信する第1の通信部とを備え、
    前記第2の通信端末は、
    前記第1の符号化データ、又は前記第1の復号データを受信する第2の通信部と、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の復号データを符号化して第2の符号化データを生成する第2の符号化部と、
    前記第1の通信モードでは、前記第2の符号化データを記憶し、前記第2の通信モードでは、前記第1の符号化データを記憶する第2のメモリとを備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記第1の通信端末は、前記データを送信する前に、前記第2の通信端末が前記第2の通信モードで通信可能か確認する通信モード確認信号を送信し、前記第2の通信端末から前記第2の通信モードで通信可能である旨を示す信号を受信した場合に前記第2の通信モードで通信を行うことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記第2の通信端末は、更に、前記第2のメモリに記憶された第1の符号化データを復号する第2の復号部を備え、
    前記第1の通信端末は、前記第1の通信端末の前記第1の符号化部と前記第2の通信端末の前記第2の復号部とが同じ誤り訂正符号化方式を用いて符号化あるいは復号を行い、かつ前記第1の通信端末が前記第1の復号部により復号を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であり、かつ前記第2の通信端末が前記第2の符号化部により符号化を行う場合と符号化を行わない場合とを切り替え可能である場合に、前記第2の通信端末から前記第2の通信モードで通信可能である旨を示す信号を受信することを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 前記第2の通信端末は、前記第2の通信モードの場合に、前記第2のメモリに記憶された第1の符号化データを、前記第2の復号部により復号をして第2の復号データを生成させ、前記第2の復号データを前記第2の符号化部により符号化させて第3の符号化データを生成させ、前記第2のメモリに、前記第3の符号化データを記憶させる書き戻し制御部を更に備えることを特徴とする請求項3記載の通信システム。
  5. 第1の通信端末と第2の通信端末との間で、第1の通信モード、又は第2の通信モードいずれかのモードで通信する通信システムであって、
    前記第1の通信端末は、
    前記第1の通信モードの場合に、データに第1の符号化方式により符号化を行って第1の符号化データを生成する第1の符号化部と、
    前記第2の通信モードの場合に、前記送信するデータに前記第1の符号化方式と比べて誤り訂正能力の高い第2の符号化方式により符号化を行って第2の符号化データを生成する第2の符号化部と、
    前記第1の符号化データ及び前記第2の符号化データを記憶する第1のメモリと、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の符号化データを復号して第1の復号データを生成する第1の復号部と、
    前記第1の通信モードでは、前記第1の復号データを送信し、前記第2の通信モードでは、前記第2の符号化データを送信する第1の通信部とを備え
    前記第2の通信端末は、前記第2の符号化データ、又は前記第1の復号データを受信する第2の通信部と、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の復号データを符号化して第3の符号化データを生成する第2の符号化部と、
    前記第1の通信モードでは、前記第3の符号化データを記憶し、前記第2の通信モードでは、前記第2の符号化データを記憶する第2のメモリとを備えることを特徴とする通信システム。
  6. 第1の通信端末と第2の通信端末との間で、第1の通信モード、又は第2の通信モードいずれかのモードで通信する通信システムであって、
    前記第1の通信端末は、
    データに符号化を行って第1の符号化データを生成する第1の符号化部と、
    前記第1の符号化データを記憶する第1のメモリと、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の符号化データを第1の復号処理により復号して第1の復号データを生成する第1の復号部と、
    前記第2の通信モードの場合に前記第1の符号化データを前記第1の復号処理より処理時間が短い第2の復号処理により復号して第2の復号データを生成する第2の復号部と、
    前記第1の通信モードでは、前記第1の復号データを送信し、前記第2の通信モードでは、前記第2の復号データを送信する第1の通信部とを備え、
    前記第2の通信端末は、
    前記第1の復号データ、又は前記第2の復号データを受信する第2の通信部と、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の復号データを第1の符号化方式により符号化して第2の符号化データを生成する第2の符号化部と、
    前記第2の通信モードの場合に前記第2の復号データを前記第1の符号化方式と比べて誤り訂正能力の高い第2の符号化方式により符号化して第3の符号化データを生成する第3の符号化部と、
    前記第1の通信モードの場合に、前記第2の符号化データを記憶し、前記第2の通信モードでは、前記第3の符号化データを記憶する第2のメモリとを備えることを特徴とする通信システム。
  7. (追加)第2の通信端末と、第1の通信モード又は第2の通信モードいずれかで通信する通信端末であって、
    データに符号化を行って第1の符号化データを生成する第1の号化部と、
    前記第1の符号化データを記憶する第1のメモリと、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の符号化データを復号して第1の復号データを生成する第1の復号部と、
    前記第1の通信モードでは、前記第1の復号データを送信し、前記第2の通信モードでは、前記第1の符号化データを送信する第1の通信部とを備えることを特徴とする通信端末。
  8. 前記データを送信する前に、前記第2の通信端末が前記第2の通信モードで通信可能か確認する通信モード確認信号を送信し、前記第2の通信端末から前記第2の通信モードで通信可能である旨を示す信号を受信した場合に前記第2の通信モードで通信を行うことを特徴とする請求項7記載の通信端末。
  9. 第1の通信端末と第1の通信モード、又は第2の通信モードいずれかで通信する通信端末であって、
    データに符号化を行った第1の符号化データ、又は前記第1の符号化データを復号した第1の復号データを受信する第2の通信部と、
    前記第1の通信モードの場合に前記第1の復号データを符号化して第2の符号化データを生成する第2の符号化部と、
    前記第1の通信モードでは、前記第2の符号化データを記憶し、前記第2の通信モードでは、前記第1の符号化データを記憶する第2のメモリとを備えることを特徴とする通信端末。
  10. 更に、前記第2のメモリに記憶された第1の符号化データを復号する第2の復号部を備え、
    前記第1の通信端末の前記第1の符号化部と前記第2の復号部とが同じ誤り訂正符号化方式を用いて符号化あるいは復号を行い、かつ前記第1の通信端末が前記第1の復号部により復号を行う場合と行わない場合とを切り替え可能であり、かつ前記第2の符号化部により符号化を行う場合と符号化を行わない場合とを切り替え可能である場合に、前記第2の通信モードで通信可能である旨を示す信号を送信することを特徴とする請求項9記載の通信端末。
  11. 前記第2の通信モードの場合に、前記第2のメモリに記憶された第1の符号化データを、前記第2の復号部により復号して第2の復号データを生成させ、前記第2の復号データを前記第2の符号化部により符号化させて第3の符号化データを生成させ、前記第2のメモリに、前記第3の符号化データを記憶させる書き戻し制御部を更に備えることを特徴とする請求項10記載の通信端末。
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