JP5177991B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関するものであり、特に、フラッシュメモリにおいて、記憶されている情報を読み出す際の誤りが低い不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
不揮発性半導体記憶装置の一つとして、NANDセル型フラッシュメモリが知られている。このNANDセル型フラッシュメモリは、複数のNANDセルユニットから構成されているメモリセルアレイを有している。このNANDセルユニットは、直列接続される複数のメモリセルと、その両端に接続される2つの選択トランジスタにより構成されている。メモリセルは消去状態においては、閾値電圧が負となる「1」データを保持しており、データの書き込み時においては、フローティングゲートに電子が注入され、閾値電圧が正となる「0」データに書き換えられる。NANDセル型フラッシュメモリでは、データの書き込み時においては、閾値電圧を低い方から高い方へ移動させることのみ可能であり、逆の移動(閾値電圧の高い方から低い方)は、ブロック単位での消去動作によってのみ行うことができる。
一般にNANDセル型フラッシュメモリは、メモリセルを構成する酸化膜などがメモリセルごとにばらつくため、書き込み時の閾値電圧に分布が生じている。このため、読み出しの際に誤った情報が読み出されないように、閾値分布が重ならないように、各々の閾値電圧のレベルが設定されている。しかしながら、NANDセル型フラッシュメモリでは、経時変化によるフローティングゲートからの電荷漏れや、メモリセルにおいて書き込みや消去を繰り返し行うことにより酸化膜の劣化により、閾値分布が変化し広がり、誤った情報の読み出しが生じてしまう。
特許文献1では、この問題に対処するため読み出しエラー、即ち、情報を誤って読み出した際には、読み出しの閾値電圧のレベルを変更して、再度読み出しを行う方法が開示されている。
米国特許第5657332号明細書
本発明は、メモリセルに記憶されているデータの状態により得られた情報等に基づき、適切な誤り訂正を行うことにより、情報の修復率を向上させ、正確な情報を得ることができる不揮発性半導体記憶装置を提供するものである。
本発明の一の態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段より得られる前記反復処理による反復回数の所定の値を基準に、前記尤度計算手段における尤度計算アルゴリズムを変更するための尤度計算制御手段とを備え、複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なることを特徴とする。
また、本発明の一の態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段おける誤り訂正数の所定の値を基準に、前記尤度計算手段における尤度計算アルゴリズムを変更するための尤度計算制御手段とを備え、複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なることを特徴とする。
また、本発明の一の態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、前記メモリセルアレイにおけるアドレスごとの書換回数を計測し記憶をさせる書換制御手段と、前記書換制御手段に記憶された書換回数の所定の値を基準に、前記尤度計算手段における尤度計算アルゴリズムを変更するための尤度計算制御手段とを備え、複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なることを特徴とする。
また、本発明の一の態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、前記メモリセルアレイにおけるアドレスごとの尤度計算アルゴリズムが指定されているメモリセル情報記録手段と、前記読み出されたメモリセルのアドレス情報に基づき、前記情報記録手段に記録された情報より、尤度計算アルゴリズムを設定するための尤度計算制御手段とを備え、複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なることを特徴とする。
また、本発明の一の態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、尤度計算手段及び誤り訂正手段を備え、前記メモリセルアレイから読み出されたデータビットの誤りを訂正するための誤り訂正処理を行うよう構成された制御部とを備え、前記制御部は、前記誤り訂正処理の際、前記尤度計算手段が、第1の尤度計算アルゴリズムを用いて前記データビットに関する第1の尤度値を求め、前記誤り訂正手段が、前記第1の尤度値を用いて第1の反復処理を行うよう動作を制御するとともに、前記尤度計算手段が、前記第1の尤度値が求められた前記データビットに関する第2の尤度値を第2の尤度計算アルゴリズムを用いて求め、前記誤り訂正手段が、前記第2の尤度値を用いて第2の反復処理を行うよう動作を制御し、前記第1及び第2の尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なることを特徴とする。
本発明では、メモリセルに記憶されている情報について、誤り訂正を行った場合の反復復号回数、修復された誤り回数、メモリセルへの書き込み回数、メモリセルにおけるアドレスを基準として、尤度計算アルゴリズムを選択することにより、情報の修復率を向上させ、正確な情報を得ることができる不揮発性半導体記憶装置を得ることができる。
〔本発明に至る経緯〕
本発明の実施の形態に係るNANDセル型フラッシュメモリにおけるメモリセルMC、ならびに選択ゲートS1及びS2の断面を図1及び図2に示す。基板41にはメモリセルMCを構成するMOSFETのソース、ドレインとなるn型拡散層42が形成されている。また基板41の上にはゲート絶縁膜43を介して浮遊ゲート(FG)44が形成され、この浮遊ゲート44の上には絶縁膜45を介して制御ゲート(CG)46が形成されている。
選択ゲートS1、S2は、基板41と、この基板41に形成されたソース、ドレインとしてのn型拡散層47を備えている。基板41の上にはゲート絶縁膜48を介して制御ゲート49が形成されている。
図3に、本発明の実施の形態に係るメモリセルアレイの1つのNANDセルの断面を示す。1つのNANDセルは、図1に示す構成の16個のメモリセルMCが直列接続されており、NANDセルのドレイン側、ソース側には、図2に示す構成の第1の選択ゲートS1、第2の選択ゲートS2が設けられた構造からなるものである。
このような、NANDセルからなるNANDセル型フラッシュメモリについては、軟判定情報を用いた反復復号処理により強力な誤り訂正を行う方式として、LDPC(Low Density Parity Check)符号やターボ符号が存在している。
これらの誤り訂正の方式をNANDセル型フラッシュメモリへ適用する場合、硬判定時よりも細かい閾値レベルをメモリセルから取得して、記憶されているページデータ毎の尤度値を計算する必要がある。即ち、複数の異なる閾値電圧により読み出しを行い尤度値の計算する必要がある。尚、尤度値とは、各ビット情報の尤もらしさ表す値であり、本発明では対数尤度比とも呼ばれるデータ「0」の確率とデータ「1」の確率の比の対数をとった値をあらわす。
尤度値の計算はメモリセルから読み出された閾値電圧値からの確率計算になるため、閾値電圧の確率分布である閾値電圧分布に強く依存する。よって、ゲート酸化膜の劣化等による経時変化により閾値分布が変化した場合、読み出し閾値電圧レベルを変更しても正確に尤度値を計算することができず、誤り訂正は正しく行われない。
具体的には、図4(a)に示すように、データの閾値電圧分布が、「0」ではA0、「1」ではA1となっている場合においては、読み出し閾値電圧Vt1、Vt2により読み出しを行うことにより、データが「0」の確率が30〔%〕、データが「1」の確率が0〔%〕の尤度値をもつメモリセルを判定することができる。
しかしながら、図4(b)に示すように、酸化膜の劣化等の経時変化によりデータの閾値電圧分布が、「0」ではB0、「1」ではB1となった場合では、閾値電圧分布B0とB1とが重複している領域が存在しており、読み出し閾値電圧Vt3、Vt4により読み出しを行っても、データが「0」の確率が30〔%〕、データが「1」の確率が30〔%〕となり、正しく尤度値を得ることができないのである。
本発明は、このようにNANDセル型フラッシュメモリにおける酸化膜の劣化等による経時変化により閾値電圧分布が変化すること、閾値電圧分布が変化することにより正確に尤度値を計算することができず、誤り訂正を十分行うことができなくなるという発明者の得た知見に基づくものである。
〔第1の実施の形態〕
本発明における一実施の形態を以下に記載する。
図5は、本実施の形態における不揮発性半導体記憶装置であるNANDセル型フラッシュメモリの構成図である。
本実施の形態におけるNANDセル型フラッシュメモリは、メモリ部1と、メモリ部1を制御するコントロール部2により構成されている。
メモリ部1は、データ入出力バッファ16、コマンド入力バッファ17、アドレスバッファ18、ロウデコーダ19、ワード線制御回路20、カラムデコーダ21、ビット線制御回路22、メモリセルアレイ23により構成されている。
メモリセルアレイ23は、データを記憶するメモリセルをマトリックス状に配列させたものである。即ち、メモリセルアレイ23は、複数のビット線と複数のワード線と共通ソース線を含んでおり、ビット線とワード線の交点に電気的にデータの書き換えが可能なメモリセルがマトリックス状に配列されている。メモリセルには、入力されたデータであるデータと、このデータについて一定のビット数のデータビットごとに付加される誤り訂正のためのパリティデータ(冗長データ)からなるフレームデータが記憶される。
このメモリセルアレイ23には、ワード線電圧を制御するためのワード線制御回路20、及びビット線制御回路22が接続されている。ワード線制御回路20は、ロウデコーダ19によりデコードされたアドレス信号に従い、ワード線を選択しワード線電圧を制御する。ロウデコーダ19には、アドレスバッファ18を介しコントロール部2における制御回路12より信号が入力する。
ビット線制御回路22は、ビット線を介してメモリセルアレイ23のメモリセルにおけるデータに基づく信号を検知・増幅する機能に加え、読み出しデータや書き込みデータを保持するデータラッチ機能を有するセンスアンプ兼データラッチ回路である。
ビット線制御回路22は、カラムデコーダ21、データ入出力バッファ16及びコマンド入出力バッファ17に接続されている。ビット線制御回路22は、カラムデコーダ21によりデコードされたアドレス信号に従い、ビット線を選択する機能を有している。
データ入出力バッファ16は、ビット線制御回路22に対する入出力データを一時的に保持する機能を有しており、データ入出力バッファ16を介し、データがコントロール部2に出力される。また、データ入出力バッファ16は、メモリセルアレイ23に書き込まれるデータやメモリセルアレイ23から読み出されるデータを一時的に保持する機能も有している。
コマンド入出力バッファ17は、コントロール部2における制御回路12からメモリ部1に伝達するコマンドを一時的に保持する機能を有している。また、アドレスバッファ18は、コントロール部2の制御回路12からのアドレス信号を一時的に保持する機能を有している。
コントロール部2は、入出力端子11、制御回路12、誤り訂正手段であるECC回路13、リードバッファ24、尤度計算手段である尤度計算回路25、尤度計算制御手段である尤度計算制御回路26により構成されている。
入出力端子11より外部からのデータシーケンスの入出力が行われる。また、制御回路12は、入出力端子11からの入力されたデータシーケンスに基づき、情報の書き込み及び読み取りの制御を行う。
本実施の形態においては、ECC回路13は、反復復号回数カウンタ27が含まれ構成されている。反復復号回数カウンタ27は、誤り訂正における反復復号の際における反復復号回数を計測する機能を有している。
本実施の形態では、誤り訂正における反復復号する際の反復復号回数の値を基準に、尤度計算アルゴリズムを変更するものである。即ち、信号を復号する際の反復復号回数の値が増加するに従い、その尤度計算アルゴリズムにより得られた尤度値では、誤りの生じる可能性が高くなることに基づくものであり、このような場合には尤度計算アルゴリズムの変更を行う。このため、ECC回路13内に、反復復号回数カウンタ27を設け、反復復号の際の反復復号回数をカウントするのである。
リードバッファ24は、データ入出力バッファ16を介し、メモリ部1より出力されたデータを一時的に保持する機能を有している。
尤度計算回路25は、リードバッファ24に一時的に保持されたデータに基づき、多値記憶されたメモリセルのビット数分の尤度を計算する機能を有している。本実施の形態において、尤度計算回路25には、複数の尤度計算アルゴリズムが設けられており、それぞれの尤度計算アルゴリズムは、尤度値計算の際に用いる閾値電圧分布が異なる。なお、読み出しの際には、この中の一つの尤度計算アルゴリズムが選択され使用されるが、メモリセルの閾値電圧分布に合致した閾値分布を基に尤度値を計算する尤度計算アルゴリズムを用いることにより、尤度値を正確に計算することができる。
また、ECC回路13は、選択された尤度計算アルゴリズムより求めた尤度値に基づき誤り訂正が行われる。ECC回路13のECCアルゴリズムは、例えば、LDPC(Low Density Parity Check)符号、ターボ符号、RA(Repeat Accumulate)符号等の反復復号信号処理により復号を行うECCアルゴリズムが用いられる。
本実施の形態においては、2値メモリについて説明したが、本実施の形態は、2値に限定されるものではなく、2のべき乗の値となる多値記憶に適用可能である。
〔書き込み方法〕
次に、本実施の形態における不揮発性半導体記憶装置のデータの書き込み方法について説明する。
データの書き込みは、入出力端子11が外部から書き込みシーケンスを受け取り、制御回路12に伝達する。書き込みシーケンスには、制御回路12への命令、書き込みアドレス及び書き込む1ページ分のビットデータにより構成されている。制御回路12において、書き込みシーケンスに基づき書き込みコマンド、書き込みアドレス、書き込みデータを生成し、それぞれコマンド入出力バッファ17、アドレスバッファ18、ECC回路13に出力する。書き込みデータは、ECC回路13のパリティデータ付加回路(不図示)において、一定のビット数のデータビットごとに対応して、誤り訂正のためのパリティデータが生成され付加され、フレームデータ(ECCフレーム)が形成される。この後、このフレームデータは、データ入出力バッファ16へ伝達され、ビット線制御回路22を介し、メモリセルアレイ23における書き込みアドレスに対応する領域のメモリセルにデータが書き込まれる。
尚、コマンド入出力バッファ17に伝達された書き込みコマンドは、アドレスバッファ18、ワード線制御回路20及びビット線制御回路22に伝達され、アドレスバッファ18に伝達された書き込みアドレスは、ロウデコーダ19を介しワード線制御回路20に伝達されるとともに、カラムデコーダ21を介しビット線制御回路22に伝達され、メモリセルアレイ23におけるデータを書き込むための制御を行う。
〔読み出し方法〕
データの読み出しは、読み出しシーケンスが入出力端子11を介し入力されることにより行われる。入出力端子11より入力した読み出しシーケンスは、制御回路12に伝達される。制御回路12では、読み出しシーケンスより、読み出しコマンド及び読み出しアドレスを生成し、読み出しコマンドはコマンド入出力バッファ17に伝達され、読み出しアドレスは、アドレスバッファ18に伝達される。コマンド入出力バッファ17及びアドレスバッファ18より、ワード線制御回路20及びビット線制御回路22による制御により、メモリセルアレイ23における読み出しアドレスが指定するアドレスのメモリセルからデータが読み出され、ビット線制御回路22に伝達される。ビット線制御回路22に伝達された読み出されたデータは、データ入出力バッファ16を介し、リードバッファ24に伝達される。リードバッファ24に伝達され蓄積された閾値レベルデータは、メモリセル単位で尤度計算回路25に伝達され、各々のサブページの尤度値が計算される。この後、誤り訂正の単位となるECCフレーム分の尤度値が順次ECC回路13に伝達され、誤り訂正がなされた後、制御回路12を介し入出力端子11より外部へと出力される。
尚、1つのメモリセルに2ビット以上のデータを記憶することが可能な多値メモリの場合では、読み出した閾値電圧レベルの分解能は、2以上(nはビット数)が必要である。具体的には、多値記憶において、1つのメモリセルで2ビットの情報を記憶することが可能な4値メモリの場合では、4つの状態の閾値電圧レベル以上の分解能が必要である。
次に、図6に基づき本実施の形態における読み出しの流れについて説明する。
図6に示す流れは、読み出されたフレームデータを尤度計算回路25において尤度値の値を計算し、計算された尤度値をECC回路13に入力することにより開始する。尚、初期の段階の尤度計算回路25においては、酸化膜等の劣化のない初期の状態のメモリセルの閾値電圧分布を基に尤度値を計算する尤度計算アルゴリズムが選択され用いられる。
最初に、ステップ102(S102)において誤り訂正が行われる。この際、併せて誤り訂正処理における反復復号回数HがECC回路13内に設けられた反復復号回数カウンタ27によりカウントされる。
次に、ステップ104(S104)において、反復復号回数カウンタ27によりカウントされた反復復号回数Hが基準回数H1よりも小さいか否かの判断がなされる。具体的には、反復復号回数カウンタ27によりカウントされた反復復号回数Hの値は、尤度計算制御回路26に伝達され、尤度計算制御回路26において判断がなされる。
ステップ104において、伝達された反復復号回数Hの値が、基準回数H1よりも小さいと判断された場合には、この流れは終了し誤り訂正のなされたデータが制御回路2を介し、入出力端子1より出力される。
一方、ステップ104において、伝達された反復復号回数Hの値が、基準回数H1以上であると判断された場合には、ステップ106(S106)に移行する。尚、この基準回数H1は、事前に実験等を行うことにより設定された値である。LDPC符号等の軟判定復号を行うアルゴリズムでは、リードエラーの発生が多ければ多いほど、復号に用いる尤度値が不正確であればあるほど、反復復号回数が増加する傾向にあることは、発明者らの経験より得られている。従って、所定の尤度計算アルゴリズムにより求めた尤度値における反復復号回数を基準として、複数の尤度計算アルゴリズムの中から、使用する尤度計算アルゴリズムを選択することにより、誤り訂正における復号率を向上させることができるのである。この選択の基準として、誤りが発生する確率が高くなる反復復号回数である基準回数H1により判断するのである。
尚、前述したように、当初は初期状態のメモリセルに適した尤度計算アルゴリズムが選択され尤度値の計算が行われる。
ステップ106(S106)では、尤度計算アルゴリズムの変更が行われる。具体的には、尤度計算制御回路26において、尤度計算に用いる閾値分布が異なる尤度計算アルゴリズムが選択され、尤度計算回路25において、変更後の尤度計算アルゴリズムにより尤度計算を行うための命令が伝達される。
次に、ステップ108(S108)において、尤度計算回路25において、変更された後の尤度計算アルゴリズムにより、再度ECCフレームについて尤度値の計算が行われ、計算された尤度値がECC回路13に入力される。
この後、変更後の尤度計算アルゴリズムにより計算された尤度値に基づき、ECC回路13内において誤り訂正が行われる。この際、誤り訂正処理における反復復号回数HがECC回路13内に設けられた反復復号回数カウンタ27によりカウントされる。
次に、ステップ110(S110)において、反復復号回数カウンタ27によりカウントされた反復復号回数Hが基準回数H1よりも小さいか否かの判断がなされる。具体的には、反復復号回数カウンタ27によりカウントされた反復復号回数Hの値は、尤度計算制御回路26に伝達される。
ステップ110において、伝達された反復復号回数Hの値が、基準回数H1よりも小さいと判断された場合には、ステップ112(S112)に移行する。
ステップ112(S112)では、尤度計算回路25において、変更後のアルゴリズムをこの後用いるための情報が記憶され、この流れは終了する。
一方、ステップ110において、伝達された反復復号回数Hの値が、基準回数H1以上であると判断された場合には、ステップ114(S114)に移行する。
ステップ114(S114)では、尤度計算回路25において、今まで使用したことのない未試行の他の尤度計算アルゴリズムが存在しているか否かが判断される。
ステップ114において、尤度計算回路25には他の尤度計算アルゴリズムがあると判断された場合には、ステップ106に移行する。ステップ106では、再度異なる尤度計算アルゴリズムに変更される。
一方、ステップ114において、他の尤度計算アルゴリズムはないと判断された場合には、ステップ116(S116)に移行する。
ステップ116(S116)では、このフレームデータが読み出されたアドレスのページデータについて、リフレッシュ動作が行われる。リフレッシュ動作とは、メモリセルアレイ23より読み出したアドレスに記憶されているページデータを他のアドレスにコピー等することにより、正しい閾値電圧レベルに書き込む動作を意味する。尚、消去単位であるメモリセルブロック内において、各ページデータの閾値電圧分布の相関性が高い場合にはブロック単位で行ってもよい。
ステップ116においてリフレッシュ動作が行われた後は、この流れは終了する。
以上のように、本実施の形態では誤り訂正における反復復号回数を基準に、メモリセルの閾値分布に合致した閾値分布を基に尤度値を計算する尤度計算アルゴリズムを選択し、尤度値の計算を行うことにより、最も信頼性の高い尤度値を得ることができ、誤り訂正能力を向上させることができる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は、尤度計算アルゴリズムの選択を行う場合において、誤り訂正を行う際の誤り訂正数を基準に選定するものである。このため、図7に示すように、第1の実施の形態においてECC回路13内に設けた反復復号カウンタ27に代えて誤り訂正数カウンタ28が設けられている。
図7は、本実施の形態における不揮発性半導体記憶装置であるNANDセル型フラッシュメモリの構成図である。
本実施の形態におけるNANDセル型フラッシュメモリは、メモリ部1と、メモリ部1を制御するコントロール部2により構成されている。
メモリ部1は、データ入出力バッファ16、コマンド入力バッファ17、アドレスバッファ18、ロウデコーダ19、ワード線制御回路20、カラムデコーダ21、ビット線制御回路22、メモリセルアレイ23により構成されている。
コントロール部2は、入出力端子11、制御回路12、誤り訂正手段であるECC回路13、リードバッファ24、尤度計算手段である尤度計算回路25、尤度計算制御手段である尤度計算制御回路26により構成されている。各々の機能は、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、前述したようにECC回路13には、誤り訂正カウンタ28が含まれ構成されている。誤り訂正カウンタ28は、誤り訂正において訂正したビット数を計測する機能を有している。
本実施の形態では、ECC回路13における誤り訂正の行われたビット数(誤り訂正数)の値を基準に、尤度計算アルゴリズムを変更するものである。即ち、データの誤りが増加する原因は、メモリセルの閾値電圧分布が初期の状態の閾値分布から変化したためであり、誤り訂正数の値が増加するに従い、初期の状態の尤度計算アルゴリズムでは、正しい尤度値が求められなくなる。このため、このような場合には尤度計算アルゴリズムの変更を行う必要がある。よって、ECC回路13内に、誤り訂正数カウンタ28を設け、ECC回路13において誤り訂正されたビット数をカウントするのである。
データの書き込み方法等は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図8に基づき本実施の形態における読み出しの流れについて説明する。
図8に示す流れは、読み出されたフレームデータを尤度計算回路25において尤度値の値を計算し、計算された尤度値をECC回路13に入力することにより開始する。尚、この場合の尤度計算回路25においては、酸化膜等の劣化のない初期の状態のメモリセルから読み出された情報について誤り訂正を行うのに適した尤度計算アルゴリズムが選択され用いられる。
最初に、ステップ202(S202)において誤り訂正が行われる。この際、併せて誤り訂正処理により訂正されたビット数TがECC回路13内に設けられた誤り訂正数カウンタ28によりカウントされる。
次に、ステップ204(S204)において、誤り訂正数カウンタ28によりカウントされた誤り訂正数Tが基準値T1よりも小さいか否かの判断がなされる。具体的には、誤り訂正数カウンタ28によりカウントされた誤り訂正数Tの値は、尤度計算制御回路26に伝達され、尤度計算制御回路26において判断がなされる。
ステップ204において、伝達された誤り訂正数Tの値が、基準値T1よりも小さいと判断された場合には、この流れは終了し誤り訂正のなされたデータが制御回路2を介し、入出力端子1より出力される。
一方、ステップ204において、伝達された誤り訂正数Tの値が、基準値T1以上であると判断された場合には、ステップ206(S206)に移行する。尚、この基準値T1は、事前に実験等を行うことにより設定された値である。閾値電圧分布が初期の状態のメモリセルの閾値電圧分布から変化すればするほど、誤り訂正を行うビットの数が増加する傾向にあることは、発明者らの経験より得られている。従って、所定の尤度計算アルゴリズムにより求めた尤度値における誤り訂正数を基準として、複数の尤度計算アルゴリズムの中から、使用する尤度計算アルゴリズムを選択することにより、変化後の閾値電圧分布に合致した正しい尤度を求めることができ、誤り訂正における復号率を向上させることができるのである。この選択の基準として、誤りが発生する確率が高くなる誤り訂正数である基準値T1により判断するのである。
尚、前述したように、当初は初期状態に適した尤度計算アルゴリズムが選択され尤度値の計算が行われる。
ステップ206(S206)では、尤度計算アルゴリズムの変更が行われる。具体的には、尤度計算制御回路26において、先の尤度計算アルゴリズムとは異なる尤度計算アルゴリズムが選択され、尤度計算回路25において、変更後の尤度計算アルゴリズムにより尤度計算を行うための命令が伝達される。
次に、ステップ208(S208)において、尤度計算回路25において、変更された後の尤度計算アルゴリズムにより、再度ECCフレームについて尤度値の計算が行われ、計算された尤度値がECC回路13に入力される。
この後、変更後の尤度計算アルゴリズムにより計算された尤度値に基づき、ECC回路13内において誤り訂正が行われる。この際、誤り訂正により訂正されたビット数である誤り訂正数TがECC回路13内に設けられた誤り訂正数カウンタ28によりカウントされる。
次に、ステップ210(S210)において、誤り訂正数カウンタ28によりカウントされた誤り訂正数Tが基準値T1よりも小さいか否かの判断がなされる。具体的には、誤り訂正数カウンタ28によりカウントされた誤り訂正数Tの値は、尤度計算制御回路26に伝達される。
ステップ210において、伝達された誤り訂正数Tの値が、基準値T1よりも小さいと判断された場合には、ステップ212(S212)に移行する。
ステップ212(S212)では、尤度計算回路25において、変更後のアルゴリズムをこの後用いるための情報が記憶され、この流れは終了する。
一方、ステップ210において、伝達された誤り訂正数Tの値が、基準値T1以上であると判断された場合には、ステップ214(S214)に移行する。
ステップ214(S214)では、尤度計算回路25において、今まで使用したことのない未試行の他の尤度計算アルゴリズムが存在しているか否かが判断される。
ステップ214において、尤度計算回路25には他の尤度計算アルゴリズムがあると判断された場合には、ステップ206に移行する。ステップ206では、再度異なる尤度計算アルゴリズムに変更される。
一方、ステップ214において、他の尤度計算アルゴリズムはないと判断された場合には、ステップ216(S216)に移行する。
ステップ216(S216)では、このフレームデータが読み出されたアドレスのページデータについて、リフレッシュ動作が行われる。リフレッシュ動作とは、メモリセルアレイ23より読み出したアドレスに記憶されているページデータを他のアドレスにコピー等することにより、正しい閾値電圧レベルに書き込む動作を意味する。尚、消去単位であるメモリセルブロック内において、各ページデータの閾値電圧分布の相関性が高い場合にはブロック単位で行ってもよい。
ステップ216においてリフレッシュ動作が行われた後は、この流れは終了する。
以上のように、本実施の形態では誤り訂正における誤り訂正数を基準に、メモリセルの閾値分布に合致した閾値分布を基に尤度値を計算する尤度計算アルゴリズムを選択し、尤度値の計算を行うことにより、最も信頼性の高い尤度値を得ることができ、誤り訂正能力を向上させることができる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態は、尤度計算アルゴリズムの選択を行う場合において、メモリセルにおける書換回数を基準に選定するものである。このため、図9に示すように、書換制御回路29が設けられている。
図9は、本実施の形態における不揮発性半導体記憶装置であるNANDセル型フラッシュメモリの構成図である。
本実施の形態におけるNANDセル型フラッシュメモリは、メモリ部1と、メモリ部1を制御するコントロール部2により構成されている。
メモリ部1は、データ入出力バッファ16、コマンド入力バッファ17、アドレスバッファ18、ロウデコーダ19、ワード線制御回路20、カラムデコーダ21、ビット線制御回路22、メモリセルアレイ23により構成されている。
コントロール部2は、入出力端子11、制御回路12、誤り訂正手段であるECC回路13、リードバッファ24、尤度計算手段である尤度計算回路25、尤度計算制御手段である尤度計算制御回路26、書換制御手段である書換制御回路29により構成されている。
書換制御回路29は、メモリセルアレイ23の各々のアドレスにおけるメモリセルの書換回数をメモリセルアレイ23に書き込み、又は読み出して、尤度計算制御回路26に、読み出されたアドレスの書換回数を伝達する機能を有している。尚、メモリセルアレイ23には、メモリセルにおける書換回数を記憶する書換回数記憶領域31が形成されており、書換制御回路29と接続されている。この書換回数記憶領域31では、書換が行われる度に書き換えられたメモリセルのアドレスの書換回数が更新され記憶される。
他の各々の機能は、第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、読み出されたメモリセルにおける書換回数を基準に、尤度計算アルゴリズムを変更するものである。即ち、メモリセルにおける書換回数が増加するに従い、その尤度計算アルゴリズムにより得られた尤度値では、誤りの生じる可能性が高くなるという発明者の知見に基づくものであり、このような場合には尤度計算アルゴリズムの変更を行う。このため、メモリセルアレイ23における書換が行われるたびに、各々のアドレスにおけるメモリセルの書換回数が書換制御手段29においてカウントされ、メモリセルアレイ23の所定の領域に記憶される。
データの書き込み方法等は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図10に基づき本実施の形態における読み出しの流れについて説明する。
図10に示す流れは、メモリセルアレイ23よりデータが読み出された直後から開始する。読み出されたフレームデータは、リードバッファ25に一時的に蓄えられる。
最初に、ステップ302(S302)において、メモリセルアレイ23より読み出されたアドレスのメモリセルにおける書換回数Kが読み出される。
具体的には、メモリセルアレイ23に形成された書換回数記憶領域31より、読み出されたアドレスのメモリセルにおける書換回数Kが、書換制御回路29に伝達され、その後、尤度計算制御回路26へと伝達される。
次に、ステップ304(S304)において、読み出されたアドレスのメモリセルにおける書換回数Kが基準値K1よりも小さいか否かの判断が、尤度計算制御回路26において行われる。
ステップ304において、書換回数Kの値が、基準値K1よりも小さいと判断された場合には、ステップ306(S306)に移行する。
ステップ306(S306)では、尤度計算回路25おいて初期設定されている尤度計算アルゴリズムにより尤度値の計算が行われた後、ECC回路13において誤り訂正が行われ、制御回路12を介し入出力端子11より出力される。
一方、ステップ304において、書換回数Kの値が、基準値K1以上であると判断された場合には、ステップ308(S308)に移行する。尚、この基準値K1は、事前に実験等を行うことにより設定された値である。NANDセル型フラッシュメモリでは、書換回数が多ければ多いほど、閾値電圧分布が変化してしまうため、リードエラーの発生が増加する傾向にあることは、発明者らの経験より得られている。従って、読み出されたメモリセルにおける書換回数を基準として、複数の尤度計算アルゴリズムの中から、使用する尤度計算アルゴリズムを選択することにより、誤り訂正における復号率を向上させることができるのである。これより、誤りが発生する確率が高くなる書換回数の基準値K1を基準として判断するのである。
ステップ308(S308)では、尤度計算アルゴリズムの変更が行われる。具体的には、尤度計算制御回路26において、先の尤度計算アルゴリズムとは異なる尤度計算アルゴリズムが選択され、尤度計算回路25において、変更後の尤度計算アルゴリズムにより尤度計算を行うための命令が伝達される。
次に、ステップ310(S310)において、尤度計算回路25において、変更された後の尤度計算アルゴリズムにより、再度ECCフレームについて尤度値の計算が行われ、計算された尤度値がECC回路13に入力される。
この後、変更後の尤度計算アルゴリズムにより計算された尤度値に基づき、ECC回路13内において誤り訂正が行われる。
この後、ステップ312(S312)において、尤度計算回路25において、変更後のアルゴリズムをこの後用いるための情報が記憶され、この流れは終了する。
以上のように、本実施の形態では読み出されたメモリセルにおける書換回数を基準に、メモリセルの閾値分布に合致した閾値分布を基に尤度値を計算する尤度計算アルゴリズムを選択し、尤度値の計算を行うことにより、最も信頼性の高い尤度値を得ることができ、誤り訂正能力を向上させることができる。
尚、本実施の形態では、書換回数を基準に尤度計算アルゴリズムの選定を行ったが、消去においても酸化膜の劣化は進行するため、書換回数と消去回数の合わせた値をカウントして、尤度計算アルゴリズムの選定を行ってもよい。また、書き込み後の経過時間によっても閾値電圧分布は変化するため、書換回数とともに書換後の経過時間をカウントして、尤度計算アルゴリズムの選定を行ってもよい。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態は、尤度計算アルゴリズムの選択を行う場合において、メモリセルのアドレスを基準に選定するものである。
図11は、本実施の形態における不揮発性半導体記憶装置であるNANDセル型フラッシュメモリの構成図である。
本実施の形態におけるNANDセル型フラッシュメモリは、メモリ部1と、メモリ部1を制御するコントロール部2により構成されている。
メモリ部1は、データ入出力バッファ16、コマンド入力バッファ17、アドレスバッファ18、ロウデコーダ19、ワード線制御回路20、カラムデコーダ21、ビット線制御回路22、メモリセルアレイ23により構成されている。
コントロール部2は、入出力端子11、制御回路12、誤り訂正手段であるECC回路13、リードバッファ24、尤度計算手段である尤度計算回路25、尤度計算制御手段である尤度計算制御回路26、メモリセル情報記録手段である分布情報記憶手段30により構成されている。
分布情報記憶手段30には、メモリセルアレイ23におけるメモリセルのアドレスごとの特性があらかじめ記憶されている。NANDセル型フラッシュメモリ等においては、露光ムラや製造ムラ等により、同じメモリセルアレイ23内であっても、メモリセルの特性が異なる場合が多い。このため、あらかじめメモリセルアレイ23における各々のメモリセルの特性を計測し、この情報を分布情報記憶手段30に記録させておき、この分布情報記憶手段30における情報をもとに、尤度計算アルゴリズムを選択するものである。
データの書き込み方法等は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図12に基づき本実施の形態における読み出しの流れについて説明する。
図12に示す流れは、メモリセルアレイ23よりデータが読み出された直後から開始する。読み出されたフレームデータは、リードバッファ24に一時的に蓄えられる。
最初に、ステップ402(S402)においてメモリセルアレイ23より読み出されたアドレスのメモリセルにおける情報が読み出される。具体的には、読み出されたメモリセルのアドレスにおける情報を分布情報記憶手段30より読み出し、尤度計算制御回路26へと伝達する。
次に、ステップ404(S404)において、読み出したアドレスにおける情報をもとに、当初に設定した尤度計算アルゴリズムを変更する必要があるか否かが、尤度計算制御回路26において判断する。
ステップ404において、当初に設定した尤度計算アルゴリズムを変更する必要がないと判断された場合には、ステップ406(S406)に移行する。
ステップ406(S406)では、尤度計算回路25おいて初期設定されている尤度計算アルゴリズムにより尤度値の計算が行われた後、ECC回路13において誤り訂正が行われ、制御回路12を介し入出力端子11より出力される。
一方、ステップ404において、当初に設定した尤度計算アルゴリズムを変更する必要があると判断された場合には、ステップ408(S408)に移行する。
ステップ408(S408)では、尤度計算アルゴリズムの変更が行われる。具体的には、尤度計算制御回路26において、先の尤度計算アルゴリズムとは異なる尤度計算アルゴリズムが選択され、尤度計算回路25において、変更後の尤度計算アルゴリズムにより尤度計算を行うための命令が伝達される。
次に、ステップ410(S410)において、尤度計算回路25において、変更された後の尤度計算アルゴリズムにより、再度ECCフレームについて尤度値の計算が行われ、計算された尤度値がECC回路13に入力される。
この後、変更後の尤度計算アルゴリズムにより計算された尤度値に基づき、ECC回路13内において誤り訂正が行われ、この流れは終了する。
以上のように、本実施の形態では読み出されたメモリセルにおける製造等のムラを基準に、メモリセルの閾値分布に合致した閾値分布を基に尤度値を計算する尤度計算アルゴリズムを選択し、尤度値の計算を行うことにより、最も信頼性の高い尤度値を得ることができ、誤り訂正能力を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要件を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要件の適宜な組み合わせにより。種々の発明が形成可能である。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要件を適宜追加し組み合わせてもよい。
本発明の一実施の形態におけるメモリセルMCの断面図 本実施の形態における選択ゲートS1、S2の断面図 本実施の形態におけるメモリセルアレイの1のNANDセルの断面図 NANDセル型フラッシュメモリにおける閾値電圧分布の特性図 第1の実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の構成図 第1の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の動作のフローチャート 第2の実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の構成図 第2の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の動作のフローチャート 第3の実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の構成図 第3の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の動作のフローチャート 第4の実施の形態における不揮発性半導体記憶装置の構成図 第4の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の動作のフローチャート
符号の説明
1・・・コントロール部、2・・・メモリ部、11・・・入出力端子、12・・・制御回路、13・・・ECC回路、14・・・スイッチ、15・・・フレーム変換回路、16・・・データ入出力バッファ、17・・・コマンド入力バッファ、18・・・アドレスバッファ、19・・・ロウデコーダ、20・・・ワード線制御回路、21・・・カラムデコーダ、22・・・ビット線制御回路、23・・・メモリセルアレイ、24・・・リードバッファ、25・・・尤度計算回路、26・・・尤度計算制御回路、27・・・反復復号回数カウンタ

Claims (5)

  1. 閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、
    前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
    前記誤り訂正手段より得られる前記反復処理による反復回数の所定の値を基準に、前記尤度計算手段における尤度計算アルゴリズムを変更するための尤度計算制御手段とを備え、
    複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、
    前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
    前記誤り訂正手段おける誤り訂正数の所定の値を基準に、前記尤度計算手段における尤度計算アルゴリズムを変更するための尤度計算制御手段とを備え、
    複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記尤度計算制御手段において、前記誤り訂正手段より得られる前記反復処理による反復回数が所定の値以上となる場合、或いは、前記誤り訂正手段における誤り訂正数が所定の値以上となる場合には、前記メモリセルより読み出されたデータを、前記データを読み出されたアドレスとは異なるアドレスのメモリセルに書き込むことを特徴とする請求項1または2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、
    前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
    前記メモリセルアレイにおけるアドレスごとの書換回数を計測し記憶をさせる書換制御手段と、
    前記書換制御手段に記憶された書換回数の所定の値を基準に、前記尤度計算手段における尤度計算アルゴリズムを変更するための尤度計算制御手段とを備え、
    複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 閾値電圧の差により情報を記憶することが可能なメモリセルを複数配列させたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルより読み出された閾値電圧の値より、記憶したデータビットの尤度値を求めるための複数の尤度計算アルゴリズムを有する尤度計算手段と、
    前記尤度計算手段により得られた尤度値を用いて反復処理により誤り訂正を行う誤り訂正手段と、
    前記メモリセルアレイにおけるアドレスごとの尤度計算アルゴリズムが指定されているメモリセル情報記録手段と、
    前記読み出されたメモリセルのアドレス情報に基づき、前記情報記録手段に記録された情報より、尤度計算アルゴリズムを設定するための尤度計算制御手段とを備え、
    複数の前記尤度計算アルゴリズムは、尤度計算の際に用いる閾値電圧分布が異なる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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