JP5257266B2 - 多周波共用アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、複数の周波数帯をカバーする多周波共用アンテナに関する。
従来より、単一の給電点を有し、複数の周波数帯で共振する多周波共用アンテナが知られている。
この種のアンテナの一つとして、特許文献1には、共振周波数帯が第1の周波数帯に設定された第1モノポールアンテナと、第1モノポールアンテナと同一の給電点を有し、共振周波数帯が第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯に設定された二つの第2モノポールアンテナとを備え、第2モノポールアンテナを、第1モノポールアンテナを挟んで平行に、且つ第1モノポールアンテナとの間隔Lが等間隔となるように配置した多周波共用モノポールアンテナが開示されている。
また、特許文献2や非特許文献1には、広帯域で動作する板状のアンテナ素子と、アンテナ素子と導通し、アンテナ素子の動作帯域内に設定される阻止帯域で共振する板状の共振子とを(誘電体基板を挟んで)対向配置することにより、阻止帯域以外で動作させるアンテナ装置が開示されている。
特開2008−79246号公報 特開2006−340202号公報
中村年宏,岩崎久雄著「阻止帯域を有するUWB用平面モノポールアンテナ」電子通信学会論文誌B、2006/9 Vol.J89-B,No.9,pp.1624-1632
ところで、多周波共用アンテナは、与被干渉の観点から、所望の周波数以外では極力電波を放射しないこと、即ち、阻止帯域を持つこと、しかも、その阻止帯域の設定や調整が容易であることが望ましい。
しかし、特許文献2や非特許文献1に記載の従来装置では、阻止周波数を変更する場合に共振子の形状や大きさを変更する必要があり、変更の自由度が高いことから、却って調整が難しいという問題があった。
また、特許文献1に記載の従来装置では、アンテナ間隔Lを変化させることによって、3つの周波数にて共振させることが示されているだけで、阻止帯域を任意に変化させることについて何の考慮もされていない。
本発明は、上記問題点を解決するために、阻止帯域の設定,調整が容易な多周波共用アンテナを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた発明である請求項1に記載の多周波共用アンテナは、一端が開放され他端が同一の給電点に接続されると共に、給電端から開放端に至る素子長がそれぞれ異なるN(Nは2以上の整数)本の放射素子からなる放射素子部を備え、隣接して配置された任意の放射素子対は、前記給電端側に両放射素子によって共用される共用部位、及び前記開放端側に該共用部位以外の個別部位を有し、前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、異なる二つの波長λα,λγの信号を放射するように一方の素子長がλα/4、他方の素子長がλγ/4に設定され、且つ、前記共用部位を除いた前記個別部位の合計素子長がλβ/2(但し、λα>λβ>λγ)となるように前記共用部位及び前記個別部位の長さが設定され、更に、前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、互いの前記個別部位がリアクタンス素子を介して接続されていることを特徴とする。
このように構成された本発明の多周波共用アンテナでは、放射素子対の共用部位を除いた部分(両放射素子対の個別部位を合わせた部分)が、両端が開放された長さλβ/2の素子(以下「両端開放素子」という)となり、波長λβとなる周波数では、両端開放素子を流れる電流を打ち消し合うため、その周波数の信号(波長λβとなる信号)の放射が抑制される。
従って、本発明の多周波共用アンテナによれば、波長λα,λγとなる周波数帯である通過帯域の間に、通過帯域と比較してゲインの小さい周波数帯である阻止帯域が形成されるため、通過帯域以外での不要な電波の放射を抑制することができる。
しかも、本発明の多周波共用アンテナによれば、共用部位及び個別部位の長さを変化させるだけで、阻止帯域を容易に調整することができる
更に、本発明の多周波共用アンテナによれば、前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、互いの前記個別部位がリアクタンス素子を介して接続されてるため、リアクタンス素子の値を調整することによって、放射素子に変更を加えることなく、阻止帯域を簡単に変化させることができる。
なお、放射素子対を形成する二つの放射素子間には容量分(つまりリアクタンス分)が存在し、その値は、両放射素子の相対的な位置関係や、両放射素子の形状によって変化する。
そこで、前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、請求項2に記載のように、両放射素子の相対的な位置関係によって、両放射素子間に生じるリアクタンス分が調整されていてもよいし、請求項3に記載のように、両放射素子の形状によって、両放射素子間に生じるリアクタンス分が調整されていてもよい。
なお、前記放射素子部は、請求項4に記載のように、誘電体基板上に形成されたパターンにより構成されていてもよい。
この場合、本発明の多周波共用アンテナを容易に製造することができ、また、誘電体基板の誘電率によって波長短縮が生じるため、放射素子ひいてはアンテナ全体を小型化することができる。
また、本発明の多周波共用アンテナは、請求項5に記載のように、前記放射素子部を二つ備え、該放射素子部が前記給電点を通る軸に対して軸対称に配置されていてもよい。
第1実施形態の多周波共用アンテナの全体構成図。 放射素子部のサイズを示す説明図、及びアンテナの特性(リターンロス)のシミュレーション結果を示すグラフ。 第1実施形態の変形例の全体構成図。 第2実施形態の多周波共用アンテナの全体構成図。 リアクタンス値がアンテナの特性に与える影響を示すためのシミュレーション結果を示したグラフ。 第2実施形態の変形例の全体構成図。 第2実施形態の変形例の全体構成図。 第3実施形態の多周波共用アンテナの全体構成図。 第3実施形態の変形例の全体構成図。 第3実施形態の変形例の全体構成図。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
<全体構成>
図1は、第1実施形態の多周波共用アンテナ(以下単に「アンテナ」という)10の全体構成図である。
図1に示すようにアンテナ10は、平板状の金属からなる地板Gに接地された給電部11と、金属製の線材により構成され、給電部11からの給電を受けて電波を放射する放射素子部12とからなる。
<放射素子部の構成>
放射素子部12は、各々がL字状に形成され、それぞれの一端を接続することによってコの字状に形成された第1及び第2個別部位121,122と、地板Gに対して垂直に立設され、一端(以下「給電端」ともいう)が給電部11に、他端(以下「分岐端」ともいう)が第1及び第2個別部位121,122の接続端に接続された共用部位123とからなる。
また、第1及び第2個別部位121,122のL字を構成する二つの直線部分のうち、接続端を有する側の直線部分(以下「接続部」ともいう)121a,122aは、互いに一直線に且つ地板Gに対して平行となるように設置されている。また、両個別部位121,122の他方の直線部分(以下「放射部」ともいう)121b,122bは、互いに平行に且つ地板Gに対して垂直となるように設置されている。
以下では、第1個別部位121と共用部位123とで構成されるクランク状の線状アンテナを第1放射素子、第2個別部位122と共用部位123とで構成されるクランク状の線状アンテナを第2放射素子、第1個別部位121と第2個別部位122とで構成されるコ字状の部分を両端開放素子とも言う。
また、図2(a)に示すように、第1個別部位121,第2個別部位122,共用部位123の各部位長をA1,A2,Bで表し、また、接続部121a,122aの各部位長をC/2、その合計長をCで表すものとする。
そして、周波数fα,fβ,fγ(但し、fα<fβ<fγ)の波長をλα,λβ,λγ(即ち、λα>λβ>λγ)として、第1放射素子の素子長R1(=A1+B)がλα/4に設定され、第2放射素子の素子長R2(=A2+B)がλγ/4に設定され、両端開放素子の素子長R3(=A1+A2)がλβ/2に設定されている。
<動作>
このように構成されたアンテナ10では、第1放射素子(第1個別部位121及び共用部位123)が周波数fα(波長λα)の信号を送受信し、第2放射素子(第2個別部位122及び共用部位123)が周波数fγ(波長λγ)の信号を送受信すると共に、両端開放素子(第1個別部位121及び第2個別部位122)が周波数fβ(波長λβ)の信号の送受信を阻止する。
つまり、両端開放素子では、地板Gに対して平行な接続部121a,122aは信号の放射に寄与せず、地板Gに対して垂直な放射部121b,122bが信号の放射に寄与する。そして、周波数fβ付近の信号が両端開放素子で共振した場合、放射部121bを流れる電流と放射部122bを流れる電流とでは流れる向きが逆方向となり、その電流によって発生する磁界が打ち消し合うため、周波数fβ付近では信号の放射が阻止されることになる。
<効果>
以上説明したように、アンテナ10によれば、波長λα,λγとなる周波数帯である通過帯域の間に、通過帯域と比較してゲインの小さい周波数帯である阻止帯域が形成されるため、通過帯域以外での不要な電波の放射を抑制することができる。
ここで、図2(b)は、アンテナ10の反射損失(Sパラメータの反射係数S11)をシミュレーションによって求めた結果を示すグラフである。但し、A1=102mm,A2=87mm,B=2mm,C=10mmである。
図2(b)からは、fα≒720MHz,fγ≒850MHz付近が通過帯域となり、fβ≒820MHz付近が阻止帯域となり、しかも、通過帯域と阻止帯域とでは、15dB以上の差があることがわかる。
また、アンテナ10によれば、個別部位A1,A2及び共用部位Bの長さを適宜調整し、両端開放素子の素子長R3(=A1+A2)の長さを変化させることによって、阻止帯域を容易に調整することができる。
<変形例>
本実施形態では、放射素子部12を金属製の線材によって構成したが、図3(a)に示すように、地板Gに対してパターン形成面が垂直となるように立設された誘電体基板P上のパターンによって構成してもよい。
本実施形態では、放射素子部12を構成する放射素子が二つである場合について説明したが、図3(b)に示すアンテナ10aのように、放射素子部12を構成する放射素子が三つ以上存在してもよい。
この場合、放射素子がN個であるとすると、互いに隣接した放射部を有する放射素子対がN−1個存在することになり、そのうちの少なくとも一つの放射素子対が本実施形態で示した関係を有していればよい。
但し、放射素子対を構成する二つの放射部が、共用部位の分岐端を挟んで互いに異なる側に位置する場合は、上述のアンテナ10と同様に、分岐端から給電端までを共用部位、それ以外を個別部位とし、二つの放射部が共用部位の分岐端に対して同じ側に位置する場合は、分岐端に近い側の放射部と接続部との接続点から給電端までを共用部位、それ以外を個別部位とすればよい。
また、アンテナ10aの放射素子部12を、図3(a)に示した場合と同様に、地板Gに立設された誘電体基板P上のパターンによって構成してもよい。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
<全体構成>
図4は、本実施形態のアンテナ20の全体構成図である。
アンテナ20は、図4に示すように、アンテナ10と同様に、給電部21と放射素子部22とで構成されている。
なお、給電部21は、給電部11と全く同様に構成されている。
また、放射素子部22は、放射素子部12と同様に、接続部221a,222a及び放射部221b,222bからなる第1及び第2個別部位221,222、共用部位223によって構成され、更に、放射部221b,222bを接続するリアクタンス素子224を備えている。
つまり、第1及び第2個別部位221,222からなる両端開放素子とリアクタンス素子224とが並列(又はループ状)に接続されている。
<リアクタンス素子>
なお、リアクタンス素子224は、コンデンサ、インダクタ、又はこれらの組合せからなり、可変コンデンサや可変インダクタであってもよい。
但し、抵抗分は損失となり利得低下の原因となるため、リアクタンス素子224に抵抗分は可能な限り含まれていないことが望ましい。また、リアクタンス素子224の接続箇所は、第1及び第2個別部位221,222の先端(開放端)の近くであることが望ましい。
<動作>
このように構成されたアンテナ20では、リアクタンス素子224の値を変化させることによって、リアクタンス素子224を含んだ両端開放素子の共振周波数、即ち、信号の送受信が阻止される阻止周波数が変化する。
但し、リアクタンス素子224として、容量性素子(例えばコンデンサ)を用いた場合は阻止周波数が低くなり、誘導性素子(例えばインダクタ)を用いた場合は阻止周波数が高くなる。
即ち、両個別部位221,222間、特に、平行に配置された放射部221b,222b間には、リアクタンス素子224を接続していない状態でも容量分(即ち、リアクタンス)が存在しており、その容量分と両端開放素子とで形成される並列回路の共振周波数が阻止周波数となるものと考えられる。このため、リアクタンス素子224を接続することで放射部221b,222b間のリアクタンスを変化させると、共振状態が変化し、ひいては阻止周波数が変化することになる。
一方、通過周波数は、第1個別部位221及び共用部位223からなる第1放射素子、または第2個別部位222及び共用部位223からなる第2放射素子上の電流分布が重要であり、両個別部位221,222間のリアクタンス分の影響が小さいため、リアクタンス素子224を変化させても大きく変化することはないものと考えられる。
<効果>
以上説明したようにアンテナ20によれば、第1実施形態のアンテナ10と同様の効果が得られるだけでなく、リアクタンス素子224の値を適宜変更することによって、第1及び第2放射素子に変更を加えることなく、阻止帯域を簡単に変化させることができる。
ここで図5は、アンテナ20の反射損失(Sパラメータの反射係数S11)をシミュレーションによって求めた結果を示すグラフである。なお、図5(a)はリアクタンス素子224として容量性素子(−1000Ω)を接続した場合、図5(b)はリアクタンス素子224を接続しない場合、図5(c)は、リアクタンス素子224として誘導性素子(+1000Ω)を接続した場合を示す。
図5からは、容量性のリアクタンス素子224を接続することによって阻止周波数fβが低下し、誘導性のリアクタンス素子224を接続することによって阻止周波数fβが上昇することがわかる。
<変形例>
本実施形態では、放射素子部22を金属製の線材によって構成したが、図6(a)に示すように、地板Gに対してパターン形成面が垂直となるように立設された誘電体基板P上のパターンによって構成してもよい。
本実施形態では、放射素子部22を構成する放射素子が二つである場合について説明したが、図6(b)に示すアンテナ20aのように、放射素子部22を構成する放射素子が三つ以上存在してもよい。
この場合、放射素子がN個であるとすると、互いに隣接した放射部を有する放射素子対がN−1個存在することになり、そのうちの少なくとも一つ(図6(b)では全部)の放射素子対の間にリアクタンス素子224を接続すればよい。
本実施形態では、第1及び第2個別部位221,222間のリアクタンスを、リアクタンス素子224を設けることによって調整しているが、リアクタンス素子224を設ける代わりに、図7(a)に示すアンテナ20bのように、第1及び第2個別部位221,222の放射部221b,222bを、地板Gに対する垂直方向から傾斜させることで、放射部221b,222b間のリアクタンス(ここでは容量分)を調整するように構成してもよい。
また、図7(b)に示すアンテナ20cのように、第1及び第2個別部位221,222の放射部221b,222bの形状を屈曲させることで、放射部221b,222b間のリアクタンス(ここでは容量分)を調整するように構成してもよい。
即ち、アンテナ20b,20cのいずれの場合も、両個別部位の放射部間の距離を近づけることにより容量分を増大させ、遠ざけることにより容量分を減少させることができる。
また、アンテナ20a,20b,20cの放射素子部22を、図6(a)に示した場合と同様に、地板Gに立設された誘電体基板P上のパターンによって構成してもよい。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
<全体構成>
図8は、本実施形態のアンテナ30の全体構成図である。
アンテナ30は、図8に示すように、給電部31と、金属製の線材により構成され、給電部11からの給電を受けて電波を放射する第1及び第2放射素子部32,33とからなる。
なお、給電部31は、給電部11と同様に構成されている。
また、一方の放射素子部32は、放射素子部12と同様に、第1及び第2個別部位321,322、共用部位323によって構成され、他方の放射素子部33も、放射素子部12と同様に、第1及び第2個別部位331,332、共用部位333によって構成されている。
但し、第1放射素子部32と第2放射素子部33とは、給電部31を通る軸(第1実施形態における地板Gの表面に相当する位置)に対して対称な位置に配置されている。
<効果>
このように構成されたアンテナ30によれば、第1実施形態のアンテナ10と同様の特性を有するため、これと同様の効果を得ることができ、しかも、地板Gを確保することができない場所にも設置することができる。
<変形例>
本実施形態では、放射素子部32,33を金属製の線材によって構成したが、図9(a)に示すように、誘電体基板P上のパターンによって構成してもよい。
本実施形態では、放射素子部32,33を構成する放射素子が二つである場合について説明したが、図9(b)に示すアンテナ30aのように、放射素子部32,33を構成する放射素子が三つ以上存在してもよい。
また、放射素子部32,33を、図10(a)〜(d)に示すアンテナ30b〜30eのように、第2実施形態のアンテナ20,20a,20b,20cの放射素子部22と同様に構成してもよい。
更に、これらアンテナ30b〜30eを、放射素子部32,33を、図9(a)に示した場合と同様に、誘電体基板P上のパターンによって構成してもよい。
10,10a,20,20a〜20c,30,30a〜30e…多周波共用アンテナ 11,21,31…給電部 12,22,32,33…放射素子部 121,122,221,222,321,322,331,332…個別部位 121a,122a,221a,222a…接続部 121b,122b,221b,222b…放射部 123,223,323,333…共用部位 224…リアクタンス素子 G…地板 P…誘電体基板

Claims (5)

  1. 一端が開放され他端が同一の給電点に接続されると共に、給電端から開放端に至る素子長がそれぞれ異なるN(Nは2以上の整数)本の放射素子からなる放射素子部を備え、
    隣接して配置された任意の放射素子対は、前記給電端側に両放射素子によって共用される共用部位、及び前記開放端側に該共用部位以外の個別部位を有し、
    前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、異なる二つの波長λα,λγの信号を放射するように一方の素子長がλα/4、他方の素子長がλγ/4に設定され、且つ、前記共用部位を除いた前記個別部位の合計素子長がλβ/2(但し、λα>λβ>λγ)となるように前記共用部位及び前記個別部位の長さが設定され
    更に、前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、互いの前記個別部位がリアクタンス素子を介して接続されていることを特徴とする多周波共用アンテナ。
  2. 前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、両放射素子の相対的な位置関係によって、両放射素子間に生じるリアクタンス分が調整されていることを特徴とする請求項1に記載の多周波共用アンテナ。
  3. 前記放射素子対を構成する二つの放射素子は、両放射素子の形状によって、両放射素子間に生じるリアクタンス分が調整されていることを特徴とする請求項1に記載の多周波共用アンテナ。
  4. 前記放射素子部は、誘電体基板上に形成されたパターンにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の多周波共用アンテナ。
  5. 前記放射素子部を二つ備え、該放射素子部が前記給電点を通る軸に対して軸対称に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多周波共用アンテナ。
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