JP5256682B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、通信ネットワークを介してセッションを行うに際し、映像に変化を与えて娯楽性を高めることを目的としている。
図1は、本発明の一実施形態であるネットワークセッションシステムの全体構成を概略的に示す図である。同図に示すように、ネットワークセッションシステム10は、第1セッション地点と第2セッション地点とをネットワーク130を介して接続した構成を有する。ネットワーク130は、第1セッション地点と第2セッション地点との間の通信を可能にする通信ネットワークであり、例えば、インターネットである。
本実施形態において、マイクMICa、MICb及びMICcの位置は、あらかじめ決められた位置に固定されているものとする。すなわち、マイクMICa、MICb及びMICcは、演奏者が移動する場合であっても、マイク自体は移動しない。
なお、第1の方法は、この例に限らず、例えば、組をなす音声情報が表す演奏音の音量の増加(又は減少)に応じて対応する映像を拡大(又は縮小)させるものであってもよい。
本実施形態は、映像情報の加工の基礎として用いる情報が音声情報と異なる情報である点が、上述した第1実施形態との主たる相違点である。そこで、ここでは、第1実施形態との相違点の説明を中心に行い、重複する説明は適宜省略する。なお、本実施形態において、第1実施形態と共通する符号を付して説明される構成要素は、第1実施形態のそれと同様のものであることを意味している。
なお、位置情報は、必要に応じて、操作者が変更することも可能である。
なお、ステップS215〜S217の処理は、第1実施形態のステップS112〜S114の処理(図4参照)と同様であるため、その説明を省略する。
本発明は、上述した実施形態に限らず、その他の形態でも実施し得る。本発明に対しては、例えば、以下のような変形を適用することが可能である。なお、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
本発明に係る情報処理装置は、映像情報の加工を操作者の指定に基づいて行ってもよい。例えば、操作者は、上述した操作部124(又は224)を介して加工の態様を指定し、制御部122(又は222)は、操作者により指定された態様の加工を行うようにすることができる。このとき、操作者は、演奏の内容に応じて音声情報や映像情報の加工の態様を決定する。例えば、ギターの演奏者cが楽曲のあるパートをソロで演奏する場合、操作者は、演奏者cに対応する映像を右側のスクリーンSCRcではなく中央のスクリーンSCRbに表示させるよう指定してもよい。また、この場合、操作者は、演奏者cに対応する映像が拡大されるよう指定を行ってもよい。すなわち、操作者は、映像情報について、映像の拡大又は縮小や表示位置の変更などを指定することが可能である。
また、上述した実施形態においては、映像情報の加工が同期処理(ステップS123又はS223)の後に行われたが、本発明に係る情報処理装置は、音声情報や映像情報の加工を同期処理の前に行ってもよい。
本発明に係る情報処理装置は、映像情報の出力の態様を、当該映像情報と組をなす音声情報の音量に応じて決定してもよい。例えば、音量が最大である音声情報と組をなす映像情報が目立つように、この映像情報の出力先を中央のスクリーンSCRbにしてもよい。すなわち、第2セッション地点における映像の並びは、第1セッション地点における演奏者の並びと一致していなくてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、音量が一定の閾値以下となる音声情報と組をなす映像情報を、スクリーンに表示しないように制御してもよい。このようにした場合も、ソロ演奏の場合などに注目すべき演奏者を目立たせることが可能となる。
本発明に係る情報処理装置は、複数の映像情報を合成する加工を行ってもよい。例えば、スクリーンに表示される複数の映像の隣り合う辺の部分を合成し、複数の映像が1つの映像になるように映像情報を加工してもよい。このようにすれば、1つのスクリーンで映像を再生することが可能となる。
本発明に係る情報処理装置は、映像情報に加え、音声情報を加工してもよい。例えば、上述した第1実施形態の場合は、第2実施形態の位置情報に相当する情報を取得し、この情報に基づいて音量や音像定位の制御を行うとよい。また、第2実施形態の場合は、組をなす映像情報に行われた加工の態様に応じた加工を音声情報にも行ったり、映像情報に対して行う処理と同様に、対応する位置情報に応じた態様で音声情報を加工したりすることができる。このようにすれば、音声と映像とが同様の変化をするため、より違和感のない再生を行うことが可能となる。
本発明に係る情報処理装置は、上述した第1実施形態において、映像情報に対応付けられた位置情報を取得可能な構成としてもよい。この場合における位置情報としては、例えば、被写体である演奏者までの距離を示す情報を用いることができる。このような情報は、例えば、オートフォーカス機構を有するビデオカメラであればフォーカス時の測距により求めることができる。また、第2実施形態と同様に、測位手段により演奏者の位置を計測し、計測した位置を示す情報を位置情報として用いてもよい。
本発明において、位置情報の対応付けの態様は、上述したものに限らない。例えば、位置情報は、いわゆるメタデータのようにして音声情報に含まれていてもよいし、位置情報又は音声情報のいずれか一方又は両方に、対応付けの対象となる情報を特定可能な識別情報が含まれていてもよい。要するに、本発明における位置情報は、組をなす音声情報と何らかの方法で対応付けがなされていればよく、その対応付けの態様は任意である。
第2セッション地点には、演奏者dが他の演奏者の映像を確認するための表示装置が設けられてもよい。この表示装置は、いわゆるカラオケ装置の表示部のように、演奏者dが歌唱する楽曲の歌詞を表示してもよい。また、この表示装置は、スクリーンに表示される映像と同様の映像を表示してもよい。
第2セッション地点には、演奏者dの映像を撮影するビデオカメラと、この映像を再生する表示装置とが設けられてもよい。この場合においては、演奏者dとともに背後のスクリーンSCRa〜SCRcを撮影してもよいし、第1セッション地点の映像をスクリーンSCRa〜SCRcに表示させずに、第1セッション地点の映像と演奏者dの映像とを合成して表示装置に表示させてもよい。後者の場合は、変形例3に示したような合成を行うと、より望ましい。
また、演奏者dがソロで歌唱する場合には、演奏者dの映像のみがアップで表示されるようにしてもよい。
第2セッション地点には、光の照射方向が映像に応じて変化する照明装置が設けられてもよい。この照明装置は、いわゆるスポットライトのように、局所的な照明であると望ましい。このようにすれば、映像上の演奏者があたかもその場にいるような演出効果を行うことができる。また、照明装置の照射方向を制御するために、音声情報に対応付けられた位置情報を用いてもよい。
なお、この照明装置は、操作者により点灯及び消灯を制御される構成でもよい。また、第2セッション地点の演奏者dを照明する照明装置を設けてもよい。
本発明において、取得する音声情報及び映像情報の数は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態においては、第1セッション地点から3人の演奏者に対応する音声情報及び映像情報が送信されたが、演奏者をより多数としてもよいし、2人としてもよい。
また、第2セッション地点における出力先(スクリーン及びスピーカ)の数も、変更可能である。
本発明におけるセッションは、歌唱や演奏を目的としたものに限らず、複数の対象者が集団で行う種々の活動を含み得る。例えば、通信ネットワークを介した会議において本発明を適用してもよいし、学校での授業等に本発明を適用してもよい。すなわち、本発明において収音や撮影の対象となる者は、演奏者に限らない。
本発明は、コンピュータに上述した制御部122の機能を実現させるためのプログラムとしても提供され得る。かかるプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体としても提供可能であり、また、インターネット等の通信ネットワークを介して所定のサーバ装置からコンピュータにダウンロードされ、これをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供され得る。
Claims (4)
- 音声情報及び映像情報の組を通信ネットワークを介して1又は複数取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された映像情報を、当該映像情報と組をなす前記音声情報に応じた態様で加工する映像加工手段であって、前記映像情報が出力されることにより表示される映像の位置又は大きさを変更する映像加工手段と、
前記映像加工手段により加工された映像情報と前記取得手段により取得された音声情報とを出力する出力手段と
を備え、
前記音声情報は、複数のチャネルの情報を含み、
前記映像加工手段は、前記映像情報と組をなす前記音声情報に含まれる各チャネルの情報の変化に基づいて、映像の位置を移動させる加工を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記音声情報は、右方の演奏音に対応するRチャネルの情報と、左方の演奏音に対応するLチャネルの情報とを含み、
前記映像加工手段は、前記映像情報と組をなす前記音声情報に含まれる各チャネルの情報の変化に基づいて、映像の位置を右方又は左方に移動させる加工を行う
請求項1に記載の情報処理装置。 - 音声情報及び映像情報の組を通信ネットワークを介して1又は複数取得する第1ステップと、
前記取得された映像情報を、当該映像情報と組をなす前記音声情報に応じた態様で加工するステップであって、前記映像情報が出力されることにより表示される映像の位置又は大きさを変更する第2ステップと、
前記加工された映像情報と前記取得された音声情報とを出力する第3ステップと
を備え、
前記音声情報は、複数のチャネルの情報を含み、
前記第2ステップは、前記映像情報と組をなす前記音声情報に含まれる各チャネルの情報の変化に基づいて、映像の位置を移動させる加工を行うステップである
ことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
音声情報及び映像情報の組を通信ネットワークを介して1又は複数取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された映像情報を、当該映像情報と組をなす前記音声情報に応じた態様で加工する映像加工手段であって、前記映像情報が出力されることにより表示される映像の位置又は大きさを変更する映像加工手段と、
前記映像加工手段により加工された映像情報と前記取得手段により取得された音声情報とを出力する出力手段
として機能させるためのプログラムであって、
前記音声情報は、複数のチャネルの情報を含み、
前記映像加工手段は、前記映像情報と組をなす前記音声情報に含まれる各チャネルの情報の変化に基づいて、映像の位置を移動させる加工を行う
ことを特徴とするプログラム。
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JP2007268273A JP5256682B2 (ja) | 2007-10-15 | 2007-10-15 | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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