JP5254088B2 - センサ装置及び間欠処理方法 - Google Patents

センサ装置及び間欠処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、互いに対抗して配置される2つの部材の近接を、それぞれの部材に設置された電極間の静電容量の変化を利用して検出するセンサ装置及びこのセンサ装置に用いられる間欠処理方法に関する。
近年、物体の近接を検出するセンサとして、静電容量検出式の近接センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種の静電容量検出式の近接センサでは、第1及び第2の部材それぞれに電極が設置される。そして、検出対象となる部材に配置される電極に電気信号を供給し、電極間の静電容0量の変化をセンサ側の部材に配置される電極から検知することで、各部材の位置変化を検出している。
ところで、2つの部材の近接を検出するセンサ装置は、携帯電話等の電子機器で使用されている。このうち、例えば携帯電話では、長時間の利用を可能とするため、消費電力をできるだけ抑えることが要求されている。従来の磁気式センサ装置では、検出対称となる部材に設置された磁石の近接をセンサ側の部材に設置されたホール素子で検出する際に、ホール素子を所定の周期で駆動して磁石からの磁界を検出する間欠動作を行うようにしている。これにより、センサ装置での消費電力が抑えられ、バッテリの浪費を抑制することが可能となる。
このように、消費電力の抑制が望まれる電子機器においては、バッテリの浪費を抑制する間欠動作が求められている。しかしながら、静電容量検出式のセンサ装置では、検出対象側の動作と、センサ側の動作とは、それぞれ独立に行われている。そのため、センサ装置の間欠動作を行おうとする場合、検出対象側の間欠動作と、センサ側の間欠動作とが異なると、部材間の位置関係がうまく検出されないという問題があった。
特開2008−192319号公報
以上のように、静電容量検出式のセンサ装置において間欠動作を行おうとする場合、検出対象側の間欠動作と、センサ側の間欠動作とが異なると、部材間の位置関係の検出がうまく行えないという問題があった。
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、検出対象側とセンサ側とが異なる周期で間欠動作を行う場合であっても、検出対象とセンサとが設置された部材の位置関係を検出することが可能な静電容量検出式のセンサ装置及びその間欠処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るセンサ装置は、近接時にそれぞれの表面が互いに対向する第1の部材及び第2の部材の位置関係を検出するセンサ装置であって、電気信号を発生する信号源と、前記電気信号を第1の周期で導出させる第1の導出手段と、前記第1の部材の表面における第1部位に設けられ、前記第1の周期で前記第1の導出手段から導出された電気信号を受けて前記第1部位に電荷を保持させる第1の電極部と、前記第2の部材の表面における第2部位に設けられ、前記第1部位の保持電荷に応じた電荷を前記第1部位の近接距離に応じて前記第2部位に誘起させる第2の電極部と、前記第2部位に誘起された電荷に基づく電気信号を、予め設定された基準周期中に少なくとも1回は前記第1の周期とオンの期間が重複する第2の周期で導出させる第2の導出手段と、前記指定された周期で前記第2の導出手段から導出された電気信号の振幅が既定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記電気信号の振幅が前記既定の閾値以上であると判定されてから前記既定の閾値未満であると判定された間は、前記第2の導出手段における周期を前記第2の周期から前記第1の周期へ切り替える切替手段とを具備する。
また、本発明に係る間欠処理方法は、近接時にそれぞれの表面が互いに対向する第1の部材及び第2の部材の位置関係を検出するセンサ装置に用いられる間欠処理方法であって、信号源から発生される電気信号を第1の周期で導出し、前記第1の部材の表面における第1部位に設けられた第1の電極部により、前記第1の周期で導出した電気信号に応じた電荷を前記第1部位に保持させ、前記第2の部材の表面における第2部位に設けられた第2の電極部により、前記第1部位の保持電荷に応じた電荷を前記第1部位の近接距離に応じて前記第2部位に誘起させ、前記第2部位に誘起された電荷に基づく電気信号を、予め設定された基準周期中に少なくとも1回は前記第1の周期とオンの期間が重複する第2の周期で導出し、前記第2の周期で導出した電気信号の振幅が既定の閾値以上であるか否かを判定し、前記判定により、前記電気信号の振幅が前記既定の閾値以上であると判定してから前記既定の閾値未満であると判定する間は、前記第2部位に誘起された電荷に基づく電気信号の導出周期を、前記第2の周期から前記第1の周期へ切り替えることを特徴とする。
上記構成によるセンサ装置及び間欠処理方法では、第1の周期に従って第1の電極部に電気信号を供給し、予め設定された基準周期中に少なくとも1回は前記第1の周期とオンの期間が重複する第2の周期で第1及び第2の部材の位置関係の検出動作を行う。そして、判定手段により、電気信号の振幅が既定の閾値以上であると判定されてから既定の閾値未満であると判定される間は、近接状態にあるとして、部材間の位置関係の検出動作を第1の周期と同期させて行うようにしている。これにより、検出対象側の間欠動作とセンサ側の間欠動作とが異なる周期で行われる場合であっても、両部材が近接する際にはこれらの間欠動作を同期させることが可能となる。
本発明によれば、検出対象側とセンサ側とが異なる周期で間欠動作を行う場合であっても、検出対象とセンサとが設置された部材の位置関係を検出することが可能なセンサ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るセンサ装置の構成を示す図である。 図1のセンサ装置の機能構成を示すブロック図である。 2種類のクロック信号の関係を示す図である。 図2のセンサ装置の各構成要素から出力される信号を示す図である。 図2の制御部が切替部を切替制御する際のフローチャートである。 図1のセンサ装置を携帯通信端末に適用したときの一例を示す図である。 2種類のクロック信号の具体例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係るセンサ装置の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るセンサ装置の構成を示す模式図である。センサ装置は、部材100に設置されるセンサ回路10と、部材200に設置されるセンサ回路20とを具備する。部材100,200は、それぞれの表面が互いに対向して配置される。部材100,200が近接する場合、センサ回路10の電極13と、センサ回路20の電極21とは互いに対向して近接する。センサ装置は、センサ回路10の電極13とセンサ回路20の電極21との間の静電容量の変化を検知することで、部材100と部材200との位置関係、すなわち部材100,200が近接しているか離隔しているか等を検出する。
図2は、図1のセンサ装置の機能構成を示すブロック図である。センサ回路10は、交流電源11から出力される交流電流をスイッチ12を介して電極13へ供給する。スイッチ12は、センサ回路10を間欠駆動させるためのものであり、スイッチ12がオンである間はセンサ回路10は動作し、スイッチ12がオフである間はセンサ回路10は動作しない。スイッチ12は、クロック部14から周期T1のクロック信号を受け、このクロック信号に従って交流電源11からの交流電流を電極13へ導出する。電極13は、部材100の表面に配置され、その配置部位に、供給された交流電流に応じた電荷を保持させる。
センサ回路20は、電極13と電極21との間の静電容量の変化を検知し、部材100,200の位置関係を検出する。電極21は、部材200の表面に配置され、その配置部位に、電極13が配置される部位の保持電荷に応じた電荷を誘起させる。このとき、電極21により誘起される電荷は、電極13と電極21との距離に応じて変化する。
スイッチ22はセンサ回路20を間欠駆動させるためのものであり、スイッチ22がオンである間はセンサ回路20は動作し、スイッチ22がオフである間はセンサ回路20は動作しない。スイッチ22は、後述するクロック部29又はクロック部210からのクロック信号に従って、電極21により誘起された電荷に基づいた電気信号を増幅器(AMP)23へ導出する。増幅器23は、受け取った電気信号を増幅して帯域通過フィルタ(BPF)24へ出力する。帯域通過フィルタ24は、受け取った電気信号からノイズ成分を除去してピーク検波部25へ出力する。ピーク検波部25は、受け取った電気信号のピーク電流を検波する。
比較判定部26は、ピーク検出部25からの信号を受け取り、その信号の振幅が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。比較判定部26は、受け取った信号の振幅が予め設定された閾値以上である場合、その信号を制御部27へ出力する。
制御部27は、比較判定部26からの信号に基づいて部材100,200が近接したか否かを判断し、近接した旨を示す信号及び非近接になった旨を示す信号を切替部28及び後段の装置(図示せず)へ出力する。
切替部28は、クロック部29,210いずれかからのクロック信号をスイッチ22へ切り替えて導出するものである。切替部28は、制御部27から部材100,200が非近接である旨の信号を受け取った場合、クロック部29から出力される周期T2のクロック信号をスイッチ22へ導出する。一方、切替部28は、制御部27から部材100,200が近接した旨の信号を受け取った場合、クロック部210から出力される周期T1のクロック信号をスイッチ22へ導出する。
次に、上述した周期T1のクロック信号と周期T2のクロック信号との関係を説明する。図3は、周期T1のクロック信号と周期T2のクロック信号との関係を示す模式図である。図3の円部で示すように、周期T1のクロック信号がオンとなっている期間に周期T2のクロック信号が立ち上がる動作が、所定の周期の間に少なくとも一回行われるように、両クロック信号が設定されている。このとき、所定の周期とは、例えば携帯電話を閉じる際の動作時間と比較して十分に短い周期である。このような要件を満たす周期のクロック信号を用いることで、センサ装置は、この所定の周期に少なくとも一回は、部材10と部材20との位置関係の検出動作を実行することが可能となる。
次に、上記構成における動作を説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るセンサ装置の各構成要素から出力される信号を示す模式図である。図5は、図1の制御部27が切替部28を切替制御する際のフローチャートを示す。
まず、スイッチ12は、クロック部14からの周期T1のクロック信号に従って動作している。これにより、電極13には、周期T1のクロック信号に従って交流電流が供給される。
電極21により誘起された電荷は、スイッチ22によりクロック部29から出力される周期T2のクロック信号又はクロック部210から出力される周期T1のクロック信号のいずれかに従って、電気信号として増幅器23へ導出される。ここで、部材100,200が非近接状態である場合、電極21が配置される部位に誘起される電荷は小さいため、増幅器23へ導出される電気信号の振幅は小さい。一方、部材100,200が近接状態である場合、電極21が配置される部位に誘起される電荷は大きいため、増幅器23へ導出される電気信号の振幅も大きい。
スイッチ22により導出された電気信号は、増幅器23で増幅され、帯域通過フィルタ24で帯域通過された後、ピーク検波部25へ出力される。ピーク検波部25は、入力された電気信号のピーク値を検波し、矩形状の信号を出力する。
比較判定部26は、ピーク値が検波された信号を受け取り、振幅が閾値以上となる信号のみを制御部27へ出力する。
制御部27は、比較判定部26からの信号が、周期T2のクロック信号の立ち上がりの際に入力されたか否かを判定する(ステップ51)。制御部27は、比較判定部26からの信号が周期T2のクロック信号の立ち上がりの際に入力された場合(ステップ51のYes)、部材100と部材200とが近接したと判断する(ステップ52)。そして、制御部27は、近接状態であることを判断すると、次に非近接と判断するまで所定の振幅値の信号を切替部28及び後段の装置へ出力する(ステップ53)。制御部27は、比較判定部26からの信号が周期T2のクロック信号の立ち上がりの際に入力されない場合(ステップ51のNo)、この要件を満たすまでこの判定フローを繰り返す。
切替部28は、制御部27から所定の振幅の信号を受け取ると、クロック部210から出力される周期T1のクロック信号へ接続を切り替え、このクロック信号をスイッチ22へ導出する。
制御部27は、部材100と部材200とが近接状態にある場合、周期T1のクロック信号の立ち上がりの際に比較判定部26からの信号が入力されるか否かを判定する(ステップ54)。周期T1のクロック信号の立ち上がりの際に比較判定部26からの信号が入力されない場合(ステップ54のNo)、部材100と部材200とが非近接になったと判断する(ステップ55)。制御部27は、部材100,200が非近接状態となったことを判断すると、切替部28及び後段の装置へ振幅零の信号を出力して(ステップ56)、処理を終了する。
切替部28は、近接判断部271から振幅が零の信号を受け取ると、クロック部29から出力される周期T2のクロック信号へ接続を切り替え、この信号をスイッチ22へ導出する。
図6は、本発明の一実施形態に係るセンサ装置を携帯通信端末に適用したときの一例を示す模式図である。携帯通信端末としては携帯電話を想定している。図6において、部材100は携帯電話の下側部材に対応し、部材200は携帯電話の上側部材に対応する。電極配置領域101にセンサ回路10の電極13が配置され、電極配置領域201にセンサ回路20の電極21が配置される。
携帯電話が開かれている場合、センサ回路10は周期T1で間欠動作を行い、センサ回路20は周期T2で間欠動作を行う。センサ装置は、携帯電話が閉じられると上記処理により部材100,200の近接を検出する。各部材が近接状態にある場合、センサ回路10の間欠動作とセンサ回路20の間欠動作とが同期する。
ここで、周期T1及び周期T2は、人の手による携帯電話の開閉動作を考慮して決定される。人の手により携帯電話を閉じるのにおよそ0.5秒かかるとすると、携帯電話の開閉を検出する間欠動作の周期は0.1秒程度で十分であると考えられる。また、交流電源11の発振周波数が数10〜数100kHzである場合、交流電流の数波長分をアナログ信号として検出するには、動作時間は10μsec〜1msec必要となる。
つまり、周期T1は、0.1秒の間に10μsec〜1msecの動作を複数回行う条件を満たす任意の周期において設定可能である。周期T2は、周期T1と同期していなくても、0.1秒の間に少なくとも1回は、周期T2に基づくオンのタイミングが周期T1に基づくオンの期間に発生する周期であれば設定可能である。
図7は、周期T1及び周期T2のクロック信号の具体例を示す図である。ここでは、交流電源11の発振周波数を10kHzとしている。図7において、上図は動作時間100μsec、周期T1=10msecのクロック信号を示し、数は動作時間100μsec、周期T2=9msecのクロック信号を示す。これにより、センサ回路10,20それぞれで間欠動作を行っていても、0.1秒に一回は部材100,200の位置関係の検出動作が行われることとなる。
以上のように、上記第1の実施形態では、センサ装置におけるセンサ回路10を周期T1で間欠動作させ、センサ回路20を周期T2で間欠動作させる。ここで、周期T2は、所定の周期中に少なくとも1回は、周期T2に基づくオンのタイミングが周期T1に基づくオンの期間に発生する周期である。そして、センサ装置は、部材100,200が近接状態である場合は、センサ回路10における間欠動作と、センサ回路20における間欠動作とを同期させるようにしている。
これにより、部材間の位置関係を検出する際の間欠動作の周期がセンサ回路10とセンサ回路20とで異なる場合であっても、所定の周期に少なくとも一度は部材間の位置関係の検出動作を実行することが可能となる。また、部材100,200が近接状態にあるときは、センサ回路10の間欠動作とセンサ回路20の間欠動作とを同期させるようにしているため、部材100,200が非近接となるタイミングを高精度に検出することが可能である。
したがって、本発明に係るセンサ装置は、検出対象側とセンサ側とが異なる周期で間欠動作を行う場合であっても、検出対象とセンサとが設置された部材の位置関係を検出することができる。
なお、この発明は上記一実施形態に限定されるものではない。例えば、上記一実施形態では、周期T2のクロック信号が立ち上がる際に比較判定部26から所定の振幅の信号が入力された場合に、部材100と部材200とが近接状態であると判断する例について説明したが、比較判定部26から所定の振幅の信号が入力された場合に、直ちに各部材が近接状態にあると判断するようにしても同様に実施可能である。この場合には、所定の周期の間に少なくとも一回は周期T1のクロック信号がオンとなっている期間と周期T2のクロック信号がオンとなっている期間とが重複するように、周期T1及び周期T2が設定されていればよい。
また、上記一実施形態では、周期T1と周期T2との周期の長さに際を設けていないが、周期T1<周期T2と設定した場合、非近接時に消費電力の大きいセンサ回路20の消費電力を抑えることが可能であるため、より省電力化を図ることができる。
また、上記一実施形態では、交流電源11から出力される交流電流に基づいて部材間の位置関係を検出する例について説明したが、交流電源11に代わり直流電源を用いた場合であっても同様に部材間の位置関係を検出することが可能である。
さらに、本発明は、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…センサ回路
11…交流電源
12…スイッチ
13…電極
14…クロック部
20…センサ回路
21…電極
22…スイッチ
23…増幅器
24…帯域通過フィルタ
25…ピーク検波部
26…比較判定部
27…制御部
28…切替部
29…クロック部
210…クロック部
100…部材
101…電極配置領域
200…部材
201…電極配置領域

Claims (10)

  1. 近接時にそれぞれの表面が互いに対向する第1の部材及び第2の部材の位置関係を検出するセンサ装置であって、
    電気信号を発生する信号源と、
    前記電気信号を第1の周期で導出させる第1の導出手段と、
    前記第1の部材の表面における第1部位に設けられ、前記第1の周期で前記第1の導出手段から導出された電気信号を受けて前記第1部位に電荷を保持させる第1の電極部と、
    前記第2の部材の表面における第2部位に設けられ、前記第1部位の保持電荷に応じた電荷を前記第1部位の近接距離に応じて前記第2部位に誘起させる第2の電極部と、
    前記第2部位に誘起された電荷に基づく電気信号を、予め設定された基準周期中に少なくとも1回は前記第1の周期とオンの期間が重複する第2の周期で導出させる第2の導出手段と、
    前記指定された周期で前記第2の導出手段から導出された電気信号の振幅が既定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記電気信号の振幅が前記既定の閾値以上であると判定されてから前記既定の閾値未満であると判定される間は、前記第2の導出手段における周期を前記第2の周期から前記第1の周期へ切り替える切替手段と
    を具備することを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記第2の周期に基づくオンのタイミングが、前記第1の周期に基づくオンの期間に前記基準周期中に少なくとも1回は発生する場合、
    前記切替手段は、前記判定手段により前記電気信号の振幅が前記第2の周期がオンとなるタイミングで前記既定の閾値以上であると判定されてから、前記既定の閾値未満であると判定される間は、前記第2の導出手段における周期を前記第2の周期から前記第1の周期へ切り替えることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  3. 前記基準周期は、前記第1の部材と前記第2の部材とが近接するのにかかる時間に基づいて当該時間内に前記第1の部材及び第2の部材の前記位置関係を検出するのに十分な周期であることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  4. 前記電気信号は、交流電流であることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  5. 前記第2の周期は、前記第1の周期よりも長い周期であることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  6. 近接時にそれぞれの表面が互いに対向する第1の部材及び第2の部材の位置関係を検出するセンサ装置に用いられる間欠処理方法であって、
    信号源から発生される電気信号を第1の周期で導出し、
    前記第1の部材の表面における第1部位に設けられた第1の電極部により、前記第1の周期で導出した電気信号に応じた電荷を前記第1部位に保持させ、
    前記第2の部材の表面における第2部位に設けられた第2の電極部により、前記第1部位の保持電荷に応じた電荷を前記第1部位の近接距離に応じて前記第2部位に誘起させ、
    前記第2部位に誘起された電荷に基づく電気信号を、予め設定された基準周期中に少なくとも1回は前記第1の周期とオンの期間が重複する第2の周期で導出し、
    前記第2の周期で導出した電気信号の振幅が既定の閾値以上であるか否かを判定し、
    前記判定により、前記電気信号の振幅が前記既定の閾値以上であると判定してから前記既定の閾値未満であると判定する間は、前記第2部位に誘起された電荷に基づく電気信号の導出周期を、前記第2の周期から前記第1の周期へ切り替えることを特徴とする間欠処理方法。
  7. 前記第2の周期に基づくオンのタイミングが、前記第1の周期に基づくオンの期間に前記基準周期中に少なくとも1回は発生する場合、
    前記判定により前記電気信号の振幅が前記第2の周期がオンとなるタイミングで前記既定の閾値以上であると判定してから、前記既定の閾値未満であると判定する間は、前記第2の導出手段における周期を前記第2の周期から前記第1の周期へ切り替えることを特徴とする請求項6記載の間欠処理方法。
  8. 前記基準周期は、前記第1の部材と前記第2の部材とが近接するのにかかる時間に基づいて当該時間内に前記第1の部材及び第2の部材の前記位置関係を検出するのに十分な周期であることを特徴とする請求項6記載の間欠処理方法。
  9. 前記電気信号は、交流電流であることを特徴とする請求項6記載の間欠処理方法。
  10. 前記第2の周期は、前記第1の周期よりも長い周期であることを特徴とする請求項6記載の間欠処理方法。
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