JP5253007B2 - 塵芥収集車、その制御プログラムおよびその制御方法 - Google Patents

塵芥収集車、その制御プログラムおよびその制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、計量装置付きの塵芥収集車、その制御プログラムおよび制御方法に関する。
投入された塵芥等の重量を計量できる計量装置付きの塵芥収集車が知られている。このような塵芥収集を利用することにより、投入した塵芥の重量を計量して得た計量値に基づいて、顧客毎に収集内容の確認や収集代金の請求を行うことができる。
図10のAに、1つの収集場所において複数顧客の塵芥をそれぞれ収集して計量を行う場合の概念図を示す。また、図11は、塵芥収集車の一例であるプレス式の塵芥車2の断面構造を示す模式図である。塵芥車2は、キャブ(キャビン)2a、塵芥収容箱2bおよび投入箱2cを備えている。投入箱2cには、投入された塵芥を圧縮して塵芥収容箱2bに積み込むための積込装置202が配置されている。なお、塵芥車2は、ロードセル2013、積込操作ボタン51、リセット操作ボタン2051、計量操作ボタン2053、PTO(Power take-off:動力取り出し装置)55、PTO切替スイッチ57、サイドブレーキ59を備えている。積込装置202は、2以上のシリンダの伸縮動作によりプレスプレート10を揺動させることで、図11に示すような、(1)反転行程、(2)1次プレス行程、(3)2次プレス行程、(4)押込み行程を1サイクルとする積み込み動作を行なう。
この場合において、作業者は、X商店の塵芥を収集する際に、以下(1)〜(4)の作業を行うことによりX商店の塵芥についての証明伝票(15kg)を発行する。
(1)リセット操作ボタン2051を押下することにより、塵芥収集車2の計量装置の計量値をリセットする操作(リセット操作)を行って、現在の計量値をリセットする。
(2)収集した塵芥を塵芥収集車2の投入箱に投入する。
(3)積込操作ボタン51を押下することにより、積込装置202を作動させる操作(積込操作)を行って、投入箱の塵芥を収容箱に収容する。この場合、各シリンダの動作の終了位置を把握することにより積込装置202における積み込みの完了を検知するセンサからの信号を受けて、積込装置202の動作が1サイクルで停止される。
(4)計量装置を作動させる操作(計量操作)を行って、投入した塵芥の重量を計量する。
続いて、Y商店の塵芥を収集する際に、上記同様(1)〜(4)の作業を行うことによりY商店の塵芥についての証明伝票(20kg)を発行する。
すなわち、通常塵芥収集車の収集作業時においては、計量装置の計量値のリセットを行ってから塵芥を投入し、積込装置を動作させた後、計量装置を操作することにより、取引伝票を発行するようにしている(例えば、特許文献1の段落0057〜0058参照。)。
特開2006−127037号
しかしながら、作業者にとっては、収集場所毎に塵芥を投入して積込操作を行うことに加えて、その前後にリセット操作および計量操作を行うことは煩雑である。特に、1つの収集場所において複数顧客(例えば、X商店とY商店)の塵芥を収集する場合において作業者は、積込装置を作動させる操作に加えて計量装置を作動させる動作を行わなければならないため、計量装置を作動するリセット操作や計量操作を飛ばしてしまうことがあり得る。
例えば、図10のBに示すように、作業者は、塵芥の収集場所において、X商店の塵芥を収集する際に、(1)塵芥収集車の計量装置の計量値をリセットする操作(リセット操作)を行って、現在の計量値をリセットし、(2)塵芥を塵芥収集車の投入箱に投入し、(3)積込装置を作動させる操作(積込操作)を行って、投入箱の塵芥を収容箱に収容し、(4)計量装置を作動させる操作(計量操作)を行って、投入した塵芥の重量(10kg)を計量する。
続いて、Y商店の塵芥を収集する際に、(1)塵芥収集車の計量装置の計量値をリセットする操作(リセット操作)を行わずに、(2)塵芥を塵芥収集車の投入箱に投入し、(3)積込装置を作動させる操作(積込操作)を行って、投入箱の塵芥を収容箱に収容し、(4)計量装置を作動させる操作(計量操作)を行って、投入した塵芥の重量を計量すると、Y商店にかかる塵芥の計量値データ(20kg)はX商店にかかる塵芥の計量値データ(15kg)に合算(35kg)されてしまうという問題が生じる。
この発明は、上記のような問題点を解決するため、作業者が誤操作を行った場合であっても、正確に計量値を取得することのできる塵芥収集車の提供を目的とする。
(1)(8)(9)この発明の塵芥収集車は、
塵芥を計量するための計量装置を有する塵芥収集車であって、
(a)塵芥投入前におけるリセット操作が行われた場合にはリセット信号を出力し、塵芥投入後における計量操作が行われた場合には計量値取得信号を出力する計量操作手段と、
(b)リセット信号を受けると、前記計量装置の計量値をリセットするリセット手段と、
(c)計量値取得信号を受けると、前記計量装置から計量値を取得する計量値取得手段と、
(d)リセット信号または計量値取得信号を受けると、これらの信号に対応する操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、
(e)前記計量操作手段からリセット信号または計量値取得信号を受けると、少なくとも前記操作履歴記憶手段が記憶した操作履歴を参照し、操作順序が所定の順序で行われていない場合に誤操作であると判断する計量制御手段を備えたこと
を特徴とする。したがって、作業者がリセット操作または計量操作について誤操作を行った場合にこれを検出することができる。
(2)この発明の塵芥収集車においては、
計量制御手段は、リセット操作の前に計量操作が行われていない場合に誤操作であると判断し、計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力すること
を特徴とする。したがって、作業者が計量操作を抜かす誤操作を行った場合であっても、計量を行うことができる。
(3)この発明の塵芥収集車においては、
計量制御手段は、計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力した後に、前記リセット手段に対してリセット信号を出力すること
を特徴とする。したがって、作業者が計量操作を抜かす誤操作を行った場合であっても、計量を行うとともに、その後の計量に備えてロードセルの計量値をリセットすることができる。
(4)この発明の塵芥収集車においては、
計量制御手段は、計量操作の前にリセット操作が行われていない場合に誤操作であると判断し、計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力して計量値を取得し、当該計量値と直近に取得した計量値との差分に基づいて今回の計量値を算出すること
を特徴とする。したがって、作業者がリセット操作を抜かす誤操作を行った場合であっても、正確に計量値を取得することができる。
(5)この発明の塵芥収集車においては、
直近に取得した計量値は、計量制御手段によって記録部に記録されたものであること
を特徴とする。したがって、作業者がリセット操作を抜かす誤操作を行った場合であっても、前回の計量値に基づいて正確に計量値を取得することができる。
(6)この発明の塵芥収集車においては、
(f)塵芥収集車は、計量装置における計量値の時間変化を記録する計量値変化記録手段を備えており、
直近に取得した計量値は、前記計量値変化記録手段において記録された計量値のうち、所定時間値が変化しない計量値であること
を特徴とする。したがって、作業者がリセット操作を抜かす誤操作を行った場合であっても、前回の計量値に基づいて正確に計量値を取得することができる。
(7)この発明の塵芥収集車においては、
(g)計量操作手段において誤操作であると判断された場合に、誤操作である旨を作業者に警告する誤操作警告手段を備えたこと
を特徴とする。したがって、作業者が誤操作を行った場合に、その旨を通知することができる。
[請求項の用語]
計量操作手段は、実施形態においては、図4のステップS401または図5のステップS501の機能がこれに該当する。リセット手段は、実施形態においては、図4のステップS415の機能がこれに該当する。計量値取得手段は、実施形態においては、図4のステップS409ならびに図5のステップS509またはS515の機能がこれに該当する。操作履歴記憶手段は、実施形態においては、図4のステップS417または図5のステップS521の機能がこれに該当する。
計量制御手段は、実施形態においては、図4のステップS403〜S419または図5のステップS503〜S523の機能がこれに該当する。計量値変化記録手段は、実施形態においては、図7のステップS701〜S709の機能がこれに該当する。誤操作警告手段は、実施形態においては、図4のステップS407または図5のステップS507の機能がこれに該当する。
計量装置201は、重量に応じた値を出力するロードセル2013と、外部からの情報によりロードセルから出力された値を変換し出力するロードセルの制御回路2011とからなる。
「リセット」とは、計量装置の現在の計量値を0とした後に計量を行う場合のみならず、現在の計量値を基準値として記憶しておき計量後に当該基準値を差し引くことによって計量値を算出する場合をも含む概念であり、一般的には風袋引きとも呼ばれることもある。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
1.第1の実施形態
1−1.概要
図3に、この発明の一実施形態による塵芥収集の概念図を示す。本実施形態においては、塵芥収集車は、塵芥の収集作業に用いる車両であり、計量装置を少なくとも備えている。
1−1−1.計量操作を忘れた場合
図3のAにおいて、塵芥収集車がX商店およびY商店の塵芥の収集場所のあるビルに到着すると、作業者はまずリセット操作を行い計量装置の計量値をリセットする。その後、塵芥収集車の投入箱にX商店の塵芥を投入する。X商店塵芥の投入が完了した後において、作業者は投入箱の塵芥を収容箱に積み込むために積込操作ボタン51を押下して積込装置を作動させる。
X商店の積み込み後において計量操作を行わずに、Y商店の塵芥の計量のためにリセット操作を行った場合には、計量操作が抜かされたことが検知され、リセット前にX商店の塵芥についての計量を行い証明伝票を発行し、Y商店の塵芥の計量のためのリセットを実行する。
これにより、作業者が計量操作を忘れてリセット操作を行った場合であっても、確実に計量処理を行い、計量値データを発生させることができる。
1−1−2.リセット操作を忘れた場合
図3のBにおいて、塵芥収集車がX商店およびY商店の塵芥の収集場所のあるビルに到着すると、作業者はまずリセット操作を行い計量装置の計量値をリセットする。その後、塵芥収集車の投入箱にX商店の塵芥を投入する。X商店塵芥の投入が完了した後において、作業者は投入箱の塵芥を収容箱に積み込むために積込操作ボタン51を押下して積込装置を作動させる。
そして、X商店の積み込み後において計量操作を行ってX商店の塵芥について記録し、証明伝票を発行させる。
続いて、作業者がY商店の塵芥前のリセット操作を忘れて、Y商店の塵芥を投入箱に投入して積込装置を作動させた場合には、リセット操作が抜かされたことが検知され、現在の計量値からX商店での計量値を減算してY商店の計量値を算出する。
これにより、作業者がリセット操作を忘れて計量操作を行った場合であっても、確実に計量処理を行い、計量値データを発生させることができる。
1−2.塵芥収集車
図1に、本発明にかかる塵芥収集車の機能ブロック図を示す。塵芥収集車の計量操作手段aは、操作ボタンに応じた計量操作の信号を出力するためのものである。リセット手段bは、計量装置の計量値をリセットするためのものである。計量値取得手段cは、計量装置から計量値を取得するためのものである。操作履歴記憶手段dは、計量操作手段からの計量操作の信号に基づき、操作種別を記憶するためのものである。計量制御手段eは、計量操作手段からの計量操作の信号を受けると、操作履歴記憶手段の操作履歴を参照して、操作順序が所定の順序で行われているか否かの判断を行うためのものである。計量値変化記録手段fは、計量装置における計量値の時間変化を記録するためのものである。誤操作警告手段gは、計量操作手段において誤操作であると判断された場合に、その旨をディスプレイにおいて作業者に警告するためのものである。
1−3.ハードウエア構成
図1に示す塵芥収集車のハードウェア構成の一例を図2に示す。この塵芥収集車は、計量装置201、積込装置202、操作ボタン205、ディスプレイ207、プリンタ209、PLC215を備えている。なお、操作ボタン205は、積込操作ボタン51、リセット操作ボタン2051および計量操作ボタン2053を含んでいる。
計量装置201は、塵芥収集車に投入された塵芥の重量を計量してPLC215に出力する。積込装置202は、PLC215からの信号を受けて、投入箱に投入された塵芥を圧縮して収容箱に積み込む動作を行う。操作ボタン205は、作業者からの操作を受けてその信号をPLC215に送出する。
PLC215は、CPU221、入力操作キー223およびメモリ225を備えている。メモリ225には、制御プログラム2251、データ記録エリア2253および操作履歴記憶エリア2255が記録される。制御プログラム2251を実行するCPU221は、操作ボタン205の信号を検出し、計量装置201または積込装置202等を制御する。また、CPU221は、計量装置201に要求して取得した計量値データをデータ記録エリア2253に記録し、計量装置により計量された計量値を逐次ディスプレイに表示する。
よって、計量操作手段a、リセット手段b、計量値取得手段c、計量制御手段d、操作履歴記憶手段e、計量値変化記録手段fおよび誤操作警告手段gは、制御プログラム2251をCPU221上で実行したときの各機能によって実現される。また、記録部100は、データ記録エリア2253によって実現される。
1−4.処理詳細
図3〜9を用いて、本実施形態における処理詳細を説明する。図4は、本実施形態におけるリセット処理を示すフローチャートである。図5は、本実施形態における計量処理を示すフローチャートである。PLC215においては、制御プログラム2251が、CPU221上において実行されているものとする。
1−4−1.リセット処理
図3のAの例におけるリセット処理について以下説明する。
1−4−1−1.X商店の塵芥収集
図3のAにおいて、X商店およびY商店の塵芥の共同の収集場所であるビルに塵芥収集車が到着すると、作業者は計量装置201の計量値をリセットするためにリセット操作ボタン2051を押下する。なお、塵芥の収集順序は、X商店の塵芥収集を終えた後にY商店の塵芥収集を行うものとする。
図4のフローチャートにおいて、PLC215のCPU221は、操作ボタン205のうちリセット操作ボタン2051が押下されたことを検知すると(ステップS401)、メモリ225の操作履歴記憶エリア2255から操作履歴を読み込む(ステップS403)。
図6のBに、操作履歴記憶エリア2255に記憶される操作履歴データの例を示す。操作履歴データにおいては、操作種別623が操作時刻621に対応付けて記録される。なお、ここで記録される操作種別623は、説明の便宜上「リセット操作」または「計量操作」のみとする。
次に、CPU221は、読み込んだ操作履歴について前回の操作が「リセット操作」であるか否かを判断する(ステップS405)。例えば、図6のBにおいて、現在時刻との関係からレコード61の操作時刻「09:00:30」が前回の操作履歴であると判断される場合に、これに対応する操作種別は「計量操作」であるので、前回の操作は「リセット操作」でないと判断される。なお、処理の初期段階において、操作履歴が何も記録されていない場合にも同様に、前回の操作は「リセット操作」でないと判断される。
CPU221は、前回の操作が「リセット操作」でないと判断した場合には、計量装置201の計量値をリセットする(ステップS415)。例えば、ロードセルの制御回路に対してリセット命令を送出することにより、ロードセルが示す現在の計量値をリセットする。
計量装置201の計量値をリセットすると、CPU221は、操作履歴に「リセット操作」を記録する(ステップS417)。例えば、上述した操作履歴データに、レコード63に示すように、操作時刻621「09:00:40」および操作種別623「リセット操作」を記録する。
そして、CPU221は、処理終了と判断するまで上記ステップS401に戻って処理を繰り返す(ステップS419)。
一方、計量装置201の計量値がリセットされたことをディスプレイの表示により確認した作業者は、X商店の塵芥を塵芥収集車の投入箱に投入する。塵芥の投入が完了すると、作業者は投入箱の塵芥を収容箱に積み込むために積込操作ボタン51を押下して積込装置202を作動させる。そして、積込装置202は、図11に示したように、(1)反転行程、(2)1次プレス行程、(3)2次プレス行程、(4)押込み行程を1サイクルとする積み込み動作を行なった後に動作を停止する。
1−4−1−2.Y商店の塵芥収集
図3のAにおいて、X商店の塵芥を投入し積み込み操作を終えた作業者が、X商店の塵芥についての計量操作を忘れた場合について説明する。
Y商店の塵芥を投入前において、作業者は計量装置201の計量値をリセットするためにリセット操作ボタン2051を押下する(ステップS401)。図4のフローチャートにおいて、PLC215のCPU221は、リセット操作ボタン2051が押下されたことを検知すると(ステップS401)、メモリ225の操作履歴記憶エリア2255から操作履歴を読み込む(ステップS403)。
図6のBの操作履歴データには、上述したステップS417において、X商店の塵芥収集前にした操作として「リセット操作」が記録されている。このため、CPU221は、「リセット操作」が連続して行われていると判断する(ステップS405、YES)。すなわち、作業者の操作を誤操作であると判断する。
誤操作であると判断したCPU221は、ディスプレイ207に誤操作である旨の警告を表示する(ステップS407)。例えば、「リセット操作が連続して行われました。」または「誤操作です。」等の文言を表示する。これにより、作業者に誤操作であることを認識させることができる。なお、ディスプレイ207への表示に加えて警告音を発するようにしてもよい。
次に、CPU221は、計量装置201から計量値を取得する(ステップS409)。ここで取得される計量値は、直近に取得した計量値すなわちX商店の塵芥についての計量値である。
続いて、CPU221は、取得した計量値をデータ記録エリア2253に計量値データとして記録する(ステップS411)。図6のAにデータ記録エリア2253に記憶される計量値データの例を示す。計量値データにおいては、計量値603およびデータ種別605が計量時刻601に対応付けて記録され、例えば、レコード65に示すように、X商店の塵芥の計量値603「15kg」が、計量時刻601「09:00:50」に対応付けて記録される。なお、ここで記録されるデータ種別605は、計量操作によって発生したデータであるか否かを示すものであり、計量操作の場合は「手動」と記録され、CPU221の判断に基づいて記録された場合は「自動」と記録される。
計量値データを記録すると、CPU221は、その計量値を含む証明伝票をプリンタ209から印刷する(ステップS413)。なお、証明伝票に上記において記録したデータ種別を計量値とともに印字するようにしてもよい。これにより、証明伝票に印字された計量値データの発生要因を判断することができる。
印刷を終えると、CPU221は、上記と同様に、CPU221は、計量装置201の計量値をリセットし(ステップS415)、操作履歴に「リセット操作」を記録し(ステップS417)し、処理終了と判断するまで上記ステップS401に戻って処理を繰り返す(ステップS419)。
また、X商店における塵芥の計量操作を忘れたことを認識した作業者は、計量操作を行うことなく印刷されたX商店の証明伝票を確認するとともに、計量装置201の計量値がリセットされたことを確認して、Y商店の塵芥を塵芥収集車の投入箱に投入する。
1−4−1−3.まとめ
以上により、作業者がX商店の塵芥を投入後に計量操作を忘れた場合であっても、Y商店のリセット操作に基づいてX商店の塵芥の計量を実行することができる。これにより、塵芥収集作業における作業者の誤操作を検出して、正しく計量処理を行うことができる。
1−4−2.計量処理
以下においては、図3のBの例を用いて、計量操作に関する処理詳細を説明する。
1−4−2−1.X商店の塵芥収集
図3のBにおいて、X商店およびY商店の塵芥の共同の収集場所であるビルに塵芥収集車が到着すると、作業者は計量装置201の計量値をリセットするためにリセット操作ボタン2051を押下する。なお、以下に示すX商店の塵芥収集における処理は正常な処理であって、誤操作は発生しない。
図4のフローチャートに示したように、PLC215のCPU221は、操作ボタン205のリセット操作ボタン2051が押下されたことを検知すると(ステップS401)、メモリ225の操作履歴記憶エリア2255から操作履歴を読み込み(ステップS403)、読み込んだ操作履歴について前回の操作が「リセット操作」であるか否かを判断し(ステップS405)、前回の操作が「リセット操作」でないと判断した場合には、計量装置201の計量値をリセットし(ステップS415)、操作履歴に「リセット操作」を記録する(ステップS417)。
例えば、上述した操作履歴データに、レコード60に示すように、操作時刻621「09:00:00」および操作種別623「リセット操作」を記録する。
そして、CPU221は、処理終了と判断するまで上記ステップS401に戻って処理を繰り返す(ステップS419)。
一方、計量装置201の計量値がリセットされたことを確認した作業者は、X商店の塵芥を塵芥収集車の投入箱に投入する。塵芥の投入が完了すると、作業者は投入箱の塵芥を収容箱に積み込むために積込操作ボタン51を押下して積込装置202を作動させる。
図3のBにおいて、X商店の塵芥を投入し積み込み操作を終えた作業者が、X商店の塵芥についての計量処理を行うため、操作ボタン205のうち計量操作ボタン2053を押下する。
図5のフローチャートにおいて、CPU221は、計量操作ボタン2053が押下されたことを検知すると(ステップS501)、メモリ225の操作履歴記憶エリア2255から操作履歴を読み込む(ステップS503)。
図6のBの操作履歴データには、上述したステップS417において、X商店の塵芥収集前にした操作として「リセット操作」が記録されている(レコード60)。このため、CPU221は、前回操作が「計量操作」ではないと判断する(ステップS505、NO)。すなわち、作業者の操作は正常な操作であると判断する。
次に、CPU221は、計量装置201から計量値を取得する(ステップS515)。ここで取得される計量値は、X商店の塵芥についての計量値である。
続いて、CPU221は、取得した計量値をデータ記録エリア2253に計量値データとして記録する(ステップS517)。例えば、図6のAに示したデータ記録エリア2253におけるレコード65に示すように、X商店の塵芥の計量値603「15kg」が、計量時刻601「09:00:50」に対応付けて記録される。なお、ここで記録されるデータ種別605は「手動」と記録される。
計量値データを記録すると、CPU221は、その計量値を含む証明伝票をプリンタ209から印刷する(ステップS519)。
印刷を終えると、CPU221は、操作履歴に「計量操作」を記録する(ステップS521)。例えば、上述した操作履歴データに、レコード61に示すように、操作時刻621「09:00:30」および操作種別623「計量操作」を記録する。
そして、CPU221は、処理終了と判断するまで上記ステップS501に戻って処理を繰り返す(ステップS523)。
1−4−2−2.Y商店の塵芥収集
図3のBにおいて、X商店の塵芥を投入して計量操作を終えた作業者が、Y商店の塵芥の投入前にリセット操作をし忘れた場合について説明する。
Y商店の塵芥の投入後において、作業者は積み込み操作を行い、積込装置202を作動させて投入した塵芥を圧縮して収容箱に積み込む。
図5のフローチャートにおいて、CPU221は、計量操作ボタン2053が押下されたことを検知すると(ステップS501)、メモリ225の操作履歴記憶エリア2255から操作履歴を読み込む(ステップS503)。
図6のBの操作履歴データには、上述したステップS521において、X商店の塵芥収集後にした操作として「計量操作」が記録されている(レコード61)。このため、CPU221は、「計量操作」が連続して行われていると判断する(ステップS505、YES)。すなわち、作業者の操作を誤操作であると判断する。
誤操作であると判断したCPU221は、ディスプレイ207に誤操作である旨の警告を表示する(ステップS507)。例えば、「計量操作が連続して行われました。」または「誤操作です。」等の文言を表示する。これにより、作業者に誤操作であることを認識させることができる。なお、ディスプレイ207への表示に加えて警告音を発するようにしてもよい。
次に、CPU221は、計量装置201から現在の計量値を取得する(ステップS509)。ここで取得される計量値は、X商店の塵芥にY商店の塵芥が加えられた場合の計量値である。例えば、現在の計量値として「35kg」を取得する。
続いて、CPU221は、データ記録エリア2253から前回に行った計量の計量値を取得する(ステップS511)。例えば、上記ステップS517において記録したレコード65に基づいて、X商店の塵芥を計量した場合に記録した計量値として、前回の計量値603「15kg」を取得する。
計量値を取得すると、CPU221は、現在の計量値「35kg」から前回の計量値「15kg」を減算して、X商店の塵芥の計量後に投入されたY商店の塵芥の計量値として、今回の計量値「20kg」を算出する(ステップS513)。
続いて、CPU221は、取得した計量値をデータ記録エリア2253に計量値データとして記録する(ステップS517)。例えば、図6のAに示したデータ記録エリア2253におけるレコード67に示すように、Y商店の塵芥の計量値603「20kg」が、計量時刻601「09:05:00」に対応付けて記録される。なお、ここで記録されるデータ種別605は「自動」と記録される。
計量値データを記録すると、CPU221は、その計量値を含む証明伝票をプリンタ209から印刷する(ステップS519)。
印刷を終えると、CPU221は、操作履歴に「計量操作」を記録する(ステップS521)。例えば、上述した操作履歴データに、操作時刻621「09:05:00」および操作種別623「計量操作」を記録する。
そして、CPU221は、処理終了と判断するまで上記ステップS501に戻って処理を繰り返す(ステップS523)。
また、Y商店における塵芥のリセット操作を忘れたことを認識した作業者は、リセット操作を行うことなく計量して印刷されたY商店の塵芥収集の証明伝票を確認する。
1−4−2−3.まとめ
以上により、作業者がX商店の塵芥を計量後であって、Y商店の塵芥の投入前にリセット操作をし忘れた場合であっても、Y商店の塵芥のみについての計量処理を実行することができる。これにより、塵芥収集作業における作業者の誤操作を検出して正しく計量処理を行うことができる。
2.第2の実施形態
第1の実施形態においては、今回の計量値を算出するために、データ記録エリア2253に記録した前回計量値データを読み出すように構成した(図5のステップS511〜S513)。しかし、他の方法で前回計量値を取得してもよい。
本実施形態にいおいては、計量装置201から定期的に計量値を取得しておき、計量値の変動データに基づいて前回の計量値を取得する例について説明する。なお、塵芥収集車の機能ブロック図(図1)、ハードウェア構成(図2)、概念図(図3)およびリセット処理(図4)については第1の実施形態と同様である。
2−1.計量値変化記録処理
図7に、計量装置201から所定時間毎に計量値を取得し、これを計量値経時経時変化データとして記録する処理のフローチャートを示す。この処理はPLC215のCPU221において常時実行されているものとする。
ステップS701は、所定時間の経過をカウントするタイマー値をリセットする。所定時間が経過すると、CPU221は計量装置201から計量値を取得する(ステップS703、S705)。
CPU221は、取得した計量値をデータ記録エリア2253の計量値経時経時変化データとして記録する。図6aに計量値経時経時変化データの例を示す。このデータには、計量時刻691に対応して計量値693が順次記録される。そして、CPU221は、処理終了と判断するまで上記ステップS701に戻って処理を繰り返す(ステップS709)。
2−2.処理詳細
図5a、図8および図9を用いて、本実施形態における処理詳細を説明する。図5aは、本実施形態における計量処理を示すフローチャートである。PLC215においては、制御プログラム2251が、CPU221上において実行されているものとする。
2−2−1.Y商店の塵芥収集
図3のBにおいて、X商店の塵芥を投入して計量操作を終えた作業者が、Y商店の塵芥の投入前にリセット操作をし忘れた場合について説明する。
Y商店の塵芥の投入後において、作業者は積み込み操作を行い、積込装置202を作動させて投入した塵芥を圧縮して収容箱に積み込む。
図5aのフローチャートにおいて、CPU221は、計量操作ボタン2053が押下されたことを検知すると(ステップS501)、メモリ225の操作履歴記憶エリア2255から操作履歴を読み込む(ステップS503)。
図6のBの操作履歴データには、上述したステップS521において、X商店の塵芥収集後にした操作として「計量操作」が記録されている(レコード61)。このため、CPU221は、「計量操作」が連続して行われていると判断する(ステップS505、YES)。すなわち、作業者の操作を誤操作であると判断する。
誤操作であると判断したCPU221は、ディスプレイ207に誤操作である旨の警告を表示する(ステップS507)。例えば、「計量操作が連続して行われました。」または「誤操作です。」等の文言を表示する。これにより、作業者に誤操作であることを認識させることができる。なお、ディスプレイ207への表示に加えて警告音を発するようにしてもよい。
次に、CPU221は、以下に示す前回計量値決定処理により前回の計量値を決定する(ステップS512)。図8に、前回計量値決定処理のフローチャートを示す。
図8において、CPU221は、計量値経時変化データをデータ記録エリア2253から読み込む(ステップS801)。例えば、図6aに示した計量値経時変化データを読み込む。なお、上述したように、計量値経時変化データは、CPU221が、計量装置221から取得した計量値データを定期的に更新しているデータである。
次に、CPU221は、計量値経時変化データを多項式近似を行う(ステップS803)。例えば、最小二乗法等により多項式近似を行う。図9に、多項式近似により求めた曲線をグラフ化したものを示す。
CPU221は、曲線の傾きが0である地点を抽出し、現在時刻から直近の時刻を決定する(ステップS805)。例えば、微分により曲線の傾きが0である地点を抽出する。図9のグラフでは、少なくともt1〜t4において曲線の傾きが0である。これらの中から現在時刻「08:15:50」に直近のものはt4であるので、t4を直近時刻として決定する。
CPU221は、決定した時刻に対応する計量値を取得する(ステップS807)。例えば、図9のグラフにおいて、t4に対応する計量値は「15kg」であるので、これを前回計量値として決定する。
計量値を決定すると、CPU221は、現在の計量値「35kg」から前回計量値「15kg」を減算して、X商店の塵芥の計量後に投入されたY商店の塵芥の計量値として、今回の計量値「20kg」を算出する(ステップS513)。
続いて、CPU221は、取得した計量値をデータ記録エリア2253に計量値データとして記録する(ステップS517)し、その計量値を含む証明伝票をプリンタ209から印刷する(ステップS519)。
印刷を終えると、CPU221は、操作履歴に「計量操作」を記録する(ステップS521)し、処理終了と判断するまで上記ステップS501に戻って処理を繰り返す(ステップS523)。
また、Y商店における塵芥のリセット操作を忘れたことを認識した作業者は、リセット操作を行うことなく計量して印刷されたY商店の塵芥収集の証明伝票を確認する。
2−2−2.まとめ
以上により、作業者がX商店の塵芥を計量後であって、Y商店の塵芥の投入前にリセット操作をし忘れた場合であっても、定期的に取得した計量値の変化に基づいて前回のX商店の計量値を推定して、Y商店の塵芥のみについての計量処理を実行することができる。これにより、塵芥収集作業における作業者の誤操作を検出して正しく計量処理を行うことができる。
3.その他の実施形態
3−1.
上記実施形態においては、図4のステップS405において前回の操作が「リセット操作」であるか否かに基づいて、「操作順序が所定の順序で行われていないこと」または「計量操作が行われていないこと」を判断するように構成した。しかしながら、前回の操作が「計量操作」であるか否かに基づいて同判断を行うようにしてもよい。
例えば、上記ステップS405において「計量操作」でない場合に、誤操作と判断してもよい(ステップS407)。これにより、「リセット操作」と「計量操作」以外の操作(例えば、積み込み操作。)を操作履歴に記録した場合であっても、リセット操作の操作順序を判断することができる。
3−2.
上記実施形態においては、図5のステップS505において前回の操作が「計量操作」であるか否かに基づいて、「操作順序が所定の順序で行われていないこと」または「リセット操作が行われていないこと」を判断するように構成した。しかしながら、前回の操作が「リセット操作」であるか否かに基づいて同判断を行うようにしてもよい。
例えば、上記ステップS505において「リセット操作」でない場合に、誤操作と判断してもよい(ステップS407)。これにより、「計量操作」と「リセット操作」以外の操作(例えば、積み込み操作。)を操作履歴に記録した場合であっても、計量操作の操作順序を判断することができる。
3−3.
上記実施形態においては、図4のステップS405および図5のステップS505において、操作履歴に記録された前回の操作に基づいて「操作順序が所定の順序で行われていないこと」を判断するように構成した。しかしながら、現在行われている操作と直近に行われた同一の操作との間に所定の操作が存在しないことに基づいて誤操作を判断するようにしてもよい。
例えば、上記ステップS405において、直近の「リセット操作」との間に「計量操作」が存在する否かを判断し、存在しない場合に誤操作と判断してもよい。これにより、「計量操作」と「リセット操作」以外の操作(例えば、積み込み操作。)を操作履歴に記録した場合であっても、計量操作の操作順序を判断することができる。
3−4.
上記第2の実施形態においては、計量装置201から定期的に計量値を取得しておき、計量値の変動データに基づいて前回の計量値を取得する例について説明した。しかし、第2の実施形態において取得した「前回の計量値」を、第1の実施形態で取得した「前回の計量値」を検証するための用いてもよい。または、その玉に第1の実施形態において取得した「前回の計量値」を、第2の実施形態で取得した「前回の計量値」を検証するための用いてもよい。
例えば、収集作業を終えた場合において、事後的にデータの正確性を検証するための用いてもよい。これにより、発行した証明伝票にかかる計量値の信頼性をより高めることができる。
3−5.
上記実施形態においては、塵芥収集車のPLCのメモリに塵芥の計量値を記録するように構成しているが、通信回路を介して他の装置に計量値を出力するようにしてもよい。例えば、携帯電話、PDAまたは小型コンピュータに計量値を近距離無線通信等により出力するようにしてもよい。これにより、作業者が所持する携帯電話に計量値を直接出力できる。このため、必要に応じて計量値を携帯プリンタ等に印刷したり、メール送信することができる。
3−6.
上記実施形態においては、塵芥収集車のPLCのメモリに塵芥の計量値を記録するように構成しているが、通信回路を介して計量管理サーバに送信し、複数の塵芥集収車からの計量値データを集中管理するようにしてもよい。これにより、複数の塵芥収集車における塵芥の収集状況を管理サーバで管理することができる。
3−7.
上記実施形態においては、積込装置202の作動は、(1)反転行程、(2)1次プレス行程、(3)2次プレス行程、(4)押込み行程の各工程を1サイクル行なった後に停止するものとして説明した。しかしながら、積込装置202の各工程を連続的に行う連続作動の場合であっても、本発明を適用することができる。この場合、作業者が停止ボタン等を押下することにより積込装置202の動作を停止させる操作を行うと、上記いずれかの工程の途中であっても動作はすぐには停止せず、最終工程である(4)押込み行程の完了後に動作が停止される。
3−8.
上記実施形態においては、2以上のシリンダの伸縮動作によりプレスプレート10を揺動させることで積み込み動作を行う積込装置を用いて説明したが、他の方法により積み込み動作を行うような積込装置を用いてもよい。
例えば、本出願人は、特開2006−16197号(図11)において回転板式の積込装置を開示している。この場合、回転板および押込板が1サイクルまたは連続サイクルでそれぞれ所定の回動動作を行うことにより、投入された塵芥を塵芥収容箱へ積み込む動作を行う。
このような塵芥収集車に本発明を適用する場合であっても、作業者が停止ボタン等を押下することにより積込装置の動作を停止させる操作を行うと、回転板または押込板が回動途中であっても動作はすぐには停止せず、1サイクルの最終工程の完了後に動作が停止されることになる。
3−9.
上記実施形態において示したロードセルは、荷重に応じた電圧値を出力するものである。リセット操作を受けると、PLCは、その時点でロードセルから取得している電圧値を基準値として記憶し、出力する計量値を0とする。なお、電圧値から換算した後の重量値を基準値としてもよい。
3−10.
上記実施形態においては、図1に示す各機能を実現する為に、CPUを用いソフトウェアによってこれを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、ロジック回路等のハードウェアによって実現してもよい。なお、プログラムの一部の処理をさらに、オペレーティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。
塵芥収集車の機能ブロック図である。 塵芥収集車のハードウエア構成を示す図である。 塵芥収集車における処理の概要図である。 塵芥収集車における処理のフローチャートである。 塵芥収集車における処理のフローチャートである。 塵芥収集車における処理のフローチャートである。 計量値データの例を示す図である。 計量値経時変化データの例を示す図である。 計量値変化記録処理におけるフローチャートである。 前回計量値決定処理におけるフローチャートである。 計量値経時変化データのグラフの例を示す図である。 従来技術の問題点の例を示す概要図である。 塵芥収集車の模式図を示す図である。
符号の説明
a:計量操作手段
b:リセット手段
c:計量値取得手段
d:操作履歴記憶手段
e:計量制御手段
f:計量値変化記録手段
g:誤操作警告手段

Claims (8)

  1. 塵芥を計量するための計量装置を有する塵芥収集車であって、
    (a)塵芥投入前におけるリセット操作が行われた場合にはリセット信号を出力し、塵芥投入後における計量操作が行われた場合には計量値取得信号を出力する計量操作手段と、
    (b)リセット信号を受けると、前記計量装置の計量値をリセットするリセット手段と、
    (c)計量値取得信号を受けると、前記計量装置から計量値を取得する計量値取得手段と、
    (d)リセット信号または計量値取得信号を受けると、これらの信号に対応する操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、
    (e)前記計量操作手段からリセット信号または計量値取得信号を受けると、少なくとも前記操作履歴記憶手段が記憶した操作履歴を参照し、操作順序が所定の順序で行われていない場合に誤操作と判断する計量制御手段を備え、
    前記計量制御手段は、リセット操作の前に計量操作が行われていない場合に誤操作であると判断し、計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力すること、または前記計量操作手段において誤操作であると判断された場合に、誤操作警告手段によって誤操作である旨を作業者に警告すること
    を特徴とする塵芥収集車。
  2. 請求項1の塵芥収集車において、
    前記計量制御手段は、前記計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力した後に、前記リセット手段に対してリセット信号を出力すること
    を特徴とする塵芥収集車。
  3. 請求項1または2のいずれかの塵芥収集車において、
    前記計量制御手段は、計量操作の前にリセット操作が行われていない場合に誤操作であると判断し、計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力して計量値を取得し、当該計量値と直近に取得した計量値との差分に基づいて今回の計量値を算出すること
    を特徴とする塵芥収集車。
  4. 請求項3の塵芥収集車において、
    前記直近に取得した計量値は、前記計量制御手段によって記録部に記録されたものであること
    を特徴とする塵芥収集車。
  5. 請求項3の塵芥収集車において、
    (f)前記塵芥収集車は、計量装置における計量値の時間変化を記録する計量値変化記録手段を備えており、
    前記直近に取得した計量値は、前記計量値変化記録手段において記録された計量値のうち、所定時間値が変化しない計量値であること
    を特徴とする塵芥収集車。
  6. 請求項1〜5のいずれかの塵芥収集車において、
    (g)前記計量操作手段において誤操作であると判断された場合に、誤操作である旨を作業者に警告する誤操作警告手段を備えたこと
    を特徴とする塵芥収集車。
  7. 塵芥を計量するための計量装置を有する塵芥収集車をコンピュータを用いて制御するためのプログラムであって、コンピュータを
    (a)塵芥投入前におけるリセット操作が行われた場合にはリセット信号を出力し、塵芥投入後における計量操作が行われた場合には計量値取得信号を出力する計量操作手段と、
    (b)リセット信号を受けると、前記計量装置の計量値をリセットするリセット手段と、
    (c)計量値取得信号を受けると、前記計量装置から計量値を取得する計量値取得手段と、
    (d)リセット信号または計量値取得信号を受けると、これらの信号に対応する操作履歴を記憶する操作履歴記憶手段と、
    (e)前記計量操作手段からリセット信号または計量値取得信号を受けると、少なくとも前記操作履歴記憶手段が記憶した操作履歴を参照し、操作順序が所定の順序で行われていない場合に誤操作であると判断する計量制御手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記計量制御手段は、リセット操作の前に計量操作が行われていない場合に誤操作であると判断し、計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力すること、または前記計量操作手段において誤操作であると判断された場合に、誤操作警告手段によって誤操作である旨を作業者に警告すること
    を特徴とするプログラム。
  8. 塵芥を計量するための計量装置を有する塵芥収集車についての制御方法であって、:
    (a)塵芥投入前におけるリセット操作が行われた場合にはリセット信号を出力し、塵芥投入後における計量操作が行われた場合には計量値取得信号を出力する計量操作ステップと、
    (b)リセット信号を受けると、前記計量装置の計量値をリセットするリセットステップと、
    (c)計量値取得信号を受けると、前記計量装置から計量値を取得する計量値取得ステップと、
    (d)リセット信号または計量値取得信号を受けると、これらの信号に対応する操作履歴を記憶する操作履歴記憶ステップと、
    (e)前記計量操作手段からリセット信号または計量値取得信号を受けると、少なくとも前記操作履歴記憶手段が記憶した操作履歴を参照し、操作順序が所定の順序で行われていない場合に誤操作であると判断する計量制御ステップを実行する塵芥収集車についての制御方法であって、
    前記計量制御手段は、リセット操作の前に計量操作が行われていない場合に誤操作であると判断し、計量値取得手段に対して計量値取得信号を出力すること、または前記計量操作手段において誤操作であると判断された場合に、誤操作警告手段によって誤操作である旨を作業者に警告すること
    を特徴とする塵芥収集車の制御方法。
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