JP5252102B1 - モータ制御装置、モータ制御システム、及び切削加工装置 - Google Patents

モータ制御装置、モータ制御システム、及び切削加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】回転工具を早い送り速度で送った場合でも、切削表面の表面精度を向上する。
【解決手段】切削加工装置1は、ワークを切削する回転工具6と、回転工具6を回転駆動する主軸モータ14と、回転工具6のX軸、Y軸、及びZ軸の各送り軸をそれぞれ駆動するX軸モータ11、Y軸モータ12、及びZ軸モータ13と、各軸モータ11,12,13をそれぞれ制御するX軸モータ制御装置21、Y軸モータ制御装置22、及びZ軸モータ制御装置23と、各軸モータ制御装置21,22,23に位置指令をそれぞれ出力する上位制御装置100と、を備えている。X軸モータ11を制御するX軸モータ制御装置21は、内部制御演算で算出するトルク指令に周期Tの正弦波トルク補正指令を加算して指令補正する正弦波生成部35を備えている。正弦波生成部35は、トルク指令に対して周期T、振幅A、及び基準位相φの正弦波状の正弦波トルク補正指令を加算する。
【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、モータ制御装置、モータ制御システム、及び切削加工装置に関する。
特許文献1には、主軸の回転速度と送り軸の送り速度との比を一定に保ちながら主軸の回転速度および送り軸の送り速度を変化させるNC工作機械の制御装置が記載されている。
特開平11−129144号公報
特許文献1は、機械系(切削系)の有する固有周波数に起因するビビリ振動を低減できる。しかし切削加工では、このビビリ振動以外にも、回転工具を一定速度以上の送り速度で送った場合に切削表面に所定周期の凹凸の波が形成されてしまう現象が存在する。このような切削により被加工物の表面加工を行った場合には表面全体に鱗状の凹凸パターンが形成されてしまい、高い表面精度を必要とする精密加工には適していない。送り速度を十分低速で送った場合にはこのような鱗状の凹凸パターンの形成を回避できるが、表面加工に要する工程時間が長大化してしまう。この凹凸パターンは回転工具の回転速度を変化させても回避できないため、上記従来技術ではこのような問題を解決できない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、回転工具を早い送り速度で送った場合でも、切削表面の表面精度を向上できる切削加工に利用可能なモータ制御装置、モータ制御システム、及び切削加工装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、回転工具のX軸、Y軸、及びZ軸の各送り軸をそれぞれ駆動する3つのモータと、位置指令に基づいて前記モータをそれぞれ制御するモータ制御装置と、を備えたモータ制御システムであって、前記モータ制御装置は、前記回転工具の切削中で、前記X軸及び前記Y軸の少なくとも一方の送り動作中において、前記位置指令および所定の内部制御演算で算出するトルク指令の少なくとも一方に所定周期の補正値を加算して指令補正する補正部を備えているモータ制御システムが適用される。
本発明によれば、回転工具を早い送り速度で送った場合でも、切削表面の表面精度を向上できる。
一実施形態に係るモータ制御装置及びモータ制御システムを備えた切削加工装置の外観全体を正面から見た図である。 切削加工装置のシステム構成を模式的に表したブロック図である。 ワーク表面に形成される凹凸波を示す図である。 X軸モータ制御装置の内部制御演算の構成を示したブロック線図である。 X軸モータ制御装置とY軸モータ制御装置のそれぞれにおける正弦波トルク補正指令の正弦波状態と正弦波パラメータとの関係を示す図である。 上位制御装置のCPUが実行する制御内容を表すフローチャートの一例である。 Z軸モータ制御装置の内部制御演算の構成を示したブロック線図である。 Z軸モータ制御装置における矩形交流位置補正指令のパルス状態と矩形交流パラメータとの関係を示す図である。
以下、第一の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、一実施形態に係るモータ制御装置及びモータ制御システムを備えた切削加工装置の外観全体を正面から見た図である。この図1に示す例において、切削加工装置である切削加工装置1は概略的にいわゆる門型構成のNC切削加工装置であり、被加工物であるワーク(特に図示せず)に対して主にフライス加工を行う。
この切削加工装置1は概略的に、基台2と、第1ヘッダ3と、第2ヘッダ4と、ワーク台5とを有している。
基台2は、左右に並んで立設する2つのコラム2aとそれら上端を渡す横梁2bとを一体に備えた略門型で構成されている。その上方の横梁2bには一端部にX軸モータ11が設けられ、その出力軸に軸設されたX軸ボールネジ2cが横梁2bのほぼ全長に渡って架設されている。また横梁2bの前面の上下方側のそれぞれの縁部に沿って2本のX軸レール2dが設けられている。
第1ヘッダ3は、上方に長い略矩形の部材であり、その背面側で上記基台2の2本のX軸レール2dに懸架されているとともに、X軸ボールネジ2cに螺合している。これによりX軸モータ11の正逆転駆動によって当該第1ヘッダ3はX軸方向(図中の左右方向)に往復移動可能となっている。またこの第1ヘッダ3は、その上端部にZ軸モータ13が設けられ、その出力軸に軸設されたZ軸ボールネジ(特に図示せず)が鉛直方向に架設されている。また第1ヘッダ3の前面の左右両側のそれぞれの縁部に沿って2本のZ軸レール3aが設けられている。
第2ヘッダ4は、上記第1ヘッダ3と横幅がほぼ同じ略矩形の部材であり、その背面側で上記第1ヘッダ3の2本のZ軸レール3aに懸架されているとともに、Z軸ボールネジに螺合している。これによりZ軸モータ13の正逆転駆動によって当該第2ヘッダ4はZ軸方向(図中の上下方向)に往復移動可能となっている。またこの第2ヘッダ4の前面の下方側には、ホルダブラケット4aを介して主軸モータ14が設けられており、その出力軸に軸設されたスピンドル4bとともに当該スピンドル4bに固定された回転工具6を鉛直軸周り、つまりZ軸周りに回転できる。
ワーク台5は、上記基台2の2つのコラム2aの下端部間に固定されており、下方に位置するベース5aと上方に位置するワークテーブル5bとを有している。2つのコラム2aの間に固定されたベース5aには、手前側にY軸モータ12が設けられ、その出力軸に軸設されたY軸ボールネジ(特に図示せず)が前後方向に架設されている。またベース5aの上面の左右両側のそれぞれの縁部に沿って2本のY軸レール(特に図示せず)が設けられている。ワークテーブル5bはベース5aと横幅がほぼ同じ矩形の部材であり、その下面側で上記ベース5aの2本のY軸レール上に載置されているとともに、Y軸ボールネジに螺合している。これによりY軸モータ12の正逆転駆動によって当該ワークテーブル5bはY軸方向(図中の前後方向)に往復移動可能となっている。
以上のように構成された当該切削加工装置1は、ワークテーブル5b上に固定したワークに対し、主軸モータ14で回転させた回転工具6をXYZ軸の3軸方向で相対的に往復移動させることができる。なお、X軸モータ11、Y軸モータ12、及びZ軸モータ13が各請求項記載のモータに相当し、主軸モータ14が各請求項記載の工具回転モータに相当する。
図2は、切削加工装置1のシステム構成を模式的に表したブロック図である。この図2に示す例において、切削加工装置1は、上位制御装置100と、X軸モータ制御装置21と、X軸モータ11と、Y軸モータ制御装置22と、Y軸モータ12と、Z軸モータ制御装置23と、Z軸モータ13と、主軸モータ制御装置24と、主軸モータ14と、各モータにそれぞれ対応して設けられる4つのエンコーダ25,26,27,28とを有している。
上位制御装置100は、汎用パーソナルコンピュータ、PLC(Programable Logic Controller)、又はモーションコントローラなどのコンピュータで構成され、当該切削加工装置1全体を制御する機能を有する。特にこの上位制御装置100は、X軸モータ制御装置21、Y軸モータ制御装置22、及びZ軸モータ制御装置23のそれぞれに対して位置指令を出力し、各モータ制御装置21,22,23にそれぞれ対応するX軸モータ11、Y軸モータ12、及びZ軸モータ13の回転位置を制御する。また本実施形態の例において上位制御装置100は、X軸モータ制御装置21とY軸モータ制御装置22に対して後述する周期補正指令も併せて出力する。またこの上位制御装置100は、主軸モータ14に設けられたエンコーダ28からのモータ位置情報に基づいて、上記回転工具6と直結する主軸モータ14を所定の回転速度で回転させるよう主軸モータ制御装置24に速度指令を出力する。なお、この上位制御装置100が各請求項記載の上位装置に相当する。
X軸モータ制御装置21、Y軸モータ制御装置22、及びZ軸モータ制御装置23は、上位制御装置100からそれぞれ入力された位置指令とそれぞれに対応する各モータ11,12,13に設けられたエンコーダ25,26,27からのモータ位置情報に基づいて、それぞれの内部制御演算により算出したトルク指令に対応する電流を出力し、それぞれに対応する各モータ11,12,13の回転駆動を制御する機能を有する。これにより各モータ制御装置21,22,23は、それぞれ対応するモータ11,12,13の回転位置が、上位制御装置100から入力された位置指令に対応する回転位置となるよう制御する。また、各モータ制御装置21,22,23は、十分に短い時間間隔で回転位置を制御することにより、各モータ11,12,13の回転速度も制御できる。なお、各モータ制御装置21,22,23における上記内部制御演算については後に詳述する。また、これらX軸モータ制御装置21、Y軸モータ制御装置22、及びZ軸モータ制御装置23が、各請求項記載のモータ制御装置に相当する。
主軸モータ制御装置24は、上位制御装置100から入力された速度指令に対応する交流電流を出力し、例えば誘導モータで構成する主軸モータ14の回転駆動を制御する機能を有する。
以上の構成の切削加工装置1において、回転工具6を使用しての切削加工、特にボールエンドミルなどを使用してのフライス加工では、回転工具6を回転させた状態でXYZの3軸で送り制御することにより、ワークを任意の形状に加工する。このフライス加工で、例えば図3に示すように、ワークWの表面に対してボールエンドミル6Aをその軸方向(Z軸方向)に所定の切り込み量で切り込んだ状態を維持したまま回転軸に直交する水平方向(ワークの表面と平行な方向:図中のX軸方向)に一定以上の送り速度で送った場合、ボールエンドミル6Aの端部で切削した表面部分に一定間隔(一定周期)の凹凸の波が形成されてしまう。これはボールエンドミル6Aの外周側面の切削刃が送り方向に対してその側面で切削を行っているものの、その側面で切削刃が断続的(周期的)に切削していることで回転軸方向の端部切削においてもその断続的な影響を与えていることによる。
このような切削によりワークWの表面加工を行った場合には表面全体に鱗状の凹凸パターンが形成されてしまい、高い表面精度を必要とする精密加工には適していない。送り速度を十分低速で送った場合にはこのような鱗状の凹凸パターンの形成を回避できるが、表面加工に要する工程時間が長大化してしまう。
これに対して本実施形態では、X軸モータ11及びY軸モータ12のそれぞれの回転位置または回転速度を制御するX軸モータ制御装置21及びY軸モータ制御装置22において、それらの内部制御演算で算出するトルク指令に所定周期の補正値を加算して指令補正する。X軸モータ制御装置21及びY軸モータ制御装置22は、このような指令補正を行なうことにより、ボールエンドミル6Aの端部における断続的(周期的)な外乱の影響を柔軟に抑制することができる。
図4は、本実施形態におけるX軸モータ制御装置21の内部制御演算の構成を示したブロック線図である。なお、Y軸モータ制御装置22の内部制御演算の構成も同一であり、図示を省略する。また、本実施形態の例では各部はソフトウェアで構成されるが、それぞれをハードウェアで構成してもよい。
この図4において、X軸モータ制御装置21は、位置制御部31と、速度制御部32と、速度変換部33と、電流制御部34と、正弦波生成部35とを有している。
位置制御部31は、上位制御装置100から入力された位置指令とエンコーダ25で検出されたモータ位置情報との間の位置偏差に基づき、この位置偏差を少なくするように速度指令を出力する。
速度制御部32は、位置制御部31から入力された速度指令と後述の速度変換部33から入力されたモータ速度情報との間の速度偏差に基づき、この速度偏差を少なくするようにトルク指令を出力する。
速度変換部33は、エンコーダ25で検出されたモータ位置情報の変化に基づいて、X軸モータの回転速度に相当するモータ速度情報を演算し出力する。具体的に、この速度変換部33には微分器を用いればよい。
電流制御部34は、速度制御部32から入力されたトルク指令に基づき、例えばPWM制御による駆動電流をX軸モータ11に出力する。
以上の構成から、X軸モータ制御装置21の内部制御演算は、概略的に速度制御系のフィードバックループと位置制御系のフィードバックループの2重ループ構成を有している。なお、図示を省略しているが、電流制御部34の内部においても電流制御系のフィードバックループ制御を行っているため、X軸モータ制御装置21の内部制御演算は実質的に3重ループ構成を有している。本実施形態では、このような一般的なモータ制御装置の内部制御演算の構成に加えて、さらに速度制御部32から出力したトルク指令に正弦波生成部35で生成した正弦波トルク補正指令を加算して電流制御部34に入力している。
正弦波生成部35は、上位制御装置100から入力された周期補正指令に含まれる正弦波パラメータに基づき、正弦波トルク補正指令を生成し出力する。また、上位制御装置100から入力される周期補正指令には、正弦波生成部35に対して正弦波トルク補正指令の出力と停止の切り替えを指示する切替指令も含まれている。正弦波トルク補正指令をトルク指令に加算した際には、電流制御部34に入力されるトルク指令が略脈流状に補正される(図示省略)。なお、正弦波トルク補正指令が各請求項記載の所定周期の補正値に相当し、正弦波生成部35が各請求項記載の補正部に相当する。
上記正弦波トルク補正指令は、その正弦波の状態が上記正弦波パラメータの各パラメータによって規定される。図5は、X軸モータ制御装置21とY軸モータ制御装置22のそれぞれにおける正弦波トルク補正指令の正弦波状態と正弦波パラメータとの関係を示す図である。
ここで一般的に正弦波の状態を規定する要素は、周期、振幅、及び位相の3つである。これに対応して、上位制御装置100がXY軸の各モータ制御装置21,22にそれぞれ出力する周期補正指令の正弦波パラメータには、周期T、振幅A、位相φの3つのパラメータが含まれている。本実施形態の例では、これら3つのパラメータのうち周期Tと振幅AについてはX軸モータ制御装置21、Y軸モータ制御装置22の両方において共通した同じ値に設定され、位相φについてはX軸モータ制御装置21における基準位相φX0とY軸モータ制御装置22における基準位相φY0とで異なる値に設定される。
周期Tは、当該切削加工装置1側の構成および制御内容から一律に設定されるパラメータである。具体的には、回転工具6の回転速度と回転工具6が備える切削刃の数の2つの条件で設定される。上記図3で説明したように、ボールエンドミル6Aなどの回転工具6の端部でワークWの表面を切削した際に形成される凹凸の波のピッチ(例えば凸頂点間隔)が、回転工具6の表面送り速度、回転工具6の回転速度、及び回転工具6が備える切削刃の数の3つの条件に依存することが本願の発明者により知見されている。
例えば、回転工具6のX軸方向送り速度を一定として、回転工具6の回転速度が大きいほど形成される凹凸波のピッチが狭くなる。また、回転速度を一定として、送り速度が大きいほど形成される凹凸波のピッチが広くなる。また、送り速度と回転速度が同じ場合でも、回転工具6の切削刃の数が多いほど形成される凹凸波のピッチが狭くなる。これは、前述したように、水平方向に送られている回転工具6の側面で切削刃が断続的(周期的)に切削していることで、回転軸方向の端部切削においてもその断続的な影響を与えていることによる。
このように、凹凸波の形成原因である端部切削での断続的な影響を抑制するためには、当該断続的な影響と同じ周期で回転工具6を押圧、移動させればよい。そして断続的な影響の周期は、送り移動中の回転工具6の側面で各切削刃がワークを切削する周期と同じであり、これは回転工具6の回転速度と回転工具6が備える切削刃の数の積に反比例する。これにより、正弦波パラメータの周期Tは、回転工具6の回転速度と切削刃の数の積に反比例するよう上位制御装置100で設定される。
振幅Aは、回転工具6の形状やその制御内容だけでなく、使用するワークの材料やクーラントの種類などの組み合わせに応じて適宜調整されて設定されるパラメータである。
位相φもまた、回転工具6の形状や制御内容、ワークの材質、クーラントの種類などの組み合わせに応じて適宜調整されて設定されるパラメータである。本実施形態の例では、X軸方向送りの往復移動とその合間のY軸方向の所定幅送りを繰り返すことでワークのX−Y水平表面全体の表面加工を行うが、上記正弦波トルク補正指令での補正はX軸方向送り移動の間だけ行う。つまり、上位制御装置100はX軸モータ制御装置21へ位置指令を出力すると同時に、X軸モータ制御装置21とY軸モータ制御装置22の両方に対して正弦波トルク補正指令でトルク指令の補正を開始させる上記切替指令を出力する。各軸の基準位相φは、このような切替指令が入力された際の正弦波トルク補正指令の位相差を規定し、図示する例では位相を時間で表現している。なお、上記正弦波トルク補正指令での補正は、X軸方向送り移動の間だけでなく常時補正するようにしてもよい。
上述したようにこの位相φは、X軸とY軸との間で相違するパラメータであり、X軸の基準位相φX0とY軸の基準位相φY0との間の差が軸間位相差φXYとなる。本実施形態の例では、この軸間位相差φXYを周期Tの4分の1の時間、つまり角度換算で90度に設定している。これにより、回転工具6のX軸方向送り移動中には、当該回転工具6の回転軸周りに上記周期Tの周期で真円状に回転させる押圧力が付加される。これにより、回転工具6の端部切削での断続的な影響を抑制して切削表面の凹凸波の形成を低減できる。
なお、上記の周期Tが各請求項記載の所定周期に相当し、上記の振幅Aが各請求項記載の所定振幅に相当し、上記の基準位相φX0、φY0が各請求項記載の所定基準位相に相当し、軸間位相差φXYが各請求項記載の所定位相差に相当する。
図6は、以上説明した本実施形態の切削制御を実現するために、上位制御装置100のCPU(特に図示せず)が実行する制御内容を表すフローチャートの一例である。なお、このフローの実行前には、あらかじめ所定の回転工具6がスピンドル4bに固定され、その回転工具6の基準位置(例えば中心軸先端の位置)がXYZ軸空間の原点位置に位置していることを前提とする。
まずステップS5で、回転工具6の径や種類、ワークの材料などの条件に応じて回転工具6の回転速度を設定する。
ステップS10へ移り、Z軸方向の切り込み量(上記図3参照)、Y軸方向の送り幅、及びX軸方向の送り長さと送り速度を、ワークの形状に応じて設定する。なお、上記ステップS5と当該ステップS10での制御量の設定では、あらかじめ与えられている各種の条件に応じて上位制御装置100が算出した値で自動的に設定してもよいし、もしくは特に図示しない操作入力部を介して使用者が任意に入力した値で設定してもよい。また、Y軸方向の送り幅、及びX軸方向の送り長さは、加工プログラムによって予め決定され、使用者が任意に設定できない場合もある。
ステップS15へ移り、上記ステップS5、S10で設定した制御量や各種条件に応じて、正弦波トルク補正指令の各正弦波パラメータ(周期T、振幅A、基準位相φX0、φY0)を設定する。このうち周期Tについては上記ステップS5で設定した回転速度と使用する回転工具6が備える切削刃の数に応じて自動的に設定され、振幅Aと基準位相φX0、φY0については自動的に設定してもよいし、使用者が任意に設定してもよい。そして、それぞれに対応する正弦波パラメータをX軸モータ制御装置21とY軸モータ制御装置22に出力する(切替指令は補正停止指示のまま)。
ステップS20へ移り、上記ステップS5で設定した回転速度に対応する速度指令を主軸モータ制御装置24に出力し、回転工具6の回転を開始する。これ以降から後述のステップS60までの間、主軸モータ14に設けられたエンコーダ28からのモータ位置情報に基づいて回転工具6の回転速度を維持させる。
ステップS25へ移り、X−Y平面中の最初の切り込み位置まで回転工具6をX軸方向及びY軸方向で送り移動させて位置合わせする。
ステップS30へ移り、上記ステップS10で設定したZ軸方向切り込み量までワークを切り込むよう回転工具6をZ軸方向に送り移動する。
ステップS35へ移り、上記ステップS10で設定したX軸方向送り長さに対応する位置指令をX軸モータ制御装置21へ出力して回転工具6のX軸方向の送り移動を開始し、上記ステップS10で設定したX軸方向送り速度で送り移動させる。なお、このX軸方向送り移動を行わせている間は、常にX軸モータ制御装置21とY軸モータ制御装置22にトルク指令の補正を実行させるよう指示する切替指令を出力し続け、回転工具6に周期Tの周期で回転軸周りで真円状に回転させる押圧力を付加させる。
ステップS40へ移り、ワークに対する全ての切削が終了したか否かを判定する。まだ切削が終了していない場合、判定は満たされず、ステップS45へ移る。
ステップS45では、上記ステップS10で設定したY軸方向送り幅で回転工具6をY軸方向に送り移動させる。そして上記ステップS35へ戻り、同様の手順を繰り返す。なお、上記ステップS35の回転工具6のX軸方向送り移動は往復移動を繰り返す。
一方、上記ステップS40の判定において、ワークに対する全ての切削が終了していた場合には、判定が満たされ、ステップS50へ移る。
ステップS50では、上記ステップS30と逆の方向に回転工具6を送り移動させてワークから離間させる。
ステップS55へ移り、X−Y平面中の原点位置まで回転工具6をX軸方向及びY軸方向で送り移動させる。
ステップS60へ移り、主軸モータ制御装置24への速度指令の出力を停止し、回転工具6の回転を停止させる。そして、このフローを終了する。
以上において、X軸モータ制御装置21、Y軸モータ制御装置22、Z軸モータ制御装置23、X軸モータ11、Y軸モータ12、Z軸モータ13、及び上位制御装置100を併せた構成が各請求項記載のモータ制御システムに相当する。また、回転工具6と、主軸モータ14と、上記のモータ制御システムを併せた構成が各請求項記載の切削加工装置に相当する。
以上説明したように、本実施形態の切削加工装置1、当該切削加工装置1が備える3つのXYZ軸モータ制御装置21,22,23、及び3つのXYZ軸モータ制御装置21,22,23と3つのXYZ軸モータ11,12,13と上位制御装置100からなるシステムによれば、正弦波生成部35がモータ制御装置内の内部制御演算で算出するトルク指令に所定周期の補正値、つまり正弦波トルク補正指令を加算して指令補正する。当該モータ制御装置は、このような指令補正を行なうことにより、断続的(周期的)な外乱の影響を柔軟に抑制することができる。このようなモータ制御装置を上述したフライス加工を行なう当該切削加工装置1に適用していることで、正弦波トルク補正指令の正弦波パラメータ(周期T、振幅A、及び基準位相φ)を適切に設定することにより、回転工具6の側面での切削刃による断続的(周期的)な切削に起因した回転軸方向の端部切削での断続的な影響を除去できる。この結果、回転工具6を早い送り速度で送った場合でも、切削表面の表面精度を向上できる。
なお、本実施形態では、上位制御装置100が正弦波パラメータを含む周期補正指令を逐次出力し、正弦波生成部35に出力させる正弦波トルク指令の正弦波状態をリアルタイムに制御できるようにしていたが、本発明はこれに限られない。例えば正弦波生成部35に予め所定の正弦波パラメータを固定的に設定しておき、上位制御装置100は正弦波生成部35に対して正弦波トルク補正指令の出力と停止の切り替えだけを周期補正指令で指令するようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、正弦波生成部35がトルク指令に対して正弦波状の正弦波トルク補正指令を加算している。XY軸モータ制御装置21,22がこのような指令補正を行なうことにより、断続的(周期的)な外乱の影響を柔軟に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、正弦波生成部35がトルク指令に対して周期T、振幅A、及び基準位相φの正弦波トルク補正指令を加算する。このようなXY軸モータ制御装置21,22を上述したフライス加工を行なう切削加工装置1に適用していることで、回転工具6に対して常に下向き(ワークの表面と垂直な方向)の切り込み量を一定に維持できることになり、回転軸方向の端部切削での断続的な影響を高い精度で除去できる。
また、本実施形態によれば、正弦波パラメータの周期Tは、回転工具6の切削刃の数及び回転速度の積に反比例する値で設定される。回転工具6の側面での切削刃による断続的(周期的)な切削に起因した回転軸方向の端部切削での断続的な影響は、当該回転工具6の切削刃の数と回転速度の積に反比例して同期する。したがって、正弦波生成部35が回転工具6の刃数と回転速度の積に反比例する値の周期Tで指令補正することで、上記断続的な影響を機能的に除去できる。
また、本実施形態によれば、X軸モータ制御装置21又はY軸モータ制御装置22の正弦波生成部35は、トルク指令に対してX軸とY軸とが相互に軸間位相差φXYで同じ周期Tの正弦波トルク補正指令を加算して指令補正する。このようにXY軸方向つまりワークの表面と平行な方向に対して周期Tの正弦波トルク補正指令でトルク補正することにより、回転工具6の側面での切削刃による断続的(周期的)な切削に起因した回転軸方向の端部切削での断続的な影響を除去でき、回転工具6の端部で切削した表面部分に形成される凹凸の波を間接的に除去できる。また、X軸とY軸の各正弦波トルク補正指令が相互に軸間位相差φXYで同じ周期Tの関係にあることで、XY各軸の送りが協調して回転工具6のX−T平面上の位置を楕円状に回転させるよう送り補正でき、回転軸方向の端部切削での断続的な影響を機能的に除去できる。
また、本実施形態によれば、正弦波生成部35は、90度の軸間位相差φXYで指令補正する。これにより、XY各軸の送りが協調して回転工具6を真円状に回転させるよう送り補正でき、回転軸方向の端部切削での断続的な影響を機能的に除去できる。
なお、上述したようにXY軸間でそれぞれの正弦波トルク補正指令の周期T、振幅Aを同じとし、軸間位相差φXYを90度に設定する以外にも、ワーク表面に形成される凹凸波の形状に合わせて周期T、振幅Aを適宜相違させたり軸間位相差φXYを90度以外に適宜調整してもよい。このような正弦波パラメータの調整は、使用者が人為的に調整してもよいし、もしくは切削加工装置1に備えたプローブ接触子での接触やカメラ映像などで検出した凹凸波の形状に応じて自動的に調整してもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)表面送り移動中にZ軸方向の位置指令を矩形交流状の補正値で補正する場合
上記実施形態においては、回転工具6のX軸方向送り移動中にXY軸のトルク指令を正弦波状の補正値で補正していたが、本発明はこれに限られない。例えば、回転工具6のX軸方向送り移動中にZ軸方向の位置指令を矩形交流状の補正値で補正することによっても、ワーク表面の凹凸波の形成を抑制できる。
上記図4に対応する図7は、本変形例におけるZ軸モータ制御装置23の内部制御演算の構成を示したブロック線図である。なお本変形例の場合には、上記図2に示すシステム構成において、上位制御装置100からZ軸モータ制御装置23に対し位置指令とともに周期補正指令も併せて入力される(特に図示せず)。
この図7において、Z軸モータ制御装置23の内部制御演算もまた一般的な2重ループ構成(3重ループ構成)を有している。そして本変形例では、このような一般的なモータ制御装置の内部制御演算の構成に加えて、さらに上位制御装置100から入力された位置指令に矩形交流生成部36で生成した矩形交流位置補正指令を加算して位置制御部31に入力している。
矩形交流生成部36は、上位制御装置100から入力された周期補正指令に含まれる矩形交流パラメータに基づき、パルス状の矩形交流位置補正指令を生成し出力する。また、上位制御装置100から入力される周期補正指令には、矩形交流生成部36に対して矩形交流位置補正指令の出力と停止の切り替えを指示する切替指令も含まれている。パルス状の矩形交流位置補正指令を位置指令に加算した際には、位置制御部31に入力される位置指令が略矩形脈流状に補正される(図示省略)。なお、矩形交流位置補正指令が各請求項記載の所定周期の補正値に相当し、矩形交流生成部36が各請求項記載の補正部に相当する。
上記矩形交流補正指令は、そのパルスの状態が上記矩形交流パラメータの各パラメータによって規定される。図8は、Z軸モータ制御装置23における矩形交流位置補正指令のパルス状態と矩形交流パラメータとの関係を示す図である。
ここで矩形交流とは、所定周期の半周期ごとに同じ絶対値の正値と負値のパルスを交互に生じる離散型の交流波形をいう。これに対応して、上位制御装置100がZ軸モータ制御装置23に出力する周期補正指令の矩形交流パラメータには、周期T、振幅A、基準位相φZ0の3つのパラメータが含まれている。これら周期T、振幅A、基準位相φZ0は上記実施形態の場合と同等に設定すればよい。このような矩形交流位置補正指令を位置指令に加算して指令補正することにより、回転工具6のX軸方向送り移動中には、当該回転工具6の切り込み量が周期的に変化する。これにより、回転工具6の端部切削での断続的な影響を抑制して切削表面の凹凸波の形成を低減できる。なお、上記の基準位相φZ0が各請求項記載の所定基準位相に相当する。
以上説明したように、本変形例によれば、矩形交流生成部36が、位置指令に対してパルス状の補正値を加算する。Z軸モータ制御装置23が、このような指令補正を行なうことにより、断続的(周期的)な外乱の影響を柔軟に抑制することができる。なお、補正値は、例えば位置指令がパルス列の構成であったりエンコーダ27がパルス列を出力する場合にはそれに合わせてパルス列の補正値で補正すればよい。
また、本変形例によれば、矩形交流生成部36が、位置指令に対して周期Tの半周期ごとに同じ絶対値の正値と負値のパルス状の補正値を交互に加算することで、周期Tでの矩形交流状の矩形交流位置補正指令で指令補正することができる。このようなZ軸モータ制御装置23を上述したフライス加工を行なう切削加工装置1に適用していることで、回転工具6に対して常に下向き(ワークの表面と垂直な方向)の切り込み量を一定に維持できることになり、回転軸方向の端部切削での断続的な影響を機能的に除去できる。
なお、XYZ軸のいずれにおいても、指令補正を行う指令はトルク指令と位置指令に限られず速度指令に対しても指令補正を行ってもよいし、軸と指令の組み合わせも任意に設定してよい。また、正弦波状の補正値はトルク指令に限られず他の指令に対する補正値として適用してもよく、またパルス状の補正値についても位置指令以外に適用してもよい。また、複数の指令に対して同時に補正してもよい。また、XYZ軸の任意の組み合わせで協調補正してもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 切削加工装置
2 基台
3 第1ヘッダ
4 第2ヘッダ
5 ワーク台
6 回転工具
6A ボールエンドミル
11 X軸モータ(モータ、モータ制御システム)
12 Y軸モータ(モータ、モータ制御システム)
13 Z軸モータ(モータ、モータ制御システム)
14 主軸モータ(工具回転モータ)
21 X軸モータ制御装置(モータ制御装置、モータ制御システム)
22 Y軸モータ制御装置(モータ制御装置、モータ制御システム)
23 Z軸モータ制御装置(モータ制御装置、モータ制御システム)
24 主軸モータ制御装置
25,26,27,28 エンコーダ
31 位置制御部
32 速度制御部
33 速度変換部
34 電流制御部
35 正弦波生成部
36 矩形交流生成部
100 上位制御装置(上位装置、モータ制御システム)
W ワーク(被加工物)
T 周期(所定周期)
A 振幅(所定振幅)
φ 位相
φX0,φY0,φZ0 基準位相(所定基準位相)
φXY 軸間位相差

Claims (8)

  1. 回転工具のX軸、Y軸、及びZ軸の各送り軸をそれぞれ駆動する3つのモータと、
    位置指令に基づいて前記モータをそれぞれ制御するモータ制御装置と、
    備えたモータ制御システムであって、
    前記モータ制御装置は、
    前記回転工具によるフライス加工中で、前記X軸及び前記Y軸の少なくとも一方の送り動作中において、前記位置指令および所定の内部制御演算で算出するトルク指令の少なくとも一方に所定周期の補正値を加算して指令補正する補正部を備えていることを特徴とするモータ制御システム。
  2. 前記補正部は、前記位置指令に対してパルス状の前記補正値、前記トルク指令に対して正弦波状の前記補正値、を加算することを特徴とする請求項記載のモータ制御システム。
  3. 前記補正部は、前記位置指令に対して前記所定周期の半周期ごとに同じ絶対値の正値と負値の前記パルス状の補正値を交互に加算することを特徴とする請求項1又は2記載のモータ制御システム。
  4. 前記補正部は、前記トルク指令に対して前記所定周期および所定振幅並びに所定基準位相の前記正弦波状の補正値を加算することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータ制御システム。
  5. 前記所定周期は、前記回転工具の刃数及び回転速度の積に反比例する値で設定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータ制御システム。
  6. 前記X軸又は前記Y軸の少なくとも一方の送り軸のモータを制御するモータ制御装置の前記補正部は、前記トルク指令に対して前記X軸と前記Y軸とが相互に所定位相差で同じ前記所定周期の正弦波の補正値を加算して指令補正することを特徴とする請求項4または5記載のモータ制御システム。
  7. 前記補正部は、90度の前記所定位相差で指令補正することを特徴とする請求項記載のモータ制御システム。
  8. 被加工物を切削する前記回転工具と、
    前記回転工具を回転駆動する工具回転モータと、
    請求項乃至のいずれか1項に記載のモータ制御システムと、
    を備えていることを特徴とする切削加工装置。
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