JP6503000B2 - 揺動切削を行う工作機械の制御装置 - Google Patents

揺動切削を行う工作機械の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6503000B2
JP6503000B2 JP2017082030A JP2017082030A JP6503000B2 JP 6503000 B2 JP6503000 B2 JP 6503000B2 JP 2017082030 A JP2017082030 A JP 2017082030A JP 2017082030 A JP2017082030 A JP 2017082030A JP 6503000 B2 JP6503000 B2 JP 6503000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swing
command
rocking
tool
maximum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017082030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018181103A (ja
Inventor
直人 園田
直人 園田
健太 山本
健太 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2017082030A priority Critical patent/JP6503000B2/ja
Priority to CN201810321382.6A priority patent/CN108732989B/zh
Priority to DE102018002959.0A priority patent/DE102018002959B4/de
Priority to US15/951,544 priority patent/US10434614B2/en
Publication of JP2018181103A publication Critical patent/JP2018181103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6503000B2 publication Critical patent/JP6503000B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Program-control systems
    • G05B19/02Program-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of program data in numerical form
    • G05B19/182Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of program data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/007Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work while the tool acts upon the workpiece
    • B23Q15/013Control or regulation of feed movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B1/00Methods for turning or working essentially requiring the use of turning-machines; Use of auxiliary equipment in connection with such methods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/007Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work while the tool acts upon the workpiece
    • B23Q15/14Control or regulation of the orientation of the tool with respect to the work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B25/00Accessories or auxiliary equipment for turning-machines
    • B23B25/02Arrangements for chip-breaking in turning-machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q2701/00Members which are comprised in the general build-up of a form of the machine
    • B23Q2701/02Movable or adjustable work or tool supports for milling machines, their drive, control or guiding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Description

本発明は、揺動切削を行う工作機械の制御装置に関する。
工作機械の切削工具によりワークを加工する際に切屑が連続して発生すると、切屑が切削工具に絡まる場合がある。このような場合には、切屑を切削工具から除去するために工作機械を停止させる必要があり、時間がかかって生産効率が低下する。さらに、切屑によって、ワークが損傷する可能性があり、ワークの品質が低下する場合がある。
このような欠点を避けるために、加工送り方向に切削工具とワークとを相対的に揺動させることにより切屑を細断する揺動切削が知られている(例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3等参照)。
特許第5033929号公報 特許第5139592号公報 特許第5599523号公報
前述した揺動切削を行う工作機械の制御装置においては、切削工具またはワークを往復運動させるための送り機構を駆動するサーボモータに対して、正弦波状の揺動指令を入力することにより、加工送り方向に切削工具とワークとを相対的に揺動させている。従来、作業者は、意図したとおりにワークの切屑が細断されるように、加工条件、機械動作条件、およびサーボ制御条件などに合わせて揺動指令の周波数(以下、揺動周波数と呼ぶ。)を求めている。しかし、加工条件、機械動作条件、およびサーボ制御条件のうちの少なくとも一つが変更された場合、再び揺動周波数を求める必要が生じてしまい、作業者の負担が大きいという問題があった。よって、加工条件、機械動作条件、およびサーボ制御条件に応じて揺動指令の揺動周波数の最適値を自動的に求められることが望まれている。
本開示の一態様は、ワークの外周面または内周面を工具により切削加工する工作機械において、前記ワークおよび前記工具を前記ワークの中心軸線まわりに相対的に回転させる主軸と、前記ワークの前記外周面または前記内周面の母線に沿って前記工具および前記ワークを相対的に送る少なくとも一つの送り軸とを備えた前記工作機械の制御装置であって、
前記ワークおよび前記工具の相対的な回転速度ならびに前記工具および前記ワークの相対的な送り速度に基づいて、前記少なくとも一つの送り軸の位置指令を作成する位置指令作成部と、
前記位置指令により前記少なくとも一つの送り軸を制御する送り軸制御部と、
前記回転速度、前記送り速度、前記送り軸により前記揺動を生じさせるときの機械動作条件、および前記制御装置のサーボ制御条件が記憶された記憶部と、
を備え、
前記送り軸制御部は、前記回転速度に対して正の非整数倍の揺動周波数になるように且つ前記工具が前記ワークを断続切削するように、前記少なくとも一つの送り軸の揺動指令を作成する揺動指令作成部を具備し、かつ、前記位置指令と前記少なくとも一つの送り軸の実位置との差である位置偏差に前記揺動指令を加算して得られる合成指令に基づいて、前記少なくとも一つの送り軸を制御するように構成され、
前記揺動指令作成部は、前記回転速度と前記位置指令とに基づいて前記揺動指令の揺動振幅および揺動周波数を推定する推定部と、前記機械動作条件と前記サーボ制御条件とに基づいて前記揺動周波数が最適値であるか否かを判定する判定部と、を有し、前記判定部により前記揺動周波数が最適値であると判定された場合に、該揺動周波数の最適値と前記揺動振幅とに基づいて前記揺動指令を作成する、制御装置でありうる。
上記の一態様によれば、揺動切削を行う工作機械において、工具およびワークを相対的に揺動させる周期的な揺動指令を生成する際に、加工条件、機械動作条件、およびサーボ制御条件に応じて揺動指令の揺動周波数の最適値を自動的に求めることができる。
添付図面に示される本開示の典型的な実施形態の詳細な説明から、本発明のこれら目的、特徴および利点ならびに他の目的、特徴および利点がさらに明解になるであろう。
一実施形態の制御装置を含む加工システムの図である。 一実施形態の制御装置の動作を示すフローチャートである。 一実施形態の制御装置を含む他の加工システムの図である。 円筒形ワークと工具とを示す図である。 円錐台形状の中空部を有するワークと工具とを示す他の図である。 送り量と回転角度との関係を示す図である。 図1および図3に示された制御装置のより具体的な構成例を示すブロック図である。 図6に示された制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
次に、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。参照する図面において、同様の構成部分または機能部分には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。また、図面に示される形態は本発明を実施するための一つの例であり、本発明は図示された形態に限定されるものではない。
図1は、一実施形態の制御装置20を含む加工システム1を示す図である。図1に示されるように、加工システム1は、工作機械10と、工作機械10を制御する制御装置20とを含んでいる。工作機械10は工具11を有しており、工具11は、例えば円筒形、円柱形、円錐形、または円錐台形などを有するワークWを切削加工する。図1に示される例においては、工具11は、円柱からなるワークWの外周面を切削加工するものとする。また、図1などにおいては、ワークWの回転軸となる該ワークWの中心軸線をZ軸、Z軸に対して垂直な軸線をX軸としている。工作機械10は、X軸方向の工具11の位置を適宜調整すれば、横断面が楕円形を有する柱状体のようなワークの外周面または内周面を切削加工することもできる。
図1には、実質的に円柱形のワークWが示されている。工作機械10の主軸M0は、ワークWをその中心軸線まわりに回転させる。さらに、工作機械10の送り軸M1は、工具11をワークWの外周面の母線に沿って送ることと工具11をワークWの外周面の母線に沿って往復運動、すなわち揺動させることの両方を行うことができる。
主軸M0および送り軸M1はサーボモータである。そして、送り軸M1は主軸M0と協調動作しつつ工具11を送りだしてワークWを切削加工するものとする。なお、主軸M0および送り軸M1の必要トルクは、切削負荷を除けばイナーシャと指令の角加速度とより推定できるが、トルクを検出するための検出器G0、G1がそれぞれ備えられていても良い。
制御装置20は、バスを介して互いに接続された、ROM(read only memory)やRAM(random access memory)などのメモリ、CPU(control processing unit)、および通信制御部を備えたコンピュータを用いて構成されている。さらに、制御装置20は位置指令作成部22、揺動指令作成部23(図6に示される揺動指令推定部23aや判定部23bも含む)、加算部24、制御部26(送り軸制御部)、および記憶部29を備え、それら各部の機能もしくは動作は、上記コンピュータに搭載されたCPU、メモリ、および該メモリに記憶された制御プログラムが協働することにより達成されうる。
制御装置20の記憶部29には、ワークWの加工条件、送り軸M1により工具11およびワークWを相対的に揺動すなわち往復運動させるときの機械動作条件、および、制御装置20のサーボ制御条件などが記憶されている。
制御装置20にはCNC(Computer Numerical Controller)、PLC(Programmable Logic Controller)等の上位コンピュータ(不図示)が接続されており、前述した回転速度や送り速度、機械動作条件、およびサーボ制御条件などは上位コンピュータから記憶部29に入力されてもよい。また、記憶部29や位置指令作成部22は制御装置20内ではなく、上記の上位コンピュータに備えられていてもよい。
ワークWの加工条件には、ワークWの中心軸線まわりにおけるワークWおよび工具11の相対的な回転速度、工具11およびワークWの相対的な送り速度、および、送り軸M1の位置指令などが含まれる。
上記の機械動作条件は、工具11およびワークWを相対的に揺動させるための揺動指令の揺動振幅および揺動周波数から求まる最大揺動加速度および最大揺動加加速度が、それぞれ、実際に移動する移動物の最大加速度および最大加加速度より小さいことを条件とする。言い換えれば、実際に移動する移動物に対して許容できない加速度や加加速度を、揺動指令により動作するモータによって生じさせないようにする。揺動指令の揺動振幅および揺動周波数については、後述する揺動指令の式(1)におけるS/60×I の項による値が揺動周波数に相当し、式(1)におけるK×F/2 の項による値が揺動振幅に相当する。
なお、送り軸M1がリニアモータである場合、上記の移動物の最大加速度は、リニアモータの最大推力と該リニアモータにより移動される移動物の重量とから求まる。この場合の移動物は、リニアモータにより移動される可動テーブル部と、この可動テーブル部に支持された工具11またはワークWとからなる。
送り軸M1が回転モータである場合には、上記の移動物の最大加速度は、回転モータの最大トルクと該回転モータにより移動される移動物のイナーシャ(慣性モーメント)とから求まる。この場合の移動物は、回転モータにより駆動される可動テーブル部を有するボールねじ駆動機構と、このボールねじ駆動機構の可動テーブル部に支持された工具11またはワークWとからなる。
上記の移動物の最大加加速度は、上述したようなリニアモータまたは回転モータにより移動される移動物が許容できるショック(ジャーク)であり、例えば、移動物の最大加速度を1回微分することで求められる。
サーボ制御条件は、前述した揺動指令の揺動周波数と、送り軸M1に対して指令を与えるときの所定の制御周期から求まる制御周波数(いわゆるサンプリング周波数)とを比較して、サンプリング周波数を揺動周波数で除して得られる値が所定の値(例えば20)以上であることを条件とする。
また、記憶部29は工作機械10に実行させる加工プログラムを記憶しており、制御装置20内のCPU(不図示)が、その加工プログラムから前述の回転速度および送り速度を加工条件として読みだして位置指令作成部22や制御部26に出力するようになっていてもよい。
さらに、前述した機械動作条件に含まれる最大揺動加速度、最大揺動加加速度、最大加速度、および最大加加速度は、上位コンピュータにおいて計算されてもよい。さらに、前述したサーボ制御条件に含まれる所定の制御周期または制御周波数は、CPUにより加工プログラムから読取られてもよいし、記憶部29に予め記憶されていてもよい。
制御装置20の位置指令作成部22は、ワークWの中心軸線まわりにおけるワークWおよび工具11の相対的な回転速度ならびに工具11およびワークWの相対的な送り速度に基づいて、送り軸M1の位置指令を作成する機能を有している。この位置指令は、工具11およびワークWをZ軸方向に相対的に送るときの目標位置を制御部26に対して指示する指令となるものである。
制御装置20の制御部26は、前述した回転速度および送り速度に基づいて、前述した回転速度に対して正の非整数倍の揺動周波数になるように且つ工具11がワークWを断続切削するように、送り軸M1の揺動指令を作成する揺動指令作成部23(図6参照)を有している。揺動指令は、前述した中心軸線まわりにおける回転速度に対して非同期になるように作成された周期的な指令であり、揺動周波数と揺動振幅とを含んでいる。後述する揺動指令の式(1)におけるS/60×I の項による値が揺動周波数に相当し、式(1)におけるK×F/2 の項による値が揺動振幅に相当する。
なお、断続切削とは、工具11が周期的にワークWに接触およびワークWから離間しながらワークWを切削加工することを意味し、揺動切削または振動切削ともいう。また、図1においてはワークWが回転すると共に工具11がワークWに対して揺動するようになっているが、工具11がワークWの中心軸線まわりに回転すると共にワークWが工具11に対して揺動する構成であってもよい。また、図1においては一つの送り軸M1によりワークWの送り動作と揺動動作の両方を行っているが、ワークWの送り動作と揺動動作のそれぞれを別々の送り軸で行う構成であってもよい。
さらに、制御装置20の制御部26は、前述の位置指令と送り軸M1の実位置との差である位置偏差に前述の揺動指令を加算して得られる合成指令(例えば位置指令値)に基づいて、トルク指令を生成して送り軸M1を制御する機能を有する。送り軸M1の実位置は、その送り軸M1に搭載されたエンコーダ等の位置検出器(不図示)により得られる位置フィードバック値に相当する。
制御部26は、揺動指令から求める揺動位相と上記の合成指令とに基づいて、前記の合成指令の補正量を求めて前記合成指令に加算する学習制御を行う機能を備えていてもよい。
図2は、一実施形態の制御装置20の動作を示すフローチャートである。はじめに、図2のステップS11において、位置指令作成部22は、記憶部29に記憶されたワークWの回転速度および工具11の送り速度に基づいて、送り軸M1の位置指令を作成する。
さらに、ステップS12においては、制御部26内の揺動指令作成部23(図6参照)は、前述した回転速度および送り速度に基づいて揺動指令を作成する。図1に示される例においては、工具11は回転中心軸線のみに沿って揺動するので、送り軸M1のためだけの揺動指令が作成される。
ここで、図3は本実施形態の制御装置20を含む他の加工システムを示す図である。図3に示される例においては、円錐台形のワークWが配置されている。この場合には、工具11はワークWの外周面の母線に沿って斜方向に揺動してワークWの外周面を切削加工するようになっている。工具11はX軸方向およびZ軸方向の合成方向に移動するので、工具11を移動させるために二つの送り軸M1、M2とこれら送り軸毎の制御部26とが必要とされる。送り軸M2もまた、送り機構と該送り機構を駆動するサーボモータとを含むものである。送り軸M1、M2は主軸M0と協調動作しつつ工具11を送りだしてワークWを切削加工するものとする。この場合には、ステップS12においては、二つの送り軸M1、M2のための揺動指令がそれぞれ、送り軸M1、M2毎の制御部26の揺動指令作成部23により作成されるものとする。
なお、送り軸M2の必要トルクも、切削負荷を除けばイナーシャと指令の角加速度とより推定できるが、トルクを検出するための検出器G2が備えられていても良い。さらに多数の送り軸により工具11を送る構成であってもよい。
また、図4Aは円筒形ワークと工具とを示す、図1とは異なる図である。図4Aにおいては、工具11が円筒形ワークWの内周面の母線に沿って揺動して該内周面を切削加工するようになっている。この場合には、工具11の揺動に使用されるモータは送り軸M1のみで良いため、ステップS12においては送り軸M1のためだけの揺動指令が作成される。
これに対し、図4Bは円錐台形状の中空部を有するワークと工具とを示す図である。図4Bにおいては、工具11が、円錐台形状の中空部を有するワークWの内周面の母線に沿って揺動して該内周面を切削加工するようになっている。このような場合には、前述したように二つの送り軸M1、M2とこれら送り軸毎の制御部26とが必要とされ、ステップS12においては、二つの送り軸M1、M2のための揺動指令がそれぞれ、送り軸M1、M2毎の制御部26の揺動指令作成部23により作成される。
以下においては、図1に示されるように工具11がワークWの外周面を切削加工する場合について説明する。ただし、以降の説明は、図3、図4Aおよび図4Bに示されるワーク形状の場合にも概ね同様である。
図5は送り量と回転角度との関係を示す図である。図5における横軸はワークWの回転角度を示し、縦軸はワークWの中心軸線の方向(すなわち、Z軸方向)における工具11の送り量を示している。図5には斜方向に延びる複数の直線状破線C1、C2、C3…が示されている。図5から分かるように、破線C1と縦軸との間の交点の縦軸座標は、次の破線C2の開始点における縦軸座標に相当する。同様に、破線C2と縦軸との間の交点の縦軸座標は、次の破線C3の開始点における縦軸座標に相当する。これら複数の直線状破線C1、C2、C3…は揺動指令が無い場合においてワークW上における工具11の軌跡を示している。一方、図5に示される曲線A1、A2、A3…は、揺動指令がある場合においてワークW上における工具11の軌跡を示している。つまり、破線C1、C2、C3等は、揺動指令が加算される前の位置指令(元の指令値)のみを示し、曲線A1、A2、A3等は、揺動指令が加算された後の位置指令を示しているものとする。よって、曲線A1、A2、A3は、破線C1、C2、C3により表される各位置指令に余弦波状の揺動指令を加算して得られる指令を示している。
また、曲線A1はワークWの第一回転目における工具11の軌跡であり、曲線A2はワークWの第二回転目における工具11の軌跡であり、曲線AはワークWの第三回転目における工具11の軌跡である。簡潔にする目的で、ワークWの第四回転目以降の工具11の軌跡は図示を省略している。
図2のステップS12において、制御部26内の揺動指令作成部23(図6参照)は以下のようにして揺動指令を作成する。位置指令作成部22において、送り軸M1の位置指令(破線C1、C2、C3)が決定される。揺動指令作成部23は、揺動指令作成部23は、破線C1、C2、C3の各々を基準軸線とする曲線A1、A2、A3のような指令を生成するため、余弦波状の揺動指令における揺動周波数を決定する。後述する式(1)におけるS/60×I の項による値が揺動周波数となる。
上記の揺動周波数を決定する場合、図5に示されるように、或る破線、例えば破線C2を基準軸線とする余弦波状の曲線A2の初期位相は、一つ前の破線、例えば破線C1を基準軸線とする余弦波状の曲線A1に対して半周期ズレるのが好ましい。その理由は、半周期ズレた場合には、揺動指令の揺動振幅を最小限にでき、その結果、最も効率的に切屑を細断できるためである。
次いで、揺動指令作成部23は、破線C1、C2、C3の各々を基準軸線とする曲線A1、A2、A3のような指令を生成するため、前述した揺動指令の揺動振幅を決定する。後述する式(1)におけるK×F/2 の項による値が揺動振幅となる。図5に示される曲線A1と曲線A2とは、回転角度が約0度の箇所B1と回転角度が約240度の箇所B2とにおいて互いに重なっている。図5から分かるように箇所B1、B2においては破線C1に対する曲線A1の最大値は、破線C2に対する曲線A2の最小値よりも大きい。言い換えれば、揺動指令作成部23は、前の曲線A1と後の曲線A2とが部分的に互いに重なるように揺動振幅を決定するのが望ましい。なお、曲線A1、A2、A3においては、送り速度が一定のため、各揺動指令の揺動振幅もすべて同じとなる。
この重なり箇所B1、B2においては、工具11が曲線A2の軌跡で加工しているときにワークWから離間するので、ワークWは加工されない。本実施形態においては、このような重なり箇所が周期的に発生するので、いわゆる断続切削を行うことができる。図5に示される例においては、曲線A2に従った動作により切屑が箇所B1、B2においてそれぞれ発生することとなる。つまり、第二回転目の曲線A2においては二つの切屑が発生する。このような断続切削が周期的に行われるので振動切削が可能となる。
さらに、破線C3に対して形成される曲線A3は曲線A1と同じ形状である。曲線A2と曲線A3とは、回転角度が約120°の箇所B3と約360°の箇所B4において重なっている。曲線A3に従った動作により切屑が箇所B3、B4においてそれぞれ発生することとなる。つまり、第三回転目の曲線A3においては二つの切屑が発生する。以降、ワーク一回転毎に二つの切屑が発生する。ただし、一回転目では切屑は発生しない。
このようにして揺動周波数と揺動振幅とを定めることにより、制御部26内の揺動指令作成部23(図6参照)は揺動指令を作成する(ステップS12)。
例えば、揺動指令は、次式のように表される。
揺動指令=(K×F/2)×cos(2π×S/60×I×t)−(K×F/2) ・・・式(1)
式(1)において、Kは揺動振幅倍率、FはワークWの一回転当たりの工具11の移動量、すなわち毎回転送り量[mm/rev]、SはワークWの中心軸線まわりの回転速度[min-1],or [rpm]、Iは揺動周波数倍率、である。ここで、前述の揺動周波数は式(1)におけるS/60×I の項に相当し、前述の揺動振幅は式(1)におけるK×F/2 の項に相当する。但し、揺動振幅倍率Kは1以上の数とし、揺動周波数倍率Iはゼロより大きい非整数とする(例えば0.5、0.8、1.2、1.5、1.9、2.3、又は2.5、…等の正の非整数)。揺動振幅倍率Kおよび揺動周波数倍率Iは定数である(図5の例では、Iは1.5である)。
揺動周波数倍率Iを整数としない理由は、ワークWの中心軸線まわりの回転数と全く同じになる揺動周波数の場合には、前述した重なり箇所B1、B2、B3、B4等を発生させることができず、揺動切削による切屑の細断効果が得られなくなるからである。
また、式(1)によると、揺動指令は、位置指令を示す各破線C1、C2、C3を基準軸線とする余弦波に対して(K×F/2)の項がオフセット値として減じられた指令となっている。このことにより、位置指令に揺動指令を加算して得られる合成指令値に基づく工具11の位置軌跡を、工具11の加工送り方向において位置指令による位置を上限として制御することができる。そのため、図7の曲線A1、A2、A3等は、破線C1、C2、C3等を+Z軸方向(すなわち、工具11の加工送り方向)において超えないようになっている。
さらに、式(1)で表されるような揺動指令とすることで、図5の曲線A1から分かるように、工具11の加工開始点(横軸の0°の位置)で工具11の送り方向に初めから大きな揺動指令が出ないようにしている。
なお、揺動揺動周波数と揺動振幅とを定める際に調整される各パラメータ(式(1)におけるK、I)の初期値は、工作機械10の稼働前に記憶部29に記憶されているものとする。ワークWの回転速度(S)は、加工条件記憶部29に加工条件として事前に記憶されている。毎回転送り量Fは、その回転速度(S)と位置指令作成部22が作成した位置指令とから求められる。
その後、図2のステップS13において、制御部26は、図1に示される位置指令作成部22により作成から与えられた位置指令と送り軸M1の実位置との差である位置偏差を求め、位置偏差に対して前述の揺動指令を加算して合成指令を得る。
次いで、図2のステップS14において制御部26は、前述の合成指令に基づいて送り軸M1を制御する。主軸M0は、制御装置20により、記憶部29に記憶されたワークWの回転速度(S)に従って制御される。本実施形態では、振動切削情報のテーブルを予め作成する必要がなく、ワークWの加工条件から、ワークWを実際に切削加工する前にワークWの細断条件を決定できる。
ところで、工具11の駆動機構部にバックラッシが在る場合やその駆動機構部の剛性が低い場合には、サーボの応答性を向上させるために制御ゲインを高く設定すると振動が発生し、工具11の位置精度が安定しないことがある。例えば、曲線A1、A2、A3等に対応した指令値に基づいて送り軸M1を駆動したとしても、工具11の実位置は曲線A1、A2、A3等に完全には追従しない場合がある。この場合、図5に示される重なり箇所B1、B2、B3、B4等において工具11の実位置が曲線A1、A2、A3等のような指令値と一致しないと、断続切削が起きず、その結果、切屑が良好に形成されなくなる。
このため、本実施形態では、図2のステップS15に示されるように、学習制御を用いて揺動指令への追従性を向上させる。学習制御は「繰返しパターンの決まった周期指令」への追従性を向上する制御方式であり、1周期目より2周期目、2周期目より3周期目……と周期が進むにつれて位置偏差を減少させることができる。具体的には、ワークWおよび工具11の所定数の揺動周期分の位置偏差を学習し補正量とすることにより、揺動指令による周期的な位置偏差の増加を抑制する。さらに言えば、例えば、学習の周期には、上述した式(1)の揺動指令の揺動周波数から求まる周期(例えば、1揺動周期=1/揺動周波数)を使用することができる。制御部26は、1揺動周期を回転角度での周期に換算し、その回転角度での周期を所定の分割数で分割して求まる各位相にて、合成指令の補正量を求める。制御部26において、それら位相ごとに合成指令の補正量を求めて学習1周期分記憶し、1学習周期前の各位相での補正量を位相ごとに現在の合成指令に加算することによって、合成指令に含まれる位置偏差をゼロ付近に低減させる。
その結果、工具11の実位置は、指令値の曲線A1、A2、A3等に次第に近づくようになり、最終的には指令値の曲線A1、A2、A3等に一致する。この場合には、指令値の曲線A1、A2、A3等は前述の重なり箇所B1、B2、B3、B4等を有することとなるので、断続切削が確実に起こり、細断化された切屑を確実に形成することができる。
また、学習制御を行うための学習帯域には上限があり、揺動周波数の上限を超えた場合、学習は収束せず位置偏差が残ってしまう。結果、切屑が良好に形成されないことになる。したがって、本実施形態においては、学習制御を実施することが可能な範囲内で、最適な揺動周波数を求める必要がある。
具体的には、トルクの低減手法と同様、後述するように切屑の長さを調整する(長くする)ことで、揺動指令の揺動周波数を低く抑えることができ、学習帯域に収めることができる。もちろん、加工条件の変更が可能であるなら、主軸M0の回転速度(すなわちワークWの回転速度)を低減しても良い。
また、本実施形態の揺動切削においては、最適な揺動周波数および揺動振幅を求めているので、必要トルクを最小化できる。その一方、必要最小化できたとしても、トルク飽和は起こりえる現象であり、避ける必要がある。さらに、学習制御を適用するとトルクは増大し、より飽和しやすい傾向にある。したがって、本実施形態においては、トルク飽和を起こさない範囲内で、最適な揺動周波数および揺動振幅を求める必要がある。
ところで、揺動振幅は可能な限り小さいのが好ましく、揺動周波数が低い場合には、より長い切屑が形成される。その際、送り軸M1、M2等に要求されるトルクも小さくて済む。これに対し、揺動振幅が大きい場合には、送り軸M1、M2等に要求されるトルクも大きくなる。揺動周波数が高い場合には、切屑の長さは短くなり、送り軸M1、M2等に要求されるトルクも大きくなる。
操作者が所望長さの切屑を望んでいる場合には、操作者は切屑の所望の長さを揺動指令作成部23に入力する。これにより、揺動指令作成部23は切屑の所望長さに基づいて揺動周波数と揺動振幅とを作成する。例えば短い切屑が要求される場合にはワークWが傷付くのを避けられ、長い切屑が要求される場合にはトルクおよび学習帯域を抑えて工具11へかかる負荷を低減できるとともに学習を収束しやすくする。
図6は、図1や図3に示された制御装置20のより具体的な構成例を示すブロック図である。
図6に示された制御装置20は、記憶部29と位置指令作成部22と制御部26(送り軸制御部)とを備える。記憶部29と位置指令作成部22は、制御装置20に接続されたNC装置等の上位コンピュータ(不図示)に備えられていても良い。
制御部26は、揺動指令作成部23、加算部24、減算部25、位置速度制御部34、および電流制御部35を備える。工具11を加工送り方向に移動させる送り軸M1には、送り軸M1の回転位置や回転速度を検出するエンコーダ32が搭載されている。
さらに、揺動指令作成部23は、記憶部29に加工条件として記憶されたワークWの回転速度(s)と位置指令作成部22が作成した位置指令とに基づいて、揺動指令の揺動振幅および揺動周波数を推定する揺動指令推定部23aと、記憶部29に記憶されている機械動作条件とサーボ制御条件とに基づいて、推定された揺動周波数が最適値であるか否かを判定する判定部23bと、を有する。なお、加工条件と機械動作条件とサーボ制御条件は、既に説明したとおりの条件である。
判定部23bは、推定された揺動振幅および揺動周波数に基づいて最大揺動加速度および最大揺動加加速度を計算し、該最大揺動加速度および該最大揺動加加速度が前述の機械動作条件を満たし、かつ、推定された揺動周波数が前述のサーボ制御条件を満たすか否かを判定する。
その判定の結果、前述した機械動作条件とサーボ制御条件のいずれか一方を満たしていない場合には、判定部23bは、揺動指令推定部23aにより上記した正の非整数(I)を別の値に修正して再び揺動周波数を推定したうえで上記の判定を行うようにする。一方、前述した機械動作条件とサーボ制御条件の両方を満たしている場合には、判定部23bは、推定された揺動周波数を揺動周波数の最適値とする。
揺動指令作成部23は、推定された揺動周波数が最適値であると判定部23bにより判定された場合に、該揺動周波数の最適値と推定された揺動振幅とに基づいて、揺動指令を作成する。
なお、制御装置20の制御部26は、上述したような学習制御を行う学習制御器(不図示)を備えていてもよい。この場合、制御部26は、加算部24から出力された直後の合成指令を学習制御器に対して入力し、その学習制御器により得られた補正量を位置速度制御部34に入力される直前の合成指令に加算するような構成とされる。加算部24は制御部26に含まれていてもよい。なお、学習制御器には合成指令を入力するが、合成指令は、位置指令と位置フィードバック値との差分を含むものであるため、一般的に学習制御器へ入力する位置偏差と同じである。
図7は、図6に示された制御装置20の動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS21において、制御装置20は、揺動切削開始の指令の有無を判断する。揺動切削開始の指令が有る場合は揺動切削が開始されるが、その指令が無ければワークWの加工が終了する。
揺動切削を開始すると、図6に示された位置指令作成部22は、記憶部29に加工条件として記憶されているワークWの回転速度と工具11の送り速度に基づき、工具11の加工送り方向の位置を送り軸M1に指示する位置指令を作成して所定の時間間隔で減算部25に送信する。上記の所定の時間間隔は、制御部26の制御周期(サンプリング周期)であってもよいし、それ以外の周期であってもよい。
減算部25は、位置指令作成部22から送信された位置指令と送り軸M1のエンコーダ32から出力される位置フィードバック値(位置FB)との差である位置偏差を算出して、加算部24に送信する。
次のステップS22において、揺動指令作成部23は、上述した式(1)に基づき、揺動指令を作成して上記の所定の時間間隔で加算部24に送信する。その揺動指令は、揺動指令作成部23内の揺動指令推定部23aにより算出される。
例えば、揺動指令推定部23aは、記憶部29に加工条件として記憶されたワークWの回転速度(S)と位置指令作成部22により作成された送り軸M1の位置指令とを取得し、その位置指令と回転速度(S)とから工具11の毎回転送り量(F)を求める。揺動指令推定部23aは、予め定められた定数(K)を毎回転送り量(F)に乗じることにより、揺動振幅p(K×F/2)を推定する。また、揺動指令推定部23aは、記憶部29から得られたワークWの回転速度(S)に任意の正の非整数(I)を乗じて得られる値を揺動周波数f(S/60×I)と推定する。
さらに、判定部23bは、推定された揺動振幅pと揺動周波数fから計算される最大揺動加速度Aoおよび最大揺動加加速度Joが前述の機械動作条件を満たすか否かを判定する。最大揺動加速度Ao<最大加速度Amax および、最大揺動加加速度Jo<最大加加速度Jmax といった機械動作条件が記憶部29に記憶されている。つまり、機械動作条件は、実際に移動する移動物に対して許容できない加速度や加加速度を生じさせるような揺動指令を作成しないための条件である。判定部23bは、このような機械動動作条件に基づき、推定部23aが推定した揺動指令を確認する。
具体的には、図7のステップS23において、判定部23bは、揺動指令推定部23aにより推定された揺動振幅および揺動周波数に基づいて、下記の式(2)および式(3)により最大揺動加速度Aoおよび最大揺動加加速度Joを計算する。
最大揺動加速度Ao=揺動振幅p×(2π×揺動周波数f)2 ・・・式(2)
最大揺動加加速度Jo=揺動振幅p×(2π×揺動周波数f)3 ・・・式(3)
揺動振幅pは、前述した式(1)の(K×F/2)の項を用いて推定され、揺動周波数fは式(1)の(S/60×I)の項を用いて推定される。
次のステップS24において、判定部23bは、送り軸M1により実際に移動される移動物の最大加速度Amaxおよび最大加加速度Jmaxを計算するか、または、記憶部29もしくは上位コンピュータ(不図示)から取得する。
送り軸M1がリニアモータを備えるものである場合には、下記の式(4)を用い、リニアモータの最大推力とリニアモータにより移動される移動物の重量とから最大加速度Amaxを求めることができる。
最大加速度Amax=モータ最大推力/移動物重量 ・・・式(4)
送り軸M1が回転モータを備えるものである場合には、下記の式(5)を用い、回転モータの最大トルクと回転モータより移動される移動物のイナーシャとから最大加速度Amaxを求めることができる。
最大加速度Amax=モータ最大トルク/移動物のイナーシャ ・・・式(5)
判定部23bにおいて最大加速度Amaxを計算する場合には、上記したようなモータ最大推力、移動物重量、モータ最大トルク、移動物のイナーシャなどは、工作機械10の構成に応じて実験やシミュレーション等により事前に求められて記憶部29に記憶されているものとする。
また、最大加速度Amaxは、上位コンピュータ(不図示)により事前に求められて上位コンピュータもしくは記憶部29に記憶されていて、判定部23bは、上位コンピュータもしくは記憶部29から最大加速度Amaxを取得するように構成されていてもよい。
但し、実際に加速で使えるモータ推力またはモータトルクは摩擦によって減少するので、リニアモータの最大推力または回転モータの最大トルクから摩擦分を引いて得られた値を式(4)または式(5)の分子の値として最大加速度Amaxを求めてもよい。
さらに、前述の最大加加速度Jmaxは、リニアモータもしくは回転モータにより移動させられる移動物が許容できるショック(ジャーク)であり、最大加加速度Jmaxは、判定部23bにおいて最大加速度Amaxを一回微分することで求められる。あるいは、最大加加速度Jmaxは実験や計算等により事前に求められて記憶部29に記憶されていて、判定部23bが、記憶部29から最大加加速度Jmaxを取得してもよい。
続いて、ステップS25において、判定部23bは、上記の式(2)により計算された最大揺動加速度Aoが、上記の式(4)または式(5)により求まる最大加速度Amaxよりも小さいか否かを判定する(最大揺動加速度Ao<最大加速度Amax)。
その結果、最大揺動加速度Aoが最大加速度Amax以上である場合には、判定部23bは、ステップS22に戻って上記の正の非整数(I)を別の値に修正して揺動周波数fを推定しなおし、上記ステップS22〜ステップS24の一連の処理を再び行う。一方、最大揺動加速度Aoが最大加速度Amaxよりも小さい場合には、判定部23bは、次のステップS26の処理を行う。
ステップS26においては、判定部23bは、上記の式(3)により計算された最大揺動加加速度Joが、上記の最大加加速度Jmaxよりも小さいか否かを判定する(最大揺動加加速度Jo<最大加加速度Jmax)。
その結果、最大揺動加加速度Joが最大加加速度Jmax以上である場合には、判定部23bは、ステップS22に戻って上記の正の非整数(I)を別の値に修正して揺動周波数fを推定しなおし、上記ステップS22〜ステップS25の一連の処理を再び行う。一方、最大揺動加加速度Joが最大加加速度Jmaxよりも小さい場合には、判定部23bは、次のステップS27の処理を行う。
さらに、判定部23bは、推定部23aにより推定された揺動周波数fが前述のサーボ制御条件を満たすか否かを判定する。制御周波数fc /揺動周波数f ≧ 定数 といったサーボ制御条件が記憶部29に記憶されている。例えば1kHzの制御周波数に対して揺動周波数を100kHzとした場合、1揺動周期(TO)で生成できる指令値の数は10点となる。しかし、揺動切削に学習制御を適用する場合に指令値の数を20点以上にしないと効果的な制御を行えないという場合がある。このような場合を考慮して前述のサーボ制御条件が定められている。しかし、これは一例であって、本発明に用いられるサーボ制御条件は学習制御を考慮したサーボ制御条件に限られない。
判定部23bは、このようなサーボ制御条件に基づき、推定部23aが推定した揺動指令を確認する。
具体的には、ステップS27において、判定部23bは、予め定められる制御周波数fcを推定された揺動周波数fで除して得られる除算結果が所定の値以上であるか否かを判定する(制御周波数fc /揺動周波数f ≧ 定数(例えば20))。
その結果、上記の除算結果が上記所定の値より小さい場合には、判定部23bは、ステップS22に戻って上記の正の非整数(I)を別の値に修正し、上記ステップS22〜ステップS26の一連の処理を再び行う。一方、上記の除算結果が上記所定の値以上である場合には、判定部23bは、修正後の正の非整数(I)を使って計算した揺動周波数fを最適値と判断し、揺動指令作成部23は、そのような揺動周波数fの最適値と推定された揺動振幅pとを用いて揺動指令を作成して(図7のステップS28)、加算部24に送信する。このとき、制御装置20は、揺動周波数fが最適値である旨を制御装置20外の表示装置やパーソナルコンピュータ等に通知してもよい。
なお、前述のステップS22において正の非整数(I:揺動周波数倍率)を別の値に修正する際には、予め定められた初期値に対して一定数を増加するようにする。
次のステップS29において、加算部24は、減算部25から出力された位置偏差に対して、判定部23bから入力された揺動指令を加算する。このとき、位置偏差と揺動指令とは前述した所定の時間間隔で同期して加算部24に入力されて足し合わせられる。加算部24は、位置偏差に揺動指令を加算して得られた合成指令(位置指令値)を位置速度制御部34に送信する。
位置速度制御部29は、合成指令に基づいて速度指令を生成して電流制御部35に供給する。電流制御部35は、速度指令をトルク指令に変換して送り軸M1に供給する。このような指令に基づいて、送り軸M1が制御される。送り軸M1が回転すると、送り軸M1に搭載されたエンコーダ32から送り軸M1の実位置が減算部25にフィードバックされる。位置指令値と、合成指令による位置フィードバック値との差が無くなれば、送り軸M1の実位置が位置指令値に到達したことになる。
次いで、ステップS30において、揺動切削終了の指令の有無が判断される。揺動切削終了の指令が出ていれば、ワークWの加工は終了する。一方、揺動切削終了の指令が無い場合は、上述したステップS28〜ステップS30の一連の処理が繰返される。
以上に述べたように、本実施形態の制御装置20によれば、揺動切削を行う工作機械10において加工条件、機械動作条件、およびサーボ制御条件のうちの少なくとも一つが変更された場合でも、それらの条件に応じて最適な揺動周波数を自動的に決定して揺動指令を作成することができる。それにより、作業者の負担を軽減し、かつ、意図したとおりに切屑を細断化する揺動切削を実現することができる。
以上では典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本開示の範囲から逸脱することなしに、上述の実施形態に変更及び種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
また、本開示の少なくとも一つの課題を解決するために、以下のような各種の態様とその効果を提供することができる。
本開示の第一態様は、ワーク(W)の外周面または内周面を工具(11)により切削加工する工作機械(10)において、前記ワーク(W)および前記工具(11)を前記ワーク(W)の中心軸線まわりに相対的に回転させる主軸(M0)と、前記ワーク(W)の前記外周面または前記内周面の母線に沿って前記工具(11)および前記ワーク(W)を相対的に送る少なくとも一つの送り軸(M1;M2)とを備えた前記工作機械(10)の制御装置(20)であって、
前記ワーク(W)および前記工具(11)の相対的な回転速度ならびに前記工具(11)および前記ワーク(W)の相対的な送り速度に基づいて、前記少なくとも一つの送り軸(M1;M2)の位置指令を作成する位置指令作成部(22)と、
前記位置指令に基づいて、前記少なくとも一つの送り軸(M1;M2)を制御する送り軸制御部(26)と、
前記回転速度、前記送り速度、前記送り軸(M1;M2)により前記揺動を生じさせるときの機械動作条件、および前記制御装置(20)のサーボ制御条件が記憶された記憶部(29)と、
を備え、
前記送り軸制御部(26)は、前記回転速度に対して正の非整数倍の揺動周波数になるように且つ前記工具(11)が前記ワーク(W)を断続切削するように、前記少なくとも一つの送り軸(M1;M2)の揺動指令を作成する揺動指令作成部(23)を具備し、かつ、前記位置指令と前記少なくとも一つの送り軸(M1;M2)の実位置との差である位置偏差に前記揺動指令を加算して得られる合成指令に基づいて、前記少なくとも一つの送り軸(M1;M2)を制御するように構成され、
前記揺動指令作成部(23)は、前記回転速度と前記位置指令とに基づいて前記揺動指令の揺動振幅および揺動周波数を推定する推定部(23a)と、前記機械動作条件と前記サーボ制御条件とに基づいて前記揺動周波数が最適値であるか否かを判定する判定部(23b)と、を有し、前記判定部(23b)により前記揺動周波数が最適値であると判定された場合に、該揺動周波数の最適値と前記揺動振幅とに基づいて前記揺動指令を作成する、制御装置(20)でありうる。
本開示の第二態様は、上記第一態様の制御装置(20)であって、
前記推定部(23a)は、前記回転速度と前記位置指令とに基づいて前記揺動振幅を推定するとともに、前記回転速度に任意の正の非整数を乗じて得られる値を前記揺動周波数と推定し、
前記判定部(23b)は、
前記推定した揺動振幅および前記推定した揺動周波数に基づいて最大揺動加速度および最大揺動加加速度を計算し、該最大揺動加速度および該最大揺動加加速度が前記機械動作条件を満たし、かつ、前記推定した揺動周波数が前記サーボ制御条件を満たすか否かを判定し、該判定の結果、前記機械動作条件と前記サーボ制御条件のいずれか一方を満たしていない場合には、前記推定部(23a)によって前記正の非整数を別の値に修正して再度前記揺動周波数を推定したうえで前記判定を行うようにし、一方で、前記機械動作条件と前記サーボ制御条件の両方を満たしている場合には、前記推定した揺動周波数を前記揺動周波数の最適値とするようになされた、制御装置(20)でありうる。
本開示の第三態様は、上記第第二態様の制御装置(20)であって、
前記機械動作条件は、前記送り軸(M1;M2)がリニアモータを備える場合には該リニアモータの最大推力と前記リニアモータにより移動される移動物の重量とから求まる最大加速度よりも前記最大揺動加速度が小さいこと、あるいは前記送り軸(M1:M2)が回転モータを備える場合には該回転モータの最大トルクと前記回転モータより移動される移動物のイナーシャとから求まる最大加速度よりも前記最大揺動加速度が小さいことと、各前記移動物が許容する最大加加速度よりも前記最大揺動加加速度が小さいこととを条件とし、
前記サーボ制御条件は、前記送り軸制御部(26)に予め定められる制御周波数を前記推定した揺動周波数で除して得られる値が所定の値以上であることを条件とする、制御装置(20)でありうる。
本開示の第四態様は、上記第一態様から第三態様のいずれかの制御装置(20)であって、
前記推定部(23a)は、前記回転速度と前記位置指令とに基づいて、前記工具(11)または前記ワーク(W)の一方の一回転当たりにおける他方の移動量を計算し、該移動量に所定の定数を乗じて得られた値を前記揺動振幅とする、制御装置(20)でありうる。
以上のような第一態様から第四態様によれば、揺動切削を行う工作機械において、工具およびワークを相対的に揺動させる周期的な揺動指令を生成する際に、加工条件、機械動作条件、およびサーボ制御条件に応じて揺動指令の揺動周波数の最適値を自動的に求めることができる。
本開示の第五態様は、上記第一態様から第四態様のいずれかの制御装置(20)であって、
前記揺動指令作成部(23)は、余弦波の基準軸線に対して揺動振幅がオフセット値として減じられた前記揺動指令を作成する、制御装置(20)でありうる。
上記第五態様によれば、位置指令に対して揺動指令が加算された後の指令値に基づく工具の位置を、工具の加工送り方向の目標位置である位置指令を上限として制御することができる。
本開示の第六態様は、上記第一態様から第五態様のいずれかの制御装置(20)であって、
前記揺動指令作成部(23)は、前記回転速度に基づいて、前記ワークまたは前記工具が一回転する毎に半周期ずつズレるように前記揺動指令の揺動周波数を作成すると共に、前記位置指令に基づいて前記揺動指令の揺動振幅を作成する、制御装置(20)でありうる。
上記第六態様によれば、揺動指令の揺動周波数がワークまたは工具が一回転する毎に半周期ずつズレるので、揺動振幅を最小にできる。その結果、断続切削を効率的に実施することができる。
本開示の第七態様は、上記第一態様から第六態様のいずれかの制御装置(20)であって、
前記揺動指令作成部(23)は、前記少なくとも一つの送り軸(M1;M2)のトルクが所定値を越えないように、前記揺動指令の揺動周波数および揺動振幅を作成する、制御装置(20)でありうる。
上記第七態様によれば、揺動指令が加算された後の位置指令に基づいて送り軸を例えば回転モータにより駆動する際に、回転モータのトルクが飽和するのを避けられる。
本開示の第八態様は、上記第一態様から第七態様のいずれかの制御装置(20)であって、
前記揺動指令作成部(23)は、前記工具(11)が前記ワーク(W)を加工することにより生じる切屑の所望長さに基づいて前記揺動指令の揺動周波数および揺動振幅を作成する、制御装置(20)でありうる。
上記第八態様によれば、短い切屑が要求される場合にはワークが傷付くのを避けられ、長い切屑が要求される場合にはトルクを抑えて工具へかかる負荷を低減することができる。
1 加工システム
10 工作機械
11 工具
20 制御装置
22 位置指令作成部
23 揺動指令作成部
23a 揺動指令推定部
23b 判定部
24 加算部
26 制御部
29 記憶部
32 エンコーダ
33 偏差カウンタ
34 位置速度制御部
35 電流制御部
M0 主軸
M1、M2 送り軸
G0、G1、G2 トルク検出器
W ワーク

Claims (8)

  1. ワークの外周面または内周面を工具により切削加工する工作機械において、前記ワークおよび前記工具を前記ワークの中心軸線まわりに相対的に回転させる主軸と、前記ワークの前記外周面または前記内周面の母線に沿って前記工具および前記ワークを相対的に送る少なくとも一つの送り軸と、該少なくとも一つの送り軸の実位置を検出する位置検出器とを備えた前記工作機械を制御する制御装置であって、
    記工具および前記ワークの相対的な送り速度に基づいて、前記少なくとも一つの送り軸の位置指令を作成する位置指令作成部と、
    前記位置指令により前記少なくとも一つの送り軸を制御する送り軸制御部と、
    前記回転速度、前記送り速度、前記送り軸により前記揺動を生じさせるときの機械動作条件、および前記制御装置のサーボ制御条件が記憶された記憶部と、
    を備え、
    前記機械動作条件は、前記工具および前記ワークを相対的に揺動させるための揺動指令の揺動振幅および揺動周波数から求まる最大揺動加速度および最大揺動加加速度が、それぞれ、実際に移動する移動物の最大加速度および最大加加速度より小さいことを条件としており、
    前記サーボ制御条件は、前記送り軸に対して指令を与えるときの所定の制御周期から求まる制御周波数を前記揺動指令の揺動周波数で除して得られる値が所定の値以上であることを条件としており、
    前記送り軸制御部は、前記主軸一回転当たりの前記工具の揺動回数が正の非整数倍になるように且つ前記工具が前記ワークを断続切削するように、前記少なくとも一つの送り軸の揺動指令を作成する揺動指令作成部を具備し、かつ、前記位置指令と前記位置検出器により検出された前記少なくとも一つの送り軸の実位置との差である位置偏差に前記揺動指令を加算して得られる合成指令に基づいて、前記少なくとも一つの送り軸を制御するように構成され、
    前記揺動指令作成部は、前記回転速度と前記位置指令とに基づいて前記揺動指令の揺動振幅および揺動周波数を推定する推定部と、前記機械動作条件と前記サーボ制御条件とを満たすか否かを判定する判定部と、を有し、前記判定部により前記機械動作条件と前記サーボ制御条件とを満たすと判定された場合に、前記揺動周波数と前記揺動振幅とに基づいて前記揺動指令を作成する、制御装置。
  2. 前記推定部は、前記回転速度と前記位置指令とに基づいて前記揺動振幅を推定するとともに、前記回転速度に任意の正の非整数を乗じて得られる値を前記揺動周波数と推定し、
    前記判定部は、
    前記推定した揺動振幅および前記推定した揺動周波数に基づいて最大揺動加速度および最大揺動加加速度を計算し、該最大揺動加速度および該最大揺動加加速度が前記機械動作条件を満たし、かつ、前記推定した揺動周波数が前記サーボ制御条件を満たすか否かを判定し、該判定の結果、前記機械動作条件と前記サーボ制御条件のいずれか一方を満たしていない場合には、前記推定部によって前記正の非整数を別の値に修正して再度前記揺動周波数を推定したうえで前記判定を行うようにし、一方で、前記機械動作条件と前記サーボ制御条件の両方を満たしている場合には、前記推定した揺動周波数を前記揺動周波数の最適値とするようになされた、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定部は、前記推定部によりも推定された揺動振幅および揺動周波数に基づいて最大揺動加速度および最大揺動加加速度を計算し、該最大揺動加速度および該最大揺動加加速度が前記機械動作条件を満たし、かつ、推定された揺動周波数が前記サーボ制御条件を満たすか否かを判定し、
    前記判定部により前記機械動作条件および前記サーボ条件が満たされたと判定された場合には、前記揺動指令作成部は、前記揺動周波数と前記揺動振幅とに基づいて前記揺動指令を作成する、請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記推定部は、前記回転速度と前記位置指令とに基づいて、前記工具または前記ワークの一方の一回転当たりにおける他方の移動量を計算し、該移動量に所定の定数を乗じて得られた値を前記揺動振幅とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記揺動指令作成部は、余弦波の基準軸線に対して前記揺動振幅がオフセット値として減じられた前記揺動指令を作成する、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記揺動指令作成部は、前記回転速度に基づいて、前記ワークまたは前記工具が一回転する毎に半周期ずつズレるように前記揺動指令の揺動周波数を作成すると共に、前記位置指令に基づいて前記揺動指令の揺動振幅を作成する、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記揺動指令作成部は、前記少なくとも一つの送り軸のトルクが所定値を越えないように、前記揺動指令の揺動周波数および揺動振幅を作成する、請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記揺動指令作成部は、前記工具が前記ワークを加工することにより生じる切屑の所望長さに基づいて前記揺動指令の揺動周波数および揺動振幅を作成する、請求項1から7のいずれか一項に記載の制御装置。
JP2017082030A 2017-04-18 2017-04-18 揺動切削を行う工作機械の制御装置 Active JP6503000B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017082030A JP6503000B2 (ja) 2017-04-18 2017-04-18 揺動切削を行う工作機械の制御装置
CN201810321382.6A CN108732989B (zh) 2017-04-18 2018-04-11 进行摆动切削的机床的控制装置
DE102018002959.0A DE102018002959B4 (de) 2017-04-18 2018-04-11 Steuervorrichtung für Werkzeugmaschine, die Oszillationsschneiden durchführt
US15/951,544 US10434614B2 (en) 2017-04-18 2018-04-12 Control device for machine tool performing oscillation cutting

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017082030A JP6503000B2 (ja) 2017-04-18 2017-04-18 揺動切削を行う工作機械の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018181103A JP2018181103A (ja) 2018-11-15
JP6503000B2 true JP6503000B2 (ja) 2019-04-17

Family

ID=63678788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017082030A Active JP6503000B2 (ja) 2017-04-18 2017-04-18 揺動切削を行う工作機械の制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10434614B2 (ja)
JP (1) JP6503000B2 (ja)
CN (1) CN108732989B (ja)
DE (1) DE102018002959B4 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7046919B2 (ja) * 2017-03-29 2022-04-04 シチズン時計株式会社 工作機械の制御装置および工作機械
JP6503001B2 (ja) * 2017-04-18 2019-04-17 ファナック株式会社 揺動切削を行う工作機械の制御装置
JP6636998B2 (ja) * 2017-08-22 2020-01-29 ファナック株式会社 数値制御装置
JP7036786B2 (ja) * 2018-11-29 2022-03-15 ファナック株式会社 数値制御装置、プログラム及び制御方法
JP7264643B2 (ja) * 2019-01-10 2023-04-25 シチズン時計株式会社 工作機械の制御装置および工作機械
CN109765851B (zh) * 2019-02-15 2021-02-05 大族激光科技产业集团股份有限公司 轨迹运动的速度计算方法、装置、存储介质及计算机设备
JP6912506B2 (ja) * 2019-03-06 2021-08-04 ファナック株式会社 工作機械の制御装置
JP6997126B2 (ja) * 2019-03-15 2022-01-17 ファナック株式会社 サーボ制御装置
JP7022096B2 (ja) * 2019-03-28 2022-02-17 ファナック株式会社 サーボ制御装置
CN109940226A (zh) * 2019-04-24 2019-06-28 郑州瀚琳机械制造有限公司 一种用于曲轴扭转减震器中胶合表面正弦波槽的加工装置
JP7444697B2 (ja) * 2019-06-25 2024-03-06 ファナック株式会社 数値制御装置、制御プログラム及び制御方法
US11541500B2 (en) 2019-06-25 2023-01-03 Fanuc Corporation Numerical control device, program recording medium, and control method
JP7324316B2 (ja) * 2020-01-28 2023-08-09 ファナック株式会社 工作機械の制御装置
US12491595B2 (en) 2020-02-20 2025-12-09 Fanuc Corporation Machine tool control device
CN115777087B (zh) * 2020-07-10 2025-07-11 发那科株式会社 机床的控制装置
CN116568457B (zh) * 2020-12-18 2025-10-17 发那科株式会社 振动诊断辅助装置、振动诊断辅助方法以及机床
TW202237351A (zh) * 2021-03-30 2022-10-01 日商發那科股份有限公司 產生用於織動動作之信號之裝置、控制裝置及方法
JP7313585B1 (ja) * 2022-08-05 2023-07-24 三菱電機株式会社 駆動条件決定装置および駆動条件決定方法
US20260008110A1 (en) * 2022-09-07 2026-01-08 Fanuc Corporation Work machine control device and a non-transitory computer-readable storage medium
WO2025163788A1 (ja) * 2024-01-31 2025-08-07 ファナック株式会社 数値制御装置および数値制御方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT331439B (de) 1973-07-24 1976-08-25 Voest Ag Strangfuhrung fur eine stranggiessanlage
JPS5139592A (ja) 1974-10-01 1976-04-02 Asahi Carbon Co Ltd Haadokeikaabonburatsukuno seizoho
JPS5599523A (en) 1979-01-23 1980-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Combustion safety device
EP0197172B1 (de) * 1985-04-09 1988-07-27 Wilhelm Hegenscheidt Gesellschaft mbH Einrichtung zur Erzeugung von Bruchspänen bei der Bearbeitung von Werkstücken
JP4283214B2 (ja) 2004-12-16 2009-06-24 ファナック株式会社 機械先端点の制御装置
JP4809488B1 (ja) * 2010-05-24 2011-11-09 ファナック株式会社 任意区間で速度変更が可能な揺動動作機能を有する数値制御装置
JP5033929B1 (ja) * 2011-11-10 2012-09-26 ハリキ精工株式会社 工作機械
JP5139592B1 (ja) * 2012-09-12 2013-02-06 ハリキ精工株式会社 工作機械
US10564178B2 (en) * 2012-12-21 2020-02-18 Qualcomm Incorporated Swing compensation in step detection
EP2947527B1 (en) * 2013-02-12 2017-06-21 Mitsubishi Electric Corporation Numerical control device
JP5758973B2 (ja) * 2013-11-29 2015-08-05 ファナック株式会社 傾斜面を研削するサーボ制御システム
US10268176B2 (en) * 2014-03-26 2019-04-23 Citizen Watch Co., Ltd. Control device for machine tool and machine tool including the control device
TWI657889B (zh) * 2014-09-22 2019-05-01 日商西鐵城時計股份有限公司 Machine tool and its control device
ES2749856T3 (es) * 2014-11-26 2020-03-24 Mitsubishi Electric Corp Aparato de control numérico
DE102015105338A1 (de) * 2015-04-08 2016-10-27 Lti Motion Gmbh Werkzeugantrieb mit Spindelwelle und Betriebsverfahren
JP6721307B2 (ja) * 2015-09-16 2020-07-15 ファナック株式会社 複数軸を備えた工作機械の制御装置
JP6487397B2 (ja) * 2016-09-07 2019-03-20 ファナック株式会社 工作機械の制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP6412197B1 (ja) * 2017-04-04 2018-10-24 ファナック株式会社 揺動切削を行う工作機械の制御装置
JP6503001B2 (ja) * 2017-04-18 2019-04-17 ファナック株式会社 揺動切削を行う工作機械の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN108732989B (zh) 2020-05-29
DE102018002959B4 (de) 2020-09-03
CN108732989A (zh) 2018-11-02
US10434614B2 (en) 2019-10-08
US20180297164A1 (en) 2018-10-18
DE102018002959A1 (de) 2018-10-18
JP2018181103A (ja) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6503000B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械の制御装置
JP6503001B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械の制御装置
JP6595537B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械の制御装置
JP6412197B1 (ja) 揺動切削を行う工作機械の制御装置
JP6499709B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械の制御装置
CN110695762B (zh) 机床的控制装置
CN107797515B (zh) 机床的控制装置、控制方法以及计算机可读介质
JP6457432B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械のサーボ制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP6342935B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械のサーボ制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP6503002B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械の制御装置
US11285576B2 (en) Servo controller
US10967474B2 (en) Servo controller for determining an estimated position deviation and compensating a position deviation with the estimated position deviation
JP6599920B2 (ja) 揺動切削を行う工作機械の制御装置
WO2021182304A1 (ja) 工作機械の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20181029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6503000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150