JP5251932B2 - 設備台帳システム - Google Patents

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Description

この発明は、上下水道などの施設に設置された機器の情報を管理する設備台帳システムに関する。
上下水道などの施設に設置された機器の機器名称は、「汚水ポンプ」など機器の種類を示す名称と、機器が複数の系列を持つ場合に付けられる系列番号と、1つの系列内に同種類の機器が複数ある場合に付けられる号機番号との組み合わせで表記される。
系列番号や号機番号は、1、2などの数字に、「No.」、「〜系」、「〜号」などの文字パターンを組み合わせて使用され、「1系汚水ポンプNo.2」や「汚水ポンプ1系2号」のように、機器の種類を示す名称の前後に配置される表記方法で記述される。
特許文献1には、発電に係る設備を示すコード(第1階層コード)と、設備に設置された機器を示すコード(第2階層コード)と、当該機器の部分を示すコード(第3階層コード)との3つを組み合わせたコードを、機器の登録時に設定することで、機器を特定して管理するデータベース構造が記載されている。
従来の設備台帳システムでは、機器の登録時に、機器を特定するコードを設定する作業を無くし、表記方法に関する制約を無くすと、機器の設置又は更新工事の工事業者やオペレータによって異なる表記方法で、機器名称がデータベースに登録されるようになった。
特開2002−269117号公報(第2頁、第2図)
従来の設備台帳システムでは、オペレータが入力した機器名称でデータベースを検索すると、機器の設置又は更新工事の工事業者やオペレータによって異なる表記方法で機器名称がデータベースに登録されているため、特定の機器を検索できないという問題があった。
この発明は、登録された機器名称の表記方法によらず、特定の機器を検索できる設備台帳システムを提供することを目的とする。
この発明の設備台帳システムは、上下水道の施設に設置された機器の機器名称及び設置場所を記憶した設備台帳データベースと、機器の系列番号や号機番号に付随する文字パターンを記憶した付随文字データベースと、ユーザにより入力された機器の機器名称を、付随文字データベースの文字パターンから、名称部と系列番号と号機番号とからなる第1の検索キーワードに分解する第1の機器名称分解手段と、設備台帳データベースに記憶された機器名称を、付随文字データベースの文字パターンから、名称部と系列番号と号機番号とからなる第2の検索キーワードに分解する第2の機器名称分解手段と、第1の検索キーワードと第2の検索キーワードが一致するか否かを判定する機器名称判定手段と、を備えるものである。
この発明の設備台帳システムは、上下水道の施設に設置された機器の機器名称及び設置場所を記憶した設備台帳データベースと、機器の系列番号や号機番号に付随する文字パターンを記憶した付随文字データベースと、ユーザにより入力された機器の機器名称を、付随文字データベースの文字パターンから、名称部と系列番号と号機番号とからなる第1の検索キーワードに分解する第1の機器名称分解手段と、設備台帳データベースに記憶された機器名称を、付随文字データベースの文字パターンから、名称部と系列番号と号機番号とからなる第2の検索キーワードに分解する第2の機器名称分解手段と、第1の検索キーワードと第2の検索キーワードが一致するか否かを判定する機器名称判定手段と、を備えるもので、登録された機器名称の表記方法によらず、特定の機器を検索できる設備台帳システムを提供できる。
この発明の設備台帳システムの構成を示すクレーム対応図である。 この発明の実施の形態1における設備台帳システムの構成図である。 この発明の実施の形態1における設備台帳データベースの説明図である。 この発明の実施の形態1における付随文字データベースの説明図である。 この発明の実施の形態1における設備台帳システムで機器名称判定手段の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における設備台帳システムで機器名称分解手段の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における設備台帳システムの構成図である。 この発明の実施の形態2における表記パターンデータベースの説明図である。 この発明の実施の形態2における設備台帳システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3における設備台帳システムの構成図である。 この発明の実施の形態3における表記パターン出現管理データベースの説明図である。 この発明の実施の形態3における設備台帳システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4における設備台帳システムの構成図である。 この発明の実施の形態4における表記パターン選択管理データベースの説明図である。 この発明の実施の形態4における設備台帳システムの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1は、上下水道などの施設に設置されている機器を管理する設備台帳システムにおいて、オペレータが、特定の機器がデータベースに登録されているか否かを確認するために、確認したい特定の機器の機器名称と設置場所とを入力して、データベースの検索結果を得るものである。
図1は、この発明の設備台帳システムのクレーム対応図である。図2は、この発明の実施の形態1における設備台帳システムの構成図である。図3は、この発明の実施の形態1における設備台帳データベースの説明図である。図4は、この発明の実施の形態1における付随文字データベースの説明図である。図5は、この発明の実施の形態1における設備台帳システムで機器名称判定手段の動作を示すフローチャートである。図6は、この発明の実施の形態1における設備台帳システムで第1の機器名称分解手段及び第2の機器名称分解手段の動作を示すフローチャートである。
この発明による設備台帳システムの構成を、図1のクレーム対応図により説明する。
設備台帳システムは、第1の機器名称分解手段で、入力された機器名称から、付随文字データベースの文字パターンで分解して、名称部と系列番号と号機番号とからなる第1の検索キーワードを求め(ステップS101)、第2の機器名称分解手段で、設備台帳データベースに記憶された機器名称から、付随文字データベースの文字パターンで分解して、名称部と系列番号と号機番号とからなる第2の検索キーワードを求める(ステップS102)。
次に、機器名称判定手段で、第1の検索キーワードと第2の検索キーワードが一致するか否かを判定する(ステップS103)。
この発明の実施の形態1における設備台帳システムの構成について、図2をもとに説明する。
設備台帳システム1は、入出力装置10と演算装置11と記憶装置12とが互いに接続され、入出力装置10が、外部の入力装置2及び表示装置3と接続するものである。
記憶装置12には、設備台帳データベース30及び付随文字データベース31を格納する。
設備台帳データベース30には、上下水道などの施設に設置された機器の情報として、図3のデータ項目の情報が登録され、管理されている。
図3の設備台帳データベース30のデータ項目を、以下に定義する。
設置場所221は、上下水道に設置された機器の設置場所を示す。
機器名称222は、上下水道に設置された機器の機器名称を示す。
工事年度223は、上下水道に設置された機器の工事年度を示す
工事名称224は、上下水道に設置された機器の工事名称を示す。
図3において、設備台帳データベース30における設置場所221が登録される領域には、「A処理場」と「B処理場」とが登録されており、「A処理場」に設置されている機器の機器名称222が登録される領域には、「1系汚水ポンプNo.1」と「1系汚水ポンプNo.2」とが登録されている。
また、「B処理場」に設置されている機器の機器名称222が登録される領域には、「汚水ポンプ1−1号」と「汚水ポンプ1−2号」とが登録されている。
付随文字データベース31には、機器の系列番号又は号機番号に付随する文字パターンの情報として、図4のデータ項目の情報が登録され、管理されている。
図4の付随文字データベース31のデータ項目を、以下に定義する。
種別211は、付随文字の種別として、機器の系列番号又は号機番号を示す。
付随文字ID212は、付随文字を特定するためのIDを示す。
文字パターン213は、付随文字の文字パターンを示す。
挿入位置214は、文字パターンに対する機器の系列番号又は号機番号の挿入位置を示す。
図4において、付随文字データベース31における種別211が登録される領域には、「系列番号」と「号機番号」とが登録されている。「系列番号」に対応する付随文字ID212が登録される領域には、「101」と「102」とが登録されている。「101」に対応する文字パターン213が登録される領域には、「系」が登録され、「102」に対応する文字パターン213が登録される領域には、「−」が登録されている。「系」に対応する挿入位置214が登録される領域には、「前」が登録され、「−」に対応する挿入位置214が登録される領域には、「後」が登録されている。
また、「号機番号」に対応する付随文字ID212が登録される領域には、「201」と「202」とが登録されている。「201」に対応する文字パターン213が登録される領域には、「No.」が登録され、「202」に対応する文字パターン213が登録される領域には、「号」が登録されている。「No.」に対応する挿入位置214が登録される領域には、「後」が登録され、「号」に対応する挿入位置214が登録される領域には、「前」が登録されている。
なお、付随文字データベース31に登録される文字パターン213は、この発明の実施の形態1に限定されず、種々のパターンがあることは言うまでもない。
次に、オペレータが、上下水道などの施設に関係する機器を、設備台帳データベースで検索して、既に登録されているか否かを確認する手順について説明する。
まず、オペレータが、確認したい機器として、設置場所の「A処理場」と、機器名称の「汚水ポンプ1−2号」とを、入力装置2から入力する。その設置場所と機器名称とは、記憶装置12に記憶される。
この発明の実施の形態1における設備台帳システムの動作について、図1と図5とをもとに説明する。
図5のステップS1001は、図1のステップS101に対応している。
ステップS1001では、記憶装置12に記憶された「汚水ポンプ1−2号」を、名称部と系列番号と号機番号とに分解して、第1の検索キーワードを求める。
「汚水ポンプ1−2号」を分解する動作について、図4と図6とをもとに説明する。
ステップS1101では、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213を、1個取り出す。
例えば、図4の付随文字データベース31に登録されている文字パターン213から、「−」を取り出す。
ステップS1102では、機器名称の文字列に文字パターンが含まれるか否かを判定する。
「含まれる」の場合は、ステップS1103を実行する。
「含まれない」の場合は、ステップS1106を実行する。
「汚水ポンプ1−2号」において、「−」は、「含まれる」と判定する。
ステップS1103では、機器名称の文字列において、文字パターンと同じ文字の前後にある文字を取り出す。
「汚水ポンプ1−2号」の文字列において、「−」の前部の文字が「1」となり、「−」の後部の文字が「2」となる。
ステップS1104では、ステップS1103で取り出した文字が有効な数字か否かを判定する。
「有効な数字」の場合は、ステップS1105を実行する。
「有効な数字でない」の場合は、ステップS1106を実行する。
ステップS1103で取り出した「1」及び「2」は「有効な数字」と判定する。
ステップS1105では、ステップS1104で有効な数字と判定した数字を、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213に対応する挿入位置214との位置関係を確認して、系列番号又は号機番号とする。
ステップS1104で有効な数字と判定した「1」は、付随文字データベース31において、文字パターン213の「−」に対応する挿入位置214が「前」なので、系列番号とする。
ステップS1106では、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213を全て取り出したか否かを判定する。
「全て取り出した」の場合は、ステップS1107を実行する。
「全て取り出していない」の場合は、ステップS1101に戻る。
図4の付随文字データベース31において、「−」以外の文字パターンとして、「系」と、「号」と、「No.」とが登録されているので、「全て取り出していない」と判定して、ステップS1101に戻る。その後、「系」、「号」及び「No.」を1個ずつ取り出し、前記と同様の処理を行う。
ステップS1107では、前記までのステップで、機器名称の文字列から、系列番号及び号機番号の文字列を取り除いたものを、名称部とする。ステップS1107の実行後、機器名称分解手段のルーチンを抜ける。
「汚水ポンプ1−2号」から、系列番号の「1−」と、号機番号の「2号」とを取り除き、「汚水ポンプ」を名称部とする。
「汚水ポンプ1−2号」を分解して、第1の検索キーワードとして、「汚水ポンプ」の名称部と、「1」の系列番号と、「2」の号機番号とを求める。
前記のように、図5のステップS1001において、第1の機器名称分解手段で、記憶装置12に記憶された機器名称を分解して、第1の検索キーワードを求め、ステップS1002に処理を進める。
ステップS1002では、設備台帳データベース30において、記憶装置12に記憶された設置場所と同じ設置場所221に登録されている機器名称222に、第1の検索キーワードの名称部が含まれるものを検索する。
図3の設備台帳データベース30において、「A処理場」に登録されている設備台帳データベース30の機器名称222に、第1の検索キーワードの「汚水ポンプ」が含まれるものを検索して、「1系汚水ポンプNo.1」と「1系汚水ポンプNo.2」とを求める。
図5のステップS1003は、図1のステップS102に対応している。
ステップS1003では、ステップS1002で検索した設備台帳データベース30に登録されている機器名称222を、名称部と系列番号と号機番号とに分解して、第2の検索キーワードを求める。
まず、ステップS1002で検索した「1系汚水ポンプNo.1」の機器名称を分解する動作について、図4と図6とをもとに説明する。
ステップS1101では、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213を、1個取り出す。
例えば、図4の付随文字データベース31に登録されている文字パターン213から、「系」を取り出す。
ステップS1102では、機器名称の文字列に文字パターンが含まれるか否かを判定する。
「含まれる」の場合は、ステップS1103を実行する。
「含まれない」の場合は、ステップS1106を実行する。
「1系汚水ポンプNo.1」において、「系」は、「含まれる」と判定する。
ステップS1103では、機器名称の文字列において、文字パターンと同じ文字の前後にある文字を取り出す。
「1系汚水ポンプNo.1」の文字列において、「系」の前部の文字が「1」となり、「系」の後部の文字が「汚」となる。
ステップS1104では、ステップS1103で取り出した文字が有効な数字か否かを判定する。
「有効な数字」の場合は、ステップS1105を実行する。
「有効な数字でない」の場合は、ステップS1106を実行する。
ステップS1103で取り出した「汚」は「有効な数字でない」となり、「1」は「有効な数字」と判定する。
ステップS1105では、ステップS1104で有効な数字と判定した数字を、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213に対応する挿入位置214との位置関係を確認して、系列番号又は号機番号とする。
ステップS1104で有効な数字と判定した「1」は、付随文字データベース31において、文字パターン213の「系」に対応する挿入位置214が「前」なので、系列番号とする。
ステップS1106では、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213を全て取り出したか否かを判定する。
「全て取り出した」の場合は、ステップS1107を実行する。
「全て取り出していない」の場合は、ステップS1101に戻る。
図4の付随文字データベース31において、「系」以外の文字パターンとして、「−」と、「号」と、「No.」とが登録されているので、「全て取り出していない」と判定して、ステップS1101に戻る。その後、「−」、「号」及び「No.」を1個ずつ取り出し、前記と同様の処理を行う。
ステップS1107では、前記までのステップで、機器名称の文字列から、系列番号及び号機番号の文字列を取り除いたものを、名称部とする。ステップS1107の実行後、機器名称分解手段のルーチンを抜ける。
「1系汚水ポンプNo.1」から、系列番号の「1系」と、号機番号の「No.1」とを取り除き、「汚水ポンプ」を名称部とする。
前記のように、ステップS1002で検索した「1系汚水ポンプNo.1」を分解して、第2の検索キーワードとして、「汚水ポンプ」の名称部と、「1」の系列番号と、「1」の号機番号とを求める。
次に、ステップS1002で検索した「1系汚水ポンプNo.2」の機器名称を分解する動作について、図4と図6とをもとに説明する。
ステップS1101では、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213を、1個取り出す。
例えば、図4の付随文字データベース31に登録されている文字パターン213から、「系」を取り出す。
ステップS1102では、機器名称の文字列に文字パターンが含まれるか否かを判定する。
「含まれる」の場合は、ステップS1103を実行する。
「含まれない」の場合は、ステップS1106を実行する。
「1系汚水ポンプNo.2」において、「系」は、「含まれる」と判定する。
ステップS1103では、機器名称の文字列において、文字パターンと同じ文字の前後にある文字を取り出す。
「1系汚水ポンプNo.2」の文字列において、「系」の前部の文字が「1」となり、「系」の後部の文字が「汚」となる。
ステップS1104では、ステップS1103で取り出した文字が有効な数字か否かを判定する。
「有効な数字」の場合は、ステップS1105を実行する。
「有効な数字でない」の場合は、ステップS1106を実行する。
ステップS1103で取り出した「汚」は「有効な数字でない」となり、「1」は「有効な数字」と判定する。
ステップS1105では、ステップS1104で有効な数字と判定した数字を、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213に対応する挿入位置214との位置関係を確認して、系列番号又は号機番号とする。
ステップS1104で有効な数字と判定した「1」は、付随文字データベース31において、文字パターン213の「系」に対応する挿入位置214が「前」なので、系列番号とする。
ステップS1106では、付随文字データベース31に登録されている文字パターン213を全て取り出したか否かを判定する。
「全て取り出した」の場合は、ステップS1107を実行する。
「全て取り出していない」の場合は、ステップS1101に戻る。
図4の付随文字データベース31において、「系」以外の文字パターンとして、「−」と、「号」と、「No.」とが登録されているので、「全て取り出していない」と判定して、ステップS1101に戻る。その後、「−」、「号」及び「No.」を1個ずつ取り出し、前記と同様の処理を行う。
ステップS1107では、前記までのステップで、機器名称の文字列から、系列番号及び号機番号の文字列を取り除いたものを、名称部とする。ステップS1107の実行後、機器名称分解手段のルーチンを抜ける。
「1系汚水ポンプNo.2」から、系列番号の「1系」と、号機番号の「No.2」とを取り除き、「汚水ポンプ」を名称部とする。
前記のように、ステップS1002で検索した「1系汚水ポンプNo.2」を分解して、第2の検索キーワードとして、「汚水ポンプ」の名称部と、「1」の系列番号と、「2」の号機番号とを求める。
前記のように、図5のステップS1003において、第2の機器名称分解手段で、検索した設備台帳データベースに登録された機器名称を分解して、第2の検索キーワードを求め、ステップS1004に処理を進める。
図5のステップS1004は、図1のステップS103に対応している。
ステップS1004では、ステップS1001で求めた第1の検索キーワードと、ステップS1003で求めた第2の検索キーワードが一致するか否かを判定する。
「一致する」の場合は、「登録済」として、ステップS1005を実行する。
「一致しない」の場合は、「未登録」として、ステップS1006を実行する。
ステップS1001で求めた第1の検索キーワードが「名称部:汚水ポンプ」、「系列番号:1」及び「号機番号:2」で、ステップS1003で求めた第2の検索キーワードが「名称部:汚水ポンプ」、「系列番号:1」及び「号機番号:1」の場合は、号機番号が違うので「一致しない」と判定し、ステップS1003で求めた第2の検索キーワードが「名称部:汚水ポンプ」、「系列番号:1」及び「号機番号:2」の場合は、全ての検索キーワードが一致するので「一致する」と判定する。
ステップS1005では、入出力装置10から表示装置3に「既に登録済です」と検索結果を表示する情報を出力する。
「汚水ポンプ1−2号」と、ステップS1002で検索した「1系汚水ポンプNo.2」との検索キーワードが、「一致する」と判定されたので、「既に登録済です」と出力する。
ステップS1006では、入出力装置10から表示装置3に「未登録です」と検索結果を表示する情報を出力する。
例えば、オペレータが入力する機器の機器名称が「1−3号汚水ポンプ」ならば、「未登録です」と出力する。
オペレータは、表示装置3を見て、検索結果を確認する。
この発明の実施の形態1によれば、設備台帳データベースに登録された機器名称が、「1系汚水ポンプNo.2」又は「汚水ポンプ1−2号」であっても、名称部と系列番号と号機番号とに分解して、同じ検索キーワードを求めることができる。
したがって、設備台帳データベースに登録された機器名称の表記方法によらず、特定の機器を検索できる設備台帳システムを提供できる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2は、上下水道などの施設に設置されている機器を管理する設備台帳システムにおいて、オペレータが、特定の機器をデータベースに登録する際に、入力した機器の機器名称から生成した表記パターンを登録するものである。
図7は、この発明の実施の形態2における設備台帳システムの構成図である。図8は、この発明の実施の形態2における表記パターンデータベースの説明図である。図9は、この発明の実施の形態2における設備台帳システムの動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態2における設備台帳システムの構成について、図7をもとに説明する。
この発明の実施の形態1と同様の構成の説明は省略する。記憶装置12には、表記パターンデータベース32を更に格納する。
表記パターンデータベース32には、機器の機器名称に対する付随文字の表記パターンの情報をとして、図8のデータ項目の情報が登録され、管理されている。
図8の表記パターンデータベース32のデータ項目を、以下に定義する。
表記パターンID711は、表記パターンを特定するための表記パターンIDを示す。
系列番号の付随文字ID712は、機器の系列番号の付随文字IDを示し、図4の付随文字データベース31の付随文字ID212に対応している。
号機番号の付随文字ID713は、機器の号機番号の付随文字IDを示し、図4の付随文字データベース31の付随文字ID212に対応している。
表記パターン714は、機器の名称部に対する機器の系列番号及び号機番号の表記パターンを示す。例えば、「1系汚水ポンプNo.2」の表記パターンは、名称部である「汚水ポンプ」に対する系列番号の「1系」と号機番号の「No.2」とから、「系列番号−名称部−号機番号」となる。
図8において、表記パターンデータベース32における表記パターンID711が登録される領域には、「001」と「002」とが登録されている。「001」に対応する系列番号の付随文字ID712が登録される領域には、「101」が登録され、「001」に対応する号機番号の付随文字ID713が登録される領域には、「201」が登録され、「001」に対応する表記パターン714が登録される領域には、「系列番号−名称部−号機番号」が登録されている。
また、「002」に対応する系列番号の付随文字ID712が登録される領域には、「102」が登録され、「002」に対応する号機番号の付随文字ID713が登録される領域には、「202」が登録され、「002」に対応する表記パターン714が登録される領域には、「名称部−系列番号−号機番号」が登録されている。
なお、表記パターンデータベース32に登録されている表記パターン714は、この発明の実施の形態2に限定されず、種々のパターンがあることは言うまでもない。
次に、オペレータが、新たに上下水道などの施設に設置する機器を、設備台帳データベース30に登録する手順について説明する。
まず、オペレータは、新たに登録したい機器として、機器名称の「1−2号汚水ポンプ」と、設置場所の「A処理場」と、工事年度の「2010」と、工事名称の「新設」とを入力装置2から入力する。その情報は、記憶装置12に記憶される。
この発明の実施の形態2における設備台帳システムの動作について、図9をもとに説明する。
ステップS2001では、この発明の実施の形態1と同様に、図4と図6とにより、記憶装置12に記憶された「1−2号汚水ポンプ」を、名称部と系列番号と号機番号とに分解して、第1の検索キーワードを求める。
「1−2号汚水ポンプ」を分解して、第1の検索キーワードとして、「汚水ポンプ」の名称部と、「1」の系列番号と、「2」の号機番号とを求める。
ステップS2002では、記憶装置12に記憶された機器名称において、第1の検索キーワードの名称部と系列番号と号機番号とがどのような順序で記述されているかを判定して、表記パターンを生成する。
「1−2号汚水ポンプ」において、第1の検索キーワードの「名称部:汚水ポンプ」、「系列番号:1」及び「号機番号:2」がどのような順序で記述されているかを判定し、表記パターンとして、系列番号の付随文字IDの「102」と、号機番号の付随文字IDの「202」と、表記パターンの「系列番号−号機番号−名称部」とを生成する。
ステップS2003では、ステップS2002で生成した表記パターンが、表記パターンデータベース32に、登録済か否かを判定する。
「登録済」の場合は、ステップS2008を実行する。
「未登録」の場合は、ステップS2004を実行する。
図8の表記パターンデータベース32において、ステップS2002で生成した表記パターンである「系列番号−号機番号−名称部」は、「未登録」と判定する。
ステップS2004では、表記パターンデータベース32に、登録データがあるか否かを判定する。
「0件(登録データ無し)」の場合は、ステップS2006を実行する。
「1件以上」の場合は、ステップS2005を実行する。
図8の表記パターンデータベース32において、登録データが「1件以上」と判定する。
ステップS2005では、表記パターンデータベース32に、登録済の表記パターンで変換した候補の機器名称と元の機器名称とを表示して、オペレータに機器名称を選択させる。
「候補の機器名称」を選択した場合は、ステップS2008を実行する。
「元の機器名称」を選択した場合は、ステップS2006を実行する。
図8の表記パターンデータベース32に登録済の表記パターン714である「系列番号−名称部−号機番号」及び「名称部−系列番号−号機番号」で、「1−2号汚水ポンプ」を変換した候補の機器名称として、「1系汚水ポンプNo.2」と「汚水ポンプ1−2号」とを表示する。
ステップS2006では、ステップS2002で生成した表記パターンを、表記パターンデータベース32に登録する。「102」を系列番号の付随文字ID712が登録される領域に登録し、「202」を号機番号の付随文字ID713が登録される領域に登録し、「系列番号−号機番号−名称部」を表記パターン714が登録される領域に登録する。
ステップS2007では、記憶装置12に記憶された機器の情報を、設備台帳データベース30に登録する。「A処理場」を設置場所221が登録される領域へ登録し、「1−2号汚水ポンプ」を機器名称222が登録される領域へ登録し、「2010」を工事年度223が登録される領域へ登録し、「新設」を工事名称224が登録される領域へ登録する。
ステップS2008では、記憶装置12に記憶された機器の情報を、設備台帳データベース30に登録する。「A処理場」を設置場所221が登録される領域へ登録し、「2010」を工事年度223が登録される領域へ登録し、「新設」を工事名称224が登録される領域へ登録し、ステップS2003で登録済の表記パターンの機器名称又はステップS2005でオペレータが選択した候補の機器名称を機器名称222が登録される領域へ登録する。
ステップS2003で表記パターンが「登録済」の場合は、記憶装置12に記憶された「1−2号汚水ポンプ」を機器名称222が登録される領域に登録し、ステップS2005でオペレータが候補の機器名称を選択した場合は、選択された「1系汚水ポンプNo.2」又は「汚水ポンプ1−2号」を機器名称222が登録される領域に登録する。
この発明の実施の形態2によれば、「名称部−系列番号−号機番号」の表記パターンが登録済で、「1系汚水ポンプNo.2」を登録する場合、登録済の表記パターンで変換した「汚水ポンプ1−2号」と「1系汚水ポンプNo.2」とを表示して、オペレータに機器名称を選択させて登録できる。
したがって、登録済の表記パターンに変換した候補の機器名称と元の機器名称とを表示してオペレータに選択させるので、機器名称の表記パターンを統一化して設備台帳データベースに登録できる設備台帳システムを提供できる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3は、上下水道などの施設に設置されている機器を管理する設備台帳システムにおいて、オペレータが、特定の機器をデータベースに登録する際に、入力した機器の機器名称から生成した表記パターンを設置場所毎に登録するものである。
図10は、この発明の実施の形態3における設備台帳システムの構成図である。図11は、この発明の実施の形態3における表記パターン出現管理データベースの説明図である。図12は、この発明の実施の形態3における設備台帳システムの動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態3における設備台帳システムの構成について、図10をもとに説明する。
実施の形態2と同様の構成の説明は省略する。記憶装置12には、表記パターン出現管理データベース33を更に格納する。
表記パターン出現管理データベース33には、設置場所毎に表記パターンを管理する情報として、図11のデータ項目の情報が登録され、管理されている。
図11の表記パターン出現管理データベース33のデータ項目を、以下に定義する。
設置場所811は、表記パターンを指定する機器の設置場所を示す。
名称部812は、表記パターンを指定する機器の設置場所に登録される機器の種類を示す名称を示す。
表記パターンID813は、表記パターンを特定するための表記パターンIDを示し、図8の表記パターンデータベース32の表記パターンID711に対応している。
図11において、表記パターン出現管理データベース33における設置場所811が登録される領域には、「A処理場」と「B処理場」とが登録されている。「A処理場」に設置されている機器の名称部812が登録される領域には、「汚水ポンプ」が登録され、「汚水ポンプ」に対応する表記パターンID813が登録される領域には、「001」が登録されている。
また、「B処理場」に設置されている機器の名称部812が登録される領域には、「汚水ポンプ」が登録され、「汚水ポンプ」に対応する表記パターンID813が登録される領域には、「002」が登録されている。
次に、オペレータが、新たに上下水道などの施設に設置する機器を、設備台帳データベース30に登録する手順について説明する。
まず、オペレータは、新たに登録したい機器として、機器名称の「1−2号汚水ポンプ」と、設置場所の「A処理場」と、工事年度の「2010」と、工事名称の「新設」とを入力装置2から入力する。その情報は、記憶装置12に記憶される。
この発明の実施の形態3における設備台帳システムの動作について、図12をもとに説明する。
ステップS3001では、この発明の実施の形態1と同様に、図4と図6とにより、記憶装置12に記憶された「1−2号汚水ポンプ」を、名称部と系列番号と号機番号とに分解して、第1の検索キーワードを求める。
「1−2号汚水ポンプ」を分解して、第1の検索キーワードとして、「汚水ポンプ」の名称部と、「1」の系列番号と、「2」の号機番号とを求める。
ステップS3002では、記憶装置12に記憶された機器名称において、第1の検索キーワードの名称部と系列番号部と号機番号部とがどのような順序で記述されているかを判定して、表記パターンを生成する。
「1−2号汚水ポンプ」において、第1の検索キーワードの「名称部:汚水ポンプ」、「系列番号:1」及び「号機番号:2」がどのような順序で記述されているかを判定し、表記パターンとして、系列番号の付随文字IDの「102」と、号機番号の付随文字IDの「202」と、表記パターンの「系列番号−号機番号−名称部」とを生成する。
ステップS3003では、表記パターン出現管理データベース33において、記憶装置12に記憶された設置場所と同じ設置場所811に登録されている名称部812に、第1の検索キーワードの名称部があるか否かを判定する。
「無い」の場合は、ステップS3006を実行する。
「有る」の場合は、ステップS3004を実行する。
図11の表記パターン出現管理データベース33において、「A処理場」と同じ設置場所811に登録されている名称部812に、第1の検索キーワードの「汚水ポンプ」があるので、「有る」と判定する。
ステップS3004では、表記パターン出現管理データベース33において、記憶装置12に記憶された設置場所と同じ設置場所811に登録され、かつ、第1の検索キーワードの名称部と同じ名称部812に対応する表記パターンID813の表記パターンと、ステップS3002で生成した表記パターンとが、一致するか否かを判定する。
「一致する」の場合は、ステップS3010を実行する。
「一致しない」の場合は、ステップS3005を実行する。
図11の表記パターン出現管理データベース33において、「A処理場」と同じ設置場所811に登録されている「汚水ポンプ」に対応する表記パターンID813は、「001」である。「001」に対する表記パターンは、「系列番号−名称部−号機番号」であり、ステップS3002で求めた表記パターンは、「系列番号−号機番号−名称部」なので、「一致しない」と判定する。
ステップS3005では、表記パターン出現管理データベース33において、記憶装置12に記憶された設置場所と同じ設置場所811に登録され、かつ、第1の検索キーワードの名称部と同じ名称部812に対応する登録済の表記パターンID813に対応する表記パターンで変換した候補の機器名称と元の機器名称を表示して、オペレータに機器名称を選択させる。
「候補の機器名称」を選択した場合は、ステップS3010を実行する。
「元の機器名称」を選択した場合は、ステップS3006を実行する。
図11の表記パターン出現管理データベース33において、「A処理場」と同じ設置場所811に登録されている「汚水ポンプ」に対応する登録済の表記パターンID813は、「001」である。「1−2号汚水ポンプ」は、「001」に対応する表記パターンの「系列番号−名称部−号機番号」で、変換した「1系汚水ポンプNo.2」を、候補の機器名称として表示する。
ステップS3006では、ステップS3002で生成した表記パターンが、表記パターンデータベース32に、登録済か否かを判定する。
「登録済」の場合は、ステップS3008を実行する。
「未登録」の場合は、ステップS3007を実行する。
図8の表記パターンデータベース32において、ステップS3002で生成した表記パターンである「系列番号−号機番号−名称部」は、「未登録」と判定する。
ステップS3007では、ステップS3002で生成した表記パターンを、表記パターンデータベース32に登録する。「102」を系列番号の付随文字ID712が登録される領域に登録し、「202」を号機番号の付随文字ID713が登録される領域に登録し、「系列番号−号機番号−名称部」を表記パターン714が登録される領域に登録する。
ステップS3008では、新しい表記パターンを、表記パターン出現管理データベース32に登録する。記憶装置12に記憶された「A処理場」を設置場所811が登録される領域へ登録し、第1の検索キーワードの「汚水ポンプ」を名称部812が登録される領域へ登録し、ステップS3002で生成した表記パターンに対応する表記パターンIDを表記パターンID813が登録される領域へ登録する。
ステップS3009では、記憶装置12に記憶された機器の情報を、設備台帳データベース30に登録する。「A処理場」を設置場所221が登録される領域へ登録し、「1−2号汚水ポンプ」を機器名称222が登録される領域へ登録し、「2010」を工事年度223が登録される領域へ登録し、「新設」を工事名称224が登録される領域へ登録する。
ステップS3010では、記憶装置12に記憶された機器の情報を、設備台帳データベース30に登録する。「A処理場」を設置場所221が登録される領域へ登録し、「2010」を工事年度223が登録される領域へ登録し、「新設」を工事名称224が登録される領域へ登録し、ステップS3004で一致した登録済の表記パターンの機器名称又はステップS3005でオペレータが選択した候補の機器名称を機器名称222が登録される領域へ登録する。
ステップS3004で表記パターンが「一致する」の場合は、記憶装置12に記憶された「1−2号汚水ポンプ」を機器名称222が登録される領域に登録し、ステップS3005でオペレータが候補の機器名称を選択した場合は、選択された「1系汚水ポンプNo.2」を機器名称222が登録される領域に登録する。
この発明の実施の形態3によれば、登録したい機器の設置場所に対して「汚水ポンプ」に対応する表記パターンの「名称部−系列番号−号機番号」が登録済で、「1系汚水ポンプNo.2」を登録する場合、登録済の表記パターンで変換した候補の「汚水ポンプ1−2号」と「1系汚水ポンプNo.2」とを表示して、オペレータに機器名称を選択させて登録できる。
したがって、設置場所毎に登録済の表記パターンで変換した候補の機器名称と元の機器名称を表示してオペレータに選択させるので、機器名称の表記パターンを設置場所毎に統一化して設備台帳データベースに登録できる設備台帳システムが提供できる。
実施の形態4.
この発明の実施の形態4は、上下水道などの施設に設置されている機器を管理する設備台帳システムにおいて、オペレータが、確認したい特定の機器が設置された設置場所を入力して、登録されている機器を確認する際に、検索結果である機器の機器名称を、ユーザ毎に指定する表記パターンに変換して表示するものである。
図13は、この発明の実施の形態4における設備台帳システムの構成図である。図14は、この発明の実施の形態4における表記パターン選択管理データベースの説明図である。図15は、この発明の実施の形態4における設備台帳システムの動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態4における設備台帳システムの構成について、図13をもとに説明する。
実施の形態3と同様の構成の説明は省略する。記憶装置12には、表記パターン選択管理データベース34を更に格納する。
表記パターン選択管理データベース34には、オペレータ毎の表記パターンの情報として、図14のデータ項目の情報が登録され、管理されている。
図14の表記パターン選択管理データベース34のデータ項目を、以下に定義する。
ユーザID911は、オペレータを特定するユーザIDを示す。
表記パターンID912は、表記パターンを特定するための表記パターンIDを示し、図8の表記パターンデータベース32の表記パターンID711に対応している。
図14において、表記パターン選択管理データベース34におけるユーザID911が登録される領域には、「AB111111」と「CD222222」とが登録されている。「AB111111」に対応する表記パターンID912が登録される領域には、「001」が登録されている。
また、「CD222222」に対応する表記パターンID912が登録される領域には、「002」が登録されている。
次に、オペレータが、上下水道などの施設に関係する機器を、機器の設置場所を基準に、設備台帳データベース30で検索して、登録されているか否かを確認する手順について説明する。
まず、オペレータが、確認したい機器として、設置場所の「B処理場」と、オペレータのユーザIDの「AB111111」とを入力装置2から入力する。その設置場所とユーザIDとは、記憶装置12に記憶される。
この発明の実施の形態4における設備台帳システムの動作について、図15をもとに説明する。
ステップS4001では、設備台帳データベース30において、記憶装置12に記憶された設置場所と同じ設置場所221に登録されている機器名称222を検索する。
図3の設備台帳データベース30において、「B処理場」と同じ設置場所221に登録されている機器名称222を検索して、「汚水ポンプ1−1号」と「汚水ポンプ1−2号」とを求める。
ステップS4002では、この発明の実施の形態1と同様に、図4と図6とにより、ステップS4001で検索した設備台帳データベース30に登録されている機器名称222を、名称部と系列番号と号機番号とに分解して、第2の検索キーワードを求める。
ステップS4001で検索した「汚水ポンプ1−1号」を分解して、第2の検索キーワードとして、「汚水ポンプ」の名称部と、「1」の系列番号と、「1」の号機番号とを求める。
また、ステップS4001で検索した「汚水ポンプ1−2号」を分解して、第2の検索キーワードとして、「汚水ポンプ」の名称部と、「1」の系列番号と、「2」の号機番号とを求める。
ステップS4003では、表記パターン選択管理データベース34において、記憶装置12に記憶されたユーザIDと同じユーザID911に登録されている表記パターンID912を求め、表記パターンIDに対応する表記パターンで、ステップS4002で求めた第2の検索キーワードを変換して、検索結果の文字列を作成する。
図14の表記パターン選択管理データベース34において、「AB111111」に対応する表記パターンID912を求め、図8の表記パターンデータベース32に登録されている表記パターンID711に対応する表記パターン714である「系列番号−名称部−号機番号」で、第2の検索キーワードを変換すると、「汚水ポンプ1−1号」の検索結果は、「1系汚水ポンプ1号」に変換され、「汚水ポンプ1−2号」の検索結果は、「1系汚水ポンプ2号」に変換される。
ステップS4004では、ステップS4003で求めた検索結果の文字列を、入出力装置10から表示装置3に表示する情報を出力する。
検索結果として、「1系汚水ポンプ1号」と「1系汚水ポンプ2号」とを表示装置3に表示する。
オペレータは、表示装置3を見て、検索結果を確認する。
この発明の実施の形態4によれば、登録された機器名称が「汚水ポンプ1−1号」であっても、オペレータのユーザIDに対応する表記パターンで検索結果を変換して、「1系汚水ポンプ1号」と表示することができる。
したがって、設備台帳データベースに登録された機器名称の表記方法によらず、オペレータが検索結果を容易に確認できる設備台帳システムを提供できる。
1...設備台帳システム、 2...入力装置、 3...表示装置、
10...入出力装置、 11...演算装置、 12...記憶装置、
20...機器名称分解手段、 21...機器名称判定手段、
30...設備台帳データベース、 31...付随文字データベース

Claims (5)

  1. 上下水道の施設に設置された機器の機器名称及び設置場所を記憶した設備台帳データベースと、
    前記機器の系列番号や号機番号に付随する文字パターンを記憶した付随文字データベースと、
    ユーザにより入力された前記機器の機器名称を、前記付随文字データベースの文字パターンから、名称部と系列番号と号機番号とからなる第1の検索キーワードに分解する第1の機器名称分解手段と、
    前記設備台帳データベースに記憶された機器名称を、前記付随文字データベースの文字パターンから、名称部と系列番号と号機番号とからなる第2の検索キーワードに分解する第2の機器名称分解手段と、
    前記第1の検索キーワードと前記第2の検索キーワードが一致するか否かを判定する機器名称判定手段と、
    を備えた設備台帳システム。
  2. 入力された機器の機器名称を設備台帳データベースに登録する第1の機器情報登録手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の設備台帳システム。
  3. 機器の機器名称に対する付随文字の表記パターンを記憶した表記パターンデータベースと、
    入力された機器の機器名称について第1の機器名称分解手段で分解した名称部と系列番号と号機番号とから前記表記パターンを生成する表記パターン生成手段と、
    前記表記パターン生成手段で生成した前記表記パターンを前記表記パターンデータベースに登録する第2の機器情報登録手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の設備台帳システム。
  4. 機器の設置場所毎の表記パターンを記憶した表記パターン出現管理データベースと、
    表記パターン生成手段で生成した表記パターンを機器の設置場所毎に前記表記パターン出現管理データベースに登録する第3の機器情報登録手段と、
    を特徴とする請求項3に記載の設備台帳システム。
  5. ユーザ毎の表記パターンを記憶した表記パターン選択管理データベースと、
    ユーザにより入力された機器の設置場所を基準に設備台帳データベースに記憶された機器名称を検索し、その検索結果を前記表記パターン選択管理データベースに記憶された前記ユーザの表記パターンで変換して表示する機器名称検索手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載の設備台帳システム。
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