JP5449438B2 - ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラム - Google Patents

ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5449438B2
JP5449438B2 JP2012078386A JP2012078386A JP5449438B2 JP 5449438 B2 JP5449438 B2 JP 5449438B2 JP 2012078386 A JP2012078386 A JP 2012078386A JP 2012078386 A JP2012078386 A JP 2012078386A JP 5449438 B2 JP5449438 B2 JP 5449438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
specification data
product
unit
data
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012078386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013206443A (ja
Inventor
和宏 小阪
令 矢野
有希 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012078386A priority Critical patent/JP5449438B2/ja
Publication of JP2013206443A publication Critical patent/JP2013206443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5449438B2 publication Critical patent/JP5449438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施形態は、ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラムに関する
ソフトウェア資産を計画的に再利用する開発方法として、プロダクトライン型開発がある。プロダクトライン型開発とは、予め定義した製品系列の情報であるロードマップから、製品系列を通じた共通部分と製品ごとに拡張/選択する可変部分を定義し、共通部分を計画的に開発することで、ソフトウェア資産の再利用性の向上を目指す開発方法である。
製品系列の共通部分、可変部分を定義する際、フィーチャーモデルを用いて分析を行うことがある。「フィーチャーモデル」とは、フィーチャーと呼ばれる対象製品の関心事を定めるものである。ここで、「フィーチャー」とは、対象製品との関係性によって「必須、排他、選択(オプション)」の3つに分類して階層的に整理され、製品系列の特徴を把握するために用いられる。なお、フィーチャーは機能要件だけでなく、例えば品質に関わる特性である非機能要件も含む。
フィーチャーモデルにおいて、必須のフィーチャーが共通部分となり、排他および選択フィーチャーが可変部分となる。したがって、フィーチャーモデルを高精度で構築できれば、ソフトウェア製品開発においてのソフトウェア資産の再利用性向上を期待できる。
しかしながら、フィーチャーモデルを低精度でしか構築できない場合は、再利用性の向上は期待できない。すなわち、製品系列に基づいたソフトウェア開発で再利用性を向上させるためには、フィーチャーモデルを高精度で構築する必要がある。
上述のように、フィーチャーモデルの構築が製品を構築していく際に用いるロードマップに基づいて行なわれる場合、高精度なフィーチャーモデルを構築するためには、このロードマップの精度を高くして作る必要がある。しかしながら、ロードマップを高精度に作成することは一般的に非常に困難である。
特開2009−276911号公報
本発明が解決しようとする課題は、製品毎に設計される仕様データからフィーチャーモデル候補を生成することで、フィーチャーモデルを高精度で構築できるソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラムを提供することである。
実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置は、製品系列と当該製品系列に属する製品毎の仕様とを定義する仕様データが入力されるユーザインターフェース部と、製品系列と前記仕様データと当該仕様データの識別子である仕様IDとを関連付けて記憶する仕様データ記憶部と、前記ユーザインターフェース部に入力された仕様データに基づいて、前記仕様データ記憶部から、前記仕様IDに関連付けられている前記仕様データを取得する仕様データ取得部と、前記仕様データ取得部によって取得された仕様データと前記ユーザインターフェース部によって入力された仕様データとが合致するか否かを検索し、合致する場合に前記仕様データ取得部によって取得された仕様データの仕様IDを前記ユーザインターフェース部によって入力された仕様データの再利用IDとして設定する再利用ID設定部と、前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データと前記製品系列に属する製品群との関連性を分析するルールを定めるパターン情報を記憶するパターン記憶部と、前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データと当該仕様データの前記仕様IDと前記再利用ID、および、パターン記憶部に記憶された前記パターン情報を用いて前記パターン情報について、前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データが、前記製品系列に属する全製品の仕様データに共通に含まれるか否かを示す条件、および、前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データが、前記製品系列に属する全製品の仕様データに共通に含まれない場合、当該仕様データが属する製品系列の他の仕様データに、前記仕様データと排他的な仕様データがあるか否かを示す条件、に着目し、前記製品系列における前記仕様データの関連性を判定する関連性判定部と、前記関連性判定部による判定結果に基づいてフィーチャーモデル候補を構築するフィーチャーモデル候補構築部と、を備える。
第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る全体構成を示す図。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る機能構成を示す図。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る仕様データ登録処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る仕様データDBの一例を示す図。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る仕様データ取得処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る仕様データの一例を示す図。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るフィーチャーモデル候補構築処理の一例を示すフローチャート。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るパターン情報の一例を示す図。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るフィーチャー抽出のロジックの一例を示す図。 第1実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るフィーチャーモデル候補の一例を示す図。 第2実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る仕様データの一例を示す図。 第2実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る仕様データの一例を示す図。 第2実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係る仕様データの一例を示す図。 第2実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るフィーチャーモデル候補構築処理の一例を示すフローチャート。 第2実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るフィーチャーモデル候補の一例を示す図。 第2実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るフィーチャーモデル候補の一例を示す図。 第2実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置に係るフィーチャーモデル候補の一例を示す図。
以下、実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置について図面を参照して説明する。なお、以下の各装置は、装置毎に、ハードウェア構成、又はハードウェア資源とソフトウェアとの組合せ構成のいずれでも実施可能となっている。組合せ構成のソフトウェアとしては、予めネットワーク又は記憶媒体から対応する装置のコンピュータにインストールされ、対応する装置の機能を実現させるためのプログラムが用いられる。
(第1実施形態)
図1乃至図10を参照して、本発明の第1実施形態に係るソフトウェア資産再利用支援装置10について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るソフトウェア資産再利用支援装置10の構成を示す模式図である。このソフトウェア資産再利用支援装置10は、主記憶装置11、キーボード12、マウス13、中央演算装置14およびディスプレイ装置15を備えている。なお、ソフトウェア資産再利用支援装置10は例えば、本実施形態に係るソフトウェア資産再利用支援プログラムが適用された計算機によって実現される。
記憶装置11は、中央演算装置14から読出/書込み可能な記憶装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)である。記憶装置11は、あらかじめソフトウェア資産再利用プログラムが記憶されている。
キーボード12およびマウス13は、通常の入力装置であり、例えば、ユーザの操作により、データ又は命令からなる各種情報を中央演算装置14に入力する機能をもっている。
中央演算装置14は、通常のCPUであり、例えば、記憶装置11に記憶されたソフトウェア資産再利用プログラムを実行する機能と、キーボード12又はマウス13から入力される情報に基づいて各プログラムの実行を制御する機能と、実行結果等をディスプレイ装置15に出力する機能とをもっている。
ディスプレイ装置15は、通常の表示装置であり、例えば、編集中の各アーキテクチャモデルやフィーチャーモデル等を表示して可視化し、他にも中央演算装置14から出力された情報を表示する機能をもっている。
図2を参照して、以上のように構成されたソフトウェア資産再利用支援装置10の機能構成について説明する。
ソフトウェア資産再利用支援装置10は、ユーザインターフェース部21、制御部22、仕様データ登録部23、仕様データID付与部24、仕様データDB(データベース)25、仕様データ取得部26、再利用ID設定部27、フィーチャーモデル候補構築部28、仕様データ関連性分析部29、およびパターンDB30を備える。
ユーザインターフェース部21は、キーボート12、マウス13、およびディスプレイ15で実現され、ソフトウェアの設計者であるユーザの入力情報や指示情報を受け付ける。
制御部22は、ソフトウェア資産再利用支援装置10の各機能を制御する。
仕様データ登録部23は、仕様データID付与部24を備える。仕様データ登録部23は、制御部22から、ユーザインターフェース部21を介して入力される仕様データを含む仕様データ登録要求を受信すると、後述する仕様データDB25に仕様データを登録する。
なお、仕様データは、製品の仕様を示すデータであり、例えば要件定義や設計などの各工程で決定するべき情報を定義した情報(メタモデル)である。すなわち、仕様データは、作成するソフトウェアに必要な機能要件や、品質などの非機能要件を定義した情報である。
仕様データID付与部24は、仕様データ登録部23が受信した仕様データに仕様IDを付与する。すなわち、仕様データ登録部23は、仕様データ登録要求に含まれる仕様データと仕様データID付与部24が付与した仕様IDとを関連付けて仕様データDB25に登録する。
仕様データ取得部26は、再利用ID設定部27を備え、ユーザがユーザインターフェース部21を介して指示した条件に合致する仕様データを仕様データDB25から取得する。
再利用ID設定部27は、仕様データ取得部26が取得した仕様データに、再利用IDを設定する再利用ID設定処理を行う。再利用ID設定処理については後述する。
フィーチャーモデル候補構築部28は、仕様データ関連性分析部29を備える。フィーチャーモデル候補構築部28は、ユーザがユーザインターフェース部21を介して入力したフィーチャーモデル候補要求に基づいて仕様データDB25から仕様データを取得し、取得した仕様データと、パターンDB30に記憶された、仕様データと当該仕様データと製品系列との関連性を分析するルールを定めるパターン情報に基づいてフィーチャーモデル候補を構築する。
フィーチャーは、機能や品質要求など、対象製品の特性を表現したものであり、要件を管理する単位の1つである。フィーチャーモデルはある製品系列を構成するフィーチャーを必須、オプション、排他、選択といった当該製品系列との関連性とともに表現したものである。
仕様データ関連性分析部29は、ユーザインターフェース部21から入力された製品系列情報に基づいて仕様データDB25から仕様データを抽出する。ここで抽出された各仕様データは、フィーチャーモデル候補構築部28が構築するフィーチャーモデル候補における各フィーチャーとなる。
また、仕様データ関連性分析部29、パターンDB30に記憶されたパターン情報に基づいて、抽出したフィーチャーと製品系列との関連性を分析する。なお、製品系列との関連性は例えば「必須」、「排他」、「選択」である。つまり、「関連性」とは、フィーチャーモデル構築対象の製品系列に対して、分析対象の仕様データが使用されるか否かで判断される概念である。
「必須」とは、フィーチャーモデル構築対象の製品系列において、分析対象の仕様データが製品系列に含まれる全ての製品に含まれることである。なお、全ての製品ではなく、所定の閾値以上の製品数に含まれている場合に「必須」とすることも可能である。
「排他」とは、フィーチャーモデル構築対象の製品系列において、分析対象の仕様データが使用されない製品があり、かつ分析対象の仕様データと排他的に使用される他の仕様データがあることである。
「選択」とは、フィーチャーモデル構築対象の製品系列において、分析対象の仕様データが使用されない製品があることである。
以下、製品系列との関連性が「必須」のフィーチャーを必須フィーチャー、「排他」のフィーチャーを排他フィーチャー、「選択」のフィーチャーを選択フィーチャーという。
すなわち、必須フィーチャーは、製品系列で共通に利用する仕様データであり、選択フィーチャーは、製品ごとに利用するか否かの条件が異なる仕様データである。選択フィーチャーのうち、他の仕様データと排他的に製品に利用される仕様データは排他フィーチャーである。
パターンDB30に格納されるパターンのうち、必須フィーチャーを抽出するパターンを必須フィーチャー抽出パターンという。同様に、排他フィーチャーを抽出するパターンを排他フィーチャー抽出パターンといい、選択フィーチャーを抽出するパターンを選択フィーチャー抽出パターンという。
上記のように構成されたソフトウェア資産再利用支援装置10は、以下の3つの処理を行う。
1.仕様データ登録処理
2.仕様データ取得処理
3.フィーチャーモデル候補構築処理
以下、図3乃至図10を参照して、本実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置10が行なう処理について説明する。なお、本実施形態では、携帯電話の簡単な機能仕様データについて、予め定義したパターンを適用させてフィーチャーモデルを構築する例について説明する。
図3は、ソフトウェア資産再利用支援装置10が行なう仕様データ登録処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、後述する仕様データ取得処理において再利用される仕様データを登録する。
まず、ユーザがユーザインターフェース部21を介して仕様データと、当該仕様データの登録要求を入力する(ステップS11)。仕様データ登録要求は、例えばユーザがユーザインターフェース部21を介して仕様データを入力した後に、ユーザインターフェース部21に表示された登録ボタンを押すと入力される。
制御部22はユーザインターフェース部21が受信した仕様データと仕様データ登録要求を仕様データ登録部23に送信する(ステップS12)。
仕様データ登録部23が仕様データと仕様データ登録要求を受信すると(ステップS13)、仕様データID付与部24は、受信した仕様データに当該仕様データを特定するための識別子である仕様IDを付与する(ステップS14)。仕様データ登録部23は、仕様データID付与部24が付与した仕様IDを含む仕様データを仕様データDB25に登録する(ステップS15)。これにより仕様データ登録処理は終了する。
ここで、図4を参照して、仕様データ登録処理によって仕様データが登録された仕様データDB25について説明する。図4に示すように、本実施形態の仕様データDB25は製品1に関する仕様データ25aAが登録されたとする。
図4に示すように、仕様データDB25は、製品1の仕様データテーブル25aAを備える。
仕様データテーブル25aAは、仕様ID、機能ID、機能名、概要、入力データID、出力データID、再利用IDを項目として備える。なお、新規登録の時点では再利用IDは空である。
また、仕様データテーブル25aAは製品系列名251をタグとして備える。なお、製品系列名は仕様データテーブル25aAの項目に加えてもよい。本実施形態の仕様データテーブル25aAは全て、製品系列は携帯端末である。
仕様データテーブル25aAの項目である仕様IDは、ステップS14において仕様データID付与部24が付与した、各仕様データを特定するための識別子が格納される。
機能IDは、仕様データの機能毎に付与される識別子である。機能名は、仕様データに含まれる各機能の名称である。
概要は、当該仕様データを実現する方法など、仕様データに関する説明文が格納される。
入力データIDは各機能において入力されるデータがある場合にそのデータを識別するためのIDが格納される。出力データIDは、各機能において出力されるデータがある場合にそのデータを識別するためのIDが格納される。再利用IDは、後述する再利用ID設定部27が再利用IDを設定した場合に格納される。
図4の仕様データテーブル25aAに示すように製品1は、「通話」、「メール」、「キー入力」、「カメラ」を機能としてもつ。
続いて、図5を参照してソフトウェア資産再利用支援装置10が行なう仕様データ取得処理の一例について説明する。仕様データ取得処理では再利用可能な仕様データを取得する。
ユーザがユーザインターフェース部21を介して作成対象の製品に関する仕様データを入力する(ステップS21)。このとき入力される仕様データは製品系列名や機能名などが含まれる。また、このときユーザはユーザインターフェース部21を介して仕様データを入力した後に、例えばユーザインターフェース部21に表示された「取得」ボタンを押すとする。
ユーザがユーザインターフェース部21の「取得」ボタンを押して仕様データを入力すると、制御部22は入力された仕様データを含む仕様データ取得要求を仕様データ取得部26に送信する(ステップS22)。
仕様データ取得部26は、仕様データ取得要求に含まれる仕様データに合致する仕様データが仕様データDB25にあるか否か検索する(ステップS23)。仕様データ取得要求に含まれる仕様データに合致する仕様データが仕様データDB25にあるか否かは、例えば仕様データ取得要求に含まれる仕様データの機能名と、仕様データDB25に記憶された仕様データの機能名とが一致するか否かによって判定される。もしくは、機能名が類似しているか否かによって判定しても良い。
仕様データDB25に仕様データ取得要求に合致する仕様データがある場合(ステップS23がYes)、仕様データ取得部26は仕様データ取得要求に合致する仕様データを取得する(ステップS24)。
再利用ID設定部27は、仕様データ取得部26が取得した仕様データの仕様IDを、ステップS21で入力された仕様データの再利用IDとして設定する(ステップS25)。
再利用IDが設定された仕様データは、制御部22を介してユーザインターフェース部21に送信され、ユーザインターフェース部21は当該再利用IDが設定された仕様データを表示する(ステップS26)。また、ステップS26で、制御部22が表示された仕様データを仕様データDB25に登録してもよい。これにより仕様データ取得処理は終了する。
仕様データDB25に仕様データ取得要求に含まれる仕様データに合致する仕様データがない場合(ステップS23がNo)、ステップS24〜ステップS26の処理を行わず、仕様データ取得部26は仕様データ取得処理を終了する。
ここで、以下に示す製品2と製品3において仕様データ取得処理を行う場合について説明する。製品2と製品3は、製品1、製品2、製品3と順番に開発されるものである。製品2の仕様データを開発する際に、製品1の仕様データの一部を再利用し、製品3の仕様を開発する際に、製品2と製品1の仕様データの一部を再利用したとする。
図6に、仕様データ取得処理の結果、作成される製品2と製品3の仕様データの一例と示す。
図6の仕様データテーブル25aBに示すように、製品2は、「通話」、「メール」、「キー入力」、「ICカード」を機能としてもつ。製品2の機能のうち、既存である製品1の仕様データを再利用した仕様データは、再利用IDが格納されている「通話」、「メール」、「キー入力」である。
また、図6の仕様データテーブル25aCに示すように、製品3は「通話」、「メール」、「タッチパネル入力」、「カメラ」、「GPS」を機能としてもつ。製品3の機能のうち、既存である製品1の仕様データを再利用した仕様データは、再利用IDが格納されている「通話」、「メール」(以上、製品2)、「カメラ」(製品1)である。
「キー入力」機能と「タッチパネル入力」機能は、共に入力データと出力データが同一であるものとする。すなわち、「キー入力」機能と「タッチパネル入力」機能は再利用した仕様データではないが、関連性の深い仕様データと考える。
なお、仕様データ取得処理のステップS24において、仕様データDB25に記憶された仕様データから複数の仕様データが取得された場合、全部取得してもよいし、最も新しい仕様データのみ取得しても良い。
図7を参照して、ソフトウェア資産再利用支援装置10が、図6に示す仕様データ25aA、25aB、25aCに対して行なうフィーチャーモデル候補構築処理の一例について説明する。
ユーザがユーザインターフェース部21を介しフィーチャーモデル候補構築対象の製品系列名を含むフィーチャーモデル候補構築要求を入力する(ステップS31)。フィーチャーモデル候補構築要求は、例えばユーザがユーザインターフェース部21を介して製品系列名を入力した後に、ユーザインターフェース部21表示されたフィーチャーモデル候補構築ボタンを押すと入力される。ここでは、製品系列名として「携帯端末」が入力される。
ユーザインターフェース部21から製品系列名を含むフィーチャーモデル候補構築要求が入力されると、制御部22は入力されたフィーチャーモデル候補構築要求をフィーチャーモデル候補構築部28に送信する(ステップS32)。
フィーチャーモデル候補構築部28は、フィーチャーモデル候補構築対象の製品系列名に基づいて仕様データDB25から仕様データを取得する(ステップS33)。すなわち、仕様データ25aA、25aB、25aCが取得される。
フィーチャーモデル候補構築部28の仕様データ関連性分析部29は、フィーチャーモデル候補構築部28が取得した仕様データと、フィーチャーモデル候補構築対象の製品系列との関連性を分析する(ステップS34)。
フィーチャーモデル候補構築部28が取得した仕様データにおいて、仕様データ関連性分析部29がフィーチャーモデル候補構築対象の製品系列との関連性を分析していない仕様データが存在する場合(ステップS34がNo)、仕様データ関連性分析部29はそのうちの1つの仕様データを選択し、当該仕様データはパターンDB30に格納されたパターン情報のうち、必須フィーチャー抽出パターンの抽出条件と合致するか否か判定する(ステップS35)。
図8に、パターンDB30に記憶されるパターン情報の一例を示す。図8に示すようにパターンDB30には、必須フィーチャー抽出パターン30aA、排他フィーチャー抽出パターン30aB、選択フィーチャー抽出パターン30aCが格納されている。
当該仕様データが必須フィーチャー抽出パターン30aAの抽出条件と合致する場合(ステップS35がYes)、仕様データ関連性分析部29は当該仕様データを必須フィーチャーとする(ステップS36)。その後ステップS34に戻り処理を繰り返す。
当該仕様データが必須フィーチャー抽出パターン30aAの抽出条件と合致しない場合(ステップS35がNo)、仕様データ関連性分析部29は、当該仕様データはパターンDB30に格納されたパターン情報のうち、排他フィーチャー抽出パターン30aBの抽出条件と合致するか否か判定する(ステップS36)。
排他フィーチャー抽出パターン30aAの抽出条件と合致する場合(ステップS37がYes)、仕様データ関連性分析部29は当該仕様データを排他フィーチャーとする(ステップS38)。その後ステップS34に戻り処理を繰り返す。
排他フィーチャー抽出パターン30aAの抽出条件と合致しない場合(ステップS37がNo)、仕様データ関連性分析部29は、当該仕様データを選択フィーチャーとする(ステップS39)。その後ステップS34に戻り処理を繰り返す。
なお、ステップS39で仕様データ関連性分析部29は、当該仕様データはパターンDB30に格納されたパターン情報のうち、選択フィーチャー抽出パターン30aCの抽出条件と合致するか否か判定してもよい。
図9にフィーチャー抽出のロジックの一例として、必須フィーチャー抽出パターン30aAに基づいて、仕様データから必須フィーチャーを抽出するロジックを示す。
図7の説明に戻る。フィーチャーモデル候補構築部28が取得した全ての仕様データにおいて、仕様データ関連性分析部29がフィーチャーモデル候補構築対象の製品系列との関連性を分析している場合(ステップS34がYes)、フィーチャーモデル候補構築部28が、ステップS33で取得した仕様データと、仕様データ関連性分析部29による分析結果に基づいてフィーチャーモデル候補を構築する(ステップS40)。これによりフィーチャーモデル候補構築処理を終了する。
すなわち、フィーチャーモデル候補構築処理では、仕様データDB25に蓄積した仕様データからフィーチャーモデル候補を構築する。
ここで、ステップS35からステップS39において仕様データ25aA〜仕様データ25aCに対してパターン30aA〜30aCを適用してフィーチャーを抽出する際の処理について具体的に説明する。
まず、ステップS35において、仕様データ関連性分析部29は、製品3において再利用された仕様データを仕様データ25aCから抽出する。再利用された仕様データは再利用IDの有無で判断する。このとき抽出される仕様データは、仕様ID:311(再利用ID:211)、仕様ID:312(再利用ID:212)、仕様ID:314(再利用ID:114)である。
続いて仕様データ関連性分析部29は、製品2で再利用した仕様データを仕様データ25aBから抽出する。このとき抽出される仕様データは、仕様ID:311(再利用ID:111)、仕様ID:312(再利用ID:112)、仕様ID:213(再利用ID:113)である。
製品2と製品3の両方で再利用されている仕様データが「必須」と判定される。具体的に言うと、仕様ID:311(再利用ID:211、111)、仕様ID:312(再利用ID:212、112)
続いてステップS36において仕様データ関連性分析部29は、ステップS35において抽出されなかった仕様データを抽出する。具体的には、図6に示す仕様データのうち、仕様ID:313、仕様ID:314(再利用ID:114)、仕様ID:315、仕様ID:213(再利用ID:113)、仕様ID:214、仕様ID:114の仕様データである。
これらの仕様データにおいて、入出力データが同じであるが、異なる仕様を示す仕様データを抽出候補とする。ここでは、図6の仕様ID:313と仕様ID:213(再利用ID:113)の仕様データが抽出候補である。また、「入出力データが同じであるが、異なる仕様」とは、入出力データが同じであるが、概要もしくは機能名が異なる仕様データのことである。
仕様データDB25に格納される仕様データ25aA〜25aCのそれぞれに、抽出した仕様データのいずれか1つが存在する場合、当該抽出した仕様データは排他と判定される。ここでは、仕様ID:313と仕様ID:213(再利用ID:113)の仕様データは、仕様データ25aA〜25aCにおいていずれかが存在するため、排他であると判定される。このとき、仕様データ関連性分析部29は、「排他」の要素を束ねるフィーチャーの抽出を行なう。具体的には、仕様ID:313と仕様ID:213(再利用ID:113)の機能名の共通部分を抽出した「入力」をフィーチャーとする。
続いて、ステップS37では、仕様データ関連性分析部29は、ステップS35において抽出されなかった仕様データのうち、ステップS36で排他と判定されなかった仕様データを抽出する。具体的には、仕様ID:314(再利用ID:114)、仕様ID:315、仕様ID:214、仕様ID:114の仕様データを抽出し、これらを「選択」と判定する。
図10に、仕様データ25aA〜25aCから抽出されたフィーチャーとフィーチャーの関連性に基づいて、フィーチャーモデル候補構築部28によって構築されたフィーチャーモデル候補の例を示す。図10には、必須フィーチャーに黒丸、選択フィーチャーに白丸をそれぞれ表示し、排他フィーチャーは、排他関係にある他のフィーチャーとの間を曲線でつないでいる。
図10に示す、フィーチャーモデル候補から以下の内容がわかる。
1.「通話」、「メール」、「入力」は必須機能。
2.「入力フィーチャー」において、「キー入力」と「タッチパネル入力」は排他の関係。
3.「ICカード」、「GPS」、「カメラ」機能は、選択の関係。
また、ユーザは、ユーザインターフェース部21に表示されたフィーチャーモデル候補を修正(補正)して、フィーチャーモデルを完成させる。なお、フィーチャーモデル候補構築部38が作成したフィーチャーモデル候補を自動的にフィーチャーモデルとして決定してもよい。
上述のように、本実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置10によると、仕様データに基づいてフィーチャーモデル候補を生成することが可能であるため、フィーチャーモデル構築のコスト軽減が期待できる。また、同一の製品系列における異なる製品の仕様データを分析することで、従来のフィーチャーモデルの構築方法と比較してフィーチャーモデルの確度を向上することができる。
(第2実施形態)
以下、本実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置について図面を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付与し、説明は省略する。
本実施形態では、階層的に定義されている仕様データからフィーチャーモデルを構築する場合のソフトウェア資産再利用支援装置10の動作について説明する。
図11に、本実施形態における仕様データDB25に登録された製品4に関する仕様データの一例を示す。なお、製品4に関する仕様データは、仕様データ登録処理によって登録された仕様データであり、再利用した仕様データはないものとする。
図11に示すように、本実施形態における製品1に関する仕様データ25aDは、階層構造のデータであり、「上位機能ID」欄に格納されたIDが上位階層にある仕様データを示す。
続いて、図12を参照して、製品4を再利用して作成された製品5に関する仕様データについて説明する。図12に示すように、製品5の仕様データ25aEにおいて製品4から変更した機能は、外部記憶媒体の追加である。また、製品5において製品4の仕様データを再利用した仕様データは、仕様ID:2011、2012、2013、2014、2021、2022、2023の機能である。
図13を参照して、製品5を再利用して作成された製品6に関する仕様データについて説明する。図13に示すように、製品6の仕様データ25aFにおいて製品5から変更した機能は、WiFi(登録商標)機能の追加である。また、製品6において製品5の仕様データを再利用した仕様データは、仕様ID:3011、3012、3013、3014、3021、3022、3023、3031、3032の機能である。
図14乃至図17を参照して、本実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置10におけるフィーチャーモデル候補構築処理の一例について説明する。
まず、ユーザがユーザインターフェース部21を介して、フィーチャーモデル候補構築対象の製品系列名を含むフィーチャーモデル候補構築要求を入力する(ステップS51)。制御部22は入力されたフィーチャーモデル候補構築要求をフィーチャーモデル候補構築部28に送信する(ステップS52)。
フィーチャーモデル候補構築部28は、フィーチャーモデル候補構築対象の製品系列名に基づいて、この製品系列に属する製品ごとに最上位の仕様データを仕様データDB25から取得する(ステップS53)。ここでは、図11に示した製品4の仕様データ25aDにおける、機能IDがF01とF02との仕様データが取得される。また、図12に示した製品5の仕様データ25aEにおける、機能IDがF01とF02とF03の仕様データが取得される。また、図13に示した製品6の仕様データ25aFにおける、機能IDがF01とF02とF03の仕様データが取得される。
続いて、フィーチャーモデル候補構築部28の仕様データ関連性分析部29は、フィーチャーモデル候補構築部28がステップS53で取得した最上位の仕様データについて、図7のステップS34〜ステップS40の処理を行う(ステップS54)。
図15に、ステップS54で作成されるフィーチャーモデル候補の一例を示す。ここでは、第1階層の仕様データに関するフィーチャーモデル候補が作成される。図15に示すように、本実施形態の第1階層の仕様データは、「通話機能」、「機器通信機能」、「外部記憶媒体」である。このうち「外部記憶媒体」は、製品4、5でのみ実現するフィーチャーである。従って「外部記憶媒体」は「選択」と判定される。
ステップS54の処理が終了すると、フィーチャーモデル候補構築部28は、ステップS51で取得した最上位の仕様データのうち、下位の仕様データを持つ仕様データ(以下、起点フィーチャーという)を1つ選択する(ステップS55)。フィーチャーモデル候補構築部28による下位の仕様データを持つ仕様データの判定は、具体的にはステップS51で取得した、最上位の仕様データが有する機能IDが、最上位以外の仕様データに含まれる上位機能ID欄に格納されているかを確認することによって行なう。
仕様データ関連性分析部29は、フィーチャーモデル候補構築部28によって選択された起点フィーチャーの下位に属する仕様データを製品毎に抽出する(ステップS56)。
仕様データ関連性分析部29は、ステップS56で抽出した仕様データについて、図7のステップS34〜ステップS40の処理を行い、フィーチャーモデル候補を構築する(ステップS57)。
フィーチャーモデル候補構築部28の仕様データ関連性分析部29は、ステップS57で構築したフィーチャーモデル候補を、起点フィーチャーの配下に設置する(ステップS58)。
ここで、仕様データ関連性分析部29は、ステップS54で取得した下位の仕様データをフィーチャーモデルに取り込んでいない仕様データがあるかを判定する(ステップS59)。
ステップS54で取得した仕様データに、下位の仕様データをフィーチャーモデルに取り込んでいない仕様データがある場合(ステップS59がYes)、仕様データ関連性分析部29は、この下位の仕様データをフィーチャーモデルに取り込んでいない仕様データを選択する(ステップS60)。その後、仕様データ関連性分析部29はステップS56に進み、処理を繰り返す。
図16に、本実施形態においてステップS56〜ステップS60の処理の繰り返しによって作成されるフィーチャーモデル候補の一例を示す。図16には、図15に示した第1階層のフィーチャーモデルの下位フィーチャーが配置されている。図16に示すように、「通話機能」の下位フィーチャーである「発信」、「着信」、「留守電」フィーチャーは全て必須フィーチャーである。また、「機器通信機能」の下位フィーチャーは、「赤外線通信機能」、「Bluetooth(登録商標)通信機能」、「WiFi(登録商標)機能」の3つである。「赤外線通信機能」、「Bluetooth(登録商標)通信機能」は必須フィーチャーであり、「WiFi(登録商標)機能」は、製品6のみが利用する機能であるため、選択フィーチャーである。同様に、「外部記憶媒体」の下位フィーチャーは、「SDカードアクセス機能」である。なお、「SDカードアクセス機能」のように選択フィーチャーの下位フィーチャーの場合、上位のフィーチャーを持つ製品だけを対照とし、関係性を判断する。本実施形態において「SDカードアクセス機能」は対象製品である製品5と製品6の両方で利用しているので、必須フィーチャーである。
ステップS54で取得した仕様データに、下位の仕様データをフィーチャーモデルに取り込んでいない仕様データがない場合(ステップS59がNo)、仕様データ関連性分析部29は、ステップS56で取得した下位の仕様データを、フィーチャーモデルに取り込んでいない仕様データがあるかを判定する(ステップS61)。
ステップS56で取得した下位の仕様データを、フィーチャーモデルに取り込んでいない仕様データがある場合(ステップS61がYes)、ステップS60に進む。
ステップS56で取得した下位の仕様データを、フィーチャーモデルに取り込んでいない仕様データがない場合(ステップS61がNo)、仕様データ関連性分析部29は、フィーチャーモデル候補構築処理は終了する。
図17に、本実施形態におけるフィーチャーモデル候補構築処理によって構築されたフィーチャーモデル候補の一例を示す。図17に示すように、本実施形態では第3階層までのフィーチャーモデルが作成される。
上述のように、本実施形態のソフトウェア資産再利用支援装置10によると、階層型の仕様データからフィーチャーモデルの候補を生成することが可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…ソフトウェア資産再利用支援装置、11…記憶装置、12…キーボード、13…マウス、14…中央演算装置、15…ディスプレイ、21…ユーザインターフェース部、22…制御部、23…仕様データ登録部、24…仕様データID付与部、25…仕様データデータベース、26…仕様データ取得部、27…再利用ID設定部、28…フィーチャーモデル候補構築部、29…仕様データ関連性分析部、30…パターンデータベース

Claims (4)

  1. 製品系列と当該製品系列に属する製品毎の仕様とを定義する仕様データが入力されるユーザインターフェース部と、
    製品系列と前記仕様データと当該仕様データの識別子である仕様IDとを関連付けて記憶する仕様データ記憶部と、
    前記ユーザインターフェース部に入力された仕様データに基づいて、前記仕様データ記憶部から、前記仕様IDに関連付けられている前記仕様データを取得する仕様データ取得部と、
    前記仕様データ取得部によって取得された仕様データと前記ユーザインターフェース部によって入力された仕様データとが合致するか否かを検索し、合致する場合に前記仕様データ取得部によって取得された仕様データの仕様IDを前記ユーザインターフェース部によって入力された仕様データの再利用IDとして設定する再利用ID設定部と、
    前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データと前記製品系列に属する製品群との関連性を分析するルールを定めるパターン情報を記憶するパターン記憶部と、
    前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データと当該仕様データの前記仕様IDと前記再利用ID、および、パターン記憶部に記憶された前記パターン情報を用いて前記パターン情報について、前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データが、前記製品系列に属する全製品の仕様データに共通に含まれるか否かを示す条件、および、前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データが、前記製品系列に属する全製品の仕様データに共通に含まれない場合、当該仕様データが属する製品系列の他の仕様データに、前記仕様データと排他的な仕様データがあるか否かを示す条件、に着目し、前記製品系列における前記仕様データの関連性を判定する関連性判定部と、
    前記関連性判定部による判定結果に基づいてフィーチャーモデル候補を構築するフィーチャーモデル候補構築部と、
    を備えるソフトウェア資産再利用支援装置。
  2. 前記ユーザインターフェース部は、前記フィーチャーモデル候補構築部によって構築されたフィーチャーモデル候補を表示する請求項1に記載のソフトウェア資産再利用支援装置。
  3. 前記ユーザインターフェース部によって入力された仕様データと関連付けて前記再利用IDが前記仕様データ記憶部に登録される登録部を備える請求項1または請求項2に記載のソフトウェア資産再利用支援装置。
  4. 製品系列と当該製品系列に属する製品毎の仕様とを定義する仕様データと、当該仕様データの識別子である仕様IDとを関連付けて記憶する仕様データ記憶部を備えるソフトウェア資産再利用支援装置のソフトウェア資産再利用支援プログラムであって、
    前記ソフトウェア資産再利用支援装置のコンピュータに、
    入力された前記製品系列と当該製品系列に属する製品毎の仕様とを定義する仕様データに基づいて、前記仕様データ記憶部から前記仕様IDに関連付けられている前記仕様データを取得する機能と、
    取得された仕様データと前記ユーザインターフェース部によって入力された仕様データとが合致するか否かを検索し、合致する場合に前記仕様データ取得部によって取得された仕様データの仕様IDを前記ユーザインターフェース部によって入力された仕様データの再利用IDとして設定する機能と、
    前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データと前記製品系列に属する製品群との関連性を分析するルールを定めるパターン情報を記憶する機能と、
    前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データと当該仕様データの前記仕様IDと前記再利用ID、および、パターン記憶部に記憶された前記パターン情報とを用いて、前記仕様データについて前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データが、前記製品系列に属する全製品の仕様データに共通に含まれるか否かを示す条件、および、前記仕様データ記憶部に記憶された前記仕様データが、前記製品系列に属する全製品の仕様データに共通に含まれない場合、当該仕様データが属する製品系列の他の仕様データに、前記仕様データと排他的な仕様データがあるか否かを示す条件、に着目し、前記製品系列における前記仕様データの関連性を判定する機能と、
    前記仕様データの関連性を判定する機能による判定結果に基づいてフィーチャーモデル候補を構築する機能と、
    を実現させるソフトウェア資産再利用支援プログラム。
JP2012078386A 2012-03-29 2012-03-29 ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラム Active JP5449438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078386A JP5449438B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078386A JP5449438B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013206443A JP2013206443A (ja) 2013-10-07
JP5449438B2 true JP5449438B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=49525391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012078386A Active JP5449438B2 (ja) 2012-03-29 2012-03-29 ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5449438B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017110719A1 (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 日本電気株式会社 アセット管理装置、アセット管理方法およびプログラム記録媒体
CN112859757B (zh) * 2019-11-27 2022-04-22 宁波舜宇智能科技有限公司 边缘计算控制方法、装置、边缘计算机和可读存储介质

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009223856A (ja) * 2008-03-19 2009-10-01 Network Oyo Gijutsu Kenkyusho:Kk 支援システム、モデル生成装置、表示装置、支援方法、及び、製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013206443A (ja) 2013-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7886028B2 (en) Method and system for system migration
CN105612495A (zh) 在计算机系统中安装所选更新之后自动解决冲突
CN105612497A (zh) 所选更新在多个环境中的自动安装
CN106233252A (zh) 用于定制软件的动态更新安装器
CN102681835A (zh) 代码克隆通知以及体系结构改变可视化
CN105612496A (zh) 基于存储的生命周期信息来自动推荐更新
US20150288574A1 (en) Information system construction assistance device, information system construction assistance method, and information system construction assistance program
CN101753619B (zh) 用于扩展服务模型的方法和系统
CN111309586A (zh) 一种命令测试方法、装置及其存储介质
CN109032850A (zh) 现场装置调试系统和现场装置调试方法
JP5449438B2 (ja) ソフトウェア資産再利用支援装置およびソフトウェア資産再利用支援プログラム
KR102277240B1 (ko) 키워드 관계 구조를 이용한 동의어 추출 방법 및 시스템
JP6723893B2 (ja) データ統合装置およびデータ統合方法
US11200527B2 (en) Platform for evaluating and recommending process automations
JP5233361B2 (ja) 部品表登録システム、登録情報生成装置、部品表登録方法およびプログラム
JP2012123675A (ja) システム部品の抽出方法およびシステム
WO2019123704A1 (ja) データ分析支援装置、データ分析支援方法およびデータ分析支援プログラム
JP2016149023A (ja) 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム
JP2010072876A (ja) ルール作成プログラム、ルール作成方法及びルール作成装置
JP5064337B2 (ja) ソフトウェア開発管理システム
JP2018092344A (ja) データ処理装置、データ処理方法及びデータ処理プログラム
JP6444911B2 (ja) 支援システム、支援方法、および支援プログラム
JP5600826B1 (ja) 非構造化データ処理システム、非構造化データ処理方法およびプログラム
US20180293285A1 (en) Information providing method, information providing device, and computer-readable recording medium
KR20200086574A (ko) 키워드 관계 구조를 이용한 신규 키워드 추출 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5449438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350