JP5251754B2 - Cvtエレメントの加工用治具、及び、cvtエレメントの加工装置 - Google Patents

Cvtエレメントの加工用治具、及び、cvtエレメントの加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、CVTエレメントの加工用治具、及び、CVTエレメントの加工装置に関し、詳しくは、CVTエレメントの仕上げ加工を簡易に行う技術に関する。
従来、自動車の燃費の向上及びショックのないスムーズな変速を可能とする技術の一つとしてCVT(Continuously Variable Transmission)、特にベルト式のCVTが知られている。
ベルト式のCVTは無端状のリング及び当該リングに隙間無く係合された多数のCVTエレメントを有するCVTベルトと、CVTベルトが巻回される入力側及び出力側の二つのプーリと、を具備する。
前記二つのプーリのうち少なくとも一方は、CVTベルトが巻回される際に当接するV字状の溝を境界として二つの部材に分割されたプーリからなる。そして、前記CVTは、これら二つのプーリにおける軸線方向の距離(間隔)を変化させることにより、実質的な直径(プーリに巻回されるCVTベルトの曲率半径)を変更することで変速するように構成されている。
そして、前記CVTエレメントには、動力の伝達効率向上のため、図5に示すような形状が用いられている。即ち、上辺Eaと底辺Ebと一対の側辺Ec・Ecとによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺Ebの中央に開口された凹部(T溝部)に形成される基準辺Edを備える、薄板状部材で構成されたCVTエレメントE(所謂、T溝エレメント)である。
上記CVTエレメントEは、一行程で精密打ち抜き加工を行う機械プレスであるファインブランキングプレス(FB加工)で打ち抜かれたあと、熱処理加工を施すことによって製造される。その際、打ち抜き加工によりCVTエレメントEの端面(上辺Ea、底辺Eb、側辺Ec・Ec、基準辺Ed等)にバリや傾斜が生じたり、また、熱処理加工によりCVTエレメントEが拡張する熱処理歪が発生したりすることがある。このため、CVTエレメントEを前記プーリに組付けて駆動を開始した後のCVTエレメントEの耐久性を維持するために、研磨具で前記側辺Ec・Ec(プーリとの接触辺)を研磨する、仕上げ加工を行う必要がある。
具体的には図5に示す如く、前記一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edとのなす角が同一の仕上げ角度θになるとともに、前記一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edの中点Mとの距離Dが等しくなるように研磨する。換言すれば、前記一対の側辺Ec・Ecを、前記基準辺Edが中点Mで垂直に二等分される中心線に関して対称となる所定寸法に修正するのである。なお、前記仕上げ角度θは、前記一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edとのなす角のうち、小さい方の角をいう。
前記CVTエレメントEの側辺Ec・Ecを研磨する方法としては、CVTエレメントEを積層して形成したCVTベルトの両側に研磨具を接触させた状態で、該CVTベルトを走行させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特公平8−5000号公報
しかし、前記従来技術はCVTベルト(CVTエレメントEの側辺Ec・Ec)に付着した異物を除去することを目的としたものであるため、抜き打ち加工及び熱処理加工後におけるCVTエレメントEの側辺Ec・Ecを前記の如く所定寸法に修正するために適用することは難しかった。
一方、抜き打ち加工及び熱処理加工後におけるCVTエレメントEの側辺Ec・Ecを所定寸法に修正する際に、研磨装置を用いてCVTエレメントEの側辺Ec・Ecを研磨する技術が用いられている。従来技術に係るCVTエレメントEの側辺Ec・Ecの研磨方法について、図6を用いて説明する。図6(a)は従来技術に係るCVTエレメントEの加工状態について示した側面図、図6(b)は同じく正面図である。
従来技術によれば図6(a)及び図6(b)に示す如く、CVTエレメントEを数枚積層した状態で専用のパレラに載置する。本明細書においては図6(b)に示す如く、CVTエレメントEを5枚積層した状態について説明する。前記パレラはCVTエレメントEの積層枚数分の厚さよりも幾分薄く形成されており、パレラにCVTエレメントEを数枚載置した際に、CVTエレメントEの側辺Ec・Ecによって形成される一対の集合側面の一つが上方に向けて配置されるように形成されている。そして、図6(a)及び図6(b)に示す如く、前記CVTエレメントEをパレラに載置した状態で、口金と本体からなるバイスにより、図6(b)中の矢印Cの方向に挟んで固定するのである。その後、前記の如く配置された集合側面を研磨具における砥石で研磨することにより、CVTエレメントEの側辺Ec・Ecを研磨するのである。
しかし、前記従来技術によれば、CVTエレメントEを固定する際に基準辺Edを使用していないため、一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edとのなす角、及び、一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edの中点Mとの距離を均一にすることができなかった。詳細には、前記集合側面を研磨具で研磨する際に、未だ研磨しておらず熱処理歪が発生した状態であるもう一方の集合側面側を基準としてパレラに載置する構成であるため、仕上げ加工後の一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edとのなす角、及び、一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edの中点Mとの距離がばらつき、一定の所定寸法にすることが難しかったのである。
また、一本のCVTベルトに使用されるCVTエレメントの枚数は非常に多い(数百枚程度)ため、CVTエレメントを一枚又は少量の枚数ごとに加工する方法は作業効率が悪く、作業に要する時間及び労力が過大となるという問題もあった。
そこで本発明では、上記現状に鑑み、側辺の仕上げ加工の加工精度を向上させるとともに、側辺の仕上げ加工の作業効率を向上させることのできる、CVTエレメントの加工用治具、及び、CVTエレメントの加工装置を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する際に、複数の前記CVTエレメントを積層した状態で加工装置の固定面に固定する、CVTエレメントの加工用治具であって、一端にベース部が形成されるとともに、前記ベース部の反対側である他端に保持部が形成され、前記ベース部は、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、ベース固定面を備え、前記保持部は、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備え、前記ベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、所定角度を形成するものである。
請求項2においては、上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する際に、複数の前記CVTエレメントを積層した状態で加工装置の固定面に固定する、CVTエレメントの加工用治具であって、一端にベース部が形成されるとともに、前記ベース部の反対側である他端に保持部が形成され、前記ベース部は、前記CVTエレメントの積層方向に対してそれぞれ平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、一対のベース固定面を備え、前記保持部は、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行かつ均一の幅に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備え、前記一対のベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、それぞれ同一の所定角度を形成するとともに、前記CVTエレメント保持面の、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面における切断線の中点が、前記一対のベース固定面のそれぞれから等距離となるように形成されるものである。
請求項3においては、前記所定角度が前記仕上げ角度と等しくなるように形成されるものである。
請求項4においては、前記ベース部が磁性体で形成されるものである。
請求項5においては、前記ベース部における、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な面の少なくとも一方には、前記一対のベース固定面から等距離の位置に基準穴が開口されるものである。
請求項6においては、上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する、CVTエレメントの加工装置であって、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、ベース固定面を備えたベース部と、該ベース部の反対側に、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備える保持部と、が形成された加工用治具と、前記加工用治具のベース部を固定する固定面と、前記CVTエレメントの側辺を仕上げ加工する研磨具と、を備え、前記ベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、所定角度を形成するものである。
請求項7においては、上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する、CVTエレメントの加工装置であって、前記CVTエレメントの積層方向に対してそれぞれ平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、一対のベース固定面を備えたベース部と、該ベース部の反対側に、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行かつ均一の幅に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備える保持部と、が形成された加工用治具と、前記加工用治具のベース部を固定する固定面と、前記CVTエレメントの側辺を仕上げ加工する研磨具と、を備え、前記一対のベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、それぞれ同一の所定角度を形成するとともに、前記CVTエレメント保持面の、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面における切断線の中点が、前記一対のベース固定面のそれぞれから等距離となるように形成されるものである。
請求項8においては、前記所定角度が前記仕上げ角度と等しくなるように形成されるものである。
請求項9においては、前記ベース部が磁性体で形成されるものである。
請求項10においては、前記ベース部における、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な面の少なくとも一方には、前記一対のベース固定面から等距離の位置に基準穴が開口されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明により、CVTエレメントを固定する際に基準辺を使用することによって側辺の仕上げ加工の加工精度を向上させ、また、複数のCVTエレメントを積層して加工することによって側辺の仕上げ加工の作業効率を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るCVTエレメントの加工用治具を示した斜視図。 本発明の一実施形態に係るCVTエレメントの加工用治具を示した正面図。 本発明の一実施形態に係るCVTエレメントの加工用治具の図2におけるA−A線断面図。 本発明の一実施形態に係るCVTエレメントの加工装置の使用状態を示した図。 CVTエレメントについて示した図。 (a)は従来技術に係るCVTエレメントの加工状態について示した側面図、(b)は同じく正面図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
なお、本発明の技術的範囲は以下の実施例に限定されるものではなく、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に、広く及ぶものである。
[CVTエレメントの加工用治具10]
まず始めに、本発明の一実施形態に係るCVTエレメントの加工用治具10について、図1から図4を用いて説明をする。本明細書においては、図2における上側を上方、下側を下方、右側を右側方、左側を左側方、紙面手前側を前方、紙面奥行側を後方として説明する。つまり、図1はCVTエレメントの加工用治具10の上面、前面及び左側面について示した斜視図である。
本実施形態に係るCVTエレメントの加工用治具10は、薄板状部材である複数のCVTエレメントEを積層して加工装置に固定するために用いられる。また、前記CVTエレメントEは、上辺Eaと底辺Ebと一対の側辺Ec・Ecとによって略等脚台形状に形成される。そして、前記CVTエレメントEは、前記底辺Ebの中央に開口された凹部(T溝部)に形成される基準辺Edを備える、所謂T溝エレメントとして形成されているのである(図5参照)。
つまり、CVTエレメントの加工用治具10は、図4に示す如く、研磨具50で前記一対の側辺Ec・Ecを仕上げ加工する際に、複数のCVTエレメントEを積層して、加工装置の固定面60に固定するのである。具体的には図5に示す如く、前記一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edとのなす角が同一の仕上げ角度θになるとともに、前記一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edの中点Mとの距離Dが等しくなるように研磨する。換言すれば、前記一対の側辺Ec・Ecを、前記基準辺Edが中点Mで垂直に二等分される中心線に関して対称となる所定寸法に修正するのである。なお、前記仕上げ角度θは、前記一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edとのなす角のうち、小さい方の角をいう。
図1から図3に示す如く、CVTエレメントの加工用治具10は主に、ベース20と、左側エンドプレート41aと、右側エンドプレート41bと、上板43と、で構成されている。以下、各構成部材について具体的に説明する。
ベース20は、図3に示す如く、左右方向に対して垂直な平面による断面視で略八角形になるように形成された柱状部材である。換言すれば、ベース20は左右に長く形成された直方体の、左右方向(長手方向)に沿った四辺を切り取った形状をしている。
本明細書においては、ベース20の前面下部を前側ベース固定面21a、前面中央部を前面23a、前面上部を前上面24aとし、後面下部を後側ベース固定面21b、後面中央部を後面23b、後面上部を後上面24bとして説明する。該前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bは、後述する如く加工装置の固定面60に固定されるように構成されており、ベース部12を構成する(図4参照)。
また、ベース20の下面を底面26、左右両側の側面をそれぞれ左側面22a、右側面22bとして説明する。
そして、ベース20の上端には、左右方向に対して垂直な平面による断面視で略T字状に形成された左側T字レール31a及び右側T字レール31bが左右方向に沿って、それぞれベース20上面の左右両側に形成されている。さらに、左側T字レール31a及び右側T字レール31bのそれぞれの上面は、左右方向に均一の幅に形成される左側CVTエレメント保持面25a及び右側CVTエレメント保持面25b(CVTエレメント保持面25)として形成されており、保持部13を構成する。
さらに、図3に示す如く、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bと前記CVTエレメント保持面25とは、左右方向に対して垂直な切断面において、それぞれ同一の所定角度φを形成するとともに、前記CVTエレメント保持面25の、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面における切断線の中点mが、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bのそれぞれから等距離dとなるように形成されている。換言すれば、ベース20は、中点mを通って前記CVTエレメント保持面25を垂直に二等分する面に関して、前後対称となるように形成されているのである。なお、前記所定角度φは、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bと前記CVTエレメント保持面25とのなす角のうち、小さい方の角をいう。
左側エンドプレート41aは、前記ベース20の左側面22aに、左側T字レール31aの左側端部と当接して配設される板状部材である。左側エンドプレート41aは、その前後幅が対応する前記ベース20の前後幅よりもやや短く形成されるとともに、ベース20よりも上側に突出するように形成されている。そして、左側エンドプレート41aは、ボルト42・42・42でベース20の左側面22aに締結されるのである。
また、右側エンドプレート41bも左側エンドプレート41aと同様にベース20の右側面22bに配設されている。
さらに図1及び図3に示す如く、前記ベース20、左側エンドプレート41a及び右側エンドプレート41bは、その前後幅がCVTエレメントEの横幅(側辺Ec・Ecによって形成される幅)よりもやや短くなるように形成されている。つまり、後述するようにCVTエレメントEをCVTエレメントの加工用治具10に取り付けた際には、CVTエレメントEの両側辺Ec・EcがCVTエレメントの加工用治具10の前後に突出するように構成されているのである。
上板43は、前記左側エンドプレート41a及び右側エンドプレート41bの上面に配設される柱状部材である。具体的には、上板43の左右両端部が、ボルト46・46を介して左側エンドプレート41a及び右側エンドプレート41bの上面に締結されるのである。
上記の如く、CVTエレメントの加工用治具10は、下側の一端に前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bを備えるベース部12が形成されるとともに、前記ベース部12の反対側である他端にCVTエレメント保持面25を備える保持部13が形成される。そして、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bは、前記CVTエレメントEの積層方向に対してそれぞれ平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面60に固定される。また、前記CVTエレメント保持面25は、前記CVTエレメントEの積層方向に対して平行かつ均一の幅に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントEの前記基準辺Edを保持する。さらに、図3に示す如く、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bと前記CVTエレメント保持面25とが、前記CVTエレメントEの積層方向に対して垂直な切断面において、それぞれ同一の所定角度φを形成するとともに、前記CVTエレメント保持面25の、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面における切断線の中点mが、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bのそれぞれから等距離となるように形成されるのである。
上記の如く構成されたCVTエレメントの加工用治具10で、複数のCVTエレメントEを積層して保持する構成について説明する。
まず、前記の如く、左側エンドプレート41a及び右側エンドプレート41bをベース20の左右両側面22a・22bに締結する。
そして、ベース20の上面で、中央部から左右両側に向かって、CVTエレメントEの基準辺Edが形成された凹部(T溝部)を前記左側T字レール31a及び右側T字レール31bに挿入するのである。換言すれば、複数のCVTエレメントEを積層して、左側CVTエレメント保持面25a及び右側CVTエレメント保持面25bに沿って、ベース20に形成された左側T字レール31a及び右側T字レール31bに係合させて並べるのである。即ち、左側CVTエレメント保持面25a及び左側T字レール31a、並びに右側CVTエレメント保持面25b及び右側T字レール31bはそれぞれ、CVTエレメントEの基準辺Edを左側CVTエレメント保持面25a及び右側CVTエレメント保持面25bに当接した状態で保持することにより、CVTエレメントEを固定するのである。
次に、前記左側T字レール31a及び右側T字レール31bのT字部と略同形状の溝が形成された口金33・33を、左側T字レール31aの右端部及び右側T字レール31bの左端部、即ちベース20の上面における中央部から、それぞれ左側T字レール31a及び右側T字レール31bに挿入し、CVTエレメントEと当接させる。前記口金33・33の中央側の面は、下側が中央側にせり出した傾斜面となっている。
次に、口金33・33の間に、口金押さえ部材34を挿入し、上からボルト35でベース20の上面に締め付ける。口金押さえ部材34は、左右両側面の上側が左右両側にせり出した傾斜面となっており、いわゆるくさび状に形成されている。つまり、ボルト35で口金押さえ部材34を図2中の矢印αの方向に締め付けることにより、口金押さえ部材34が口金33・33を図2中の矢印β・矢印βの方向に押付けるのである。そして、積層されたCVTエレメントEを口金33・33で左側エンドプレート41a及び右側エンドプレート41bの方向に押付けることにより、複数のCVTエレメントEを水平方向に固定するのである。
その後、下面に緩衝材45が貼付された押さえ板44を複数のCVTエレメントEの上に載置し、その上側に前記上板43をボルト46・46で固定する。そして、上板43の上方から締め付けボルト47・47・・・を螺入させて、押さえ板44及び緩衝材45を下方に押付けることにより、複数のCVTエレメントEを上下方向に固定するのである。本実施形態においては、緩衝材45には合成樹脂を使用するものであるが、該緩衝材45としてはエアーチューブ等、他の構成を用いることも可能である。
[CVTエレメントの加工方法]
次に、上記の如く構成されたCVTエレメントの加工用治具10を用いてCVTエレメントEを加工する方法について、図4を用いて説明をする。
図4に示す如く、本実施形態に係るCVTエレメントの加工装置は、上記の如く構成されたCVTエレメントの加工用治具10と、前記ベース部12を固定する固定面60と、前記CVTエレメントEの側辺Ec・Ecを仕上げ加工する研磨具50と、を備えている。そして、CVTエレメントの加工用治具10を用いてCVTエレメントEを加工する際には、一対のベース固定面21a・21bのうち何れか一方を、前記固定面60に固定するのである。本実施形態では、前側ベース固定面21aを固定面60に固定した場合について説明する。
本実施形態においては、前記ベース20は鉄を素材としている。即ち、加工装置の固定面60を、電磁石によるマグネットクランプとして構成し、前記電磁石に電流を導通/遮断させることにより、前記一対のベース固定面21a・21bのそれぞれを交互に、前記加工装置の固定面60に固定/固定解除することができるのである。なお、本実施形態においては、ベース20は鉄製のものが用いられるものとするが、ベース20は磁性体であれば鉄以外の素材を用いることも可能である。
上記の如くCVTエレメントの加工用治具10を用いて、複数のCVTエレメントEを積層して加工装置の固定面60に固定した後、研磨具50を図4中の矢印Bの方向に近づけて一対の集合側面の一つに当接させ、該研磨具50又は固定面60を駆動させるのである。これにより、CVTエレメントの加工用治具10の前後に突出した、複数の前記側辺Ec・Ecによって形成される一対の集合側面の一つについて、仕上げ加工を行うのである。
その後、加工装置の固定面60に配設した電磁石に電流を遮断して、前側ベース固定面21aの固定面60対する固定を解除する。そして、CVTエレメントの加工用治具10を反転させた後に電磁石に電流を導通させて、後側ベース固定面21bを固定面60に固定する。さらに、研磨具50を再び図4中の矢印Bの方向に近づけて一対の集合側面の他方に当接させることにより、複数の前記側辺Ec・Ecによって形成される一対の集合側面の他方について、仕上げ加工を行うのである。
本実施形態においては、CVTエレメントEを固定する際に基準辺Edを使用する構成にすることにより、側辺Ec・Ecの仕上げ加工の加工精度を向上させることができる。具体的には、前記集合側面を研磨具50で研磨する際に、未だ研磨しておらず熱処理歪が発生した状態であるもう一方の集合側面ではなく、基準辺Edを用いて位置決めを行うことにより、仕上げ加工後の側辺Ec・Ecを所定寸法にすることが容易となるのである。
より詳細には、CVTエレメントの加工用治具10は、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bと前記CVTエレメント保持面25とが、前記CVTエレメントEの積層方向に対して垂直な切断面において、それぞれ同一の所定角度φを形成するように構成されている。即ち、図4に示す如く、CVTエレメントEの基準辺Edは常に固定面60から所定角度φの角度に固定されることとなるのである。これにより、研磨具50を一定の角度でCVTエレメントEに当接させることにより、一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edとのなす角を簡易に同一の仕上げ角度θにできるのである。
また、上記の如く、複数のCVTエレメントEを積層して加工する構成とすることにより、仕上げ加工の作業効率を向上させることができる。即ち、CVTエレメントEを一枚又は少量の枚数ごとに加工する必要がなく、多数のCVTエレメントEを同時に加工することが可能となるため、仕上げ加工の作業に要する時間及び労力を低減させることができるのである。
また、本実施形態においては、CVTエレメントの加工用治具10は、前記所定角度φが前記仕上げ角度θと等しくなるように形成されている。即ち、前述のように複数のCVTエレメントEをセットしたCVTエレメントの加工用治具10を固定面60に固定した状態では、錯角である前記所定角度φと前記仕上げ角度θが等しくなる。このため、側辺Ec・Ecによって形成される一対の集合側面の一つが、常に固定面60と平行となるのである。これにより、側辺Ec・Ecを基準辺Edとのなす角が前記仕上げ角度θとなるように仕上げ加工するためには、研磨具50を該研磨具50の研磨面が固定面60と平行になるような姿勢に配置すればよいので、研磨具50によって側辺Ec・Ecを仕上げ加工する際の角度調整がより簡易になり、側辺Ec・Ecの仕上げ加工の加工精度をより向上させることができるのである。
また、前記CVTエレメント保持面25の、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面における切断線の中点mが、前記前側ベース固定面21a及び後側ベース固定面21bのそれぞれから等距離となるように構成にしている。これにより、一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと前記基準辺Edの中点Mとの距離Dが等しくなるように仕上げ加工することが可能となる。
具体的には、前側ベース固定面21aを固定面60に当接させてCVTエレメントの加工用治具10を固定した場合であっても、後側ベース固定面21bを固定面60に当接させてCVTエレメントの加工用治具10を固定した場合であっても、CVTエレメントEにおける基準辺Edの中点Mを、固定面60から一定の距離に固定できるのである。即ち、CVTエレメントの加工用治具10を反転させて固定するだけで、簡易にCVTエレメントEの基準辺Edを固定面60に対して所定の位置に固定することができるため、一対の側辺Ec・Ecのそれぞれと基準辺Edの中点Mとの距離Dが等しくなるように加工することが簡易となるのである。
また、前記ベース20を磁性体で形成することにより、CVTエレメントの加工用治具10を固定する際に、簡易に着脱することができる。即ち、加工装置の固定面60に配設した電磁石に電流を導通/遮断することで、CVTエレメントの加工用治具10を加工装置の固定面60に簡易に固定/固定解除することができるのである。
また、本実施形態においては、前記ベース20における左側面22aには、一対のベース固定面21a・21bから等距離の位置に基準穴29が開口されている。これにより、CVTエレメントEをCVTエレメントの加工用治具10に固定した状態で、CVTエレメントEの加工位置を測定することが可能となる。具体的には、研磨具50でCVTエレメントEの集合側面のうち一方を仕上げ加工した後で、図示しないダイヤルゲージで基準穴29と、仕上げ加工後の集合側面との距離(図4中の矢印h)を測定する。その後、CVTエレメントの加工用治具10を反転させて、CVTエレメントEの集合側面のうち他方を仕上げ加工した後で、再びダイヤルゲージで基準穴29と、仕上げ加工後の集合側面との距離を測定するのである。そして、それぞれで測定した距離を比較し、それぞれが均等になるまで加工するのである。即ち、CVTエレメントの加工用治具10を加工装置の固定面60に固定したまま、CVTエレメントEの加工位置を測定することができるため、CVTエレメントEの加工精度を高めることが可能となるのである。
10 CVTエレメントの加工用治具
12 ベース部
13 保持部
21 ベース固定面
25 CVTエレメント保持面
60 固定面
E CVTエレメント
Ec 側辺
Ed 基準辺
θ 仕上げ角度
φ 所定角度

Claims (10)

  1. 上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する際に、複数の前記CVTエレメントを積層した状態で加工装置の固定面に固定する、CVTエレメントの加工用治具であって、
    一端にベース部が形成されるとともに、前記ベース部の反対側である他端に保持部が形成され、
    前記ベース部は、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、ベース固定面を備え、
    前記保持部は、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備え、
    前記ベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、所定角度を形成する、
    ことを特徴とする、CVTエレメントの加工用治具。
  2. 上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する際に、複数の前記CVTエレメントを積層した状態で加工装置の固定面に固定する、CVTエレメントの加工用治具であって、
    一端にベース部が形成されるとともに、前記ベース部の反対側である他端に保持部が形成され、
    前記ベース部は、前記CVTエレメントの積層方向に対してそれぞれ平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、一対のベース固定面を備え、
    前記保持部は、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行かつ均一の幅に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備え、
    前記一対のベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、それぞれ同一の所定角度を形成するとともに、
    前記CVTエレメント保持面の、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面における切断線の中点が、前記一対のベース固定面のそれぞれから等距離となるように形成される、
    ことを特徴とする、CVTエレメントの加工用治具。
  3. 前記所定角度が前記仕上げ角度と等しくなるように形成される、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のCVTエレメントの加工用治具。
  4. 前記ベース部が磁性体で形成される、
    ことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか1項に記載のCVTエレメントの加工用治具。
  5. 前記ベース部における、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な面の少なくとも一方には、前記一対のベース固定面から等距離の位置に基準穴が開口される、
    ことを特徴とする、請求項2に記載のCVTエレメントの加工用治具。
  6. 上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する、CVTエレメントの加工装置であって、
    前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、ベース固定面を備えたベース部と、該ベース部の反対側に、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備える保持部と、が形成された加工用治具と、
    前記加工用治具のベース部を固定する固定面と、
    前記CVTエレメントの側辺を仕上げ加工する研磨具と、を備え、
    前記ベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、所定角度を形成する、
    ことを特徴とする、CVTエレメントの加工装置。
  7. 上辺と底辺と一対の側辺とによって略等脚台形状に形成されるとともに、前記底辺の中央に開口された凹部に形成される基準辺を備える、薄板状部材であるCVTエレメントに対して、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺とのなす角が同一の仕上げ角度になるとともに、前記一対の側辺のそれぞれと前記基準辺の中点との距離が等しくなるように、研磨具で仕上げ加工する、CVTエレメントの加工装置であって、
    前記CVTエレメントの積層方向に対してそれぞれ平行に形成されるとともに前記加工装置の固定面に固定される、一対のベース固定面を備えたベース部と、該ベース部の反対側に、前記CVTエレメントの積層方向に対して平行かつ均一の幅に形成されるとともに複数の前記CVTエレメントの前記基準辺を保持する、CVTエレメント保持面を備える保持部と、が形成された加工用治具と、
    前記加工用治具のベース部を固定する固定面と、
    前記CVTエレメントの側辺を仕上げ加工する研磨具と、を備え、
    前記一対のベース固定面と前記CVTエレメント保持面とが、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面において、それぞれ同一の所定角度を形成するとともに、
    前記CVTエレメント保持面の、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な切断面における切断線の中点が、前記一対のベース固定面のそれぞれから等距離となるように形成される、
    ことを特徴とする、CVTエレメントの加工装置。
  8. 前記所定角度が前記仕上げ角度と等しくなるように形成される、
    ことを特徴とする、請求項6又は請求項7に記載のCVTエレメントの加工装置。
  9. 前記ベース部が磁性体で形成される、
    ことを特徴とする、請求項6から請求項8の何れか1項に記載のCVTエレメントの加工装置。
  10. 前記ベース部における、前記CVTエレメントの積層方向に対して垂直な面の少なくとも一方には、前記一対のベース固定面から等距離の位置に基準穴が開口される、
    ことを特徴とする、請求項7に記載のCVTエレメントの加工装置。
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