JP5251646B2 - 映像確認装置、その方法、及びプログラム - Google Patents
映像確認装置、その方法、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5251646B2 JP5251646B2 JP2009066404A JP2009066404A JP5251646B2 JP 5251646 B2 JP5251646 B2 JP 5251646B2 JP 2009066404 A JP2009066404 A JP 2009066404A JP 2009066404 A JP2009066404 A JP 2009066404A JP 5251646 B2 JP5251646 B2 JP 5251646B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- difference area
- difference
- video
- imaging information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
上記に関連して、動画像におけるシーンの検索や、インデックスによる動画の頭出しに関する技術として特許文献1ないし3に示す技術が開示されている。
本実施形態に係る映像確認装置について図1ないし図9を用いて説明する。本実施形態に係る映像確認装置は、カメラで撮像され、蓄積された映像の確認を行う。
(1.構成)
図1は、本実施形態に係る映像確認装置を用いた監視システムのシステム構成図である。図1において、監視システム100は、複数のカメラ120a〜120z(例えば、監視カメラや防犯カメラ等)、システム全体を管理する映像確認装置110、確認対象となる映像を表示するモニタ130、及び映像確認装置110に対する入力操作を行う入力機器140を備える。なお、システム全体を管理する専用の装置として管理サーバを備えるようにしてもよい。
づいて、映像情報蓄積部315に格納された映像情報(図5(a)〜図5(d))と背景画像(図5(X))とで相違する画素領域が抽出される。ここでも、図5(a)〜図5(d)において、背景には変化がなく、人物と車と自転車のみが移動しているため、人物と車と自転車の画素領域のみが差分領域として抽出され、差分領域情報325(図5(a’)〜図5(d’)すなわち差分画像510〜540)が生成される。
図7は、本実施形態に係る映像確認装置の動作を示すフローチャートである。まず、映像取得部310が、カメラ120で撮像された映像情報305を取得し、映像情報蓄積部315に蓄積する(ステップS701)。蓄積された映像情報から、確認者150の指示に基づいて確認対象となる映像情報を選択し、選択された映像情報から静止画を抽出する(ステップS702)。差分抽出部325が、抽出された静止画と予め撮像されていた背景画像との差分領域を抽出して、差分画像を生成する(ステップS703)。
ステップS703で差分画像が生成されると、差分領域を強調するために、差分画像のコントラストを調整する(ステップS704)。連続的に変化があった時間帯ごとに差分画像を重ね合わせて重畳画像を生成する(ステップS705)。
なお、頭出し再生の映像は、重畳画像と同一の画面に表示してもよいし、別画面で表示してもよい。
さらに、変化があった時間帯のフレームの一覧から確認したい映像を選択して即座に映像を表示して確認することができる。
さらにまた、重畳されたフレームの最早、及び最遅時刻を表示するため、ある程度確認する時刻が絞られている場合には、必要な映像を即座に確認することができる。
本実施形態に係る映像確認装置について図10ないし図12を用いて説明する。本実施形態に係る映像確認装置は、第1の実施形態に係る映像確認装置の機能を拡張したものであり、差分領域の移動速度を算出し、所定範囲内の移動速度で移動している差分領域のみを重畳するものである。
なお、本実施形態において、前記第1の実施形態と重複する説明については省略する。
図10は、本実施形態に係る映像確認装置の機能ブロック図である。第1の実施形態と異なるのは、速度算出部350を備えることである。
速度算出部350は、差分抽出部320が抽出した差分領域情報325に基づいて、差分領域の移動速度を算出する。移動速度は、撮像された時刻と移動距離により求められる。撮像された時刻は映像情報蓄積部315に格納されており、フレーム間の時刻の差に基づいて時間を求めることができる。移動距離は、差分領域が移動した画素数と映像情報ごとに設定されたスケーリングパラメータを用いた射影変換等により算出される。算出された時間と移動距離に基づいて移動速度が算出される。
映像取得部310、映像情報蓄積部315、差分抽出部320、重畳部330、及び表示制御部340の機能は、第1の実施形態と同じであるため説明は省略する。
図11は、本実施形態に係る映像確認装置の動作を示すフローチャートである。まず、映像取得部310が、カメラ120で撮像された映像情報305を取得し、映像情報蓄積部315に蓄積する(ステップS1101)。蓄積された映像情報から、確認者150の指示に基づいて確認対象となる映像情報を選択し、選択された映像情報から静止画を抽出する(ステップS1102)。差分抽出部325が、抽出された静止画と予め撮像されていた背景画像との差分領域を抽出し、速度算出部350が、抽出した差分領域の移動速度を算出する(ステップS1103)。移動速度が指定された範囲内にある差分領域のみを抽出し、差分画像を生成する(ステップS1104)。
さらに、犯罪等の場合には、犯人が急いで移動している場合が多いため、人物の変化と移動速度を確認することで、人物が急いで移動していることを確認し、犯人の可能性がある人物を早急に確認することができる。
本実施形態に係る映像確認装置について、図13を用いて説明する。本実施形態に係る映像確認装置は、第1、及び第2の実施形態に係る映像確認装置の機能を拡張したものであり、重畳画像において差分領域が同じ位置に重なった場合に様々な表示方法により表示するものである。
このように、本実施形態に係る映像確認装置によれば、差分領域の輪郭のみを抽出するため、差分領域を重畳したときに、複数の差分領域が同じ位置に重なった場合であっても、それぞれの差分領域を明確に区別して監視することができる。
また、差分領域を半透化、及び/又は異なる時刻ごとに異なる色で重畳するため、差分領域を明確に区別して異常を確認することができる。
前記各実施形態に関して次の付記を示す。
110 映像確認装置
120 カメラ
130 モニタ
140 入力機器
150 確認者
210 CPU
220 RAM
230 ROM
240 HD
250 通信I/F
260 入出力I/F
305 映像情報
306 速度範囲情報
310 映像取得部
315 映像情報蓄積部
320 差分抽出部
325 差分領域情報
330 重畳部
335 重畳画像情報
340 表示制御部
350 速度算出部
410〜440 差分画像
510〜540 差分画像
Claims (5)
- 撮影時刻の異なる複数のフレームを有する撮像情報を格納する撮像情報格納手段と、
当該撮像情報格納手段に格納された撮像情報において、任意の一のフレームと当該任意の一のフレームとは異なる撮影時刻のフレーム、又は予め撮像された背景フレームとを比較して画素値に相違がある領域を検出し、検出した画素領域を差分領域として抽出する差分領域抽出手段と、
当該差分領域抽出手段が差分領域を検出した開始フレームから、前記差分領域の変化が連続して検出されている検出区間のフレームを重畳して一のフレームを生成する重畳手段と、
前記重畳手段が生成した一のフレームを一覧表示する表示手段とを備え、
当該表示手段が表示する任意の一のフレームにおける任意の一の差分領域が選択された場合に、当該選択された差分領域に対応する時刻における、前記撮像情報格納手段にて格納された撮像情報を表示する映像確認装置。 - 請求項1に記載の映像確認装置において、
前記撮像情報格納手段が格納する撮像情報の各フレームが撮像された時刻に基づいて、前記差分領域抽出手段で抽出された差分領域の移動速度を算出する速度算出手段を備え、
前記重畳手段が、前記速度算出手段で算出された移動速度が所定の移動速度の範囲内にある場合に、前記差分領域を重畳して一のフレームを生成する映像確認装置。 - 請求項1又は2に記載の映像確認装置において、
前記表示手段が、前記重畳手段にて一のフレームを生成する場合における前記検出区間の変化開始、及び変化終了時刻、変化開始時刻から変化終了時刻までの時間、移動距離、並びに/又は前記速度算出手段にて算出された前記差分領域の移動速度を表示する映像確認装置。 - 撮影時刻の異なる複数のフレームを有する撮像情報を格納し、当該格納された撮像情報において、任意の一のフレームと当該任意の一のフレームとは異なる撮影時刻のフレーム、又は予め撮像された背景フレームとを比較して画素値に相違がある領域を検出し、検出した画素領域を差分領域として抽出する差分領域抽出ステップと、
当該差分領域抽出ステップが差分領域を検出した開始フレームから、前記差分領域が連続して検出されている検出区間のフレームを重畳して一のフレームを生成する重畳ステップと、
前記重畳ステップが生成した一のフレームを一覧表示する表示ステップとを含み、
当該表示ステップが表示する任意の一のフレームにおける任意の一の差分領域が選択された場合に、当該選択された差分領域に対応する時刻における、前記格納された撮像情報を表示する映像確認方法。 - 撮影時刻の異なる複数のフレームを有する撮像情報を格納する撮像情報格納手段、
当該撮像情報格納手段に格納された撮像情報において、任意の一のフレームと当該任意の一のフレームとは異なる撮影時刻のフレーム、又は予め撮像された背景フレームとを比較して画素値に相違がある領域を検出し、検出した画素領域を差分領域として抽出する差分領域抽出手段、
当該差分領域抽出手段が差分領域を検出した開始フレームから、前記差分領域が連続して検出されている検出区間のフレームを重畳して一のフレームを生成する重畳手段、
前記重畳手段が生成した一のフレームを一覧表示する表示手段としてコンピュータを機能させ、
当該表示手段が表示する任意の一のフレームにおける任意の一の差分領域が選択された場合に、当該選択された差分領域に対応する時刻における、前記撮像情報格納手段にて格納された撮像情報を表示する映像確認プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009066404A JP5251646B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 映像確認装置、その方法、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009066404A JP5251646B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 映像確認装置、その方法、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010220042A JP2010220042A (ja) | 2010-09-30 |
JP5251646B2 true JP5251646B2 (ja) | 2013-07-31 |
Family
ID=42978365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009066404A Expired - Fee Related JP5251646B2 (ja) | 2009-03-18 | 2009-03-18 | 映像確認装置、その方法、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5251646B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6075821B2 (ja) * | 2012-02-07 | 2017-02-08 | キヤノン株式会社 | 画像再生装置、その制御方法、およびプログラム |
KR101926487B1 (ko) | 2012-10-12 | 2018-12-07 | 한화테크윈 주식회사 | 감시 시스템의 제어 방법, 및 이 방법을 채용한 감시 시스템 |
JP6075315B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-02-08 | 株式会社Jvcケンウッド | 合成画像作成システム、合成画像作成方法、及び合成画像作成プログラム |
JP6618349B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2019-12-11 | 株式会社日立システムズ | 映像検索システム |
EP3319041B1 (en) | 2016-11-02 | 2022-06-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium |
JP6598828B2 (ja) * | 2016-11-02 | 2019-10-30 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム |
JP6406366B2 (ja) * | 2017-01-11 | 2018-10-17 | 株式会社Jvcケンウッド | 合成画像作成システム、合成画像作成方法、及び合成画像作成プログラム |
CN108965806B (zh) * | 2018-07-12 | 2021-01-08 | 江门市金佣网有限公司 | 一种基于远程展销系统的数据传输方法及装置 |
WO2021130918A1 (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | 富士通株式会社 | 画像処理システム及び画像処理プログラム |
JP7477783B2 (ja) * | 2022-03-25 | 2024-05-02 | ダイキン工業株式会社 | 画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム |
JP7346664B1 (ja) | 2022-06-17 | 2023-09-19 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータシステム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3753232B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2006-03-08 | オムロン株式会社 | 運動動作解析支援装置 |
JP4333255B2 (ja) * | 2003-07-23 | 2009-09-16 | ソニー株式会社 | 監視装置 |
-
2009
- 2009-03-18 JP JP2009066404A patent/JP5251646B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010220042A (ja) | 2010-09-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5251646B2 (ja) | 映像確認装置、その方法、及びプログラム | |
JP6887132B2 (ja) | 映像処理装置、映像処理システム及び映像処理方法 | |
JP2010206475A (ja) | 監視支援装置、その方法、及びプログラム | |
US10019877B2 (en) | Apparatus and methods for the semi-automatic tracking and examining of an object or an event in a monitored site | |
Han et al. | Development of early tunnel fire detection algorithm using the image processing | |
CN107480653A (zh) | 基于计算机视觉的客流量检测方法 | |
JP2010278963A (ja) | 監視システム用の画像処理プログラム、画像処理装置、及び画像処理方法 | |
US20200311438A1 (en) | Representative image generation device and representative image generation method | |
JP5787485B2 (ja) | 監視装置、及びプログラム | |
Atzori et al. | HEIMDALL: an AI-based infrastructure for traffic monitoring and anomalies detection | |
JP3182808B2 (ja) | 画像処理システム | |
JP2016122966A (ja) | データ再生装置、データ再生方法及びプログラム | |
JP6405606B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム | |
JPH10285586A (ja) | 画像処理装置、監視画像表示システム、画像処理方法、および、監視画像表示方法 | |
KR101736431B1 (ko) | 다중영상을 이용한 교통정보 스마트 모니터링 시스템 및 방법 | |
JP2008152586A (ja) | エリア警戒自動識別監視システム | |
JP2005284652A (ja) | 動きベクトルを用いた映像監視方法及び装置 | |
JP4096757B2 (ja) | 画像追跡装置 | |
KR100994418B1 (ko) | 건물의 침입 감지를 위한 촬영 이미지 처리 시스템 및 방법 | |
JP3601951B2 (ja) | 移動物体の表示方法、それを用いた表示システムおよびそのためのプログラム記録媒体 | |
JP2012169826A (ja) | 画像処理装置、画像表示システム及び画像処理方法 | |
JP4028533B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP4998955B2 (ja) | 崩落検知システムおよび方法 | |
JP3858534B2 (ja) | 眼の状態検出装置 | |
JP2012084078A (ja) | 動体情報解析装置、動体情報解析システム、動体情報解析装置の制御方法、および動体情報解析装置の制御プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130319 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130401 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5251646 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |