JP5251579B2 - ペースト状物質を有底孔に充填する方法及び装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態によるペースト状物質充填装置について、その模式的な正面図である図1を参照して以下に説明する。第1の実施形態による充填装置は、多層回路基板の各層の基材を構成するシート材10をワークとし、前記シート材10の表面に設けられた有底ビア穴に、ペースト状物質として導電ペーストPを充填するものである。
次に本発明の第2の実施形態によるペーストPの充填方法について以下に説明する。
まず、ワークであるシート材10を、その有底のビア穴13が表面で開口するように、ワーク保持盤20上に載置して、真空吸着させて保持させる。
第2の実施形態による充填方法においては、1枚のシート材10のために充填ヘッド40に1回ペーストが供給されたが、本発明においては、1枚のシート材10に対して、複数回のペースト供給と複数回のペースト充填とが行われてもよい。この方法は、1回分のペーストの供給量が1枚のシート材10に必要なペースト量に満たない場合、あるいはペーストの組成を例えば1回目と2回目で変えたい場合等に好適に適用される。
13 有底ビア穴
20 ワーク保持盤
30 ペースト計量装置
40 充填ヘッド
42 充填室
43 スキージ
44 開口
50 スキージ公転機構
60 ペースト回収装置
70 清掃装置
80 送り機構
90 ベースフレーム
93 充填室真空ポンプ
Claims (16)
- 有底孔(13)が形成されたシート材(10)を載置して保持するワーク保持盤(20)と、
一定量のペースト状物質(P)を計量して準備するペースト状物質計量手段(30)と、
前記ワーク保持盤(20)と前記ペースト状物質計量手段(30)との間を移動すると共に、前記ワーク保持盤(20)に保持された前記シート材(10)に摺接して移動する充填ヘッド(40)であって、該充填ヘッド(40)が前記シート材(10)の表面に当接することにより密閉される開口(44)を有する充填室(42)と、前記充填室(42)内に配設されたスキージ(43)にして、前記計量されて準備されたペースト状物質(P)を前記開口(44)側から受容して保持し、保持した前記ペースト状物質(P)を前記有底孔(13)内に擦り込むスキージ(43)とを備える充填ヘッド(40)と、を具備するペースト状物質の充填装置であって、
前記スキージ(43)に受容される前記ペースト状物質(P)の量は、前記充填室(42)の前記開口(44)が開放されているときにおいても前記スキージ(43)から落下することなく前記スキージ(43)に保持され得る量であり、
前記スキージ(43)が、横断面で見たとき概ね逆V字形を形作る2枚のリップ部(43a)を備えており、前記2枚のリップ部(43a)の間に前記ペースト状物質(P)を受容する受容部(43b)が形成されていていることを特徴とする、ペースト状物質の充填装置。 - 前記充填ヘッド(40)が、前記充填室(42)の気密を保持するために前記シート材(10)の表面に当接するシール部材(45)を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載のペースト状物質充填装置。
- 前記充填ヘッド(40)が、前記充填室(42)内の前記ペースト状物質(P)を攪拌するために前記スキージ(43)を前記充填室(42)内で移動させるスキージ駆動機構(50)を更に備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のペースト状物質充填装置。
- 前記スキージ駆動機構(50)は、前記シート材(10)の表面の法線方向に延びる軸線(Ar)を中心にして前記スキージ(43)を公転運動させるスキージ公転機構(50)からなることを特徴とする、請求項3に記載のペースト状物質充填装置。
- 前記充填ヘッド(40)が、前記シート材(10)の表面に付着した前記ペースト状物質(P)を回収するペースト状物質回収装置(60)を更に備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のペースト状物質充填装置。
- 前記充填ヘッド(40)を清掃する清掃手段(70)を更に具備する請求項1〜5のいずれか一項に記載のペースト状物質充填装置であって、前記充填ヘッド(40)が前記清掃手段(70)の配設場所へ移動して清掃されることを特徴とするペースト状物質充填装置。
- 前記ペースト状物質計量手段(30)が計量マスク(31)を備えており、前記一定量のペースト状物質(P)が前記計量マスク(31)により計量されて準備される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のペースト状物質充填装置。
- 前記ペースト状物質(P)が導電ペースト(P)であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のペースト状物質充填装置。
- 前記シート材(10)が多層回路基板の各単層の基材であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のペースト状物質充填装置。
- 開口(44)を有する充填室(42)と前記充填室(42)内に配設されたスキージ(43)とを備える充填ヘッド(40)を用いてシート材(10)に設けられた有底孔(13)にペースト状物質(P)を充填する方法であって、
ワーク保持盤(20)上に前記シート材(10)を載置して保持する段階と、
計量ステーション(S1)において、一定量の前記ペースト状物質(P)を計量して準備する段階と、
計量された前記一定量のペースト状物質(P)を前記計量ステーション(S1)において前記充填ヘッド(40)の前記スキージ(43)に前記開口(44)側から受容させる段階と、
前記充填ヘッド(40)を前記シート材(10)上の充填開始位置に移動して前記シート材(10)の表面に当接させることにより前記充填室(42)の前記開口(44)を閉じる段階と、
前記充填ヘッド(40)の前記充填室(42)内を真空化する段階と、
前記充填ヘッド(40)を前記シート材(10)に当接させたまま移動させることにより前記スキージ(43)が保持するペースト状物質(P)を前記有底孔(13)に真空充填する段階と、
前記充填ヘッド(40)の前記充填室(42)内の真空を解放する段階と、
前記充填ヘッド(40)を前記計量ステーション(S1)に移動する段階と、
前記シート材(10)を前記ワーク保持盤(20)から取り外す段階と、を含み、
前記スキージ(43)に受容させる前記ペースト状物質(P)の量は、前記充填室(42)の前記開口(44)が開放されているときにおいても前記スキージ(43)から落下することなく前記スキージ(43)に保持され得る量であり、
前記スキージ(43)が、横断面で見たとき概ね逆V字形を形作る2枚のリップ部(43a)を備えており、前記2枚のリップ部(43a)の間に前記ペースト状物質(P)を受容する受容部(43b)が形成されていていることを特徴とするペースト状物質の充填方法。 - 前記充填ヘッド(40)の前記充填室(42)内を真空化する前記段階と、前記ペースト状物質(P)を前記有底孔(13)に真空充填する前記段階と並行に実施される前記充填室(42)内のペースト状物質(P)を攪拌する段階を更に含むことを特徴とする、請求項10に記載のペースト状物質の充填方法。
- 前記計量ステーション(S1)には、計量された前記ペースト状物質(P)を載置する載置プレート(33)が備えられており、
前記一定量のペースト状物質(P)を前記充填ヘッド(40)の前記スキージ(43)に受容させる前記段階が、
計量されて前記載置プレート(33)上に準備されたペースト状物質(P)を前記スキージ(43)に付着させるために前記充填ヘッド(40)を上方から前記載置プレート(33)に当接させることにより前記充填室(42)の前記開口(44)を閉じる段階と、
前記充填ヘッド(40)の前記充填室(42)内を真空化する段階と、
前記充填室内(42)の前記ペースト状物質(P)を攪拌する段階と、
攪拌を停止すると共に前記充填室(42)の真空を解放する段階と、
前記充填ヘッド(40)を前記載置プレート(33)に当接させたまま横に移動させて前記載置プレート(33)から離す段階と、を含むことを特徴とする、請求項10又は11に記載のペースト状物質の充填方法。 - 前記充填ヘッド(40)の前記充填室(42)内の真空を解放する前記段階と、前記充填ヘッド(40)を前記計量ステーション(S1)に移動する前記段階との間に、充填ヘッド(40)を清掃ステーション(S2)に移動して清掃する段階を更に含むことを特徴とする、請求項10〜12のいずれか一項に記載のペースト状物質の充填方法。
- 前記充填ヘッド(40)の前記充填室(42)内の真空を解放する前記段階と、前記充填ヘッド(40)を前記計量ステーション(S1)に移動する前記段階との間に、前記シート材(10)の表面に残った前記ペースト状物質(P)を回収する段階を更に含むことを特徴とする、請求項13に記載のペースト状物質の充填方法。
- 前記ワーク保持盤(20)上に前記シート材(10)を載置して保持する前記段階及び前記ワーク保持盤(20)から前記シート材(10)を取り外す前記段階が1回実行される間に、一定量の前記ペースト状物質(P)を計量する前記段階から前記充填ヘッド(40)を前記計量ステーション(S1)に移動する前記段階までの各段階が複数回実行されることを特徴とする、請求項10〜14のいずれか一項に記載のペースト状物質の充填方法。
- 一定量の前記ペースト状物質(P)を計量して準備する前記段階及び一定量の前記ペースト状物質(P)を前記充填ヘッド(40)の前記スキージ(43)に受容させる前記段階が各1回実行される間に、それら以外のすべての段階が複数回実行されることを特徴とする、請求項10〜14のいずれか一項に記載のペースト状物質の充填方法。
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