JP5250747B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ駆動装置に関する。
プリンタのキャリッジの位置決め等、様々な電子機器の制御にステッピングモータが用いられている。図6は、2相のステッピングモータを駆動する一般的なモータ駆動装置の一例を示す図である。A相の磁界を形成するコイルL1,L2及びB相の磁界を形成するコイルL3,L4によりモータMが構成され、モータMの駆動を制御するためにモータ駆動装置100が設けられている。モータ駆動装置100は、コイルL1〜L4に流れる電流を制御するスイッチング素子F1〜F4、スイッチング素子F1〜F4のオンオフを制御する出力制御部102、コイルL1〜L4に流れる電流を検出する抵抗R1,R2、及びコイルL1〜L4に流れる電流が所定の電流に達したかどうかを検出する電流検出部104を含んで構成されている。
例えば、出力制御部102は、スイッチング素子F1をオンにすることにより、モータコイルL1に電流を流す。コイルL1に流れる電流が時間の経過とともに増加し、抵抗R1の一端に現れる電流検出電圧も上昇していく。そして、電流検出電圧が所定の基準電圧VREF1より高くなったことが電流検出部104によって検出されると、出力制御部102はコイルL1に流れる電流が所定の電流に達したと判断し、スイッチング素子F1をオフにする。その後も、出力制御部102はスイッチング素子F1のオンオフを繰り返す。また、その他のスイッチング素子F2〜F4についても同様に制御される。すなわち、モータ駆動装置100では、PWM(Pulse Width Modulation)制御により、コイルL1〜L4に流れる電流量の調整が行われている。
ところで、モータMにおいては、A相のコイルL1,L2で1組の変圧器構造が形成され、B相のコイルL3,L4で1組の変圧器構造が形成されている。したがって、例えば、スイッチング素子F1をオンオフする場合、図7(a)に示すように、スイッチング素子F1がオンの期間にコイルL1に電流が流れてエネルギーが蓄積され、図7(b)に示すように、スイッチング素子F1がオフになるとコイルL1に蓄積されたエネルギーはコイルL2に伝達し、スイッチング素子F2の寄生ダイオードからコイルL2の経路で回生電流が流れることによって消費される。すなわち、図8に示すように、スイッチング素子F1がオンの期間にスイッチング素子F1を流れる電流IDは増加していき、スイッチング素子F1がオフになると、電流IDが直ちに低下するとともにスイッチング素子F1のドレイン・ソース間電圧VDSが上昇する。また、スイッチング素子F2をオンオフする場合は、スイッチング素子F2がオンの期間にコイルL2に蓄積されたエネルギーは、スイッチング素子F2がオフになるとコイルL1に伝達し、スイッチング素子F1の寄生ダイオードからコイルL1の経路で電流が流れることによって消費される。B相のコイルL3,L4についても同様である。
このように、スイッチング素子F1〜F4のオンオフに伴って、コイルL1,L2間、及びコイルL3,L4間においてエネルギーの伝達が行われている。そのため、例えば、接続不良等によってコイルL2がモータ駆動装置100から断線されてしまうと、スイッチング素子F1がオンからオフとなった際に、コイルL1に蓄積されたエネルギーがコイルL2に伝達されなくなってしまう。この場合、図9に示すように、スイッチング素子F1がオフになるとスイッチング素子F1のドレイン・ソース間電圧VDSが急激に非常に高いレベルまで上昇し、スイッチング素子F1がアバランシェ状態となる。そして、コイルL1に蓄積されているエネルギーはアバランシェ・エネルギーとしてスイッチング素子F1に吸収され、スイッチング素子F1を流れるアバランシェ電流によって緩やかに消費される。このようなアバランシェ状態が発生すると、スイッチング素子F1のドレイン・ソース間電圧VDSが非常に高くなるため、コイルL2がモータ駆動装置100から断線された状態でスイッチング素子F1のオンオフが繰り返されると、スイッチング素子F1は接合部の温度が上昇して熱破壊されてしまう恐れがある。
そこで、このようなスイッチング素子の熱破壊を防止する機能を有するモータ駆動装置が用いられることがある(例えば、特開2007−124849号公報)。図10は、スイッチング素子の熱破壊を防止する機能を有するモータ駆動装置の構成例を示す図である。モータ駆動装置120は、モータ駆動装置100の構成に加え、アバランシェ電流の発生有無を検出するための電流検出部122をさらに含んでいる。
モータ駆動装置120では、電流検出部122の検出結果に基づいて、アバランシェ電流が検出された場合はスイッチング素子F1〜F4がオフのまま保持されることにより、アバランシェ状態の発生が抑制されている。具体的には、図11に示すように、例えばコイルL2がモータ駆動装置120に接続された状態でスイッチング素子F1がオンオフを繰り返している場合、抵抗R1の一端に現れる電流検出電圧VR1は、スイッチング素子F1のオンの期間にVREF1まで上昇し、スイッチング素子F1がオフになると急激に負の電圧となるように変化している。一方、コイルL2がモータ駆動装置120から断線されてしまうと、スイッチング素子F1がオフになっても電流検出電圧VR1は急激に低下するのではなく、緩やかに低下していくことになる。そこで、モータ駆動装置120では、電流検出部122において、基準電圧VREF1より低い基準電圧VREF2と電流検出電圧VR1とが比較されている。そして、出力制御部102は、電流検出部122での検出結果に基づいて、スイッチング素子F1がオフとなってから所定時間後に電流検出電圧VR1が基準電圧VREF2より高くなっている場合には、アバランシェ電流が発生していると判断し、スイッチング素子をオフのままに保持している。スイッチング素子F2〜F4をオンオフする場合にも同様の動作によってアバランシェ電流の検出が行われる。
このように、モータ駆動装置120ではアバランシェ電流によってコイルL1〜L4がモータ駆動装置120から断線されていないかどうかを検出している。ところが、スイッチング素子F1〜F4がオンからオフになった後のスイッチング素子F1〜F4を流れる電流の変化はモータの仕様によって異なるため、コイルL1〜L4がモータ駆動装置120に正常に接続されている場合であっても、コイルL1〜L4がモータ駆動装置120から断線されていると誤検知してしまうおそれがある。例えば、ハイブリッドモータとPM(Permanent Magnet)モータとでは、製品の特性バラツキ等により、PMモータの方がコイルL1,L2間及びコイルL3,L4間の結合が悪くなることがある。そのため、ハイブリッドモータの場合であれば、図12に示すようにスイッチング素子F1がオンからオフとなるとスイッチング素子F1を流れる電流IDは急激に低下するのに対して、PMモータの場合であれば、図13に示すようにスイッチング素子F1がオフになった後もしばらくの間スイッチング素子F1に電流IDが流れることがある。したがって、このようなPMモータの場合に、スイッチング素子がオフになってから電流が下がりきる前にアバランシェ電流の検出をしてしまうと、コイルの断線を誤検知してしまうことがある。
そこで、スイッチング素子がオフになった後の電流の低下速度が遅いPMモータのコイルの断線の誤検知を防ぐためには、スイッチング素子がオンからオフになってからアバランシェ電流を検出するタイミングを遅くする必要がある。しかし、アバランシェ電流の検出タイミングを遅くしてしまうと、コイルが断線している場合のアバランシェ状態の時間が比較的短いハイブリッドモータの場合に、アバランシェ状態を検出することができなくなってしまう。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、モータの仕様によらずスイッチング素子の熱破壊を防止可能なモータ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のモータ駆動装置は、一端が電源側に接続されるとともに電磁結合された第1及び第2コイルを有するステッピングモータの前記第1コイルの他端と一端が接続され、他端が接地側に接続され、前記第1コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、一端が前記第2コイルの他端と接続され、他端が接地側に接続され、接地側から前記第2コイルの向きに通電可能な整流素子と、前記第1コイルに流れる電流を検出可能なコイル電流検出部と、前記整流素子に流れる電流を検出可能な回生電流検出部と、所定間隔で前記スイッチング素子をオンするとともに、前記コイル電流検出部での検出結果に基づいて、前記第1コイルを流れる電流が所定の設定電流に達すると前記スイッチング素子をオフする制御部と、前記スイッチング素子がオンの後にオフとなっている期間に、前記回生電流検出部での検出結果に基づいて、絶対値が所定の設定値より大きい負電流が前記整流素子を流れたかどうかを検出する負電流検出部と、を備え、前記制御部は、前記負電流検出部の検出結果に基づいて、前記負電流が流れていない場合は前記スイッチング素子をオフのまま保持する。
本発明の一実施形態であるモータ駆動装置の構成を示す図である。 コイルが正常に接続されている場合の、モータ駆動装置の動作の概要を示す図である。 スイッチング素子をオンオフしている期間にコイルが断線した場合のモータ駆動装置の動作の一例を示す図である。 スイッチング素子がオンからオフになった際の電圧VR1の変化の一例を示す図である。 マイクロステッピング駆動による電流変化の一例を示す図である。 2相のステッピングモータを駆動する一般的なモータ駆動装置の一例を示す図である。 スイッチング素子の状態に応じた電流経路を示す図である。 コイルが正常に接続されている場合における、スイッチング素子の状態に応じた電流及び電圧の変化の一例を示す図である。 コイルが断線されている場合における、スイッチング素子の状態に応じた電流及び電圧の変化の一例を示す図である。 スイッチング素子の熱破壊を防止する機能を有するモータ駆動装置の構成例を示す図である。 アバランシェ状態を検出する動作の一例を示すタイミングチャートである。 ハイブリッドモータの場合の電流変化の一例を示す図である。 PMモータの場合の電流変化の一例を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態であるモータ駆動装置の構成を示す図である。モータ駆動装置10は集積化されており、接続端子を介して接続されたモータMを駆動する。
モータMは、コイルL1〜L4を含んで構成された2相のユニポーラ型ステッピングモータである。コイルL1,L2は同一の固定子に互いに逆向きに巻かれて電磁結合されており、A相の磁界を形成する。同様に、コイルL3,L4は同一の固定子に互いに逆向きに巻かれて電磁結合されており、B相の磁界を形成する。コイルL1〜L4は、一端に例えば24Vの電源電圧VCCが印加され、他端が接続端子を介してスイッチング素子F1〜F4と接続されている。
スイッチング素子F1〜F4は、コイルL1〜L4の通電を制御する素子であり、本実施形態ではNチャネルMOSFETにより実現されている。また、スイッチング素子F1〜F4のドレイン・ソース間には、接地側から電源側の向きを順方向とする寄生ダイオードが形成されている。
抵抗R1は、コイルL1,L2に流れる電流を検出するためのものであり、一端がスイッチング素子F1,F2のソースと接続され、他端が接地されている。また、抵抗R2は、コイルL3,L4に流れる電流を検出するためのものであり、一端がスイッチング素子F3,F4のソースと接続され、他端が接地されている。したがって、抵抗R1,R2とスイッチング素子F1〜F4との接続点には、コイルL1〜L4に流れる電流に応じた電圧VR1,VR2(第1検出電圧)が発生することになる。また、接地側からスイッチング素子F1〜F4の寄生ダイオードを介して回生電流が流れる場合においては、回生電流に応じた電圧VR1,VR2(第2検出電圧)が発生する。なお、抵抗R1,R2が本発明のコイル電流検出部及び回生電流検出部に相当する。
励磁部12は、2相励磁や1−2相励磁等の励磁方式に応じてコイルL1〜L4の通電を制御するための励磁信号を出力する。そして、励磁部12から出力される励磁信号が切り替わる度にモータMが所定角度で回転していくことになる。なお、励磁部12には外部のマイコン等からモータMの回転速度を制御するための信号が入力されており、励磁部12から出力される励磁信号のパルス幅は回転速度に応じたものとなっている。
電流制御部14(制御部)は、電圧VR1,VR2と所定の基準電圧VREF1とを比較することにより、コイルL1〜L4に流れる電流が基準電圧VREF1に応じた所定の設定電流となるようスイッチング素子F1〜F4のオンオフを制御する。例えば、励磁部12からの励磁信号に応じてコイルL1に電流を流す場合においては、電流制御部14は、スイッチング素子F1がオンとなる信号を出力してコイルL1に電流を流し、電圧VR1が基準電圧VREF1に達するとスイッチング素子F1がオフとなる信号を出力し、スイッチング素子F1がオフとなった後、所定のタイミングで再びスイッチング素子F1がオンとなる信号を出力するという処理を繰り返す。なお、スイッチング素子F1がオンからオフになると、コイルL1に蓄積されたエネルギーがコイルL2に伝達され、スイッチング素子F2の寄生ダイオード(整流素子)を介してコイルL2に負電流(回生電流)が流れる。なお、負電流の絶対値の最大値は、コイルL1に流れる電流の最大値と同程度となる。同様に、スイッチング素子F2がオンからオフになった場合は、スイッチング素子F1の寄生ダイオードを介してコイルL1に負電流が流れることになる。スイッチング素子F3,F4のオンオフについても同様である。このように、スイッチング素子F1〜F4がPWM制御されることにより、コイルL1〜L4に流れる電流は基準電圧VREF1に応じた所定の設定電流となるように制御される。
基準クロック生成回路16は、電流制御部14がスイッチング素子F1〜F4をPWM制御する際にスイッチング素子F1〜F4をオンにするタイミングの基準となる所定周波数のクロック信号を生成する。本実施形態では、基準クロック生成回路16から出力されるクロック信号の立ち下がりのタイミングでスイッチング素子F1〜F4がオンされることとする。また、基準クロック生成回路18は、基準クロック生成回路16から出力されるクロック信号と立ち下がりのタイミングが同じで、基準クロック生成回路16から出力されるクロック信号より先に立ち上がるクロック信号を生成する。
比較回路20〜23、フリップフロップ(FF)26〜31、立ち下がり遅延回路34、AND回路37〜47、NAND回路50〜53、OR回路56,57、EXOR回路60,61、NOT回路64、及び抵抗R3〜R6は、スイッチング素子F1〜F4がオンの後にオフとなっている期間に、絶対値が所定の設定値より大きい負電流がスイッチング素子F1〜F4を流れたかどうかを検出する負電流検出部を構成している。所定の設定値より大きい負電流が流れていない場合は、コイルL1〜L4がモータ駆動装置10に正常に接続されていないと判定され、AND回路43から出力される信号がLレベルとなってAND回路44〜47から出力される信号が全てLレベルとなり、スイッチング素子F1〜F4が全てオフに保持される。なお、FF26〜31、立ち下がり遅延回路34、AND回路37〜47、NAND回路50〜53、OR回路56,57、EXOR回路60,61、及びNOT回路64により構成される回路が本発明の停止信号出力回路に相当する。また、比較回路20,21、FF26,27、及びAND回路37〜40により構成される回路が本発明の設定電流検出回路に相当する。
例えば、スイッチング素子F1がオンオフされている場合において、スイッチング素子F1がオンからオフになると、コイルL2がモータ駆動装置10に正常に接続されている場合には、抵抗R1及びスイッチング素子F2の寄生ダイオードを介してコイルL2に負電流が流れることになる。このとき、電圧VR1は負電流の大きさに応じた負電圧となる。比較回路22は、この電圧VR1に基づいて、所定の設定値より大きい負電流が流れたかどうかを示す信号を出力する。具体的には、比較回路22では、例えば5Vの正電圧と電圧VR1とを抵抗R3,R4で分圧して得られる電圧と、所定の基準電圧VREF3+との比較が行われる。すなわち、抵抗R3,R4の接続点に現れる電圧が基準電圧VREF3+より低くなると、所定の設定値より大きい負電流が流れたと判定されることになる。なお、抵抗R3,R4は、比較回路22が正のレベルで電圧比較可能なように、電圧VR1が負レベルの基準電圧VREF3のときに抵抗R3,R4の接続点の電圧がVREF3+となるよう電圧VR1をレベルシフトするレベルシフト回路を構成している。抵抗R5,R6についても同様に電圧VR2をレベルシフトするレベルシフト回路となっている。また、スイッチング素子F2〜F4がオンオフされている場合においても、同様に負電流の検出が行われる。
ここで、スイッチング素子F1〜F4がオンからオフとなった際に発生する負電流の絶対値の最大値は、コイルL1〜L4に流れる基準電圧VREF1に応じた正電流の最大値と同程度となるため、基準電圧VREF1が低い場合は負電流の絶対値の最大値も小さくなり、コイルL1〜L4が正常にモータ駆動装置10に接続されている場合であっても、基準電圧VREF3に応じた負電流が発生せず、コイルL1〜L4がモータ駆動装置10から断線されていると判定される可能性がある。そこで、モータ駆動装置10では、コイルL1〜L4に流れる正電流の最大値が所定レベルより大きい場合に限り、コイルL1〜L4の断線判定に基づいてスイッチング素子F1〜F4をオフとすることとしている。具体的には、スイッチング素子F1〜F4がオンになっている期間に、基準電圧VREF3より絶対値が大きい所定の基準電圧VREF2より電圧VR1,VR2が高くなるかどうかに基づいて、コイルL1〜L4に流れる正電流の最大値が所定レベルより大きいかどうかの判定が行われている。例えば、スイッチング素子F1をオンオフしている場合において、比較回路20では、電圧VR1と基準電圧VREF2との比較が行われる。すなわち、電圧VR1が基準電圧VREF2より高くなると、コイルL1に流れる正電流の最大値が所定レベルより大きくなったと判定される。スイッチング素子F2〜F4がオンオフされている場合においても同様である。
図2に示すタイミングチャートを参照して、コイルL1〜L4が正常に接続されている場合の、モータ駆動装置10の動作の概要を説明する。図2のタイミングチャートでは、コイルL1,L2に流れる電流がIA,IABで表され、スイッチング素子F1,F2のゲートに入力される信号がS1,S2で表されている。
図2の例では、まず、コイルL1への通電を指示する励磁信号が励磁部12から出力されていることとしている。したがって、スイッチング素子F1に出力される信号S1がHレベルとなり、電流IAが増加していくとともに電圧VR1が上昇していく。そして、電圧VR1が基準電圧VREF1に達すると、電流制御部14が信号S1をLレベルに変化させ、スイッチング素子F1がオフになる。スイッチング素子F1がオフになると、電流IAが急激に減少するとともに、コイルL1に蓄積されたエネルギーがコイルL2に伝達し、スイッチング素子F2の寄生ダイオードからコイルL2に向かって負の電流IABが流れ、電圧VR1も電流IABに応じた負電圧となる。その後、電流制御部14が、基準クロック生成回路16から出力されるクロック信号に基づいて信号S1を再びHレベルに変化させると、電流IAが増加していく。このように、コイルL1への通電を指示する励磁信号が出力されている期間においては、コイルL1を流れる電流の最大値が基準電圧VREF1に応じた所定の設定電流となるようスイッチング素子F1がPWM制御される。
また、図2の例では、コイルL1の次にコイルL2への通電を指示する励磁信号が励磁部12から出力されていることとしている。コイルL2への通電を指示する励磁信号が出力されている期間においても、コイルL1の場合と同様に、コイルL2を流れる電流の最大値が基準電圧VREF1に応じた所定の設定電流となるようスイッチング素子F2がPWM制御される。なお、スイッチング素子F2がPWM制御されている場合、スイッチング素子F2がオンからオフになると、スイッチング素子F1の寄生ダイオードからコイルL1に向かって負の電流IAが流れ、電圧VR1が電流IAに応じた負電圧となる。
図3に示すタイミングチャートを参照して、スイッチング素子F1をオンオフしている期間にコイルL2が断線した場合のモータ駆動装置10の動作の一例について説明する。まず、初期状態としてはコイルL2がモータ駆動装置10に正常に接続されていることとする。なお、前述したように、基準クロック生成回路16からはPWM制御の基準となる所定周波数のクロック信号(1)が出力されており、基準クロック生成回路18からはクロック信号(1)と立ち下がりのタイミングが同じで、クロック信号(1)よりも先に立ち上がるクロック信号(2)が出力されている。コイルL1への通電を指示する励磁信号が励磁部12から出力されると、電流制御部14から出力される信号(3)がHレベルとなり、スイッチング素子F1がオンとなる。スイッチング素子F1がオンになると電圧VR1が上昇していき、基準電圧VREF1に達すると電流制御部14から出力される信号(3)がLレベルとなる。信号(3)がLレベルになるとスイッチング素子F1がオフとなる。コイルL2が正常に接続されている状態では、スイッチング素子F2の寄生ダイオードを介して負電流が流れ、基準電圧VREF1と同程度の絶対値の負電圧まで電圧VR1が低下する。なお、図3の例においては、基準電圧VREF1は基準電圧VREF2より高く、コイルL2が正常に接続されている場合に生じる負レベルの電圧VR1は基準電圧VREF3より低くなっている。
NAND回路50には、励磁部12から出力されるコイルL1への通電を制御するためのHレベルの信号と、電流制御部14から出力される信号(3)とが入力されているため、NAND回路50から出力される信号(4)は信号(3)の反転信号となっている。また、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2より高いため、比較回路20から出力される信号は電圧VR1が基準電圧VREF2より高くなっている期間Hレベルとなっている。そして、比較回路22から出力される信号(6)は、電圧VR1が基準電圧VREF3より低い期間Hレベルとなる。したがって、スイッチング素子F1がオフの期間に信号(6)がHレベルとなる期間が生じていれば、コイルL2が正常に接続されており、スイッチング素子F2の寄生ダイオードを介して流れる負電流によってコイルL1に蓄積されたエネルギーが消費されていることとなる。なお、スイッチング素子F1の応答遅延により、信号(3)の立ち下がりから遅延時間Td後に信号(6)が変化している。
AND回路37には、クロック信号(1)と比較回路20から出力される信号(5)とが入力されている。したがって、AND回路37から出力される信号(7)は、クロック信号(1)が立ち上がってから電圧VR1が基準電圧VREF2より高くなっている期間Hレベルとなる。そして、FF26のクロック入力端子Cに信号(7)が入力され、FF26のリセット端子Rにクロック信号(2)が入力されている。したがって、FF26の出力端子Qから出力される信号(8)は、クロック信号(2)の立ち下がりでLレベルにリセットされた後、信号(7)の立ち上がりでHレベルとなる。すなわち、信号(8)は、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2より高い場合に、クロック信号(1)の立ち上がりから立ち下がりまでの期間Hレベルとなる。
AND回路39には、OR回路56から出力される信号(4)と、FF26から出力される信号(8)とが入力されている。信号(4)はスイッチング素子F1がオフの期間にHレベルとなるため、AND回路39から出力される信号(9)は、基準電圧VREF1が基準電圧VREF2より高い状態でスイッチング素子F1がPWM制御されている状態におけるスイッチング素子F1がオフの期間にHレベルとなる。
立ち下がり遅延回路34から出力される信号(10)は、AND回路39から出力される信号の立ち下がりを微小時間遅延させた信号となっている。そして、FF28のクロック入力端子Cに比較回路22から出力される信号(6)が入力され、FF28のリセット端子Rに立ち下がり遅延回路34から出力される信号(10)が入力されている。したがって、FF28の出力端子Qから出力される信号(11)は、スイッチング素子F1がオフの期間に電圧VR1が基準電圧VREF3より低くなるとHレベルとなり、次にスイッチング素子F1がオンになってから微小時間後にLレベルとなる。すなわち、信号(11)は、スイッチング素子F1がオンの後にオフとなっている期間に正常な回生電流が発生したかどうかを示すものとなっている。
EXOR回路60には、FF28から出力される信号(11)と立ち下がり遅延回路34から出力される信号(10)とが入力されている。したがって、コイルL2が正常に接続されている場合、EXOR回路60から出力される信号(12)は、信号(10)が立ち上がってから信号(11)が立ち上がるまでの微小な遅延時間Tdの期間だけHレベルとなる。
AND回路41には、クロック信号(2)をNOT回路64で反転して得られる信号(13)と、EXOR回路60から出力される信号(12)とが入力されている。コイルL2が正常に接続されている場合、信号(12)がHレベルとなる期間は微小な時間Tdのみであり、信号(13)がHレベルの期間とは重ならず、信号(14)はLレベルのまま維持される。
FF30は初期状態としてリセットされており、反転出力端子/Qから出力される信号(15)はHレベルとなっている。コイルL2が正常に接続されている場合は、クロック入力端子Cに入力される信号(14)がLレベルのままであるため、信号(15)はHレベルのまま維持される。したがって、AND回路44から出力される信号は電流制御部14から出力される信号(3)に応じて変化し、スイッチング素子F1がクロック信号(2)に基づいてオンオフされることになる。
その後、図3に示すように、スイッチング素子F1がオンオフされている途中でコイルL2がモータ駆動装置10から断線したとする。コイルL2が断線すると、スイッチング素子F1がオンからオフになっても回生電流が発生せず、スイッチング素子F1が次にオンとなる予定のクロック信号(2)の立ち下がりまでの期間に、電圧VR1が基準電圧VREF3より低い状態が発生しない。したがって、スイッチング素子F1がオンの後にオフとなっている期間に、比較回路22から出力される信号(6)はLレベルのまま維持されている。そのため、FF28の出力端子Qから出力される信号(11)もLレベルのままとなる。これにより、EXOR回路60から出力される信号(12)は、信号(10)が示すPWM制御におけるスイッチング素子F1のオフの期間Hレベルとなる。そして、信号(10)の立ち下がりのタイミングはクロック信号(2)の立ち下がりのタイミングよりも遅いため、信号(13)が立ち上がった後に信号(12)が立ち下がることになる。したがって、AND回路41から出力される信号(14)は信号(12),(13)が共にHレベルとなっている期間Hレベルとなる。そして、信号(14)がHレベルになることにより、FF30の反転出力端子/Qから出力される信号(15)がLレベルとなる。これにより、AND回路44〜47から出力される信号が全てLレベルとなり、スイッチング素子F1〜F4が全てオフに保持される。
したがって、モータ駆動装置10では、スイッチング素子F1がオンの後にオフとなっている期間に、絶対値が所定の設定値より大きい負電流がスイッチング素子F2の寄生ダイオードを流れていない場合には、コイルL2がモータ駆動装置10から断線していると判定され、スイッチング素子F1〜F4がオフのまま保持される。スイッチング素子F2〜F4の場合についても同様である。そのため、図4に示すように、例えば、モータの仕様が、スイッチング素子F1がオンからオフになった際の電圧VR1の低下が遅い場合において、オンからオフとなってから所定時間後に所定レベルより大きいアバランシェ電流が流れているかどうかではなく、スイッチング素子F1がオフの期間に絶対値が所定の設定値より大きい負電流が流れたかどうかによってコイルL2の断線が判定されるため、コイルL2の断線の誤検出を防ぐことができる。すなわち、モータの仕様によらずスイッチング素子の熱破壊を防止することが可能となる。
なお、スイッチング素子F1がオフの期間に絶対値が所定の設定値より大きい負電流が流れたかどうかは、スイッチング素子F2の寄生ダイオードを流れる電流に応じた電圧VR1を抵抗R1で生成し、電圧VR1が所定レベルの負電圧VREF3より低くなったかどうかを検出することにより判定することができる。
また、負レベルとなる電圧VR1を抵抗R3,R4で構成されるレベルシフト回路によって正電圧にレベルシフトした電圧と、基準電圧VREF3に応じた正レベルの基準電圧VREF3+とを比較することにより、電圧VR1が所定レベルの負電圧VREF3より低くなったかどうかを検出することができる。すなわち、正レベルの電圧比較が可能な比較回路を用いて、負レベルとなる電圧VR1と負レベルの基準電圧VREF3とを比較することができる。
さらに、モータ駆動装置10では、スイッチング素子がオンの期間にコイルに流れる電流の最大値が、スイッチング素子がオンの後にオフとなっている期間に流れる負電流の検出レベルの絶対値より小さい場合は、コイルの断線の判定を行わないようにしている。すなわち、例えば、図5に示すようにマイクロステッピング駆動によってコイルに流れる電流の最大値が段階的に変化する場合において、コイルに流れる電流の最大値が小さい期間においては、スイッチング素子がオフの期間に生じる負電流の絶対値はコイルが正常に接続されている場合であっても小さくなる。そのため、このような期間についてはコイルの断線の判定を行わないようにすることにより、コイルの断線の誤検出を防ぐことができる。
なお、スイッチング素子がオンの期間にコイルに流れる電流の最大値が、スイッチング素子がオンの後にオフとなっている期間に流れる負電流の検出レベルの絶対値より小さいかどうかは、絶対値が基準電圧VREF3より大きい正の基準電圧VREF2と電圧VR1との比較によって判定することができる。
なお、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。例えば、本実施形態では、例えばスイッチング素子L1がオンからオフになった際には、スイッチング素子F2の寄生ダイオードを介して回生電流が流れることとしたが、スイッチング素子F1がオンからオフになった際にスイッチング素子F2をオンにすることにより、スイッチング素子F2を介して回生電流を流すこととしてもよい。この場合、スイッチング素子F2が回生電流を流すための整流素子に相当する。また、スイッチング素子の寄生ダイオードではなく、回生電流を流すためのダイオード等の整流素子を別途設けることとしてもよい。
M モータ、L1〜L4 コイル、F1〜F4 スイッチング素子、R1〜R6 抵抗、10 モータ駆動装置、12 励磁部、14 電流制御部、16,18 基準クロック生成回路、20〜23 比較回路、26〜31 フリップフロップ(FF)、34 立ち下がり遅延回路、37〜47 AND回路、50〜53 NAND回路、56,57 OR回路、60,61 EXOR回路、64 NOT回路

Claims (5)

  1. 一端が電源側に接続されるとともに電磁結合された第1コイル及び第2コイルを有するステッピングモータの前記第1コイルの他端と一端が接続され、他端が接地側に接続され、前記第1コイルに流れる電流を制御するスイッチング素子と、
    一端が前記第2コイルの他端と接続され、他端が接地側に接続され、接地側から前記第2コイルの向きに通電可能な整流素子と、
    前記第1コイルに流れる電流を検出可能なコイル電流検出部と、
    前記整流素子に流れる電流を検出可能な回生電流検出部と、
    所定間隔で前記スイッチング素子をオンするとともに、前記コイル電流検出部での検出結果に基づいて、前記第1コイルを流れる電流が所定の設定電流に達すると前記スイッチング素子をオフする制御部と、
    前記スイッチング素子がオンの後にオフとなっている期間に、前記回生電流検出部での検出結果に基づいて、前記設定電流と逆向きで絶対値が前記設定電流と同程度である負電流が、前記整流素子を流れた状態であるかどうかを検出し、前記スイッチング素子がオフからオンに切り替わる時に検出結果を出力信号として出力する負電流検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記負電流検出部の前記出力信号に基づいて、前記負電流が流れていない場合は前記スイッチング素子をオフのまま保持すること
    を特徴とするモータ駆動装置。
  2. 請求項1に記載のモータ駆動装置であって、
    前記負電流検出部は、
    前記回生電流検出部で検出された前記整流素子に流れる電流に対応する第1検出電圧が前記負電流に応じた所定レベルの負電圧より低くなったかどうかを検出する比較回路と、
    前記スイッチング素子のオフからオンになる時に前記比較回路の出力を通過させるゲート回路と、
    前記ゲート回路の出力信号に基づいて、前記スイッチング素子のスイッチングを停止させるための停止信号を出力する停止信号出力回路と
    を含んで構成され、
    前記制御部は、前記停止信号が出力されると前記スイッチング素子をオフのまま保持することを特徴とするモータ駆動装置。
  3. 請求項2に記載のモータ駆動装置において、
    前記ゲート回路は、前記スイッチング素子のオン状態を規定するクロックに基づき、前記保持回路の出力信号を通過または遮断させることを特徴とするモータ駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ駆動装置であって、
    前記回生電流検出部は、一端が前記整流素子の他端に接続され、他端が接地側に接続され、前記整流素子を流れる電流に応じた第1検出電圧を生成する第1抵抗を含んで構成され、
    前記コイル電流検出部は、一端が前記スイッチング素子の他端に接続され、他端が接地側に接続され、前記第1コイルを流れる電流に応じた第2検出電圧を生成する第2抵抗を含んで構成され、
    前記制御部は、前記スイッチング素子がオンとなっている期間に、前記第2検出電圧が前記設定電流に応じた所定レベルの第1の電圧に達すると前記スイッチング素子をオフすることを特徴とするモータ駆動装置。
  5. 請求項4に記載のモータ駆動装置であって、
    前記第1抵抗及び前記第2抵抗は共通の抵抗であり、前記コイル電流検出部と前記回生電流検出部とが同一の回路であること、
    を特徴とするモータ駆動装置。
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