JP5249999B2 - リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局 - Google Patents

リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局 Download PDF

Info

Publication number
JP5249999B2
JP5249999B2 JP2010181910A JP2010181910A JP5249999B2 JP 5249999 B2 JP5249999 B2 JP 5249999B2 JP 2010181910 A JP2010181910 A JP 2010181910A JP 2010181910 A JP2010181910 A JP 2010181910A JP 5249999 B2 JP5249999 B2 JP 5249999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio base
station
relay
relay station
base station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010181910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012044334A (ja
Inventor
聡 永田
哲士 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2010181910A priority Critical patent/JP5249999B2/ja
Priority to EP11818141.1A priority patent/EP2608594A1/en
Priority to PCT/JP2011/068397 priority patent/WO2012023499A1/ja
Priority to US13/816,739 priority patent/US20130208650A1/en
Publication of JP2012044334A publication Critical patent/JP2012044334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5249999B2 publication Critical patent/JP5249999B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/26Cell enhancers or enhancement, e.g. for tunnels, building shadow
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15528Control of operation parameters of a relay station to exploit the physical medium
    • H04B7/15542Selecting at relay station its transmit and receive resources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/04Large scale networks; Deep hierarchical networks
    • H04W84/042Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems
    • H04W84/047Public Land Mobile systems, e.g. cellular systems using dedicated repeater stations

Description

本発明は、リレー伝送技術を用いた無線通信システムにおけるリレー伝送方法、リレー局及び無線基地局に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、第3世代移動通信システムの発展規格であるLTE(Long Term Evolution)からのさらなる高速・大容量通信を実現する第4世代移動通信システムとして、LTE−Advanced(LTE−A)の標準化が進められている。LTE−Aは、高速・大容量通信の実現に加え、セル端ユーザのスループット向上を重要課題としており、その一手段として、無線基地局〜移動端末間の無線伝送をリレー局で中継するリレー伝送技術が検討されている。リレー伝送技術を用いることで、効率的にカバレッジを拡大できることが期待される。
リレー伝送技術においては、レイヤ1リレー、レイヤ2リレー、レイヤ3リレーがある。レイヤ1リレーは、ブースター、若しくはリピータとも呼ばれ、無線基地局からの下り受信RF信号を電力増幅して移動端末に送信するAF(Amplifier and Forward)型中継技術である。移動端末からの上り受信RF信号も、同様に電力増幅して無線基地装置に送信される。レイヤ2リレーは、無線基地局からの下り受信RF信号を復調・復号後、再度符号化・変調を行い、移動端末に送信するDF(Decode and Forward)型中継技術である。レイヤ3リレーは、無線基地局からの下り受信RF信号を復号後、復調・復号処理に加えて、ユーザデータを再生してから、再度無線でユーザデータ伝送を行うための処理(秘匿、ユーザデータ分割・結合処理など)を行い、符号化・変調後に移動端末に送信する中継技術である。現在3GPPにおいては、雑音除去による受信特性の向上、標準仕様検討、及び実装上の容易性の観点から、レイヤ3リレーについて標準化が進められている。
図1は、レイヤ3リレーの概要を示す図である。レイヤ3リレーのリレー局(RN)は、ユーザデータ再生処理、変復調、及び符号・復号処理を行うことに加え、無線基地局(eNB)と異なる固有のセルID(PCI:Physical Cell ID)を持つことを特徴とする。これにより、移動端末(UE)は、リレー局が提供するセルBを、無線基地局が提供するセルAとは異なるセルとして認識する。また、CQI(Channel Quality Indicator)、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)などの物理層の制御信号は、リレー局で終端されるため、リレー局は移動端末から見て、無線基地局として認識される。したがって、LTEの機能のみを有する移動端末もリレー局に接続することができる。
また、無線基地局〜リレー局間の無線リンクであるバックホールリンク、及びリレー局〜移動端末間の無線リンクであるアクセスリンクは、異なる周波数若しくは同一の周波数で運用することが考えられ、後者の場合、リレー局で送受信処理を同時に行うと、送受信回路内で十分なアイソレーションが確保できない限り、送信信号がリレー局の受信機に回り込み、干渉を引き起こす。このため、図2に示すように、同一周波数(f1)で運用する場合は、バックホールリンク及びアクセスリンクの無線リソース(eNB送信とリレー送信)を時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)し、リレー局において送受信が同時に行われないよう制御する必要がある(非特許文献1)。このため、例えば、下りリンクでは、リレー局は、無線基地局からの下り信号を受信している間、移動端末に対して下り信号を送信することはできない。
3GPP,TR36.814
上述したようなリレー伝送技術を用いた無線通信システムにおいては、無線基地局における無線リソースの利用を最適化し、システム全体の容量低下を防止することが望まれている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、リレー伝送技術を用いた無線通信システムにおいて、無線基地局における無線リソースの利用を最適化し、システム全体の容量低下を防止可能なリレー伝送方法、リレー局及び無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1側面に係るリレー伝送方法は、複数の無線基地局の各々が、該複数の無線基地局の各々とリレー局との間に設定された第1無線リンクを用いて、下りデータを前記リレー局に送信する工程と、前記リレー局が、該リレー局と移動端末との間に設定された第2無線リンクを用いて、前記複数の無線基地局の各々から受信した下りデータを前記移動端末に送信する工程と、前記複数の無線基地局のうちの一の無線基地局が、前記複数の無線基地局の各々から前記下りデータを前記リレー局に送信すべきか否かを判断する工程と、を有し、前記一の無線基地局によって前記複数の無線基地局の各々から前記リレー局に送信すべきと判断された場合、前記リレー局に送信する工程において、前記一の無線基地局と該一の無線基地局からの要求に応じた他の無線基地局とが、前記下りデータを前記リレー局に送信する
本発明の第2側面に係るリレー局は、複数の無線基地局のうちの一の無線基地局によって、前記複数の無線基地局の各々から下りデータをリレー局に送信すべきと判断された場合、前記複数の無線基地局の各々との間に設定された第1無線リンクを用いて、前記複数の無線基地局の各々から送信された下りデータを受信する受信部と、移動端末との間に設定された第2無線リンクを用いて、前記複数の無線基地局の各々から受信された下りデータを前記移動端末に送信する送信部と、を具備する。
本発明の第3側面に係る無線基地局は、複数の無線基地局の各々から下りデータをリレー局に送信すべきか否かを判断する判断部と、前記判断部によって前記複数の無線基地局の各々から前記リレー局に送信すべきと判断された場合、前記リレー局に対する下りデータの前記複数の無線基地局への配分を決定する決定部と、前記決定部によって自局に配分された下りデータを、前記リレー局との間に設定された無線リンクを用いて前記リレー局に送信する送信部と、を具備する。
本発明によれば、リレー伝送技術を用いた無線通信システムにおいて、無線基地局における無線リソースの利用を最適化し、システム全体の容量低下を防止可能なリレー伝送方法、リレー局及び無線基地局を提供できる。
リレー伝送技術を説明するための図である。 バックホールリンク及びアクセスリンクの無線リソースを説明するための図である。 マクロ端末に対して割り当て可能な無線リソースの減少を説明するための図である。 本発明に係るリレー伝送方法を説明するための図である。 本発明に係るリレー伝送方法を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る無線基地局の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るリレー局の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るマクロ端末の構成を示すブロック図である。
LTE−Aシステムでは、図3(a)に示すように、無線基地局10aは、無線基地局10aと移動端末20aとの間に設定された無線リンクであるアクセスリンクを用いて、移動端末20aと無線伝送を行う。また、LTE−Aシステムでは、図3(b)に示すように、無線基地局10aは、移動端末20aとアクセスリンクを用いた無線伝送を行うとともに、セル端の移動端末20bのスループット向上を目的として、無線基地局10aとリレー局30との間に設定された無線リンクであるバックホールリンクとリレー局30と移動端末20bとの間に設定された無線リンクであるアクセスリンクとを用いて、移動端末20bとリレー局を介したリレー伝送も行う場合もある。
以下では、説明の便宜上、無線基地局10aと直接無線伝送を行う移動端末20aをマクロ端末20aと称し、無線基地局10aとリレー局30を介したリレー伝送を行う移動端末20bをリレー端末20bと称する。なお、マクロ端末20a及びリレー端末20bの構成は同一であり、区別しない場合は移動端末20と総称する。
このようなLTE−Aシステムにおいて、図3(b)に示す無線基地局10aでは、マクロ端末20aとの間のアクセスリンク用の無線リソースだけでなく、リレー局30との間のバックホールリンク用の無線リソースを割り当てる必要がある。このため、図3(b)に示す場合には、図3(a)に示す場合と比較して、マクロ端末20aに対して割り当て可能な無線リソースが減少し、システム全体の容量が低下する場合がある。
本発明者らは、以上のように、無線基地局10aが、マクロ端末20aと直接無線伝送を行うとともに、リレー端末20bとリレー局30を介したリレー伝送を行う場合に、リレー伝送を行わない場合と比較して、マクロ端末20aに対して割り当て可能な無線リソースが減少するという点に着目し、本発明をするに至ったものである。
本発明に係るリレー伝送方法おいては、図4に示すように、複数の無線基地局10a及び10bとリレー局30との間にはそれぞれバックホールリンク(第1無線リンク)が設定されるともに、リレー局30とリレー端末20bとの間にはアクセスリンク(第2無線リンク)が設定される。無線基地局10a及び10bは、それぞれ設定されたバックホールリンクを用いて、下りデータをリレー局30に送信する。リレー局30は、アクセスリンクを用いて、リレー端末20bに対して、無線基地局10a及び10bから受信した下りデータを送信する。
かかるリレー伝送方法によれば、複数の無線基地局10a及び10bが、それぞれ、バックホールリンクを用いて、下りデータをリレー局30に送信する。このため、無線基地局10a及び10bの各々においてバックホールリンク用に必要な無線リソースは、図3(b)の無線基地局10aにおいてバックホールリンク用に必要な無線リソースと比較して、少なくて済む。このように、無線基地局10a及び10bの各々においては、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、マクロ端末20aに対して割り当て可能な無線リソースを増加させることができ、システム全体の容量低下を防止できる。
また、本発明に係るリレー伝送方法においては、複数の無線基地局10a及び10bの各々が、互いに異なるサブフレームで、下りデータを送信する。具体的には、図5に示すように、無線基地局10aは、リレー局30との間のバックホールリンク用の無線リソースとして、特定のサブフレームを固定的又は半固定的に割り当てる。また、無線基地局10bは、リレー局30との間のバックホールリンク用の無線リソースとして、無線基地局10aとは異なるサブフレームを固定的又は半固定的に割り当てる。なお、無線基地局10a及び10bの各々においてバックホールリンク用の無線リソースとして割り当てられるサブフレームは、予め定められたものであってもよいし、無線基地局10a及び10b間のシグナリングによって互い異なるように決定されるものであってもよい。
かかるリレー伝送によれば、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への下りデータが異なるサブフレームで時分割多重されて送信されるので、リレー局30は、複数の無線基地局10a及び10bからの下りデータを適切に受信できる。
また、本発明に係るリレー伝送方法においては、図4に示す無線基地局10a及び10bのうちの一の無線基地局10aが、下りデータ(例えば、R−PDSCH)をリレー局30が受信するために用いられる制御信号(例えば、R−PDCCH)を送信してもよい。この場合、下りデータは、無線基地局10bのみからリレー局30に送信されてもよいし、無線基地局10a及び10bの双方からリレー局30に送信されてもよい。
或いは、本発明に係るリレー伝送方法においては、図4に示す無線基地局10a及び10bの双方が、下りデータ(例えば、R−PDSCH)とともに、当該下りデータをリレー局30が受信するために用いられる制御信号(例えば、R−PDCCH)をリレー局30に送信してもよい。
また、本発明に係るリレー伝送方法においては、図3(b)に示すように、リレー局30に対して単独で下りデータを送信する無線基地局10aが、後述する適用判断情報に基づいて、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断してもよい。後述する適用判断情報に基づいて図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきと判断された場合、無線基地局10aが、無線基地局10bに対して、リレー局30に下りデータを送信するように要求し、無線基地局10a及び10bの各々からのリレー局30に対する送信が開始される。また、この場合、無線基地局10aが、送信すべき下りデータの配分を決定し、無線基地局10bに対して送信すべき下りデータを指示してもよい。
ここで、上記適用判断情報としては、リレー局30に接続されたリレー端末20bの数、リレー局30における無線基地局10aからの信号の受信品質、リレー局30に接続されたリレー端末20bのデータ要求情報、無線基地局10aのセル内のリレー局30の数、無線基地局10aに接続されたマクロ端末20aの数、マクロ端末20aにおける無線基地局10aからの下り信号の受信品質、マクロ端末20aのデータ要求情報を挙げることができ、これらの1つ以上の組み合わせであってもよい。
(1)適用判断情報がリレー端末20bの数である場合
この場合においては、無線基地局10aは、リレー局30に接続するリレー端末20bの数に基づいて、複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。ここで、リレー端末20bの数は、例えば、リレー局30において、当該リレー局30に接続するリレー端末20bからの上り信号に基づいて演算されるものである。当該リレー端末20bの数は、リレー局30から無線基地局10aに通知される。
例えば、リレー局30に接続するリレー端末20bの数が所定値よりも増加した場合、図3(b)に示す無線基地局10aは、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30に下りデータを送信すべきと判断し、無線基地局10bにリレー局30に下りデータを送信するように要求する。この結果、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への送信が開始され、無線基地局10aでは、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、リレー端末20bの数の増加に伴い、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aに割り当て可能な無線リソースが逼迫するのを防止できる。
(2)適用判断情報がリレー局30の受信品質である場合
この場合においては、無線基地局10aは、リレー局30の受信品質に基づいて、複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。ここで、リレー局30の受信品質は、例えば、リレー局30において測定された無線基地局10からの下り信号の受信品質であり、リレー局30から無線基地局10aに通知される。
例えば、リレー局30の受信品質が所定値よりも悪化した場合、図3(b)に示す無線基地局10aは、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30に下りデータを送信すべきと判断し、無線基地局10bにリレー局30に下りデータを送信するように要求する。この結果、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への送信が開始され、無線基地局10aでは、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、リレー局30の受信品質向上のために、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aに割り当て可能な無線リソースが逼迫するのを防止できる。
(3)適用判断情報がリレー端末20bのデータ要求情報である場合
この場合においては、無線基地局10aは、リレー局30に接続するリレー端末20bのデータ要求情報に基づいて、複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。ここで、リレー端末20bのデータ要求情報は、例えば、リレー端末20aが要求したデータの種別を示す情報であり、例えば、動画などの大容量データや、音声などの小容量データであることを示す。当該データ要求情報は、リレー端末20bからリレー局30を介して無線基地局10aに通知される。
例えば、リレー局30に接続するリレー端末20bのデータ要求情報が大容量データであることを示す場合、図3(b)に示す無線基地局10aは、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30に下りデータを送信すべきと判断し、無線基地局10bにリレー局30に下りデータを送信するように要求する。この結果、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への送信が開始され、無線基地局10aでは、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、リレー端末20bへの大容量データ送信のために、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aに割り当て可能な無線リソースが逼迫するのを防止できる。
(4)適用判断情報がリレー局30の数である場合
この場合においては、無線基地局10aは、無線基地局10aのセル内のリレー局30の数に基づいて、複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。ここで、無線基地局10のセル内に位置するリレー局30の数は、無線基地局10aにおいて、各リレー局30からの上り信号に基づいて演算されるものである。これは、リレー局30は固定型又は移動型のいずれであってもよいため、移動型のリレー局30がセル内又はセル外に移動することにより、リレー局30の数が変動する場合を想定したものである。
例えば、無線基地局10aのセル内のリレー局30の数が所定値よりも増加した場合、図3(b)に示す無線基地局10aは、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30に下りデータを送信すべきと判断し、無線基地局10bにリレー局30に下りデータを送信するように要求する。この結果、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への送信が開始され、無線基地局10aでは、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、リレー局30の数の増加に伴い、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aに割り当て可能な無線リソースが逼迫するのを防止できる。
(5)適用判断情報がマクロ端末20aの数である場合
この場合においては、無線基地局10aは、無線基地局10に接続するマクロ端末20aの数に基づいて、複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。ここで、マクロ端末20aの数は、例えば、無線基地局10aにおいて、当該無線基地局10aに接続する各マクロ端末20aからの上り信号に基づいて演算されるものである。
例えば、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aの数が所定値よりも増加した場合、図3(b)に示す無線基地局10aは、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30に下りデータを送信すべきと判断し、無線基地局10bにリレー局30に下りデータを送信するように要求する。この結果、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への送信が開始され、無線基地局10aでは、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、マクロ端末20aの数の増加に耐え得るように、より多くの無線リソースをマクロ端末20aに割り当てることができる。
(6)適用判断情報がマクロ端末20aの受信品質である場合
この場合においては、無線基地局10aは、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aの受信品質に基づいて、複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。ここで、マクロ端末20aの受信品質は、例えば、マクロ端末20aにおいて測定された無線基地局10aからの下りリンク信号の受信品質であり、マクロ端末20aから無線基地局10aに通知される。
例えば、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aの受信品質が所定値よりも悪化した場合、図3(b)に示す無線基地局10aは、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30に下りデータを送信すべきと判断し、無線基地局10bにリレー局30に下りデータを送信するように要求する。この結果、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への送信が開始され、無線基地局10aでは、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、マクロ端末20aの受信品質向上のために、より多くの無線リソースをマクロ端末20aに割り当てることができる。
(7)適用判断情報がマクロ端末20aのデータ要求情報である場合
この場合においては、無線基地局10aは、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aのデータ要求情報に基づいて、複数の無線基地局10a及び10bの各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。ここで、マクロ端末20aのデータ要求情報とは、無線基地局10aにマクロ端末20aへの送信が要求されたデータの種別を示す情報であり、例えば、動画などの大容量データや、音声などの小容量データであることを示す。当該データ要求情報は、マクロ端末20aから無線基地局10に通知される。
例えば、無線基地局10aに接続するマクロ端末20aのデータ要求情報が大容量データであることを示す場合、図3(b)に示す無線基地局10aは、複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30に下りデータを送信すべきと判断し、無線基地局10bにリレー局30に下りデータを送信するように要求する。この結果、図4に示すように複数の無線基地局10a及び10bの各々からリレー局30への送信が開始され、無線基地局10aでは、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、マクロ端末20aに対して大容量データを送信できるように、より多くの無線リソースをマクロ端末20aに割り当てることができる。
なお、以上の適用判断情報に基づく判断は、無線基地局10a及び10bの上位装置で行われてもよい。この場合、上位装置が、無線基地局10a及び10bに対して、リレー局30に下りデータを送信するように要求し、無線基地局10a及び10bの各々からのリレー局30に対する送信が開始される。
以上の本発明に係るリレー伝送方法において、無線基地局10aは、NodeB、eNodeB、BDE(Base Station Digital Equipment)などのいずれの無線基地局であってもよい。また、無線基地局10bは、NodeB、eNodeB、BDE(Base Station Digital Equipment)など、無線基地局10aと同等の機能を有する無線基地局であってもよい。或いは、無線基地局10bは、例えば、BDEに光ファイバで接続されるRRE(Remote Radio Equipment)など、無線基地局10aに従属する無線基地局であってもよい。以下、無線基地局10a及び10bを区別しない場合は、無線基地局10と総称する。なお、無線基地局10の数は図4に示す2つに限られるものではなく、3つ以上の無線基地局10についても、以上のリレー伝送方法が適宜適用される。
また、以上の本発明に係るリレー伝送方法では、複数の無線基地局10の各々からリレー局30へ下りデータが異なるサブフレームで時分割多重されて送信された。しかしながら、複数の無線基地局10の各々からリレー局30へ下りデータが同じサブフレームで周波数多重又は符号多重されて送信されてもよい。
また、以上の本発明に係るリレー伝送方法では、リレー局30に対する下りデータの複数の無線基地局10への配分は、一の無線基地局10(例えば、無線基地局10a)によって決定されてもよいし、複数の無線基地局10の上位装置によって決定されてもよい。一の無線基地局10で配分が決定された場合には、ある無線基地局10(例えば、無線基地局10a)が決定したデータ配分情報を、基地局間インタフェースを通して他の無線基地局10に送信する。また、上位装置で配分が決定された場合には、上位装置から各無線基地局10に対して送信されたデータ配分情報に従って、各無線基地局10からリレー局30へのデータ送信が行われる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、上記適用判断情報に基づく判断と複数の無線基地局10への下りデータの配分決定とを、無線基地局10が行う場合について説明する。
図6は、第1の実施形態に係る無線基地局の構成を示すブロック図である。図6に示す無線基地局10は、下り信号の送信部と、上り信号の受信部とを有する。ここでは、下り信号の送信部の構成を中心に説明する。
図6に示すように、無線基地局10は、適用判断部101(判断部)と、データ配分決定部102と、基地局間IF(Interface)103と、下り信号生成部104と、チャネル符号化部105と、変調部106と、マッピング部107と、参照信号生成部108と、IFFT部109と、CP挿入部110と、を具備する。
適用判断部101は、複数の無線基地局10の各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。具体的には、適用判断部101は、上述のように、適用判断情報に基づいて、複数の無線基地局10の各々から下りデータをリレー局30に送信すべきか否かを判断する。適用判断部101は、複数の無線基地局10の各々から下りデータを送信すべきと判断した場合、その旨の制御信号をデータ配分決定部102に出力する。
ここで、上述したように、リレー局30に接続されたリレー端末20bの数、リレー局30における無線基地局10aからの信号の受信品質、リレー局30に接続されたリレー端末20bのデータ要求情報、無線基地局10aのセル内のリレー局30の数、無線基地局10aに接続されたマクロ端末20aの数、マクロ端末20aにおける無線基地局10aからの信号の受信品質、マクロ端末20aのデータ要求情報を挙げることができ、これらの1つ以上の組み合わせであってもよい。
データ配分決定部102は、適用判断部101によって複数の無線基地局10の各々から下りデータをリレー局30に送信すべきと判断された場合、他の無線基地局10と自局とにおける下りデータの配分を決定する。データ配分決定部102は、他の無線基地局10に配分された下りデータを示すデータ配分情報を基地局間インタフェース(IF)103に出力し、自局に配分された下りデータを示すデータ配分情報を下り信号生成部104に出力する。なお、他の無線基地局10は、予め定められるものでもよいし、自局の上位装置から負荷情報等に基づいて動的に通知されるものであってもよい。
基地局間インタフェース(IF)103は、他の無線基地局10との間で信号を送受信する。具体的には、基地局間IF103は、適用判断部101によって分配送信の適用が決定された場合、データ配分決定部102から入力されたデータ配分情報を他の無線基地局10に送信する。
下り信号生成部104は、下り信号を生成する。下り信号には、マクロ端末20aに対するPDSCHやリレー端末20bに対するR−PDSCHなどの下りデータと、マクロ端末20aに対するPDCCHやリレー端末20bに対するR−PDCCHなどの制御信号が含まれる。下り信号生成部104は、生成した下り信号をチャネル符号化部105に出力する。
特に、下り信号生成部104は、適用判断部101によって複数の無線基地局10の各々から下りデータをリレー局30に送信すべきと判断された場合、データ配分決定部102から入力されたデータ配分情報に基づいて、下りデータ(R−PDSCH)を生成する。また、下り信号生成部104は、当該下りデータ(R−PDSCH)をリレー局30が受信するための制御信号(R−PDCCH)を生成する。
チャネル符号化部105は、下り信号生成部104から入力された下り信号に対してチャネル符号化を行う。チャネル符号化部105は、チャネル符号化後の下り信号を変調部106に出力する。変調部106は、チャネル符号化後の下り信号を変調する。変調部106は、変調後の下り信号をマッピング部107に出力する。
マッピング部107は、リソース割り当て情報に基づいて、変調部106から入力された下り信号をサブキャリアにマッピングする。マッピング部107は、マッピングされた下り信号をIFFT部109に出力する。ここで、リソース割り当て情報とは、入力された下り信号に対して割り当てられた無線リソースを示す情報である。なお、リレー局30に対する下り信号に対しては、上述のように、ホールバックリンク用に固定的又は半固定的に確保されたサブフレームが割り当てられる。
参照信号生成部108は、参照信号を生成し、その参照信号をIFFT部109に出力する。IFFT部109は、マッピング部107から入力された下り信号と参照信号生成部108から入力された参照信号をIFFTして時間領域の信号に変換する。IFFT部109は、IFFT後の信号をCP挿入部110に出力する。CP挿入部110は、IFFT後の信号にCPを挿入する。なお、CPが挿入された信号は、リレー局30又はマクロ端末20aに送信される。
図7は、第1の実施形態に係るリレー局の構成を示すブロック図である。図7に示すリレー局30は、下り信号を無線基地局10から受信し、上り信号をリレー端末20bから受信する受信部と、下り信号をリレー端末20bに送信し、上り信号を無線基地局10に送信する送信部と、を備えている。ここでは、下り信号を無線基地局10から受信する受信部の構成と、下り信号をリレー端末20bに送信する送信部の構成とを中心に説明する。
図7に示すように、リレー局30は、CP除去部301と、FFT(Fast Fourier Transform)部302と、デマッピング部303と、復調部304と、チャネル復号部305と、下り信号生成部306と、チャネル符号化部307と、変調部308と、マッピング部309と、参照信号生成部310と、IFFT部311と、CP挿入部312と、フィードバック情報生成部313と、を具備する。
CP除去部301は、無線基地局10からの受信信号に付加されているCPを除去する。CP除去部301は、CP除去後の信号をFFT部302に出力する。FFT部302は、CP除去後の信号にFFT処理を行う。FFT部302は、FFT後の信号をデマッピング部303に出力する。デマッピング部303は、FFT後の信号をデマッピングし、デマッピング後の信号を復調部304に出力する。チャネル復号部305は、復調部304で復調された下りデータに対してチャネル復号を行う。チャネル復号部305は、チャネル復号後の下りデータを下り信号生成部306に入力する。
下り信号生成部306は、チャネル復号部305で復号された下りデータに基づいて、下り信号を生成し、チャネル符号化部307に出力する。ここで、下り信号には、リレー端末20bに対する下りデータ(PDSCH)と、リレー端末20bが下りデータを受信するための制御信号(PDCCH)とが含まれる。
チャネル符号化部307は、下り信号生成部306から入力された下り信号に対してチャネル符号化を行い、変調部308に出力する。変調部308は、チャネル符号化後のデータを変調する。変調部308は、データ変調後の下り信号をマッピング部309に出力する。
マッピング部309は、リソース割り当て情報に基づいて、変調部308から入力された下り信号をサブキャリアにマッピングする。マッピング部309は、マッピングされた下り信号をIFFT部311に出力する。参照信号生成部310は、参照信号を生成し、その参照信号をIFFT部311に出力する。IFFT部311は、マッピング部309から入力された下り信号及び参照信号生成部310から入力された参照信号をIFFTして時間領域の信号に変換する。IFFT部311は、IFFT後の信号をCP挿入部312に出力する。CP挿入部312は、IFFT後の信号にCPを挿入する。CPが挿入された信号は、リレー端末20bに送信される。
フィードバック情報生成部313は、無線基地局10に対するフィードバック情報を生成する。ここで、フィードバック情報とは、無線基地局10から受信され復調部304で復調された下り信号の受信品質や、自局に接続するリレー端末20bの数、自局に接続するリレー端末20bのデータ要求情報などである。かかるフィードバック情報は、無線基地局10に通知され、無線基地局10において上述の適用判断情報として用いられる。
図8は、第1の実施形態に係るマクロ端末の構成を示すブロック図である。図8に示すマクロ端末20aは、下り信号の受信部と、上り信号の送信部とを備えている。ここでは、下り信号の受信部の構成を中心に説明する。
図8に示すように、マクロ端末20aは、CP除去部201と、FFT(Fast Fourier Transform)部202と、デマッピング部203と、復調部204と、フィードバック情報生成部205と、を具備する。
CP除去部201、FFT部202、デマッピング部203、復調部204の機能は、上述のCP除去部301、FFT部302、デマッピング部303、復調部304の同様であるため、説明を省略する。
フィードバック情報生成部205は、無線基地局10に対するフィードバック情報を生成する。ここで、フィードバック情報とは、無線基地局10から受信され復調部204で復調された下り信号の受信品質や、マクロ端末20aからの無線基地局10に対するデータ要求情報などである。かかるフィードバック情報は、無線基地局10に通知され、無線基地局10において上述の適用判断情報として用いられる。
このような構成のリレー伝送を行う無線通信システムにおいては、複数の無線基地局10の各々とリレー局30との間にはバックホールリンク(第1無線リンク)が設定されるともに、リレー局30とリレー端末20bとの間にはアクセスリンク(第2無線リンク)が設定される。複数の無線基地局10の各々は、設定されたバックホールリンクを用いて、配分された下りデータをリレー局30に送信する。リレー局30は、アクセスリンクを用いて、リレー端末20bに対して、無線基地局10a及び10bから受信した下りデータを送信する。
このように、本発明においては、複数の無線基地局10の各々が、バックホールリンクを用いて、下りデータをリレー局30に送信する。このため、複数の無線基地局10の各々においてバックホールリンク用に必要な無線リソースは、一の無線基地局10から単独で送信される場合に必要な無線リソースと比較して、少なくて済む。このように、複数の無線基地局10の各々においては、バックホールリンク用に必要な無線リソースを軽減できるので、マクロ端末20aに対して割り当て可能な無線リソースを増加させることができ、システム全体の容量低下を防止できる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
10、10a、10b…無線基地局、20…移動端末、20a…移動端末(マクロ端末)、20b…移動端末(リレー端末)、30…リレー局、101…適用判断部、102…データ配分決定部、103…基地局間IF、104…下り信号生成部、105…チャネル符号化部、106…変調部、107…マッピング部、108…参照信号生成部、109…IFFT部、110…CP挿入部、201…CP除去部、202…FFT部、203…デマッピング部、204…復調部、205…フィードバック情報生成部、301…CP除去部、302…FFT部、303…デマッピング部、304…復調部、305…チャネル復号部、306…下り信号生成部、307…チャネル符号化部、308…変調部、309…マッピング部、310…参照信号生成部、311…IFFT部、312…CP挿入部、313…フィードバック情報生成部

Claims (12)

  1. 複数の無線基地局の各々が、該複数の無線基地局の各々とリレー局との間に設定された第1無線リンクを用いて、下りデータを前記リレー局に送信する工程と、
    前記リレー局が、該リレー局と移動端末との間に設定された第2無線リンクを用いて、前記複数の無線基地局の各々から受信した下りデータを前記移動端末に送信する工程と、
    前記複数の無線基地局のうちの一の無線基地局が、前記複数の無線基地局の各々から前記下りデータを前記リレー局に送信すべきか否かを判断する工程と、を有し、
    前記一の無線基地局によって前記複数の無線基地局の各々から前記リレー局に送信すべきと判断された場合、前記リレー局に送信する工程において、前記一の無線基地局と該一の無線基地局からの要求に応じた他の無線基地局とが、前記下りデータを前記リレー局に送信することを特徴とするリレー伝送方法。
  2. 前記リレー局に送信する工程において、前記複数の無線基地局の各々は、互いに異なるサブフレームで、前記下りデータを前記リレー局に送信することを特徴とする請求項1に記載のリレー伝送方法。
  3. 前記リレー局に送信する工程において、前記一の無線基地局が、前記下りデータを受信するために用いられる制御信号を前記リレー局に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のリレー伝送方法。
  4. 前記一の無線基地局によって前記複数の無線基地局の各々から前記リレー局に送信すべきと判断された場合、前記一の無線基地局が、該一の無線基地局と前記他の無線基地局とにおける下りデータの配分を決定する工程を更に有し、
    前記リレー局に送信する工程において、前記一の無線基地局と前記他の無線基地局とが、自局に配分された下りデータを前記リレー局に送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のリレー伝送方法。
  5. 前記判断する工程において、前記リレー局に接続された移動端末の数、前記リレー局における下り信号の受信品質、前記リレー局に接続された移動端末のデータ要求情報、前記一の無線基地局のセル内のリレー局の数、前記一の無線基地局に接続された移動端末の数、前記一の無線基地局に接続された移動端末における下り信号の受信品質、前記一の無線基地局に接続された移動端末のデータ要求情報の少なくとも一つに基づいて、前記複数の無線基地局の各々から前記リレー局に送信すべきか否かを判断することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のリレー伝送方法。
  6. 複数の無線基地局のうちの一の無線基地局によって、前記複数の無線基地局の各々から下りデータをリレー局に送信すべきと判断された場合、前記複数の無線基地局の各々との間に設定された第1無線リンクを用いて、前記複数の無線基地局の各々から送信された下りデータを受信する受信部と、
    移動端末との間に設定された第2無線リンクを用いて、前記複数の無線基地局の各々から受信された下りデータを前記移動端末に送信する送信部と、
    を具備することを特徴とするリレー局。
  7. 前記受信部は、前記複数の無線基地局の各々から、互いに異なるサブフレームで、前記下りデータを受信することを特徴とする請求項6に記載のリレー局。
  8. 前記受信部は、前記一の無線基地局から、前記下りデータを受信するために用いられる制御信号を受信することを特徴とする請求項6又は7に記載のリレー局。
  9. 複数の無線基地局の各々から下りデータをリレー局に送信すべきか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって前記複数の無線基地局の各々から前記リレー局に送信すべきと判断された場合、前記リレー局に対する下りデータの前記複数の無線基地局への配分を決定する決定部と、
    前記決定部によって自局に配分された下りデータを、前記リレー局との間に設定された無線リンクを用いて前記リレー局に送信する送信部と、を具備することを特徴とする無線基地局。
  10. 前記送信部は、他の無線基地局とは異なるサブフレームで、自局に配分された前記下りデータを送信することを特徴とする請求項9に記載の無線基地局。
  11. 前記送信部は、前記複数の無線基地局に配分された下りデータを受信するための制御信号を前記リレー局に送信することを特徴とする請求項9又は10に記載の無線基地局。
  12. 前記判断部は、前記リレー局に接続された移動端末の数、前記リレー局における下り信号の受信品質、前記リレー局に接続された移動端末のデータ要求情報、自局のセル内のリレー局の数、自局に接続された移動端末の数、自局に接続された移動端末における下り信号の受信品質、自局に接続された移動端末のデータ要求情報の少なくとも一つに基づいて、前記複数の無線基地局の各々から前記リレー局に送信すべきか否かを判断することを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の無線基地局。
JP2010181910A 2010-08-16 2010-08-16 リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局 Expired - Fee Related JP5249999B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010181910A JP5249999B2 (ja) 2010-08-16 2010-08-16 リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局
EP11818141.1A EP2608594A1 (en) 2010-08-16 2011-08-11 Relay transmission method, relay node, and wireless base station
PCT/JP2011/068397 WO2012023499A1 (ja) 2010-08-16 2011-08-11 リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局
US13/816,739 US20130208650A1 (en) 2010-08-16 2011-08-11 Relay transmission method, relay station and radio base station

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010181910A JP5249999B2 (ja) 2010-08-16 2010-08-16 リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012044334A JP2012044334A (ja) 2012-03-01
JP5249999B2 true JP5249999B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=45605153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010181910A Expired - Fee Related JP5249999B2 (ja) 2010-08-16 2010-08-16 リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130208650A1 (ja)
EP (1) EP2608594A1 (ja)
JP (1) JP5249999B2 (ja)
WO (1) WO2012023499A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004289734A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Toshiba Digital Media Engineering Corp Phs対応基地局における接続方式
JP2005130189A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Toshiba Digital Media Engineering Corp 移動体通信レピータ基地局における常時接続制御方式
US20080045145A1 (en) * 2006-08-17 2008-02-21 Fujitsu Limited Radio Relay Communication Method, Radio Base Station, and Radio Relay Station in Radio Communication System
JP4910574B2 (ja) * 2006-08-31 2012-04-04 富士通株式会社 無線通信システム
JP5059673B2 (ja) * 2008-03-31 2012-10-24 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム及び無線リソース割り当て方法
EP2371161B1 (en) * 2008-11-26 2016-10-12 Nokia Solutions and Networks Oy Data load redistribution within a relay enhanced telecommunication network
JP5225114B2 (ja) * 2009-01-08 2013-07-03 三菱電機株式会社 通信システム
JP2010181910A (ja) 2010-05-24 2010-08-19 Toshiba Corp カバー開閉装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130208650A1 (en) 2013-08-15
WO2012023499A1 (ja) 2012-02-23
JP2012044334A (ja) 2012-03-01
EP2608594A1 (en) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10965341B2 (en) Communication system, relay device, communication terminal, and base station
JP5172885B2 (ja) 無線中継局装置、無線基地局装置及びリレー周波数割り当て方法
WO2011162144A1 (ja) 無線中継局装置及び移動端末装置
WO2012023498A1 (ja) 無線基地局装置及びリソース割り当て方法
JP5315286B2 (ja) 無線基地局装置、無線中継局装置及びリソース割り当て方法
JP5454792B2 (ja) 無線中継局装置及び無線中継方法
US20150029989A1 (en) Wireless communication system, wireless base station, wireless terminal, and wireless communication method
JP5249983B2 (ja) 無線基地局装置、移動端末装置及びセル選択方法
WO2012046690A1 (ja) リレー伝送方法及びリレー局
JP5249999B2 (ja) リレー伝送方法、リレー局及び無線基地局
JP2012222444A (ja) 通信システム、基地局装置、リレー局装置、リレー局装置処理能力の通知方法及び集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5249999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees