JP5249798B2 - サウナ装置 - Google Patents

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本発明はサウナ装置に関するものである。
現在では電力を熱源とするサウナが多く使用されており、本出願人もシーズヒータと呼ばれる電気ヒータによってサウナ室を加熱するサウナ装置を発明し、出願を行っている(特許文献1)。
特許文献1は、電気ヒータを用いたサウナ装置を対象になされたもので、電気ヒータによって加熱された空気が上方からサウナ室へ供給される。
特開平9−56770号公報
例えば小型のサウナ室を有効に利用するには、電気ヒータをベンチの下部に設け、サウナ室における最大収容人数を多くすることが考えられる。
しかし、上記の発明の電気ヒータをベンチの下部に設ける場合には、電気ヒータにより発生する熱風により、例えばベンチなどの温度が上昇し過ぎる、といった問題点がある。
本発明はこのような問題点を解決するために発明されたもので、電気ヒータなどのサウナストーブをベンチの下部に設けた場合でも、ベンチなどの温度過昇を防止し、サウナ装置を安全に運転することを目的とする。
本発明は、腰掛け部とサウナ室の床との間に空間を設け、背もたれ部とサウナ室の側壁との間に空間を設けてベンチを配置し、ベンチの内部空間にサウナヒータを配置するサウナ装置において、背もたれ部との間に空間を形成するサウナ室の側壁、およびベンチの可燃性部位のいずれか1箇所以上の温度を検出する温度検出部と、温度検出部によって検出した温度が所定温度以上となる場合にサウナヒータによる空気の加熱を減少するサウナヒータ制御部と、を備える。
本発明によると、サウナ室内の可燃性部位の温度が所定温度以上となることを防止し、サウナ装置を安全に運転させることができる。
本発明の第1実施形態のサウナ室の断面概略図である。 第1実施形態の温度センサの取り付け例を示す図である。 第1実施形態の温度センサの取り付け例を示す図である。 本発明の第2実施形態のサウナ室の断面概略図である。 本発明の第3実施形態のサウナ室の断面概略図である。
本発明の第1実施形態のサウナ装置について図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態のサウナ室の断面概略図である。
サウナ装置は、サウナストーブ(サウナヒータ)1と、熱風誘導ダクト(第1ダクト)2と、温度センサ3、4、5、6と、コントローラ(サウナヒータ制御部)7と、を備える。
サウナストーブ1は、ベンチ8の腰掛け部8の座席面下部側に設けられる。ベンチ8の腰掛け部8aとサウナ室の床9aとサウナ室の側壁との間に空間10(以下、この空間を内部空間とする。)が形成されており、サウナストーブ1は、内部空間10を形成するサウナ室の床9aに設置される。なお、ベンチ8の背面とサウナ室の壁は、不燃材板で覆われており、サウナストーブ1で生じる熱によってサウナ室の壁、およびベンチに用いられる可燃性部材(可燃性部位)が過熱されることを防止する。サウナストーブ1は、ベンチ8の背面とサウナ室の側壁9bとの間に所定の隙間をそれぞれ設けて設置される。図1においては、サウナ室の側壁として側壁9bのみを記載する。
サウナストーブ1は、電気サウナヒータであり、鉛直方向下側に設けた開口部11によってサウナ室内の空気を内部へ取り入れ、比較的温度が低いサウナ室内の空気を電気ヒータ12によって加熱する。電気ヒータ12によって加熱された空気は、熱風として鉛直方向上側の開口部13から熱風誘導ダクト2へ供給される。
なお、本実施形態では、サウナストーブ1として、電気サウナヒータを用いたが、これに限られることはなく、対流式ガスサウナヒータ、などを用いてもよい。
熱風誘導ダクト2は、サウナストーブ1によって発生する熱風をベンチ8の背もたれ部8bとサウナ室の側壁との間に形成される空間14(以下、この空間を排気空間とする。)に誘導し、熱風を排気空間14に供給する。熱風は排気空間14を上昇し、サウナ室へ供給される。排気空間14からサウナ室の上方へ供給された熱風の一部は、熱反射板15によって方向が変更され、サウナ室全体に拡散する。
なお、内部空間10、排気空間14を形成する部材としてはサウナ室の側壁に限られることはなく、他の部材によって内部空間10、排気空間14を形成しても良い。
温度センサ3は、サウナ室の上方に設けられ、サウナ室の温度を検出する。
温度センサ(温度検出部)4は、熱反射板15よりも鉛直方向下側であり、熱反射板15が取り付けられるサウナ室の側壁9bに設けられる。温度センサ4は、図2に示すように、サウナ室の側壁9bの可燃性部材16aよりもサウナ室側へ設けられた不燃材板16bの中に設けられる。
温度センサ(温度検出部)5は、ベンチ8の腰掛け部8aの背面側であり、サウナストーブ1の直上付近に設けられる。温度センサ5は、図3に示すように、ベンチ8の可燃性部材17aよりも背面側へ設けられた不燃材板17bの中に設けられる。温度センサ(温度検出部)6は、ベンチ8の背もたれ部8bの背面側であり、鉛直方向上側に設けられる。温度センサ6は温度センサ5と同様にベンチ8の不燃材板17bの中に設けられる。
なお、温度センサ4〜6は、上記で説明した箇所に限られず、熱風により温度が高くなる箇所に設けられる。温度センサの配置箇所は、予め実験などにより定める。
また、本実施形態では温度センサ4〜6を不燃材板16b、17bの中に設けたが、温度センサ4〜6をベンチ8の可燃性部材16a、17aの中に設けても良く、空気中に設けても良い。
コントローラ7は、温度センサ3〜6によって検出した温度に基づいてサウナストーブ1を制御する。
本実施形態では、温度センサ3と温度センサ4〜6とは直列に配線され、サウナ室の温度、および不燃材板16b、17bの温度が過昇した場合には、コントローラ7によってサウナストーブ1に供給される電力量を減少させる。
次に第1実施形態の作用について説明する。
サウナストーブ1によってサウナ室の空気が加熱されると、サウナストーブ1から熱風が熱風誘導ダクト2に供給される。このときサウナストーブ1によって生じる熱、および熱風誘導ダクト2を通る熱風の熱によって内部空間10の温度は上昇する。
熱風誘導ダクト2に供給された熱風は、熱風誘導ダクト2を通り、排気空間14に供給される。このとき排気空間14に供給された熱風の一部は、内部空間10にも流入し、内部空間10の温度は上昇する。
排気空間14に供給された熱風は、排気空間14を上昇し、サウナ室へ供給される。このとき排気空間14の温度が上昇する。
サウナ室の温度は、温度センサ3によって検出される。そして、検出した温度が所定範囲となるようにサウナストーブ1がコントローラ7によって制御される。所定範囲は、設定されるサウナ室の湿度などに応じて設定される。本実施形態では、所定範囲を80℃から90℃とする。
また、熱風により温度が高くなると予測される箇所の温度が温度センサ4〜6によって検出される。そして、検出した温度が所定温度よりも高い場合には、サウナストーブ1による空気の加熱を中止し、熱風の発生を中止する。所定温度は、ベンチ8などに用いられる可燃性部材16a、17aが引火しない温度である。サウナ室の所定範囲が比較的高い80℃から90℃に設定された場合に、サウナ室の温度が例えば90℃以下である場合でも、サウナ室へ拡散する前の熱風が当たる箇所、またはサウナストーブ1近傍では、温度が90℃よりも高くなる。木材は、比重などにより異なるが、約180℃で引火することが知られている。そのため、安全性を考慮して、本実施形態では所定温度を120℃とする。
本実施形態では温度センサ4〜6を設けたが、実験などにより温度が最も高くなる箇所にのみ温度センサを設けても良い。
また、本実施形態ではサウナストーブ1を内部空間10に設けたが、サウナストーブ1の一部が排気空間14にかかるものであっても良い。
本発明の第1実施形態の効果について説明する。
ベンチ8の腰掛け部8aの座席面下部側にサウナストーブ1を設けた場合に、サウナストーブ1によって発生する熱風によって温度が高くなる可能性がある可燃性部材16a、17aの温度を温度センサ4〜6によって検出する。そして、温度センサ4〜6によって検出した温度が所定温度よりも高い場合には、サウナストーブ1による空気の加熱を中止して、サウナストーブ1における熱風の発生を中止する。これによって、可燃性部材の温度上昇を抑制することができ、サウナ装置を安全に運転することができる。
また、熱風誘導ダクト2によって、サウナストーブ1によって発生した熱風をベンチ8の背もたれ部8bの背面とサウナ室の側壁9bとの間に形成する排気空間14に供給することで、ベンチ8の下部に形成される内部空間10の温度上昇を抑制することができる。
次に本発明の第2実施形態について図4を用いて説明する。図4は、第2実施形態のサウナ室の断面概略図である。
第2実施形態のサウナ装置は、サウナ用加湿装置20を備える。その他の構成については第1実施形態と同じ構成であり、ここでの説明は省略する。なお、第1実施形態と同じ構成を示すものについては、第1実施形態と同じ符号を付している。
サウナ用加湿装置20は、ダクト(第2ダクト)21と、多孔板22と、サウナストーン23と、水受け部24〜26とを備える。
ダクト21は、開口部27によって熱風誘導ダクト2の開口部18と連通する。ダクト21はベンチ8の背もたれ部8bに沿って鉛直方向に延設して設けられる。ダクト21のもう一方の開口部28は、鉛直方向上側に設けられる。サウナストーブ1で発生した熱風は熱風誘導ダクト2を介してダクト21内に流入する。ダクト21は熱風をサウナ用加湿装置20の上方へ導き、熱風をサウナ室内へ供給する。
ダクト21を設けることで、熱風を排気空間14の鉛直方向上側まで導き、内部空間10、排気空間14に熱風が流入することを抑制することができる。
多孔板22は、鉛直方向上側に位置するダクト21の開口部28付近に設けられる。なお、多孔板22はダクト21から脱着可能に取り付けても良い。多孔板22は、サウナストーン23をダクト21の上方側に支持する。多孔板22は、複数の孔22aを有している。この孔22aにより、ダクト21内部とサウナ室とが連通し、ダクト21内を通った熱風がサウナ室へ供給される。またサウナストーン23に水がかけられた場合に、蒸発しなかった水は孔22aを通ってダクト21内へ落下する。
多孔板22は、サウナストーン23を支持し、熱風を流通させるものであれば良く、例えば金網状のものなどを使用しても良い。
サウナストーン23は、多孔板22に載置され、ダクト21内を上昇する熱風によって加熱される。加熱されたサウナストーン23に水がかけられると、水が蒸発して水蒸気となりサウナ室を加湿する。
水受け部24〜26は、ダクト21内に設けられる。水受け部24〜26は鉛直方向において異なった位置に設けられる。また、水受け部24〜26は、鉛直方向から見た場合に、水受け部24と水受け部25との一部が重なり、水受け部25と水受け部26との一部が重なるように設けられる。つまり、鉛直方向から見た場合に、重複部29、30を形成するように設けられる。また、水受け部24〜26は熱風が通る流路をダクト21内に形成する。
水受け部24〜26は、上部が開口する箱状に形成され、多孔板22の孔22aを通って落下した水を貯める。水受け部24は、所定水位まで水が貯まった場合に、鉛直方向下側に位置する水受け部25へ排水する排水管31を備える。水受け部25は、排水管32を備え、水受け部24と同様の構成である。また、水受け部26は、所定水位まで水が貯まった場合に、貯まった水をダクト21の外部へ排水する排水管33を備える。なお、水受け部24〜26における所定水位は同じ水位としてもよく、また異なる水位としても良い。
サウナストーブ1によって発生した熱風は、熱風誘導ダクト2を介してダクト21に供給される。ダクト21に供給された熱風は、ダクト21内を上昇し、多孔板22に載置されているサウナストーン23を加熱し、開口部28からサウナ室に供給される。ダクト21を設けることで熱風を排気空間14の鉛直方向上側まで導くことができる。
加熱されたサウナストーン23に水がかけられると、サウナストーン23の熱によって水が蒸発し、サウナ室を加湿する。
このとき、サウナストーン23の熱によって蒸発しなかった水は、ダクト21内に落下し、水受け部24〜26に貯まる。水受け部24、25に貯まった水は排水管31、32によって鉛直方向下側に位置する水受け部25、26に排水される。また、水受け部26に貯まった水は排水管33によってダクト21の外へ排水される。これにより、ダクト21内に落下した水がサウナストーブ1にかかることを防止することができ、これにより、サウナストーブ1の電気ヒータ12における不具合の発生を抑制することができる。
なお、サウナストーン23などを設けずに、ダクト21のみを設けても良い。また、熱風誘導ダクト2を排気空間14内で鉛直方向上側に延設しても良い。
本実施形態では、水受け部を3つ設けたが、これに限られることはなく、多孔板22の孔22aを通って落下する水がサウナストーブ1にかからず、サウナストーブ1によって加熱された熱風の流れを妨げなければ良い。また、水受け部24〜26の配置は上記した構成に限られることはなく、多孔板22の孔22aを通って落下する水がサウナストーブ1にかからず、サウナストーブ1によって加熱された熱風の流れを妨げなければ良い。
また、水受け部24、25を箱状に形成したが、多孔板22の孔22aを通って落下する水がサウナストーブ1にかからないような形状であれば良く、水受け部24、25を例えば平板状とし、傾斜を付けてダクト21の内壁に取り付け、下側に位置する水受け部へ排水するようにしても良い。
また、水受け部24、25に設けた排水管31、32をダクト21の外部へ連通し、ダクト21の外部へ排水しても良い。
本発明の第2実施形態の効果について説明する。
ダクト21によって熱風を鉛直方向上側まで導くことで、熱風をサウナ室へ効率よく供給することができ、内部空間10、排気空間14への熱風の流入を抑制することができる。そのため、ベンチ8などの可燃性部材の温度上昇を抑制することができ、サウナ装置を安全に運転することができる。
ダクト21の鉛直方向上側に多孔板22を設け、多孔板22にサウナストーン23を載置する。熱風によって加熱されたサウナストーン23に水がかけられると水が蒸発する。これによって、サウナ室を加湿することができる。
ダクト21に水受け部24〜26を設けることで、サウナストーン23によって蒸発しなかった水を水受け部24〜26に貯めることができる。また、鉛直方向下側に位置する水受け部26に貯められた水が所定水位以上となると、排水管33によってダクト21の外へ排水する。これによりダクト21内に落下した水がサウナストーブ1にかかることを防止することができ、サウナストーブの電気的故障を防止することができる。
次に本発明の第3実施形態について図5を用いて説明する。図5は、第3実施形態のサウナ室の断面概略図である。
第3実施形態は、熱風誘導ダクト40、ダクト41が第2実施形態とは異なっている。また、内部空間10におけるサウナストーブ1の位置が第2実施形態とは異なっている。その他の構成については、第2実施形態と同じ構成なのでここでの説明は省略する。
ダクト41とサウナストーブ1とは、鉛直方向から見た場合に重ならないように設けられる。
ダクト41は、ダクト41の鉛直方向上側に位置する開口部42の開口面積が、水平方向におけるダクト41の本体部43の面積よりも大きくなるように設ける。これにより、多くのサウナストーン23を載置することができ、また本体部43の幅を狭くすることができる。本体部43の幅を狭くすることで、本体部43とベンチ8の背面との隙間、および本体部43とサウナ室の側壁9bとの隙間を大きくすることができ、ベンチ8およびサウナ室の側壁9bの温度上昇を抑制することができる。
熱風誘導ダクト40は、鉛直方向下側の開口部44がダクト41の直下においても開口し、ダクト41の直下においてサウナストーブ1との間に隙間(排水口)を形成する。そのため、例えばサウナストーン23に多くの水がかけられ、サウナストーン23によって蒸発しなかった水が水受け部26からオーバーフローした場合でも、オーバーフローした水は、サウナストーブ1にかからずにサウナ室の床9aに落水する。なお、熱風誘導ダクト40(開口部44)は、水受け部26からオーバーフローした水がサウナストーブ1にかからない形状であればよい。
本実施形態においては、熱風誘導ダクト40とサウナ室の側壁9bとの隙間は狭くなり、この隙間における流れ抵抗は大きくなる。さらに、ダクト41の開口部42の開口面積を大きくすることで、ダクトの鉛直方向上側における流れ抵抗も大きくなる。また、熱風誘導ダクト40内の流れ抵抗は比較的小さいので、熱風は熱風ダクト40を通り、ダクト41へ供給される。そのため、熱風誘導ダクト40と、サウナ室の側壁9bおよびベンチ8との間に形成される隙間、またはダクト41と、サウナ室の側壁9bおよびベンチ8との間に形成される隙間に熱風が流入することを抑制することができ、サウナ室の側壁9bやベンチ8の温度上昇を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、ダクト41に水受け部24〜26を設けたが、水受け部を設けなくても良い。また、サウナストーブ1側に位置するダクトの内壁にのみ水受け部を設けても良い。また、ダクト41とサウナストーブ1との位置関係は、ダクト41内に落下した水がサウナストーブ1にかからない位置であればよい。
本発明の第3実施形態の効果について説明する。
ダクト41の鉛直方向上側の開口部42の開口面積をダクト41の本体部43の面積よりも大きくすることで、サウナストーン23の載置量を多くし、サウナ室を効率よく加湿することができる。また、本体部43の幅を狭くすることができ、本体部43と、サウナ室の側壁9bおよびベンチ8との隙間を大きくすることができる。これにより、サウナ室の側壁9bおよびベンチ8の温度上昇を抑制することができる。
熱風誘導ダクト40とサウナ室の側壁9bとの隙間、およびダクト41の鉛直方向上側と、サウナ室の側壁9bおよびベンチ8との隙間を狭くすることで、熱風誘導ダクト40とサウナ室の側壁9b、およびダクト41と、サウナ室の側壁9bおよびベンチ8との抵抗を大きくする。これにより、熱風誘導ダクト40とサウナ室の側壁9bとの隙間、ダクト41と、サウナ室の側壁9bおよびベンチ8との隙間に熱風が流入することを抑制することができる。
鉛直方向から見た場合に、ダクト41とサウナストーブ1とが重ならないようにダクト41とサウナストーブ1とを配置する。また、鉛直方向下側に位置する熱風誘導ダクト40の開口部44がダクト41の直下においても開口するようにする。これにより、例えば水受け部26から水がオーバーフローした場合でも、サウナストーブ1に水がかかることを防止することができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
1 サウナストーブ
2、40 熱風誘導ダクト(第1ダクト)
3 温度センサ
4〜6 温度センサ(温度検出部)
7 コントローラ(サウナヒータ制御部)
8 ベンチ
8a 腰掛け部
8b 背もたれ部
12 電気ヒータ
20 サウナ用加湿装置
21、41 ダクト(第2ダクト)
22 多孔板
22a 孔
23 サウナストーン
24〜26 水受け部
29、30 重複部
31〜33 排水管
44 開口部

Claims (8)

  1. 腰掛け部とサウナ室の床との間に空間を設け、背もたれ部とサウナ室の側壁との間に空間を設けてベンチを配置し、前記ベンチの内部空間にサウナヒータを配置するサウナ装置において、
    前記背もたれ部との間に前記空間を形成する前記サウナ室の側壁、および前記ベンチの可燃性部位のいずれか1箇所以上の温度を検出する温度検出部と、
    前記温度検出部によって検出した温度が所定温度以上となる場合に前記サウナヒータによる空気の加熱を減少するサウナヒータ制御部と、を備えることを特徴とするサウナ装置。
  2. 前記背もたれ部と前記サウナ室の側壁との間の空間に前記サウナヒータによって発生する熱風を供給する第1ダクトを備えることを特徴とする請求項1に記載のサウナ装置。
  3. 前記第1ダクトに連結し、前記背もたれ部に沿って鉛直方向に延設する第2ダクトを備えることを特徴とする請求項2に記載のサウナ装置。
  4. 前記第2ダクトに支持され、前記熱風によって加熱される前記サウナストーンが載置される多孔板を備えることを特徴とする請求項3に記載のサウナ装置。
  5. 前記第2ダクトの内壁に取り付けられ、前記第2ダクト内で前記熱風が通る流路を形成し、前記多孔板の孔を通って落下する水が前記サウナヒータにかかることを防止する水受け部を備えることを特徴とする請求項3または4に記載のサウナ装置。
  6. 前記水受け部は、前記鉛直方向において異なった位置に取り付けられ、
    前記水受け部は、前記鉛直方向から見たときに他の水受け部と重複する重複部を形成することを特徴とする請求項5に記載のサウナ装置。
  7. 前記第2ダクトと前記サウナヒータは、前記鉛直方向から見た場合に前記第2ダクトと前記サウナヒータとが重ならないように配置され、
    前記第1ダクトと前記サウナヒータは、前記第1ダクトの内壁と前記サウナヒータの外壁との間に排水口を形成することを特徴とする請求項3から6のいずれか一つに記載のサウナ装置。
  8. 前記第2ダクトの前記鉛直方向上側に位置する開口部の開口面積を前記第2ダクトの本体部の面積よりも大きくすることを特徴とする請求項3から7のいずれか一つに記載のサウナ装置。
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