JP5249573B2 - ビルトイン式ガスコンロ - Google Patents

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Description

この発明は、ビルトイン式ガスコンロに関する。
一般に、ビルトイン式ガスコンロは、下記特許文献1に記載されているように、上面部に装着口が、前面部に出し入れ口がそれぞれ設けられた筐体と、装着口に装着されたガスコンロ本体と、出し入れ口を開閉する扉とを備えている。筐体の内部空間のうちのガスコンロ本体より下側の部分が収容空間になっている。この収容空間には、扉を開閉することによって各種の物品を出し入れすることができる。
ガスコンロ本体の筐体内に挿入された下部の下面には、下方に向かって開口する導入口が設けられている。この導入口には、ガス供給管がガス栓を介して接続されている。したがって、ガス栓を開くと、ガスコンロ本体に設けられたガスバーナにガスが供給される。
特開2001−99426号公報
上記従来のビルトイン式ガスコンロにおいては、導入口がガスコンロ本体の下面の前後方向における中間部に配置されている。したがって、ガス栓及びガス供給管も収容空間のうちの前後方向における中間部に配置されている。このような配置状況下では、収容空間のうちのガス栓及びガス供給管が配置された中間部が使用することができなくなるだけでなく、収容空間のうちのガス栓及びガス供給管から後方側に続く部分が実質的に使用することができなくなる。この結果、収容空間のうちの使用可能な範囲が大幅に狭められてしまうという問題があった。
上記の問題を解決するために、この発明の第1の態様は、上面部に装着口が開口し、前面部に出し入れ口が開口する筐体と、少なくとも下部が上記装着口から上記筐体内に挿入された状態で上記筐体に取り付けられたガスコンロ本体とを備え、上記ガスコンロ本体の上記筐体内に挿入された下部に導入口が設けられ、この導入口にガス供給管が接続されるビルトイン式ガスコンロにおいて、上記導入口がその開口部を後方に向けた状態で上記ガスコンロ本体の背面部に設けられ、上記ガス供給管が上記導入口に接続管を介して接続されており、上記接続管が、それぞれの全体が上記筐体の内部に配置された第1接続管部と第2接続管部とを有し、上記第1接続管部が、直管状に形成されるとともに、その軸線を前後方向に向けて配置され、上記第1接続管部の下流側の端部が上記導入口に螺合固定され、上記第1接続管部の外周面にはスパナ掛け部が設けられ、上記第2接続管部の下流側の端部が上記第1接続管部の上流側の端部にその軸線を中心として回動可能に連結され、上記第2接続管部の上流側の端部が上記下流側の端部から下方に屈曲して上記ガスコンロ本体の下面より下方まで延び、上記第2接続管部の上流側の端部に上記ガス供給管が接続され、上記第2接続管部の上記ガスコンロ本体より下側に位置する部分には、上記第2接続管部の内部を開閉する弁体と、上記第2接続管部の外部に設けられ、上記弁体を外部から操作可能なハンドルとを有するガス栓部が設けられ、上記ハンドルが上記第2接続管部の左右いずれか一方の側部に配置されていることを特徴としている。
上記の問題を解決するために、この発明の第2の態様は、上面部に装着口が開口し、前面部に出し入れ口が開口する筐体と、少なくとも下部が上記装着口から上記筐体内に挿入された状態で上記筐体に取り付けられたガスコンロ本体とを備え、上記ガスコンロ本体の上記筐体内に挿入された下部に導入口が設けられ、この導入口にガス供給管が接続されるビルトイン式ガスコンロにおいて、上記導入口がその開口部を後方に向けた状態で上記ガスコンロ本体の背面部に設けられ、上記ガス供給管が上記導入口に接続管を介して接続されており、上記接続管が、それぞれの全体が上記筐体の内部に配置された第1接続管部、第2接続管部及び第3接続管部を有し、上記第1接続管部が、直管状に形成されるとともに、その軸線を前後方向に向けて配置され、上記第1接続管部の下流側の端部が上記導入口に螺合固定され、上記第1接続管部の外周面にはスパナ掛け部が設けられ、上記第2接続管部の下流側の端部が上記第1接続管部の上流側の端部にその軸線を中心として回動可能に連結され、上記第2接続管部の上流側の端部が上記下流側の端部から屈曲して下方に延び、上記第3接続管部の下流側の端部が上記第2接続管部の上流側の端部に上下に延びる軸線を中心として回動可能に連結され、上記第3接続管部の上流側の端部に上記ガス供給管が接続され、上記第3接続管部の上記ガスコンロ本体より下側に位置する部分には、上記第3接続管部の内部を開閉する弁体と、上記第3接続管部の外部に設けられ、上記弁体を外部から操作可能なハンドルとを有するガス栓部が設けられていることを特徴としている。
上記の問題を解決するために、この発明の第3の態様は、上面部に装着口が開口し、前面部に出し入れ口が開口する筐体と、少なくとも下部が上記装着口から上記筐体内に挿入された状態で上記筐体に取り付けられたガスコンロ本体とを備え、上記ガスコンロ本体の上記筐体内に挿入された下部に導入口が設けられ、この導入口にガス供給管が接続されるビルトイン式ガスコンロにおいて、上記導入口がその開口部を後方に向けた状態で上記ガスコンロ本体の背面部に設けられ、上記ガス供給管が上記導入口に接続管を介して接続されており、上記接続管が、それぞれの全体が上記筐体の内部に配置された第1接続管部、第2接続管部、第3接続管部及び第4接続管部を有し、上記第1接続管部が、直管状に形成されるとともに、その軸線を前後方向に向けて配置され、上記第1接続管部の下流側の端部が上記導入口に螺合固定され、上記第1接続管部の外周面にはスパナ掛け部が設けられ、上記第2接続管部の下流側の端部が上記第1接続管の上流側の端部にその軸線を中心として回動可能に連結され、上記第2接続管部の上流側の端部が上記下流側の端部から屈曲して下方に延び、上記第3接続管部の下流側の端部が上記第2接続管部の上流側の端部に上下に延びる軸線を中心として回動可能に連結され、上記第4接続管部の下流側端部が上記第3接続管部の上流側の端部に上下に延びる軸線を中心として回動可能に連結され、上記第4接続管部の上流側の端部に上記ガス供給管が接続され、上記第3接続管部の上記ガスコンロ本体より下側に位置する部分には、上記第3接続管部の内部を開閉する弁体と、上記第3接続管部の外部に設けられ、上記弁体を外部から操作可能なハンドルとを有するガス栓部が設けられていることを特徴としている。
上記特徴構成を有するこの発明によれば、ガス導入口がガスコンロ本体の背面部に設けられているから、ガス供給管を直接に又はガス栓等を介して接続する場合、ガス供給管及びガス栓等は、収容空間の後端部(奥部)に配置される。したがって、収容空間は、ガス供給管及びガス栓等自体によって狭められるだけであり、それらの後方に位置することによって実質的に使用不能になる空間が無い。よって、収容空間のうちの使用可能な部分を実質的に広くすることができる。また、ガス栓部が第2接続管部のガスコンロ本体より下側に位置する部分に設けられているから、ガス栓部のハンドルを容易に回動させることができる。しかも、ハンドルが第2接続管部の左右いずれか一方の側部に設けられているので、第1接続管部を導入口に螺合固定するために、第1接続管部をスパナ等によって回転させる際に、ハンドルが回転操作の邪魔になることがない。
また、第2、第3の態様によれば、第1の態様による上記効果に加え、第1接続管部を導入口に螺合固定する際には、ハンドルを第3接続管部の左右いずれか一方の側部に位置させておくことができ、螺合固定後には、ハンドルを第3接続管部の前側に位置させることができる。ハンドルを第3接続管部の前側に位置させることにより、ハンドルの位置を筐体の前方から容易に確認することができるとともに、ハンドルを容易に開閉操作することができる。
特に、第3の態様によれば、ガス供給管を第4接続管部に接続した後でも、第3接続管部を容易に回動させることができ、それによってハンドルの位置を第3接続管部の側部と前部とに容易に変えることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図5は、この発明の第1実施の形態を示す。この実施の形態は、この発明をシステムキッチンSKに適用したものである。システムキッチンSKにおいては、図1及び図2に示すように、この発明に係るビルトイン式ガスコンロ1がシステムキッチンSKの一部として一体に設けられている。システムキッチンSKは、筐体2を有している。この筐体2の一部がガスコンロ1の筐体として用いられている。ガスコンロ1は、独立したものとして設けてもよい。勿論、その場合には、筐体2に代えてガスコンロ1専用の筐体が用いられる。
筐体2の上面部には、装着口2aが設けられている。筐体2の前面部には、上部に操作口2bが設けられ、下部に出し入れ口2cが設けられている。装着口2aには、ガスバーナ(図示せず)等を有するガスコンロ本体3がその上部を装着口2aから上方に突出させた状態で挿入されており、ガスコンロ本体3の周縁部が装着口2aに臨む筐体2の上面に載置固定されている。筐体2の内部空間のうち、ガスコンロ本体3のほぼ水平な下面3aより下側の部分が収容空間Sになっている。操作摘み(図示せず)等が設けられたガスコンロ本体3の前面3bが操作口2bを介して前方に露出されている。なお、ガスコンロ本体3は、その全体が装着口2a内に挿入されていてもよい。
筐体2の出し入れ口2cは、扉4によって開閉されるようになっている。すなわち、扉4の背面の下部には、上部が開放された収容ボックス5が一体に設けられている。収容ボックス5は、筐体2の内部に閉位置と開位置との間を前後方向へ移動可能に設けられている。収容ボックス5を閉位置に移動させると、扉4が出し入れ口2cを閉じる。収容ボックス5を開位置に移動させると、扉4が筐体2から前方へ移動して出し入れ口2cを開く。したがって、収容ボックス5に収容された壜B等の各種の収容物を出し入れ口2cから出し入れすることができる。扉4に代えて回動式の扉を筐体2に設けてもよい。その場合には、通常、収容ボックス5が設けられることがなく、壜B等の収容物が筐体2の載置板2dに載置される。
図3及び図4に示すように、ガスコンロ本体3のケーシングたるボディ3Aは、厚さの薄い金属板によって構成されている。ボディ3Aの背面(ガスコンロ本体3の背面)3cには、窓孔3dが形成されている。この窓孔3dには、ガスバーナに接続された導入口金(導入口)3eの先端部(上流側端部)が貫通状態で設けられている。導入口金3eは、その先端面(図4において右端面)が背面3cとほぼ同一位置に位置するか、背面3cより内部側に位置するように配置してもよい。導入口金3eは、管状をなしており、その先端部が水平方向後方に延びるように配置されている。背面3cより後方に位置する導入口金3eの先端部外周面には、テーパ雄ねじ部3fが形成されている。
導入口金3eには、所定の柔軟性を有するフレキシブルガス管(ガス供給管)Gが接続管6を介して接続されている。そして、フレキシブルガス管Gから導入口金3eに接続管6を介してガスが供給され、さらにガスコンロ本体3のガスバーナにガスが供給されるようになっている。
接続管6は、第1接続管部7及び第2接続管部8を有している。第1接続管部7は、直管状をなすものであり、スパナによって第1接続管部7を回転させることができるよう、その外周面が断面六角形状のスパナ掛け部7aになっている。スパナ掛け部7aは、第1接続管部7の全長にわたって形成されているが、その一部にのみ形成してもよい。また、スパナ掛け部7aは、スパナ以外の他のねじ回し工具が用いられるときには、そのねじ回し工具に対応した断面形状のものに置き換えられる。第1接続管部7の内周面の一端部(上流側端部)には、テーパ雌ねじ部7bが形成されている。このテーパ雌ねじ部7bは、導入口金3eのテーパ雄ねじ部3fに螺合固定されている。これによって第1接続管部7が導入口金3eに接続されている。しかも、第1接続管部7は、その長手方向を前後方向に向けている。
第2接続管部8は、長さが短い短管部8aと、この短管部8aより長さが長く、短管部8aに対して直角に屈曲した長管部8bとから構成されている。短管部8aは、その軸線を前後方向に向けて配置されており、その前側の端部(下流側の端部)が第1接続管部7の後端部(上流側の端部)にシール状態で回動可能に嵌合されている。長管部8bは、短管部8aの後端部から下方に向かって延びている。長管部8bの下端部(上流側の端部)は、ガスコンロ本体3の下面3aより下方まで延びている。
下面3aより下方に位置する長管部8bの中間部には、ガス栓部9が設けられている。ガス栓部9は、長管部8bの内部に設けられた弁体9aと、長管部8bの外部に配置されたハンドル9bとを有している。弁体9aは、その軸線を短管部8a及び長管部8bの各長手方向と直交する方向、つまり左右方向に向けた状態で、長管部8bに閉位置と開位置との間を回動可能に設けられている。弁体9aを閉位置に回動させると、ガス栓部9が閉弁状態になり、長管部8bの弁体9aより上流側の部分(下側の部分)と下流側の部分とが弁体9aによって遮断される。その一方、弁体9aを開位置に回動させると、ガス栓部9が開弁状態になり、長管部8bの上流側部分と下流側部分とが、弁体9aの貫通孔9cを介して連通する。
ハンドル9bは、略円板状をなすものであり、ガスコンロ1を前方から見たとき、長管部8bの右側に配置されている。ハンドル9bは、長管部8bの左側に配置してもよい。ハンドル9bは、その軸線を弁体9aの軸線と一致させた状態で配置されており、弁体9aに固定されている。したがって、ハンドル9bによって弁体9aを開閉回動操作することができる。
ハンドル9bの外径は、長管部8bの外径より若干大径になっている。したがって、ハンドル9bの外周部の前側に位置する部分は、図3に示すように、長管部8bから前方に突出している。しかし、この突出量は、ハンドル9bがその軸線方向において長管部8bから突出する突出量より小さい。換言すれば、図3において想像線で示すように、仮にハンドル9bの軸線方向を前後方向に向けた状態でハンドル9bを長管部8bの前側に配置したものとすると、その場合のハンドル9bの長管部8bから前方への突出量は、ハンドル9bを長管部8bの左右の側部に配置した場合の突出量より大きくなってしまう。ハンドル9bの長管部8bから前方への突出量をできる限り小さくするために、ハンドル9bが長管部8bの左右いずれかの側方に配置されているのである。なお、ハンドル9bを長管部8bの後方に配置すれば、ハンドル9bが長管部8bから前方へ突出することがないが、そのようにするとハンドル9bを回動操作することができなくなってしまう。
長管部8bの下端部には、ガス管接続装置10が設けられている。このガス管接続装置10は、フレキシブルガス管Gを長管部8bの下端部に接続するためのものであり、フレキシブルガス管Gの下流側端部を長管部8bに所定の深さまで挿入すると、フレキシブルガス管Gの下流側端部が長管部8bの下端部に自動的に接続されるように構成されている。ガス管接続装置10の構造は、周知であるのでその説明は省略する。なお、フレキシブルガス管Gの上流側端部は、図2に示すように、筐体2の背板2eを貫通して外部に導出され、元栓(図示せず)に接続されている。
上記構成のビルトイン式ガスコンロ1においては、導入口金3eがガスコンロ本体3の背面部3cに設けられ、それに対応して接続管6及びフレキシブルガス管Gがガスコンロ本体3の後端部と同一位置かそれより後方に位置し、その結果収容空間Sの後端部に位置している。したがって、収容空間Sには、接続管6及びフレキシブルガス管Gに対して後方に続く部分が無い。よって、収容空間Sのうち接続管6及びフレキシブルガス管Gによって狭められる空間は、接続管6及びフレキシブルガス管Gの容積分だけである。したがって、収容空間Sの使用可能な範囲を実質的に広くすることができる。
また、この実施の形態のガスコンロ1においては、ガス栓部9のハンドル9bが左右方向を向いており、ハンドル9bの長管部8bから前方への突出量が、ハンドル9bを長管部8bの前方に配置した場合の突出量より小さい。したがって、スパナをスパナ掛け部7aに係合させて第1接続管部7を回すときに、ハンドル9bが邪魔になったり、スパナがハンドル9bに突き当たったりすることがない。よって、第1接続管部7を導入口金3eに容易に螺合固定することができ、ひいては接続管6を導入口金3eに容易に接続することができる。
次に、この発明の他の実施の形態を説明する。なお、以下の実施の形態については、上記実施の形態と異なる構成だけを説明することとし、上記実施の形態と同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、この発明の第2実施の形態の要部を示す。この実施の形態においては、導入口金3eの先端部内周面にテーパ雌ねじ部3gが形成されている。これに対応して、第1接続管部7の外周面の下流側端部にテーパ雄ねじ部7cが形成されている。このテーパ雄ねじ部7cがテーパ雌ねじ部3gに螺合固定されることにより、接続管下流側端部が導入口金3eに接続されている。第1接続管部7の外周面にテーパ雄ねじ部7cを形成すると、その分だけスパナ掛け部7aの長さが短くなる。しかも、スパナ掛け部7aが第1接続管部7の後端部に位置する。このため、スパナ掛け部7aにスパナを係合させ難くなる。したがって、ハンドル9bを長管部8bの左右のいずれかの側方に配置することによってハンドル9bの長管部8bから前方への突出量を小さくしたことによる効果、つまりハンドル9bが邪魔になることなくスパナによって第1接続管部7を回すことができるという効果がより一層顕著になる。なお、導入口金3eにテーパ雌ねじ部3gを形成し、第1接続管部7にテーパ雌ねじ部7cを形成するという構成は、以下に述べる第3及び第4実施の形態においても適用可能である。
図7〜図9は、この発明の第3実施の形態を示す。この実施の形態においては、第1実施の形態の接続管6に代えて接続管6Aが用いられている。この接続管6Aは、第1接続管部7、第2接続管部8及び第3接続管部11を有している。
第1接続管部7は、第1実施の形態の第1接続管部7と同様に構成されており、導入口金3eに螺合固定されている。第2接続管部8も、第1実施の形態の第2接続管8と同様に、第1接続管部7に回動可能に嵌合された短管部8aと、この短管部8aから下方に向かって延びる長管部8bとを有しており、長管部8bの下端部は、ガスコンロ本体3の下面3aより下方に位置させられている。長管部8bの下端部は、下面3aより上方に位置させてもよい。
第3接続管部11は、直管状をなしており、その上端部(下流側の端部)が第2接続管部8の下端部(上流側端部)に上下方向に延びる軸線を中心として回動可能に嵌合されている。第3接続管部11は、長管部8bの下端部が下面3aより下方まで延びているので、下面3aより下方に位置している。長管部8bの下端部が下面3aより上側に位置している場合には、第3接続管部11の長さを長くして、第3接続管部11の中間部及び下端部を下面3aより下方に位置させる。下面3aより下方に位置する第3接続管部11の上下方向における中間部には、弁体9a及びハンドル9bを有するガス栓部9が設けられている。第3接続管部11の下端部には、ガス管接続装置10が設けられている。そして、このガス管接続装置10を介してフレキシブルガス管Gが第3接続管部11の下端部(上流側端部)に連結されている。
上記構成の第3実施の形態において、接続管6Aの第1接続管部7を導入口金3eに螺合固定する場合には、図9に示すように、ハンドル9bの軸線を左右方向に向け、第1接続管部7をスナパによって回すときにハンドル9bが邪魔にならないようにしておく。第1接続管部7を導入口金3eに螺合固定したら、第3接続管部11をほぼ90°回動させてハンドル9bの軸線を前後方向に向けるとともに、ハンドル9bを第3接続管部11の前側に位置させる。このようにすることにより、ハンドル9bを出し入れ口2cから容易に視認することができる。しかも、出し入れ口2cから収容空間S内に手を入れてハンドル9bを開閉回動させる際に、ハンドル9bを容易に回動させることができる。なお、第3接続管部11は、長管部8bに対して360°以上自由に回動することができるが、少なくともハンドル9bを第3接続管部11の左右の側方から前方に至る範囲に位置させることができるよう、回動可能であればよく、この実施の形態ではほぼ90°回動可能であればよい。
接続管6Aを導入口金3eに接続した後、フレキシブルガス管Gを接続管6Aの第3接続管部11にガス管接続装置10を介して接続する。フレキシブルガス管Gは、接続管6Aを導入口金3eに接続する前に接続管6Aに予め接続しておいてもよい。ただし、その場合には、第3接続管部11の左右の側方に位置するハンドル9bを第3接続管11の前方に位置させるときに、第3接続管部11をフレキシブルガス管Gと一緒に回さなければならず、大きな力を必要とする。しかも、フレキシブルガス管Gがガス管接続装置10に内蔵されたOリング等のシール部材を傷付けるおそれがある。そこで、ハンドル9bを前方に向けない場合を除き、フレキシブルガス管Gは、接続管6Aを導入口金3eに接続した後に、接続管6Aに接続することが望ましい。
図10は、この発明の第4実施の形態を示す。この実施の形態は、上記第3実施の形態を変形したものであり、接続管6Aに代えて接続管6Bが用いられている。接続管6Bにおいては、第3接続管部11の内周面の下端部(上流側端部)にテーパ雌ねじ部11aが形成されている。このテーパ雌ねじ部11aには、直管状をなす継手13の外周面の上端部(下流側端部)に形成されたテーパ雄ねじ部13aが螺合固定されている。継手13の下端部には、ガス管接続装置10が設けられている。そして、第3接続管部11の上流側端部に、フレキシブルガス管10がガス管接続装置10及び継手3を介して接続されている。
なお、第3接続管部11の外周面の下端部にテーパ雄ねじ部を形成し、このテーパ雄ねじ部に螺合されるテーパ雌ねじ部を継手13の内周面の上端部に形成してもよい。また、ガス管接続装置10を有する継手13を用いることは、上記第1及び第2実施の形態にも適用可能であり、次に述べる第5実施の形態にも適用可能である。
図11は、この発明の第5実施の形態を示す。この実施の形態においては、第3実施の形態の接続管6Aに代えて接続管6Cが用いられている。接続管6Cは、第1、第2及び第3接続管部7,8,11に加えて、第4接続管部12を有している。第4接続管部12は、直管状をなしており、その上端部(下流側端部)が第3接続管部11の下端部(上流側端部)に上下に延びる軸線を中心として回動可能に嵌合されている。第4接続管部12の下端部には、ガス管接続装置10が設けられている。なお、第3接続管部11が90°だけ回動可能である場合には、第4接続管部12は第3接続管部11に対して90°だけ回動可能にしてもよい。
この実施の形態においては、ガス栓部9が設けられた第3接続管部11が第2接続管部8及び第4接続管部12に対して回動可能であるから、接続管6Cを導入口金3eに接続するとともに、接続管6Cにフレキシブルガス管Gを接続した状態において、第3接続管部11を回動させたとしても、フレキシブルガス管Gが第3接続管部11と一緒に回動することがなく、第3接続管部11だけを回動させることができる。したがって、ガス栓部9が設けられた第3接続管部11を容易に回動させることができ、しかもガス管接続装置10に内蔵されたシール部材がフレキシブルガス管Gによって傷付けられることを防止することができる。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、第1及び第2実施の形態においては、長管部8bを直管状に形成しているが、ガス栓部9より下側の部分を屈曲させて後方に向けてもよい。これは、第3実施の形態の第3接続管部11のガス栓部9より下側の部分、及び上記第4実施の形態の第4接続管部12のガス栓部9より下側の部分についても同様である。
この発明の第1実施の形態の一部を省略して示す図2のX−X線に沿う断面図である。 図1のX−X線に沿う断面図である。 同実施の形態の要部を示す一部切欠き側面図である。 同実施の形態の要部を示す側断面図である。 図3のX矢視図である。 この発明の第2実施の形態を示す図3と同様の側面図である。 この発明の第3実施の形態の要部を、ハンドルを接続管の前側に位置させた状態で示す側面図である。 同実施の形態の要部の側断面図である。 同実施の形態の要部を、ハンドルを接続管の右側に位置させた状態で示す側面図である。 この発明の第4実施の形態の要部を、ハンドルを接続管の左側に位置させた状態で示す側断面図である。 この発明の第5実施の形態の要部を、ハンドルを接続管の前側に位置させた状態で示す側断面図である。
符号の説明
G フレキシブルガス管(ガス供給管)
1 ビルトイン式ガスコンロ
2 筐体
2a 装着口
3 ガスコンロ本体
3a 下面
3c 背面
3e 導入口金(導入口)
6 接続管
6A 接続管
6B 接続管
6C 接続管
7 第1接続管部
8 第2接続管部
8a 短管部(下流側端部
8b 長管部(上流側端部
9 ガス栓部
9a 弁体
9b ハンドル
11 第3接続管部
12 第4接続管部

Claims (3)

  1. 上面部に装着口が開口し、前面部に出し入れ口が開口する筐体と、少なくとも下部が上記装着口から上記筐体内に挿入された状態で上記筐体に取り付けられたガスコンロ本体とを備え、上記ガスコンロ本体の上記筐体内に挿入された下部に導入口が設けられ、この導入口にガス供給管が接続されるビルトイン式ガスコンロにおいて、
    上記導入口がその開口部を後方に向けた状態で上記ガスコンロ本体の背面部に設けられ、
    上記ガス供給管が上記導入口に接続管を介して接続されており、
    上記接続管が、それぞれの全体が上記筐体の内部に配置された第1接続管部と第2接続管部とを有し、
    上記第1接続管部が、直管状に形成されるとともに、その軸線を前後方向に向けて配置され、上記第1接続管部の下流側の端部が上記導入口に螺合固定され、上記第1接続管部の外周面にはスパナ掛け部が設けられ、
    上記第2接続管部の下流側の端部が上記第1接続管部の上流側の端部にその軸線を中心として回動可能に連結され、上記第2接続管部の上流側の端部が上記下流側の端部から下方に屈曲して上記ガスコンロ本体の下面より下方まで延び、
    上記第2接続管部の上流側の端部に上記ガス供給管が接続され、
    上記第2接続管部の上記ガスコンロ本体より下側に位置する部分には、上記第2接続管部の内部を開閉する弁体と、上記第2接続管部の外部に設けられ、上記弁体を外部から操作可能なハンドルとを有するガス栓部が設けられ、
    上記ハンドルが上記第2接続管部の左右いずれか一方の側部に配置されていることを特徴とするビルトイン式ガスコンロ。
  2. 上面部に装着口が開口し、前面部に出し入れ口が開口する筐体と、少なくとも下部が上記装着口から上記筐体内に挿入された状態で上記筐体に取り付けられたガスコンロ本体とを備え、上記ガスコンロ本体の上記筐体内に挿入された下部に導入口が設けられ、この導入口にガス供給管が接続されるビルトイン式ガスコンロにおいて、
    上記導入口がその開口部を後方に向けた状態で上記ガスコンロ本体の背面部に設けられ、
    上記ガス供給管が上記導入口に接続管を介して接続されており、
    上記接続管が、それぞれの全体が上記筐体の内部に配置された第1接続管部、第2接続管部及び第3接続管部を有し、
    上記第1接続管部が、直管状に形成されるとともに、その軸線を前後方向に向けて配置され、上記第1接続管部の下流側の端部が上記導入口に螺合固定され、上記第1接続管部の外周面にはスパナ掛け部が設けられ、
    上記第2接続管部の下流側の端部が上記第1接続管部の上流側の端部にその軸線を中心として回動可能に連結され、上記第2接続管部の上流側の端部が上記下流側の端部から屈曲して下方に延び、
    上記第3接続管部の下流側の端部が上記第2接続管部の上流側の端部に上下に延びる軸線を中心として回動可能に連結され、上記第3接続管部の上流側の端部に上記ガス供給管が接続され、
    上記第3接続管部の上記ガスコンロ本体より下側に位置する部分には、上記第3接続管部の内部を開閉する弁体と、上記第3接続管部の外部に設けられ、上記弁体を外部から操作可能なハンドルとを有するガス栓部が設けられていることを特徴とするビルトイン式ガスコンロ。
  3. 上面部に装着口が開口し、前面部に出し入れ口が開口する筐体と、少なくとも下部が上記装着口から上記筐体内に挿入された状態で上記筐体に取り付けられたガスコンロ本体とを備え、上記ガスコンロ本体の上記筐体内に挿入された下部に導入口が設けられ、この導入口にガス供給管が接続されるビルトイン式ガスコンロにおいて、
    上記導入口がその開口部を後方に向けた状態で上記ガスコンロ本体の背面部に設けられ、
    上記ガス供給管が上記導入口に接続管を介して接続されており、
    上記接続管が、それぞれの全体が上記筐体の内部に配置された第1接続管部、第2接続管部、第3接続管部及び第4接続管部を有し、
    上記第1接続管部が、直管状に形成されるとともに、その軸線を前後方向に向けて配置され、上記第1接続管部の下流側の端部が上記導入口に螺合固定され、上記第1接続管部の外周面にはスパナ掛け部が設けられ、
    上記第2接続管部の下流側の端部が上記第1接続管部の上流側の端部にその軸線を中心として回動可能に連結され、上記第2接続管部の上流側の端部が上記下流側の端部から屈曲して下方に延び、
    上記第3接続管部の下流側の端部が上記第2接続管部の上流側の端部に上下に延びる軸線を中心として回動可能に連結され、
    上記第4接続管部の下流側端部が上記第3接続管部の上流側の端部に上下に延びる軸線を中心として回動可能に連結され、上記第4接続管部の上流側の端部に上記ガス供給管が接続され、
    上記第3接続管部の上記ガスコンロ本体より下側に位置する部分には、上記第3接続管部の内部を開閉する弁体と、上記第3接続管部の外部に設けられ、上記弁体を外部から操作可能なハンドルとを有するガス栓部が設けられていることを特徴とするビルトイン式ガスコンロ。
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