JP5247572B2 - 自動取引処理装置、および取引管理システム - Google Patents

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Description

この発明は、金融機関の店舗や、コンビニエンスストア等に設置され、金融機関に開設されている口座に対して入金取引や、出金取引等の各種取引を処理する自動取引処理装置、および、この自動取引処理装置で処理された取引を管理する取引管理システムに関する。
従来、金融機関の店舗や、コンビニエンスストア等には、現金自動預け払い機(所謂、ATM)が設置されている。ATMは、周知のように、利用者の入力操作に応じて、金融機関に開設されている口座に対する入金取引や、出金取引等の各種取引を処理する装置である。ATMは、取引を処理する毎に、その取引の内容を示すジャーナルデータを作成し、これを記憶する。また、ATMは、センタに設置されている管理サーバからの要求に応じて、記憶しているジャーナルデータを送信する。管理サーバは、各ATMからジャーナルデータを収集し一括管理する。
また、管理サーバが各ATMから収集し管理しているジャーナルデータの検索に要する時間を短縮するために、各ジャーナルデータの概略情報を登録した概略情報ファイルを作成し、これを検索時に利用する提案もなされている(特許文献1参照)。
特開平7−271877号公報
しかしながら、ATMは、センタに設置されている管理サーバからの要求に応じて、記憶しているジャーナルデータを送信する構成であり、記憶しているジャーナルデータを必要に応じて管理サーバに送信することができなかった。このため、ATMを移設する場合には、ATMを移設する現場作業員と、移設するATMからジャーナルデータを収集する操作を行う管理サーバ側の係員と、が連携して移設作業を行わなければならなかった。
具体的には、ATMの移設作業は、以下に示す(1)〜(8)の手順で行われていた。
(1)現場作業員が移設するATMが設置されている場所(移設元)に赴く。
(2)係員は、センタで待機し、移設元に到着した現場作業員からの連絡を待つ。
(3)現場作業員は、移設元に到着すると、センタで待機している係員に電話等で連絡し、移設するATMからのジャーナルデータの収集を要求する。
(4)係員は、管理サーバに対して移設するATMからのジャーナルデータの収集にかかる操作を行う。
(5)現場作業員は、管理サーバにおけるジャーナルデータの収集が完了すると、移設するATMを移設元から移設先に運搬し、このATMを移設先に設置する。
(6)現場作業員は、ATMを移設先に設置すると、再度センタで待機している係員に電話等で連絡し、移設したATMからのジャーナルデータのテスト収集を要求する。
(7)係員は、管理サーバに対して移設したATMからのジャーナルデータのテスト収集にかかる操作を行う。
(8)係員、および現場作業員は、管理サーバにおけるジャーナルデータのテスト収集が適正に行えたことを確認し、このATMの移設作業を完了する。
このように、ATMの移設作業が、人手や時間がかかり、効率的に行えていないという問題があった。
なお、ATMの移設作業だけでなく、ATMにおける障害の発生等によって、この障害が発生したATMからジャーナルデータを収集する場合も同様に、障害の復旧を行う現場作業員と、管理サーバ側の係員と、が連携しなければならず、作業性がよくないという問題がある。
この発明の目的は、本体の移設作業等の作業性を向上させ、当該作業にかかる人手や時間が抑えられる自動取引処理装置、および取引管理システムを提供することにある。
この発明の自動取引処理装置は、上記目的を達するために、以下のように構成している。
この自動取引処理装置は、取引処理手段が金融機関に開設されている口座に対する取引を処理する毎に、ジャーナルデータ作成手段が処理した取引の内容を示すジャーナルデータを作成する。そして、このジャーナルデータを、ジャーナルデータ記憶手段に記憶する。また、自動取引処理装置は、ネットワークを介して通信可能に接続された管理サーバに対して、ジャーナルデータ記憶手段が記憶しているジャーナルデータの収集を要求することができる。そして、この要求に対する管理サーバからの応答に応じて、ジャーナルデータ送信手段が記憶しているジャーナルデータを送信する。
したがって、本体の移設作業等においては、現場の作業員だけで(自動取引処理装置に対する操作だけで)、移設する本体が記憶しているジャーナルデータを管理サーバに収集させることができる。すなわち、管理サーバ側の係員が不要になり、これにともない、現場作業員と管理サーバ側の係員との連携も必要なくなる。このため、本体の移設作業等の作業性を向上させることができる。
また、ジャーナルデータ作成手段が作成するジャーナルデータに含まれる各項目のコードについて、ジャーナルデータにおける位置を定めた位置データを記憶する位置データ記憶手段を備えれば、本体の設置環境や、運用形態に応じて作成するジャーナルデータの形式を定めることができる。この場合には、この位置データを更新する位置データ更新手段を設けるのが好ましい。
さらに、ジャーナルデータ送信手段を、ジャーナルデータ記憶手段が記憶しているジャーナルデータと、位置データ記憶手段が記憶している位置データとを管理サーバに送信する構成とすることによって、管理サーバ側が収集したジャーナルデータの検索にかかる時間も抑えられる。
また、ジャーナルデータ作成手段が作成するジャーナルデータに含まれる項目毎に、その項目の内容に対して優先順位を定めた優先順位データを記憶する優先順位データ記憶手段を備えてもよい。さらには、この優先順位データを更新する手段や、この優先順位データもジャーナルデータとともに管理サーバに送信する構成としてもよい。
さらに、登録されている外字にかかる外字データについても、ジャーナルデータとともに管理サーバに送信する構成としてもよい。
この発明によれば、本体の移設作業等の作業性を向上させ、当該作業にかかる人手や時間が抑えられる。
取引管理システムの構成を示す概略図である。 ATMの主要部の構成を示すブロック図である。 位置データ、および優先順位データを示す図である。 外字データを示す図である。 管理サーバの主要部の構成を示すブロック図である。 ATMの動作を示すフローチャートである。 管理サーバの動作を示すフローチャートである。 検索処理を示すフローチャートである。 検索端末の画面表示例を示す図である。 検索端末の画面表示例を示す図である。
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1は、この発明の実施形態である現金自動預け払い機を適用した取引管理システムの構成を示す概略図である。この取引管理システムは、金融機関の店舗や、コンビニエンスストア等に設置された現金自動預け払い機1(以下、ATM1と言う。)と、金融機関のセンタに設置された管理サーバ2と、はネットワーク5を介して接続している。また、センタには、管理サーバ2が収集したジャーナルデータの検索に用いる検索端末3が設置されている。
ATM1は、金融機関に開設されている口座に対する入金取引、出金取引、振込取引等の各種取引を、利用者が入力した取引情報に応じて処理する。また、ATM1は、処理した取引毎に、その取引の内容を示すジャーナルデータを作成し、これを記憶する。管理サーバ2は、ネットワーク5を介して接続されているATM1毎に、そのATM1が記憶しているジャーナルデータを収集する。管理サーバ2は、各ATM1から収集したジャーナルデータを一括管理する。検索端末3は、所謂パーソナルコンピュータであり、管理サーバ2が収集し、管理しているジャーナルデータの検索に用いる。
なお、管理サーバ2は、収集し、管理しているジャーナルデータを検索する機能を有していてもよい。
図2は、ATMの主要部の構成を示すブロック図である。ATM1は、主制御部11と、表示・操作部12と、紙幣処理部13と、硬貨処理部14と、カード・明細書処理部15と、通帳処理部16と、音声案内部17と、記憶部18と、通信部19と、を備えている。主制御部11は、ATM1本体各部の動作を制御する。
表示・操作部12は、本体正面に設けた表示器、およびこの表示器の画面上に貼付したタッチパネルを有している。表示・操作部12は、利用者に対する操作案内画面を表示器に表示する。表示・操作部12は、タッチパネルの押下位置を検知することにより、暗証番号や取引内容(取引種別、入出金金額等)にかかる利用者の入力操作を受け付ける。また、表示・操作部12は、障害発生時等に係員が操作する係員用操作部も有している。この係員用操作部は、通常本体内部に収納されており、背面パネル等を開けて取り出し、操作する操作部である。
紙幣処理部13は、本体正面に設けた紙幣入出金口と、本体内部に収納されている紙幣カートリッジと、の間に形成した紙幣搬送路に沿って紙幣を搬送する。また、紙幣処理部13は、紙幣搬送路に沿って搬送している紙幣毎に、金種、および真偽を識別する紙幣識別部を有している。紙幣識別部は、紙幣から読み取った磁気パターンや、透過光パターン等に基づいて真偽および金種を識別する。硬貨処理部14は、本体正面に設けた硬貨入出金口と、本体内部に収納されている硬貨カートリッジと、の間に形成された硬貨搬送路に沿って硬貨を搬送する。また、硬貨処理部14は、硬貨搬送路に沿って搬送している硬貨毎に、金種、および真偽を識別する硬貨識別部を有している。
カード・明細書処理部15は、本体正面に設けたカード挿入口に挿入されたキャッシュカード(以下、単にカードと言う。)を取り込み、このカードの磁気ストライプに記録されているカード情報(金融機関番号、店舗番号、口座番号等)の読み取りや、カード情報の書き換え等を行う。また、挿入されたカードがICカードである場合には、必要に応じて、そのカードのICチップに記録されているデータの読み取りや、書き換えも行う。ICチップには、このカードの所有者である利用者の生体情報(登録情報)等が記録されている。さらに、カード・明細書処理部15は、取引内容を明細書に印字する印字部(不図示)を有する。カード・明細書処理部15は、取引内容を印字した明細書を本体正面に設けた明細書放出口に放出する。
なお、指静脈パターン等の生体情報で利用者を認証する場合には、認証に用いる生体情報を読み取る生体情報読取センサが設けられる。そして、この生体情報読取センサで読み取った利用者の生体情報(読取情報)と、カードのICチップに記録されている生体情報(登録情報)と、を照合し、その類似度から利用者とカードの所有者とが同一人物であるかどうかを認証する。
通帳処理部16は、本体正面に設けた通帳挿入口に挿入された通帳を取り込み、この通帳に対して取引履歴を印字する印字部(不図示)を有している。また、通帳処理部16は、取り込んだ通帳のページを捲るページ捲り機構や、通帳に印刷されているページ番号を示すバーコードを読み取るバーコードリーダ、通帳に貼付されている磁気ストライプに記録されている通帳情報(金融機関番号、店舗番号、口座番号等)を読み取る磁気ヘッド等も有している。
音声案内部17は、利用者に対して音声によるガイダンスを行う。記憶部18は、ジャーナルデータ、位置データ、優先順位データ、外字データ等を記憶する。ATM1は、取引を処理する毎に、操作区分、障害情報有無、取引通番、操作種別、取引金額、金融機関番号、支店番号、口座番号等の項目の内容を示すジャーナルデータを作成し、これを記憶部18に記憶する。操作区分は、処理した取引の区分を示す情報であり、カード取引、通帳取引、現金取引等を示す情報である。障害情報有無は、取引時に障害が発生したかどうかを示す情報である。取引通番は、処理した取引に付与した通し番号である。操作種別は、処理した取引の種別、すなわち、入金取引、出金取引、振込取引等を示す情報である。取引金額は、処理した取引における入金金額、出金金額、振込金額等である。金融機関番号は、取引対象の口座が開設されている金融機関を示す番号であり、支店番号は、その口座が開設されている店舗を示す番号であり、口座番号は取引対象の口座を示す番号である。
位置データは、図3(A)に示すように、ジャーナルデータに含まれる項目毎に、その内容を示すコードが記録されている先頭からの位置(バイト数)、および大きさ(バイトサイズ)を対応付けたテーブルである。例えば、図3では、操作区分は、ジャーナルデータの先頭から2バイト目の位置を先頭に、2バイトの大きさで記録されていることを示している。また、取引通番は、ジャーナルデータの先頭から10バイト目の位置を先頭に、10バイトの大きさで記録されていることを示している。ATM1は、この位置データに基づいて、ジャーナルデータを作成する。言い換えれば、ATM1は、位置データによって定められている形式でジャーナルデータを作成する。したがって、ATM1が作成するジャーナルデータの形式は、そのATM1の設置環境や、運用形態に応じて、独自に定めることができる。
また、この位置データは、表示・操作部12における入力操作で更新できる。したがって、移設等により、設置環境や、運用形態に変更が生じたときであっても、迅速且つ適正に対応できる。
また、優先順位データは、ジャーナルデータに含まれている項目毎に、その項目の内容対して優先順位を定めたデータである。図3(B)は、操作種別にかかる優先順位データを示している。この例では、番号が小さいほど、優先順位が高い。すなわち、操作種別にかかる項目の優先順位は、出金取引が最も高く、入金取引、振込取引の順番である。上述した位置データや、この優先順位データは、検索端末3におけるジャーナルデータの検索処理で使用される。また、外字データは、そのATM1に設定されている外字毎に、その外字に割り当てた文字コードと、その外字のドットデータ(外字データ)と、を対応付けたテーブルである(図4参照)。
また、優先順位データや、外字データについても、位置データと同様に、表示・操作部12における入力操作で更新できる。
通信部19は、管理サーバ2との通信を制御する。また、ATM1は、本体正面を検知エリアとする近接センサ等も有し、この近接センサによって、装置本体正面に位置する利用者の有無を検知する。
図5は、管理サーバの主要部の構成を示すブロック図である。管理サーバ2は、制御部21と、通信部22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、を備えている。制御部21は、管理サーバ2本体の動作を制御する。通信部22は、ATM1や検索端末3との間における通信を制御する。記憶部23は、各ATM1から収集したジャーナルデータ、位置データ、優先順位データ、外字データ等を記憶する。管理サーバ2は、ATM1からジャーナルデータを収集するときに、そのジャーナルデータとともに、位置データ、優先順位データ、外字データを収集し、これらのデータを対応付けて記憶部23に記憶する。操作部24は、管理サーバ2に対する入力操作を行う操作キー等を有する。表示部25は、表示器(不図示)における画面表示を制御する。
次に、この取引管理システムの動作について説明する。
ATM1は、金融機関に開設されている口座に対する入金取引、出金取引、振込取引等の各種取引を、利用者が入力した取引情報に応じて処理する。ATM1における取引処理については、周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。ATM1は、取引を処理する毎に、その取引内容を示すジャーナルデータを作成し、これを記憶部18に記憶する。このとき、ATM1は、記憶部18に記憶している位置データによって定められている形式で、ジャーナルデータを作成する。具体的には、処理した取引にかかる各項目の内容毎に、そのコードを、位置データによって定められている位置に書き込んだジャーナルデータを作成する。したがって、ATM1毎に、作成するジャーナルデータの形式を独自に設定することができる。言い換えれば、各ATM1は、作成するジャーナルデータの形式を、設置環境や、運用形態等に応じて定めることができる。
ここで、ATM1を移設する場合を例にして、このATM1のジャーナルデータを管理サーバ2に収集させる動作について説明する。図6は、ATMの動作を示すフローチャートであり、図7は管理サーバの動作を示すフローチャートである。
まず、現場作業員が移設するATM1が設置されている場所(移設元)に赴く。現場作業員は、移設するATM1の表示・操作部12を操作し、記憶部18に記憶しているジャーナルデータを管理サーバ2に収集させる操作を行う。ATM1は、この操作が行われると(s1)、通信部19から管理サーバ2に対して、ジャーナルデータの収集要求を送信する(s2)。
管理サーバ2は、ネットワーク5を介して接続されているいずれかのATM1から送信されてきた、ジャーナルデータの収集要求を受信すると(s11)、今回収集要求を送信してきたATM1に対して、ジャーナルデータの収集要求に対する応答を返信する(s12)。s12にかかる応答は、ジャーナルデータの送信開始を要求するものである。
ATM1は、管理サーバ2からジャーナルデータの収集要求に対する応答を受信すると(s3)、記憶部18に記憶しているジャーナルデータ、位置データ、優先順位データおよび外字データを管理サーバ2に送信する(s4)。
管理サーバ2は、ATM1から送信されてきたジャーナルデータ、位置データ、優先順位データおよび外字データを対応付けて、記憶部23に記憶する(s13)。管理サーバ2は、ジャーナルデータとともに、位置データを受信しているので、そのジャーナルデータの形式を判断することができる。管理サーバ2は、ATM1に対して、収集完了を通知し(s14)、本処理を終了する。
また、ATM1は、管理サーバ2から収集完了にかかる通知を受信すると(s5)、本処理を終了する。
このように、移設するATM1側の操作において、記憶しているジャーナルデータを管理サーバ2に収集させることができる。すなわち、管理サーバ2を操作する係員が不要になるので、現場作業員と管理サーバ側の係員との連携も必要なくなる。したがって、本体の移設作業等の作業性を向上させ、当該作業にかかる人手や時間が抑えられる。
次に、管理サーバ2が収集したジャーナルデータの検索について説明する。このジャーナルデータの検索は、検索端末3において行われる。図8は、この検索処理を示すフローチャートである。ジャーナルデータを検索する操作者は、検索端末3において、検索するジャーナルデータについて、その取引を処理したATM1にかかる情報(店舗番号、店舗名、号機番号、機種名等)や、検索期間等を第1の検索キーとして入力する(図9参照)。
検索端末3は、第1の検索キーが入力されると(s21)、管理サーバ2に対して、今回入力された第1の検索キーに該当するジャーナルデータ、位置データ、優先順位データおよび外字データの送信を要求する(s22)。管理サーバ2は、検索端末3から要求されたジャーナルデータ、位置データ、優先順位データおよび外字データを記憶部23から読み出し、これを検索端末3に送信する。
検索端末3は、管理サーバ2から送信されてきたジャーナルデータ、位置データ、優先順位データおよび外字データを記憶し(s23)、操作者による第2の検索キーの入力を受け付ける(s24)。この第2の検索キーは、検索するジャーナルデータを絞り込むキーであり、ジャーナルデータに含まれる操作種別等の項目の内容を指定するキーである。検索端末3は、図9に示す画面左下側に、項目別に第2の検索キーを入力する入力エリアを表示する。第2の検索キーを入力する項目の中には、プルダウンメニューを表示して、選択させるものもある。検索端末3は、プルダウンメニューを表示するとき、s23で記憶した優先順位データに基づいて、その内容を表示する。具体的には、優先順位が高い内容から順番に並べた、プルダウンメニューを表示する。したがって、第2の検索キーの入力にかかるユーザの操作性を向上させることができる。
検索端末3は、第2の検索キーが入力されると、s23で記憶したジャーナルデータの中から、該当するジャーナルデータを検索する(s25)。s25では、今回入力された第2の検索キーが全て一致するジャーナルデータを検索する。検索端末3は、s23で記憶した位置データにより、検索するジャーナルデータのどの位置に、今回入力された第2の検索キーに対応する項目のコードが記録されているか判断できる。言い換えれば、各ジャーナルデータについて、コードを確認する位置が特定できる。したがって、該当するジャーナルデータの検索に要する時間が抑えられる。
検索端末3は、s25で検索したジャーナルデータを表示する(s26)。図10は、検索端末3における、検索結果の表示画面例を示す図である。また、検索端末3は、s26で検索結果を表示するとき、s23で記憶した外字データに登録されている文字コードがあれば、その文字コードに対応付けられている外字データを用いて、文字を表示する。したがって、表示したジャーナルデータに文字化けを生じさせることもない。
このように、ATM1は、設置環境や、運用形態等に応じて、作成するジャーナルデータの形式を独自に定めることができる。また、ATM1間で作成されるジャーナルデータの形式に違いは生じるが、ジャーナルデータの検索においては、検索対象のATM1の位置データを用いるので、問題が生じることはない。また、ATM1は、外字についても、設置環境や、運用形態等に応じて、独自に定めることができる。
1−現金自動預け払い機(ATM)
2−管理サーバ
3−検索端末
5−ネットワーク
11−主制御部
12−表示・操作部
18−記憶部
19−通信部
21−制御部
22−通信部
23−記憶部

Claims (8)

  1. 入力された取引情報に応じて、金融機関に開設されている口座に対する取引を処理する取引処理手段と、
    前記取引処理手段が取引を処理する毎に、処理した取引の内容を示すジャーナルデータを作成するジャーナルデータ作成手段と、
    ジャーナルデータ作成手段が作成したジャーナルデータを記憶するジャーナルデータ記憶手段と、
    ネットワークを介して通信可能に接続された管理サーバに対して、前記ジャーナルデータ記憶手段が記憶しているジャーナルデータの収集を要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に対する前記管理サーバからの応答に応じて、前記ジャーナルデータ記憶手段が記憶しているジャーナルデータを送信するジャーナルデータ送信手段と、を備えた自動取引処理装置。
  2. 前記ジャーナルデータ作成手段が作成するジャーナルデータに含まれる各項目のコードについて、ジャーナルデータにおける位置を定めた位置データを記憶する位置データ記憶手段を備えた請求項1に記載の自動取引処理装置。
  3. 前記位置データ記憶手段が記憶する位置データを更新する位置データ更新手段を備えた請求項2に記載の自動取引処理装置。
  4. 前記ジャーナルデータ作成手段が作成するジャーナルデータに含まれる項目毎に、その項目の内容に対して優先順位を定めた優先順位データを記憶する優先順位データ記憶手段を備えた請求項2、または3に記載の自動取引処理装置。
  5. 前記優先順位データ記憶手段が記憶する優先順位データを更新する優先順位データ更新手段を備えた請求項4に記載の自動取引処理装置。
  6. 前記ジャーナルデータ送信手段は、前記ジャーナルデータ記憶手段が記憶しているジャーナルデータと、前記位置データ記憶手段が記憶している位置データとを前記管理サーバに送信する手段である、請求項2〜5のいずれかに記載の自動取引処理装置。
  7. 登録されている外字にかかる外字データを記憶する外字データ記憶手段を備え、
    前記ジャーナルデータ送信手段は、前記外字データ記憶手段が記憶している外字データも前記管理サーバに送信する手段である、請求項1〜6のいずれかに記載の自動取引処理装置。
  8. 複数の自動取引処理装置が、ネットワークを介して管理サーバに通信可能に接続された取引管理システムにおいて、
    前記自動取引処理装置は、
    入力された取引情報に応じて、金融機関に開設されている口座に対する取引を処理する取引処理手段と、
    前記取引処理手段が取引を処理する毎に、処理した取引の内容を示すジャーナルデータを作成するジャーナルデータ作成手段と、
    ジャーナルデータ作成手段が作成したジャーナルデータを記憶するジャーナルデータ記憶手段と、
    前記管理サーバに対して、前記ジャーナルデータ記憶手段が記憶しているジャーナルデータの収集を要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に対する前記管理サーバからの応答に応じて、前記ジャーナルデータ記憶手段が記憶しているジャーナルデータを送信するジャーナルデータ送信手段と、
    を備えている、
    取引管理システム。
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