JP5247491B2 - コンクリート充填方法及びコンクリート充填システム - Google Patents
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Description
次に、前記セントルの内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部を有した形の前記セントルをトンネル内空内に配置し、
この後、トンネル内空内において、前記測定機により複数の被測定部の位置を繰り返して計測することで前記セントルの変形量を繰り返し検出しつつ、トンネルの内面とセントルの外周面との間にコンクリートを充填する。
本請求項のコンクリート充填方法によれば、まず、セントルの内周面と外周面との間の位置関係を調査すると共に、トンネル内空の形状を測定機により計測するようにした。すなわち、内周面と外周面との間の位置関係を調査してこれらを関連付けるのに伴ってセントルの内周面の位置を計測するだけで、セントルの外周面の位置を把握可能になった。また、トンネル内空の形状を測定機によって計測するのに伴い、トンネル内空の形状を把握可能ともなった。
本請求項に係るコンクリート充填方法は請求項1と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、前記測定機により複数の被測定部の位置を繰り返して計測するのに伴い、セントルの変形量を監視する監視装置に、前記測定機の計測データが入力されて、この監視装置が前記セントルの変形量を表示するという構成を有している。
トンネル内空の形状を計測可能とすると共に、トンネル内空内において複数の被測定部の位置を計測可能とする測定機と、
測定機の計測データが入力されて、コンクリートをトンネルの内面とセントルの外周面との間に充填する際のセントルの変形量を監視する監視装置と、
を含む。
本請求項のコンクリート充填システムによれば、内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部をセントルが有し、このセントルの内周面と外周面との間の位置関係が調査されている。また、測定機が、トンネル内空の形状を計測すると共にトンネル内空内において複数の被測定部の位置を計測する。そして、この測定機の計測データが監視装置に入力されて、この監視装置によって、トンネルの内面とセントルの外周面との間にコンクリートが充填される際のセントルの変形量が監視される。
本請求項に係るコンクリートシステムは請求項3と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、被測定部が、セントルの両端側それぞれ及び中央部に各複数ずつ存在するという構成を有している。
次に、これら計測結果に基づき、トンネルの内面とセントルの外周面との間に充填されるコンクリートの量を算出する。
本請求項のコンクリート充填方法によれば、まず、セントルの形状や、セントルの内周面と外周面との間の位置関係を調査すると共に、トンネル内空の形状を測定機により計測することで、トンネル内空の形状が把握されるだけでなく、セントルの内周面の位置を測定するだけで、トンネル内空内におけるセントルの外周面の位置が把握されるようになる。
本請求項に係るコンクリート充填方法は請求項5と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、前記セントルが、該セントルの内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部を有しているという構成を有している。
本請求項に係るコンクリート充填方法は請求項5と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、トンネルの内面とセントルの外周面との間に充填されるコンクリートの量を算出した後に、この算出されたコンクリートの量をトンネルの内面とセントルの外周面との間に充填するという構成を有している。
トンネル内空の形状を計測可能とすると共に、トンネル内空内において複数の被測定部の位置を計測可能とする測定機と、
測定機の計測データが入力されて、トンネルの内面とセントルの外周面との間に充填するコンクリートの量を算出するコンクリートボリューム算出装置と、
を含む。
本請求項のコンクリート充填システムによれば、内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部をセントルが有し、このセントルの内周面と外周面との間の位置関係が調査されている。また、測定機が、トンネル内空の形状を計測すると共にトンネル内空内において複数の被測定部の位置を計測する。そして、この測定機の計測データがコンクリートボリューム算出装置に入力されて、このコンクリートボリューム算出装置によって、トンネルの内面とセントルの外周面との間に充填されるコンクリートの量が算出される。
本請求項に係るコンクリートシステムは請求項8と同一の作用を奏する。但し、本請求項では、被測定部が、セントルの両端側それぞれ及び中央部に各複数ずつ存在するという構成を有している。
図1に示すように、本実施の形態に係るコンクリート充填システムの一部とされる型枠であるセントル12は、鋼板と骨組で構成されて例えば10m程度の長さで外周側半径が8m程度の大きさを有する連続体とされる剛体であるものの、全体として円管の一部をその軸方向に沿って切断されたような円弧状の断面を有している。
例えば図2に示す屋外の広い空間Kの四隅付近に基準点P1〜P4をそれぞれ配置し、これら各基準点P1〜P4の位置をトータルステーション16Aによって予めそれぞれ測定しておくことにする。これにより、これら各基準点P1〜P4相互間の位置関係を縦横高さ方向それぞれのデータである3次元座標データにより、予め把握する。
本実施の形態のコンクリート充填方法によれば、まず、セントル12の形状や、セントル12の内周面12Aと外周面12Bとの間の位置関係を調査すると共に、トンネル内空10Aの形状をトータルステーション16B、16C、16Dにより計測するようにした。
10A トンネル内空
12 セントル
12A 内周面
12B 外周面
16 トータルステーション(測定機)
16A トータルステーション(測定機)
16B トータルステーション(測定機)
16C トータルステーション(測定機)
16D トータルステーション(測定機)
18 反射シート(被測定部)
36 コンピュータ(監視装置、コンクリートボリューム算出装置)
S 空間
PA 計測点
PB 計測点
Claims (9)
- セントルの内周面と外周面との間の位置関係を調査すると共に、トンネル内空の形状を測定機により計測し、
次に、前記セントルの内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部を有した形の前記セントルをトンネル内空内に配置し、
この後、トンネル内空内において、前記測定機により複数の被測定部の位置を繰り返して計測することで前記セントルの変形量を繰り返し検出しつつ、トンネルの内面とセントルの外周面との間にコンクリートを充填するコンクリート充填方法。 - 前記測定機により複数の被測定部の位置を繰り返して計測するのに伴い、
セントルの変形量を監視する監視装置に、前記測定機の計測データが入力されて、この監視装置が前記セントルの変形量を表示する請求項1記載のコンクリート充填方法。 - 内周面と外周面との間の位置関係が調査され且つ、内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部を有したセントルと、
トンネル内空の形状を計測可能とすると共に、トンネル内空内において複数の被測定部の位置を計測可能とする測定機と、
測定機の計測データが入力されて、コンクリートをトンネルの内面とセントルの外周面との間に充填する際のセントルの変形量を監視する監視装置と、
を含むコンクリート充填システム。 - 被測定部が、セントルの両端側それぞれ及び中央部に各複数ずつ存在する請求項3記載のコンクリート充填システム。
- セントルの形状やセントルの内周面と外周面との間の位置関係を調査すると共に、トンネル内空の形状を測定機により計測し、
次に、これら計測結果に基づき、トンネルの内面とセントルの外周面との間に充填されるコンクリートの量を算出するコンクリート充填方法。 - 前記セントルが、該セントルの内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部を有している請求項5記載のコンクリート充填方法。
- トンネルの内面とセントルの外周面との間に充填されるコンクリートの量を算出した後に、
この算出されたコンクリートの量をトンネルの内面とセントルの外周面との間に充填する請求項5記載のコンクリート充填方法。 - 内周面と外周面との間の位置関係が調査され且つ、内周面の位置を計測可能とする複数の被測定部を有したセントルと、
トンネル内空の形状を計測可能とすると共に、トンネル内空内において複数の被測定部の位置を計測可能とする測定機と、
測定機の計測データが入力されて、トンネルの内面とセントルの外周面との間に充填するコンクリートの量を算出するコンクリートボリューム算出装置と、
を含むコンクリート充填システム。 - 被測定部が、セントルの両端側それぞれ及び中央部に各複数ずつ存在する請求項8記載のコンクリート充填システム。
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