JP5247118B2 - 液面レベル検出装置および液面レベル検出装置の設計方法 - Google Patents

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Description

本発明は液面レベル検出装置に関し、例えばエタノールやメタノールといったアルコールそのもの或いはそれらを含有するアルコール系燃料など、電解性の燃料を用いる自動車等の車両の燃料残量を検出するのに好適な液面レベル検出装置および液面レベル検出装置の設計方法に関する。
従来の液面レベル検出装置の一例を図9に示す。図9に示す液面レベル検出装置101は、液体を貯留した容器内に配置されるセンサ102を備えている。センサ102は、液面の変位に連動して接点を移動させて抵抗値を変化させる可変抵抗器103を有しており、所定の電圧を印加されて可変抵抗器103の抵抗値に応じた電圧信号を出力する。また、液面レベル検出装置101は、このセンサ102に電圧を印加する電源回路104を備えている(例えば特許文献1参照。)
センサ102の構成の一例を図10に示す。図10に示すセンサ102は、液体に浮かぶフロート110が先端に取り付けられたアーム111と、アーム111の基端部を回動可能に支持するフレーム112と、フレーム112に取り付けられた基板113と、アーム111の基端部に設けられた接触子114と、を含んでいる。基板113の表面には、不図示の抵抗体が形成され、この抵抗体には電源回路104により所定の電圧が印加される。接触子114は、アーム111の回動に伴ってアーム111の回動軸まわりに旋回し、基板113の抵抗体上を摺動する(例えば特許文献4参照)。
基板113の抵抗体の一端および接触子114は、それぞれセンサ102の出力端子115,116に電気的に接続している。液面の変位に連動してフロート110が上下し、それに伴いアーム111が回動して接触子114が抵抗体上を摺動する。それにより、出力端子115に接続している抵抗体の一端から接触子114の間(以後、抵抗体の第1領域という)の抵抗値が変化する。すなわち、これら抵抗体と接触子114とで可変抵抗器103が構成されている。抵抗体に印加された電圧は、抵抗体の第1領域の抵抗値に応じて分圧され、この第1領域にかかる電圧が、センサ102の出力信号として出力端子115,116間に検出される。
再び図9を参照して、液面レベル検出装置101は、センサ102の出力信号を処理回路105で取得し、取得した信号に基づいて液体の残量を表示するメータ106を駆動している。
ところで、自動車等の車両の燃料残量を検出する場合に、液面レベル検出装置101のセンサ102は燃料タンク内に配置されるが、近年では車両用燃料にバイオエタノールなどが使用され始めている。バイオエタノールなどのアルコール系燃料は電解液であり、センサ102の抵抗体や接触子114の摺接面が電解液に晒されると、通電に伴い、それらの摺接面に電食などの電気化学反応が生じて劣化し、接点部の接触抵抗が上昇して正確な測定の妨げとなる。このような不具合を回避するため、センサ102に所定の周期で間欠的に電圧を印加することが提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2002−214023号公報 特開昭63−138215号公報 特開2006−214828号公報 特許第3898913号公報
ここで、電食などの電気化学反応において通電時間は重要な要素となるが、上記特許文献1〜3では1周期あたりの好適な通電時間について言及されておらず、十分な対策とはなっていなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電解液に晒された場合にも長期にわたり液面レベルを高精度に検出することができる液面レベル検出装置、および液面レベル検出装置の設計方法を提供することにある。
上記目的は、本発明に係る下記(1)〜(4)の液面レベル検出装置、および下記(5)の液面レベル検出装置の設計方法により達成される。
(1)アルコール系燃料を貯留した燃料タンク内に該燃料に晒される状態で配置され、前記燃料の液面の変位に連動して抵抗値を変化させる可変抵抗器を有し、所定の電圧を印加されて前記可変抵抗器の抵抗値に応じた電圧信号を出力するセンサと、前記センサに所定の周期で間欠的に前記電圧を印加する電源回路と、を備える液面レベル検出装置において、前記可変抵抗器は、互いに並行して延びる第1および第2の導電パターンと、前記第1および第2の導電パターンに橋架され、液面の変位に連動して前記第1および第2の導電パターン上を摺動する接触子と、を有しており、前記電源回路により前記センサに印加される前記電圧の1周期あたりの通電時間が、前記第1および第2の導電パターンと前記接触子との接点部を絶縁した状態で前記センサに前記電圧を印加した際に、前記第1および第2の導電パターンに流れる電流が上昇傾向となるまでの時間が60s以上となるように選定されていることを特徴とする液面レベル検出装置。
(2)前記電圧の1周期が100msであり、1周期あたりの前記通電時間が15ms以下であることを特徴とする(1)に記載の液面レベル検出装置。
(3)前記電圧の1周期が100msであり、1周期あたりの前記通電時間が1msを超えていることを特徴とする(1)に記載の液面レベル検出装置。
(4)前記電圧の1周期が100msであり、1周期あたりの前記通電時間が略5msであることを特徴とする請求項1に記載の液面レベル検出装置。
(5)アルコール系燃料を貯留した燃料タンク内に該燃料に晒される状態で配置され、前記燃料の液面の変位に連動して抵抗値を変化させる可変抵抗器を有し、所定の電圧を印加されて前記可変抵抗器の抵抗値に応じた電圧信号を出力するセンサと、前記センサに所定の周期で間欠的に前記電圧を印加する電源回路と、を備える液面レベル検出装置において、前記可変抵抗器は、互いに並行して延びる第1および第2の導電パターンと、前記第1および第2の導電パターンに橋架され、液面の変位に連動して前記第1および第2の導電パターン上を摺動する接触子と、を有しており、前記第1および第2の導電パターンと前記接触子との接点部を絶縁した状態で前記センサに前記電圧を印加した際に、前記第1および第2の導電パターンに流れる電流が上昇傾向となるまでの時間が60s以上となるように、前記電源回路が前記センサに前記電圧を印加する1周期あたりの通電時間を選定することを特徴とする液面レベル検出装置の設計方法。
上記構成の液面レベル検出装置によれば、電解液に晒された場合にも可変抵抗器の接点部における電食などの電気化学反応が抑制される。その理由は以下のように考察される。化学反応に関与する分子は、それが生成物質の状態に移る前にエネルギー障壁を乗り越える必要がある。接点部の電食においては、図4に示すように、接点部の金属表面にあるポテンシャルエネルギーの障壁を乗り越える必要があり、通電によってそれを越えるエネルギーが与えられて活性化されることにより電子を放出してイオン化し、溶出する。1周期あたりの通電時間が40ms以下の場合には、接点部の金属分子は基底状態S1から活性化状態S2まで励起されることなく再び基底状態S1に戻る。1周期あたりの通電時間としては、好ましくは15ms以下、より好ましくは1ms超15ms以下、特に好ましくは略5msである。1周期あたりの通電時間が1ms以下であると、センサの出力信号をサンプリングする際にサンプリング時間が不足する虞がある。これは、A/Dコンバータに直流が流入することを阻止するためにセンサとA/Dコンバータとの間にコンデンサが介装される場合があるが、このコンデンサにより、A/Dコンバータに入力されるセンサの出力信号の立ち上がりが鈍るためである。また、基底状態S1に戻るための時間は、励起に要した時間以上に時間が必要となるので、1周期における通電時間の割合が50%以下であることが好ましい。
また、可変抵抗器の第1および第2の導電パターンと接触子との接点部を絶縁した状態でセンサに電圧を印加した際に、第1および第2の導電パターン間にはキャパシタが形成される。このキャパシタの両極となる第1および第2の導電パターンには、印加された電圧が耐電圧よりも高い場合に電気分解が生じて電流が流れる。上記構成の液面レベル検出装置の設計方法は、この電流値の上昇開始点までの時間が長ければ、第1および第2の導電パターンの金属が溶出しにくく、また、溶出した金属イオンも移動しにくいとの着想から、通電時間と電流値の上昇開始点までの時間特性とにより、より適切な通電時間を選定するものである。溶出した金属イオンは、通電時には主として泳動により陽極から陰極に向けて移動するが、非通電時には拡散、対流により移動する。拡散、対流によると、金属イオンは、第1および第2の導電パターン間で種々の方向に移動(分散)するため、両導電パターンのいずれか陰極側に向かう移動速度は遅くなる。即ち、電気化学反応が抑制される。そして、1周期あたりの通電時間が15ms以下では、電流値の上昇開始点までの時間が60s以上となり、金属イオンの溶出抑制傾向が格段と高くなる。
本発明によれば、電解液に晒された場合にもセンサの可変抵抗器の接点部における電食などの電気化学反応を抑制することができ、それにより、長期にわたり液面レベルを高精度に検出することができる。
以下、図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明に係る液面レベル検出装置の一実施形態の概略構成を説明する図、図2は図1の液面レベル検出装置に用いられるセンサを説明する図、図3は図2に示すセンサの要部を説明する図である。
図1に示すように、本実施形態の液面レベル検出装置1は、液体を貯留した容器内に配置されるセンサ2を備えている。センサ2は、液面の変位に連動して接点を移動させて抵抗値を変化させる可変抵抗器3を有しており、所定の電圧を印加されて可変抵抗器3の抵抗値に応じた信号を出力する。また、液面レベル検出装置1は、このセンサ2に所定の電圧を印加する電源回路4を備えている(例えば特許文献1参照。)
図2を参照して、センサ2は、液体に浮かぶフロート10が先端に取り付けられたアーム11と、アーム11の基端部を回動可能に支持するフレーム12と、フレーム12に取り付けられた基板13と、アーム11の基端部に設けられた接触子14と、を含んでいる。
図3に示すように、基板13の表面には、第1導電パターン15および第2導電パターン16が設けられており、これら第1導電パターン15および第2導電パターン16は、アーム11の回動軸O(図2参照)を中心として円弧状に互いに並行して延びている。第1導電パターン15の一端には入出力用導電部17が連設されており、また、第2導電パターン16の一端には入出力用導電部18が連設されている。
外径側に位置する第1導電パターン15は、その周方向に所定の間隔をおいて配置された複数の導電セグメント15aと、これら複数の導電セグメント15aを互いに電気的に接続している抵抗体15bとで構成されている。また、第2導電パターン16は、その周方向に所定の間隔をおいて配置された複数の導電セグメント16aと、これら複数の導電セグメント16aを互いに電気的に接続している連結体16bとで構成されている。
第1導電パターン15の導電セグメント15aおよび第2導電パターン16の導電セグメント16aは、例えば耐食性に優れる銀パラジウムで形成され、また、抵抗体15bは例えば耐食性に優れる酸化ルテニウムで形成されている。
接触子14には、互いに電気的に接続されている2つの接点19、20が設けられている。接触子14は、アーム11の回動に伴ってアーム11の回動軸Oまわりに旋回し、接点19において第1導電パターン15の導電セグメント15a上を摺動し、いずれかの導電セグメント15aに接続する。同時に、接触子14は、接点20において第2導電パターン16の導電セグメント16a上を摺動し、いずれかの導電セグメント16aに接続する。それにより、入出力用導電部17から入出力用導電部18の間の回路に介在する抵抗体15bの長さが変化し、該回路の抵抗値が変化する。すなわち、第1導電パターン15および第2導電パターン16ならびに接触子14により可変抵抗器3が構成されている。
センサ2は、一端を入出力用導電部17に接続して可変抵抗器3に直列につながれる固定抵抗器7をさらに含んでいる。これら可変抵抗器3および固定抵抗器7には電源回路4により所定の電圧が印加される。
液面の変位に連動してフロート10が上下し、それに伴いアーム11が回動する。アーム11の回動に伴い接触子14が旋回し、それにより、可変抵抗器3の抵抗値が変化する。可変抵抗器3および固定抵抗器7に印加された電圧は、可変抵抗器3の抵抗値と固定抵抗器7の抵抗値との比に応じて分圧され、可変抵抗器3にかかる電圧が、センサ2の出力信号として入出力用導電部17,18間に検出される。
ここで、第1導電パターン15の導電セグメント15aおよび第2導電パターン16の導電セグメント16aや接触子14の接点19,20の摺接面、すなわち接点部が電解液に晒される場合に、センサ2に常時継続して電圧が印加されていると、例えば、陽極側の第1導電パターン15の導体が電食により劣化し、他方、負極側の第2導電パターン16には、第1導電パターン15から溶出した金属イオンが析出する。析出した金属は不活性な絶縁体となり易く、第2導電パターン16の導電セグメント16aの摺接面が絶縁物で覆われると、接点部の接触抵抗が上昇し、正確な測定の妨げとなる。
そこで、本実施形態の液面レベル検出装置1において、電源回路4は、所定の周期で間欠的にセンサ2に電圧を印加するようになっており、センサ2に電圧を印加する通電時間は、1周期あたり40ms以下に設定されている。これにより、接点部が電解液に晒された場合にも、接点部における電食などの電気化学反応が抑制される。好ましくは、1周期における通電時間の割合、すなわちデューティー比が50%以下とされる。
再び図1を参照して、液面レベル検出装置1は、センサ2の入出力用導電部17、18間の電圧をセンサ2の出力信号として処理回路5で取得する。尚、処理回路5は、電源回路4がセンサ2に電圧を印加する周期に同期してセンサ2の出力信号を取得する。そして、処理回路5は、取得したセンサ2の出力信号に基づいて、液体の残量を表示する表示手段としてのメータ6を駆動する。
本発明の効果を確認するため、上述した液面レベル検出装置1について、1周期あたりのセンサ2への通電時間を種々に変えたものを用意し、エタノール混合ガソリンに浸漬して500時間経過した後の各センサ2の出力を測定した。測定条件を以下に示す。尚、容器内の液体の変位が最低位のときに接触子14が回動される位置に、接触子14を固定して、測定を行っている。また、基板13全体が、液体に浸漬された状態で、測定を行っている。
[測定条件]
導電セグメント15a,16aの材料:銀パラジウム
抵抗体15bの材料:酸化ルテニウム
センサ2への印加電圧:16V
エタノール混合ガソリンのエタノールの濃度30%
エタノール混合ガソリンの温度:60℃
1周期:100ms
測定結果を図5に示す。尚、図5に示すグラフにおいて、浸漬前のセンサの出力を基準として、これに対する割合で各センサの出力を示している。図5に示す測定結果より、センサ2への通電時間が40ms以下の場合には、センサ出力の上昇率は0.4%以下であり、液面レベル検出の障害とならない範囲に収まっている。これは、接点部における接触抵抗が上昇していないためであり、すなわち、接点部における電食などの電気化学反応が抑制されていることがわかる。
また、上記測定条件で、センサ2への1周期あたりの通電時間を10ms、20ms、40ms、60ms、常時通電とし、それぞれの可変抵抗器3の抵抗値の時間軸での変化量を測定した結果を図6に示す。また、上記測定条件で、センサ2への1周期あたりの通電時間を5msとし、可変抵抗器3の抵抗値の時間軸での変化量を測定した結果を図7に示す。
図6に示す測定結果より、センサ2への通電時間が40ms以下の場合には、可変抵抗器3の抵抗値の変化量(増加量)は2Ω未満であり、液面レベル検出の障害とならない範囲に収まっている。さらに、図7に示す測定結果より、センサ2への1周期あたりの通電時間が5msでは可変抵抗器3の抵抗値にほとんど変化が認められず、1周期あたりの通電時間として5msが特に好ましいことがわかる。
次に、上述した液面レベル検出装置1のセンサ2の第1導電パターン15と、第2導電パターン16とを、センサ2における位置関係を保ち、それら単独でエタノール混合ガソリンに浸漬してキャパシタを形成した。そして、第1導電パターン15と、第2導電パターン16とに、1周期あたりの通電時間を種々に変えて電圧を印加し、両パターン15、16に流れる電流を測定した。測定条件を以下に示す。
[測定条件]
導電セグメント15a,16aの材料:銀パラジウム
抵抗体15bの材料:酸化ルテニウム
センサ2への印加電圧:16V
エタノール混合ガソリンのエタノールの濃度30%
エタノール混合ガソリンの温度:18℃
1周期:100ms
通電時間毎の測定結果ならびに電流値が上昇傾向となる時間を図8に示す。図8に示す測定結果より、1周期あたりの通電時間が15ms以下では、電流値の上昇開始点までの時間が60s以上となり、金属イオンの溶出抑制傾向が格段と高くなることがわかる。
以上説明したように、所定の周期で間欠的にセンサ2に電圧を印加し、センサ2に電圧を印加する通電時間を1周期あたり40ms以下に設定することにより、電解液に晒された場合にもセンサ2の可変抵抗器の接点部における電食などの電気化学反応を抑制することができ、それにより、長期にわたり液面レベルを高精度に検出することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る液面レベル検出装置の一実施形態の概略構成を説明する図である。 図1の液面レベル検出装置に用いられるセンサを説明する図である。 図2に示すセンサの要部を説明する図である。 電食の反応過程におけるエネルギー状態を説明する図である。 実施例および比較例について、センサ出力の測定結果を示すグラフである。 実施例および比較例について、センサ抵抗値の測定結果を示すグラフである。 実施例について、センサ抵抗値の測定結果を示すグラフである。 実施例および比較例について、電流値の測定結果を示すグラフである。 従来の液面レベル検出装置の一例を説明する図である。 従来の液面レベル検出装置に用いられるセンサの一例を説明する図である。
符号の説明
1 液面レベル検出装置
2 センサ
3 可変抵抗器
4 電源回路
5 処理回路
6 メータ
10 フロート
11 アーム
12 フレーム
13 基板
14 接触子
15 第1導電パターン
15a 導電セグメント
15b 抵抗体
16 第2導電パターン
16a 導電セグメント
16b 連結体
17 入出力用導電部
18 入出力用導電部
19 接点
20 接点
O アームの回動軸

Claims (5)

  1. アルコール系燃料を貯留した燃料タンク内に該燃料に晒される状態で配置され、前記燃料の液面の変位に連動して抵抗値を変化させる可変抵抗器を有し、所定の電圧を印加されて前記可変抵抗器の抵抗値に応じた電圧信号を出力するセンサと、
    前記センサに所定の周期で間欠的に前記電圧を印加する電源回路と、
    を備える液面レベル検出装置において、
    前記可変抵抗器は、互いに並行して延びる第1および第2の導電パターンと、前記第1および第2の導電パターンに橋架され、液面の変位に連動して前記第1および第2の導電パターン上を摺動する接触子と、を有しており、
    前記電源回路により前記センサに印加される前記電圧の1周期あたりの通電時間が、前記第1および第2の導電パターンと前記接触子との接点部を絶縁した状態で前記センサに前記電圧を印加した際に、前記第1および第2の導電パターンに流れる電流が上昇傾向となるまでの時間が60s以上となるように選定されていることを特徴とする液面レベル検出装置。
  2. 前記電圧の1周期が100msであり、1周期あたりの前記通電時間が15ms以下であることを特徴とする請求項1に記載の液面レベル検出装置。
  3. 前記電圧の1周期が100msであり、1周期あたりの前記通電時間が1msを超えていることを特徴とする請求項1に記載の液面レベル検出装置。
  4. 前記電圧の1周期が100msであり、1周期あたりの前記通電時間が略5msであることを特徴とする請求項1に記載の液面レベル検出装置。
  5. アルコール系燃料を貯留した燃料タンク内に該燃料に晒される状態で配置され、前記燃料の液面の変位に連動して抵抗値を変化させる可変抵抗器を有し、所定の電圧を印加されて前記可変抵抗器の抵抗値に応じた電圧信号を出力するセンサと、前記センサに所定の周期で間欠的に前記電圧を印加する電源回路と、を備える液面レベル検出装置において、
    前記可変抵抗器は、互いに並行して延びる第1および第2の導電パターンと、前記第1および第2の導電パターンに橋架され、液面の変位に連動して前記第1および第2の導電パターン上を摺動する接触子と、を有しており、
    前記第1および第2の導電パターンと前記接触子との接点部を絶縁した状態で前記センサに前記電圧を印加した際に、前記第1および第2の導電パターンに流れる電流が上昇傾向となるまでの時間が60s以上となるように、前記電源回路が前記センサに前記電圧を印加する1周期あたりの通電時間を選定することを特徴とする液面レベル検出装置の設計方法。
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