JP5246648B2 - 天板補助具及びデスク - Google Patents

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Description

本発明は、デスクの天板に取り付けて使用する天板補助具及びこれを取り付けてなるデスクに関するものである。
OA環境を整える試みの一つに、特許文献1に示されるようなデスクが提案されている。このものは、図2及び図4に示されるように、デスク天板の前縁に、断面視横長コ字状の切欠部を設け、この切欠部の両側面に回転自在に腕置き台が軸支してある。そして、この腕置き台が、起立時に天板上面よりも突出し、不使用時には天板と面一となって、キーボード使用時にはパームレストとして使用し、キーボード不使用時には天板の機能を回復させることができるようにしている。
実開平02−119824号公報
ところが、かかる特許文献1の構造は、天板自体に一部欠損した特殊な形状が必要になるため、既存のデスク等においては採用し得ないものである。従って、ユーザーにとっては全く新たにデスクを購入する必要があり、メーカーにとっては全く異なる天板の製造が必要になるという不具合がある。
また、机上にディスプレイやキーボードを配置すると、書類等を広げる際に天板の奥行き寸法が不足気味に感じることは万人の経験するところであるが、かかる特許文献1の構造は天板の機能を回復させた際にも天板面は通常の天板の奥行き寸法に止どまるものであり、キーボードを載せ置いたままで天板面を更に効果的に使用することまで配慮されたものではない。
さらに、腕置き台が支軸に支持されているため、特に上方に突出してパームレストとして使用する際に、上載荷重が支軸にせん断荷重として加わり、信頼性や耐久性にも課題の残るものである。
加えて、フリーアドレス仕様の大型天板などでは、着座位置が特定されずにフリーアドレス状態で使用されることが多いが、上記のように予め腕置き台の位置が決まっている構造はこれと相容れないものである。
本発明は、これらの課題を有効に解決した天板補助具及びデスクを提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の天板補助具は、天板の一部に支持させた状態で当該天板の前縁に面板を配置可能とし、且つこの面板を、天板の上に少なくとも一部を載せ置いて使用する第1の使用位置と、天板の前方に略面一に連続させて使用する第2の使用位置とに選択的に位置変更可能としたことを特徴とする。
このようなものであれば、第1の使用位置で面板は天板面よりも上方へ突出して手の負担を軽減するパームレストとなり、第2の使用位置で天板面を拡張する拡張天板となるので、キーボード使用時の使い勝手と、キーボード不使用時の十分な作業領域の確保とを適切に両立させることができる。しかも、キーボード使用時には天板の上に面板が載せ置かれ、上載荷重は天板に支持されるので、パームレストとしての安定、確実な使用状態を確保することが可能となる。
天板の下面に支持部の基端を着脱可能に取り付け得るようにし、この支持部の先端側に面板を位置変更可能に支持させているものであれば、後付けで既設の天板に取り付けることができるので、別途新たにデスクを購入する必要がなく、しかも、不要となれば、支持部の基端を天板の下面から取り外すことで簡単に元の単体天板、標準天板に復元させることができる。製造サイドにおいても、規格外の特殊な天板を製造する必要がなくなる。
支持部は上向面を天板の下面に密着させて取り付けられるものであり、第2の使用位置にある面板の荷重をこの支持部の上向面の少なくとも一部で支持するようにしていることが望ましい。
このような構成であれば、支持部の上向面を天板の下面に密着させることで高い取付強度が得られ、またその上向面で面板の荷重を受けるので、拡張天板として使用する際の荷重を適切に支持することができる。
第1の使用位置で面板が片持ち的になることを適切に解消するには、上向面の他の一部に、面板が第1の使用位置にあるときに当該面板の天板と重合しない部位を支持する補助支持部を設けていることが好ましい。
大型天板などに有効に適用可能とするには、支持部の基端が、天板の下面に幅方向複数個所に設けた取付部もしくは幅方向に連続して設けた取付部に対して取付位置変更可能とされていることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、面板が天板の幅方向に沿った軸回りに揺動する揺動部材を介して支持部に支持され、この揺動部材は、第1の使用位置で後方に傾倒ないし転倒し、第2の使用位置で前方に傾倒ないし転倒するように構成されているものが挙げられる。
このようなものであれば、面板のスムーズな作動を確保することができる。しかも、揺動リンクの傾きとリンク長を適宜に設定すれば、第2の使用位置から第1の使用位置に向かって面板をどれだけ天板上に持ち出すか等を調整できるので、パームレストとして使用する際に適切な使用位置となる設計が容易となる。
第1の使用位置および第2の使用位置の何れにおいても面板を適切な位置に配置可能とするためには、揺動部材の基端が支持部に枢着され、面板は、第1の使用位置と第2の使用位置とで揺動部材の先端異なる位置に係合するように構成されていることが有効となる。
そして、以上のような天板補助具を天板に取り付けてデスクを構成すれば、キーボード使用時にもキーボード不使用時にも作業し易い環境を簡単に整えて、作業効率等を有効に向上させることが可能となる。
本発明は、以上説明した構成であるから、第1の使用位置で面板は天板面よりも上方へ突出してパームレストとなり、第2の使用位置で天板面を拡張する拡張天板となるので、キーボード使用時の使い勝手と、キーボード不使用時の十分な作業領域の確保とを適切に両立させることができる。しかも、キーボード使用時には天板の上に面板が載せ置かれ、上載荷重は天板に支持されるので、パームレストとしての安定、確実な使用状態を確保することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態の天板補助具たるキーボード補助具Aは、図1〜図3に示すように一般的なデスクDに適用されるものであって、本発明の支持部たる裏補強部材1と、補助支持部を構成するブラケット2およびリンク部材3と、面板たるパームレスト部4とを具備する。リンク部材3は本発明の揺動部材に相当している。
そして、このキーボード補助具Aのパームレスト部4を、図1及び図5に示すように天板D1の上に少なくとも一部を載せ置いて使用する第1の使用位置(P1)と、図7及び図8に示すように天板D1の前方に略面一に連続させて使用する第2の使用位置(P2)とに選択的に位置変更可能としている。すわなち、パームレスト部4は、第1の使用位置(P1)では、主としてパームレスト本来の機能(手のひらや手首や肘などを載せるための機能)を発揮する一方、第2の使用位置(P2)では、主として拡張天板D1´としての機能を発揮する。
以下、各部を具体的に説明する前に、デスクDについて簡単に説明をしておく。なお、説明の便宜上、図1に示すデスクDにおける使用端側を「前側」、反使用端側を「後側」と称する。
デスクDは、天板D1及びこの天板D1を支持する一対の脚D2、デスクトップパネルD3などを備えている。そして、図2等に示すように、天板D1の下面dxには、キーボード補助具Aを取り付けるための本発明の取付部たる補助具取付部D4が設けてある。この補助具取付部D4は、下方に溝状の開口部D41を有する略チャネル状のもので、天板D1の幅寸法に略等しい長さ寸法を有しており、少なくとも天板D1の前縁側に設けられている。より具体的には、この補助具取付部D4は図2及び図5等に示すように、その内部に、平面視略矩形状で略平板状の内挿部材Eを収容保持するための、断面視略矩形状の収容空間D42を備えている。そして、開口部D41の開口幅D41x(デスクDの奥行き方向の寸法)を、収容空間D42の奥行き寸法D42xよりも小さくし、この収容空間D42内に奥行き方向に緊密に内挿部材Eを収容することで、内挿部材Eが脱落するのを防止している。また、内挿部材Eには、厚み方向に貫通する雌ネジ部E1が設けてあり、グリップの付帯するネジn1(図2参照)を利用して、キーボード補助具Aを構成する下記の裏補強部材1を天板D1の幅方向における任意の位置に固定することができるようにしている。なお、本実施形態では、補助具取付部D4を天板D1の後縁側の下面にも設けているが、この後縁側の補助具取付部D4は必ずしも必須ではない。
一方、キーボード補助具Aの裏補強部材1は、その基端を叙述のように天板D1の補助具取付部D4に対して着脱及び位置変更可能に取り付けられ、且つ、その先端側にパームレスト部4を位置変更可能に支持するものであって、図2〜図5等に示すように、平面視略矩形状で平板状の裏補強部材本体11を主体とし、この裏補強部材本体11の前側の二隅にそれぞれ軸受け部12を設けている。
裏補強部材本体11は、厚み方向に貫通させた取付用孔111と、これら取付用孔111に対応して設けたリング状のスペーサ112とを備えている。そして、本実施形態では、裏補強部材本体11の上向面11aを天板D1の下面dxに密着させ、前述したネジn1を雌ネジ部E1に締着することによって、当該裏補強部材本体11を天板D1に取り付けるようにしている。これにより、パームレスト部4を図7に示す第2の使用位置(P2)に位置付けた場合には、このパームレスト部4の荷重を、裏補強部材本体11の上向面11aのうち天板D1から延出する部分において支持することができる。
軸受け部12は、図2〜図4等に示すように、略直方体形状を有し、デスクDの幅方向に貫通させた貫通孔121を備えている。そして、この貫通孔121に挿入したネジ軸n2によって、リンク部材3を回動可能に軸支するようにしている。なお、本実施形態では、この軸受け部12に、摺動性及び耐摩耗性に優れた合成樹脂を用いているが、実施態様に応じて適宜変更可能である。
ブラケット2は、平面視略矩形状のブラケット頂壁21と、このブラケット頂壁21の前縁から後側へ若干オフセットした位置より垂下させたブラケット前側垂壁22aと、ブラケット頂壁21の後縁から前側へ若干オフセットした位置より垂下させたブラケット後側垂壁22bと、ブラケット頂壁21の両側縁部からそれぞれ垂下させたブラケット側壁23とを備えるものであって、本実施形態ではこれら各部を合成樹脂により一体に形成し、ブラケット前側垂壁22a、ブラケット後側垂壁22b及びブラケット側壁23が協働してブラケット頂壁21を裏補強部材本体11の上向面11a上の所定高さ位置に位置づける補強リブとしての役割を果たしている。
ブラケット側壁23には、パームレスト部4が第1の使用位置(P1)にあるときのネジ軸n3を係止する第1の係止孔部23A1と、パームレスト部4が第2の使用位置(P2)にあるときのネジ軸n3を係止する第2の係止孔部23A2と、これら各係止孔部23A1、23A2の下端側同士を連通する連通孔部23A3と(以下、これら各孔部23A1〜23A3を、「孔部23A」と総称する)、を該ブラケット側壁23の厚み方向に貫通させて設けている。
リンク部材3は、断面視略トラック形状を有する胴体部31と、この胴体部31の両端部にそれぞれ設けた断面視略D字形状を有する突端部32とを備えるものである。そして、胴体部31の両端面には、雌ネジ部311が設けてあり、この雌ネジ部311に、裏補強部材1の軸受け部12に挿通したネジ軸n2(図5〜図7では図示略)を螺合させることによって、該リンク部材3が裏補強部材1の軸受け部12に軸支されるようにしている。また、突端部32の端面には、雌ネジ部321が設けてあり、この雌ネジ部321に、ブラケット側壁23の孔部23Aに挿通したネジ軸n3を螺合させることによって、該リンク部材3が、ブラケット2を軸支するようにしている。
このリンク部材3は、パームレスト部4が第1の使用位置(P1)にあるときにネジ軸n3を第1の係止孔部23A1に係合させ、パームレスト部4が第2の使用位置(P2)にあるときにネジ軸n3を第2の係止孔部23A2に係合させ、その間の姿勢変更時にネジ軸3を連通孔部23A3に位置づけるようにしている。
パームレスト部4は、平面視略横長矩形状を有するものであって、上述したリンク部材3を介して裏補強部材1に支持されるようにしている。
このような構成において、リンク部材3は、天板D1の幅方向に沿った軸回りに揺動して、第1の使用位置(P1)で後方すなわち天板D1側に傾倒し、第2の使用位置(P2)で前方すなわち使用者側に傾倒ないし転倒するとともに、第1の使用位置(P1)で天板D1上に後縁側を乗り上げさせ、第2の使用位置(P2)で天板D1の前縁に後縁を合致させて上面を面一に連続させるように設定されている。
しかして、パームレスト部4が図5等に示す第1の使用位置(P1)にあり、ブラケット頂壁21がそのパームレスト部4からの荷重を受けた場合に、当該パームレスト部4における天板D1と重合しない部位を、リンク部材3及びブラケット2からなる補助支持部によって有効に支持することができ、パームレスト部4が片持ち的になることを適切に解消することができる。また、パームレスト部4が第2の使用位置(P2)にある場合には、図7等に示すように、ブラケット側壁23、ブラケット後側垂壁22b等が裏補強部材本体11の上向面11aに当接するので、パームレスト部4に加わる荷重を裏補強部材本体11に有効に支持させることができる。
図2において符号5で示すものはサイドキャップであって、合成樹脂等により形成されて、ブラケット2の側部を隠蔽する位置に着脱可能に取り付けられる。
以下、上述のキーボード補助具Aについて、その使用方法を説明する。
(1)第1の使用位置(P1)
図5に示すように、パームレスト部4を第1の使用位置(P1)に位置付けると、ネジ軸n3は第1の係止孔部23A1内に位置付けられて、リンク部材3は、若干天板側に傾倒した状態となる。この状態では、天板D1の上にパームレスト部4が載せ置かれ、上載荷重は主として天板D1に支持される。なお、使用者を基準にしてパームレスト部4の手前側に加わった上載荷重は、ブラケット2の第1係止孔部23A1及びリンク部材3を介して、補助天板取付部D4に取り付けた裏補強部材1に支持される。これにより、パームレスト部4のどの位置に上載荷重が加わっても、パームレストとしての安定、確実な使用状態を確保することが可能となる。
(2)第1の使用位置(P1)から第2の使用位置(P2)への移動
パームレスト部4を図5に示す第1の使用位置(P1)から図6の状態を経て図7に示す第2の使用位置(P2)への移動する場合には、まず、パームレスト部4の天板側縁部を上方に若干引き上げるようにしながら、該パームレスト部4全体を使用者側に移動する。すると、ブラケット2の第1の係止孔部23A1内に係止されているネジ軸n3は、図6に示すように、連通孔部23A3内に位置付けられる。さらに、該パームレスト部4全体を使用者側に移動すると、ネジ軸n3は、連通孔部23A3内を移動し、第2の係止孔部23A2に位置付けられ、リンク部材3は使用者側に横臥した状態となる。その結果、図7に示すように、パームレスト部4が天板D1の前方に沈み込むことになる。
(3)第2の使用位置(P2)
この第2の使用位置(P2)では、パームレスト部4は天板D1に隙間なく面一に連続して、当該パームレスト4の平面積に相当する分だけ天板D1を拡張させる拡張天板D1´として利用することが可能となる。
以上のように、本実施形態のキーボード補助具Aによれば、天板D1に取り付けた状態で第1の使用位置(P1)でパームレスト部4は天板面d1よりも上方へ突出して手の負担を軽減するパームレストとなり、第2の使用位置(P2)で本来の矩形状の天板面d1を前方に拡張する拡張天板D1´となるので、キーボード使用時の使い勝手と、キーボード不使用時の十分な作業領域の確保とを適切に両立させることができる。しかも、キーボード使用時には天板D1の上にパームレスト部4が載せ置かれ、上載荷重は天板D1に支持されるので、パームレストとしての安定、確実な使用状態を確保することが可能となる。
具体的には、天板D1の下面dxに支持部である裏補強部材1の基端を着脱可能に取り付け得るようにし、この裏補強部材1の先端側にパームレスト部4を位置変更可能に支持させているので、後付けで既設の天板D1に取り付けることができ、別途新たにデスクDを購入する必要がなく、しかも、不要となれば、裏補強部材1の基端を天板D1の下面dxから取り外すことで簡単に元の単体の天板D1に復元させることができる。製造サイドにおいても、規格外の特殊な天板D1を製造する必要がなくなる。
その裏補強部材1は、裏補強部材本体11の上向面11aを天板D1の下面dxに密着させて取り付けられるようにしているとともに、第2の使用位置(P2)にあるパームレスト部4の荷重をこの裏補強部材本体11の上向面11aで支持するようにしているので、裏補強部材本体11と天板D1との間に高い取付強度が得られ、その状態で上向面11aによりパームレスト部4の荷重を受けることができるので、拡張天板D1´として使用する際の荷重を適切に支持することができる。
また、上向面11aの他の一部に、パームレスト部4が第1の使用位置(P1)にあるときに当該パームレスト部4の天板D1と重合しない部位をリンク部材2およびブラケット2からなる補助支持部で支持するようにしているため、そのパームレスト部4が片持ち的になることを適切に解消することができる。
さらに、裏補強部材1の基端を、天板D1の下面dxに幅方向に連続して設けた補助具取付部D4に対して取付位置変更可能としているので、大型天板D1などに有効に適用して、所望の位置にパームレスト部4を適切に配置することができる。
具体的には、パームレスト部4は、リンク部材3を介して裏補強部材1に支持され、且つこのリンク部材3は、第1の使用位置(P1)で後方に傾倒し、第2の使用位置(P2)で前方に傾倒及び転倒するように天板巾方向に沿ったネジ軸n2回りに揺動可能とされているので、パームレスト部4のスムーズな作動を確保することができる。しかも、このリンク部材3の傾きとリンク長を適宜に設定すれば、第2の使用位置(P2)から第1の使用位置(P1)に向かってパームレスト部4をどれだけ天板D1上に持ち出すか等を調整できるので、パームレストとして使用する際に適切な使用位置となる設計が容易となる。
さらに、リンク部材3の基端が裏補強部材1に枢着され、パームレスト部4は、第1の使用位置(P1)と第2の使用位置(P2)とでリンク部材3の先端異なる位置に係合するように構成されているので、単にリンク部材3の先端をパームレスト部4に枢着した場合に比して、パームレスト部4を両使用位置(P1)、(P2)において天板D4に対する適切なオーバーラップ位置および適切な面一連続位置に位置づけることができる。
以上のようなキーボード補助具Aをデスクの天板D1に付帯させれば、机上にディスプレイやキーボードを配置した状態のままで、キーボード使用時におけるOA機器の使い勝手と、キーボード不使用時における有効な天板作業領域の確保とを好適に両立させることができるので、何れにおいても作業し易い環境を簡単に整えて、作業効率等を有効に向上させることが可能となる。
なお、天板の下面dxに幅方向に沿って所定ピッチで取付部たるスリットを設け、このスリットを補助具取付部として支持具の基端を位置変更可能に取り付けるようにするなど、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係るキーボード補助具をデスクに適用して第1の使用位置に保持した状態を示す全体斜視図。 同実施形態におけるキーボード補助具の分解斜視図。 図2の部分拡大図。 図2及び図3のキーボード補助具を組付けた状態で示す斜視図。 同実施形態におけるキーボード補助具を第1の使用位置に位置付けたときの構成断面図。 同実施形態におけるキーボード補助具を第1の使用位置と第2の使用位置との間に位置付けたときの構成断面図。 同実施形態におけるキーボード補助具を第2の使用位置に位置付けたときの構成断面図。 同実施形態に係るキーボード補助具をデスクに適用して第2の使用位置に保持した状態を示す全体斜視図。
符号の説明
A…天板補助具(キーボード補助具)
(P1)…第1の使用位置
(P2)…第2の使用位置
1…支持部(裏補強部材)
2…ブラケット
3…揺動部材(リンク部材)
4…面板(パームレスト部)
D…デスク
D1…天板
D4…取付部(補助具取付部)

Claims (8)

  1. 天板の一部に支持させた状態で当該天板の前縁に面板を配置可能とし、且つこの面板を、天板の上に少なくとも一部を載せ置いて使用する第1の使用位置と、天板の前方に略面一に連続させて使用する第2の使用位置とに選択的に位置変更可能としたことを特徴とする天板補助具。
  2. 天板の下面に支持部の基端を着脱可能に取り付け得るようにし、この支持部の先端側に面板を位置変更可能に支持させている請求項1記載の天板補助具。
  3. 支持部は上向面を天板の下面に密着させて取り付けられるものであり、第2の使用位置にある面板の荷重をこの支持部の上向面の少なくとも一部で支持するようにしている請求項2記載の天板補助具。
  4. 上向面の他の一部に、面板が第1の使用位置にあるときに当該面板の天板と重合しない部位を支持する補助支持部を設けている請求項3記載の天板補助具。
  5. 支持部の基端が、天板の下面に幅方向複数個所に設けた取付部もしくは幅方向に連続して設けた取付部に対して取付位置変更可能とされている請求項2〜4何れかに記載の天板補助具。
  6. 面板が天板の幅方向に沿った軸回りに揺動する揺動部材を介して支持部に支持され、この揺動部材は、第1の使用位置で後方に傾倒ないし転倒し、第2の使用位置で前方に傾倒ないし転倒するように構成されている請求項1〜5何れか記載の天板補助具。
  7. 揺動部材の基端が支持部に枢着され、面板は、第1の使用位置と第2の使用位置とで揺動部材の先端異なる位置に係合するように構成されている請求項6記載の天板補助具。
  8. 請求項1〜7何れか記載の天板補助具を天板に取り付けてなることを特徴とするデスク。

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