JP5246234B2 - 検索装置 - Google Patents

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本発明は、検索結果の表示に要する時間を短縮する技術に関する。
従来、ユーザからの要求に基づき楽曲を順次演奏するカラオケ装置では、演奏する楽曲の指示が、例えばリモコンを介して行われる。このようなリモコンの中には、タッチセンサが一体となった液晶画面が設けられ、この液晶画面を介して所望の楽曲を検索できるものがある。
例えば、歌手名検索のボタンをタッチした後に50音表から歌手名を入力することにより、その歌手の持ち歌が楽曲として検索される。このようにして検索された楽曲は、検索結果としてメモリに保持され、保持された検索結果から一画面分のデータが読み出されて、リモコンの液晶画面に表示される。
さらに、近年では、検索された楽曲に関連した楽曲の検索も可能となっている。例えば、検索された複数の楽曲のうちの一つを選択すると、その楽曲と同時代に流行した楽曲を検索するためのボタンが表示され、このボタンを選択することで、その楽曲と同時代に流行した楽曲が検索されるという具合である。
一方、過去の検索結果が参照したいという要求があるため、上述したリモコンには、過去の検索結果へ戻るためのボタンが表示されている。そして、このボタンを繰り返しタッチすることで、1つ前、2つ前、3つ前、・・・というように過去の検索結果を参照することが可能となっている。
このように過去の検索結果を参照することを考えると、検索結果の全てをメモリに保持しておくことが好ましい。ところが、メモリの容量にも限界があるため、検索結果が多くなると、全ての検索結果をメモリに保持することはできない。したがって、如何にしてメモリを有効利用するかが重要になってくる。
このような課題に関し、例えば楽曲データをその使用頻度に応じて消去するカラオケシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、ホスト装置にてカラオケ装置側での楽曲の演奏履歴情報を管理し、使用頻度に応じてカラオケ装置へ消去指令を配信する。
特開2001−272988号公報
しかしながら、上述したようなリモコンにおける検索結果をメモリに保持する場合、上記特許文献に記載される「使用頻度」という概念が当てはまらず、上記特許文献に記載される技術を利用することはできない。
そして、特に、上述したリモコンにおいては、検索結果をメモリから消去してしまうことにより、次のような不具合が生じる。すなわち、過去の検索結果へ戻るためのボタンがタッチされた時に検索結果がメモリから消去されていると、同様の検索が再び行われることで、検索結果の表示に要する時間が長くなってしまう。
なお、ここではカラオケ装置に付属するリモコンでの検索を例に挙げて説明したが、このような問題は、カラオケ装置で検索を行う場合であっても同様に生じるものである。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、繰り返される検索による複数の検索結果を順次遡って表示する場合に、その表示に要する時間を可及的に短縮することにある。
上述した課題を解決するためになされた請求項1に係る検索装置は、入力される検索条件を用いて検索された検索結果が表示画面に表示され、繰り返される検索によって表示画面が検索順に遷移すると共に、表示画面を検索順とは逆順に遷移させることで過去の検索結果を順次遡って参照することができるものである。
このような検索装置は、例えばカラオケ装置を操作するためのリモコンとして具現化される。カラオケ装置のリモコンでは、上述したように、例えば歌手名で検索された楽曲が表示された状態から、同時代に流行した楽曲を検索することができ、表示画面は検索順に遷移する。また、過去の検索結果へ戻るためのボタンをタッチすることで、表示画面は検索順とは逆順に遷移し、過去の検索結果を参照することが可能となる。なお、リモコンは一例であって、カラオケ装置が同様の検索機能を備える場合には、カラオケ装置がここでいう検索装置に該当する。
本検索装置では、検索時間計測手段が、検索条件による検索開始から検索結果が得られるまでの検索時間を検索する。また、検索条件及び、当該検索条件による検索時間は、対応付けられて履歴記憶手段に記憶される。履歴記憶手段は、メモリなどの記憶装置であってもよいし、ハードディスクなどの記憶媒体であってもよい。
また、結果記憶制御手段が、検索結果を検索条件に対応付けて記憶手段に記憶すると共に、所定条件が成立すると、記憶手段に記憶された複数の異なる検索条件に対応する検索結果のうちの一部の検索結果を消去する。ここでいう「記憶手段」は、例えばメモリなどの記憶装置が対象となる。もちろん、検索時間を短縮するという観点で検索結果を記憶するため、読み出し時間がかからないのであれば、特にメモリなどの記憶装置に限定する必要はない。また、「所定条件」には、例えば、記憶手段の空き容量が不足したときが挙げられる。したがって、記憶手段の空き容量の不足を検出するために、「前記記憶手段の空き容量が予め定めた容量となったことを検出するメモリ残量検出手段」を備える構成とし、メモリ残量検出手段による検出結果に応じて所定条件の成立を判断することが例示される。
そして、検索表示制御手段によって、検索条件による検索が行われるとともに、検索結果の表示制御が行われる。
検索表示制御手段は、表示画面の逆順の遷移が指示されることで、履歴記憶手段に記憶されている過去の検索条件に対する表示要求があると、次のように機能する。
すなわち、表示要求に該当する検索条件の検索結果が記憶手段に記憶されている場合、当該検索結果を記憶手段から読み出して表示する。一方、表示要求に該当する検索条件の検索結果が記憶手段から消去されている場合、表示要求に該当する検索条件を用いて再検索を行うことで検索結果を表示する。
特に、検索表示制御手段は、記憶手段から消去された一部の検索結果に対応する検索条件のうちで履歴記憶手段に記憶された検索時間が最も長い検索条件を用いて再検索を行うことで、検索結果を復元する。なお、復元された検索結果は、再び結果記憶制御手段により記憶手段に記憶されることになる。
つまり、表示画面の逆順の遷移が指示されることで過去の検索条件に対する表示要求があった場合、検索結果が記憶手段から消去されている場合には再検索を行うのが基本であるが、検索時間が長いものについては、表示要求がある前に、予め再検索をして検索結果を復元するのである。
このようにすれば、例えば記憶手段の空き容量が不足して検索結果が消去されたとしても、検索時間が長いものについては予め復元されるため、複数の検索結果を順次遡って表示する場合、その表示に要する時間を可及的に短縮することができる。
ところで、表示画面が逆順に遷移して過去の検索結果が1つ前、2つ前、3つ前・・・という順序で参照されることを考えると、所定条件が成立したときに、記憶手段に記憶された複数の異なる検索条件に対応する検索結果のうちの一部の検索結果を消去する場合、検索時間が最も短い検索条件に対応する検索結果を消去するとよい(請求項4)。このようにすれば、複数の検索結果を遡って表示する場合に、その表示に要する時間の短縮に寄与する。
また、一般的に古い検索結果が参照される可能性が低いという観点からは、記憶手段から消去された一部の検索結果に対応する検索条件のうちで履歴記憶手段に記憶された検索時間が最も長い検索条件が2以上存在する場合、それらの中で現時点に最も近い検索条件を用いて検索結果を復元することが好ましい(請求項2)。
このようにすれば、複数の検索結果を遡って表示する場合に、その表示に要する時間の短縮に寄与する。
なお、例えば記憶手段の容量が不足した場合に検索結果を消去するような構成では、再検索によって復元された検索結果を保持するだけの空き容量が記憶手段にない場合が考えられる。そこで、表示画面の逆順の遷移が指示されることで過去の検索条件に対する表示要求があると、検索表示制御手段によって、直前の検索条件に対する検索結果の消去が結果記憶制御手段に要求されるようにしてもよい(請求項3)。この場合、結果記憶制御手段が、直前の検索条件に対する検索結果を消去する。このようにすれば、再検索によって復元された検索結果を保持するだけの空き容量を記憶手段に確保できる可能性が高くなる。
カラオケ用リモコンの構成を示すブロック図である。 検索画面の遷移を模式的に示す説明図である。 検索表示制御処理の一部を示すフローチャートである。 検索表示制御処理の残部を示すフローチャートである。 実行リストを模式的に示す説明図である。
以下、一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、カラオケ用リモコン(以下「リモコン」という)1の構成を示すブロック図である。リモコン1は、制御部10、操作部20、記憶部30、通信部40、及び、表示部50を備えている。
制御部10は、リモコン1全体の制御を司るものであり、CPU11、ROM12、RAM13、I/O、及び、これらを接続するバスラインなどで構成されている。
操作部20は、ユーザの操作情報を入力するための構成である。具体的には、表示部50と一体になったタッチパネルとして具現化される。もちろん、本体に設けられるスイッチなども含まれる。
記憶部30は、例えばハードディスクドライブ装置として具現化される記憶媒体である。ここには、後述する実行リスト31が記憶されている。また、検索対象となる楽曲情報データベース32が構築されている。
通信部40は、カラオケ装置(不図示)と通信するための構成である。例えば、楽曲情報データベース32で検索された楽曲情報が、この通信部40を介して、カラオケ装置へ送信されるという具合である。
表示部50は、例えばカラー液晶ディスプレイとして具現化される。ここには、検索条件を入力するための画面が表示される。また、検索条件に対応する検索結果が表示される。表示部50には、操作部20としてのタッチパネルが一体となっており、ユーザは表示画面にタッチすることにより、操作情報を入力することができる。
このように構成されたリモコン1では、表示部50の表示画面にタッチすることで楽曲情報が検索可能となっている。例えば、「歌手名検索」のボタンをタッチした後に50音表から歌手名(あるいは歌手名の一部)を入力することにより、その歌手の持ち歌が検索される。具体的には、図2に示すように、画面1にて、歌手名による検索を行うと、当該検索要求が処理プログラムに渡され(矢印(1)参照)、歌手名によってデータベースが検索される(矢印(2)参照)。検索結果は、データベースから処理プログラムへ渡され(矢印(3)参照)、処理プログラムによって「画面1」に検索結果が表示される(矢印(4)参照)。
さらに、検索結果が表示された「画面1」から次の検索を行うことができる。この場合、画面1で説明したのと同様、検索条件が処理プログラムに渡されてデータベースが検索され、その検索結果が処理プログラムによって「画面2」に表示される。
このようにリモコン1では、操作部20を介して入力される検索条件を用いて検索された検索結果が表示部50の表示画面に表示され、繰り返される検索によって表示部50の表示画面が検索順に遷移する。すなわち、図2に示すように、検索が繰り返されると「画面1」→「画面2」→「画面3」→・・・→「画面N−1」→「画面N」という具合に遷移する。
一方、リモコン1では、過去の検索条件による検索結果を表示することも可能となっている。この場合、画面に表示される「戻る」ボタンをタッチすることで、表示画面が検索順とは逆順に遷移する。図2でいえば、「戻る」ボタンがタッチされる毎に、「画面N」→「画面N−1」→・・・→「画面3」→「画面2」→「画面1」というように表示画面が遷移する。これにより、過去の検索結果を順次遡って参照することができる。
そして、このように過去の検索結果を順次遡って参照する場合、検索結果をRAM13にプールしておけば、再検索を行う場合と比較して、検索結果の表示に要する時間が短縮される。ただし、RAM13の容量も限られてくるため、全ての検索結果をプールしておくことはできない。
そこで、リモコン1は、次に示す検索表示制御処理を実行する。図3及び図4は、検索表示制御処理を示すフローチャートである。この検索表示制御処理は、リモコン1の電源がオンになると実行される。
最初のS100では、初期化処理を行う。次のS110では、画面遷移操作があったか否かを判断する。画面遷移操作とは、検索条件の入力操作、「戻る」ボタンのタッチ操作のいずれかをいう。ここで画面遷移操作があったと判断された場合(S110でYES)、S120へ移行する。一方、画面遷移操作がないうちは(S110でNO)、S110の判断処理を繰り返す。
S120では、「戻る」ボタンがタッチされたか否かを判断する。ここで「戻る」ボタンがタッチされたと判断された場合(S120でYES)、図4中のS220へ移行する。一方、「戻る」ボタンがタッチされていない場合(S120でNO)、すなわち検索条件が入力された場合には、S130へ移行する。
検索条件が入力された場合に移行するS130では、メモリの空き容量が不足しているか否かを判断する。この判断は、RAM13の空き容量が予め定められた容量以下になっているか否かを判断するものである。ここでメモリの空き容量が不足していないと判断された場合(S130でNO)、S140へ移行する。一方、メモリの空き容量が不足していると判断された場合(S130でYES)、S200へ移行する。
S140では、検索時間の計測を開始する。この処理は、検索開始時刻を特定可能とするためのものであり、例えばCPU11のフリーランカウンタの値を取得するような処理が例示される。
続くS150では、検索を実行する。この処理は、入力された検索条件を用いて、記憶部30の楽曲情報データベース31を検索するものである。ここで、検索が終了し、検索結果が得られると、S160へ移行する。
次のS160では、検索時間を測定する。例えば、CPU11のフリーランカウンタの値を取得し、S140にて取得されたフリーランカウンタの値との差分をとることで、検索時間を測定するという具合である。
続くS170では、検索結果をメモリへプールする。この処理は、検索結果を検索条件に対応させてRAM13に記憶するものである。
次のS180では、検索結果を表示部50に表示する。また、実行リスト31を更新する。図5に、実行リスト31の一例を示す。実行リスト31は、例えば、ID(識別情報)、検索種別、検索ワード、検索時間、プールの有無の各項目で構成される。ここで、検索種別及び検索ワードが「検索条件」を構成する。最初の検索が行われた場合、ID「1」の行に該当する情報が記録されることになる。ID「1」の行では、「あい」で始まる歌手名を「検索条件」としたことが示され、検索時間が10msとなっている。ただし、図5では、ID「1」の行のプールの有無はプールが無いことを示す「×」となっているが、最初の検索の段階では検索結果がプールされるため、プールの有無はプールが有ることを示す「○」となる。
続いてS190では、電源がオフされたか否かを判断する。この処理は、リモコン1の電源がオフされたか否かを判断するものである。ここで電源がオフされたと判断された場合(S190でYES)、検索表示制御処理を終了する。一方、電源がオフされていないと判断された場合(S190でNO)、S110からの処理を繰り返す。したがって、メモリ空き容量が不足しないうちは(S130でNO)、繰り返し行われる検索により、プールの有無を「○」として、実行リスト31の末尾に情報が順次追加されることになる。すなわち、図5に示す実行リスト31には、検索条件が入力されて検索が行われることで画面遷移が行われる度に、新しい行が追加される。したがって、実行リスト31のIDは、遷移画面を表すものと考えることもできる。つまり、ID「1」,ID「2」,ID「3」,・・・,ID「N−1」,ID「N」は、図2に示したような順に遷移する画面1,画面2,画面3,・・・,画面N−1,画面Nに対応する。
S130でメモリ空き容量が不足していると判断された場合に移行するS200では、検索時間が最も短い過去の検索結果を消去する。続くS210では、実行リスト31を更新する。具体的には、消去した検索結果に対応する行のプールの有無を「×」に書き換える。図5の例では、検索時間が「10ms」と最も短くなっているID「1」の検索結果が最初に消去される。そして、メモリの空き容量が不足したと判断される度に(S130でYES)、ID「2」→ID「3」(ID「2」とID「3」とは検索時間が同じであるため実行リスト31の順序で消去する)という順番で検索結果が消去される。
つまり、繰り返される検索によって検索結果がRAM13に順次プールされていくのであるが(S170)、メモリの空き容量が不足した場合には(S130でYES)、検索時間が短い過去の検索結果が消去されて(S200)、実行リスト31が更新される(S210)。
次に、「戻る」ボタンがタッチされた場合の処理について説明する。「戻る」ボタンがタッチされた場合に(S120でYES)移行する図4中のS220では、最新の検索結果を消去する。この処理は、後述する検索結果復元のためのメモリ容量を確保するためのものである。
続くS230では、一つ前の検索結果を表示部50に表示する。このとき、表示要求のあった検索条件に対応する検索結果がRAM13にプールされている場合、当該プールされた検索結果を読み出して表示する。一方、表示要求のあった検索条件に対応する検索結果がRAM13にプールされていない場合、表示要求のあった検索条件で再検索を行い、当該再検索の結果を表示する。また、ここでは、実行リスト31を更新する。この更新は、S220で検索結果を消去したことに伴い、最新の検索結果に対応する実行リスト31の末尾行を削除するものである。すなわちここでは、ID、検索種別、検索ワード、検索時間、及び、プールの有無という一連の情報が削除される。
次のS240では、過去の検索結果の中に、消去された検索結果があるか否かを判断する。この判断は、実行リスト31のプールの有無の欄に「×」となっているものがあるか否かを判断するものである。ここで消去された検索結果があると判断された場合(S240でYES)、S250へ移行する。一方、消去された検索結果がない場合(S240でNO)、図3中のS110へ移行する。
S250では、消去された検索結果の中から検索時間が最も長い検索条件を取得する。この処理は、実行リスト31のプールの有無が「×」となっているもののうちで検索時間が最も長い検索条件(検索種別及び検索ワード)を取得するものである。図5の例では、ID「2」の行の検索時間が「60ms」となっている。また、ID「3」の行の検索時間が「60ms」となっている。したがって、ID「2」及びID「3」に対する検索条件が取得されることになる。
続くS260では、S250で取得した検索条件が複数あるか否かを判断する。検索時間を同じくする検索条件が複数ある可能性があるためである。ここで複数の検索条件があると判断された場合(S260でYES)、S270にて現時点に最も近い検索条件を取得する。一方、検索条件が一つだけの場合(S260でNO)、S270の処理を実行せず、S280へ移行する。
「現時点に最も近い検索条件」とは、現在の画面から該当する検索条件の画面に遷移するまでの時間的な距離(画面が遷移した数)が最も近い(少ない)検索条件である。
図5の例では、画面Nから画面N−1(現時点)に戻ったとき、画面3と画面2とは共にプールの有無が「×」で、かつ検索時間が「60ms」となっているが、画面3のほうが、画面N−1に近いので、画面3の検索条件が取得される。つまり、現在の画面からの画面遷移数が多いほうがより時間が経過していると考えるのである。
なお、検索時間の記憶にタイマーが用いられることを前提として、検索条件が記憶された時刻をIDと対応づけて記憶し、同一の検索時間となっている複数の検索条件のうち、現在の時刻にもっとも近い時刻の検索条件を取得するようにしてもよい。
いずれにしても、古い検索結果が参照される可能性は低いという観点から、時間的に新しい検索条件を選択して取得するのである。
続くS280では、取得した検索条件によって、検索を実行する。これにより、消去された過去の検索結果が復元されることになる。そして、S290では、復元された検索結果をメモリへプールする。つまり、RAM13に記憶する。
次のS300では、実行リスト31を更新する。この処理は、復元された検索結果に対応する実行リスト31中のプールの有無を「○」として更新するものである。
以上詳述したように、本実施形態では、メモリの空き容量が不足した場合(図3中のS130でYES)過去の検索結果が消去される構成の下(S200)、「戻る」ボタンがタッチされると(S120:YES)、検索時間が最も長い検索条件を取得して(図4中のS250)、再検索を実行し(S280)、検索結果を予め復元しておく。つまり、表示画面の逆順の遷移が指示されることで過去の検索条件に対する表示要求があった場合、検索結果がRAM13から消去されている場合には再検索を行うのが基本であるが、検索時間が長いものについては、表示要求がある前に、予め再検索をして検索結果を復元するのである。これにより、例えばメモリ13の空き容量が不足して検索結果が消去されたとしても、検索時間が長いものについては予め復元されるため、複数の検索結果を順次遡って表示する場合、その表示に要する時間を可及的に短縮することができる。
また、本実施形態では、メモリの空き容量が不足した場合(図3中のS100でYES)、検索時間が最も短い過去の検索結果を消去する(S200)。つまり、表示要求があった後に再検索を行ったとしても、検索時間が短いものであれば、その再検索に要する時間が短くなるからである。これにより、複数の検索結果を遡って表示する場合に、その表示に要する時間の短縮に寄与する。
さらにまた、本実施形態では、検索時間が最も長い検索条件が複数存在する場合(図4中のS260でYES)、現時点に最も近い検索条件を取得する(S270)。これは、複数の検索結果が順次遡って表示されるため、古い検索結果が参照される可能性が低いためである。これにより、複数の検索結果を遡って表示する場合に、その表示に要する時間の短縮に寄与する。
また、本実施形態では、「戻る」ボタンがタッチされて(図3中のS120でYES)表示画面の逆順の遷移が指示されると、最新の検索結果が消去される(図4中のS220)。これにより、再検索によって復元された検索結果を保持するだけの空き容量をRAM13に確保できる可能性が高くなる。
なお、本実施形態におけるリモコン1が「検索装置」に相当し、制御部10のCPU11が「検索時間計測手段」、「結果記憶制御手段」及び「検索表示制御手段」に相当する。また、記憶部30が「履歴記憶手段」に相当し、制御部10のRAM13が「記憶手段」に相当する。
そして、図3中のS140及びS160の処理が「検索時間計測手段」の機能としての処理に相当し、図3中のS170、S200、S220、及び、図4中のS290の処理が「結果記憶制御手段」の機能としての処理に相当し、図3中のS150、S180、及び、図4中のS230〜S280の処理が「検索表示制御手段」の機能としての処理に相当する。
以上、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施することができる。
上記実施形態では「検索装置」をリモコン1として具現化したが、同様の検索機能をカラオケ装置自体が備えている場合、「検索装置」をカラオケ装置として具現化することもできる。
1:カラオケ用リモコン
10:制御部
11:CPU
12:ROM
13:RAM
20:操作部
30:記憶部
31:実行リスト
32:楽曲情報データベース
40:通信部
50:表示部

Claims (4)

  1. 入力される検索条件を用いて検索された検索結果が表示画面に表示され、繰り返される検索によって前記表示画面が検索順に遷移すると共に、前記表示画面を前記検索順とは逆順に遷移させることで過去の検索結果を順次遡って参照することが可能な検索装置であって、
    前記検索条件による検索開始から検索結果が得られるまでの検索時間を計測する検索時間計測手段と、
    前記検索条件及び、当該検索条件による前記検索時間を対応付けて記憶する履歴記憶手段と、
    前記検索結果を前記検索条件に対応付けて記憶手段に記憶すると共に、所定条件が成立すると、前記記憶手段に記憶された複数の異なる検索条件に対応する検索結果のうちの一部の検索結果を消去する結果記憶制御手段と、
    前記検索条件による検索を行うとともに前記検索結果の表示を制御する検索表示制御手段と、を備え、
    前記検索表示制御手段は、
    前記表示画面の前記逆順の遷移が指示されることで、前記履歴記憶手段に記憶されている過去の検索条件に対する表示要求があると、
    前記表示要求に該当する検索条件の検索結果が前記記憶手段に記憶されている場合、当該検索結果を前記記憶手段から読み出して表示し、
    一方、前記表示要求に該当する検索条件の検索結果が前記記憶手段から消去されている場合、前記表示要求に該当する検索条件を用いて再検索を行うことで検索結果を表示し、
    さらに、前記記憶手段から消去された前記一部の検索結果に対応する検索条件のうちで前記履歴記憶手段に記憶された前記検索時間が最も長い検索条件を用いて再検索を行うことで、前記検索結果を復元すること
    を特徴とする検索装置。
  2. 請求項1に記載の検索装置において、
    前記検索表示制御手段は、前記記憶手段から消去された前記一部の検索結果に対応する検索条件のうちで前記履歴記憶手段に記憶された前記検索時間が最も長い検索条件が2以上存在する場合、それらの中で現時点に最も近い検索条件を用いて前記検索結果を復元すること
    を特徴とする検索装置。
  3. 請求項1又は2に記載の検索装置において、
    前記検索表示制御手段は、前記表示画面の前記逆順の遷移が指示されることで過去の検索条件に対する表示要求があると、直前の検索条件に対する検索結果の消去を前記結果記憶制御手段に要求すること
    を特徴とする検索装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の検索装置において、
    前記結果記憶制御手段は、前記所定条件が成立したときに、前記記憶手段に記憶された複数の異なる検索条件に対応する検索結果のうちの一部の検索結果を消去する場合、前記検索時間が最も短い検索条件に対応する検索結果を消去すること
    を特徴とする検索装置。
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