JP7331891B2 - 処理システム、処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、処理システム、処理方法及びプログラムに関する。
従来、電子卓上計算機(電卓)は、簡易な演算を行う際に広く利用されている。特に、電子卓上計算機では、多数の計算を行うなどの事務用途で迅速かつ正確な入力操作が可能となるように、キー配置が定められ、また、キータッチが工夫されている。
また、非特許文献1では、UNDO及びREDOの操作キーを有する電卓が開示されている。この従来の電卓では、ユーザによるこれらの操作キーの操作によって、容易に一つ前の入力を取り消したり、再度有効にしたりすることができる。
https://gigazine.net/news/20121001-undo-redo-calculator/
しかしながら、従来技術では、記憶可能なこれまでの演算内容の段階の数が制限されるので、演算内容のどの段階にどのような問題があるかを確認するのが難しいという課題がある。
この発明の目的は、演算内容をユーザがより適切に確認して問題などに対応することのできる処理システム、処理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部と、
第1の制御部と、
を備え、
前記第1の制御部は、
前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って演算を行い、
前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、第1の通信部により外部の電子機器へ送信させ
前記電子機器から送信された、複数の段階の前記演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を前記第1の通信部に受信させ、
前記第1の通信部が受信した前記演算情報を取得する
処理装置と、
入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、
第2の制御部と、
外部表示部と、
前記第1の通信部を介して外部の前記処理装置との通信を行う第2の通信部と、
前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を記憶する外部記憶部と、
を備え、
前記第2の制御部は、
前記外部記憶部が記憶している前記複数の段階の前記演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させ、
前記第2の操作受付部が前記複数の段階の前記演算情報のうちいずれかの段階の演算情報を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の前記演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる
電子機器と、
を含む処理システムである。
本発明に従うと、演算内容の履歴をユーザがより適切に確認して問題などに対応することのできるという効果がある。
電子卓上計算機を正面から見た図である。 電子卓上計算機と外部機器とからなる計算システムの機能構成を示すブロック図である。 外部機器の表示部による表示例を示す図である。 電子卓上計算機の表示部による表示画面への表示例を示す図である。 外部機器で実行される電卓動作制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 電子卓上計算機で実行される演算制御処理の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電子卓上計算機1を正面から見た図である。
この実施形態の処理装置である電子卓上計算機1は、ユーザによる演算に係る入力操作を受け付けて当該演算を行う電卓であり、特には限られないが、例えば、業務用途の電卓である。電子卓上計算機1は、表示画面11と、複数個の操作キーが並んでいる入力部12などを備えている。
表示画面11は、セグメント方式の液晶ディスプレイであって、入力部12へのユーザなど外部からの入力操作に基づいて、数字、アルファベットや簡易な記号などが表示可能である。あるいは、表示画面11は、ドットマトリクス方式の液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescent)ディスプレイなどの他の方式のものであってもよい。特には限られないが、ここでは、表示画面11には、最大12桁の数字が浮動小数点又は固定小数点で表示可能となっている。
入力部12は、数字キー(0~9、「00」及び「.」)、演算キー(+、-、×、÷、=、±変換キー(±)、%、√、税込キー(TAX+)、税抜キー(TAX-)など)、及び機能キー(クリアキー(C)、オールクリアキー(AC)、メモリキー(M+、M-、MR)、グランドトータルキー(GT)、操作取消キー(UNDO)、操作復帰キー(REDO)、通信キー、日数切替キー、1字消去キー(三角形の標識で示されている)など)を含む。また、入力部12は、これらに加えて、桁区切りを切り替えたり、整数表示の際に小数点以下を四捨五入するか端数を切り捨てるかを切り替えるためのスライドスイッチなどを含んでいてもよい。
これらのうち、演算内容の段階を切り替える特定キーには、イコールキー、グランドトータルキー、オールクリアキー、操作取消キー、操作復帰キーが含まれる。グランドトータルキーは、イコールキーによって演算が終了した1又は複数の演算結果の総計を算出するためのキーである。オールクリアキーは、入力操作に応じて後述のようにRAM22に記憶されている演算情報を全て消去する命令を出力する(消去可能)ためのキー(演算情報消去用の入力操作を受け付けるキー)である。イコールキーは、最新の演算内容で最後に実行された演算(例えば、a+b+cの演算内容において+cの演算)を繰り返す場合にも利用され得る。操作取消キー及び操作復帰キーにより取り消し、復帰が可能な演算内容の数は、予め定められた数、例えば、1つである。
税込キー及び税抜キーに適用される税率は、予め定められたキー操作の組合せにより変更設定が可能であってよい。
電子卓上計算機1は、ソーラパネルなどによる自身の発電電力で動作してもよいし、ボタン型電池などのバッテリを有し(取付可能であり)、このバッテリから電力が供給されることで動作しもよい。あるいは、電子卓上計算機1は、これらが併用されて動作してもよい。
図2は、電子卓上計算機1と外部機器4とからなる計算システム100の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態の処理システムである計算システム100に含まれる電子卓上計算機1は、CPU21(Central Processing Unit)(第1の制御部)と、RAM22(Random Access Memory)(第1の記憶部)と、記憶部23と、操作受付部24(第1の操作受付部)と、表示部25(第1の表示部)と、通信部26(第1の通信部)などを備えている。
CPU21は、演算処理を行い、電子卓上計算機1の全体動作を統括制御するハードウェアプロセッサである。CPU21は、入力部12への入力操作などに応じて操作受付部24により受け付けられた演算内容に従って計算する処理(演算)を行う。CPU21は、汎用のプロセッサではなくてもよく、電子卓上計算機1に係る演算処理及び当該演算処理に係る設定処理に特化した機能を有するマイクロコンピュータユニット(MCU)などであってもよい。
RAM22は、例えば、DRAMなどであり、CPU21に作業用のメモリ空間を提供して一時データを記憶する。一時データには、CPU21により処理された演算内容及びその結果を含む演算情報のうちオールクリアキーで消去されていないものが含まれる。
記憶部23は、例えば、ROM(Read Only Memory)である。ROMは、マスクROMに限られず、フラッシュメモリやEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などの読み書き可能な不揮発性メモリであってもよい。記憶部23は、電子卓上計算機1に内蔵されたものに限られず、電子卓上計算機1に対して着脱可能なメモリカードを含んでもよい。記憶部23には、プログラム231が記憶されている。プログラム231の実行時には、当該プログラム231がCPU21により記憶部23から読み出されてRAM22上に展開され、当該プログラム231を実行可能とされる。
操作受付部24は、上述の入力部12を含み、ユーザなど外部からの入力操作を受け付ける。操作受付部24は、入力部12の各操作キーやスライドスイッチが操作されると、操作内容に応じた操作信号を生成して当該操作信号をCPU21へ出力する。
表示部25は、上述の表示画面11を有し、CPU21の制御動作に基づいて表示画面11による表示を行う。
通信部26は、外部機器との通信動作を行う。特に限定するものではないが、通信部26は、アンテナを有し、無線通信により外部機器との通信が可能とされる。例えば、通信部26は、ブルートゥース(登録商標)Low Energyの規格(以下BLEと記載)に基づいて、電子卓上計算機1の近く(BLEによる通信可能距離に応じた距離範囲内)に位置する外部機器と直接通信を行うことができてもよい。通信部26は、電子卓上計算機1に内蔵されていてもよいし、電子卓上計算機1に外付け(着脱)可能なモジュールであってもよい。すなわち、外部機器4との通信接続が不要な場合には、通信部26が取り外されて、通信機能を有さない従来の電子卓上計算機1として利用可能なものであってもよい。
外部機器4は、本実施形態の電子機器であって、CPU41(第2の制御部)と、RAM42(外部記憶部)と、記憶部43と、操作受付部44(第2の操作受付部)と、表示部45(外部表示部)と、通信部46(第2の通信部)などを備える。外部機器4は、例えば、スマートフォンなどの携帯端末であり、その他の様々な構成を有していてもよい。
CPU41は、外部機器4の全体動作を統括制御するハードウェアプロセッサである。RAM42は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。一時データには、CPU41が通信部46を介して取得した複数の段階の演算情報が順番に記憶された演算履歴421が含まれる。
記憶部43には、プログラム431が記憶されている。プログラム431には、電子卓上計算機1の演算履歴制御に係るアプリケーションプログラム(アプリ)が含まれる。このアプリによる動作については後述する。アプリは、例えば、通信部46を介して予め定められた外部サーバからダウンロード、インストールが可能であってもよい。
表示部45は、例えば、ドットマトリクス方式の液晶ディスプレイ(表示画面)を有し、CPU41の制御に基づいてこの液晶ディスプレイに表示を行う。操作受付部44は、この液晶ディスプレイに重なって位置するタッチパネルなどを有し、タッチパネルへの入力操作が検出されると、入力操作の位置や種別などの内容を入力信号として生成して、当該入力信号をCPU41へ出力する。
また、表示部45は、LEDランプなどを有していてもよく、操作受付部44は、押しボタンスイッチなどを有していてもよい。
通信部46は、外部機器との通信を行う。通信としては、例えば、4G、5Gなどの通信回線やWiFiなどが含まれる。また、通信部46は、BLEにより、電子卓上計算機1(通信部26)との間でデータの送受信(通信動作)が可能である。
次に、本実施形態の電子卓上計算機1における演算制御動作について説明する。
本実施形態の電子卓上計算機1は、外部機器4とBLEによる通信接続がなされると、例えば、演算操作ごとに入力操作に応じた演算内容に従って演算を行うとともに、特定キーの入力操作ごとに、当該入力操作で確定した段階の演算に係る演算情報(演算内容と演算結果)を外部機器4へ送信する。一方で、各段階の演算情報は、予め定められた最大記憶可能数以下の範囲で、オールクリアキーへの入力操作がなされるまでRAM22に記憶保持される。また、最新の段階の演算内容に応じた演算結果又は当該最新の演算内容の次の段階の演算内容を定めるための入力操作により取得された数値(内容)が選択的に表示部25により表示画面11に表示される。
外部機器4では、上述のアプリの実行により、受信された演算情報を記憶保持する。外部機器4で演算履歴421に保持されている演算情報は、表示部45の表示画面に順番に一覧表示される。一画面内に全ての段階の演算情報(演算履歴)を表示することができない場合には、スクロール表示がなされればよい。電子卓上計算機1と外部機器4との間でこのような演算情報の送受信がなされている間は、電子卓上計算機1の表示画面11には、演算結果と合わせて外部機器4との間で演算情報の送受信がなされていることを示す特定の標識などが表示されてもよい。
外部機器4と電子卓上計算機1との通信接続は、継続的になされてもよい。通信接続の確立は、例えば、外部機器4で上記アプリを起動することで、電子卓上計算機1の探索を行い、他方で、電子卓上計算機1で通信キーが押下されると当該電子卓上計算機1がアドバタイズ又は外部機器4からの探索に応答するように定められることでなされる。なお、外部機器4では、アプリが起動されていない間は、ブルートゥースの通信動作がなされていても、電子卓上計算機1を探索しなくてもよい。また、アプリの終了時には、電子卓上計算機1との間で維持されている通信接続を切断してもよい。また、電子卓上計算機1は、予め定められた時間以上入力操作がない場合には自動的に動作を停止してよく(オートパワーオフ)、動作の停止状態では、BLEに係る動作も停止されてよい。あるいは、電子卓上計算機1では、例えば、予め定められた段階以上の演算内容が基準時間以上続けて操作受付部24により受け付けられた場合に、自動でBLEによる通信動作が開始されてもよい。
図3は、表示部45による表示例を示す図である。また、図4は、表示部25による表示画面11への表示例を示す図である。
図3(a)に示すように、例えば、4段階の演算内容の演算処理がなされた後、これらの総計(グランドトータル)が算出され、さらにオールクリアがなされた状態では、表示部45の表示画面には、これら6段階の演算内容と演算実行時の表示内容(演算結果)とが、表示画面の上側から下側に向かって、過去の演算情報から順に一段ずつ表示されて(各段の表示がそれぞれ複数行に跨っていてもよい)いる。すなわち、外部機器4では、オールクリアの動作も演算内容としてその履歴に含まれ、その前の演算情報は消去されない。図4(a)に示すように、電子卓上計算機1の表示部25は、オールクリアの操作に応じて表示が初期化されて、「0」の表示とされている。
外部機器4の表示画面の上部には、「UNDO」、「REDO」、「オールクリア」などのボタンが描画されている。この「オールクリア」のボタンが選択操作されることで、外部機器4でも、RAM42に記憶されている演算内容が全て消去される。
外部機器4の表示画面上で「UNDO」のボタンを選択する操作がなされると、図3(b)に示すように、最新の操作履歴(オールクリア)が取り消されて、一段階前の演算内容(記憶されている演算内容の履歴のうちある途中の段階のもの)、すなわち総計の計算が終了した状態に戻される(一段階前の演算内容を最新の演算内容として選択、採用する)。この段階の演算情報が通信部46を介して電子卓上計算機1に送信され、電子卓上計算機1では、通信部26により外部機器4から当該段階の演算情報を受信させて、これを取得する。電子卓上計算機1では、受信した演算情報に応じて一段階前の演算情報に係る演算結果が表示画面11の表示内容とされ、また、当該一段階前の演算情報に係る演算内容が最新の演算内容として採用される。すなわち、電子卓上計算機1では既にRAM22から消去された演算情報(演算内容、ここでは「GT」、及び演算結果、ここでは「10535」)であっても、外部機器4における入力操作に応じてこの演算情報を当該外部機器4から再度取得して表示させる(図4(b))ことが可能である。すなわち、電子卓上計算機1が外部機器4から取得る演算情報には、「GT」で加算される対象となる全ての段階の演算結果が含まれる。
電子卓上計算機1では、この後の操作受付部24への入力操作に応じて、表示されている数値に対する追加の演算が更になされてもよい。この場合、取り消された操作内容は外部機器4でも全て消去されてもよいし、追加の演算内容の履歴が取り消されている操作内容と並列的又は直列で記憶保持されてもよい。
外部機器4における「UNDO」の選択操作では、外部機器4のRAM42が履歴を記憶可能な、予め定められた上限回数まで遡ることができる。図3(c)に示す例では、6段階の演算内容のうち5段階が取り消されることで、最初の演算状態にまで戻されている。電子卓上計算機1の表示部25は、図4(c)に示すように、図3に示した演算内容のうちの最も古い演算内容の演算(加算)の結果である「1915」を表示画面11に表示させる。
また、1段階以上戻った状態(ある途中の段階の演算情報が外部機器4から受信された後)で、「REDO」のボタンを選択する操作がなされると、取り消した演算情報が復帰される(上記ある途中の段階より後の段階の演算情報を取得する)。この場合にも復帰した演算内容及びそのときの演算結果を含む演算情報が、採用された最新の演算情報として通信部46により電子卓上計算機1に送信されて、RAM22に演算情報が記憶され、表示部25により演算結果の表示がなされる。図3(d)に示すように、「REDO」ボタンが繰り返し選択操作されて(この場合、5回選択操作されて)、取り消された演算処理が全て復帰されることで、当初の図3(a)に示した演算状態にまで戻され得る。これに伴い、表示部25による表示内容も図4(d)に示すように図4(a)と同一の状態に戻る。
なお、「UNDO」操作による取り消しの動作及び「REDO」操作による復帰の動作は、1段階ずつ行われるものに限られず、まとめて複数段階行われることが可能であってもよい。また、「UNDO」、「REDO」では、最新の操作の取り消し及び復帰がなされるのみであるが、表示部45により表示されている複数の段階の演算情報のうちいずれかを直接指定して「UNDO」操作を行うことで、最新以外のいずれかの演算内容を選択的に取り消すことが可能であってもよい。例えば、途中で一箇所入力ミスがあった場合に、当該入力ミスがあった演算内容を選択的に取り消して、その演算内容に代わる演算内容のみを改めて追加で電子卓上計算機1により行うことで、入力ミス以降の操作を全てやり直す必要がなくなる。
また、ここでは、取り消された演算内容の表示が表示部45の表示画面から削除される(複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の演算情報を表示)ものとして説明しているが、これらは、完全に削除されるのではなく、例えば、薄く(背景色に対してコントラストの小さい色で)表示されてもよく、あるいは、反対に背景色を演算内容の表示に対して低コントラストの色に変更して表示されてもよい。これらにより、外部機器4では、現在取り消されている演算内容があることをユーザが知得することができるように、表示がなされる。
また、上記図3、図4に示した例において、2段階の演算内容(AC及びGT)が取り消されると、GT前の最後の演算内容「9800÷2」とその演算結果「4900」が取得されるが、このとき、「GT」による総計の演算対象となり得るその前の数値「1915」、「2748」、「972」なども併せて取得されて、RAM22に再度記憶される。
また、外部機器4のアプリ上では、UNDO、REDO及びオールクリア(AC)の操作に加えて、新たな演算内容の演算を行わせる入力操作が可能であってもよい。この場合、外部機器4では、操作受付部44に対して独自に入力操作された演算内容に従った演算を別途行って演算結果を取得し、これらの演算内容及び演算結果を含む演算情報を、演算履歴421に追加する。新たに取得された演算内容及び当該演算内容に応じた演算結果(演算情報)は、電子卓上計算機1へ送信される。
図5は、外部機器4で実行される電卓動作制御処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。この電卓動作制御処理は、上記のアプリを起動することで開始される。
電卓動作制御処理が開始されると、CPU41は、電子卓上計算機1との通信接続を確立する(ステップS401)。CPU41は、電子卓上計算機1から演算内容の履歴データを取得する(ステップS402)。
CPU41は、電子卓上計算機1からデータの受信があったか否かを判別する(ステップS403)。データの受信があったと判別された場合には(ステップS403で“YES”)、CPU41は、受信データに基づいて演算履歴421を更新し、また、追加された演算内容の演算を行って結果を取得する(ステップS404;上記ステップS402とともに記憶ステップ、記憶手段)。CPU41は、表示部45による履歴表示の内容を更新する(ステップS405;表示ステップ、表示手段)。それから、CPU41の処理は、ステップS406に移行する。電子卓上計算機1からデータの受信がなかったと判別された場合には(ステップS403で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS406へ移行する。
ステップS406の処理に移行すると、CPU41は、操作受付部44によりUNDO又はREDOの入力操作が受け付けられたか否かを判別する(ステップS406)。UNDO又はREDOの入力操作が受け付けられたと判別された場合には(ステップS406で“YES”)、CPU41は、保持されている演算履歴421における最も後の(最新の)段階として採用される演算情報の位置を入力操作の内容に応じて繰り上げ又は繰下げ変更する(ステップS407)。CPU41は、変更された位置での演算結果と当該演算結果に係る演算内容とを含む演算情報を電子卓上計算機1へ送信する(ステップS408;上記ステップS406で“YES”、ステップS407とともに選択送信ステップ、選択送信手段)。それから、CPU41の処理は、ステップS410へ移行する。
操作受付部44によりUNDO又はREDOの入力操作が受け付けられていないと判別された場合には(ステップS406で“NO”)、CPU41の処理は、操作受付部44に対して演算操作が入力されたか否かを判別する(ステップS412)。演算操作が入力されたと判別された場合には(ステップS412で“YES”)、CPU41は、入力された演算を実行し、演算履歴421に実行された演算内容を追加更新する(ステップS413)。CPU41は、表示部45により、表示画面への履歴表示を更新させる(ステップS414)。それから、CPU41の処理は、ステップS408へ移行する。演算操作が入力されていないと判別された場合には(ステップS412で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS410へ移行する。
ステップS410の処理へ移行すると、CPU41は、アプリの終了命令が取得されたか否かを判別する(ステップS410)。アプリの終了命令が取得されていないと判別された場合には(ステップS410で“NO”)、CPU41の処理は、ステップS403に戻る。アプリの終了命令が取得されたと判別された場合には(ステップS410で“YES”)、CPU41は、電子卓上計算機1との通信接続を切断する(ステップS411)。そして、CPU41は、電卓動作制御処理を終了する。
なお、終了命令が取得された場合に、電子卓上計算機1では消去された演算情報をRAM42が記憶保持している場合には、CPU41は、予めこれらの演算情報を消去してよいかを表示部45への表示及びこの表示に対する操作受付部44への入力操作などにより確認してから、通信接続を切断することとしてもよい。
図6は、電子卓上計算機1で実行される演算制御処理のCPU21による制御手順を示すフローチャートである。ここでは、この演算制御処理は、BLEによる外部機器4との接続時における処理として、外部機器4との接続なしで単独で行う演算制御処理とは別個に行われるものとしているが、外部機器4との通信接続の有無にかかわらず統合的に演算制御処理が実行されてもよい。
演算制御処理が開始されると、CPU21は、通信部26を介した外部機器4とのBLEによる通信接続を確立させる(ステップS101)。CPU21は、外部機器4へ演算内容の履歴データ(現在保持している演算情報のデータ)を送信する(ステップS102)。
CPU21は、操作受付部24への入力操作が受け付けられたか否かを判別する(ステップS103)。入力操作が受け付けられたと判別された場合には(ステップS103で“YES”)、CPU21は、受け付けられた入力操作が、前述した演算内容の段階を切り替える特定キーに対する操作であるか否かを判別する(ステップS104)。
特定キーに対する操作ではないと判別された場合には(ステップS104で“NO”)、CPU21は、入力操作の操作内容を取得し、また、必要に応じて入力されている途中の数値を更新したり、四則演算などの演算処理を行ったりする(ステップS105)。CPU21は、これらの処理に応じて、表示部25による表示内容を更新させる(ステップS106)。それから、CPU21の処理は、ステップS103に戻る。
入力操作が特定キーに対するものであると判別された場合には(ステップS104で“YES”)、CPU21は、入力操作の内容に基づいて演算を実行して結果を取得し、RAM22に記憶させる(ステップS111;演算ステップ、演算手段)。CPU21は、取得された演算の結果を表示部25により表示させる(ステップS112)。CPU21は、入力操作の演算内容と、演算が行われた場合の演算結果とを含む演算情報を通信部26により外部機器4へ送信する(ステップS113;送信ステップ、送信手段)。それから、CPU21の処理は、ステップS103に戻る。
ステップS103の判別処理で、入力操作が受け付けられていないと判別された場合には(ステップS103で“NO”)、CPU21は、外部機器4からのデータ受信があったか否かを判別する(ステップS121)。外部機器4からのデータ受信がないと判別された場合には(ステップS121で“NO”)、CPU21の処理は、ステップS103に戻る。
外部機器4からのデータ受信があったと判別された場合には(ステップS121で“YES”;受信ステップ、受信手段)、CPU21は、受信データが演算履歴(記憶している全ての段階の演算情報)のオールクリアを要求するものであるか否かを判別する(ステップS122)。受信データが演算履歴のオールクリアを要求するものであると判別された場合には(ステップS122で“YES”)、CPU21は、現時点でRAM22に保持されている演算履歴を全て消去し、表示部25による表示をゼロとする初期化を行う(ステップS123)。それから、CPU21の処理は、ステップS103に戻る。
受信データが演算履歴のオールクリアを要求するものではないと判別された場合には(ステップS122で“NO”)、CPU21は、受信データが通信接続の終了を要求するものであるか(上記のオートパワーオフのように、電子卓上計算機1の動作全体を終了する場合を含む)否かを判別する(ステップS131)。受信データが通信接続の終了を要求するものであると判別された場合には(ステップS131で“YES”)、CPU21は、外部機器4との通信接続を切断する(ステップS141)。そして、CPU21は、演算制御処理を終了する。
ステップS131の判別処理で、受信データが通信接続の終了を要求するものではないと判別された場合には(ステップS131で“NO”)、受信データは、UNDO又はREDOの操作に伴うものか、又は外部機器4で追加された演算情報に係るものである。このように、外部機器4で「UNDO」又は「REDO」のボタンが操作されている場合には、CPU21が自機で必要な演算情報を保持していない場合があり、外部機器4で追加された演算情報は、自機では保持していないので、CPU21は、受信データから演算情報を取得する(ステップS132;取得ステップ、取得手段)。CPU21は、取得した演算情報に応じて表示部25による表示を更新する(ステップS133)。それから、CPU21の処理は、ステップS103に戻る。
なお、上記実施の形態では、外部機器4でUNDOが実行された場合には一律に電子卓上計算機1が外部機器4から送信された演算情報を取得して保持するものとしたが、これに限られない。電子卓上計算機1において操作受付部24への入力操作に応じて行われた演算に伴って記憶部23に記憶保持されている演算情報と同一又はその一部の演算情報に係る演算状態への移行指示が、外部機器4でなされたのであれば(すなわち、電子卓上計算機1の取り消しキー、復帰キーと同じように、単一段階のUNDO/REDOのみであって、オールクリアキーなどのUNDOではない、が実行される場合には)、電子卓上計算機1は、外部機器4から演算情報を取得しなくてもよい。
以上のように、本実施形態の処理装置である電子卓上計算機1は、ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける操作受付部24と、CPU21と、を備える。CPU21は、操作受付部24によって受け付けられた入力操作に従って演算を行い(ステップS111)、入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、通信部26により当該通信部26と通信動作が可能な外部機器4に送信させる(ステップS113)。また、CPU21は、外部機器4から送信された、当該外部機器4が通信部26から受信して記憶している複数の段階の演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を通信部26に受信させ(ステップS121で“YES”、ステップS122で“NO”、ステップS131で“NO”)、通信部26が受信した演算情報を取得する(ステップS132)。
このように、電子卓上計算機1では、通信部26により複数の段階の演算情報を外部機器4に送信して記憶保持させて、その後これを再度受信、取得することで、外部機器4で記憶可能な範囲、すなわち、一般的に電子卓上計算機1で実行されるような計算範囲では実質的にほぼ無制限に、演算状態を任意の段階に戻す(UNDOを行う)ことができる。したがって、電子卓上計算機1では、多段階の演算が進んだ段階でも、各段階の演算内容を遡って、誤った演算などを確認、削除することができる。これにより、電子卓上計算機1は、通常通り使いやすいキー配置やキータッチなどによりユーザが容易かつ正確に入力操作を行うことができるものでありつつ、さらに、従来自機の表示能力やメモリ能力では容易かつ柔軟な対応が難しかった演算状態の確認をより適切に行って問題に対応することが可能になる。よって、電子卓上計算機1によれは、より効率よく確実に演算を実行することができる。
また、CPU21は、複数の段階の演算情報に含まれるある途中の段階の演算情報が取得された後に、当該途中の段階より後の段階の演算状態を取得可能である(ステップS132)。すなわち、電子卓上計算機1では、一度UNDOが受け付けられた後に、取り消した演算内容を復帰させる(REDO)こともできる。これにより、例えば、取り消し(UNDO)を行い過ぎた場合でも、そのUNDO操作を取り消すことができるので、任意の演算状態に移動させて、柔軟に演算をやりなおし、継続させることができる。
また、外部機器4では、ユーザによる操作に従って、記憶している演算情報に対して新たな演算内容の演算情報を追加可能である(ステップS413)。CPU21は、外部機器4で追加された演算情報を当該外部機器4から取得可能である(ステップS408、S132)。すなわち、演算に係る入力操作は、電子卓上計算機1に限られず、外部機器4の側で行われてもよい。外部機器4で演算内容の取り消し、復帰に加えて新たな演算を追加する処理を行うことを可能とすることにより、複数の段階の演算情報を一覧表示させながら同一の表示部45の表示画面で柔軟な調整を行いやすくすることができる。
また、電子卓上計算機1は、演算情報を記憶するRAM22を備える。CPU21は、操作受付部24が受け付けた演算情報消去用の入力操作(オールクリアキーの操作)に基づいてRAM22に記憶されている複数の段階の演算情報を当該RAM22からまとめて消去可能である(ステップS123)。一方で、RAM22から消去された段階の演算情報であっても、外部機器4から通信部26により受信させることが可能である(ステップS132)。すなわち、メモリ容量の限られる電子卓上計算機1ではオールクリアキーによりクリアされた内容であっても、外部機器4では、当該オールクリアキーの入力操作を複数の段階の演算情報の1つとして保持することができる。これにより、電子卓上計算機1において一度終了した演算内容などについても、外部機器4では遡って確認が可能となり、電子卓上計算機1や外部機器4では、これに対応することが可能になるので、これらの演算処理を再度初めからやり直す手間が低減される。
また、電子卓上計算機1は、CPU21の制御動作により外部機器4と通信を行う通信部26を備える。電子卓上計算機1が通信部26を内蔵していることで、いちいち通信モジュールなどを必要に応じて着脱せずとも、所望のタイミングや期間に容易に電子卓上計算機1を外部機器4と通信接続させて演算内容の履歴を当該外部機器4に記憶させることが可能である。
また、電子卓上計算機1は、最新の演算情報として採用されている段階の演算内容に応じた演算結果(ステップS112、S133)と、当該最新の演算情報の次の段階の演算内容を定めるための入力操作として操作受付部24が受け付けた内容(ステップS106)と、のうちいずれかを選択的に表示する表示部25を備える。すなわち、電子卓上計算機1では、入力操作に応じた表示を行うことが可能であり、外部機器4との通信接続の有無にかかわらず、従来通りの使用も可能である。したがって、単一の機器を必要に応じて通信接続させて共通に利用することができるので、複数の電子卓上計算機を使い分ける必要がない。
また、処理装置は、電子卓上計算機1である。電子卓上計算機(電卓)がこのように通信機能を有し、外部機器4のメモリ容量を利用して履歴を呼び出し、所望の演算状態を呼び出すことが可能となるので、電子卓上計算機本来の機能や入力操作のしやすさを維持したまま、当該電子卓上計算機の使いやすさを向上させることができる。
また、本実施形態の処理方法は、操作受付部24によって受け付けられた入力操作に従って演算を行う演算ステップ(ステップS111)、入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、通信部26により当該通信部26との通信動作が可能な外部機器4へ送信させる送信ステップ(ステップS113)、通信部26から送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶動作を実行可能な上記外部機器4から送信された複数の段階の演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を通信部26に受信させる受信ステップ(ステップS121で“YES”、ステップS122で“NO”、ステップS131で“NO”)、通信部26が受信した演算情報を取得する取得ステップ(ステップS132)、を含む。このように、自身で演算処理を行いつつ、複数の段階の演算情報を外部記憶させて任意の段階の演算情報を改めて取得し、利用することができることで、この処理方法では、従来電子卓上計算機では難しかった演算ミスの確認などをより適切に行うことが可能になり、手間の増大を抑制して、より効率よく確実に計算処理を行うことができる。
また、本実施形態のプログラム231は、操作受付部24によって受け付けられた入力操作に従って演算を行う演算手段(ステップS111)、入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、通信部26により外部機器4へ送信させる送信手段(ステップS113)、通信部26から送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶動作を実行可能な外部機器4から外部機器から送信された、前記複数の段階の前記演算状態に含まれるいずれかの段階の演算情報を通信部26により受信させる受信手段(ステップS121で“YES”、ステップS122で“NO”、ステップS131で“NO”)、通信部26が受信した演算情報を取得する取得手段(ステップS132)、として機能させる。このプログラム231を実行することで、処理装置である電子卓上計算機1の演算処理に係る複数の段階の演算情報が外部機器4で適切に確認可能となり、また、確認の結果に基づいて電子卓上計算機1の演算を適宜な段階に戻して演算処理を継続させることが可能となる。これにより、表示部25の表示能力やRAM22のメモリ容量などが不足している処理装置であっても、より効率よく確実に計算を実行することができる。
また、本実施形態の処理システムである計算システム100は、上記の電子卓上計算機1と、外部機器4とを含む。外部機器4は、入力操作を受け付ける操作受付部44と、CPU41と、表示部45と、外部の通信部26(すなわちここでは電子卓上計算機1)との通信を行う通信部46と、通信部26から送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶部43と、を備える。CPU41は、記憶部43により記憶されている複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の演算情報を表示部45により表示させ(ステップS405、S414)、操作受付部44が記憶されている演算情報のうちいずれかの段階を選択する操作を受け付けた場合(ステップS406で“YES”)には、当該段階の演算情報を通信部46により通信部26(電子卓上計算機1)へ送信させる(ステップS408)。
このように、計算システム100では、電子卓上計算機1における入力操作に応じた演算情報を通信により外部機器4に送信して外部機器4の記憶部43に記憶される。そして、外部機器4で任意の段階の演算内容が選択されて、これが通信部46を介して通信部26へ送られることで、選択された段階の演算情報に電子卓上計算機1の演算状態を変更させることができる。これにより、電子卓上計算機1のみではメモリ容量などの制限上難しかった演算内容の取り消し操作や復帰操作を外部機器4のメモリ容量が許す範囲で自由に実行可能となる。したがって、この計算システム100では、より効率よく確実に多くの計算を実行することができる。
また、上記処理システムに係る処理方法を互いに異なる電子卓上計算機1及び外部機器4により実行することで、単独の電子卓上計算機1では難しかった複数の段階の演算情報の確認や修正などを行うことが可能になる。この処理方法によれば、より効率よく確実に多くの計算を実行することができる。
また、本実施形態の外部機器4の処理方法は、通信部26から送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶ステップ(ステップS402、S404)、記憶された複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を表示部45により表示させる表示ステップ(ステップS405)、操作受付部44が演算情報のうちいずれかの段階を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の演算情報を通信部46により通信部26へ送信させる選択送信ステップ(ステップS406で“YES”、ステップS407、ステップS408)、を含む。
外部機器4においてこのような処理を行って電子卓上計算機1の演算情報を管理することで、当該演算情報の管理にはメモリ容量や表示能力などが不十分な電子卓上計算機1を適切にサポートし、電子卓上計算機1の入力部12などの使いやすさを生かしながら、当該電子卓上計算機1により効率よく確実に多くの計算を実行させることができる。
また、上記外部機器4の処理方法をプログラム431によりCPU41に実行させることで、容易に処理装置である電子卓上計算機1の演算処理に係る複数の段階の演算情報を外部機器4で適切に確認可能となり、また、確認の結果に基づいて電子卓上計算機1の演算を適宜な段階に戻して演算処理を継続させることが可能となる。これにより、表示部25の表示能力やRAM22のメモリ容量などが不足している処理装置により、より効率よく確実に計算を実行させることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、処理装置が電子卓上計算機1であるものとして説明したが、他の数値入力操作及び簡易な演算処理が可能な電子機器であってもよい。この場合、電子機器は、必ずしも表示部を有していなくてもよい。
また、上記実施の形態では、電子卓上計算機1と外部機器4との間の通信は、BLEにより行われるものとして説明したが、他の通信規格に従って通信がなされてもよい。この場合、通信規格としては、消費電力の小さいものの方が好ましい。また、通信は、無線通信に限定されるものではない。通信ケーブルを接続して有線での通信を行ってもよい。
また、上記実施の形態では、電子卓上計算機1のUNDOキーやREDOキーにより取り消し又は復帰が可能な演算内容は1段階であると説明したが、通信接続がなされている場合には、UNDOキーやREDOキーの操作受付情報を外部機器4へ送信することで、外部機器4でUNDOやREDOが受け付けられたのと同一の処理がなされて、複数段階の取り消し又は復帰が可能とされてもよい。
また、上記実施の形態では、外部機器4でUNDO、REDO以外の演算に係る入力操作を実行可能としたが、外部機器4では履歴の確認及びUNDO、REDOの操作のみが可能とされてもよい。
あるいは、反対に、外部機器4では、電子卓上計算機1のキー操作だけでは演算させることのできないより複雑な演算、例えば、三角関数や対数関数などの各種非線形演算の入力操作などが可能であってもよい。
また、上記実施の形態では、演算状態の段階を切り替える特定キーをイコールキー、グランドトータルキー、オールクリアキー、操作取消キー及び操作復帰キーとしたが、その他の操作キーの操作によっても最新の演算情報の段階を切り替えることが可能であってもよい。
また、上記実施の形態では、オートパワーオフを含む通信終了時に外部機器4における演算状態の記憶保持を解除して終了するものとして説明したが、短時間の通信切断については、予め定められた時間記憶データを保持していてもよい。また、オートパワーオフとしては、入力操作が予め定められた時間以上入力操作がない場合に限られない。電子卓上計算機1が周囲の照度、温度、衝撃などを検知するセンサを有している場合、これらによる照度低下、温度の顕著な変化、大きな衝撃などを検知した場合にも、オートパワーオフがなされてもよい。あるいは、電子卓上計算機1が電力供給をオフするスイッチを有する場合には、当該スイッチをオフする操作に伴うパワーオフの場合にも、外部機器4における演算状態の記憶内容は全て消去されてもよい。また、電子卓上計算機1との通信接続を継続したままであっても、電子卓上計算機1が、外部機器4が保持する演算状態を全て消去させる入力操作が可能であってもよい。このような入力操作は、特定のキー操作(基準時間以上の長押しなどを含む)に限られず、スライドスイッチなどによってなされてもよいし、あるいはこれらの組合せ(複数のキーの同時操作や特定の順番での操作なども含む)であってもよい。
また、以上の説明では、本発明の計算の制御に係るプログラム231、431を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどからなる記憶部23、43を例に挙げて説明したが、これらに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDD(Hard Disk Drive)、MRAMなどの他の不揮発性メモリや、CD-ROM、DVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、処理動作の内容及び手順などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部と、
第1の制御部と、
を備え、
前記第1の制御部は、
前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って演算を行い、
前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、第1の通信部により外部機器へ送信させ、
前記外部機器は、前記第1の通信部との通信動作と、前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を記憶する記憶動作とを実行可能であり、
前記第1の制御部は、
前記外部機器から送信された、前記複数の段階の前記演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を前記第1の通信部に受信させ、
前記第1の通信部が受信した前記演算情報を取得する
処理装置。
<請求項2>
前記第1の制御部は、前記複数の段階の前記演算情報に含まれるある途中の段階の演算情報が取得された後に、前記ある途中の段階より後の段階の演算情報を取得可能である請求項1記載の処理装置。
<請求項3>
前記外部機器は、ユーザによる操作に従って、記憶している演算情報に対して新たな演算内容の演算情報を追加可能であり、
前記第1の制御部は、前記外部機器で追加された演算情報を取得可能である請求項1又は2記載の処理装置。
<請求項4>
前記演算情報を記憶する第1の記憶部を備え、
前記第1の制御部は、
前記第1の操作受付部が受け付けた演算情報消去用の入力操作に基づいて前記複数の段階の演算情報を前記第1の記憶部から消去可能であり、
前記第1の記憶部から消去された段階の前記演算情報を、前記外部機器から前記第1の通信部に受信させることが可能である
請求項1~3のいずれか一項に記載の処理装置。
<請求項5>
前記第1の制御部の制御動作により前記外部機器と通信を行う第1の通信部を備える請求項1~4のいずれか一項に記載の処理装置。
<請求項6>
最新の演算情報として採用されている段階の演算内容に応じた演算結果と、当該最新の演算情報の次の段階の演算内容を定めるための入力操作として前記第1の操作受付部が受け付けた内容と、のうちいずれかを選択的に表示する第1の表示部を備える請求項1~5のいずれか一項に記載の処理装置。
<請求項7>
当該処理装置は、電子卓上計算機である請求項6記載の処理装置。
<請求項8>
ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部を備える処理装置における処理方法であって、
前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って演算を行う演算ステップ、
前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、第1の通信部により当該第1の通信部との通信動作が可能な外部機器へ送信させる送信ステップ、
前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を記憶する記憶動作を実行可能な前記外部機器から送信された、前記複数の段階の前記演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を前記第1の通信部に受信させる受信ステップ、
前記第1の通信部が受信した前記演算情報を取得する取得ステップ、
を含む処理方法。
<請求項9>
ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部を備える処理装置のコンピュータを、
前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って演算を行う演算手段、
前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、第1の通信部により当該第1の通信部との通信動作を実行可能な外部機器へ送信させる送信手段、
前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を記憶する記憶動作を実行可能な前記外部機器から送信された、前記複数の段階の前記演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を前記第1の通信部に受信させる受信手段、
前記第1の通信部が受信した前記演算情報を取得する取得手段、
として機能させるプログラム。
<請求項10>
ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部と、
第1の制御部と、
を備え、
前記第1の制御部は、
前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って演算を行い、
前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、第1の通信部により外部の電子機器へ送信させ、
前記電子機器から送信された、複数の段階の前記演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を前記第1の通信部に受信させ、
前記第1の通信部が受信した前記演算情報を取得する
処理装置と、
電子機器と、
を含み、
前記電子機器は、
入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、
第2の制御部と、
外部表示部と、
前記第1の通信部を介して外部の前記処理装置との通信を行う第2の通信部と、
前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を記憶する外部記憶部と、
を備え、
前記第2の制御部は、
前記外部記憶部により記憶されている前記複数の段階の前記演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させ、
前記第2の操作受付部が前記演算情報のうちいずれかの段階を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる
処理システム。
<請求項11>
ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部を備える処理装置と、
入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、外部表示部と、第1の通信部を介して外部の処理装置との通信を行う第2の通信部と、を備える電子機器と、
による処理方法であって、
前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って前記処理装置で演算を行う演算ステップ、
前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、前記処理装置が前記第1の通信部により前記電子機器へ送信させる送信ステップ、
前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を前記電子機器で記憶する記憶ステップ、
記憶された前記複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させる表示ステップ、
前記第2の操作受付部が前記演算情報のうちいずれかの段階を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる選択送信ステップ、
前記第2の通信部から送信された、前記複数の段階の演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を前記処理装置が前記第1の通信部に受信させる受信ステップ、
前記第1の通信部が受信した前記演算情報を前記処理装置で取得する取得ステップ、
を含む処理方法。
<請求項12>
入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、外部表示部と、外部の処理装置との通信を第1の通信部を介して行う第2の通信部と、を備える電子機器の処理方法であって、
前記第1の通信部から送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶ステップ、
記憶された前記複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させる表示ステップ、
前記第2の操作受付部が前記演算情報のうちいずれかの段階を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる選択送信ステップ、
を含む処理方法。
<請求項13>
入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、外部表示部と、外部の処理装置との通信を第1の通信部を介して行う第2の通信部と、を備える電子機器のコンピュータを、
前記第1の通信部から送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶手段、
記憶された前記複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させる表示手段、
前記第2の操作受付部が前記演算情報のうちいずれかの段階を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる選択送信手段、
として機能させるプログラム。
1 電子卓上計算機
4 外部機器
11 表示画面
12 入力部
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
231 プログラム
24 操作受付部
25 表示部
26 通信部
41 CPU
42 RAM
43 記憶部
431 プログラム
44 操作受付部
45 表示部
46 通信部
100 計算システム

Claims (4)

  1. ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部と、
    第1の制御部と、
    を備え、
    前記第1の制御部は、
    前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って演算を行い、
    前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、第1の通信部により外部の電子機器へ送信させ
    前記電子機器から送信された、複数の段階の前記演算情報に含まれるいずれかの段階の演算情報を前記第1の通信部に受信させ、
    前記第1の通信部が受信した前記演算情報を取得する
    処理装置と、
    入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、
    第2の制御部と、
    外部表示部と、
    前記第1の通信部を介して外部の前記処理装置との通信を行う第2の通信部と、
    前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を記憶する外部記憶部と、
    を備え、
    前記第2の制御部は、
    前記外部記憶部が記憶している前記複数の段階の前記演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させ、
    前記第2の操作受付部が前記複数の段階の前記演算情報のうちいずれかの段階の演算情報を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の前記演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる
    電子機器と、
    を含む処理システム。
  2. ユーザによる演算に係る入力操作を受け付ける第1の操作受付部を備える処理装置と、
    入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、外部表示部と、第1の通信部を介して外部の処理装置との通信を行う第2の通信部と、を備える電子機器と、
    による処理方法であって、
    前記第1の操作受付部によって受け付けられた入力操作に従って前記処理装置で演算を行う演算ステップ、
    前記入力操作に従って行われた演算に係る演算情報を、前記処理装置が前記第1の通信部により前記電子機器へ送信させる送信ステップ、
    前記第1の通信部から送信された複数の段階の前記演算情報を前記電子機器で記憶する記憶ステップ、
    記憶された前記複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させる表示ステップ、
    前記第2の操作受付部が前記複数の段階の前記演算情報のうちいずれかの段階の演算情報を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の前記演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる選択送信ステップ、
    前記第2の通信部から送信された、前記複数の段階の前記演算情報に含まれるいずれかの段階の前記演算情報を前記処理装置が前記第1の通信部に受信させる受信ステップ、
    前記第1の通信部が受信した前記演算情報を前記処理装置で取得する取得ステップ、
    を含む処理方法。
  3. 入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、外部表示部と、外部の処理装置との通信を第1の通信部を介して行う第2の通信部と、を備える電子機器の処理方法であって、
    前記処理装置から前記第1の通信部を介して送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶ステップ、
    記憶された前記複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させる表示ステップ、
    前記第2の操作受付部が前記複数の段階の前記演算情報のうちいずれかの段階の演算情報を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の前記演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる選択送信ステップ、
    を含む処理方法。
  4. 入力操作を受け付ける第2の操作受付部と、外部表示部と、外部の処理装置との通信を第1の通信部を介して行う第2の通信部と、を備える電子機器のコンピュータを、
    前記処理装置から前記第1の通信部を介して送信された複数の段階の演算情報を記憶する記憶手段、
    記憶された前記複数の段階の演算情報のうち少なくとも一部の段階の前記演算情報を前記外部表示部により表示させる表示手段、
    前記第2の操作受付部が前記複数の段階の前記演算情報のうちいずれかの段階の演算情報を選択する操作を受け付けた場合には、当該段階の前記演算情報を前記第2の通信部により前記第1の通信部へ送信させる選択送信手段、
    として機能させるプログラム。
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