JP5244992B2 - 実用視力の分析方法 - Google Patents

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Description

本発明は、視力の分析方法に関するものである。
従来の視力測定器は、その時の一時期の視力を計測するためのものである。しかし、視
力は目を継続して使うことによって落ちていく。瞬きもせずにある時間、本やビデオ画面
を凝視した後の視力は、人によって急激に低下する。例えば、高速道路を走行中、瞬きも
せずに凝視すると視力が落ちる危険を伴うことがある。このようなときの視力の低下は、
通常でも、人によっては視力1.0程度から0.3程度にまで落ちることがある。この傾向は眼
球表面の乾きやすい、いわゆるドライアイと言われる目の持ち主に強いことが分かってい
る。このように、従来の視力測定器により測定した視力と、目にストレスがかかる状態に
あるときの実際の視力(以下、「実用視力」という)は異なっており、その差異は人によ
っても、また環境やストレスの程度によっても相当程度大きなものとなる。すなわち、一
時期あるいは瞬間の視力だけでは、被験者それぞれの実際上有効な視力である実用視力は
うまく測定できない。凝視による視力低下傾向を考慮し、ドライアイなどの疾患による経
時的な視力の低下に対する影響を反映した、被験者が実際に経験する視力を測定すること
が求められた。
このような実用視力を測定するための装置が特許文献1に提案されている。このような
従来の装置は、実用化されて、実際に使用されている。しかし、いくつかの改良すべき点
も明らかになってきている。
例えば、従来の装置においては、新たな視標マークが表示され、それに対する応答が正
しければ、さらに小さい視標マークを提示し、応答が誤っていれば、より大きい視標マー
クを提示するものであった(特許文献1の段落番号0017を参照)。この特許文献1に
開示された方法は、その図2に示すように、瞬きをすることと、瞬きにより実用視力が回
復することを前提としたものであったが、実際の検査においては、実用視力をより正確に
測定するために、例えば、30秒から1分くらいは強制的に開瞼させて、測定を行ってい
る。そして、この間実用視力が低下していくことを前提に、誤った応答があると、より大
きい視標マークを提示し、正解の応答が連続してあると、同一の視力に対応する視標マー
クを提示し続けるようにしている。
すなわち、正解の応答があっても、いずれ実用視力は下がることを前提にして、より小
さな視標マークを提示することは行っていない。これは、眼表面の涙液層は時が経つに連
れて悪化し、経時的に測定する視力は低下するという仮説に基づいて実用視力計の開発が
始まったためである。このため、瞬目しない限り眼表面の涙液層は悪化し、涙液層の乱れ
に応じて視力は随時低下することを想定し、初期型の実用視力計では、被検者が判読する
視標マークは回答が不正解であったり、無回答である毎に一段階低い視力値に対応して視
標マークが大きくなり、正解の場合は同じ視力値に対応する視標マークが表示されるよう
になっている。
このような方法は、強制開瞼を前提にすれば、合理的なものであるが、点眼麻酔を使用
することもある強制開瞼に対する被験者の抵抗感は強いものがあることが分かってきた。
また、せっかちな被測定者や入力装置の取り扱いになれていない被測定者の場合には実用
視力の測定結果が実際より低すぎる傾向が分かってきた。つまり、実際の測定では、正し
い回答がわかっていても不用意にジョイスティックを動かしてしまったり、ジョイスティ
ックが意図したとおりにうまく作動しなかったりで、エラーがでてしまうケースが多いこ
とがわかった。このため、視力が随時低下することを前提としたモードでは必要以上に実
用視力が低くでるという結果になってしまう。
特開2001-309887号公報
そこで、自然瞬目を前提にして、より正確な実用視力の測定が可能となる方法と装置が
求められることとなった。
上記の目的を達成するため、本発明は、 視標マークを表示装置に表示する表示ステッ
プと、これに対する被測定者の応答入力を入力装置により受け付ける応答受付ステップと
、 応答の正誤を判断して、被測定者の今回の応答が正しく、前回の応答が誤りであった
あるいは前回と前々回のいずれかが誤りであったという結果があれば、同一の視力に対応
する視標マークを提示し、被測定者の今回の応答が正しく、前回の応答あるいは前回と前
々回の応答とが正しかったという結果があれば、一段階上の視力に対応する視標マークを
提示し、被測定者の今回の応答が誤りであれば、一段階下の視力に対応する視標マークを
提示することを演算装置が決定する判定ステップと、少なくとも表示された視標マークに
対応する視力段階と該判定ステップの応答の正誤の判断結果とをメモリに保存する記憶ス
テップと、所定の時間あるいは表示回数に達しているかを判断して、該所定の時間あるい
は表示回数に達していないと演算手段が場合には、該判定ステップの結果に応じた視標マ
ークを表示するべく前記表示ステップに戻すタイマー判定ステップと、該所定の時間ある
いは表示回数に達していれば、測定結果の出力を出力装置により行う結果出力ステップと
を含む実用視力の測定方法を提供する。
この本発明方法は、視標マークを被測定者が見やすい態様で表示する表示装置と、この
表示装置に接続された演算装置と、該演算装置に接続された入力装置と、出力装置と、メ
モリとを含んでなるシステムにおいて実行されるものである。
さらに、本発明は、 視力値と経過時間の関係を示す仮想グラフ上に正解の出た視力値
のみをプロットするステップと、測定開始時点において表示された視標マークに対応する
視力値と、ある経過時点とにより区画される前記仮想グラフ上の長方形の面積を第1の積
分値(積分値A)として求めるステップと、測定開始時点において表示された視標マーク
の視力を含む正解視力値のみを結んだ仮想グラフ上の折れ線とそれに正対する基準直線と
の間にある、測定開始時から前記経過時点までの面積を第2の積分値として求めるステッ
プと、第2の積分値(積分値B)を第1の積分値Aで除した結果の値を求めるステップと
、得られた除算結果値を表示するステップとを含んでなる実用視力の分析方法も提供する
。このような分析方法は、実用視力の測定結果の分析をより容易にすることができるもの
である。なお、ここでの「仮想グラフ」とは、計算上利用されるグラフであって、物理的
に表示することも可能であるが、分析方法を実施する上では、そのグラフを実際に表示す
ることが求められるものではないものである。正対する基準直線としては、Y軸に視力値
をとり、X軸に経過時間をとった場合にはX軸を用いることができるが、他の適当な直線
も利用できる。
また、本発明は、この方法を実行するためのコンピュータが実行することができる指令
を含むプログラムと、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶
媒体も提供する。
本発明は、視標マークを表示する表示装置と、該表示装置に表示された視標マークに対
する被測定者の応答入力を受け付ける入力装置と、応答の正誤を判断して、被測定者の今
回の応答が正しく、前回の応答が誤りであったあるいは前回と前々回のいずれかが誤りで
あったという結果があれば、同一の視力に対応する視標マークを提示し、被測定者の今回
の応答が正しく、前回の応答あるいは前回と前々回の応答が正しかったという結果があれ
ば、一段階上の視力に対応する視標マークを提示し、被測定者の今回の応答が誤りであれ
ば、一段階下の視力に対応する視標マークを提示することを決定する制御手段と、少なく
とも表示された視標マークに対応する視力段階と該判定ステップの応答の正誤の判断結果
とを記憶するメモリと、所定の時間あるいは表示回数に達しているかを判断して、該所定
の時間あるいは表示回数に達していないと演算手段が判断する場合には、該判定ステップ
の結果に応じた視標マークを表示すべく前記表示ステップに戻すタイマー手段と、該所定
の時間あるいは表示回数に達していれば、測定結果を出力するための出力装置とを備えた
実用視力の測定装置を提供する。
このような実用視力の測定装置は、赤外線センサまたはカメラを含んでいて、瞬きの回
数も自動的に計測できるようになっていることが好ましい。一般に、眼球の温度は、まぶ
たの温度よりも低いので、赤外線センサを利用して、瞬きの瞬間をとらえその時点を記録
し、一定期間中の瞬きの回数を計測することができる。あるいは、カメラによりとらえた
可視光の画像を処理して、瞼の動きを捕捉し、瞬きの時点と回数を求めることもできる。
一般的に、実用視力は通常の視力検査に用いる5メートル(物理的距離が5mというこ
とでは必ずしもなく、光学系を利用した場合、目がとらえる像の位置が5mの距離にある
場合をも含む)を前提にしているものであるが、それ以外の距離を用いることもできる。
たとえば、スクリーンと目の間の光学距離を30cm程度あるいは50cm程度にするこ
ともできる。このような5mより短い距離をもって測定した結果を近見視力という。本発
明においては、この近見視力の実用視力(「実用近見視力」という)も測定することがで
きる。この実用近見視力は、事務あるいはOA作業に従事する者が多い現代社会において
は重要な視力であると考えられる。この場合には、光学系を介さずに、目が液晶等のディ
スプレーから直接30cm、50cm、1mといった所定の距離に来るようにして、実用
視力を測定することができる。
ここで、視標マークとは、視力を測定するのに用いられる各種のマークのことである。
視力の測定用には、ランドルト環やEマーク、数字、ローマ字、平仮名、片仮名等が好適
に使用される。色の濃度の識別力をあらわすコントラスト視力の測定用には、色に濃淡の
あるものであれば形態は問わない。通常の視力検査においては、白地の画面に黒で指標が
表示されるが、コントラスト視力は指標の色が灰色で、その濃さにより視力表示の判読能
力が変化するかを検査するものである。例えば、最も濃い黒をコントラスト100%とし
たときに、その25%、50%のコントラスト(黒の濃さ)で判読の能力に変化があるか
を調べるものである。
コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フラッシュメモリ、ハードディスク、FD
(フロッピー(登録商標)ディスク)、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディス
ク)等の記録媒体を意味するが、コンピュータが読み取り可能なものであれば限定されな
い。
さらに、得られた結果の分析のために、好ましくは、縦軸に視力値をとり、横軸に経過
時間をとって、正解の出た視力値のみをプロットする。そして、測定開始時点において表
示された視標マークに対応する視力から視力低下がないものとして、ある経過時点までの
グラフ上の長方形の積分値Aを求め、そして、測定開始時点において表示された視標マー
クの視力を含む正解視力値のみを結んだ折れ線の下の灰色で示した、測定開始時から前記
経過時点までの面積をBとして、B/Aの値を求め、実用視力積分結果としてこれを
表示する。そして、正解の応答が得られた各時点でのB/Aの値を求め、これを最初の視
力値に対する実用視力の比として表示することができる。このB/A値は「視力維持率」
と呼ぶことができる。
結果の表示には、通常の実用視力と実用近見視力のそれぞれについて、(1)視力の最
小値と最大値と、(2)平均値と、(3)実用視力積分結果(視力維持率)とのうちの1
以上を含めることができる。もちろん、各測定時点における結果を表にして表示すること
も可能である。これらの表示は必要に応じて切り替えることができるようにすることが好
ましい。
また、瞬目回数と視力値の変化を追う表示を行うことも可能である。例えば、自然瞬目
で60秒間の測定を行った場合、瞬目した瞬間を原点(0秒)として、その後の視力の変
化を表示し、それを各瞬目の発生について行うことで、瞬目後の視力の変化を追い、瞬目
後の視力の平均的な変動をみることができる。また、ある瞬目から次の瞬目までの時間を
表示して、瞬目の間隔を表示することも可能である。
本発明に係る別の態様として、ホストコンピュータと、該ホストコンピュータに電気通
信回線によって接続された被測定者のコンピュータとからなるシステムにおいて、視標マ
ークをホストコンピュータが電気通信回線を介して被測定者のコンピュータに送信して、
被測定者のコンピュータディスプレイに視標マークを表示する表示ステップと、これに対
する被測定者の応答入力を被測定者のコンピュータが受け付ける応答受付ステップと、被
測定者のコンピュータから電気通信回線を介してホストコンピュータが受信する応答受信
ステップと、ホストコンピュータが応答の正誤を判断して、被測定者の今回の応答が正し
く、前回の応答が誤りであったあるいは前回と前々回のいずれかが誤りであったという結
果があれば、同一の視力に対応する視標マークを提示し、前回の応答あるいは前回と前々
回の応答が正しかったという結果があれば、一段階上の視力に対応する視標マークを提示
し、被測定者の今回の応答が誤りであれば、一段階下の視力に対応する視標マークを提示
することを決定する判定ステップと、少なくとも表示された視標マークに対応する視力段
階と該判定ステップの応答の正誤の判断結果とをメモリに保存する記憶ステップと、所定
の時間あるいは表示回数に達しているかを判断して、該所定の時間あるいは表示回数に達
していない場合には、該判定ステップの結果に応じた視標マークを表示すべく前記表示ス
テップに制御手段を戻すタイマー判定ステップと、該所定の時間あるいは応答回数に達し
ていれば、ホストコンピュータが測定結果を集計し、被測定者のコンピュータに測定結果
を送信し、被測定者のコンピュータディスプレイに測定結果の出力を行う結果表示ステッ
プとを含む実用視力の測定方法を提供する。
また、その好ましい他の態様として、被測定者のコンピュータが携帯情報端末である。
また、この方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体も提供する。電気通信回線とは、携帯電話等の無線回線、電話回線、ディジタル回線
、アナログ回線、TCP/IPプロトコルで結ばれたインターネットなども含み、電子デ
ータを送受信するために用いられる通信手段であるならば限定されない。
本発明の実用視力の測定方法または測定装置によれば、より高い精度で実用視力を測定できるようになる。また、コンピュータや携帯情報端末で実用視力測定、コントラスト視力測定を行うことができるようになる。本発明によれば、回答が不正解あるいは無反応の場合は従来どおり視力が低下するように視標マークがでるが、正解の回答が1回生じる場合はその時点での視力が現状維持であるので、同じ視力値に対応する視標マークが表示され、正解の回答が2回または3回生じる場合には、実際の視力がもしかしたらもっと良いかもしれない可能性を踏まえ、もう一段階高い視力値に対応する視標マークを表示し、その時点での実際の視力を確認する。このため、2回または3回にわたって正解が続く場合はよい視力値に対応する視標マークを表示することで、不用意なエラーによって実用視力の測定結果が現実以上に低くなることに対処することができる。1回の正解で、すぐに視力値を一段階上げないのは、単なる誤った回答動作により測定値が不用意に変動するのを防ぐためである。また、本発明の実用視力の分析方法によれば、実用視力を測定することによって得られたデータの評価がより容易になり、また、従来の視力検査での視力を実用視力と比較することができるようになる。
以下本発明の実施例を、図示例と共に説明する。
[実施例1:実用視力測定方法]
図1に本発明の実用視力測定方法の1実施例のフローチャートを示す。本発明方法は、
表示部と、入力手段と、演算手段を有する制御手段と、メモリと、出力装置とを含むスタ
ンドアローンあるいはネットワークに接続された装置において実行することができる。
まず、必要に応じて、実用視力の測定に関連したパラメータを設定する(ステップ10
1)。そして、被測定者に対する視標マークの表示を始めるに先だって、所定の時間が経
過しているかあるいは所定の表示回数が終了しているかを判断する(ステップ102)。
この判断ステップは本発明方法のいずれの時点においても実行可能である。その判断がノ
ーであれば、具体的には、表示部に視標マーク(例えば、円環に切り込みがあってその開
放方向を示すマーク)を表示する(ステップ103)。刺激時間と通常呼ばれる視標マー
クの表示時間は1秒から2秒程度が基本となるが、変更可能である。
被測定者は、これを凝視し、ジョイスティックといった入力手段によって応答を入力す
る(ステップ104)。数字や、ローマ字、仮名を視標マークとする場合には、入力手段
として、マイクロフォンと音声認識手段を利用して、音声による応答を受け付けることが
できる。マウスやキーボードなどのそのほかの入力手段も利用することができる。
被測定者からの応答を受け付ける(ステップ104)と、制御手段あるいは演算手段は
、応答の正誤を判断し、次に表示する視標マークを決定する。同一視力レベルの視標マー
クを表示する場合には、次の視標マークはその視力レベルに対応するいくつかの視標マー
クからランダムに選択することができる。すなわち、制御手段は、今回の応答が正しいと
き(ステップ105)には、前回の応答あるいは前回と前々回の応答を参照して、これら
が正しいものであったならば、一段階上の視力に対応する視標マークを表示することを決
定し(ステップ106,110)、前回の応答あるいは前回と前々回の応答のいずれかが
誤りであれば(ステップ106)、同一の視力に対応する視標マークをランダムに選定し
て表示することを決定する(ステップ112)。そして、今回の応答が誤りであれば(ス
テップ105)、一段階下の視力に対応する視標マークを表示することを決定する(ステ
ップ111)。ここで、応答の誤りには、上述の刺激時間中あるいはそれから所定の時間
内に入力がなかった場合をも含む。
こうして、例えば2秒または3秒に刺激時間(ある一つの視標マークの表示を継続する
時間)を区切って、タイマー機能の設定時間が過ぎるまで、あるいは設定された表示回数
に達するまで、継続して測定が行われる。制御手段は、例えば、この測定結果のうち最も
低い視力を示す測定値を演算し、結果表示手段に出力する。最終的には、以下に説明する
処理を行った上で、必要なまたは好ましいデータが表示される。視標マークの表示は、タ
イマー機能の設定時間の間、繰り返し行われる。この表示は、上記のように一定時間毎で
もよいし、ジョイスティックよる応答のタイミングによっても良い。後者の場合、応答の
早い被測定者では、1秒またはそれ以下の時間毎の視標マークの表示が可能であり、確度
のよい結果が得られる。
[実験例1]
このようにして得られた実用視力測定結果の一例を表1に示す。この表において、各応
答の結果が1行ずつ表されている。コントラストは100%に設定した。刺激時間は2秒
に設定した。刺激時間を経過すると応答がなかったものとし、このような応答のない場合
も、応答が誤りであった場合と同様に取り扱った。測定装置において、光学系の設定によ
り検査距離を5メートルとした。同一の視力段階において2回正解の応答が続いた場合に
は、視力段階を一段上げて、より小さな視標マークを表示することとした。経過時間は測
定開始からその応答があったまでの時間を秒で表す。第2欄には、その応答に対して示さ
れていた視標マークの対応視力値(小数視力)とその逆数の常用対数値(log MAR値、視
角の常用対数値)が示されている。ログをとるのは、この結果をグラフ表示したときに見
やすいからである。その他、この表には、それぞれの視力値に対応するように積分値も含
めることができる。応答の性質として、「o」は正解を示し、「x」は誤りを示す。空欄
は応答がなかったことを示す。この表を見ても分かるように、最初の正解は視力0.5の
場合であり、最低の視力は0.2となった。この実験例では、目視により瞬きの回数を計
測したが、10回であった。また、図5に、このときの測定経過のグラフを示す。X軸に
は、応答があった時点の経過時間と、Y軸に応答があったときの表示されている視標マー
クに対応する視力値を示す。被測定者の応答が正しかったか否かまでは、このグラフには
反映されていないので、このグラフから実用視力の値を読み取ることには注意を要するが
、測定結果の概要はよく看取できる。なお、被測定者の瞬目を監視している場合には、瞬
目があった時点を、表1に新たな欄を設けて示すことができるほか、図5にも小さな矢印
等のマークによって表示するができる。このような瞬目時点の表示によって、実用視力と
瞬目の関係をより直感的に把握することができる。
表2に、同一被測定者に対して、従来技術により、同一の視力段階において正解が何階
続いても、表示する視標マークの視力段階を上げることは行わない以外は同一条件で、実
用視力の特定を行った。測定時間は60秒であったが、表2においては、39.13秒の
経過時間までの結果のみを示している。ここでは、通常行われる強制開瞼は行わず、自然
瞬目の状態とした。目視により瞬きの回数を測定したが、60秒で13回であった。最初
の応答を除くと、最高視力は0.5であり、最低視力は0.2であった。
Figure 0005244992
Figure 0005244992
さらに、得られたデータの分析方法として、図6に示すように縦軸に小数視力の対数値
をとり、横軸に経過時間をとって、正解の出た視力値のみをプロットする。そして、スタ
ート時の視力(ここでは小数視力値で0.7)から、視力低下がないものとして、あるプ
ロットされた点までのグラフ上の積分値を求める。これがAで示す面積となる(Aは白抜
きの部分のみではなく、その下からX軸までの面積を示す)。そして、スタート時を含む
正解視力値のみを結んだ折れ線の下の斜線でハッチした部分の面積をBとして、B/Aを
求めて、実用視力の積分結果あるいは「視力維持率」とも呼ぶべきものとしてこれを表示
することができる。そして、正解の応答が得られた各時点でのB/Aの値を求め、これを
実用視力平均視力として表示することができる。これらの表示により、データの評価がよ
り容易になり、従来の視力検査での視力を実用視力と比較することが可能となる。すなわ
ち、実用視力が測定開始時の視力あるいは従来の視力検査での視力の何%であるかを知る
ことができ、経時的な視力、日常での見え方(実用視力)が従来の視力をどの程度反映し
ているのかを判断することが可能となる。このようなB/A値の測定例を表3に示す。こ
のほかにも、実用視力の標準偏差、最高視力と最低視力、平均反応時間、反応時間の最高
値と最低値、瞬目回数などを表示することができる。
Figure 0005244992
この表3の測定結果は検査距離を1.0mに設定して、コントラストは100%、刺激
時間1秒で得られたものである。検査距離1mでの測定の場合、一般的に使われる5mの
距離とは異なり、本実施例に用いた装置では視力0.4から0.01の測定のみが可能で
あった。したがって、最高視力は0.4となっている。この最高視力が3.53秒から6
.86秒まで7回続いている。測定視力は0.4から0.05の間で大きく変動している
のに対して、B/A値は比較的安定的に推移しているので、測定結果の示すこところを迅
速に理解し評価する助けとなる。
従来の実用視力計では測定時間内の最終の視力を実用視力のデータとして表示していた
が、本発明によれば、積分値が算出され、また視力の上下変動に対応する設定での測定の
場合は、最終の視力ではなく最終的なB/Aの値あるいは実用視力値の最初の視力値に対
する比を実用視力の評価として表示することができる。これらの結果は、単に最終の視力
を表示する場合に比べて、より有効かつ重要になる。
なお、表としての表示、積分値と平均実用視力値の表示、グラフの表示は、それぞれワ
ンタッチで切り変えることができるようになっていることが好ましい。また、近見実用視
力と通常の実用視力の測定とその表示の切り替えもワンタッチでできるようになっている
ことが好ましい。
[実施例2:実用視力測定装置]
図2は、本発明による一実施例としての、実用視力測定装置の模式図である。表示装置
24と、設定とスタート用のタイマー手段25と、演算装置を含む制御手段26と、ジョ
イスティック27と、瞬きをとらえるための撮像手段28(カメラや赤外線センサ)とを
備えるものである。タイマー手段25は、測定開始ボタン25aと設定手段25bを備え
る。
次に、この実施例による測定の手順を説明する。この実施例にかかるシステムはスタン
ドアローンの形式でネットワークには接続されていない。図示していない電源スイッチを
入れ、被測定者は表示装置24の画面に対して所定の距離をもって向き合う。ここでの距
離とは、近見視力の測定の場合、例えば、50cmの距離である。タイマー機能25の設
定手段25bにあるボタンを押すなどして所定の設定値、例えば60秒、に合わせ、測定
スタートボタン25aを押す。これによって、視力測定が開始される。表示装置24の上
部には、撮像装置28が設けられており、被測定者の瞬きの回数を監視する。
被測定者は、表示装置24の画面上に、次々に表示される視標マーク(例えば、円環に
切り込みがあってその開放方向を示すマーク)を凝視し、ジョイスティック7によって応
答する。数字や、ローマ字、仮名を視標マークとする場合には、入力手段として、マイク
ロフォンと音声認識手段を利用して、音声による応答を受け付けることができる。刺激時
間と通常呼ばれる視標マークの表示時間は1秒から2秒程度が基本となるが、変更可能で
ある。制御手段26は、応答の正誤を判断し、次に表示する視標マークを決定する。同一
視力レベルの視標マークを表示する場合には、次の視標マークはその視力レベルに対応す
るいくつかの視標マークからランダムに選択することができる。
すなわち、制御手段26は、今回の応答が正しいときには、前回の応答あるいは前回と
前々回の応答を参照して、これらが正しいものであったならば、一段階上の視力に対応す
る視標マークを表示することを決定し、前回の応答あるいは前回と前々回の応答のいずれ
かが誤りであれば、同一の視力に対応する視標マークをランダムに選定して表示すること
を決定する。そして、今回の応答が誤りであれば、一段階下の視力に対応する視標マーク
を表示することを決定する。ここで、応答の誤りには、上述の刺激期間中あるいはそれか
ら所定の時間内に入力がなかった場合をも含む。
こうして、例えば刺激時間を2秒として、応答がなければ、2秒ごとに、刺激時間に達
する以前に応答があれば、その時点で視標マークの表示を切り替え、タイマー手段25の
設定時間が過ぎるまで、あるいは設定された表示回数に達するまで、継続して測定を行う
。制御手段26は、例えば、この測定結果を表示装置24の画面に出力する。視標マーク
の表示は、タイマー手段25の設定時間の間、繰り返し行われる。この表示の切り替えは
、上記のように一定時間毎でもよいし、ジョイスティック27よる応答のタイミングによ
っても良い。
後者の場合、応答の早い被測定者では、より多くの視標マークの表示と応答の検知が可
能であり、確度のよい結果が得られる。
[実施例3:実用視力測定装置]
図3は、実用視力測定装置の一例の概念的な模式図である。接眼レンズ2を通してミラ
ー3で反射された視標マーク表示部4の視標マークを被測定者が覗けるように、接眼レン
ズ2,ミラー3,視標マーク表示部4が筐体1の内部に配設されている。視標マーク表示
部4の表示に対する被測定者の応答を受け付けるための入力手段としてのジョイスティッ
ク7と、視標マーク表示部の表示制御し、入力手段により受け付けた被測定者の応答の正
誤を判断する制御手段6と、設定された時間あるいは表示回数に達するまで測定を行うた
めのタイマー機能5と、測定結果の出力を行う表示手段8(例えば、液晶表示装置)とが
、図3に示すように、筐体1の内部と表面に配設される。制御手段6は、主として演算手
段とメモリと、これらの演算手段とメモリ上で動作するソフトウエアからなり、視標マー
ク表示部4、ジョイスティック7、タイマー機能5、表示手段8に接続され、視標マーク
表示部4の制御、応答の正誤判断、タイマー機能による測定状態の維持、測定結果の演算
を行う。なお、5aは、タイマー機能5につけられた、測定スタートボタンである。その
回りには、タイマー機能5の設定時間あるいは設定応答回数を変更するための設定ダイヤ
ル5bが設けられている。
[実施例4:コンピュータまたは携帯情報端末利用型実用視力測定システム]
図4は、本発明による別の実施例としてのコンピュータまたは携帯情報端末利用型実用
視力測定システムを示す模式図である。表示手段としてのコンピュータ18または携帯情
報端末12のディスプレイ13、15は、視標マークを表示する。視標マークはランドル
ト環やEマーク、平仮名、片仮名等を用いた。被測定者が視標マークを認識確認したとい
う応答を入力するための応答受付手段は、マウス17、キーボード16および携帯情報端
末の入力部14が用いられる。応答の正誤を判断する判断手段は、インターネット11で
接続されたホストコンピュータ10上にソフトウエアプログラムとしてある。設定された
測定時間の間、前記表示手段と前記応答受付手段とを測定状態にするタイマー機能は、イ
ンターネットで接続されたホストコンピュータ10上で作動するソフトウエアプログラム
として実現することができる。測定結果を表示する結果表示手段は前述のコンピュータ1
8または携帯情報端末12のディスプレイ13、15を使用する。
図7のフローチャートにあるこの実施例4のシステムによる測定方法を説明する。被測
定者は、コンピュータ18または携帯情報端末12からインターネットのインターネット
プロトコルの接続方法で、規定のウェブサイトに接続する。被測定者は、規定のウェブサ
イトのホストコンピュータ10にHTML等の形式のソースデータを要求し、実用視力測
定の初期測定用入力画面を被測定者のコンピュータ18または携帯情報端末12に転送さ
せる(ステップ201)。入力画面で測定用入力値を入力する(ステップ202)。この
入力値は、例えば、「被測定者のディスプレイ画面の大きさ」、「被測定者の目からディ
スプレイ画面までの距離」、「タイマー機能の設定時間(測定時間)」等である。これは
、キーボードから数値を入力するようにしてもよいし、いくつかの表中から選べるように
してもよい。また、固定値としておくことも可能である。この入力値はホストコンピュー
タ10に送信され記憶される(ステップ203)。 次に測定スタートボタンをクリック
する。これによって視標マークが被測定者のディスプレイ13、15に表示され始め、視
力測定が開始される(ステップ205)が、このとき所定の測定時間が経過していないか
を判断する(ステップ204)。
被測定者は、ディスプレイ13、15に表示される視標マークを凝視し、キーボード1
6またはマウス17、携帯情報端末入力部14によって、応答を入力する。この応答はイ
ンターネットを介してホストコンピュータ10に伝えられる。このホストコンピュータ1
0上の判定手段は、応答の正誤を判断し、ディスプレイ13、15上に次に表示する視標
マークの指令を決定する。この表示すべき視標マークの決定は、実施例1と同様にして行
われる。所定の時間が経過あるいは所定の表示関数に達すると(ステップ204)、例え
ば、これらの応答データである測定結果を集計し、これらのうち最も低い視力を示す視力
の測定値を集計する。この視力の測定結果を結果表示手段であるディスプレイ13、15
上に表示する。あるいは、最初のいくつかの測定結果は除外して、設定期間の後半の測定
結果の中から最も低い視力を示す測定値を選択して実用視力値とし結果をディスプレイ1
3、15上に表示する(ステップ220〜222)。この結果がその被測定者の実用視力
を示すことになる。視標マークの表示は、タイマー機能の設定時間の間、繰り返し行われ
る。この表示は、上記のように一定時間毎でもよいし、応答受付手段による応答のタイミ
ングによっても良い。後者の場合、応答の早い被測定者では、2秒またはそれ以下の時間
毎の視標マークの表示が可能であり、確度のよい結果が得られる。
[実施例5:コンピュータまたは携帯情報端末利用型コントラスト視力測定方法]
本発明に係る他の実施例として、コンピュータまたは携帯情報端末利用型コントラスト
視力測定システムを説明する。このコントラスト視力測定方法は、視標マークをコントラ
スト用に変更した以外は、システムの構成も、測定方法も、実施例1と同様である。コン
トラスト視力測定用の視標マークは、線束の密度の濃淡のあるものを用いることができる
[その他の実施例]
図示しないが、本発明に係る別の実施例について次に述べる。視標マークを提示する提
示手段を大型のスクリーンとプロジェクタから構成してもよい。この場合、視標マークは
プロジェクタからスクリーンに投影され、プロジェクタは制御手段に接続される。被測定
者は、スクリーンの視標マークを凝視し、ジョイスティックやキーボード等の応答受付手
段によって応答する。また、ディスプレイに表示される視標マークは、従来のランドルト
環やEマーク、ローマ字や、平仮名、片仮名だけではなく、アニメーションキャラクター
、交通標識等など、上下左右などの方向を示すマークならどんなものでもよい。また、自
動車サーキットゲームなどで被測定者が運転手の役割となり、ゲーム上で道路の前方で出
てくる交通標識が出るなどの動体視力を検査させるものであってもよい。応答受付手段は
、コンピュータに接続されているキーボードやマウス、携帯情報端末入力部に限らず、応
答を告げるためのジョイスティックやコードレスのマウス等の光通信入力装置でもよい。
このような実施例は、ゲーム感覚で行うことができる実用視力の測定とその意味の教育に
用いることができる。
制御と、設定時間のタイマー機能とを担うプログラムは、インターネットで接続された
ウェブサイト上にソフトウエアプログラムとしてあるだけでなく、CD−ROM、DVD
などのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体記録媒体上にあって、
眼科や眼鏡屋などのノベルティグッズとして配布してもよい。また、測定を定期的にして
結果をウェブサイトやユーザのハードディスクなどの記録媒体に残すことによって、測定
結果の時系図を表示したり、プリントアウトできる機能があってもよい。また、この時系
図を眼科医の問診の際に使用できるようにデータを加工してもよい。
本発明の実施例1の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例2の構成を示す模式図である。 本発明の実施例3の構成を示す模式図である。 本発明の実施例4の方法の実施に用いられるシステムの構成を示す模式図である。 本発明の実施例1の結果の例を示すグラフである。 本発明の実施例1に関連して積分値を利用した分析方法を示すグラフである。 本発明の実施例4の処理の流れを示すフローチャートである。

Claims (1)

  1. 視力値と経過時間の関係を示す仮想グラフ上に正解の出た視力値のみをプロットするステップと、測定開始時点において表示された視標マークに対応する視力値と、ある経過時点とにより区画される前記仮想グラフ上の長方形の面積を第1の積分値として求めるステップと、
    測定開始時点において表示された視標マークの視力を含む正解視力値のみを結んだ仮想グラフ上の折れ線とそれに正対する基準直線との間にある、測定開始時から前記経過時点までの面積を第2の積分値として求めるステップと、
    第2の積分値を第1の積分値で除した結果の値を求めるステップと、
    得られた除算結果値を表示するステップと
    を含んでなる実用視力の分析方法。
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