JP5244634B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、液晶表示装置に係り、特に、垂直配向(VA)モードを利用した液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器やテレビなどの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、携帯電話などの携帯端末機器や、カーナビゲーション装置、ゲーム機などの表示装置としても利用されている。
液晶表示装置においては、視野角の拡大、コントラスト比の向上といった表示品位の向上が求められている。1画素内に配向方向が異なる複数のドメインを有するマルチドメイン型VA(Multi−domain Vertical Alignment;MVA)モードの液晶表示装置は、複数のドメインによって視野角が補償され、広視野角化が可能である。しかも、このMVAモードの液晶表示装置は、垂直配向処理の採用により配向膜表面付近の液晶分子が基板主面に対して略垂直に配向し液晶層の複屈折率がほぼ0となるため十分な黒が表示でき高いコントラスト比が得られるといった特性を有している。
例えば、特許文献1によれば、突起を配置して液晶分子の配向を制御する円偏光を利用したMVAモードの液晶表示装置が開示されている。特に、この突起は、長方形状の画素電極をほぼ2等分するように画素電極の短辺に平行な方向に延出したストライプ状、あるいは、画素電極のほぼ中央に半円球状に形成されている。
また、特許文献2によれば、画素電極あるいは対向電極に電極欠落部を形成したり、突起を配置したりして液晶分子の配向を制御するMVAモードの半透過型液晶表示装置が開示されている。
特開2007−41126号公報 特開2008−197493号公報
この発明の目的は、透過率の向上が可能な直線偏光を利用した液晶表示装置を提供することにある。
この発明の一態様によれば、
第1基板と第2基板との間に負の誘電率異方性を有する液晶分子を含む液晶層を保持した構成の直線偏光を利用した垂直配向モードの液晶表示パネルを備えた液晶表示装置であって、
前記第1基板の前記第2基板側に配置され、略長方形状の画素電極と、
前記画素電極の長辺における中点より一方の短辺側で交差するように配置された信号配線と、
前記第2基板の前記第1基板側に配置された対向電極と、を備え、
前記画素電極には、前記一方の短辺と前記信号配線との間において、一対の前記長辺のそれぞれから前記信号配線と略平行に延在した一対の切欠が形成されたことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
この発明の他の態様によれば、
第1基板と第2基板との間に負の誘電率異方性を有する液晶分子を含む液晶層を保持した構成の直線偏光を利用した垂直配向モードの液晶表示パネルを備えた液晶表示装置であって、
前記第1基板の前記第2基板側に配置され、略長方形状の画素電極と、
前記画素電極の長辺における中点より一方の短辺側で交差するように配置された信号配線と、
前記画素電極の前記一方の短辺と前記信号配線との間において、一対の前記長辺のそれぞれから前記信号配線と平行に延在した絶縁性の一対の突起と、
前記第2基板の前記第1基板側に配置された対向電極と、
を備えたことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
この発明によれば、透過率の向上が可能な直線偏光を利用した液晶表示装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る液晶表示装置について図面を参照して説明する。ここでは、各画素がバックライト光を選択的に透過して画像を表示する透過表示部として構成された透過型の液晶表示装置を例に説明する。
図1及び図2に示すように、液晶表示装置は、アクティブマトリクスタイプの液晶表示装置であって、液晶表示パネルLPNを備えている。この液晶表示パネルLPNは、一対の基板、すなわちアレイ基板(第1基板)ARと、アレイ基板ARに対向して配置された対向基板(第2基板)CTと、を備えている。また、液晶表示パネルLPNは、アレイ基板ARと対向基板CTとの間に保持された液晶層LQを備えている。
このような液晶表示パネルLPNは、画像を表示するアクティブエリア(表示エリア)DSPを備えている。このアクティブエリアDSPは、m×n個のマトリクス状に配置された複数の画素PXによって構成されている(但し、m及びnは正の整数)。
アレイ基板ARは、ガラス板や石英板などの光透過性を有する絶縁基板10を用いて形成されている。すなわち、このアレイ基板ARは、アクティブエリアDSPにおいて、絶縁基板10の一方の主面(つまり、対向基板CT側)に、各画素PXの行方向Hに沿ってそれぞれ延出したn本のゲート線Y(Y1〜Yn)、各画素PXの列方向Vに沿ってそれぞれ延出したm本のソース線X(X1〜Xm)、各画素PXにおいてゲート線Yとソース線Xとの交差部を含む領域に配置されたm×n個のスイッチング素子W、各画素PXに配置されスイッチング素子Wに接続されたm×n個の画素電極EP、ゲート線Yと同様に行方向Hに沿ってそれぞれ延出し液晶容量CLCと並列に補助容量CSを構成するよう画素電極EPに容量結合する補助容量線AYなどを備えている。
ゲート線Y及び補助容量線AYは、略平行に配置され、同一材料によって形成可能である。ソース線Xは、層間絶縁膜16を介してゲート線Y及び補助容量線AYと略直交するように配置されている。これらのソース線X、ゲート線Y、及び、補助容量線AYは、アルミニウム、モリブデン、タングステン、チタンなどの低抵抗な導電材料によって形成されている。
n本のゲート線Yは、それぞれアクティブエリアDSPから引き出され、ゲートドライバYDに接続されている。m本のソース線Xは、それぞれアクティブエリアDSPから引き出され、ソースドライバXDに接続されている。ゲートドライバYDは、コントローラCNTによる制御に基づいてn本のゲート線Yに順次走査信号(駆動信号)を供給する。また、ソースドライバXDは、コントローラCNTによる制御に基づいてm本のソース線Xに映像信号(駆動信号)を供給する。
各スイッチング素子Wは、例えば、nチャネル薄膜トランジスタによって構成されている。このスイッチング素子Wは、絶縁基板10の上に配置された半導体層12を備えている。この半導体層12は、例えば、ポリシリコンやアモルファスシリコンなどによって形成可能であり、ここではポリシリコンによって形成されている。
スイッチング素子Wがポリシリコン半導体層12を備えた構成を適用した場合、ゲートドライバYD及びソースドライバXDの少なくとも一部は、アレイ基板ARに一体的に形成可能であり、スイッチング素子Wと同様にポリシリコン半導体層を備えた薄膜トランジスタを含んで構成可能である。
半導体層12は、チャネル領域12Cを挟んだ両側にそれぞれソース領域12S及びドレイン領域12Dを有している。この半導体層12は、ゲート絶縁膜14によって覆われている。
スイッチング素子Wのゲート電極WGは、ゲート絶縁膜14の上に配置され、半導体層12のチャネル領域12Cの直上に位置している。このゲート電極WGは、ゲート線Yに接続されている(あるいは、ゲート線Yと一体的に形成されている)。これらのゲート電極WG、ゲート線Y、及び、補助容量線AYは、例えば、同一材料を用いて同一工程で形成可能であり、層間絶縁膜16によって覆われている。ゲート絶縁膜14及び層間絶縁膜16は、例えば、酸化シリコン及び窒化シリコンなどの無機系材料によって形成されている。
スイッチング素子Wのソース電極WS及びドレイン電極WDは、層間絶縁膜16の上に配置されている。すなわち、ソース電極WSは、ソース線Xに接続される(あるいは、ソース線Xと一体に形成される)とともに、ゲート絶縁膜14及び層間絶縁膜16を貫通するコンタクトホールを介して半導体層12のソース領域12Sにコンタクトしている。ドレイン電極WDは、画素電極EPに接続されるとともに、ゲート絶縁膜14及び層間絶縁膜16を貫通するコンタクトホールを介して半導体層12のドレイン領域12Dにコンタクトしている。これらのソース電極WS、ドレイン電極WD、及び、ソース線Xは、例えば、同一材料を用いて同一工程で形成可能であり、絶縁膜18によって覆われている。
この絶縁膜18は、例えば、光透過性を有する有機系材料によって形成されている。有機系材料によって形成された絶縁膜18は、例えばスピンコートなどの手法によって塗布された後に硬化処理される。このため、絶縁膜18は、下地の凹凸を吸収し、表面が概ね平坦に形成されている。これにより、垂直配向モードを実現する電界への影響が緩和される。
画素電極EPは、絶縁膜18の上に配置され、絶縁膜18に形成されたコンタクトホールを介してドレイン電極WDと電気的に接続されている。この画素電極EPは、インジウム・ティン・オキサイド(ITO)やインジウム・ジンク・オキサイド(IZO)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
このようなアレイ基板ARの液晶層LQに接する面は、第1配向膜20によって覆われている。
一方、対向基板CTは、ガラス板や石英板などの光透過性を有する絶縁基板30を用いて形成されている。すなわち、この対向基板CTは、アクティブエリアDSPにおいて、絶縁基板30の一方の主面(つまり、アレイ基板側)に、対向電極ETなどを備えている。
対向電極ETは、複数の画素PXに共通であり、通常、コモン電位の端子COMに電気的に接続されている。このような対向電極ETは、複数の画素電極EPに対向するように配置されている。この対向電極ETは、ITOやIZOなどの光透過性を有する導電材料によって形成されている。
カラー表示タイプの液晶表示装置は、各画素PXに対応して液晶表示パネルLPNの内面に設けられたカラーフィルタ層34を備えている。図2に示した例では、カラーフィルタ層34は、対向基板CTに設けられている。カラーフィルタ層34は、互いに異なる複数の色、例えば赤色、青色、緑色といった3原色にそれぞれ着色された樹脂材料によって形成されている。赤色着色樹脂、青色着色樹脂、及び緑色着色樹脂は、それぞれ赤色を表示する赤色画素、青色を表示する青色画素、及び緑色を表示する緑色画素に対応して配置されている。
なお、図2に示したカラー表示タイプの液晶表示装置の例では、カラーフィルタ層34は、対向基板CT側に配置されているが、アレイ基板AR側に配置しても良い。この場合、アレイ基板ARにおける絶縁膜18をカラーフィルタ層34に置き換えることが可能である。
また、各画素PXは、ブラックマトリクスBMによって区画されている。このブラックマトリクスBMは、黒色に着色された樹脂材料やクロムなどの遮光性の材料などによって形成されている。このようなブラックマトリクスBMは、アレイ基板ARに設けられたゲート線Y、補助容量線AY、ソース線X、スイッチング素子Wなどの配線部に対向するように配置されている。
このようなブラックマトリクスBMが配置された領域、あるいは、光透過性を有していない導電材料によって形成されたゲート線Y、補助容量線AY、ソース線X、スイッチング素子Wなどの配線部が配置された領域は、透過型の液晶表示装置のアクティブエリアDSPにおいて、表示に寄与しない遮光領域に相当する。
なお、対向基板CTには、カラーフィルタ層34の表面の凹凸の影響を緩和するために、カラーフィルタ層34と対向電極ETとの間に、オーバーコート層を配置しても良い。
このような対向基板CTの液晶層LQに接する面は、第2配向膜36によって覆われている。
上述したようなアレイ基板ARと対向基板CTとは、それぞれの第1配向膜20及び第2配向膜36が対向するように配置されている。このとき、アレイ基板ARと対向基板CTとの間には、図示しないスペーサ(例えば、樹脂材料によって一方の基板と一体的に形成された柱状スペーサなど)が介在し、これにより、所定のギャップが形成される。アレイ基板ARと対向基板CTとは、所定のギャップが形成された状態でシール材によって貼り合わせられている。
液晶層LQは、これらのアレイ基板ARの第1配向膜20と対向基板CTの第2配向膜36との間に形成されたギャップに封入された液晶分子40を含む液晶組成物によって構成されている。この液晶分子40は、例えば、負の誘電率異方性を有している。
第1配向膜20及び第2配向膜36は、画素電極EPと対向電極ETとの間に電位差が形成されていない状態、つまり、画素電極EPと対向電極との間に電界が形成されていない無電界時には、それぞれ液晶分子40を絶縁基板10(あるいは、アレイ基板AR)の主面及び絶縁基板30(あるいは、対向基板CT)の主面に対して略垂直に配向する特性を有している。このような第1配向膜20及び第2配向膜36を形成するための材料としては、基本的には垂直配向性を示す光透過性を有する薄膜であれば特に限定されない。
これらの第1配向膜20及び第2配向膜36については、ラビングに代表される配向処理工程を必要としない。このため、プロセス的にはラビングによる静電気やゴミが発生するといった問題が無く、配向処理後の洗浄工程も不要である。また、配向的にもプレティルトのバラツキによるムラの問題が無い。したがって、プロセスの簡便化、歩留まりの向上により、低コスト化が可能という利点がある。
図2に示すように、液晶表示パネルLPNのアレイ基板側には、液晶表示パネルLPNを照明するバックライトBLが配置されている。このようなバックライトBLとしては、種々の形態が適用可能であり、また、光源として発光ダイオードを利用したものや冷陰極管を利用したものなどのいずれでも適用可能であり、詳細な構造については説明を省略する。
液晶表示パネルLPNの一方の外面(すなわち、アレイ基板ARとバックライトBLとの間)には、第1光学素子OD1が配置されている。また、液晶表示パネルLPNの他方の外面(すなわち、対向基板CTの液晶層LQと接触する面とは反対側の面)には、第2光学素子OD2が配置されている。
特に、この実施の形態においては、第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2は、直線偏光を利用した垂直配向モードを実現するように構成されている。すなわち、第1光学素子OD1は、第1偏光板PL1を有し、バックライト光のうち特定の直線偏光を透過して液晶表示パネルLPNに案内するように構成されている。また、第2光学素子OD2は、第2偏光板PL2を有し、液晶表示パネルLPNを透過した透過光のうち特定の直線偏光を透過するように構成されている。
これらの第1偏光板PL1及び第2偏光板PL2は、それぞれの吸収軸が互いに直交するように配置されている。例えば、行方向H及び列方向Vによって規定される平面内において、第1偏光板PL1の吸収軸は行方向Hに対して45度の角度をなす方位を向いており、また、第2偏光板PL2の吸収軸は行方向Hに対して135度の角度をなす方位を向いている。
なお、第1光学素子OD1は、視野角補償などの目的で、透過光に対して適当な位相差を付与する位相差板を有していることが望ましい。この場合、位相差板は、絶縁基板10と第1偏光板PL1との間に配置される。
この実施の形態では、液晶層LQに含まれる液晶分子40は、無電界時には、第1配向膜20及び第2配向膜36による配向制御によって、その長軸が基板主面に対して略垂直な方向(あるいは、液晶表示パネルLPNの法線方向)に略平行に配向している。このような状態においては、第1光学素子OD1を透過したバックライト光(直線偏光)は、液晶層LQを透過した後、第2光学素子OD2に吸収される。したがって、液晶表示パネルLPNの透過率が最低となる(つまり、黒色画面が表示される)。
一方、画素電極EPと対向電極ETとの間に電界が形成された状態では、誘電率異方性が負の液晶分子40は、電界に対して略直交する方向に配向する。基板主面の法線に対して傾斜した電界に対しては、液晶分子40は、その長軸が基板主面に対して略平行な方向あるいは傾斜した方向に配向している。
このような状態においては、第1光学素子OD1を透過したバックライト光(直線偏光)は、液晶層LQを透過した際に適当な位相差が付与された後、少なくとも一部(光軸に直交する平面内において第1光学素子OD1を透過した直線偏光と直交する直線偏光)が第2光学素子OD2を透過可能となる。したがって、白色画面が表示される。
このようにして、ノーマリーブラックモードの垂直配向モードが実現される。特に、直線偏光を利用したことにより、円偏光を利用した垂直配向モードよりも高コントラスト化が可能となり、また、広視野角化も可能となる。
ところで、この実施の形態においては、液晶表示パネルLPNは、視野角補償が可能なマルチドメイン構造を構成している。より具体的には、液晶表示装置は、画素電極EPと対向電極ETとの間に電界が形成された状態で液晶分子の配向を制御する配向制御部ALCを備えている。
図3に示した例では、画素電極EPは、行方向Hに沿った一対の短辺S1及びS2を有するとともに列方向Vに沿った一対の長辺L1及びL2を有する略長方形状に形成されている。ゲート線Yあるいは補助容量線AYといった信号配線WPは、画素電極EPの長辺における中点Mで交差するように行方向Hに沿って配置されている。なお、図3においては、説明に必要な構成のみを図示している。
ここでは、配向制御部ALCは、対向基板CTのアレイ基板側に設けられている。この配向制御部ALCは、画素PXの略中央を横切るように一直線状に形成されている。すなわち、配向制御部ALCは、画素電極EPの略中央の直上を通り、信号配線WPと交差する方向に延在している。ここでは、配向制御部ALCは、画素電極EPの一対の短辺S1及びS2のそれぞれの中点の直上を通り、列方向Vに延在している。つまり、配向制御部ALCは、画素電極EPを2等分するように配置されている。
このような配向制御部ALCとしては、例えば、図4に示すように、対向電極ETに形成されたスリットSLであっても良いし、図5に示すように、対向電極ETの上に配置された絶縁性の細長い隆起部であるリッジRDであっても良い。
この配向制御部ALCとしてリッジRDを適用する場合には、リッジRDは、絶縁膜によって形成される。絶縁膜としては、例えばSiO、SiN、Alなどの無機系材料、ポリイミド、フォトレジスト樹脂、高分子液晶など有機系材料などを用いることができる。リッジRDが無機系材料の場合には、蒸着法、スパッタ法、化学蒸着法(CVD)、あるいは溶液塗布法などによって形成可能である。また、リッジRDが有機系材料の場合には、有機物質を溶かした溶液またはその前駆体溶液を用いて、スピンナー塗布法、スクリーン印刷塗布法、ロール塗布法などで塗布し、所定の硬化条件(加熱、光照射など)で硬化させ形成する方法、あるいは蒸着法、スパッタ法、化学蒸着法、ラングミュア−ブロジェット(LB)法などによって形成可能である。
このような構成においては、画素電極EPと対向電極ETとの間の電界は、配向制御部ALCを避けるように形成される。このため、配向制御部ALCの周辺では、画素電極EPと対向電極ETとの間に基板主面の法線NMに対して傾斜した電界が形成される。このため、配向制御部ALCの周辺の液晶分子40は、このような傾斜電界によって所定の方向に配向する。
つまり、配向制御部ALCを挟んで隣接する領域において、配向制御部ALCについて互いに逆方向に傾斜した電界が形成されるため、それぞれの領域の液晶分子40も図3中の矢印で示したように互いに逆方向に配向する。さらに、このような配向制御部ALC付近の液晶分子40の配向状態は、配向制御部ALCから遠ざかる方向へ(つまり、電界Eの傾斜が小さい領域に向かって)除々に伝播される。
これにより、視野角補償がなされ、視野角を拡大することが可能となるとともに、ノーマリーブラックモードの採用によりコントラスト比を向上することが可能となり、表示品位の良好な画像を表示することが可能となる。
一方で、配向制御部ALCと直交する画素電極EPの短辺S1及びS2付近では、配向制御部ALCによって形成された傾斜電界の影響に加え、短辺S1及びS2と対向電極ETとの間の傾斜電界の影響を受け、液晶分子40の配向不良が発生し、図3中に破線で示したような暗線が発生する。このため、暗線の分だけ透過率の低下を招く。
以下に、この発明の実施の形態に係る具体的な構成例について図面を参照しながら説明する。なお、図面には、説明に必要な主要部のみを図示している。
《第1構成例》
図6及び図7に示すように、画素電極EPは、行方向Hに沿った一対の短辺S1及びS2及び列方向Vに沿った一対の長辺L1及びL2を有する略長方形状に形成されている。スリットSLまたはリッジRDによって構成された配向制御部ALCは、画素電極EPを2等分するように列方向Vに延在している。なお、図7に示した例では、配向制御部ALCは、スリットSLによって構成されている。信号配線WPは、画素電極EPの長辺における中点Mより一方の短辺側(ここでは短辺S1に近接する側)で交差するように行方向Hに沿って配置されている。
画素電極EPには、一方の短辺S1と信号配線WPとの間において、一対の長辺L1及びL2のそれぞれから信号配線WPと略平行に延在した一対の切欠C1及びC2が形成されている。つまり、切欠C1及びC2は、信号配線WPとは重ならない。これらの切欠C1及びC2は、列方向Vに微小な幅を有するとともに行方向Hに延在したスリット状に形成されている。
このような切欠C1及びC2が短辺S1に近接した位置に配置されているため、切欠C1及びC2と短辺S1との間の領域Pは、暗線を生ずることなく表示に寄与する。すなわち、領域Pにおいては、配向制御部ALCによって形成された傾斜電界1(すなわち、液晶分子40を行方向Hに沿って傾斜配向する電界)に加え、短辺S1と対向電極ETとの間の傾斜電界2(すなわち、液晶分子40を列方向Vに沿って傾斜配向する電界)及び切欠の短辺S1に向かい合うエッジと対向電極ETとの間の傾斜電界3(すなわち、液晶分子40を列方向Vに沿って傾斜配向する電界)が相互に作用する。
傾斜電界2及び傾斜電界3は、互いに逆向きに作用する。傾斜電界1は、傾斜電界2及び傾斜電界3よりも支配的に作用する。結果として、領域Pにおいても、他の領域と同様に配向制御部ALCに向かって液晶分子40が傾斜配向する。このため、領域Pは、表示に寄与する。
このような領域Pでの暗線の発生を抑制するためには、短辺S1から切欠C1及びC2までの距離が長すぎないことが望ましく、発明者の検討によれば、2μm〜15μmの範囲が望ましい。
なお、切欠C1及びC2のそれぞれにおいても、微小な幅で、且つ、液晶分子40が傾斜する方位(すなわち、行方向H)と平行に延在しているため、暗線が発生せず、表示に寄与する。すなわち、配向制御部ALCによって形成された傾斜電界1に加え、各切欠の短辺S1に向かい合うエッジと対向電極ETとの間の傾斜電界3及び切欠の短辺S2に向かい合うエッジと対向電極ETとの間の傾斜電界4(すなわち、液晶分子40を列方向Vに沿って傾斜配向する電界)が相互に作用する。
傾斜電界3及び傾斜電界4は、互いに逆向きに作用する。傾斜電界1は、傾斜電界3及び傾斜電界4よりも支配的に作用する。結果として、他の領域と同様に配向制御部ALCに向かって液晶分子40が傾斜配向する。このため、各切欠C1及びC2のみならず、切欠C1及びC2の延長線上の領域も、表示に寄与する。
このような切欠C1及びC2が表示に寄与するためには、切欠C1及びC2の幅が大きすぎないことが望ましく、発明者の検討によれば、2μm〜10μmの範囲が望ましい。
一方で、切欠C1及びC2の他の短辺S2側では、配向制御部ALCによって形成された傾斜電界1の影響に加え、切欠C1及びC2の短辺S2に向かい合うエッジと対向電極ETとの間の傾斜電界4の影響を受け、液晶分子40の配向不良が発生し、図6中に破線で示したような暗線が発生する。
これに対して、この構成例では、切欠C1及びC2の短辺S2側に信号配線WPが配置されている。信号配線WPは、元々遮光性の導電材料によって形成されている。このため、信号配線WPの直上の領域は、表示に寄与しない。したがって、信号配線WPが切欠付近の暗線が発生する箇所に重なるように配置されたことにより、実質的に開口率(画素面積に対する実質的に表示に寄与する面積の割合)をロスすることがなく、暗線分でロスしていた分の透過率を向上することができる。
特に、図6に示した構成例においては、一対の切欠C1及びC2のエッジは、信号配線WPのエッジの直上に位置している。ここでは、切欠C1及びC2は、信号配線WPとは重ならないように配置されるため、切欠の短辺S2に向かい合うエッジが信号配線WPの短辺S1に向かい合うエッジの直上に位置している。
これにより、切欠C1及びC2から延びる暗線が信号配線WPと重なり、透過率のロスを防止することができる。
一対の切欠C1及びC2のそれぞれの長さは、略同一であることが望ましい。ここでは、各切欠C1及びC2は、行方向Hに沿って延在しており、この行方向Hに沿った長さが略同一であることが望ましい。図6に示した例では、配向制御部ALCを挟んだ両側の領域を利用して視野角補償を実現するために、配向制御部ALCは、画素電極EPを2等分するように配置されている。
つまり、配向制御部ALCを挟んだ両側において、液晶分子40の配向状態を同等とすることが望ましい。このため、切欠C1及びC2のそれぞれの長さを略同一とすることにより、画素電極EPと対向電極ETとの間に形成される電界分布を同等にすることができ、視野角補償が実現できる。
但し、これらの一対の切欠C1及びC2は、配向制御部ALCと交差しないように配置されている。すなわち、配向制御部ALCは、一対の切欠C1及びC2の間の画素電極EPの直上を通るように配置されている。換言すると、液晶表示パネルLPNを平面的に見たとき、一対の切欠C1及びC2は、配向制御部ALCから離間している。
配向制御部ALCと一対の切欠C1及びC2との間の距離が短すぎる場合(すなわち、切欠C1及びC2が長すぎる場合)、上述したような切欠の向かい合う2つのエッジと対向電極ETとの間の傾斜電界3及び傾斜電界4の影響が支配的となり、液晶分子40の配向不良により、この領域が表示に寄与しなくなるおそれがある。
このため、配向制御部ALCと一対の切欠C1及びC2との間の距離を適当に確保するように、切欠の長さが設定されることが望ましい。
≪実施例≫
ここでは、アクティブエリアDSPの対角寸法が2.4型、画素ピッチが行方向;55μm×列方向;165μmの直線偏光を利用した透過型のデバイスを用いた。基本的な画素構成は、図6に示した第1構成例と同一である。
すなわち、配向制御部ALCとして、幅(つまり行方向の長さ)10μmのスリットSLを列方向Vに平行に且つ画素の中央部を通るように配置した。画素電極EPには、短辺S1から6μm離れた位置に、画素電極EPの長辺L1及びL2に幅(つまり列方向の長さ)が5μm、行方向の長さが10μmの切欠C1及びC2を形成した。さらに、切欠C1及びC2と画素電極EPの短辺S2との間に幅(つまり列方向の長さ)5μmのゲート線Yを配置した。このとき、ゲート線Yは、そのエッジが切欠C1及びC2のエッジと重なるように配置した。
アレイ基板ARと対向基板CTとの間のセルギャップは、3.8μmとした。第1配向膜20及び第2配向膜36としては、垂直性を示す材料を70nmの厚さで塗布して形成した。セルギャップには、誘電率異方性が負の液晶材料を注入した。このような構成の液晶表示パネルLPNの両側の外面には、それぞれ吸収軸が互いに直交するように直線偏光板を貼り合わせた。
一方、比較例として、図3に示した画素構成のデバイスを用意した。この比較例では、画素電極EPに切欠を形成していない。また、ゲート線Yが行方向Hに平行に且つ画素の中央部を通るように配置した。他の寸法については、実施例と同一とした。
このような構成の各デバイスについて、透過率を測定したところ、比較例のデバイスの透過率を100%としたとき、実施例のデバイスの透過率は110%となり、透過率の向上が確認された。
《第2構成例》
図8及び図9に示す第2構成例においては、画素電極EPに切欠を形成する代わりに、画素電極EPの上に一対の突起CP1及びCP2を配置した点で第1構成例と相違している。他の構成は、第1構成例と同一であり、配向制御部ALCについてもスリットSLまたはリッジRDによって構成されている。なお、図9に示した例では、配向制御部ALCは、スリットSLによって構成されている。
これらの一対の突起CP1及びCP2は、画素電極EPの一方の短辺S1と信号配線WPとの間において、一対の長辺L1及びL2のそれぞれから信号配線WPと略平行に延在している。このような突起CP1及びCP2は、絶縁性である。すなわち、突起CP1及びCP2は、上述したリッジRDと同様に、無機系の絶縁性材料あるいは有機系の絶縁性材料によって形成されている。
これらの突起CP1及びCP2は、信号配線WPとは重ならない。また、これらの突起CP1及びCP2は、列方向Vに微小な幅を有するとともに行方向Hに延在している。
このような突起CP1及びCP2が短辺S1に近接した位置に配置されているため、第1構成例と同様に、突起CP1及びCP2と短辺S1との間の領域Pは、暗線を生ずることなく表示に寄与する。
また、突起CP1及びCP2の短辺S2側に信号配線WPが配置されている。したがって、第1構成例と同様に、実質的に開口率をロスすることがなく、暗線分でロスしていた分の透過率を向上することができる。
また、第1構成例と同様の理由で、一対の突起CP1及びCP2のエッジは、信号配線WPのエッジの直上に位置していることが望ましい。
また、第1構成例と同様の理由で、一対の突起CP1及びCP2のそれぞれの長さは、略同一であることが望ましい。加えて、これらの一対の突起CP1及びCP2は、配向制御部ALCと交差しないように配置されている。すなわち、配向制御部ALCは、一対の突起CP1及びCP2の間の画素電極EPの直上を通るように配置されている。
このような第2構成例に対応したデバイスについても透過率を測定したところ、第1構成例と同等の透過率向上が確認できた。
上述した第1構成例及び第2構成例において、信号配線WPは、画素電極の短辺と平行に延在した配線であれば良く、ゲート線Yであっても良いし、補助容量線AYであっても良い。
また、信号配線WPに加え、画素電極EPを横切る行方向Hに延在した第2信号配線が配置される場合には、これらの2つの信号配線によって全ての暗線をカバーすることが可能となる。すなわち、図10に示すように、第2信号配線WP2は、画素電極EPの他方の短辺S2と対向するように信号配線WPと略平行に配置されている。
これにより、信号配線WPは、切欠C1及びC2、あるいは、突起CP1及びCP2の短辺S2側で発生する暗線に重なる一方で、第2信号配線は、画素電極EPの他方の短辺S2の信号配線WP側で発生する暗線に重なる。このため、実質的に開口率をロスすることがなく、暗線分でロスしていた分の透過率を向上することができる。
このような第2信号配線WP2は、ゲート線Yであっても良いし、補助容量線AYであっても良い。すなわち、信号配線WPがゲート線Yである場合には、第2信号配線WP2は補助容量線AYであり、また、第2信号配線WP2がゲート線Yである場合には、信号配線WPは補助容量線AYである。
以上説明したように、この実施の形態によれば、直線偏光を利用した垂直配向モードの液晶表示装置において、広い視野角特性及び高いコントラスト比を実現できるとともに、透過率を向上することができ、表示品位の良好な画像を表示可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
図1は、この発明の一実施の形態に係るMVAモードの液晶表示装置の構成を概略的に示す図である。 図2は、図1に示した液晶表示装置に適用されるアレイ基板及び対向基板の構造を概略的に示す断面図である。 図3は、MVAモードを実現する画素構成の一例を示す平面図である。 図4は、図3に示した画素の断面構造の一例を示す図である。 図5は、図3に示した画素の断面構造の他の例を示す図である。 図6は、第1構成例に係るMVAモードの液晶表示装置の画素構成を示す平面図である。 図7は、図6に示した画素の断面構造を示す図である。 図8は、第2構成例に係るMVAモードの液晶表示装置の画素構成を示す平面図である。 図9は、図8に示した画素の断面構造を示す図である。 図10は、本実施形態の変形例の画素構成を示す平面図である。
LPN…液晶表示パネル BL…バックライト
AR…アレイ基板 CT…対向基板 LQ…液晶層
DSP…アクティブエリア PX…画素
EP…画素電極 W…スイッチング素子 ET…対向電極
Y…ゲート線 X…ソース線 AY…補助容量線
ALC…配向制御部(SL…スリット RD…リッジ)
C…切欠 CP…突起
WP…信号配線 WP2…第2信号配線

Claims (14)

  1. 第1基板と第2基板との間に負の誘電率異方性を有する液晶分子を含む液晶層を保持した構成の直線偏光を利用した垂直配向モードの液晶表示パネルを備えた液晶表示装置であって、
    前記第1基板の前記第2基板側に配置され、略長方形状の画素電極と、
    前記画素電極の長辺における中点より一方の短辺側で交差するように配置された遮光性の信号配線であって、ゲート線あるいは補助容量線である信号配線と、
    前記第2基板の前記第1基板側に配置された対向電極と、
    前記画素電極の中央の直上を通り前記画素電極の長辺と平行に延在した配向制御部と、を備え、
    前記画素電極には、前記一方の短辺と前記信号配線との間において、一対の前記長辺のそれぞれから前記信号配線と略平行に延在した一対の切欠が形成され、前記一対の切欠は前記信号配線と重なることなく、前記一対の切欠のエッジが前記信号配線のエッジの直上に位置し、前記一対の切欠は前記配向制御部から離間したことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記一対の切欠の幅は2μm〜10μmであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記一対の切欠のそれぞれの長さは略同一であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記対向電極には、前記配向制御部としてスリットが形成され、
    前記スリットは、前記一対の切欠の間の前記画素電極の直上を通ることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第2基板の前記第1基板側において、前記配向制御部として絶縁性のリッジを備え、
    前記リッジは、前記一対の切欠の間の前記画素電極の直上を通ることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 第1基板と第2基板との間に負の誘電率異方性を有する液晶分子を含む液晶層を保持した構成の直線偏光を利用した垂直配向モードの液晶表示パネルを備えた液晶表示装置であって、
    前記第1基板の前記第2基板側に配置され、略長方形状の画素電極と、
    前記画素電極の長辺における中点より一方の短辺側で交差するように配置された遮光性の信号配線であって、ゲート線あるいは補助容量線である信号配線と、
    前記画素電極の前記一方の短辺と前記信号配線との間において、一対の前記長辺のそれぞれから前記信号配線と略平行に延在した絶縁性の一対の突起と、
    前記第2基板の前記第1基板側に配置された対向電極と、
    前記画素電極の中央の直上を通り前記画素電極の長辺と平行に延在した配向制御部と、
    を備え
    前記一対の突起は前記信号配線と重なることなく、前記一対の突起のエッジが前記信号配線のエッジの直上に位置し、前記一対の突起は前記配向制御部から離間したたことを特徴とする液晶表示装置。
  7. 前記一対の突起の幅は2μm〜10μmであることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記一対の突起のそれぞれの長さは略同一であることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  9. 前記対向電極には、前記配向制御部としてスリットが形成され、
    前記スリットは、前記一対の突起の間の前記画素電極の直上を通ることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  10. 前記第2基板の前記第1基板側において、前記配向制御部として絶縁性のリッジを備え、
    前記リッジは、前記一対の突起の間の前記画素電極の直上を通ることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
  11. 前記画素電極の前記一方の短辺から前記一対の切欠または突起までの距離は2μm〜15μmであることを特徴とする請求項1または6に記載の液晶表示装置。
  12. 前記第1基板は、前記画素電極の他方の短辺と対向するように前記信号配線と略平行に配置された第2信号配線を備えたことを特徴とする請求項1または6に記載の液晶表示装置。
  13. 前記第2信号配線は、ゲート線あるいは補助容量線であることを特徴とする請求項12に記載の液晶表示装置。
  14. 前記液晶表示パネルの前記第1基板側に配置され、前記液晶表示パネルを照明するバックライトと、
    前記第1基板と前記バックライトとの間に配置された第1偏光板と、
    前記第2基板の外面において、吸収軸が前記第1偏光板の吸収軸と直交するように配置された第2偏光板と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または6に記載の液晶表示装置。
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