JP5244213B2 - 不正防止機能を備えるパチンコ遊技機 - Google Patents

不正防止機能を備えるパチンコ遊技機 Download PDF

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Description

本発明は、遊技機に関する。具体的には、本発明は、不正防止機能を備えるパチンコ遊技機に関する。
近年、パチンコ遊技機(例えば、特許文献1に記載のもの)において、釣り糸を取り付けた不正遊技球を上皿から遊技領域へ送り込んで不正に賞球を得たり、あるいは不正に抽選を始動させたりといった不正行為(いわゆる、釣り糸ゴト)の発生が問題となっている。
特開2010−110528号公報
多くの場合、上記釣り糸ゴトには、視認され難い糸状物(例えば、透明な釣り糸)が使用される。このため、ホール店員が釣り糸ゴトを発見するのは容易ではない。また、不正遊技球が排出口を介して遊技領域の外に排出されてしまうと、釣り糸ゴトを行った不正遊技者を特定することは困難である。
このため、これらの問題を解決するために、パチンコ遊技機側で何らかの対策を講じることが求められている。
(本発明の要旨)
上記目的を達成するために、本発明が、その一例として、以下のような態様で提供され得る。以下で示した具体的な記載のいずれもが、本発明の外延を理解するために示した例示的な記載であって、本発明がこの例に限定されることを意図するものではない。すなわち、当業者は、その具体的な記載から、本発明に関する記載および技術常識に基づいて均等な範囲を実施することができることを理解し得る。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
一態様において、本発明は、遊技盤(2)に支軸(102)を介して取り付けられて当該支軸(102)を中心に回転可能であり、かつ、糸状物を捉える捕捉用部材(101)を有する回転構造体(100)を備える、パチンコ遊技機(1)を提供する。
一実施形態において、上記回転構造体(100)は、上記支軸(102)を中心に回転可能な円形状をなす装飾板(103)を有し、上記装飾板(103)の主面の一方に、上記捕捉用部材(101)が同一円周上に等間隔をおいて複数立設されていてもよい。
上述の実施形態において、上記捕捉用部材(101)は、その先端から複数の切れ込みが形成されていてもよい。
上述の実施形態において、上記切れ込みは、上記遊技盤(2)から離れるほど狭くなるような先細り形状を有していてもよい。
不正行為(特に、釣り糸ゴト)を防止し得る新規の特徴を有する遊技機が提供された。
パチンコ遊技機1の概略正面図 不正防止機構を備えた構造体(役物)の一例 図2に示された風車100の形状と、風車100が遊技盤2に固定された際の位置関係とを例示するための模式図 遊技盤2に風車100が固定された場合であって、その遊技盤2側から風車100を見たときの風車100を示した模式図 羽根部材101として利用可能な別の形状を有する羽根部材101a’を備える風車100を示した模式図 切れ込み部の例として、切れ込み部C’’を示している模式図 風車100の装飾板103が羽根部材100と同様に切れ込み部(切れ込み部C’ ’ ’)を有する態様(装飾板103’)を例示している模式図
(パチンコ遊技機の概略構成)
まず、図1を参照しつつ、パチンコ遊技機1の概略構成について説明する。図1は、パチンコ遊技機1の概略正面図である。
図1に示されるように、パチンコ遊技機1は、遊技球が打ち出される遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2の表面側(図1の紙面手前側)に遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行に配置された透明なガラス板(図示省略)を支持する部材であり、遊技盤2に対して開閉可能に構成されている。
枠部材3に支持されたガラス板と遊技盤2との間には、遊技球が移動する遊技領域20が形成されている。遊技者がハンドル31を握ってレバー32を時計方向へ回転させると、皿39に溜められた遊技球がハンドル31の回転角度に応じた打球力で発射装置(図示省略)から発射される。発射された遊技球は、遊技領域20の上部位置へ案内され、遊技領域20に配置された遊技クギ(図示省略)または風車100などの役物に接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2に沿って落下する。
遊技領域20には、入賞や抽選に関する役物として、第1始動口21、第2始動口22、大入賞口23、普通入賞口24、およびゲート25が設けられている。パチンコ遊技機1では、第1始動口21、第2始動口22、大入賞口23、または普通入賞口24に遊技球が入賞すると、入賞した場所に応じた個数の賞球が皿39に払い出される。なお、入賞しなかった遊技球は、排出口26を介して遊技領域20の外に排出される。
第1始動口21または第2始動口22に遊技球が入賞すると、大当たり抽選(特別図柄抽選)が実行される。この特別図柄抽選に当選することで大入賞口23が開放され、遊技者が多量の賞球を得ることが可能な大当たり遊技を楽しむことができる。また、遊技球がゲート25を通過すると、電動チューリップ27の開閉抽選(普通図柄抽選)が実行される。この普通図柄抽選に当選すると、電動チューリップ27が作動して、第2始動口22が一時的に開放される。
遊技盤2または枠部材3には、各種演出を行う液晶表示器5、盤ランプ8、枠ランプ36、可動役物7、およびスピーカ部50などが設けられている。
(遊技機における不正防止機構)
(不正防止機構の例示的な構造およびその設置位置)
例示的な実施形態において、遊技機1は、上述したような遊技盤2に風車100を有する。本実施形態において、この風車100は、不正防止機構を備えた構造体として実装される。なお、一般に、風車は、遊技球を振り分けるその機能との関連から入賞や抽選に関する役物(例えば、第1始動口21、第2始動口22、大入賞口23、普通入賞口24など)の(遊技球が流下する流れにおける)上流に設けられている場合が多い。そして、そのような位置にある風車を利用して、釣り糸ゴトが行なわれる場合が多い。本発明の一実施形態に係る風車100は、そのような位置に固定された場合に不正防止に寄与する動作をする機能を有する。
(風車の全体構造および遊技盤での配置)
風車100の構造について説明する。風車100は、遊技盤2に支軸(軸部102)を介して取り付けられる。そして、この風車100は、その主面上に設けられた羽根部材1101とともに当該支軸を中心に回転し得る。
図2および図3を参照しつつ、この風車100の構造について説明する。図2は、不正防止機構を備えた構造体(役物)の一例としての風車100の構造の示す模式図である。図2の上側((A))は、風車100が備える構造を一部省略した態様で示している。また、図2の下側((B))は、この上側(B)で省略されていた後述の羽根部材の一部を表した態様で示している。この風車100は、羽根部材101、軸部102および装飾板103を備える。なお、羽根部材101a、羽根部材101bおよび羽根部材101cは、羽根部材101の部分構造であり、その詳細は後述する。装飾板103は、ほぼ円形をした主面を有する板状の部材である。そして、この装飾板103は、その主面の一方に羽根部材101および軸部102を備えており、それらの部材が備えられた面と反対の面には、必要に応じて、任意の装飾が施されている。
なお、本実施形態において装飾板103の主面の外形は、円形であるがこの例に限られず、他の形状(例えば、多角形)であってもよい。また、装飾板103の主面上に備えられた軸部102は、その装飾板103の主面のほぼ中央に位置づけられている。この軸部102は、装飾板103の主面からそれに垂直な方向に延びる部材である。なお、装飾板103に対する軸部102の位置関係についても、その例に示した態様に限定されず、装飾板103を所望する態様で回転し得る位置関係であれば他の態様でも構わない。
図2では、軸部102の長軸方向をz軸としている。当該長軸にそって羽根部材101などが設置された主面側の方向が、z軸の正方向である。遊技機1において、z軸の正方向側に遊技盤2が、装飾板103の主面と平行に位置づけられるように設置される。図2では、軸部100における、装飾板103とは反対側の先端にクギ104が出ている様子が示されているが、このクギが遊技盤2の主面に刺さることで、風車100は、軸部102を中心に回転可能な態様で遊技盤2に設置される。すなわち、軸部102は、風車100の支軸として機能する。
なお、本例では、羽根部101、軸部102、装飾板103、(固定用)クギ104は、それぞれ、別個の部材として存在し、それらが互いに固定されたものである。しかし、この例のように、それぞれの部材が別個に存在しなくともよい。すなわち、この風車100は、それを構成する部材のそれぞれが果たす機能を備えるように一体形成された構造体として提供されてもよい。また、それら部材が、部分的に一体形成されていてもよい。
(羽根部材の構造)
図2では、羽根部材101が装飾板103に固定されている様子を示しているが、この図2(A)では、羽根部材101の一部が省略されている。より具体的には、図2(A)では、羽根部材101の構成単位となる部分構造体(羽根部材101a)を1つだけ示す。実際には、図2(A)で示されている羽根部材101aと同様の2つの構造体(すなわち、図2(B)における羽根部材101bまたは羽根部材101c)が、軸部102を中心に左右に羽根部材101aから約120度ずつ回転した位置(図2(A)中、領域M12またはM23)にそれぞれ設置されている。そして、これらの部分構造体は、装飾板103の一方の面上の領域(空間)を、3つの領域(図2おける領域A1、A2およびA3)に分ける。なお、本明細書において、羽根部材101a、羽根部材101bおよび羽根部材101cをあわせて羽根部材101と称する。なお、羽根部材101の部分構造体の数は、本例では、合計3個であるが、別の実施形態では、他の数(例えば、4つなど)であってもよい。
羽根部材101は、遊技領域20内に不正に導入された糸状物(例えば、釣り糸)に係合することが可能な形状を有する。具体的には、その羽根部材101は、そのような糸状物をこの羽根部材101と遊技盤2との間の空間に誘導しかつ当該糸状物と係合可能な形状を有する。
より具体的には、羽根部材101は、例えば、図3に示されるような態様で提供される。図3は、図2に示された風車100の形状と、風車100が遊技盤2に固定された際の位置関係とを例示するための模式図である。図2(A)と同様に、羽根部材101は、その一部を省略された状態で記載されている。
図3において示される破線は、遊技盤2の主面の位置を示す補助線である。上述のように、風車100の主面が、遊技盤2の主面に平行となるように固定されている。このため、遊技盤2の主面は、風車100の軸部102とほぼ垂直である。
羽根部材101aは、風車100が遊技盤2に固定された際の軸部102および遊技盤2との相対的位置関係に依存して形状が規定されている。装飾板103は、遊技盤2に固定され、装飾板103の主面に垂直な回転軸(軸部102の長軸と実質的に一致する軸)を中心に回転し得る。そして、この回転軸から遠位にある羽根部材101aの部分は、近位にある部分よりも、遊技盤2との間隔が確保された構造を有している。例えば、図3の構成において、羽根部材101aは、遊技盤2からの距離が軸部102から遠位であるほど大きくなるような、遊技盤2に対向している傾斜面(図中、矢印Eに沿った面である。以下、この面を「誘導傾斜面」とする。)を有している。
なお、図3の例では、誘導傾斜面は、平面として規定されている。より具体的には、この誘導傾斜面は、傾斜角度(遊技盤2と誘導傾斜面とがなす角度)が段階的に変化した平面の組合せとして規定されている。しかし、誘導傾斜面は、この例のような平面に限らなくてもよい。すなわち、誘導傾斜面は、回転軸(軸部102)に対してより遠位であるほど遊技盤2からの距離が大きくなる傾向(近位であるほど、その距離が小さい傾向)を有していれば、曲面であってもよい。
羽根部材101aの主面は、誘導傾斜面側に開いた複数の切れ込み部(図3では、そのうちの1つを記号Cで示した)を有している。本例において、この切れ込み部は、誘導傾斜面から離れるほど狭くなる楔形状を有している。
(不正防止機構の動作およびその作用)
上述のような構成を有する風車100が、不正防止機構として機能する際の動作例を説明する。
まず、風車100が果たす一般的な、遊技球の振り分け機能について説明する。図4は、遊技盤2に風車100が固定された場合であって、その遊技盤2側から風車100を見たときの風車100を示した模式図である。図中の座標軸(xyz座標系)、領域A1、A2およびA3については、図2および3と同様のものである。図4では、x軸正方向が遊技機1の頂部の方向(スピーカ50などが配置されている方向)であり、x軸負方向が、遊技球が落下していく方向(鉛直方向)である。
通常状態において、遊技機1で遊技球が遊技領域20に発射された場合、発射された遊技球は、遊技領域20の上部位置へ案内される。そして、その遊技球は、遊技領域20に配置された遊技クギまたは風車100などの役物に接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2に沿って落下する。遊技球が遊技領域20を落下して風車100と相互作用する位置関係となったとき、その遊技球は風車100の羽根部材100で規定される領域A1からA3までのいずれかの領域に進入する。
図4における点線Bは、領域A3に進入した遊技球の外形の一例を示している。これらの領域に進入した遊技球の重さの作用により、風車100は、軸部102を回転軸として方向D1またはD2に回転する。この回転の結果、遊技球が領域A1からA3のいずれかから下流へと排出される。その回転速度などに依存して、その遊技球は、遊技領域20内で落下する過程における移動方向において変更を受ける。
釣り糸などの糸状物が取り付けられた不正遊技球が遊技領域20に発射されて風車100と相互作用する位置に至る場合、この不正遊技球は、通常の遊技球と同様に領域A1からA3までのいずれかに進入し得る。そして、その不正遊技球は、その不正遊技球の重さの作用により、風車100を方向D1またはD2へと回転させ、その不正遊技球自体は、風車100の下流(x軸負方向)へと流れ出る方向に移動する。
このとき、羽根部材100の誘導傾斜面の作用によって、不正遊技球に取り付けられていた釣り糸は、その誘導傾斜面と、それと対向する遊技盤2の主面との間の空間に誘導される。図4では、その空間の一例が領域A4として示されており、矢印FLW1で例示されるように、当該領域に釣り糸が誘導される。
この状態で、(不正遊技球を導入した)不正行為者がその釣り糸の一端を引いた場合、不正遊技球の重さの作用と、概して上流方向(x軸正方向)にかかった力の作用によって、釣り糸は、誘導傾斜面に沿って軸部102側に(例えば、矢印FLW1の方向に)引き込まれる。そして、その釣り糸が、切れ込み部にその釣り糸がかかると羽根部材100の切れ込み部の奥へと引き込まれる(例えば、矢印FLW2で例示された方向に当該釣り糸が引き込まれる)。
切れ込み部は、誘導傾斜面側から奥に進むにつれて狭く(細く)なっており、また、必要に応じて、カーブがかかっているので、進入した釣り糸はその切れ込み部の内部で固定される。これによって、不正行為者は、釣りとの一端を押し引きして、その他端に釣り付けられた不正遊技球を操作することができなくなり、また、その不正遊技球自体を釣り糸を介して捕捉することが可能となる。そして、このような不正行為に用いられた糸状物を捕捉することで、その不正行為を抑止し、また、その不正行為を発見しやすくなる効果が奏される。
なお、この例において、羽根部材101aの辺のうち、軸部102から遠位にあり軸部102の長軸とほぼ平行である辺の長さd(図4参照)は、領域A4の大きさを規定する上で影響する量である。この長さdは、例えば、領域A4に遊技球がはまり込んで、いわゆる球がみ状態となりやすい長さを回避しつつ、釣り糸を領域A4に誘導しやすい大きさを確保するように決定すればよい。一例において、この長さdは、例えば、遊技球の直径の半分またはそれ以下の長さをとってもよい。
(変形例その他の事項)
(羽根部材の形状の変形例)
図5は、上述の羽根部材101として利用可能な別の形状を有する羽根部材101a’を備える風車100を示した模式図である。この例では、羽根部材101の誘導傾斜面の一部E’を曲面として規定した。不正行為に用いられる糸状物(例えば、釣り糸)が誘導傾斜面E’に接した際に、その釣り糸を切れ込み部C’へとさらに誘導されやすくなるように、一定の曲率で切れ込み部の奥(装飾板103に近い方向)へと案内するための曲面で規定される傾斜を付けている。
この曲面の形状については、切れ込み部の奥に糸状物の案内が容易になればよく、この図5に示された例に限られない。なお、この切れ込み部の最奥部は、一旦その幅が狭くなった後に、糸状物を安定に位置づけておくための空間を有してもよい。例えば、図6に示されるような態様の切れ込み部の先端部Pである。図6は、切れ込み部の例として、切れ込み部C’’を示している模式図である。この模式図において、切れ込み部C’’の先端部(誘導傾斜面とは反対側の端)に糸状物をその位置に捕捉しておくための円形の空間Pを設けている。この空間Pに入り込んだ糸状物は、図6の矢印の反対方向に糸状物を戻しにくくする。これによって、糸状物の捕捉が解かれてしまう状況をさらに起こりにくくし得る。
図7は、風車100の装飾板103が羽根部材100と同様に切れ込み部(以下、本変形例において総称して切れ込み部C’’’)を有する態様(装飾板103の変形例。以下、装飾板103’と総称する)を例示している模式図である。羽根部材101が図7(A)から(C)までで例示されたように切れ込み部C’’’を有する場合、風車100の装飾板103’は、羽根部材101が糸状物を捕捉する機能を有し得る。このような態様の装飾板103’は、糸状物を捕捉するために、羽根部材101とともに用いられるか、または、切れ込み部を有さない別の羽根部位とともに用いられて、風車100を構成し得る。
図7(A)から図7(C)のいずれもが、円形の装飾板103’の主面が紙面と平行になるように表した模式図である。図7(A)の例では、切れ込み部C’’’が、装飾板102の円周に沿ってほぼ一定間隔で、装飾板103’の縁から中心に向うくさび形状となるように設けられている。図7(B)の例では、切れ込み部C’’’が、装飾板103’の縁から中心に向かう流線形状の溝となるように設けられている。図7(C)の例では、切れ込み部C’’’は、図6で示されたものに類似する、捕捉した糸状物を離しにくくする構造を有している。すなわち、装飾板103’の切れ込み部C’’’は、円形の縁から中心に向かうにつれて一旦その空間が細くなるがその先で最細部よりも広い幅が確保されている構造を有する。この構造によって、糸状物がより安定的に保持され得る。なお、各図に示される切れ込み部C’’’の形状およびその個数は、一例であって、そこに示された態様に限定されることを意図するものではない。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。ここで、当業者は、本発明の具体的な実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて均等な範囲を実施することができることが理解される。また、本明細書において使用される用語は、特に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味で用いられることが理解されるべきである。したがって、他に定義されない限り、本明細書中で使用されるすべての専門用語および技術用語は、本発明の属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。矛盾する場合、本明細書(定義を含めて)が優先する。
1 パチンコ遊技機
2 遊技盤
3 枠部材
7 可動役物
8 盤ランプ
5 液晶表示器
20 遊技領域
21 第1始動口
22 第2始動口
23 大入賞口
24 普通入賞口
25 ゲート
26 排出口
27 電動チューリップ
31 ハンドル
32 レバー
36 枠ランプ
39 皿
50 スピーカ部
100 風車
101 羽根部材
101a 羽根部材(部分)
102 軸部
103 装飾板
104 (固定用)クギ

Claims (1)

  1. 遊技盤に支軸を介して取り付けられて当該支軸を中心に回転可能であり、かつ、糸状物を捉える捕捉用部材を有する回転構造体を備える、パチンコ遊技機であって、
    前記回転構造体は、前記支軸を中心に回転可能な円形状をなす装飾板を有し、前記装飾板の後面に、前記捕捉用部材が同一円周上に等間隔をおいて複数立設されており、
    前記捕捉用部材は、その先端から複数の切れ込みが形成されており、
    前記切れ込みは、前記遊技盤から離れるほど狭くなるような先細り形状を有する、パチンコ遊技機。
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