JP5242498B2 - フロアヒンジ - Google Patents

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Description

本発明はフロアヒンジに関するものであって、特にゴミ、埃等により軸部等に設置されるダストシール、Oリング等が損傷するのを防止するとともに、油漏れを防止するフロアヒンジに関するものである。
従来より、本願出願人は埃、ゴミ等(以下、「埃等」という。)により軸部等に設置されるダストシール、Oリング等の損傷を防止するとともに、油漏れを防止するフロアヒンジを発明し特許権を取得している(例えば、特許文献1)。
当該構造は、図9に示すように、ドア主体に接続されて、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部3と、軸部3を回転自在に支持し、軸部3にドア閉塞方向の回転力を与えるとともに、本体上端部2aを上方へ露出させ、軸部3を本体上端部2aから突出させるヒンジ本体2と、ヒンジ本体2を収納し、挿通孔4bから軸部3を突出させるケーシング4と、弾力性を有する素材で形成され、軸部3の軸段部3bの径より小径の貫入孔部を設けた上部を有しており、軸部3の軸段部3bを貫入孔部に貫入させ、且つ上部の下面をヒンジ本体2の軸部3と本体上端部2aとの間隙の周縁部に接触させるようにして軸部3に取り付けられたパッキン10と、軸部3の軸段部3bの径より大径の貫通孔7cを設けた上端部7aを有し、パッキン10が取り付けられた軸部3の軸段部3bを貫通孔7cに貫入させるとともに、上端部7aの周縁部に延設された下向きの側部7bの先端部をヒンジ本体2の上端に当接させたキャップ7とを備えたものである。
これにより、フロアヒンジ9における軸部3と本体上端部2aとの間隙はパッキン10により覆われる為、当該間隙への埃等の浸入を防止することができ、パッキン10より下方の軸部3に取り付けられるOリング11、Oリング11の上方にて補助する補助リング12、補助リング12の上方にて埃等が浸入するのを防止するダストシール13が損傷するのを防止するとともに、油漏れを防止することができるものである。
特許公報 第3985254号公報
しかし、当該構造においては、取付アームFが軸部3に取り付けられた状態においても、キャップ7における貫通孔7cからの埃等の浸入を防止することはできないものである。よって、当該貫通孔7cから侵入した埃等により、軸部3が回動することで摩擦が生じ、パッキン10が損傷してしまう虞がある。当該損傷により、パッキン10と軸部3とに間隙が生じてしまうと、そこから更に下方へ埃等が侵入し、Oリング11等をも損傷してしまう虞もある。当該損傷は、使用頻度の多いコンビニエンスストア等、すなわち軸部3の回動が多い箇所に使用される際、顕著に現れるものである。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、特にゴミ、埃等により軸部等に設置されるダストシール、Oリング等が損傷するのを防止するとともに、油漏れを防止するフロアヒンジを提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明のフロアヒンジは、ドア主体に接続されて、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部と、軸部を回転自在に支持し、軸部にドア閉塞方向の回転力を与えるとともに、本体上端部を上方へ露出させ、軸部を本体上端部から突出させるヒンジ本体と、ヒンジ本体を収納し、挿通孔から軸部を突出させるケーシングと、弾力性を有する材質で形成され、軸部に取り付けられるパッキンと、パッキンを覆設するようにして配置されるキャップとを備えるフロアヒンジにおいて、軸部に取り付けられるパッキンの上方に位置し、挿通孔を有して軸部に取り付けられる上端部と、上端部の縁部から下方へ延設され、パッキンの外形と当接する当接部とを具備する蓋体とを備え、軸部に取り付けられるパッキンは、軸部における軸段部の径より大径の突出用孔を有する第1側部と、第1側部の下端から外側方向へ延設され、本体上端部の上面と当接する平坦部と、平坦部の縁部から下方へ延設され、本体上端部の側面と当接し、且つ本体上端部の外形より小径とする取付孔を有する第2側部とを備えるものである。
また、本発明の請求項2に記載の発明のフロアヒンジは、請求項1に記載のフロアヒンジにおいて、平坦部の一部を隆起させて段部を形成して突出用孔と連通する注入部を形成し、当該注入部に封止剤を備えるものである。
また、本発明の請求項3に記載の発明のフロアヒンジは、請求項1又は請求項2に記載のフロアヒンジにおいて、第2側部の下端から外側方向へ延設してなるベース部を備えるものである。
また、本発明の請求項4に記載の発明のフロアヒンジは、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のフロアヒンジにおいて、蓋体における側部の内壁に形成される突起部がパッキンの外形と当接するものである。
また、本発明の請求項5に記載の発明のフロアヒンジは、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のフロアヒンジにおいて、蓋体における上端部とパッキンとの間に間隙を備えるものである。
また、本発明の請求項6に記載の発明のフロアヒンジは、ドア主体に接続されて、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部と、軸部を回転自在に支持し、軸部にドア閉塞方向の回転力を与えるとともに、本体上端部を上方へ露出させ、軸部を本体上端部から突出させるヒンジ本体と、ヒンジ本体を収納し、挿通孔から軸部を突出させるケーシングと、弾力性を有する材質で形成され、軸部に取り付けられるパッキンと、パッキンを覆設するようにして配置されるキャップとを備えるフロアヒンジにおいて、軸部に取り付けられるパッキンの上方に位置し、挿通孔を有して軸部に取り付けられる上端部と、上端部の縁部から下方へ延設され、パッキンの外形と当接する当接部とを具備する蓋体とを備え、蓋体における側部の内壁に形成される突起部がパッキンの外形と当接するものである
また、本発明の請求項7に記載の発明のフロアヒンジは、ドア主体に接続されて、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部と、軸部を回転自在に支持し、軸部にドア閉塞方向の回転力を与えるとともに、本体上端部を上方へ露出させ、軸部を本体上端部から突出させるヒンジ本体と、ヒンジ本体を収納し、挿通孔から軸部を突出させるケーシングと、弾力性を有する材質で形成され、軸部に取り付けられるパッキンと、パッキンを覆設するようにして配置されるキャップとを備えるフロアヒンジにおいて、軸部に取り付けられるパッキンの上方に位置し、挿通孔を有して軸部に取り付けられる上端部と、上端部の縁部から下方へ延設され、パッキンの外形と当接する当接部とを具備する蓋体とを備え、蓋体における上端部とパッキンとの間に間隙を備えるものである。
本発明の請求項1に記載のフロアヒンジでは、パッキン及び蓋体を軸部に装着することで、軸部とパッキンとの間隙は、蓋体における上端部にて覆うことができる。従って、埃等の浸入口となる箇所を塞ぐことができるので、軸部に設置されるダストシール、Oリング等が損傷するのを防止するとともに、油漏れを防止することができる。
本発明の請求項2に記載のフロアヒンジでは、平坦部の一部を隆起させて段部を形成して突出用孔と連通する注入部を形成し、当該注入部に封止剤を備えたので、ヒンジ本体における本体上端部と軸部との間隙に封止剤を充填することができるので、埃等が浸入した際であっても、封止剤にて下方への侵入を防止することもできる。更に、水、雨水、ドア付近の清掃の際の洗剤を含んだ水等が浸入した場合であっても、封止剤にて水分の浸入を防ぎ、軸部表面に油膜を作り酸化を防ぐことができる。
本発明の請求項3に記載のフロアヒンジでは、第2側部の下端から外側方向へ延設してなるベース部を備えたので、パッキンを本体上端部における装着のみでなく、プレートによりベース部を上方より押圧し、ヒンジ本体と狭持して固着することができるので、より確実に取り付けを行うことができる。
本発明の請求項4及び請求項6に記載のフロアヒンジでは、蓋体における側部の内壁に形成される突起部がパッキンの外形と当接するので、パッキンとの当接を点接触とすることができるので、パッキンとの摩擦抵抗を軽減することができる。
本発明の請求項5及び請求項7に記載のフロアヒンジでは、蓋体における上端部とパッキンとの間に間隙を備えたので、上端部とパッキンは当接することがないので、当該上端部が軸部の回動の妨げとなるのを防止することができる。
本発明の実施例1に係るフロアヒンジにおける各構成部品の斜視図である。 本発明の実施例1に係るフロアヒンジにおけるパッキンの正面断面図である。 本発明の実施例1に係るフロアヒンジにおける蓋体の(a)平面図、(b)B−B断面図である。 本発明の実施例1に係るフロアヒンジにおける一部省略A−A断面図である。 本発明の実施例1に係るフロアヒンジにおける軸部近郊の一部省略拡大A−A断面図である。 本発明の実施例1に係るフロアヒンジにおけるキャップ取付位置を変更した軸部近郊の一部省略拡大A−A断面図である。 本発明の実施例2に係るフロアヒンジにおける軸部近郊の一部省略拡大A−A断面図である。 本発明の実施例3に係るフロアヒンジにおける軸部近郊の一部省略拡大A−A断面図である。 従来品のフロアヒンジにおける軸部近郊の一部省略拡大正面中央横断面図である。
以下、本発明の実施の形態におけるフロアヒンジを図面に基づいて説明する。
本発明に係るフロアヒンジ1は、図1及び図4に示すように、ドアの閉塞方向に回転力を付与する機能を具備するヒンジ本体2、取付アームとされる覆設部材8を介してドア主体に接続されてドア主体の下端を枢支し、ヒンジ本体2の一端部に突設され、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部3、ヒンジ本体2を収納するケーシング4、ヒンジ本体2への埃等の侵入を防止する軸部3に取り付けられるパッキン5及び蓋体6、軸部3へ取付けられるキャップ7とから構成されている。
軸部3を備えるヒンジ本体2は、従来のフロアヒンジと略同様のものであり、位置調整機構(図示しない)によって、ドア主体の取付位置に対する軸部3の位置を変更し得るものである。ヒンジ本体2における本体上端部2aは、プレート4aにおける挿通孔4bより突出してなる。また、本体上端部2aに支持され、且つ本体上端部2aより突出して回動する軸部3は、取付アームとされる覆設部材8が取り付けられる嵌合部3aと、断面が略円形状とされ嵌合部3aの下方に形成される軸段部3bとから構成される。また、ケーシング4の上端部にはプレート4aが取り付けられている。
パッキン5は、図2に示すようにして、例えば、ニトリルゴム(NBR)、その他弾性又は伸縮性を有する合成ゴム等を材質として形成される。当該パッキン5は、略円筒状に形成される第1側部5aの下端から外側方向へ延設される平端部5bを有してなり、更に平端部5bの縁部から下方へ延設される第2側部5cを有してなる。第1側部5a、平端部5b及び第2側部5cは、後述する凸部5fを除いて夫々均一の厚みを有してなる。
第1側部5aにおける内側の孔部は、軸部3の軸段部3aを挿通させる為の突出用孔5dとされる。また、第2側部5cにおける内側の孔部は、軸部3を突出させるヒンジ本体2の本体上端部2aの径より小径とする取付孔5eとされる。当該突出用孔5d及び取付孔5eは連通するよう形成される。
第2側部5cにおける内壁には内径方向に突出する凸部5fを形成することが望ましく、この場合においては、凸部5fはヒンジ本体2の本体上端部2aの径より小径となるように形成される。
蓋体6は、図3に示すようにして、パッキン5と同様の材質にて形成される。当該蓋体6は、略円形状に形成される上端部6aの周縁部から下方へ延設される当接部6bを有してなる。上端部6a及び当接部6bは、後述する突起部6dを除いて夫々均一の厚みを有してなる。
上端部6aには、図5に示す軸部3における嵌合部3aが挿通するよう挿通孔6eが形成される。当接部6bにおける内側の孔部は、パッキン5における第1側部5aの径と略同径若しくは小径とする取付孔6cとされる。当該取付孔6c及び挿通孔6eは連通するよう形成される。
当接部6bにおける内壁には内径方向に突出する突起部6dを形成することが望ましく、この場合においては、突起部6dはパッキン5における第1側部5aの径と略同径若しくは小径となるように形成される。
キャップ7は、ステンレス等の防錆効果を有する材質からなり、断面略コ字状に折曲して形成され、貫通孔7cを有して略円形状に形成される上端部7aと、当該上端部7aの周縁部から下方へ延設される側部7bを有してなる。
これらの構成部品は、図1、図4及び図5に示すようにして組み立てられる。まず、プレート4aより突出するヒンジ本体2の本体上端部2aにパッキン5を取り付ける。詳細には、第1側部5aにおける突出用孔5dに軸部3における軸段部3bを挿通させ、本体上端部2aの径より小径とする第2側部5cにおける取付孔5eを本体上端部2aの側面に当接させ、且つ平端部5bの下面を本体上端部2aの上面に当接させて装着する。
このとき、第1側部5aにおける突出用孔5dは、本体上端部2aに支持され回動し得る軸部3の軸段部3bより大径とされるので、両者が当接することはなく、第1側部5aが軸部3の回動の妨げとなることはない。
また、第1側部5aの上端面は、軸段部3bの上面と同一平面となることが望ましい。これにより、軸段部3bと第1側部5aとが形成する埃等の浸入口を小さくすることができる。
次に、キャップ7を取り付ける。詳細には、図5に示すようにして、パッキン5における第1側部5aより大径とされる貫通孔7cを有するキャップ7がパッキン5を挿通して装着され、キャップ7における側部7bの下端部はケーシング4aと当接する。
最後に、軸部3における嵌合部3aに蓋体6を取り付ける。詳細には、上端部6aにおける挿通孔6eに軸部3における嵌合部3aを挿通させ、パッキン5における第1側部5aの径と略同径若しくは小径とする取付孔6cを第1側部5aの外径に当接させて装着する。このとき、キャップ7における上端部7aは、蓋体6における当接部6bと、パッキン5における平端部5bとの間隙に位置する。また、キャップ7における貫通孔7cは、蓋体6における当接部6bの外形よりも内側方向にあることが望ましい。
当該蓋体6は軸部3とともに回動するものであるが、蓋体6における上端部6aは軸段部3bと間隙を有して取り付けられるので、当該上端部6aが軸部3の回動の妨げとなることはない。また、当接部6bにおける内壁に突起部6dを形成した際には、パッキン5における第1側部5aとの当接を点接触とすることができるので、パッキン5との摩擦抵抗を軽減することができる。
キャップ7は、図6に示すようにして、蓋体6における当接部6bより大径とされる貫通孔7cを有して、蓋体6を挿通して装着してもよいものである。この場合には、キャップ7は蓋体6の装着後に装着される。
その後、図4に示すようにして、軸部3における嵌合部3aにドア主体を取り付ける為の取付アームとされる覆設部材8が装着される。当該覆設部材8の下端部は、蓋体6における上端部6aと当接して取り付けられる。また、覆設部材8は、取付アームに限られることなく、軸部3における嵌合部3aと蓋体6における挿通孔6eとの間隙を上方より確実に覆うことができる大きさであればよい趣旨で、例えばパッキン等が挙げられる。係る際には、覆設部材8の更に上方にて当接するよう取付アームが設置される。
以上、説明した本発明の実施例1に係るフロアヒンジ1は、パッキン5及び蓋体6を軸部3に装着することで、軸段部3bとパッキン5における第1側部5aとの間隙は、蓋体6における上端部6aにて覆うことができる。また、嵌合部3aと蓋体6における挿通孔6eとの間隙は、覆設部材8にて覆うことができる。従って、埃等の浸入口となる箇所を全て塞ぐことができるので、軸部3に設置されるパッキン5より下方の軸部3に取り付けられるOリング11、補助リング12、ダストシール13が損傷するのを防止するとともに、油漏れを防止することができる。
本発明のフロアヒンジ1の実施例2について、図7に基づいて説明する。本実施例2におけるフロアヒンジ1は、実施例1における構造と略同様であるが、パッキン5の形状が実施例1と相違するものである。
本実施例におけるパッキン5は、平坦部5bの一部を隆起させて段部5gを形成してなる。当該段部5gを設けることによって、第1側部5a側における突出用孔5dと、第2側部5c側における取付孔5eとの間に注入部5hを形成する。
本実施例におけるパッキン5を装着したフロアヒンジ1の当該注入部5hに、グリス等の封止剤を注入することで、ヒンジ本体2における本体上端部2aと軸部3における軸段部3bとの間隙に当該封止剤を充填することができるので、埃等が浸入した際であっても、封止剤にて下方への侵入を防止することもできる。更に、水、雨水、ドア付近の清掃の際の洗剤を含んだ水等が浸入した場合であっても、封止剤にて水分の浸入を防ぎ、軸部3の表面に油膜を作り酸化を防ぐことができる。
本発明のフロアヒンジ1の実施例3について、図8に基づいて説明する。本実施例3におけるフロアヒンジ1は、実施例1及び実施例2における構造と略同様であるが、パッキン5の形状が実施例1及び実施例2と相違するものである。
本実施例におけるパッキン5は、実施例2におけるパッキン5の第2側部5cの下端から更に外側方向へ延設されるベース部5iを有してなる。本実施例におけるパッキン5を装着したフロアヒンジ1においては、当該ベース部5iの上方よりプレート4aを取り付けることができる。これにより、本体上端部2aにおける装着のみでなく、プレート4aによりベース部5iを上方より押圧し、ヒンジ本体2と狭持して固着することができるので、より確実に取り付けを行うことができる。
上記実施例1乃至実施例3においては、蓋体6における当接部6bをパッキン5における第1側部5aに当接させるものであったが、当該第1側部5aとの当接に限られるものではない。例えば、当接部6bの径を調節することで、パッキン5における第1側部5aの上端面と当接させることもできるし、平坦部5b又は第2側部5cと当接させることもできる。実施例2においては段部5g、実施例3においてはベース部5iと当接させることもできる。すなわち、パッキン5におけるいずれかの外形が当接すればよい趣旨である。
1、9 フロアヒンジ
2 ヒンジ本体
2a 本体上端部
3 軸部
3a 嵌合部
3b 軸段部
4 ケーシング
4a プレート
4b 挿通孔
5 パッキン
5a 第1側部
5b 平坦部
5c 第2側部
5d 突出用孔
5e 取付孔
5f 凸部
5g 段部
5h 注入部
5i ベース部
6 蓋体
6a 上端部
6b 当接部
6c 取付孔
6d 突起部
6e 挿通孔
7 キャップ
7a 上端部
7b 側部
7c 貫通孔
8 覆設部材
10 パッキン
11 Oリング
12 補助リング
13 ダストシール
F 取付アーム

Claims (7)

  1. ドア主体に接続されて、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部と、
    軸部を回転自在に支持し、軸部にドア閉塞方向の回転力を与えるとともに、本体上端部を上方へ露出させ、軸部を本体上端部から突出させるヒンジ本体と、
    ヒンジ本体を収納し、挿通孔から軸部を突出させるケーシングと、
    弾力性を有する材質で形成され、軸部に取り付けられるパッキンと、
    パッキンを覆設するようにして配置されるキャップとを備えるフロアヒンジにおいて、
    軸部に取り付けられるパッキンの上方に位置し、挿通孔を有して軸部に取り付けられる上端部と、上端部の縁部から下方へ延設され、パッキンの外形と当接する当接部とを具備する蓋体とを備え
    軸部に取り付けられるパッキンは、軸部における軸段部の径より大径の突出用孔を有する第1側部と、第1側部の下端から外側方向へ延設され、本体上端部の上面と当接する平坦部と、平坦部の縁部から下方へ延設され、本体上端部の側面と当接し、且つ本体上端部の外形より小径とする取付孔を有する第2側部とを備えることを特徴とするフロアヒンジ。
  2. 平坦部の一部を隆起させて段部を形成して突出用孔と連通する注入部を形成し、当該注入部に封止剤を備える請求項1に記載のフロアヒンジ。
  3. 第2側部の下端から外側方向へ延設してなるベース部を備える請求項1又は請求項2に記載のフロアヒンジ。
  4. 蓋体における側部の内壁に形成される突起部がパッキンの外形と当接する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のフロアヒンジ。
  5. 蓋体における上端部とパッキンとの間に間隙を備える請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のフロアヒンジ。
  6. ドア主体に接続されて、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部と、
    軸部を回転自在に支持し、軸部にドア閉塞方向の回転力を与えるとともに、本体上端部を上方へ露出させ、軸部を本体上端部から突出させるヒンジ本体と、
    ヒンジ本体を収納し、挿通孔から軸部を突出させるケーシングと、
    弾力性を有する材質で形成され、軸部に取り付けられるパッキンと、
    パッキンを覆設するようにして配置されるキャップとを備えるフロアヒンジにおいて、
    軸部に取り付けられるパッキンの上方に位置し、挿通孔を有して軸部に取り付けられる上端部と、上端部の縁部から下方へ延設され、パッキンの外形と当接する当接部とを具備する蓋体とを備え、
    蓋体における側部の内壁に形成される突起部がパッキンの外形と当接することを特徴とするフロアヒンジ。
  7. ドア主体に接続されて、ドア主体に閉塞方向の回転力を与える軸部と、
    軸部を回転自在に支持し、軸部にドア閉塞方向の回転力を与えるとともに、本体上端部を上方へ露出させ、軸部を本体上端部から突出させるヒンジ本体と、
    ヒンジ本体を収納し、挿通孔から軸部を突出させるケーシングと、
    弾力性を有する材質で形成され、軸部に取り付けられるパッキンと、
    パッキンを覆設するようにして配置されるキャップとを備えるフロアヒンジにおいて、
    軸部に取り付けられるパッキンの上方に位置し、挿通孔を有して軸部に取り付けられる上端部と、上端部の縁部から下方へ延設され、パッキンの外形と当接する当接部とを具備する蓋体とを備え、
    蓋体における上端部とパッキンとの間に間隙を備えることを特徴とするフロアヒンジ
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