JP5242095B2 - 電気使用量報知システム及び電気使用量報知方法 - Google Patents

電気使用量報知システム及び電気使用量報知方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気使用量を算出し、ユーザに報知する電気使用量報知システム及び電気使用量報知方法に関するものである。
特許文献1には、電気使用量を効果的に表示することを目的として、瞬時消費電力量と積算消費電力量とを算出し、その結果を表示部に表示する技術が開示されている。
また、近年、ブレーカを介して供給される電気使用量の積算値を算出する演算装置と、演算装置から一定期間毎に積算値を受信し、受信した積算値から前回受信した積算値を減じ、一定期間毎の電気使用量を算出する制御装置とが通信線を介して接続され、制御装置により算出された電気使用量を表示装置に表示するシステムが知られている。
特開平10−123185号公報
ところで、上記システムにおいては、制御装置は、落雷等の影響により演算装置から一定期間毎に送信される積算値を受信することができないことが生じ得る。そして、この場合、現在の電気使用量を正確に算出することができないという問題が発生する。また、特許文献1記載の技術を上記システムに適用したとしても、特許文献1には、積算値の受信に失敗した場合について何らの措置も講じられていないので、現在の電気使用量を正確に算出することができない。
本発明の目的は、ユーザに正しい電気使用量を報知することができる電気使用量報知システム及び電気使用量報知方法を提供することである。
本発明による電気使用量報知システムは、ブレーカと、演算装置と、制御装置と、報知装置とを備える電気使用量報知システムであって、前記演算装置及び前記制御装置は、所定の通信線を介して接続され、前記演算装置は、前記ブレーカの電気使用量の瞬時値を示す瞬時電気使用量を取得する電気使用量取得手段と、前記電気使用量取得手段により取得された瞬時電気使用量を積算し、積算電気使用量を算出し、前記通信線を介して所定のサンプリング間隔で前記制御装置に送信する積算手段とを備え、前記制御装置は、所定の基準時刻に前記演算装置から送信された積算電気使用量と、前記基準時刻から前記サンプリング間隔よりも長い一定期間前の基準時刻に前記演算装置から送信された積算電気使用量とに基づいて、一定期間毎の電気使用量である期間電気使用量を算出する算出手段と、前記基準時刻において積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記演算装置に前記積算電気使用量を再送させる再送手段と、前記算出手段により算出された期間電気使用量を前記報知装置に報知させる報知制御手段とを備え、前記算出手段は、前記演算装置により再送された積算電気使用量を用いて前記期間電気使用量を算出することを特徴とする。
また、本発明による電気使用量報知方法は、ブレーカと、演算装置と、制御装置と、報知装置とを備える電気使用量報知システムの電気使用量報知方法であって、前記演算装置は、前記ブレーカの電気使用量の瞬時値を示す瞬時電気使用量を取得する電気使用量取得ステップと、前記電気使用量取得ステップにより取得された瞬時電気使用量を積算し、積算電気使用量を算出し、所定のサンプリング間隔で前記制御装置に送信する積算ステップとを備え、前記制御装置は、所定の基準時刻に前記演算装置から送信された積算電気使用量と、前記基準時刻から前記サンプリング間隔よりも長い一定期間前に前記演算装置から送信された積算電気使用量とに基づいて、一定期間毎の電気使用量である期間電気使用量を算出する算出ステップと、前記基準時刻において積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記演算装置に前記積算電気使用量を再送させる再送ステップと、前記算出ステップにより算出された期間電気使用量を前記報知装置に報知させる報知制御ステップとを備え、前記算出ステップは、前記演算装置により再送された積算電気使用量を用いて前記期間電気使用量を算出することを特徴とする。
これらの構成によれば、演算装置は、ブレーカの電気使用量の瞬時値を示す瞬時電気使用量を取得し、取得した瞬時電気使用量を積算して積算電気使用量を算出し、所定のサンプリング間隔で通信線を介して制御装置に送信する。一方、制御装置は、所定の基準時刻に積算電気使用量を受信することができなかった場合、積算電気使用量を演算装置に再送させ、この積算電気使用量と、基準時刻よりも一定期間前に演算装置から送信された積算電気使用量とを用いて期間電気使用量を算出する。
したがって、制御装置は、落雷等の影響により基準時刻に受信するべき積算電気使用量を受信することができなかった場合、再度、演算装置から積算電気使用量を取得して、期間電気使用量を算出するので、ユーザに正しい電気使用量を報知することができる。
また、前記制御装置における再送手段は、前記基準時刻を含む所定の再送期間において、前記演算装置から送信される積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記演算装置に積算電気使用量の再送要求を送信し、前記制御装置における前記算出手段は、前記再送期間において受信した積算電気使用量を基に、前記期間電気使用量を算出することが好ましい。
この場合、基準時刻を含む再送期間において、積算電気使用量を受信することができなかった場合、積算電気使用量が再送され、再送期間に受信された積算電気使用量を基に、期間電気使用量が算出されるため、演算装置から再送された基準時刻の積算電気使用量を受信することができなかった場合であっても、期間電気使用量を精度良く算出することができる。
また、前記演算装置における積算手段は、前記再送期間において、前記制御装置に受信できたことを示す受信応答パケットを送信させるための応答要求コードが格納されたパケットに前記積算電気使用量を格納し、前記積算電気使用量を送信することが好ましい。
この場合、再送期間においてのみ、制御装置から受信応答パケットが送信されるため、制御装置及び演算装置の処理負担を軽減することができることに加えて、通信トラフィックを減少させることができる。
また、前記制御装置における前記算出手段は、前記基準時刻に前記演算装置から送信された積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記基準時刻の直前に受信した積算電気使用量と、前記基準時刻の直後に受信した積算電気使用量とから、前記基準時刻における積算電気使用量の推値を算出し、この推定値を用いて前記期間電気使用量を算出することが好ましい。
この場合、基準時刻の直前に受信した積算電気使用量と直後に受信した積算電気使用量とから基準時刻の積算電気使用量の推定値が算出され、この推定値を基に、期間電気使用量が算出されているため、演算装置から再送された、基準時刻の積算電気使用量を受信することができなかった場合においても、期間電気使用量を精度良く算出することができる。
本発明によれば、落雷等の影響により積算電気使用量を受信するべき時刻において積算電気使用量を受信することができなかった場合、再度、演算装置から積算電気使用量を取得するので、期間電気使用量を正確に算出することができる。
以下、本発明の実施の形態による電気使用量報知システムについて説明する。図1は、本電気使用量報知システムの全体構成図を示している。本電気使用量報知システムは、分電盤1と、モニタ装置5とを備えている。分電盤1は、主幹ブレーカ、分岐ブレーカ等が含まれ、商用電源から供給される電力を各居室に配置された電気機器に供給する。分電盤1には、インターネット通信網や移動通信網といった所定のネットワークN3を介してセンターサーバ7が接続されている。センターサーバ7は、例えば、本電気使用量報知システムを運用する会社に設置され、分電盤1が各居室の電気機器に供給した電気使用量等をネットワークN3を介して収集し、蓄積する。また、センターサーバ7は、蓄積した電気使用量等に基づいてユーザが所有するモニタ装置8に種々の情報を送信し、ユーザに対して種々のサービスを提供する。
また、分電盤1には、ネットワークN3を介してモニタ装置8が接続されている。モニタ装置8は、携帯電話や、ノート型のパソコンといった装置から構成され、電気使用量をユーザに報知する。モニタ装置5は、各居室内に配置されたテレビや専用のモニタ装置から構成され、電気使用量をユーザに報知する。
図1の例では、各居室として、リビング、寝室、子供部屋が含まれ、リビングには、JJEM−A機器である照明装置4−1、エアコン4−2が配置されている。寝室には照明装置9−1が配置され、子供部屋には、照明装置9−2及びエアコン9−3が配置されている。照明装置9−1,9−2、及びエアコン9−3はJEM−A機器ではない通常の電気機器である。そして、分電盤1は商用電源から供給された電力をこれらの電気機器に供給する。
図2は、本電気使用量報知システムのブロック図を示している。本電気使用量報知システムは、分電盤1、JEM−A制御機器4、モニタ装置5、及び電気機器9を備えている。分電盤1は、主幹ブレーカ11、エネルギーマネジメントユニット2、分岐ブレーカ12、統合装置13、及びネットリモコン14を備えている。主幹ブレーカ11は、商用電源からの電力を分岐ブレーカ12を介して各種電気機器に供給するものであり、主幹ブレーカ11を流れる電流のレベルが一定のレベル以上になるとオフして、電力の分岐ブレーカ12への供給を遮断する。
分岐ブレーカ12は、主幹ブレーカ11からの電力を分岐させて、各居室に配置された電気機器に供給するものである。図2では、分岐ブレーカ12を1個しか示していないが、実際には複数の分岐ブレーカ12が存在する。そして、本実施の形態では、各分岐ブレーカ12には1つの居室が割り当てられ、各分岐ブレーカ12は、流れる電流のレベルが一定のレベル以上になるとオフして、配下に接続された電気機器への電力供給を遮断する。
なお、各分岐ブレーカ12に1つの居室を割り当てることは一例であり、各分岐ブレーカ12に1つの電気機器を割り当ててもよいし、複数の電気機器を割り当ててもよいし、1つの電気機器が割り当てられた1又は複数の分岐ブレーカ12と複数の電気機器が割り当てられた1又は複数の分岐ブレーカ12とを混在させてもよい。
エネルギーマネジメントユニット2は、主幹ブレーカ11を介して供給される電力の電気使用量や、各分岐ブレーカ12を介して供給される電力の電気使用量を算出するものであり、主幹電圧検出部21、主幹電流検出部22、電力演算部23、分岐ブレーカ電流検出部24、演算装置25、制御装置26、及び一次分岐ブレーカ27を備えている。
主幹電圧検出部21は、主幹ブレーカ11における電圧の瞬時値である瞬時電圧値を所定のサンプリング間隔で検出する電圧検出回路から構成される。主幹電流検出部22は、主幹ブレーカ11における電流の瞬時値である瞬時電流値を所定のサンプリング間隔で検出する電流検出回路から構成される。電力演算部23は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の集積回路から構成され、主幹電圧検出部21において検出された瞬時電圧値と、主幹電流検出部22により検出された瞬時電流値とを乗じ、主幹ブレーカ11から供給される電力の瞬時値である瞬時電力値を所定のサンプリング間隔で算出する。
分岐ブレーカ電流検出部24は、分岐ブレーカ12を流れる瞬時電流値を所定のサンプリング間隔で測定する電流検出回路から構成される。なお、図2では、1つの分岐ブレーカ電流検出部24しか示していないが、実際には、分岐ブレーカ12毎に分岐ブレーカ電流検出部24が存在する。
演算装置25は、ASIC等の集積回路から構成され、タイマ251、計測値取得部252(電気使用量取得手段の一例)、積算部253(積算手段の一例)、及び送信部254(積算手段の一例)を備えている。タイマ251は、演算装置25が制御装置26に積算電流値等の送信タイミングを決定するための時刻を計時する。計測値取得部252は、主幹電圧検出部21により検出された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を電力演算部23を介して所定のサンプリング間隔で順次取得すると共に、電力演算部23により算出された主幹ブレーカ11の瞬時電力値を所定のサンプリング間隔で順次取得する。また、計測値取得部252は、分岐ブレーカ電流検出部24により検出された瞬時電流値(瞬時電気使用量の一例)を所定のサンプリング間隔で順次取得する。
積算部253は、計測値取得部252により取得された各分岐ブレーカ12の瞬時電流値を所定のサンプリング間隔毎に積算して積算電流値(積算電気使用量の一例)を算出する。
送信部254は、計測値取得部252により取得された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値と、計測値取得部252により取得された主幹ブレーカ11の瞬時電力値と、各分岐ブレーカ12の積算電流値とを所定のサンプリング間隔毎に通信線N1を介して制御装置26に送信する。ここで、送信部254は、タイマ251が、所定のサンプリング間隔を計時する毎に、主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値と各分岐ブレーカ12の積算電流値とを1つのパケットに含ませ、このパケットを制御装置26に送信する。本実施の形態では、所定のサンプリング間隔として、2秒を採用するが、これは一例であって、1秒、3秒、5秒、10秒、1分というような他の値を採用してもよい。また、サンプリング間隔は、演算装置25及び制御装置26間の通信時間に比べて遙かに長い時間であるため、本実施の形態では、演算装置25及び制御装置26間における通信時間の遅延は無視する。
また、送信部254は、後述する期間電力値の算出に使用される瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値が送信される所定の基準時刻を含む所定の再送期間において瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を送信する場合、制御装置26に受信応答を送信させるための応答要求コードが格納されたパケットに瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を格納し、制御装置26に送信する。ここで、基準時刻としては、例えば、1時00分、2時00分、3時00分というような1時間刻みの時刻が採用される。また、本実施の形態では、再送期間として、3分が採用される。従って、基準時刻の1分30秒前の時刻から基準時刻の1分30秒後の時刻までが再送期間となり、この再送期間においては、応答要求コードが格納されたパケットが2秒毎に制御装置26に送信されることになる。なお、再送期間としては、3分以外の他の値、例えば2分、5分、10分といった値を採用してもよい。また、積算部253は、算出した積算電流値を1日、1週間というような一定の期間が経過したときにリセットして0にしてもよい。
一方、制御装置26は、応答要求コードが格納されたパケットを受信した場合、受信応答パケットを演算装置25に送信する。また、制御装置26は、応答要求コードが格納されたパケットを受信するべき時刻に受信することができなかった場合、再送要求パケットを演算装置25に送信する。
そして、送信部254は、制御装置26から送信された再送要求パケットを受信した場合、受信されなかった時刻に送信した主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値及び各分岐ブレーカ12の積算電流値を制御装置26に再送する。ここで、送信部254は、再送期間において送信した主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値と、各分岐ブレーカ12の積算電流値とを図略のメモリに送信時刻と関連付けて記憶しているため、制御装置26からの再送要求パケットを受信した場合、瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を再送することができる。
通信線N1は、例えば、RS−485の通信ケーブルから構成される。しかし、これは一例であって、RS−232C、RS−422といった他の通信ケーブルを採用してもよい。
制御装置26は、ASIC等の集積回路から構成され、通信線N1を介して演算装置25と接続され、タイマ261、算出部262(算出手段)、再送部263(再送手段)、報知制御部264、及び積算値記憶部265を備えている。
タイマ261は、制御装置26が演算装置25から送信される瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値の受信タイミングを決定するための時刻を計時する。算出部262は、演算装置25から送信された主幹ブレーカ11の瞬時電力値を積算し、積算電力値を所定のサンプリング間隔毎に算出する。
また、算出部262は、基準時刻において主幹ブレーカ11の積算電力値を算出した場合、基準時刻から一定期間(1時間)前の基準時刻において算出した主幹ブレーカ11の積算電力値を特定し、今回の基準時刻における積算電力値から、一定期間前の基準時刻の積算電力値を減じ、主幹ブレーカ11の一定期間毎の電力値である期間電力値を算出する。
また、算出部262は、基準時刻における各分岐ブレーカ12の積算電流値を受信した場合、基準時刻から一定期間(1時間)前の基準時刻において受信した各分岐ブレーカ12の積算電流値を特定し、今回の基準時刻の積算電流値から、一定期間前の基準時刻の積算電流値を減じ、得られた各値に、今回の基準時刻における主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を乗じ、各分岐ブレーカ12の一定期間毎の電力値である期間電力値(期間電気使用量の一例)を算出する。
ここで、一定期間としては1時間に限定されず、30分、2時間、3時間といった他の時間を採用してもよい。なお、一定期間は、サンプリング間隔よりも長い時間である。
また、算出部262は、基準時刻において主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値の受信に失敗した場合、演算装置25から再送された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値を用いて、基準時刻における主幹ブレーカ11及び各分岐ブレーカ12の期間電力値を算出する。
具体的には、算出部262は、再送された主幹ブレーカ11の瞬時電力値から基準時刻における主幹ブレーカ11の積算電力値を求め、この積算電力値から一定期間前の基準時刻に算出した主幹ブレーカ11の積算電力値を減じ、主幹ブレーカ11の期間電力値を算出する。また、算出部262は、再送された各分岐ブレーカ12の積算電流値から一定期間前の基準時刻に受信した各分岐ブレーカ12の積算電流値を減じ、得られた各値に基準時刻における主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を乗じ、各分岐ブレーカ12の期間電力値を算出する。
また、算出部262は、基準時刻において主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値の受信に失敗し、更に、演算装置25から再送された基準時刻の主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値の受信にも失敗した場合、基準時刻の直前に受信した瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値と、基準時刻の直後に受信した瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値とから基準時刻における瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値の推定値を算出する。
そして、算出部262は、主幹ブレーカ11の瞬時電力値の推定値から基準時刻における主幹ブレーカ11の積算電力値を求め、この積算電力値から一定期間前の基準時刻の主幹ブレーカ11の積算電力値を減じ、主幹ブレーカ11の期間電力値を算出する。また、算出部262は、各分岐ブレーカ12の積算電流値の推定値から一定期間前の基準時刻の各分岐ブレーカ12の積算電流値を減じ、得られた各値に、基準時刻における主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を乗じ、各分岐ブレーカ12の期間電力値を算出する。
再送部263は、再送期間において、主幹ブレーカ11の瞬時電圧値、瞬時電力値、及び各分岐ブレーカ12の積算電流値を受信するべき時刻に、瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値の受信に失敗した場合、再送要求パケットを演算装置25に送信し、演算装置25に瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに積算電流値を再送させる。
報知制御部264は、算出部262により算出された主幹ブレーカ11及び各分岐ブレーカ12の期間電力値を示す画像を必要に応じて生成し、通信線N2を介してモニタ装置5に送信する。積算値記憶部265は演算装置25から送信された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値を受信時刻と関連付けて記憶する。
一次分岐ブレーカ27は、例えば太陽電池3により発電された電力を演算装置25を介して電気機器に供給するブレーカから構成される。
統合装置13は、モデム等の通信装置から構成され、通信線N2を介して制御装置26と接続されると共に、ネットワークN3を介してセンターサーバ7と接続され、算出部262により算出された期間電力値等をセンターサーバ7及び図1に示すモニタ装置8に送信する。
ネットリモコン14は、通信線N2を介して制御装置26と接続され、JEM−A制御機器4を制御する。ここで、ネットリモコン14は、制御装置26の制御の下、例えばJEM−A制御機器4の電源をオン・オフ制御する。なお、通信線N2としては、LANケーブルが採用される。
JEM−A制御機器4は、図1に示す照明装置4−1、エアコン4−2といったJEM−A規格に準拠した電気機器から構成される。ここで、分岐ブレーカ12は電力線L1を介してコンセント6と接続され、JEM−A制御機器4は、電力線L1を介してコンセント6と接続されている。
モニタ装置5は、通信線N2を介して制御装置26と接続され、液晶表示パネル等の表示装置を備え、制御装置26から送信された期間電力値を示す画像等を表示する。電気機器9は、図1に示す照明装置9−1,9−2、エアコン9−3といったJEM−A制御機器4とは異なる通常の電気機器から構成されており、コンセント6と接続され、分岐ブレーカ12からの電力が供給される。
図3は、再送期間において、演算装置25が送信するパケットのデータ構造を示した図である。図3に示すようにこのパケットには、ヘッダ部F1とデータ部F2とが含まれている。ヘッダ部F1には、「0xAA」で示される応答要求コードが格納されている。データ部F2には、主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値が格納される。制御装置26は、ヘッダ部F1に応答要求コードが格納されたパケットを受信すると、このパケットに対する受信応答パケットを演算装置25に送信する。
図4は、本電気使用量報知システムの動作を示すシーケンス図である。再送期間K2以外の期間K1において、演算装置25は、応答要求コードが格納されていないパケットに、主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値を格納し、サンプリング間隔Tsで制御装置26に送信する。ここで、期間K1において、演算装置25から送信されたパケットには、応答要求コードが格納されていないため、制御装置26は、受信応答パケットを演算装置25に送信しない。
再送期間K2内のステップS1において、演算装置25はパケットを送信するべき時刻となったため、当該時刻における主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値をデータ部F2に格納し、ヘッダ部F1に応答要求コードである「0xAA」を格納したパケットを生成し、通信線N1を介して制御装置26に送信する。
ステップS2において、制御装置26は、演算装置25から送信されたパケットを受信する。ステップS3において、制御装置26は、パケットを受信すべき時刻においてパケットを受信することができたため、受信応答パケット(ACK)を通信線N1を介して演算装置25に送信する。ステップS4において、演算装置25は、受信応答パケット(ACK)を受信する。これにより、演算装置25は、ステップS1で送信したパケットが制御装置26で受信されたことを認識することができる。
基準時刻となったステップS5において、制御装置26は、ステップS1と同様にして制御装置26にパケットを送信する。なお、図4では、説明の便宜上、ステップS1でパケットを送信してから次のサンプリング間隔Tsが経過したときが基準時刻となっているが、実際には、ステップS1から基準時刻が経過するまでの間に複数のサンプリング間隔Tsが到来している。
ステップS6において、制御装置26は、演算装置25から送信されたパケットを受信する。ステップS7において、制御装置26は、ステップS6で受信したパケットが、基準時刻に送信されたものであるため、このパケットに格納された瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値から、主幹ブレーカ11及び各分岐ブレーカ12の期間電力値を算出する。なお、制御装置26は、ユーザが例えばモニタ装置5を操作する等して、期間電力値の報知要求がなされた場合、ステップS7で算出された期間電力値をユーザに報知するための画像を生成し、モニタ装置5に送信する。
また、演算装置25から送信される主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値には、主幹ブレーカ11及び各分岐ブレーカ12を識別するための識別情報が関連付けられており、制御装置26は、各識別情報が主幹ブレーカ11を表すものであるか又はどの居室を表すものであるかを示すデータを予め記憶している。そのため、制御装置26は、主幹ブレーカ11及び各居室の各々の期間電力値を、モニタ装置5を通じてユーザに報知することができる。
図5は、モニタ装置5に表示される画像の一例を示した図である。図5の画像では、リビングにおける1時間毎の期間電力値を示すグラフが含まれている。このグラフの縦軸は期間電力値を示し、横軸は時間を示している。この画像は10時から11時までの時間帯の画像であるため、最新の期間電力値が9時から10時における期間電力値となっている。このグラフの右側には、四角形の枠で囲まれた数値が3段にわたって表示されている。
1段目の数値は、1ヶ月前の同じ日の同じ時刻、すなわち、2006年7月3日の9時から10時までにおける期間電力値を示している。したがって、2006年7月3日の9時から10時までにおける期間電力値は「1.2kW」であったかことが分かる。また、2段目の数値は、本日の最新の期間電力値、すなわち、2006年8月3日の9時から10時までの期間電力値が示されている。従って、2006年8月3日の9時から10時までの期間電力値が「1.2kW」であることが分かる。また、三段目の数値は、昨日の9時から10時までにおける期間電力値を示している。従って、昨日の9時から10時までにおける期間電力値が「1.2kW」であることが分かる。
また、図5に示す画像において、グラフの下側には、「メニュー」、「前ページ」、「次ページ」、及び「履歴」と記されたボタンが配列されている。ユーザによりメニューボタンが選択されると、モニタ装置5は、メニュー画像を表示する。このメニュー画像には、主幹ブレーカ11、各居室を選択するためのボタンが含まれ、このメニュー画像に表示されたボタンのうちいずれかのボタンがユーザにより選択されると、モニタ装置5は、選択された主幹ブレーカ11、又は各居室の期間電力値を表す図5に示すような画像を表示する。
また、モニタ装置5は、ユーザにより「前ページ」のボタンが選択されると、現在表示している画像の前に表示していた画像を表示する。また、モニタ装置5は、ユーザにより「次ページ」のボタンが選択されると、現在表示している画像の次に表示した画像を表示する。なお、モニタ装置5は、現在表示している画像が最新の画像である場合は、ユーザにより「次ページ」のボタンが選択されても、画像を切り換えない。また、モニタ装置5は、ユーザにより「履歴」のボタンが選択されると、現在表示している居室における過去一定期間の期間電力値を表示する。
図4に戻り、ステップS8において、演算装置25は、制御装置26から送信された応答パケット(ACK)を受信する。これにより、演算装置25は、ステップS5で送信したパケットが制御装置26に受信されたと判断することができる。
次に、ステップS9において、演算装置25は、サンプリング間隔Tsが経過して次の送信時刻となったため、この送信時刻における瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を含むパケットを、通信線N1を介して制御装置26に送信する。
次に、ステップS10において、制御装置26は、パケットを受信するべき時刻にパケットを受信することができなかったため、再送要求(NACK)を、通信線N1を介して演算装置25に送信する(ステップS11)。
次に、ステップS12において、演算装置25は、再送要求(NACK)を受信する。これにより、演算装置25は、ステップS9で送信したパケットが制御装置26により受信されなかったと判断する。
ステップS13において、演算装置25は、ステップS9で送信したパケットを、制御装置26に再送する。なお、再送されるパケットには、応答要求コードが格納されていない。ステップS14において、制御装置26は、再送されたパケットを受信する。
図6は、制御装置26が、基準時刻に送信されたパケットの受信に失敗した場合のシーケンス図を示している。まず、基準時刻となったステップS21において、演算装置25は、基準時刻における主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値を格納したパケットを制御装置26に送信する。ステップS22において、制御装置26は、パケットを受信すべき時刻にステップS21で送信されたパケットを受信することができなかったため、受信に失敗したと判断する。ステップS23において、制御装置26は、再送要求パケット(NACK)を演算装置25に送信する。
ステップS24において、演算装置25は、再送要求パケット(NACK)を受信したため、ステップS21で送信したパケットを再送する(ステップS25)。ステップS26において、制御装置26は、再送されたパケットを受信する。ステップS27において、制御装置26は、再送されたパケットに格納された瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値から、主幹ブレーカ11及び各分岐ブレーカ12の期間電力値を算出する。
図7は、制御装置26が、再送された基準時刻のパケットの受信に失敗した場合のシーケンス図を示している。ステップS31〜S35までの処理は図6に示すステップS21〜S25までの処理と同じであるため、説明を省略する。ステップS36において、制御装置26は、ステップS33で再送要求パケット(NACK)を送信してから所定時間内に、演算装置25から再送されたパケットを受信することができなかったため、再送されたパケットの受信に失敗したと判断する。ステップS37において、制御装置26は、基準時刻の直前に受信した瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値と基準時刻の直後に受信した瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値との例えば平均値を求め、この平均値を基準時刻の瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値の推定値として算出する。そして、この推定値から、主幹ブレーカ11及び各分岐ブレーカ12の期間電力値を算出する。なお、基準時刻の直前及び直後に受信した瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値としては、演算装置25から再送された瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値も含まれる。
このように、本電気使用量報知システムによれば、演算装置25は、主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の瞬時電流値を取得し、取得した瞬時電圧値及び瞬時電力値と、取得した瞬時電流値から算出した積算電流値とを、所定のサンプリング間隔Tsで通信線N1を介して制御装置26に送信する。一方、制御装置26は、受信すべき時刻に瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を受信することができなかった場合、瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を演算装置25に再送させ、この瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を用いて主幹ブレーカ11及び各分岐ブレーカ12の期間電力値を算出する。
したがって、制御装置26は、落雷等の影響により基準時刻に受信するべき主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値を受信することができなかった場合、再度、演算装置25から瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を取得して、期間電力値を算出するので、ユーザに正しい電気使用量を報知することができる。
また、制御装置26は、基準時刻を含む再送期間において、主幹ブレーカ11の瞬時電圧値及び瞬時電力値、並びに各分岐ブレーカ12の積算電流値を受信することができなかった場合、瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を演算装置25に再送させ、再送期間に受信された瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を基に、期間電力値を算出しているため、演算装置25から再送された基準時刻の瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を受信することができなかった場合であっても、期間電力値を精度良く算出することができる。
また、再送期間K2においてのみ、制御装置26から受信応答パケットが送信され、演算装置25から瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値が送信されるため、制御装置26及び演算装置25の処理負担を軽減することができることに加えて、通信トラフィックを減少させることができる。
また、制御装置26は、基準時刻の直前に受信した瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値と直後に受信した瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値とから基準時刻の瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値の推定値を算出し、この推定値を基に、期間電力値を算出しているため、演算装置25から再送された基準時刻の瞬時電圧値、瞬時電力値、及び積算電流値を受信することができなかった場合においても、期間電力値を精度良く算出することができる。
なお、上記実施の形態では、積算部253は、各分岐ブレーカ12の積算電流値のみを算出たが、これに限定されず、電力演算部23により算出された瞬時電力値を積算し、主幹ブレーカ11の積算電力値を算出してもよい。この場合、送信部254は、主幹ブレーカ11の積算電力値と各分岐ブレーカ12の積算電流値とを1つのパケットに含ませて制御装置26に送信すればよい。
また、上記実施の形態では、積算部253は、各分岐ブレーカ12の積算電流値を算出したが、これに限定されず、計測値取得部252により取得された各分岐ブレーカ12の瞬時電流値に、主幹電圧検出部21により検出された主幹ブレーカ11の瞬時電圧値を乗じ、各分岐ブレーカ12の瞬時電力値を算出し、この瞬時電力値を積算して各分岐ブレーカ12の積算電力値を算出してもよい。この場合、送信部254は、各分岐ブレーカ12の積算電力値を所定のサンプリング間隔で制御装置26に送信すればよい。
本発明の実施の形態による電気使用量報知システムの全体構成図を示している。 本発明の実施の形態による電気使用量報知システムのブロック図を示している。 演算装置及び制御装置間で送受信されるパケットのデータ構造を示した図である。 本発明の実施の形態による電気使用量報知システムの動作を示すシーケンス図である。 モニタ装置に表示される画像の一例を示した図である。 制御装置が、基準時刻に送信されたパケットの受信に失敗した場合のシーケンス図を示している。 制御装置が、再送された基準時刻のパケットの受信に失敗した場合のシーケンス図を示している。
符号の説明
1 分電盤
2 エネルギーマネジメントユニット
3 太陽電池
11 主幹ブレーカ
12 分岐ブレーカ
13 統合装置
14 ネットリモコン
21 主幹電圧検出部
22 主幹電流検出部
23 電力演算部
24 分岐ブレーカ電流検出部
25 演算装置
26 制御装置
27 一次分岐ブレーカ
251 タイマ
252 計測値取得部
253 積算部
254 送信部
261 タイマ
262 算出部
263 再送部
264 報知制御部
265 積算値記憶部
F1 ヘッダ部
F2 データ部
T1 再送期間

Claims (5)

  1. ブレーカと、演算装置と、制御装置と、報知装置とを備える電気使用量報知システムであって、
    前記演算装置及び前記制御装置は、所定の通信線を介して接続され、
    前記演算装置は、
    前記ブレーカの電気使用量の瞬時値を示す瞬時電気使用量を取得する電気使用量取得手段と、
    前記電気使用量取得手段により取得された瞬時電気使用量を積算し、積算電気使用量を算出し、前記通信線を介して所定のサンプリング間隔で前記制御装置に送信する積算手段とを備え、
    前記制御装置は、
    所定の基準時刻に前記演算装置から送信された積算電気使用量と、前記基準時刻から前記サンプリング間隔よりも長い一定期間前に前記演算装置から送信された積算電気使用量とに基づいて、一定期間毎の電気使用量である期間電気使用量を算出する算出手段と、
    前記基準時刻において積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記演算装置に前記積算電気使用量を再送させる再送手段と、
    前記算出手段により算出された期間電気使用量を前記報知装置に報知させる報知制御手段とを備え、
    前記算出手段は、前記演算装置により再送された積算電気使用量を用いて前記期間電気使用量を算出することを特徴とする電気使用量報知システム。
  2. 前記制御装置における再送手段は、前記基準時刻を含む所定の再送期間において、前記演算装置から送信される積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記演算装置に積算電気使用量の再送要求を送信し、
    前記制御装置における前記算出手段は、前記再送期間において受信した積算電気使用量を基に、前記期間電気使用量を算出することを特徴とする請求項1記載の電気使用量報知システム。
  3. 前記演算装置における積算手段は、前記再送期間において、前記制御装置に受信できたことを示す受信応答パケットを送信させるための応答要求コードが格納されたパケットに前記積算電気使用量を格納し、前記積算電気使用量を送信することを特徴とする請求項2記載の電気使用量報知システム。
  4. 前記制御装置における前記算出手段は、前記基準時刻に前記演算装置から送信された積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記基準時刻の直前に受信した積算電気使用量と、前記基準時刻の直後に受信した積算電気使用量とから、前記基準時刻における積算電気使用量の推値を算出し、この推定値を用いて前記期間電気使用量を算出することを特徴とする請求項2又は3記載の電気使用量報知システム。
  5. ブレーカと、演算装置と、制御装置と、報知装置とを備える電気使用量報知システムの電気使用量報知方法であって、
    前記演算装置は、
    前記ブレーカの電気使用量の瞬時値を示す瞬時電気使用量を取得する電気使用量取得ステップと、
    前記電気使用量取得ステップにより取得された瞬時電気使用量を積算し、積算電気使用量を算出し、所定のサンプリング間隔で前記制御装置に送信する積算ステップとを備え、
    前記制御装置は、
    所定の基準時刻に前記演算装置から送信された積算電気使用量と、前記基準時刻から前記サンプリング間隔よりも長い一定期間前に前記演算装置から送信された積算電気使用量とに基づいて、一定期間毎の電気使用量である期間電気使用量を算出する算出ステップと、
    前記基準時刻において積算電気使用量の受信に失敗した場合、前記演算装置に前記積算電気使用量を再送させる再送ステップと、
    前記算出ステップにより算出された期間電気使用量を前記報知装置に報知させる報知制御ステップとを備え、
    前記算出ステップは、前記演算装置により再送された積算電気使用量を用いて前記期間電気使用量を算出することを特徴とする電気使用量報知方法。
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