JP2015220966A - 監視装置、およびそれを用いた監視システム - Google Patents

監視装置、およびそれを用いた監視システム Download PDF

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Abstract

【課題】 電源システムの全ての異常を通知し、且つ通知先にとって通知内容の確認作業の煩わしさを低減できる監視装置、およびそれを用いた監視システムを提供する。
【解決手段】 発生中の異常がない場合に異常検出部12が電源システムの異常を検出すれば、通信制御部14は、この検出された異常に関する異常情報を通信部13報知端末7送信させる。また、発生中の異常がある場合、通信制御部14は、通信部13による異常情報の送信タイミングを所定時間毎に設定する。そして、通信制御部14は、前回の送信タイミングから所定時間が経過したタイミングで、前回の送信タイミング以降に検出された電源システムの異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に監視装置、およびそれを用いた監視システム、より詳細には電源システムの異常を通知する監視装置、およびそれを用いた監視システムに関する。
従来、太陽電池等の分散電源を用いた電源システムの発電電力を負荷へ供給する電力供給システムがある。このような電力供給システムに対しては、電源システムの異常を検出して、この異常内容をユーザへ通知する監視システムが一般に設けられる(例えば、特許文献1,2参照)。
特許4802046号公報 特開2002−272017号公報
従来の監視システムでは、電源システムの異常を検出した場合、異常検出の度に異常通知を行っており、通知先は、頻繁に異常通知を受け取るので、通知内容の確認作業が煩わしいものとなっていた。
また一方では、電源システムの全ての異常を漏れなく通知してほしいという要望もある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源システムの全ての異常を通知し、且つ通知先にとって通知内容の確認作業の煩わしさを低減できる監視装置、およびそれを用いた監視システムを提供することにある。
本発明の監視装置は、電力系統へ電力を供給する電源システムから前記電源システムに関するシステム情報を収集する情報収集部と、前記システム情報に基づいて前記電源システムの異常を検出する異常検出部と、前記電源システムの異常を報知する報知端末との間で通信を行う通信部と、前記電源システムの異常に関する異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させる通信制御部と、前記異常検出部の検出結果に基づく前記電源システムの異常の発生状況を示す異常履歴情報を格納する記憶部とを備え、前記通信制御部は、前記異常履歴情報を参照して発生中の異常の有無を判定し、前記発生中の異常がない場合に前記異常検出部が前記電源システムの異常を検出すれば、この検出された異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させ、前記通信制御部は、前記発生中の異常がある場合、前記通信部による前記異常情報の送信タイミングを所定時間毎に設定し、前回の前記送信タイミングから前記所定時間が経過したタイミングで、前回の前記送信タイミング以降に検出された前記電源システムの異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させることを特徴とする。
本発明の監視システムは、本発明の監視装置と、前記監視装置から受信した前記異常情報を報知する前記報知端末とを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の監視装置、およびそれを用いた監視システムでは、電源システムの全ての異常を通知し、且つ通知先にとって通知内容の確認作業の煩わしさを低減できるという効果がある。
実施形態の監視システムの構成を示すブロック図である。 従来の監視システムの通信処理を示す通信シーケンスである。 従来の監視システムの通信処理を示す通信シーケンスである。 実施形態の監視システムの通信処理を示すフローチャートである。 実施形態の異常履歴情報を示すテーブル図である。 実施形態の監視システムの通信処理を示すフローチャートである。 実施形態の監視システムの通信処理を示す通信シーケンスである。 実施形態の第1の変形例における異常履歴情報を示すテーブル図である。 実施形態の第2の変形例における監視システムの構成を示すテーブル図である。 実施形態の第2の変形例における通信処理を示す通信シーケンスである。 実施形態の第3の変形例における通信処理を示す通信シーケンスである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、監視装置1を用いた監視システムの構成を示す。
まず、太陽光発電システム2、蓄電池システム3等の電源システムが電力系統9に接続しており、太陽光発電システム2、蓄電池システム3のそれぞれは、電力系統9に交流電力を供給する。電力系統9は専用の電力系統、商用電力系統のいずれでもよく、電力系統9が商用電力系統である場合、太陽光発電システム2、蓄電池システム3は、商用電力系統に連系可能に構成される。そして、照明器具、空調装置、パーソナルコンピュータ等の電気機器である負荷(図示なし)が電力系統9に電気的に接続しており、電力系統9から電力を供給される。
そして、監視装置1は、監視用ネットワーク8を介して太陽光発電システム2、蓄電池システム3と通信可能であり、太陽光発電システム2、蓄電池システム3の各状態を監視している。さらに、監視装置1は、図示しないルータ等を通してインターネット等の広域ネットワーク100に接続している。そして太陽光発電システム2、蓄電池システム3等の電源システムを管理する管理会社の報知端末7も広域ネットワーク100に接続しており、監視装置1は、報知端末7との間で通信が可能になる。
報知端末7は、モニタ画面およびスピーカ等を備えた専用端末、パーソナルコンピュータ、タブレット、携帯電話等の情報端末で構成される。
太陽光発電システム2は、太陽電池21、パワーコンディショナ22、電力計測器23、日射計24、気温計25を、設備機器として備える。太陽電池21は、太陽光によって発電して直流電力を出力する。パワーコンディショナ22は、太陽電池21の直流出力を交流電力に変換して、電力系統9へ出力する。電力計測器23は、パワーコンディショナ22に内蔵されており、太陽電池21の発電電力(またはパワーコンディショナ22の出力)を計測し、この計測結果(発電電力情報)を監視装置1へ送信する。日射計24は、太陽電池21の設置場所(または設置場所の近傍)の日射量を測定し、日射量の測定結果(日射量情報)を監視装置1へ送信する。気温計25は、太陽電池21の設置場所(または設置場所の近傍)の気温を測定し、気温の測定結果(気温情報)を監視装置1へ送信する。なお、図1において発電電力情報、日射量情報、気温情報は、パワーコンディショナ22を介して監視装置1へ送信されているが、電力計測器23、日射計24、気温計25のそれぞれから監視装置1へ直接送信される構成でもよい。
さらに、パワーコンディショナ22は、電力系統9側の異常(系統異常)を検出し、系統異常信号を監視装置1へ送信する。系統異常としては、系統の過電圧状態、系統の不足電圧状態、系統周波数の上昇、系統周波数の低下、系統の電圧位相跳躍、系統のゼロクロス信号の未検出、系統周波数の未決定等がある。また、パワーコンディショナ22は、本体側(太陽電池21側、パワーコンディショナ22側)の異常を検出し、本体異常信号を監視装置1へ送信する。本体異常としては、内蔵する冷却用のファンの故障、太陽電池21の過電圧または不足電圧、太陽電池21の過電流、機器の直流地絡、機器の過電圧または過電流、ヒートシンク温度異常、各種センサの異常、解列用リレー接点の異常等がある。また、パワーコンディショナ22は、系統異常、本体異常が解消された場合、この解消された異常内容に対応する復旧信号を監視装置1へ送信する。なお、系統異常、本体異常としては、上記以外の異常内容を含んでもよい。
太陽光発電システム2においては、上述の発電電力情報、日射量情報、気温情報、系統異常信号、本体異常信号、復旧信号が、太陽光発電システム2のシステム情報に相当する。
蓄電池システム3は、蓄電池31、パワーコンディショナ32、電流計測器33を、設備機器として備える。蓄電池31は、例えばリチウムイオン電池で構成される。パワーコンディショナ32は、電力系統9から供給される電力を直流電力に変換して蓄電池31を充電する。また、パワーコンディショナ32は、蓄電池31に蓄電されている電力を交流電力に変換して、電力系統9へ出力する。すなわち、パワーコンディショナ32は、蓄電池31の充放電制御を行う。電流計測器33は、パワーコンディショナ32に内蔵されており、蓄電池31の充電電流および放電電流を計測し、この計測結果(充放電情報)を監視装置1へ送信する。
さらに、パワーコンディショナ32は、電力系統9側の異常(系統異常)を検出し、系統異常信号を監視装置1へ送信する。系統異常としては、系統の過電圧状態、系統の不足電圧状態、系統周波数の上昇、系統周波数の低下、系統の電圧位相跳躍、系統のゼロクロス信号の未検出、系統周波数の未決定等がある。また、パワーコンディショナ32は、本体側(蓄電池31側、パワーコンディショナ32側)の異常を検出し、本体異常信号を監視装置1へ送信する。本体異常としては、内蔵する冷却用のファンの故障、蓄電池31の過充電または過放電、蓄電池31の過電流、機器の直流地絡、機器の過電圧または過電流、ヒートシンク温度異常、各種センサの異常、解列用リレー接点の異常等がある。また、パワーコンディショナ32は、系統異常、本体異常が解消された場合、この解消された異常内容に対応する復旧信号を監視装置1へ送信する。なお、系統異常、本体異常としては、上記以外の異常内容を含んでもよい。
蓄電池システム3においては、上述の充放電情報、系統異常信号、本体異常信号、復旧信号が、蓄電池システム3のシステム情報に相当する。
そして、監視装置1は、太陽光発電システム2、蓄電池システム3から収集したシステム情報に基づいて、太陽光発電システム2、蓄電池システム3の異常を監視し、この監視結果を報知端末7へ通知する。
図2に示すように、従来の監視装置101は、太陽光発電システム2、蓄電池システム3から収集したシステム情報801,802に基づいて、太陽光発電システム2、蓄電池システム3の各異常を検出する度に、報知端末7へ異常情報803を通知していた。この場合、報知端末7では、通知内容の確認作業が煩わしくなり、ユーザの負担になっていた。
また、図3に示すように、従来の監視装置102は、太陽光発電システム2、蓄電池システム3から復旧信号804,805を受信して異常が全て解消された後、最初に検出した異常のみを、異常情報803として報知端末7へ通知する。例えば、太陽光発電システム2の全ての異常が解消された場合、太陽光発電システム2から監視装置102へ復旧信号804が送信される。さらに蓄電池システム3の全ての異常が解消された場合、蓄電池システム3から監視装置102へ復旧信号805が送信される。復旧信号804,805を受信した監視装置102は、復旧通知806を報知端末7へ通知する。そして、監視装置102は、復旧信号804,805を受信して、異常が全て解消されて異常が発生していないと判定した後に最初に検出した異常のみを、異常情報803として報知端末7へ通知する。しかしながら、この方法では、最初に検出された異常以外の他の異常は報知端末7へ通知されないので、ユーザは、発生している全ての異常を把握できず、全ての異常に対応できなかった。
そこで、本実施形態の監視装置1は、最初の異常情報を報知端末7へ送信した後、全ての異常が解消されるまで、発生中の異常に関する異常情報を、時間T1毎に定期的に報知端末7に通知する。
本実施形態の監視装置1は、情報収集部11、異常検出部12、通信部13、通信制御部14、データ管理部15、データ記憶部16、異常記憶部17を備えており、太陽光発電システム2および蓄電池システム3の異常を監視する。以下、監視装置1による異常監視動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
情報収集部11は、電源システムのそれぞれからシステム情報を収集する(S1)。具体的に、情報収集部11は、太陽光発電システム2のシステム情報として、発電電力情報、日射量情報、気温情報、系統異常信号、本体異常信号、復旧信号を太陽光発電システム2の各設備機器から収集(受信)する。また、情報収集部11は、蓄電池システム3のシステム情報として、充放電情報、系統異常信号、本体異常信号、復旧信号を蓄電池システム3の各設備機器から収集(受信)する。
そして、情報収集部11は、発電電力情報、日射量情報、気温情報、充放電情報を、太陽光発電システム2および蓄電池システム3から一定時間毎に収集(受信)することができる。この一定時間間隔の通信は、ポーリング通信を利用する方法や、太陽光発電システム2および蓄電池システム3が一定時間毎に自発的に情報送信する方法がある。
また、パワーコンディショナ22,32は、系統異常を検出したタイミングで系統異常信号を監視装置1へ送信し、本体異常を検出したタイミングで本体異常信号を監視装置1へ送信する。
また、パワーコンディショナ22は、系統異常、本体異常のそれぞれが解消されたタイミングで、解消された異常の復旧信号を監視装置1へ送信する。パワーコンディショナ32も、系統異常、本体異常のそれぞれが解消されたタイミングで、解消された異常の復旧信号を監視装置1へ送信する。なお、復旧信号は、復旧時刻、復旧箇所、復旧内容の各データを含む。
データ管理部15は、情報収集部11が収集したシステム情報をデータ記憶部16に格納する。そして、異常検出部12は、データ記憶部16に格納されているシステム情報に基づいて、電源システム(太陽光発電システム2、蓄電池システム3)の異常、および電源システムの異常解消(復旧)を検出する(S2)。
異常検出部12は、太陽光発電システム2のシステム情報に基づいて、太陽光発電システム2の異常、復旧を検出できる。
異常検出部12は、例えば日射量に対する発電電力の比率[発電電力/日射量]を算出して、この比率が予め決められた閾値以下であれば、太陽電池21に損傷等の異常が発生していると判定する。異常検出部12は、太陽電池21の異常判定に、太陽光発電システム2の気温情報も併せて用いてもよい。また、異常検出部12は、パワーコンディショナ22の系統異常信号が収集された場合に、系統異常が発生していることを検出する。また、異常検出部12は、パワーコンディショナ22から本体異常信号が収集された場合、太陽電池21またはパワーコンディショナ22に本体異常が発生していることを検出する。
さらに、異常検出部12は、太陽電池21の損傷等の異常を検出した後に、例えば日射量に対する発電電力の比率[発電電力/日射量]が予め決められた閾値を上回れば、太陽電池21の異常が解消されたと判定する。また、異常検出部12は、パワーコンディショナ22から復旧信号が送信された場合、この復旧信号に対応するパワーコンディショナ22の異常(系統異常または本体異常)が解消されたと判定する。
また、異常検出部12は、蓄電池システム3のシステム情報に基づいて、蓄電池システム3の異常、復旧を検出できる。
異常検出部12は、例えば充電電流、放電電流の時間変化に基づいて蓄電池31の寿命、損傷等による劣化具合を導出し、この劣化具合が基準を上回っていれば蓄電池31の異常を検出する。また、異常検出部12は、パワーコンディショナ32の系統異常信号が収集された場合に、系統異常が発生していることを検出する。また、異常検出部12は、パワーコンディショナ32から本体異常信号が収集された場合、蓄電池31またはパワーコンディショナ32に本体異常が発生していることを検出する。
さらに、異常検出部12は、蓄電池31の異常を検出した後に、充電電流および放電電流の時間変化が正常に戻って蓄電池31の異常を検出しなくなれば、蓄電池31の異常が解消されたと判定する。また、異常検出部12は、パワーコンディショナ32から復旧信号が送信された場合、この復旧信号に対応するパワーコンディショナ32の異常(系統異常または本体異常)が解消されたと判定する。
そして、通信制御部14は、異常検出部12による異常および復旧の検出結果を、異常記憶部17に格納されている異常履歴情報と比較して、異常の発生状況を確認する(S3)。
異常記憶部17には、異常検出部12が検出した過去の異常および復旧の履歴(異常履歴情報)が格納されており、異常履歴情報の一例を図5に示す。この異常履歴情報は、異常の発生状況に関する情報である。異常は、異常履歴情報において、異常の検出時刻、異常箇所、異常内容が互いに対応付けられている。さらに復旧は、異常履歴情報において、復旧時刻、復旧箇所、復旧内容が互いに対応付けられている。
そして、通信制御部14は、異常履歴情報を参照することによって、現在発生中の異常(未だ復旧していない異常)の有無を判定できる。すなわち、通信制御部14は、異常履歴情報を参照することによって、何の異常が、いつ、どこで発生したかを把握でき、さらに各異常の復旧状態も把握できる。異常箇所とは、「太陽電池21」、「パワーコンディショナ22」、「蓄電池31」、「パワーコンディショナ32」等である。異常の内容とは、「太陽電池異常」、「蓄電池異常」、「系統異常」、「本体異常」である。「系統異常」は、「過電圧異常」、「不足電圧異常」、「系統周波数の上昇異常」、「系統周波数の低下異常」、「系統の電圧位相跳躍」、「系統のゼロクロス信号の未検出」、「系統周波数の未決定」等にさらに分類される。本体異常は、「ファン故障」、「太陽電池21の過電圧」、「太陽電池21の不足電圧」、「太陽電池21の過電流」、「蓄電池31の過充電」、「蓄電池31の過放電」、「蓄電池31の過電流」、「機器の直流地絡」、「機器の過電圧」、「機器の過電流」、「ヒートシンク温度異常」、「センサの異常」、「解列用リレー接点の異常」等にさらに分類される。
そして通信制御部14は、ステップS3において、異常検出部12の検出結果を、「新規異常あり」、「変化なし」、「復旧あり」のいずれかに分類する。
異常検出部12が新規異常(異常履歴情報において発生中の異常として格納されていない新たな異常)を検出している場合、ステップS3において、通信制御部14は異常の検出結果を「新規異常あり」に分類する。通信制御部14は、異常の検出結果を「新規異常あり」に分類すると、新規異常の情報を異常記憶部17に格納して、異常履歴情報に新規異常の情報を追加する(S4)。
次に通信制御部14は、異常履歴情報に追加された新規異常が、異常履歴情報において唯一となる発生中の異常(最初の異常)であるか否かを判定する(S5)。そして、異常履歴情報に追加された新規異常が最初の異常である場合、通信制御部14は、最初の異常に関する情報(最初の異常情報)を通信部13から報知端末7へ送信させる(S6)。すなわち、最初の異常情報は、後述の定期通知処理時ではなく、異常検出時に監視装置1から報知端末7へ迅速に通知される。
通信部13は、広域ネットワーク100に接続した報知端末7との間で通信を行うことができる。そして、通信制御部14は、太陽光発電システム2および蓄電池システム3の各異常に関する情報(異常情報)を通信部13から報知端末7へ送信させることができる。異常情報は、異常の検出時刻と、異常の発生箇所と、異常の内容とを報知端末7に報知させる情報であることが好ましい。この場合、異常の特定に必要な情報が異常情報に含まれるので、報知端末7において異常を把握しやすくなる。
報知端末7は、通信部71、表示部72を備える。通信部71は、広域ネットワーク100に接続した監視装置1との間で通信を行うことができる。表示部72は、例えば液晶画面で構成されており、各種情報を表示する。そして、表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報、復旧通知等を表示することができる。
また、異常履歴情報に追加された新規異常が最初の異常でない場合、通信制御部14は、通知フラグをオンに設定する(S7)。この通知フラグは、通信制御部14に設けられており、通信制御部14によってオン(1)・オフ(0)を切り替え可能に設定される。
また異常検出部12が新規異常および復旧を検出していない場合、ステップS3において通信制御部14は異常の検出結果を「変化なし」に分類する。そして、通信制御部14は、異常履歴情報を参照して、発生中の異常の有無を判定する(S8)。通信制御部14は、発生中の異常があれば、通知フラグをオンに設定する(S9)。通信制御部14は、発生中の異常がなければ、本処理を終了する。
また異常検出部12が復旧を検出した場合、ステップS3において通信制御部14は異常の検出結果を「復旧あり」に分類する。通信制御部14は、異常の検出結果を「復旧あり」に分類すると、復旧の情報を異常記憶部17に格納して、異常履歴情報に復旧の情報を追加する(S10)。次に、通信制御部14は、全ての異常が解消された全復旧状態であるか否かを判定する(S11)。通信制御部14は、全復旧状態であれば、全ての異常が解消されたことを示す復旧通知を通信部13から報知端末7へ送信させる(S12)。そして、通信制御部14は、通知フラグをオフに設定する(S13)。また、全復旧状態でなければ、本処理を終了する。
すなわち、通信制御部14は、異常履歴情報を参照して全ての発生中の異常が解消された場合、異常の復旧がなされたことを通信部13から報知端末7へ通知させることが好ましい。この場合、報知端末7では、電源システムの全ての異常が解消されたことを把握できる。
そして、通信制御部14は、図6の定期通知処理を時間T1(所定時間)毎に割り込み実行する。
まず、通信制御部14は、定期通知フラグの状態を判定する(S21)。通知フラグがオフである場合、通信制御部14は本処理を終了する。
通知フラグがオンである場合、通信制御部14は、異常履歴情報を参照して現在発生中の異常情報を抽出する(S22)。そして、通信制御部14は、現在発生中の異常に関する情報(異常情報)を通信部13から報知端末7へ送信させる(S23)。すなわち、最初の異常情報が送信された後、全復旧になるまで(通知フラグがオンである間)、発生中の異常に関する異常情報は、時間T1毎に定期的に報知端末7へ通知される。通信制御部14は、異常情報を送信した後、通知フラグをオフする(S24)。
図7は、監視装置1による異常監視動作の一例を示す通信シーケンスである。
まず、監視装置1の異常記憶部17に格納されている異常履歴情報に、現在発生中の異常はないものとする。そして、システム情報201が、太陽光発電システム2から監視装置1へ送信される。異常検出部12は、システム情報201に基づく異常検出処理を行い、「異常1」を検出した。そこで、通信制御部14は、この「異常1」に関する異常情報202を、最初の異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報202を表示する。この場合、「X1時Y1分 異常1発生」のメッセージが表示部72に表示される。
そして、最初の異常情報202が送信された後、全復旧になるまで(通知フラグがオンである間)、発生中の異常に関する異常情報は、時間T1毎に定期的に報知端末7に通知される。
図7では、最初の異常情報202が送信されてから時間T1が経過するまでに、太陽光発電システム2から監視装置1へシステム情報204,206が送信され、蓄電池システム3から監視装置1へシステム情報203,205が送信されている。そして、異常検出部12は、システム情報203〜206に基づく異常検出処理を行い、「異常2」「異常3」「異常4」を新規異常として検出した。そこで、通信制御部14は、「異常1」および新たに検出された「異常2」「異常3」「異常4」に関する異常情報207を定期通知による異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報207を表示する。この場合、「X1時Y1分 異常1発生」、「X2時Y2分 異常2発生」、「X3時Y3分 異常3発生」、「X4時Y4分 異常4発生」のメッセージが表示部72に表示される。
さらに、定期通知による異常情報207が送信されてから時間T1が経過するまでに、太陽光発電システム2から監視装置1へシステム情報209,211が送信され、蓄電池システム3から監視装置1へシステム情報208,210が送信されている。そして、異常検出部12は、システム情報208〜211に基づく異常検出処理を行い、「異常5」「異常6」を新規異常として検出した。そこで、通信制御部14は、「異常1」「異常2」「異常3」「異常4」および新たに検出された「異常5」「異常6」に関する異常情報212を定期通知による異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報212を表示する。この場合、「X1時Y1分 異常1発生」、「X2時Y2分 異常2発生」、「X3時Y3分 異常3発生」、「X4時Y4分 異常4発生」、「X5時Y5分 異常5発生」、「X6時Y6分 異常6発生」のメッセージが表示部72に表示される。
そして、定期通知による異常情報212が送信されてから時間T1が経過するまでに、蓄電池システム3から監視装置1へシステム情報213が送信されている。異常検出部12は、システム情報213に基づく異常検出処理を行ったが、異常なしであった。
その後、太陽光発電システム2の異常が全て解消されて、太陽光発電システム2で発生していた異常の復旧を示す復旧信号214が太陽光発電システム2から監視装置1へ送信された。さらに、蓄電池システム3の異常が全て解消されて、蓄電池システム3で発生していた異常の復旧を示す復旧信号215が蓄電池システム3から監視装置1へ送信された。そして、通信制御部14は、全ての異常が解消された全復旧状態であると判定し、復旧通知216を通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した復旧通知216を表示する。この場合、「X7時Y7分 異常復旧」のメッセージが表示部72に表示される。
すなわち、監視装置1は、太陽光発電システム2、蓄電池システム3の最初の異常を検出したときには、異常検出時に報知端末7へ異常発生を通知する。以降、監視装置1は、時間T1毎に、現在発生中の異常について報知端末7へ通知する。
上述の監視装置1は、情報収集部11と、異常検出部12と、通信部13と、通信制御部14と、異常記憶部17(記憶部)とを備える。情報収集部11は、電力系統9へ電力を供給する電源システムから電源システムに関するシステム情報を収集する。太陽光発電システム2、蓄電池システム3が電源システムに相当する。
異常検出部12は、システム情報に基づいて電源システムの異常を検出する。通信部13は、電源システムの異常を報知する報知端末7との間で通信を行う。通信制御部14は、電源システムの異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。異常記憶部17は、異常検出部12の検出結果に基づく電源システムの異常の発生状況を示す異常履歴情報を格納する。
そして、通信制御部14は、異常履歴情報を参照して発生中の異常の有無を判定し、発生中の異常がない場合に異常検出部12が電源システムの異常を検出すれば、この検出された異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
また、通信制御部14は、発生中の異常がある場合、通信部13による異常情報の送信タイミングを所定時間(時間T1)毎に設定する。そして、通信制御部14は、前回の送信タイミングから所定時間が経過したタイミングで、前回の送信タイミング以降に検出された電源システムの異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
したがって、監視装置1、およびこの監視装置1を用いた監視システムは、電源システム(太陽光発電システム2および蓄電池システム3)で発生した全ての異常を報知端末7へ通知できる。さらに、異常発生が継続した場合、現在発生中の異常について報知端末7へ時間T1毎に通知するので、報知端末7における通知内容の確認作業の煩わしさを低減できる。すなわち、監視装置1、およびこの監視装置1を用いた監視システムは、電源システムの全ての異常を通知し、且つ通知先にとって通知内容の確認作業の煩わしさを低減できる。
また、監視装置1、およびこの監視装置1を用いた監視システムは、最初の異常を報知端末7へ通知した後、以降の検出内容を報知端末7へ定期的に通知することで、ユーザは、次々に発生する各異常の関連性を把握しやすくなる。
さらに、監視装置1が送信する異常情報は、異常の概要をメッセージ等で通知し、管理サーバ(図示なし)のURL(Uniform Resource Locator)のリンクを画面内に貼っておいてもよい。この場合、管理サーバは、異常内容毎に詳細情報と対応方法との各データを予め格納しており、報知端末7は、画面内に貼られたリンクを選択することによって、管理サーバにアクセスして、異常内容を詳細まで確認できる。
さらに、通信制御部14は、発生中の異常がある場合、前回の送信タイミングから所定時間(時間T1)が経過したタイミングで、異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。この異常情報は、前回の送信タイミング以降に検出された電源システムの異常を含む全ての発生中の異常に関する異常情報であることが好ましい。この場合、現在発生中の全ての異常について報知端末7へ定期的に通知されるので、ユーザは、電源システムの異常を把握しやすくなる。
また、情報収集部11は、複数の電源システム(太陽光発電システム2および蓄電池システム3)のシステム情報を収集している。そして、異常検出部12は、システム情報に基づいて電源システムのそれぞれの異常を検出することが好ましい。そして、図8に示すように、異常記憶部17(記憶部)は、太陽光発電システム2の異常履歴情報、蓄電池システム3の異常履歴情報を互いに独立して格納してもよい。この場合、監視装置1は、太陽光発電システム2の異常発生状況、蓄電池システム3の異常発生状況を別々に管理しやすくなる。
次に、本実施形態の第1の変形例を説明する。
通信制御部14は、異常情報の送信制御を電源システム毎に行うことが好ましい。この場合、通信制御部14は、異常履歴情報を参照して発生中の異常の有無を電源システム毎に判定する。通信制御部14は、発生中の異常がない第1の電源システムの異常を異常検出部12が検出すれば、この検出された異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。また、通信制御部14は、発生中の異常がある第2の電源システムの異常情報の送信タイミングを所定時間毎に設定する。そして、通信制御部14は、前回の送信タイミングから所定時間が経過したタイミングで、前回の送信タイミング以降に検出された第2の電源システムの異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
具体的に、監視装置1は、太陽光発電システム2の異常履歴情報に基づいて、太陽光発電システム2の異常通知処理を、図4、図6のフローチャートにしたがって実行する。
すなわち、太陽光発電システム2の異常履歴情報において発生中の異常がない場合、異常検出部12が太陽光発電システム2の異常を検出すれば、通信制御部14は、この検出された異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。また、太陽光発電システム2の異常履歴情報において発生中の異常がある場合、通信制御部14は、太陽光発電システム2の異常情報の送信タイミングを時間T1毎に設定する。そして、通信制御部14は、前回の送信タイミングから時間T1が経過したタイミングで、前回の送信タイミング以降に検出された太陽光発電システム2の異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
また、監視装置1は、蓄電池システム3の異常履歴情報に基づいて、蓄電池システム3の異常通知処理を、図4、図6のフローチャートにしたがって実行する。
すなわち、蓄電池システム3の異常履歴情報において発生中の異常がない場合、異常検出部12が蓄電池システム3の異常を検出すれば、通信制御部14は、この検出された異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。また、蓄電池システム3の異常履歴情報において発生中の異常がある場合、通信制御部14は、蓄電池システム3の異常情報の送信タイミングを時間T1毎に設定する。そして、通信制御部14は、前回の送信タイミングから時間T1が経過したタイミングで、前回の送信タイミング以降に検出された蓄電池システム3の異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
したがって、監視装置1は電源システム毎に独立して異常通知処理を行うので、通知内容の確認作業の煩わしさを低減させるという効果を維持しながら、異常通知のリアルタイム性を向上させることができる。
次に、本実施形態の第2の変形例を説明する。
通信制御部14は、電源システムのそれぞれに付与された優先度の情報を保持することが好ましい。
そして、通信制御部14は、いずれかの電源システムに発生中の異常があるときに、異常情報の前回の送信タイミングから所定時間(時間T1)が経過するまでに異常検出部12が異常を検出したとする。この場合、この異常が検出された電源システムの優先度が、発生中の異常がある電源システムの優先度より高ければ、通信制御部14は、この検出された異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
また、通信制御部14は、いずれかの電源システムに発生中の異常があるときに、異常情報の前回の送信タイミングから所定時間(時間T1)が経過するまでに異常検出部12が異常を検出したとする。この場合、この異常が検出された電源システムの優先度が、発生中の異常がある電源システムの前記優先度より低ければ、通信制御部14は、異常情報の前回の送信タイミングから所定時間(時間T1)が経過したタイミングで、この検出された異常に関する異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。
以下、第2の変形例の動作を、図9のシステム構成、図10の通信シーケンスを用いて説明する。
図9に示すように、監視システムは電源システム41,42,43,44を備えており、監視装置1は、電源システム41,42,43,44のそれぞれの異常を監視している。優先順位は、電源システム41:「優先順位1」,電源システム42:「優先順位2」,電源システム43:「優先順位3」、電源システム44:「優先順位4」に設定されており、優先順位は数字が小さいほど高くなる。通信制御部14は、手動操作、またはネットワークを介した遠隔設定によって、この優先順位の情報を保持している。
なお、電源システム41〜44のそれぞれは、太陽光発電システム2、または蓄電池システム3と同様の構成を備える。
まず、監視装置1の異常記憶部17に格納されている異常履歴情報に、現在発生中の異常はないものとする。そして、システム情報301が電源システム43から監視装置1へ送信される。異常検出部12は、システム情報301に基づく異常検出処理を行い、「電源システム43の異常」を検出した。そこで、通信制御部14は、「電源システム43の異常」に関する異常情報302を、最初の異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報302を表示する。
そして、最初の異常情報302が送信されてから時間T1が経過するまでに、電源システム44から監視装置1へシステム情報303が送信されている。そして、異常検出部12は、システム情報303に基づく異常検出処理を行い、「電源システム44の異常」を新規異常として検出した。新規異常が検出された電源システム44の優先順位は、異常履歴情報において異常発生中となっている電源システム43の優先順位より低い。そこで、通信制御部14は、「電源システム43の異常」および新たに検出された「電源システム44の異常」に関する異常情報304を定期通知による異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報304を表示する。
そして、定期通知による異常情報304が送信されてから時間T1が経過するまでに、電源システム42から監視装置1へシステム情報305が送信されている。そして、異常検出部12は、システム情報305に基づく異常検出処理を行い、「電源システム42の異常」を新規異常として検出した。新規異常が検出された電源システム42の優先順位は、異常履歴情報において異常発生中となっている電源システム43,44の優先順位より高い。そこで、通信制御部14は、「電源システム43,44の各異常」および新たに検出された「電源システム42の異常」に関する異常情報306を、定期通知のタイミングに関わらずできるだけ早く通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報306を表示する。
そして、定期通知による異常情報304が送信されてから時間T1が経過した時点で、通信制御部14は、「電源システム42〜44の各異常」に関する異常情報307を定期通知による異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報307を表示する。
そして、定期通知による異常情報307が送信されてから時間T1が経過するまでに、電源システム41から監視装置1へシステム情報308が送信されている。そして、異常検出部12は、システム情報308に基づく異常検出処理を行い、「電源システム41の異常」を新規異常として検出した。新規異常が検出された電源システム41の優先順位は、異常履歴情報において異常発生中となっている電源システム42,43,44の優先順位より高い。そこで、通信制御部14は、「電源システム42〜44の各異常」および新たに検出された「電源システム41の異常」に関する異常情報309を、定期通知のタイミングに関わらずできるだけ早く通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報309を表示する。
そして、定期通知による異常情報307が送信されてから時間T1が経過した時点で、通信制御部14は、「電源システム41〜44の各異常」に関する異常情報310を定期通知による異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報310を表示する。
このように、電源システムに優先順位を付与して、監視装置1は、新規異常を発生した電源システムの優先順位に基づいて、定期通知と、定期通知のタイミングに関わらない非定期通知とのいずれを行うかを判定する。したがって、優先順位が高い電源システムの異常は、非定期通知によって報知端末7へすぐに通知されて、リアルタイム性を確保しやすくなる。
次に、本実施形態の第3の変形例を説明する。
通信制御部14は、発生中の異常がある場合、前回の送信タイミングから所定時間(時間T1)が経過したタイミングで、異常情報を通信部13から報知端末7へ送信させる。この場合、異常情報は、前回の送信タイミング以降に検出された電源システムの異常のみに関する異常情報であることが好ましい。
以下、第3の変形例の動作を、図11の通信シーケンスを用いて説明する。
まず、監視装置1の異常記憶部17に格納されている異常履歴情報に、現在発生中の異常はないものとする。そして、システム情報401が、太陽光発電システム2から監視装置1へ送信される。異常検出部12は、システム情報401に基づく異常検出処理を行い、「異常11」を検出した。そこで、通信制御部14は、この「異常11」に関する異常情報402を、最初の異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報402を表示する。この場合、「X11時Y11分 異常11発生」のメッセージが表示部72に表示される。
そして、最初の異常情報402が送信された後、全復旧になるまで(通知フラグがオンである間)、発生中の異常に関する異常情報は、時間T1毎に定期的に報知端末7に通知される。
図11では、最初の異常情報402が送信されてから時間T1が経過するまでに、太陽光発電システム2から監視装置1へシステム情報404,406が送信され、蓄電池システム3から監視装置1へシステム情報403,405が送信されている。そして、異常検出部12は、システム情報403〜406に基づく異常検出処理を行い、「異常12」「異常13」「異常14」を検出した。そこで、通信制御部14は、この新たに検出された「異常12」「異常13」「異常14」のみに関する異常情報407を定期通知による異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報407を表示する。この場合、「X12時Y12分 異常12発生」、「X13時Y13分 異常13発生」、「X14時Y14分 異常14発生」のメッセージが表示部72に表示される。
さらに、定期通知による異常情報407が送信されてから時間T1が経過するまでに、太陽光発電システム2から監視装置1へシステム情報409,411が送信され、蓄電池システム3から監視装置1へシステム情報408,410が送信されている。そして、異常検出部12は、システム情報408〜411に基づく異常検出処理を行い、「異常15」「異常16」を検出した。そこで、通信制御部14は、この新たに検出された「異常15」「異常16」のみに関する異常情報412を定期通知による異常情報として通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した異常情報412を表示する。この場合、「X15時Y15分 異常15発生」、「X16時Y16分 異常16発生」のメッセージが表示部72に表示される。
そして、定期通知による異常情報412が送信されてから時間T1が経過するまでに、蓄電池システム3から監視装置1へシステム情報413が送信されている。異常検出部12は、システム情報413に基づく異常検出処理を行ったが、異常なしであった。
その後、太陽光発電システム2の異常が全て解消されて、太陽光発電システム2で発生していた異常の復旧を示す復旧信号414が太陽光発電システム2から監視装置1へ送信された。さらに、蓄電池システム3の異常が全て解消されて、蓄電池システム3で発生していた異常の復旧を示す復旧信号415が蓄電池システム3から監視装置1へ送信された。そして、通信制御部14は、全ての異常が解消された全復旧状態であると判定し、復旧通知416を通信部13から報知端末7へ送信させる。報知端末7の表示部72は、通信部71が監視装置1から受信した復旧通知416を表示する。この場合、「X17時Y17分 異常復旧」のメッセージが表示部72に表示される。
すなわち、監視装置1は、太陽光発電システム2、蓄電池システム3の最初の異常を検出したときには、異常検出時に報知端末7へ異常発生を通知する。以降、監視装置1は、時間T1毎に、新規に発生した異常についてのみ報知端末7へ定期通知するので、定期通知時の通信トラフィックを抑制でき、例えば監視装置1−報知端末7間の通信に要する通信代を抑えることが可能となる。
また、上述の監視システムは、監視装置1と、監視装置1から受信した異常情報を報知する報知端末7とを備えることを特徴とする。
また、上述の電力計測器23は、パワーコンディショナ22の外部に独立して設けられてもよく、さらに上述の電流計測器33は、パワーコンディショナ32の外部に独立して設けられてもよい。
また、太陽光発電システム2および蓄電池システム3は、電力系統9の形態に応じて、電力系統9で用いられる仕様の交流電力または直流電力を出力することが好ましい。
1 監視装置
11 情報収集部
12 異常検出部
13 通信部
14 通信制御部
17 異常記憶部(記憶部)
2 太陽光発電システム(電源システム)
3 蓄電池システム(電源システム)
7 報知端末
9 電力系統

Claims (9)

  1. 電力系統へ電力を供給する電源システムから前記電源システムに関するシステム情報を収集する情報収集部と、
    前記システム情報に基づいて前記電源システムの異常を検出する異常検出部と、
    前記電源システムの異常を報知する報知端末との間で通信を行う通信部と、
    前記電源システムの異常に関する異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させる通信制御部と、
    前記異常検出部の検出結果に基づく前記電源システムの異常の発生状況を示す異常履歴情報を格納する記憶部とを備え、
    前記通信制御部は、前記異常履歴情報を参照して発生中の異常の有無を判定し、前記発生中の異常がない場合に前記異常検出部が前記電源システムの異常を検出すれば、この検出された異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させ、
    前記通信制御部は、前記発生中の異常がある場合、前記通信部による前記異常情報の送信タイミングを所定時間毎に設定し、前回の前記送信タイミングから前記所定時間が経過したタイミングで、前回の前記送信タイミング以降に検出された前記電源システムの異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させる
    ことを特徴とする監視装置。
  2. 前記通信制御部は、前記発生中の異常がある場合、前回の前記送信タイミングから前記所定時間が経過したタイミングで、前回の前記送信タイミング以降に検出された前記電源システムの異常を含む全ての発生中の異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  3. 前記通信制御部は、前記発生中の異常がある場合、前回の前記送信タイミングから前記所定時間が経過したタイミングで、前回の前記送信タイミング以降に検出された前記電源システムの異常のみに関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させることを特徴とする請求項1記載の監視装置。
  4. 前記異常情報は、前記異常の検出時刻と、前記異常の発生箇所と、前記異常の内容とを前記報知端末に報知させる情報であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の監視装置。
  5. 前記通信制御部は、前記異常履歴情報を参照して全ての前記発生中の異常が解消された場合、異常の復旧がなされたことを前記通信部から前記報知端末へ通知させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の監視装置。
  6. 前記情報収集部は、複数の前記電源システムの前記システム情報を収集し、
    前記異常検出部は、前記システム情報に基づいて前記電源システムのそれぞれの異常を検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の監視装置。
  7. 前記通信制御部は、前記異常履歴情報を参照して発生中の異常の有無を前記電源システム毎に判定し、前記発生中の異常がない第1の電源システムの異常を前記異常検出部が検出すれば、この検出された異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させ、
    前記通信制御部は、前記発生中の異常がある第2の電源システムの前記異常情報の送信タイミングを所定時間毎に設定し、前回の前記送信タイミングから前記所定時間が経過したタイミングで、前回の前記送信タイミング以降に検出された前記第2の電源システムの異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させる
    ことを特徴とする請求項6記載の監視装置。
  8. 前記通信制御部は、前記電源システムのそれぞれに付与された優先度の情報を保持し、
    前記通信制御部は、いずれかの前記電源システムに前記発生中の異常があるときに、前記異常情報の前回の送信タイミングから前記所定時間が経過するまでに前記異常検出部が前記異常を検出した場合、この異常が検出された前記電源システムの前記優先度が、前記発生中の異常がある前記電源システムの前記優先度より高ければ、前記通信制御部は、この検出された前記異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させ、
    前記通信制御部は、いずれかの前記電源システムに前記発生中の異常があるときに、前記異常情報の前回の送信タイミングから前記所定時間が経過するまでに前記異常検出部が前記異常を検出した場合、この異常が検出された前記電源システムの前記優先度が、前記発生中の異常がある前記電源システムの前記優先度より低ければ、前記通信制御部は、前記異常情報の前回の送信タイミングから前記所定時間が経過したタイミングで、この検出された前記異常に関する前記異常情報を前記通信部から前記報知端末へ送信させる
    ことを特徴とする請求項6記載の監視装置。
  9. 請求項1乃至8いずれか記載の監視装置と、前記監視装置から受信した前記異常情報を報知する前記報知端末とを備えることを特徴とする監視システム。
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