JP2019220798A - 監視システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの消費電力を抑制しながら監視対象装置の監視を実用上十分に行い得る監視システム及びその制御方法を提案する。【解決手段】バッテリで駆動し、監視対象装置に設けられた計測器を撮影することにより得られた撮影画像を画像解析処理することにより当該計測器の計測値を取得するセンサ端末と、センサ端末から通知される計測器の計測値を監視するマネージャ端末とを監視システムに設け、マネージャ端末が、計測器の計測値が正常範囲から外れている場合に、実際に計測器の計測値が正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な撮影画像内の画像領域の範囲及び解像度を指定して当該画像領域の画像データの送信をセンサ端末に依頼し、センサ端末が、マネージャ端末からの依頼に応じて、撮影画像内の依頼された画像領域の画像データを依頼された解像度でマネージャ端末に送信するようにした。【選択図】 図10

Description

本発明は監視システム及びその制御方法に関し、特に、遠隔地に設置された監視対象装置に設けられたアナログメータの計測値を監視するシステムに適用して好適なものである。
従来、計器としてアナログメータが用いられた監視対象装置の監視は、定期的に保守員が現地まで赴き、アナログメータの計測値を目視により確認することにより行われている。このようなアナログメータの計測値の確認作業は、高頻度で実施することが望ましいが、そのためにはコストの増大を招いたり、保守員の高齢化による人手不足が問題となっている。
このような問題を解決するための1つの方法として、従来、監視対象装置のアナログメータを定点カメラにより撮影し、その撮影画像を画像解析処理することによりアナログメータの計測値を読み取り、その読取り結果を監視センタ等にデータとして転送する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような監視方法によれば、コストを増加させず、かつ人手を介することなく、監視対象装置の状態を精度良く監視できるという利点がある。
特開2002−56387号公報
ところで、上述のような監視方法を採用する場合、アナログメータの計測値の異常を検出したときには、その異常が本当に発生した異常状態によるものなのか、又は、画像解析処理を実行する装置の障害あるいは解析ミスによるものであるのかを作業員が判断するために、定点カメラにより撮影されたアナログメータの撮影画像を目視により確認する必要がある。
しかしながら、一般的に画像のデータ量は大きく、データ転送には時間を要する。このため電気も電話線も通っておらず、定点カメラや通信機器をバッテリで駆動し、通信帯域が狭い無線方式により画像データを中継地点まで転送せざるを得ないような山奥に監視対象装置が設置されているような場合には、定点カメラの撮影画像のデータ転送のためにバッテリの消費量が多くなるという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、バッテリの消費電力を抑制しながら監視対象装置の監視を実用上十分に行い得る監視システム及びその制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、監視対象装置の状態を監視する監視システムにおいて、バッテリで駆動し、前記監視対象装置に設けられた計測器を撮影することにより得られた撮影画像を画像解析処理することにより当該計測器の計測値を取得するセンサ端末と、前記センサ端末から通知される前記計測器の前記計測値を監視するマネージャ端末とを設け、前記マネージャ端末が、前記計測器の前記計測値が正常範囲から外れている場合に、実際に前記計測器の前記計測値が前記正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な前記撮影画像内の画像領域の範囲及び解像度を指定して当該画像領域の画像データの送信を前記センサ端末に依頼し、前記センサ端末が、前記マネージャ端末からの依頼に応じて、前記撮影画像内の依頼された前記画像領域の前記画像データを依頼された解像度で前記マネージャ端末に送信するようにした。
また本発明においては、監視対象装置の状態を監視する監視システムの制御方法において、前記監視システムは、バッテリで駆動し、前記監視対象装置に設けられた計測器を撮影することにより得られた撮影画像を画像解析処理することにより当該計測器の計測値を取得するセンサ端末と、前記センサ端末から通知される前記計測器の前記計測値を監視するマネージャ端末とを有し、前記マネージャ端末が、前記計測器の前記計測値が正常範囲から外れている場合に、実際に前記計測器の前記計測値が前記正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な前記撮影画像内の画像領域の範囲及び解像度を指定して当該画像領域の画像データの送信を前記センサ端末に依頼する第1のステップと、前記センサ端末が、前記マネージャ端末からの依頼に応じて、前記撮影画像内の依頼された前記画像領域の前記画像データを依頼された解像度で前記マネージャ端末に送信する第2のステップとを設けるようにした。
本発明の監視システム及びその制御方法によれば、センサ端末からマネージャ端末に転送すべき画像データのデータ量を極力少なく抑えることができる。
本発明によれば、バッテリの消費電力を抑制しながら監視対象装置の監視を実用上十分に行い得る監視システム及びその制御方法を実現できる。
本実施の形態による監視システムの全体構成を示すブロック図である。 本実施の形態による監視方式の説明に供する図である。 (A)及び(B)は、本実施の形態による監視方式の説明に供する図である。 センサ値格納テーブルの構成例を示す図表である。 閾値決定条件テーブルの構成例を示す図表である。 センサ管理テーブルの構成例を示す図表である。 センサ値格納テーブルの説明に供する図である。 パターンテーブルの構成例を示す図表である。 パターン優先度管理テーブルの構成例を示す図表である。 監視処理の処理手順を示すフローチャートである。 画像データの転送順番の決定方法の説明に供する図表である。 閾値決定処理の処理手順を示すフローチャートである。 画像取得範囲・解像度決定処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)本実施の形態による監視システム構成
図1において、1は全体して本実施の形態による監視システムを示す。この監視システム1は、遠隔地に設置された監視対象装置の状態を監視するためのシステムであり、監視対象装置側に設置された1又は複数のセンサ端末2と、監視センタに設置され、各センサ端末2とネットワーク3を介して接続されたマネージャ端末4と、1又は複数のクライアント端末5とを備えて構成される。
センサ端末2は、監視対象装置に設けられた各アナログメータ6にそれぞれ対応させて設けられ、対応するアナログメータ6を撮影するカメラ装置10と、カメラ装置10から出力される撮影画像の画像データをデータ処理するデータ処理装置11と、バッテリ12とを備える。
カメラ装置10は、例えば、フラッシュ装置を備えた汎用の静止画用のディジタルカメラから構成され、対応するアナログメータ6を定点位置から撮影できるよう固定設置される。カメラ装置10は、データ処理装置11からの指示に応じて対応するアナログメータ6を撮影し、その撮影画像の画像データをデータ処理装置11に出力する。
データ処理装置11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メモリ及び通信装置などの情報処理資源を備えるコンピュータ装置から構成される。データ処理装置11は、マネージャ端末4からの指示に応じて、カメラ装置10を起動して対応するアナログメータ6を撮影させる。そしてデータ処理装置11は、このときカメラ装置10から出力された画像データに基づく撮影画像を画像解析処理することによりアナログメータ6の計測値を取得し、取得した計測値をネットワーク3を介してマネージャ端末4に送信する。
バッテリ12は、カメラ装置及びデータ処理装置に駆動電力を供給する電力源である。バッテリ12としては、例えば、太陽光発電装置により発電された電力を蓄電可能な鉛蓄電池などの二次電池が用いられる。
マネージャ端末4は、各センサ端末2からそれぞれ送信されてくるアナログメータ6の計測値を監視するコンピュータ装置であり、CPU20、メモリ21、外部記憶装置22及び通信装置23を備えた汎用のサーバ装置から構成される。
CPU20は、マネージャ端末4全体の動作制御を司るプロセッサである。またメモリ21は、半導体メモリから構成され、各種プログラムを保持するために利用される。外部記憶装置22は、ハードディスク装置やSSD(Solid State Device)などの大容量の不揮発性記憶装置から構成され、各種プログラムやデータを長期間保存するために利用される。通信装置23は、例えばNIC(Network Interface Card)などから構成され、センサ端末2との通信時におけるプロトコル制御を行う。
マネージャ端末4は、各センサ端末2からそれぞれ送信されてきたアナログメータ6の計測値を解析し、そのアナログメータ6の計測値が正常範囲内にあるか否かを監視する。そしてマネージャ端末4は、いずれかのアナログメータ6の計測値が正常範囲から外れた異常値であると判定した場合には、そのアナログメータ6の撮影画像の画像データを転送するよう対応するセンサ端末2に依頼する。
またマネージャ端末4は、かかる依頼(以下、これを画像データ転送依頼と呼ぶ)に応じてそのセンサ端末2から送信されてきた画像データに基づいて、そのアナログメータ6の撮影画像と、そのアナログメータ6の一定期間の計測値の推移を表すグラフなどの情報を含む警告画面をクライアント端末5に表示させる。
クライアント端末5は、監視センタ内や監視センタ外の拠点に設置された、監視員が利用するコンピュータ装置である。監視員は、クライアント端末5に表示された警告画面に基づいて監視対象装置の状態を確認し、必要に応じて現地に赴き監視対象装置を点検する。
(2)本実施の形態による監視方式
次に、かかる監視システム1を用いた本実施の形態の監視方式について説明する。上述のように本監視システム1において、マネージャ端末4は、センサ端末2から送信されてきた対応するアナログメータ6の計測値が異常値であると判定した場合、そのセンサ端末2に対してそのアナログメータ6の撮影画像の画像データの転送を指示する。
この場合において、画像データのデータ量は大きく、転送には多くの時間を要する。従って、センサ端末2がカメラ装置10の撮影画像の画像データをマネージャ端末4に転送するためには相応の電力が必要となり、その分バッテリ12の消費が多くなる。この場合において、センサ端末2がアナログメータ6の計測値を定期的にマネージャ端末4に送信しなければならないことを考えると、画像データをマネージャ端末4に転送するに際しては、できる限りバッテリ12の消費を抑えながらデータ転送を行うことが望ましい。
一方で、例えば、図2に示すような指針が回転する指針回転型のアナログメータ6において、計測値の正常範囲が45〜55である場合、センサ端末2のカメラ装置10の撮影画像30全体のうち、少なくともアナログメータ6の計測値が正常範囲内にある場合における指針6Aの先端部の位置範囲である破線枠線31で囲んだ範囲の部分的な画像(以下、これを部分画像と呼ぶ)や、指針6Aの回転中心部分を含む破線枠線32で囲んだ範囲の部分画像、又は、そのときアナログメータ6の指針6Aの先端部を含む破線枠線33で囲んだ範囲の部分画像だけでも、アナログメータ6の計測値が確かに異常値であるか否かの確認を行うことができる。
またアナログメータ6が、図3(A)に示すような周側面に0〜9の数字が表示された複数の回転ドラムから構成されるドラム回転方式のアナログメータである場合、計測値の正常範囲が100以上又は100未満であるときには、破線枠線34で囲んだ範囲の部分画像だけでもアナログメータ6の計測値が異常値であるか否かの確認を行うことができる。
さらにアナログメータ6が図3(B)に示すような指針35が移動する指針移動型のアナログメータである場合には、正常範囲の閾値(図3(B)の例では「100」)を含む破線枠線36で囲んだ範囲の部分画像や、現在のアナログメータ6の計測値を含む破線枠線37で囲んだ範囲の部分画像だけでもアナログメータ6の計測値が異常値であるか否かの確認を行うことができる。
このように一般的なアナログメータ6では、カメラ装置10の撮影画像のうち、当該アナログメータ6の計測値が正常範囲内にある場合に指針の一部又は全部が写り込む画領域、又は、現在の指針の一部又は全部が写り込む画像領域が、そのアナログメータ6の計測値が正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な画像領域であるということができる。
そこで本実施の形態の監視システム1では、マネージャ端末4がセンサ端末2に対してアナログメータ6の撮影画像の画像データの転送を指示する際、カメラ装置10の撮影画像のうち、アナログメータ6の計測値が正常範囲から外れていることを確認するのに必要十分な画像領域(部分画像)の範囲及び解像度を指定し、センサ端末2は、カメラ装置10の撮影画像のうちのマネージャ端末4から指定された範囲の部分画像の画像データを指定された解像度でマネージャ端末4に転送することを特徴の1つとしている。
これにより本監視システム1では、センサ端末2からマネージャ端末4に転送すべき画像データのデータ量を極力少なく抑えることができ、画像データの転送に起因するセンサ端末2のバッテリの消費を極力抑制することができる。
以上のような本実施の形態の監視方式を実現するための手段として、マネージャ端末4のメモリ21には、取得データ管理部40及び画像取得解析部42が格納されると共に、外部記憶装置22には、センサ値格納テーブル50、閾値決定条件テーブル51、センサ管理テーブル52、パターン優先度管理テーブル53及び複数のパターンテーブル54が格納されている。
取得データ管理部40は、各センサ端末2からデータを取得し、取得したデータを管理する機能を有するプログラムであり、センサ情報取得部41を備える。センサ情報取得部41は、定期的に各センサ端末2に対して対応するアナログメータ6の計測値を通知するよう指示を与えると共に、かかる指示(以下、これを計測値通知指示と呼ぶ)に応じて各センサ端末2からそれぞれ転送されてきたアナログメータ6の計測値をセンサ値格納テーブル50に格納して管理する機能を有するスレッドである。
また画像取得解析部42は、かかる計測値通知指示に応じて各センサ端末2からそれぞれ転送されてくるアナログメータ6の計測値を監視し、いずれかのアナログメータ6の計測値の異常を検出した場合に、対応するセンサ端末2にそのアナログメータ6の撮影画像の部分画像の画像データの転送を指示する機能を有するプログラムである。この画像取得解析部42は、閾値決定部43、異常判定部44、画像取得範囲・解像度決定部45、画像取得依頼部46、表示データ生成部47及び表示処理部48を備えて構成される。
閾値決定部43は、各センサ端末2からそれぞれ転送されてきたアナログメータ6の過去の計測値に基づいて、アナログメータ6ごとの正常範囲をそれぞれ決定する機能を有するスレッドである。実際上、閾値決定部43は、アナログメータ6ごとに、過去に取得したそのアナログメータ6の計測値に基づき、後述のように閾値決定条件テーブル51に格納された閾値決定条件に従って、当該計測値の正常範囲の閾値(正常範囲の上限値及び又は下限値)を決定する。
異常判定部44は、閾値決定部43により決定されたアナログメータ6ごとの正常範囲の閾値に基づいて、各センサ端末2からそれぞれ送信されてきた計測値が異常値であるか否か(正常範囲から外れているか否か)を判定する機能を有するスレッドである。
また画像取得範囲・解像度決定部45は、異常判定部44により計測値が異常値であると判定されたアナログメータ6について、対応するセンサ端末2に転送を要求する部分画像の範囲及び解像度を決定する機能を有するスレッドである。画像取得範囲・解像度決定部45は、後述するセンサ管理テーブル52に格納された各種情報と、対応するパターンテーブル54に格納された部分画像の転送様式とに基づいてかかる部分画像の範囲及び解像度を決定する。
画像取得依頼部46は、画像取得範囲・解像度決定部45により決定された範囲及び解像度の部分画像の画像データの取得及び転送を対応するセンサ端末2に依頼する機能を有するスレッドである。実際上、画像取得依頼部46は、画像取得範囲・解像度決定部45により決定された部分画像の範囲及び解像度を含む上述の画像データ転送依頼を対応するセンサ端末2に送信するようにして、かかる部分画像の転送をそのセンサ端末2に依頼する。
表示データ生成部47は、異常を検出したアナログメータ6の一定期間の計測値の推移を表すグラフと、対応するセンサ端末2から取得したそのアナログメータ6の撮影画像の部分画像となどの情報を含む警告画面を表示するための表示データを生成する機能を有するスレッドである。
また表示処理部48は、表示データ生成部47により生成された表示データを必要なクライアント端末5に転送することにより、当該表示データに基づくかかる警告画面をそのクライアント端末5に表示させる機能を有するスレッドである。
一方、センサ値格納テーブル50は、センサ端末2から収集したアナログメータ6の計測値を保持及び管理するために利用されるテーブルであり、センサ端末2ごとにそれぞれ作成される。
このセンサ値格納テーブル50は、図4に示すように、計測日時欄50A及びセンサ値欄50Bを備えて構成される。センサ値格納テーブル50では、1つの行が1つの過去データに対応する。
そしてセンサ値欄50Bには、対応するセンサ端末2から送信されてきた当該センサ端末2により読み取られた対応するアナログメータ6の計測値が格納され、計測日時欄50Aには、その計測値が計測された日時が格納される。従って、図4の例の場合、「2018/1/1 10:30:30」に計測された対応するアナログメータ6の計測値が「3600」であったことが示されている。
閾値決定条件テーブル51は、過去データに基づいてアナログメータ6の計測値の正常範囲の閾値(上限値及び又は下限値)を決定する際の決定条件(以下、これを閾値決定条件と呼ぶ)を管理するために利用されるテーブルであり、予めユーザにより作成される。なお閾値決定条件テーブル51を、アナログメータ6ごとにそれぞれ作成するようにしてもよい。
この閾値決定条件テーブル51は、図5に示すように、条件項目欄51A及び値欄51Bを備えて構成される。閾値決定条件テーブル51では、1つの行が閾値を決定するための1つの条件項目に対応する。
そして条件項目欄51Aには、計測値の正常範囲の閾値を決定する際に用いるべき過去データの日数や、当該閾値を決定する際の幅(標準偏差の係数)などの具体的な条件項目が格納され、値欄51Bには、対応する条件項目についてユーザが設定した値が格納される。従って、図5の例の場合、直近「30」日分の過去データの平均値と標準偏差、及び、標準偏差の係数「2」を用いて、閾値となる上下限値を算出すべきことが示されている。標準偏差の係数により、上下限値の幅を変更でき、異常検知の発生頻度を調整するために用いる。
センサ管理テーブル52は、マネージャ端末4が各センサ端末2を管理するために利用するテーブルであり、図6に示すように、センサ端末名欄52A、キャリブレーション情報欄52B、通信速度欄52C、バッテリ残時間欄52D、閾値欄52E及びセンサ重要度欄52Fを備えて構成される。センサ管理テーブル52では、1つの行が1つのセンサ端末2に対応する。
そしてセンサ端末名欄52Aには、対応するセンサ端末2に付与されたそのセンサ端末2に固有の名称(センサ端末名)が格納される。
またキャリブレーション情報欄52Bは、始点座標欄52BA、始点値欄52BB、終点座標欄52BC、終点値欄52BD及び中心点座標欄52BEに区分されている。そして始点座標欄52BAには、対応するセンサ端末2の撮影画像内において、対応するアナログメータ6の指針6A(図2)の可動範囲の始点となる座標位置が格納され、始点値欄52BBには、その座標位置に指針6Aが位置している場合におけるそのアナログメータ6の計測値が格納される。
また終点座標欄52BCには、対応するセンサ端末2の撮影画像内において、対応するアナログメータ6の指針6Aの可動範囲の終点となる座標位置が格納され、終点値欄52BDには、その座標位置に指針6Aが位置している場合におけるそのアナログメータ6の計測値が格納される。さらに中心点座標欄52BEには、対応するセンサ端末2の撮影画像内において、そのアナログメータ6における指針の回転中心の座標が格納される。
例えば、図7のような指針回転型のアナログメータ6を撮影するセンサ端末2の場合、撮影画像30内において、P1で示す座標位置が指針6Aの可動範囲の始点となる座標位置であるため、この座標が始点座標欄52BAに格納され、このときのアナログメータ6の計測値は「0」であるため、この値が始点値欄52BBに格納される。
また、かかる撮影画像30内において、P2で示す座標位置が指針6Aの可動範囲の終点となる座標位置であるため、この座標が終点座標欄52BCに格納され、このときのアナログメータ6の計測値は「100」であるため、この値が終点値欄52BDに格納される。さらに、かかる撮影画像30内において、P3で示す座標位置が指針6Aの回転中心であるため、この座標が中心点座標欄52BEに格納される。
なお、これらキャリブレーション情報欄52Bの始点座標欄52BA、始点値欄52BB、終点座標欄52BC、終点値欄52BD及び中心点座標欄52BEには、それぞれ予めユーザにより対応する座標や値が設定される。
通信速度欄52Cには、対応するセンサ端末2との最後の通信時に計測したそのセンサ端末2との間の通信経路の通信速度が格納され、バッテリ残時間欄52Dには、そのセンサ端末2から最後に取得したそのセンサ端末2におけるバッテリ12(図1)の残時間の推定値が格納される。
なお、バッテリ12の残時間の推定値の取得方式は、マネージャ端末4が定期的にセンサ端末2から取得する方式であっても、またセンサ端末2がアナログメータ6の計測値をマネージャ端末4に通知する際、当該計測値と併せて自センサ端末2におけるバッテリ12の残時間をマネージャ端末4に通知する方式であってもよい。以下においては、後者の方式によりマネージャ端末4が各センサ端末2のバッテリ12の残時間を取得するものとする。
閾値欄52Eには、上述のように閾値決定部43(図1)により決定された対応するアナログメータ6の計測値の正常範囲の閾値(上限値及び又は下限値)が格納され、センサ重要度欄52Fには、予めユーザにより設定された対応するセンサ端末2が計測値を計測するアナログメータ6の重要度が格納される。なお、かかる重要度は、例えば、「高」及び「低」の2段階、又は、「高」、「中」及び「低」の3段階であってもよく、さらには4段階以上であってもよい。
従って、図6の例の場合、「センサA」というセンサ端末名のセンサ端末2では、撮影画像内における対象とするアナログメータ6の指針6Aの始点座標が「(20,90)」、その始点座標に指針6Aが位置しているときの計測値が「0」であり、指針の終点座標が「(80,90)」、その終点座標に指針6Aが位置しているときの計測値が「100」であり、指針6Aの回転中心の座標が「(30,50)」であることが示されている。また図6では、最後に計測したそのセンサ端末2との間の通信経路の通信速度が「100」(byte/秒)、そのセンサ端末2から最後に取得したバッテリ12の残時間が「3600」(秒)、そのアナログメータ6の正常範囲の閾値が「60」、ユーザにより設定されたそのアナログメータ6の重要度が「高」であることが示されている。
パターンテーブル54は、予めユーザにより設定された上述の部分画像の転送様式(以下、これを転送パターンと呼ぶ)を管理するために利用されるテーブルであり、ユーザが設定した転送パターンごとにそれぞれ作成される。
このパターンテーブル54は、図8に示すように、設定項目欄54A及び値欄54Bを備えて構成される。そして設定項目欄54Aには、部分画像の転送パターンに関する各設定項目の項目名がそれぞれ格納され、値欄54Bには、対応する設定項目に対してユーザが設定した値が格納される。
なお本実施の形態の場合、かかる設定項目としては、「領域の位置」、「領域の幅」、「領域の高さ」、「解像度」及び「色空間」等が規定されている。「領域の位置」は、センサ端末2の撮影画像内におけるマネージャ端末4に転送すべき部分画像の位置を表す。また「領域の幅」は、その部分画像の横方向の画素数を表し、「領域の高さ」は、その部分画像の縦方向の画素数を表す。さらに「解像度」は、センサ端末2がかかる部分画像の画像データをマネージャ端末4に送信する際の当該部分画像の解像度を表し、「色空間数」は、その部分画像の色空間数を表す。
従って、図8の例の場合、対応する転送パターンについては、対応するアナログメータ6を、色空間数が「3(カラー)」で撮影し、その撮影画像内の「計測値の位置」(現在指針の位置)と、「閾値の位置」(そのアナログメータ6について設定された正常範囲の閾値の位置)とにおいて、幅「100」(画素)、高さ「100」(画素)の部分画像をそれぞれ切り出してこれらの画像データを解像度が「350」(dpi)で転送すべき設定がなされていることが示されている。
パターン優先度管理テーブル53は、予めユーザにより設定された各転送パターンの優先度を管理するために利用されるテーブルである。このパターン優先度管理テーブル53は、センサ端末2ごとにそれぞれ設定されていても、すべてのセンサ端末2に共通して設定されていてもよい。
パターン優先度管理テーブル53は、図9に示すように、パターンID欄53A及び優先度欄53Bを備えて構成される。そしてパターンID欄53Aには、ユーザにより予め設定された上述の各転送パターンにそれぞれ付与されたその転送パターンに固有の識別子(パターンID)が格納され、優先度欄53Bには、対応する転送パターンについてユーザが設定した優先度が格納される。従って、図9の例の場合、「パターン1」という転送パターンは優先度が「1」、「パターン2」という転送パターンは優先度が「2」にそれぞれ設定されていることが示されている。
他方、図1に示すように、センサ端末2のデータ処理装置11のメモリ(図示せず)には、撮影依頼部60、画像解析部61、部分画像生成部62及びデータ転送部63が格納されている。
撮影依頼部60は、上述したマネージャ端末4からの計測値通知指示や画像データ転送依頼に応じてカメラ装置10を起動して対応するアナログメータ6を撮影させる機能を有するスレッドである。カメラ装置10は、撮影したアナログメータ6の撮影画像の画像データをデータ処理装置11に出力する。
また画像解析部61は、マネージャ端末4から計測値通知指示が与えられた場合に、そのとき上述のようにしてカメラ装置10から与えられる画像データに基づいて、対応するアナログメータ6の計測値を画像解析処理により取得する機能を有するスレッドである。
さらに部分画像生成部62は、マネージャ端末4から画像データ転送依頼が与えられた場合に、そのとき上述のようにしてカメラ装置10から与えられる画像データに基づく撮影画像から当該画像データ転送依頼において指定された範囲及び解像度の部分画像の画像データを生成する機能を有するスレッドである。
データ転送部63は、マネージャ端末4から計測値通知指示が与えられた場合に画像解析部61により取得されたアナログメータ6の計測値や、マネージャ端末4から画像データ転送依頼が与えられた場合に部分画像生成部62により生成された部分画像の画像データをネットワーク3を介してマネージャ端末4に送信する機能を有するスレッドである。
(3)本実施の形態による監視方式に関する処理
次に、かかる本実施の形態の監視方式に関連してマネージャ端末4において実行される監視処理の具体的な処理内容について説明する。なお、以下の説明においては、各種処理の処理主体を「スレッド」として説明するが、実際上は、そのスレッドに基づいてその処理をマネージャ端末4のCPU20(図1)が実行することは言うまでもない。
(3−1)監視処理
図10は、かかる監視方式に関連してマネージャ端末4において実行される監視処理の処理手順を示す。マネージャ端末4は、この図10に示す処理手順に従って各センサ端末2からアナログメータ6の計測値を収集し、計測値が正常範囲から外れたアナログメータ6については、対応するセンサ端末2から当該アナログメータ6の部分画像の画像データを取得する。
実際上、マネージャ端末4では、定期的にこの図10に示す監視処理が開始され、まず、取得データ管理部40(図1)のセンサ情報取得部41(図1)が、対応するアナログメータ6の計測値を通知するよう各センサ端末2に指示(計測値通知指示)をそれぞれ与え(S1)、この後、各センサ端末2からの応答が戻ってくるのを待ち受ける(S2)。
かくして、この計測値通知指示を受信した各センサ端末2は、それぞれ対応するアナログメータ6をカメラ装置10(図1)により撮影し、その撮影画像に対する画像解析処理をデータ処理装置11(図1)において実行することによりそのアナログメータ6の計測値を取得し、取得した計測値と、そのときのバッテリ12の残時間とをかかる計測値通知指示に対する応答としてマネージャ端末4に送信する。
そしてセンサ情報取得部41は、センサ端末2からかかる計測値通知指示に対する応答が戻ってくると、そのとき取得したアナログメータ6の計測値をセンサ値格納テーブル50(図4)に格納する。またセンサ情報取得部41は、その応答に含まれるそのセンサ端末2におけるバッテリ12の残時間と、そのとき計測したそのセンサ端末2までの通信経路の通信速度とをセンサ管理テーブル52(図6)におけるそのセンサ端末2に対応する行のバッテリ残時間欄52D(図6)や通信速度欄52C(図6)にそれぞれ格納する(S3)。そしてセンサ情報取得部41は、やがてすべてのセンサ端末2からの応答を受領し終えると、閾値決定部43(図1)を起動する。
閾値決定部43は、センサ情報取得部41により起動されると、各センサ端末2にそれぞれ対応付けられたセンサ値格納テーブル50に格納されている過去データに基づいて、アナログメータ6ごとに正常範囲の閾値(上限値及び又は下限値)をそれぞれ決定し、決定した閾値をそれぞれセンサ管理テーブル52に登録する閾値決定処理を実行する(S4)。この閾値決定処理の詳細については後述する。そして閾値決定部43は、この後、異常判定部44(図1)を起動する。
異常判定部44は、閾値決定部43により起動されると、センサ管理テーブル52に登録されている各アナログメータ6についてそれぞれ設定された正常範囲の閾値に基づいて、そのとき取得された各アナログメータ6の計測値がすべて正常範囲内にあるか否かを判定する(S5)。そして異常判定部44は、この判定で肯定結果を得ると処理を終了する。これにより、この一連の監視処理が終了する。
これに対して、異常判定部44は、ステップS5の判定で否定結果を得ると、計測値が正常範囲から外れたアナログメータ6が複数台あるか否かを判定する(S6)。そして異常判定部44は、この判定で否定結果を得ると、画像取得範囲・解像度決定部45を起動する。
また異常判定部44は、ステップS6の判定で肯定結果を得ると、計測値が正常範囲を外れたアナログメータ6にそれぞれ対応する各センサ端末2の優先度をセンサ管理テーブル52の対応するセンサ重要度欄52F(図6)からそれぞれ取得し、取得したこれらセンサ端末2の優先度に基づいて、画像データを転送すべきセンサ端末2の順番を決定する(S7)。
具体的に、異常判定部44は、センサ管理テーブル52から取得した対応する各センサ端末2(対応するアナログメータ6の計測値が正常範囲から外れた各センサ端末2)の優先度に基づいて、優先度が高いものほど画像データの転送順番が早くなるように、かつ、重要度が同じ場合には通信状態が良いものほど転送順番が早くなるように、対応する各センサ端末2の画像データの転送順番を決定する。従って、例えば、パターンテーブル54が図11の状態であり、対応するアナログメータ6の計測値が正常範囲から外れたセンサ端末2が「センサA」、「センサB」及び「センサC」の3つであった場合、画像データの転送順番が「センサB」、「センサA」及び「センサC」の順番に決定されることになる。
そして異常判定部44は、この後、画像取得範囲・解像度決定部45(図1)を起動し、ステップS7で決定した各センサ端末2のセンサ端末名とその転送順番とを画像取得範囲・解像度決定部45に通知する。
画像取得範囲・解像度決定部45は、異常判定部44により起動されると、まず、画像データを取得すべきセンサ端末を1つ選択する(S8)。実際上、画像取得範囲・解像度決定部45は、ステップS6で否定結果が得られて起動された場合には、そのとき計測値が異常値を示したアナログメータ6に対応するセンサ端末2を選択する。また画像取得範囲・解像度決定部45は、起動後に、異常判定部44からセンサ端末2の転送順番が通知された場合には、通知された転送順番の中で未処理で最も順番が早いセンサ端末2を選択する。
続いて、画像取得範囲・解像度決定部45は、ステップS8で選択したセンサ端末2の撮影画像のうちの画像データを転送させるべき部分画像の範囲及び解像度を決定する部分画像領域決定処理を実行する(S9)。この部分画像領域決定処理の詳細については後述する。そして画像取得範囲・解像度決定部45は、この後、画像取得依頼部46(図1)を起動してステップS8で選択したセンサ端末2と、ステップS9で決定した部分画像の範囲及び解像度とを通知する。
画像取得依頼部46は、起動されると、画像取得範囲・解像度決定部45から通知されたセンサ端末2に対して、当該画像取得範囲・解像度決定部45から通知された部分画像の範囲及び解像度を含む画像データ転送依頼を送信し(S10)、この後、そのセンサ端末2からその画像データが送信されてくるのを待ち受ける(S11)。
そして画像取得依頼部46は、やがてかかるセンサ端末2からかかる部分画像の画像データが転送されてくると、この画像データをそのセンサ端末2と対応付けて外部記憶装置22(図1)に格納して保存し(S12)、そのとき画像データを収集すべきすべてのセンサ端末2(対応するアナログメータ6の計測値が異常値であったセンサ端末2)から部分画像の画像データを収集し終えたか否かを判定する(S13)。
そして画像取得依頼部46は、この判定で否定結果を得るとステップS8に戻って画像取得範囲・解像度決定部45を呼び出す。この結果、この後、ステップS8〜ステップS13の処理が上述と同様に実行され、これにより対応する各センサ端末2からの画像データが順次外部記憶装置22に保存される。
そして画像取得依頼部46は、やがて対応するアナログメータ6の計測値が異常値であったすべてのセンサ端末2から部分画像の画像データを収集し終えることによりステップS13で肯定結果を得ると、この後、表示データ生成部47を起動して処理を終了する。これにより、この一連の監視処理が終了する。
なお、表示データ生成部47は、画像取得依頼部46により起動されると、計測値が異常値であったアナログメータ6ごとに、それまでのそのアナログメータ6の計測値の推移を表すグラフと、上述のように取得したそのアナログメータ6の画像データに基づく部分画像となどを含む警告画面の画面データを生成し、生成した画面データを表示処理部48(図1)に送信する。
そして表示処理部48は、表示データ生成部47から与えられた画面データを必要なクライアント端末5に送信することにより、当該画面データに基づく上述の警告画面をそのクライアント端末5に表示させる。これにより監視員が、計測値が正常範囲を超えたアナログメータ6の現在の状態を目視により確認することができる。
(3−2)閾値決定処理
図12は、かかる監視処理のステップS4における閾値決定部43の具体的な処理内容を示す。閾値決定部43は、この図12に示す処理手順に従って、各アナログメータ6の正常範囲の閾値(上限値及び又は下限値)を決定する。
実際上、閾値決定部43は、センサ情報取得部41により起動されるとこの図12に示す閾値決定処理を開始し、まず、ステップS21以降が未処理のセンサ端末2を1つ選択する(S20)。
続いて、閾値決定部43は、対応するセンサ値格納テーブル50(図4)に格納されているステップS20で選択したセンサ端末2からの過去データに基づいて、そのセンサ端末2に対応するアナログメータ6の計測値の閾値(上限値及び又は下限値)を算出する(S21)。
具体的に、閾値決定部43は、まず、ステップS20で選択したセンサ端末2から取得した過去の計測値をセンサ値格納テーブル50から読み出す。この際、閾値決定部43は、現在時刻と同じ時刻又はほぼ同じ時刻に取得された過去データ(計測値)のうち、直近の必要数分の過去データを選択的に読み出す。これは一日のうちで観測される計測値に周期性がある場合に、現在時刻に最適な閾値を設定するためである。また、このように過去データのうちのより直近の過去データを利用することにより、経時変化に伴って計測値が変化していくような場合にも適切な閾値を設定することができる。
なお計測値が1週間単位や1ヶ月単位又は1年単位の周期で変化する場合には、同じ曜日の同じ又はほぼ同じ時刻や、月内の同じ日付の同じ又はほぼ同じ時刻、又は、同じ月の同じ日付の同じ又はほぼ同じ時刻に取得された過去データ(計測値)を選択的に読み出すようにすればよい。
続いて、閾値決定部43は、閾値決定条件テーブル51(図5)から閾値決定条件をすべて読み出し、読み出したこれらの閾値決定条件を満足するようにステップS20で選択したセンサ端末2に対応するアナログメータ6の計測値に対する閾値を算出する(S21)。
例えば、閾値決定部43は、閾値決定条件テーブル51から読み出した閾値決定条件が、『過去30日分の過去データの平均値と、標準偏差に係数2をかけたものを用いて閾値を算出する』というものであった場合、上限値については次式
Figure 2019220798
により算出し、下限値については次式
Figure 2019220798
により算出する。
ただし、『指定期間の間、計測値に変動がない場合には異常とする』という閾値設定条件を設定できるようにし、この閾値設定条件に従って異常判定部44が異常を検出するようにしてもよい。またユーザが指定した固定値を閾値として設定できるようにしてもよい。
次いで、閾値決定部43は、ステップS22で算出した閾値(上限値及び又は下限値)をセンサ管理テーブル52(図6)におけるステップS20で選択したセンサ端末2に対応する行の閾値欄52E(図6)に格納し(S22)、この後、すべてのセンサ端末2についてステップS21及びステップS22の処理を実行し終えたか否かを判定する(S23)。
そして閾値決定部43は、この判定で否定結果を得るとステップS20に戻り、この後、ステップS20で選択するセンサ端末2をステップS21以降の処理が未処理の他のセンサ端末2に順次切り替えながら、ステップS20〜ステップS23の処理を繰り返す。
そして閾値決定部43は、やがて各センサ端末2にそれぞれ対応するアナログメータ6の計測値の正常範囲の閾値をすべて決定し終えることによりステップS23で肯定結果を得ると、この閾値決定処理を終了する。
(3−3)画像取得範囲・解像度決定処理
他方、図13は、図10について上述した監視処理のステップS9において画像取得範囲・解像度決定部45(図1)により実行される画像取得範囲・解像度決定処理の処理手順を示す。画像取得範囲・解像度決定部45は、この図13に示す処理手順に従って、そのときの計測値が正常範囲を外れた各アナログメータ6について、転送すべき部分画像の範囲と、解像度とをそれぞれ決定する。
実際上、画像取得範囲・解像度決定部45は、図10のステップS9に進むとこの図13に示す画像取得範囲・解像度決定処理を開始し、まず、パターン優先度管理テーブル53(図9)を参照して、そのとき対象としているセンサ端末2について、ステップS31以降が未処理の転送パターンのうちで最も優先度が高い転送パターンを選択する(S30)。
続いて、画像取得範囲・解像度決定部45は、ステップS30で選択した転送パターンに対応するパターンテーブル54(図8)を参照して、当該パターンテーブル54において規定されたそのとき取得すべき部分画像のデータサイズを算出する(S31)。
次いで、画像取得範囲・解像度決定部45は、センサ管理テーブル52(図6)におけるそのとき対象としているセンサ端末2に対応する行の通信速度欄52C(図6)に格納されている通信速度と、同じ行のバッテリ残時間欄52D(図6)に格納されているバッテリ12の残時間とを読み出し、読み出したこれらの情報に基づいて、ステップS31で算出したデータサイズの部分画像をそのセンサ端末2からマネージャ端末4に送信するのに要する時間がそのセンサ端末2におけるバッテリ12の残時間未満であるか否かを判定する(S32)。
具体的に、この判定は、ステップS31で算出したデータサイズが次式
Figure 2019220798
を満たすか否かを判断することにより行われる。
また画像取得範囲・解像度決定部45は、ステップS32の判定で否定結果を得た場合には、そのとき対象としているセンサ端末2についてパターン優先度管理テーブル53で規定されたすべての転送パターンについてステップS31及びステップS32の処理を実行し終えたか否かを判定する(S33)。
そして画像取得範囲・解像度決定部45は、この判定で否定結果を得るとステップS30に戻り、この後、ステップS32又はステップS33で肯定結果を得るまでステップS30〜ステップS33のループを繰り返す。
そして画像取得範囲・解像度決定部45は、やがてステップS32の判定で肯定結果を得た場合には、そのときステップS30で選択していた転送パターンに対応するパターンテーブル54で規定されている条件に従って部分画像の座標位置を算出し、算出した座標位置と、当該パターンテーブル54で規定されている解像度とを部分画像の範囲及び解像度に決定する(S34)。そして画像取得範囲・解像度決定部45は、この後、この画像取得範囲・解像度決定処理を終了する。
これに対して、画像取得範囲・解像度決定部45は、ステップS33の判定で肯定結果を得た場合には、対応するアナログメータ6の画像を取得できない旨の警告が表記された警告画面の画面データを表示データ生成部47(図1)に生成させ、生成させた画面データを表示処理部48により必要なクライアント端末5に送信させて、当該クライアント端末5にかかる警告画面を表示させる等のエラー処理を実行し(S35)、この後、この画像取得範囲・解像度決定処理を終了する。
(4)本実施の効果
以上のように本実施の形態の監視システム1では、マネージャ端末4が、センサ端末2から通知されたアナログメータ6の計測値が正常範囲から外れている場合に、実際にそのアナログメータ6の計測値が正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な部分画像の範囲及び解像度を指定して当該部分画像の画像データの送信をそのセンサ端末2に依頼し、センサ端末2が、マネージャ端末4からのかかる依頼に応じて、撮影画像30内の依頼された部分画像の画像データを依頼された解像度でマネージャ端末4に送信する。
従って、本監視システム1によれば、センサ端末2からマネージャ端末4に転送すべき画像データのデータ量を極力少なく抑えることができ、画像データの転送に起因するセンサ端末2のバッテリの消費を極力抑制しながら監視対象装置の監視を実用上十分に行うことができる。
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、アナログメータ6が指針回転型のアナログメータである場合について述べたが、本発明はこれに限らず、アナログメータ6が指針回転型以外の計測器である場合にも本発明を広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、センサ端末2においてカメラ装置10とは別個にデータ処理装置11を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、データ処理装置11の機能をすべてカメラ装置10に搭載するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、カメラ装置10をフラッシュ装置を備えた汎用の静止画用のディジタルカメラから構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、夜間での撮影に備えてフラッシュ装置以外の照明装置をカメラ装置10に設けるようにしてもよい。
本発明は、監視対象装置の状態を監視する種々の監視システムに広く適用することができる。
1……監視システム、2……センサ端末、4……マネージャ端末、5……クライアント端末、6……アナログメータ、6A……指針、10……カメラ装置、11……データ処理装置、12……バッテリ、20……CPU、30……撮影画像、40……取得データ管理部、41……センサ情報取得部、42……画像取得解析部、43……閾値決定部、44……異常判定部、45……画像取得範囲・解像度決定部、46……画像取得依頼部、50……センサ値格納テーブル、51……閾値決定条件テーブル、52……センサ管理テーブル、53……パターン優先度管理テーブル、54……パターンテーブル。

Claims (12)

  1. 監視対象装置の状態を監視する監視システムにおいて、
    バッテリで駆動し、前記監視対象装置に設けられた計測器を撮影することにより得られた撮影画像を画像解析処理することにより当該計測器の計測値を取得するセンサ端末と、
    前記センサ端末から通知される前記計測器の前記計測値を監視するマネージャ端末と
    を備え、
    前記マネージャ端末は、
    前記計測器の前記計測値が正常範囲から外れている場合に、実際に前記計測器の前記計測値が前記正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な前記撮影画像内の画像領域の範囲及び解像度を指定して当該画像領域の画像データの送信を前記センサ端末に依頼し、
    前記センサ端末は、
    前記マネージャ端末からの依頼に応じて、前記撮影画像内の依頼された前記画像領域の前記画像データを依頼された解像度で前記マネージャ端末に送信する
    ことを特徴とする監視システム。
  2. 実際に前記計測器の前記計測値が前記正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な前記撮影画像内の画像領域は、
    前記計測器の前記計測値が前記正常範囲内にある場合に当該計測器の指針の一部又は全部が写りこむ画像領域、又は、現在の前記計測器の前記指針の一部又は全部が写り込む画像領域である
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記マネージャ端末は、
    前記センサ端末から通知された過去の前記計測値に基づいて、当該計測値の前記正常範囲の閾値を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  4. 前記マネージャ端末は、
    前記センサ端末から通知された過去の前記計測値のうち、より直近の前記計測値に基づいて、当該計測値の前記正常範囲の閾値を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の監視システム。
  5. 前記マネージャ端末は、
    前記センサ端末から通知された過去の前記計測値のうち、同じ又はほぼ同じ時刻に取得された過去の前記計測値に基づいて、当該計測値の前記正常範囲の閾値を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の監視システム。
  6. 前記画像データの転送を前記センサ端末に依頼する前記画像領域の画像サイズ及び解像度を含む前記画像データの転送様式でなる転送パターンが予め複数設定され、
    各前記転送パターンにはそれぞれ優先度が設定され、
    前記マネージャ端末は、
    定期的又は不定期に前記センサ端末の前記バッテリの残時間及び当該センサ端末までの通信経路の通信速度を取得し、
    取得した前記バッテリの残時間及び前記通信速度と、各前記転送パターンで定められた前記画像領域の前記画像サイズとに基づいて、前記バッテリの残時間内に前記画像領域の前記画像データを転送可能な前記転送パターンのうちで最も前記優先度が高い前記転送パターンで定められた前記画像サイズ及び前記解像度の前記画像領域の前記画像データを送信するよう前記センサ端末に依頼する
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  7. 監視対象装置の状態を監視する監視システムの制御方法において、
    前記監視システムは、
    バッテリで駆動し、前記監視対象装置に設けられた計測器を撮影することにより得られた撮影画像を画像解析処理することにより当該計測器の計測値を取得するセンサ端末と、
    前記センサ端末から通知される前記計測器の前記計測値を監視するマネージャ端末と
    を有し、
    前記マネージャ端末が、前記計測器の前記計測値が正常範囲から外れている場合に、実際に前記計測器の前記計測値が前記正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な前記撮影画像内の画像領域の範囲及び解像度を指定して当該画像領域の画像データの送信を前記センサ端末に依頼する第1のステップと、
    前記センサ端末が、前記マネージャ端末からの依頼に応じて、前記撮影画像内の依頼された前記画像領域の前記画像データを依頼された解像度で前記マネージャ端末に送信する第2のステップと
    を備えることを特徴とする監視システムの制御方法。
  8. 前記第1のステップにおいて、前記マネージャ端末は、
    実際に前記計測器の前記計測値が前記正常範囲から外れているか否かを確認するために必要十分な前記撮影画像内の画像領域として、
    前記計測器の前記計測値が前記正常範囲内にある場合に当該計測器の指針の一部又は全部が写りこむ画像領域、又は、現在の前記計測器の前記指針の一部又は全部が写り込む画像領域を指定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の監視システムの制御方法。
  9. 前記マネージャ端末は、
    前記センサ端末から通知された過去の前記計測値に基づいて、当該計測値の前記正常範囲の閾値を決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の監視システムの制御方法。
  10. 前記マネージャ端末は、
    前記センサ端末から通知された過去の前記計測値のうち、より直近の前記計測値に基づいて、当該計測値の前記正常範囲の閾値を決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の監視システムの制御方法。
  11. 前記マネージャ端末は、
    前記センサ端末から通知された過去の前記計測値のうち、同じ又はほぼ同じ時刻に取得された過去の前記計測値に基づいて、当該計測値の前記正常範囲の閾値を決定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の監視システムの制御方法。
  12. 前記画像データの転送を前記センサ端末に依頼する前記画像領域の画像サイズ及び解像度を含む前記画像データの転送様式でなる転送パターンが予め複数設定され、
    各前記転送パターンにはそれぞれ優先度が設定され、
    前記マネージャ端末は、
    定期的又は不定期に前記センサ端末の前記バッテリの残時間及び当該センサ端末までの通信経路の通信速度を取得し、
    前記第1のステップにおいて、前記マネージャ端末は、
    取得した前記バッテリの残時間及び前記通信速度と、各前記転送パターンで定められた前記画像領域の前記画像サイズとに基づいて、前記バッテリの残時間内に前記画像領域の前記画像データを転送可能な前記転送パターンのうちで最も前記優先度が高い前記転送パターンで定められた前記画像サイズ及び前記解像度の前記画像領域の前記画像データを送信するよう前記センサ端末に依頼する
    ことを特徴とする請求項7に記載の監視システムの制御方法。
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