JP5240882B1 - 口呼吸防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】上下の歯の噛み合わせの不具合や上下顎を閉じ動作に不具合が生じた場合においても、口呼吸防止具の取り付けの緩みを防ぎ、口の開口部を塞ぐ状態を良好に維持し、口呼吸の防止を良好に行う。
【解決手段】
上下の歯列の外周部と頬唇との間において、歯列の外周部の少なくとも唇側を覆うように位置させることができる横方向に長尺な弧状の第1のプレート部と、上下の歯列の内周部において、歯列の内周部の少なくとも唇側を覆うように位置させることができ、第1のプレート部よりも横方向に短尺な弧状の第2のプレート部と、第1のプレート部と第2のプレート部とを弧状方向で並列させて連結する第1の連結部とを備える。第1のプレート部と前記第2のプレート部の対向面の隙間は歯列を挟持し、第1のプレート部は歯列の外周部の唇側、又は、歯列の外周部の唇部および頬側を覆い、口の開口部を塞ぐ。
【選択図】図1

Description

本発明は、口を気道として呼吸する口呼吸を抑制し、鼻による呼吸を促す口呼吸防止具に関する。
免疫病等の原因として口を気道として呼吸する口呼吸が有り、この口呼吸を防止するために、口呼吸防止具(特許文献1)や口呼吸防止用マウスピース(特許文献2)が提案されている。
特許文献1に示される口呼吸防止具は、上下の歯の外周部を覆うように取り付けて、口呼吸ができないようにし、本来の鼻呼吸をさせて、免疫病等の発症を未然に防ぐものであり、弧状の前庭プレートと、この前庭プレートの背面ほぼ中央部に肉薄部を介して一体形成されたほぼ半円弧状の舌ストッパ片と、前庭プレートの前面ほぼ中央部に前方に突出するように一体形成されたガイド片とを備える。舌ストッパ片は、舌を口腔から突き出すのを防ぐとともに、舌を上部に位置させることができる。
図11は口呼吸を防止する手段の従来構成を説明するための図である。図11(a)は、口呼吸防止具100の構成例を説明するための断面図である。図11(a)において、口呼吸防止具100は、前庭プレート101と舌ストッパ片102とガイド片103を備える。舌ストッパ片102を舌の下部に位置させ、前庭プレート101を上下の歯の外周部を覆うように位置させ、上下の歯で舌ストッパ片102の根元部分を噛んだ状態で使用する。前庭プレート101は口の開口部を塞ぐことによって、口呼吸を防止する。
また、特許文献2に示される口呼吸防止用マウスピースは、上下歯の前面に裏面が密接する板状の支持基板と、支持基板の表面ほぼ中央部より前方に向かって突出する係止片と、上下歯の前面において上下顎により押止される可撓性材料からなる固定材とを備え、咬合状態における固定材の上下方向への弾撥力によって支持基板の垂直方向の動きを規制する。
図11(b)は、口呼吸防止用マウスピース110の構成例を説明するための断面図である。図11(b)において、口呼吸防止用マウスピース110は、支持基板111と固定材112と係止片113とを備え、固定材112は支持基板111の上下に設けた円弧状の長尺棒とし、上下顎の歯槽骨または顎骨に押圧されて撓むことにより、その反力によって支持基板111を上下歯の前面に密接支持する。
特許第4482207号公報(段落[0003]〜段落[0009]) 特開2008−5877号公報(段落[0008],段落[0013])
特許文献1の口呼吸防止装置は、前庭プレート101によって口の開口部を塞ぐために、舌ストッパ片の根元部分を上下の歯で噛むことが必要であり、また、特許文献2の口呼吸防止用マウスピースは、支持基板111によって口の開口部を塞ぐために、固定材112を上下顎の歯槽骨または顎骨によって押圧することが必要であるため、いずれの構成においても、口の開口部を塞いだ状態を維持するには、上下の歯や上下顎を閉じる動作を継続して行うことが求められる。
したがって、就寝時にこれらの口呼吸防止具や口呼吸防止用マウスピースを用いて口呼吸を防止するには、利用者は、就寝中常時、上下の歯や上下顎を閉じる動作を継続している必要がある。しかしながら、就寝時において、上下の歯や上下顎を閉じる動作を常時継続することは困難であるため、就寝開始時においては口の開口部を良好に塞じた状態としたとしても、就寝の間に上下の歯や上下顎を閉じる動作が緩むと、前庭プレート101や支持基板111と上下歯の前面との密接状態が解かれ、口の開口部を良好に塞いだ状態をいることができず、口呼吸の防止を良好に行うことができないという問題がある。
そこで、本発明は前記した従来の問題点を解決し、上下の歯の噛み合わせの不具合や上下顎を閉じ動作に不具合が生じた場合においても、口呼吸防止具の取り付けの緩みを防ぎ、口の開口部を塞ぐ状態を良好に維持し、口呼吸の防止を良好に行うことを目的とする。
本発明は、口の開口部を塞ぐ部材として横長の弧状の第1のプレート部を備え、この第1のプレート部を上下の歯列の外周部分に密接させて取り付けることによって口の開口部を塞ぎ、口呼吸を防止するものである。
本発明の口呼吸防止具は、上下の歯列の外周部と頬唇との間において、歯列の外周部の少なくとも唇側を覆うように位置させることができる横方向に長尺な弧状の第1のプレート部と、上下の歯列の内周部において、歯列の内周部の少なくとも唇側を覆うように位置させることができ、第1のプレート部よりも横方向に短尺な弧状の第2のプレート部と、第1のプレート部と第2のプレート部とを弧状方向で並列させて連結する第1の連結部とを備える。第1のプレート部と前記第2のプレート部の対向面は隙間を形成する。この隙間は歯列を挟持する。挟持状態において、第1のプレート部は歯列の外周部の唇側、又は、歯列の外周部の唇部および頬側を覆い、口の開口部を塞ぐ。
ここで、頬唇は頬および唇を意味し、唇頬と称する場合もある。ここでは、頬唇によって表記する。また、唇側は前歯部の歯のくちびる側(歯の外側)であり、頬側は臼歯部の歯のほお(歯の外側)である。
本発明の口呼吸防止具は、上下の歯の噛み合わせの不具合や上下顎を閉じる動作に不具合が生じた場合においても、第1のプレート部が口の開口部から外れないようにするための構成として第2のプレート部を備える。この第1のプレート部と第2のプレート部とを対向して配置する。第1のプレート部と第2のプレート部の対向配置によって形成される隙間部分に歯列を挿入し、歯列を2つのプレート部で挟持させる。
第1のプレート部と第2のプレート部とは、第1の連結部によって連結されているため一体として構成されるため、第1のプレート部と第2のプレート部の対向面が形成する隙間に歯列を挿入すると、歯列は2つのプレート部によって挟持されと共に、2つのプレート部は一体で歯列に取り付けられる。
第1のプレート部は、第2のプレート部と共に一体で歯列に把持状態で取り付けられているため、上下の歯の噛み合わせの不具合や上下顎を閉じる動作に不具合が生じた場合であっても、第1のプレート部は歯列あるいは歯茎から外れ難いという作用効果を奏することができる。
仮に、第1のプレート部と第2のプレート部と歯列とが相対的に移動し、第1のプレート部又は第2のプレート部の何れか一方、あるいは第1と第2の両プレート部が歯列から外れる方向に移動したとしても、第2のプレート部は上顎の歯列の口蓋側あるいは下顎の歯列の舌側において歯列あるいは歯茎部分で係止される。第1のプレート部は第1の連結部を介して第2のプレート部と一体であるため、第1のプレート部についても歯列あるいは歯茎部分に止まる。これによって、口の開口部を閉じるための第1のプレート部が歯列あるいは歯茎から外れて、口呼吸の抑制効果が低下することを防ぐことができる。
第1のプレート部および第2のプレート部は、複数の形態とすることができる。
(プレート部の第1の形態)
第1の形態において、第1のプレート部および第2のプレート部の形状は、歯列の正中から遠心方向に向かって横長の形状とすることができる。ここで、正中とは、歯列の左右の歯の中央であり、歯列の右側1番目の歯と左側1番目の歯の間である。また、遠心とは正中から遠ざかる方向であって奥歯側である。
また、第1の連結部は、第1のプレート部のほぼ中央位置と第2のプレート部のほぼ中央の位置に設けられ、使用時には上下の歯列のほぼ正中の歯部に挟まれる位置となる。
第1の形態では、第1のプレート部、第1の連結部、および第2のプレート部を同一軸上に配置する。ここで、口呼吸防止具の軸を歯列のほぼ正中に合わせて口中に取り付けた場合には、口呼吸防止具は歯列に対してほぼ対称な位置に取り付けることができる。
第1の形態において、第2のプレート部の横方向の長さを第1のプレート部の横方向の長さよりも短くし、第1のプレート部によって口の開口部を閉じるとともに、口呼吸防止具の口への取り付けを容易とする。第1のプレート部に横方向の長さは、例えば前歯および少なくとも一部の臼歯を覆う長さとする。第2のプレート部の横方向の長さは、例えば第1のプレート部の横方向の長さに対して2/5〜1/2とすることができる。
第1の形態において、第1の連結部は横方向の長さを幅広の形状とすることができる。第1の連結部の横方向の長さを幅広の形状とすることによって、上下の歯が第1の連結部を噛んだ際において、口呼吸防止具の口腔内でのぐらつきを低減して安定性を高めるとともに、歯部と接触する部分の長さを長くすることによって、第1の連結部の耐久性を向上させることができる。第1の連結部の横方向の長さは、例えば第2のプレート部の横方向の長さに対して1/2〜2/3とすることができる。
(プレート部の第2の形態)
第2の形態において、第1のプレート部は歯列の正中から遠心方向に向かって横長の形状とすることができ、第2のプレート部は第1のプレート部の中央部から長手方向の両側に所定距離だけ離れた二個所の位置、例えば頬部に係る位置に設けることができる。
第2の形態では、第2のプレート部は、第1のプレート部の中央位置に対して横方向に対称な位置に配置する。
第2の形態によれば、第2のプレート部を2個とすることで、第1の形態における第2のプレート部を1個とする構成と比較して、同様の効果を奏するための第2のプレート部のサイズを小さくすることができる。
また、第2の形態によれば、第2のプレート部を第1のプレート部の中央位置に対して横方向に対称な位置に配置することで、第1のプレート部の歯列方向の横方向の位置ずれを抑制することができる。この作用効果は、歯列の弧状形状において、前歯部部分の湾曲の程度は小さいのに対して、前歯部と臼歯部との間の移行部分の湾曲の程度は大きいため、第2の形態における第1の連結部はこの大きな湾曲部分によって横方向の移動が抑えられるためである。
また、本発明の口呼吸防止具が備える第1のプレート部および第2のプレート部の断面形状は横方向および縦方向に弧状であり、中央部分は唇側に湾曲する湾曲形状とすることができる。この湾曲形状とすることによって、第1のプレート部の凹部状の内側の面と歯列の外側周辺部との嵌め合わせ、および第2のプレート部の凸部状の外側の面と歯列の内側周辺部との嵌め合わせを良好なものとすることができる。
本発明の口呼吸防止具は、さらに、第1のプレート部の前方位置に少なくとも上下方向に膨出する膨出部を備える構成とすることができる。この膨出部は、第2の連結部によって第1のプレート部と連結される。
第1のプレート部と膨出部とが対面する対向面は隙間を形成し、この隙間内に口唇を挿入すると、第2の連結部は唇の前方位置において上下の口唇で挟まれる。
膨出部を口唇の前方位置とした状態において、口呼吸防止具が口中に引き込まれる方向に移動すると、膨出部の口唇側の側面部分は口唇と当接して、口呼吸防止具の口中方向への移動を抑制する。
本発明の口呼吸防止具は、更に第1のプレート部の横方向の両端部に切り取り補助線を備えることができる。切り取り補助線は、第1のプレート部の横方向の端部形状および横方向の長さを定める切り取り用のガイドとして用い、この切り取り補助線をガイドとして第1のプレート部を切ることができる。切り取り補助線を用いて第1のプレート部の両端部分の一部を切除することによって、第1のプレート部の横方向の長さを利用者に応じて調整することができる。
以上説明したように、本発明の口呼吸防止具によれば、、上下の歯の噛み合わせの不具合や上下顎を閉じる動作に不具合が生じた場合においても、口呼吸防止具の取り付けの緩みを防いで、口の開口部を塞ぐ状態を良好に維持し、口呼吸の防止を良好に行うことができる。
本願発明の第1の構成例を説明するための斜視図である。 本願発明の第1の構成例を説明するための斜視図である。 第1の構成例を説明するための断面図である。 第1の構成例の作用を説明するための図である。 第1の構成例の変形例を説明するための図である。 本願発明の第2の構成例を説明するための斜視図である。 本願発明の第2の構成例を説明するための斜視図である。 第2の構成例を説明するための断面図である。 第2の構成例の作用を説明するための図である。 本願発明の第3の構成例を説明するための斜視図である。 口呼吸を防止する手段の従来構成を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。以下、本発明の口呼吸防止装置の構成例について、図1〜図10を用いて説明する。
図1〜5は本願発明の口呼吸防止具の第1の構成例を説明するための図であり、図6〜9は本願発明の口呼吸防止具の第2の構成例を説明するための図であり、図10は本願発明の口呼吸防止具の第3の構成例を説明するための図である。
[本願発明の第1の構成例]
はじめに、本願発明の口呼吸防止具の第1の構成例について説明する。図1、2は本願発明の第1の構成例を説明するための斜視図であり、図3は第1の構成例を説明するための断面図であり、図4は第1の構成例の作用を説明するための図であり、図5は第1の構成例の変形例を説明するための図である。
図1,2において、本願発明の口呼吸防止具1は、第1のプレート部2と第2のプレート部3と第1の連結部4を備える。
第1のプレート部2、第2のプレート部3、および第1の連結部4は、人体に無害な可塑性を有した樹脂や弾力性を有した樹脂によって形成することができ、生体適合性プラスチック材料を用いてもよい。弾力性を有する樹脂材として、例えばシリコン樹脂、EVA(エチレンビニルアセテート樹脂)、ポリオレフィン系可樹脂等の軟質材料を用いることができる。
第1のプレート部2は、口の開口部を塞ぐ部材であり、歯列の外周部の少なくとも唇側を覆うように位置させることができる横方向に長尺な弧状の形状を有し、上の歯列11の唇側の外周部13、および下の歯列12の唇側の外周部14に密接させて取り付けることによって口の開口部を塞ぎ、口呼吸を防止する。図1に示す例では、第1のプレート部2は、上の歯列11の前歯部の唇側の外周部13、および臼歯部の頬側の外周部13と密接し、下の歯列12の前歯部の唇側の外周部13、および臼歯部の頬側の外周部14と密接する。
第2のプレート部3は、第1のプレート部2を歯列の外周部に密接させた状態を保持するための部材であり、第1のプレート部よりも横方向に短尺な弧状の形状を有し、上の歯列11の口蓋側の外周部13、および下の歯列12の舌側の外周部14に密接させて取り付けることによって、第1のプレート2の歯列および歯茎への取り付け状態を良好に保持する。図1に示す例では、第2のプレート部3は、上の歯列11の前歯部の口蓋側の外周部13、および臼歯部の口蓋側の外周部13と密接し、下の歯列12の前歯部の舌側の外周部13、および臼歯部の舌側の外周部14と密接する。
第1の連結部4は、第1のプレート部2と第2のプレート部3とを弧状方向で並列させて連結する部材である。第1のプレート部と第2のプレート部3は、第1の連結部4によって連結されて一体に構成される。第1のプレート部と第2のプレート部3と第1の連結部4は一体成形によって形成することができる。
第1の構成例では、第1のプレート部2と第1の連結部4と第2のプレート部3を、中心軸に沿って軸方向に配置した例を示している。
第1のプレート部と第2のプレート部3の対向面は、第1の連結部4の連結長に基づいて隙間を形成される。この隙間は第1の連結部4を挟んで上下に形成され、上方の隙間部分には上の歯列を挿入し、下方の隙間部分には下の歯列を挿入することができる。
隙間内に歯列を挿入することによって、第1のプレート部と第2のプレート部3の対向面は歯列の歯部分および歯茎部分を前後方向から挟持する。この挟持状態において、第1のプレート部2は歯列の外周部の唇側、あるいは歯列の外周部の唇部および頬側を覆う。これによって、口の開口部は第1のプレート部2で塞がれることになる。
本発明の口呼吸防止具1は、第1のプレート部2と第2のプレート部3とを対向配置し、この対向配置によって形成される隙間部分に挿入した歯列を、第1のプレート部2と第2のプレート部3との2つの前後のプレート部で挟持させることによって、上下の歯の噛み合わせの不具合や上下顎を閉じ動作に不具合が生じた場合においても、第1のプレート部2が口の開口部から外れないようにする効果を奏することができる。
第1のプレート部2の横方向の長さは、前歯部および臼歯部を覆う長さとすることで、口の開口部を良好に塞ぐことができる。第1のプレート部2の長さ方向の両端部側には、切り取り補助線15が設けることができ、この切り取り補助線15に沿って両端部を切り取ることによって、利用者の歯列の列方向の長さに応じた長尺の長さとすることができる。図2は、切り取り補助線15を示している。なお、図2(a)は第1のプレート部2側から見た斜視図であり、図2(b)は第2のプレート部3側から見た斜視図であり、図2(c)は口呼吸防止具1を横方向から見た断面図である。
また、第1の連結部4は上下方向を薄くした扁平形状とすることによって、上下の歯を口呼吸防止具1の第1のプレート部2と第2のプレート3間の隙間内に挿入して第1の連結部4を噛んだ際に、第1の連結部4により噛み合わせに支障が生じないようにすることができる。
第1のプレート部2と第1の連結部4と第2のプレート部3を中心軸に沿って軸方向に配置する構成例では、第1の連結部4は、正中(左右の歯の真中の位置)付近の前歯によって上下方向から噛み合わされる。図3は、口呼吸防止具1の取り付け状態を上顎方向で見た断面図を示している。なお、歯列は、正中から遠心方向(正中から遠ざかる方向で、奥歯方向)に1番から8番の番号を付している。第1のプレート部2の両端は、7番が付された奥歯付近まで伸びる長さを有する例を示しているが、この長さに限られるものではない。
第2のプレート部3の横方向の長さを第1のプレート部2の横方向の長さよりも短くし、第1のプレート部2によって口の開口部を閉じるとともに、口呼吸防止具1の取り付けを容易とする。第1のプレート部2の横方向の長さL1は、例えば前歯および少なくとも一部の臼歯を覆う長さとする。図3では“7”の番号を付した臼歯を覆う長さの例を示している。
第2のプレート部3の横方向の長さL2は、例えば第1のプレート部2の横方向の長さL1に対して2/5〜1/2とすることができる。なお、この第1のプレート部2と第2のプレート部3の横方向の長さ比率は一例であって、この比率に限られるものではない。
第1の連結部4は横方向の長さを幅広の形状とすることができる。第1の連結部4の横方向L3の長さを幅広の形状とすることによって、上下の歯が第1の連結部4を噛んだ際の口呼吸防止具の口腔内におけるぐらつきを低減して安定性を高めるとともに、歯部と接触する部分の長さを長くすることによって、第1の連結部4の耐久性を向上させることができる。
第1の連結部4の横方向の長さL3は、例えば第2のプレート部3の横方向の長さL2に対して1/2〜2/3とすることができる。なお、この第2のプレート部3と第1の連結部4の横方向の長さの比率は一例であって、この比率に限られるものではない。
図3では、第2のプレート部4は図中で“4”の番号を付した歯までの長さを有し、第1の連結部1は図中で“2”の番号を付した歯までの長さを有している。
図4は第1の構成例による作用例を示している。図4(a)は、上下の歯が噛み合わされた状態を示している。口呼吸防止具1は、第1のプレート部2と第2のプレート部3との対向面で形成される隙間部分に歯列を挿入することによって取り付けられ、この取り付けによって、第1のプレート部2は、頬唇の内側と、歯列の唇側および頬側の外周部との間の位置に密接し、第2のプレート部3は、歯列の口中の外周部の位置に密接する。
図4(b)は、例えば、下顎が下方(図中の矢印方向)に移動することで、上下の歯が噛み合わせに緩みが生じた状態を示している。
ここで、下顎が下方(図中の矢印方向)に移動しようとした場合、口呼吸防止具1は、歯列は第1のプレート部2と第2のプレート部3との隙間にはめ込まれた状態にあり、第1のプレート部2は接触面である頬唇の内面や歯列の外周部に密接し、第2のプレート部3は歯列の口中側の外周面に密接しているため、第1のプレート部2が隙間から容易には外れないように作用する。
さらに、下顎が下方に移動する場合においても、第1のプレート部2は頬唇の内面や歯列の外周部に対して、また、第2のプレート部3は歯列の口中側の外周面に対してそれぞれ外れること無く接触しているため、第1のプレート部2と頬唇の内面との間に隙間が生じることが抑制される。
図5は第1の構成例の変形例を示している。この変形例は、第1のプレート部2に突出部16を設けた構成である。突出部16は、口呼吸防止具1の取り付けおよび取り外しの際にガイドとして利用することができ、この部分を摘むことによって取り付けおよび取り外し動作を行う他、頬唇に対する位置合わせの指標とすることができる。
また、突出部16に開口部を設け、この開口部にひもを取り付けることができる。ひもは、口呼吸防止具1を取り外す際の案内として利用することができる。
[本願発明の第2の構成例]
本願発明の第2の構成例は、前記した第1の構成例に加えて第1のプレート部2の前方に膨出部5を備える構成である。
図6,7は、発明の第2の構成例を説明するための斜視図であり、図8は第2の構成例を説明するための断面図であり、図9は第2の構成例の作用を説明するための図である。なお、図6は、第1の構成例の口呼吸防止具と下方の歯列との関係を示し、図6中では上方の歯列は省略している。
膨出部5は、第1のプレート部2の前方位置に第2の連結部6によって取り付けられ、口呼吸防止具1の飲み込みを防ぐ作用を有する。
第1のプレート部2と膨出部5とが対面する対向面は隙間を形成し、この隙間内に口唇を挿入すると、第2の連結部6は唇の前方位置において上下の口唇で挟まれる。
膨出部5を口唇の前方位置とした状態において、口呼吸防止具1が口中に引き込まれる方向に移動すると、膨出部5の口唇側の側面部分が口唇と当接する。これによって、口呼吸防止具1が口中方向へ移動することを抑制し、口呼吸防止具1の誤飲を防ぐことができる。
図7(a)は第1のプレート部2側から見た斜視図であり、図7(b)は第2のプレート部3側から見た斜視図であり、図7(c),(d)は口呼吸防止具1を横方向から見た断面図である。
図7(a),(b),(c)に示す膨出部5の例は楕円形状としているが、膨出部5が口唇と当接し、口呼吸防止具1の誤飲を抑制する作用を奏するものであれば任意の形状とすることができる。図7(d)の断面図は、膨出部5が球状の場合を示している。
図8は、口呼吸防止具1の取り付け状態を上顎方向で見た断面図を示している。第2の連結部6は上下の口唇で挟まれ、膨出部5は上下の口唇の外側に接触し、口呼吸防止具1が口中方向へ移動することを抑制する。なお、図3と同様に、歯列は、正中から遠心方向(正中から遠ざかる方向で、奥歯方向)に1番から8番の番号を付している。第1のプレート部2の両端は、7番が付された奥歯付近まで伸びる長さを有する例を示しているが、この長さに限られるものではない。
図9は第2の構成例による作用例を示している。図9(a)は、上下の歯が噛み合わされた状態を示している。口呼吸防止具1は、第1のプレート部2と第2のプレート部3との対向面で形成される隙間部分に歯列を挿入し、第1のプレート部2と膨出部5とで形成される隙間部分に口唇を挟むことによって取り付けられる。この取り付けによって、第1のプレート部2は、頬唇の内側と、歯列の唇側および頬側の外周部との間の位置に密接し、第2のプレート部3は、歯列の口中の外周部の位置に密接する。また、膨出部5は口唇の外側に接触する。
図9(b)は、例えば、下顎が下方(図中の矢印方向)に移動することで、上下の歯が噛み合わせに緩みが生じた状態を示している。
ここで、図4で説明した作用と同様に、下顎が下方(図中の矢印方向)に移動しようとした場合、口呼吸防止具1は、歯列は第1のプレート部2と第2のプレート部3との隙間にはめ込まれた状態にあり、第1のプレート部2は接触面である頬唇の内面や歯列の外周部に密接し、第2のプレート部3は歯列の口中側の外周面に密接しているため、第1のプレート部2が隙間から容易には外れないように作用する。
さらに、下顎が下方に移動する場合においても、第1のプレート部2は頬唇の内面や歯列の外周部に対して、また、第2のプレート部3は歯列の口中側の外周面に対してそれぞれ外れること無く接触しているため、第1のプレート部2と頬唇の内面との間に隙間が生じることが抑制される。また、膨出部5は口唇の外側と接触して、口呼吸防止具1が口中内に移動することを抑制する。
[本願発明の第3の構成例]
本願発明の第3の構成例は、前記した第1の構成例の第2のプレート部を複数とする構成である。
図10は本願発明の第3の構成例を説明するための図であり、図10(a)は第1のプレート部2側から見た斜視図であり、図10(b)は第2のプレート部3側から見た斜視図であり、図10(c)は口呼吸防止具1を横方向から見た断面図である。
第3の形態において、第1のプレート部2は歯列の正中から遠心方向に向かって横長の形状とし、第2のプレート部3は第1のプレート部2の中央部から長手方向の両側に所定距離だけ離れた二個所の位置に配置する。第2のプレート部3Aと第2のプレート部3Bを、第1のプレート部2の中央位置に対して横方向に対称な位置に配置し、それぞれ第1の連結部4A、4Bによって第1のプレート部2に連結する。横方向の位置として、例えば頬部の位置とすることができる。
第3の構成例によれば、第2のプレート部3を2個とすることによって、第1の構成例の第2のプレート部を1個とする構成と比較して、同様の効果を奏するための第2のプレート部のサイズを小さくすることができる。
また、第2のプレート部3A,3Bを第1のプレート部2の中央位置に対して横方向に対称な位置に配置することで、第1のプレート部2の歯列方向の横方向の位置ずれを抑制することができる。
なお、本発明は前記各実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨に基づいて種々変形することが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の口呼吸防止装置は、口呼吸を防止して鼻呼吸を促し、口を気道として呼吸する口呼吸を要因とする免疫病等の低減に適用することができる。
1 口呼吸防止具
2 第1のプレート部
3 第2のプレート部
3A,3B プレート部
4 連結部
4A,4B 連結部
5 膨出部
6 連結部
11 歯列
12 歯列
13 外周部
14 外周部
15 切り取り補助線
16 突出部
100 口呼吸防止具
101 前庭プレート
102 舌ストッパ片
103 ガイド片
110 口呼吸防止用マウスピース
111 支持基板
112 固定材
113 係止片

Claims (6)

  1. 上下の歯列の外周部と頬唇との間において、前記歯列の外周部の少なくとも唇側を覆うように位置させることができる横方向に長尺な弧状の第1のプレート部と、
    上下の歯列の内周部において、前記歯列の内周部の少なくとも唇側を覆うように位置させることができ、前記第1のプレート部よりも横方向に短尺な弧状の第2のプレート部と、
    前記第1のプレート部と第2のプレート部とを弧状方向で並列させて連結する第1の連結部とを備え、
    前記第1のプレート部、前記第2のプレート部、および前記第1の連結部は可塑性又は弾力性を有する樹脂で形成され、前記第1のプレート部および前記第2のプレート部の断面形状は横方向および縦方向に弧状であり、中央部分は唇側に湾曲する湾曲形状であり、
    前記第1のプレート部と前記第2のプレート部の対向面が形成する隙間は歯列を挟持することができ、当該挟持状態において、前記第1のプレート部は歯列の外周部の唇側、又は、歯列の外周部の唇部および頬側を覆い、口の開口部を塞ぐことを特徴とする口呼吸防止具。
  2. 前記第1のプレート部および第2のプレート部は、歯列の正中から遠心方向に向かって横長であり、
    前記第1の連結部は、前記第1のプレート部のほぼ中央の位置と前記第2のプレート部のほぼ中央の位置に設けられ、
    前記第1のプレート部、第1の連結部、および第2のプレート部は、同一軸上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の口呼吸防止具。
  3. 第1の連結部の横方向の長さは、第1のプレート部の横方向の長さに対して2/5〜1/2の比率であることを特徴とする請求項に記載の口呼吸防止具。
  4. 前記第1のプレート部は、歯列の正中から遠心方向に向かって横長であり、
    前記第2のプレート部および前記第1の連結部は、前記第1のプレート部の中央部から横方向の両側に所定距離だけ離れた二個所の位置に設けられ、
    前記第2のプレート部は、前記第1のプレート部の中央位置に対して横方向に対称な位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の口呼吸防止具。
  5. 前記第1のプレート部の前方位置に位置させることができ、少なくとも上下方向に膨出する膨出部と、
    前記第1のプレート部と前記膨出部とを連結する第2の連結部とを備え、
    前記第1のプレート部と前記膨出部との対向面が形成する隙間に口唇を挿入することができ、当該挿入状態において、前記膨出部の口唇側の側面部分は口唇と当接し、口呼吸防止具の口中内への移動を抑制することを特徴とする、請求項1からの何れか一つに記載の口呼吸防止具。
  6. 前記第1のプレート部は、横方向の両端部に切り取り補助線を備え、
    前記切り取り補助線は、第1のプレート部の横方向の端部形状および横方向の長さを定める切り取り用のガイドであることを特徴とする請求項1からの何れか一つに記載の口呼吸防止具。
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