JP5239257B2 - 車両用シート - Google Patents

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本発明は、シート位置とシート態様の少なくとも一つが変化する車両用シートに関する。
従来、様々な車両用シートが知られている。例えば、車室床面に対してシート位置が前後にスライドする車両用シートや、シートバックがシートクッションに対して所定の傾動角度で調整されることでシート態様が変化する車両用シートや、シートバックをシートクッションの上に倒した状態でシートが車室床面に対して起立する起立位置に跳ね上げられる車両用シート(特許文献1参照)などが知られている。
特許文献1に開示された車両用シートは、跳ね上げタイプのシートであって、シートクッションの底部には、車室床面のストライカにロックするロック部材が回動可能に設けられている。そしてロック部材は、リンク機構によってシートクッションの位置変化に連動して回動して、シートが起立位置に跳ね上げられた際にシートクッションから突き出る位置からシートクッションに沿う位置に回動する。
特開2007−62415号公報
しかしリンク機構は、複雑な構造になる傾向にあった。リンク機構の代わりにワイヤーを使用する機構も考えられるが、この機構によると、ワイヤーをシートの位置変化によって引っ張るために引っ張り量が十分に得られなくある場合があった。そこで本発明は、シート位置やシート態様の変化によってワイヤーを引っ張り、かつそのワイヤーの引っ張り量を増幅し、ワイヤーによって作動部材を好適に作動させ得る車両用シートを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える車両用シートであることを特徴とする。すなわち請求項1に記載の発明によると、シート位置またはシート態様の変化によって引っ張られる第一ワイヤーと、その第一ワイヤーの引っ張り量を増幅して第二ワイヤーを引っ張る増幅機構と、第二ワイヤーに引っ張られて作動する作動部材を有している。増幅機構は、車両用シートの一部に回動可能に装着される回動体を有している。そして回動体は、第一ワイヤーが連結される第一連結部と、第一連結部よりも回動軸から遠い位置にて第二ワイヤーが連結される第二連結部を有している。
したがって本機構は、ワイヤーを有する構成であるために、従来のようにリンク部材のみから構成される機構に比べて簡易な構成になり得る。また回動体は、第二連結部が第一連結部に比べて回動軸から遠い位置にある。そのため回動体は、第二連結部と回動軸間の距離と、第一連結部と回動軸間の距離との比に応じて第一ワイヤーの引っ張り量を増幅して第二ワイヤーの引っ張る。したがって作動部材を十分に作動させることができる。
また請求項に記載の発明によると、回動体は、車両用シートの一部に回動可能に装着されかつ第一連結部を備える第一回動部材と、第一回動部材と同軸上に車両用シートの一部に回動可能に装着されかつ第二連結部を備える第二回動部材と、第一回動部材と第二回動部材とを連結する弾性部材とを有している。そして弾性部材は、第一回動部材と第二回動部材との間に所定のトルクが発生した際に弾性変形して第一回動部材が第二回動部材に対して相対回動することを許容する。
したがって作動部材を確実に所望の作動量だけ作動させることができる。例えば第一ワイヤーを引っ張ることで第一回動部材が回動し、弾性部材を介して第二回動部材が回動し、第二ワイヤーに引っ張られて作動部材が作動し、作動部材が所定の位置まで移動して停止する。そしてその状態でさらに第一ワイヤーが引っ張られると、第一回動部材と第二回動部材との間に所定のトルクが発生して、弾性部材が弾性変形し、第一回動部材が第二回動部材に対して相対回動する。そのため弾性部材の弾性変形によって各種ばらつきをキャンセルすることができる。例えば車両用シートの構成部品のばらつきや、構成部品の取付位置のばらつきなどをキャンセルすることができる。その結果、作動部材を確実に所望の位置に移動させることができる。
請求項に記載の発明によると、車体に回動可能に取付けられるシートクッションと、シートクッションに回動可能に取付けられる作動部材である脚部材とを有している。そしてシートクッションが車室床面に略平行な使用位置にある時に、脚部材がシートクッションと車室床面との間に立設し、シートクッションが使用位置から車室床面に起立する起立位置に向けて回動された時に、脚部材が第二ワイヤーに引っ張られてシートクッションに沿う位置に回動する。そのため脚部材は、シートクッションを起立位置にすることでシートクッションに沿うことで邪魔にならない。かくして荷室のスペースを確保することができる。
請求項に記載の発明によると、シートクッションは、枠状のフレームと、そのフレームに張設されたばね体と、ばね体の上に弾性的に保持されるパッドとを有している。そして増幅機構は、ばね体の下側でかつフレームの角部近傍に取付けられている。そのため増幅機構によってばね体の弾性変形が妨げ難い構成になっている。

本発明の実施の形態を図1〜5にしたがって説明する。車両用シート1は、図1,2に示すようにシートクッション2と、シートクッション2の後部に回動可能に連結されたシートバック3を有している。シートクッション2とシートバック3は、それぞれ枠状のフレーム2a,3aと、フレーム2a,3aに張設されたばね2e等によって支持されるパッド2b,3bと、パッド2b,3bを覆う表皮2c,3cを有している。フレーム2a,3aの間には、シートバック3をシートクッション2に対して角度調整可能に連結するリクライニング装置8が設けられている。
シートクッション2の車両外側部には、図1,2に示すようにヒンジ機構6が取付けられている。ヒンジ機構6は、車体の側部32に固定される一対の固定側部材6aと、固定側部材6aに回動可能に装着される可動側部材6bを有している。可動側部材6bの先端部は、フレーム2aの側部に形成された取付部2dに取付けられる。したがってシートクッション2は、ヒンジ機構6によって車室床面30に対して略平行な使用位置と、起立した起立位置との間で回動する。そして固定側部材6aと可動側部材6bの間には、シートクッション2を起立位置に向けて付勢するばね7が取付けられている。
シートクッション2の車両内側部には、図1,2に示すように脚部材(作動部材)4が設けられている。脚部材4は、板状であって、上端部にフレーム2aに回動可能に取付けられる取付部4aを有しており、下部の前後位置にロック装置5を有している。脚部材4は、取付部4aを中心に回動することで、シートクッション2の下面と車室床面30との間に立設する使用位置と、シートクッション2の底面に沿う格納位置との間で回動する。ロック装置5は、車室床面30に設けられたストライカ31に係脱可能に取付けられ、車両用シート1に設けられた図示しない操作レバーによってロック解除される。
脚部材4とフレーム2aの間には、図1、2に示すように脚部材4を使用位置に付勢するばね9が設けられている。一方、シートクッション2には、シートクッション2の跳ね上げによるシート位置変化に連動して脚部材4を使用位置から格納位置に回動させる脚格納機構が設けられている。脚格納機構は、第一ワイヤー11と第二ワイヤー12と増幅機構20を有している。
増幅機構20は、図3に示すようにベース部材23と、ベース部材23に回動可能に取付けられる回動体27と、これらの間に設けられるばね26を有している。回動体27は、板材からなる第一回動部材21と第二回動部材22を有している。第一回動部材21は、本体部21aと、本体部21aの一端から下側に折り返して形成される第一連結部21cと、本体部21aの他端から下方に延出する係止部21dを有している。第一連結部21cには、ピン15によって第一ワイヤー11の内ワイヤー部11aが連結される。
第二回動部材22は、図3に示すように本体部22aと、本体部22aの一端から下側に折り返して形成される第二連結部22cと、本体部22aの他端から下方に延出する係止部22dを有している。第二連結部22cには、ピン16によって第二ワイヤー12の内ワイヤー部12aが連結される。本体部22aには、孔22bが形成されており、孔22bに軸部材24が挿入され。その状態で軸部材24が本体部22aに溶着等によって固定される。
軸部材24は、図3に示すように上軸部24aと下軸部24bを有している。上軸部24aは、第一回動部材21に形成された孔21bと、ベース部材23に形成された孔23bに回動可能に挿入される。上軸部24aの先端部には、軸部材24がベース部材23に対して抜止めする留輪28が取付けられる。第一回動部材21と第二回動部材22は、軸部材24を中心に同軸上に回動し、回動先端位置に連結部21c,22cを有している。そして第二連結部22cと軸部材24間の距離は、第一連結部21cと軸部材24間の距離に比べて長い。
第一回動部材21と第二回動部材22は、図3に示すように弾性部材25によって連結されている。弾性部材25は、スパイラルスプリングであって、中心端部25aと外側端部25bを有している。中心端部25aは、軸部材24の下軸部24bに形成されたスリット24cに挿入される。外側端部25bは、第一回動部材21の係止部21dに形成されたスリット21d1に挿入される(図5参照)。したがって第一回動部材21が回動すると、弾性部材25を介して第二回動部材22も回動し得る。
ベース部材23は、図3,4に示すように本体部23aと係止部23d,23eと取付部23f,23gを有している。係止部23d,23eは、本体部23aの両端から下方に延出しており、係止部23dに第一ワイヤー11の外ワイヤー部11bが取付けられる。そして係止部23eに第二ワイヤー12の外ワイヤー部12bが取付けられる。取付部23f,23gは、本体部23aの両端から上方に延出しており、フレーム2aの前側車両外側部の角部近傍に取付られる。
第一ワイヤー11は、図2,4に示すようにシートクッション2の下側面に取回されており、一端部11cがヒンジ機構6に取付けられ、他端部が増幅機構20に連結される。一端部11cは、回動中心6cよりも下側位置にて固定側部材6aに取付けられ、固定側部材6aを介して車体側に固定される。そして中間部がフレーム2aに取付けられたガイド部材13に掛け止められる。
第二ワイヤー12は、図2,4に示すようにシートクッション2の前側下部に取回され、一端部が脚部材4の係止部4bに取付けられ、他端部が増幅機構20に連結される。係止部4bは、脚部材4の回動軸となる取付部4aよりも下側に位置している。そして第二ワイヤー12の中間部がフレーム2aに取付けられたガイド部材14に掛け止められる。
フレーム2aには、図1,4に示すように複数のばね体2eが前後方向に張設されている。ばね体2eの上には、パッド2bが載置され、ばね体2eによってパッド2bが弾性的に保持される。そして増幅機構20は、ばね体2eの下側でかつフレーム2aの角部近傍に取付けられる。
以下に車両用シート1を使用位置から起立位置に変化させる様子を説明する。使用位置から起立位置に車両用シート1を変化させる場合は、先ず図1,2に示すようにシートバック3をシートクッション2側に倒してシートクッション2に重ねる。次に、図示しないレバーによってロック装置5をロック解除して、車両用シート1をヒンジ機構6中心に持ち上げる。これによりシートクッション2は、車室床面30と略平行な使用位置から起立した起立位置に向けて移動する。そしてシートクッション2が第一ワイヤー11の一端部11cから除々に遠ざかる。そのため第一ワイヤー11は、シートクッション2の位置変化によって引っ張られる。
第一ワイヤー11が引っ張られると、図5に示す第一回動部材21が時計回りに回動する。そして軸部材24と弾性部材25を介して第二回動部材22がばね26の付勢力に抗して時計回りに回動する。そして第二回動部材22が図1,2に示すように第二ワイヤー12を引っ張り、第二ワイヤー12が脚部材4を引っ張る。その結果、脚部材4が使用位置から格納位置に回動し、格納位置にて脚部材4がシートクッション2に収納される。
格納位置まで脚部材4が回動すると、脚部材4が回動できなくなる。そしてその状況においてさらにシートクッション2を上方に回動させると、第一ワイヤー11と第二ワイヤー12に強いテンションが加わり、第一回動部材21と第二回動部材22の間に所定のトルクが生じる。そしてそのトルクによって弾性部材25が弾性変形し、第一回動部材21が第二回動部材22に対して時計回りに相対回動する。そのため脚部材4を格納位置に位置させたまま、車両用シート1を起立位置まで移動させることができる。
シートクッション2を起立位置から使用位置に変化させる場合は、図1,2に示すようにシートクッション2をヒンジ機構6中心に下方に回動させる。これにより脚部材4がばね9によってシートクッション2に対して回動し、使用位置に移動する。そしてロック装置5がストライカ31に係合する。そして増幅機構20の第一回動部材21と第二回動部材22がばね26と弾性部材25によって元の位置に戻る。
以上のようにして実施の形態が形成されている。すなわち車両用シート1は、図1,5に示すように第一ワイヤー11と、増幅機構20と、第二ワイヤー12に引っ張られて作動する脚部材(作動部材)4を有している。増幅機構20は、ベース部材23を介して車両用シート1の一部(フレーム2a)に回動可能に装着される回動体27を有している。そして回動体27は、第一ワイヤー11が連結される第一連結部21cと、第一連結部21cよりも回動軸から遠い位置にて第二ワイヤー12が連結される第二連結部22cを有している。
したがって本機構は、ワイヤー11,12を有する構成であるために、従来のようにリンク部材のみから構成される機構に比べて簡易な構成になり得る。また回動体27は、第二連結部22cが第一連結部21cに比べて回動軸から遠い位置にある。そのため回動体27は、第二連結部22cと回動軸間の距離と、第一連結部21cと回動軸間の距離との比に応じて第一ワイヤー11の引っ張り量を増幅して第二ワイヤー12の引っ張る。したがって脚部材4を十分に作動(回動)させることができる。
また回動体27は、図3に示すように第一回動部材21と第二回動部材22と弾性部材25を有している。そして弾性部材25は、第一回動部材21と第二回動部材22との間に所定のトルクが発生した際に弾性変形して第一回動部材21が第二回動部材22に対して相対回動することを許容する。
したがって脚部材4を確実に所望の作動量だけ作動させることができる。すなわち第一ワイヤー11を引っ張ることで第一回動部材21が回動し、弾性部材25を介して第二回動部材22が回動し、第二ワイヤー12に引っ張られて脚部材4が作動し、脚部材4が格納位置まで移動して停止する。そしてその状態でさらに第一ワイヤー11が引っ張られると、第一回動部材21と第二回動部材22との間に所定のトルクが発生して、弾性部材25が弾性変形し、第一回動部材21が第二回動部材22に対して相対回動する。そのため弾性部材25の弾性変形によって各種ばらつきをキャンセルすることができる。例えば車両用シート1の構成部品のばらつきや、構成部品の取付位置のばらつきなどをキャンセルすることができる。その結果、脚部材4を確実に格納位置に移動させることができる。
また脚部材4は、図1,2に示すようにシートクッション2が使用位置から起立位置に向けて回動された時に、第二ワイヤー12に引っ張られてシートクッション2に沿う位置に回動する。そのため脚部材4は、シートクッション2を起立位置にすることでシートクッション2に沿うことで邪魔にならない。
またシートクッション2は、図1、4に示すようにフレーム2aとばね体2eを有している。そして増幅機構20は、ばね体2eの下側でかつフレーム2aの角部近傍に取付けられている。そのため増幅機構20によってばね体2eの弾性変形が妨げ難い構成になっている。
(他の実施の形態)
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。
(1)例えば上記実施の形態の車両用シート1は、車室床面30に対して起立する方向に回動することで位置が変化し、この位置変化によって第一ワイヤー11を引っ張る形態であった。しかし車両用シートが車室床面に対して前後に移動することで位置が変化し、この位置変化によって第一ワイヤーを引っ張る形態であっても良い。あるいはシートバックがシートクッションに対して傾動することでシート態様が変化し、この態様変化によって第一ワイヤーを引っ張る形態などであっても良い。
(2)上記実施の形態は、シート位置の変化に連動して第二ワイヤー12によって脚部材4を回動させる形態であった。しかしシート位置もしくはシート態様の変化に連動して、第二ワイヤーによってロック機構をロック解除する形態、もしくは第二ワイヤーによってシートバックのシートクッションに対する傾動角度を所定角度に止めるロック部材を作動位置に移動させる形態などであっても良い。
(3)上記実施の形態の回動体27は、個別に回動する第一回動部材21と第二回動部材22を有していた。しかし回動体は、第一回動部材と第二回動部材を一体に有する形態であって、かつこれらの間に弾性部材を有していない形態であっても良い。
(4)上記実施の形態の増幅機構20は、シートクッション2に取付けられていた。しかし増幅機構がシートバックやヒンジ機構などに取付けられる形態であっても良い。
(5)上記実施の形態の車両用シート1は、車両の横方向に跳ね上げ可能なシートであった。しかしシートクッションの前部にヒンジ機構を有し、シートクッションの後部もしくは側部に脚部材を有し、車両用シートが車両の前方向に跳ね上げられる形態であっても良い。
(6)上記実施の形態の弾性部材25は、スパイラルスプリングであった。しかし板ばねやコイルスプリングなどであっても良い。
車両用シートの主要構成部材の斜視図である。 車両用シートの背面図である。 増幅機構の分解斜視図である。 増幅機構近傍における車両用シートの主要構成部材の一部上面図である。 増幅機構の上面図である。
符号の説明
1…車両用シート
2…シートクッション
2a,3a…フレーム
2b,3b…パッド
3…シートバック
4…脚部材(作動部材)
5…ロック装置
6…ヒンジ機構
8…リクライニング装置
11…第一ワイヤー
12…第二ワイヤー
13,14…ガイド部材
20…増幅機構
21…第一回動部材
21c…第一連結部
22…第二回動部材
22c…第二連結部
24…軸部材
25…弾性部材
26…ばね
27…回動体
30…車室床面

Claims (3)

  1. シート位置またはシート態様の少なくとも一つが変化する車両用シートであって、
    前記変化によって引っ張られる第一ワイヤーと、その第一ワイヤーの引っ張り量を増幅して第二ワイヤーを引っ張る増幅機構と、前記第二ワイヤーに引っ張られて作動する作動部材とを有し、
    前記増幅機構は、前記車両用シートの一部に回動可能に装着される回動体を有し、
    前記回動体は、前記第一ワイヤーが連結される第一連結部と、前記第一連結部よりも回動軸から遠い位置にて前記第二ワイヤーが連結される第二連結部を有し、
    前記回動体は、前記車両用シートの一部に回動可能に装着されかつ前記第一連結部を備える第一回動部材と、前記第一回動部材と同軸上に前記車両用シートの一部に回動可能に装着されかつ前記第二連結部を備える第二回動部材と、前記第一回動部材と前記第二回動部材とを連結する弾性部材とを有し、
    前記弾性部材は、前記第一回動部材と前記第二回動部材との間に所定のトルクが発生した際に弾性変形して前記第一回動部材が前記第二回動部材に対して相対回動することを許容することを特徴とする車両用シート。

  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    車体に回動可能に取付けられるシートクッションと、前記シートクッションに回動可能に取付けられる作動部材である脚部材とを有し、
    前記シートクッションが車室床面に略平行な使用位置にある時に、前記脚部材が前記シートクッションと前記車室床面との間に立設し、前記シートクッションが使用位置から前記車室床面に起立する起立位置に向けて回動された時に、前記脚部材が第二ワイヤーに引っ張られて前記シートクッションに沿う位置に回動することを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項に記載の車両用シートであって、
    シートクッションは、枠状のフレームと、そのフレームに張設されたばね体と、そのばね体の上に弾性的に保持されるパッドとを有し、
    増幅機構は、前記ばね体の下側でかつ前記フレームの角部近傍に取付けられていることを特徴とする車両用シート。
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