JP5238093B1 - 電子クーポンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル放送電波により配信される電子クーポンからユーザーが利用する可能性が高い電子クーポンを携帯情報端末に保存し、ユーザーが忘れずに電子クーポンを利用することができる電子クーポンシステムを提供する。
【解決手段】電子クーポンシステム10は、放送受信端末100や携帯情報端末200の操作情報などからフィルタ情報を自動的に取得し、このフィルタ情報により放送局11からデジタル放送電波により配信される多数の電子クーポンからユーザーが利用する可能性が高い電子クーポンだけを取り出し、ユーザーの携帯情報端末200に保存する。電子クーポンが保存された携帯情報端末200を所持しているユーザーが電子クーポンを利用できる店舗14に近づくと、店舗クーポン情報処理端末300から携帯情報端末200に店舗14で利用可能な電子クーポンが送信されることで、ユーザーは忘れずに電子クーポンを利用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送信号により配信される電子クーポンに係り、特に電子クーポンの利用を高めることができる電子クーポンシステムに関する。
携帯電話などの携帯情報端末を用いた電子クーポンシステムとして、電子メールやWebから電子クーポンを得て、その電子クーポンを店舗等に提示する事で割引等を受ける方法が実現されている。しかし、電子メールを用いる方法では、電子クーポンの提供者は予め顧客に電子メールアドレスを登録してもらう必要がある。また、Webを用いた方法では、顧客が電子クーポンをWebで検索することで顧客は電子クーポンを得るので、電子クーポンの提供者は不特定多数の顧客に電子クーポンを提供することができない。このため、デジタル放送電波により電子クーポンを配信し、このデジタル放送電波を受信するテレビ受信機(以下、放送受信端末という)を通して電子クーポンを受信する電子クーポンシステムが提案されている。しかし、このようなデジタル放送電波による電子クーポンシステムでは、放送受信端末に多数の電子クーポンが配信されるため、顧客が利用可能な電子クーポンだけを取り出すフィルタリング処理が必要となる。
地上デジタル放送により電子クーポンを配信する技術として下記の特許文献1と特許文献2がある。特許文献1では、放送局から電子クーポン等のデータを弁別するためのフォームが送信され、視聴者がそのフォームに従って弁別情報を設定することで、放送される電子クーポンの中から視聴者にあった電子クーポンを取得する事ができる放送システムを提供している。また、特許文献2では、放送局から送出する電子クーポンを取捨選択するためのインデックス情報を電子クーポンに付加し、視聴者の個人情報と付加したインデックス情報とを用いて視聴者の嗜好に合った電子クーポンをテレビに表示又は携帯端末に転送するデジタルテレビ放送システムを提供している。
特許第4757999号公報 特開2002−101359号公報
このような特許文献1と特許文献2の地上デジタル放送を用いた電子クーポンシステムでは、多数の電子クーポンの中から、ユーザーが利用する可能性が高い電子クーポンをフィルタリングして取り出すことができる。しかし、特許文献1と特許文献2はどちらもユーザーがフィルタリング情報を自ら入力する必要があるので、ユーザーが利用する可能性の高い店舗やサービスが変わった場合には、ユーザー自身でフィルタリング情報を変更しなければならないので手間がかかるという問題があった。また、ユーザーは電子クーポンを事前に取得して携帯情報端末などに保存していても、その電子クーポンを利用できる店舗で電子クーポンの提示を忘れてしまい、電子クーポンを利用しないことがあった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決できる電子クーポンシステムを提供することを目的とする。
本発明の放送受信端末は、携帯情報端末と無線通信可能な放送受信端末であって、前記放送受信端末は、放送信号から電子クーポンのクーポン情報を取り出すクーポン情報取出手段と、放送受信端末が受信する番組、データ放送及び無線通信手段を用いて受信した携帯情報端末による操作情報のうち少なくともいずれか一つからフィルタ情報を取得し、該取得したフィルタ情報を用いて前記電子クーポンのクーポン情報をフィルタリングするフィルタリング手段と、前記フィルタリング手段によりフィルタリングした前記電子クーポンのクーポン情報を前記携帯情報端末に送信するクーポン情報送信手段とを有し、前記携帯情報端末に送信する電子クーポンのクーポン情報には、前記携帯情報端末が、店舗クーポン情報処理端末から受信した店舗クーポン情報と適合しているか判定するためのパスキー情報を含むことを特徴とする。
本発明の携帯情報端末は、放送受信端末ならびに店舗クーポン情報処理端末と無線通信可能な携帯情報端末であって、前記放送受信端末から受信する電子クーポンのクーポン情報であって、放送受信端末が受信する番組、データ放送及び無線通信手段を用いて受信した携帯情報端末による操作情報のうち少なくともいずれか一つからフィルタ情報を取得し、該取得したフィルタ情報を用いてフィルタリングされた電子クーポンのクーポン情報と前記店舗クーポン情報処理端末から受信する店舗クーポン情報が適合しているときに、前記店舗クーポン情報を表示する店舗クーポン情報表示手段を有することを特徴とする。
本発明の店舗クーポン情報処理端末は、携帯情報端末と無線通信可能な店舗クーポン情報処理端末であって、店舗で利用可能な店舗クーポン情報を保存する店舗クーポン情報保存手段を備え、前記携帯情報端末に保存された電子クーポンのクーポン情報であって、放送受信端末が受信する番組、データ放送及び無線通信手段を用いて受信した携帯情報端末による操作情報のうち少なくともいずれか一つからフィルタ情報を取得し、該取得したフィルタ情報を用いてフィルタリングされた電子クーポンのクーポン情報と、前記携帯情報端末が受信した前記店舗クーポン情報とが適合しているとき、前記店舗クーポン情報を前記携帯情報端末に表示するために、前記店舗クーポン情報を前記携帯情報端末へ送信する店舗クーポン情報送信手段と、を備える。
本発明の放送受信端末は、前記フィルタリング手段は、放送受信端末と携帯情報端末から取得するフィルタ情報に基づいて前記電子クーポンのクーポン情報毎にポイントを設定し、該設定したポイントに基づいて前記電子クーポンのクーポン情報をフィルタリングすることを特徴する。
本発明の放送受信端末は、前記フィルタ情報に重み付けランクが設定され、前記重み付けランクにより前記電子クーポンのクーポン情報のポイントが算出されることを特徴とする。
本発明の電子クーポンシステムは、デジタル放送電波により配信される電子クーポンにおいて、顧客が利用する可能性が高い電子クーポンが変化した場合でもその変化に応じて顧客が利用する可能性が高い電子クーポンだけをデジタル放送電波から取り出すことができ、また、顧客が電子クーポンを使用できる店舗でその電子クーポンを忘れずに利用することができる電子クーポンシステムを提供する。
本発明の実施形態に係る電子クーポンシステムの概要を示す図である。 本発明の実施形態に係る放送受信端末の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯情報端末の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る店舗クーポン情報処理の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタル放送電波により配信される電子クーポンのクーポン情報の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るフィルタ情報の生成方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るクーポン情報ポイント設定手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯情報端末におけるクーポン情報保存処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る店舗クーポン情報処理端末における店舗クーポン情報送信処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯情報端末におけるクーポン情報表示処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)について図面を参照して説明する。本発明の電子クーポンシステム10は、放送受信端末または携帯情報端末が操作されることで得られる情報(以下、操作情報という)などから電子クーポンをフィルタリングする情報(以下、フィルタ情報という)を自動的に得て、これらのフィルタ情報によりデジタル放送電波により配信される多数の電子クーポンから顧客が利用する可能性が高い電子クーポンだけを取り出し、顧客の携帯情報端末に保存する。また、電子クーポンが保存された携帯情報端末を所持している顧客がその電子クーポンのサービスが受けられる店舗に近づくと、電子クーポンに設定されるクーポンに関する情報(以下、クーポン情報という)が携帯情報端末に通知されるものである。
本実施形態の電子クーポンシステム10の概要について、図1を用いて説明する。電子クーポンシステム10は、図1に示すように放送局11のデジタル放送電波を受信する放送受信端末100、電子クーポンの配信対象である顧客(以下、ユーザーという)が所持し放送受信端末100と無線通信を行うことができる携帯情報端末200、及び携帯情報端末200と無線通信を行うことができる店舗クーポン情報処理端末300から構成されている。放送受信機100はユーザー宅12などに設置され、店舗クーポン情報処理端末300は店舗14に設置されている。また、放送受信端末100は、プロバイダなどを経由してネットワーク400に接続され、放送受信端末100と携帯情報端末200は、ユーザー宅12または屋外に設置されるアクセスポイント13により無線通信を行うことができる。図1に示す電子クーポンシステム10において、放送局11、ユーザー宅12、アクセスポイント13、及び店舗14について1箇所ずつ記載しているが、実際は複数箇所の放送局11、ユーザー宅12、アクセスポイント13、及び店舗14が存在している。また、携帯情報端末200についても、1台記載しているが、複数の携帯情報端末200を設けることが可能である。このような場合には、複数の携帯情報端末200から放送受信端末100の操作が可能となり、また複数の携帯情報端末200は、放送受信端末100と無線通信を行うことができる。
次に、放送受信端末100の機能構成について、図2を用いて説明する。図2に示すように、放送受信端末100は、デジタルチューナ101、TS(トランスポートストリーム)デコーダ102、音声処理部103、映像処理部104、データ放送処理部105、OSD処理部106、表示処理部107、テレビモニタ108、クーポン情報処理部109、制御部110、記憶部111、無線通信インターフェース部112、LANインターフェース部113、及びシステムバス114から構成されている。制御部110は、フィルタ情報取得処理部110a、クーポン情報ポイント設定処理部110b、及びクーポン情報送信処理部110cを備えている。記憶部111は、フィルタ情報保存エリア111aとクーポン情報保存エリア111bを備えている。
デジタルチューナ101には、デジタル放送電波を受信するアンテナ120が接続され、デジタルチューナ101は、このアンテナ120からデジタル放送電波を入力し、これらの放送電波をトランスポートストリームパケット(TSパケット)に復調し、TSデコーダ102に出力する。TSデコーダ102は、このTSパケットから所望の番組放送の映像音声ストリーム、データ放送、及び電子クーポンのクーポン情報を抽出する。抽出された所望の番組放送の映像音声ストリーム、データ放送情報、及び電子クーポンのクーポン情報は、MPEG−2によって符号化されているデジタルデータである。音声処理部103は符号化された映像音声ストリームから音声データを復号し、復号した音声データをテレビモニタ108に出力する。映像処理部104は符号化された映像音声ストリームから映像データを復号し、復号した映像データをOSD処理部106に出力する。データ放送処理部105は、制御部110から出力されるデータ放送表示指令を入力すると、符号化されたデータ放送情報を復号し、復号したデータ放送情報をデータ放送領域に設定し、OSD処理部106に出力する。OSD処理部106は、映像処理部104から出力される映像データに、データ放送処理部105から出力されるデータ放送領域を重ね合わせ、その重ね合わせたデータを表示処理部107に出力する。表示処理部107は、OSD処理部106から映像データとデータ放送領域が重ね合わされたデータを受信するとテレビ信号に変換し、テレビモニタ108に出力する。このように映像データとデータ放送領域が重ね合わされることで、テレビ放送画面とデータ放送画面の両方がテレビモニタ108に表示される。また、テレビモニタ108は音声処理部103から音声データを入力すると、テレビモニタ108に設けられたスピーカから音声を出力する。クーポン情報処理部109は、符号化された電子クーポンのクーポン情報を復号し、復号した電子クーポンのクーポン情報を制御部110に出力する。デジタル放送電波により配信される電子クーポンのクーポン情報の構成については、後述する。
制御部110は、ユーザーによる携帯情報端末200の操作信号に基づき放送チャンネルやデータ放送を切り替えながら、放送受信端末100全体を制御する。制御部110のフィルタ情報取得処理部110aは、デジタル放送電波により配信される電子クーポンについて、ユーザーが利用する可能性の高い電子クーポンのみを取り出すためのフィルタ情報を取得する。また、フィルタ情報取得処理部110aは、取得したフィルタ情報を記憶部111のフィルタ情報保存エリア111aに保存する。フィルタ情報の詳細については、後述する。制御部110のクーポン情報ポイント設定処理部110bは、クーポン情報処理部109から復号された電子クーポンのクーポン情報を入力すると、記憶部111のフィルタ情報保存エリア111aに保存されているフィルタ情報に基づいて、電子クーポンのクーポン情報にポイントの設定を行う。また、クーポン情報ポイント設定処理部110bは、ポイントが設定された電子クーポンのクーポン情報を記憶部111のクーポン情報保存エリア111bに保存する。クーポン情報ポイント設定処理部110bが行うポイント設定の手順については、後述する。クーポン情報送信処理部110cは、一定周期で記憶部111のクーポン情報保存エリア111bからクーポン情報を取り出し、クーポン情報に設定されているポイントが高い順に無線通信インターフェース部112を経由して携帯情報端末200に送信する。また、クーポン情報送信処理部110cは、記憶部111のクーポン情報保存エリア111bからクーポン情報を取り出して携帯情報端末200に送信した後、クーポン情報を削除する。このように、クーポン情報ポイント設定処理部110bはフィルタ情報取得処理部110aが取得したフィルタ情報に基づいて電子クーポンのクーポン情報にポイントを設定し、クーポン情報送信処理部110cにより予め決められたポイント値以上の電子クーポンのクーポン情報を携帯情報端末200に送信することで、携帯情報端末200は、ユーザーが利用する可能性が高いフィルタリングされた電子クーポンのクーポン情報のみを受信することができる。
記憶部111は、放送受信端末100の基本機能を実現するためのプログラムを記憶している。記憶部111のフィルタ情報保存エリア111aには、電子クーポンをフィルタリングするためのフィルタ情報が保存されている。記憶部111のクーポン情報保存エリア111bには、ポイントが設定された電子クーポンのクーポン情報が保存されている。無線通信インターフェース部112は、携帯情報端末200から送信される操作信号などの無線信号をアクセスポイント13を経由して無線通信手段を用いて受信し、操作信号を制御部110に出力する。LANインターフェース部113は、LANケーブルによりプロバイダなどを経由してネットワーク400に接続し、ネットワーク400により店舗14のHP(ホームページ)やショッピングサイトなどにアクセスを行うことができる。システムバス114は、制御部110と制御部110により制御される各部とを接続し、制御部110はシステムバス114を経由して各部に制御信号を出力する。
次に、携帯情報端末200の機能構成について、図3を用いて説明する。図3に示すように、携帯情報端末200は、無線通信インターフェース部210、制御部220、パネル操作表示部230、及び記憶部240から構成されている。また、制御部220は、クーポン情報保存処理部220aとクーポン情報表示処理部220bを備えている。記憶部240は、会員情報保存エリア240aとユーザークーポン情報保存エリア240bを備えている。無線通信インターフェース部210は、放送受信端末100から送信される無線信号をアクセスポイント13を経由して無線通信手段を用いて受信し、制御部220に出力する。制御部220は、携帯情報端末200全体を制御する。制御部220のクーポン情報保存処理部220aは、放送受信端末100から送信されるフィルタリングされた電子クーポンのクーポン情報を記憶部240のユーザークーポン情報保存エリア240bに保存する。クーポン情報保存処理部220aの詳細については、後述する。制御部220のクーポン情報表示処理部220bは、店舗クーポン情報処理端末300から送信されるクーポン情報(以下、店舗クーポン情報という)に適合するクーポン情報が記憶部240のユーザークーポン情報保存エリア240bに保存されているかを確認し、保存されている場合にパネル操作表示部230のパネルに表示する。店舗クーポン情報は、デジタル放送電波から配信される電子クーポンのクーポン情報に更に店舗14のサービス内容などの詳細な情報が設定される店舗14側の電子クーポンの情報である。クーポン情報表示処理部220bの詳細については、後述する。パネル操作表示部230は、ユーザーの指による接触で操作可能なパネルを備え、携帯情報端末200が備える機能の操作項目をパネルに表示、パネルからの操作の入力、アクセスポイント13を経由して受信するデータや情報をパネルに表示する。また、パネル操作表示部230には、ユーザーにより携帯情報端末200が受信する電子クーポンのクーポン情報の通知許可が設定される。記憶部240は、携帯情報端末200の基本機能を実現するためのプログラムを記憶している。記憶部240の会員情報保存エリア240aには、携帯端末のユーザー自身の会員情報が保存されている。記憶部240のユーザークーポン情報保存エリア240bには、放送受信端末100でフィルタリングされ送信される電子クーポンのクーポン情報が保存される。
次に、店舗クーポン情報処理端末300の機能構成について、図4を用いて説明する。図4に示すように、店舗クーポン情報処理端末300は、インターネット通信部310、制御部320、記憶部330、及び無線通信インターフェース部340から構成されている。また、制御部320は、店舗クーポン情報受信処理部320aと店舗クーポン情報送信処理部320bを備えている。記憶部330は、店舗クーポン情報保存エリア330aを備えている。インターネット通信部310は、プロバイダなどを経由してネットワーク400に接続する。制御部320は、店舗クーポン情報処理端末300全体を制御する。制御部320の店舗クーポン情報受信処理部320aは、ネットワーク400に接続している他の店舗や企業のサーバまたはHP(ホームページ)などから自分の店舗14で利用可能とする電子クーポンのクーポン情報をインターネット通信部310を経由して受信する。また、店舗クーポン情報受信処理部320aは、記憶部330の店舗クーポン情報保存エリア330aに保存する。この電子クーポンに適合する電子クーポンが、デジタル放送電波でユーザーに配信される。制御部320の店舗クーポン情報送信処理部320bは、携帯情報端末200と無線通信を行いながら、携帯情報端末200に保存されている電子クーポンのクーポン情報が店舗14で利用可能であるかを判断する。店舗クーポン情報送信処理部320bの詳細については、後述する。記憶部330は、店舗クーポン情報処理端末300の基本機能を実現するためのプログラムを記憶している。記憶部330のクーポン情報保存エリア330aには、店舗14で利用可能な店舗クーポン情報が保存される。無線通信インターフェース部340は、携帯情報端末200から送信される無線信号をBluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)などの短距離通信で有効な通信可能範囲
が10mから100m程度の無線通信手段を用いて受信し、制御部320に出力する。本発明では、このような無線通信手段を「短距離無線通信手段」ということにする。
次に、デジタル放送波により配信される電子クーポンのクーポン情報の構成について図5を用いて説明する。図5に示すように、電子クーポンのクーポン情報は、企業情報、店舗情報、キーワード情報、個人識別情報、有効期限、対象商品情報、放送局番組情報、会員情報、及びパスキー情報から構成されている。企業情報は、電子クーポンの発行元である企業を特定するための情報である。例えば、電子クーポンの発行元が「企業A1」であれば、この「企業A1」が設定される。店舗情報は、電子クーポンが利用可能な店舗を特定するための情報である。例えば、電子クーポンが利用可能な店舗が「店舗A12」であれば、この「店舗A12」が設定される。キーワード情報は、キーワードを用いて電子クーポンをフィルタリングするときのキーワードを特定するための情報である。例えば、キーワードが「野球」であれば、この「野球」が設定される。個人識別情報は、個人情報を用いて電子クーポンをフィルタリングするときの個人を特定するための情報である。例えば、個人識別情報が「30代男性」であれば、この「30代男性」が設定される。有効期限は、電子クーポンの有効期限である。例えば、有効期限が「2012年6月30日」であれば、この「2012年6月30日」が設定される。対象商品情報は、電子クーポンにより割引または特典が得られる対象となる商品の情報である。例えば、電子クーポンの対象となる商品が「野球観戦チケット」でこの「野球観戦チケット」を購入すると電子クーポンにより割引が適用される場合には、この「野球観戦チケット」が設定される。放送局番組情報は、放送局と番組名を特定するための情報である。例えば、放送局番組情報が「放送局B1番組B2」であればこの「放送局B1番組B2」が設定される。会員情報は、電子クーポンの対象者を特定の会員に限定するための情報である。例えば、会員フラグに「0」が設定されていれば、電子クーポンの対象者を会員に限定しない。会員フラグに「1」が設定されていれば、電子クーポンの対象者を会員に限定する。会員フラグに「2」が設定されていれば、指定された会員IDの会員のみに限定する。このように、会員情報には、会員フラグと会員フラグが「2」であるときの会員IDが設定される。パスキー情報は、携帯情報端末200と店舗クーポン情報処理端末300が無線通信を行うときに認証情報として使用され、また、店舗クーポン情報処理端末300から送信される店舗クーポン情報と、携帯情報端末200がクーポン情報保存エリア111bに保存しているクーポン情報が適合しているかを判定するために使用されるパスキーである。例えば、パスキーが「#PKEY」であれば、この「#PKEY」が設定される。
次に、放送受信端末100のフィルタ情報取得処理部110aが取得し、記憶部111のフィルタ情報保存エリア111aに保存されるフィルタ情報の生成方法について図6と図7を用いて説明する。図6に示すフィルタ情報には、ユーザーが放送受信端末100の操作を行ったときにフィルタ情報取得処理部110が取得するフィルタ情報(以下、「放送受信端末フィルタ情報」という)と、ユーザーが携帯情報端末200の操作を行ったときに無線通信インターフェース部112を経由して放送受信端末100が取得するフィルタ情報(以下、「携帯情報端末フィルタ情報」という)の2種類の情報がある。また、「放送受信端末フィルタ情報」と「携帯情報端末フィルタ情報」には、「取得先または取得タイミング」、「フィルタ情報の取得方法」、「取得情報に対する重み付けランク」が決められている。「取得先または取得タイミング」はフィルタ情報の取得先または取得するタイミングである。「フィルタ情報の取得方法」は、取得先または取得するタイミングにおけるフィルタ情報の取得方法である。「取得情報に対する重み付けランク」は、取得したフィルタ情報に対する重み付けランクである。重み付けランクは、「A」、「B」、「C」の順であり、重み付けランク「A」が最も重い(高い)ランクである。例えば、図6の放送受信端末フィルタ情報において、取得先または取得タイミングが「定期的に視聴または予約録画している番組」であれば、定期的に視聴または予約録画している番組から配信される電子クーポンのクーポン情報から「企業情報」、「店舗情報」及び「キーワード情報」をフィルタ情報として取得する。そして、このフィルタ情報である「企業情報」、「店舗情報」、及び「キーワード情報」の重み付けランクが「C」であれば、「取得情報に対する重み付けランク」の「企業情報」、「店舗情報」、及び「キーワード情報」に「C」が設定される。この重み付けに基づいてフィルタ情報のポイントを算出する手順については、次のクーポン情報ポイント設定手順で説明する。
次に、放送受信端末100のクーポン情報ポイント設定処理部110bがクーポン情報にポイントを設定するクーポン情報ポイント設定手順について図7を用いて説明する。図7(1)は、クーポン情報処理部109がデジタル放送電波から取り出した電子クーポンのクーポン情報1とクーポン情報2に設定されている「企業情報」、「店舗情報」、「キーワード情報」、及び「個人識別情報」の内容を示す。図7(2)は、放送受信端末100のフィルタ情報保存エリア111aに保存されているフィルタ情報の構成を示す。フィルタ情報は、重み付けランク毎に「企業情報・店舗情報」、「キーワード情報」、及び「個人識別情報」の内容が設定されている。図7(3)は、重み付けランク毎に予め決められている「企業情報・店舗情報」、「キーワード情報」、及び「個人識別情報」に対するポイントを示す。図7(4)は、放送受信端末100のクーポン情報ポイント設定処理部110bによりクーポン情報保存エリア111bに保存されるクーポン情報1とクーポン情報2のデータである。尚、クーポン情報ポイント設定処理部110bがクーポン情報保存エリア111bにクーポン情報を保存するときには、クーポン情報に設定されるポイントが高い順に保存する。
このように、電子クーポンのクーポン情報がポイントの高い順にクーポン情報保存エリア111bに保存されることで、クーポン情報送信処理部110cは、予め決められたポイント数の電子クーポンのクーポン情報を取り出すときに、容易に取り出すことができる。
このような設定において、図7(1)のクーポン情報1の「企業情報」は「C1」、「店舗情報」は「設定無し」、「キーワード情報」は「自動車、旅行、本」、個人識別情報は「設定無し」となっている。また、図7(2)のフィルタ情報によると、「企業情報」の「企業C1」は重み付けランクが「C」、「キーワード情報」の「自動車」は重み付けランクが「A」、「キーワード情報」の「旅行」は重み付けランクが「B」となっている。また、図7(3)の重み付けランク毎の情報に対するポイントによると、「企業情報・店舗情報」の重み付けランク「C」において「企業情報」のみ一致する場合のポイントは20となっているので、クーポン情報1における「企業情報・店舗情報」のポイントは20となる。また、「キーワード情報」の重み付けランク「A」のポイントは50、キーワード情報の重み付けランク「B」のポイントは25となっている。更に、「キーワード情報」については、クーポン情報に複数のキーワード情報が存在する場合は、「キーワード情報」の重み付けランクのポイント数を合計し、その合計ポイントを「キーワード情報」の数で割るようにする。例えば、図7(1)のクーポン情報1においては、「キーワード情報」は「自動車、旅行、本」の3つの情報である。「自動車」は重み付けランク「A」であるのでポイントは50、「旅行」は重み付けランク「B」であるのでポイントは25、「本」はフィルタ情報に設定されていないのでポイントは0である。この結果、クーポン情報1における「キーワード情報」のポイント合計は(50+25)/3=25となる。従って、クーポン情報1のポイントは、「企業情報・店舗情報」のポイント20と「キーワード情報」のポイント25の合計であるポイント45となる。尚、クーポン情報1とクーポン情報2ではクーポン情報2がクーポン情報1よりポイントが高いので、クーポン情報2が上位に保存される。
次に、携帯情報端末200のクーポン情報保存処理部220aが実行するクーポン情報保存処理について説明する。放送受信端末100は、クーポン情報保存エリア111b内のクーポン情報を、ポイントが高い順に携帯情報端末200に送信する。携帯情報端末200の無線通信インターフェース部210が放送受信端末100から電子クーポンのクーポン情報を受信すると、制御部220に電子クーポンのクーポン情報を受信したことを通知する。制御部220がこの通知を入力すると、制御部220はクーポン情報保存処理部220aを起動する。クーポン情報保存処理部220aが起動されると、クーポン情報保存処理部220aがクーポン情報保存処理を開始する。以下、図8のクーポン情報保存処理のフローチャートに示すステップ順に説明する。
(ステップS101)
まず、クーポン情報保存処理部220aは、無線通信インターフェース部210から電子クーポンのクーポン情報を入力する。
(ステップS102)
次に、クーポン情報保存処理部220aは、ユーザークーポン情報エリア240bに空きがあるかを確認する。空きがある場合(ステップS102のYes)は、ステップS103に進む。また、空きがない場合(ステップS102のNo)は、ステップS111に進む。
(ステップS111)
ステップS102がNoであるときに、クーポン情報保存処理部220aは、ユーザークーポン情報エリア240b内に、受信したクーポン情報より低いポイントのクーポン情報があるかを確認する。低いポイントのクーポン情報がない場合(ステップS111のNo)は、これ以上クーポン情報を受信しても保存できないため放送受信端末100との通信を終了するとともにクーポン情報保存処理を終了する。低いポイントのクーポン情報がある場合(ステップS111のYes)は、ステップS112に進む。
(ステップS112)
ステップS111がYesであるときに、ユーザークーポン情報エリア240b内の最もポイントが低いクーポン情報を削除し、ステップS103に進む。
(ステップS103)
ステップS102がYesであるときに、クーポン情報保存処理部220aは、クーポン情報の会員情報に設定されている会員フラグが0であるかを判定する。会員フラグが0であるとき(ステップS103のYes)は、ステップS108に進む。会員フラグが0でないとき(ステップS103のNo)は、ステップS104に進む。
(ステップS104)
ステップS103がNoであるときに、クーポン情報保存処理部220aは、記憶部240の会員情報保存エリア240aからユーザー自身の会員情報を取り出す。
(ステップS105)
次に、クーポン情報保存処理部220aは、ステップS104で取り出したユーザー自身の会員情報からクーポン情報の企業または店舗の会員であるかを判定する。ユーザーがクーポン情報の企業または店舗の会員であるとき(ステップS105のYes)は、ステップS106に進む。ユーザーがクーポン情報の企業または店舗の会員でないとき(ステップS105のNo)は、ステップS101に戻る。
(ステップS106)
ステップS105がYesであるときに、クーポン情報保存処理部220aは、クーポン情報の会員情報に設定されている会員フラグが1であるかを判定する。会員フラグが1であるとき(ステップS106のYes)は、ステップS108に進む。会員フラグが1でないとき(ステップS106のNo)は、ステップS107に進む。
(ステップS107)
ステップS106がNoであるときに、クーポン情報保存処理部220aは、クーポン情報の会員情報に設定されている会員IDにユーザー自身の会員IDが存在するかを判定する。クーポン情報の会員情報に設定されている会員IDにユーザー自身の会員IDが存在するとき(ステップS107のYes)は、ステップS108に進む。クーポン情報の会員情報に設定されている会員IDにユーザー自身の会員IDがないとき(ステップS107のNo)は、ステップS101に戻る。
(ステップS108)
ステップS103、ステップS106、及びステップS107がYesであるときに、クーポン情報保存処理部220aは、電子クーポンのクーポン情報をユーザークーポン情報保存エリア240bに保存する。
(ステップS109)
次に、クーポン情報保存処理部220aは、パネル操作表示部230にユーザーにより携帯情報端末200が受信する電子クーポンのクーポン情報の通知許可が設定されているか判定する。通知許可の設定がされているとき(ステップS109のYes)は、ステップS110に進む。通知許可の設定がされていないとき(ステップS109のNo)は、ステップS101に戻る。
(ステップS110)
ステップS109がYesであるときに、クーポン情報保存処理部220aは、パネル操作表示部230のパネルに電子クーポンのクーポン情報を表示する。例えば、会員フラグが2の場合では、「企業A1からVIP会員用クーポンを受信しました。クーポン内容・・・有効期限 YYYY.MM.DDが表示される。」
次に、店舗クーポン情報処理端末300の店舗クーポン情報送信処理部320bが実行する店舗クーポン情報送信処理について説明する。店舗クーポン情報処理端末300に電源が投入されると制御部320が店舗クーポン情報処理端末300全体の制御を開始する。制御部320が制御を開始すると、制御部320は店舗クーポン情報送信処理部320bを起動する。店舗クーポン情報送信処理部320bが起動されると、店舗クーポン情報送信処理部320bが店舗クーポン情報送信処理を開始する。以下、図9の店舗クーポン情報送信処理のフローチャートに示すステップ順に説明する。
(ステップS201)
まず、店舗クーポン情報送信処理部320bは、無線通信インターフェース部340を経由して携帯情報端末200に接続要求を送信する。
(ステップS202)
次に、店舗クーポン情報送信処理部320bは、携帯情報端末200からパスキー情報の要求があるかを判定する。パスキー情報の要求があるとき(ステップS202のYes)は、ステップS203に進む。パスキー情報の要求がないとき(ステップS202のNo)は、ステップS201に戻る。
(ステップS203)
ステップS202がYesであるときに、店舗クーポン情報送信処理部320bは、記憶部330の店舗クーポン情報保存エリア330aから店舗クーポン情報のパスキー情報を取り出し、携帯情報端末200に送信する。
(ステップS204)
次に、店舗クーポン情報送信処理部320bは、携帯情報端末200から認証完了を受信したかを判定する。認証完了を受信したとき(ステップS204のYes)は、ステップS205に進む。認証完了を受信していないとき(ステップS204のNo)は、ステップS201に戻る。
(ステップS205)
ステップS204がYesであるときに、店舗クーポン情報送信処理部320bは、携帯情報端末200と接続を行う。このように携帯情報端末200と接続することで、店舗クーポン情報処理端末300と携帯情報端末200が無線通信によりデータの送受信が可能となる。
(ステップS206)
次に、店舗クーポン情報送信処理部320bは、一定時間以内に携帯情報端末200から店舗クーポン情報の要求があるかを判定する。店舗クーポン情報の要求があるとき(ステップS206のYes)は、ステップS207に進む。店舗クーポン情報の要求がないとき(ステップS206のNo)は、ステップS201に戻る。
(ステップS207)
ステップS206がYesであるときに、店舗クーポン情報送信処理部320bは、記憶部330の店舗クーポン情報保存エリア330aから店舗クーポン情報を取り出し、携帯情報端末200に送信する。
(ステップS208)
次に、店舗クーポン情報送信処理部320bは、携帯情報端末200との接続を解除し、携帯情報端末200に接続要求を送信するステップS201に戻る。このように携帯情報端末200との接続を解除することで、店舗クーポン情報処理端末300と携帯情報端末200が無線通信によるデータの送受信が不可となる。
次に、携帯情報端末200のクーポン情報表示処理部220bが実行するクーポン情報表示処理について説明する。携帯情報端末200に電源が投入されると制御部220が携帯情報端末200全体の制御を開始する。制御部220が制御を開始すると、制御部220はクーポン情報表示処理部220bを起動する。クーポン情報表示処理部220bが起動されると、クーポン情報表示処理部220bがクーポン情報表示処理を開始する。以下、図10のクーポン情報表示処理のフローチャートに示すステップ順に説明する。
(ステップS301)
まず、クーポン情報表示処理部220bは待ち状態となる。携帯情報端末200を所持したユーザーが、携帯情報端末200と店舗クーポン情報処理端末300がBluetooth(
登録商標)やZigBee(登録商標)などの短距離無線通信手段による無線通信が可能な範囲に入ると、携帯情報端末200の無線通信インターフェース部210が店舗クーポン情報処理端末300から送信される接続要求を受信する。携帯情報端末200の無線通信インターフェース部210がこの接続要求を受信すると、制御部220に通知する。制御部220がこの通知を入力するとクーポン情報表示処理部220bの待ち状態を解除され、クーポン情報表示処理部220bが携帯情報端末200からの接続要求を受信する。
(ステップS302)
まず、クーポン情報表示処理部220bは、店舗クーポン情報処理端末300に対して無線通信インターフェース部210を経由してパスキー情報を要求する。
(ステップS303)
次に、クーポン情報表示処理部220bは、無線通信インターフェース部210を経由して店舗クーポン情報処理端末300からパスキー情報を受信する。
(ステップS304)
次に、クーポン情報表示処理部220bは、記憶部240のユーザークーポン情報保存エリア240bからクーポン情報のパスキー情報を取り出し、店舗クーポン情報処理端末300から受信したパスキー情報と同じパスキー情報が設定されているクーポン情報が存在するかを判定する。店舗クーポン情報処理端末300から受信したパスキー情報と同じパスキー情報が設定されているクーポン情報が存在するとき(ステップS304のYes)は、ステップS305に進む。店舗クーポン情報処理端末300から受信したパスキー情報と同じパスキー情報が設定されているクーポン情報が存在しないとき(ステップS304のNo)は、ステップS311に進む。
(ステップS305)
ステップS304がYesであるときに、クーポン情報表示処理部220bは、無線通信インターフェース部210を経由して店舗クーポン情報処理端末300に認証完了を送信する。
(ステップS306)
次に、クーポン情報表示処理部220bは、店舗クーポン情報処理端末300と接続を行う。このように店舗クーポン情報処理端末300と接続することで、携帯情報端末200と店舗クーポン情報処理端末300が無線通信によりデータの送受信が可能となる。
(ステップS307)
次に、クーポン情報表示処理部220bは、店舗クーポン情報処理端末300に対して無線通信インターフェース部210を経由して店補クーポン情報の要求を送信する。
(ステップS308)
次に、クーポン情報表示処理部220bは、無線通信インターフェース部210を経由して店舗クーポン情報処理端末300から店補クーポン情報を受信する。
(ステップS309)
次に、クーポン情報表示処理部220bは、店舗クーポン情報処理端末300との接続を解除する。このように店舗クーポン情報処理端末300との接続を解除することで、携帯情報端末200と店舗クーポン情報処理端末300が無線通信によるデータの送受信が不可となる。
(ステップS310)
次に、クーポン情報表示処理部220bは、パネル操作表示部230のパネルに店舗クーポン情報を表示し、店舗クーポン情報処理端末300から接続要求を受信するまで待ち状態とするステップS301に戻る。
(ステップS311)
ステップS304がNoであるときに、クーポン情報表示処理部220bは、無線通信インターフェース部210を経由して店舗クーポン情報処理端末300に認証不可を送信し、店舗クーポン情報処理端末300から接続要求を受信するまで待ち状態とするステップS301に戻る。
このような実施形態によれば、電子クーポンシステム10は、放送受信端末100や携帯情報端末200の操作情報などからフィルタ情報を自動的に取得し、これらのフィルタ情報によりデジタル放送電波により配信される多数の電子クーポンからユーザーが利用する可能性が高い電子クーポンだけを取り出し、ユーザーの携帯情報端末200に保存することができる。また、電子クーポンが保存された携帯情報端末200を所持しているユーザーが電子クーポンのサービスが受けられる店舗14に近づくと、Bluetooth(登録商標
)やZigBee(登録商標)などの短距離無線通信手段により、その店舗14で利用可能な電子クーポンのクーポン情報を自動的に携帯情報端末200が受信し、パネル操作表示部230のパネルに表示されるので、ユーザーは忘れずに電子クーポンを利用することができる。
なお、本実施形態によれば、携帯情報端末200が1台である実施例について説明したが、複数台とすることも可能である。このような場合には、放送受信端末100のフィルタ情報取得処理部110a、クーポン情報ポイント設定処理部110b、及びクーポン情報送信処理部110cを携帯情報端末200毎に設けることで、同様に実現可能である。また、本実施形態によれば、携帯情報端末200と店舗クーポン情報処理端末300が無線通信を行うための認証情報であるパスキー情報について、パスキー情報が予めクーポン情報に設定されている例について説明したが、クーポン情報に設定される他の情報から生成することも可能である。例えば、クーポン情報に設定されている企業情報と対象商品情報をビット毎の排他的論理和(XOR)をパスキー情報とすることも可能である。また、本実施形態によれば、店舗クーポン情報処理端末300において、店舗クーポン情報受信処理部320aがネットワーク400に接続している他の店舗や企業のサーバまたはHP(ホームページ)などから自分の店舗14で利用可能とする電子クーポンのクーポン情報を受信する実施例について説明したが、店舗14で利用可能とする電子クーポンのクーポン情報を予め店舗クーポン情報処理端末300に保存しておく、またはデジタル放送電波から取り出すようにすることも可能である。また、本実施形態によれば、地上デジタル放送や衛星デジタル放送などのデジタル放送電波により配信される電子クーポンの例について説明したが、CATV放送、IP放送、インターネット放送、地域無線LAN放送などのあらゆる放送手段が送出する放送信号により配信される電子クーポンに適用することが可能である。
以上により、本発明の電子クーポンシステムは、デジタル放送電波により配信される電子クーポンにおいて、顧客が利用する可能性が高い電子クーポンが変化した場合でもその変化に応じて顧客が利用する可能性が高い電子クーポンだけをデジタル放送電波から取り出すことができ、また、顧客が電子クーポンを使用できる店舗でその電子クーポンを忘れずに利用することができる電子クーポンシステムを提供することができる。
以上、具体的な実施の形態により本発明を説明したが、上記実施の形態は本発明の例示であり、この実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
本発明は、電子クーポンシステムに好適であるが、クーポンだけでなく商品券、優待券、または入場券などを自動的に配信するシステム一般に適用可能である。
10・・・・・電子クーポンシステム
11・・・・・放送局
12・・・・・ユーザー宅
13・・・・・アクセスポイント
14・・・・・店舗
100・・・・・放送受信端末
101・・・・・デジタルチューナ
102・・・・・TS(トランスポートストリーム)デコーダ
103・・・・・音声処理部
104・・・・・映像処理部
105・・・・・データ放送処理部
106・・・・・OSD処理部
107・・・・・表示処理部
108・・・・・テレビモニタ
109・・・・・クーポン情報処理部
110・・・・・制御部
110a・・・・フィルタ情報取得処理部
110b・・・・クーポン情報ポイント設定処理部
110c・・・・クーポン情報送信処理部
111・・・・・記憶部
111a・・・・フィルタ情報保存エリア
111b・・・・クーポン情報保存エリア
112・・・・・無線通信インターフェース部
113・・・・・LANインターフェース部
114・・・・・システムバス
200・・・・・携帯情報端末
210・・・・・無線通信インターフェース部
220・・・・・制御部
220a・・・・クーポン情報保存処理部
220b・・・・クーポン情報表示処理部
230・・・・・パネル操作表示部
240・・・・・記憶部
240a・・・・会員情報保存エリア
240b・・・・ユーザークーポン情報保存エリア
300・・・・・店舗クーポン情報処理端末
310・・・・・インターネット通信部
320・・・・・制御部
320a・・・・店舗クーポン情報受信処理部
320b・・・・店舗クーポン情報送信処理部
330・・・・・記憶部
330a・・・・店舗クーポン情報保存エリア
340・・・・・無線通信インターフェース部
400・・・・・ネットワーク

Claims (5)

  1. 携帯情報端末と無線通信可能な放送受信端末であって、
    前記放送受信端末は、
    放送信号から電子クーポンのクーポン情報を取り出すクーポン情報取出手段と、
    放送受信端末が受信する番組、データ放送及び無線通信手段を用いて受信した携帯情報端末による操作情報のうち少なくともいずれか一つからフィルタ情報を取得し、該取得したフィルタ情報を用いて前記電子クーポンのクーポン情報をフィルタリングするフィルタリング手段と、
    前記フィルタリング手段によりフィルタリングした前記電子クーポンのクーポン情報を前記携帯情報端末に送信するクーポン情報送信手段とを有し、
    前記携帯情報端末に送信する電子クーポンのクーポン情報には、前記携帯情報端末が、店舗クーポン情報処理端末から受信した店舗クーポン情報と適合しているか判定するためのパスキー情報を含むことを特徴とする放送受信端末。
  2. 放送受信端末ならびに店舗クーポン情報処理端末と無線通信可能な携帯情報端末であって、
    前記放送受信端末から受信する電子クーポンのクーポン情報であって、
    放送受信端末が受信する番組、データ放送及び無線通信手段を用いて受信した携帯情報端末による操作情報のうち少なくともいずれか一つからフィルタ情報を取得し、該取得したフィルタ情報を用いてフィルタリングされた電子クーポンのクーポン情報と前記店舗クーポン情報処理端末から受信する店舗クーポン情報が適合しているときに、前記店舗クーポン情報を表示する店舗クーポン情報表示手段を有することを特徴とする携帯情報端末。
  3. 携帯情報端末と無線通信可能な店舗クーポン情報処理端末であって、
    店舗で利用可能な店舗クーポン情報を保存する店舗クーポン情報保存手段を備え、
    前記携帯情報端末に保存された電子クーポンのクーポン情報であって、放送受信端末が受信する番組、データ放送及び無線通信手段を用いて受信した携帯情報端末による操作情報のうち少なくともいずれか一つからフィルタ情報を取得し、該取得したフィルタ情報を用いてフィルタリングされた電子クーポンのクーポン情報と、前記携帯情報端末が受信した前記店舗クーポン情報とが適合しているとき、前記店舗クーポン情報を前記携帯情報端末に表示するために、前記店舗クーポン情報を前記携帯情報端末へ送信する店舗クーポン情報送信手段と、を備えた店舗クーポン情報処理端末。
  4. 前記フィルタリング手段は、放送受信端末と携帯情報端末から取得するフィルタ情報に基づいて前記電子クーポンのクーポン情報毎にポイントを設定し、該設定したポイントに基づいて前記電子クーポンのクーポン情報をフィルタリングすることを特徴する請求項1に記載の放送受信端末。
  5. 前記フィルタ情報に重み付けランクが設定され、前記重み付けランクにより前記電子クーポンのクーポン情報のポイントが算出されることを特徴とする請求項4に記載の放送受信端末。
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