JP5237874B2 - 欠陥検査方法および欠陥検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造工程やフラットパネルデイスプレイの製造工程に代表される薄膜プロセスを経てウェハ上に形成された微細パターンの欠陥や異物などの欠陥検査方法および欠陥検査装置に関するものである。
従来の半導体検査装置として、国際公開第WO2003/069263号パンフレット(特許文献1)がある。この検査装置は、ウェハ表面を斜方よりレーザ光照明してウェハ上での散乱光を検出する暗視野検出光学系を搭載している。この光学系には周期的なパターンからの回折光を対物レンズの後側焦点位置(射出瞳位置)に配置した空間フィルタにより遮光している。
国際公開第WO2003/069263号パンフレット
ウェハ上には様々なパターンが形成されており、欠陥の種類も発生原因に応じて多様である。DRAM(Dynamic Random Access Memory)等に代表されるパターンは、周期的なパターンが配線されており、周期パターンからの回折光を空間フィルタにて遮光可能である。
しかし、ウェハ上には論理演算部(ロジック部)のように、非周期的なパターンも存在する。この非周期パターン部の散乱光は、対物レンズのフーリエ変換面にて周期パターンとは異なる領域に散乱する。
さらに、論理演算部のロジックパターンからの散乱光は、メモリ部のように点状に分布するのではなく、広がりが大きいためパターンからの散乱光を全て遮光することはできない。このため、メモリとロジックを混載した半導体を高感度に検査する場合、以下のような問題があった。
(1)メモリ部とロジック部で異なる空間フィルタを設定する必要がある
(2)ロジック部ではパターンからの散乱光を完全には遮光することが不可能なため、パターン像の明るさ変動が検査感度を阻害する要因となる。このため、ロジックパターン像を安定検出する必要がある。
(3)メモリ部に対してロジック部では、パターンが明るく検出されるため、照明光を一定として画像を検出すると、メモリ部に対してロジック部の明るさが光検出器の飽和レベルに達してしまい、ロジック部が実質非検査になってしまう。
そこで、本発明の目的は、ウェハ上に存在する多種多様なパターン上においても欠陥を高感度且つ高捕捉率で検出する欠陥検査方法および欠陥検査装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
すなわち、代表的なものの概要は、レーザを光源として試料の法線に対して斜方よりコヒーレント照明する第1の照明手段と、第1の照明手段とは異なる波長のインコヒーレント光を照明する第2の照明手段と、試料からの散乱光を捕捉する検出系と、検出系において第1の照明手段と第2の照明手段に対応した波長に分岐された検出光路の少なくとも一方に配置され、試料からの散乱光の一部を遮光する空間フィルタを備え、空間フィルタを透過した散乱光に基づいて、欠陥候補を判定する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下の通りである。
すなわち、代表的なものによって得られる効果は、ウェハ上に存在する多種多様な正常パターンからの散乱光や回折光を適切に遮光して検査対象欠陥からの散乱光を効率的に検出することにより、欠陥を顕在化した高感度化に有利な画像を得ることができる。
また、微小欠陥の散乱光確保のために照明光強度を高くした場合においても、散乱光量の多い正常パターン画像の明るさ飽和を低減することが可能であり、欠陥の捕捉率を向上することが可能となる。
本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置の構成を示す構成図である。 (a)、(b)は本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置における散乱光を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置における回転ストロボ照明を説明するための説明図である。 (a)〜(d)は本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置における空間変調素子の遮光パターンを説明するための説明図である。 (a)、(b)は本発明の実施の形態2に係る欠陥検査装置のインコヒーレント照明光学系の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態3に係る欠陥検査装置の照明光学系の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態3に係る欠陥検査装置の照明光学系の構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態3に係る欠陥検査装置のMEMSミラーアレイの構造を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る欠陥検査装置の画像処理部の構成を示す構成図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1〜図4により、本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置の構成および動作について説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置の構成を示す構成図、図2は本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置における散乱光を説明するための説明図、図3は本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置における回転ストロボ照明を説明するための説明図、図4は本発明の実施の形態1に係る欠陥検査装置における空間変調素子の遮光パターンを説明するための説明図である。
図1において、欠陥検査装置は、ウェハ1が搭載されるXYZθステージ9、レーザ5、電気光学素子7、PBS(Polarizing Beam Splitter)10、ビームエキスパンダ11、ミラー12、13、1/2波長板15、1/4波長板17、およびシリンドリカルレンズ20からなる照明光学系、LED(Light Emitting Diode)6a、6b、6c、6d、およびレンズ8a、8b、8c、8dからなるインコヒーレント照明光学系、対物レンズ40、レンズ42、45、ダイクロイックミラー50、空間フィルタである空間変調素子55a、55b、結像レンズ80a、80b、およびイメージセンサ90a、90bからなる検出光学系、画像処理部100、操作部110、機構制御部120から構成されている。
ウェハ1はXYZθステージ9上に搭載されており、ウェハ1上に形成されたパターンとステージ走査方向のθアライメントを行う。ウェハ1の暗視野画像はX方向にXYZθステージ9を定速走査しながら連続的に散乱光の画像を検出する。
照明光学系はウェハ1に対して斜方に配置しており、ウェハ1を線状照明30する。照明光学系に用いられている光源はレーザ5であり、発振波長λ1はYAG第2高調波の532nmレーザや、第3高調波355nm或いは第4高調波266nmレーザ、199nmレーザなどDUV(Deep Ultraviolet)光から可視光が候補である。
また、複数波長を発振する複数波長レーザやランプが候補である。ランプはd線(588nm)、e線(546nm)、g(436nm)、h(405nm)、i線(365nm)を発光する水銀ランプや水銀キセノンランプが候補である。
レーザ5を発振したレーザ光22は電気的に偏光を所定の方向に制御する電気光学素子7(LiNbOやPLZT[(Pb、La)(Zr、Ti)Oの略]など)に入射する。電気光学素子7の代わりにガーネット膜などからなる磁気光学素子を用いてもよい。
この偏光方向を制御することによりPBS(Polarizing Beam Splitter)10を透過する光は所定の光量に減光され、ビームエキスパンダ11に入射してビーム径を拡大する。
ミラー12、13にてビームをウェハ1側に反射させ、それぞれ回転可能な1/2波長板15と1/4波長板17にて所定の偏光状態に設定する。
例えば、ウェハ1に対して、S偏光、P偏光やその中間的な角度で振動する直線偏光或いは、右または左回りの楕円(円)偏光がある。レーザ光22によるウェハ1上での照明範囲は、X方向に細くY方向に長い細線照明となるように、シリンドリカルレンズ20を配置する。
もう一方の照明系として、インコヒーレント照明光学系を配置している。このインコヒーレント光(λ2)は、レーザ5のコヒーレント光(λ1)とは異なる波長の光源を有している。本実施の形態の例では、4つのLED6a、6b、6c、6dを備えている。それぞれのLED6a、6b、6c、6dはZ軸からウェハ1を平面的にみたときに、X、Y方向に対してほぼ45度の角度をなした方位に配置されている。
これらのLED6a、6b、6c、6dから発光する光は特定の波長幅を有したインコヒーレント光であり、複数個配置することにより、空間的なコヒーレンスをさらに低下させる効果がある。
4方位のLED6a、6b、6c、6dから発光した光は、それぞれの光路に配置したレンズ8a、8b、8c、8dにてウェハ1上に線状に照明する。
ウェハ1上のパターンや欠陥で散乱した光の内、対物レンズ40のNA(Numerical Aperture)内に伝播した光は対物レンズ40に捕捉され、検出光学系に導かれる。
検出光学系にはレンズ42、45および、ダイクロイックミラー50が配置されている。ダイクロイックミラー50にてコヒーレント光(λ1)とインコヒーレント光(λ2)に分岐されたそれぞれの光路に対物レンズ40の瞳(フーリエ変換面)と共役な像を形成する。それぞれ瞳像位置に空間変調素子55a、55bを配置して特定の散乱光や回折光を遮光する。
空間変調素子55a、55bを透過した光は、結像レンズ80a、80bにてそれぞれのイメージセンサ90a、90b上に散乱像を形成する。イメージセンサ90a、90bにて検出した画像は、画像処理部100に入力され、設計上同一パターンの画像(例えば、隣接ダイの画像)と比較処理して欠陥を検出する。
検出した欠陥の座標や大きさおよび明るさなどの欠陥情報は操作部110に送られ、欠陥検査装置のユーザがウェハ1上の欠陥マップなどの欠陥情報を表示・欠陥情報データを出力することが可能となる。
また、操作部110は欠陥検査装置の動作指示を行う機能も備えており、機構制御部120に動作の指示を行い、機構制御部120からXYZθステージ9や光学部品の動作をコントロールする。
この検出光学系の用いる空間変調素子55a、55bとして、複屈折素子(LiNbOやPLZT[(Pb、La)(Zr、Ti)Oの略]など)の電気光学効果を利用したマイクロシャッタアレイや液晶フィルタおよびMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)を用いた1次元および2次元アレイ状のフィルタなどがある。
これらのデバイスでは、電気制御により高速に光の透過/遮光をスイッチングできるため、ウェハ1上のパターン3のピッチや形状に応じて検査中に適切なフィルタリングパターンに変更することが可能となる。
また、ウェハ1の表層を対物レンズ40の焦点位置と一致させるためにはウェハ高さを検出して、XYZθステージ9にてウェハ1の高さを制御する必要がある。このウェハ高さ検出方式として、例えば、光てこ方式があり、スリット光をウェハ1に照明する高さ検出用照明系とウェハ1を反射したスリット光を検出してスリット像の位置よりウェハの高さを求めるウェハ高さ検出部などを配置するようにすればよい。
ウェハ1の高さと対物レンズ40の焦点位置の差を求め、許容外のデフォーカスをしている場合は、ウェハ1を焦点位置に位置決めするように機構制御部120がXYZθステージ9に指示を出す。
以上の構成により、ウェハ1上の欠陥を検出するが、LSI上の論理演算部は、一般に非周期的なパターンが形成されている。この非周期的なパターンは一般に直交した配線から形成されており、ウェハ1上に形成されているダイの並びと平行(或いは直角)方向に形成されている。
図1に示す例では、ダイが整列して並んでいる方向に、XYZθステージ9の走査方向Xとしているため、主なロジックパターンの配線は、X、Y方向である。
図2(a)にウェハ1の断面構造を示す。ウェハ1の表面にはX方向に長手のロジックパターン3aとY方向に長手のロジックパターン3bが形成されている。これらのパターンからの散乱光を模式的に示すために、ウェハ1上に半球を仮定する。
ウェハ1を照明したときに、これらのパターンからの散乱光が半球に到達すると考える、この半球に到達した光の強度を半球の上からウェハ1側にみた平面図を図2(b)に示す。この図では、最外周の円に位置する光は、ウェハと水平な方向に伝播する光である。
また、対物レンズ40のNA(Numerical Aperture)に対応する位置が円39となる。このため、円39よりも内側に散乱する光が対物レンズ40に捕捉される。照明光が図2(b)の34の位置ある場合、ウェハ1を正反射した正反射光37は、光軸を中心とした点対象な位置に到達する。
この場合、X、Y方位のパターン3a、3bからの散乱光は、図2(b)において、正反射光37を交点としたY、Xの方向に分布する。これを図2(b)の32、33にて模式的に示している。
これらの散乱光は、欠陥検査する上で感度を阻害するノイズ成分が多く含まれているため、これらのロジックパターン散乱光を、例えば、図2(b)の36に示す範囲において遮光することにより、検査感度を向上することが可能となる。
これらのパターン散乱光を遮光する空間変調素子としては、2次元状に遮光と透過を制御された素子が配列されたシャッタアレイのようなデバイスが有効である。しかし、空間変調素子にて遮光するということは、対物レンズ40の開口を制限することになる。このため、X、Y軸に対して45度の方位より同時に照明した場合、対物レンズ40の開口がより小さくなり、対物レンズ40が有する解像力を阻害する要因となる。
この対策として、図3に示すように、45度方位の4方位からの照明を時間的に分割して、対物レンズ40の解像力低下を抑制した照明を用いている。
4方位からの照明は、それぞれ時間差を有したストロボ照明としている。照明位置は、それぞれのLED6a、6b、6c、6d共に、ウェハ1上の同じ位置を照明する。時間的な発光タイミングは、時間AのときにLED6aを点灯させ、他のLED6b、6c、6dは消灯或いはウェハ1に光が届かないように遮光する。次の時間Bでは矢印35の方向に点灯するLEDが変わる。この時間Bのケースでは、LED6bのみが点灯することになる。このように点灯するLEDを順次偏光することにより、照明方位を順次移動させたストロボ照明が可能となる。
図3にて示した回転ストロボ照明とそれぞれの方位からの照明に対応したロジックパターン散乱光を遮光する空間変調素子の形状を図4に示す。図4は、図3の時間A、B、C、Dの照明方位に対応した遮光パターンを示している。
図4(a)は図3の時間Aに対応した遮光パターンであり、図の表現は図2(b)と同様である。
照明光34Aの場合、正反射光が37Aに到達する。X方向に長手のパターンからの散乱光は、32Aの領域に分布する。また、Y方向パターンからの光は33Aに分布する。
2次元状に透過と遮光を制御可能な空間変調素子を配置して、パターン散乱光が強く分布する領域32A、33Aを36Aで示すパターンで遮光する。
図4(b)に示す、次の時間Bでは、正反射光が37Bに到達する。このとき、遮光パターンを36Bに設定する。
同様に、図4(c)に示す時間C、図4(d)に示す時間Dについても空間変調素子の遮光パターンをそれぞれ、36C、36Dの通り設定する。これにより、同時照明では、図4の36A、36B、36C、36Dを重ねあわせた遮光部となるため、開口部が狭くなるが、以上の動作によりそれぞれの時間A、B、C、Dでは、検査ノイズの多い領域だけを遮光することが可能となり不必要な遮蔽による対物レンズ40の解像度低下を抑制することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1においては、インコヒーレント照明光学系は光源としてLEDを用いたが、他の光源を用いたものである。
図5により、本発明の実施の形態2に係る欠陥検査装置のインコヒーレント照明光学系の構成について説明する。図5は本発明の実施の形態2に係る欠陥検査装置のインコヒーレント照明光学系の構成を示す構成図であり、他の構成は実施の形態1と同様である。
図5(a)は、2つのレーザを用いた構成の一例である。波長の異なる2つのレーザ200a(波長λ2a)と200b(波長λ2b)を光源とし、ダイクロイックミラー202にて共通照明光路に導く。
共通光路にて、それぞれのレーザ光(λ2a)、(λ2b)の揃った位相を時間的に拡散させるため、モータ205に取り付けられた回転拡散板203に入射させる。この回転拡散板203では、拡散板の微小な凹凸(粒)により、時間的に位相が乱れる。これらの光をレンズ207にて集光し、この集光位置にファイバ209の入射端204を配置する。ファイバ出射端側にレンズ210を配置して、ウェハ1上を照明する。
また、図5(b)は光源としてランプを用いた構成の一例である。ランプ206は、d線(588nm)、e線(546nm)、g(436nm)、h(405nm)、i線(365nm)を発光する水銀ランプや水銀キセノンランプが候補であり、ランプ206からの光はインコヒーレント光であるため、発光した光をそのままレンズ207にて集光してファイバ209の入射端204に入射させる。ファイバ209の射出側にレンズ210を設け、ウェハ1を照明する。
この図5(a)、(b)に示す構成では、図1に示す4方位のうち、1方位の例を模式的に示したが、実際には4系統ではなく1系統でもよく、さらに45度方位ではなくてもよい。
この一例として、LEDや図5に示す照明系統を全方位に配置しても問題ない。このインコヒーレント照明による効果は、空間変調素子55bにて遮光しきれなかったパターン散乱光による像を安定して検出することが狙いである。
この安定検出とは、コヒーレント照明によるパターンエッジ像のリップル、ウェハ1上の酸化膜の厚さむらによるパターン像の明るさ変動および、半導体回路の動作上は致命製のないパターンの微小な形状差などによる明るさの違いなどによる欠陥ではない正常パターンの明るさ変動(検査上のノイズ成分)を抑制し、検査感度を向上することが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態3は、実施の形態1において、照明光学系のレーザ光の干渉性を低減した照明方法としたものである。
図6〜図8により、本発明の実施の形態3に係る欠陥検査装置の照明光学系の構成について説明する。図6および図7は本発明の実施の形態3に係る欠陥検査装置の照明光学系の構成を示す構成図、図8は本発明の実施の形態3に係る欠陥検査装置のMEMSミラーアレイの構造を示す図であり、他の構成は実施の形態1と同様である。
まず、図6に示す照明方法の例では、レーザ200cからの光をパーシャルミラー220で第一段目の分岐を行う。このパーシャルミラー220は、分岐比が1(透過):3(反射)となるようにされている。
透過した光はミラー221にてウェハ1を照明231する。反射した光はパーシャルミラー222にて第2段目の分岐が行われ、分岐比は1(反射):2(透過)に設定されている。このパーシャルミラー222にて反射された光は、ウェハ1を照明232する。
パーシャルミラー222を透過した光は、ミラー223、224を透過してパーシャルミラー225にて第3段目の分岐を行う。パーシャルミラー225を反射した光はウェハ1を照明233する。
さらに、パーシャルミラー225を透過した光はミラー226を反射し、ウェハ1を照明234する。これら4光路に分岐した照明231、232、233、234は、おのおのの光路差がレーザ200cを発振する光の可干渉距離以上となるように配置される。これにより、各方向から照明した光の干渉が抑制されるため、正常パターンからの散乱光の安定検出に効果がある。
また、図6に示す例では、レーザ光を用いて可干渉距離以上の光路差を利用したパターン安定検出方法であるが、これ以外に、レーザ光の位相を時間的に乱す方式を使用した照明方法を図7に示す。
図7に示す照明方法の例では、レーザ200dを発振したレーザ光は、レンズ235、236にてビーム径が拡大され、MEMSミラー250に入射する。このMEMSミラー250の表面は、個別に駆動可能なミラーが2次元状に配置されている。このミラーアレイは個々のミラーが独立して駆動可能であり、レーザ光の位相を時間的に乱して波面が時間的に253、252、251と変化するようにする。
これら時間的に波面を乱した光は、レンズ254にてウェハ1を照明する。これにより、パターンからの散乱光を安定検出する。散乱光検出系は、対物レンズ40、結像レンズ45にてイメージセンサ90a上に散乱像を結像する。
MEMSミラー250の断面構造を図8に示す。MEMSミラー250は、Si基板260上に複数のマイクロミラー262a、262b、262c…が2次元上に配列されており、位相を乱さないケースでは、図8(a)に示すように、マイクロミラー262a、262b、262c…の表面が一定の高さで固定される。
これに対して、時間的に位相を乱す場合は、個々のマイクロミラー262a、262b、262c…を、例えば図8(b)に示すように、ランダムに上下移動させる。これにより、反射した光は時間的に波面の乱れが変化する。この波面を乱す周期は少なくてもイメージセンサの蓄積時間より高速に行うことにより、安定したパターン像を検出することが可能となる。
なお、本実施の形態の照明光学系を、実施の形態1における照明光学系のインコヒーレント照明光学系として用いるようにしてもよい。
(実施の形態4)
実施の形態4は、実施の形態1において、イメージセンサを照明光学系とインコヒーレント照明光学系共に、2個ずつ使用して位置合せ処理を行うものである。
図9により、本発明の実施の形態4に係る欠陥検査装置の画像処理部の処理について説明する。図9は本発明の実施の形態4に係る欠陥検査装置の画像処理部の構成を示す構成図である。
図9において、イメージセンサは、照明光学系用のイメージセンサ90a(1)、90a(2)、インコヒーレント照明光学系用のイメージセンサ90b(1)、90b(2)が設けられている。
また、イメージセンサ90a(1)、90a(2)、90b(1)、90b(2)の出力信号は、画像処理部100に入力される。
イメージセンサ90a(1)にて検出された画像は、階調変換部301aにて例えばγ補正のような明るさの変換を行う。変換後の画像の一方は位置合せ部305aに送られ、他方はメモリ303aに送られる。位置合せ部305aでは既に送られた画像と設計上同じパターン(例えば、隣接ダイ)となるまでメモリ303aに格納されてメモリ303aから送られた画像と位置合せする。
比較部307aでは位置合せされた2画像の差画像などの比較処理を行い、比較の結果として画像の特徴量を算出する。この特徴量(例えば、濃淡差の最大値や面積など)を用いて欠陥判定部315にて欠陥を判定する。
この一連の処理をイメージセンサ90a(2)、90b(1)、90b(2)のそれぞれについても同様に行う。
さらに、それぞれの画像で比較した結果は位置合せ部310に送られ、偏光、波長の異なる4画像の位置合せを行い、これら異なる光学条件での画像の特徴量を比較して、この特徴量を欠陥判定部315に送って欠陥を判定する。
以上、欠陥判定部315では5種類の特徴量を用いて判定を行う訳であるが、何れかの判定結果にて欠陥だと判定された場合は、残る4種類の特徴量も併せて分類部317に特徴量が送られる。
この分類部317にて、欠陥の種類(例えば、異物やエッチング残り、スクラッチなど)や、擬似欠陥(デバイスにとって致命性のない酸化膜の明るさむらやパターンのラフネスおよび、グレインなど)を分類し、欠陥の座標や分類結果および特徴量などを出力する。
このように欠陥を検出することにより、より正確な欠陥の検出を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、ウェハ上に形成された微細パターンの欠陥や異物などの検出を行う装置やシステムに広く適用可能である。
1…ウェハ、3a、3b…パターン、4…欠陥、5…レーザ、6a、6b、6c、6d…LED、7…電気光学素子、8a、8b、8c、8d…レンズ、9…XYZθステージ、10…PBS、11…ビームエキスパンダ、12、13…ミラー、15…1/2波長板、17…1/4波長板、20…シリンドリカルレンズ、22…レーザ光、30…照明領域、40…対物レンズ、42、45…レンズ、43…回転機構付き1/2波長板、44…回転機構付き1/4波長板、50…ダイクロイックミラー50、55a、55b…空間変調素子、80a、80b…結像レンズ、90a、90b…イメージセンサ、100…画像処理部、110…操作部、120…機構制御部、130…高さ検出部、200a、200b、200c、200d…レーザ、202…ダイクロイックミラー、203…回転拡散板、204…入射端、205…モータ、206…ランプ、207…レンズ、209…ファイバ、210…レンズ、220、222、225…パーシャルミラー、221,223,224,226…ミラー、235、236…レンズ、250…MEMSミラー、254…レンズ、262a、262b、262c…マイクロミラー、301a、301b、301c、301d…階調変換部、303a、303b、303c、303d…メモリ、305a、305b、305c、305d…位置合せ部、307a、307b、307c、307d…比較部、310…位置合せ部、312…比較部、315…欠陥判定部、317…分類部。

Claims (9)

  1. 回路パターンが形成された試料の欠陥を検出する欠陥検査方法であって、
    ステージにより、前記試料を水平な面内にて走査し、
    コヒーレント光と複数のインコヒーレント光の2系統の照明により、前記試料の法線に対して斜方より照明し、
    前記複数のインコヒーレント光は、前記試料の法線に対して斜方より複数方向から照明し、それぞれのインコヒーレント光が順次移動して時間的に変化し、
    前記試料にて散乱した光が捕捉されて、前記2系統の照明に対応する光のそれぞれが分岐された2系統の検出光路のそれぞれに配置された空間フィルタにより、前記試料からの散乱光の一部を遮光し、
    前記複数のインコヒーレント光の照明に対応する前記空間フィルタによる前記散乱光の遮光は、前記複数のインコヒーレント光の時間的な変化に対応して異なる遮光パターンを使用し、
    前記2系統の検出光路に配置されたイメージセンサにより、前記2系統の検出光路のそれぞれに配置された前記空間フィルタを透過した散乱光を結像させ、
    画像処理部により、前記イメージセンサにて検出された散乱画像を比較処理し、欠陥候補を判定することを特徴とする欠陥検査方法。
  2. 請求項1記載の欠陥検査方法において、
    前記コヒーレント光の波長とインコヒーレント光の波長が異なることを特徴とする欠陥検査方法。
  3. 回路パターンが形成された試料の欠陥を検出する欠陥検査方法であって、
    ステージにより、前記試料を水平な面内にて走査し、
    複数の照明により、複数の方位より前記試料を時間的に分割して順次移動させて照明し、
    検出手段により、前記試料からの散乱光を捕捉し、時間的分割した照明のそれぞれに対応して、異なる空間フィルタリングを行い、前記試料からの散乱光の一部を異なる遮光パターンで遮光し、
    イメージセンサにより、前記検出手段にて前記空間フィルタリングされた散乱光を結像させ、
    画像処理部により、前記イメージセンサにて検出された散乱画像を比較処理し、欠陥候補を判定することを特徴とする欠陥検査方法。
  4. 回路パターンが形成された試料の欠陥を検出する欠陥検査方法であって、
    ステージにより、前記試料を水平な面内にて走査し、
    コヒーレント光の照明により、前記試料の法線に対して斜方より線状に照明し、
    時間的波面変調素子により、前記コヒーレント光の光束内の波面を時間的に変動させ、
    検出手段により、前記試料からの散乱光を捕捉し、
    イメージセンサにより、前記検出手段にて捕捉された散乱光を結像させ、
    画像処理部により、前記イメージセンサにて検出された散乱画像を比較処理し、欠陥候補を判定し、
    前記コヒーレント光の光束内の波面の時間的な変動は、前記イメージセンサの蓄積時間より高速であることを特徴とする欠陥検査方法。
  5. 請求項4記載の欠陥検査方法において、
    前記時間的波面変調素子は、液晶或いは電気光学素子或いは磁気光学素子或いはMEMSを用いたことを特徴とする欠陥検査方法。
  6. 回路パターンが形成された試料の欠陥を検出する欠陥検査装置であって、
    前記試料を水平な面内にて走査するステージと、
    レーザを光源として前記試料の法線に対して斜方よりコヒーレント照明する第1の照明手段と、
    前記第1の照明手段とは異なる波長のインコヒーレント光を複数の方向から照明する複数の第2の照明手段と、
    前記試料からの散乱光を捕捉する検出系と、
    前記検出系において前記第1の照明手段と第2の照明手段に対応した波長に分岐した検出光路の少なくとも一方に配置され、前記試料からの散乱光の一部を遮光する空間フィルタと、
    前記それぞれの検出光路に配置され、前記試料の散乱像を検出するイメージセンサと、
    前記イメージセンサにて検出された散乱画像を比較処理し、欠陥候補を判定する画像処理部とを備え、
    前記複数の第2の照明手段は、それぞれ照明するインコヒーレント光を順次移動させ、時間的に変化させて照明し、
    前記空間フィルタによる前記散乱光の遮光は、順次移動する前記インコヒーレント光の時間的な変化に対応して異なる遮光パターンを使用することを特徴とする欠陥検査装置。
  7. 請求項6記載の欠陥検査装置において、
    前記第2の照明手段は、レーザを光源として光を時間的位相変調してから前記試料を照明するものであり、時間的位相変調手段として2次元状にマイクロミラーを配置したMEMSデバイスであることを特徴とする欠陥検査装置。
  8. 請求項6記載の欠陥検査装置において、
    前記第2の照明手段は、前記試料の主な配線方向に対して45度傾いた複数の方位から照明し、時間的に照明方位を変更し、
    前記空間フィルタの遮光パターンは、前記時間的に変更された照明方位と同期して変更されることを特徴とする欠陥検査装置。
  9. 請求項8記載の欠陥検査装置において、
    前記空間フィルタが、2次元状にシャッタを複数配置したMEMSシャッタアレイであることを特徴とする欠陥検査装置。
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