JP5237237B2 - スパークプラグ - Google Patents

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本発明は、自動車用エンジン等の内燃機関に使用される燃焼圧検知機能が付いたスパークプラグに関する。
従来から、自動車用エンジン等の内燃機関では、圧力センサによって燃焼圧を検知できるようにすることが知られている。このような燃焼圧を検知するための機構としては、歪みゲージを燃焼室内に設けた構成とすることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、かかる構成の場合、歪みゲージによる燃焼圧の検出結果が温度変化の影響を大きく受け易く燃焼圧の検出精度の向上が困難である上、耐熱性の高い歪みゲージが必要となる。
また、スパークプラグ等に、燃焼圧力に応じて変形する曲げ部材を設け、この曲げ部材に歪みゲージを配置して燃焼圧力を検知する構成とすることが知られている(例えば、特許文献2参照。)。しかしながら、かかる構成の場合、通常のスパークプラグにはない曲げ部材を別途設ける必要があり、構造が複雑化し製造コストも増大する。
また、スパークプラグの絶縁碍子を保持する主体金具の工具係合部の上部に、歪みゲージを配置した構造のスパークプラグが知られている(例えば、特許文献3参照。)。しかしながら、かかる構成の場合、主体金具の後端側端部近傍に歪みゲージが配置されるので、主体金具に対して絶縁碍子が振動する際の振動の影響を受け易い。また、主体金具と絶縁碍子の間で生じるコロナ放電発生の電磁ノイズの影響を受け易いため、燃焼圧の検出精度の向上が困難である。
WO2004/015385 特開2005−24537号公報 特開2007−53074号公報
上述したとおり、従来の技術では、燃焼圧力の検出精度の向上が困難であり、また、構造が複雑化して製造コストの増大を招くという問題があった。
本発明は、上記従来の事情に対処してなされたものである。本発明は、構造の複雑化による製造コストの増大を招くことなく燃焼圧力の検出精度の向上を図ることのできるスパークプラグを提供しようとするものである。
本発明に係るスパークプラグは、軸線方向に貫通孔を有する筒状の絶縁碍子と、前記貫通孔に挿通された中心電極と、前記絶縁碍子の外周に設けられ、前記絶縁碍子を保持する主体金具と、を具備したスパークプラグであって、前記主体金具は、内燃機関の取り付け孔に設けられた雌ねじに螺合するための雄ねじ部と、内燃機関の取り付け孔の底部と当接される座面を形成する座部と、内燃機関への取り付けの際に工具を係合させるための工具係合部と、前記座部と前記工具係合部との間に位置する薄肉円筒部とを具備し、前記薄肉円筒部の外側に歪みゲージが設けられていることを特徴とする。
本発明のスパークプラグでは、座部と工具係合部との間に位置する主体金具の薄肉円筒部の外側に歪みゲージが設けられている。この主体金具の薄肉円筒部は、剛性を必要とすることから肉厚に形成された座部と、同じく剛性を必要とすることから肉厚に形成された工具係合部との間に設けられており、絶縁碍子が燃焼圧を受けて軸方向後端側へ変位する際に、座部や工具係合部に比べて大きな歪みが発生する。これによって、燃焼圧を高感度で精度良く検出することができる。また、主体金具のかしめ部の端部と絶縁碍子との間でコロナ放電が生じた場合においても、工具係合部の部分で電磁的にシールドされるため、歪みゲージによる検出信号にコロナ放電によるノイズの影響が加わることを抑制することができる。さらに、絶縁碍子を直接保持するかしめ部に歪みゲージを設けた場合に比べて絶縁碍子の軸線方向と直交する方向の振動によるノイズの影響が加わることを抑制することができる。さらにまた、歪みゲージを燃焼室内に設けた場合に比べて温度変化の影響を受け難く、歪みゲージに要求される耐熱性も低くなる。さらに、主体金具の薄肉円筒部の外側に歪みゲージを設けているので、構成部品の増加等を招くことなく、構造の複雑化や製造コストの増大を招くこともない。
本発明のスパークプラグでは、歪みゲージが、薄肉円筒部の軸線方向中心に設けられた構成とすることが好ましい。これによって、薄肉円筒部のうち、燃焼圧が加わった際に歪みが最も多くなる部分に歪みゲージを位置させることができ、燃焼圧を高感度で精度良く検出することが可能となる。
本発明のスパークプラグでは、歪みゲージが、軸線に対して軸対称に複数設けられている構成とすることが好ましい。これによって、振動等によるノイズ成分を相殺して燃焼圧を高感度で精度良く検出することが可能となる。
本発明のスパークプラグでは、主体金具の座部又は工具係合部の少なくともいずれかに、ダミーゲージが設けられている構成とすることが好ましい。これによって、温度補償した状態で燃焼圧を高感度で精度良く検出することが可能となる。
本発明のスパークプラグでは、歪みゲージを薄肉円筒部に蒸着により形成することができ、また、歪みゲージを薄肉円筒部に貼着することによって配設することができる。いずれの場合でも、構成部品の増加等を招くことなく、構造の複雑化や製造コストの増大を招くことがない。
本発明のスパークプラグでは、主体金具の歪みゲージの配置部位を予め平面状となるように加工した構成とすることができる。このような構成とすれば、特に歪みゲージを薄肉円筒部に蒸着により形成する場合、良好に歪みゲージを形成することができる。
本発明によれば、構造の複雑化による製造コストの増大を招くことなく燃焼圧力の検出精度の向上を図ることのできるスパークプラグを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るスパークプラグの全体概略構成を示す図。 図1のスパークプラグの要部断面構成を拡大して示す図。 図1のスパークプラグの歪みゲージの構成例を示す図。 図1のスパークプラグのダミーゲージの構成例を示す図。 図1のスパークプラグの燃焼圧検出回路の構成例を示す図。 図1のスパークプラグ用のコネクタの要部構成を示す縦断面図。 図6のコネクタの要部構成を示す横断面図。
以下、本発明の詳細を、図面を参照して実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスパークプラグの全体概略構成を示す図であり、図1の左半部は縦断面構成を示してある。
図1に示すように、スパークプラグ100は、例えばアルミナあるいは窒化アルミニウム等のセラミック焼結体により構成され、軸線G方向に貫通する貫通孔2を有する筒状の絶縁碍子1を具備している。また、貫通孔2内には、先端部が絶縁碍子1の端面から突出するように中心電極3が配置されている。
上記中心電極3は、Ni基合金等から柱状に構成されている。中心電極3の具体的な材料としては、インコネル600(商品名)(Ni:76質量%、Cr:15.5質量%、Fe:8質量%(残部微量添加元素もしくは不純物)、インコネル601(商品名)(Ni:60.5質量%、Cr:23質量%、Fe:14質量%(残部微量添加元素もしくは不純物))を例示できる。
中心電極3の先端には貴金属チップが配設される場合がある。この貴金属チップは、例えば、Irを主成分とし、また、Irの酸化揮発を抑制したり加工性を改善したりするための副成分として、Pt、Rh、Ru及びReから選ばれる1種又は2種以上を合計で3〜50質量%含有するIr合金等によって構成することができ、その外形は円柱状に形成される。
絶縁碍子1の外周には、低炭素鋼等の金属により構成された筒状の主体金具4が設けられており、絶縁碍子1の先端部が主体金具4の端面から突出し、かつ、絶縁碍子1の後端側が主体金具4の後端から導出された状態で絶縁碍子1が主体金具4に保持されている。これらの絶縁碍子1と主体金具4とは、主体金具4の後端を絶縁碍子1側かつ軸線G方向先端側にかしめ、かしめ部45を形成することによって固定されている。
中心電極3は、絶縁碍子1の軸線G方向に形成された貫通孔2の先端側(図中下側)に配置されている。また、貫通孔2の後端側には端子金具6が配置されている。この端子金具6と中心電極3とは、抵抗体7及びこの抵抗体7の軸線G方向先端側に設けられた導電性ガラスシール8、後端側に設けられた導電性ガラスシール9等を介して電気的に接続されている。
主体金具4の先端部には、一端が当該主体金具4の端面に接合され、他端が中心電極3の先端を向くように略L字状に屈曲された接地電極20が配置されている。この接地電極20と中心電極3の先端との間が火花放電を発生させるためのスパークギャップ21となっている。なお、この接地電極20の中心電極3との対向部にも前記したと同様な貴金属チップが配設される場合がある。
主体金具4の先端側には、スパークプラグ100を自動車用エンジンのプラグホール内に設けられた雌ねじに螺合させて取り付けるための雄ねじ部40が形成されている。また、この雄ねじ部40の後端側には、肉厚に構成され、雄ねじ部40より大径とされた座部41が形成されている。この座部41はフランジ状に外側に向けて突出する形状とされており、座部41の先端側の面がスパークプラグ100を自動車用エンジンのプラグホール内の底面(座面)と当接させるための座面42とされている。なお、プラグホール内の底面(座面)と座面42との間に円環状のガスケット12が配置される。
上記座部41の後端側には、薄肉円筒部43が形成されており、この薄肉円筒部43の後端側に肉厚に構成された工具係合部44が形成されている。この工具係合部44は、外径が6角形状等とされ、スパークプラグ100を自動車用エンジンのプラグホール内に取り付ける際に、6角レンチ等の工具を係合させるようになっている。そして、この工具係合部44の後端側に、前述したかしめ部45が形成されている。
かしめ部45に対応して、絶縁碍子1には大径部10が設けられている。そして、絶縁碍子1の大径部10と、主体金具4のかしめ部45との間には、環状部材11,12と、これらの環状部材11,12との間に充填されたタルク13が設けられている。主体金具4の雄ねじ部40が設けられた部位の内側には内側に向けて突出するように段差部46が設けられており、この段差部46に対応して絶縁碍子1には段差状に形成された係止部14が設けられ、この係止部14が段差部46に係止されている。そして、かしめ部45と段差部46とによって、絶縁碍子1が主体金具4に保持されている。
本実施形態のスパークプラグ100では、主体金具4の座部41と工具係合部44との間に形成された薄肉円筒部43に、複数(本実施形態では2つ)の歪みゲージ22が配設されている。これらの歪みゲージ22は、図2に示すように、主体金具4の中心軸、つまり軸線Gの周りに略180度離れた位置となるように配置されている。また、歪みゲージ22は、薄肉円筒部43の軸線G方向の中心に位置するように配置されており、図1中歪みゲージ22より上側の薄肉円筒部43の長さと、下側の薄肉円筒部43の長さが略同一となるように構成されている。これによって、薄肉円筒部43のうち、燃焼圧が加わった際に歪みが最も多くなる部分に歪みゲージ22が位置することになり、燃焼圧を高感度で精度良く検出することが可能となる。
上記の歪みゲージ22は、例えば、主体金具4とは別に製造して主体金具4に貼着する方法、又は主体金具4に蒸着等によって直接形成する方法によって配設することができる。主体金具4に蒸着等によって直接歪みゲージ22を形成する場合、例えば、まずプラズマCVD等によって酸化ケイ素膜を形成する。次に、同じくプラズマCVD等によってホウ素化ケイ素からなるシリコン膜を形成し、フォトエッチングでシリコン膜を所定のパターンにパターニングして歪みゲージとする。そして、この歪みゲージに金等の金属を蒸着して電極及び配線等を形成する。このように、歪みゲージ22を主体金具4に蒸着等によって直接形成する場合、良好に歪みゲージを形成するためには、主体金具4の歪みゲージ22の配置部位を、予め平面状となるように加工しておくことが好ましい。
また、上記歪みゲージ22が配置された薄肉円筒部43より肉厚とされている工具係合部44(又は座部41)の軸線G方向先端側の面には、図2に示すように、複数(本実施形態では2つ)のダミーゲージ23が配設されている。これらのダミーゲージ23は、上記した歪みゲージ22と同様に主体金具4の中心軸、つまり軸線Gの周りに略180度離れた位置となるように、かつ、歪みゲージ22に対して近接した位置となるように配置されている。
上記の歪みゲージ22及びダミーゲージ23の周囲は、樹脂24によって封止されており、歪みゲージ22及びダミーゲージ23は、樹脂24内に埋設された状態となっている。また、工具係合部44には、後述するコネクタ200を位置決めするための位置決め用のキー溝46が設けられている。
図3は、歪みゲージ22の構成例を示すものである。図3に示す例では、歪みゲージ22は、2つの電極パッド221と、これらの電極パッド221の間に設けられた複数の抵抗体222及びこれらの抵抗体222及び電極パッド221を直列に接続する導体223から構成されている。抵抗体222は、スパークプラグ100の軸線G方向に沿って形成されている。
図4は、ダミーゲージ23の構成例を示すものである。図4に示す例では、ダミーゲージ23は、2つの電極パッド231と、これらの電極パッド231の間に設けられた抵抗体232及びこれらの抵抗体232及び電極パッド231を直列に接続する導体233から構成されている。抵抗体232は、スパークプラグ100の軸線G方向と直交する方向に沿って形成されている。
そして、図5に示すように、上記した歪みゲージ22とダミーゲージ23とによって形成されるホイートストンブリッジ240において、電源241から供給される電圧を電圧計242で測定することによって、薄肉円筒部43に生じる軸線G方向の歪みから燃焼圧を測定するように構成されている。なお、ダミーゲージ23は、歪みゲージ22の抵抗値の変化を温度補償するためのものである。
図6、図7は、上記スパークプラグ100の歪みゲージ22及びダミーゲージ23と外部の測定回路とを電気的に接続するためのコネクタ200の構成を示すもので、図6は、要部構成を拡大して示す縦断面図、図7は横断面図である。図6,7に示すように、コネクタ200は、円筒状に構成され、スパークプラグ100の外側に被せるように配置される。コネクタ200の内側部分は、金属製内筒201によって構成されている。この金属製内筒201は、軸線G方向後端側からスパークプラグ100の工具係合部44の先端側にまで至るよう形成されている。
上記金属製内筒201の外周部には、樹脂製外筒202が配設されている。樹脂製外筒202は、金属製内筒201より更に軸線G方向先端側に延在するように形成されており、薄肉円筒部43に設けられた歪みゲージ22(図6には図示せず。)の部分に至るように形成されている。
また、図6に示すように上記樹脂製外筒202内には、リード電極203が埋設されている。このリード電極203は、2つの歪みゲージ22及び2つのダミーゲージ用に夫々2本ずつ合計8本埋設されている(図6には1本のみ図示してある。)。これらのリード電極203の先端部分には、夫々内側に向けて突出し弾性を有する接点204が形成されている。そして、これらの接点204が、歪みゲージ22の電極パッド221、ダミーゲージ23の電極パッド231と夫々電気的に接続されるようになっている。なお、図6は、歪みゲージ22用の接点204が配置された部位の断面構成を示している。
図7に示すように、コネクタ200の内側には、図2に示した位置決め用のキー溝46に対応して、内側に向けて突出する位置決め用凸部205が設けられている。そして、このコネクタ200の位置決め用凸部205がキー溝46に挿入されるようにして所定方向に向けたコネクタ200をスパークプラグ100に被せることにより、各接点204と、電極パッド221及び電極パッド231が接触してこれらの間の電気的接続が得られるようになっている。このように構成されたコネクタ200の場合、リード電極203と主体金具4との間に金属製内筒201が介在する構成となっているので、主体金具4側からリード電極203に電磁的なノイズが入り込むことを抑制することができる。
上記構成の本実施形態のスパークプラグ100は、主体金具4に設けられた雄ねじ部40を、自動車用エンジンのプラグホール内に設けられた雌ねじ部に螺合させることによって自動車用エンジンに取り付けられる。そして、スパークギャップ21にスパークを発生させることによって、自動車用エンジンの燃焼室内に導入された燃料と空気の混合気を着火する。
そして、上記の着火により発生した燃焼室内の燃焼圧によって、絶縁碍子1が軸線G方向後端側に押圧される押圧力を受け、絶縁碍子1を保持する主体金具4に歪みが発生すると、この主体金具4の歪みを、歪みゲージ22によって検出し、その歪みの大きさから燃焼圧を検知する。この時、本実施形態のスパークプラグ100では、歪みゲージ22が主体金具4のうち、比較的大きな歪みが発生する薄肉円筒部43に設けられているので、燃焼圧を高感度で精度良く検出することができる。また、歪みゲージ22を燃焼室内に設けた場合に比べて温度変化の影響を受け難く、歪みゲージに要求される耐熱性も低くなる。
また、主体金具4のかしめ部45の端部と絶縁碍子1との間でコロナ放電が生じた場合においても、工具係合部44の部分で電磁的にシールドされるため、歪みゲージ22による検出信号にコロナ放電によるノイズの影響が加わることを抑制することができる。さらに、絶縁碍子1が主体金具に保持されているかしめ部45と段差部46との間に歪みゲージ22が配置されているので、軸線G方向と直交する方向の振動によるノイズの影響が加わることを抑制することができる。さらにまた、歪みゲージ22を主体金具4の薄肉円筒部43に蒸着又は貼着によって配設することができるので、構成部品の増加等を招くことなく、構造の複雑化や製造コストの増大を招くことがない。
1……絶縁碍子、2……貫通孔、3……中心電極、4……主体金具、20……接地電極、21……スパークギャップ、22……歪みゲージ、40……雄ねじ部、41……座部、42……座面、43……薄肉円筒部、44……工具係合部、45……かしめ部、100……スパークプラグ。

Claims (7)

  1. 軸線方向に貫通孔を有する筒状の絶縁碍子と、
    前記貫通孔に挿通された中心電極と、
    前記絶縁碍子の外周に設けられ、前記絶縁碍子を保持する主体金具と、
    を具備したスパークプラグであって、
    前記主体金具は、
    内燃機関の取り付け孔に設けられた雌ねじに螺合するための雄ねじ部と、
    内燃機関の取り付け孔の底部と当接される座面を形成する座部と、
    内燃機関への取り付けの際に工具を係合させるための工具係合部と、
    前記座部と前記工具係合部との間に位置する薄肉円筒部と
    を具備し、
    前記薄肉円筒部の外側に歪みゲージが設けられている
    ことを特徴とするスパークプラグ。
  2. 前記歪みゲージが、前記薄肉円筒部の前記軸線方向中心に設けられていることを特徴とする請求項1記載のスパークプラグ。
  3. 前記歪みゲージが、軸線に対して軸対称に複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のスパークプラグ。
  4. 前記主体金具の前記座部又は前記工具係合部の少なくともいずれかに、ダミーゲージが設けられていることを特徴とする請求項3記載のスパークプラグ。
  5. 前記歪みゲージが、前記薄肉円筒部に蒸着により形成されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のスパークプラグ。
  6. 前記歪みゲージが、前記薄肉円筒部に貼着により固定されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載のスパークプラグ。
  7. 前記主体金具の前記歪みゲージの配置部位が、予め平面状となるように加工されていることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載のスパークプラグ。
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